【Event Report】多可町産 桧伐採ツアー&棚田でBBQ@ひょうご木づかい王国学校

2月25日 快晴

ヒノキ伐採ツアー。

昨日の鹿児島日帰り弾丸出張(で気合い入れて喋り過ぎた)のダメージを若干引きずりながらも今朝も早起き。朝一番からすみれの新卒一年生、二年生の若手大工を引き連れて(というより乗せてもらって、笑)山深く多可郡加美区に来ています。

加美区は元来、天然ヒノキが多くみられる地域で、土壌がヒノキの生育に適していることから植林された人工林のうち71%がヒノキという杉が多い兵庫県では珍しいヒノキを中心とした建築木材の産出地であり、植林から六十年を過ぎて伐採、出荷を待つ立派に成長したヒノキが文字通り山のように山に眠っています。

資源のない国日本、とよく言われますが、実は日本の国土には森林率世界第3位の森林資源という莫大な宝が眠っています。私たち日本人は古くから森を人の手で循環させて山からの土砂災害を防ぎながら国土を作って来ました。

 

地元産木材利用のススメ。

しかし、近年は安価な外国産の木材に押され、木材自給率は30%まで落ち込んでしまっており、伐採されない森は鬱蒼と生い茂り、地面まで太陽の光が届かなくなり地表の保水を担う下草が生育しにくくなってしまいます。長年培って来た森との共生、循環システムが崩壊してしまいつつあるのが現在の日本森林の現状です。また、木材需要の減少とともに林業も衰退の一途を辿っており、地域の経済を担う地場産業の衰えはそのまま地域の衰退、崩壊につながりかねません。


私たちは豊富な森林資源を持つ兵庫県の地域に住まう一員として、なんとか地元産の木材利用の普及と(自分たちを含む)地場産業の活性化を目指して街と森をつなぐ活動を地道に行って来ました。すみれで建てる新築はできるだけ鉄骨造やコンクリート造ではなく木造をオススメしますし、その木材も当然、地元で産出される兵庫県産木材を利用しています。

 

地道な啓蒙活動。

しかし、(残念ながら)私たちが使う木材量などたかがしれています。もっと広く地元の材を使うことを広めなければ、山が迎えている危機は全くもってなんの変化も改善もされることはありません。そこで、2015年から兵庫県からの要請を受けてさらに地道に、まだ建築の計画も無い一般の人向けにハーバーランドにあるひょうご木づかい王国学校で子供向けのワークショップを毎月開催し、木に触れもの作りの楽しさを伝えながら、地元の木を使う価値を啓蒙し続けて来ました。


兵庫県が作った木育施設、ひょうご木づかい王国学校は昨年末で国からの補助金が底をつき、施設閉鎖の憂き目に遭いました。またまた県の要請を受けて、今度は私たち工務店が集まって費用を出し合い、その施設の運営を委託されるようになったのです。現在では50社を超える企業が賛同してくれてなんとか施設の持続的な運営を行えるようにと活発な活動を続けています。今日の多可町のヒノキ伐採ツアーもその一環で、街と山を繋ぎ、地元の木の良さを知ってもらい、広く一般の方にも地材地消の意識を持ってもらうのが目的です。

 

充実の伐採ツアー。

まずは多可町のコミュニティーセンターに集まって山主さん、製材所さん、大工さん、と木材の流通に沿って実際に関わっておられる方の話を聞いてから、日本の棚田100選にも選ばれた、全国的にも非常に珍しい石垣作りの棚田が広がる岩座神に移動、ランチに棚田で作られたコシヒカリのおにぎりを頬張りながらBBQを楽しんでから、山に入りヒノキの伐採の現場を視察、製材所で丸太を材木に加工する現場を見てから、つい最近完成したばかりの木材の超低温乾燥庫を見学、油分の多い多可町産のヒノキの素晴らしさを体感するカンナ掛け体験と、非常に中身の濃い充実したツアーとなりました。周到に準備をいただいた濱田環境委員、加美林業研究クラブの皆様には本当にお世話になりました。ありがとうございました。

 

 

山主さんの話。

今日のツアーでは私も改めて学ばせて頂くことも多くあり、大いに刺激を受けましたが、最も印象に残っているのは北播州の最北端の香美町の山主さんのお話です。要約を以下にまとめておきたいと思います。


木は植物であり、生き物。木にも生理がありその月の廻りに合わせて伐採をしないと、水分が多くなり腐りやすく虫に食われやすい弱い材になってしまう。地域の気候風土の中で生きた木がその地方の気候風土に合った材料となるのはごく自然の事で、大きさが揃った木なら同じだと思ったら大きな間違い。遥か海の向こうからやって来た材が日本の気候に合うなんて考えられない。
杉やヒノキが建築用材として利用できるようになるには六十年〜八十年、山師が2代、3代に渡って手入れをしなければ育たない、これまで守って来た循環が途絶えると、困るのは後世であり、増え杉田人工林の備蓄は利用して次の世代に引き継がなければならない。


私たちが生まれた五十年前に比べて、森林備蓄は3倍にも膨れ上がっており、多くの問題を抱えている。その一つが花粉の問題。スギもヒノキも樹齢の若いうちは受粉をしなくて、五十年、六十年と育ってから世代交代の為に自家受粉を行うようになる。近年の爆発的に花粉症の人が増えたのは伐採の適齢期を迎えても伐られないことが花粉症の被害の原因担っているのではないか。

 

山と街の絆。

今回の多可町のヒノキ伐採ツアーは非常に内容の濃いもので、まさに地元の木材を使うべき理由を明確に提示してもらえたように思います。多可町加美林業研究クラブのメンバーさんも兵庫木づかい王国学校に参画して頂いていることもありますし、今後はもっと頻繁に交流を深めて、建築だけに限らず、様々な分野で品質の高い兵庫県産のヒノキを使った商品を開発、アピールする取り組みも進めたいと思っています。神戸からたった1時半で行ける美しい山間の集落と、神戸の街にあり街の人とを繋げる拠点として、兵庫木づかい王国学校がその橋渡しができればと思っています。


棚田に稲が植えられて、さらに美しい景観になった頃、またイベントを企画したいと思いますので、今後のひょうご木づかい王国学校の活動にどうぞご期待ください!(その為にも↓のクラウドファンディングにご支援頂ければ嬉しいです!)

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ひょうご木づかい王国学校クラウドファウンディング

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目的達成は内的要因×外的要因@【鹿児島】職人起業塾

2月24日 晴れのち曇り

 

第四期職人起業塾スタート。

朝4時、夜明け前に飛び起きて、始発の電車で伊丹空港へ。鹿児島への弾丸日帰り出張敢行。もーえー歳やねんから、あまりタイトな行程の出張をやりすぎると身体のあちこちにガタがくると、少し前に声が出なくなって反省したところでしたが、前後の日程が詰まってしまっていては致し方ありません。。
少しのトラブルも許されない分刻みのスケジュール、(若干の失敗もありましたが、苦笑)なんとか無事に済ますことが出来ました。

今日は一般社団法人職人起業塾として法人成りしてから初めての研修講座の開講日、全国展開の足ががりとなる鹿児島での第四期の研修講座をスタートさせることが出来ました。ご参画頂きました企業の経営者の皆様、何から何まで骨をおってくださった大庭社長はじめKBN(鹿児島ビルダーずネットワーク)の皆様、本当に有難う御座いました。皆様のご厚意に応えるべく、精一杯、お預かりした従業員様の意識改革、行動への転換に尽力致します。これから半年間の長きに渡ってお付き合いいただきますが、引き続きよろしくお願い致します。

 

 

雄大な霧島連山の麓にて。

記念すべき全国展開の第一弾となる鹿児島開催は鹿児島空港からすぐ近くの霧島市の牧園町という霧島温泉郷麓にある山間の小さな集落の商工会議所の会議室をお借りして開催する運びとなりました。神戸から鹿児島に通うには飛行機が格段にアクセスが良く、交通の便が良いことからこの開催地の選定となりました。霧島市に行ったこともなかった私としては鹿児島市内から遠く離れた山深い集落に半年も通うことになるなんて、よもや予想だにしておらず、決めてはみたものの、びっくりした!のが正直な感想でしたが、ご縁の不思議さを感じると共に、ダイナミックな山に囲まれて神戸から遠く離れた九州の職人さんや現場監督さん達と共に学ぶ機会を得られたことを非常に嬉しく思っています。

 

 

ご縁の不思議。

それにしても、ご縁を頂くって本当に不思議なものです。一昨年の年末に京阪神木造住宅協議会の会員向け事業の一環でスタートした職人起業塾は多くの経営者の皆様にご賛同を頂き、あちこちの団体に声をかけてもらうようになり、壇上で数多く話をさせて頂く機会を頂きました。そこで私の講演を聴いてくださった方が、また違う会合や団体の総会に招聘してくれるようになり、その連鎖で昨年鹿児島でも職人起業塾での取り組み、実践型現場マネジメントと現場での顧客接点に焦点を当てた現場基軸のマーケティング理論を紹介したところ、是非とも鹿児島で研修を開催したいとのお申し出を頂きました。

折しも、一般社団法人に法人成りをして次の事業展開を考えていたところの私にとってはまさに渡りに船。偶然か、必然かはわかりませんが、ドンピシャのタイミングに二つ返事で引き受けさせて頂いた次第です。

 

 

内的要因×外的要因

今日の第一講の講座の中でも話しましたが、成功法則には内向きのものと外部要因と二つがあって、内向きの物はスティーブン・R・コビー博士が提唱したインサイドアウト(自分の内面を変えて、在り方を正すことで、周りの信頼を集めるようになる)の概念で、外部要因は、日本のトップリーダー達の誰もが口を揃えて語る、「たまたま、ひょんなことで、偶然、ツイテいた」という運を味方につけることだと思っています。

ただ、龍の前髪と言われるように、チャンスは一瞬で通り過ぎてしまいます。たまたまやってくるように見えるその一瞬を捕まえてチャンスをモノに出来るかどうかは普段の弛まぬ精進があってこそ。要するに、目的を明確にして問題解決や目標達成への意識を持って毎日の行動に落とし込めているかがその鍵を握っていると思っています。

本日から半年間の長きに渡って私と共に学んで頂く九州の同志にはなんとしてでもその意識を持続してこれまでの仕事に向き合う姿勢を変容させて、大きな成果を手にしてもらいたいと思っています。その為に私も精魂込めて霧島に通い続けます。

第四期職人起業塾の塾生の皆様、自分たちの人生をコントロールするのは自分の意思の力しかありません。自分の人生を経営する感覚を持って、この度の半年間にも渡るマーケティングの基礎をじっくりと学ぶ稀有なチャンスを見事掴み取って、主体的な素晴らしい人生への糧としてください。
よろしくお願い致します!

最終講の後の打ち上げで最高のいも焼酎で最高の乾杯が出来るように私も精一杯の努力を惜しまない事を誓います。共に学んで参りましょう。


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大海に浮かぶ小舟のような情報発信。

2月23日曇り

 

来訪者続々。

昨日に引き続き今日も事務所にお籠りデスクワークがサクサク進むはず、だったのですが、朝から続々と来客に次ぐ来客、お世話になっている出版社、建築業界紙の新聞社、ワークウェアのメーカーさんなどなど、いろんな方に業界団体の会合やセミナー会場で顔を合わしてもなかなかゆっくりしゃべれないので。と、改めて時間をとってご来社いただきました。

思いの外バタバタしましたが、それぞれに非常に面白い話を聞かせて頂くことが出来ました。皆様、わざわざ神戸の西の果てに位置するアクセスの悪い弊社までお運びいただきましてありがとうございました。(笑)

 

 

大海に浮かぶ小舟のような情報発信。

今日の数ある来客の中で、1番私がよくしゃべったのは、リフォーム産業新聞社の(いわゆる)取材で、このところ私が血眼になって施設の存続をかけて走り回っているひょうご木づかい王国学校の取り組みではなく、職人起業塾の内容について詳しく聞きたいとの事でした。

私としては、散々ネット上に情報を流していると思っておりましたが、メディアの方にとっては結局それらは大きな意味がなく、やっぱり本人に会って話を聞いてみないとよくわからん。と言う事だったみたいで、自分目線の情報発信の難しさ、頼りなさを垣間見ることになりました。情報過多の今の時代では、私のネット上への発信など、まるで大海に浮かぶちっぽけな小舟のようなものだったようです。

しかし、改めて簡潔に職人起業塾の取り組みを説明するのは自分にとっても決して悪いことではなく、何度でも繰り返し自分の行っているビジネスを見直し、まとめあげ、俯瞰するのは非常に大事なことで、非常に良い機会になったと思います。

 

 

改めて、職人起業塾とは。

今日、私が話した内容を(念のため)ここでもう一度備忘録として書いておきたいと思います。

私たちが十数年前から取り組んできたすみれ建築工房のマーケティング理論を9つのステップにまとめ、そのコンテンツを繰り返し学ぶ場です。3年ほど前に、社内大工向けの独立支援のためにその理論を教える塾として発足、(だから職人起業塾ですね、笑)それがだんだんと口コミで広がって外部の方の受け入れをするようになりました。今では毎月20人から30人ほどの外部の経営者や職人さん向けと、社内のスタッフ向けの2回の勉強会をすみれ本社で行っています。
今月はこれ→https://www.facebook.com/events/1262775647124447/

そして、以前その勉強会で学ばれてマーケティング理論を実践することの大きな成果を体感された方が、JBN京阪神木造住宅協議会の事務局担当者で、その方から「団体内の研修事業として協議会の会員の従業員さん向けに研修を行ってくれないか」と言うオファーを受けてまとめたのが現在の半年間全15回コースの研修講座です。社労士の川西労務士先生のご尽力もあり、厚生労働大臣認定を取得して助成金を利用して受けていただけるようになりました。

その研修事業もつい先日、第3期の講座が終了し、明日から鹿児島で第4期の講座がスタートします。今後も東京広島と開講予定が続いており、全国展開に先駆けて、昨年の11月にJBNから独立し一般社団法人職人起業塾として現在活動を続けています。

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絶対エースの量産化計画。

その内容を簡単に一言でまとめると現場の末端の実務者への経営者感覚の落とし込みです。絶対エースと言われる仕事を取ってくる経営者と同じような覚悟と意識を持って現場実務者(職人や現場監督、もしくは設計や営業)がお客様に接することができれば、リピートや紹介が増えるだけではなくクレームやトラブルが起こる可能性も激減するとの考え方が根本にあります。

私たちが言うところのマーケティングとは、「売り込みをせずに自然と売り上げ利益が上がる仕組み」のことを指しており、それは生涯顧客を数多く創る事によって達成することができます。その生涯顧客の創造こそが現場マネジメントを見直すことで経営者でなくともできるようになるというのが職人起業塾で提言している現場基軸のマーケティング理論となります。

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理想を現実にするのは地道な行動。

実際にどのようなことをするかと言うと、意識改革の一言に尽きるのですが、具体的には思考を現実化する方法論から導入します。思考は現実化するというナポレオンヒルの有名な著書がありますが、何でも思えば叶うわけでははありません。しかし、マーケティングの構築と言う未来の暮らしを安定させる仕組みはどこの会社でも、どんな役割で働いている人にとっても必要なことであり、現実化させるべき事柄です。

非常に難しい命題のように思いますが、その目標を現実にするには影響力を広げる必要があり、影響力を広げるために必要な行動を一つずつ着実に積み重ねていくことで、圧倒的な成果を手に入れることが出来る。そしてその行動自体は実は当たり前のことばかりで、一つずつを見て見るとそんなに難しいことではなかったりします。ただ、継続するのは恐ろしく大変で、意識改革とはそこに立ち向かう勇気を持ってもらうことに他なりません。そんな会社の未来を創る意識を経営者ではなく、末端の現場実務者が持ち、主体的にお客様に向き合い、行動するきっかけを提供しています。

職人起業塾では費用をかけることなく、幅広い人と共に学ぶ場を提供しています。ご興味がある方はお気軽にお声がけ頂ければと思います。様々な参加の方法については昨日のブログをご参考ください。(笑)→https://shokuninshinkaron.com/?p=10737

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在り方とやり方のバランスこそがマーケティングマインドやで。

2月22日 ニャンコの日 曇り

 

2ヶ月で消耗。。

雨が降りそうで降らなかった水曜日、すみれ事務所は定休日。超久しぶりに静かな事務所でデスクワークに励んでいます。
ひょっとして、と思いスケジュール帳を繰ってみると、なんと!年明けに経営方針発表やMTGで事務所にいた時以来、今年になって平常業務を行い始めてから初めて一日中事務所に居たことになります。そりゃ、会社に行っても捕まらんと言われるというか、スタッフとも会うコト無いっていうか、デスクワークなんか進むわけないわな、と一人で納得です。(苦笑)

2月もあと1週間で終わりというコトで、2ヶ月近く休みなく走り回り、数えてみると10回くらい出張に行って、人前で喋ったのもセミナーや講演、勉強会のファシリテーター等を合わせると20回を越しており、そりゃ疲れるわな、と先週突然声が出なくなったのは単に喋りすぎなどではなく、エネルギーを消耗しすぎていたのだと(やっとこさ)気づきました。「もう若くないんだから、」と妻に言われてしまいましたが、ほんにその通りでございまする。

ちっとは養生しましょうね、と自分に言い聞かせましたが、今週は鹿児島で第四期職人起業塾が開講しますし、来週は北陸での打ち合わせと東京でのTOTO社主催の講演が控えておりますし、再来週は台湾〜福岡〜鹿児島に弾丸出張を目論んでおりますし、当分ゆっくりする暇はなさそうです。ま、ずっとこんな生活なので、慣れっこではありますが、、、気張ります。

 

 

タイムマネジメント・リカバリー。

やっとこさ、事務所に一日座れたので、今日は久しぶりにメールマガジンを配信しました。今年の年頭に3回/月の配信を目標にする!と行っておりましたが、結局怒涛の毎日に押し流されてしまい、いきなり一月、二月と目標未達の情けない結果となってしまいました。

しかし、私の場合もともと、情けない自分なのは織り込み済みで、そんなダメーな自分、あかんたれな己の姿を見て、本当のオレはこんなんじゃない!とコンプレックスを原動力にしてこれまで様々なハードルを越してきました。なので、今回も目標設定→いきなり未達のど失敗を糧に、次のステップに上がる方法論を真剣に考える機会にしたいと思います。(笑)
最終的に、年末に辻褄を合わせることが出来るようにタイムマネジメントやりますよ!

 

 

在り方とやり方。

本日配信のメルマガの内容は毎月すみれ本社で開催している【元祖】職人起業塾の今月のお題(課題とテーマ)で、これだけは絶対に落とせない一本でした。(笑)
その中で、勉強会の参加者に事前に質問を投げかけているのですが、ここ最近の私の中での流行り?の在り方とやり方のバランスも盛り込みました。

マーケティング(自然に売り上げが出来る仕組み)に必要なのは絶対的な信頼性であり、人から信頼を集めることができる『在り方』です。儲けるという字が信じられる者と書くのは太古の昔から人望が集まるところに富が集まったのを示しており、それは今も変わらないと思っています。ちなみに、世界一と言われるマーケッターのジェイ・エイブラハムの提唱した『卓越の戦略』の概念は在り方から始まっており、インサイドアウトの概念、人格主義を説いたスティーブン・R・コビー博士の原理原則論がベースになっています。

 

 

世界中で圧倒的な成果を上げた卓越の戦略。

ちなみに、ジェイ・エイブラハムの卓越の戦略を再度転機してみると、
  • あなたから何か買う人は、単なる「顧客」ではなく、あなたの保護下にある「クライアント」と考えるべきである。
  • クライアントの生活をより良いものにする、という高次の目的のためだけに、ビジネスに取り組む。
  • 惚れ込むべき対象は、自分の商品ではなく、クライアント。
  • クライアントが言葉に出来ない想い、ニーズ、課題を明確に表現し、それを満たすリーダーとなる。
  • あなたやあなたの会社、商品、サービスがなかったとすれば、クライアントにとって損になる程のレベルで商売をする。
  • あなたとクライアントの双方が、信頼、誠実、尊敬の対象となるような精神的な「きずな」を構築する。

上半分が在り方を示しており、下半分は在り方の伝え方が書かれています。伝え方の大半も在り方がベースになっていることを考えると、感覚的には在り方とやり方の比率は9:1程度になるのではないかと考えています。

 

 

やり方だけじゃ破綻を招く。

革命と言われる程、情報化が進む現在、ありとあらゆる情報が溢れかえっています。そんな中でいくら正しい在り方を追求していても、圧倒的な情報の並みに飲み込まれてしまい、誰にも知られなければ商売にはなりません。生き残るには自分から伝える方法を見出す必要があります。

それがやり方になりますが、やり方のみに固執しすぎてしまえば、伝える内容がスカスカになり伝える意味もないどころか、信頼性が薄いことを伝える状態に陥り却って逆効果になりかねません。分かりやすい例に例えると、ひと昔前のリフォームチラシの新聞折り込みが行われだした頃、チラシに書いている良いサービスや安い金額と実際の見積もりの金額や施工内容が全く違う会社がありましたが、殆ど潰れてなくなりました。反響の高いチラシだけ導入すればリフォーム事業は儲かります!と言っていたコンサル会社の口車に乗って迷惑を被った人は全国に数知れないくらいおられます。

 

 

自社に合ったやり方。

私たちの例で例えると、そもそも大工集団から始まった会社なので、売り込みも広告も苦手です。そんな私たちでも、信頼してもらえる『在り方』を磨いて、事業に取り組んでいることを知ってもらわなければなりません。では、どうするかを考えた時の答えは、一度ご縁を頂いたお客さんから、周りの人に伝えてもらうしかないということでした。

ずいぶん昔の話ですが、すみれ建築工房の社員大工、さとーくんが巡回訪問をしている時に以前施工したキッチンのパネルに不具合を見つけました。お客さんは気づいてなかったのですが、彼は「これはこのままやったら酷くなるので早いうちに取り替えましょう、」と言ってそのパネルを全て新品に張り替えました。

それからずっと後にそのお客さんが紹介してくれた近所のお宅で偶然出会った時、その方は近所のおばちゃんを呼び集めてきて、「ちょっと紹介してあげる!ここの会社すごいねんで!勝手にメンテナンスに来て、悪いとこ見つけてみんな真っさらに直すねんで、そんな会社ありえへんやろ!」と、他の会社で相見積もりを取る必要もない!と私のことを祭り上げてくれました。笑

不器用な私たちが、自分たちの在り方を伝えるには、大工による無料巡回メンテナンスが一番だと、卓越の戦略を考えて生み出したアクションが今のすみれを支えています。

 

 

金の卵を生むガチョウ思考。

職人起業塾では(毎月一回のすみれ本社開催も全15回半年コースの研修も)延々とマーケティング構築のグループコーチングと称して、信頼を得て儲ける人になる為の在り方とやり方(伝え方)を手を変え、切り口を変え、延々と繰り返し行っています。知識を実際の行動に落とすこと、学んだことを自分の体の血や肉になるまで反復すること、検証することを通して、信頼を生む在り方=マーケティング・マインド=金の卵を生むガチョウ思考を心の奥底まで染み込ますための学びの場となっています。

「やり方は知っているけど、在り方がわからん?」という方も、「在り方は正しているが、一向に商売がうまくいかん、」という方も、繰り返しのグループコーチングで全体的なバランスを取っていただける学びの場となっておりますので、是非とも参加してみてください。

 

 

職人起業塾 参加の仕方は5種類!

私(高橋)が十数年かけて学んだ来たマーケーティング理論を実際に建築実業で実践し、効果性のある部分を抽出して分かりやすく組み立て直した職人的マーケティングのカリキュラムを学んで頂く方法はいろいろです。

①毎月1回のすみれ本社での無料グループコーチング(懇親会とりのすけにて飲み放題 3000円)
今月はこれ→https://www.facebook.com/events/1262775647124447/

②全国(九州、中国、関西、関東)で開催している15回研修(有償ですが全額補助金利用できます。)
現在の募集は東京と広島開催です。→https://www.shokunin-kigyoujyuku.com/サービス/

③非公開グループSNSにてのAir参加(すみれ本社で使用した資料、備忘録の内容も閲覧可能 無料)
まずは私にfbメッセージをください!→https://www.facebook.com/takeshi.takahashi2

④メールマガジンを購読しての自習(質問にもメールで応えています!もちろん無料)
こちらから登録してください。→http://sumireco.co.jp/craftsman-support-project/mailmagazine.php

⑤書籍『職人起業塾』をご購入頂いて、ワークを繰り返し行う(定価1500円)
幅広い値段で売られてます。苦笑→https://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/4862504183/ref=sr_1_1_twi_tan_1_olp?ie=UTF8&qid=1457847587&sr=8-1&keywords=職人起業塾

結局、どれも大して費用はかかりません。かけるのは時間だけ。(笑)
もし良ければ私と一緒に原理原則のマーケティング論、学びませんか?お気軽に声をかけてくださいね!

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きっかけの育て方。

2月21日曇り時々晴れ

 

アフターフォロー訪問。

今日は珍しく1日中車で走りまわるロングドライブ。加東市、西脇市、宍粟市、龍野市と兵庫県の山あいの町を縦断、北へ西へと走りまわりました。第2期職人起業塾の卒塾生さん達が所属する会社へ訪問し、経営者や経営幹部の方々に研修が終わった後の従業員さん達の様子や、その後の活躍ぶりをお聞きしてまわりました。

半年程度の研修に通ったからといって、ガラッと人格が変わったりすることはもちろんなく、今までと同じ日々の業務に向き合うことになる中で、意識の変化がもたらすものは人それぞれ、様々ではありますが、どの経営者さんも口を揃えて「社員の意識が変わったのを感じる」とおっしゃってくださいました。

後はそれを成果に結びつけるための行動の量が問題になりますが、それも今まだ始まったばかりでこれから大いに期待を寄せておられるのがヒシヒシと感じられました。

実際、すでにリーダーシップを発揮して会社の強みを最大限に生かせるようにと組織作りに取り組まれている方や、半年間学んできたマーケティング理論を社内で披露してこれからの取り組みの課題に挙げられている方、自分のあり方を見つめ、信頼性を高めるために資格取得への取り組みをスタートさせられた方等、主体性を発揮して影響力を強めておられるのがよくわかる変化を見せておられる方も数多くおられました。ま、まだそうでない方もおられるようでしたが。。。

 

意識が変われば行動が変わる。

最も印象に残ったのは、社寺建築も行う大工工務店の(私が尊敬してやまない)会長の言葉で、「今までは仕事をとってくるのはワシらの仕事で、大工は言われたことだけやっておるような意識だったのが、自分たちで仕事を取るんだと言う意欲を見せてくれ、受注してくることの大変さや、ありがたさが分かってくれたこと」との事。

たまたま作業場で刻みをしていた塾生さん達も事務所に上がってきてくれて、一緒に話していると、社長だけに任してきたお客さんとの折衝や、現場調査など自分たちで行きますと(勢いづいて)言ってくれておりました。工事の計画段階から、宮大工が家に来て工事終わりまでずっと私が面倒見ますと言われたらどんなお客さんでもしびれると思います。しかも若くてイケメンやし。(笑)
今まで開花させてこなかった自分たちの絶対的な強みを活かす方法論を見出してこれから積極的に顧客の前に出て行きますと言われたのには、(無理矢理言わせた感も否めませんが、笑)正直感動です。

 

人生、やるか、やらんか。

この度の研修後のアフターフォロー訪問を行って見て感じたのは、職人起業塾という半年にも渡る長期間の研修で私が提供しているのは、少しの意識改革とあとは行動へのきっかけだけだということです。

研修中も耳にタコができるくらい言い続けておりますが、研修自体に意味はなく、成果に結びつけることができるかが全てです。あくまでも研修を終えてからが本当のスタートで、学んだことを実践に落とし込み、習慣化、もしくは仕組みにして定着させなければ意味はありません。そしてそれには一人や二人の力ではなかなか進まないのが実際のところで、経営者さんや上司の理解、バックアップがあってこそ、スムースにランディングできるのだと思います。

きっかけは所詮きっかけで、それを育てるかどうかはあくまで本人次第。しかし、周りの環境も大きな影響を与えるのは確かです。卒塾した塾生さん達も、その事業所の経営者さんも 非公開SNS上の職人起業塾クローズサイトで繋がっており、毎月学びを継続できる環境を提供しておりますし、緊急性の低い、しかし、重要なことに向き合う時間を共に持っていただければと思います。

皆さま、整えて参りましょう!

 

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セカオワ@2017.2.26

2月20日 曇りのち雨

三寒四温。

暖かいような、それでいて昼からはシトシトと雨が降り冷え込んだような、微妙な天気の1日でした。あったかくなったり、雪が降ったりと文字通り三寒四温の日が続きます。

今日は久しぶりに事務所にて昼過ぎまでデスクワークに勤しめましたが、溜まりきった雑務が山のように溜まっており行うべき仕事に取り掛かる前にゴソゴソした処理で貴重な1日はおしまい。タイムマネジメントの難しさを痛感しつつ、後ろ髪を引かれながら昼過ぎに事務所を後にしてNPO法人ひょうご安心リフォーム推進委員会の運営委員会へと赴きました。

 

 

リフォームマーケット活性化への啓蒙活動と切磋琢磨。

このところ、兵庫木づかい王国学校の存続をかけたメンバー集めや、クラウドファウンディングの活動に(実業ほったらかしで)注力をしておりますが、その他にもいろんな業界団体に属しており、未来のマーケットを作る啓蒙活動に勤しんでいます。このNPO法人兵庫安心リフォーム推進委員会もその一つで、地域に安心してリフォームできる環境を整えることで業界に対するイメージアップを図り、リフォーム市場の活性化を目的としています。

今日は先日行われた神戸市のリフォーム窓口、スマイルネットとの提携セミナーの振り返りや5月に行われる総会でのオープンセミナーの企画など、活発な活動を展開しながら自らも学び、切磋琢磨する企画に熱い議論を戦わせました。会議の後はJOTO社によるシロアリ対策と新たな商品紹介の時間を設けるなど、地道な活動ではありますが、非常に意味のある時間となりました。

 

 

世界の終わり。

会議(と懇親会、笑)の帰り道、仲良し同業者のO社長と最近巷で噂になっている世界の終わりの日が近づいている話題になりました。私たちの年代にとって、世界の終りと言えば1999年のノストラダムスの大予言で何もなかった事を記憶しており、どうせ何てことないままその日が済んじゃったね、というオチになると信じておりますが、この度の噂?をもう少し真摯に受け止めている人も多いらしく、もしほんとに世界が終わったらどうする?としばし考えてしまいました。

結論は、別に今のまま過ごすし、なるようにしかならんと言うだけなのですが、20年前の阪神淡路大震災でそれまでの日常が全て消えてなくなった体験をふと思い出し、人生がガラッと変わってしまうことなど往々にしてある訳で、ある程度の覚悟を持って日々を過ごさなければと改めて思った次第です。今日が人生最後の日になってもいいか?と毎朝自分に問いかけたというスティーブ・ジョブズのように。

何か大変なことが起こると噂されているのは、次の日曜日、姫路マラソンの開催日です。私は今年も抽選から外れましたが、出走される方の無事と、目標タイムでの完走、そして何事もなく楽しい1日になることを心から祈っております。このややこしくて、面倒な、しかし、素晴らしい世界が続きますように。

 

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未来力@平成職人の挑戦自主上映会。

2月18日 曇り

 

声を失う!

昨日は職人起業塾の講師として終日喋りっぱなし、研修終了後打ち上げの懇親会でもあつくるしく語り続けてそのままの勢いで2次回でも。そしたら、なんと!朝起きたら声が枯れて出なくなっておりました。(^_^;)

本日、昼から開催した毎年恒例の自主上映会ではいつもMCを務めており、ヤバいなーと思いながらもいつもの楽観主義で飴玉でも舐めていれば昼にはマシになるだろうなんて思っておりましたが、残念ながら全く改善の兆しが見えず、超ハスキーな声で中途半端な司会&小林委員長にMCのバトンを渡す情け無い事になってしましました。この歳になって、まだまだ初めて体験すること、あるモノです。。

 

『平成職人の挑戦』

このブログで以前から何度もご紹介しておりますが、今回の自主上映会は職人の持つ伝統技術の素晴らしさ、またそれを後世に伝える重要性を訴えたドキュメンタリー映画、『平成職人の挑戦』で、TEDxKyotoで登壇されていた際に(無理やり、笑)知り合いになった益田プロデューサーにも来神頂いて映画の後にご講演をお願いしました。

今回の上映会に至った顛末と作品内容、益田氏の著書のご案内のブログまとめはこちら→http://sumireco.co.jp/blog/sumirepa pa-nikki/?s=平成職人の挑戦

元職人であり、今も自社職人で施工する建築会社を経営し、職人育成の研修事業、一般社団法人職人起業塾を主宰している私としてはこの映画はたまらん内容で、社員全員に観に来る様に言っておりました。また、益田氏のトークは本当に楽しく、熱く、想いは人を動かし、あらゆる不可能を可能に変える力を持っているのではないか、と大きな勇気を頂けました。楽しそうに話される益田氏の話には胸の奥から毎回込み上げて来るモノがあり、TEDxKyotoに続き、今回も不覚にも涙を流してしまいました。(笑)主催のTOTOリモデルクラブ西神店会のメンバーさん、その他、fbでの私の呼びかけに賛同してご来場頂いた方々にも満足頂けたのではないかと思います。

 

未来を開く力!

益田さんの話は熱い想いを持ち、行動に踏み切るだけで奇跡の様なことがいとも簡単に(本当は大変な苦労もあるのだと思いますが、)起こる、ひょっとしたら私達にも起こせる様な錯覚を覚えさせられます。映画作りを通して広がったという彼女の影響力の大きさに驚きつつも、信念を持って事業を行うことの重要さと共に、どこまでも前向きに、腐ることなく取り組みを続けることで協力者が現れ、そのご縁が広がり、次の展開に繋がり、信頼関係の蓄積が未来への布石になることを思い知らされます。全く知らない世界に飛び込む勇気と、なんとかするのだ!と諦めない意思こそが未来を開く力になるのだと、改めて感じた次第です。

TEDxKyotoで初対面の私の突然の依頼を聞き届けてくださった益田プロデューサーには心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。そしてfbをはじめ、私の呼びかけに呼応してご参加頂いた皆様にも深く感謝致します。

また、今回の企画が実現したのは、毎年、私の企画に諸手を上げてご賛同いただくTOTOリモデルクラブ西神店会の皆様の全面的なバックアップがあってこそ。素晴らしいメンバーに恵まれていることが本当に幸せだと思っています。皆様、ありがとうございました。

来年も小林委員長と共にいい企画を考えますので、引き続きよろしくお願いいたします!


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上映会の最後にも皆さんにご支援をお願い致しました。オール・オア・ナッシング方式のクラウドファウンディングは目標額に達しなければ全額支援者に返金し、プロジェクトが消滅します。

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やり方と在り方、理論と根性。

2月17日 曇り時々雨

 

【第三期】職人起業塾の最終講

今日は大阪にて、【第三期】職人起業塾の最終講の講師として梅田のTDYコラボショールームに缶詰、一日中よく喋りました。(笑)半年にも及ぶ長い研修もいよいよおしまい。定期的にお会いしていたメンバーと会えなくなるのは少し寂しくはありますが、マーケティング理論の基本的な部分は全てお教えしましたし、陽転思考、問題解決、リーダーシップ論は川西先生、学んだことを人に伝えるスキルであるコミュニケーション、接遇についても横山先生にみっちりと叩き込んで頂きました。

今日は半年間の総まとめ、これまでの学びの集大成の日ということで、これまでの振り返りと共にまとめのワークに取り組んでもらい、マーケティング理論を自分の言葉で文章にまとめ、これからの業務に、人生に対する向き合い方をコミットしてもらいました。

 

 

儲けるとは信じてもらえる者になること。

職人起業塾で学んで頂くマーケティング理論は非常にシンプルです。在り方を正し、信頼される人になり、それを伝えることで、人や金が集まる稼げる人になる。そんな人を社内に多く輩出することで、会社自体が宣伝広告や売り込みに頼らなくても売上、利益をあげることが出来る様になる。あまりにもシンプルというか、当たり前すぎて「なんや、そんなこと改めて言われんでも分かっとうわ」と思われる方も少なくありません。

しかし、頭の中で分かっていることを実際の行動に移せる人、そしてそれを何年、何十年にも渡って継続できる人は世の中に一体どれだけいるのでしょうか?

10000時間の法則(以前のブログをご参照下さい。https://shokuninshinkaron.com/?p=8432)で考えてみると、毎日60分の習慣を27年継続すれば、その分野で世界のトップクラスになれるといいますが、煩雑な毎日を暮らしながら、緊急性のない、しかし未来の為には重要なことに対して時間を割き、継続できる人はなかなかおりません。それこそ世界にほんのひとつまみの人だけです。
 

学び自体に価値なし。

研修の中で耳にタコができるくらい繰り返すのは、学びに価値なし、実践してやっと入り口、行動を継続、定着できて初めて学びが成果になる。ということ。塾生の皆さんは研修を通して(目指すべき)在り方もやり方も分かった、あとはやるだけ!という状態になりましたが、ここから先がどうなるかは本人のみぞ知る世界です。

最終講で毎回私が塾生の皆さんに最後に伝えるのは、「せっかく研修を受けてもらって、在り方もやり方も分かったところで、うまく行くとは限らない。最後に必要なのは、結局、気合と根性や」
というコト。研修で学んだことを何年にも渡って継続するには並外れたモチベーションが必要で、習慣が途切れても、やめかけても、何度でも自分でリセットしてまた一からやり直したらいいのですが、それにもかなりのエネルギーが必要です。


結局、人生を変えるには気合と根性が必要で、それらがある前提で在り方とやり方を学んでもらっていると言っても過言ではありません。半年もの長い研修を受講した意味は、明日からの実践であり、理解したことを何年にも渡って継続して実践を続けることが出来るかどうかにかかっています。散々理論を学んだ挙句に、「要するに気合と根性やっ!」と安っぽい精神論での幕引きには驚かれた方もおられた様ですが、残念ながらそれが真実なのでしょうがありません。(笑)

とにかく、本日【第三期】職人起業塾を卒熟された皆様のこれからのご活躍とそれぞれのお会社のご発展を心から祈願いたします!塾生の皆様、半年間お疲れ様でした!


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主体性から始めよう。

2月16日 快晴

現場日和!

春を思わす様な暖かい1日になりました。
朝から(珍しく)作業服を着込んでレベルを車に積み込んで新築を計画中のお客様先へ敷地調査とヒアリングに伺いました。これから建てる建物の要望を聞いた後は敷地の調査、寸法や高さをを測ったりと、昨日に引き続き建築屋のオヤジらしい業務に励みました。いい天気の下の作業って本当に気持ちの良いもので、許されるならこんなことばかりしていたいなーなんて、思ってしまいました。

元大工の私としては、現場でモノを作ることが相変わらず今も楽しく、しかもそこでお客さんの顔が見えて、喜んでもらえるのはこれ以上ないヤリガイを感じますし、また、何にもない状態からこんな家に住んでみたい!というお客さんの夢を聞いて、カタチに出来たときは痺れるくらいの感動を味わったのを今も忘れておりません。いつかは大工として現場に戻りたいなー、なんて思っている内に年を取ってしまい、目が怪しくなったのを自覚して最近は諦めかけておりますが、、

 

経営者の仕事って一体なんや?

10数年前に大工の延長線上とはいえ、まがりなりにもスタッフを抱え、その家族に対する責任を背負う様になってから職人から脱皮して、経営者として働き方を変えなければならないことを自覚しました。しかし、(学校もロクに行ってない、職人上がりに)全く経営に対する知識などあるはずもなく、暗中模索どころか目隠しのまま闇夜を歩くが如く手探りのままもがき続けておりました。

創業から5、6年の間は私がやるべきは仕事をとってくること、と思ってがむしゃらに営業スキルを磨かなければと思っていました。しかし、忙しく仕事があったからといって未来の展望が開けるわけではなく、常に不安に付きまとわれながら必死で走り続けていたように思います。しかし、結局それは、 怪我や病気で現場に出られなくなった時点で生活ができなくなる職人時代のままだったのです。

 

 

主体性から始めよう。

そんなことじゃぁ経営者としての責任が全うできない。と気づいて、どうすればいいかと考え続けた結果、私が出した答えはスタッフの皆に主体性を持って仕事に向き合ってもらうコトでした。

それまで全ての顧客の窓口を私が担当し、全現場に行き、指示やダメ出しをし、判断は全て私が下してスタッフには私が言った通りに行動しろ。と完全なトップダウン式だったのをやめて、スタッフに目的意識を持ってもらい自分で判断をして、最善の行動を行い、最終的に顧客満足を勝ち取って未来の受注に結びつけてもらおうと考えたのです。

それまで、受注にしても現場管理にしても全責任を背負う私が行なうから上手く行っていた、と勝手に思い込んでいましたが、よく考えると私が大したスキルや知識を持っている訳でもなく、同じ想いを持つスタッフならば任せても結果は大して変わらないと気づいたのです。

 

10年後を作るワークショップ。

責任感と主体性を持って働いてもらうためには、私もスタッフに対して出来るだけのことをしなければならないと考えて、大工を正社員として雇用し直し、コーチングやコミュニケーションスキルの向上、マーケティングの基礎知識のレクチャーなど様々な社内研修に取り組みました。

それから10年、今でも紆余曲折はありますが、すみれのスタッフ達は何が顧客の為になるのか、何が自社の目的に沿うのかを自分で考え、自分で判断し、自分で行動してくれる様になって来ました。昨日の社内研修後のミーティングでは、協力業者さんと共に立ち上げた10年先の安定した受注のためのプロジェクトの目標達成にどの様な行動を起こすか?というワークショップを行い、スタッフ同士で活発な意見をたたかわせておりました。

まだまだ完璧には程遠いですが、その意欲と行動はきっと成果に結びつくと思います。
みんな、頼むよー。(笑)

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2月15日晴れ

久しぶりに建築実務の1日。

朝1番は神戸の中心地、元町にある百貨店に店舗の改装工事の現地確認とご要望のヒアリング。昼からは新築の計画準備のための官公庁回りと現地調査。最近は設計と社員大工にすっかり任している建築屋らしい業務ですが、一昔前は毎日こんなことやってたなぁなんて少し懐かしく思いました。いつもスタッフに偉そうに言っている以上、スベられへんよなぁーなんて思いつつ、東へ西へと走りまわりました。

怒涛の出張月間もそろそろひと段落、少しは会社に居られるのかと思いきや、予定を入れなかったら入れなかったで、結局あちこちうろうろと出歩かないければならないのだと思い出しました。(笑)ここ最近、特に社内にいなかったのは出張が多かったせいもありますが、空いた時間を全てひょうご木づかい王国学校の活動のために使っていたというのもあります。

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地材地消は実は安心でお得!

実は国産材は外国から輸入される木材に比べるとコスト面で少し高くなります。なので、大手ハウスメーカーやパワービルダー等、大量に住宅を供給する事業者はコスト削減の為に国産材の木材は使いません。地元を守りたい、と思う地域密着の工務店しか地元産の木材の利用はされないのが現状です。しかし、本当は兵庫県には地元産の木を使った家を建てると日本で一番金利の低い長期固定の住宅ローンの利用ができますし、国産材利用には国交省の補助金が使えたりもします。見た目のイニシャルコストではなく、長い目で見ると地元の木を使うメリットは大いにあるのです。

住宅は土地に建てるもの、地域と共にあるはずです。ならば、地域が良くなるように地域の自然が守れるように地元産の木材を使うのは理にかなっている様に思いますが、一般の家を建てようと思う人はそこまで考えないのがフツーだと思うのです。私たち地域に根を張る建築のプロである工務店がそのメリットを伝え、顧客にも、地域にも良くなる建築を広めなければなりません。

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自治体から受け取ったバトン。

以前にもこのブログで書いておりますが、兵庫県が作った木育の施設、ひょうご木づかい王国学校は運営資金だった助成金が枯渇して運営が立ち行かなくなり、私たち地元の工務店の有志に資金面を含めて運営を委託されました。せっかく年間2万人ものたくさんの親子連れが集まる地元の木に親しむ非常に良い施設を潰すには忍びないと有志の工務店が集まって立ち上がり、なんとかこの施設を存続できるようにと昨年の11月からこれまで4カ月間にわたり活動をしてきました。毎月のこの2月には町と山をつなぐ森の伐採ツアーも企画して多くの方にご参加いただく予定です。

その結果、メンバーさんの活発かつ積極的な呼びかけにより、現在正会員が23社、賛助会員が25社と50社近くもの事業者が集まる運営団体になりました。しかし、神戸のど真ん中、ハーバーランドモザイクないと言う繁華街に位置して、それなりの人件費がかかるこの施設の運営にはそこそこ費用がかかり、残念ながら未だ来年度の運営費用が集まっていないのが現状です。収益が上がり始めるまでの1年間、なんとかして資金を集めなければなりません。

 

▽これまでの顛末を綴った以前のブログ達▽

ひょうご木づかい王国学校でやってること。
地産地消とひょうご木づかい王国学校。
時間くれ!は、金をくれ!(恥)
地域共生と構造化。
子供のなりたい職業、7位大工を守りきる方法論。
地元産の木を使う意味と意義。@木の家相談カウンター
(失礼ながら、)三人寄れば文殊の知恵。@木づかい王国学校
本末転倒の家づくりの撲滅!@木の家相談カウンター本格始動!
木の住まい相談カウンター始動!@ハーバーランド木づかい王国
持続可能な社会の種@木の住まい相談カウンター
木の家相談カウンター誕生

木の精お守りワークショップ
木の精お守りワークショップ

 

山と街をつなぐ施設存続へのご支援をお願いします!

そこで、なんとか資金が回り出すまでの期間の運営費を賄えるように広く支援募り、資金を集めるクラウドファウンディングを立ち上げることとなりました。
兵庫の地で先人が育ててきた豊かな資源である山とそこに育った木の利用を促進するこの施設の存続を幅広い方のご支援によって叶えたいと思います。
ご支援頂くリターンとしては、伝統技能者クラブの方々を始めメンバーのスタッフによる手作りの木工品等をお送りします。(私の身売りもしています。笑)

ぜひともご支援とこの情報の拡散をしていただいて、山を守る、森を守る、そして大和町をつないで地域の活性化を図る我々の活動の拠点を存続させてください。
心からお願いいたします。

クラウドファウンディング・サイトはこちら↓

神戸ハーバーランド木育施設「ひょうご木づかい王国学校」を存続させたい!https://camp-fire.jp/projects/view/21237

ひょうご木づかい王国学校クラウドファウンディング
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ご支援の程、何卒よろしくお願いします!

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