叶うから夢なんだ。

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雲一つない快晴。
昨日の続きという事で東京から始動、東京スカイツリーが間近に見えるホテルで目を覚ましました。

なぜか、東京に宿泊するときは下町のホテルに泊まってしまいます。
上野や浅草、神田といった昭和の風情というか、下町風情が残った街が好きなんだと思いますが、決して選んで予約をしている訳ではありません、、
でも、下町ってやっぱりいいモノです。(笑)
昼からは大阪で中国からの実習生の入国式があり、東京からのそのままの足で参加して来ました。
すみれでは四年前から海外からの技術研修の実習生の受け入れ事業を行っています。
二年前の法改正で一時、建設業の受け入れが難しくなり途切れた時期もありましたが、新しい制度に対する実務的な対応も出来たという事で、今年度から実習生の受け入れ事業を再開することになり、二月に中国まで面接に行き、二名の若者を採用して来ました。

私たちが海外から実習生を受け入れる理由、それを改めて本日の入国式に際して実習生に伝えました。

1つ目は、関西技術協力センター、及びその母体の会社である株式会社SIMADAの理念である、

「人々の夢を信頼のグローバルヒューマンネットワークで実現する」

世界中の人たちに日本の事を好きになって欲しい、という声に強く共感しているからです。

人材開国のパイオニアになる、というビジョンの実現を目指して今まさに少子高齢化で国力が落ちつつある日本の中小企業の力になりたいという志に触れ、何とか私たちも微力ながらも参画したいと思ったのです。

2つ目は、私が敬愛して止まないコヴィー博士が提唱した成功する為の7つの習慣のなかの4番目にあるWin-Winを考える、という考え方に呼応したという事です。

実習生の受け入れ事業は、来日した彼らにとっては人生の転機にもなる程の大きなチャンスです。

日本語の習得と、日本人の考え方、そして最先端の技術を習得して帰国する事は彼らの人生を素晴らしい成功に導く可能性を秘めています。

人の成功の為に行動が出来る、私たちにとっても貴重な経験となります。

そして、希望を胸一杯に膨らまして成功へのきっかけをつかみ取る為に海外まで出向く高いモチベーションを持った実習生と共に働く事は私たちにとっても普段の生活で得る事が出来ない強い刺激を貰う事が出来ます。

彼らと一緒に働くことで理想的なWin-Winの関係の構築を毎日の生活の中で作り上げる習慣を持つ事が出来ると考えています。

そして、その結果として、帰国する時には日本の事を好きになってもらうのです。

それにしても、今回の入国式は本当に驚いたと共に、感動しました。

実習生を配属するまでに、徹底した語学研修を重ねて日本語力を高める事と、見ず知らずの国で働く為に必須であるコミュニケーション能力と人間力、それらをあり得ない高みにまで磨き上げることを会社の強みにする、と徹底した社内改革に取り組まれてきた結果は予想していた以上の成果を上げて、私たちへの大きな手助けとなって実を結ばれていました。

誰しもが無理だと思った実習生の日本語能力3級保証、それを成し遂げて流暢に会話する彼らと今日の入国式を一緒に迎えて頂けなかったのは本当に残念な事ですが、故嶋田社長の想い、夢が叶った瞬間を私が代わりにしっかりと見届けさせて頂きました。

『夢は叶う』

良く耳にする様で、深く噛み締める事が無かったこの言葉を今一度正面から見据えて、明日への力にさせて頂く事が出来ました。

今日の体験を通して感じたこと、昨年の暮れに届いた一通の葉書に書かれてあったその言葉を私は一生忘れる事は無いでしょう。

亡くなって尚、未だに多くの気付きと、教えを与えてくれるメンターにはもう感謝の言葉もありませんが、天から見られても恥ずかしくないように日々を積み重ねていきたいと思います。

深謝。

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私たちすみれ建築工房は

『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、

『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。

3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。


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あてがいブチをぶっ潰せ。

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早くも10月も後半戦。
まさに光陰矢の如し、本当に時間というか月日というか、流れる早さには驚いてしまいます。
ま、それだけ充実した日々を送っていることの裏返しでもあるという事で、ヨシとしたいと思いますが、それにしても今年も残すは二ヶ月と少しなんて、、
漫然と毎日を過ごしているつもりはありませんが、なんとなく焦ってしまいます、やり残した事があるような、、
まさしく、学なり難し、ですね。。

 

月曜日という事で今日は朝から着工現場に立ち会って、現場担当のヒメー君と細かな納まりや施工手順の確認をしました。
今週も神戸から離れている事が多いので、現場が始まったあとは安心して任せられるようにと、朝から細かな事をネチネチと言っておきました。(笑)
きっと後は任せておいてもスムースに進めてくれると思います。

その後は、そのまま新幹線に飛び乗って隣の隣の県の福山市に向かい、ご紹介頂いた新築案件の打ち合わせと、以前工事をさせて頂いたクライアントのお店に、その後の様子を伺いに訪問。
おじいさんのお墓が広島市内という事もあってか無かってか、広島、(特に福山)にはなにかとご縁があります。
度々訪問するうちに街全体に対して愛着が湧いて来ておりまして、
きれいな町並みと、立派な福山城、そして、なぜか私も度々使ってしまう広島弁が大好きです。
祖父が広島出身ということで、DNAが導くのでしょう。(笑)

夕方からは神戸に帰ってクライアントが構想を練っている新規のビジネスモデルについてのご相談を受けました。

店舗の工事をさせて頂いているモノとして、工事の後の繁盛に少しでも寄与したいというのが私たちの考え方の基本であり、このように企画が具体的になる前からご相談させて頂く事は、そういった私たちの姿勢をご理解頂いているという事でもあり、本当に嬉しい限りです。

H様、本日はお声がけ頂きましてありがとうございました。

ほんの少しでもご参考になれば幸いです、また進捗を聞かせて下さいね。

と、そんなこんなで今日も朝から晩まで走り廻りました。

お題目は、そんなドタバタの一日を過ごしながら、考えた事、

超地域密着の地場工務店として営業を続けて来た割には広範囲で動き回る自分を省みて、ご縁を繋げて来たからと言っても型破りと言って良いようなこの暮らしを続けているのが面白いもんだなーと思った時、ふと思い出したのが、小学校の卒業のときの寄せ書きに、(名前も忘れてしまいましたが)髭もじゃの比較的若い先生が書いてくれてた卒業に寄せて、という文章の題名です。

『ぶっ潰せ、』という破壊的な言葉を先生が書いているのを見て驚いたと共に、壊す事は全て悪ではなく、認められる事もあるのだと、子供心に目の前が開けたような新鮮な印象を持ちました。

その(たぶん伊藤)先生が書いてられた本文ははっきりと覚えていませんが、たしか大人や、社会から押し付けられた枠組みの中でなんの疑問も持たずにいい子ちゃんでいられたところでなんも素晴らしい事は無く、いつの時代も新しい事を生み出したり、世の中に一石を投じたりするのはそんな『あてがいブチ』を壊してこそ出来るのだ、一度しかない人生を自分が思うように生きなければ意味が無い。

というような事を独特のダイナミックに崩した字で書いてあった覚えがあります。

その当時はとりわけその文章に心を動かされた訳でも無かったのですが、その時受けた新鮮な印象は私の心の奥底に張り付いてしまったようです。

お陰でそのあとの学生生活ではずいぶん『あてがいブチ』を壊しました。(苦笑)

現在、すみれの社内の取り組みの一つとして、定義を見直す、という事を断続的にやっています。

『顧客とは誰か?』とか、『朝礼とは?』とか、先日の工務スタッフとの飲み会では『大工とは?』について熱く語ったりもしてみました。

社内の共通の価値観の見直しとでも言うのでしょうか、同じ単語を発していても、同じ事をやろうとしていても、何の為にそれを行うのか、という認識が違う事は毎日顔を付き合わしている相手でも往々にして有るものでして、その曖昧なところをはっきりさせて行くのも大事ではないかと思ったのがきっかけです。

そもそも定義とは、という根本的な議論もありますが、とりあえずのところそれはさておき、ここでは社内でのコミニケーションを円滑にするために、~とは~である、と、物事についての認識をはっきりさせる事を言っています。

そして社内基準として定めたそれは、しばしば世の中の定義とが違う事があります。

なにしろ、私の価値観の押しつけが大半ですから、、(苦笑)

私が考えたのは、価値観の押しつけの善し悪しは別として、世の中で定義とされているものを、社内独自の価値観に照らし合わして再度定義をやり直すというのは、結局、小学校のときの(多分、伊藤先生)が贈る言葉として私達に下さった、『あてがいブチをぶっ潰す』ことに繋がっているのではないか?

という事でした。

子供の頃に張り付けたマインドセットが未だに心の奥底に残っていて、常に『あてがいブチ』を破壊しなければならない、という観念になってしまっているような気もします。

(たぶん伊藤)先生はきっと革命論者だったのでしょう、(笑)

破壊思考という事自体についての是非はありますが、私の場合、せっかく身につけた思考なので、善の循環の為の前向きな破壊に意識をおいてこれからも良い意味でのぶっ潰すことを続けて行きたいと思います。

破壊無くして創造無し、の精神ですね。

そして(我ながら)子供の頃に受けた教育とか、刷り込みに対する免疫力の弱さというか、マインドセットに及ぼす影響の大きさに改めて気付いたことで、自分が大人になって、子供と接する時の何気ない一言が如何に重い責任を背負っているか、ということに対する認識を新たにしました。

何気ない一言が、何年も先までのマインドブロックを作ってしまったりするのだと、、

こっちはこっちで十分に気をつけたいと思います。。(苦笑)

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夢をカタチに。

今日も最高の青空が広がりました。
抜けるような雲一つない青い空、屋内で机に座っているのがもったいない秋の一日となりました。
そんなこんなで朝から晩まで今日も一日走り回りました。
午前中は中学校の文化祭で催されるPTAバザーの準備に中学校へ、
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1年生担当の役割としては最も大きなこの行事、なぜか非常に忙しい日と重なりましたが、学年委員さん、PTA本部の皆さんの温かなご協力のお陰でなんとか無事に全うする事が出来ました。
皆様ありがとうございました。
むかーしから何かとお付き合い頂いているお客様宅のリフォームの着工日と重なったという事で学校と現場をずいぶん走り回りましたが、両方ともうまく進んだということで、やはり自分一人で出来る事はごくわずかで、回りの人に支えられてなんとかやってるなー、と改めて実感。
感謝しきりです。
バザーの収益金の集計を終えて、その受け渡しの前に(たまたま)最後のブラスバンドのステージを見る事が出来ました。
私は朝の散歩で毎朝のように中学校の横を通ります。
文化部の代表格であるこの子たちは体育会よりも体育会っぽく、朝早くから欠かさず朝練に励み、暑い日も、寒い日も(超)厳しい部長のスパルタ先生に叱咤されながら頑張って来ました。
彼女たちが朝から校庭で、廊下で、厳しく叱責されているのを何度も目にして、今時こんなに厳しい先生もいるもんだ、と驚いたりもしていました。
それだけに、文化祭でのオオトリとアンコールでの彼らの演奏を聴いてその迫力と完成度には大きく感動。
今更ながら、毎日の積み重ねを欠かさずに継続して行く事の重要さと偉大さを教えられる事になりました。
叱られ、怒鳴られながらも正しい方向を向いていれば少しの練習を積み重ねることで、必ず大きな成果を手にする事が出来る。
そんな勇気をもらう事が出来ました。
くじ引きで当たったPTA役員は何かと大変でしたが、この感動を貰えた事でそんなことも全て帳消し。
機会を頂けた事に心から感謝したいと思います。
文化祭が終わるとその足で急いで新築の現場に、
地域型ブランド化住宅の採択事業でもあり、神戸で初めてのオールアース住宅で高気密高断熱×太陽光発電等、自然エネルギーをふんだんに利用してランニングコストを抑えた自立循環型住宅の上棟工事を行っていました。
そろそろ10年近くなる前にリフォーム工事をさせて頂いてから、事業所の工事、ご実家のご商売の改装工事や移転にまつわる工事、そしてご実家のリフォームと、長年にわたり懇意にして頂いているクライアントのお宅です。
その昔、初めてお付き合い頂いた時に、
「リフォーム工事を終えて本当に楽しかったし、満足している、でも、本当に住みたい家にするには新築するしかないので、いつかその夢を叶えたいと思います。」
と、言われていた奥様の夢をご主人の決断がこの度カタチにすることになりました。
モノづくりに携わる人たちの中では、夢をカタチに、とは良く言われる事ですが、私のように夢が芽生えて育てられ、それが叶えられるプロセスを間近に見て、しかもそれに直接関わる事が出来るなんてことを体験出来る人は非常に少ないのではないでしょうか。
クライアントの夢の実現のお手伝い。
重い責任を感じながらも、私も一緒に楽しみながら進んで行ければと思います。
本日は上棟おめでとうございました。
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末永くお幸せに暮らして頂けるように渾身の工事をして参りますので、引き続き宜しくお願い致します!

ファルメールブルーに思う、USPの必要性。

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昨日の土砂降りの余韻か、今日は一日中曇り空の神戸でした。
午前中は事務所でデスクワークに励んで、期限が迫っていたタスクを急いでいるものから順番に片付けました。
外を出歩いてても、PCがあれば移動時間に同じ作業が出来ると思いがちですが、やっぱり、机に落ち着いて座ってするのとは大違い、サクサクと捗りました。
昼からは、現場周りのついで?といいながら少し仕事をさぼって本日お誕生日を迎えるすみれママと神戸市立博物館へ、

 

すみれママ的にはフランダースの犬の最終回にネロが見る事ができらルーベンスの聖母マリアを描いた宗教画がどうしても見たい!という事でしたが、私的には昨年観た、『フェルメールからの手紙展』の中でフェルメールブルーと言われる青の使い方についての解説を読んで興味を持っていたのでした。

そして、その青を存分に使って圧倒的な印象を残す今回の目玉の作品です。
フェルメールがなぜ青に拘るか?という事については諸説あるようですが、一つに青の顔料というものが自然界から取り出す事が難しく、一般的に鮮やかな青の色を配色した絵をその当時の画家達は描きたがらなかった中で、フェルメールはラピスラズリといわれる鉱石からとり出した顔料を使った高価な絵の具を使う事で圧倒的な強みとして(今風に言うと、)差別化を計ったと言われています。
モチロン、絵を書く技術も色に対する感性も、画家としてのあらゆる才能が備わっていたという事もありますが、他の画家が使わない色を敢えて印象的に使うというのは強みに特化した戦略的な意図を感じます。
たった一つの強みを持つだけで突き抜ける事が出来る訳ではありませんが、その強みを持てなければマーケットの中では絶対に突き抜ける事は出来ないのですね。
そんな事を思いながら美術館を後にしました。
帰ったらすっかり夕方になってしまってまして、
夜は同じ10月生まれという事で13年来のクライアントであるk社長とすみれママ合同のお誕生日会。
夜遅くまで盛り上がりました。
K社長、食べきれないような量の美味しいお肉、ありがとうございます。
こんばんも一人BBQで頂きます。(笑)

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理念なき経営は犯罪、利益なき理念は寝言。

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雨上がりの秋の夜長は少し寒いです。
それにしても今日の神戸はよく雨が降りました。
大雨洪水警報も出たとか、出なかったとか、、
先日の台風から雨らしい雨は降っていなかったので、事務所近くの河川敷に生えている草木はこぞって喜んでいるように見えました。
それはそれで良い事だと思うのですが、、
私たちの建築を生業にしているものにとってはなかなかそうも言って居れませんで、、
この土砂降りの中、外装リフォームの着工現場ではずぶ濡れになりながら足場を組み上げました。
足場工の皆さん、悪天候の中ありがとうございました、風邪を引きませんように、、
明日からの好天での塗装工事に備えてなんとか準備が整って、ひと安心です。
朝から立ち会ったこの着工現場の近くの新築現場では基礎工事を終えて養生中。
埋め戻した土がこの雨でいい具合に締まってくれたのではないかと思います。
こちらは建前の準備に入る前に雨が降ってくれてよかった、よかった。
天気予報では今週はもう雨は降らない事になって居りますので、順調に上棟が迎えられると思います。
実はわたくし、大のメルマガコレクターで、たくさんのメルマガを購読しています。
全てに目を通す訳ではありませんが、流し読みをしていてもちょいちょい胸に刺さるような文言に出会ったりして、(しっかり読んでいるのもあります!)そこから勉強させて頂く事も結構多いです。
お題目はそんなメルマガで最近で一番印象に残った記事にかいてあった言葉です。
ちなみにこちら、岡田さんのメルマガです。
http://exe-marketing.com/5th.php
子供の頃どこの小学校の校庭にも飾られてあった二宮尊徳さんの言葉が元になり、時代と共に言い換えられて来たようですが、私たちが日々の考えて行っている事をとてもシンプルに、解りやすくまとめてくれているなー、と、思いました、言い得て妙、とでも言うのでしょうか。
今月のすみれの月間テーマは、「自社の強みと弱みに目を向けよう」ということで、一昨日の工務部の会議の中で、私たちの強みはなにか?という問いを改めて全員に問うてみました。
殆どのスタッフは、
「設計から施工まで一貫して社員で行う事によって、お客さんの思いが叶えられやすい」
といったニュアンスの答えでしたが、その中で一人が、
「理念をしっかり持っているから全員が同じ向きを向いていられる」
と、言ってくれました。
その時、ふと思い出したのが少し前にメルマガで見つけた冒頭の言葉でした。
「理念なき経営は犯罪、利益なき理念は寝言。」
今時の工務店では殆どしなくなった作り手の内製化を行い、職人を初めとする作り手の地位向上を目指すには我々のビジネスモデルがしっかりと利益を残せるシステムだと言う事を身を以て証明する事しかありません。
その為に、スタッフには(会議の度に)厳しい無理難題もたくさんオーダーして職人が社内に在籍している事の付加価値を高めなければならないのですが、その取り組みを端的にまとまるとこのようになるな、と改めて思いました。
寝言は寝てから言え、ということでしっかりと目を覚まして地道に先に進んで行きたいと思っています。(笑)
そういえば、争いも服従もしない事を貫いたガンジーも同じような事を残していましたね、

七つの社会的罪 Seven Social Sins

 1. 理念なき政治 Politics without Principles

 2. 労働なき富  Wealth without Work

 3. 良心なき快楽 Pleasure without Conscience

 4. 人格なき学識 Knowledge without Character

 5. 道徳なき商業 Commerece without Morality

 6. 人間性なき科学 Science without Humanity

 7. 献身なき信仰 Worship without Sacrifice

原理原則に根ざしつつ、目的と手段をしっかり見据えて、一歩ずつ前に進んでいきますよ、
工務部のみんな、大変やと思うけど頑張って行こうぜ。

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地場工務店のミッション。

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今日も穏やかな秋空が広がりました。
暑くもなく、寒くもなく、出掛けても出掛けなくても何処で何をやっても気持ちいい、本当に最高の季節です。
なんとなく、仕事もサクサクと調子良く進んだような気がします。
そんな今日に比べて昨日は昼から曇りがちで、やもすれば雨が降るのでは?というような空模様で、結局、夜から雨が降り出しました。
昨日の昼からはハーバーランドのモザイクでブース出店をしていたNPO法人ひょうご新民家21の説明員として参加しておりましたので、少しヒヤヒヤしましたが、イベント終了までは何とか持ち堪えたということで、胸をなでおろしました。
あまり事前告知を出来ていなかったのですが、昨日行われた兵庫県の産官学がコラボして地元の木材を利用した良質な住宅を地域密着の工務店が供給しよう、というこのNPO団体での啓蒙活動、意外に?たくさんの方に立ち寄って頂いて話を聞いて頂けました。
ラジオ関西と、JAと警察と兵庫県木材組合が一緒に成って行われた昨日の大々的なイベントを簡単にスナップ集という事で(笑)ご紹介しておきたいと思います。
NPO法人ひょうご新民家21のブース。
こんな活動をしています。
木材協会では1/2モデルの木造住宅の軸組を棟上げされておりました。
端材での工作コーナーは超人気。
JAと兵庫県警はなぜかアンパンマンのステージで盛り上がっていました。
ラジカンの方の会場はライブやトークショー、B級グルメの屋台で賑わっておりました~、
帰り道、夕方のハーバーランドは街路樹にイルミネーションが施され、華やかな感じになっておりましたよ。
そして、最後にこのイベントの私の戦利品はこちら、
ローマ字を刻印した檜のサイコロでストラップを作ったらガラポンのくじを引く権利がもらえて、なんと1等賞を引き当てました。
檜の香りの熊?
よく分かりませんが、ガラポンで金色の玉が出て来たなんて今まで覚えが有りませんで、非常に嬉しかったです。
あ、あくまで仕事の一環ですので、誤解なされませんように、、(笑)
そんなこんなで、来年からはもう少し積極的且つ具体的に地産地消で環境にもお財布にも優しい地場工務店で建てる家づくりの告知活動を行いたいと思います。
森林資源が豊富にある日本では国産の木材をいかに利用するかというのが国内の産業を活性化してエネルギー問題に活路を見出す為の大きなテーマだと思っています。
資源を海外に頼り、外国の経済成長を頼りに輸出で利益を上げるという今までの日本のモデルは、昨今の近隣諸国との国境の問題や、世界的な経済成長の鈍化、さらにヨーロッパの財政不安、そしてもう大きく下がる気配も見えない円高と、何重にも積み重ねられたマイナス要素で破綻し掛かっています。
これから考えなければならないのは、日本が国として自給自足を出来るような強さを取り返す事ではないかと思うのです。
その為の一つとして、非常に重要なのがエネルギーを抑えた家づくりとそこでの省エネな住まい方で、それはふんだんに有る森林資源の活用に直結すると考えています。
次世代を担う子供達の為にも、今私たちがその自立循環型の社会への礎を築いておかねばならないと思っています。
それは商圏を広範囲に広げた大手ビルダーや住
宅メーカーには決し

拝啓、ハインリッヒ様

 

 

今日も奇麗な秋空が広がりました。
それにしても秋の雲って変化に富んで面白いですよね、ホント見ていて飽きません。
鰯雲や羊雲が美しいグラデーションで絶妙な濃淡を表現しているのを見ると、野原に寝っころがって、暖かな陽射しの中ぼんやりと雲を眺めて過ごしたい衝動に駆られます。
もう何年もそんなゆっくりした時間を取っていない気がしますが、、(苦笑)

“拝啓、ハインリッヒ様” の続きを読む

習慣はガチョウ、行動は卵。

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神戸では久しぶりに曇りの朝でした。
今朝もワンコの散歩もそこそこに朝一番から現場です。
決して大掛かりな工事ではありませんが、不確定要素の多い、難しい工事の着工日ということで、細かな指示と確認を現場でする為に行きました。
古くからのお付き合いになる、コア明け職人のDさんに来てもらい地中に1m程の穴をスポンと明けてエクステリアの部材である、バリカーなるものを据え付ける工事でした。
(ちょっと、マニアックすぎますか、、)
そもそも穴を掘る前に土の中の状態など調べようも無いのですが、考えつく限りの可能性を検討して万全の体制で施工に入りましたが、結果は予想だにしてなかった硬い岩盤にあたったという事で、予定通りに進まない、というすこし残念な結果となりました。
いくらダイヤモンドの刃が硬くてもなかなか地球には勝てませんね、日頃の行いなどではなく、そんな事もあるさ、とすんなりその現実を受け入れることにしておきました。
建築の工事なんて少なからずこんな事が有るものです。
Dさん、ツイテナイと嘆かずに、明日もよろしくお願いします。(笑)
話は変わって、、
お嬢が中学校に通い始めてとても良かったと思う事がひとつあります。
それは、(お嬢のついでに)私にもお弁当を作ってもらえるってこと。
事務所で昼食を摂る時は無論ですが、最近は一日外に出っぱなしの日も弁当箱を下げて出掛け、通り掛かった公園などでそれを広げて食べるのはなかなかいいモノです。
今日のお弁当スポットは大本山、須磨寺。
さすが大本山と言うだけあってたいそう立派なお寺で、一の谷の源平の合戦があった縁の地でもある古刹です。

 

平日でも参拝者も多く、奇麗に整えられた境内には熊谷直実と平敦盛との一騎打ちの図が銅像で再現されてあったりします。

正門からすぐのところにはお大師岩があったりと、その他にもアトラクションと行っても良いような展示物などもたくさんあり、見所満載な上に実は知る人ぞ知る、隠れたパワースポットでもあります。
実はこの須磨寺には私が子供の頃、とてもかわいがってくれた叔母の遺骨が納められており、通りがかりですみません、といいながらお線香とろうそくをお供えしてきました。
ほんの少しの時間ではありますが、こうして故人に向き合う時間を持てるのもお嬢の成長のお陰なのかもな、なんて思ってみたり。
習慣が変われば、というヒンズー教の教えがありますが、そこには、行動が変われば習慣が変わると書かれてあったと思います。
ひとつの習慣が変わればまた違う行動に結びつき、そこにまた新しい習慣が生まれてくる。
習慣と行動はガチョウと卵の関係のように相対するものの様で実は一体なのかも知れませんね。
感謝の習慣と、感謝の行動、
身につけたいと思います。
『心が変われば、態度が変わる。
態度が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
運命が変われば、人生が変わる』

 
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縁は異なもの乙なもの。

 

毎日いい天気が続きます。
秋の行楽日和、と良く言われますが、私たち建築業を営む者にとっては、毎日が、
秋の工事日和(笑)
特に基礎工事などの外部作業は天候にされやすい工程だけに安定したいい天気が続くのは本当に助かります。
どの現場も予定どうりに着々と進んでおりますよ。
そんな訳で今日も朝から現場に向かい、法定の鉄筋工事の配筋検査を受けてきました。
鉄筋の検査が終われば、いよいよ基礎のコンクリート打設です。
思いっきり、なまこん日和☆ということで天高く圧送車のポンプを上げました。
岸和田の親方がいうところの『黒ナマコ』みたいなゴムホースの先から勢いよく生コンを流し込んでおりましたよ、(笑)
おかげさまで、本当に気持ちのよい陽射しの中、順調に土間の押さえまで完了しました。
このところ、繁忙期ということで現場を見る事が増え、毎日朝から忙しい日が続きますが、元々毎月予定している会合や勉強会も別に減る事無くいつものように有る訳で、昨日のTOTOリモデルクラブの定例会に続き、今日は生コン打設のあとから急いで神戸でパワーランチというビジネスランチ会に参加。
相変わらず凄い人数に圧倒されながらパクパクとランチを食べてきました。
参加されていたお知り合いの皆さん、少し急いでいたもので、愛想無しでスミマセン、、
帰社してからは近所のお客様宅にメンテナンスの訪問や商品構成見直しのミーティングをこなし、息つく暇も無く夜からは月に2回の大人の書道教室に参加。
精神統一してお稽古に励みました。
この、近所の経営者さんや、すみれのスタッフが参加してすみれのオフィスで開催されている書道教室について、最近ちょいちょい訊かれます。
「なんでまた会社でお習字教室をやられているのですか?」
「まあ、自分が書道の免許でも持って入れば話は別ですが、わざわざ先生に来てもらってやるなんて、変わってますよね、」
ということの様です。
まあ、確かに。(苦笑)
話せば長くなるのですが、そんな事を訊かれる事が多くなってきたので、ここらで一度書道教室を開催して頂けるに至った経緯をご紹介しておきたいと思います。
簡潔に一言でまとめると、「ご縁」です。
書道教室のメンバーでもある近所の仲良し同業者さん達と食事をしにいく、とある九州料理店に素晴らしい接客をして下さる女性がいました。
いつ言っても明るくハイテンションで場の空気を盛り上げてくれるだけではなく、細かな事まで配慮を行き届かせてくれて、行く度に(料理も美味しいですが、)その素晴らしい接客に感動を覚えながら帰ったものです。
そんなに頻繁にいく訳でもない私たちにもとてもフレンドリーに接してくれて、行く度にいろんな話をして下さいました。
ある日、いつものメンバーでそのお店にいくと、その方が残念ながら、と切り出されました。
「もうすぐ辞めるんです。」とのこと。
私はてっきり経営者(に次ぐ)の立場の方だと思っていたのでびっくり!、
「元々私は書道をしていたので、やっぱりその道に戻ろうと思って、書道教室を始めようと思うんです。」
と訊いて二度びっくり。(笑)
教室の立ち上げもこれからということだったので、同席していたO社長やO林社長など、近所の友達や社員を巻き込んで最低限の人数は集めるので、ひとつ書道教室をやってくれないでしょうか?と言う流れに自然となった訳です。
縁は異なもの乙なもの。
ほんとうにおもしろいもんです。
大山真理先生、(もう少し真面目に宿題もするようにしますので、)今後ともおっさん達の修練にお付き合い頂けますよう、よろしくお願い致します。
あ、ちなみに、TOTOリモデルクラブのメンバーによる勉強会、リモデル大学の12月度の講師を須磨の若旦那がお願いしたみたいでしたので、(付け焼き刃の)年賀状に備えた講座の開催をされるようです。

< div style="font-size: 12px; ">印刷の年賀状に一言添える字と、名前と住所だけでもこの機会に練習しておければな、と思われる方はK村の若旦那までご一報してみて下さいね。(もしくは私でも、)

ふと気付けばもう年賀状の話題!時間の流れの速さには本当に驚くばかりですが、年末まで一気に駆け抜けたいと思います。

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私たちすみれ建築工房は

『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、

『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。

3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。


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