神戸ラーメン紀行Vol.129

7月31日 曇りのち晴れ

夏の伊川
夏の伊川

夏らしい暑い一日でした。

朝から現場に向かい、新築現場にて擁壁工事の鉄筋加工の指示をした後は、創業当時から御世話になっているお客様宅に外装リフォームの相談を頂いてプランナージュンちゃんと一緒に現場確認。

帰って来てからは、新住協の流れでご紹介頂いた設計事務所さんと新築の打ち合せ。と、建築屋らしい一日を過ごしました。(笑)

夕方、一息ついて、ふとスケジュール帳を確認すると、なんと!7月も今日でおしまい!

何かやり残した事は無いか?と理由も無く焦ってしまいました。(←きっとある、汗、)

時が経つのはホンに残酷なくらい早いものです。

ブロック型枠ベース鉄筋組み立て
ブロック型枠ベース鉄筋組み立て

明日から8月ということで、イベントも目白押し、このブログにアップするべき事も沢山あるのですが、毎日色んな事があり過ぎて、どうも追いついておりません。

毎年恒例の『夏休み木工教室』や、大好評の『薬膳料理教室』も8月は予定しておりますので、詳しくはすみれのHPや、Facebookページにてチェックしてみてくださいね。

こちらです。

http://sumireco.co.jp/life-school.php

https://www.facebook.com/sumire430

 

そんなこともありますが、7月の〆はまたひと月くらいサボってしまっている、例のアレ、いってみたいと思います。

 

それでは、129回目となる神戸ラーメン紀行、(約一ヶ月ぶりで)スタートします!

まずは、梅田食楽街のイチオシのお店、

タイラーメン 800円

 — タイ食堂みうら屋

高橋 剛志's photo.
 グリーンタイカレーラーメンが絶品だったので、後のレパートリーも一応、全て確認する事にしました、第二弾は、、、これラーメンって言うのかしら??(笑)

 

本日2杯目はラーメン王国新潟からブッコンんで来たオリジナルモチモチ麺のお店。

魚介豚骨つけ麺 840円

 — 場所: 無尽蔵

高橋 剛志's photo.

新食感、とのふれこみ、大げさではありません。好みは分かれるところですが、私は大変気に入りました。つけ麺向きではありますが、

 

3杯目は兵庫県庁のちょっと西、山幹沿いに出来た本場さながらのお店。

麻辣麺 780円

 — 場所: 西安刀削麺

高橋 剛志's photo.

パクチーの利き方が絶妙、麺を機械の刀で削っているのを初めて見ました。
全メニュー制覇する事に決めました。(笑)

 

ここからは台湾シリーズです。

酸辣麺 75元

 — 場所: 福大蒸餃館

高橋 剛志's photo.

台北市中山區にある有名店です。
とろみと酸っぱさが絶妙、でも有名なのは蒸し餃子との事でした。

 

台南でもチェック。

中華風ラーメン

 — 場所: 居酒屋こすず Cosuzu

高橋 剛志's photo.

日本料理居酒屋での〆の一杯。
とにかくもう、看板娘が明るくて、かわいくて最高でした。(笑)

 

神戸に帰って来て、湊川の何故か行ったことが無かったお店。

味噌ラーメン(セット) 850円

 — 場所: 菜菜

高橋 剛志's photo.

イチオシは味噌ラーメンとのこと、確かに濃厚でした。

 

お次は静岡、ここも結構なラーメン激戦区です。

特製豚骨ラーメン 730円

 — 場所: ラーメン暖暮

高橋 剛志's photo.
でも何故か、ふら〜と入ってしまったのは博多の中州の本店に少し前に行った系列店でした。
中州で食するのと何かが違う気がしましたが、きっと気のせいですね。

 

あちこち飛びますが、次は京都です。

ラーメン 650円

 — 場所: 恵比朱 ラーメン

高橋 剛志's photo.
駅ビルにある京都拉麺小路はランチタイムに行くと人でごった返しているし、並ばないとありつけない状態なので、最近は路面店を攻める様にしています。由緒正しいトンコツの印象を受けました。

 

9杯目は本当は行きたいお店があるけど、昼間はやってないのでつい行ってしまうお店。

ネギ肉そば 780円

 — 場所: ラーメン丸源 垂水店

高橋 剛志's photo.
ボリュームもあるし、悪くない。餃子もおいしいし、鉄板にに乗って来る炒飯も気が利いています。でも、、たぶん、広すぎる店内がイマイチ性に合わないような気がします。^^;

 

 

10杯目は最近地元大蔵谷インター正面のゲームセンター√3に入り込んだ売り出し中のチェーン店。

中華そば 700円

 — 場所: 醤油中華そば いせや

高橋 剛志's photo.

正統派の中華そばです。本店はずいぶんと繁盛してるようですが、ゲーセンの中への出店は美味しいラーメンもチープに感じてしまうのは不思議です。立地は大事ですが、内外装も同じくらい大事って事ですね。^^;

今回のオオトリを飾るのは最近イチオシの刀削麺屋さん。

担担麺! 780円

 — 場所: 西安刀削麺
高橋 剛志's photo.

味もですが、接客も内装も、客層も本場さながら。
サブメニューもどんどん充実して来てますので、ランチだけではなく、一度晩ご飯にいってみたいと思います。

正直、今の神戸ではイチオシではないでしょうか。

 

以上、本日はここまで。

ごちそうさまでした!

職人起業塾@JBN京阪神木造住宅協議会研修事業、絶賛募集中。

7月30日 曇りのち晴れ

昨日富士山から戻って来て、すぐに書道のお稽古に参加したからかどうか分かりませんが、例年になく足がパンパンに張ってます。(苦笑)
朝から、若干ぎこちない動きで、昨日無事に重量鉄骨で建前を完了した工場の改修増床工事の現場へと向かいました。

曇天の経の池
曇天の経の池

 

なんでそんな判断をしてもたんや?

いつもの様にチクチクと、細かな事を現場担当者に指摘、と軽く流したいところですが、今回は看過できない大きなミスを発見、大きく手直しをする様に申し付けました。工期は一切延ばさない様に、という事と同時に。

現場合わせで細かな納まりを調整しつつ、改修工事を進めて行くのは非常に難しい工事です。ある程度、担当者の判断に任せる様にしてはおりますが、説明を聞いて納得出来ないものについては、一切妥協せずにやり直す様に言うことにしています。

「自分がお施主様の立場だったら、そんな説明で納得するんか?」

という問いかけと共に。

今回は製作した鉄骨の梁の入れ替えという大掛かりな手直しになってしまいましたが、お施主様には絶対に迷惑がかからない様しっかりと段取りをするように、という事と共に、何故こんなミスが起こったのか、そもそもの原因は何だったのかを担当者自身に深く振り返って反省を促しました。

鉄骨業者さんが、「今回の基礎工事は凄く良かったので担当者さんを褒めてあげてください。」と言ってくれていただけに、非常に残念。なかなかうまく行かないモノです。。

 

 

JBN京阪神木造住宅協議会版 職人起業塾 塾生募集

さて、表題の件ですが、このところ一生懸命に段取りをしていた新たな試みについて。

この度、京阪神木造住宅協議会主宰の研修事業として、私が毎月自社社屋で開催しているマーケティングの基礎を学ぶ勉強会、『職人起業塾』のコンテンツとコミュニケーションスキルをアップする接遇研修、問題解決能力や自分の能力を認めなおしてポジティブな発想に脳を切り替える考え方等のすみれが今まで研修事業として採用して来た内容を盛り込んだ職人、現場担当者向けの研修を始める事になり、今週のはじめに正式にリリースされました。

1期目の募集期間は8月3日まで。欠員がでた場合は再募集もあるかも知れませんし、第2期、第3期と継続して募集する予定ですが、国からの補助金は毎年予算額が変わりますし、いつまでも利用出来るとは限りませんので、少しでもご興味がある方は早めに問い合わせだけでもして頂きたいと思います。

 

京阪神木造住宅協議会版『職人起業塾』募集要項
京阪神木造住宅協議会版『職人起業塾』募集要項

 

 

職人、現場担当者向け研修事業の目的と意味

この研修事業を始める目的というか意味は大きく3つ有ります。

1つ目は、現場でのモノづくりは最大の顧客接点であるという工務店の強みを見直して、顧客現場満足を追求する人材教育を行なう事で工務店らしい強みを確立すること。

2つ目は、これから本格的にやって来る職人不足に対する対応として、今まで工務店が避け続けて来た職人を育てる体制を整えること。

3つ目は、建築業界、工務店業界にこれまで根付かなかったマーケティング(販促に頼るのではなく、自然と売上げ利益が得れる様になるシクミづくり)という考え方を参加される会社に落とし込んでもらう事。

 

 

永続的工務店モデルと問題点

全国を見渡してみると、実は派手な広告をしていなくても、しっかりと堅実な経営を長年続けておられる工務店は数多くあります。

そんな工務店さんは、地域に密着して、近隣の人々に愛され、頼りにされ、職人も優れた技術を持ち、モノづくりに真摯に取り組まれており、地域からの信頼を得て、良い仕事をしていたら紹介やリピートで工務店経営は永続的に成り立つ、という昔からの理論を実直に守られて素晴らしい業績を残されています。

そんな工務店の経営者さんに、これからもずっとなんの心配も無く、永続的に安定した業績を残せますか?と訊ねると、「大丈夫。」と答えられる方ももちろんおられますが、「不安が残る」と将来に対して心配をされる方の方が多い様に感じています。

心配をされる経営者の殆どは社長の長年積み重ねて来た信用や人間力、技術力で今の事業が成り立っている事が多く、その暗黙知が途切れたらその先はどうなるか分からない。という不安を抱かれている様に思います。

もう一つは、職人の問題。今現在、美しい丁寧な仕事をしてくれている職人が年齢を重ねた時、その後を継ぐ職人が育っていないことの危惧です。

これは工務店に限った事ではなく、リフォーム会社や施工店にも共通する問題だと思っています。

 

ヒト、ヒト、ヒト

この二つの問題を解決するには、どちらとも『ヒト』を育てるしか方法はありません。

そして、めまぐるしく情報が飛び交う今の時代、18世紀の産業革命以上の大きな社会変化と言われる情報革命が起こっている真っ最中の現代に合わせた人の育て方が必要になると思います。

工務店業界に於ける今までと違う意識での人材育成とは、

まずは、コンプライアンスの遵守。

職人を一般的な労働者とはまるで違う人種かの様に、なんの社会保障もつけず、日雇い労働者のような日給月給で使い続けて来た待遇の上に、さらに長年のデフレの影響でとことんコストを下げて来た建築業界の悪習が若い人の職人離れを引き起こしたと言われています。(し、私も思っています。)
まずは、若者が新卒の就職先として入社してもいいと思える、また、その親に「せっかくここまで育てて来たのに、職人になるのか、」と落胆されることがないように、他業種とひけを取らない就業規則や賃金規程、キャリアプランを現行法に合わせて定めるのは次世代を担う人材を求めるなら最低限行なうべきだと思います。

その上で、

今まで全く目を向けず、行なってこなかった職人や現場管理者に対して経営者感覚を落とし込む、現場で利益を上げるという工務店としては絶対に叶えなければならないミッションを遂行出来る人材に育てられる様に、顧客接点としてのスキルを磨く教育、研修をキッチリと順序立てて行なうべきだと思っています。

企業は人なり。と言いますが、結局、混迷を深める今のような時代の工務店が生き残りをかけて磨くべく経営資源は『ヒト、カネ、モノ、』のような悠長な事を言っている場合ではなく、『ヒト、ヒト、ヒト』と、顧客接点の強化と利益体質の末端までの浸透ではないでしょうか。

 

経営者の思考を現場で実践するには

経営者向けの勉強会等で良く耳にする二宮尊徳の言葉に、『道徳なき経済は罪、しかし経済なき道徳は寝言』というものがあります。この理念と経営を両立させる思考を現場で実践出来なければ、顧客の満足を得て次の受注の種を撒きながら、確実に利益を上げる事は出来ません。

一見、難しそうに聞こえますが実はこれはそんなに難しいことではなく、経営者が普段当たり前の様に現場で、お客様の前で行なっている事です。
その暗黙値を順序立てて理論として整理したものが、この度研修事業として立ち上げた『職人起業塾』のマーケティング理論となっており、その理論を実践出来るような考え方やコミュニケーションスキルを身につけることによって、現場単位で経営者が常駐しているような状態を作る事を目指しています。

 

志を同じくする同志を募っています。

と、偉そうに言っては見ても、すみれもまだまだ道半ば、今はまだ、以上にダラダラと書き連ねたことを完璧に行なえています。と胸を張って言えるような状態にはありませんし、(今日も大きな手直し事案がありましたしね、汗、)まだまだ多くの改善が必要です。

しかし、実際に創業十五年という歴史の浅い事業所にして既に5年近くチラシや雑誌掲載といったマスメディアによる販促を全く行なわずに完全に元請会社として口コミ、ご紹介、リピートだけで会社を運営しているのはまぎれも無い事実で有り、そこには現場で結果を出して来た自社で社員として育てて来た職人達の力が大きいのは間違いありません。

私たちすみれも今まで以上にこれからも学び続け、今のシクミをまだまだブラッシュアップしなければなりません。そして、職人が若者に支持されるような職業として世間に認知される様に、次世代を担う若者と一緒に永続出来る工務店モデルを構築する取り組みをご一緒出来る方を広く募りたいと思っています。

今までの建築業界の常識を根底から変える大きな意識の転換になりますが、これが出来なければ、我々の世代を最期に、世界に誇れる日本の職人は本当にいなくなってしまうと思います。

同じ志を持たれる方、心からご連絡をお待ちしております!

 

富士登山振り返り2015

7月29日曇りのち雨 富士山頂にて

富士山頂にて
富士山頂にて

今回も何とか無事に富士山から帰ってきました。

富士山8合目にて
富士山8合目にて

6年連続6回目となる富士登山、今年は今までにない位タフな登山となりました。

過去5年間、これまでの参加者の「富士山に登ってみてよかった」と言う口コミが徐々に広がり、毎年参加人数が増え続けている夏の富士登山、今回は史上最多の20名でのチャレンジとなり、その中に小学生が4人、(3年生3名、5年生1名)とアテンドする私にとって史上最多&最年少達との登頂は未知の領域でした。

すみれの社員研修も兼ねていることもあり、帯同するスタッフには、サポートチームとして皆さんのお手伝いを一緒にしてくれるように言ってはありましたが、とは言え全員山頂に上ったことが無い未経験のものばかり。(苦笑)

サポートする側が逆にサポートされる側になるかもわからないね、などと冗談を言って笑いながら、一抹の不安を感じつつも昨日は8合目までなんとか予定通り全員たどり着くことができました。

富士山山頂にて
富士山山頂にて

 

高山病の恐ろしさ

しかし、(毎年ですが)問題はここから、8合目から山頂へのアタックで多くの人が高山病に悩まされます。

山小屋で4時間ほどの仮眠をとり、夜中に起きていつもより少し早めの12時から山頂へのアタックを開始しました。

起きて早々、子供の1人が気分が悪いと訴えお父さんとともにアタックを断念。

9合目に到着すると、今度は親子組のお父さんの方が不調を訴え、子供の様子も芳しくないことからここでも2人が登頂を断念。

9合目から9合五勺のちょうど中間位では、3年生の女の子がもう歩けないと座り込みました。

携帯酸素を吸入して復活し何とか山頂に辿り着きましたが、山頂でダウン。

結局、自力での下山は出来ずに8合目まで私とお父さんで霧雨の降りしきる中、急斜面を子供を背負って降りることとなりました。

霧雨の中下山
霧雨の中下山

小学生4名のうち、山頂までたどりつけたのは2人、自力で降りれたのは結局1人となんとも厳しい結果となりました。

医学的にもはっきりと解明されていない高山病、私も今回は頭痛に悩まされましたが、子供たちにとってはずいぶん苦しかったのだと思います。

また、子供たちが苦しむ姿を見て、子供を一緒に連れて行くと判断した親御さんにとっても非常に厳しい経験だったのではないでしょうか。

もちろん、アテンドを買って出ている私にとっても非常に辛く厳しい判断の連続でした。

霧雨の中下山
霧雨の中下山

 

 

苦しいと楽しいは紙一重

ただ、下山して帰途についてから子供たちに今回の富士登山はどうだった?と聞いてみると、

「楽しかった。」
「また登ってみたい。」

と言ってくれたのが主催者の私にとっては唯一の救いでした。

6年前の自分自身が得た経験から、苦しく辛い思いをしてでも日本一高いところに登る感動を多くの人に味わってもらいたいと思って毎年継続して、すっかり恒例となった富士登山。

今年も多くの感動と学びそして気づきがありました。

結局、感動をさせてもらい、気づきや学びを受け取っているのは私の方なのかもしれません。
人の苦しみを慮ること、
目標を目の前にして断念すること、
自分の限界を突破すること、
人を励まし目標へ導くこと、
何か新しい物事を成すには、常にリスクがつきまといます。

そのリスクを全てヘッジするばかりにとらわれすぎるとできることもできなくなってしまいます。

できることとできないこと。

できないと思っていてもできること。

自分が持っている力や能力についてはっきりと把握している人などそう滅多にいないと思いますし、人に対してはなおさらです。

それは過信は絶対に禁物なのと同時に、すぐにあきらめると何も成せなくなる双刃の剣であり、人生のあらゆる場面で、この悩ましい問題に私たちは直面し、判断したり選択したりを積み重ねます。

今回の富士登山では、非日常の厳しい環境の中に身を置いて、日頃あまり向き合うことのない悩ましい問題に自分を直面させることで大人も子供も内面的な成長を見られたのではないかなんて思ったり。

出来ない事にチャレンジするのは苦しい事、しかし、それが達成出来た時はこれ以上無い楽しさがそこにはあるわけで、、

私が背中におぶった高山病に苦しむ娘の後ろ姿を見てお父さんが流した涙は、様々な想いの結晶であると共に、一生の想い出になったと思います。

霧雨の中下山
霧雨の中下山

 

 

反省を糧にまた新たな一歩へ。

そんなこんなで、例年にも増して色んな事があり、私としては多くの反省も余儀なくされましたが、その分感動も大きかった今年の登山。

終わって見ればそれもこれも良い想い出ですね。(笑)

ご参加いただきました皆様、お疲れ様でございました。ありがとうございました。

打ち上げの乾杯の際の皆さんの笑顔を糧に、また新たな一歩を踏み出せればと思います。

無事の下山を祝ってかんぱーい!
無事の下山を祝ってかんぱーい!

 

さっそく来年のご案内(笑)

今回は都合がつかずに見送られた方の中で、来年は是非同情したいと言われる方ももうすでに数名おられます。

私も、今回のことに懲りず、来年もまたチャレンジをしてみたいと思いますので、「いちどは富士山頂に行ってみたい!」と思われている方は随時高橋までご連絡くださいね。

是非、子供も一緒に!と思われている方は特に早めにご相談下さい。

私と一緒に、悩ましい問題に立ち向かってみましょう。(笑)

 

あした天気になあれ。

7月28日 曇り時々雨のち晴れ

富士山八合目にて。

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すっかり恒例となった夏の富士登山、なんと今回は総勢20名もの大所帯での登山となりました。

社員研修も兼ねてと言うことで、新入社員の工務スタッフを引き連れてすみれからは私を入れて5名、後はいつも工事でお手伝いいただいている協力業者さんや勉強会でご一緒している仲間達、とその友達などそれも小学生4名を含み今までいないほどフレッシュな催しとなっています。

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毎年飽きもせずに登り続けているのですが、毎回違うドラマや感動を、気づきや学びがあり下山した際にはいつも来て良かったと思います。

特に、自分自身の体験を含め親子や家族と一緒に日本のてっぺんにのぼると言うのはことのほか大きな感動があるもので、それをサポートできるだけでも私も一緒になって非常に大きな感動をもらえます。(^^)

 

明日の山頂へのアタックでどんなドラマが生まれるか、今からワクワクしてしまいます。

 
いつかはいちど行ってみたいなーとぼんやり思う人が多い富士登山。

実際に登って見るとそんなにハードルが高いわけではありません。

後はきっかけがあるかないかだけだと思うのですが、こういう事って人生のあらゆるシーンに当てはまると思います。

一歩踏み出してみる勇気があるとかないではなく、ただ『きっかけ』があるか無いか。

 

少しのきっかけだけあれば、できることってたくさんあると思うのです。

そして、そのきっかけと言うのは人とのご縁が最も大きいのではないでしょうか。

実際、私もそうだったし、そのきっかけを今度は人にぜひ渡してみたいと思ったのは、自分が今までに頂いたご縁が素晴らしかったから。

 

御恩送りというほど大したものではありませんが、自分にしてみると簡単な事がひょっとしたら一人には人生の記憶に残る1ページとなる可能性があると思って毎年富士山に登っています。
特に、若い社員や子供たちには自分が経験した感動をなんとか受け取ってもらいたいと思います。
若い頃、散々先輩や歳上の人たちによくしてもらい、良いご縁、良いきっかけをもらうことばかりでした。その積み重ねの上に今の自分があると思っています。

 

もらってばっかりの人生から、与える人生へ、少しずつでもシフトできればこれ以上うれしいことはありません。
ちっぽけな自分なりに努力していきたいと思います。
まずは、明日の分全員無事の登頂、そして下山を達成してご参加いただいた皆さんに、富士山に登ってみて良かった!と言ってもらえるようになんとかしたいと思います。
(天気予報は芳しくありませんが、)とにかく、あした天気になーれ。(^_^;)

 

 

 

ゼロエネルギー化住宅、今期も募集しています。

7月27日曇り

すみれ事務所近くの街路樹の百日紅の花が咲き始めました。

私にとって、夏本番を知らせる風物詩です。

収穫祭での笑顔
収穫祭での笑顔

昨日は、夏らしい晴天の中、すみれのスタッフが毎月コツコツと農園に通ってプロの農家さんから研修を受けながら地道に取り組んでいる農業事業の第二回目となる『収穫祭』を行ないました。

お客様、沢山の子供達に参加して頂いて、大いに盛り上がり、楽しい夏の日を過ごして頂けた様で、主催者側の私たちも一緒に楽しませて頂きました。

その模様はすみれfbページでご確認下さい。

https://www.facebook.com/sumire430 

 

実は、、今年も明日から富士登山に行ってきます。

夏本番と言えば、明日から毎年恒例の社員研修を兼ねた富士登山にスタッフと一緒に行ってきます。

6年連続6回目、すっかり毎年恒例行事となっております。

今年はすみれから5名、協力業者会から4名、その他勉強会などで仲良くしていただいてる方々を含めると総勢なんと20名。かつてない大人数で、日本で最も高い頂を目指します。

言い出しっぺとしての重大な責任を胸に刻みつつ、(天気予報ではどうも芳しくないようですが、)運を天に任せて山頂目指してきます。

 

早い者勝ちの様相を呈している住宅助成事業。

さて、お題目は久ぶりとなる住宅事業についての告知です。

昨年度も国土交通省から採択を受け、お客様に利用していただきましたゼロエネルギー住宅の補助金制度が今年も継続して行われています。

今年度は少し制度が変わり、個別の事業者では無く、地域のグループでの採択となり、すみれでは今までの実績を元にグループの申請のお手伝いをしてきました。

その甲斐あって、私たちが所属している団体ではすべてゼロエネルギー住宅の採択があり、いくつかは今年度も利用することが可能となっています。

ただ、昨年に比べると大幅に予算は減っているようで、いわば早いもん勝ちといっても過言でない状態となっております。

私にすれば、個人住宅で新築を建てれば(長期優良住宅であれば)100万円、(ゼロエネルギー住宅であれば)165万円の助成金がもらえること自体がそもそも異常だと思っていたので、縮小傾向に対してそんなに違和感はありませんが、せっかくの国の施作なのでタイミングよく利用できる方にはできるだけ利用していただきたいと思っています。

 

 

ライフプランを応援する家づくり。

ゼロエネルギー住宅とは、建物で消費するエネルギーと太陽光発電などでつくるエネルギーの割合を一次エネルギー消費の換算でゼロの住宅にするというこの試みですが、実際に採用していただいたお客様宅では光熱費0円どころか、大幅に売電による収入が増えた!という声も実際にいただいております。

0.8%という史上最低の固定金利による住宅ローンを利用いただいて、安心した将来設計を立てながら、

「間取りやデザインにこだわり、自然素材を使って、電磁波対策を施した健康的な家を注文建築で建てたにもかかわらず、賃貸住宅に暮らしていた時よりも、生活が楽になった」

との喜びの声をいただいています。

「早速住宅ローンの繰り上げ返済を考えようかしら」とかも(笑)

ゼロエネルギー住宅の他にも、本来ならもうなくなっているはずの長期優良住宅の普及を目指す地域型グリーン化事業の助成金枠も今でしたら若干ありますので、現在、家づくりをお考えの方は早めに一度ご相談頂ければと思います。

関連サイトまとめ

ちなみに、すみれのゼロエネルギー住宅のスペックはこちら。

http://sumireco.co.jp/sumika-zero.php

施行例はこちらです

http://sumikaie.jugem.jp/?cid=26

http://sumikaie.jugem.jp/?cid=22

国土交通省からの案内はこちら、

http://kkj.or.jp/zero-ene/zeh26/mlit/index.html

補正予算でまた追加枠があるかもしれませんが、今のところは随分と少ない枠の争奪戦となっております。

早めのお問い合わせ、心よりお待ちしております。

『真善美』と社会教育者としての自覚と責任。

7月25日 快晴

今日も朝から夏らしい爽やかな青空が広がりました。

今日は理事として参加しているNPO法人ひょうご安心リフォーム推進委員会が主宰のセミナー、〜お部屋の壁紙お手入れ&空間演出とあんしんリフォームのポイントの準備の為に朝から飛び出しました。

 

 

一向に減らない悪徳リフォーム問題

最近はあまりニュースに取り上げられる事は無くなりましたが、私のところには未だに良く訪問販売系の悪徳リフォーム業者の強引な売り込みについての相談や問い合わせが来ます。

「近所で工事をしているから、ついでに点検しましょうか?」と親切な職人風の若者がやって来て、無料ですよ、と言う言葉に乗って屋根や床下を見てもらったらあれよあれよと言う間に高額の見積りを提示され、断れない、もしくは断りにくい状況になってしまったのですが、どうしたらいいでしょうか?

といったこと。

私にとっては不思議ですが、この手の相談は何故か何時まで経っても無くなりません。

今日のセミナーの中でも話題に上りましたが、最近、新手の手法?(手口か、)を使った業者が逮捕されたと言う事件もありました。神戸新聞の記事はこちら、

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201506/0008194910.shtml

 逮捕容疑は共謀の上、昨年10月、2回にわたって兵庫県内の80代女性宅を訪問。「洗面所の配水管から水が漏れてる」などとうそをついて修理工事を持ちかけ、吸水効果のない調湿マット144枚を敷いて現金計280万円をだまし取った疑い。マットの仕入価格は1枚約600円だったという。

神戸新聞NEXTより抜粋。

気をつけて頂きたいと思います。。

このような、いつまで経っても、手を変え、品を変えながら高齢者を狙って荒稼ぎするこの手の業者に騙されない様に、業界の常識的な知識を少し知って頂く機会を設けているのがこのセミナー活動です。

 

 

一度受け入れたら断れなくなる法則

振込詐欺も同じなのですが、人は一度自分が下した判断を覆すのが苦手な生き物らしく、チョットした間違えを修正すれば良いのに、無理にでも肯定し続ける習性を誰もが持っていると心理学者が言っておりました。親切そうな職人風の若者に対して、「点検してくれてもいいよ、」と一度受け入れた時点でその自分の判断を間違っていないと思える方にと引きずられてしまうとのこと。

それって、点検商法の手口なんですよ、と一度詳しく聞いておけば、面倒な事に巻き込まれずに済むと思います。地域に安心してリフォームを頼める環境を作りたいとの想いを共にする仲間とこのような地道な活動を続けております。

あんしんリフォームセミナー
あんしんリフォームセミナー

教育者に学ぶ。

昼からは大阪へ
毎月、「理念と経営」の勉強会で共に学ばせて頂いている真田明子社長にお誘い頂き、盛和塾の研修会にお邪魔しました。

 

中国の重慶で教育事業で素晴らしい業績を残されている中国の盛和塾、塾生である呉安鳴氏の講演を聴きに、9月には帰国してしまう中国からの実習生、張くん、王くんを伴って行ってきました。

講演のお題目は、『真の教育とは『人間として何が正しいのか』を学ぶこと』

素晴らしい講演でした。

近代中国の偉大な教育者、陶行知氏の『生活即ち教育』という思想と、稲盛和夫氏のフィロソフィーを元に魂を磨き、関わる全ての人に物心両面の幸せを創造すると言う思想を教育現場にて実践し、『成功方程式』(人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力)を用いた教育スタイルを作り上げて数万人もの子供達の人格形成に大きく寄与されたという呉先生の一言一句、一挙手一投足には一貫して非常に強い芯をお持ちだと感じました。

講演、その後のパネルディスカッションや質疑応答を通してずっとそれを感じ続けて、堂々とした、と言うより毅然としたその態度にこのぶれない強い芯の根源は一体なんだろう?と考え続けていました。

呉安鳴氏講演会
呉安鳴氏講演会

 

真善美と言う強い=優しい価値観

講演会が終わり、懇親会でも少しばかりアルコールが入った塾生の方々との再度質疑応答(と言うより問答?笑)が繰り返され、そのやり取りを聞いていて、なるほど、と思ったのは、『真善美』というキーワードです。

真善美とは、本当のこと、正しいこと、美しいこと。

コトバンクによると、

認識上の真と、倫理上の善と、審美上の美。人間の理想としての普遍妥当な価値をいう。

至ってシンプル。それ以上でもそれ以下もないその価値観をしっかりと心の中に持っている事が、呉先生の強さの根源ではないか、と思いました。

もう一つは、教育の可能性を問われたのに対して答えられた、教育を通して目指しているのは、『影響と使命』との言葉。言い方を変えると魂の使い方ってことなのだと思います。

これには正直しびれました。

呉安鳴氏講演会
呉安鳴氏講演会

『ヒト・ヒト・ヒト』

先日のJACK全国大会でクモデ代表理事が『ヒト・モノ・カネ』から時代は『ヒト・ヒト・ヒト』へ
と会の最後を締めくくっておられましたし、私のパートで『職人起業塾からの提言』というお題でお話させて頂いたのも、根本的問題解決のキーワードは『人』だということでした。

そして、ノーベル平和賞を受賞したパキスタンのマララ・ユスフザイさんが国連で訴えたのは、

Education is the only solution. Education First.(教育が唯一の問題解決へのアプローチで有り、最も重要)

要するに、最も重要なのは人に正しい道を説き、教え、育むってこと。

という事は、当然、自分自身の襟を正す事から見直さなければならないってことです。

真善美と言う価値観を追い続け、今なお謙虚に学び続けておられるからこそ、呉先生から芯の強さがにじみ出ているのだと言うのが今日の講演を聴いての私の中の結論であり、気付きで有り、学びでした。

呉安鳴氏講演会
呉安鳴氏講演会

教育者である自覚と責任

私たち経営者にとってはスタッフの成長を促すのが最も重要な仕事であり、スタッフは後輩の成長を促す事が同じ様に重要です。

経営者で有る無しに拘らず、私たちは一人の社会人として、教育者であらねばならない自覚と責任を今一度持ち直し、在り方を正さねばならないと強く感じた次第です。

陶行知氏が説かれたという、『生活即教育』とは『社会即学校』ということ。

社会人として、スタッフをはじめ関係する皆さんと共に全員で我々は教育者足らねばならない。人生を通して真善美を追い続けるという価値観を共有する取り組みをなんとか始めて見たいと思います。

厄介な仕事が増えたー、と思うか、こんな大きなチャンスは又と無いと思うかは自分次第。

気張って生きたいと思います。

無理難題、バッチこーい!(笑)

 

とにかく、予想を遥かに越えた素晴らしい学びと気付きを頂けたご縁に心より感謝致します。

真田社長、ありがとうございました。

心謝

 

おまけ、少し早めのプチ送別会はアメリカンで、

Hard Rock Cafe
Hard Rock Cafe

 

鰻屋のマーケティングに学ぶUSP

7月24日 快晴  土用の丑の日

久しぶりに暑い一日でした。

夏空
夏空

昨夜はJack全国大会の流れで結局、懇親会後の3次会のお茶屋さん風Barまでフル参加となりました。(苦笑)

怒涛の三日間、先一昨日のの職人起業塾、一昨日のすみれプロジェクト会議、昨日の全国大会でのスピーカーと3連チャンで人前で話すのが続き、慣れてないからだと思いますが、人前で話すのは思いのほか疲れるようで、昨夜のアルコールが残っている事は無いですが何となく体はダメージを引きずっている感じ。

なるほど、このタイミングでうなぎを食うのかと、江戸時代から続くと言われる土用の丑の日のイベントに納得です。(笑)

すみれママ☆にお願いして、何とか奮発して夕食にはうなぎを出してもらって疲労回復したいと思います。

 

 

土用の丑にうなぎを食すのは国民的行事

今朝の朝刊の新聞折込に入ってたスーパーのチラシがうなぎ一色だったとくまちゃんのSNSの投稿で目にしましたが、日本人は(私を筆頭に)こーゆープロモーションに弱いものですね。(笑)

平賀源内が業績不振に喘ぐ鰻屋を助けるために、販売促進のキャンペーンを作ったと言われるこの土用の丑のイベント。

時代は変わり日本人の食生活もすっかり変わった現在もなお続くというのは非常に秀逸なアイディアだったのだと思います。

同じようなプロモーションと言えば、バレンタインデー、それに付随したホワイトデーですが、どちらもすっかり国民的行事として定着しています。

やっぱり、(私を筆頭に)日本人はこの手のプロモーションに弱いのかも。

バレンタインデーはお菓子メーカーのプロモーションで発案されたと聞いたことがありますが、平賀源内が行なったそれとの大きな違いは、外国から新しい文化が入ってきたと言う触れ込みではなく、もともと日本にあった価値感を再構築して新しいキャンペーン?を張ったことだと思います。

 

 

近大のナマズ

少し前に、クロマグロの養殖で一世を風靡した近畿大学水産学部がすっかり高級魚となった、しかも絶滅危惧種として指定されている日本うなぎの代わりにナマズを代用した試みを行っているとのニュースを目にしました。

しっかりと泥を吐かせたナマズを蒲焼きにして食べてみると、食感もうなぎにヒケをとらず、栄養価も変わらないと、うなぎに比べ繁殖ががたやすいナマズの養殖に乗り出すとの事でした。

そのニュースを見て、平賀源内がうなぎではなくナマズをオシてたらどうなったんだろうと、どうでもいい空想をしてしまいました。(笑)

もしくは、魚屋を助けるのにうなぎを選び、キャンペーンを作ったそのわけは何だろうと。

諸説あるようですが、当時は「丑の日にちなんで、“う”から始まる食べ物を食べると夏負けしない」  という風習があったようです。

 

鰻推しの理由

真相はわかりませんが、多分こんなことじゃないかと勝手に想像してみました。

  • 季節的にうなぎの供給が多かった。
  • 調理がたやすく量販に向いていた。
  • 誰にでも好まれやすい魚だった。
  • 見た目が一般の魚とは違いビジュアル的に違いが出しやすかった。
  • 栄養価が高いことを知っていた。
  • この時期に夏の暑さで体調崩した人が多かった。
  • 土用の丑の日となんとなく語呂がよかった。

完全に単なる想像ですが、私の小さな脳で考えるのはこんなところ。
実際は、単なる思いつき?、言い方を変えるとインスピレーションが働いただけなのかも知れませんが。。

それにしてもこうやって鰻を大々的に売り出した理由を並べてみると、1つずつは全くもって取るに足らないようなことばかりです。

たいしたことないものばかりでもそれらを上手に組み合わせるだけで日本全国に知れ渡り何十年何百年と続くようなプロモーションになったりするのかしら?なんて考えてしまいました。

 

 

なかなか見いだせないUSP

マーケティングの世界で、非常に重用視されるものの一つにUSP(ユニーク・セリング・プロポジション=自分だけのユニークなウリ)があります。

ビジネスモデルを組み立てる際、まずはそれを発掘する事が重要で有り、それをハッキリさせてから、アピールするプロモーションを仕掛けるべきだとよく言われます。

しかし、誰にも真似されないような自分独自のウリなんて、そんな簡単においそれと見つかるものではありません。私も、自分自身を振り返っても特異稀な才能を持っている訳では無いと自覚しています。

 

 

鰻屋のプロモーションに学ぶ

そんなとき、平賀源内が作り上げた鰻屋のモデルは非常に多くの示唆を与えてくれます。

それは、一つずつは大した事無いものばかりでも、それらを複合的に組み合わせ、顧客のニーズにあったプロモーションを行なう事で、圧倒的な支持を得る事が出来る。ということ。

柔道の試合で背負い投げなどで大技の一本を決めれなくても、足技で技ありを2本取れたら結局おなじ事、なにもリスクを背負いながら対戦相手の懐に飛び込んで行かなくても良いってことです。
もっと言うと、実は技ありも要らなくて、リスクを極力回避して、『有効』を積み重ねるだけで試合に負けない柔道になるかも知れません。

人より、他社より少しだけ変わっている事、もしくは強い事、それらを沢山寄せ集め、複合的に掛け合わせて一つの商品、サービスに練り上げることで、この世の誰にも真似の出来ないユニークなウリを持つ事が出来て世間に知れ渡ったりする可能性があるってことです。

なんのことない小さな事の積み重ね、平凡な事を非凡までやり切ることが、そこに繋がって行くのかも知れません。

結局、小さな事からコツコツと、地道に続ける事が一番ってことですね。(笑)

 

おまけ、

夏らしい一枚。

空蟬
空蟬

まむし、食べますか?#土用の丑の日

7月23日 曇天

今日は京都へ。

京都タワー
京都タワー

リフォーム、建築事業の全国組織、一般社団法人JACKの年に一度開催される全国大会へ参加してきました。

参加というか、今回は特別講演のプロレス団体ゼロワンの取締役社長であり、看板レスラーの大谷晋二郎氏に続いて第二部のメンバー枠の講演の大役を仰せつかってしまい、職人上がりの経営者、そしてマーケティング塾の主宰者としての立場から皆様に提言をさせて頂きました。

ゼロワン大谷晋二郎社長
ゼロワン大谷晋二郎社長

大谷社長の講演は非常に素晴らしく、思考は現実化する、と言うナポレオン・ヒルの言葉を地で行くようなご自身の半生について熱く語ってくださいました。

そして、ゼロワンは団体としていじめ撲滅の為のボランティア活動に熱心に取り組まれているとのことで、ご自身のやられてもやられても立ち上がる姿を通して、「強い人間とは勝ち続ける人ではなく、何度負けても、失敗しても、立ち上がれる人のことだ。」という強いメッセージを子供達に届けておられる姿には、深い感銘を受けた次第です。

大谷代表の熱い想いがほとばしる、素晴らしい講演でした。

問題は、その素晴らしい講演の後が私の受け持ちだったってこと、、(汗、)

jack全国大会にて
jack全国大会にて

ハードルが上がりまくって、大変なことになりましたが、(苦笑)そんなことも言っておれず、とにかく持論を展開して、モノづくりを支える職人の育成、教育の必要性と、それによってもたらされる付加価値について一生懸命に話させて頂きました。

 

奇しくも、明日は土用の丑の日でもあり、絶滅危惧というキーワードで、うなぎと大工の人口推移を並べてみました。

冒頭に、つかみが大事かと思い、

まむしたべますか?

という質問をスクリーンに映してみたところ、関西の人は「ウンウン、」と頷いてくれて、その他の人は不思議な顔をする予定だったのが・・・・

予想に反してほぼ全員が???という顔。

完全に滑りました。笑

(関西では)言うまでもなく『まむし』とはうな重のことですが、年代の違いもあるのか、皆さんその呼び名をあまり使わないようでして、、。

とにかく、土用の丑の日の前日という事で、京都の京極にある(自称)日本一美味しいうなぎのお店の紹介もしておきました。

参加された方がお店に行って、「まむし下さい。」と誰か一人でも言ってくれたら本望です。(笑)

 

ちなみに、講演の中で紹介したうなぎのグラフはこれ、

日本の天然うなぎ漁獲量の変化
日本の天然うなぎ漁獲量の変化

大工はこれ、

大工人口の予測【国土交通省】
大工人口の予測【国土交通省】

全く同じような推移です、完全に絶滅危惧種ですね。。

ちなみに5年前の国勢調査の結果からはこんな状態で、、

技能労働者推移
技能労働者推移

この調査後、若年層の入職者はほぼゼロのまま横ばい、あと数年後にはM字グラフの山の部分の両方ともが引退して消えてしまうと考えると、正直恐ろしくなってしまいます。

データーから見ても既に職人不足は顕在化しており、見れば見るほど待った無し、の危機感が募ってきます。

職人不足の顕在化
職人不足の顕在化。

このまま、若年層の建築業界への入職者が増えなければ、5年後にはとんでもないことになる、そして、仮に大工を目指す若者が入ってきても技術を身につけるには5年程度の時間が必要という事を鑑みると、職人不足問題はまさに待った無しです。

この問題の解決は、うなぎの様に先行投資して稚魚を育てるしか残された道はないのですが、投資に対するリターンのイメージが出来ないような事業は誰もやりたがりません。

ちなみに、うなぎは穫るから育てるに転換してこのリスクを回避しています。

養殖うなぎ生産量
養殖うなぎ生産量

なので、職人を育てること、(=企業の利益に繋がる育成プランを立てること)が絶対に必要なのですが、その観点は国土交通省にしても、業界団体にしてもすっぽりと抜け落ちたままです。

今回、職人起業塾からの提言として皆さんにお話をさせて頂いたのは、次世代を担う若い入職者に技術の伝承と共に、売上げ、利益を残さなければ事業は成り立たないこと、そして現場で働くことは、次の受注をもらう為の種蒔きである、という意識を持ってもらえるようにマーケティング理論、経営者感覚を教え込む必要がある。という事でした。

クモデ代表理事には、リスクの認識、その回避の方法論から途中で大工の付加価値論に話が変わったね、と若干の揶揄をされてしまいましたが、、(苦笑)

職人を守り育てるには、守り育てられる価値を職人は持つ必要があり、それが出来なければ今までと同じ様に、現場作業以外の仕事は何もできない、将来のキャリアを持つことが出来ない旧態然の単なる現場作業員として人員の在庫となってしまいます。

 

ドラッガー博士が唱えられた、『単純労働者から知識労働者への転換』を大工は果たさなければならない時代に入っていると思うのです。

職人も、事業者も、顧客も、全ての人が意識を大きく変える時だと。

スライド71

私たちすみれのミッション、『職人の社会的地位の向上』への取り組みを進めることで、少しずつこの難問が解決の方向に向かうのではないかと思っています。

 

職人、現場管理者の意識改革のサポート事業、そろそろ本格化しますので、ご期待下さい。

 

 

おまけ、

大谷代表、ありがとうございました。

微力ながら子供達への支援事業への協力、させて頂きますね!

ゼロワン 大谷代表と!
ゼロワン 大谷代表と!

 

 

 

 

本質を語れば名言となる。(笑)

7月22日雨

 

今日は昼からスタッフ全員と取引先、協力会社さんにお集まりいただいて第4回すみれプロジェクト会議なる会合を開催しました。

第4回スミレプロジェクト会議
第4回スミレプロジェクト会議 写真は青山さんのfbから無断で拝借。^^;

我々が今抱えているリスクおよび今すぐではないけれども将来確実にやってくる問題点などを共有し、関わる全員が幸せになれるように、と、意識の統一を図りました。

その他には、win winの関係を作れるような取り組みとして、取引いただいている業者さんや商社、メーカーの担当者の方を紹介するウェブサイトの作り込みを行ったり、待った無しの職人不足の問題と共に職人復権の時代の到来と、我々がその中心となって活躍しなければならないというコミットなども行いました。

また、運営委員として左官職人のの大西プロ、美装工事の西口プロ、給排水設備の高橋プロ、電気工事士の北川プロ、そしてスタッフのよーへーと大ちゃんの師弟コンビに就任してもらい、今後より活発な活動を行えるように体制を整えました。

懇親会で大西運営委員長が言っておられた、「毎回同じようでもありながら少しずつ内容が違うこの回は、当たり前のことを当たり前に行うことを目指して何度も繰り返しながらこつこつと歩みを進めることが重要だと再認識する場でもある」ということなのだと思います。

共に歩みを進めながら切磋琢磨しお互いに今よりもっと良くなる様に地道な取り組みを続けていければと思います。

皆様よろしくお願いします。

第4回スミレプロジェクト会議
第4回スミレプロジェクト会議 写真は青山さんのfbから無断で拝借。^^;

 

本質ってなんだ?

さてお題目は昨夜、すみれ本社で開催された「第23回職人起業塾」からの備忘録です。

昨夜のテーマは「本質ってなんだ?」と言う事業の目的に深く斬り込む内容で、事業もしくはサービスそのものがそのものである理由を皆さんにグループコーチング形式で発表してもらいました。

「(あなたの事業の)本質はズバリ何でしょう?」

という私の質問に端的に応えて下さった皆さんの答えが素晴らしすぎたので備忘録としていくつか紹介したいと思います。

本質とは、
モノづくりの会社であること。(工務店経営者)
自分の本心に気付けば自分らしい成功が手に入る。(コーチ)
正規の施工方法で正規の材料を使用し、正規の金額で施工。(工務店従業員)
お客さんの笑顔とありがとう。(工務店従業員)
土づくりは人づくり。きれいな花になることよりもきれいな花を咲かせる土になる。(農家)
安らげる空間作り。(植木屋)
えがお。(工務店)
三方よし。(デザイナー)
足りないことを補う。(IT用心棒)
心のゆとり。(インテリアショップスタッフ)
全ての人を豊かにする。(行政書士)
全ての人はもともと光ってる。(社会労務士)
後方支援。(保険営業マン)
住み良い家をつくる人になる。(工務店現場管理)
信頼される人。(工務店従業員)
夢を現実にする。(工務店従業員)
お客様の売上げアップに寄与する。(看板製作会社)
夢の実現、暮らしを守る。(工務店経営者)
お客様に安心して生きてもらう(保険営業マン)
日本を元気にする。(電磁波対策コンサルタント)
結局は自分自身。(工務店経営者)
気持よく暮らせる空間、生きるよろこび。(工務店インテリアショップ店長)
お客さんが明るく過ごせる。(工務店)
価値観に訴えかけること。(設計士)

皆さんの解答、どれも素晴らしかったです。てか、既に名言の域に達しておられます。(笑)

普段あまり行なうことが無い、自分達が作り出す価値の本質をあぶり出すという作業を一生懸命に取り組み、考え、絞り出してくれました。

余分なものを全て削ぎ落としてわかりやすく最も短い言葉に凝縮してみる。

シンプルな言葉ほど人の心に届く。ということを改めて実感した次第です。

 

第23回職人起業塾
第23回職人起業塾 写真は青山さんのfbから無断で拝借。^^;

 

 

マーケティングと本質の親密な関係

私が主宰している勉強会での『マーケティング』の定義としているのは、セールス(販売促進)と対局の自然に売上げが発生するシクミづくりです。

そこで最も重要となるのは人と人との信頼関係であり、その根本は、「どうやるべきか?」ではなく「どう在るべきか。」という自分自身の在り方を見つめ、律することから始まります。

そして、世界に一人しかいない『自分』もしくは『自社』だけが作り出し、提供出来るバリュー(価値)を突き詰めて、顧客へ寄り添い、ソリューション(問題解決)や新たな価値観や快適さを届けることで生涯かけがえの無いパートナーとなり得る『信頼』を勝ち取ることが出来る。

そのサイクルを繰り返すことで、徐々に顧客の数が増えて行き、ある一定の量に達すると売り込むことをしなくても自然とビジネスが成り立つ様になるというものです。

そこで非常に重要なのは、そのビジネスの『本質』に常に向き合うことだと思うのです。

 

 

すみれの仕事の本質

せっかくの機会なので、私も自社の本質について考えてみました。(発表の場が無かったので、ここでこっそり発表しておきます。)

ちなみに、すみれでは、『モノづくりの本質を守り、作り手を守ること、育てることで、高い品質、高いサービスを提供します』というコミットメントをして大工の正規雇用、自社での責任施工を行なっています。

真摯で誠実な女性プランナーの丁寧なヒアリングから導かれる設計、プランニングを現場でキッチリとカタチにする。そしてその価値を持続して頂ける様に積極的なアフターフォローを行なうことで、お客様に暮らしの安心をお届けする。

そんな建築の仕事を通して実現する私たちの理念(事業の目的)は『建築を通して地域社会に貢献する』という至ってシンプルかつ大まかなものです。

そして、その本質とは、

『一期一会の心』

だと思っています。

以前にも繰り返しこのブログに書いていますが、千利休は茶室に活ける花を「野に咲く花のように」と言われました。

いつ出会うか分からない、偶然のご縁を頂いた方をその価値観でもてなすには、いつ訪れても床の間にさりげなく花を活けておかねばならず、それは裏を返せば一年通してずっと茶花を育て続けなければなりません。

花畑を耕し、種を撒き、水をやり続ける事を毎日の暮らしの中に落とし込み、毎日決まったことを必ず刻み続けることが出来て初めて、茶室に何気なく花を活ける事が出来るのです。

そして、心を尽くしたおもてなしが出来る様になる。

一期一会の心を体現するということとは、毎日の暮らしの中にこそあると思うのですが、これこそ、私たちの事業の本質ではないかと。

このことはすみれスタッフには耳たこなほど繰り返し言い続けていて、今日のプロジェクト会議でも、各人仕事に対する想いを語ってください、と言うコーナーで、中国からの実習生の張くんが「日本で学んだことは、一期一会の心です。」と言ってくれたのには、少しうるっと来てしまいました。(涙、)

 

今回も塾生の皆さんに学びに来て頂いていると思いきや、、実は私が一番学ばせて頂いている様ですね。(苦笑)

塾生の皆様、ありがとうございました。

来月も宜しくお願いします。(^^)

にわ・とりのすけ生田新道店にて懇親会
にわ・とりのすけ生田新道店にて懇親会

 

人間力を高める。

7月21日 曇り時々晴れ

3連休明けの火曜日。

おまけに台風明けの営業日となり朝から慌ただしく台風の際の雨漏りの原因解明のための調査に走り回りました。

漏水調査
漏水調査

雨漏りは、木造住宅に限らず、全ての建物にとって非常に悪い影響を及ぼします。

基本的に雨は上から降ってくるもの、という考えを前提に雨仕舞いをしているので先日の台風のような暴風を伴って風が下から巻き上げて雨だまりを作るようなことになると通常想定しているような収まりでは止めきれていないのが実情で、原因解明もなかなか難しかったりします。しかも、雨漏りの原因は複合的な要因なことも多く、1カ所怪しげなところを見つけて対処したからといって止まるとは限らないのが厄介なところ。

「根本的に一切合切やり直してしまいましょう!」と言ってしまうのは簡単ですが、できるだけ無駄なコストをかけずに、可能性を1つずつ丁寧につぶしていくことを心がけながら改善策を提案していきたいと思います。

image

さて、お題目はすみれの社内風景、すっかりブログネタの宝庫となっている個人面談の続きです。(笑)

 

人生の目標設定

現在は設計部に引き続き、職人である工務部の個人面談をしています。

全員に配布しているヒアリングシートの中に、「長期的な目標は?」という設問があります。

社内での取り組みももちろんなのですが、個人的な人生に対しての目標や方向性を聞く意味もあり、各々それぞれの答えが返ってきます。

 

昨日そんなやりとりをしている中で、長期的な目標に対して、

「人間力を高める」

と言う若衆がおりました。

「おお、なかなか深いねー」などと言いながらも人間力を高めるとは具体的にどういうことかと深堀。

「優しくなることです」

とのこと。

素晴らしい答えです。

ちなみに、すみれの今季の全社目標は「優しくなる」です。

実は、今年の元旦の日、愛犬チャックの散歩をしながらふと天から降りてきた言葉がなぜか、「優しくなりたい」でした。

そう言えば、書き初めもこんなのを書きました。

優勝劣敗
優勝劣敗

 

優しくなるには・・

優しくなるには、強くあらねばなりません。

無力で、飢えて、不満だらけ、憤りを感じながら人に優しくなんてできないと思うのです。

心理学者のアドラーは人は貢献することにこそ幸せを感じると結論づけましたが、それは誰にでも簡単にできることではなく、まず自分自身の状態を整えてこそ、という大前提があると思います。

力をつけて、満足できる暮らしを得て、心に余裕を持ってこそ初めて他者貢献に目が向くのが人間の性ではないでしょうか。

そんなふうに考えると、人間力を高める=優しくなる=まずは強い自分を作るべきだと考えられます。

では、強くなるにはどうすべきか、これがまたまた厄介な命題であり、おいそれと簡単に答えが見つかるものではありません。

そんな時は、ベストプラクティスを意識するとヒントはたくさん見つけることができると思いきや、、

全てにおいて「強い」人ってなかなか思い当たらない、、

 

 

『強い人』を考えてみると、

私の時代で強い人と言うとマイクタイソン。(古いか、)

無敵の強さを送りましたが、傷害沙汰を起こしてお縄になったりしましたし、精神的に強いとはとても言えないし、、

後は北の湖。

憎らしいほど強かった覚えがありますが、現役引退後、協会の理事長になってからはあまり良い印象がありません。

国技の頂点を極めた人ではありますが、本当に人間力に優れた強さを持ってるかと言うと少し疑問な点もあるような。。

もうすこし最近活躍している人で言うと、イチロー選手。

トップ選手になってからも絶え間ない努力と鍛錬を積み重ね、世界のトップの成績を残して今も現役で活躍されているのは人間的にも非常に強い方だと思います。

 

もう少し違う切り口から見ると、宮沢賢治の詩にあった人物はどうでしょう。

雨ニモマケズ風ニモマケズ、と言う人物像は心が強く優しいという価値観に近いと思います。

原文はこちら、

(原文)
「雨ニモマケズ」
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒデリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ

ワタシハナリタイ

強いですね。

 

後は、「命もいらず名もいらず」という山本兼一さんの小説の主人公にもなった山岡鉄舟が私の中で強い人のイメージです。

小説のご紹介はまたの機会にするとして、笑、強い人というのは日々の鍛錬を怠らず自分の弱さをしっかり見据えれる人間ではないかと思います。

自分の弱さを認め、それを補完するために努力を積み重ね出るからこそ人に優しくできるのではないかと思うのです。

 

 

人生の目標を見据えた習慣

そして、「日々の鍛錬」をもう少し優しく言い換えると『習慣』ということになります。

このブログに毎度登場のスティーブンコヴィー博士の「7つの習慣」に説かれている「人格主義」とは結局、日々の鍛錬を積み重ね、あり方をただし、人に優しくすることで自分もよくなっていくという日々の鍛錬の指南の書でもあります。

緊急性の低い重要なことを意識する行動の最たるものは、人生の目標に向けた日々の鍛錬に他なりません。

そのように考えると、「優しくなる」と言うのはマーケティング理論と密接な関係があるとも言えるかもしれません。

今期の全社テーマとして掲げた言葉を自分個人の長期的な目標と言ってくれた大ちゃんがその辺を深く理解してくれているか、そうでもないかは別として、同じ方向性を見てくれていることに心から感謝したいと思います。

毎年2回、延々と同じようなことを繰り返す個人面談ですが、確実に少しずつではありますが、高いレベルに進んでいることを改めて実感することが出来ました。

しつこく粘り強く繰り返すって大事なことですね、まさしく、ヘーゲルの弁証法に書いてある通りです。(笑)

大ちゃん、気合い入れていこ!

 

おまけ、

昼に参加した県主催の研修会、意見交換会にてスーパークールビズ。

夏ですね。(笑)

ひょうご木の匠の会
ひょうご木の匠の会