Win-Win situation!

3月8日 曇

 

建築実務の一日。

今日は事務所でガッチリと建築業の実務でした。
実務と言っても図面を書いたり見積りをする訳ではありませんが、昨日トラブル的な問題が発生した現場の今後の改善計画の段取りをしたり、住宅ローンの相談を受けているお客さんに代わってあちこちの銀行と折衝したり、商社さん、設備メンテナンス屋さん、プレカット会社の担当者さんそれぞれの訪問を受けて打ち合せをしたりと、入れ替わり立ち替わり来社される客人の対応等。。

色々と、というよりも次々とやる事、やるべき事はあるものです、有り難い。(笑)

 

 

なんと言っても第一領域が最優先。

昨日は、予定外の現場での打ち合せが長引き、予定がオシオシとなり夕方からドタバタになってしまいました。
帰社したのも予定より2時間以上も遅れてしまい、マーケティング事業部のミーティングを欠席、その後に予定していた『7つの習慣ボードゲーム』のワークショップまで遅刻と周りの皆さんにご迷惑をかけてしまいました。
反省しきり、ではありますが、緊急の顧客対応、現場対応は私たちにとってはやはり最も緊急性の高い重要な事(第一領域)であり、ここを見逃して第二領域(緊急性の低い重要な事)に注力する事は出来ません。迷惑をかけつつも、建築屋としての本分、本質を守ったという事で、選択は間違っていないと思っています。

 

7つの習慣ボードゲーム
7つの習慣ボードゲーム

『7つの習慣ボードゲーム』

そんな事を考えながら夕方なんとか帰社してからは、最近熱心に『7つの習慣』を学び、実践されているAさんと『7つの習慣ボードゲーム』に興じました。

最近、頻繁にすみれ本社にてボードゲーム大会を開催しているのですが、別に遊びたい訳ではありません。
実は、すみれは創業時からスティーブン・R・コヴィー博士が上梓された『7つの習慣』の考え方、原理原則論に則った在り方を事業所全体のシクミの中に組み込み、浸透させるべく取り組みを続けて来ています。

し、しかし、、

私個人としては、『7つの習慣』を読了した時に「これや!」と身体に電流が走る様にビビッと来て、すみれのスタッフを巻き込んでその理解と実践に取り組もう!と心に決めたのですが、これがなかなか簡単ではなく、、

「そもそも、この本に書いてある事が難しくて良く理解出来ない。」なんて意見も度々耳にしてきました。私が『職人起業塾』なる書籍を上梓したのもコヴィー博士の言葉をもっと分かりやすく解説出来ないかと思い、自分の言葉、自分の体験談を通して原理原則論をまとめ直してみたのがきっかけです。

そんな訳で、このボードゲームはなかなか理解が進まない原理原則をスタッフの皆にもっと分かりやすく、楽しく理解してもらえる様に購入した次第です。要するに、社内での研修の一環に取り入れる事を目的としています。

 

 

成功の習慣を「体験」できる世界初のボードゲームが誕生

ちなみに、『7つの習慣ボードゲーム』の公式HPに書かれてある説明はこんな感じ、

数百年にわたって蓄積されてきた成功の原則が詰まった「7つの習慣」の世界を体験できる、世界初のボードゲームが誕生しました。

このゲームは人生やビジネスと同じで、
運だけでゴールすることはできません。

ゴールするためには何が必要なのか?
今、自分がやることのできる最優先の選択は何か?
他のプレイヤーは何を望んでいるのか?

など、様々なことを考え、限られた時間の中でやるべきことを選択し、
Win-Winをベースとした駆け引きや交渉を行うことによって
ゴールを目指します。

ゲームをプレイすることで書籍「7つの習慣」
でお伝えしている成功の本質を体感し、
「考える力」「チームワーク」「コミュニケーション力」など、
様々な気づきを得ることのできるボードゲームです。

ただいま、公式販売サイトにて好評発売中です。

 

 

Win-Winの道を選択する。

このゲームは人生ゲームの様にサイコロを振って駒を進めるのですが、早くゴールに行けばイイってモノではないし、沢山のお金を稼げば勝ちでもありません。他のプレーヤーと如何に協力して、出来るだけ多くの仲間と共に人生の成功というゴールのステージに立てる様に自分の在り方を考えながらゲームを進めていく、実際の人生と同じ様な選択を行ないながら原理原則について想いを巡らすという深ーいゲームとなっています。

昨日2回目のプレボード大会ゲームを開催したコトで、私もやっとルールをしっかりと把握出来ましたし、単にボードゲームを楽しむだけではなく、そこからどのような学びを得るべきか、何を考えながらゲームに参加してもらいべきなのかが漸く理解出来てきましたので、そろそろ本格的なワークショップを開催して、スタッフの原理原則の理解、浸透に取り組みたいと思っています。

モチロン、外部からの御参加も大歓迎ですので、ご興味がある方はお気軽にご連絡を頂ければと思います。

次回の『7つの習慣ボードゲーム大会』の予定はこちら、

【第三回】 7つの習慣ボードゲームで成功のカギを学ぶイベント
https://www.facebook.com/events/826295620829811/

 

 

Win-Win Situation

昨日の夜からはそんな余韻を若干引きづりながら、すぐ近所に所在する会社が取り組まれている『ご縁プロジェクト』なるこじんまりとした会食に参加、以前から何かと懇意にして頂いているその会社のA社長、取引先の同年代の経営者さんを交え三人で食事を摂りながら、意外な共通点を見つけたり、異業種の取り組みを聴かせて頂き事業のヒントを頂いたりもしながら、文字通りご縁を紡がせて頂きました。

明石で新鮮な海の幸に舌鼓を打った後、少しだけ河岸を変えて飲みましょう、と手配をして頂いたBARの名前がなんと! BAR Win-Win Situationでした。

これも何かのご縁なのか、それともなにか大いなるものが指し示してくれている方向性、必然なのか。ボードゲームだけでなく、リアルにWin-WInのシチュエーションを体験出来るという嬉しい一日の終わりとなりました。

A社長、色々とお心遣いを頂きまして、ありがとうございました。
K社長、昨日のたまたま、ひょんなコトから、の連鎖がうまく行く様にお祈り致します。

ご縁に心から感謝致します。

心謝。

 

 

ここからは告知です。(笑)

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春はイベントの季節!ご都合が合えば、是非ご参加下さい!

3月12、13日TDY春のリフォームフェア 住まいの予備

3月23日(水)究極の一歩手前味噌作り教室

3月25日(金)【第三回】 7つの習慣ボードゲームで成功の鍵を学ぶイベントNEW!

3月25日(金)第31回職人起業塾

4月23日(土)【すみれ暮らしの学校】愛犬家座談会NEW!

 

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TEDxKobe Salon 2016.3.6

3月7日 曇り

 

天井裏探索から、

今日は朝から工務部のイッペー君と軽トラックに乗り込み、着工前の店舗改装現場にて建物瑕疵の再調査。

久しぶりに天井裏に潜り込み、問題箇所の調査、確認を行ないました。
何度も店舗が変わって工事を繰返しているテナントビルは、表面的に見ても分からない事が多く、たまに、思いもよらない問題が発生する事があります。
ごくごく稀では在りますが、店舗の改装工事に慣れていない?もしくは建物の構造に対する認識が低い業者が建築の専門家としてはあり得ないような工事を行なって、建物の構造にダメージを与えてしまったりしている事が有り、今日も最終的にその可能性を指摘しました。

責任の所在を含め、難しい問題が色々とあるものです。。。

 

Cultivating Ideas

話は変わって、昨日の日曜日は昨年の夏から久しぶりとなるTEDxイベントに参加してきました。

TEDxKobeの後ろにSalonとつけられた今回のイベントはTVやWeb上でみるあのTEDとは少し違って小規模なイベントで、『Cultivating Ideas』とテーマを掲げ、普段から無自覚に使っている「アイデア」という言葉の持つ意味や、その力、どう向き合っていくのか…など、TEDxの原点に立ち返って共に考えを深めていきたいと思います。とのコト。
学生さんの参加も多く、日常では交流する事の無い人達に交じってスピーカーの話を聞いたり、ディスカッションを行なうなど、非常に良い刺激を受けました。

私はひとりのTEDファンというスタンスで、飛び込み的に参加しましたが、参加者の皆さんは皆さん顔見知りの方が多かった様で、ボランティアスタッフの交流を深める事も目的のひとつなのかな、なんて思いました。

ま、オーガナイザー(代表者)の方とはfbで繋がっており、「あ、すみれパパ、ブログいつも見てますよー」と言って頂いたたりも有り、アウェー感を感じる事無く、いつも通りそんな事は関係なく、ドカドカと若者の輪に入って行って楽しませて頂きました。(笑)

 

マット・カッツの30日チャレンジ

アイデアを深める、耕す?コトをテーマにされた今回のイベントでは、TEDの影響で人生が変わった事例?となるような動画の上映やTEDxSapporoのオーガナイザーのトークがありました。

その中で印象的だったのはこれ、

ずっとするつもりでいたこと、したいと思っていたことなのに、なかなかやれないでいることはありませんか? マット・カッツは試しに30日間だけやってみてはと言います。この短い軽妙なトークでは、目標の設定と達成について考えるための素敵な方法が提案されています。

 

 

習慣が人生を変える

常々、スタッフや私が主宰する勉強会に参加される方に言い続けているのは、どんな研修に参加しても、どんなに良い話を聞いて感心しても、自分の行動に移す事が出来なければなんの意味も無いってこと。モチロン、自分自身の戒めにもしています。

そして、行動を起こしたところで三日坊主じゃなんにもならへん、と継続し、習慣に落とし込む事を耳にタコができる程言い続けています。自戒を込めて。

TEDxSapporoではこのTEDトークを見て、実際に30日間チャレンジと称して、毎日行動を繰返し、習慣に定着させる試みを発表するというイベントをセッションの合間の休憩時間に行なわれたそうで、朝のコーヒーブレイクを持つ習慣をとって家族とのコミュニケーションを取る時間を持てる様になった等、非常に参考になる良いお話を聞かせてもらいました。(^ ^;)
見習いたいと思います。(笑)

スピーカーのマット・カッツ氏はこのチャレンジを繰返す事で、毎日写真を撮る事で記憶に残る日々を過ごし、小説を書上げ、砂糖を断ち、 アクティブに運動をする様になり、挙げ句キリマンジャロに登頂するという冒険まで果たしたと言います。

 

 

チャレンジへのハードルは低い方が良い!

好む、好まざるに関わらず、次の30日はやって来て、そしてあっという間に過ぎ去ります。
ならば、日常を少し変えて30日間のチャレンジを行動に起こす事で人生に大きな変化をもたらす事が出来る。と。

まさにその通り!というか、そろそろ10年程になる前からこのブログや筋トレなど365日チャレンジに取り組んで来た私にとっては30日で一度区切る事でチャレンジする事に対するハードルが下がり、楽しみながら様々な習慣に取り組めるという彼のトークは新たな発見でもありました。

人はクリア出来るか、出来ないか微妙なラインの目標設定に最も高いモチベーションを発揮する、と言いますし、なんでもかんでも長く続ける事を推奨するのは間違いなのかも、なんて少し反省も。

 

やっぱり、楽しみながらチャレンジするべき。

チャレンジ→達成→別のチャレンジ→達成と小さな成功体験を積み重ねながら「これはイイ!」と思える自分に合う習慣を身につける事が出来ればより自然にムリ無く緊急性の無い重要な事に意識を集中出来る様になるかもしれません。

「ま、とりあえず、30日間だけチャレンジしてみたら?」

と、これからはスタッフや塾生の皆さんに少し肩の力を抜いて習慣への取り組みを推奨してみようと思います。(笑)

「楽しみながら、気楽にいこうよ」と、

今更ではありますが、そう言えば、『7つの習慣』の中にも30日チャレンジのワークが在りました。TEDxKobe Salonイイ刺激と気付きを頂きました。ありがとうございました!

 

最後に、大好きなヒンズー教の教え。

心が変われば、態度が変わる。

態度が変われば、行動が変わる。

行動が変われば、習慣が変わる。

習慣が変われば、人格が変わる。

人格が変われば、運命が変わる。

運命が変われば、人生が変わる

 

 

ここからは告知です。

■春はイベント盛りだくさん!『すみれ住まいの学校』イベント情報!

春はイベントの季節!ご都合が合えば、是非ご参加下さい!

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『在り方』から全ては始まる。

3月5日 快晴ポカポカ陽気

 

春が来た!

昨日の研修講師で一日中立ちっ放しの喋りっぱなしだった疲れを若干引きずりつつ、目を覚ましたら今日も雲一つないピーカン!(←死語でしたっけ、笑)

アイドル犬チャックと散歩に出掛け、といつもの伊川の河川敷でソメイヨシノの蕾が少し大きくなったのでは?と無理やり春の息吹を感じたりしてました。(笑)

そういえば、すみれの裏にある自家焙煎のまつもとコーヒーさんでは毎年恒例もスプリング・ブレンドを今年も発売しはじめた様子です。これでやっと伊川谷にも春がきました。(笑)
fbページはこちら→自家焙煎 まつもと珈琲

 

テラスワーク

今日は一日すみれ事務所にお籠りさん&2016年度の新入社員の最終面談。

このところ、また講演のご依頼を数本頂いたりしたこともあり、(何故か、)いくら片付けてもデスクワークに終わりの兆しが見えません。仕事って頂けてナンボで感謝するばかり、忙しいのは幸せだ!と思っている以上、このスパイラルはきっと、終わりの無い旅なのでしょう。(笑)
あまりのポカポカ陽気にパソコンをテラスに持ち出して陽が陰り出すまでチャックと看板猫のニャロと一緒に仕事。幸せでした。笑

年度末直前新卒採用。

夕方からは酒井部長と一緒に今年度の新入社員の2次面接の最終面談。ギリギリのタイミングまで引っ張ってしまいましたが、酒井部長の「オレは全然ウエルカムやで、」のひと言で採用が決定しました。

これでまた、この春から「現場仕事を覚えたい、一人前の大工として仕事を任されてみたい。」というイマドキ珍しい殊勝な若者がまた一人すみれのメンバーに加わる事になりました。
新入社員の彼には私達が掲げる大いなる目的の達成を共に目指し、気張ってそしてコツコツと建築畑を耕してもらいたいと思います。

 

若手大工採用が困難な時代。

先月、JBNの全国縦断研修事業のセミナー講師を依頼され、神戸で半日の講演をさせて頂いた際は北は静岡、南は福岡と遠方からも大勢の工務店経営者、大工さんが集まって下さいました。

以下はその中で九州の有名工務店であるN崎木材店さんの専務と一緒に休憩時間に一服つけていたときのやりとりです。

 

N専務「人材の採用、特に職人の採用にはどこの会社も頭を悩ましておられる様ですが、採用はどうされているんですか?」

私「去年は2名新卒で工務部に大工見習いを採用しました。」

N専務「いいですねー、募集はどのようにされているのですか?」

私「実はハローワークに届けている以外は何もしていません。」

N専務「えっ、どういうことですか?」

私「基本はブログによる情報発信です。」

N専務「ブログで募集して採用ですか?」

私「はい、職人を守り、育てると全面に打ち出して、ブログの更新を続けてますから。笑」

N専務「なるほど、それをみて応募があるんですか?」

私「だいたい、職人を10人以上も正規雇用している会社はウチ以外に神戸にはありませんし、大工見習いのボーズに社会保険や厚生年金の加入をつけて、教育カリキュラムを持って技術以外の人間力やマーケティングの基礎知識を就業時間中に教える会社はもっとありません、笑。珍しい会社なので話題に上りやすいのだと思います。」

N専務「ということは、紹介ですか?」

私「はい、本人が探してというよりは周りの大人に相談して、あの会社に行ってみたら、と言われる様です、知り合いの知り合いとか、私も知らない方が紹介してくれる事も多い様です。笑」

N専務「なるほど、勝手に集まる様になっているんですね、、」

 

そんなこんなの顛末で、この度も誰か良く分からない方に紹介されたと履歴書を送って来た若者を採用することになりました。

 

 

一億円の買い物?であり、人生を預かる重大な選択。

学校を卒業して社会に飛び出す初めての就職は一生涯に一度きり。今後の彼の人生に非常に大きな影響を与える、彼にとってはこれまでの人生で一番大きな選択でもあるでしょうし。私にとっても他人の息子さんの人生を預かるという重大な選択です。

本来、今年は本来新卒の採用はせずに、来期に新卒生を迎え入れる計画だったのですが、「大工になりたいんです、現場で仕事を覚えてみたいのです」という若者の熱意にほだされたのと、丁度諸事情あり中国から来ていた実習生の田君がつい先日故郷に帰って行った事も重なってまた一人若者の人生を預かる決意をした次第です。

 

 

全ては『在り方』から。

先週末の自主上映会の後の感想や話題でも繰返し出ていて、昨日の職人起業塾の講座の中でも私が何度も繰返した『在り方』という言葉は、私が常日頃マーケティングの構築の入口であり、それを正す事から全ては始まると言い続けている最重要のキーワードです。
それは商売だけではなく採用も然り、自分達の在り方を正し、その情報発信を行い続けることで、自然と人が集まるというのが上述のN崎専務との会話でよくご理解頂ける良い例だと思います。

若い力も続々と集まって来ていることですし、スタッフと一緒に導きの星、すみれの掲げる大いなる目的を目指して好循環の螺旋をどんどん登って行きたいと思います。

すみれスタッフの皆さん、そして新人竹原くん、宜しくたのんまっせー。(笑)

 

 

ここからは告知です。

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リスクリバーサルと日本式マーケティング論

3月4日 快晴

 奈良市・東大寺二月堂では修二会(しゅにえ)(お水取り)の本行が始まっているとのこと。

この行事が済めば、本格的な春の到来、という風に良く言われます。
一足早く今日もポカポカした陽気ですっかり気分は春。(単純すぎますが、)あたたかいってだけで何となく気分がアガってしまいます。(笑)

 

職人起業塾【第6講】

今日は一日大阪にて、京阪神木造住宅協議会を事業主体とした『職人起業塾』の講座の第6講。
朝10時から夕方の6時半までぎっしりと研修講師を務めました。

私が担当するマーケティング理論のレクチャーも終盤戦に差しかかり、段々と塾生さん達自身の『在り方』や『行動』に焦点を合わして実際の業務におけるアクションにシフトする段階へと進んでいます。今回のテーマは『リスクリバーサルと日本式マーケティング論』と題して講義を行いました。

 

リスクリバーサル

リスクリバーサルとは『返金保証』をつけて消費者のリスクを消し去る事で購入行動の障壁を下げること、と訳される事が多いですが、私の講座では、もっと根本的なコト、表面化していない潜在的なリスクに向き合う事を勧めています。

具体的には、私達の様な(風が吹けば飛ぶ様な)中小企業の工務店に対して何百万、何千万と言う高額の工事の依頼をする事自体、大きなリスクで有り、顧客はどこかで大丈夫かしら?と心配をしている。その不安に対して正面から向き合い、誠実な説明責任を果たす事でリスクをリバース(逆転)して信頼へと結びつける事が出来る筈、という理論です。

あらゆるスピードが急激に早くなっている現代、資本力がある大手だからといって盤石とは言えません、マクドナルド然り、シャープ然り、東芝然り。

巨額の損失を計上されているニュースを見る度に、一消費者の立場として、大きな会社であるが故のリスクを感じる事も少なくありません。

 

 

結局は人。

私達の様な起業してたかだか15年程度の若い会社は脆弱な財務状況、低い資本力しか持ち合わせておりませんが、会社の規模が小さい分、リスク回避も大企業に比べて容易であるというのもまぎれも無い事実でもあります。

そして、やっぱり企業は人なり。経営者を含めてその会社で働く人がキッチリと約束を守り、責任を果たす姿を見せる事が出来れば小さな会社だからヤバいという単純な式には当てはまらないと思うのです。

結局は『在り方』の問題となるのですが、誠実さを持って顧客、自社、ステークホルダーとの良好な関係性を維持するのは至って日本的な考え方であり、近江商人の『三方よし』がとみに有名ですが、共生という価値観は世界に誇る日本の伝統的な価値観です。

今日はそんな事を一日中、塾生の皆さんに熱い口調で語り続けました。

 

 

シャープ破綻の根本的原因

そして、そんな日本的な『在り方』が崩れ去ったとき、一時の売上げ、利益は上がるかも知れませんが、持続的な会社の発展は無くなるだろうという事を併せて。

少し前の日経新聞のWeb版にこんな記事がありました。

シャープ追い詰めた「社徳」のなさ

シャープの日経新聞記事
シャープの日経新聞記事
日本を代表する大企業がとうとう外資にその身を委ねたというのは衝撃的なニュースでしたが、その根本的な原因となったのは、企業内に蔓延した『徳の無さ』だと書かれています。

目先の利益に囚われて、今まで取引して来た顧客を蔑ろにする社風を痛烈に批判、『在り方』がマーケティング、いや、商売、仕事全般の根本だと改めて認識を新たにさせられる記事でした。

経営権が外資に移ったのは、経営陣の残留を選択したかったから、とも言われていますが、この根本が正されない限りシャープの再生は無い気がします。

逆に、世界に冠する様な素晴らしい技術、そしてその技術を開発する優秀な人材が揃っているコトを考えると、意識改革を行なう事が出来れば今の苦しい状況から抜け出す事もそんなに困難では無いのかも知れません。

 

 

責任を果たすのは拡大ではなく持続

私の様な吹けば飛ぶような小さな会社の、しかも駆け出しの経営者がグローバルに活躍する日本有数の大企業に対して苦言を呈するのは非常におこがましいとは思いますが、企業は売上げの大小ではなく、存続する事でその責任を果たす事が第一義だと考えると、売上げの拡大、利益の最大化を目指し兎にも角にも成長戦略にひた走るシャープを始めとする今の日本の大企業の姿勢、風潮には疑問を感じずには居られません。

私としては、職人起業塾の活動を通して、(神戸の片田舎、地方都市の端っこでチマチマではありますが、)地域の人達と共に、自社はモチロン多くの志を同じくする建築会社さんと共に、小さくても強い会社、長く続く会社を目指して地道な歩みを続けたいと思います。

 

職人起業塾に御参加、ご賛同頂いております皆様、やっぱり私達が目指すべきは『三方よし』

じみちーに気張って行きましょう!

神戸ラーメン紀行Vol.135

3月3日 快晴

 今朝も何故か?(苦笑)雲一つない青空が広がった姫路からスタート。

昨夜、大して飲んでいた訳でも無いのに大阪での作戦会議の帰り道、うっかり乗り過ごしてしまい姫路へ、本当に我ながら情けない、、(涙、)
しかし、まあいつもより早い時間にぐっすりと眠れたのでヨシとします。(笑)

 

3月はイベント盛りだくさん!

今日は一日、事務所にてデスクワーク。
今月行なう予定の研修の資料をいつもより早めに作成する事が出来て気分はスッキリ!
今月はいつになく、締め切り期限に追い回されてギリギリセーフの毎日から解放されそうで喜んでいます。今日もずいぶん麗らかな陽射しが射しましたし、3月は春本番、何かとイベントごとが多いので良い準備ができました。

ちなみに、今月のすみれ暮らしの学校のイベントはこちら、

究極の一歩手前味噌作り教室

TDY春のリフォームフェア 住まいの予備校!東大一直線!

大勢の方の御参加をスタッフ一同、お待ちしております!

TDY春のリフォームフェア
TDY春のリフォームフェア

あっという間に3月ってことは、、

今週に入って、事務所に籠れる日が確保出来て喜んでおりますが、外出しない時の昼食はすみれcafeなる、すみれママ☆の手作りランチにありつける事が多く、元コックだけあって非常に美味&ヘルシーです。

満足はモチロンするのですが、しかし、ヘルシーだけではもの足らないのがオッサンの常、身体に悪いもの?は何故か人は欲しますよね、(笑)
今日もなんとなく、「ラーメンが食いてーなー」なんて思ってしまいました。
そんなこんなで、(笑)溜まりに溜まったラーメンレポート、久しぶりにアップしておきましょう、と思ったら、にゃんと、今年になってから丸2ヶ月間も(ライフワークの筈の)ラーメンブログ、放ったらかしてしまってました。(苦笑)

 

神戸ラーメン紀行Vol.135

では、溜まりに溜まってしまった、今年に入ってからのラーメンレポートまとめ、いってみます!

 

新春一杯目は初打ちに行ったゴルフ場での名物からスタート。

 ABCゴルフ倶楽部

名物カレーラーメン半麺。

相変わらずのコク、安心の味ですが、今回は少し控えめに半麺としてみました。でも十分。笑

高橋 剛志さんの写真

 

 

アートの街新開地の気鋭のお店。

濃ラーメン 700円

こってこて好きの方が多いのでしょう、かなりの濃度でした。

高橋 剛志さんの写真

 

 

早くも今年のアワード候補かっ

伝説?のラーメン屋店主謹製鹿肉ラーメン 完全野生の鹿の骨でとったスープ priceless

あのしゅはりの創業者が丹波に移住して開発されたオーガニック且つジビエな一杯。
一食の価値有りです。

高橋 剛志さんの写真

 

三宮夜の〆のニュースター

 劉家厨房

担々麺 800円

とにかく、(再度メニューも含め)何食っても美味い!スープの取り方が職人です。

高橋 剛志さんの写真

 

 

今冬の間大活躍。

鯛塩ラーメン 700円

日曜日のラン&即温泉でこの冬はずいぶんお世話になりました。中でも、オリジナリティー溢れるこの一杯は頭1つ抜けていました。

高橋 剛志さんの写真

 

 

オープン当初の勢いはどこに?

阿波鶏ワンタン麺 750円

久しぶりにご近所パトロールに行きました。悪く無いんだけどね。^ ^;

高橋 剛志さんの写真

 

中崎町壱丁塩ラーメン on卵中太麺 850円

あっさりスープが柚故障とマッチしてgood! リピートしたいお店です。^ ^

高橋 剛志さんの写真

 

 

入浴券とセット!?

期間限定 野菜たっぷりうまかラーメン 780円

入浴券とセットで購入という新手の販売手法にはビックリ。笑

高橋 剛志さんの写真

 

 

神戸人の特徴?!

ネギぼっかけらあめん 1100円!

確かに、ぼっかけうどん、ぼっかけお好み焼きは好きですけど、、高くね?笑

高橋 剛志さんの写真

 

 

行列が絶えない人気店

台湾ラーメン 水餃子トッピング 930円

さすがでした、辛さも良いし、サッパリ感も最高、水餃子も本場顔負けの一杯。

高橋 剛志さんの写真

 

ご近所の繁盛店

 伊川谷塩元帥

梅塩ラーメン 750円

定期的に行っちゃいます、全メニューこれで制覇の筈!笑

高橋 剛志さんの写真

 

支那そばだけじゃねえ

 碇屋

味噌ラーメン 750円

看板メニューにひけを取らない丁寧な作り、イケました。

高橋 剛志さんの写真

 

一応、チェック。

 天然温泉 龍の湯)。

味噌ラーメン 750円

まあ、一応、、ちと味噌が薄いか。^ ^;

高橋 剛志さんの写真

 

 

ご当地プロモーション

特製名古屋コーチン塩ラーメン 906円

別段、名物でもなんでもないと思うのですが、名古屋駅構内になってなご屋じゃ、つい入ってしまいます。でもきれいな鶏の出汁でした。

高橋 剛志さんの写真

 

 

名店の一杯

五目ワンタン麺 1030円

火鍋で有名な中華の名店、ラーメンで括るには申し訳ないくらいの一杯。

高橋 剛志さんの写真

 

 

酔い覚ましの赤

トマトラーメン。 780円

バジルが良く効いていたのはなるほど、アテになる一杯でした。 8^ ^;)

高橋 剛志さんの写真

 

ついに発見!

 長浜らーめん めんめん

地獄ラーメン2丁目 900円

ラーメン屋の無い街高砂、と、以前失礼な事を申し上げましたが、立派なトンコツ屋さんがありました。高砂市民の皆さん、スミマセン。とてもイケました。

高橋 剛志さんの写真

 

 

ヘルシー麺

米らあ麺 700円

そもそも、米麺でラーメンというのか?という疑問もありつつも、、
チャードンも美味かったです。

高橋 剛志さんの写真

 

 

これから旬のうおん棚

あっさり醤油ラーメン 700円

セットで頼むと、唐揚げ、炒飯のボリュームが半端なく、(間違いなく)店員さんの恰幅に合わせているのだと思う。笑

高橋 剛志さんの写真

 

 

初体験。

 ミスタードーナツ 伊川谷ショップ
四川辣油 麻婆豆腐麺 486円

セントラルキッチンでパッケージされているだけあってとにかく早い!笑
でも、そこそこな感じで悪く無かったっす。

高橋 剛志さんの写真

 

 

元町駅の定番

 神戸ラーメン第一旭 元町本店
 塩ラーメン 700円

味はともかく、フルマラソン参戦の直前に食したのは失敗でした。涙

高橋 剛志さんの写真

 

 

京都ガッツリ系

にぼ一朗半 750円

にぼ次郎なのに、ガッツリの量に圧されて少し控えめに、1.5。
確かに煮干しが良ーく効いてました。^ ^

高橋 剛志さんの写真

 

 

小倉グルメ

 丸和前ラーメン

(獣の匂いプンプンの)ラーメン 650円

これこそがスタンダード!と胸を張ってのご紹介を頂きました。
久々にワイルドやったぜ〜、笑

高橋 剛志さんの写真

 

台湾の日本居酒屋にて

 餓鬼大將
味噌ラーメン 280元

出汁取ってないと思う。。。

高橋 剛志さんの写真

 

 

日本でここにしか無い!

 一龍亭

明石名物 明石蛸石焼ラーメン 890円
石焼のどんぶりにスープが注がれ、生のたこが目の前で煮えていくと、、

高橋 剛志さんの写真

食べる時には小さくなってましたとさ。笑

 

以上、2016年、1月、2月のまとめでした。

ごちそうさまでした。(笑)

 

 

ここからは告知です。

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理念無くして経営無し。いや、人生無し。

3月2日 快晴

3月に入ってもまだ寒い日が続きますが、今朝の神戸は日本晴れ、爽やかな青空が広がりました。

水曜日ですみれ事務所は定休日、私は溜まりきったしかも期限に追われるタスクをなんとかせねばと人気のない事務所で電話番をしながら一日中、PCに向き合っています。(笑)

さすがに電話が鳴る数も少なく、落ち着いて集中する事が出来ました。本来は毎年恒例のオッサンスキー部の合宿で朝から北海道に飛ぶ予定でしたが、諸事情あり中止、(もしくは延期?)となり、正直少しホッとしたというか、やっぱツイテルなーなんて勝手に思ったり。(笑)

 

卓越の歯科医師の件つづき

さて、昨日、一昨日のブログで凄い歯医者さんの事をポロポロと書きましたが、まだ書き足らないのでもう少し続けます。

一昨日のブログでは技術力が凄いと書きました。
とにかく、奥歯に金属を被せるのに、一発でドンピシャ。
歯に金属を被せると少し窮屈な感じがするのがアタリマエだと思っていた私は、今まで装着した事が分からないほどピッタリな治療を受けたコトがありませんでした。しかも早い!
「あれ、もうついてる?」と、つい口走ってしまった程です。これこそまさに職人技です。

 

歯科医師の卓越の戦略

昨日のブログでは頼みもしないのに噛み合わせを直してくれていて、気がついた時には口の中のストレスが無くなりスッキリしていたという驚愕の体験を書きました。
咬み合わせ治療というオブションメニューがあるにも拘らず、保険対象の治療の中で淡々とその技術を使っちゃうのは普通はあり得ません。治療に行く度にあまりに口の中がスッキリして行くので、さすがに鈍感な私も気がついて、

「ひょっとして、咬み合わせ直してくれました?」

と訊ねてみたところ、

「せっかく歯の治療をしても咬み合わせが悪ければ直ぐにダメになりますからね。」

と、さらっと言ってのけられました。驚愕です。

そしてその効果は更にあります。
親知らずに押されてガタガタになっていた奥歯(抜歯した歯の隣で次の治療で入れ歯かブリッジで頼るべき歯)が使えるか使えないか微妙だったのが、咬み合わせを修正して頂いたお陰でしっかりとして、なんと!まだまだ使える様になったのです。さらに驚愕です。

 

 

垂水の歯医者さん | 森本歯科医院 | 歯と全身はつながっています – 神戸市

この歯医者さん、尋常じゃない。と気がついて(ここまできてやっと)HPをチェックしてみました。そこに書かれてある文章を読んでみて、なるほど、と納得しました。

以下(無断でスミマセン、)転載させて頂きます。

 

______ここから転載_________

医院紹介

私と咬合治療(恩師藤井佳朗先生との出会い)

実は私は幼少のころから、アレルギー体質でアトピー性皮膚炎や鼻炎、花粉症などに悩まされてきました。 特に昔はステロイドの危険性が知られていなかったので、幼児のころから長期間使い続けてきました、特に大学ではかなり重度になりましたが授業を休めないので塗り薬だけでなく内服もしていました。

 

無事大学は卒業しましたが、このままではいけないと思い切ってステロイド断ちをしたのですが、リバウンド(かなり激しい)で仕事を半年間も休まなければいけませんでした。

それからも、体調が良くなったり、悪くなったりを繰り返していました。

もちろん色々な治療を試しましたが(漢方、水療法、健康食品、・・・)、確かにある程度効くものも有りましたが、決め手にはなりませんでした。

 

そのうちオーリングを使い診察している医院で、口の中の金属が良くないといわれました、しかし自分が歯科医でも本当に口の中の金属がアトピーと関係が有るとは信じられませんでした、しかしいろいろ調べていくうちに関係性があるとわかり、これは自分自身で治療を受けて見ようを思いました。

 

そこでお世話になったのが私の師匠でもある藤井佳朗先生でした、そして一年がかりで口の中の金属を全て私に合っている金属に代えたり、かみ合わせや歯の形態の調整をして行きました(咬合治療)、それからはアトピーの方はかなり良くなり、花粉症や鼻炎はほとんど無くなりました、ただ皮膚炎の方は、季節の変わり目や、食生活や生活習慣が乱れると顔に出てきます、しかし仕事を休むほどではありません。

これを縁に藤井先生に藤井式咬合治療を教えてもらっています。

 

私の体験でしたが、全て咬合治療で治る訳ではありませんが、口の中に何割かの原因が有れば、治療でその分良くなるのではないでしようか。

診療方針

当医院では、単に虫歯の治療をするだけでは無く、全身を考えたホリステック(総合的)な治療を目指しています。

 

当歯科医院は、保険医療機関ですので保険治療を診療していますが咬合治療等、保険が効かない治療もございます。

一人5分診療ではなく30分かけて、ゆっくり治療しています。
また治療回数を減らしたい短期集中治療希望の方は一度ご相談下さい。

 

_________転載ここまで_____________

 

ご自身の厳しい体験を元に歯の治療だけではなく、身体全体、患者の健康に焦点を当てて統合的医療の観点にまで立って施術を行なわれているという姿勢は、私に言わすとマーケティングの基本をキッチリと守っておられる、となりますが、実際に治療されている姿を見ている私には既にマーケティングという言葉自体が陳腐に感じてしまう、それくらいの迫力があります。

更に、以前から耳にしていた歯科治療の保険適用の是非についても非常に分かりやすく書かれています。

______ここから再度転載_________

保険の金属について

私の歯科医院では、患者さんの希望により、 アマルガムや体に合わない金属を除去して 患者さんに合った金属に代えていく治療(咬合治療)をしているのですが、残忍ながらこの治療には保険が効きません、 それは治療に使う金属が保険の適応外の金属だからです。

治療に使う金属は、金の含有量が高く、パラジュウムなどが含まれていません、そして12種類のサンプルの中から一番合う金属を決めているのです。

いまの保険の適応金属は以下の経緯で採用されました。

『1960年頃、戦後の厳しい経済情勢下のわが国の歯科界では、低廉な「銅亜鉛合金」を代用金属として保険適用にも採用しようとする動きがでてきた。金属の腐食の点から見ると、きわめて過酷な環境の口腔内に使用する金属は、化学的、生物学的に安定した金、ないしは貴金属合金でなければならない。日本補綴歯科医学会は銅亜鉛合金が歯科用として採用されることを阻止する為に、「歯科用金属企画委員会」を設置し、歯科用合金の規格とテスト法ならびに各種合金の評価を行った。こうした学会の活動によって、銅亜鉛合金の歯科臨床への導入は避けることができた。また同委員会は、歯科用合金としては金合金を使用するのが本筋で、総医療費や日本の経済力から見て、代用合金の使用もやむをえないが、その際でも、金銀パラジウム合金をもって代用金属の許容限界とし、しかもできるだけ早い時期に金合金に移行すべきであることを、委員会報告書で発表した。』
「GPの為の金属アレルギー臨床」井上昌幸監修より

これで解るように、金銀パラジュウムではなく、経済復興したら早期に金合金に変えるべきだと 60年代から分かっていながら、政府はいまだ代えていないのです。
それで咬合治療に使う金属は保険適応ではないのです。

 

__________転載ここまで_____________

 

在るべき姿を追い求める姿

現状の業界、国の方針に対しても疑問を唱え、在るべき姿を明確に提示されています。
しかも、実際は決して自分の考えを患者に押し付ける事無く、淡々と情報提供のみをしながら顧客の立場に立った治療を心がけておられるのが治療を受けていてヒシヒシと伝わってきます。

本当に素晴らしい、てか、もう今後一生、森本先生にお願いします。と心に決めてしまいました。

「そら、三心五観の藤本さんも日本電磁波協会インストラクターの青山さんも胸を張って紹介してくれるはずや、」と改めて納得です。

  

理念無くして人生無し

紹介者の一人である青山さんはご尊父が歯科医師であり、そのご尊父はご自身の理念に従って保険外の治療しか一切しないとの事です。青山さんは子供の頃から『理念無くして経営無し』というご自身の人生哲学を厳しく叩き込まれたとの事で、(たぶん)その大きな影響を受けてビジネスとして成り立つかも分からない、日本で唯一人の『専業電磁波測定士』への棘の道を歩まれたのだと思います。日本の住環境の問題を正したいと言う強い想いがあったのではないでしょうか。

たった一度きりの人生、目先の金、一瞬の楽しさ、贅沢なんかより理念、哲学の方が重要だとジレンマに満ちた(高額なサラリーがあったであろう)医療機器販売の会社をやめて起業されたその選択には心から尊敬の念を抱きますし、私に出来る事は微力ながらも精一杯応援したいと思い、お付き合いをさせて頂いています。

ま、最近は私が応援してもらっている事の方が多い気もしますが、、、(苦笑)

とにかく、理念無くして経営無し、いや、人生なし。

そして、たった一回切りのこの人生、出来うる限り正しいものを追い求め、自分なりの哲学をつくり上げてから終えたいものです。

それにしても、この世の中には凄い人がたくさんいるものです、オレも気張らんとね。

 

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マーケティング奥義体得の方法。

3月1日 快晴

お朔日参りは感謝の時間

今朝は毎月恒例、愛犬チャックと連れ立って近所の総社にお朔日参り。
少しばかりの賽銭を奉じて、2月中の無事に対する感謝と、今月も宜しくおたの申します。とお願いをしておきました。

先週末開催した自主上映会で上映したドキュメンタリー映画『大地の花咲き』の中で、佐々木ファームの代表がもう農家をやめようかと思う程、どん底の状態から立ち直るきっかけが一冊の本だったと言っており、(たぶん)小林正觀さんの著書だと思うのですが、その著書の中で250万回ありがとうをいうと奇跡が起こると書かれています。
その著書について以前に書いたブログ→掃除、笑い、感謝 そ・わ・かの法則。

オマケで、2012年のお正月のブログだけに、衝撃的な(佐々木健介さんそっくりな)私の写真も載っています。。笑

 

感謝の言葉が起こした奇跡を目撃

実はわたくしもその当時から、感謝を口にする数を気にしておりましたが、カウンターで数えるのに飽きてしまい、今は一日3回、食事の時にしっかりと感謝をするように心がけています。
しかし、その調子では一年で1095回、10年で10950回と死ぬまでにとてもじゃないけど250万回口にするのは無理な訳で、そんなに簡単に奇跡は転がってないと残念に思った覚えがあります。

映画の中では、作物や大地や空に向ってありがとうを言いまくる事でその数を達成されたとの事で、奇跡が起こった瞬間を体験されておられました。
ドキュメンタリー映画のそんなシーンを見て、やっぱり奇跡は起こるんや、ともう一度ありがとうを言いまくる生活にチャレンジしてみるか検討中です。

 

 

驚愕の歯科医師。

昨日のブログにも書きましたが、今年に入って自分の弱点の克服に注力しておりまして、何年かぶりに奥歯が入り、ずいぶんと調子がいいです。食べ物が食べやすいだけではなく、寝起きが爽やかというか、とにかく口の中がスッキリとストレスが無くなった感じが顕著に現れています。

その理由は通院している歯科医師が奥歯の治療と同時に他の歯の噛み合わせを少しずつ直してくれているからのようでして、これには少しビックリしてしまいました。

それは、この歯科には噛み合わせ治療というオプションメニューが有り、マーケティング的に言うと保険の利かないバックエンドの商品な訳です。それを、特にアピールする事も無く、患者に頼まれる訳でも無く、保険治療の合間に淡々とやってしまうこの先生は凄すぎる!という訳です。

 

 

マーケティングの奥義

ずいぶん以前、ジェイ復習会なるマーケティングの勉強会でご一緒させて頂いてから懇意にして頂いている、業態で言うと関西No1のシェアを誇る卓越した業績を残されているA貝社長が私の主宰する職人起業塾の懇親会に参加された時に、酔っぱらってマーケティングの奥義を口を滑らせてしまいました。(笑)

『他社のバックエンドをフロントエンドに持ってくるんが奥義やねん。』

と。すみれでもずっと以前から使っている手法ではありますが、改めてきくとなるほど、他社が稼ぐ商品、サービスを無料、もしくはサービス価格で提供するなんて、たしかに『奥義』です。

それをこの歯医者さんはこともなげにやってしまわれていた訳で、治療を受けた私としては大きな衝撃を受けました、「歯の事は一生この人にお願いしよう、」と。(笑)
まさに卓越の戦略です。

 

 

グーグル「無料送迎タクシー特許」に透ける野望

今日は事務所に籠れたので、久しぶりにメールマガジンの配信をしてみまして、その中で『奥義』について書いたのですが、配信してすぐにこんなニュースを目にしました。

 米Google(グーグル)のほか、スマートフォン(スマホ)を使ったハイヤー配車サービスを世界に広げる米Uber Technologies(ウーバーテクノロジーズ)も開発に力を入れる自動運転技術。IT(情報技術)大手の彼らはどんな未来を見通し、何を目指してこの分野に力を注いでいるのか。新規参入企業の野望を読み解く。

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO97209160S6A210C1000000/

(中略)これは、Googleのオンライン広告を見て実店舗へ向かう顧客に対して、無料もしくはディスカウント料金の自動運転タクシーの送迎サービスを提供するものだ。

広告を見たユーザーに対してタクシー料金を割り引くこのサービスに関して、Googleは2014年1月に米国の特許庁から特許を既に取得しており、自動運転車プロジェクトメンバーがその申請者であったとされる。

出典:日本経済新聞電子版

なんと、Googleの広告からサービスを受けようとすると、無料で送迎のタクシーを手配するサービスの特許を既に取得していて、実用化に向けて進んでいるとのこと、タクシー業界どころか自動車業界全体がひっくり返る様なこれこそ、バックエンドのフロントエンド化、マーケティングの奥義の発動です。

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Googleはマーケティング奥義の会社

そもそも、Googleと言う会社が世界的なIT会社になりえたのも、全てこの奥義を使い続けて来たからと言っても過言ではないと思います。無料検索エンジンはもとより、デスクに座ったままで世界中のどこにでも行けるストリートビューが無料なんて地図屋さんを叩き潰すどころの騒ぎではありませんでした。そう言えば、私の車にはカーナビを搭載せずにiPhoneと接続出来るオーディオだけとなっていますし。。この様に冷静に考えてみると奥義の恐ろしさが身に沁みてわかります。

 

今も昔も奥義体得は自己鍛錬しかない。

世界的な規模を誇る大企業でもこの様にマーケティング理論を駆使して新たな顧客を開拓し、市場を切り開いているのですから、私達中小企業はうかうかしていたらすぐに大きな波に飲み込まれて溺れてしまいます。私の経験則から言うと、独自の強みを見つけ、それを磨き上げることで、マーケティングの奥義は思いの外簡単に使える様になります。

あとは規模と精度の問題がありますが、コツコツと習慣化して取り組むコトと、それを常にブラッシュアップし続けることで顧客の信頼を得る事が出来る様になるのではないかと思っています。
とにかく顧客に対するバリューをしっかり見つつ、地道な取り組みを継続する事!

古人の言葉を引用すると、

千日の稽古(けいこ)を鍛(たん)とし、万日の稽古を練(れん)とす。

                           宮本武蔵

やはり、長い時間をかけて鍛え続けるしか無いのだと思います。
それにしても、A貝社長が(酔っぱらって)うっかりと口を滑らせたマーケティングの奥義、せっかくですから使って行きましょ!(笑)

 

 

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