春告魚@神戸

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あっというまに3月。
一月は行き、二月は逃げ、といいますが、本当に月日が流れるのが早かった気がします。

お朔日ということで、いつもと同じ様に近所の総社さんまで朝のお散歩に行き、今月もひと月おたのもうします、とチャリンと小銭を置いて、お願いしておきました。

おかげさまで、非常に忙しくさせて頂いておりますが、忙しいのも少し度が過ぎると逆に大きなリスクになったりします。
オーバーワークが祟って、スタッフが体調を崩したりしてしまうと忙しくして働いているいる意味が無くなってしまうし、お客様にもご迷惑をかけてしまうことにもなりかねません。
良い仕事は無理の無い、少しばかりの余裕を持って進める事と、ご神体に手を合わせながら自分に言い聞かせました。
昼からは垂水漁港の近くの商店街のお客様先にリフォーム&建て替えのご相談に伺いました。
駅前の再開発が計画されては進まず、を繰り返している古い街ですが、一部解体が進んでいるところも有ったりと春になったことに足を揃える様に新しい息吹が息づいているようです。

そんな商店街の風景。
漁港のすぐ近くのこの商店街では昼網という、午前中の漁で水揚げされた魚が店頭に並びます。

丁度昼過ぎに通りかかったら、魚屋さんの前には行列が出来ていました。
『春告魚』
ニシンやメバルの事をこのように呼ぶのが一般的ですが、ここ神戸では春を告げる魚はイカナゴの新子です。
今年は昨日がそのイカナゴ漁の解禁日で、早速どの家庭でも春の風物詩であるイカナゴの釘煮を炊くべく、イカナゴを買い求めておりました。
一昔前、IHクッキングヒーターが普及し始めた頃、春に釘煮を炊くのにガスコンロじゃないとダメだから、と言われて神戸ではなかなか売れなかったという経緯がある位、重要なイベントです。
自宅で炊いたイカナゴの釘煮を全国の親戚や友達に発送する強者も結構いたりします。
私も毎年そのお裾分けの恩恵に与っておりますが。(笑)

とにかく、もう春。
今年も立ち上がりの時期を過ぎて本格的に取り組みをスタートさせるべき時期になりました。
まあ、なにかと色々有りますが、とにかく春の陽射しも差し始めますし、明るく前向きに進んで行きたいと思います。
みなさん、よろしくお願いします!
 

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おまけ、夜は幼馴染みの結婚をお祝いする会でした。

なんだかほんわかした時間を過ごす事が出来ました、幹事さんに感謝です。
30年経っても変らない物もある。(笑)

知っている事とやる事は違う。

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さすがにこの繁忙期、というか消費税増税前の駆け込み需要がスパークしている時に1週間近い海外出張は堪えました。

しかも、ガッツリと現場で作業をしたりで、ホテルで優雅にPCに向かう時間も無かったりして、当分溜まり切った仕事に追い回される日々が続きそうです。

が、別に世界の終わりが来る訳でなし、流れて行く時間は大河の流れの様に滔滔とやって来る訳で、あまり焦らずじっくりとひとつずつを確実にこなしていこう、と思います。

ま、現実はそんなに悠長な事を言っていられる状況では有りませんで、、(苦笑)

お待ち頂いているクライアント様には、お詫び致します。

さて、お題目は久しぶりに見たTVに昨夜の遅くにハマってしまい、寝不足の解消を投げ打ってしまった件。

仙台に本社を置き、東北から全国へと発信を続けるアイリスオーヤマ社の大山社長にスポットをあてた、(オッサンに人気の番組)プロフェッショナル~仕事の流儀~です。

消費者目線に立った商品開発で数多くのヒット商品を連発し、アイデアマンとしても名を馳せる大山社長は社の掲げる理念の第一番目に『永遠に続くために利益を上げる』という、『絶対に倒産をしない、社員の幸せを守ること』という、内向きの目的を掲げておられました。

オイルショックの際に社員の半分をリストラすることで、会社を守った苦渋の選択を二度とする事が無いように、と、経営者をやめようかと思う程、あってはならないことをした後悔を忘れない様に、毎朝唱和をするんです、との事。

規模の大小に拘らず、経営者としての責任の一番はやっぱりそこなのだと、改めて思い、私も自分のやるべき事の第一義を再確認させて頂いた気がします。

東北の復興に寄与したいという想いから米の低温精米、低温保存、そして今までと違うルートで消費者に日本の文化としての米食をもう一度喚起したいと、新しい事業を立ち上げられている、という様なことも紹介されていましたが、その中で大山社長が言われたのは、

『知っている事と、実際にやる事は違う。』

実行実践無くして、どんな知識も価値無し。というトップの厳しい言葉でした。

考えてみれば、やればいいと分かっているのに行動に移さないことって、日々の細かな習慣から、ビジネスのアイデアやスキームまで、数えればキリが無い程有る様な気がします。

ただ、時間が無いとか、お金が無いとか、今はその時じゃないとか、単純にやりたくないとか。。

行動に移さない理由はいくらでもありますが、その中でも『やるべき事』という括りが有る様な気がします。

それだけは、あれこれ出来ない理由を付けるのではなく、やる理由、やれる方法をはっきりとさせて取り組むべきなのだということだと思います。

道元禅師の言葉を借りると、『まずは、知るべきである。』となるのかも知れませんが、まずは(何を為すべきかを)知り、実際にやる、という事に意識を置いてみたいと思いました。

たまにしか見ませんが、日本の深夜のTVは悪くないね。(^_^)

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火種は元から消し去ること。そして灯し続けること。

気がつけばもう週末。
というか明日で2月もおしまいです。
毎年1月はいき、 2月逃げるといいますが今年の2月の早かったこと、
史上最速ではなかったかと思っています。(笑)
年がいくほどに月日が流れていくのが早く感じるという理屈は、今まで生きてきた時間の総計に対して、いちにちであったりひと月だったり1年なので、生きてきた時間に対する比重が軽くなって行くからと聞いたことがあります。
それも確かにあると思いますが、ここ最近は出張がちで早朝や深夜の移動も多く、昨日と今日と明日の区別がつきにくくなっているからでもあるような気がしています。(^_^;)
そんなわけで今日も夜明け前に起き出して日の出とともに桃園空港を飛び立って帰国。

昼過ぎに会社に帰ってきてみるとたまりきった仕事がどっさりでした。
待ってましたとばかりにご連絡をくださった方も数名おられ、 昼食を食べるのさえ忘れて夜遅くまでドタバタと走り回りました。
ありがたいことです。
ありがたいといえば、この超繁忙期に1週間近くも事務所をあけたにもかかわらず、しっかりと仕事を進めてくれているスタッフの皆。

安心して今回のように新しいことに取り組めるのもスタッフみんなのおかけだと改めて感謝するばかりです。
いれば依存するけれどもいなければ自立する。
マネジメントとはそんな物だ、という風に聞いてなるほど、そうか、と考えた時もありましたが、実はそんなに単純な話ではなくて、いる、いないに拘らず、それぞれが実は凄いポテンシャルを持っていて、それぞれに与えられた役割をしっかりと認識して優先順位を守りながら働く能力を持っているのだと言う事が今更ながら身に染みてよくわかりました。
これが当たり前と思っていては、海外での事業なんかうまくいくわけがありませんね。。
知らず知らずのうちに身につけた自分たちの強みを今一度再認識することと、スタッフが日常であたりまえに行ってくれている業務が決して普通の事では無いということをもう一度よく認識したいと思います。
クレーム産業と言われる建築業界、そのクレームの火種を消し去るには、ひとえに関わるスタッフ一人ひとりの人間力、顧客に対する誠実、真摯な姿勢しかないと思います。
そしてそれを育てるのもまた、理想を目指して進んでいこうとする熱い心に火種を灯し続けることだとも。
(言葉ではなかなか言えないのですが、)心から感謝を込めて、ありがとうと言いたいと思います。
深謝。
 

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人を変える、場所を変える、時間を変える。

昨夜もガッツリ現場に詰めて、時間との闘いとなった手直し工事もなんとか目処をつける事が出来ました。
今日は少し時間を見つけて持ち越していた週に一回のトレーニングがてら、ホテルから現場までの往復12kmを走ってみました。

工事の最後の仕上げ、清掃と片付けを終えて、ホテルにもどるついでに少し足を伸ばして建国の父とされている孫文が祀られている国父記念館へと立ち寄ってみました。

蒋介石を祀っている中正紀念堂とは少し雰囲気が違うような気がしましたが、直立不動の衛兵が二人守っているのも同じで今も台湾の国を上げて尊敬の対象になっているのを窺い知ることになりました。
中国、日本の近代史を読み返してみると孫文、蒋介石共に様々に評価が別れているのを目にします。
しかし、やっぱり台湾では尊敬の対象であり、現代も国民の規範という位置づけになっている様でした。
歴史の評価は評価する立場に寄って大きく異なります。
その意味では、本質を捉えるには現地での実際にそこに住まう国民の歴史観や評価に耳を傾けてみるのは非常に意味の深い事なのだと思いました。

人間が変るには3つしか無い、という風に言われます。
1、付き合う人を変える。
2、活動の場所を変える。
3、時間配分を変える。(習慣を変える。)
がその3つですが、今回の海外での仕事はその3つとも当てはまる体験となった事で、私の中でなにかが変った様に思います。
具体的には、人との価値観の共有の方法やリスクヘッジに対する考えかた、そして海外事業に取り組む時に先んじて取り組んでおられる関さんにアドバイスを頂いていた、『諦めること』に対する認識です。
どんなに一生懸命に伝えても伝わらない事もあるし、私が出来ると思う事を現地の人では頑として出来ないと言い張るコトもある。
『しょうがないな、』と諦めないといけない事も多いと同時に、決して諦めてはいけない一線というものも確かに存在しており、その両立を価値観の違う外国の人と信頼関係を構築しながら進めるのは非常に困難なコトであり、しかし、難しい事だからこそそこにビジネスチャンスが埋まっている様に感じました。
振り返って考えるとそれは国内事業に当て嵌めても、言い得る事ではないか、と。
このような学びは、実際に体験せずに得られるものではなく、そこを乗り越えていく事で、私も『変る』という名の成長を遂げる事が出来そうな気がします。
このようなチャンスを頂けた事に、心から感謝致します。
また、誠心誠意私の要望に応えてくれた孫さんをはじめ、多くの職方の皆様にも御礼の言葉を述べさせて頂きます。
ありがとうございました。
謝謝。

とにかく、なんとか出来上がりました。

辛苦了!
 

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おまけ、ぶら下げてみました。(笑)

あたりまえ@台北

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急遽、台北にいます。

昨夜の便で遅くについて、一人で食事に出掛けました。

たまには街中の地元の人に人気なお店に入って見ようと思い、男性一人客が多い小鍋レストラン?に入ってみました。

四川風の鍋はとても美味しくて、やっぱり台湾での食事に外れはないわー、などと一人でほくそえんでおりました。

が、しかし、、

到着が遅かったせいで、どうやら閉店時間が迫っていたようで、私がひとりご機嫌に鍋をつついている廻りではまるで誰も客がいないかの様に淡々と店じまいが始まりました。

フリードリンク(だったはずの)お茶もさっさと片付けられて、最後は喉を詰めて、お茶を買う為に逃げ出す様に夕食を終えました。(涙)

私にはまあまあ衝撃的な体験でしたが、ま、これがここでは普通なのでしょう。。

常識、非常識の境って結局、判断する人の主観によるものであり、考えられない様な出来事も結局自分の思い込みだけだったり、逆に正しい、よかれと思って行なった事がとんでもない程いやがられたり、迷惑だったりする事も。

今回の台湾での初めて事業はそんな気付きで一杯となりました。

アタリマエのことをアタリマエに。

創業から今までの長い間目指して、社内でも合い言葉の様に信奉してきた考え方ですが、よくよく考えると、アタリマエとは即ち常識の範疇のことであり、自分が気付かないうちに主観に寄った独りよがりの価値観を押し付けていることがあるのでは、と(今更ながら)ふと思いました。

そう考えると、今回の台北の現場でのトラブルは私の中途半端なアタリマエの概念が細かなチェックや説明を出来なくした原因なのかも知れません。

あたりまえやろ、

という言葉程、独善的で威圧感のある、全ての論理的検証を無に返してしまう言葉はないのかも、、

アタリマエとは、お天道様が東から昇り、西に沈む様に万人に問えば万人がYESと答える事。

そんな自然の摂理から少しでも外れるとただのごり押しにしかならないという事をようく胸に刻んでおきたいと思います。

辛苦。

謝謝。

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好事、魔、多し


今朝も寒いながらも爽やかな朝。
気がつくと2月も来週でおしまい、ということになっており、まだ実感は有りませんが春はもうすぐそこに来ている気配もします。

今日は西宮で鉄骨造の新築工事の設計契約に伺って、そのまま市役所に地区条例や都市計画の確認に、

役所の担当者の方にとても丁寧に対応して頂き、気分良く次のアポに向かう事が出来ました。
夕方伺った全面リフォームのお客様先でもスムースな打ち合わせが出来てとても順調な一日となりました。
しかし、順調に思えるとき程、問題って起こるもの。
年明けから始まった海外での初めての工事は奇跡的とも思える程にうまく進んで昨日完成、オープンを迎えました。
しかしオープンした後決定的な施工のミスが露見してオープン早々大掛かりな手直し工事をしなければならないことになり、クライアントに大きなご負担を強いる事となってしまいました。
全て私の責任です。
好事、魔、多し。
一般的には、『好事魔多し、』とは順調にいってるときほど他からの邪魔が入りやすいという意味のようです。
今回、その邪魔というのは実は外部的な要因ではなくて自分の中にある問題ではないかと思いました。
なんとなく気になって引っかかってるものをきちんと片付けずに安易に見逃してしまうことが後々大きな問題に発展して結果的に自分の首を占める、それによってクライアントにも大きな迷惑をかけてしまう結果を招くことになるということ。
いつまでたっても相変わらず反省することばかりではありますが、人間万事塞翁が馬、きっちりとフォローしてもう一度信頼を取り返したいと思います。
それにしても、言葉の壁、習慣の壁、価値観の壁、常識の壁とはホントに大きいものです。
伝えたつもりが伝わっていない、判ってもらえていると思っている事が、常識の範囲外等々、人間本来のコミュニケーションの在り方をもう一度考え直す機会となりました。
好事、魔、多し。
いつも不安な気持ちを抱えているのではなく、リスクに対する真摯な態度を持って、アタリマエこのとをアタリマエに行なう心構えを持つ様にしたいともいます。
忙しいとき程、立ち止まって省みることでしょうか。
 

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3年越しの合宿。

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雪山にきています。

今日は月に一度の勉強会、「理念と経営を考える経営者の会」の番外篇ということで、大人の(というよりはおっさんの)スキー合宿です。
本来は経営者としての考え方や心構え、在り方など、たくさんの企業事例を見て、自分自身を振り返る時間という、心を鍛える勉強会なのですが、昔から『心身一如』といいまして、心と身体は非常に密接な関係があります。
心を鍛える仲間と一緒に、身体も鍛えてみるのもいいかも、(しかも、楽しければ尚よし、)という発案です。
そんなこんなで、オッサンばかり4人で白鳥リゾートに来ています。
いざ、久しぶりにスキー板を履いてみると昔熱心にやってた頃の事を思い出し、ポチっとスイッチが入ってしまいました。
他のメンバーはそんなつもりではなかった(オッサンのスキーは大体、滑るよりもコーヒーやビールを飲んだりする時間の方が長い)様ですが、スイッチの入った私に引っ張られて、到着からずっと滑りっ放し。(笑)
昼の短い休憩以外はひたすらゴンドラで上っては滑りおりてくるという、文字通り(まるで学生の)スキー合宿を彷彿とさせるメニューにびっくりして、「スキーってこんなもんなんですか?」という声まで上がってました。(笑)
私としては、今週の日曜日のランニングを出来なかった分を取り返せる、などと勝手に思っていたので、完全に体育会モードになっており、なんの違和感もなかったのですが、、
ま、結果的には皆さん久しぶりだったにも拘らず、最後はずいぶんとスムーズにカッコいい滑りになっていたので、良かったのではないでしょうか。(笑)
モチロン、夜はガッツリと理念と経営についての研究の時間も持ちました。

そもそもこの企画は、3年前にメンターであったこの会を主宰されていた嶋田社長の発案でした。
年末の一年最後の勉強会で、来年は雪山で勉強会をやろう!と決めて、年の瀬の挨拶をして別れたのでした。
そして、年明けに突然の訃報が飛び込んできて、嶋田社長と会うのも、話すのも結局それが最後となったのです。
それから丸2年、いろいろな事が有りましたが、この勉強会はいまも継続されており、故嶋田社長との叶わなかった約束が今回果たせる事になった、という訳です。
この忙しい時に、と、参加する事にずいぶん躊躇もしましたが、来てみて本当に良かったと思います。
嶋田社長、素晴らしい企画をありがとうございました。
亡くなられた後も、様々なカタチで助けてくださっていることを日々感じ、もう直接伝える事は叶いませんが、心から感謝しています。
人の命は儚くても、魂は生き続ける。
そんな風に思われるような生き方、死に方をしたいものです。
心謝。

 

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責任問題。

寒い日が続きます。
関東方面、特に山梨では大雪の影響で孤立してしまっている方が未だ多くおられるということで、非常に心配しておりますが、早く寒気が緩んでくれる事を切に願います。
被害に遭われておられる方々には心からお見舞い申し上げます。

そう言えば、二月の中旬から末にかけて、大雪に見舞われることって昔から多く、まだウインタースポーツに熱心だった頃、一人で信州まで車で行くのに高速道路が封鎖され厳しい山道を丸一日がかりで走った事が何回かあることを思い出しました。
急勾配の坂道で前の大型トラックがズズッと滑って迫って来たのは本当に恐怖でした。
関西にいるとたまに積もった雪になんだか嬉しくなったりしてつい雪だるまを作ったりしてしまいますが、雪って舐めてたらいけません、、

今日は昼から三宮へ、
スーパーゼネコンと神戸の老舗のジバコンとの競合の末、小さくてもちゃんとした工事をしてくれる会社だと思った、とご指名を頂く事になった神戸の中心街のビルの改修工事の契約と現場担当をしてもらう佐藤君への現場説明に向かいました。
これでもう3月末までの予定で打ち合わせをして来た工事は殆ど契約済みとなり、あとはしっかりと準備と段取りをするばかりです。
忙しいとき程、品質に留意しなければと思ってはいますが、どうしても突発的な事件と言うか、トラブルも舞い込んで来て、全て予定通りに進むとはなかなか行きません。
工事会社は工事後のメンテナンスもセットなので、終わったらハイ次、という訳にはいかないのが定め、ということですから致し方ない事では有りますが、、
昨日もそんな突発的な連絡がありました。
居抜き物件の簡単な店舗の改装をした現場で、水漏れが発生したとのことで、下階のお店が大変な事になっている!と電話が有りました。
ビル管理をしている不動産会社の担当さんは、厨房の掃除をした際に、「グリストラップに穴をあけたでしょ、」と、私達の責任だと言わんばかりの強い口調です。
「いやいや、そんなことはしませんから、」と、取り合わなかったのですが、
「もしくは配管に穴を明けたのでは?」
と、あくまで原因は私たちだと一歩も引かれません。
そんなバカな事はないでしょ、と、言い返しておきましたが、
モチロンそれだけでは済まず、結局(この忙しい時に)現場に向かう事になりました。
行ってみると、

(アタリマエですが、)グリストラップに穴など空いている訳などなく、土間コンクリートを割って近くの配管を調査してもになにも問題なかったとの事。

結論は、(たぶん)元々の店舗工事の際の施工に問題が有り、防水がしっかり出来ていないことのようでした。
「そんなことだと思った、」などと安堵しながら言ってたら、その不動産屋さんがやって来て、
「防水がしっかり出来ているか確認せずに厨房に水を流した高橋さんの責任もありますよね、」
と、胸を張って堂々とのたまいました。
それ訊いていた私といえば、怒りを通り越して、ぽかーん、としてしまいました。(笑)
しかも、追い打ちをかける様に、
「今からでも人を集めて下の階の店舗の天井に溜まっている水をくみ出すとかしてくれれば、ずいぶん心証は違うんですけど、出来ないんですか?」とこのと、
再びぽかーん。
無理が通れば道理引っ込む、と昔から言いますが、誰かに責任を持っていきたいのはよーく判ります、工事業者の責任になれば賠償保険に入っているからあとの処理も簡単にサクサク進むのもその通りですが、排水設備に水を流して漏れないか確認しなかったから責任をとれ、という論理はあまりにも無理がありすぎます。
最後に、(責任はなくても)無理やり工事賠償保険を使ったら次から掛け金が上がったりするんですか?
と、責任はなくても保険を使ってくれとばかり、言い出して、3度ぽかーん。
「いやいや、それを保険金詐欺っていうんですよ、」とたしなめて現場をあとにしました。
まあ、毎日いろんな事が有るもんです。(笑)
この忙しい時に起こらなくてもいいと思うのですが、、
とにかく、ギュウギュウに詰まった現場がすこし落ち着くまで、これ以上何事も起こらない様に、細心の注意を払って日々を過ごしたいと思った次第。
みんな、しまっていこう!


 

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裏切るよりは裏切られるほうがいい、だけど。

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昨夜は撮りためていた軍師官兵衛を見てとても満足した気分で眠りに入りました。
忙しい毎日が続いておりますが、寝る前の少しの時間DVDやドラマの録画を見たり読書をすることがとても大事だとこのごろつくづく思います。
小さな会社の経営者にとって『事業』は『人生』と限りなく近い存在では有りますが、仕事だけに集中し、没頭していてはどう考えても自分自身を俯瞰する事は難しく、人生の本当の意味を考える事は出来ないと思います。
とかなんとかいいながら、結局、睡眠時間を削るばかりではありますが。。。(苦笑)

今日昼から大阪へ、
軍師官兵衛の余韻を引きずりながら言うと、荒木村重が切り取った摂津の国、と言う事になります。(笑)
まだまだ続く店舗工事の出店ラッシュの続きです。
大きな工事も小さな工事も有りますが、これほど着工を重なる上に重なって出店の依頼が来るのは未だかつてあったかな?という感じになっており、大いなる社会実験(だと思っている)アベノミクスの作用の大きさを感じると共に、必ずくるであろう大きな反作用に漠然とした不安を抱かずに入られません。
全体的に、非常にタイトなスケジュールになっておりますがこちらのお店もなんとかオープンまでにリニューアルを間に合わせるように精一杯の努力したいと思います。
さてお題目は、久しぶり落ち込むことになった出来事。
昔から、乗るか反るか、信じるか信じないか、行くかやめるか、等もギリギリの選択をするときに思う基準があります。
それは、
裏切るよりは裏切られるほうがマシ。
騙すよりは騙される方がマシ。
ということです。
おかげで金銭面では随分損をしたことも多くありますが、お金は一生懸命また稼いだら何とかなると思ってていて、気を取り直して必死に働いたらそのうち騙された悔しい事なんて忘れてしまいます。
しかし、人に対する負い目を持ってしまうと一生大胸にトゲが刺さったまま逃げ回って過ごさないといけないと思うのです。
目先の損得勘定だけではなく自分の人生を俯瞰して見たときに、何が重要かというと、お天道様に顔向けでない事はするべきではない。と、いつもそんなふうに思っています。
それを一般的には、お人好しと言うのでしょうが、、
実は、自分を頼って寄ってきた者に対して何とかしてやりたいと私なりに一生懸命に頑張ったことを逆にアダにして返されるようなことがありまして、自分の甘さというか力のなさというか、無力な自分の力量というか人間力のなさを思い知っています。
所詮、人生は自分自身で選び作るもの。
人の人生を(えらそうに)すくい上げることなどそんなに簡単では無いという事を改めて感じ、結局私が持っている影響の輪の中に有る、できる事、やるべき事に集中するしかないのだと、自分で自分をたしなめるというか、慰めてみるというか、、

因果応報の法則を思えばこれもその内、結局何かの形で自分のところに帰ってくるのだと思います。
今回の出来事は非常に悲しく、やるせない気分になりましたが、人を救いたい、と思い動いた事自体は決して間違っていた訳ではないというコトだけは忘れない様にしたいと思います。
高橋剛志当年とって47歳、まだまだ修行が足りません。(涙)
反省。


 

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郷に入ればなんとやら。

台北で迎えた朝は、残念ながらあまり暖かくなく、しかも(天気予報通り)雨。

このままでいくと、滞在している期間中、ずっと雨という憂き目に遭いそうですが、天気の事だけはしょうがないと、いつもの様に諦めてます。
朝ご飯は現場の隣の有名小籠包のお店で本場の味を楽しんで、不機嫌な空模様を払拭しておきました。(笑)

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初めてとなる海外での工事も終盤を迎え、仕上がりの確認や、出来上がりを見ての最終的な調整など、言葉の壁を越えながら現場であれこれと打ち合わせをして、何とか目処をつける事が出来ました。

しかし、本来ならばもう少しこうした方が良いのにな、と思える事も有り、また、前回の打ち合わせで決まった事が現場に反映されていない事も若干有ったりして、、

現場をまとめてくれている孫さんは一生懸命に対応してはくれているのですが、日台間の慣習のちがいというか、認識の違いが有るのはどうしても否めません。
iPhoneImage.png

実は、台北での工事が始まる前に(規模は違いますが、)私たちに先駆けて海外での事業を既に行なわれている関さんに、海外で工事を行なう時において、大事な事はなんですか?と、聞いてみました。

(豪腕経営者としてきこえていた、笑)関さんの答えは、

「あきらめることです。」

との事でした。

なるほど、と思いながら今回の工事に臨んだわけですが、知り合いを通じてご紹介頂いた職人さんは非常に真面目で真摯に対応してくれて、日本での工事とあまり変わらないという印象さえ受けました。

しかし、最後になって少しモヤモヤしたものが残るのは、いつも社員の大工が張り付いて作っている店舗工事とどうしても比べてしまうからなのだと思います。

そんなことを考えながら、昼食を摂ろうと、MRTの駅の方へ歩いていくと、日本のチェーン店のラーメン屋さんが立ち並ぶ通りに出ました。ラーメンはモチロンスープが命ですが、実は麺との相性や、調理のスピードなどとのバランスも大きく味に影響します。

試しにどんなかな?と思って行列ができている店に入ってみました。
iPhoneImage.png

日本式の清潔な店内に、元気のいい店員さんの声、水を汲んで出してくれる所なんかも素晴らしい!

(台湾の飲食店では基本的に水は出て来ません。)まるで日本でラーメンを食べている様な印象です。

で、結果はというと、、

やっぱり少し残念でした。

一番はスープが温かったこと。

寸胴の中のスープが温いのか、鉢を温めてないのか、調理に時間がかかり過ぎたのか、

とにかく、ちょっとしたことなのかも知れませんが、どこかのバランスが崩れてしまっておりました。

いくらカタチを整えても、魂がこもらないと、良いものは出来ないし、

いくらサービス内容を突き詰めても、見た目にいい加減な部分が有ると全体の雰囲気を台無しにしてしまいかねません。
どちらも妥協を許さずに真摯に作り込む事が絶対的に正しいことは、考えるまでもない自明の理では有りますが、そんなに簡単にこの世の中は出来ていないという現実も有り、、
悩みはつきません。

とはいえ、そのラーメン、たいそう行列が出来ておりましたよ、
目指すべき方向性はしっかり持ちつつも、郷に入れば郷に従え、という金言も有りますし、諦めではなく、許容の心を持ちながら、理想の姿に近づいていける様にしていきたいと思います。
あと一息、孫さんはじめ現地の職人さんにがんばってもらいたいと思います。
皆さん、宜しくお願いします!
 

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