嵐と納豆と志。

7月10日 大豪雨警報発令中  台北にて。

土砂降りの林森北路
土砂降りの林森北路

 

自然の大いなる過ぎる力

私の訪台と共に引き連れて来た3つの台風は、なんとか直撃を避けれて良かったー、と思いきや、朝目覚めるとさっくり暴風圏内でした。

台湾の北をかすっていく昌鴻台風と名付けられた大型で歩みの遅い台風の進路を見て、台湾市政府は早々に休業を決めたらしく、銀行に行こうと思っていたのに、台北市内の全ての銀行が臨時休業。

「なんてこったい。」

なんて、悪態の一つもついて、途方に暮れかけましたが、ま、何とかなるさと、自分の影響の範囲の外にあるどうしようもない事に対してつべこべ言っても始まらないのですぐに頭を切り替えました。

それにしても、自然の力、恐るべし。。
帰国の前日に全ての銀行が閉鎖って、、(苦笑、)まったく予想だにしていないことをいとも簡単にやっちゃってくれます。

自分の無力を良く自覚して、大いなる自然に逆らわない生き方、目指したいと思います。

 

嵐と納豆のカルマ

さて、今日は7月10日、納豆の日。

諦めが悪い粘りだけが身上の、私の48回目の誕生日です。

昨日の夜中から続々とfbのタイムラインやメッセージ、EメールにLINE、そして(国際電話での)直電で沢山の方々からお祝いの言葉をかけて頂きました。

圧倒的な数のメッセージに「オレってなんて幸せなんだ、」と心から感激しました。

全くもって頂いたメッセージに返信出来ずにおりますが、この場を借りて皆様に心から御礼申し上げます。

ありがとうございます。

娘からのメッセージ
娘からのメッセージ

 

アベノミクスの功罪と台風の恩恵

諸事情あり、このタイミングで海外出張となってしまった今回は、いつにない異国でお一人様での誕生日となり、それはそれで悪くないっていうか、50歳も見えて来たこの年になって今更誕生日でもないっていうか、落ち着いた淡々とした一日になりました。

 

叩き付けるような雨の音を聞きながら、午前中はホテルに籠って仕事をしてましたが、昼からは(皆様のお陰でお誕生日だという事を思い出して、)自由行動としてみました。(笑)

まずは、すみれママ☆に承諾をもらえます?の電話をして、(苦笑)なんとか渋々許しを得ることに成功!したので、日本で買うつもりだったメイドイン台湾のフルカーボンの自転車を買いに本場、GIANTのショップに行って見ることに、(結局、娘と全く同じ思考と行動。。。笑)

残念ながらお目当てのGIANTの直営店は台風の影響でしまっておりましたが、近くに暴風雨をおして開けているお店を見つけることが出来て行ってみました。

思惑通り、購入予定のモデルも有り、よしよし、とほくそ笑みながら値段を聞いてみると、まずまず、予定通り、しかし、(アベノミクスの悪影響で、)日本円換算すると、思っていた程価格の違いが無く、非常に判断に迷う価格差でした。

ちなみに、昨年まではNT$で30,000元のものは、日本円で約90,000円。今はというと、同じ金額のものが約120,000円です。

円安誘導は明らかに日本を貧しくすることだと実感しました。。

 

そんなこんなで、後々のアフターフォローを考えると日本に帰ってから購入した方が良いのかな、、なんて思っていた矢先、店員さんのようなショップオーナーの陳さんが、

台風の中買いに来てくれたので、本当はダメだけど、大幅ディスカウントします!

と、太っ腹な提案をしてくれました。

計算してみると、コレならまあ、(どうせ同じモノなので)買って帰ってもメリットがあると判断、購入に踏み切りました。

 

結果、台風が来てなければ、直営店に行って値切ることも侭ならず、購入を諦めてすごすごと帰ることになったと思いますが、暴風雨に見舞われたお陰で、欲しかった自転車を自分への誕生日プレゼントとして購入することが出来たということになります。

人間万事塞翁が馬とは本当に良く言ったものです。

台中 鮨 すず氣
台中 鮨 すず氣

 

 

嵐と納豆のカルマ

そもそも、確か、私がこの世に生を受けた48年前の今日も神戸は酷い嵐に見舞われたとのことで、床上浸水のバタバタで母親が産気づいて私を納豆の日に産んでくれたということを(うろ覚えですが、)聞いたことがあるような気がします。

嵐に翻弄される星の下に産まれて来たのかも知れん。なんて思ったり。(笑)

image

夕方からは穏やかな夕焼けが見れた台中に出掛けたので、夜になってどれくらい台北周辺の暴風雨が酷くなったのか知らないのですが、私が連れて来た台風が台湾の皆様に被害を与えていないことを祈っております。

台中 こすず
台中 こすず

嵐の申し子にして、納豆の日生まれ。

で、剛い志を持って生きろ、とこの世に生を受けた時に貰い受けたカルマを全て真摯に受け止めて、障壁と矛盾に満ちたこの世界を楽しみながら泳ぎ切りたいと思います。

もう一度、私のような今更年を重ねてもさほどめでたくもないオッサンに、勇気を与えてくれる心温まるメッセージをお送り下さった皆様、本当にありがとうございます。

心から感謝申し上げます。

謝謝你!

看板娘。
看板娘。

 

 

福に憑かれた男

7月9日 雨時々晴れ

台風来週前の台北にて。

民權東路
民權東路

 

ご縁こそが人生の宝

何とか直撃は避けれたと言いつつも、台風の影響を受けて強風、強い雨、そして思い出したかの様に晴れ間が覗くおかしな天気の一日でした。

今回の訪台のミッション、法人登記の変更手続きに伴って、銀行口座の書き換え等の為に朝から会計事務所にて打ち合せ、そして国税局へのサインアップ等、忙しい一日でした。

会計士さんが周到に準備をしていてくれたお陰で国税局で手続きはとてもスムースに終えることが出来ましたが、問題は銀行。

なんと、カウンターの前に居座って3時間もあーでもないこーでもない、と。

正直、疲れてしまいました。。

 

しかし、多くの方のご協力のお陰で、何とか全てのミッションを終えることが出来て、安心して日本に帰国することが出来そうです。

夜は、台湾に来る度に付き合ってくれるMaiさんと合流して、台湾の伝統料理を堪能。

台湾料理 茂園にて
台湾料理 茂園にて

堀江さん、許さんそしてMaiさん、ありがとうございました!

これからも宜しくお願い致します。

茂園にて
茂園にて

難しいからこそチャレンジ

食事をしながら様々な話をしましたが、その中で出たのが、お題目、本の話。

またまたですが、このところすっかりハマって読みあさっている喜多川泰さんの本です。(笑)

私が、右も左も分からないまま、台湾に来始めてから、もう1年半になります。
初めてとなる海外での法人登記も済ませて、この度、コレから行なっていく業務内容に合わせた登記を変更したことで、将来のビジネスモデル構築に対しての準備が整って来たと思っています。

台湾の法律、税務もやっと少し理解出来る様になって来たような、、

海外での事業展開は不慣れな上に、いわばアウェーであり、アタリマエですが全てが思い通りに順調に進むなんてあり得ない訳ですが、様々な難問、課題を一つずつクリアしていきながら少しずつその国にあった、そして必要とされる事業内容に整えていくのだと思います。

悪戦苦闘しながらも、すこしずつ人とのご縁が広がっていき、協力してくれる人が一人、二人と現れて自分では無理だ、と思えることが出来てしまったりします。諦めてしまわない限り。

振り返って考えてみれば、十数年前の私、起業した頃もそんなことばかりでした。

 

『福』を呼びこむ3つの在り方

考え方一つ。

人は何かを為そうと思う時、それに対する障壁が大きければ大きい程、厳しい状況に陥れば陥る程、なんとかしようと考え、行動する生き物で有り、火事場のバカ力と言われる自分でも意識出来ていなかった高いパフォーマンスを出せるもの。

そして、その必死に、真摯に苦境を打開しようとする姿は周りの協力者を得ることが出来たりします。

何事も無く、平穏に暮らす人生よりも多くの行動を生み出し、多くのご縁を頂けるのは、法則と言って良いと思います。

少し前にこのブログにも書いた『振り子の法則』がそれ。

 

その法則を切り口を変えて、読みやすく、面白いストーリーに落とし込んでくれているのが、喜多川泰さんのこの本です。

福に憑かれた男
福に憑かれた男

主人公に憑いた『福の神』は彼に次々に大きな難題を降りかけます。

売上げの低迷、大型競合店の誘致と次々に仕掛けられて本屋の経営者となった主人公は店を畳むことを決意する程。

それだけを見ると、一見まるで貧乏神のようですが、貧乏神は逆に目先に簡単に小銭を稼がせてくれる様で、「もうダメだ、」と思うくらいの難関を打破する決意をすることで、人生の成功に向けての本質的な行動を喚起してくれます。

厳しく、辛い状況が大きい程、成功へのきっかけを掴むステップになる。まさに「振り子の法則」です。

 

そして、福の神に憑いてもらえる人には条件があり、それは、

人知れず良いことをすること。

他人の成功を心から祝福する。

どんな人に対しても愛を持って接する。

の3つとの事。

この3つを人生を通して貫くことが出来る人には、福の神が憑いて、無理難題を山の様に持って来てくれるのです。

少し見方を変えると、『在り方』を正し、誠実に、真摯な生き方を選択から始めて、少しずつ、しかし確実に人からの信頼を得ていく、という私が塾でいつも提唱している原理原則に沿ったマーケティング理論と全く同じことを書いています。

『人生』が自分の魂を磨くことを目的とするならば、いかなる難問も喜んで受け入れる姿勢を持っても良いのかも知れません。

 

福の神、きっといると思います。

バッチ来ーい(笑)

伝説になる前に。

7月8日曇り

昼から少し久しぶりとなる台湾へ。

台湾上空
台湾上空

予定よりずいぶん伸びてしまいましたが、法人登記の変更の手続きの準備がようやく整い、週末まで会計士事務所と国税局と銀行を回っての手続きにきています。

大体、訪台する時は雨が多いのですが今回もやっぱり、というか絶妙なタイミングで台風を引き連れて一緒に海を渡って来てしまいました。(苦笑)

到着した時はなんとか青空が見えていましたが、強く吹く風は完全に台風のそれ。うっとうしい梅雨時期の日本から逃げ出せると思いきや、、さらに鬱陶しいことになりそうです。。

世の中なかなか思い通りにいきませんね。

桃園國際空港
桃園國際空港

さて、お題目は久しぶりに東京まで勉強しに行く申し込みをしたので、誰か一緒に行かんかなーと言うことでご紹介。(笑)

2年ほど前までは毎月のように東京を始めとして全国のあちこちにセミナーや講演、勉強会等に行きまくっておりました。

最近はそれもめっきり少なくなってしまって、東京まで仕事を絡めず講演を聴きに行くなんてずいぶんと久しぶりです。

学ぶことにに飽きたわけでも、学び尽くして学ぶことが無くなった訳でもありませんが、インプットとアウトプットのバランスを考えると、学んだことを社内で実践することに集中する期間も必要なのかな、と思い、建築会社としての実務と自分が主宰してのアウトプットの場としてマーケティングの塾を開講したりとすっかり引き蘢っておりました。

アウトプットこそ最高の学び、という事もありそれはそれでいいタイミングで良い選択だったと思っています。

今回、久しぶりにその禁を破って(おおげさか、笑)これはいきたいなー、と思ったのはこちら、

小川三夫棟梁講演会2015
小川三夫棟梁講演会2015

http://directlink.jp/tracking/af/927992/NFwN8hAd/

 

今回の講演会を知るきっかけとなったのは、いつものメルマガコレクションからで、案内文を抜粋してみると、

****ここから転載****

巨匠、北野武監督が絶賛した小川三夫棟梁の魂の講演会が開催されます!
あなたは知っていますか?
日本文化の神髄を生きている男達がいる。
技を伝え、人を育てる、昔ながらの男。
何故、1000年以上も受け継がれた棟梁の世界で、
この男に多くの成功者が惚れ込むのか?
本物と本質を知りつくし、日本の伝統を守り続け、
次の時代に引き継ぐその男こそ、世界一の棟梁、小川三夫なのです。
世界の巨匠、北野武も絶賛する、小川三夫棟梁としての生き方には、
これからの時代、生きていくヒントになると思います。
そんな小川三夫棟梁の講演会がこの秋に企画されています。
9月27日(日)四谷区民ホール 19:00~21:00
この講演会であなたと小川棟梁が出会えるチャンスです。
私達ができることは、お客様にとっての価値との提供です。
夢が現実に変わる貴重な一日となるに違いありません。
今回、500名以上の参加者が参加されますが、その中で、経営者やリーダー、VIP、
出版社、メディア会社、新聞社、TV関係者などが参加します。
あの巨匠、北野武監督が絶賛した、小川三夫棟梁とは、他の人と違い、
人を魅了する方だとも言われている様に、伝統を頑なに守り続ける方です。
その意味で、 1000年以上も受け継がれた伝統と匠の技。
時代を超え、上質、品格、雄壮、卓越した存在なのかも知れません。
これからの日本の将来や自分自身の人生を真剣に、本気で考えてみませんか?
次世代にあなたは何を残すのか?
次はあなたが、次世代の人々を育てる番です。
あなたの未来はここで変わることをお祈り申し上げます。
****転載ここまで、****
そんなこんなで、(三佳先生は早速参加の表明をされておりましたが、笑)このブログを覗いて頂いている数名の建築関係の皆さん、一緒に『伝説になる前の日本の頂点を極めた棟梁の魂』に触れにいきませんか?
きっと、これからの建築業界で私たちが伝えていかないとならないモノを感じられると思うのです。
詳しくはこちら、
台湾に来てのまさかの日本ネタとなりましたが、是非9月は東京で会いましょう!
いつも通りの賑わいの林森北路
いつも通りの賑わいの林森北路

3つのOne.

7月7日  七夕  雨

統計によると、七夕の日は意外と雨が多いらしく、彦星と織姫が会うところをなかなか見れないようです。

七夕の前日は織姫に会うのに張り切った彦星が牛舎をジャブジャブ洗うから雨が降るとのこと。

牛車雨なんですと。

当日は、当日で別れを惜しんで泣きじゃくるので雨。

洒涙雨って言うらしいです。

そら、雨が多いはずや、と妙に納得。(笑)

丹波篠山の田園風景
丹波篠山の田園風景

今日は朝から丹波篠山へ。

雨に煙る山道を往復2時間強のロングドライブとなりました。

ロングドライブと言いながらも、たった1時間でこんなに豊かな自然の山間の街に来ることができると言うのは、恵まれた環境、やっぱり神戸ってニヤ田舎暮しやなーと改めて。

今日は昼からリモデル大学の教育委員として講習のファシリテーターを務めなければならないので、残念ながらゆっくりする時間が無く、とんぼ返りで帰ってきましたが、近いうちに丹波と言えば、三心五観さんでランチを摂って、陶の郷と陶芸美術館を回りに訪れたいと思います。

京阪神木造住宅協議会事務局があるナカムラ社のプレカット工場
京阪神木造住宅協議会事務局があるナカムラ社のプレカット工場

3つのOne

最近の、ロングドライブの友と言うとYouTubeです。

今日も最近ハマりまくっている田坂広志先生の講演を聴きながら行きました。

ちなみに、こちらです。
※1時間たっぷりあるので時間がある時に見てくださいね(笑)

今回もいつもと同じ様に、「なるほど!」、「その通り!」、「やっぱり!」。と繰り返し相槌を打ってしまう素晴らしい内容でした。

その中で、New middle manと言われる私たちのような顧客接点を持つ会社についてのお話がありました。

現在、19世紀の産業革命をしのぐと言われる凄まじい情報革命が起こり、すべての業種、すべての事業がそのあり方を見直さなければならない。
田坂塾長曰く、今の時代に私たちのような会社が生き残る為には、3つのOneがつくサービスを考える、もしくは持たなければならない、とのことです。

One table(ありとあらゆる選択肢を一つのテーブルの上に集める)

One stop(はじめから終わりまで一貫して責任を持つ)

One to One(一人ずつの価値に向き合う)

コレが今、既に顧客に求められている新たな常識であると。(カッコ内は私の解釈です。)

 

 

セミナーじゃなんにも解決出来ない。

朝から丹波篠山まで向かったのは、今年の秋からいよいよ始まる建築会社で働く現場実務者向けの研修事業、

『職人起業塾  一般社団法人JBN 京阪神木造住宅協会バージョン』

のリリース前の最終的な内容の打ち合わせを事務局のNさん、社会労務士の川西先生と行なうためでした。

企業は人なり、の大原則から考えると顧客接点である現場従事者のスキルアップを図る事は、現場で結果を出さなければならない工務店には非常に重要であるにもかかわらず、彼らに対する技術系以外の経営者意識やコミニケーションについての研修事業はこれまでほとんどなされて来ませんでした。

この度、そのような人たち向けに、私がこの2年間こつこつと社内で行ってきた自社の職人や工務店経営者へのマーケティング理論を落とし込むグループコーチングを(多分、全国で初めて)研修事業化してリリースすることになりました。

その研修事業を、田坂先生の提唱される理論に照らし合わせてみると、単にセミナーをするだけではダメで、新しい時代にふさわしい、結果を導ける複合的な付加価値が必要となります。

要するに、One table ,One stop , One to One 的思考ですね。

ヘーゲルやマルクスが提唱した弁証法のように、スパイラル状に成長して本質に近づいていく時代の流れに合わせて鑑みると、研修を受けて得るべきは、知識だけではなく根本的な解決を伴った結果です。

主宰者側としてそんな参加者のニーズに正面から向き合うと、必要なコンテンツは多岐に渡りますが、それを全てカバーしてこそ今の時代に沿ったサービスといえると言う事なんだと思います。

そんな観点から研修事業の内容をチェックしてみると、受講生に受け取ってもらうべきは、

  • セミナーではなくコーチングの体裁での個々の意識の高揚
  • 確実に行動を積み重ね成果を出す原理原則に沿った思考法。
  • 顧客接点である現場従事者への経営者感覚。
  • 様々な問題を解決する能力を高める問題解決の思考法と実践力。
  • 顧客もしくはステークホルダーとの円滑なコミニケーションがとれるスキル。
  • 参加者それぞれが自分の才能に気づき、自信を深める記憶術を通してイメージ力を身に付ける脳の使い方の知識。

以上の研修を通して現場従事者が自分の仕事に誇りを持ち、現場作業以外の将来のキャリアプランを立てることができるようになることで、次世代を担う若者の業界への入職を促す。

そして、事業主向けには人材育成(未来への投資)が負担にならないように助成金の申請サポートを行う。

と、ずいぶん欲張った内容を盛り込みましたが、それらは実際に10年という長い年月をかけて私たちすみれのメンバーが学び、取り組んできた事でも有り、結果にコミットして考えると必要な事ばかりだと考えました。

 

 

田坂塾長の後押し(笑)

丹波篠山への道すがら、田坂塾長の『3つのOne』が必要だという講話を聞いて、ここ最近、必死になって練り上げて来た研修のカリキュラムにあれこれとマーケティング以外の研修を盛り込んで来たことも、やっぱりそれで正解だったのだと大きな勇気を頂けた次第です。

(勝手に、笑)田坂塾長の後押しもいただけたということで職人、現場従事者働き方を根本から改革する研修事業、張り切って取り組んでみたいと思います。

 

ちなみに、リリースを前ではありますが、今日既に申し込みを頂きました。(笑)

すみれの社内で毎月開催している職人起業塾に現場管理の社員さんと参加されているM社長は、塾に通い出してから現場管理の社員さんが顧客とコミュニケーションをとる様になり、勝手に現場が進んでいく様になった、とのことで、「自分の出番が少なくなって少し寂しい、」と言いつつも「そうあるべきなんですよねー」と、ずいぶん喜ばれているようでした。

私にとっても(予定度通りではありますが、笑)ずいぶん嬉しいご報告を頂きました。

引き続き、研修に来て頂いたらガッツリ鍛えますので、楽しみにしていてください。

 

ホンモノの時代が近づいて来たのを、ヒシヒシと感じる今日この頃、すみれの事業のミッション、『職人の社会的地位向上』を達成する糸口が漸く見えて来た気がします。

益々張り切って進めたいと思いますので、関係者の皆様、引き続き宜しくお願いします!

 

 

おまけ、

昨夜は第二回目となる喜多川泰さんファンの集い。

同年代?(笑)の価値観を共にする方々との人生の真理について話し合う時間は最高に濃密でした。

人生は、人とのご縁で大きく変わる、よく言われることでありますが、しみじみ噛みしめる夜になりました。

オイスターバーにて。
オイスターバーにて。

喜多川泰ファンの会の皆様、素晴らしい時間をありがとうございました!

桃太郎的、目標達成思考法。

7月4日 曇り後雨

半夏生過ぎて一日置いてなお降り続く雨はやっぱり半夏雨なのでしょうか?

梅雨らしい空模様が続きます。

雨の御堂筋
雨の御堂筋

今日は朝から大阪へ。

この秋からスタートする新規事業の打ち合せにすみれの顧問社労士でもあり、研修事業の講師としてコラボもして頂く川西先生と待ち合わせた堂島のANAクラウンプラザの最上階の面談室へ。

職人向けの研修カリキュラムにどうしても織り込んでおきたかった『接遇』の研修講師さんとの打ち合せでした。

ANAクラウンプラザ最上階
ANAクラウンプラザ最上階

今日もまた、(暑苦しく、)今回の事業についての想いを語りました。(笑)

 

工務店にとって大切なこと。

工務店にとって、重要なことは数々ありますが、最も重要なのは結局『モノづくり』です。

どんなに素晴らしいデザイン、設計をしても、いくらコストパフォーマンスに優れた見積りをしても、それが現場で反映されなければ、一切の努力が水泡に帰してしまいます。

モノづくりの企業として、最低限出来なければならないことであり、最も重要なこと。

そして、もう一つの問題は、『出来りゃ良いってもんでもない』ってことです。
要するに、出来映えはモチロン重要ですが、そのプロセスも同じくらいに重要ってこと。

一つの建物に多くの職方が携わり、文字通り建設的に前行程の上に次の職人が仕事を重ねていく。そんな中、出来映えとそのプロセスの両方をキッチリと担保するのは非常に難しいことでして、現場監督が優秀だからと言って簡単に出来るものではありません。1mmも無い釘の浮を感じ取って、玄能で叩いて最後まで締める、そんな意識が現場全体に必要です。

その意識とは、なんの為にこの工事を行なっているか?という問いと、答えを常に持っているかどうかにかかっており、まずはそのようなことを考える習慣を身につけなければ叶いません。

非常に、難しい。

 

必要ない、と思われていたスキル

その難しさの一つに、職人の持つスキルの問題があります。
職人としてプロである以上、技術者としてはスキルを持っていてアタリマエなのですが、その他のことについてのスキルは今まであまり求められてきませんでした。
「大工なんて口べたでいいよ、」的な。

特に、私が問題だと思って来たのは、『コミュニケーション能力』です。

建築現場は多種多様で、詳細までしっかりと設計図書に書き込まれた新築工事の場合は、図面が見れれば設計者の意図通りの建物が出来上がります。しかし、リフォームやリノベーションの現場の場合、既存の建物を利用しながら新しく創り変えるのですから、現場での計画の修正が必要になることも珍しくありません。

現場での確認と修正を繰り返しながら、お施主様の想いをカタチに反映する作業は、その想いを共有することが出来なければ侭なりません。そして、常時現場にいるのは設計者ではなく、職人です。

その職人が、設計者がお施主様にヒアリングするのと同じレベルでコミニケーションを取れるスキルがあれば、現場はずいぶんスムースに進んで行きますし、元々、現場でのイレギュラーへの対応は設計よりも職人の方が得意分野です。

技術力に長けた職人がお施主様の想いを汲み取って現場に反映させるコミュニケーション能力と、顧客満足を優先に考えることが出来る経営者感覚を持ち合わせていれば、どんなに安心して工事を進めていくことが出来るだろう。
そんな風にずっと思い続けてきて、すみれではコーチング研修をはじめとするコミュニケーションスキルの向上に長年取り組んできました。

その成果は、、お客様の声を聞いてみるしかありませんが、やっただけのことはある。やり切れていない部分は届いていない、という事だと思っていて、まだまだブラッシュアップの余地はてんこ盛りです。(苦笑)

 

 自分には出来ない、どうしよう。

この度、JBNの下部団体である京阪神木造住宅協議会が事業主体となり、職人、現場管理者向けにマーケティング理論を基礎から学ぶ『職人起業塾』を研修事業として立ち上げることになりました。当然の流れで、私がメイン講師として拝命頂いたのですが、上述の通り、非常に重要である、と言うより絶対必要なコミュニケーションスキルを飛躍的に向上させる研修を、残念ながら私には行なうことが出来ません。

だからといって、

出来ない→しょうがない。

で、済む訳も無く、何とかしなければと解決策を探りました。

結論は、

出来ない→相談する→出来る方を紹介してもらう→お願いする→出来る。

と、簡単に解決。(笑)

ま、今回の場合は相談するまでもなく、川西先生が必要性を感じて(先回りして)接遇のスペシャリストのプロ講師にオファーを出してくれていました、、流石です。

いちいち言わなくても同じ認識を持っている同志がいるって本当にステキです。川西先生、ありがとうございます!

 

そんな訳で、今日の打ち合せの際にご紹介頂いた接遇コンサルタントの先生にも私たちの取り組み、「職人の社会的地位の向上」と「建築業界の土台を担う地域工務店の底上げ」という趣旨をご理解頂けて、研修のカリキュラムの足らなかった部分も補完して頂けることになりました。

 

まさに、他力本願。(笑)

親鸞聖人が説かれたその教えの意味あいとは違いますが、自分の力が小さく限定されている以上、出来ないことは出来る方にお願いすることで、自分が目指すことの可能性は無限大に広がると思いますし、これこそ問題解決に向き合う根本的な考え方の一つだと改めて。

 

 

まとめ:桃太郎的人生って素晴らしい。

それにしても、、人生って、旅をしながらご縁にふれて、仲間や協力者を増やして、自分一人の力では到底叶うはずの無い大きな夢を叶える力を蓄えていく、まるで桃太郎のおとぎ話の様です。

今日の出逢いなんか、自分をおとぎ話の中の主人公と錯覚してしまいそうです。(笑)

 

そんあんこんなで、今日もまた、そして今まで沢山の良きご縁を頂いたおかげさまで、私にとっての、『鬼が島』少しずつ見えてきました。(笑)

ご理解、ご協力を頂いております皆様には心から御礼申し上げると共に、コレからも引き続き益々のご支援、ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。

心謝。

 

おまけ、

すみれのシンボルツリー、シマトネリコは満開のピークを迎えています。

満開のシマトネリコ
満開のシマトネリコ

 

お陰で、季節外れの雪が積もった風情を感じさせてもらってますよ、、

シマトネリコ被害
シマトネリコ被害

トホホ、、

信長死すべし

7月3日晴れのち曇り

image

 

 

走りながら整える

暑いような涼しいような、良い天気のような、そうでもないような中途半端などっちつかずの1日でした。

先週の腰の故障から5日ほど経ち、今週は鍼を打ちまくったり、何年かぶりに筋トレを休んだりとあれこれ対処をしてようやく何とか背中の痛みも和らいできました。

すっかり定着した毎日の習慣をしないと、なんとなく気持ちが悪いもので、そろそろ明日ぐらいからまた体に負荷をかけてじわじわと体力づくりに励みたいと思います。

今回の故障を教訓にしてこれからは疲れを溜めすぎないように定期的にケアすることにも気をつけたいと思います。

それにしても、以前からお世話になっている和み堂さんで鍼治療をしてもらいましたが、東洋医学ってほんとすごいです。

鍼を打つたびに筋肉の張りが緩み、痛みが如実に取れて行きます。

今回、ずいぶん久しぶりに治療に行ったということで、先生には、「体を鍛えるばっかりで整えないとそりゃダメだわ、」と苦笑いされてしまいました。

「走りながら整える。」

そういえば起業したての小さな会社の鉄則でしたね、、(笑)

 

 山本謙一ファンです。

さて、お題目は久しぶりの(喜多川泰さん以外の)本のご紹介です。

以前にも何度かご紹介したことがある大好きな山本兼一さんの「信長死ぬべし」です。

海老蔵さん主役で映画化された「利休にたずねよ」で興味を持ち、誰も見たことが無い安土城を建てた大工棟梁を描いた「火天の城」ですっかり魅了されてしまいました。

この、「信長死すべし』は、そもそも、歴史小説が好きで、特に戦国時代の三英傑にまつわる話が好きで、その中でも、子供の頃から信長に心酔していた私としては題名だけでもう既にたまらない一冊。(笑)

信長死すべし
信長死すべし

信長、秀吉、家康を主人公にした小説はたくさんありますし、よく読みましたが、ある意味、誰よりも時代を大きく動かした戦国時代の主人公の一人でもある明智光秀を主人公にした本は未だかつて読んだことがありません。

とは言え、この本は明智光秀だけが主人公と言うわけではなく、本能寺の変が朝廷謀略説であるとの大胆な仮説の上にそれに関わった人々を時系列を追いながら、著者お得意の1人ずつ丁寧にスポットライトを当てて描かれてています。

建築の世界では『ディティールに神が宿る』とよく言われますが、著者のまるでその場に居合わせたかのような描写はいつもながら本当に驚かされます。特に茶の湯の道具に関してのそれは素晴らしい。

フィクションの歴史読み物だと充分に理解して手に取ったはずなのですが、読み進めるうちにそこに書いてある事はあながち作り話ではなく真実ではないか?なんて思ってしまうようになりました。

 

フィクションと真実の境界線って?

影響されやすい単純バカのようで少し恥ずかしいですが、本当の事って結構、表面的にまことしやかに本当だと言われている事ばかりでは無いのかもしれません。

そもそも、確かめようがないことなんて世の中にいくらでもありますし、それらは信じたものがその人にとっての真実となってしまいます。

人は(というか私のこと)他人を責める時に、どう考えてもおかしいやろ、とか、常識で考えたらわかるやろ、とか、すぐ自分基準のモノサシで物事を判断してしまいます。

しかし、、それぞれが持つそれぞれの真実って怪しい限り。(笑)

何でもすぐに信じてしまう私としては、情報の取捨選択をもっと慎重にしないといけんな、と改めて。

とにかく、そんなことを思ってしまうほどリアリティーに溢れたいい本でした。

しかも、Amazon書店ではなんと!100円もしない価格で販売されてしまってます。。

上述の2冊とともに強くお勧めします。(笑)

夢を追いかける女子大生とマンガ好きのオッサン。

7月2日 快晴

天気予報では今週いっぱいずっと雨との事でしたが、蓋を開けてみるとそうでもなく、雨上がりの後の爽やかな青空が広がりました。

現場日和です。(笑)

image

 

 

いつもと違うこと。

今日もいつものように、朝礼を終えて現場に打ち合わせに出かけたのですが、いつもと少し違ったのは途中で寄り道をして、近所の大学に姪っ子を送り届けたこと。

実は、昨夜遅く終電間際の電車が事故で不通となり、飲み会があって帰りが遅くなった大学生の姪っ子から「帰れないから泊めてー、」とSOSがありました。

学園都市のその大学に通学する事が決まった時、学校が私の自宅のすぐ近くということで、なにかあったらいつでも泊まりにおいでよー、と言ってたのですが、とうとうその日がやって来た、と言う訳。

そんな流れで、非常に珍しいことだし、と、姪っ子と一緒に朝食を摂って、せっかくなので出かけるついでに大学まで送って行くことにしました。

「よし、学校まで送って行ったろ、」

「ほんと!ありがとう」

というところまでは良かったのですが、いざ車に乗り込んでみると、大学2回生になる姪っ子と二人っきりでで話をしたことなど(多分)今まで1度もなく、私のようなおっさんと共通の話題がそんなにあるわけもなく、はっきり言ってもりあがる様な話題に事欠きます。(笑)

 

質問が広げてくれる世界

喋れる共通の話題がないぞ、というこんな時は、必殺「最近どうなん?」です。(←コーチングの世界の必殺技です。笑)

姪っ子いわく、

「2回生になってそろそろ就活を考えないと、だけど、まだ何もできてない。
芸術系の大学なのでそもそも就職先がそんなにたくさんあるわけでもないし、就活セミナーに参加したり、就職試験に必要な勉強をしてみたりしなければならない時期に差し掛かっているんだけど…。」

とのこと。

流石必殺技、話は一気に盛り上がりました。(笑)

「それは困ったもんだねー」

と私。

しかし、そんな話をしている彼女を見ると全く困っている様子はなく、サバサバというか、むしろ堂々とした感じ。

あれおかしいな?と思い色々と話をしているうちに彼女が教えてくれたのは、

「もともと漫画家になりたくて今の大学に進んだので、コツコツ漫画を描きためて出版社に持ち込んでて、マニアックな小さな雑誌だけど、最近私にも担当者がついて、もう一踏ん張りでデビューへの道が開けるかもしれないの。」

とのこと。

「それはすごいねー、がんばれー。」

と私。

 

夢に向かって頑張る若者

ずっと前から漫画家になりたい、と言う夢は聞いていたし、イラストのコンテストで入賞を繰り返していたりしていたので、本来いまさら驚く事ではないのですが、正直少し驚いてしまいした。

大学に在学中にプロの漫画家になる為にコツコツと作品を書き溜め、雑誌の編集者に持って行くってそんなに簡単に出来る事じゃないし、結構なエネルギーが必要だし、それを認めてもらえるくらいまで続けるって、結構な根性もいるではないか、と思うのです。

将来に対する漠然とした方向性の一つとして、と、淡々と話す彼女をみて、夢に向かって一歩ずつしっかりと取り組んでいるんだなー、と感心してしまいました。私たち大人が心配しているよりも若者達はずっとしっかり考えていたり、コツコツ努力を積み重ねていたりしているんですね。(笑)

とはいえ、漫画家やイラストレーターの世界ってそんなに甘いモノではないと思いますし、作品が世に出て稼げる様になるのは大変なことだと思います。結果が出るのはずいぶん先になるのかも知れません。しかも、一度売れても、それがずっと続くとは言えませんし、、
とても厳しい世界であるのは間違いないでしょう。

なんとか彼女の夢が叶うように、陰ながら応援していたいと思います。

 

マンガ愛

ちなみに、、

実は私は大のマンガ好きで、子供の頃はありとあらゆるマンガを読み倒しておりました。

元々、本屋の倅で読書好きだったのが、マンガに触れて「なんて面白いんだ!」と大きく感動して、社会人になってからも(結婚するくらいまで、、)発売される週刊誌、月刊誌のマンガを全て購入して読んでいたぐらいです。

さすがに、仕事を真剣にやり始めて、時間の制約が出来たのと、マンガの質が落ちた、と感じたのが同時期で、全てきれいサッパリ購読をやめてしまいましたが。。。

私が子供の頃は素晴らしいマンガが数多くあり、それを表現する言葉として、いまだに印象に強く残って覚えている(広告のキャッチフレーズだと思う、)ものがあります。

『ストーリーは小説を越えて、ヴィジュアルは映画を越えた。』

この(広告の)言葉を見て、確かに!と納得したのはモチロンですし、この様な表現されるにふさわしいと、いくつかのマンガの作品に対して思っていたからです。

ちなみに、これ。

カムイ伝 夙谷の巻
カムイ伝 夙谷の巻

長編マンガとしても有名ですが、TVで忍者フリークの少年向けに放映されていた『カムイ外伝』とは全く別もので、人間の本質を抉りとる壮大なヒューマンドラマであり、一流のエンターテイメントです。マンガ好きだった私が一番好きなマンガといってもいいかも知れません。

Wikipediaの解説を読むだけでも未だにワクワクします。(笑)

https://ja.wikipedia.org/wiki/カムイ伝

ちなみに、Wikipediaにも載っていませんでしたが、オリバー・ストーン監督の名作、プラトーンのあの有名なポーズはこの『カムイ外伝』から頂いたもの、との事。

これ、

プラトーン
プラトーン

確か、正助が天を仰ぎ、慟哭するシーンのコピーです。

とにかく、無類のマンガ好きであった私にとって、姪っ子が漫画家になってくれる夢を持って頑張っているなんて、本当にうれしいし、素晴らしい事。

カナコ頑張って!

いつもと少しだけ違う日常って、気付いたり、感じたりする事がたくさんあるものです。

手紙屋〜蛍雪編〜

7月1日 土砂降り後曇

今年も昨日で早くも半分が終わり、今日から後半戦。

朝は毎月の習慣、近所の総社にお朔日のお参りにいきました。

総社
総社

いつもの様に、この半年間の無事の感謝と、今月もよろしくおたのもうします。と、柏手を打ってお願いして来ました。

 

7月1日は・・・

実は、今日、7月1日はすみれの創立記念日であり、娘の誕生日でもあります。

高校生になって、誕生日を迎えた娘への誕生日プレゼントは、(指定された)関ジャニ∞のDVDボックス。

先日の父の日にプレゼントとメッセージカードをもらい、そのカードにもうすぐお誕生日!と前振りがあり、

誕生日にはDVD買ってね♪→OK!(^¥^)

と、娘の思うつぼの至ってスムースな流れから、

娘がネットでポチっ→商品が代引きで届く→代金を支払い誕生日のミッション終了。

と、コレも至ってスムース、というか、、しかし、なんだかな、、な流れ。(苦笑)

かといって、彼女が喜ぶプレゼントを私が選んで買って来る自信も全くないので『やったー』と100%喜んでもらえるのは良いと言えば良いんですが、一抹の寂しさを感じたりもしたり、、

イマドキはこんなものなのかも知れませんが、しかも、DVDとDVDボックスは全く違うと金額を訊いて始めて知った次第。。思いの外高額で、やられた感も満載ですが、ま、喜んでいるので良いとします。(笑)

 

パパからの(オリジナル)プレゼント

そんな感じでここ数年、誕生日、クリスマスと今回と同じパターンが続いており、イマイチしっくりしていないのも正直なところで、今回は意を決して私が送りたいプレゼントをそれとは別に用意してみました。

ありきたりですが、1冊の本です。

手紙屋〜蛍雪編〜
手紙屋〜蛍雪編〜

最近ハマりにハマっている喜多川泰さんの著書です。

そもそも、ハマっている理由が、是非喜多川泰さんの本を妻や娘に読んでもらいたいから、だったので、今日は又と無い機会だと思い、(長文の)手紙を添えてプレゼントしました。

 

 

高校生ってもう大人

というのも、娘が高校生になって誕生日を迎えたという事は、実は私が社会に出て働き始めたのと同じ年。

自分自身、いっぱしの大人気取りだった事を思い返し、もう『子供』って年じゃないことを自分に言い聞かせると共に、娘にも手紙の中で、もう子供扱いをしないことを伝えました。

私は学生生活を謳歌した覚えがあまり無く、ずいぶん早く社会に飛び出しました。

いろんなところに行き、様々な人と出会い、学校に通っていては出来ない経験を沢山しました。

それ自体、良い事でも、悪い事でもないと思っていますし、後悔をしている訳ではありませんが、学生時代でないと出来ない事を経験出来なかったのもまた事実。

娘には今しか出来ない事を精一杯楽しんで欲しいと言うような事も伝えました。
自由とは、自己責任という不自由さとセットだという事と共に。

 

 

大人になるにあたって覚えておいてもらいたい事

もう一つは、これからの人生でこれだけは気に留めておいて欲しい事。

昨日のこのブログで書いたようなことですが、この世には日常の些細な出来事の中に、真理や、原則が隠されていて、それを知り、実行出来るだけで素晴らしい人生になる可能性があるという事です。

そして、それらに気付くきっかけは、そんな世界が『在る』ことを認識することで、それらを最も分かりやすく教えてくれるのは本を読む事。

読書といっても幅広く、自己啓発系、哲学書、心理学専門書、宗教系と真理や法則を説く本は様々ですが、私が知ってもらいたいと思うのはもっと身近で、単純そうに見えるが、実は人としてとても大切な考え方や行動です。

例えば、朝の散歩で、すれ違う人に、「おはようございます。」と声をかければ、殆どの人が
「おはよう」と返事を返してくれます。逆に、むすっとだまってすれ違えば、誰も挨拶などしてくれたりしません。

自分から挨拶をしてみる。それだけで、朝の散歩はとても気持良く、素晴らしい時間に変わったりします。いわゆる、鏡の法則ですね。(笑)

人生の真理や法則ってそんなことじゃ無いかと思うのです。

そんなに日常に隠された真理や法則を読みやすい文体と誰もが引き込まれるストーリーの中に編み込んでくれているのが、喜多川泰さんであり、その中でもこの『手紙屋〜蛍雪編〜』は主人公が高校2年生の女の子でコレからの人生、進路や受験に対する悩みを抱きながらも、何も行動に移せないでいる状態から一歩踏み出すまでを読みやすいストーリーで描いておられます。

高校一年生の娘にはピッタリ。(笑)

ま、試験も始まるみたいですし、いつ読んでくれるかは分かりませんが、読んでくれればきっと、私が伝えたい事の一端は理解してくれる一冊だと思います。

 

手紙屋〜蛍雪編〜

ちなみに、Amazonの書評はこんな感じ、

「何のために勉強するんだろう?」
「何のために大学に行くんだろう?」
だれでも一度はそんなふうに思ったことがあるのではないでしょうか?

この本の主人公「和花」は、部活と友だち付き合いに明け暮れる高校2年生。
夏休みを目前にしたある日、進路のことで父親と衝突してしまいます。

大学に行きたいけれど、成績が足りない。
勉強しなきゃと思うけど、やる気になれない……。

そんな和花に兄の喜太朗が紹介してくれたのが、謎の人物「手紙屋」。
十通の手紙をやりとりすることで、夢を実現させてくれるというのですが……。
モヤモヤした今の気持ちを吹き飛ばしたい一心で手紙を書き始めた和花が、
「手紙屋」とのやりとりを通じてどのように変わっていくのか?
勉強の本当の意味とは? その面白さとは? そして、夢を実現するために本当に必要なこととは?

ベストセラー『君と会えたから……』『手紙屋』の著者が満を持して贈る、渾身のメッセージ。
「手紙屋」からの『未来を拓く10の教え』が、自分らしく生きたいあなたの明日を変えてくれるはずです。

 

人生の法則の基本は結局ご縁

今回は、我ながら良いプレゼントが出来た、と喜んでいますし、このところ喜多川泰さんの本を読みまくっているせいか、私から娘に宛てた手紙も、少し喜多川泰節になってしまいました。(笑)

ひょんなきっかけで良書を沢山ご紹介頂いた杉田さんには本当に心から感謝致しますし、ご縁を頂いた田中さん、それらをプロデュースしてくれた?マリコさんにも心から御礼を申し上げたいと思います。

ご縁ってホント不思議で、そして素晴らしい。

ありがとうございます。

心謝。

雨上がりの夕焼け
雨上がりの夕焼け

木育ワークショップ@ひょうご木づかい王国【ハーバーランドモザイク】

6月29日改正

昨日に引き続き、現場日和の爽やかな青空が広がりました。

 

埋め戻し開始!
埋め戻し開始!

気持ちの良い天気とは裏腹に、私と言えば腰に違和感を感じたまま毎週ランニングとゴルフ(カートに乗らないので結構歩く)を積み重ねてとうとう腰痛で昨日のランニングは断念。

スントのGPS時計がリカバリータイムを表示してくれているのに無視してきたツケをここで一気に払うことになってしまいました。(涙)

失ってわかる健康の大切さ、過ぎたるは及ばざるが如し。

己を知らない未熟さを改めて反省です。。。

ひょうご木づかい王国
ひょうご木づかい王国

お題目は、昨日の日曜日にモザイクで開催した子供たち向けの「木育」ワークショップのこと。

兵庫県林務課からの要請を受けて、急遽開催することになったワークショップは、ハーバーランドモザイクの中にある『ひょうご木づかい王国』という兵庫県で産出される木材利用を訴える啓蒙活動のためのブースです。

ひょうご木づかい王国
ひょうご木づかい王国

森林資源の大切さ、自律循環型社会への移行の意義をやんわりとした表現で自然に訪れた人たちが受け入れられるようにと考えられた展示がたくさんあり、里山資本主義にひどく共感し、原理原則=自然の摂理に沿った営業スタイルで自立循環型社会を目指すことを標榜している私たちすみれとしては、方向性を同じくする取り組みということで全面的にサポートすることになりました。

 

その取り組みの第一弾となるのが今回の子供たち向けのワークショップです。

ひょうご木づかい王国
ひょうご木づかい王国

森の木に宿る精霊を身に付けてお守りとしてもらう、「木の精お守り作りワークショップ」を行ないました。

スライスしたヒノキの丸太を割ったり削ったりして思い思いの守りを作ってもらうことを通して、肌に親しんでもらうこととものづくりの楽しさを感じてもらえればとの想いです。

 

ついでに、一生懸命に作業する子どもたちに、「君は上手やなぁ、才能があるな、」と、将来大工職人を目指してくれるように潜在意識にはたらきかけておきました。(笑)

ま、「大きくなったら仮面ライダーになるから!」とむげに断られたりもしましたが。(笑)

木の精お守りワークショップ
木の精お守りワークショップ

子供達は出来上がったお守りを首からぶら下げて記念撮影、お父さんもご機嫌さんです。(^ ^)

木育ワークショップ
木育ワークショップ

とても良い場所ができたことだし、新入社員2人をイベント担当に任命した事もありこれから継続的に「木育活動」に取り組んでいきたいと思います。

ただ、週末となれば全ての駐車場に行列ができるほど人がたくさん集まるモザイクの中にあるこのショップですが、残念なことに非常にわかりにくい端っこのほうにひっそりとあります。

普通にぶらぶら歩いていては絶対に見つけれないような場所にあるので、場所のご案内を少し。

ポートタワーを望むモザイクの北の入り口から、

ひょうご木づかい王国案内
ひょうご木づかい王国案内

海のほうに少し歩いていくと中央に階段があります。

ひょうご木づかい王国案内
ひょうご木づかい王国案内

「占い」の赤い看板が見える階段を上に上がると、

ひょうご木づかい王国案内
ひょうご木づかい王国案内

そこに王国はあります。

ひょうご木づかい王国案内
ひょうご木づかい王国案内

入場料は無料、生で作った安心安全なおもちゃがたくさんあり、これが結構盛り上がります。

こんな感じ、

これから、「すみれ暮らしの学校」の活動の一環として、毎月いろんなワークショップを開催する予定です。またイベントの案内はすみれのFacebookページで随時告知しますのでハーバーランドにお出かけの際は是非、木に親しみに来てくださいねー。

木の精お守りワークショップ
木の精お守りワークショップ

ボランティアコーチング。

6月28日 曇天

 

梅雨空の伊川
梅雨空の伊川

沖縄では7月を待たずに梅雨明けしたようです。

神戸ではしっかりと降った昨日の雨は上がりましたが、お天道様が顔を覗かせることはなく、梅雨らしい一日。

私も今日はしっとりと事務所にお籠り、内向きの日となりました。

 

デスクワークはニャロと。
デスクワークはニャロと。

私の仕事なんて世の中に必要ない・・・

午前中は少し久しぶり?となるコーチングセッション。

いつもはマイコーチにお願いしてコーチングを受ける立場ですが、今日は逆。

コーチとしてセッションを行ないました。

 

建設業とはかけ離れた他業種の経営者さんでしたが、「自分のビジネスモデルについて自信が無くなって来たので、」とセッションの依頼を受けてのコーチングでした。

いざ始めて見ると、問題の根本はご自身のセルフイメージが低い事に原因がある、とのこと。

さらに聞き進めて行くと、本当は在るべき姿、高い理想を持っていることが分かり、セルフイメージが低いなんてとんでもない。(笑)
高すぎる『在るべき姿』に追いついていない自分に『ダメだ、、』と思いすぎて、足を竦ませてしまっていたり、アレもコレもと手を付ける中途半端な行動に駆り立てられたり、焦燥感に駆られたり、、悩みは深くなる一方だったようで、、

結局、高いセルフイメージと、現実のギャップに苛まされている事が分かりました。

「セルフイメージめっちゃ高いですやん、」との私の言葉には、とても驚かれておりましたが、、

「じゃあ、(自身を取り戻せる様に)結果を出せば良いじゃん、」とその方法論とアイデアをお聞きすると出て来る出て来る。(笑)

その中で(私の目で見て)最も魅力的で、最も堅実で、最も爆発力のある、しかし全く活用していない経営資産に着目して、そこから新しいチャンネルを作って売上げ、利益を上げるアクションを提案してみると、そこにも「こんな事やあんな事」とドラえもんばりに素晴らしいアイデアをてんこ盛りに持っておられました。

1時間程のコーチングを終える頃には、はじめとは打って変わって明るい声になり、仕事に向き合うのにワクワクしているのが受話器越しにハッキリと感じる事が出来ました。

後は行動に移すだけ、きっと素晴らしい結果を出されると思います。

Kさん、頑張ってくださいねー。(笑)

 

 

イチローも錦織くんも・・・

それにしても、コーチングって凄い効果性を発揮します。

私はプロのコーチではありませんが、もうコーチングを受けて10年になります。

自分自身が抱えて来たビジネス上の苦悩、問題をコーチングで解消してきた実体験を私くらい持っている経営者はなかなかいないと思います。(苦笑)

ビジネスコーチングという分野は心理カウンセリングとは一線を画し、ビジネスモデル構築の根本的なシクミを理解しておくことが非常に重要で、マーケティングの基礎知識を持っている事、その理論をシンプルに実務の中に落とし込む思考を持っていることが出来なければ、成り立たないと思っています。

ちなみに、マイコーチの四辻氏はその部分についてかなり高いスキルを持っておられ、そのお陰で私はずいぶんと助けて頂きました。

先日の京阪神木造住宅協議会の研修会の後の懇親会でも、そんな話が出て、驚く事に(笑)3人もの経営者からコーチを紹介して欲しい!と依頼を受けました。

イチローや錦織くん等、世界で活躍するプロプレーヤー、トップアスリートでもコーチを付けているのに、私をはじめ、低いスキルしか持ち合わせていない、しかし社員の人生を背負うような重大な責任を負っている経営者が自分一人の力で山の様に立ちはだかる問題を片付けて行くのはどう考えても無理があります。

 

 

コーチング体験、おススメします。

私でよければ、(1回限りですが、)ボランティアコーチングも行ないますし、まともにコーチングを受けてみたい、と思われる方は卓越したコーチをご紹介します。

問題山積み、でもどこから手を付けるべきかわからん、と思われる方は是非一度お声掛け下さいねー。

 

さて、明日はハーバーランドモザイクの中にある『ひょうご木づかい王国』で子供達に木に親しんでもらうワークショップを開催。

結局、(いつもどおり)準備も手伝ってもらいました。(笑)

桧丸太のスライス中。
桧丸太のスライス中。

モノづくりにが大好き!という子供が沢山になります様に☆