ありそでないこと。

台北に来てます。
やっぱり、緯度が沖縄より南ということで、暖かい、と言うよりはもう汗ばむくらいの暑さです。
夜に着いた桃園空港の温度計は22度を指してました。
突然に決めた出張ということで、何から何までドタバタ、ろくに準備をする時間も無かった状態のまま飛び出してきましたが、こんなことで大丈夫かしら、と思ったらやっぱりあんまり大丈夫では有りませんでした。
そもそも、出発も遅れましたが、空港へと向かうリムジンバスに乗り込むと、高速道路が渋滞で到着が遅れるかも、と嫌なアナウンスが流れ、、
しばらくすると、やっぱり停滞しているようですから、と高速をおりて一般道を走り始めました。
嫌な予感がしたとおり、空港のチェックイン時間に10分間に合わず、空港のカウンターに行くと、「搭乗はして頂けません、」とキッパリと言われてしまいました。
飛行機の乗り過ごし、、あり得んわ、、
ま、そのうちいつかやるとは思っていましたが、とうとうこの時がきたのか、と。(苦笑)
なんとか、4時間も後の便に変更して何とか日本から飛び立つことが出来ました。。

国際線の飛行機に乗り遅れるなんて、あまり聞いたことが無いはなしですが、とうとうやっちゃいました。(涙)
で、台北に到着してホテルにチェックインしようと行ってみると、有るべきところにホテルが無い!
ずいぶん歩き回って探しましたが、どんなに探しても見つかりません。
ネットで調べ直すと、なんと!全く違う場所が出てきました。
あり得へん、とブツブツ文句を言いながらタクシーで移動してみたら今度はホテルなのに看板が上がってない!
カタコトとも言えない英語でフロントに電話して短パンTシャツ、サンダル履きのフロントマン?に表まで迎えにきてもらいなんとか辿り着きました。。

一昔前までインターネットのことをバーチャルと言ってましたが、今ではすっかりリアルな情報として信じ込む様になってしまっていて、ホテルの予約のサイトの地図が間違っているなんて夢にも思いませんでした。。
あり得んわ、、
そんな波乱の幕開けとなった台湾出張ですが、気を取り直してせめて仕事は何とかうまく行く様にしたいと思います。
明日は少し早起きして、リセットしてから出掛けたいと思います。

 

 

すみれ建築工房の目指すサイクル

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エネルギーの法則


もう大丈夫やろ。
と、そろそろ4月も中旬に差しかかり寒くなることはないとタカをくくっていたら北海道ではまだ雪が降っているらしいですね、
神戸も今朝はまるで冬の様に真っ青な空が広がりました。
心無しか、花粉の飛散も少ない様でした。
午前中は夕方の打ち合わせ用の鉄骨造の住宅の変更図面を(自分で!)書いたり、約束してたミーティングをこなしたりとバタバタとこなし、昼からは基礎の着工現場へ。
コンクリートの打継ぎの止水工事をする一瞬のタイミングに合わせて現場にて施工の確認をしました。
現場でネチネチと細かなことをしていると、基礎の型枠を組んでくれている若衆がやってきて、
「社長の長靴があんまり格好いいから探しまくってオレも買いました。」
とのこと。
なるほど、前から思っていましたが、彼は優秀な上に有望です。(笑)

その次の来月着工予定の物件の打ち合わせをこなしたあとは、珍しくビジネスコーチの四辻氏と食事をしながらコーチングを受けました。
通常は電話でして頂いているコーチングを面談でやるのはなかなか新鮮でいいものです。
新鮮な旬の春告魚(今回はメバルのこと、)をしゃぶしゃぶとオッサン二人で頂きながらビジネスからプライベートまで幅広い話題で盛り上がりました。

ビジネスコーチングというモノを受け初めて、かれこれ10年くらいになると思います。
ひょんなご縁を頂いて、興味本位から始めたのですが、我ながら良くまあ長いこと続けているなあ、と思います。
実際、その継続のお陰で私は大きく変わることが出来ましたし、それに連れて会社も大きく変化することになりました。
自分との約束をコーチに対して口にして、それを守れたを検証する機会を定期的に持つことで、緊急性の高くない重要なことにアプローチ出来るようになったのは間違いないと思っています。
お陰さまで人間的にもずいぶんと成長させて頂いたと感謝するばかりですが、最近特に思うのは、私が少しずつ成長したと同時に四辻コーチもどんどん新しい四辻氏に変っており、その成長というか変貌に私も引っ張られていると言うこと。
もし、私が全く何も成長の為の行動をとらなかったとしても、廻りの人が成長するのに連れて、自動的に上へ上へと引っ張られているのだという事に気付かされました。
魂のレベルというか、身に纏っているオーラというか、守護神というか、とにかくそんなものが見れる林さんにもとても良い状態だと褒めて頂いたことも有り、今夜のコーチングは大きく背中を押してもらった気がします。

エネルギーは高いところから低いところへ、多いところから少ないところへ流れて行く。
そして人の持つエネルギーとか化石燃料の様に枯渇するものではなく、際限なく湧き出させることが出来る。
私もエネルギーを頂くばかりではなく、自己発電を延々と続ける事が出来る自立循環型人間になれるように精進したいと思いました。
成功の真理も聞けたしね。(笑)
四辻コーチ、林先生、本日はありがとうございました。
己の進む道を信じて邁進します!
 

 

 

 

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スマホはもはやオレの臓器!?

JUGEMテーマ:日記・一般

昨日の朝はちょっとしたトラブルが有り、連絡が取れなくなっておりました。
といっても、水曜日は一応、すみれ事務所は定休日ということで一日くらい連絡が取れなくなっても大したことは有りませんが、ケータイを持ち歩く様になってからは、いつでも連絡が取れないと仕事にならないような気がするから不思議です。
私が社会人として働き出した頃は確かケータイどころかポケベル(死語か、)もそんなに普及していなかったと思います。
ポンっと出掛けたら一切連絡がつかない生活だった訳ですが、全く不便を感じたことは有りませんでした。
今では、電話をかけるだけではなく、車のナビゲート、カメラ、コンパス、懐中電灯、ラジオ、等々、いろんな役目を担ってくれるスマホが無いと、生活が成り立たないと思う程、それが使えないと不安で一杯になってしまいます。
人間は環境の生き物と言いますが、その順応性にはいつもながら驚いてしまいます、
昨日のトラブルはこのもの凄く便利になったスマホが私たちにもたらしたものは何かしら、とふと考えてしまう機会となりました。
私たちがスマホを使いこなす様になって手に入れたもの。
いろいろと有りますが、シンプルにまとめて行くと18世紀の産業革命に匹敵する大きな時代の変わり目だと言われる『情報革命』に連動してそれを支えるツールとして、というよりその革命を世界の人々に波及させる大きな役割を担っているのではないでしょうか。
そして、情報化社会になって手に入れられるものは、『時間』です。
手のひらにインターネットをつなげて世界中のありとあらゆる情報を集めて、それを判断材料に行動することは劇的に時間の短縮となります。
非常に効率的です。
しかし、何か違和感が残る気がして、私たちが手に入れたものの代わりに失ったものは何か?と考えていたところ、ラジオから面白いフレーズを連呼する歌が流れてきました。
♪スマホはもはや俺の臓器♪って、(笑)

 

「ファントムヴァイブレーション」MV(映像制作・監督 加藤マニ)

歌っているのはキュウソネコカミというインディーズバンドの様です。
なかなか示唆に飛んでいるっていうか、要するにスマホあるあるですが、(笑)
この歌を聴いてみて、私たちは仕事や行動の効率化によって時間を手に入れた代わりに、ゆっくりと時間をかける、という選択肢を無くしてしまった様な気がしました。
人生とは、人が生きている時間のこと。
時間が人生を構成するパーツだと考えると、時間を手に入れる、という事はスピードを上げるだけが方法論でないはずで、
逆に、今の時間そのモノが人生ならば、早くなく、ゆっくりでも豊かな暮らしを目指すと言う選択肢が有って然るべきな気がします。
スマホを手放すことが出来る様に、方法論を考えてみたいと思う出来事でした。

 

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花粉注意報。

最近のYahoo!天気予報をあけてみると、

このマークと共に花粉情報が一番上に表示されています。
私が子供の頃は花粉症と言う言葉自体になじみが無く、花粉の飛散量がトップニュースになるなんて考えられませんでした。
人工林が整備されないまま木が成長してしまっている、とか、花粉と一緒に化学物質が飛散している量が増えて、それらが一緒に体内に入るのが原因になっているとか、花粉症の患者が爆発的に増えた原因はいろいろと言われておりますが、私は小さな頃に小児アレルギーを直してから、アレルギー的な症状に悩まされる事無く、花粉のつらい季節なんて今まで全く関係なく過ごしてきました。
ところが、昨日六甲山の山裾の現場に行って高台で遠くが薄く霞むような景色を見て、なるほど、黄砂じゃなくって花粉で空気は霞んや、と改めて花粉の威力を認識したとたん、鼻がムズムズとしてきて、、
鼻水と咳が止まりません。(涙)
今まで他人事だと思っていた季節の風物詩に参加出来ることになりました。
ま、昨日今日と花粉の飛散がピークだという事でしたので、飛散量が少し収まるとにわか花粉症も収まってくれるのかも知れませんが、、
花粉症といっても疾患の一つですから、無いに越したことは有りませんが、なってしまったものはしょうがない。と諦めて、これを機に、前から興味が有った薬の服用以外での治療を自分の身体で試してみれるかも、と楽しみにしたいと思います。
ピンチはチャンス!
でも、あまり酷くなりません様に。。(祈)
 

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おまけ、
そんな花粉が多かった夜は諦めかけていたところに思いがけずお誘い頂いた夜桜でのお花見。

夜は少し冷え込んだことも有ってか、やっぱり花粉症なのか鼻をくすんくすん言いながら美しくライトアップされた桜を楽しみました。
アルバトロスチャプターの皆様、ありがとうございました。
 

葉を落とすシマトネリコ。

すみれの社屋の前に一本の木が植えてあります。
いわゆるシンボルツリーと言うやつで社屋の建設が竣工した際に記念に植えました。
シマトネリコと言う常緑樹。
きれいな緑の葉っぱが年中ついていて、今のからの新緑の季節はピカピカの緑が映えてとてもいい雰囲気を醸してくれて、個人的にはかなり気に入っています。
お客様先でも庭先に植える木は何がいいと聞かれると、(お家の雰囲気にもよりますが)よくお勧めします。
毎年でがありませんが小さな綿菓子のような花がたくさん咲き、その後羽がついた種子を飛ばします。
初めて花がさいたのは植樹をしてから5年ほど経ってからだったと思います。
その当時は花が咲くことを知らなかっただけに、もの珍しくて嬉しかったのですが、ここ最近はその種子の掃除に頭を悩ましています。(苦笑)
まぁそれもご愛嬌。木と一緒に住むという事はそういう事なのだと最近は思うようにしています。(笑い¥)

今日の昼、仲良くしてもらっている造園屋さんの藤井プロに呼ばれてエクステリアの現地調査に行きました。
そのお宅の庭に植えてあったシマトネリコの葉っぱが少し寂しいのか気になって、プロである藤井さんに聞いてみました。

聞くところによると、六甲山の麓の高台にあるその場所は街中よりはずいぶん寒いらしくもともと南国生まれの樹木は厳しい環境に耐えるために自らを落とすらしいのです。
熱の放出を抑える省エネ化、とのこと。


建築設計と同じですが、省エネってカタチで出来ることがたくさん有るのだと、そしてそれは自然の生き物が生まれながらに持っている遺伝子の中にも組み込まれているのだと、感心してしまいました。
すみれのそれとは全然違う木の様に見える程、葉を落としたシマトネリコを見て、自然の適応力と合理性を改めて見せつけられた気がします。
それでも年月と共に根を張り、幹をを伸ばし枝を貼っていくというその姿はすべてのものが持つ生命力の強さを感じさせられました。
適応するものだけが生き残る。
ダーウィンが進化論の中で説いておりましたが、私たちもその強さを身につけたいと思います。
 

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新しい時代。

昨日の大荒れの天気の影響か、今朝の神戸はずいぶん冷え込みました。

しかし日が昇ると春らしい日差しに照らされて日中は随分暖かくなり一安心。

昨日は1日中雨という天気予報でしたが、朝目覚めてみると朝日が顔をのぞかせてました。

ラッキー!と喜んで先週1週間飛ばしてしまった日曜日の朝の習慣であるランニングに、雨が降り出す前にと急いで出かけました。

春の海、そして1年に1度きりの花見run。

青空には恵まれませんでしたが、満開の桜並木の下を走るのは本当に気持ちのいいものでした。

走り終わるのとほぼ同時に雨と大粒の雹が降り始め、早起きしてよかったと胸を撫で下ろしました、相変わらずツイてます。(笑)

さてお題目、実は私非常に格闘技が好きでして、最近はめっきりと離れてしまっているので「好きです」というよりは「好きでした」という方が正しいぐらいですが、、

子供の頃、好きだった女の子がなぜか向こうの方も好意を持ってくれてたようで、彼女から勇気を振り絞って自宅に電話をしてきてくれたことがありました。

飛び上がるほど嬉しい出来事だったのですが、なんとその時、カンムリワシ具志堅用高のタイトルマッチの放映が丁度始まった時だったのです。

その時私がとった行動は、好きだった女の子よりもカンムリワシを選んで、後でもう一度電話かけ直してきて、と言って電話を切ったのを今も覚えています。(笑)

後でその女の子に聞くと、

「勇気を振り絞って電話をしたのにその態度は何よ!」と随分憤慨していたとのことです。(苦笑)

そんなことを思い出しながら、昨夜は久しぶりにWBCのタイトルマッチを見ていました。

井上尚弥選手20歳、アマチュアで輝かしい成績を収めていたにしてもプロデビュー6戦目にして史上最速での世界挑戦となった昨日の試合では28歳の世界チャンピオンが文字通り手も足も出せないまま一方的な敗北を喫しました。

身体能力の違いとか筋力の違い、動体視力違いと井上選手が勝っていた事はあるにしてもプロでたった6戦目の選手がここまで圧倒的な力の差を見せつけてチャンピオンを倒すとは本当に驚きました。

昨夜のタイトルマッチを見て感じたのは新しい時代の幕開けです。

ハードパンチャーと言われていたチャンピオンの拳が空を切り続け、得意の接近戦に全く持ち込めないのは井上選手が徹底的にチャンピオンの戦法を研究しその対策をしっかりと講じていたからなのだと思います。

対戦相手の研究など、今時アタリマエだと思いますが、その精度が決定的に違っていたのではないか、と。

ハングリー精神と言うメンタル面の強さが最も大事だとされてきたボクシングの強さの定義が少し変わったのを感じたのです。

モチロン平成生まれ、ゆとり教育の世代でもあると思いますが、円周率を『3』で育ったような今時の若いモンは、という批判めいたことをその世代の若者に言うのを控えなければ、とも。

価値観の違いは私たちがもっていた泥臭い強さに興味が無い代わりに、違う次元のしなやかな強さを培っているのではないのかも知れません。

でも、四角いジャングルや空手バカ一代、明日のジョーやリングにかけろで育った私たちおっさんの心に火を点してくれることが出来る訳で、、

彼が作って行く新しい時代見守って行きたいと思います。

いよいよダイバーシティーの時代です。

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花は心、種は態。

花冷えと言うのでしょうか、

今日の神戸は朝から強い風が吹き時折雨も降るなどで肌寒いいちにちとなりました。

朝一番は、やっぱり工事現場へ。

鉄筋の組み立ての前にこの地に出来上がる家の末長い幸せを祈りながら宮司さんからお預かりしていた鎮物を納めに行きました。

その後はまだまだ続く引き渡しや残工事の打ち合わせで走り回り、やっとデスクに座るころには(やっぱり)夕暮れを迎えておりました。

相変わらずいちにちが過ぎるのが早いこと。。

さてお題目は、そんなドタバタした毎日を過ごしながらふと思い出した世阿弥が残した言葉です。

能の大成者である世阿弥は稽古を重ねて修行を積み重ねる心得を年代に分けて説いています。

風姿花伝の第一章の年来稽古条々では7歳頃から傾向始める能の修行を7段階のステップに分けられており、

「花の散るから美しい。」

の花とは、少年期の12、1 3歳の頃のことを指して能における最も幽玄な美しい年代として最大級の賛辞を送っています。

しかし、美しく咲き誇る花は時分の花であり、まことの花ではない、と言葉を続け、

このころの稽古、やすきところを花 にあてて、わざをば大事にすべし。はたらきをも確やかに、音曲をも、文字にさわさわとあたり、舞をも、手をさ だめて、大事にして稽古すべし。』

と、戒めています。

いみじくも、今は桜の季節、増税を機に需要が大きく跳ね上がった建築業界もまたそんな危うさをもった季節にあるような気がします。

世阿弥が能楽の理論書としてまとめた風姿花伝の最後の章には

秘する花を知ること。秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず」

という有名な言葉と共に、因果応報の原則を繰り返し述べられており、『花は心、種は態。』という人としての在り方を見つめる事が芸を実らす根本だと説かれております。

美しくも儚く咲き誇る桜をみて、そんなことを思い出しました。

忙しいとき程、地に足をしっかりつけて、将来に向けて種を撒く事を忘れない。

大事な事はやっぱりそんなことなのかな、と。

満開の桜を愛でながら酒を飲む時間を持てぬ負け惜しみです。(苦笑)

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終り悪ければ全てダメ。

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快晴のお朔日。

今日から消費税が8パーセントに上り、増税前に駆け込んでの商品購入は昨日まで。

建築の世界でも、昨日までの完工は5パーセントで今日以降終わる工事については8パーセントとなります。

期が変わってすっかり落ち着くという業態もあるかも知れませんが、私たちはなかなかそうもいかないようです。

昨日までは神戸市内の現場の完工確認やお引き渡しに走り回り、今日からは関東方面などで月末に工事を終えたお店のレセプションやオープンに向けて旅立ちます。

家づくり、店作りなど現場でのものづくりは企画やプラン、プロセスも大事ですがやっぱり最終的に重要なのは出来上がりです。

そして、私たちの価値を認めて貰えるのは、そのあとの暮らし。

『終わりよければ全てよし。』

と言う言葉がありますが、逆に言うと終わりが悪ければそれまでよかったとは一切無に皆してしまいます。

特に、建築業の場合は出来上がった実際のものを確かめてからご契約いただくではないので、出来上がりが顧客のイメージに沿ったものであるかどうかの確認は非常に重要です。

そこでのお客様との約束を守るということが私にとっては、何を差し置いてでも最も緊急かつ重要な仕事であり、ここだけは絶対に外せない部分になります。

ですが、残念な事に消費増税に煽られて完工が集中したここ最近、危惧していた通り、工期の延長、引き渡し時の残工事、そしてあってはならない工事ミスによるクレームが続き、責任者としての対応に追われる日々が続いています。

住宅設備、建材メーカーによる納期遅れから始まった歯車の狂いは施工順序が入れ替わるなどのイレギュラーを火種にしてあちこちに燃え広がってしまいました。

普段は現場に出ない私自身も、工務部長も現場に入ってなんとか火消しに務めていますが、それも全ての現場までは修正出来る訳も無く、現場の担当者も必死に頑張ってはくれていますが、完璧とは言えないまま工事完了の期日を迎えてしまう現場が続出。

施工力を強みとしている工事会社が絶対に陥ってはならない状態になってしまった事を受けて、十数年間かけて作ってきた私たちの組織の脆弱性を改めて知らしめさせられる事になりました。

今後の課題として真摯に取り組みたいと思います。

そんなわけで、やらねばならないこと、お待たせしていること等々たくさんありますが、とにかく今の最優先はお客様先ということで、現場を駆けずり回る毎日となってしまっている次第です。

お待たせいただいている皆様、もう少しで平常営業を取り戻せると思いますのでもうしばらくお時間をいただけるようにご理解のほどお願いします。

言い訳がましいとゆうか、、

ただの言い訳のブログですみません。(汗)

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大人の対応か正義感か。

1週間の立ち上がりの月曜日。

にして3月の月末にして年度末。

消費税5パーセント適用の期限と言うこともあり、工事完了の引き渡しが今日もギリギリまであったりといちにち忙しく走り回りました。

現場のほうはやはり歯車が狂ったままで普段ではあり得ないようなミス、トラブルが連発して対応に追われまくるし、、

安倍政権が行っている大いなる社会実験に振り回される毎日ですが、年度末となると助成金の申請等の期日も重なりもうドタバタ。

そんな中ある弁護士事務所から催告書なるものが届きました。

この忙しい時になんやねん!

と、封筒を開けてみると、先日、居抜きのままリニューアルopenされる店舗の厨房の掃除をした際に階下の店舗に水漏れしたことの賠償金を支払えというものでした。

お客様の要望は長年営業した店のリニューアルに伴って厨房器具をピカピカに清掃してほしいとの事でした。
当然水を使います。

店内から1段上がった厨房にはグリストラップが据え付けられてあり、床はモルタルで押さえてあります。

どこからどう見ても水を流して清掃するような仕様になっているのですが、あろうことか二階にある店舗にもかかわらず防水工事されていなかったのです。

今までどうやって営業していたかほんとに不思議ですが、、

水漏れが発生したとき、第一報があったのは

「グリーストラップの清掃で穴を開けたようだ」

とのことでした。

それは大変だと思い現場に行ってみるとそんなことはなくて、次は

「配管に何か突っ込んで配管を割ったんだろう」

と言われました。完全に言いがかりのレベルです。

私が現場にいったときには建物管理会社の担当者の指示で房の土間コンクリートを割って配管を調べていました。

結果、配管には異常なし。

そのかわりコンクリートを割ってみたら防水工事がなされてないということが発覚したのです。

建物の管理会社、テナントの借主の誰もが知らなかった新事実です。

これには私も驚きました。

弁護士さんから届いた催告状には、

「水を流してもいいかと言う確認義務を怠わり、金たわしでゴシゴシとグリーストラップの枠をこすってで穴を開けた。」

とありました。

こうなると言いがかりを通り越して完全に捏造です。

工事賠償保険に加入をしてるし保険会社にお願いすれば賠償金の支払いもしてくれると思うのですが、こんなことがまかり通ることがやっぱり許せなくて、まずは事実関係をちゃんと明らかにしてもらえるようにと弁護士さんにお願いしました。

弁護士さんの返事は、

「金払えって言っているのに金を払う気がないんだったら訴えるだけや。」

といたって乱暴な回答でした。

これにも少しびっくり、弁護士さんって結構や。。みたいな職業なんですね。(^_^;)

この忙しい時にこんな事している場合では無いのですが、、

続く。

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そして、

非常事態宣言。


季節はすっかり春爛漫。
なんとなく心が軽くなり、そろそろ花見を楽しみにするような良い季節になりました。
が、建築業界はまだまだそれどころではなく、ドタバタが続いています。
今日も朝から着工現場へ、

実はわたくし、新築工事の基礎担当ということでして、着工時の墨出しの立ち会いに行きました。
その後は木造の住宅を診療所へと大改装するリフォーム計画の設計精度を上げるための解体調査、
そのまま引き渡しが迫っている現場の外構の仕上げと、作業服を着込んで現場を駆けずり回りました。
普段は、めっきり現場で作業することがすくなくなった私がこれだけ現場に行かなければならないということは、要するに現場担当者がパンパンに忙しいという事です。
忙しいというのは非常にありがたいことではありますが、良いことと悪いことはいつも背中合わせ。
こんな時に限って事故やクレームが起きやすいのでくれぐれも注意しようと以前からスタッフには注意を喚起してきました。
しかし、心配事は大体的中するものです。(涙)
昨夜、マンションリフォーム現場であろうことか漏水事故を起こしてしまいお客様に多大なご迷惑をおかけすることになってしまいました。
同じマンションに住むお知り合いから勧められて、と、私たちにご依頼をいただいたのですが、ご期待に添えきれない、非常に残念な結果になってしまいました。
夕方、プランニングの担当のかなちゃんと一緒に謝罪に行って、「私たちにできるだけの対応を真摯にそして迅速にさせていただきます。」とお伝えしました。
いつもはうまく回っている歯車が少しずれるだけで結局このようなことが起こってしまうのだということと、その発端となる小さなほころびを見つける力が事務所と現場の両方のスタッフ全員に必要なのだと改めて感じた次第です。
社内のSNSでは、非常事態に陥っていると改めて宣言をしておきました。
S様このたびはあってはならない多大なご迷惑をおかけ致しました。
本当に申し訳ありませんでした。
そして、大事な事は失敗を企業のトップが謝りに行くことではなくて、今後の現場でのしっかりとした対応であることを理解しております。
スタッフ全員で力を合わせてこの緊急事態を乗り越えて、失いかけている顧客からの信頼を取り返すことに全力を尽くしたいと思います。
問題が起きた時こそ企業の本質が見えるとき。
ピンチは常にチャンスの呼び水でありそれをしっかりとつかめるかどうかはスタッフ全員がどれだけ顧客の立場に立って物事を考えられるかに尽きると思います。
やっぱりお願いして良かった、と最後に言ってもらえるようにあきらめないサービスに全員で尽くしたいと思います。
皆さんよろしくお願いします。

 

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