行動を起す、その前に。

7月19日 晴れ。

今日は半期に一度の取引業者さんとスタッフ全員でのプロジェクト会議でした。

プロジェクト会議なので、いわゆる、よく元請け工務店が業者を集めて行う安全協力業者会、というものではなく、仕事を通じて集めるコミュニティーとして、一緒に前向きな取り組みが出来ないか?という話し合いの場です。

それはWIN-WINの関係性を明確にして、信頼関係を作り上げた上で、プロジェクトを作り上げていきましょう、という私たちの立場を明確にする場でもあり、発注者としてのお願いでも命令でもなく、完全に50対50で一人の人としてお話をさせて頂いています。

すみれプロジェクト会議
ディスカッション風景

『場』である以上、一方的に話をするのを聞いてもらう、という事ではなく、常に答えは皆さんの意見を吸い上げてそこから抽出するという事になり、すみれのマーケティングの基本的な考え方、方向性の説明と今回の会議の総論を私が説明したあとは工務部の担当者を中心としたグループ内でディスカッションを行なってもらいました。

今回も各班とも熱心な討論を繰り広げてくれておりましたよ。

image

今回のテーマは『状態を整える』

コミニティーとしてプロジェクトを進めて行くにはまず、そのメンバー内での信頼関係が出来ており潤滑なコミニケーションが取れなければならない、という大前提が有ります。

その状態をまず整えてから、実務としてのプロジェクトに進んでいくと言う流れになっており、どのようにして信頼関係を深めるかを具体的な行動に落とし込むという作業を行ないました。

image

 

各班の意見を集約して、抽出した『行動』を全員が共有して、意識を持ち、楽しみながら取り組むことで、共通した目的に向かって進む体制が出来上がると思っています。

 

総論説明中

今回は非常にユニークで良い意見を頂いて、全員で半年間実践に取り組む事になりました。

大きな果実を手に入れるには土作りから。

まずは、

●大きな声でしっかりと挨拶をする。

●『ありがとう』と言う感謝の気持ちを事あるごとに伝える。

●会う度に相手のいいところを探して『お世辞』を述べる。

●連絡をする際は全て以上の3点に留意してメッセージを添える。

というシンプル且つアタリマエの様な単純な事ですが、コミニケーションの基礎として重要な事に全員で取り組む事。

方向性を持ってはじめの第一歩を踏み出すきっかけとなる良い会議になったと思います。

ご参加頂いた皆様、お忙しい中お集り頂きましてありがとうございました。

また、スタッフの皆は今回決まった事を率先して行動に移してもらいたいと思います。

宜しくお願い致します!

ちちんぷいぷい。

7月17日晴れ。

うっかりとゆうかすっかりと忘れてしまっておりましたが、昨日の毎日放送のちちんぷいぷいで先日取材に来られていた外国人実習生受け入れ事業の私たちの取り組みが放映されました。

爽やかな実習生、王くん

ブイを見せてもらうと人材不足に悩む工務店が外国人を受け入れている現場と言うことで結構しっかりと放映されておりました。

私のインタビューも。(笑)

image

少し残念なのは私が伝えたかった部分が編集でカットされていて質問に答えた部分だけが放映されたこと。

安倍政権が推し進める建設業に限って3年間だった実習生制度を5年間に延長するという制度改革について質問を受けて、

「確かに3年間技術を習得してバリバリと働けるようになった人材を見送るのは正直、残念なことです」

と答えました。

放送に使っていただいたのはここまででその後に、

「しかし、愛する家族を祖国に残して異国の地に働きに来ると言うのはそんなに簡単なことではなく、特に子供を持つ親にとって5年間の長きに渡って全く会えないと言うのは非常に厳しいものです。人材不足の解消と言う手前勝手な問題解決だけではなく、その辺の手当てをしっかりすることができなければ、制度としては難しいと思います。」

と言ったのがさっくり省略されていました。

ご飯いこか、ってよそ行きないっペー
ご飯いこか、ってよそ行きないっペー、笑

受け入れ側の企業も、国も彼らが親であり、夫であり、人であるということをしっかりと認識して真摯に向き合うべきだと思う、と言うことが本当は言いたかったんですが、、
安倍政権の政策を諸手を挙げて歓迎してるような印象を与えていたとしたら残念です。

建築業において、外国人実習生の受け入れを継続的に行うのはそんなに簡単にできることではありません。

考え方も生活習慣も意識も違う彼らを単に安価な労働力の確保のためだけを目的に受け入れたところで成果を上げるよりも問題を多く抱えることになりかねないと思います。

彼らの人生に深く関わると言う事をよく認識して、win winの関係性を構築することを大前提に成り立つ制度だと私たちが考えて受け入れていることが、(映像では流れませんでしたが)言外に伝わっていれば幸いです。

頑張る張くん

まあ、全体的にほのぼのとした良い感じの放送だったので良かったとます。

小林さんありがとうございました。

深謝。

社内ブログ講習会。


梅雨の合間の青空。
気持ちよく晴れてくれました。

昼から神戸で打ち合わせのあと昨日と連チャンとなる大阪へ、
心斎橋近くの大きなテナントビルの改修工事の現場調査に伺いました。
しかし、よくまぁこんなに毎日、ドカンドカンと次々にお引き合いを頂けるものです。
ご縁と繰り返し可愛がって下さるお客様に心から感謝します。
大阪での打ち合わせのあとは、せっかく大阪まで来たのでついでにいつもカタログでしか見ていない家具のショールーム立ち寄ってみたり、

マニアックな照明器具のメーカーショールームに立ち寄ってみたりしながら、夜からの打ち合わせに向かっています。

間一髪で、閉館してしまっておりましたが、、(涙)

相変わらず出歩いてばかりで、なかなか事務所でゆっくりと仕事をする時間がないのですが、午前中は新しく入社したスタッフが対象のブログの書き方講座に参加しました。
今更という感じも若干ありますが、実は私、このブログの引越しを計画しておりまして、長年お世話になったJUGEMさんに別れを告げて、自社のホームページのブログに引っ越します。
なのでWordPressの使いこなし方を教えてもらったというわけです。
もうすぐまる8年を迎えようとするこのブログ、毎日更新するのは大変ではありますが、しかし、継続する事がとても重要な意味を持っていると思っています。
1番は習慣化、見える化の最たるものということです。
毎日ブログを更新する習慣を身につけたことで、他にもたくさんの取り組みを習慣にすることに成功しました。
毎日の積み重ねと言うのは思いの他大きな成果を生むものと知るきっかけを貰いました。
そして情報を公開することの効果。
私たちのような小さな会社が見ず知らずのの方とご縁を頂き、信頼を得るには不可欠な取り組みだと実感しています。
それを長い間スタッフと一緒に取り組んできたことはすみれの大きな財産になったと思っています。
そんなわけで、毎日更新しているブログは私だけではなく、スタッフの持ち回りブログも実は同じくらい長い間毎日更新を続けています。
今回から新しいメンバーも加わり、さらにパワーアップしているはずなので良かったら覗いて見てください。
こちら、
すみれ日記
http://sumireco.co.jp/sumire-nikki/
こんなのもあります、
巡回メンテナンスブログ
http://sumiremainte.jugem.jp/?cid=1
メンテナンス担当の和田さんのライフワークも、
歴史浪漫
http://sumiremainte.jugem.jp/?cid=2
工務メンバーも頑張ってくれてます。

ヒメーのドタバタ全開現場日記。

 

ドラムス子サトーのリズミカルな日々

ま、要するに、こんな会社です。(笑)
皆でコツコツやってますので、スタッフ共々、よろしくお願い致します。
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おまけ、夕立が降り出す前の淀屋橋。

この後土砂降りに遭いました。。。

漁師的イノベーション。


あっという間にもう週末。
いつも時間がたつのが早いとは言っておりますが、今週は特に早かった気がします。。。
今朝は期待のプランナーかなちゃんと一緒に早出して、店舗のリニューアルを計画されているお客様先へ向かい、朝一番からの打ち合わせが1段落する頃に始まったそのお会社の朝礼に参加させていただくラッキーに恵まれました。
あまり見ることのない他社さんの朝礼、従業員のやる気や気づきを引き出すために様々な努力をされているのはとても勉強になりました。
A会長、ありがとうございました。
やっぱり、早起きするのはいいものです。(^_^)
打ち合わせの後は(プランナーかなちゃんの)ショップデザイナーとして知見を広げるために、オっサレでなおかつ繁盛しているお店に行ってみたりして次の提案のための仕込みなどをしておきました。

赤いっ。(笑)
その後は現場回りをしたり、

岡本駅前の店舗工事の完工のチェックに行ってみたり、


お客様宅へ伺って打ち合わせをしたりと夕方まで相変わらずどたばたと走り回りました。
さてお題目は珍しくテレビネタ。
てか、昨日に引き続き、オッサンの意識改革シリーズです。
昨夜帰宅して、何気なくつけたニュース番組で若い女性経営者を取り上げていました。
確か27歳の綺麗な女の人でした。

その人は漁師町の船団の代表者となり漁師を取りまとめているとのことで、昔で言う網元的な仕事をしているとの事、
良くありがちな、お父さんの後を継いで頑張ってる女の子の話かなぁ。などと思いながら見ていたら、全くそんなことはなくて、旅館の仲居さんをしている時に(その若さで!)漁師のリーダーにビジネスセンスを見込まれて代表に請われて就任したとのことでした。
その女性が漁師のオッサン達に向かって
「販路は私が何としてでも作る、だからしっかりと魚をとってやるべきことをやって!」
と檄を飛ばす姿は非常に勇ましく、その彼女に屈強な海の男たちもタジタジ。

彼女が構想したビジネスモデルは、漁師が海で水揚げした魚をすぐに〆て、臭みが残らないように血合いを抜いて、その場で箱詰めして料亭などの流通末端のお店に直送する。
というものでした。
新鮮な魚がすぐに処理され、流通コストを省いてそのままエンドユーザーの口運ばれる。
いたってシンプルかつ本質的な価値のある素晴らしいアイディアです。
そして、シンプルが故に、誰にでもできてもおかしくなさそうですが、実はこれが非常に難しいことなのです。
魚を捕ってなんぼ。でずっと漁師を続けて来たオッサンが顧客のオーダーを覚えて、〆た魚を箱に詰めて配送する、という細かな仕事をするのには、職業を変えるくらいの大きな意識の転換が必要です。
「そんなごちゃごちゃした仕事、出来ればやりたくない。」
と言うのが漁師さんの本音だと思います。
漁獲量が年々落ち続け、石油が高騰し続ける現在、昔の様に漁師が満足に稼ぎ続けるのは非常に困難だと良く耳にします。
しかし、漁獲量ではなく、届ける魚の質を磨くことで、疲弊し続けると言われる漁業でも消費者に喜ばれ、脚光を浴びて生き生きと稼ぐ道がある事を若き代表となった彼女は示し、そして結果を出したとのことでした。
これぞイノベーション!と感心したのですが、これって、よく考えたら私たちがこの10年取り組んで来た大工の意識改革と全く同じ理論だと気付いた次第です。
もうすぐ、本物の時代が来る。
ずっと以前から感じていた予感が、実感に変りつつあるのかも知れません。
手に職を持ったオッサン万歳!の時代へ、
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おまけ、すっかりたくましくなった捨て猫ニャロ(仮称)

(一応)まだ、愛情いっぱいに育ててくれる里親さがしています。
 

大工的イノベーション。

知りませんでしたが、海外に出張に行っている間にどうも神戸は梅雨入りしていた見たいです。(笑)
でも、日中はそこそこいい天気♡

と思いきや、雨雲はこまめに走り抜けていたようですね。

(いつもの事ですが、)出張から帰ってくると溜まった仕事がてんこ盛り。
今日ぐらいは事務所でデスクワークに没頭したかったのですが、なかなかそうも行かず、お客様先に見積りを持って行ったり、注文を頂いて来たりと結局走り廻りました。
夕方からは落ち着いて週末、来週明けの打ち合わせの資料を準備しようと机に向かいましたが、なにやら倉庫というか加工場で派手な音がひっきりなしに聞こえてきました。
倉庫に行ってみると、、

異形鉄筋を高速カッターで切って溶接で店舗のドアにつける面格子を作っていました。

いわゆる、簡単系のオリジナル製作金物を作ってくれていたのですが、大工が昼間の現場を終えて、夕方から事務所に帰って来て加工をする、しかも鉄を焼いて。
今時の分業が進んだ建築業界では大工とは木工事屋か内装下地屋といってもおかしくないくらい、決まった仕事しかしなくなっており、建具の吊り込みさえも建具屋さんの仕事だからと、まともに出来ない、もしくは嫌がる職人が増えています。
そんな業界の流れから見ると奇異というか、おかしいというか、、
大工がそんなことやっとれるか、てか、そんなん大工の仕事やないやろ。というのが一般的な価値観になっているような時代です。
いくら、外注ではない社員の大工といえども、なかなか残業して金物の製作をしたりは出来ないものですが、それを主体的にデザインまで考えて作る事が出来るのは、彼らが『出来る』スキルを持っているだけではなく、その金物がなんの為に必要で、クライアントがどのように考えているかを知っているからだと思うのです。
ものづくりというのはモノを作る事を通して、そこでの生活を作ること。
そして、プロセスと結果をたくさん見て来た作り手は、顧客がイメージ出来ない出来上がりの姿をデジャブの様に何度も繰り返し見ている事になります。
その意識さえ有れば、職人と言う仕事は身体はモチロン使いますが、フューチャーペーシングする事に長けたコンサルティング能力を身につけた知識労働者になると思っています。
そこに辿り着ければ、いつ独立しても人気の職人として仕事に困る事は無くなるとも。
職人から次のステップへ、みなが確実に進んでくれているのをうれしく思いました。
てか、お客さんの喜ぶ顔をイメージせずに、キツい仕事はできないよね。(笑)


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おまけ、私の腹筋君はすっかりニャロ(仮称)のお気に入り。(笑)

 

菫菫室内装修設計工程有限公司。


台北で迎えた朝はやっぱり曇り。
台湾では端午節を機に梅雨がおわると言われており、今日から本格的な夏の始まりとのことです。
暑くなり過ぎず、雨も降っていないということで、朝の間は現場をヨーヘーに任せて朝曇りの涼しいうちに、現場近くの龍山寺まで走ってきました。

走り始めてすぐ、キッチリ雨には降られましたが、、

有名なお寺という事で、朝からたくさんの人がお参りに来ておりました。
台湾の人に信仰に厚い人が多いんだと改めて、、
いいことですよね。

私はどこの宗教にも属していませんし、決して信仰心の厚い方ではありませんが、たしかに自分の力ではどうしようもない事が世の中にはたくさん有り、それは受け入れる、もしくは願う、もしくは祈る事しかアプローチの方法は無いと思っていて、神にも仏にも自然にも畏怖の念をもって相対する様に心がけています。
そんなこんなで、昨日は昨日で、端午節を祝いに(やっと開設に漕ぎ着けた)すみれの台湾事務所の向かいのお寺にこれからの台湾での事業の無事をお願いにいきました。
郷に入らば郷に従え、と、台湾式の参拝をしているところをあろう事か、一緒に行ってたK会長にブログにアップされておりました。
フランチャイズのグループの中で、私はすっかり敬虔な仏教徒のイメージが付いてしまったと思われます。(笑)

商売繁盛のお寺で参拝。

http://torinosukeblog.blogspot.tw/2014/06/blog-post_3.html
ちなみに、すみれ建築工房の台湾支社の社名は、
菫菫室内装修設計工程有限公司
となり、この度登記が完了して行天宮の向かい、台北市中山區民權東路二段146号9樓でめでたくスタートを切る事が出来ました。
いろいろとサポートをしてくださった堤内都社のK会長はじめ、多くの方々に感謝申し上げると共に、今後の私たちの事業を通してご縁を頂いた皆様にご恩返しを出来る様に精一杯の努力をしたいと思います。

謝謝!
そして、
我需要你在未来帮助!
さて、現場の方はとにかく佳境。
気を引き締めて最後の詰めをサムライと呼ばれる大工のヨーヘーとしっかり固めて日本に帰国したいと思います。

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目指すべきはマイナスからゼロではなくプラスへ。


いい天気が続きます。
今日は朝から大阪へ、
いつも店舗の空調、ダクト工事をお願いしている協力業者さんにご紹介頂いて、とある飲食チェーン店の本部に営業マンとして商談に伺いました。
新規の営業とはいえ、出入りされている業者に「信頼出来る工事店さんを紹介します。」と言われて出向く訳ですから、ずいぶんと話もスムースかつ和やかに進みました。
とにかく、頂いた信頼を裏切る事無く期待に応えるレベルのご提案をしたいと思います。
H田さん、ご紹介ありがとうございました。頑張りますよ!
昼から帰社してみると駐車場にピカピカのダンプカーが停まってました。

二月に消費税増税前の駆け込みで購入した(はずだった)新車のダンプ。
5月末納車ということで、キッチリ8%の税金を払う事になってしまいました。。
お客様の消費税対策に躍起になっている内に、自社の設備投資は失敗の巻、トホホ。。
ま、久しぶりの新車の導入ですし、基礎と外構の施工担当をする事も多いのでバリバリと土を運びたいと思います。(笑)
さて、お題目は先日の勉強会での気付きの振り返りです。
理念と経営を考える勉強会では理念経営を貫いて成功した企業の事例紹介を読んでケーススタディーとして学びます。

その中に取り上げられていた『日本一』という評価を得たこともある山奥の小さな旅館の企業事例を見て思ったのは、卓越した成果は卓越したプロセスの積み重ねであるということです。
逆から考えると、卓越したプロセスを積み重ねることが出来れば、最終的には卓越した結果がもたらされるということになります。
事業の運営は数多くのファクターが重なり合って成立します。それがすべて卓越したコンテンツとして整った時に初めてビジネスモデルと呼ばれるようになるのではないでしょうか。
私たちすみれは農耕型の工務店を標榜して、ものづくりの本質を見極めるために作り手の地位向上から顧客満足の向上へとコツコツと歩みを積み重ねてきました。
工事会社は現場で作り上げるものが結果のすべて。
との思いからですが、それを支える人の暮らしを真っ当なものにしないと持続継続する事は出来ないという想いもありました。

職人の労働条件というのは一般の社会人に比べるとで非常に劣悪なのが現状でして、まずはそれを正すところから、と今まで職人の正規雇用なんてバカがやる事だと言われながらも頑張ってきたわけですが、よく考えてみるとそれはマイナスをゼロベースに戻すたけのこと。
これでは、決して卓越したプロセスとは言えるものではありません。
今回の勉強会で学んだ事は卓越したプロセスとはマイナスをゼロに戻すことではなく、大きくプラスに転換させること。
そのためのコンテンツや方法論を考えるのが私たちの仕事だと今更ながら改めて気がついた次第です。
これを機に、ただコストを上げるだけでは世の中に受け入れられないということを踏まえて、勝ち残れる競争力を保ちながら新たな価値を創造するぐらいの心構えで取り組みたいと思います。
当たり前のその先へ。
アイデアは色々と持っておりますので、私たちのような小さな工務店、もしくはそこで働く職人や設計士の価値をガラリと変えるくらいのコンテンツを何とか生み出してみたいと思います。
ま、実際、私の厳しいオーダーの実務をこなすのは大変だと思いますが、、(笑)
なんとかスタッフと一緒に力を合わせてやり遂げたいと思います。
みんなよろしくね。


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農耕型工務店。

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五月晴れ。

昨日は少し暑いくらいのいい天気でしたが、時折吹く風が、夏のそれとは全く違う若葉の候の爽やかさを感じさせてくれました。

今年からすみれでは業務の一環として農作業に取り組む事になりました。

年頭の方針説明で新しい取り組みの大きな柱としてスタッフに告知しておりましたが、消費税増税の煽りのドタバタのなか、なかなか具体的に時間をかけてスタッフを畑に連れ出す事が出来ませんでしたが、なんとか半期が終わってしまう前に取り組みをスタートする事が出来てほっと胸を撫で下ろしました。

日曜日ということで、ちびっ子もお手伝いに来てくれて、頑張ってくれましたよ。

作業の内容はというと、まず三角ホーという鍬で土を起こし、トウモロコシの苗を30cmおきに配って、その後ろから一つずつ丁寧に土をかぶせて植える。

という至ってシンプル且つイージー、非常に順調に進みました。

それもこれもお手伝い下さっているキャルファームの大西さんの段取りの良さに拠るものですが、少しずつ慣れて行っていつか自分達で全てをまかなえる様になりたいものです。

植え込みの作業の後はチンゲンサイや小松菜、新玉など、すっかり育ったモノを収穫させてもらい、

大満足。(笑)

土を耕し、種を植える。

芽が出るまで水をやり、芽吹いた後は雑草を引き、虫から守る。

育った果実は全て食べてしまうのではなく、次の種まきに取っておく。

私たちすみれが建築の世界で目指して来たビジネスモデルとはまさに農業と同じサイクルでした。

職人、設計者を守り育て、

高い付加価値と、確実な仕事で顧客からの信頼を得て、

ご縁を頂いた方に対する積極的なアフターフォローを行なってその信頼を固めて行く。

その信頼を種にして次の仕事を受注させて頂くというサイクル。

スタッフ全員が畑に出て実際のそのサイクルを体験することで、私たちが取り組んで来た農耕型工務店のモデルが如何にシンプルで如何に凄い事かを体感し、体得してくれると思っています。

モチロン、安心で安全な食物を育て、みんなで食することで健康になろう!という大きな目標も有りますよ。

たくさん出来始めたらお裾分けしますので、お楽しみに。(笑)

普段慣れない姿勢で、使わない筋肉を使うという事で、心地よい疲れを感じながら帰途につきました。

キャルファーム大西さん、ありがとうございました。

ご指導、ご教示のほど、宜しくお願い致します。

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おまけ。

すっかり元気なのですが、まだウンチがでません。
どなたかアドバイス頂けませんか?

いい続け、やり続ければ願いは叶う。

今日は雨模様の東京からスタート。

日曜日にランニングできなかった分を取り返そうと、バックの中にスニーカーを忍ばせて出張に来ましたが、思いのほか強い雨足に心折れて残念ながら断念しました。

憧れの皇居ラン、次回の出張の時までとっておきたいと思います。(^_^;)

出張も今日までおしまい。
しかし、朝早く新幹線に飛び乗って帰ってきたのは,大阪まで、、

昼から夜遅くまで高気密高断熱住宅をマニアックに研究する、新住協というNPO法人の研修会に参加しました。

国からの常識になるであろう住宅の性能を数値で表す計算ソフトの使い方を基礎からおさらいしてみっちりと教えてもらったり、最先端の取り組みをされている設計事務所さんの試行錯誤の検証結果を聞かせて頂いたりと非常に充実したいい研修会でした。

会沢さん、宮井先生いつもありがとうございます。

さてお題目は今回の出張の中でいちばんうれしかった出来事です。

私たちの事業の目的は、建築を通して地域社会の人々に貢献することです。

そのためにやるべきことが山ほどあって一つ一つをこつこつと積み重ねて遥か高い山を登っている最中というのが私たちの現状です。

地域社会への貢献といってもいろいろな方法があり、基本的にはご縁を頂いた1人ずつのお客様に満足いただいて安心した暮らしを営んでもらうことだと思っています。

それを叶える基盤を整えるために絶対に必要なことが、ものづくりの作り手が安心して働ける環境作り。

日雇い制、日給制などの不安定な働き方が常態化している今の建設業界において職人の正規雇用、そして社会的保障をしっかりつける事から地域に貢献できる実力を持つ足がかりになると思っています。

職人の社会的地位の向上は私たちモノづくりの会社がまず実現しなければならないミッションなのです。

うれしかった出来事とは、昨日のクライアントのお店のオープンに駆けつけてくれた、関東方面の現場の塗装工事を全てサポートしてくれている栗田塗装の若き社長が言ってくれた一言。

「俺ね、社長のマネと言われるかもしれないですけど、職人の社会保険と厚生年金の加入をしたんですよ。」

「職人に安心して働いてもらわないとまともな仕事はできないですよやっぱり。」

とのこと。

大工を社員にして莫大な金額の保険料を支払い始めた時、なんてバカなことしてるんだと随分と言われた覚えがあります。

「そんなことしたら利益食われて潰れるで」

とも。

しかし今振り返ると、間違いなくスタッフが現場で積み重ねてきた信頼が実を結んでリピートやご紹介をいただくことで何とか経営が成り立っているのが事実だと思います。

やっぱり結局、企業は人なり。なのです。

そんな私たちがやってきたことを追いかけて、目先のお金にとらわれず工事の品質に磨きをかけようとする若き事業者が現れたことは、本当に嬉しくて、ガラにもなくうるっと来てしまいました。

しかも遠い横浜の地でそれを実践してくれるということで、そしてその職人さんがまたすみれの現場にきて活躍してくれるわけですから、私とってはたまりません。

願が少しずつ叶っていくのを実感した次第です。

クリちゃん社長。

私にお手伝いできることがあれば何でもやりますので、いつでも何でも言って下さい。

今後とも末永くよろしくお願いします。

職人万歳。

厳しい時ほど真価が問われるよね、

気付けばもう週末、というか3月も折り返し。

忙しいと言いながら、毎日目の前のことを片付けるだけであっと言う間に時間が過ぎ去っていく。

そんな感じです。

光陰矢の如し。とはよく言ったものです、いたく同感する毎日です。(^_^;)

今日は朝から新しくお声がけ頂いたエクステリア工事の案件の調査に行ったり、夕方からは兵庫の駅前で行っていたお寿司屋さんの店舗の完工確認、夜は工務メンバーとミーティング、その後はニュースレター原稿書きと朝から晩まで忙しく過ごしました。

来週月曜日に兵庫駅前にオープンされる神戸寿司清隆さんは、物件の確定からオープンまでなんと1月半。

ずいぶんとスピードをあげて担当の姫井くんが完成までこぎつけました。

現場に行ってみると、少し疲れがにじんでおりましたが、実はそれは他のメンバーも同じこと、休日出勤や残業はもとより夜間工事まで工期を間に合わすためにみんなそれぞれに主体的にやってくれてます。

今日のミーティングでも話をしましたが、こんなに忙しいことが永遠に続くわけではなく、半年ほどすればすっかり普通に戻るどころか、消費税増税のあおりで一気にマーケットが冷え込む可能性もあります。

その時の頼りの綱は顧客からの信頼のみ。

工期を守ることは建築会社にとっては最重要のミッションです。

しかし、工期を守ることは目的ではなくあくまで信頼を得る為の手段の1つであり、この忙しい時にこそ丁寧な仕事でお客さんからの信頼を勝ち取らねばならないと思います。

工事を終えた後のお客様宅での何気ない会話に(いい意味で)噂に上るぐらいでないと、信頼に基づいたご紹介やリピートはあり得ない訳ですが、それをやり切れるのが社員大工による直接施工の我らすみれのモデルであるはずだと、しつこく訴えておきました。(^_^;)

工事品質とはすなわち職人品質。

職人品質とは職人の人間力の高さしかありません

人間力の高さとは謙虚な心を持ち、相手の立場になって物事を考えられること、そしてプロとしてのプライドを存分に発揮してものづくりに当たることだと思います。

それぞれの現場でその強みをいかんなく発揮してくれたとき、どんなマーケティング手法より効果を発揮すると思うのです。

そんなこんなで工務部のみんなよろしくお願いします。

もう少し、頑張って~。(^ ^)