SWOTから4P、4Cへ。

8月7日晴れ

夏空
夏空

 

今日も暑い1日でした。

朝、目覚めたら、既に随分気温は高く、いつもの5分間筋トレをした後シャワーを浴びてもいつまでたっても汗が引かず扇風機の前からなかなか動けなくなってしまいました。

いつまでも涼んでいてもしょうがないと、意を決して服を着始めましたが、暑い。。。

今日の予定を見ると1日中事務所にこもって打ち合わせや会議になっていたのをこれ幸いにとスーパークールビズスタイル(要するに短パン)に、、

仕事する気あんのか?と疑問に思われそうですが、涼しい格好したから仕事する気がないとは限らないということで試してみました。(笑)

 

 

スーパークールビズにて失礼します。(笑)

午前中は行政書士の三佳先生を始め、知的資産経営報告書作成チームの先生方にお越しいただき打ち合わせ。

昼からはウェブ用心棒をお願いしているゾロアスター高橋夫妻を交えてマーケティングミーティング。

夕方からはわざわざ東京からTOTO社のグリーンでモデル診断事業のトップの方にお越しいただいて打ち合わせ。

と、たくさんの方に来社いただきましたが皆さんそんなにおかしな表情をされておられなかったようで、まずまず一安心。(笑)

「スーパークールビズにて失礼します。」

の一言で、皆さんあまり違和感なく受け入れていただいたようでした。
これに少し味をしめちゃったので、今年の夏はスーパークールビズ、ちょいちょい採用してみたいと思います。(笑)

 

知的資産経営報告書作成ミーティング
知的資産経営報告書作成ミーティング

 

4P、4CとUSPの親密な関係

さて、お題目は午前中の知的資産経営報告書作成の進捗について。
前回、SWOT分析を久しぶりに行った流れを受けて、今回は4Pと4Cのマーケティング分析へと確認作業を進めました。

ちなみに、4Pと4Cとは、
マッカーシーの4Pを購買者視点に置き換えた概念のことで、ロバート・ラウターボーンが提唱。
顧客価値(Customer value)
顧客コスト(Customercost)
利便性(Convenience)
コミュニケーション(Communication)のこと。

販売者の視点である4Pを購買者の視点に立って置き換えた概念で、
製品(Product) →顧客価値(Customer value)
価格(Price) →顧客コスト(Customer cost)
流通(Place) →利便性(Convenience)
プロモーション(Promotion)→コミュニケーション(Communication)
となる。

顧客は価値や問題点に対する解決策を購入しているとみている。
顧客は製品の獲得、使用、廃棄に至るまでの全体のコストに関心を持っている。
顧客は製品やサービスができる限り簡便に利用できることを望んでいる。
顧客は双方向のコミュニケーションを望んでいる。
この4Cを十分検討したうえで4Pを構築することが重要と提唱されている。
出典:weblioより

すみれでは、新築、リフォーム、店舗改装の3本の柱で事業を行っております。今回、いい機会だと言うことで自社の行ってきた取り組みについて、改めて振り返り、整理をしてみると思いのほかそれぞれについて同じ程度の精度まで引き上げていることがわかりました。
10年にもわたって何度も繰り返し自社のサービスや製品、コミニケーションについてブラッシュアップを繰り返してきたことが如実に表れているような、、

とは言え、SWOTにしても4Pや4Cにしても何度もフレームワークを行い、分析を繰り返してきたわけではありません。具体的に行ったのはUSPの見直しと再構築位です。
ただ、「自社だけの売り」とよく訳されるこのunique selling propositionを見直すにあたり、顧客にどのような価値を提供することができるか、という「存在意義」、要するに「あり方」に焦点を合わせることで自然と一般的なセオリーに則したマーケティングのフレームができてくるような気がします。

 

すべてのものは陳腐化するという原則への対処

どんなに良いアイディア、サービス、商品も顧客との関係性を無視しては絶対に成り立ちません。
そのことを肝に銘じて、顧客目線に立って、自らのあり方を問いなおす。これからも何度でも繰り返し考え続けたいと思います。
今日のミーティングも非常に貴重な再認識の場となりました。
ありがたや。

それにしても、知的資産経営報告書、完成がホントに楽しみです。
みか先生はじめ、プロジェクトメンバーの先生方よろしくおねがいします。

 

 

おまけ、

わざわざ遠方よりお越し頂きありがとうございました。

image

モノづくり人材の種植え。@夢を叶える木工教室

8月6日 相変わらず快晴

明石鯛
明石鯛

雨は鬱陶しい、とかいい天気になればいいなーとかよく言う割にはこれだけ晴天の猛暑日が続くと、ギラギラの太陽がかえって辛く思えて来ます。

炎天下の下、現場で真っ黒になって作業に勤しむスタッフも夕方帰社した顔を見てみると、疲労の色が滲んで来ており、そろそろ一発雨が降ってくれんかなー、なんて勝手な事を思ってしまいます。

 

今日は朝から大阪へ、

新住協関西支部の会合と研修会でした。

午前中の会合では、地域型グリーン化事業と言う名称に変わった、長期優良住宅とゼロエネルギー住宅普及の為の助成金枠の振り分けを話し合いました。

すみれでは今年もゼロエネ住宅の枠は(今のところ)いくつか確保しておりますので、今年から来年にかけて新築をお考えの方は、是非お問い合せ頂ければと思います。

新住協研修会
新住協研修会

午後の研修会では、新住協の理事でもあり、断熱のカリスマ、最近の日経ホームビルダーの調査によると、『工務店が一緒に仕事をしてみたい設計事務所』の上位5位にランキングされる、人気建築家の西方設計の西方里見先生をお招きして、すっかりトレンドとなるつつある『床下エアコン暖冷房+扁平地中梁基礎断熱』についてのマニアックな講義を頂きました。

その他にも、熱損失が少ないとされている樹脂サッシと同等の性能を持つアルミサッシを町工場で製作するという画期的な新たな試みのご紹介も頂き、非常に内容の濃い、学びの多い研修会でした。

会場は超満員。定員60名で募集したら一瞬で一杯になり、追加で席を設けて結局新住協メンバー以外の方の参加者も多く、結局75名の満員御礼状態。

流石、人気建築家の集客力は凄まじいと、舌を巻きました。

で、ちゃっかり私も便乗させて頂いて、冒頭に少し時間を頂いて、この秋からスタートする職人、現場監督等の現場実務者向けの講座のPRも行なわさせて頂きました。

清水支部長、お心遣い恐れ入ります、ありがとうございました。(^ ^)

 

研修を終えてからも懇親会、二次会と遅くまでカリスマを囲んでの住宅性能についてのマニアックな話題で盛り上がりました。西方先生、遅くまでお付き合い頂きましてありがとうございました。

新住協研修会
新住協研修会

 

遊びすぎた子供達へ、

さて、お題目はこの夏休みの(遊びすぎた)ちびっ子支援の取り組み2本。

まずは直近になってしまいましたが、この週末、9日の土曜日、神戸ハーバーランドのモザイク内にある『ひょうご木づかい王国』にて、『木の精のお守り』を作るワークショップを開催します。

https://www.facebook.com/hyogo.kidukai

前回も非常に人気を博したワークショップですので、週末にモザイクにお買い物やお食事にいかれる際は是非お立ち寄り下さい。

https://www.facebook.com/events/734075550071839/

 

もう一つは毎年恒例の夏休み木工教室です。

https://www.facebook.com/events/1046582498693853/

『夢を叶える木工教室』というふれこみで、事前に作りたいものを絵に書いて、すみれ事務所にFAXかメールで送ってもらったものの材料を、倉庫の端材で用意して、作りたいものを作ってもらうという子供だけではなく大人の方からも参加したいとご要望を頂く人気のイベントです。

夏休みに遊びすぎた子供達が宿題を片付けるにモッテコイ、というかその為に企画していると言っても過言でないイベントとなっておりますので、夏休みも終盤に近づき、焦り始めた子供達には是非参加して頂ければと思います。(笑)

 

 

 

全てのものは二度作られる。の体験。

私が敬愛して止まない『7つの習慣』の著者、スティーブン・R・コヴィー博士は、その著書の中で、

『全てのものは二度作られる』

と書かれました。

第一の創造は頭の中、イメージで有り、その設計図が鮮明に出来てから実際の行動に取り掛かるべきだと。

夏休みの宿題の工作を通して、行き当たりばったりの人生ではなく、計画性を持った人安生を子供達に歩んでもらえるきっかけとなれば嬉しく思います。

ついでに、、

木に親しみ、モノづくりの楽しさを体験してもらって、将来、職人もしくはモノづくりに従事してみようと思ってくれれば言う事無いのですが。。。

種を植える活動、地道にコツコツ行なって生きたいと思います。(笑)

夏休み木工教室
夏休み木工教室

習慣が人生を作り、守る。

8月5日 晴天が続きます。

今日は水曜日ですみれ事務所は基本休みですが、ここのとこ少し業務が立て込んでいるようで休日出勤のスタッフが何人も出てくれていました。

そんな中、私は幼なじみの経営者仲間と半年ぶり位にゴルフに行ってきました。(スミマセン、、)

ダンロップゴルフクラブ
ダンロップゴルフクラブ

 

二度目の生還。

幼なじみ社長が数年前に大きな事故に遭い、その後遺症で体力ががなかなか戻らなかったのですが、昨年からそろそろリハビリがてらに身体を動かそう、となって、定期的にゴルフをしようと始まった会です。

しかし、今年の春から途切れており今日は久しぶりの再開となりました。
長い間中断していた理由は、その友達に今度はガンが見つかり、手術、そして術後の養生をしていたから。

生死の間を彷徨う大事故から復活したと思ったら、次はガン、、聞いたときは正直驚きましたが、幸い発見が早く、転移の可能性も少ないとのことで、ホッと胸を撫で下ろしております。

しかし、後半年発見が遅れていたらどうなっていた事かと思うとぞっとします。

ま、彼はこの世にまだやるべき事があり、それを成す為に天に生かされているという事だと思いますが。。

 

大病を患った友人のリアルな話。

歳も近しいその友人の今回の経験談を聞きながらのラウンドは色々と考えさせられることがありました。

少し前に俳優の今井雅之さんが若くして大腸癌でお亡くなりになられましたが、最近この大腸癌が非常に増えているとの事です。

友人がかかった医師曰く、一昔前は考えられなかったが、最近は20歳代の若い女性の大腸がん患者がいたり、死者数も他の病気を抑えて大腸癌がトップに躍り出る勢い。とのことです。

日本人の食の欧米化の危険性が叫ばれ出してずいぶんと久しいですが、今まで意識せずに食べてコツコツと蓄積してきた、もともと自然界にはない食べ物、化学物質がここにきて猛威を奮いだしているように思います。

人工保存料、合成着色料、甘味料を代表とする人工調味料、そして日本が世界で最も消費していると言われている農薬等々、少量を摂取したからといってすぐにどうなるものでもないが、長年の食習慣で摂取を続けると体に変調をきたして当たり前のような気がします。マクドナルドの中国の工場の映像は衝撃的に怖かったのは記憶に新しいですね、、

 

 

良い習慣が人生を変えるし、守る。

健康が何よりも重要というのは誰しもが思う共通の認識だと思います。
すみれでは、農家さんにお手伝いいただいて、無農薬野菜の栽培を社を挙げて取り組んでいます。まずは安心できる安全な食べ物をスタッフやその家族に出来るだけ食してもらいたいという思いから始めた取り組みですが、もっと高い意識を持って本気になって取り組まないといけないと改めて思った次第です。

重要なことを成し遂げるには長い時間と継続する努力、いわゆる『習慣の力』が必要です。食べるもので人間の体の作られるという事実にしっかりと向き合って『正しい食習慣』をそろそろ真剣に子供たちに伝えていかなければならないと思いました。

 

もう、何を食べたらいいか分からない・・・・。

とはいえ、畑で収穫する野菜だけで食生活を賄うのはのは到底無理な話ですし、手軽に利用してしまいがちなコンビニ弁当やファーストフード店は冷静に考えると怖すぎます。

あれもダメ、これもヤバいじゃあ何を食べたら分からなくなる、という混乱に陥ってしまいそうですが、食の選択については、気を付けるポイントだけ絞れば、大きなリスクは回避できる様でして、電磁波測定士仲間でもある丹波で自然食レストラン、『三心五観』を営んでおられる藤本さんが、良くそのような疑問に答えてくれるセミナーを開催されています。(お店にいっても教えてくれる)

私も以前から参加してみようと思いつつ、なかなか行けていませんが、そろそろ本気になって勉強しに行ってきたいと思います。

てか、小さなお子さんを育てておられる方は是非行ってみて頂きたいと思います。

ちなみに、もう終わってしまいましたが、こんなセミナーをやっておられました。

「添加物の話と実験+調味料・油・おやつの選び方」
7/29(水)大阪旭区→http://www.kokuchpro.com/event/0729/
7/30(木)大阪堺市→http://www.kokuchpro.com/event/0730/

またそのうち同じ内容でセミナーを開催されるかも知れませんし、彼のメルマガを購読すると、結構コアな情報を発信されているので、参考になると思います。

 

 

本気で取り組んでいるヒトいます。(紹介します。)

三心五観の藤本さんの情報はこちら、

▼お問合せはこちら▼
サスライプロジェクト
090-6676-6283
▼三心五観のお店情報やイベント情報はこちら▼
三心五観のHP
▼いいね!お願いします▼
三心五観のFBページ
▼コピーしてお友達に紹介して下さい▼
サスライプロジェクトのメルマガ
▼繋がって下さい▼
藤本傑士のFB

 

別に告知をするつもりはありませんが、素晴らしい活動をされている人は単純に応援したくなりますね。

藤本さん、頑張ってくださいね!(笑)

子供達の(自分達も含め、)将来の健康は今日の食事だとしっかりと意識して習慣化に取り組みたいと思います。

ご一緒に、如何でしょうか?

≠を=に変えるイメージ活用法。

8月4日晴天

暑い日が続きます。

こんな日は早めに仕事切り上げてビアガーデンにでも行ってよく冷えたビールをゴクゴクとやりたいなー、なんて思ってたら今日は取引先の商社、大松社主催のビアガーデンパーティーがありました。夕方が待ち遠しいです。(笑)

 

午前中ははるばる広島から出版社のHさんが来社してくれました。

と言っても、又吉さんに触発されて小説を書いてみた訳でも、人生の記念にと、自叙伝を書いてみた訳でもありません。(笑)

10月から開講する講座のテキストブックの編集を手伝って頂く事になり、わざわざ打ち合せにお越し頂いた次第です。

汗をフキフキやって来たHさん、バタバタと打ち合せをしてそそくさと京都の次の会合に向かわれましたが、非常に内容の濃い打ち合せをさせて頂きました。

魚ん棚
魚ん棚

タイトな時間を縫って来社頂いたという事で、彼を明石駅まで送って行ったついでに魚ン棚で味噌ラーメンを食したら期せずして今までずっと迷っていた、味噌ラーメンには胡椒をかけるべきか、一味唐辛子をかけるべきかの答を見いだす事が出来ました!

それは、『トンコツベースの味噌ラーメンは胡椒、鶏ガラベースの味噌ラーメンは一味唐辛子。』

だという事。いやあ、すっきりしました。(笑)

 

魚ん棚の路面は波型タイル
魚ん棚の路面は波型タイル

 

大事なのは予習、復習!

子供の頃から学校や親にずっと言われ続けてきた事に、「勉強には予習と復習が欠かせない」ということがあります。

その当時は遊ぶ事が興味の中心で(汗、)学ぶことにさほど真剣になってないかったからだと思いますか、あまりピンときてない、というか全く何とも思っておりませんでした。

いい大人になって、(今更ですが、)学ぶことの重要性をやっと理解した時にやっと、「なるほどなぁ」と気づいたのですが、実はそのきっかけをもらったのはアクティブブレインセミナーと言う記憶術のセミナーでした。

それまでの私のパターンは、

学ぶ→忘れる(笑)

ありがちなことではありますが、これでは一向に成長しない、前に進まないどころか学ぶことが単なる時間の無駄と言っても過言ではありません。

 

 

 

記憶とイメージの深い関係性

アクティブブレインセミナーでは「覚える=定着させるというのはイメージを鮮明に描くことと密接な関係がある」ことを教えていただきました。

そういえば!と、独立したての職人の頃、ベッドに入って眠りにつくまでに翌日の作業を細かなところまでシュミレーションしていたことを思い出しました。

細部まで鮮明にイメージできた翌日は思い通りに仕事が進み効率が上がって、儲かった!と、嬉しかったことを今も小さな成功体験としてよく覚えています。

子供の頃、親や先生に教えてもらった通り、予習が非常に重要だというのは、そんなことだったのだと、中年のオッサンになって今更ながら実感した次第です。

要するに、予習とはイメージングのことであり、復習とはイメージの定着のことだと現在は理解しています。

 

 

≠を=に変える。

そんな理由で、事前にイメージすることができないとどんな学びもどんな気づきもインストールできないという思いから、受講前にしっかりと講義の内容をイメージしてもらえる様に10月からJBNの事業主体で開講する研修事業、職人起業塾@京阪神版のテキストを作ることにしました。

そして、学びを成果につなげるには、いくつかのステップを越えることが必要です。

成果につなげるとは、一回こっきり出来ることを指すのではなく、再現性を持てるまで自分自身の血となり肉となるように取り込むようにする事が必要です。

しかし、残念ながら多くセミナーや講座を受講した場合、学ぶ≠実践≠定着の『ノットイコールの図式』に陥りがちです。その時は気分よく、目の前が開けたような錯覚を覚えるのですが、どんな高額な素晴らしいセミナーでもその理論を実践し、成果に結びつける事が出来るのは、実際、ほんの一握りの人だけです。

その越えなければならない≠のステップ攻略の最も分かりやすい手法がイメージするという事だと思っていて、職人起業塾@京阪神版ではその部分についての講座もカリキュラムの中に組み込んでいます。

セミナーと並行して、予習と、その学びを自分の実際の行動として想像し、結びつけるイメージが湧くようなテキストブックをなんとか作り上げたいと思っています。

 

 

出来ない事を達成するコツ

また、カリキュラムの内容を書籍化することで、全国の同業者さんから問い合わせのメールを頂いていた、職人にマーケティング理論を学ばす事で、リーダーシップを持って事業所の利益に貢献する『守るべき、守られるべき職人』の育成をするヒントにもして頂けると思います。

以前、新建ハウジングさんに取り上げて頂いてから、ずいぶんあちらこちらから問い合わせを頂いておりますが、今はさすがに全国で講座を行うわけにもいきませんので、このテキストブックを参考にして頂ければ、大まかな部分についてはご理解頂ける様にしようと思います。

以前から遠方の(栗ちゃん塗装さんとか、)職人起業塾に興味はあるけどさすがにいけません、と言われていた方々には、書籍化か動画での配信のご要望を頂いておりましたので、これでなんとか少しは対応出来る様になるかと思います。

 

自分で出来ない事は人に頼め。

全くもって進んでいなかった、今年のミッションとして掲げて来た一つ(職人起業塾理論の書籍化)が、この土壇場に来てなんとか講座開講に間に合いそうになったという事で、非常に嬉しい日となりました。ご縁に心から感謝します。

堀之内くん、頼むよー。(笑)

 

 

 

おまけ、クーラーの効いた事務所でのひなたぼっこはサイコー。笑

事務所で昼寝中のにゃろ
事務所で昼寝中のにゃろ

 

振り子の法則の要諦。

8月3日晴れ

朝の筋トレとラジオ体操、朝礼後の掃除でデスクに向かう頃には既にシャツがびっしょり。

今日も暑い1日になりそうです。

しかも、さすがに月曜日、出社と同時に電話がジャンジャン鳴って予定を空けていたにもかかわらず、一瞬で忙しい1日になりました。

ほんに、ありがたいことです(笑)

墨出し
墨出し

 

世の中は不合理で矛盾だらけ、、

さて、お題目です、

最近とみに思うんです。

少し前まで、この世の中はとても複雑怪奇で、矛盾に満ちていると思っていました。

しかし、実はそんなことなく、案外シンプルなのじゃないか、と。

矛盾とは読んで字の如く、何でも貫く矛と何も通さない盾との対決を指しており、結論の出ないパラドックスに入り込む様を指していますが、全ての物事は表裏一体、陰陽合一と考えると、矛盾ってそもそもあって当たり前の事なのではないのか、と。

全てのものは表裏一体だと受け入れる事で、矛盾も、「はいはい、そうですね、そんなこともありますよね。」とあまり違和感を持たず、目くじら立てる事も無く受け入れられる様になるような、

この世の中は矛盾に満ちている不合理な世界ではなく、陰陽合一のまとまった世界なんだと。

そんな認識をを分かりやすく言い表したものが、『振り子の法則』だと思うのですが、ここでも少し引っ掛かっていたのが正直なところでして、、

悪い事があれば、その分いい事がやって来る。その逆もまた然り。

って、法則というからには確かにそうなのでしょうが、これをそのままなんの疑問も持たずに丸飲みするにはずいぶんハードルが高い気がしていました。

辛く、悲しい事が起こった、よっしゃー!ってほんまかいな、と。(笑)
苦しく、辛い出来事が起こった後、ずいぶん時間が経ってから人生を俯瞰して振り返ってみると、確かに振り子の法則が働いていると思えるのですが、なるほど、と思えるようになったのはゴクゴク最近になってのことで、以前は正直、全く納得出来ていませんでした。

 

振り子とヘーゲルと引き寄せの共通点

何が違うのか、何が変わったのか、と考えた時にふと頭に思い浮かんだのは(最近お気に入りの)ヘーゲルの弁証法を表した螺旋です。
上から見ると同じところをグルグル回っていて何の進歩も発展も無い様に見えて、見方を変えて側面から見てみると少しずつ高みに近づいているというアレです。

なるほど、と思いました。

螺旋は中心に見えない軸があり、その軸を頼りに回転しているから同じところに戻りつつ、進歩発展を繰り返す事が出来る訳で、軸が無ければ右に左に蛇行して、上に上がるどころか、下降線を辿ったりもしてしまいます。

振り子の法則も同じで、振り子を支える基点が右に左に振れていると、振り子は思い通りに戻って来れません。

軸を持つ、基点を固める事に意識をして人生にぶれない方向性を持ってこその、弁証法であり、振り子の法則であると言うことなのだと気がつきました。

そう考えると、一時非常に話題になった『引き寄せの法則』も理屈は同じですね。

ただ、何もせずにぼんやりと願うだけで幸せが勝手にやって来るのではなく、自分自信に良いものを惹き付ける重力を身につけなければならないという事。
中心軸、基点、重力とそれらは切り口は違いますがどれも同じモノを指しているように思います。

要するに、魂を磨く事で出現する『人間力』の大きさ、重さではないのかな、と。

 

 

人生は魂を磨く道場だ!

先達達が、『人生は修行』と言ってた意味が50歳が近づいてきたこの年になってやっと分かってきた気がします。
魂を磨く場が今この瞬間の連続だと認識する事で、振り子の法則がストンと腹に落ちた気がします。
目先の損得に流されず、正しい事を行なう。
ヒトが嫌がる事を自ら買って出る。
ヒトの為に身を粉にする。
ヒトの成功を心から願い手伝う。
自分が出来る範囲で世の中の為に尽くす。

やればやる程自分としては大変ですが、しかし、魂は確実に磨かれ、人生をいい方向に導いてくれる。

そんな法則、あると思います。
昨夜も、振り子の法則を逆張りで使う娘(苦笑)に対して夫婦で諭す場面がありました。

私自身もっと若い時に、これがしっかり理解できていればよかったのに、と思うとともに娘や若い人たちに何とかうまく伝えられればいいのになと思う今日この頃です。(苦笑)

習慣とは折れない心ではなく、何度折れてもやり直す気持ち。

8月1日 八朔 快晴
夏らしい青空が広がった、暑いお朔となりました。
八朔の総社
八朔の総社

朝はいつもの月初通り、愛犬チャックを連れて近所の総社にお参り、先月ひと月の無事に対する感謝と今月も1つよろしくお願いしますと柏手を打ち、礼をしてきました。

お参りを済まして帰る途中、京阪神木造住宅協議会の事務局のNさんから電話があり、10月開講の研修事業の申し込みが順調に入っており、まもなく定員に達しそうですと嬉しい報告がありました。

いきなりお参りの成果が出たような(笑)8月も幸先の良いスタートが切れました。

 

八朔の総社
八朔の総社

昼過ぎまでは久しぶりにみっちりとパソコンに向かいデスクワーク、実は来週また人前で話す機会を頂いておりましてその資料を作りです。

8月6日に大阪で行われる新住協関西支部の研修会に断熱のカリスマと言われる秋田のあの西方先生が講師に来られることになっており、研修会の案内を送ったとたんに定員に達したという、満員御礼のその研修会で私も前説代わりに少しだけお時間をいただくことになっています。

漏水現場調査中
漏水現場調査中

今回も「職人起業塾からの提言」ということで、結局は研修事業のPRになってしまうのですが(汗、)せっかくなので同業の皆様に私なりに問題提起をさせていただこうと思います。

 

地域工務店が抱える3つの問題。

今回、皆さんに考えて頂きたい問題点としてあげさせていただくのは大きく3つです。

■ローカル企業としての工務店の存在意義が薄れていること。

■職人不足、入職者激減によるものづくりの危機。

■市場縮小、新規参入の増加等、環境の変化と将来への展望の厳しさ。

これらの問題に対する解決の共通点は『ひと作りと仕組みづくり』だと思います。と、いつもの持論を展開させていただきますが、その中で大きな鍵となるのは認知行動不一致問題。

知る≠出来る≠定着する

もしくは、

学ぶ≠実践する≠習慣化する

それぞれ、すんなりと繋がってくれない事が非常に大きな問題だという事です。

要するに、(経営感覚を持った)ヒトを育て、シクミを定着させる最大の難関は学んだ事を記憶し、それを行動に移す事、そして仕組みとして定着させる繋ぎの部分ではないかと。

 

 

習慣化へのコミット

これは非常に難しい問題です。

一度できたからといって、継続するのは大きなハードルを越えなければなりませんし、また、一度途切れるとつい気持ちが切れてうやむやになってしまうのは人の常。

すみれでも、ルールとして決まったはずのことが守れずに何度もリセットし、軌道修正を行いながらやり直しを繰り返しています。

同じところぐるぐる回っているような錯覚に陥り、嫌になってしまいそうですが、継続することで少しずつ高いレベルに上がっていく、ヘーゲルの弁証法を理解する、(というか信じ込む)ことでなんとか少しずつ前に進んでいます。

それは多分、まだ法人化する前の私が個人事業主の時に「7つの習慣」を読んで原理原則にコミットして事業を行うと決めたからだと思っています。それ以外に自分の人生、事業を前に進めて行く資質が何もなかったからですが、、

 

 

習慣力とは折れない心ではなく、折れても何度でもやり直す気持ち

先日のジャック全国大会でゼロワン代表の大谷選手が、

「強い人間というのは何度倒れても立ち上がれる人のことだ」

と言っておられましたが、それの強さとは仕組みづくり、習慣化にも共通する本質だと思います。

もともとは社員に向けて、(今は外部の方々にも向けて、)スティーブンコヴィー博士が提唱された、重要性が高く緊急性が低いことへの取り組みを続ける仕組みを提供しているのが「職人起業塾」であり、職人、もしくは工務店が今までできなかったこと、解決できなかった問題を解決の方向性を定め、地道に継続することで解決する糸口があると思っています。

 

毎日更新のブログ、

毎朝5分の筋トレ、

2週間に1回の書道の稽古、

月に1度の理念についての勉強会、

1週間に1度のジョギング

月に1度の茶の湯のお稽古

毎日欠かさず、(少しだけでも)の読書、

毎年の富士登山、

そして、月に1度のマーケティングの勉強会。

 

どれもこれも仕事の実務に関係なく、全く緊急性のない、しかし人生全体から俯瞰して見れば(私にとって)とても重要なことばかりです。

1度や2度やってみる、行ってみるのは簡単なこと。

しかし、何年にも渡って継続することがそんなに簡単じゃないと思われる同業者の皆さんは是非「職人起業塾」にスタッフさんを参加させて頂ければと思います。(←結局売り込みでスミマセン、汗、)

最近、ブログ内での売り込みが激しくて恐縮ではございますが、それもこれも、すみれが創業時から掲げるミッション遂行の為、悲願達成への取り組みと、何卒ご理解、ご容赦下さいませ。(笑)

宜しくお願いします。

 

すみれ建築工房は職人の社会的地位向上をミッションに掲げています。

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