Mission:Impossible 

JUGEMテーマ:日記・一般

昨夜も遅く迄マーケティングの勉強会の後の懇親会で盛り上がり、帰りは結構遅くなりました。

今日は今日でJACKという全国の同業者の組織の分科会ということで、遠方からその仲間を招いて私のオフィスでお勉強会。

連日、嵐のインプットアウトプットが続きます。(笑)

※田村社長のFBより拝借。
 
はるばる神戸までお越し頂いたということで、せっかくですから、ということで我々すみれのビジネスモデルの(表面ではわからない、)マーケティング戦略とその理論構築や、そこから実際に日々の習慣として落とし込み積み重ねて行く実務のディティールまで詳しくご説明をさせて頂きました。

特に、すみれの卓越の戦略の根幹である、社員大工による全顧客に対する年に2回の無料メンテンンス訪問のシクミやそこから生まれる信頼をベースにしたビジネスの組み立て方について、時間を割いて細かなところ迄解説をさせて頂きました。

ご参加頂いたメンバーさんの今後のビジネスに少しでも参考になれば幸いです。

お題目の意味はといいますと、この毎日のような学びの機会を持つ意味について。
私たちの事業の目的はなにかというと、目的はあくまで理念の実現です。
そして私たちの掲げる理念とは毎日このブログのフッターに書き続けている、
『建築業を通して地域社会に貢献する』
であり、それを叶える為のミッションとして
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
を通してモノ作りの本質を守ることにあります。
これは大きな意味合いでいうと、加速度的に職人が減って来ている今の建築業界に歯止めをかけ、これからの若者に学歴などに囚われないでも豊かな暮らしを出来るような『場』の提供をしようという取り組みでもあります。
それは、自分たちの会社だけが良くなればいいというものでは決してなく、自分たちが取り組んでいることを業界全体に対して広げて行くことも大きなミッションの一つとなります。
それには、学び、考えて作り上げたものをしっかりと検証して汎用性の高いビジネスのシクミになる迄磨き上げることが必要であり、そしてそのまとめを繰り返すことは実はこれ以上無いくらいの社内への改善へのアプローチとなる訳です。
内を高めたければ外に発信し、外に認められたければ内を磨く。
決して、内をよくするために内を磨き、外に認められたいから外に出歩くのではないのです。
表裏一体、色即是空。
ふんだんな学びの機会を頂けることに心から感謝致します。
皆様、本日は誠にありがとうございました。
それにしても、
楽しかったねー。(笑)

私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。


EM珪藻土山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。

女性コーディネターとつくる想いを叶えるスタイルリフォーム。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。

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マーケティングの落とし穴。

荒れ模様の天気は昨日だけ、今日も素晴らしい青空が広がりました。

お嬢が中学校に登校するのとほぼ一緒に出て、山を越えて北区の現場迄朝一番から行って来ました。


今年の経営方針の中の『すみれモデル』の完成を目指す、という章の一番はじめに掲げている、
『完全工事。』を達成する為の基本方針はダブルチェックです。
すみれでは、新築工事はすべて第三者機関の検査を申し込んでおりますし、リノベーションも大がかりなものは検査機関による保証をつけてもらえるように検査の依頼をしています。

そして、小さな工事は統括管理者の現場チェックを義務づけることで工事品質の均一化、完全工事を目指しています。


そんなこんなで朝から外装リフォーム施行中のS様邸の屋根に登って来ました。(笑)


そして、いつも通りガンガンダメ出しをして来ましたよ、
雨上がりということで空気も澄んでサイコーの小言日和でした。(笑)


ちなみに、担当の社員大工の佐藤クンが日々更新している現場日誌ブログはこちら、

社内サイトの再構築と一緒に社内のSNSで更新していたブログも公開に踏み切りました。
現在、彼は現場日誌と共に、コヴィー博士の7つの習慣の読書と落とし込みに挑戦中です。
すみれの大工は結構大変なんです。(笑)→こんなこと出来る人、募集してまーす。

さて、昼からは大阪で3ヶ月に一度のマーケティングの勉強会。
近年のすみれのマーケティング戦略のヒントはすべてここから頂いていると言って過言でない、とてもハイレベルなインプットとアウトプットの激しい学びの場です。

諸事情あり、今は亡きメンターの置き土産(だとおもう)ということで、今回から本格的に開催側のお手伝いをすることになり、今迄以上に大きな学びを得ることが出来ました。

アウトプットこそ最大の学びである。

とは論語にも出てくる、皆さんよく口にされる有名な言葉でありますが、それをまさに実感する一日となりました。

自分よりもずっとレベルの高いマーケッターの方々の前に立って話をする機会を与えて頂けるなんて、これ以上の学びの場はそうそうあるものではありません、脳みそのしわに汗をかきながら、必死に思考を巡らす半日となりました。
お題目は、その勉強会の中の今日一番の学び、尊敬して止まないN川社長の話にありました。
マーケティング戦略を組み立ててビジネスを進めて行く中で、陥りやすい落とし穴は何か?
という質問に対する答えは、初心を忘れて本末転倒になってしまうこと。
私たちがジェイ・エイブラハムのマーケティング体系を学ぶのは小手先の販売ノウハウや営業手法などではなく、原理原則に則った『卓越の戦略』に価値を見いだすからです。

それは、顧客の立場に立って顧客が本当に求めているベネフィットを渡すことに特化するということであり、彼の言い方を借りるとクライアントに恋をするくらい本気で相手のことを想うことだと言います。

それなのに、初心を忘れた私たちが陥りやすい落とし穴とは、
クライアントを愛するのを忘れて自分の商品(会社)を愛してしまうこと。
顧客の立場で貢献することを続けて行き、認められて行くうちに、自社の強みを少しずつ過信しだして、いい商品でしょ、とか、うちの会社はね、とか、つい、誇らしげに話してしまうようになってしまいます。
そんなことを言った時点で顧客目線とは逆の方向に向かってしまい、卓越の戦略とはほど遠いアクションになってしまうという訳です。
久しぶりに頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けました。

曾子曰。吾日三省吾身。為人謀而不忠乎。與朋友交而不信乎。傳不習乎。

もっと、自らを真摯に省みる機会を持たねば、と、改めて深く反省した次第です。

勉強会に参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。
そして、今後とも引き続き、よろしくお願い致します。

こんな機会を遺してくださった嶋田社長には本当に感謝申し上げます。

合掌。

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を理念にモノづくりの本質を守り、
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Good bye BOSS ~リーダーの時代~

JUGEMテーマ:日記・一般
昨日とは打って変わって雨の神戸でした。
満開寸前の伊川の千本桜はこの雨では散ること無くなんとか持ちそうな感じ、、
実は、まだ花見をしていません。
チャックと一緒にもう少し持っててね、とお願いしながら朝の散歩に行きました。

今日はお出かけの日、ということで昼前からオフィスを飛び出し、弁護士の37歳どうぞ宜しくのS先生のご紹介で(珍しく)パワーランチという異業種交流会に参加させて頂きました。
60名もの人が集まってのランチって今迄に経験が無かったのでちょっとびっくりしましたが、面白い方がたくさん集まっておられたり、FB上でよく絡ませて頂いてる方とリアルにご挨拶出来たりと、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
S先生、来月も参加します、ありがとうございました。笑
昼からはお客様先での現場の調査や、メンテナンス、リフォームのご相談など予定がぎっしり。
夕方迄神戸の東地区を走り回りました。
最後に立ち寄ったのはは三宮のすぐ近くで工事中の『天婦羅・割烹 藍』さんの現場。

内装の仕上げも大詰めになって来ており、お施主様と一緒に細かなところの詰めの確認を担当の加藤クンと一緒にして来ました。
デザイン担当のイケチャン渾身のチョイスの(女子ウケ間違いなしの)トイレのペンダントライトもついておりました。(笑)
 

ちなみに、現場担当の社員大工の加藤クンが書いている現場日誌ブログはこちら、
ま、書いているというほど文字は無く、写真でお店が出来上がる迄をご紹介しています。
工事の過程を見て頂いて、興味を持って頂いて、OPENしたら一度揚げたての天婦羅を食しに行って頂ければ幸いです、よろしくお願い致します。笑)
話は変わって、お題目は某TKC絡みの毎月送ってくださる冊子の裏表紙に見つけたこんな心構え。
昨日受講したチームビルディングの講義の中でも今は一極集中のリーダーではなく、リーダーの役割を分担したり持ち回りするような時代になっている、というお話がありましたが、人が人に指示をする、ということに対する考え方が根本的に変わって来ているのだと思います。
ボスは『私は』というがリーダーは『私たちは』と言う。
この一言に凝縮されているように思いますが、要は一人ではなく複数人でチーム形成して相乗効果を発揮することが今の時代の要求のような気がします。
リーダーとしての心構え、今一度よく噛み締めて襟を正したいと思います。(笑)
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今日のECO=コンビニで ビニール袋は もらわない。

己信とは。

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ここ神戸の西地区では今日は入学式の日でした。

午前中は小学校、昼からは中学校。


朝の散歩に愛犬チャックと出掛けたら、いかにもピカピカの1年生と言った風情の子供と両親が仲良く満開の桜並木の下を歩いておりました。


今年は3月になってもなかなか暖かくならず、寒い春、とか遅い春とか散々文句を言っておりましたが、やっぱり入学式の日に合わせて桜の花が満開に咲き誇るというのはとてもいいもので、開花が遅かったおかげで入学式の思い出を情景として深く心に刻んでくれると思います。

そんなこんなで我が家でも、お嬢の入学式。(笑)
大勢の同級生の中にいる姿をみると、なんか、知らない間に大きくなったなー、って感じです。
さて、お題目はお嬢が入学した地元の中学校の校訓です。
『己信』
入学式のしおりによると、
校訓『己信』には、次の3項目が願いとして込められています。
(1)自分の可能性を信じて、大いに伸長することを願う。
(2)最後まで捨てずに貫き通す強い意志をもつ。
(3)誠実に生きる。
そしてこの典拠は論語にあるらしく、

その原文はこちら、

曾子曰。吾日三省吾身。為人謀而不忠乎。與朋友交而不信乎。傳不習乎。


曾子曰く、 
吾れ日に吾が身を三省す。
人の為に謀りて忠ならざるか。 
朋友と交わりて信ならざるか。
習はざるを伝へしか、と。


人は自らを省みることしか成長するきっかけを得ることが出来ない。
というのは今は亡きメンターが私に残してくれた言葉でありますが、人生の中でも一番の成長期である中学校の3年間で自分の可能性を信じながらも常に自分を省みて反省する習慣を身につけてくれればと思います。

誠実に、人生の春を謳歌してもらいたいと思います。

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1に家族、2に家族、3、4家族で5に仕事。

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若葉。

この季節、もちろん桜もいいけど、冬の間、葉っぱをすべて落として黒い枝だけになっていた広葉樹が新しい目を出して黄緑色に色をつけ始めるのを見ると、本当に新しい生命の息吹みたいなものを感じます。
ああ、たいかに春だなあ~、って感じです。
今日もお天気がいいのと、昨日の春風でモチベーションが高くなっているのが相まってオフィスの前のウッドデッキを水で流してゴシゴシとデッキブラシで掃除をしました。
さっぱりとしたデッキの陽のあたる場所でアイドル犬チャックは早くからお昼寝。
春の日差しは人、犬問わず眠気を誘うようでした。笑
そうこう言っているうちにお嬢の春休みも今日でおしまい。
明日は中学校の入学式です。
振り返ってみるとあっという間の小学生での6年間でした。
といっても、殆どと言っていいほど私との絡みは無く、成長を傍から見ていただけで子育てに参加した覚えがあんまりありません。
残念ですが、、
そんな感慨に耽っていて、あっ!と気付いたのは、中学校への入学祝いをしていないことと、この小学生最後の春休みに全く何処にも一緒に出掛けてなかったこと。(汗、)
さすがに焦って、急遽(昼間に仕事を抜けて)出掛けてきました。
蜷川実花の写真展ということで、今、若い世代に広く受け入れられるモードのヒントがあるように思いました。
特に色使いがきれい、というよりも非日常の色使いを表現出来ると言った方がいいのでしょうが、彼女の取った写真はなにかドラマティックな印象を受けます。
ま、行きたい!と言いだしたお嬢は向井理の写真が見たかったということで、見る写真は同じでも焦点は全く違うそれぞれの価値観で同じところを歩くことになり、
こんなのがお互い無理することなく、それぞれが楽しめてなかなかいいものだと思いました。
そして、こんな機会がこれからもう少し増えてくれればいいな、と、(笑)
難しいかな、、
そのあとはお目当てのお買い物も済ましてすっかりご満悦で早めの帰路につきました。
お題目の言葉は、以前マーケティングの勉強会である社長が口にされてから私の脳裏からはなれることが無い言葉です。
個人事業主と変わらないような我々小さな会社の経営者は、
1に家族、2に家族、3、4家族で5に仕事。
くらいのつもりでやってちょうどいい、そのつもりでやってても、やむを得ない仕事が次々とやってくるものです。
とのことでした。
なるほどな、と思いつつ、この言葉を胸を張って言えるようになる迄には今の自分とずいぶんと開きがあるなあ、と思ったのを覚えています。
そんなこんなで小学生最後の日を機に、今迄の子育てへの後悔と自責の念を抱えつつ、(これからいっそう難しくなるどろう)中学生になるお嬢とのかかわり合いをもう少ししっかり取り組もうと心に誓いました。
よろしくお願いします。←誰に対してやねん、(笑)
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今日のECO=道ばたの ゴミを拾って 捨てること

町中に出たらよくします。

「去年今年貫く棒の如きもの」

 

雲一つない青空が広がりました。
伊川沿いの桜は未だ3分咲きといったところですが、神戸ではあちこちでお花見の宴が催され、まさに春爛漫の日曜日となりました。
私はというと、日曜日はお仕事の日ということで、朝から全面改装のリフォーム物件の完工引き渡しに立ち会ってきました。
今回、内装の下地から、断熱工事、サッシ工事、外装とまるで新築というより躯体以外は新築同然のリフォームを行ったのは建て替えるか、リフォームするかの選択を慎重に判断した結果です。
お施主様のライフスタイルに一番合った、最適なご提案と工事が出来たと思います。
K様、今後とも、末永いお付き合いのほど、よろしくお願い致します。
朝一番のお引き渡しが終わったあとは一旦お仕事を離れ、毎週日曜日の習慣であるランニングに海まで行ってきました。
冬の間に故障した膝の調子もだいぶん良くなって、海岸までのアップダウンの激しいコースを難なくクリア出来るようになりました。
出掛けようとすると遊びたい盛りの愛犬チャックもついてく、と言って聞かないので一緒に、(笑)
初めての海に興味津々です。
うれしそうにはしゃぎ回っておりました。
お題目はそんなさわやかな海を見て、思い出した虚子の一句から、

「春風や 闘志抱きて 丘に立つ」

高浜虚子の詠んだ句です。
兵庫県にも縁があるということで、芦屋の海岸沿いに虚子記念館がありまして以前立ち寄った時に一番印象に残ったのがこの句。
それからは海からの爽やかな風を受ける度にこの句を思い出し(なぜか)闘志を燃やしてしまうのです。(笑)
そもそも、私の場合俳句がそんなに好きとかではなく、司馬遼太郎の『坂の上の雲』を詠んで正岡子規の生き方を通して明治から昭和へと移って行く時代の描写をされているのを見て興味を持ったのですが、写生というくらい風景をありのまま言葉に移しながら心の中の情念を織り交ぜるという手法は記憶の奥底にイメージとして貼付けられるのだということにずいぶんあとになって気がつきました。
いわゆる記憶法の基本と同じなのですね。
だから春風を受けると闘志が湧く。(笑)
その虚子が晩年になって残したのがお題目の言葉でして、
「去年今年貫く棒の如きもの」

とても好きな句というよりも考え方です。

穏やかな春風を受ける度、アグレッシブにモチベーションを上げれるようになる句を詠んでくれた清さんに感謝することことしきりです。
どうやら伊川の千本桜はお嬢の入学式に足を合わせてくれている様子でした。
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21日完工システムでこだわりの繁

次世代リフォーム

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今朝もいい天気。
風はすこし冷たく感じましたが、日に日に春本番に近づいてくるのを感じます。
って、もう4月も中旬に近づいて来てますので、暖かくなって当たり前ですが、、

いい天気ということで、という訳でもないのですが今日も朝から現場です。
お引き渡し前の最終チェックということで以前の検査時の是正個所を確認して回りました。
お掃除おまかせ隊のN氏が登場して、予定通り、最後のクリーニング。

あとは外構周りの工事を残す飲みとなっておりました。

お題目に絡んで、、
この全面改装のリフォームをさせて頂いたK様のお宅では、試験的に地熱利用のモニターをして頂いております。
名付けて、地熱リフォーム。
今まで、断熱性能、遮熱性能、地熱利用などの分野は新築住宅を中心に研究と普及がなされていましたが、私たちは建て替え並の費用をかけてリフォームするのだから間取りなどの使い勝手などだけではなく温熱性能、断熱性能のリフォームのご提案をするようにシフトしております。
その一つがこちら。
形状記憶合金により、寒い時期は床下の換気を止め、暖かくなったら自動的に開いて床下の気温を下げるというカシコイ代物。
ランニングコストも0円ということでとても経済的です。
床下の断熱性能を向上させる工事と同時に施行をしておりますのでどのような結果を出してくれるか楽しみです。
もう一つの次世代リフォームは夕方お引き渡しに行った西宮の山手の物件。
顧客のご子息のご結婚にあたり、新居に引っ越す為のリフォームということで、文字通り次世代の方へのリフォーム。(笑)
10年前、高校生の頃、すみれにもアルバイトにきてくれていた彼が上場会社に就職、結婚してお客様になってくれるなんて!
心がほっこりと温かくなる幸せそうな2人に祝福の言葉を贈りながら、完成現場のお引き渡しをさせて頂きました。
ユーヤ君、いつまでもお幸せに!

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真実はいつも少数派。

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今日も朝から着工現場に。
4月のいい季節なったらはじめましょう、
と、何ヶ月も前からご契約を頂いていたお宅の外装リフォームの現場のスタートです。
その割には足場の組み立て作業中には曇り空からポツポツと雨が落ちて来たりもしましたが、それも本降りになることは無く、それもまあご愛嬌。
いよいよ本格的にリフォームシーズンの到来といったところです。
 
足場をかけたあと、最終の細かなチェックを現場担当の佐藤君と行ってから現場をあとにしました。
そのあとはここ最近の流れそのままに、今日もそのまま夕方まで市内を走り回る一日となりました。
そして、夕方も足場の上で締めくくり。
太陽光パネルの取り付け作業の進捗を確認にいきました。
こちらの現場も一応、大がかりな外装リフォームと言うことで、まさにシーズンインと言った感じです。
さて、リフォーム業界で今、最も注目されていると言っても過言で無い、この外回りのメンテナンスを兼ねて外からの見た目を新築当時のときのように美しく生まれ返らせることが出来るという外装リフォームですが、一昔前は塗装屋さんの専売特許でした。
そして、『リフォーム』という言葉の普及と共に営業系の会社が受注を専門で取り、下請けの大工さんや塗装屋さんに工事を丸投げするという、構図に少しずつ変わって行ったのです。
それは建築の専門家ではなく、営業の専門家による訪問販売という形でだんだんと広がって行きました。
そういう形態の会社は一度外壁を塗ると10年くらいはそのお客様に対して用が無くなるので、後々の信用よりもその場の利益だけに執着する傾向が強かったように思います。
私たちが行う外装リフォームはその全く逆で、長年お付き合い頂いているお客様のお宅の維持管理、メンテナンスの一環という位置づけとなります。
外壁や屋根の塗膜が長年の雨風、紫外線によって劣化して来たら、その元の基材まで劣化が進まないように、ということで長期に渡り家を守る為のご提案をしています。
しかし、残念なことにご提案を見積書にするとその場の利益を目指す狩猟型の(今は法改正で出来なくなった)元訪問販売会社と、書いている内容はよく似たモノになってしまいます。
モチロン、性能的に優れたものや工法、システムとしてしっかりしたもののご提案をしていますが、特徴や強みをアピールするのはどこの会社も同じです。しかも、すみれには営業的なスキルは全くといってありません。(涙)
慎重になったお客様が念のため、と数社に同じ内容の見積もりを依頼するとどうしても塗装専門の会社に声をつい声をかけてしまうようで、その手の会社は工事範囲や工事の方法の話になるとどこの会社もどうも場当たり的な受注を取りやすそうな所で落ち着かせようとします。
そんな訳で、外装リフォームにおいて、建築の視点から見るのはいつも少数派となってしまいます。
これは、
私が少数派でいつも正しい。
ということでは決して無く、これからのトップシーズンに入るにあたり外装リフォームをお考えの方には、業者の多数派意見だから、という判断ではなく、リフォームをする本質に目を向けた選択を頂きたいと思うのです。
塗装の為の塗装は無く、家を長きに渡って安心・安全そして美しく守る為の塗装であるべき。
だと思います。
夜はすみれ最大級のリフォーム工事の竣工を祝って、現場、事務方担当者、ご協力頂いた業者さんを交えて慰労会。
みなさまおつかれさまでしたー。

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今日のECO=太陽光 そろそろ普及の 段階か

人生を変える3つの方法。

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目を覚ますと窓の外から光が差し込んでいました。
今朝の神戸は風も少し暖かく、春らしい朝をむかえました。
昨日は一日中、神戸市内を駆け回り、というよりかけずり回りたくさんの案件を抱えて帰ったのは結局夜中でした。
その案件の残務処理をしないといけない事もあり、今日は比較的デスクワークを長い時間とる必要にかられておりまして、、
結局、出掛けたのは愛犬チャックのお散歩と、ご近所のお客様宅でのリフォーム工事の完工チェクくらいで、あとはみっちりといることが出来ました。
写真は私がいつも目指している、何事も無かったようなリフォーム、
緻密な計算をした通り、どこを改修したかわからない、いい出来映えになってました。(笑)
それでは今日のお題目、
昨年、理念と経営の勉強会の中で教えて頂いた数多くの学びの中に、こんな事がありました。
人生を変えるには方法は3つしか無いと。
1つ目は時間の使い方を変えること。
2つ目は暮らす場所を変えること。
3つ目は付き合う人を変えること。
なるほど、と妙に納得しましたが、特に気になったのは3番目の人とのお付き合いについて、
この話を聞いた時、これは新しいご縁を大切にしながら、出会った人が自分の人生にとってどんな影響を与えてくれるのか、その人と付き合えばどんな学びを得ることが出来るのか、ということについて常にアンテナを張っている、ということだと思いました。
そして、この話を聞いてから特に意識をして人とのかかわり合いを持つように心がけている気がします。
そんな訳で最近も新しくご縁を頂いて私の人生やすみれの会社にとって大きな変化をもたらしてくれそうな人とので出会いがありました。
まずは今月から新しく顧問になって頂いた社労士のK西さん。
現場作業と事務仕事、男性社員と女性社員、職人と設計、と社内に二面性、相反する2つの価値観を常に内包する私たちすみれの労務改善のお手伝いを頂く事になりました。
今期のすみれは社員が生き生きと働ける環境を作る事が会社のシステム構築のすべての基本になるという事で、今まで以上に積極的な改善計画に一歩を踏み出しました。
今日はこれから1年間を通しての社内研修を行って行くにあたっての助成事業の申請のお手伝いにお越し頂きましたが、これから毎月定期的にお付き合い頂き次々と労務改革を進めて行こうと思います。
今年のはじめに同業者との勉強会に参加して、同じような業態の企業に対して自社の設計士の基本給が低い事を知らされ、ほぼ全員の基本給を見直して昇給したという衝撃の事件がありましたが、(苦笑)今まであまり情報収集をしなかった企業内部の労務管理、労働条件についてももっと積極的に見直さねばならないという強烈な反省の上にたっています。
K西さん、よろしくお願い致します。
次は昨夜、同業の社長と食事をしていた二宮のダイニングバーROCCAで以前から一度会ってご挨拶をしたいと願っていた方との偶然の(まあ、縁起の法則からいくと完全に必然なのですが、笑)出会い。
実は、少し前にその方が経営されているお店にランチを頂きに上がった所でして、
その時にハンマーで頭を殴られたような衝撃を受けて帰って来たのは、階段室に貼られていたこのポスターを見て。

傍目からみると大変繁盛しておられるように見えており、安定したビジネスモデルとして形になっているように見えていたお店が、ロゴをあしらっただけのポスターを作るのにこんなに注力していることに心底驚きました。
販促の為でもない、認知を広げる為でもない、ましてやメッセージを届ける訳でもない、
なんの主張をする訳でもなくただその存在を確認してもらう為にだけ新しいデザインを生み続ける行為の『高さ』に圧倒されたのでした。
A井様、(念願かなって)お会いすることが出来てとてもうれしく思っております、近いうちにまた改めてお時間を頂けたらと思いますのでよろしくお願い致します。
そんなこんなで、私の伸び代の種はまだまだつきること無く植えられていることを実感しつつ、そんな考え方を私に残してくださった方への感謝の念を思い返さずにはいられません。
深謝。
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今日のECO=出掛けない ことも一つの 選択だ

実践者という立場、もしくは生き方。

昨日の嵐が嘘の様、
光り輝く青空が広がり、神戸ではとても爽やかな朝を迎えました。
そんな中、私はというと、7時半には出発しますよ、と工務スタッフ加藤君に急かされて朝早くから事務所を出発、はしごをかけて昨日の雨で雨漏りが酷かったお宅へと向かいました。
雨漏りの原因の解明と改善処置の方法案を早速報告させて頂きました。
その後はとんぼ返りしてすみれ事務所の近くのお会社に店舗の改装工事のご相談に伺い、打ち合わせと調査が終了後、すぐさま次の現場に、
社屋のすぐ前の電柱に昨日の嵐で落雷が有ったという神港鍍金工業所社へ、メンテナンスの打ち合わせも兼ねてお見舞いに行きました。
破損してしまった機器やPCをみて、あまり聞く事が無い落雷の凄まじさを実感。
サンダーカットはやっぱ、要りますね~。
お次ぎは兵庫のアパートに飛ばされた屋根と波板の応急処置の調査。
前代未聞の強烈な春の嵐の被害は結構広範囲に及んでいます。
最後は(今年2回となる)お客様のご子息のご結婚に伴う新居の改装工事のご相談。
春らしい、いいお仕事でドタバタと走り回った1日を締めくくりました。
お題目は、そんな走り回った一日を振り返って、、
先日、このブログで少しご紹介した吉田隆明氏の言葉のなかに自らを市井の人であり、実践者である、というような言い回しが有ったと記憶しています。
戦後思想界の巨人とまで言われ、多くの人に多大な影響を与えたとされるにも拘らずアカデミックな経歴を持っていないが故に生涯『学』の立場ではなく『民』の立場に自らのポジションをおかれていたとの事ですが、その思考、思想を深めたのは自身の著述活動、知的探求であり、それらを独学で突き詰めて行ったと言われています。
まさに自己表出の世界ですね、
要するに自らの内面を抉り、開いて理念や思想、もしくは哲学を深めて行ったとしても実際の生き方、行動として実を結ばなければ結局は何の意味も成さないという事だと思います。
そして、それはここぞと言った時に試されるとも、
そこで実際に結果を残せるか、残せないかが本当の理念、思想なのか机上の空論なのかを分けるのだと思います。
それが出来れば、実践者。
私たちが理念に掲げる、『建築業を通して地域社会に貢献したい。』というようなことは今回のような自然災害が起きた時にまさに真価が問われると思うのです。
しかも、それを成すには私一人で走り回ったところでたかが知れている訳で、如何に同じ志を持つ実践者を組織出来るかどうか、にかかっています。
遠く険しい道ですが、スタッフ一丸となって本当の実践者となれるように精進したいと思います。
精進、精進。



私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。

EM珪藻土山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。

女性コーディネターとつくる想いを叶えるスタイルリフォーム。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。

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今日のECO=現調の 合間に4km 歩いたよ

夜は神戸のリフォーム業界にあって女性経営者のオピニオンリーダー的なT森社長とお仕事の話を絡めて会食。
ママのママによるママのためのリフォーム会社をコンセプトにされている社長を、
女性の女性に寄る女性のためのダイニングバーにお連れした、という構図。(笑)
二宮商店街にある、ROCCAさん。
ありがとうございました。