約束を守るのは意思ではなく仕組み。

9月6日 晴れのち、夕方から雨。

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昼からは2週間に一度のMKTMYG(マーケティング部ミーティング、笑)でした。

急いでやらなくて良い事で、でも重要な事を進める為の会議です。

内容は、今年から本格的にサービスを始めた、『すみれインスペクション』の進捗状況の確認や、インターネット上のプロモーション、あとは新規事業のビジョンの共有等々。

どれも全く緊急性がないことばかりなだけに、2週間前の会議から取り組みを進めていない事や、タスクがこなせていないことも多々有るのですが、ひと月に2回この時間を持つ事で、何とかかんとか遅いながらも将来の有るべき姿を実現する為の行動を続けることが出来ています。

 

fb友達のN社長が今日のつぶやきアウトプットでこんな投稿をされていました。

*****ここから転載*****

『7つの習慣』つぶやきアウトプット41

“約束を守ること”

自分の生活をすぐにコントロールしていける方法がある。
それは、約束し、それを守ることである。
あるいは、目標を設定し、それを達成する為に実行することでもよい。
どんなに小さな事でも、自他に対する約束を守ることによって内的な誠実さが育成され、自制心と自分の人生に対する責任を受け入れる勇気と力が湧いてくる。

*****ここまで*****

以前、勉強会で一緒だったN社長はスティーブン・R・コヴィー博士の7つの習慣を毎日つぶやいてアウトプットするという素晴らしい習慣をお持ちです。

そのお陰で、私も毎日N社長の投稿で復習させて頂いています。(笑)

緊急性の低い、重要な事に時間を割くことの重要性は深く理解しているはずなのですが、やっぱり毎日いろんな出来事があり、どうしても目先の事に振り回される事は無くなりません。

そんな中、会議でスケジュールを決めたタスクを進めるのはいわば、『約束』を守ることの見える化です。

自分と(だけ)の約束を守る事は実はとても難しいことですが、会議に出席したメンバーとの約束は定期的に進捗を確認することで、守る、果たす、進める事がずいぶんと実現しやすくなると思うのです。

 

強い意志で自分との約束を守る。

 

と言う様な、ハードルの高い、難しい事はさっさと諦めて、(強い意志など持っていない弱弱な自分を認めて、)約束を守らなければならない仕組をつくることが、緊急性の無い重要な、しかし、確実に未来の事業をつくる仕事を進めるコツだな、とMKGMTGを終えて今回も改めて感じました。

とにかく、すみれの強みを最大限に生かした新しい事業の計画も今日から(ゆっくりですが)進み始める事になりましたし、時間のマネジメントを見直して気合いを入れて頑張りたいと思います。

約束を守る事、結局ビジネスってそれに尽きるのかも知れません。

 

おまけ、

にゃろ(仮称) IN 寨
にゃろ(仮称) IN 寨

毎日着々と成長するニャロ(仮称)、負けられません。(笑)

神戸ラーメン紀行Vol.113

9月5日 曇りのち晴れ。

日中はまだ強さを感じる陽射しが降り注ぎましたが、朝夕は爽やかな風が吹き、非常に気持のいい一日でした。

よし、季節を感じながら仕事しよ、と思いつき今日は一日テラスにて。

ニャロ(仮称)とテラスで仕事
ニャロ(仮称)とテラスで仕事

午前中はマーケティングに関する無料相談(笑)←仕事です。

昼からは先日立ち上げたばかりのNPO法人ひょうご安心リフォーム推進委員会がこの26日に始めて大々的な事業としてスタートするリフォーム事業者向けの説明会の資料作り。

要するに、全くボランティア活動にどっぷりと浸かる一日となりました。

ま、すみれの事業の目的は『企業利益の最大化』ではなく、

『建築の仕事を通して地域社会に貢献する』ですから、理念の体現として本道を歩めてるということで良いんですけどね。。(笑)

 

さて、お題目は今日のランチをゴチになり、ご近所の塩元帥さんの全メニュー完全制覇記念です。(笑)

では、いつまで続くのか分からないと言いつつ、今回で113回目を迎える神戸ラーメン紀行!いってみます!

ではそのご近所のお店の私的ラストメニューから、

塩つけ麺 820円 — 伊川谷塩元帥
写真: これで完全制覇(のはず)\(^o^)/
塩つけ麺 820円

 

あんまりつけ麺食べませんが、この一杯は違和感なく食べれました、豚が美味。

それにしても、次からどうしよ、(笑)

 

お次は専門店では有りませんが、一応押えてみた一杯。

醤油ラーメン 500円 — 場所: 天然温泉 龍の湯
高橋 剛志さんの写真

 

ま、これといってコメントないくらい、スタンダードです。(笑)

 

お次は本場姫路近く、懐かしいたつの太子町で頂いた一杯。

和風ラーメン 780円 — 場所: ラー麺 ずんどう屋 太子店
写真: 豚骨が苦手な方に・・・(^_^;)
和風ラーメン 780円

 

姫路発のトンコツ屋さんのはずでしたが、トンコツが苦手な人の為に、と魚介スープの和風スープ、新しくメニューに増えてまして、前夜に紹興酒を飲み過ぎた関係もあり、結構イケました。(笑)

今日の4杯目はラーメン激戦区東灘区、2号線沿い。

鳳鳴ラーメン 700円 — 場所: 鳳鳴軒
写真: 鳳鳴ラーメン 700円
無化調とのことでしたが、、

 

家族連れのお母さん向けに、(小さく)「ラーメンのスープは化学調味料全く入っていませんのでご安心下さい。」と書かれていました。

その割に食後にやたら喉が乾いたので次回言った時に確認してみたいと思います。

パンチが効いて、人気店のラーメンスープのセオリー通りではありましたが、、(笑)

 

今日の〆は大蔵谷インター近くの(スープの味が)復活したオススメ店。

赤チャーシューメン 900円— 場所: らーめん からや
写真: 自己流夏バテ対策。(^_^;)
赤チャーシューメン 900円
ブログでもここ最近のまとめアップしてますー。(^_^)。
https://shokuninshinkaron.com/?p=3291
そろそろ夏バテの季節、カロリー高めですが、元気出ますよー!(笑)
オススメの一杯です。

以上、今日はここまで。

ごちそうさまでした。

 

無料で屋根点検しますよー、にご用心。

9月4日 雨のち曇り

明け方にまーまー良く降っていた雨も、出勤して朝礼のラジオ体操を終える頃には上がって小康状態。

今日は昼から(雨で延期を繰り返していた)お客様宅に屋根の調査に行く予定になっており、朝目覚めて雨音を聞いたとき、またかよー、と伺うのを諦めかけておりました。

しかし!一旦雨が止んだ空を見て、行くなら今のうちやっ!と判断して急遽午前中の予定と振り替えてダンプにハシゴを積みこんで走り出しました。

迫り来る雨雲
迫り来る雨雲

午前中に屋根の調査を済まして庭先でお客様と雑談というか打ち合わせをしていると待ってましたとばかりに小雨がパラパラと、、

足場も無く、ハシゴ一本、一人で大屋根に上るので、少しでも瓦が濡れると非常に危険でして、雨が降り出すタイミングは大げさじゃなく命に関わる大問題です。

とにかく、調査を終えて地面におりて来るまで雨は待っててくれました。

やっぱりな、と、私の意思と天とが通じ合っているのを実感です。(笑)

屋根調査
屋根調査

さて、お題目は今日の屋根調査に行くことになった顛末です。

取引先の商社のI担当さんから電話をもらいまして、

「友達の実家で屋根のリフォームをするらしく、業者に見積りを貰ったらしいんですが、どこか信頼出来る業者さんでも見積りをお願いしたいと頼まれたんですが、お願い出来ますか?」

とのこと。

モチロン、行きまっせ、と今回の調査となりました。

で、どんな工事を予定してるの?と聞くと工事の明細を送ってくれました。

工事項目はというと、

***************

地瓦調整費

棟瓦調整ラバー止め

鬼瓦漆喰止め

きわのし調整ラバー止め

漆喰斫り取り

漆喰打替

地瓦シリコンラバー止め

**************

でたっ!

訪問販売系悪徳リフォームの代名詞の様に言われて、一時はその悪名を轟かせたシリコンラバー工事の見積りです。

(近くで工事をしていてたまたま屋根を見かけたと名乗る、作業服の訪問)営業マンの説明によると、

「日本瓦は土を屋根に載せて瓦を葺きます。なので、台風や地震などで瓦が動きやすいのでシリコーンを瓦の継ぎ目に充填してズレない様にしなければ危ないですよ。」

とのこと。

おまけに、

「瓦が無くなっているところがあるので、直さないと雨漏しますよ。」

「漆喰もかなり劣化しているので修理しないといけませんねー、」

と言われたそうで、それを受けて上記の見積りをサラサラ〜と書かれたようです。

 

私の調査結果は、

①瓦は空葺きといわれる木桟に釘止めの工法になっており、ズレ止めのコーキングなどそもそも必要ない。

②瓦が無くなっているどころか、ヒビが入っている瓦さえ無い。

③漆喰は劣化しているが緊急性の高い程度までは達していないのでそろそろ考えてみるべき。

④樋の勾配が悪く、枯れ葉や水が溜まっており、外壁を汚す一因となっている。

⑤屋根よりも外壁の塗装が経年変化でチョーキング(白化現象)を起こし始めており、3〜5年以内くらいには塗装のやり直しをすべき。

⑥換気扇ガラリが破損して、水が屋内に入っている箇所があるので早急に修理すべき。

 

たまたま近所で工事をしていて傷んでそうなのを見かけたので屋根の点検を無料でしますよー、と言って来た営業マンとは全く異なった見解と見積り内容となりました。

 

それにしても、そもそも、屋根瓦のコーキングって今回の様に空葺きでなく、土で葺いていたとしても必要ない工事だと思っています。

良心的なというか、まともな板金屋の社長に聞くと、

「ズレ止めのコーキングをしていた屋根瓦が地震の際に全部繋がったまま一体となってずり落ちた現場を見た事がある。」

といってましたし、

「コーキングが経年劣化で収縮して瓦を引っ張って表面がバキバキに割れているのを見た事が有る」

とも教えてくれました。

 

一般の方は大屋根においそれと登れませんし、自分の目で確認ができないこともあり、瓦が無くなっている写真を見せられたら信じてしまうしか無かったり、このままだとすぐに雨漏しだしますよ、と言われると工事をしないといけない様に思ってしまいがちだと思います。

悪徳リフォーム問題が騒ぎになった当時は屋根に上がった営業が自ら瓦を割ったり、漆喰をめくったりして、すぐに工事をしないとまずいですよ!と瓦にコーキングをぬするだけの高額な金額の工事を迫ったといいます。

さすがに今はそこまでする会社は無くなっていると思いますが、、

でも50歩100歩。。。

今回の業者の名前を聞いてWEBで検索してみたら、結構まともなホームページが出てきました。

立派な経営理念なども。。。

 

お客さん曰く、

「ちゃんと写真を見せてもらったし、本社は大阪やけど近くに支社も有るみたいやし、ちゃんとホームページも有ったみたいやし、、」

「私ら素人やから、専門的な事いわれても分からんし、この屋根の上で写真を取って来たと見せられたらそうかと思ってしまうしなー」

との事でした。

ダンプにハシゴ
ダンプにハシゴ

やっぱり、安心して相談出来るリフォーム会社がすぐ近くに有り、気軽に声をかけて、相談に乗ってもらえる様な環境を整備する事が重要だと改めて思いました。

兵庫県や神戸市にも一定条件を満たした登録業者を紹介してくれる制度が有るには有りますが、実際はあまり活用されていないようで、今では飾り物的な存在になりつつ有る、と言う声も聞かれます。

行政でダメなら民間、志の高い業者が集まって、まともな業者とはどんな業者で、まともなリフォームってどんな工事か等の選ぶ為の条件など一般のユーザーに知らしめる活動をして、広いネットワークで地域に存在を認められるような、一般ユーザーがいつでも安心して相談出来る様な環境作りをしなければならないと思います。

そんなこんなで、私の場合、『ひょうご安心リフォーム推進委員会』というNPO法人でそんな団体の活動もしているわけですが。(笑)

 

とにかく!知らない業者の、「無料で屋根を診断しますよー」にはくれぐれもご用心。

人間万事塞翁が馬的、休日。

9月3日 水曜日。天気は下り坂。

朝焼け
朝焼け

朝はきれいな朝焼けが見えておりましたが週末にかけて天気は下り坂になるとのこと。
今日はすみれ事務所は定休日、私もお休みをいただいてお客さん(と言うよりは幼なじみの友達)ともう1人お客さん(というよりは古い付き合いの後輩経営者)と山に芝刈りへ。(笑)

 

季節はそろそろ秋ですが、日中はまだまだ厳しい残暑が続きます。

小雨がパラパラするぐらいがちょうどいい、と迫ってくる雨雲を見ながらほくそえみました。

 

フォレスト三木
フォレスト三木

社会に出て働きはじめて30年以上も経つと、子供の頃の友達との交流はほとんどなくなってしまいます。

こうやって丸坊主のガキンチョだった頃の友達と一緒におっさんになってから遊びに行けるというのは少し不思議なような、それでいてとても嬉しいことです。
その彼は、10年程前にバイクで大きな事故をして生死の淵を彷徨した後、何とかこの世に帰ってきましたが体はズタズタのボロボロ。
その当時会った時はよもや一緒にゴルフが出来るようになるとはこれっぽっちも思える状態ではありませんでした。
「もうアカン。」

 

バイクで事故を起こした時正直そう思った、と言っていた彼は奇跡的に一命をとりとめ、身体が回復に向かった時、

「天からからやるべき事と一緒に命を授かった。」

と思ったそうです。
それから以前とは別人のように変わった彼の変化に正直驚きましたが、多分そのおかげで仕事やプライベートでの付き合いが再開、そして深まった気がします。

見事ぱーおん!(^_^)
見事ぱーおん!(^_^)

人間万事塞翁が馬との諺がありますが、確かに人生において、いったい何が悪いことで何が良いことなのかサッパリよくわかりません。
世の中すべからず表裏一体なのだと改めて感じると共に、とにかく「すべてはうまくいっている」と思うようにしたいと思います。

 

とにかく、良い休日となりました。

あと、ゴルフのスコアがもう少しよければ言う事無いんですが、、(涙)

致良知と卓越の戦略。

9月2日 晴

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朝から現場廻りと打ち合わせ。

昨日は雨でよかった、と書きましたが、現場に出てみるとやっぱり晴れの日がサイコー。(笑)

勝手なものです。

ALC下地溶接
ALC下地溶接

昨日の雨で工程が遅れたと、現場担当はぼやいてましたが、確かに雨の中溶接は出来ませんね、

帰って来てくれたお天道様に感謝したいと思います。

 

 

昨日のブログでは『ジャニーさんへの提言』というお題で世の中に対する善のアプローチが回り回って大きくビジネスを飛躍させるする可能性があるというようなことを書きました。

ジャニーズという芸能界でも屈指の事務所だからできる戦略だとも書きましたが、そもそもマーケティングとはそんなもの、という観点から見ると、実は(規模の違いこそあれ)私たちにも同じようなことが当てはまると思っています。

私たちの場合、アプローチする相手は世間と言うよりまずは顧客となりますが、善のアプローチ、すなわち顧客に心から良くなってもらいたいと思うことを行動に移すことで、結果的に顧客の信頼を得て回り回ってビジネスがいい方向に向いていくようになると思うのです。

 

世界一のマーケターと言われる、ジェイ・エイブラハム氏は、

「恋人を愛するように顧客を愛せ。」

と言っておられました。

目先の損得だけに囚われず本当に相手のことを思う気持ちが、企業として『卓越の戦略』を生み出すと。

かといって、私たちのような中小企業に「ギャラはいりません。」と言うような思い切った事はなかなかできないのが現状です。

それでも、自分たちができる範囲で精一杯のことを行なって見るべきだと思っていて、その中で私たちなりの『卓越の戦略』が見えて来ると思っています。

仮枠も組みます!サトーくん。
仮枠も組みます!サトーくん。

 

現在、すみれでは神戸市内の1000件を超える顧客に対して社員の大工スタッフが毎年2回、無料のメンテナンス訪問を行っています。

以前私たちが行った工事の不具合はもとより、全く関係のないことでも短時間作業であれば全て無料で対応しています。

こんなちっちゃなことからでも、顧客の為に今、私たちができることを少しずつ増やしていって、ご縁をいただいたお客様に安心して快適な暮らしを過ごしてもらえるようにしていきたいと思っています。
ジャニーさんにお願いするばっかりでは無く、自分たちでもやらないとね。(笑)

 

ジェイ・エイブラハムのマーケティング理論を日本式にアレンジすると、

『致良知』と言われる、人としてアタリマエにある良心に従った行動こそ、卓越のマーケティングの原動力になる。

ってことだと思っています。

 

自分の心の中の声に正直に。

ジャニーさんへの提言。

9月1日 雨のお朔日。

雨の総社
総社

恵みの雨の中、いつもの様に近所の総社に少しばかりの小銭を握りしめて新しい月を無事に迎えられたことの感謝と、今月もまた、ひと月よろしくおたの申します。とお願い事をしながら柏手を打ってきました。

40歳半ばを過ぎてやっと自分の力でコントロール出来ないことが世の中の殆どだという事を認識出来る様になり、神道やその他の宗教に傾倒する訳ではありませんが、敬虔な気持で月に一度のお参りをする様になりました。

結局、感謝するしか無いってことなのかも知れません。

みつをの言葉、その時の出逢いが
みつをの言葉

さて、子供達は今日から新学期のスタート。

昨夜は過ぎ行く夏を惜しみながら、家族で24時間テレビのフィナーレを見ておりました。

難しい年頃の娘も、いろんな人々がチャレンジして困難を乗り越えて大小様々なキセキをおこしている番組の企画に心を動かされている様子でした。

私といえば43歳のリーダーの最後の激走に思わず頑張れ!と、つい声を上げてしまいました。

城島くん、オッサンの星ですね。(笑)

 

ただ、私の場合、正直、24時間TVを少し冷めた目で見てしまいます。

今まで何度もチャリティーイベントを企画して来た経験から、24時間TVに協賛してイベントを行なうと莫大な協賛金を請求されるのを体験しており、

「チャリティーと言うにはあまりにも商業ベースに乗っかりすぎてるやろ、」

と感じた印象が強く残っているのが私が番組を冷めた目で見てしまう原因な訳ですが、実際、豪華にたくさんの芸能人が出演しているのを見て、このギャラが全部寄付に回れば凄いのにな、、と思われる人も少なく無いと思います。

 

ネット社会、情報化社会となり、その辺りの批判がネットの上で散見される様になってから、24時間TVの盛り上がりに影が出始めたと思うのは私だけではないと思います。

 

ま、そんなことを差し引いても、城島リーダーの激走は素晴らしかったですが。(笑)

 

そんな24時間TVを見ていて、ふと考ました。

今年のメイン司会は関ジャニ∞、主役のランナーは城島リーダー、ドラマの主役は大倉君、その他のコーナーのあちらこちらにジャニーズ事務所のメンバーが一杯出ていました。

 

それを見てて感じたことは、

ジャニーさん、ずいぶん高額のギャラを稼いでいるんやろなー、

と言うのと、

ジャニーズ抜きではこの手の企画は成り立たなくなっている!

という事実です。

で、先ほどの『決して悪い企画ではないけど、金の臭いがプンプンする』ことへの批判が広がっていることを鑑みて、ジャニーさんが、

 

『所属タレントのギャラを全て無償にします。』

もしくは、

『もらったギャラを全て募金箱に入れます!』

と公言したらどうなるだろうかと考えました。

 

昨年、鎌倉名物のお菓子である鳩サブレーの久保田社長が大金を出して獲得したネーミングライツの権利を放棄して地元の声通り、名前を変えなかったというニュースが話題に上りました。

地元密着の企業として非常に素晴らしい選択をした!と、地方の銘菓として地元を中心にコツコツと販売していた菓子メーカーが一気に全国的に有名になり、私の様に鎌倉に行ったことも無い者まで、鳩サブレーの会社は素晴らしい、鎌倉に行ったら是非お土産に買って帰ろうと思いました。

 

地元の海岸の清掃費や維持管理に必要な費用をその海岸の命名権を取得して支払う。

1億2000万円もの大金で獲得した権利だったようですが、鳩サブレーの久保田社長はその命名権を放棄することで多くの信頼とそれに伴って莫大な売上げ、利益を手にされたと思います。

決して、そんなことを計算していた訳ではないでしょうが、、

そんなことを思い出しながら、もしジャニーさんが本当に24時間TVでボランティアをやるのだ!と英断されたら、他のタレントが全て追随するかどうかは分からないにしても、この番組企画の立ち位置が大きく変わり、日本全国の皆が応援する、また多くの人が募金に動き出す大きなムーブメントになると思います。

 

そして、日本中、いや、世界中の老若男女すべてがジャニーズのタレントのことを好意的な目で見る様になり、彼らのタレントの価値は一気に跳ね上がるのではないでしょうか。

 

詳しく知らない世界なので良く分かりませんが、その価値は24時間TVで辞退したギャラの何十倍にもなって返って来ると思うのです。

 

ま、今の芸能界で絶対的なポジションを獲得しているNO1事務所だからこそ出来る戦略ですが、マーケティングってこんなことだと思うのです。

 

マーケティングというのは小手先のテクニックではなく、世の中や顧客に対して本当に良いことをしたい、伝えたい、役に立ちたいという願望や欲求を行動に起こすことで、結果として顧客が信頼してくれて、ビジネスがうまく回り出す様になるシクミだと思うのです。

 

ジャニーさん、来年の24時間TVで世の中を変えてみてくれませんか?

 

差し出がましいとは重々承知ですが、ご検討の程、宜しくお願い致します。