問題解決型散髪屋。

今日は久しぶりに事務所にこもってデスクワークに勤しむ日。

出張の合間に会合などに出席する毎日が続き、どこにも出掛けずに机に座っていられる事がなんだか嬉しく感じました。

机に向かって座ることがしあわせとは、ずいぶんとスケールのちっちゃいこと。(笑)

しかし、事務所に居たらいたで、なにかといろいろある物で、思う程仕事がサクサク進まないのと、一日の時間は限られており、そんなにたくさんのことを片付けることが出来ない自分の能力の程を思い知ることとなりました。。

お題目は、そんな時間を縫って、行って来た近所の散髪屋さんのことです。

実は、私、あまり人に言えない悩みを持っておりまして、冬の間ずいぶんと困っています。

それは、乾燥肌。しかも頭皮だけの。。

要するに、フケ症なのです。汚いですが、、

暖かいうちはそんなことは無いのですが、冬の間は酷くて、オッサンが故、黒っぽいスーツを着ることが多いだけに、悩みは深刻です。

で、散髪に。

散髪に行ったからと言ってフケ症が治るのか?というと疑問に感じられる方も多いかと思いますが、それが治って行くから不思議です。

お店に行って、椅子に座ると、マスターはまず頭皮チェックを始めます。

あら、また酷くなってますね~、

と言いながら、この状態ならこんなケアがあり、その効果はこうです、と、まるでコンサルティングを受けているかの様。

言われるがまま、処置を受けると次に散髪に行く頃まで、いい状態が持続して、継続してそのケアを受けることで悩みは解消されることになっています。

しかも、普段のお手入れの方法や選択するべき商品の選び方までレクチャーしてくれるという念のいりよう。

私としては、もう完全に言われるがままです。(笑)

すごいのは、そんなサービスをしてくれるからこの散髪屋さんに通い始めたのではなくて、理容コンテストで兵庫県で優勝、全国大会出場の常連なくらいに技術が優れているからでして、
しかも料金はふつー。

元々最強の散髪屋さんであるにも拘らず、オッサン達が抱える悩みを解決するソリューション型のマーケティング手法を取り入れて、提案をしながら髪を切るのです。

まずは全国トップクラスのレベルまで基礎技術を磨く。

その土台の上に立って顧客の問題を解決する付加価値を提供する。

おまけにゴルフや自転車、サッカー、ランニングなど、多様な趣味をこなしおっさん向けにライフスタイルの提案までしてしまうという卓越さ。

技術系のビジネスモデルの王道を実践されているお手本のような方がこんなに近所にいるなんて、なんてツイているんだろ、なんて思いながら気持ちよくシャンプーを受けました。

フカセパパ、いつも散髪のついでに勉強までさせていただきましてありがとうございます。(^_^)

ノンアルコールのトニックを買ってケアしてみることにします。

トレックの自転車も考えてみます。(笑)

ありがとうございました。

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答えあわせ。

JUGEMテーマ:日記・一般

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昨日よりは幾分寒さも緩んだ、いい天気の朝から1週間のスタートを切りました。
昨日は日曜日、一週間に一度と決めたランニングの日でしたが、雪が舞い、北風が吹きすさぶ非常に寒い朝でした。
久しぶりに海まで走ろう、と決めていた決意をグラグラに揺さぶられましたが、なんとか堪えて走りました。
ま、走り出したら汗をかくから結局は一緒なんですけどね。(笑)
今日は朝から現場へ、
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新築現場で内装仕上げを前に気密施工の検証に加圧試験を行いました。
結果は上々。
高気密、と言われている基準値を大きく下回る文句無い数値を計測して担当のコムさんも得意満面というか自慢げ。
出来てアタリマエなんですが、、(笑)
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住宅の性能を現在の国の指針はエネルギー消費の性能と定義しています。
そして、住宅におけるエネルギーとは、給湯、照明、暖房、消費のこと。
設備機器の選択のことはさておいて、住宅本体の性能は暑さ寒さの影響を受けない断熱性能という事になるのですが、いくら分厚い断熱材で建物を覆ったところで、すきま風がピューピュー吹き抜けていては、どうにもなりません。
断熱性能は試験データーを元に数値で計算出来ますが、その性能を発揮出来るように実際に担保するには現場で気密性能を確保して、計画通りの換気を行なうことが肝となります。
そんな訳で、現場でその答えあわせを行なった、という事です。
この検証を繰り返すことで、設計を机上の空論ではなくて、実際の暮らしに生かしてもらうことが出来ます。
反対から考えると、答えあわせをせずに突っ走って行くと、本来の目的や方向性を見間違うことになりかねないと。
そして、答えあわせの重要性は現場だけではなく、会社全体のシステムやマーケティングに於いても同じではないかと思っています。
昨日、リフォームの相談に事務所に訪れて下さった方は、近所の友人にすみれを強く奨められたから来てみた、との事でした。
私も打ち合わせの途中から同席させて頂き、聞いてみた所、
「あんまり聞いたことがないけど、すみれさんは定期的に職人さんが巡回訪問にきて不具合を直してくれる珍しい会社だよ。」
と、教えてもらい、
「だから信頼してご相談出来ると思って、来てみた。」
とのこと。
私にとってはこのようなお客様の声こそ一番の答えあわせであり、取り組んで来た方向性を確かめる瞬間です。
(たぶん、)日本中探しても、どんな小さな工事でも一度ご縁を頂いたら、社員の大工職人が半年に一度、(頼みもしないのに)やって来て、「何かお困りなことはありませんか?」「以前の工事でその後不具合はありませんか?」と問いかけて、潜在的なクレームや不満を洗い出し、しかも以前の工事と関係のないことでも簡単な作業なら無料で行なって帰るという会社はそんなに無いと思います。
それはそれで結構な経費が掛かる訳ですが、その費用の源泉をチラシなどのマスメディアにかける広告宣伝を圧縮し、お付き合い頂いているお客様との信頼関係を築き上げることによって、新しい顧客を紹介して頂き、安定した受注を重ねて行くという、業界では非常に珍しい独自のマーケティング手法を作り上げて来ました。
新規の集客の為の販促活動をせずに、工事を終えたあとの顧客満足にお金を使う。
「そんなんで事業を大きく出来る分けないし、儲かる訳もないし、ばっかじゃないの、」
と言われたことも正直ありますが、事業規模の拡大と金儲けだけが事業の目的ではありませんし、と、青っちょろいことを良いながら今まで続けて来ました。
『信頼』をベースに事業を組み立てることこそ、やりたいこととやるべきことを整合させる唯一の方法論だと信じているからですが、そんな地道すぎる程地道な活動は答えあわせをするのも気密試験のように機械で測定するように簡単には行きません。
しかし、昨日のように顧客の声に積極的に、そして真摯に耳を傾けることでその辺りが聞こえて来るモノでして、、
私たちの想いを理解して下さるお客様に、そして、マーケティングという理論を現場で実際に体現してくれるスタッフに心から感謝するばかりです。
日本でオンリーワンのサービスを提供する工務店としてこれからも皆で力を合わせて規模の大きさではなく、品質の高さを目指して精進していこうと思います。
心謝。
 

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マーケティングの根幹。

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三連休の最終日だった様ですね。(笑)
年明けの1週目をドタバタのまま駆け抜けて、毎年恒例の餅つきイベントに突入、終わって一息ついた時にはなんと、えべっさんも終わり。すっかり日付の感覚を失ってしまってました。(笑)
工務店的には祝日は平日、平常営業ではありましたが、午前中は少しだけゆっくり目に出勤して最も緊急性の無い重要なこと、身体づくりの為のランニングをしてひきかけの風邪を治しておきました。
ま、今週も軽めのランになりましたが、、
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昼前に遅めの出勤をしてからは、一日ミーティング三昧。
小さな会社の経営者の仕事は非常に多岐に渡ります。
営業、工事管理、情報収集、システム構築、資金繰り、計画策定、たまに職人、
そんな中でとても重要な役割の一つがマーケティングだと思っています。
そして、スタッフやクライアントとのミーティングこそマーケティングの実務の最たるモノ、頭の中で考える構想を実務に落とし込む場として認識をしています。
今日の二本のミーティングはどちらも予定の時間を超過して、オシオシとなってしまいましたが、内容の濃い、良い時間になったと思います。
皆さん、お疲れさまでした。(笑)
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マーケティングという言葉の定義は広く、その解釈は様々ですが、この何年か自分なりに学んで来たことを繋ぎあわすとどうやら一つの所に結びつく様な気がしています。
それは、『在り方』
コトラーをはじめとするモノからコトへのソリューション型理論や、顧客に恋せよ、という程に顧客の幸せにフォーカスするべきだと言ういう卓越の戦略、信頼を積み重ねることがビジネスのスピードを上げるといった原理原則に則ったマーケティング論の全ての根幹をなすのは、表面的な思考ではなく、もっと深い部分である人としての『在り方』をキチンと整理することではないかという事です。
その軸さえしっかりすれば、目先の小さな利益に振り回される事無く、少しずつでも歩みを進めていくことで確実にビジネスというモデルを作り上げていけるのではないか?と。
何年か前からそのことに気付き、『在り方』について考え、学ぶようになり、ここに来て少しは整理がついて来たように思っています。
『在り方』考える一つの価値観として、多様性を認める。ということがあります。
言葉で書くと簡単ですが、宗教観、それぞれの国の立場での国際問題、自分と全く違う考え方を認め、尊重するというのは非常に難しいことであり、人類の大きなテーマと言っても過言ではないと思います。
しかし、排他的な考え方に凝り固まっていては人としての在り方もなにもあった物ではなく、まずはそこから取り組む必要があるような気がしています。
その基本は、人間って素晴らしく、五体満足で生きているだけで奇跡であるということ。
今の自分の置かれた状況が如何に恵まれており、感謝すべき環境かという事を認識することだと思うのです。
そんなことを教えてくれる人とのご縁をたくさん頂いて、少しずつ学ばして頂いている現状ですが、継続して関わらせて頂いている団体の一つに、ハートオブミラクルさんという映画配給の会社さんがあります。
深い学びと、気付きをもらうことが出来る素晴らしい映画を数多く制作されており、しかもそのすべてが市民団体などの自主上映会で上映されているにも拘らず、『1/4の奇跡』という映画は全世界で12万人が見て涙したといいます。
そんな訳で、来週の週末の1月18日(土)には私たちすみれが参加しているTOTOリモデルクラブ西神店会の勉強会の一環で、
僕のうしろに道はできる~奇跡が奇跡でなくなる日に向かって~
という映画の上映会を行ないます。
なぜ、建築業界の団体の勉強会でこんな映画?という疑問をもたれる方は多いと思うのですが、私にするとこれこそがマーケティングの根幹を見直すきっかけになるのではないか、と思っています。
詳しくはこちら
 

入場無料の自主上映会ですので、事前にご連絡を頂ければどなたでも参加して頂くことが出来ます。
※人数に制限がありますので、定員に達した場合はご容赦下さい。
今回は特別に岩崎靖子監督にお越し頂いてご講演を頂く特別企画となっておりますので、少しでもご興味がある方は是非早めのご連絡を頂ければと思います。
小学校から高校生くらいまでの子供にも是非みておいて欲しいと思っておりますので、お子さんと一緒に是非にご参加下さい。
在り方について考える機会にきっとなるとおもいます。
 

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ミクロマーケティング。~ご縁を紡ぐこと~

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今日の神戸は一日中雨が降ったり止んだり、梅雨らしい空模様となりました。
午前中は遠方からの客人を迎えて、今年の後半に予定している社員研修に向けての打ち合わせ。
すみれの大きな特徴である顧客に対する無料メンテナンス巡回訪問に更なる付加価値をつけて顧客サービスに磨きをかけるための取り組み。
とてもいい話を頂いて、早速具体的な計画に進みました。
すみれのスタッフ全体のスキルアップ、お付き合い頂いている皆様にはご期待頂きたいと思います。

昼からはガーデニング&菜園のご相談に。
街路樹の剪定でさえも成長した時の樹形に拘るという、藤井プロと一緒にお客様宅へ訪問してきました。
ずいぶんゆっくりとお話を聞かせて頂けましたので、きっといいご提案が出来ると思います。
夜は姫路へ。
医療関係のコンサルティングをされて大きな成果を上げておられるやり手の女性経営者に、直感力を生かしたコンサルティングの方法論とその成果、再現性についてお話を頂きました。
社風さえも変えて、幸せな事業所を作ることに焦点を合わせたそのスキームは目からうろこ。
「なるほどですね、」と創業80年という老舗のおでんをつまみつつ、頷きっぱなしの3時間となりました。
あ、一応仕事ですので、計画中の医療施設への電磁波対策の導入についてもご案内をしておきました。(笑)
ご検討、宜しくお願いします。
詳しくはこちら→電磁波対策について
K社長、一気に確信を得た、という加速度には驚かされるばかりでしたが、(たくさんの)夢の実現に向けて益々頑張って下さい。
ご活躍を神戸の地から祈念しております。
一見、建築の仕事とは関係がなさそうな人たちとのご縁をたくさん頂いて、たくさんの方からお話を聞かせて頂く機会が多くあります。
私がなんにでも興味を示すからなのか、常にアンテナを張って引き寄せているのか、ただ、話しやすいからなのか、一緒に飲むと楽しいタイプのオッサンだからなのかは分かりません。
とにかく、いろんな方にいろんな場所に誘って頂きます。(笑)
そして、本当に仕事か?と思われる様な楽しい席ばかり。
しかし、私たちの仕事って、人とのご縁の繋がりでしか無いような気がしています。
マーケティングとは信頼構築の為の方法論である、と常日頃言っている私の立場からいうと、頂くご縁は建築のことであろうと、なかろうとあまり関係はなく、人として誠実にお付き合いをしていくことこそが最小限のマーケティングの実践ではないか、と思います。
そんなことを感じながらきれいになった姫路駅前から帰途につきました。
ふんだんに使われた安富町で育った杉のとてもいい香りがしてましたよ。
********************

すみれ建築工房 ミッションステートメント

創業時から変わらない私達の“想い”

それは作り手側から見た業界の悪習を断ち切りたいと言うその1点に尽きます。

膨大な工程を必要とする建築という現場でのモノづくりは

釘の最後の締め打ち、造作材を取り付ける際の毛の細さの隙間など、

職人の手のひらの感覚でする仕事の全てを決して隅々まで管理することはできないと言うこと。

昔の大工の棟梁はコストや効率に囚われる事無く大工仕事に精魂込めることが出来ました。

それが今、

予防いえ学という考え方、

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今朝の神戸もいい天気でした。
一応、梅雨ということになっておりますが、毎日いい天気が続き外回りの現場作業が捗ってしょうがありません。(笑)
ありがたいことです、というよりもただ単純に梅雨入り宣言を間違って出してしまっただけの様な気がしますが、、、
ま、梅雨と言ってもずっと雨が続く訳ではないのはアタリマエですし、近年になって空梅雨と呼ばれる降雨量が少ない年も少なからずあるわけですので、あまり気にせず過ごそうと思います。
それにしても、田植えの季節にしては川の水が少なすぎるのが気になりますが、、
さて、お題目。

昨日はマーケティング部の定例会議がありました

すみれのマーケティングとはいかに顧客から信用を得るか、その手段だということを常日頃言っております。

その手段を使って私たちはお仕事を頂いて生業としている訳で、昨日のマーケティング部その具体的な取り組みを会議で話し合いました。

私たちすみれが掲げている理念は『建築業通して地域社会に貢献する』ということです

その理念を実現するために事業を行っているということになりますので、具体的な取り組みそのものもしっかりとそこに向き合わなければ意味がありません。

実際にそれができているかを検証する、またそれをどう具体的に行うか、それを考えるのがマーケティング部の仕事です

かれこれ5年ほど前からすみれでは一度でも工事をさせていただいたお客様、全員に対する無料巡回メンテナンスサービスを行っています。

工事をさせていただいたその後はどうでしょうか?

というお伺いすることも含めてですが、その他のおうちの中の細かなメンテナンス等を無料でさしていただくということで巡回をしています。

『気にはなってたけどわざわざ来てもらうほどでもないんだよね。』

というようなことを社員大工のスタッフがお伺いした時に聞いて手直しの工事をしたり、細かな調整をさせていただいたりしています。

はじめのうちは、アポも無しに地域ごとに廻って行くということもあり、売り込みに来たのかとずいぶん間違えられたりしていました。

それが毎年毎年繰り返していくうちにだんだんとお客さんの間にも決まった期間でメンテナンスに来てくれるんだ、と言うようなことが浸透してきて最近は次来てくれるときでいいからこんなことをしてほしいというようなご要望をいただくようになってきました。
長年にわたって私たちが取り組んで来たことがやっと認知されて来たように、とみに感じている次第です。

そこで私たちはもう一歩踏み込んで、こちらから積極的にお客様の暮らしの安心安全に関してのサービスを進めることにしました、それは住宅の健康診断、定期検診です。

予防医学という考え方があります。

病気や疾患になる前に普段から健康でいられるような食事や運動を行うことによって病気にかからないような体を作っていこうという考えですが、最近は社会保障の財源問題から、医療費の削減の為に国をあげて取り組もう、と言われる政治家の方もずいぶん増えました。

この考え方自体は古くからありますが、何にも健康に問題がないときの医学ということでこれまでなかなか一般的に普及してきませんでしたが、ここ最近になってずいぶん普段から健康を意識する機運が高まって来て広く認知されるようになってきました。

実は私たちが何年もかけて無料巡回メンテナンスにお客様先を廻らせて頂いているのはこの予防医学の考え方に他なりません、
名付けて、『予防いえ学』といったとことでしょうか、(笑)

住宅を美しく快適に長持ちさせるには日頃からのこまめなメンテナンスが欠かせません。

それを行なう為には今の現状をしっかりと把握する事がまず必要になって来ます。
医学でいう健康診断、定期検診というものを、住まいにおいては私たちがその役割を今まで以上に積極的に負う様にしようと、話し合いました。
『建築を通して地域社会に貢献する』
やりたいこと、やるべきことに(すこしずつですが)近づけている気がします。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

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私たちすみれ建築工房は
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何のために家を建てるのか。

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まさに五月晴れ!

五月というにふさわしい素晴らしい天気に恵まれた日曜日となりました 。

絶好のドライブ日和と言うわけではありませんが、今日は朝から車に乗り込んで福山へと向かいました。

先月お引き渡しをしました新築物件の1ヶ月目のメンテナンス訪問にかこつけて竣工記念のパーティを催されたオーディオルームでのミニコンサートにお邪魔してきました。

個人住宅にあるオーディオルームというはあまりにも本格的なその部屋ではグランドピアノとドラムセットそしてベースの生演奏が行われ、近隣からたくさんの方が来られていました。

日曜日の昼下がり、生演奏のジャズを聴きながらゆっくりとした時間を楽しむことができ、仕事というにはあまりにも心地良い時間を過ごさせていたきました。(笑)

F様この度はありがとうございました。

またゆっくりと訪問させて頂きますので、次は大画面のプロジェクターでの映画鑑賞をさせて頂きたいと思いますのでその際はよろしくお願いいたします。

さて、お題目は今日のお引き渡し後の訪問にで感じたことです。

家を建てる、もしくは建て替えるという理由は人それぞれ、様々だと思います。

ミニコンサートでのジャズの生演奏を聴きながら、私たちはその『何のために』という問いに対して真摯に向き合うことが何よりも大事なことではないかと改めて思ったのです。

気密性、断熱性、デザイン、使いやすさ、心地よさ、健康への負荷軽減、省エネ、そしてイニシャルコストやランニングコストなど住宅に対する価値観はいろいろあります。

私たち建築を生業にしている者にとってはそのすべてが重要でありいかにバランスをとってお施主様にとってのいいものを作り上げるかというところに焦点を合わせてしまいがちです。

しかし、実際に家を建ててそこに住まうお施主様の立場から考えるとそんな基本性能など実は些細なことであり本当に大事なのはそこでどんな暮らしができるかということだと思うのです。

家を建てることに意味はなく、その家で楽しむことに意味がある。
現代マーケティングの第一人者と言われるコトラー博士は『モノ』ではなく『コト』の時代になると繰り返し言われました。
マーケティングというのはやはり顧客が何をしたいかを探し当てることが全てではないか?と改めて感じたのです。

そう考えると私たち建築会社の場合、マーケティングの真髄というのは引渡した後の現場にあるということなのかもしれません。

欲しかったのは子供たちがたくさん集まって幸せな笑顔があふれる家。

好きな音楽やオーディオに囲まれて楽しむ家。

もしそれがお施主様の答えなのだとすれば、我々は絶対に答えを持っていないことになります。

住まう人の価値観によってその答えは大きく変わると思うから、、

創業当時、すみれの工事現場のシート歳に書いていたスローガンは、

『夢の実現のお手伝い』

というものでした。
今もその基本姿勢は何ら変わっていないと思っています。
そう考えると私たちが創業当時に掲げていたごく素直な気持ちから出たコンセプトはあながち的外れではなかったようです。

これからも、モノづくりの本質というものを見据えながらお客様のすぐ側にあって一緒に家をつくっていく、そんな姿勢を守り続けたいと思います。

お施主様はなんの為に家を建てるのか?
その問いに対する答えを探しながら。
マーケティングの基本は顧客の声を聞くこと。

今日もまた、お客様に勉強させていただきました。

F様、本日はお招き頂きまして本当にありがとうございました。
心から感謝します。
深謝。

日替わりランチ850円のホスピタリティレストラン考。

JUGEMテーマ:日記・一般

GW明けの慌ただしい一日でしたが、神戸では今日も最高の五月晴れとなりました。

今回は大手企業などは10連休というお会社も多かったことで、GWがいつもにも増して大きな区切りのような感じでした。
4月の末頃にお客様先で良く会話にのぼったのは、
「では、連休明けからでも工事にかかりましょうか。」
という言葉でした。
そんなこんなで、今朝はあちこちで着工ラッシュ。(笑)
一斉にあちこちで同時多発的に現場がスタートしたという事で忙しい一日になりました。
朝一番は事務所の近所のお店の改修工事の着手に立ち会ってから、
そのまま西宮のマンションの改装工事現場に向かい、
その後は少し前に内装の解体工事を進めていたビルの今度は作る方、事務所改装工事の着工とご契約に行ったりしながら名古屋で工事をスタートした担当者と電話でやり取りをしたりして、と、一日中疾走感溢れる一日でした。
そんな合間に少し落ち着いてランチをとりながらPCのメールチェックでも、と思い、超珍しくファミレスに入ってみました。
外で摂る昼食は基本麺類(というかラーメン)なのもありますが、滅多なことではファミレスに入ることはありません。
それは数年前にあるガ○トというファミレスに入ってその接客のまずさ、料理が出てくるのの遅さ、店の中の汚さにホトホトあきれ果てたからでして、、
お昼時に80席程の店内でホールを担当しているのは外国人留学生と見られる一人だけ、この調子じゃ厨房も一人じゃないの?と思えるような状態でした。
価格を抑えつつ、ロードサイドにまあまあ立派な建物を建てて利益を出して行く為にはここまでコストカットを徹底してやらねばならないのか、、と思い、とても暗い気持ちになったのを今も覚えています。
そう言えば、誰かのブログでもその店のことをボロカスに書いてあったのを目にした記憶もあります。(笑)
そんなトラウマも抱えつつ、(笑)
ま、PCをあけれたらいいか、と思い、たまたま通りがかったファミレスに入ってみました。
超、久しぶりのロイヤルホ○トです。
入ってみて少しイメージと違うことに気がつきました。
あれ、と思う程綺麗に改装されてあったのです。
そして全席完全に禁煙になっており、喫煙ルームが玄関ホール横に設けられておりました。
ホールのスタッフも非常に丁寧で、お昼には少し早めの時間ではありましたが、一人なのに4人席のテーブルに案内してくれたのです。
しかし、相変わらず日替わりランチは850円、
??????。
ロイホってこんなに居心地のいい店だったっけ?
と、なんだか大きな変化に狐につままれた様な気分でしたが、すぐに謎は解けました。
どうやらファミレスではなく、(意識を持って)ホスレスに変わっていた様です。
そして、昼を過ぎるとすぐに満席になりウエイティングが出始めました。
その混雑ぶりを見て一人でゆっくりと4人掛けのテーブルに陣取っている訳にも行かず、そそくさと店を後にした訳ですが、前述のガ○トと全く正反対の方向に変化されているのを見て同じ業態で考えかた一つでこんなに大きな差が出来るモノかと改めて考えさせられました。
一方は徹底的にコストを下げる。
もう一方はコストは二の次にしてお客に満足してもらえるようにホスピタリティを最優先する。
そして両者とも提供する価格や表面的なサービスはほぼ同じ。
さて、どちらが利益が出たかは私には分かりませんが、ただ、私に言えることはコストを徹底的に下げた店には二度と行かないが、コストをかけて居心地を良くしてくれた店には通りかかる度に行こうと思う、という一消費者としての感想です。
その答えは、「何の為にその事業を行っているか」という問いに繋がっているな、なんて思いつつ、数年前に暗い気分で二度とファミレスには行くまい、と思いながら店を出た時に比べてずいぶんいい気分で(追い出される様に)その店を後にすることが出来ました。
やっぱり人様に喜んでもらえる仕事っていいモノですね。
いろんな意味で見習いたいと思います、ごちそうさまでした。
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3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。

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顧客の立場に立って考える部。

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青空が戻ってきました。
西高東低の冬のような気圧配置となり心無しか肌寒かったりもしましたが、皐月らしい爽やかさ一杯の風が吹き気持ちのいい朝でした。
おついたち、という事で朝一番の現場調査の後アイドル犬チャックを連れて近所の総社にお参りに、
「先月もありがとうございました、今月もよろしゅうおたの申します。」
いつも通り、感謝といっしょに小銭1つでたんまりとお願いをしてきました。(笑)
連休の谷間の月初という事でずいぶんバタバタとしましたが、オシオシになりながらもなんとか予定通り会議も2本やれました。
一つはマーケティング部の会議。
社内でのコツコツと定義を考え直すという取り組みで、マーケティングの定義を私たちなりに考えた時、
マーケティングとは顧客の立場に立って、価値を伝えること。
というのが一つの答えでした。
という事は、『マーケティング会議』とは『顧客目線に立って伝えるべき価値について考える会』と言う事になります。
住宅の価値というのは人それぞれ、多岐に渡ります。
しかし、一番根本にあるのは健康的に暮らせる環境であるか否か?という事だと思います。
いくら自然素材を使って内装材を気持ちよくしても床下から農薬が上がってきては話になりませんし、住宅の中での温度変化が大きければ身体への負荷は厳しいものとなります。
そして、日本では表面的には問題視されることの少ない電磁波の負荷は長い時間をかけて知らず知らずのうちに少しずつ体調を崩していったりします。
一般の方が知らない価値を伝えていくことも私たち建築のプロの責任だと思っています。
今日の会議では、健康的で自然エネルギーを最大限利用した自立循環型の住宅は決して高い金額がかかる訳ではなく、誰もが手が届くコストで建てれることを何とか広く知ってもらえるようにどうしたらいいか、という事を中心に話し合いました。
モチロン、今までお付き合い頂いている顧客に対するサービスの充実もね。
信頼こそが(ビジネスにおける)全てのスピードを上げる。と、敬愛するコビー博士のご子息は提唱されましたが、これこそ日本人的な価値観に立ったマーケティング理論の根本だと改めて思いつつ、高いレベルのサービスと、その活動を如何に知って頂くかをしっかりと話し合ういい時間を持つことが出来たと思います。
いっそ、部署の名前を、
『顧客目線に立って考える部。』
に変えよっか、(笑)
高橋君、和田さんどう?
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全ての人に快適な住環境を提供したい! 私たちすみれ建築工房は
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を理念に掲げ、

マーケティングの定義。

JUGEMテーマ:日記・一般


快晴。


今日の神戸は雲一つないこれ以上無いという晴天に恵まれました。


事務所近くの新築現場では建前の工事を行なっておりまして、お天道様の後押しのお陰もあり、無事上棟。

野地板を張り付け、屋根仕舞までキッチリと行なう事が出来ました。

屋根にルーフィングの敷き込みをしておけば少々雨が降っても建物の中まで濡れる事はありませんので、これでまずはひと安心です。


建前の度にいつもお世話になっているMレッカーのSのおっちゃん、本日もお世話になりました。

ありがとうございました。


上棟工事が順調に終えられた事に感謝しつつ、これからの工事の無事を祈りたいと思います。


お客様の立場に立つこと。


先日のミーティングで社員大工連中とお客様の立場に立って仕事をする事とは、について話し合ってみました。
お客様の立場に立って考えるとはどういうことか?
どうすればお客様と同じイメージを持って工事を進めていくことができるか?
その方法論について話し合いました。
その時の議論では、しっかりとコミュニケーションをとってお客様がどういうイメージを持っておられるかを引き出すことで、同じイメージを共有する事、それにプラスしてプロとしてのアドバイスと付け加えて一緒に考えること、それらを工事の最中、一つずつ確認しながら進めていく事が重要ではないかと言う結論に達しました。
先日とあるメルマガで『マーケティングとはお客様目線で物事を考えること』と書いてありました。
なるほど、と思ったわけですがこうして考えるとマーケティングという言葉を『お客様の立場で考える』に置きかえてみると随分わかりやすく説明がつくなと思いました。
共感マーケティングはお客様の立場にたって共感できる方法を探すこと
ブログマーケティングはお客様の立場にたってブログで情報を発信すること
すみれマーケティング事業部はすみれの中でお客様の立場に立ちサービスを考える事業部
となります。
マーケティング目線という言葉はそのものズバリお客様の立場に立った目線となります。
結局、「すべてのコストは消費者が負担する。」といわれた日本マーケティング界の草分けである故水口健次氏の言葉通り、そのニーズやウオンツを突き詰めていくことが私たちの仕事の方向性だと思うのです。
ただ言われたままを受け入れる、という決して迎合ではなく、自分がお客様の立場だったらどう思うか?ということ。
そんな事を考えながら、なんとなく使っている言葉の定義を見直すと言う作業が如何に大切なことだと改めて感じた次第です。
私たちは建物という大きなものを長い時間をかけて作ります。
そこでの決定的に顧客目線に立ったモノ作りとは1人2人でできるものでは決してなく、そこに携わる全員が同じような考え方思って取り組まなければ絶対に出来ません。
プランニングから設計、見積もり、施工、アフターサービスと全てにおいてお客様の近くに寄りそって、お客様の立場に立った丁寧なモノづくりを行なうには、私たちのような地域密着の工務店が力をつけていかなければならないと思うのです。
まだまだ、道半ばではありますが、スタッフ全員と力を合わせて『お客様の立場に立ってた仕事』について深く掘り下げていきたいと思います。
すみれマーケティングとはお客様目線にたった家づくりものづくりの具体的な方法論を突き詰めていくということ。
みんな、がんばっていこー。
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全ての人に快適な住環境を提供したい! 私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念に掲げ、



3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。

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『共感』マーケティング。

 JUGEMテーマ:日記・一般

今朝は抜けるような青空の名古屋から始動。

何故かよく通るインディージョーンズのワンシーンのような道を渡って地下鉄に乗り込みました。
伏見を出発して、
浄心、
塩釜口、
桜山、
八事、
杁中と、一日中名古屋の中心街を物件調査と打ち合わせに走り回りました。(名古屋の人しか分からんか、笑)
充実した一日のお陰で名古屋の地下鉄の路線図が大体頭の中に入ってしまいました、、
見に行った物件も概ね良いものばかりでしたし、実のある出張になったのではないかと思います。
あとは帰って物件調査の資料を楽しみに待ってくれているスタッフ(笑)にバトンを渡して整理してもらうばかりです。
まっつあん、よろしくねー。(笑)
今回の物件調査では、最近の傾向でもあるのですが、お店をとても丁寧に作られて丁寧に使われているお店の譲渡の案件などもありました。
現状の店舗の生かせるところは出来るだけ生かしながら、終わりを迎えるお店に新しい価値を付けて命を吹き込めればと思います。
最後はちゃっかりメンテナンスの訪問も、
さて、お題目は昨日のシクミ研究会での学びの振り返りです。
マニアックな施工品質の向上といった技術的な勉強の後、懇親会の場では私たちのような小さな会社が顧客の信頼を得て、顧客にとって一生に一度かも知れない大きな買い物である新築やリフォーム等の住宅に関する仕事のご依頼を頂けるには何が必要なのか?という話題になりました。
大手住宅メーカーだからといって絶対に倒産しないという保障はない時代といわれますが、それでも『安心』という面で言うと資本力の無い私たちのような小さな企業とは比べることの出来ない安定感があるのは誰もが認めるところだと思います。
しかし、実際には大手住宅メーカーやビルダーを廻って、比較検討をされた末に私たちを選んでご契約を頂くことも決して珍しくありません。
顧客目線から見てメリットを感じて頂けることがあったのは確かだと思うのですが、私たちが行なうべきはそこをしっかり掘り下げて、どうして選んで頂けたか?という理由をあぶり出し、顧客の信頼にしっかりと応えることだと思うのです。
その一つに、『共感』というものがあるのではないか?という議論になりました。
私たちは建物の作り手であると同時に、日々の生活を家族と暮らす一住い手でもあります。
自分たちが住まい手としての目線で実際に体感して、これはいい、これはいけない、と思ったものを正直に顧客に紹介することで、共感して頂けている部分があるのではないか、という事です。
研究会の主宰であるK社長はお子さんのアレルギーがきっかけで自分の家族に住まわせたい家をつくることから始めて住宅事業を進められたといいます。
住む家と、売る家は違うだろ、
というような昔からある住宅営業の悪しき常識?に逆らって、自分たちが住みたくないような家を顧客に勧めることは出来ない、という想いをカタチにして来られて事業を広げて来られました。
その想いが伝播して社員さんも続々と自社での建築で自宅の建築をされているとのことでした。
すみれでも、昨年、工務の社員が新築の家を建ててくれました。
創業以来、「建築業界における作り手の社会的地位の向上」をミッションとして目指して来た私としては本当に嬉しいことで、やっと、一つの目標をクリアしたような感慨を覚えたものです。
ま、実際は私が何をした訳でもないのですが、、
職人の世界では、
「大工は他人の家ばかり、」
と、いう諺のようなものがあります。
大工自身が自分の家を建てることはとても難しいと言う意味ですが、日当で給与が支払われるのが通常の職人の世界では住宅ローンを組むことさえままならない現状があります。
ましてや、自分の思い通りに建てる注文建築など、実現するのはとても難しいものなのです。
バリバリと働く一流の大工さんが賃貸住宅に住んでいたり、建て売り住宅を買った、という話は今では珍しくも何ともなく、そんな話を耳にする度になにか寂しい気持ちを覚えていたものです。
そんな現実を見続けて来た私としては、職人として働く社員が注文建築で素敵な自宅を新築した、というのは非常に大きな意味がありました。
(今まで口にしたことはありませんが、)本当に嬉しかったのです。
私たちが今まで住宅の事業において自分たちが選んで本当にこれを使いたい、と思うものを積み重ねて住宅のスペックを作ってきた作業は自分たちが住むなら、こんなものがいい、これくらいの金額に抑えたい、こんな制度を利用したい、という住まい手としての目線でもあったと思うのです。
そして、実際に現場での作業も自分の住まいだと思ったら、という視点を持たなければ絶対にいいものは出来ないとも思うのです。
今回の研究会を終えた後、ホテルの部屋で一人考えたのは、私たちはやっぱり、しっかりと顧客の目線に立つことに意識を置いて毎日の業務に向き合うことが重要なのだ、ということ。

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真摯に誠実に顧客の目線に立っての思考を続けることで、共感頂ける会社へと成長して行ける、いや、行かねばならないと固く思った次第です。
それこそが卓越の戦略に繋がって行くものだと、、
K社長、貴重な気付き、ありがとうございました。
大遅刻してしまいましたが、参加出来て本当に良かったです。
早速、社内に持ち帰り、その姿勢、その思考の見える化と社員全員での共有のシクミ作りを考えてみることにします。
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いよいよ明日、明後日は春の恒例イベントです。
お時間がある方は是非遊びにきて下さいねー。
私の(拙いながらも)住まい手目線に立ったセミナーもありますよー。