目的と手段の考察vol.13~方向性について~

JUGEMテーマ:日記・一般
神戸の空は曇天となりましたが、昨日の日曜日に毎週の習慣としているランニングが出来なかった私にとっては最高の天気でした。
明日はとうとう5月、そろそろ気温も上がり10kmも走るとかなりの汗をかくようになりましたが、今朝のような曇り空は涼しい上に空気も湿っていて走るには絶好のコンディションと言えるのです。
雲一つない晴天となった昨日は初夏といってもいいような日差しで、ゴルフをするには(ぎりぎり)ちょうどいいくらいですが、走るには少しきついかな、なんて思っていたので今朝の曇り方はとてもうれしく思いました。(笑)
いつものように伊川の河川敷に沿って上流に向かい、国宝太山寺で折り返して帰ってくるお気に入りの12kmのコースを走りましたが、それにしてもこの時期の道ばたの草花の元気な事。
川沿いの田畑の畦、花畑のあちこちで百花繚乱、毎回違う花が咲き乱れて目を楽しませてくれます。
それもこれも豊かな恵みを与えてくれるふるさとの川、伊川からたっぷりと得られる水のおかげなんだなー、なんて思いつつ一人黙々と走っていたところに飛び出したのがこの景色。
何年にも渡って絶え間なく続くオラが村の公共工事です。
川を治め、効果的に水を利用してこそ川の周りの暮らしが豊かに、そして楽になるのはその通りなのですが、その為の工事に川を堰き止め、川底を掘り返し、大きなバックホーが川の中を歩き回る様を見るとその姿は自然破壊の他の何者でもありません。
鯉やハヤが泳ぎ回り日向で亀が甲羅干しをしているそのそばで白鷺が悠々と飛ぶ伊川と同じ川とは到底思えない光景です。
古くから残る文献を読むとこの伊川と人間との戦いは江戸時代から繰り返されているという事で何百年という昔から、この界隈に住まう人は大雨の度に川の氾濫に大きな被害を被り続けて来た様です。

 

その頃から護岸工事という河川敷を高くしたり、幅を広くしたりする工事をしながら川と人は仲良く共生をして来たというのがそこから読み取れる印象なのですが、文明の発達というか、技術力の向上というか、いつのまにか人間が完全に主導権を握り、全てをコントロールをするようになった様です。

守る事と破壊する事。
守るべきは人々の安全はもちろんですが、その人も自然に生かされて生きているという事に目を向け、もっと自然を守るという観点から施工の方法を模索してもらいたいと建設業に従事する一員としても思いました。
目的は守る事。
その為の手段として自然を犠牲にする事を良しとするならば、長い時間が過ぎたあと、結果的に本来の目的さえも失ってしまうのでは無いでしょうか。
世の中の全て、森羅万象には全て表と裏、光と陰がありそれは作用と反作用のようにいつもワンセットになっている、という考え方があります。
私も繰り返し表裏一体論としてこのブログで取り上げて来た考え方ですので、確かにそれは一つの真理だと思いますが、善の為の悪の容認などは決して同じ論理として語られる事の無いものです。
必ず、同じ方向を向いた目的と手段の構築を心がけたいとおもいました。
さて、昼からは名古屋に(弾丸)出張、新しいクライアントと面談、物件の調査を行って来ました、あさっても九州に出張という事で、最近、オファーに対する距離感の抵抗がすっかり無くなった感があります。
あ、休日という概念も一緒にね。(笑)
名古屋の一番の繁華街(らしい)プリンセス通り。
なかなかいい感じでした。
いつもお世話になっています、名古屋の皆さん、今回も何かとご協力を宜しくお願い致します。(笑)
 
私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
 
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。
 

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カスタマーとクライアントの大きな違い。

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先週末の東北への出張の間に神戸では雨が降っていたようですね。
伊川の川沿いでは満開だった桜の花はかなり花びらを落としてピンクの絨毯を作り出し、かわりに緑の葉をちらほらと広げ始めておりました。
花は桜木、男は岩木。
という有名なフレーズの愛すべき野球漫画がその昔ありましたが、(古すぎますか、笑)
この時期は桜の花だけでなく、散歩に出るとあちらこちらで春を謳歌するような花々が咲き誇っておりますね、
残念ながら今年の私には花見というイベントに全くもって縁がなく、桜を愛でながらビールを飲んで、と言った楽しい時間を過ごしていません。
そして、そうこう(もたもた)しているうちに雨が降り桜は散ってしまったということですが、
花は桜だけじゃない、と気を取り直してみてもなんだか違和感は拭えません、、
宴会好きの日本人のDNAがどうしても花見という行動を欲するのでしょう、
しょうがないので、今日の昼食は一人でお弁当をなんとか散らずに持ちこたえている桜の下で食べてみました。
実は最近、お嬢が中学校に進学して、お弁当を持って行くようになったおこぼれで私もお弁当を作ってもらっていまして、朝から出っぱなしの時は愛妻弁当持参で出掛けています。
その弁当を、ということなので、ま、お酒は抜きですが手作り弁当を桜の下で食べれただけで今年の花見は良しとしたいと思います。(笑)
そんなこんなで(なにが?)週の立ち上がりということで今日も一日フルに走り回って来ました。
朝一番は外装リフォームの現場だったり、昼一番はビルの屋上防水の調査だったりとこの時期旬の案件を回らして頂いたりもしましたが、なんと言っても今日のメインは工事終了後の店舗のオーナーであるクライアント巡り3連発。
午前中はゴルフショップSeedさん。

アフターサービスに伺いましたが、ついでにプチレッスンもして頂きました。(笑)

相変わらず、長靴に作業用手袋ですが、、

昼からは工事完了ホヤホヤでただいまオープン準備に追われている『天婦羅割烹 藍』さん。
おいしいコーヒーごちそうさまでした。(笑)
そして、夕方は国体道路沿い、生田川近くにもうすぐオープンする加圧トレーニングスタジオ。
こちらも工事終わりたてのホヤホヤです。
今日は遅くなっちゃってすみませんでした、、

マーケティング理論を体系化したジェイ・エイブラハムの著書の中に、顧客とクライアントの定義の違いが書いてあります。
『ウエブスター英語辞書』によると一見同じようなこの二つの言葉の定義の違いは、
顧客(カスタマー):商品やサービスを購入する人
クライアント   :他の人の保護下にある人
となっているとのことです。
この意味の違いはとても大きく、
クライアントの利益を守り、保護する気持ちで接するか?
カスタマーに出来るだけたくさんの商品を買ってもらえるように接するか?
の違いとなります。
そう、クライアントを保護しようと思う立場というのは、1回の取引で最大限の利益を得る為に商品を売ったりサービスをしたりは決してしないと言うことです。
建築会社としてクライアントがご商売を始めるための箱をつくるのは当たり前、私たちすみれが目指すのはあくまでもご商売をスタートしてからの繁盛なのです。
保護という言葉のニュアンスは少し上から過ぎて違和感があるとしても、私たちに出来る限りのことをして、クライアントのビジネスが前進するように努力をし続けたいと思っています。
無学の三流マーケターながらも、一応、10年以上実践者としてマーケティングの試行錯誤を繰り返して来た者として実務の中で得た結果を惜しみなく公開するようにしています。
ご興味がおありの方はお気軽にお声がけくださいね、
私たちすみれはあくまでも今期の利益に焦点を合わすのではなくクライアントと一緒に成長して行く、そんな建築会社を目指しています、ということを実際の行動に表したそんなアフターサービスの一日でした。

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EM珪藻土
山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
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縁起の法則。

昨夜は東京で完工を迎える現場の完工チェックという事で夕方からの弾丸出張。

夜中遅くまで細かなところをネチネチと言いに行ってきました。(笑)
突貫工事続きですっかりやつれてしまっていたスタッフよーヘーにさらに鞭を打つようなことを(いつもどおり)細々言って、日付がすっかり変わってから二人で場末のコアーな居酒屋で軽い打ち上げをしました。
一人で出張に行き、タイトな工期の現場を工事品質を保ちながらおさめるのは精神的にも肉体的にもかなりの負担がかかります。
(げっそりとやつれながらも)しっかりとやり遂げた誇らしげな姿を見て改めて社員の成長に支えられている事に(密かに)感謝した次第です。

そんな密度の濃い日曜日の夜でしたが、今日はきょうとて週の立ち上がり、4月のスタートという事で、予定がぎっしり。
昼には西宮に大型商業ビルのリノベーションの打ち合わせのために帰って来ておりました。
昨夜の関東はかなり冷え込みましたが、関西は温かでしたね、ランチには今年初めてのアイスコーヒーを注文してしまいました。
その後ももう一件、商業ビルの改修工事のご相談に神戸の下町、鉄人と三国志の町に立ち寄って、結局、日が暮れるまでみっちりと外回りの1日となりました。
大がかりな案件だった事もあり、時間がおして走り回るほどの忙しさで、そのあまりのハードさに夕方にはエネルギー補給までしてしまいました。(笑)
それにしても、このところの工事のお問い合わせ、お引き合いの数と量は驚くばかりのボリュームになっておりまして、この何日間で既に第二四半期の売り上げ分くらいのオファーを頂いているような気がします。
こちらからアクションを起こすようなチラシや雑誌など集客目的の販促を一切やめたままなのに、小さい会社とはいえ、対応が追いつかないほどのお声がけを頂けるのはありがたいというよりはいっそ、なにか不思議な気さえしてきます。
そんな事を思っていた時にふと目に留まったのがお題目にある雑誌の記事。
そこにはこんな事が書いてありました。
*****ここから転載*****
運と縁の関係には縁起の法則があてはまる。
運とは想念の結果であり、仏教の縁起の法則の果にあたる花の事、因(直接原因)と縁(補助的原因)の作用により花開く。
ちなみに、因にあたるものが人の想念で、縁にあたるものが、日常の行動特性である。
良い想念を抱き、善い行動をしていれば縁起の法則によりよい運が生まれる。
*****ここまで*****
とのこと、なるほどー、
全く違和感無く、私の中にすんなりと入って来たのは日頃から私が社内で繰り返し口にして、会社のシクミとして整えていこうとしている事すべてが、この縁起の法則に沿っていると思えたからです。
全社上げて毎日徳を積むための習慣を持ち、朝礼で発表を行い、それを見えるようにシクミとして機能させている事はこの縁起の法則そのものだとすっかり得心すると共に自信を深めまてしまいました。(笑)
ま、今のすみれの忙しさが野田首相の増税への執着の影響ではない事を祈りつつ、日々の精進をひたすら積み重ねようと思いました。
今までたくさん頂いたご縁を大切に、そしてただひたすらご縁に感謝します。。
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今日のECO=急ぐ時 タクシーではなく 走ります。

自己表出と指示表出。

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昨日まであんなに荒れ模様だったのに、、
須磨の海岸ではサーフィンも出来そうなくらいの高い波が押し寄せて気温もすっかり下がっていたのに、、
なのに、
今朝は日曜日の習慣である朝のランニング・ウオーキングに出ようと思い空を仰ぐと、この通りの青空。(笑)
むかーしに私の事を雨男のように言っておられた方がおられましたが、もうすっかり、というか完全に過去の事になりました。
このところ、イベントやゴルフ、ランニングなどここぞという時は常に気持ちの良い青空が広がってくれるようになってます。
肉体改造で身体の年齢が13歳ほど若返ったかどうかはわかりませんが、きっと創業した当初に備えていた神通力が戻ってきたのだと思います。(笑)
今朝のランは膝の故障が本調子じゃないのと、最近出張や早出であんまり相手をしてあげれなかった愛犬チャックの相手をするのを兼ねて散歩がてらのゆるゆるの(文字通り)ランニング・ウオーキングとなりました。
当初は海まで走ろうと思っていましたが、出掛けるときに、おついたちだという事にはたと気付いて急遽太山寺と石戸神社にお参りする事に、
それでも往復12km、結構な距離を走ったり歩いたりしてきました。
遊びたい盛りのチャックも少しばて気味。(笑)
神戸市内で唯一、そして我が家から歩いて行ける国宝太山寺は相変わらず一人の参拝客もおらず完全に貸し切り状態。
今日は本堂だけでなく広い境内全体が貸し切れてしまいした。(笑)
冬の間も幾度となく一人で座禅を組みに来ており、その時は身を切るような寒さと風の音だけが聞こえていたのが、今日はうぐいすや雲雀がひっきりなしにさえずり、いくら座っていても辛くないという、春の素晴らしさを身体の芯で体感する事が出来ました。
それにしても、国宝の本堂で一人考え込む時間を持てるなんて、これ以上贅沢な事はないとつくづく思います。
今、与えられている環境に心の底から感謝しつつ、最近有った様々な出来事に思いを巡らしました。
そんな中、ふと頭に浮かんだのがお題目の言葉、
あまりなじみの無い言い回しではありますが、私が良く取り上げるこのブログのテーマの一つでもある表裏一体論を示す一つのいい方であります。
(多分)先週の日曜日の夜に放映していたNHKスペシャル(だったと思う)のなかで先日亡くなられた吉田隆明氏が口にされていた言葉で、(言語を使った)芸術における価値の見いだし方の根拠となる概念として詳しく説明をされていたのですが、何となく印象に残っていたのが脳裏に張り付いていたのだと思います。
吉田隆明氏は言われました、
(言語を使った)芸術なぞ元来、無価値である。そもそも役に立たない事が芸術の本質である。
もし、価値があるとすれば、自己表出と自己表出のぶつかり合いの中であり、外的なコミュニケーションを主眼とする指示表出に芸術的な価値はない。
そして、役に立たない事が芸術の本質なのだ。
と、そしてその関係は枝葉と幹や根のような関係である。とも言っておられました。
少しわかりにくい独特の言い回しではありましたが自分自身の内面に向かい答えを探す事(自己表出)は嘘を全くつけない、また嘘をつく意味が無い真実を探す行為であり、外にアウトプットする事を目的とした思考(指示表出)は嘘とまで言わなくても真実だけでなく盛りつけや飾り付けをしてしまいがちである、という意味だという風に理解が出来ました。
真実は内面にしかなく、それを自分自身の魂をもって開き、探して行くことが人生を前に進めて行く事なのかな、と思った次第です。
そんなこんなで、今月のすみれの社内の方針・目標は、
「(なにか問題が有った時は、)自分自身が持つ問題点、誤ちに目を向けて解決を図る」
とする事にしました、
吉田隆明氏の言葉を借りると、指示表出としての問題解決のアプローチに価値はない、という事ですね。(笑)
おついたちに薬師如来様にお参りに行くと思わぬいいことがあったりします。
300円で貸し切りで使える国宝の本堂、おすすめです。(笑)

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今日のECO=県産の 材木利用を 進めたよ

I様、本日は長い時間私の説明にお付き合い頂きましてありがとうございました。今回頂いたご縁を生かし、ご一家の楽しい暮らしを叶える家づくりをご一緒できれば幸甚です。
今後ともよろしくお願い致します。

春入千林処々鶯 高台寺で思ふセルフライフマーケティングへの道。

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週末は基本的に新築や大掛りな改修工事をお考えのお客様のご相談を承る日、となって久しいですが、最近は日曜日の午前中は予定を入れるのを控えさせて頂いて『刃を研ぐ時間』ということで、ランニング・ウオーキングやスイムなど体力作りをしながら自分の内面を見つめなおす時間に充てております。
今日も午前中は一汗かいて、昼からお客様先に出掛けて建て替えのご相談についてお話をさせて頂きました。
現代の建築は様々な工法ややり方がありますので選択肢はとても広い訳なのですが、建築基準法に照らしたり、コストパフォーマンス、環境への負荷などの条件を整理しながら使い勝手や希望の間取りなど、お客様の希望を重ね合わせていくとおのずと答えが見えてきます。
建築のプロとして、最新の工法と法律の情報を駆使して本日私がお持ちしたご提案は少しお客様の想定外の答えだったようでした。
却ってお客様を少し混乱させる事になってしまったようでしたが、じっくりとご検討頂けるということでしたので、次のステップへのご連絡をお待ちしたいと思います。
K様、よろしくお願い致します。
今日のお仕事はその1件のみでおしまい。(笑)
お客様先からそのままその足でいそいそと、京都へと向かいました。
今日は珍しく全く仕事抜きの京都でして、月に一度のお稽古の代りに高台寺という由緒正しいお寺でのお茶会に参加させていただきました。
高台寺といえば北の政所が亡くなるまでの余生を過ごされるために庵を結ばれたことで有名なお寺で、今でもねね様の坐像と共にその亡骸が埋葬されていると云われています。
使う道具も高台寺縁の由緒正しい貴重なものを実際にお使いになられて茶の湯を振舞って頂けるということで、末席に座らせて頂くだけで大変勉強になります。
ご亭主には折角本場においでですから、と、高台寺蒔絵についての本格的なレクチャーを頂きました。
お題目はこの掛け軸の墨蹟。
日中は雪がちらついたという事で京都はかなり冷え込んでおりましたが、暦の上ではもうすぐ啓蟄という事で、春はすぐそこまで来ていることを思い出させて頂きました。
茶の湯を頂いた後は境内の案内などもして頂き、夜の高台寺を堪能、なかなか出来ない貴重な体験をさせて頂きましたよ。
その後の夕食はいかにも京都らしい高台寺御用達のお料理やさんで湯葉料理。
映画やドラマで京都の代名詞としてロケ地に使われる路地を歩き、すっかり京都風情を楽しんで来ました。
それにしても、、何百年もの歴史を刻むホンマもんに実際に触れて日本古来の伝統文化を学ぶ機会というのは素晴らしい体験です。
建築屋としての立場からいうと、日本建築と絶対に切り離す事が出来ないのが『形式美』なのですが、その形式とは実際に古人がそこに住まい、使う事から洗練されて培われたものだと思っています。
その悠久の歴史の中で培われた価値観をすっかり欧米的生活様式になってしまっている現代において実際に追体験して感じる事ができるというのは、近年国力が弱って来ているといわれている日本の本来の強さ、価値を見直す上でとても重要なことだと思いました。
新たに価値を見出す、価値を創り出すには自らの価値観(に対する感性)を高めることが不可欠。
心と身体を鍛える事と同じように古きを温ねて新しきを知る、感性や価値観の鍛錬も重要なのだと改めて知る機会になりました。
きっとこの延長に先日から研究を始めている自然で強い生き方から派生するセルフライフマーケティング(私の造語です。)の根幹があるのだと思います。
このような深い学びの機会を頂けるご縁に心から感謝致します。
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今日のECO=タクシーは 乗るなら小型で 手を上げる

目的と手段の考察vol.12~目的の手段化こそがブレイクスルーを呼び起こす~

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昨日に引き続き暖かい朝を迎えた神戸です。

 

 

ゆっくりと、でも確実に春が近づいてきているのを愛犬チャックと一緒に出掛ける毎朝の散歩では感じています。

 

 

こうして季節が良くなるとやっぱり自然とモチベーションって上がってくるもので、少しモチベーションが上がり過ぎて持て余してしまいそう、と言うより行動に移す意欲があれども時間が足らない、と言うような事になっております。(笑)

 

 

昨夜もモチベーションが高すぎて勉強会の後の懇親会でイタリアンの軽いコースをを食べたその足でとなりのラーメン屋さんに入ってしまいました。(笑)

 

 

 

 

共にマーケティングの勉強をしている圭介大将のいる『ラーメン秀吉』さん。

 

 

おなかはいっぱいでしたが、何とか応援がしたいということで新作のとり煮込みラーメン(小)を完食してしまいました、、

 

 

絶品の煮干ラーメンだけで勝負する事を私的にはお勧めしていて、(たぶん)その味が評価されてボクシングの元世界チャンピオンの井岡氏に見込まれ、(深夜の)人気TV番組、ジャルやるっ!の取材が来られたのもまだ最近の話です、

 

 

なのに、それに慢心せず、今の顧客ニーズを調査して新しい商品を開発しているというまさに新進気鋭の若きラーメン店主です。

 

 

そのうちラーメン業界で天下統一するかも知れませんね、がんばってください!

 

 

 

 

さて、お題目は昨日の『理念と経営』の勉強会で気付きです。

 

 

栃木にある天使の写真館というフォトスタジオで実践されている企業事例の研究をして、ガツンとアタマをハンマーで殴られたような衝撃と共に目の前が明るくなるような不思議な感覚で理解が一気に深まりました。

 

 

理解が深まったのはお題目、ここ何年にも渡って様々な角度から考察を繰り返してきた、『目的と手段』について。

 

 

今まで『手段の目的化』が事業の本質を分かりにくくして、経営者とスタッフの方向性を違うものにしたり、顧客のニーズから外れてしまったりする事のリスクに目を向けて、何のためにこの事業を行うのかという本質に目を凝らし、スタッフとその目的を共有する事が重要だと言う事を繰り返し書き続けてきました。

 

 

昨日の気付きはそのレベルを突き抜けて新しい機軸を示唆してくれる素晴らしいものでした。

 

 

それが、『目的の手段化』です。

 

 

手段の目的化の反語であるのでリスクの変わりに価値があってもなんら不思議でないと言えばそれまでですが、これを実践して定着させ、それを原動力として会社の業績を上げたという事例をはっきりと意識してみた事がありませんでした。

 

 

どういうことかといいますと、、

 

目的を手段として使うには、まず目的を成果として一旦手中に収めてしまうことから始めなければなりません。

 

これはいわば私達が日々取り組んでいる、あらゆる手段を積み重ねて目的の場所に辿りつこうとしている事業そのまま、まさにそのものです。
本来は、ここで大事になるのがマーケティングであり、あらゆるマーケティング手法(手段)を講じてビジネスを進めていく事が最終的な目的を得るためには不可欠だということになっています。(いました、)
この考え方を根本から崩して、尚且つ、マーケティングなどに注力しなくても経営環境に左右されないほど強く、地域に必要とされている会社になる方法論があるという事に気が付いたという訳です。
目的を手段として使う、目指すべき成果をそのプロセスでツールとして使うという本来ならあり得ないまさに逆転の発想ですが、考え方によっては可能な事だったという訳です。

 

というのも、目的とは大きなものから小さなものまであり、最終的な目的以外の目的もマイルストーンのように大きな目的を目指す道すがらあってもいいと思うからです。

 

 

基本的には大きな目的に対する目標、例えば「事業を通して理念を具現化する」という目的に方向を定めて、その為に適正な利益を上げて自分達の付加価値を高めよう!と、具体的な目標におとしこんで、行動に移していく。というのが一般的な流れだと思うのですが、ちいさな目的(=目標よりも価値感を重要視した、あくまでも目的)を設定する事もいいのではないか?ということです。
ここでの目的と言うのは理念の具現化ですから、目指すべきは適正な利益ではなく、社会に付加価値を提供して貢献することに焦点を合わせるという事になります。
それは会社を維持していく適正な利益と言うのは意識をするまでも無く自然と付いてきて然るべきだという事でもありますね。

 

 

 

それは、まず、目的を細分化して小さな目的を積み重ねることによってもう少し大きな目的を叶え、

 

次はその達成した目的を寄せ集めてもう少し大きな目的を達成する、これを延々と繰り返す訳ですが、顧客接点においてあらゆる態度、行動が小さな目的を達成する成果を通して一貫して理念と直結したそれに代わってしまうという事なのです。
そこでの顧客との関わり合いは今までの顧客接点とは比べ物にならない満足を得る様になり、必然的にそのスパイラルの先にある本来目指していた『事業の目的』に辿り着くようになるという訳です。
こ難しく書いてしまいましたが、即ち、
スタッフ全員の行動、些細な態度が全て『事業の目的』に照らされたとき、顧客のありがとうと言う声がすべて理念の体現化に直結するようになるという事なのです。

 

そんな社風をつくれるように、スタッフと一緒にこれからも更に絶え間ない努力を積み重ねていこう、と改めて向かうべき先を見つけたような気がしました。
新しい気付きを次々と頂けるご縁に感謝します。

 

 

 

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今日のECO=京都まで お得な切符 ありますよ

てか滋賀までいける乗り降り自由のキャンペーンやってます、JRで。
公共の交通機関の通になることはECOLIFEへの入り口です。

社会貢献とはお客様にありがとうと言ってもらえること。

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週の立ち上がり着工現場から、
ここ最近の通例になりつつあり、事務所の朝礼に参加することがめっきり減ってしまいました。
基本的には現場での陣頭指揮は工務部長が見てくれているのですが、おかげさまで現場があふれている都合で部長自身も現場へ出動してしまい、とうとう今日は私自身も超久しぶりに若手大工の大ちゃんを連れて現場作業に勤しんでしまいました。
昨年の大震災の後の原発事故をきっかけに着工中だった関東の現場でスタッフと入れ替わって職人として出張して以来の現場は鉄骨下地の加工と取付作業。

ま、いざとなったら経営幹部がモノづくりを自らの手でで出来る、というのがすみれの一番の強みだという事で、(それが経営者がするべき仕事かどうかはさておいて、)たまに現場勘を戻しておくことも大事だと思いました。
夜からは飲食事業部の店長と一緒にお店のリニューアルプランについての会議を行いました。
お題目はその中で出た話題の中から今日の答え的な概念について、
マーケティングも商品開発も業務フローの作り込みもフランチャイズ本部に任せっきりだったお店を自分達でもう一度見直してすみれらしいビジネスモデルのお店にリニューアルしようという今回の取り組み、関係者を集めて初めての会議となりました。
関係者とは、総合プロデュースの私、お店の店長、設計担当、工事担当者、そしてフランチャイズの本部からも専務に参加して頂きこれを機に、既存店舗のリニューアル様に新たなビジネスプランを練り上げようという大がかりなプロジェクトになりそうな勢いが出てきました。
そもそも、自然の摂理、原理原則に沿って事業を行うことを根底に会社を作ってきた私にとって、建築屋も焼き鳥屋も目的として掲げることは同じです。
それは、『業を通して地域社会に貢献する』こと、
そして店長が次々と独立して皆が成功してくれるように願いながら人づくりに励み、
『作り手の幸せ、成功、地位向上を顧客満足と同時に叶えること』なのです。
今日の会議ではまさかの総論、概念の再確認の場になったこともありもう一度、地域貢献とは実際どんな成果を目指すのか、という基本中の基本、原点を問うような質問が出てきました。
私に答えは、
「お客様が来店され、サービスを受けて代金を払って帰る。我々は全員でありがとうございました、と声を揃えて言うでしょう、しかし、誠心誠意そのお客様へのサービスを尽くしていれば、逆にお客様から、ありがとう、という言葉をかけてもらえる様になると思うのです。」
『ありがとう』というのは感謝の心が言葉になって出てくるものであり、お金を頂いてもなお、感謝されるというのは社会貢献そのものじゃないのか、と熱く語ってしまいました。
そんなこんなでまずは事業の目的の共有からスタートです。
溶接で目をやられてしまったので今日はこのへんで、、
ご近所の皆さま、リニューアルした暁にはご招待いたしますので楽しみにしていてくださいねー。(笑)
私達、すみれ建築工房は

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今日のECO=相乗りは やっぱりいいね、 ありがとう

暗中明あり、答えのないリフォーム工事に答えを見出す。

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 良く晴れて、そして良く冷え込んだ朝でした。

今日も朝一番は着工の現場に向かい、電気配線のルートなど細かなおさまりを指示してきました。

昨年まではそんな事は現場の担当者にまかせっきりだったのですが、今年は原点回帰ということで現場での細かなチェックを入念にして施工レベルの均一化に取り組む年と定めました。
昨年1年間でも施工的なクレームは1件もありませんでしたが、今年はその強みをさらに強くして、自社施工を行う心臓部となる工務部のメンバーの意識レベルを卓越した位置まで確実に引き上げる事を目指しています。
新築工事には全てにおいて施工基準が定められており、社内検査のほかに第三者の検査機関に施工のチェックを依頼して万全を期した体制を敷いていますが、リフォーム工事ではなかなかそんな訳にもいきません。
リフォームだから、しょうがないですね、という言い訳と共におかしなおさまりのまま工事を終えてお施主様もしょうがないのかな、と渋々引受ける事がままあると思うのですが、そこにもう一度メスを入れて全ての現場で完璧な工事を目指そうと言う取り組みです。
具体的にはどんな事かといいますと、
朝の着工の現場では分電盤の前に電源の取り出しに点検口を取り付けかけていましたが、照明器具のスペースの中で開口を開ければ必要がないだろ、とやめさせました。
夕方の完工確認に向かった和便器をネオレストに交換した現場では給水配管を井戸水から上水に切り替えるのに露出配管の予定だったのを土を深く掘って基礎の下を通して埋設の配管に変更してました。

実は、答えのないと言われるリフォーム工事の施工収まりというのはしっかりと答えがあり、
それは工事の施工者がその答えを目指すか目指さないかだけの事だと思うのです。
そして、その答えとは、自然。
何の違和感もなく、普通に、アタリマエにあることだと思っています。

お題目は曹洞宗の経典の中にある言葉ですが、真理とはないと思われるもののなかにあり、あると思われるものの中にはなかったりするという、表裏一体の禅の心を表しています。
ご興味がある方は参同契を参照して見られては如何でしょうか。
ちなみに、とても分かりやすいページがあるのでご紹介します、
http://www3.ic-net.or.jp/~yaguchi/soroku/sandoukai.htm
作り手、作るモノ、全ての本質を目指す事が私達の使命ではないか、
そしてその答えこそ現場にあるのではないか、と思う今日この頃です。
工務店のオヤジらしく(再び)現場廻りで忙しい年になりそうです。(苦笑)
私達は、すみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。

EM珪藻土山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
女性コーディネターとつくる想いを叶えるスタイルリフォーム。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。

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今日のECO=ご近所の 顧客と近所で 会合だ


大将、いつもおおきに、


目的と手段についての考察 vol.11 ~消費税増税の目的化~

JUGEMテーマ:日記・一般

今日の神戸は珍しく曇りの日曜日となりました。
新年を迎えてからランニングやウオーキングをする度にいい天気が多かったのですが、いつになく、全く太陽を見かけることがありませんでした。
ま、風も無く、あまり寒くなかったので良しとしておきましょう、(笑)

今朝は元旦の日曜日に続いて今年2回目のすみれママ☆と一緒にウオーキング。
お嬢の代わりにわんこと2人と一匹で一緒に出掛けました。
時間の割にはあまり遠くまで行けませんが、話しながら歩くのはこれはこれで楽しいもので、ランニングとはまた違った意味での『刃を研ぐ』習慣の実行となりました。
ま、消費カロリー的に少し物足りない感も否めませんでしたが、、

結局、やっぱり我慢できなくて5kmのウオーキングから帰った後、一人で10kmのランニングに出掛けて体力作りと考え事をしながら走る時間を持つこともしっかりとしておきました。(笑)

お題目はそんなこんなで走りながら考えたことの一つです。
ただひたすら走る時間こそが自分の内面に対して向き合う絶好のチャンスという事でここ何年もずーーっと考え続けてきたテーマについて想いを巡らせてみました。

そもそも、『目的と手段に対する考察』って同じテーマで何度も切り口を変えて考えないといけない理由は、全く違うはずの『目的』と『手段』が入れ替わったり、わからなくなったりすることが往々にしてあるので、常に目的に向かってぶれずに行動す出来る様に自分と社員に対しての戒めを込めて書いています。
例えば今の話題の中心である消費税の問題。
野田首相が国民に向かって不転退の決意で臨む、と言われたのは増税です。
私たち、事業者が同じことを言うとしたら、「お金が要るので値上げを絶対にします、」とお客様に対して宣言するようなものですね、、そんなことを言ったら顧客の信用を一気に失うのは明白です。
今の政府の財政状況をみて増税自体が絶対悪だという人は少ないと思いますが、あくまでもこれ(増税)は手段であり先にその目的をはっきりと示すことが無ければならないと思うのです。
もし、財政赤字を減らすことが目的であれば、今まで2回の消費税導入時と3%から5%に上げた後の財政赤字の推移をデーターとして引き合いに出して議論すべきですしね、
ちなみに、こんなグラフです。

消費税との関係はというと、
  • 1989年(平成元年)4月1日 – 消費税法施行 税率3%

  • 1997年(平成9年)4月1日 – 消費税等の税率引き上げ(4%→5%)を橋本内閣が実施。

  • そうです、モチロン他の外部環境の変化もありますが今までの経験則からいうと消費税導入後は税収が減り財政赤字を膨らませてきているのです。
    建築業界では少しの間ぺんぺん草も生えない状況になりましたね、
    このグラフは野田首相が必死で行おうとしていることが目的と手段を取り違えているだけに留まらず手段として単体で考えても間違えている可能性を秘めています。
    いくら増税をしたところで歳出が減らなければ財政の立て直しは出来ないのですから。
    有名なひしゃくと桶の理屈ですね、

    まずは桶の中で破れている穴をふさぐことを大きな声で宣言して、マニュフェストで謳った通りの議員数の削減や公務員の給与の見直し(←良いか悪いかは別ですが、)などの歳出を抑える処置をしてからひしゃくで水をすくい始めないと全くもって意味を成すわけがありませんよね、、
    政治家の皆さんも官僚の皆さんも良くわかっておられるはずなのに敢えて手段の目的化を行っているようにしか見えないのは私たちをよっぽどバカにしていると思ってもいいのかも知れません。
    本当は目的と手段が分からなくなる心的な原因(マインドセット)について考えたのですが、旬の話題で長くなりすぎましたので続きは次回に持ち越させて頂きます。(笑)

    余談ですが写真は今日のランニング・ウォーキングの模様、
    今日のランは伊川谷地区唯一の山岳コースにチャレンジ、山越えでハイテクパークまで行きましたよ!
    『建築業を通して地域社会に貢献する』を理念に掲げ、モノづくりの本質を守る私達は、
    『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』をミッションとして日々社業に励んでいます。

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    今日のECO=ランの後 シャワーと一緒に 犬洗う

    丁寧にパンを焼くこと、人生を丁寧に生きること。




    EM珪藻土
    山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
    女性コーディネターとつくる想いを叶えるスタイルリフォーム。
    21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

    の3つを誠心誠意の完全自社施工でご提供しております、
    神戸の西のはしっこで農耕型?建築工事会社を営んでいるオヤジの日記です。

    新嘗祭が各地の神社でで行われているおめでたい今日は勤労感謝の日。
    毎日元気に働けること、そしてハードな毎日の業務を真摯に勤めてくれているスタッフに感謝もしつつ、お昼からは湖西の和邇までお稽古に向かいました。
    年末もそろそろ近づいてきたと言うことでかなりどたばたと忙しくなってきておりますが、日常と離れたところで自己を見つめたり、おもてなしという心について学んだり、日本の伝統文化の深さについてご教授頂いたりする大事な時間ということで忙しい中、スタッフに頼って今月も学びの時間を持てました。
    本来、お稽古のあとは真っ直ぐ帰宅してその日の学びを復習すべし、と言うことなのですが、私達のような小さな会社の経営者の実際はプライベートの時間など殆ど無く、起きている時間は全て仕事のようなものですから、プライベートの時間をとったからといって1日まるっきりオフと言うのはなかなか取れません。
    そんなこんなでお稽古が終わるや帰りは京都に立ち寄ってみっちりお仕事。(苦笑)

    7年前に作った『とりたろう、』元気にしてました。(笑)
    竹田という京都の南の端で店舗の改装工事の打ち合わせを終えたあとは、すっかり暗くなった京都の町をずーーと北上。
    仲良くさせて頂いているNico Furniture Repair Serviceさんとコラボで店舗の新装工事のお手伝いをさせて頂いた、完成間近のNakagawa Komugitenさんのお店にご挨拶に伺いました。

    すみれのスタッフが造った枠にNICOさんが古い建具をリペアーされて本日無事吊り込んで(やっと)すっかりお店らしくなりました。
    素朴で温かみがある店内。
    OPENは明後日ですがもう既にパンの香ばしいにおいが店内に充満しておりました。

    時間をかけて丁寧に店作りをされたオーナーご夫妻とNICOの龍さん、
    すみれ事務所にも何度も足を運んで頂きました。
    8か月にも及ぶ念入りな打ち合わせとイメージングの成果という事でしょう、一生懸命に創る姿勢がカタチになって伝わるいいお店になったと思います。
    丁寧に創ることが伝わるお店。
    モノ創りを生業にする者にとってお店づくりにこれ以上のテーマは無いと思います。
    しかし、これは文言としてはっきりと掲げてきたテーマというよりは、皆さんの自然な行動や考え方を集積しただけの結果として醸し出されてきたものであり、コンセプトなどという薄っぺらなものではない『本質』に限りなく近い空気なのだと思います。
    この場でこの空気を創ることに携わった皆様が丁寧に創ってきたのは、
    お店だけでなく、
    パンだけでもなく、
    人との関りだけでもない、
    それぞれの人生そのもの。
    だと思うのです。
    価値観の確立と身近なところからその共感を繰り返しながら一人でも多くのお客様に同じように共感してもらえるように、という考えからこそが実はマーケティングの本質だと思います。
    Nakagawa Komugitenさんの輝かしいスタートに際しまして、皆様のこれからに幸多かれ、と、心から祈念致します。
    神戸の地より応援しています。

    京都はすっかりクリスマスムード、パン屋さんのスタートにこれ以上ない舞台は無いなーと思いながら帰途につきました。
    ちなみに、連絡先、お店の住所などはこちらです、
    Nakagawa
    Komugiten

    〒606-0816
    京都市左京区下鴨松ノ木町52-1
    http://homepage.mac.com/pink.pink.pinkmoon/journal.htm
    中川さん、おいしそうなパン、ありがとうございました。(笑)
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    今日のECO川柳=バスに乗る 時間の余裕が エコになる
    結局、ECOな行動ってタイムマネジメント、もしくはライフタイムマネジメントかもですね。

    おまけ、京都駅ビルの上に京都タワーを建てて見ました。笑