今日はピーカンの博多から始動。
昨日に引き続き、オールアースパートナーの研修会の2日目です。
博多駅からローカル線に乗りこんで、筑紫野市へと向かいました。
向かった先は電磁波対策のパイオニアであり、日本で唯一低周波の電磁波対策の施工の特許を持ち、オールアースパートナーという工務店、ビルダーの全国組織を束ねているレジナ社が念願としていたアンテナショップの見学です。
降り立った駅の看板もなかなかいい感じ。
『ecore福岡』と言う名の、自然素材を使った住宅と電磁波の負荷を無くした環境とオーガニックな食物とマクロビやヨガ、書道などの文化を発信するカフェも併設したお店です。
お店に一歩足を踏み入れたとたん、杉のいいにおいが一杯に広がっており、珪藻土の透明な空気感が何とも言えない心地よい雰囲気を醸しています。
2階のカフェではオーガニックコーヒーやソイラテ、週末はマクロビのランチも楽しめるようになっています。
ふるい建物をうまく生かし、張り切り過ぎない感じながら自然の優しさに包まれる様な内装はつい長時間座り込んでしまいそうな雰囲気です。
こんなカフェが近所に有ればいいなー、なんて思ってしまいました。
やっぱり、壁は珪藻土。
そして、ずっと居たくなる様な安心感は電磁波の対策をしているから、だと思います。
左官仕上げは電磁波測定士でもあるさすらいのカリスマ左官職人の伊藤さんとのこと、
良い仕事されてました。
そして、なんと目玉は書家の西尾真紀さんの教室兼アトリエが併設されており、直接その場で毛筆による書を依頼出来ること。
早速、名刺用の字をお願いしてみました。
http://makilink.com
本来ならば、一応、書道を習っている者として自分で精進して書くべきなんは重々承知の助では有りますが、このレベルになるには死ぬまでかかるかもしれん、と現実を直視してお願いしちゃいました。(笑)
来年からの名刺は大きくモデルチェンジです。
住宅だけではない、暮らし、食べ物、文化と、本質を求める同じ価値観を一同に集めて発信をしたい。
というお店のコンセプトがどの部分を切り取っても体感出来る素晴らしいスペースとなっておりました。
価値を伝えるのに一番確かな方法は、実際に感じてもらう事なんだ、と今更ながら実感した次第です。
ecoreさんのこれからの発展と繁栄を心から祈りつつ、頂いた刺激を元に私も価値を伝えていく事にいっそうの精進をしたいと思います。
少し遅くなりましたが、開店のお祝いに時計を送らせて頂きます、少しだけ待ってて下さいね。
ありがとうございました。
心謝。
創業時から変わらない私達の“想い”
それは作り手側から見た業界の悪習を断ち切りたいと言うその1点に尽きます。
しっかりと社会保障をされた職人が早く出来た事が儲かることではなく、完璧なものを作ることで評価されるシステムを作り上げ業界のスタンダードにしたい。
それがすみれが社員大工での施工に拘る理由です。