模倣の経営学 〜佐川方式工務店〜

9月5日 晴れ後曇り

朝起きは繁栄への第一歩

火曜日は朝活の日。今日も夜明け前に起き出して、日の出とともに先輩経営者のありがたい講話が聞けるモーニングセミナーの会場であるポートピアホテルへと向かいました。朝早起きし、背筋を伸ばして倫理観を持ち、理念や信念を守りながら経営を続けておられる先輩経営者の方々の体験談や考え方、経営哲学を聞いてから仕事に取り掛かるというのは非常にいいもので、通い始めてまだ3ヶ月ほどではありますが、いいご縁を頂き、いい習慣を一つ身につけることが出来たと喜んでいます。見学無料、お試し参加はいつでもオッケーなので、ご興味がある方はお気軽にお声掛けください。(笑)

 

 

読書の秋

さて、9月に入って朝夕はすっかり涼しくなり季節は秋へと移っていることを感じるこの頃、秋といえば読書!ということでこれまで思いつきで購入しまくり積読になっている書籍を片付けるべく、今日は少し気合を入れて積み上がっている書籍に読み進めて行く優先順位をつけてみました。近年はなるべく小説を読もうと心がけているのですが、昨年から本格的にスタートした研修事業の絡みや受講生として研修に参加している関係もあり、必要性に迫られたり、興味を惹かれてビジネス専門書や経営学の書籍を購入する割合がこのところまた増えてきておりまして、わざわざこのブログで紹介するまでもない本も少なからず買ってしまっております。そんな中、「下手な鉄砲も数を打ちゃあ当たる」ではないですが、これは良かった!是非読むべき!という本にももちろん巡り会えたりもしています。

 

 

模倣の経営学

そんなスマッシュヒットな一冊。昨日、UXデザインの研修に参加した振り返りのブログを書きながらデジャブのように感じていたのは、最近読んだ書籍「模倣の経営学 実践プログラム版 NEW COMBINATIONS 模倣を創造に変えるイノベーションの王道」井上達彦 (著)の中で目にした内容と今回学んできたことの共通点があまりにも多いことでした。イノベーションのきっかけを見出すのに、ユーザーに聞いても真実など解らない、全く関係ない人を観察して解を求めるべきというUX的思想とこの本のテーマである他のビジネスを「模倣」してイノベーションを起こすのとでは根本的に全く違うはずなのに、考え方が非常に似通っているのに衝撃を受けたというか、新しいサービスやモデルを生み出す為に必要なことの一つのパターンを見せられたように思えました。全く違うジャンルだと思っていた研修を受けながらこの本に書かれてあったのと同じ単語や考え方がポンポンと出て来たのには、まーまーの衝撃を受けました。超オススメの一冊です。

模倣の経営学 実践プログラム版 NEW COMBINATIONS 模倣を創造に変えるイノベーションの王道
模倣の経営学 実践プログラム版 NEW COMBINATIONS 模倣を創造に変えるイノベーションの王道

 

内容紹介

amazonに書かれてある書籍の簡単な内容の紹介と目次を以下に転載しておきます。

企業の競争力と進化に関するパラドクスを解明したベストセラー『模倣の経営学』が、実践的な解説を大幅に増補して新登場!偉大な企業の「パクリ伝説」をもとに、ビジネスモデルとテクノロジーを革新する、「模倣による新結合」の手法を体系化。

◎目次
はじめに:ゼロイチ神話を超えて
初版まえがき:模倣のパラドクス

基本
01[なぞかけ]メタファーと新結合
02[共通性]本質をモデリングする
03[分類]似た者同士を探せ
04[パターン]良い模倣と悪い模倣
05[手順]創造的模倣の5ステップ

探索
06[観察]ありのままに見る
07[探索]遠い世界を見に行く
08[教師]誰をどう真似る?

分析
09[設計]整合すべき4つの要素
10[推論]仮説を導く比較分析法
11[実験]低コストで試す3つの方法

実行
12[創造]再現から独創へ
13[守破離]ギャップを越える複眼モデリング
14[反転]良いお手本を反面教師にする
15[わな]模倣できそうで模倣できない仕組み
16[順序]まず山があって森がある
17[作法]模倣の力を引き出す3つの肝

実践プログラム編と副題がついているだけあって、非常に実務に落としやすく、わかりやすい内容になっています。何度か繰り返し読み返したくなるほど、示唆に富んだ内容となっています。

 

 

UXとの共通点

この目次の中で先日UX KANSAIのセミナーで受講した行動観察/分析の研修の流れと重なっている部分を書き出すと、

07[探索]遠い世界を見に行く
06[観察]ありのままに見る
02[共通性]本質をモデリングする
01[なぞかけ]メタファーと新結合
04[パターン]良い模倣と悪い模倣

と、昨日のブログで書いた、「全く関係ない人達を調査してそこから本質的な概念を抽出して解を見出すことによってこれまでとは全く違う新しいサービスデザインを作り出すことができる=イノベーションのきっかけ」をこの本から紐解いて重ね合わせてみると、ユーザーではない一般の人をフィールドワーク(遠い世界)でバイアスを排除し、ありのままに見て(観察)価値基準で分類、分析し(共通性)その中から概念をあぶり出し(メタファー)クライアントの問題解決を(パターン)から読み取る。となります。

大きな違いは「模倣」「パクリ」というネガティブに取られかねない切り口だけのように読み取れますが、甚く得心したこの経営学の書籍に書かれていることと、(50歳にもなって、まるで弟子入りしたかのように)二年間にも渡って一生懸命学ばせて頂いているUXの思想に重なる点が多かったのは決して偶然ではないと思いますし、興味を持って学んでいる事の整合性と方向性が見えた気がしてなんだか非常に嬉しい気持ちになりました。

 

 

模倣の具体的かつ私的な事例

この書籍を読んで私が激しく腹落ちしたのは、自分自身が行なってきた事業がこの書籍に書かれている通りの全くの模倣だからです。いわゆる町の工務店である自社のビジネスモデルを紹介する際、私は「佐川急便方式の工務店」です。とよく言いますが、すみれのモデルは私が若かりし頃勤めていた当時物流業界で急成長を遂げていた佐川急便を模倣して作っています。

もちろん、運送業と建築業は全く違う業態ですし、そのまま模倣したわけではありませんが労働集約型と言うのと、顧客接点が肉体労働者であると言う2点においては酷似しており、本質的な意味では同じような職種だと思ったのです。大工職人から起業した後、暗中模索の中、ジェイ・エイブラハムのマーケティング理論を学び 「卓越の戦略」は現場での顧客接点でこそ発揮されるべきだと気づき、佐川急便時代に厳しい研修を受けて意識改革をした(させられた)上でセールスドライバーとしてトラック運転手でありながら毎年昨年対比120%の売り上げアップを達成するようになった自分自身の経験から職人の教育こそが建築業のビジネスモデル構築の基本になると考えたのでした。現在、全国に展開している研修事業、職人起業塾の元となる考え方です。

 

 

模倣こそイノベーションの入口

以上のような一見、全く建築とは縁遠い前職の経験を生かしてそれをビジネスモデル構築の根本に据えて10年以上にも渡り建築業界では珍しい職人の正規雇用と教育、そしてマーケティングを一体とした取り組みを続けてきました。 もちろんこれはイノベーションと言えるほど大した事ではありませんが、遠いところからの模倣によって業界では珍しい仕組みを作ってきた経験は次のイノベーションを起こす基礎、土台位にはなると思っています。

一瞬にしてあらゆるものが陳腐化、そして無料化していく今の時代、まして少子高齢化に世帯数の減少と間違いなく衰退産業である建築業界において私たち中小企業が生き残っていくにはイノベーションと呼べる位の改革をしなければならないと思っています。普通にしてたら普通に消えていくのみ。時代の荒波を越えて存続できるように様々な方に教えを乞い模倣に模倣を積み重ねながら、足元と未来の両方をにらみながら走り続けたいと思います。

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陽転思考

8月22日 曇り時々晴れ

ウェブ検索でのご縁。

火曜日は朝活の日、昨夜は別の朝活の立ち上げのMTGに参加して、夜中遅くまで盛り上がってしまい、今朝は少しきつかったですが、それでも夜明け前に起きだしてなんとか時間通り、6時30分前には神戸ポートピアホテルのモーニングセミナー会場に到着することができました。相変わらず、夜朝ハイブリット型、頑張ってます。(苦笑)

朝活の後は「ウェブ検索でインスペクションに熱心に取り組んでいる会社を探していたらたどりついた」と、突然ご連絡を頂いた不動産鑑定会社さんを訪問、住宅中古流通をまともな価値を認めあえる様にしたい!と熱く語られる経営者さんと情報交換の場を持ちました。私も理事の末席に名を連ねさせて頂いている、安心できる業者によるインスペクション+性能リフォームで地域の住宅の価値を上げていこう!と熱心な活動を続けているNPO法人ひょうご安心リフォーム推進委員会との連携を軸に今後のアライアンスを探る有意義な時間となりました。私たちリフォーム業界と不動産鑑定の業界とが協力しあうことでなかなか思う様に進まない中古住宅の活用、流通に新しい展開が生まれるかもしれません。今後の展開が非常に楽しみないいご縁を頂けたと思います。

 

 

課題図書と感想文

さて、8月もそろそろ終盤戦、毎年一回くらいはがっつりとしたインプットを行う様にしている関係で今年はこの週末に東京にて泊まり込みでアクティブ・ブレイン・セミナーの認定講師の研修を受講することになっておりまして、受講前に課題図書を読んで読書感想文の提出を行わなければならず、相変わらずの出張まみれの日々ではありますが、欠片の様な時間をつなぎ合わして数冊の本を読了しました。先日、このブログでご紹介してこれは良書だ!と大きな反響を頂いた「脳に悪い7つの習慣」もその一冊だったのですが、それにも増して良かった書籍をご紹介したいと思います。その名も「陽転思考」ご存知アクティブ・ブレイン・セミナーの創始者であり、職人起業塾の研修にも(随分と無理を言って)多大なご協力を頂いている小田全宏先生の著書であり、日本の人間教育の第一人者とも言われる先生の思想の根幹を紐解く一冊です。

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人生はパラダイム次第。

陽転思考とはわかりやすく説明すると、コップに半分入っている水を見て、「もう半分しかない」と思うのか、「まだ半分ある」と希望を持つのかによって人生そのものの捉え方が代わり、実際の思考、行動、そこから波及する事象の全てが変わる、物事を前向きに捉えることによって人生は圧倒的に良くなるという考え方です。私は現在、非常に前向きな人間で、もうあかん、と思う様なことを諦めるのではなく、なんとかする方法論を探し続ける超ポジティブな思考になっておりますが、元来からそんなに物事を明るく捉える性格だったかというとそんなことはなく、様々な人生経験を積み重ね、曲がりなりにも経営者の立場となり、スタッフやその家族を守らねばならない、絶対に諦められないし、負けられないと腹を括ってから、半ば強制的に自分自身でバカポジティブと自虐的に言うほど前向きになりました。

 

 

恥ずかしがらず、学ぶしかない。

小田全宏先生のこの著書では、その陽転思考を支える考え方、心の持ち様、外部との関わり合い方を広範かつ多彩な事例と引用を用いて様々な角度から説明されており、小田先生の博学と見識の広さに驚かされました。各章を読み進める度にこれまで私が学び続けてきたことが全て網羅されているが如く理路整然と並べられており、初版が1994年ということですから、36歳の若さでこの書籍を上梓されていたことに驚きを隠せませんでした。自分の今の年齢と実力を鑑みて、少し恥ずかしくなるくらい。。
とにかく、その当時からあるがままを受け入れ、悪い出来事も、陰に篭ることも正視した上での陽転思考を提唱され、これまでその考え方というよりも在り方を多くの人に伝え、影響を与え続けてこられたことにはまさに脱帽するばかりで、私自身も小田先生から強く影響を受けて今があることを鑑みて本を読みながら感謝することしきりでした。

 

 

閉塞感を打ち破る陽転思考。

この週末に小田先生から直々に受講する講師認定講座ではこの陽転思考のさらに奥深い部分を垣間見れるのではないかと非常に楽しみにしています。それは、自分自身が若い頃ドロップアウトした経験から、世を拗ねて刹那に生き、自分だけが良ければいい、今だけ楽しければいいと言った人生に対して投げやりになっていた時期があることから、同じ様な想いを抱く若者に人生に前向きに向き合うことの素晴らしさ、腐っていると思っていた自分自身の価値や可能性がまだまだあることを見つかられることを伝えられる様になるかも知れないという淡い期待でもあります。大きな時代の転換期に差し掛かっている今、大企業の存続も確かではない、年功序列も終身雇用も崩壊し、人口減少、リセッションに向かう先行き不透明なこれからの時代、これまでの学歴社会は大きく変化するでしょうし、若者が将来に対して閉塞感を持つ様になるのではないかと危惧しておりますが、時代の大きな流れはともかく、やはり全てをあるがままに見て、その上で陽転思考を持って(自分自身を含め、)誰しもが充実した人生に挑んでもらいたいと思います。その根本的な思考の種がこの本には数多く撒かれており、人生の指針を固めるにあたり大きなヒントをもらえると感じた次第です。

強くオススメします!

 

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「ハウジング・アクティブ・ソリューションズ(HAS)セミナー」に登壇します。

建築業界の最先端のソリューションを提供する企業に混じって職人起業塾の研修の総論を短くまとめてご紹介します。参加費は何と!無料です!

9/21 (木)TKP仙台カンファレンスセンター【定員50名】(初開催)

10/24 (火)TKPガーデンシティ名古屋新幹線口【定員100名】

11/28 (火)品川フロントビル会議室【定員100名】

12/15 (金)TKPガーデンシティPREMIUM広島駅前【定員50名】(初開催)

お問い合わせはこちらまで→https://www.shokunin-kigyoujyuku.com/お問い合わせ/

ダイナミック・センターコア理論 脳に悪い7つの習慣。

8月1日 晴れ

 

お朔日の倫理法人会

お朔日の火曜日。今朝も日の出と共に飛び起きて、(少し寝過ごした!笑)ポートピアホテルで開催される朝活、倫理法人会のモーニングセミナーに出席、原理原則に沿って生きてこられた方の経験談を聴かせて頂いて、また一週間姿勢を正し、背筋を伸ばして日々を過ごすべく自分自身にリマインダーをかけました。心を整えると身の回りの事象が変わる、宗教チックな言い回しになってしまいますが、長年、在り方を正すことが商いを続ける唯一の方法論だと信じてきた私にとっては、何の違和感も感じることなく先達たちの言葉に素直に耳を傾けることができます。今日も本当にいいお話を聴かせて頂けました。ご縁に感謝いたします。

 

 

すみれ本社にて筋膜リリース施術始めます!

朝起きは本当に良いもので、1日が充実します。モーニンング・セミナー受講のあとは毎月の習慣、お朔日参りをしてから開店と同時に散髪屋さんに飛び込んでさっぱり、愛犬チャックと散歩に行ってから10時前に来社されたお客様をお迎えしました。十数年前からお付き合い頂いているお客様のご紹介で、理学療法士もされている治療家の先生に、この度すみれ本社3階のセミナールームを使って整体の治療を継続的に行なっていただくことになり、そのうちあわせ。延々とPCに向かって仕事をし続けているスタッフの体のケアもして頂ける(私も!)こともあり、とても良いご縁を頂けたと喜んでおります。筋膜リリースという痛くないのに体のハリや不調を整える治療法とのことで非常に楽しみにしています。一般の予約も受けて頂けるようなので(基本的に土曜日の施術となります)ご興味がある方は高橋までお問い合わせください。(笑)

 

 

脳に悪い7つの習慣

話は変わって、、ずいぶん久しぶりになりましたが、本のご紹介です。最近、読んだ本はマニアック過ぎて書評を書くまでもない(失礼)のが続いておりましたが、久しぶりに超良書!に巡り会いました。読み終わったところですが、すぐさまもう一度読み直したいと思えるくらい良い本です。実は8月の末に一泊二日のアクティブ・ブレイン・セミナーの認定講師の講座を受講することになっておりまして、講座を受けるにあたって事前課題に3冊の書籍を読んで読書感想文を送らねばなりません。その課題図書の一冊が「脳に悪い7つの習慣 林成之著」となっており、この度手に取った次第です。大体、尊敬する人が進める本は全て読む派の私ですので、小田全宏先生が推薦する課題図書というだけでワクワクして取り寄せましたが、この書籍は期待をはるかに上回る素晴らしさでした。以下に私が心を震わせた部分をかいつまんでご紹介したいと思います。

 

 

7つの人間力

ちなみに、脳に悪い7つの習慣とは、

  1. 「興味がない」と物事を避けることが多い
  2. 「嫌だ」「疲れた」とグチを言う
  3. 言われたことをコツコツやる
  4. 常に効率を考えている
  5. やりたくないのに、我慢して勉強をする
  6. スポーツや絵などの趣味がない
  7. めったに人を褒めない

となっており、もちろんこの逆張りをすることが脳のパフォーマンスを上げて仕事ばかりか人生も良い方向に押し進めるとなる訳です。この1〜7の悪い習慣はそれぞれ、

  1. 脳の本能を磨く
  2. 感性を磨き、理解力を高める
  3. 達成率を上げる
  4. 独創的な思考力を発揮する
  5. 記憶力を高める
  6. 空間認知能力を高める
  7. 人間性を磨き、コミュニケーション能力を高める

といった大雑把にいってしまうと総合的な人間力を高めることに直結しており、これらのスキルを高めることができれば当然のように仕事でも私生活でも大きな成果を上げることができるのは誰でも容易く想像できるのではないでしょうか。

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観念ではなく科学。

この林成之氏の著書の素晴らしいところは、氏が脳科学者であり、理路整然とした科学的な脳の分析、研究を元に理論構築をされている点で、決して観念的な見地から、(例えば「グチを言う」ことは人として良くない。など、)解説されているわけではないところです。そもそも私たちは、科学的なアプローチでなくても、グチを言うと自分自身(だけではなく周りの人も巻き込んで)のモチベーションを下げ、やる気を低下させ、主体的な行動を妨げることを知っており、「グチグチいっても何にも始めらない!愚痴を言うな!」と良く言います。しかし、それが真理か否かは人によって受け止め方は様々で、グチを言うことでストレス発散になり、仕事のパフォーマンスが上がると言う人もいるでしょう。そんな風に言われると、私なんかは(全然理解出来ないけど、)そんな考えの人もいるのかな、じゃあしょうがないか、なんて思ってしまいますが、脳のしくみから紐解いて「嫌だ」「疲れた」とグチを言うのは脳のパフォーマンスを下げる悪い習慣だと解説されると「なるほど!ぼんやりと分かっていたことって科学的にはこうゆうことなんや!」と目から鱗がごっそり落ちるかのごとく得心してしまいます。

 

 

貢献心こそがベース。

その他にも、これまで様々な研修やセミナーで教えてもらったり、書籍を読んだりして学び、自分なりに真理だと思えたことを実践する中で、私にとっての真理が他人にとっても同じように価値があるのかと、悩んでいたことの大まか全てがこの本によって科学的に証明された気になりました。あまり書きすぎるとネタバレも酷すぎるのでこれくらいにしておきますが、最も心を震わされたのは、脳が最初に情報を受け取る脳神経細胞は生まれながらにして、そのひとつ一つが本能を持っていると言うくだりで、その3つの本能とは、「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」とわかりやすくまとめられている冒頭の文章です。

「生きたい」は家庭と言うシステム、「知りたい」は教育(学校)システム、「仲間になりたい」は会社(社会)というシステムを作り維持してきたわけで、それらが良くなるように本能を磨くことで脳の機能を最大限に生かすことができる。となります。
そして本能に基づいて悪い習慣を考えるとまず、「自分さえよければいい」という利己的なスタンスで物事に臨むことがあげられるとのこと。「仲間になりたい」という本能は他人に喜ばれたいということでもあり、貢献心を磨き高めることが脳の力を発揮するベースだと第1の習慣の章で言い切られています。

 

 

虚構ではなく本能!

このブログの冒頭に毎週火曜日の早朝に通い続けている倫理法人会に参加する意味を少しだけ書きましたが、在り方を正すこと、原理原則に沿った生き方を選択することは人間力を高め、仕事のパフォーマンスを上げて成果に繋げることができる唯一の方法論だと信じてきた私にとって、これ以上力強く背中を押してもらえた書籍はこれまでに類を見ません。

理念の実現こそが事業の目的であり、その共有がスタッフや協力業者さん、職人さんとの結束を固め、世の中に貢献できる仕事をできるようになると信じ切っていた私は、以前、超話題作になった「サピエンス全史」を読んで、「真理だと思っていること、信念、理念も全て虚構の世界である。」という強い言説に(若干の違和感も感じながらも、)確かにそんな考え方もあるね、と、少なからずショックを受けておりました。今回、この本を読んでもう一度違う切り口で信念、理念を追い求めての他者貢献が人間の本能に基づいた行動だと科学的に肯定頂けたのは本当に励みになりました。これで、まだまだがんばれる。そんな気分にさせてもらえる素晴らしい一冊、強くオススメします!是非読んで見てください!

 

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イベントのご案内。

いよいよ今週末!毎年恒例!夏の富士山登山そろそろ締め切ります。

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あの日。

5月6日 曇りのち雨の予報

 

一年に一度の修験道。

(私はあまり関係ありませんでしたが、)長い人には長かったGWも終盤戦、今朝は夜明け前に起きだして奈良県の天川村の大嶺山に向かってます。ひょんなご縁が行きたいって、昨年から行き始めた州間執行、何でも行き始めると最低6年は続けていかねばならないらしく、去年から毎年通い続けることになりました。

いまだに女人禁制を守る厳かな雰囲気の大峰山に黙々と登っての修行は日常生活と少し離れて自分を見つめ直す時間にもなり、昨年参加させて頂いてすっかりお気に入りになりました。参加させて頂いている加納講が毎年この時期の参拝担っていると言うことで、当分の間はゴールデンウィークに海外等の遠方に行く事はなさそうです。

 

 

あの日。

今回のゴールデンウィークの間にやっておこうと思っていたタスクでいまいち進んでいないのが、読書です。並行して3冊4冊と読んでいる分、1冊を読み終えるまでに時間がかかり、このところこのブログでもあまり書籍のご紹介をできておりませんが、少し前に読み終えた本を久々にご紹介しておきたいと思います。
最近手に取る本は小説が中心で、たまに難しい哲学書なども読んだりしますが巷で話題になった平積みになるような本を読む事は非常に稀です。しかし、尊敬している人が奨められる本は全て(笑)購入して読むようにしており、とあるメルマガで紹介してるのを見て珍しく手に取ったのは少し前に大きな話題となったスタップ細胞の小保方晴子さんの告白本?「あの日」です。

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リケジョフィーバー

理系女子とかリケジョとかずいぶんとマスコミにもてはやされ、雑誌ネイチャーに論文が掲載された当時はあらゆるメディアで快挙を報じられ、毎日のようにテレビで取り上げられていた小保方晴子さんですが、その後、論文に掲載された表の偽装疑惑が持ち上がり、博士論文のコピペが問題になり、論文撤回騒動があり、嘘つきの権化のように毎日叩かれていたのはまだ記憶に新しいところです。挙句、理化学研究所のエースと目されていた笹井氏が自殺をするという衝撃的なニュースもあり、単なる科学界のスキャンダルに止まらず、大きな利権が絡んでいるのだと感じた方も少なくないと思います。

 

 

報道に対する違和感。

最近になってスタップ細胞がアメリカで特許申請を出されたと言うニュースがありましたが日本国内ではあまり大きく取り上げられる事はありませんでした。その後、日本とアメリカで特許が拒絶されたとか、神戸に本社があるシスメックス社が類似の特許を申請したとか、未だ騒動は完全には収束していないようですが、小保方晴子氏が偽装したとバッシングを受け続けていた時、その報道を見て私は非常に違和感を覚えました。どっからどう見ても聡明そうな若くして博士号を取得して研究に打ち込んできたという彼女が故意にES細胞を混入させたとか、表を偽装して論文を提出したとか信じ難く、もし偽装していたとしてもろくに検証もされないまま日本の最高峰の研究機関である理化学研究所からその論文が発表されたとか、ほんまかいな、というのが正直な感想でした。

 

 

バイアスvsバイアス。

彼女の心の叫びとも取れるような一連の騒動の顛末の一部始終を書き著した本を読んで見ての感想は、真実というのはそんなに単純なものではなく、私のような一般の部外者にはどこまでもわからないのだろうということ。ただ、小保方バッシングが激しくなった時に感じた違和感は、あながち間違いではなく、彼女が(ぬるいところやぼんやりした部分はあったとしても)疑惑まみれの嘘つき女ではなかったのではないか、マスコミが報道するのを鵜呑みにするより、自分の直感を信じた方がいいのではないかということ。ただ、マスコミの報道でバイアスがかかるとしたら、個人的な手記もまたバイアス以外の何者でもなく、どちらが正しいかという判断材料にはなり得ませんし、そもそも、本を読んで真実を知り得ることなどないのかも知れません。

 

 

直感を信じるべきか。

私としてはここ数ヶ月、ファーストインプレッションをその後の情報で打ち消した結果、あまりよろしくない状況を招くことが少なくなく、根拠が明確ではないですが、直感で違和感を覚えるものや人には近づかないようにしようと最近思うことが続いたこともあり、直感を信じる、もしくは直感を研ぎ澄ますことを意識しようと思っていたところで、STAP細胞の真実やこの書籍の良し悪しは置いといて、なんとなく納得できる内容ではありました。
え、そこ?という書評になってしまいましたが、セットで読み進めている「論文捏造」と共に読んで見ると新たに見えるものがあるのかも知れません。
とにかく、今日のところは直感を鍛えるべく、大峰山修行に行ってきます!(笑)

 

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■UX サービスデザイン概論 LT(ライトニングトーク)に登壇します!

昨年、私も初参加して衝撃を受けた大人気のセミナー、UX サービスデザイン概論が開催されます。LT(ライトニングトーク)に私も登壇しますので、是非参加してみてください!
絶対にいい刺激と学びがあると思います、強くオススメします!

関西唯一!初心者向け UX サービスデザイン概論
2017年5月13日12:30?17:30 グランフロント大阪 タワーA 21F
https://www.facebook.com/events/366836017044838/?fref=ts

 

■オープンセミナー ツアー再開します!

6月から来年からの消費税増税を迎え入れる(迎え入れたくないけど、)対策をマーケティング理論を中心にオープンセミナーで全国で提案していきます。

6月は大阪、福岡、7月は広島、東京で開催を予定しています。その他も少人数のセミナー開催のリクエストにもお応えしておりますのでお気軽にお問い合わせください!
問い合わせ:https://www.shokunin-kigyoujyuku.com/お問い合わせ

知らないことを知ることから始める。

3月7日 晴

 

いかなご漁解禁!

爽やかな突き抜けるような青空となった朝は放射冷却のせいなのか、燦々と陽射しが降り注ぐ割には冷たい風が吹き、すぐそこまで来ている本格的な春を感じることができない寒さでしたが、そこは春、昼からはポカポカといい1日となりました。ニュースでは春の到来を告げる風物詩、イカナゴ漁が解禁になったとのこと、いよいよ春がやってきます。
昨日は2回目となる広島での職人起業塾の説明会を行い、工務店経営者、リフォーム会社の施工担当の方にお集まり頂き、少人数ながらも今後の建築業界、工務店の現場マネジメントについて熱く語って来ました。ちょっとしたグループコーチング形式で、参加頂いた皆さんの意見も伺いながら、建築業界の今後抱えるリスク、そしてそれを突破して生き残るためにこれから必要なことをお伝えしました。皆さん、熱心に私の話を聴いてくださり、「入塾申し込みをします!」と半年間にも及ぶ長い研修にもかかわらず、気持ちよくお申し出をくださいました。

ご参加頂きました皆様、お忙しい中にもかかわらず、長時間お付き合いいただきまして本当にありがとうございました。これから長いお付き合いになりますが、何卒宜しくお願い致します。

 

 

行動=出会いが人生を変える。

昨日の職人起業塾の説明会を行ってみて改めて感じたのは、今まで知らなかった世界に興味を持ち、行動することで、大きく人生が変わるような出会いが往々にしてあるという、当たり前と言ってしまえばそれまでですが、私自身が今まで何度も感じて来た行動が人生を切り開くという真理です。

別に、私に会ったから人生が大きく変わるとは言いませんが、今日の説明会の中でのやり取りでご自身で気付かれた、自分自身が変わらなければならないこと、明日行動に移すべきこと、そして継続して取り組むべきこと、の3つをもし本当に行動に移されたら、半年後、一年後にはご自身に大きな変容をもたらされるのは間違いないでしょうし、そこから(目標設定された)成果を手にする事も難しくもなんともないと思います。せっかくのご縁を頂けた事ですしなんとかこのきっかけを生かしチャンスに変えて頂きたいと思います。

 

 

安定と変化

知らない世界に飛び込んでみる、という行動は実は誰にでも出来る事ではありません。年齢を重ねれば重ねるほど、今まで過ごして来た環境に慣れ親しみ、そこからの変化が疎ましく、面倒臭くなったりするもので、人間の根源的な欲求とも言われる『安定』を求めるのは環境の変化とは真逆の方向です。基本、人はよく知っている世界に住み続けて居たいものなのです。

しかし、今の環境での安定が揺いで不安定になった時、人はやっと重い腰を上げて、自分の知らない新たな世界に飛び込んで行かざるを得なくなります。これはこれでしょうがないのですが、いわゆるケツに火がついた状態で迎える大きな変化は一か八かの博打の様相を呈してしまいます。

安定することを是とするならば博打のような人生を良しと思うことはないと思います。私の場合、これまでギャンブルのような人生を送って来ましたが、実はそれも常にどこかで安定を求めて来たが故でもあります。

 

 

変化が安定を作る。

出来ることならビビりながら危なっかしい橋を渡るのではなく、自信を持ってしっかりと地に足をつけて歩みたいものですが、なんのリソースも持っていなかった私のような学もなくカネもコネも持っていないものにはなかなかそんな訳にも行かなかったというのが正直なところで、とにかく安定した環境に置かれたことがないのですから、致し方ありません。(苦笑)

50歳になる年になってやっとわかってきたのは、知らない世界に飛び込んで新たな知識を得て、自分に対する気づきを持ち、今までと全く違う行動や習慣に取り組むことが結局安定につながるということです。

現在、『サピエンス全史』と言う本を読み進めておりますが、そこには類人猿から進化変容を続けてきた人類の歴史の様々な根源的な変化と安定に向けて人類が行って来た革命についての解釈や解説が非常にわかりやすく書かれています。

サピエンス全史
サピエンス全史

 

知らないことを知る。

認知革命から始まり農業革命、科学革命と続く人類の歩みの中で最も重要だった変革は、知らないことを認知して全く未知の大海原に船を出して領地を拡大した大航海時代にあるとその書籍には書かれています。それまで世界各地でバラバラにひっそりと暮らしていた人類がグローバルにつながりヨーロッパで発達した科学とテクノロジー、宗教観の価値観に圧倒的に押し流された経緯がそこにあるからです。

それまでの人類は自分たちが住む国や地域とつながっている外界以外に大きな興味を持ちませんでした。それは、自分たちが知らない広い世界がこの世にあると言うことを目を向けず、自分たちが住む世界が全てだともう信じてきたからであり、自分たちが知らないと言う自覚こそが世界をグローバルにに結びつけた原動力だとのこと。なるほどなぁと思うとともに、知らないことを知ると言うフレーズがずっと頭にこびりついています。

 

 

自省無くして成長なし。

自分たちが知らないこと、わかっていないことに目を向けると言うのは無知を認識するということであり、解釈を広げると自ら省みると言う行動でもあります。

「自省のみが人を成長させる」とは今は亡き私がメンターとして慕っていたスター社長が残された言葉で、遺言とは少し違いますが、私はその言葉をずっと心に刻み込み、自ら省みる習慣を長年持ち続けて来ました。昨日の職人起業塾の説明会に参加された方も、自ら正さなければならないことがあることに気づき、行動に起こされたと口にされておりましたし、規模感は違いますが『サピエンス全史』で紐解かれた人類の歴史と同じ大きな変革、変容はやはり自分の無知を知ることから始まり、その無知を補う行動=新たな世界に一歩踏み出すしかないのだと思うのです。

 

 

無知と陳腐化。

無知は罪、とも言います。そして全てのモノ、コトはあっという間に陳腐化していきます。何の問題もない(ように思える)安定している状態の時から知らないことを認識する謙虚さを持ち、面倒で厄介ですが、新たなチャレンジを行うこと(変化=不安定)が詰まるところ陳腐化を防ぎ、安定した状態を保つ唯一の方法論なのだと思っています。

毎年の様に新しい事業を立ち上げ、社内の改革をひっきりなしに行い、仕組みやルール、業務フローの改善を繰り返し、新しい知識を取り入れては研修やセミナーにスタッフを送り込む。働いているスタッフとしては通常業務のみでも十分忙しいのに、またなんか新しいこと始めるんや、と面倒で大変だと思いますが、一歩外に出ると自分たちが知らない世界が無限に広がっており、それを知り、吸収することでやっと今まで通りの微妙なバランスに支えられた安定を保つことができることを理解してもらいたいと思います。

「我無知を知る、我行動す。」の精神こそが急激に進む情報化革命の荒波を乗り越える唯一無二の思考であり、これはビジネスに限らず、人の悩みの全ての根源である人間関係においても同じだと思うのです。自己肯定感が重要、と言われるポジティブ思考全盛期の現代の流れでは自分のダメさ加減に目を向けるのは時流への逆行の様に思われるかも知れませんが、バカ明るい前向きポジティブ思考に成長は無いと思うのです。(笑)

さあ、とにかく、まずは新たな世界へ飛び込んでみよう!

 

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山と街をつなぐ活動を通して森林の保全活動のクラウドファウンディング立ち上げてます!ご支援宜しくお願い致します!

オール・オア・ナッシング方式のクラウドファウンディングは目標額に達しなければ全額支援者に返金し、プロジェクトが消滅します。

神戸ハーバーランド木育施設「ひょうご木づかい王国学校」を存続させたい!https://camp-fire.jp/projects/view/21237

ひょうご木づかい王国学校クラウドファウンディング

ひょうご木づかい王国学校クラウドファウンディング

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■職人起業塾【全15回 厚生労働大臣認定コース】絶賛受付中!

今期の研修事業もすでに受付始まっています!助成金を利用される方は急いでください!

大阪開催は一旦締め切りましたが、最終1名のみ受講枠に空きがあります。現場マネジメントを見直し、ボトムから現場基軸のマーケティングの構築に興味がある方には個別で相談に応じております。お気軽にお問い合わせください!

第5期生【関西地区:大阪会場】→満員御礼!締め切りました。
第6期生【中国地区:広島会場 6月7日~12月6日 追加募集中!申込〆切3月20日まで】
第7期生【関東地区:東京会場 7月14日~1月12日 申込〆期3月末まで】

3開催とも定員20名です。現在続々と申し込み頂いております。
ご興味がある方はお気軽にお問い合せ下さい!

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献茶祭と、かわいいオッサン論。

11月17日 晴れのち曇り

日吉大社献茶祭

今日は毎年恒例の比叡山麓に位置する古刹、日吉大社でも献茶祭でした。初めて参列した6年前は確かコートを着込んで、小雪がチラホラ舞っていた覚えがありますが、今日はいい天気に恵まれて比較的暖かな日となり、閲覧席の最前線で宗匠の奉じる流れる様なお点前に目を凝らして勉強させて頂きました。

 

継続は成長を助ける。

茶の湯をのお稽古を習い始めてから、かれこれ7年目に突入しようかとしておりますが、未だに茶の湯を嗜んでます。とは言えないポンコツ状態のままで、どうしたものかと悩んでおりますが、覚えが悪くても、理解が浅くても年数をやっていれば否が応でも身に付く事もあるもので、今年の献茶祭は今までになく、所作の細やかな部分について、なるほど、と気付かされる事がありました。ま、実際のお稽古での私のお点前に反映される事はないと思いますが、、(泣、)

 

継続に付加される価値。

毎年決まって同じ祭事に参列すると、去年はこう、一昨年はどうだった、と時間の流れを遡り、それに伴って過去の出来事が思い出されたりして悪く無いものです。拙いながら、上達しないながらも1つの習慣(というか習い事)を持続、継続させるというのは単にそれだけでなく付随して様々な付加価値が生まれてくるモノなのだと改めて感じました。


特に、今回これは!と思ったのは日吉大社の神主さんによる献茶祭の後の御礼の挨拶です。話すのが上手な人は世の中にたくさんいますし、日本のトップレベルと言われる小田全宏先生のようなスゴイ人のお話も身近で聞かせて頂いたりもしています。そんな方と比較するのは失礼ですが、毎年聴かせて頂く神主さんの挨拶の言葉は昨年話された内容を思い出せるくらい、毎回胸に沁みこむ様な語りで、悲しみも苦しみも全て包み込んで今を淡々と歩みを進めなければ。と思わされます。
やっぱり神様に仕えておられるからなのでしょうか、改めて凄みを感じさせられた次第です。

 

時代を作った英雄が使ったコミュニケーションツール。

さて、学んでも、お稽古してもゴールどころか折り返し地点も見えない茶の湯の世界ですが、それでも6年も続けていると勉強するだけでなく面白さも少しくらい感じられる様になるもので、茶の湯にまつわるモノやコトに興味を持って調べて見たりもする様になります。最近は特に、安土桃山時代から徳川幕府に移っていく激動の時代と千利休居士が確立され現代に伝わっている茶の湯の関係に非常に興味をそそられています。

大河ドラマでも毎回の様に茶の湯を喫みながら戦国大名同士が歴史的な話し合いをする場面があったりして、国を動かすトップが政治的に利用するコミニケーションツールとして活用されていたことが伺えます。もともとその時代の小説が大好きと言うこともあり、茶の湯に造詣の深い山本謙一さんの『利休にたずねよ』や『火天の城』等を読み漁ったりしておりまして、今回その流れで超大作を読了しました。

へうげもの
へうげもの

 

へうげもの

その20巻にも及ぶ超大作は小説ではなく漫画でして、現代でも茶の湯の世界では独特の存在感を放つ織部焼きで有名な数寄者の武士であり、茶人であった古田織部を主人公にした「へうげもの」なる漫画です。こちら→https://www.amazon.co.jp/dp/4063724875?_encoding=UTF8&isInIframe=0&n=465392&ref_=dp_proddesc_0&s=books&showDetailProductDesc=1#product-description_feature_div

「へうげる(ひょうげる)」とは「剽げる」とも書き、「ふざける」「おどける」の意味で、へうげものとは真剣な中にも笑いを織り混ぜる美意識?センス?を持った者という意味なのですが、確かに茶の湯の世界には凛とした厳粛な空気感とともにくすっと笑えるようなエッセンスが混じっていたりします。楽しさがなければコミニケーションツールにはならないということその漫画には暗に書かれておりましたが、漫画らしい面白さの中にもなるほどと非常に納得させられるところがありました。超絶にお奨めしますので、(オッサンは特に)ご一読をおススメします。

 

目指せ!カワイイ、オッサン。(笑)

『へうげもの』の古田織部助のキャラクターの様に人の心を引き込む必死さの中に織り交ぜるユーモアとクスっと笑えるエッセンス、それを支える独自の美的感覚と人の心の奥を慮る深さを持つ事が出来れば確かに人とのコミュニケーションに苦労する事は無くなり、様々な問題を解決しつつ、自分の価値観に沿った生き方を出来るのかも知れません。
私もせっかくですから、ぼちぼちとお稽古事に励みつつ何とかその奥義?の尻尾だけでも体得したいと思います。
そういえば、UXデザインでお世話になっている浅野先生も「男は可愛げでしょ」と言ってましたしね。かわいいおっさん目指します。(笑)

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■全国展開!職人起業塾募集スタートしました。

職人起業塾研修募集
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お問い合せはこちら→http://sumireco.co.jp/question.php

 

 

■5つ星評価続出で絶賛発売中!『書籍 職人起業塾』のご案内

不肖、ワタクシ高橋が初めて上梓した志を実現する為のインバウンドマーケティングの実務書、『書籍 職人起業塾』は品薄につきAmazonではプレミアがついて定価1650円がなんと!3960円で取引されています。Amazonも有名書店も売り切れ続出ですが、現在は少し在庫がある様です。今なら定価でご購入頂けますよ!

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書籍 職人起業塾
書籍 職人起業塾

■協力業者会、安全大会での講演承っております。

これから一気に厳しさを増すと言われている建築業界の現状を見つめ直し、現場に関わる全ての人達が一致団結して取り込むことでその荒波を越えて明るい未来を見据える事が出来る様に、現場の重要性の再認識とマーケティング理論を紐解きながら御社の経営理念を軸にした講演を行います。

日程の調整が必要ですが、以下のメールフォームからお気軽にご相談下さい。
http://sumireco.co.jp/question.php

 

アイデアのつくり方。

10月30日曇り

あっという間に10月も今日でおしまい。なんと今年も残すは2ヶ月のみになりました。あれもこれも、とやる事はてんこ盛り、気持ちは焦るばかりですが、ここは落ち着いて1つずつ順番に緊急性の高いタスクから片付けたいと思います。

 

 

コラボレーション

昨日の日曜日は、午前中顧問社労士の川西先生と社内整備刷新の詰めをした後、職人起業塾の事務局をお願いしている川島先生の事務所にてミーティング。
神戸本社、大阪圏の材料搬入でシェアナンバーワンの青貝社長と広島で一般社団法人リフォーマー専門学校を運営されている大澤社長にお越しいただいて社労士の両先生を交えて新しいサービスのアイデアを形にすべく、夜までみっちり長時間に渡る話し合いの場を持ちました。

マーケティング理論の中では、シナジー効果を生み出し大きな成果を得る最も有効な手法は『コラボレーション』だと言われます。
自分が持っている経営資源を使って、他社のビジネスをサポートする事で顧客に与える事が出来るベネフィットを飛躍させる、もしくは顧客の数を一気に増やす等、他社へのアクションを積極的に行なう事で、(相乗効果というだけあって、)足し算ではなく掛け算的に成果を飛躍的に伸ばす手法と言われています。しかも今回のコラボレーションは3社で企画するとあって、三乗か?なんて勝手に妄想し、非常に楽しみにしています。

 

 

共通の理念。

私は、職人が地位向上を果たすには、職人自身が意識を変え、利益を上げれる様にならなければ、と思っています。職人起業塾では建築の実務者に経営者と同じ様な意識を持って、顧客に接し、「一生あんたにお願いするね」と言われる様になってもらうべく研修をしています。
そこでは、考え方やコミュニケーション、可能思考などを学んで頂きますが、技術的な指導は一切研修カリキュラムに入っておりません。

大澤社長が広島の呉で行なわれいる『リフォーマー専門学校』は先ずはリフォームに特化した幅広い、そして簡単な技術を身につけて、長い下積み期間を経なくてもある程度の稼ぎが出来るような人材育成を行なわれています。
職人になろうと思う若者がまずは稼げるようになるというのは非常に素晴らしい取り組みであり、私の考え方とピッタリ一致します。さすがは職人上がりの経営者です。(笑)

青貝社長は独自の募集サイトを駆使して、毎年圧倒的な数の若者を集められており、その数は全国の若年層の大工の何倍とも言われていました。しかし、彼らは材料搬入という体力勝負の職種だけにキャリアプランを見出せず、離職してしまった人も非常に多いとのことで、なんとかキャリアプランを作ってあげたい、と御相談を受けました。
私達からすると、せっかく建築現場での仕事に興味を持ってくれたのにもったいないなー、というのが正直な感想。

この三者が集まって、コラボをすればこれから急激に進行すると言われている建築業界を根底から揺さぶる職人不足問題の解決の糸口が見えるのではないか、と思ったのが今回のミーティングのきっかけでした。私達に共通する想いは、現場で働く職人が未来を見つめて安心して働ける環境を整え、彼らがガッチリと稼ぎ、同時に企業もガッチリ。になればいい、というコト。

 

 

アイデアのつくり方。

少し前にUXデザインの研修に参加した際、講師の浅野先生から『アイデアの作り方』という本を紹介して頂きました。このコミュニティーで御紹介頂く本には外れが無い!ということで早速購入、とても薄く読みやすい本という事もあり、即読了しました。

そこに書かれてあったアイデアの作り方とは、(超簡単にまとめると)新しく斬新なアイデアがどんどん生まれてくる事はなく、多くの優れたアイデアはこれまであった既存のものの組み合わせで生まれるということです。昨日の三者それぞれが自分のビジネスを持ち寄ってのコラボレーション企画のミーティングをしながら、これが新しいアイデアを作っていくプロセスなのだと感じたりしていました。

アイデアのつくり方

 

内容紹介

アマゾン選定、これだけは読んでおきたいオールタイムベストビジネス書100入り!
1940年から世界中の人々を魅了し続ける不変の法則。不朽の名著。

(序文より)
この小さな本のなかで、ヤング氏は、もっとも学術的で詳細な広告原論よりも
さらに貴重なことを私たちに教えてくれている。
個々のコミュニケーションの骨や肉にあたるものだけではなく、その魂ともいうべきアイデアを語っているからだ。

生化学者は、大した費用もかけずに人間の肉体を組み合わせることができる。
しかし、人体に生命の火をスパークさせることはできない。
ヤング氏がここに書いているのは、創造のスパーク、アイデアなのだ。

アイデアこそが広告に精神と生命を吹きこむ。
広告制作者がその手腕を発揮する上で、これより大切なものはない。

創造の過程における心の営みを記述するときのヤング氏は、
私たちのもっとも偉大な思索家たちの幾人かの人々の伝統に連列なる人物である。

バートランド・ラッセルやアルバート・アインシュタインのような科学の巨人が、このテーマで彼とほぼ同じ趣旨のことを説いているということが、ヤングの偉大さの何よりの証しだ。

知識はすぐれた創造的思考の基礎ではあるが、十分でない。知識は、よく消化されて、最終的に、
新鮮な組み合わせと関連性をもった姿となって心に浮かび出てこなければ意味がない、という点で彼らの意見は一致する。

アインシュタインはこれを直観と呼び、直観だけが新しい洞察に到達する唯一の道だと言っている。

手に入れたアイデアが価値あるものかどうかは保証の限りではない。このことを言ったのはヤング氏がはじめてだったのではないか。

アイデアの良し悪しは、遺伝子までも含めてあなたのもつすべての資質と能力できまるものだ。
しかし、ヤングがこの本で単純明快にまとめた手法に従ってアイデアづくりに取り組めば、あなたは自分の能力と素質のすべてを最大限に生かせることになるだろう。
この問題の核心に触れることができるのはヤング氏のおかげである。

長年にわたって広告活動に携った結果、適確でドラマチックなアイデアの作成がコミュニケーションを成功させる鍵だということを、彼は体得したのである。

彼はそのことを鮮明に私たちに理解させてくれるばかりでなく、その目標に向かってゆく道筋へも教示してくれている。

内容(「BOOK」データベースより)

60分で読めるけれど一生あなたを離さない本。《アイデアをどうやって手に入れるか》という質問への解答がここにある。

 

 

読むは易し、行うは難し。

私はちょっとした活字中毒で、常に何かしらの活字を読んでいなければならない強迫観念に駆られています。多分、子供の頃に勉強をしなさ過ぎたからだと思いますが、、(苦笑)

世の中に素晴らしい本は多く、ビジネスに関する書籍は、読書する事によって素晴らしい気付きや実践的な示唆を多く得る事が出来ます。しかし、どんなに素晴らしい事が書いてあったとしても、それを自分自身に取り込み、実際の行動に移して成果を得なければなんにもなりません。

世界一のマーケターが公開した理論を読んだ人が全員実践する事が出来るなら、失敗する人はいなくなるのかも知れませんが、ジェイやリッチ、ダン等のマーケター理論をしっかりと実践してるなー!と思える人にはこのところトンと出会った事が無ありません。

学ぶ事に意味は無く、実践を継続出来てナンボ。そのように考えれば、偶然?のようですが、ヒントを得た!と思えた書籍の内容を即実践に移せた様な昨日のミーティングは非常に意義深いものでした。せっかくアイデア、なんとかカタチにしたいものです。

 

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■【緊急告知!】11月7日広島で「自社多能工職人育成」特別セミナーに登壇します!

詳細は以下に、申し込みはこちら→https://www.facebook.com/events/1344634862221383/

講師
株式会社平成建設(静岡) 広報室 室長 安田武様
リフォーマー専門学校(広島) 理事長 大澤仁志様
すみれ建築工房(兵庫) 代表取締役 高橋剛志様

【概要】
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1.・200人職人集団のつくり方
「業界の常識を覆す内製化経営の3つの秘訣」
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平成建設は、大工を育て、建築の主要な工程を自社にて行う「内製化」を果たした企業です。
500名中なんと200名が社員大工という脅威の数字。また、東大・京大・慶応大など超優秀な大学から
自社大工を採用する内製化経営の3つの秘訣をご紹介します。
(講師:株式会社平成建設 広報室 室長 安田武)

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2.自社多能工育成で粗利45%を実現
「リフォーマー専門学校で20日間で自社多能工を育成」
https://www.reform.school/
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広島県呉市で水まわりの設備工事を専門とした多能工職人の育成受け入れを
行っているリフォーマー専門学校。最短20日間で粗利45%を実現する
自社多能工の育成プログラムをお伝えいたします。
(講師:リフォーム専門学校理事長(株式会社オオサワ創研 代表取締役) 大澤仁志)

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3.大工自ら顧客創造 販促0円で年間5億円売上
「職人がマーケティングを勉強する」
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兵庫県神戸市に本社を置く、すみれ建築工房。職人の教育、シクミづくりを加速させる
マーケティング理論の実践により、販促0円で年間5億円の顧客創造を達成。
2015年からJBNの公式認定研修事業として開始したグループコーチング研修
「職人起業塾」で実践している9か条をご紹介します。
(講師:すみれ建築工房 代表取締役 高橋剛志)

11/7(月)「自社多能工職人育成」特別セミナー

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■『ひょうご木づかい王国学校』にてイベント続々!

10月22日は住まい・暮らしをもっと楽しく♪住まいの基礎知識①です。
住宅の健康維持費用は、建築やリフォームの計画段階から情報収集しましょう!!「ライフサイクルコスト」はイニシャルコスト、ランニングコスト、メンテナンスコストなどさまざま 一緒に考えましょう!【参加無料】担当:NPO法人 ひょうご新民家21https://www.facebook.com/events/228770154206132/

ちびっ子向けの木育ワークショップは随時開催、その他にも暮らしに役立つセミナー続々登場です!お近くに来られた際は是非お立ち寄り下さい!

あ、私もこの場所で11月3日にこんな勉強会を開催します!無料ですよ!
家のプランを立てるその前に!住宅取得の費用は誰か決まる?銀行では教えてもらえない住宅資金セミナー

 

■5つ星評価続出で絶賛発売中!『書籍 職人起業塾』のご案内

不肖、ワタクシ高橋が初めて上梓した志を実現する為のインバウンドマーケティングの実務書、『書籍 職人起業塾』は品薄につきAmazonではプレミアがついて定価1650円がなんと!3960円で取引されています。Amazonも有名書店も売り切れ続出ですが、現在は少し在庫がある様です。今なら定価でご購入頂けますよ!

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『職人』を教え・鍛え・育てる しつけはこうしなさい!

9月26日 曇りのち晴れ

週末に一人で勝手にトラブルに巻き込まれ?久しぶりに命の危険を感じたりもして、昨日はランニングも休んで(反省しながら)おとなしく仕事に勤しんでおりました。
そのお陰で?今朝起きると元気一杯(笑)、いい感じの一週間のスタートを切ることが出来た様に思います。

で、バリバリと仕事がはかどったかと言うと、そんな事は無くて、朝から6年振りとなる税務調査に税務署の職員さんと会計事務所の先生が来られて、私も事あるごとに呼ばれ、はっきり言って仕事になりまてん。(苦笑)

ま、基本的に何もやましい事はないので良いのですが、細かな事ってつつけばイロイロとあるもので、、棚卸し在庫のやり方がテキトーなのを突っ込まれ、大いに反省しております。。

 

 

 

話は変わって、、

先日、Amazonで書籍を購入したら、同じ本が2冊届きました。

あれ、クリックを間違えたか?なんて思っておりましたが、よく見ると一冊は著者のサインがしてありまして、どうやら献本頂いたのと私が自分で注文したのとたまたまタイミングが合って同時に届いた様です。こんなことって、あるんですね。(笑)

阿久津社長、ありがとうございました!

 

 

読まずに死ねるか!

で、お題目はその本のタイトルな訳ですが、私達職人会社を経営している者にとっては読まずに死ねるか!的なニッチな業界本となってはおりますが、モノづくりに携わる人なら誰でも共感し、学びと同時に覚悟を持たねばと自分を鼓舞する内容となっています。

これ→https://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/4495591916/ref=tmm_hrd_new_olp_sr?ie=UTF8&condition=new&qid=&sr=

早速、拝読させて頂きました。

もうね、目次を見ただけでもそうそう、と頷きっぱなし。リアルに職人を育て、現場を基軸としたマーケティングを組み立てて企業経営をしている経営者の本音の声がズバズバと書かれていて、同じ職人上がりの経営者として、同じ想いで同じ様なビジネスモデルを組み立てようと奮闘している社長がいる事に喜び、勇気をもらい、そして自社を振り返ってまだまだ出来ていない事がたくさん有ると大いに反省もさせられました。

これからの職人時代のバイブルになるのではないでしょうか!

 

 

なか見!検索!

目次だけでも御紹介すると、

  1. 企業百年の計は職人育成にあり

  2. 反発だらけの職人育成 理念を掲げて社風を変える

  3. これからの職人は講あるべきだ

  4. 職人育成は時間とお金、そして何より根気が必要

  5. 職人は個人プレーよりもチームワーク

  6. 卓越した技術が職人の強み

  7. 職人に経営感覚を持たせる

  8. 少数精鋭の強い会社を創る

と、私が職人起業塾で行なっている研修事業と全く同じ内容です。(笑)
本質を見極めて行くと、結論は自然と同じ着地点に向うと言う事なのでしょう。

繰り返しになりますが、内容については建築業界の経営者も職人も全員が読むべきと言っても過言でない程、本質的且つ具体的な事例に溢れておりますので、強くおススメ致します。

これ→https://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/4495591916/ref=tmm_hrd_new_olp_sr?ie=UTF8&condition=new&qid=&sr=

 

 

十回言ってダメなら百回。

その中でも、特に胸に刺さったのは私も(若干の)面識がある田舞徳太郎氏からの手紙の引用。

「人を育てるためには気の遠くなるような年月がいるでしょう。そして、どんなに優しくしても、あなたのことを平気で裏切るかもしれません。それでも、人を育てるものとしてのあなたの優しさが必要なのです。あなたが愛情を持って言い続けても、あなたの部下はあなたをうるさがり、あなたを受け入れないかもしれません。それでも愛情を持ち続けるのです。あなたがようやく育てたと思った途端に、あなたの部下は途中で辞表を出したり、実際やめたりするでしょう。それでも諦めずに次の人を育てるのです。

あなたが心を込めて指示しても、あなたの部下は無責任な気持ちで聞いているかもしれません。いくら言っても効果が無いように思うでしょう。それでも、根気よくを指示するのです。あなたは、今まで自分は本気で人を育てたが、いつも裏切られてばっかりでもうこれ以上傷つくのは嫌だと思っているかもしれません。それでも人を育てるものとして、傷つくことから逃げてはいけないのです。人を育てるには、お金も時間もかかる。その割にはあまり効果が無いから、もうやめようとしているかもしれません。それでも諦めずに人を育てるものとして、お金をかけ心だけ時間をかけるのです。こんな人手不足の時に人を育てる余裕は無い。気持ちはあるけど売り上げに響くからできない。そうあなたは思っているかもしれません。それでも、人の育成を優先するのです。十回言ってダメなら百回、それでもダメなら千回諦めずに育て続けてこそ人は育つのです。丹精を込める。すべての生き物はそうやって育っていくのです。」

とてもじゃないけど涙無くして読めませんでした。。(泣)

 

 

金の卵ではなく、ガチョウを育てる。

目先の利益を拾いに行くなら、人材育成程無駄なものはありません。人に育ててもらった職人に仕事を頼めば効率的ですし、人の在庫を抱えないのは経営基盤を筋肉質にします。

そんな将来を見ない経営者が増え続け、職人を育てる事が出来なくなって久しい建築業界ですが、このような熱い想いで100年の計が語れる経営者が全国にはまだまだ居ると言う事です。

いくら受注を上げたところで、モノづくりが出来なければ一銭の儲けも出ないことに業界全体もそろそろ気付き始めてはおりますが、これから本格的に始まる急激な職人不足と消費増税による需要の下振り、激動の時代を生き残れるのは、モノづくりの本質に根ざした会社だと思います。

生き残りのヒントはここにあります!是非ご一読下さい!

『職人』を教え・鍛え・育てる しつけはこうしなさい!

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以下はセミナー情報等の告知です。(笑)

 ■京阪神版職人起業塾6ヶ月コース第4期、第5期、第6期募集スタート!

ご好評頂いております職人起業塾の建設業従業員さん向け半年15回の研修コースは来年開催の第4期、第5期、第6期(九州、中四国、関西)の開講準備に入ります。すこしでもご興味がお有りの方はお気軽にまずは一度お問い合せ下さい!

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エンデの遺言。

9月5日 雨時々曇り

 

月曜日は整える日。

状態管理のマネジメントを提唱している私が、自分の仕事で整える時間を持ててない程、情けないことはありません。少し前にそんな事を思い、スケジュール帳に『整える』という時間を書き込むことにしてみました。基本的には月曜日の午前中をその時間に充てることで、計画的に溜まりがちなタスクに優先順位をつけて、取りこぼし?のない状態にしたいと思います。ついでに、長らく行けなかった念願のスポーツ整体にも行って腰痛の根本はストレッチ不足という(分かっていたけど、、)決定的な指摘を受けることが出来ました。鍛えるばかりじゃダメ、ケアにも心を配る様にしないとね、、

 

 

インプット!インプット!

研修事業が本格化して来たこともあり、このところ爆発的に?アウトプット量が増えていることに、自分ながら違和感というか、バランスが悪いのを感じておりまして、気持ち悪い感覚を覚えています。直感的なバランス感覚が私の身上なのでその直感を信じて、この数ヶ月は意識的にインプットの量を増やすことに心を砕いておりまして、毎月学生さんに混じってUXDの講座を受けに行ったり、セミナー等も(時間が許す限り)参加する様にしています。昨日も、高砂の曽根で開催されていた『オールアースパウダー』の塗り壁ワークショップに(サイクリングがてら)参加してきましたし。(笑)

その時の模様はこちらから、最小にして最強の工務店、SONE BASE秋田夫妻の主催です。
今週末も継続して開催されるとの事ですので、ご都合の合う方は是非どうぞ!
http://sonebase.seesaa.net/article/441626651.html

※オールアースパウダーとは、MPパウダーという高品質珪藻土に導電性の繊維を混ぜ込んで面の電場を拾い集めてアース端子にながせるというスグレモノです。

 

披繙冊子。嘉言如林。

とは言え、インプットの大本命はやっぱり読書にあり、このところ精力的に読書に励んでおります。そこで得たいのは専門知識もモチロンですが、どちらかと言うと自分の知らない世界であったり、文化であったり、考え方、もしくはそれらを持った人の生き様を垣間見せてもらう事で、生きること、死ぬこと、それらを包括した人生観を間接体験として経験し、自分の一部に取り込むことです。とにかく、広く世界観や価値観に触れてみたいと。

そんな事を考えながらご縁をもらい、ふと気になったモノを片っ端から買い求め、読み漁っているというわけ。昨夜からはまた長編に取り掛かっております。(苦笑)
今日のおススメ本1→へうげもの – Wikipedia
戦国時代好きの茶の湯を習いに通っている者としては外せない作品です。(笑)

 

エンデの遺言。

以前にこのブログでも紹介した、キングダム、編集王、ドラゴン桜、エンゼルバンクに続いてインベスターZと長編(マンガ)を次々に読破しておりして、マンガ漬けの毎日となりつつありますが、決してマンガだけを読んでいるのではなく、小説やドキュメンタリー等、その他の書籍も並行して読み進めています。

そんな中、非常に興味深い内容だと感じたのがこちら、
本日のおススメ本2→エンデの遺言 ―根源からお金を問うこと (講談社+α文庫)

時間泥棒との戦いを描いたファンタジー童話『モモ』の著者として知られるミヒャエル・エンデの遺した思想をまとめた作品で、NHK取材陣が録音したテープを元に制作されたドキュメンタリー番組から生まれたとのこと、初版は2011年で当時ベストセラーになったので題名くらいは聞いた覚えがありましたが、この度ふとしたご縁で手に取ってみた次第です。

エンデの遺言
エンデの遺言

 

アタリマエのことをアタリマエに、を問い直す。

私が創業してからずっとスローガンとして掲げている言葉ですが、今になってもう一度、アタリマエってなんや?大丈夫か?と問い直す必要を感じたのがこの書籍を読んでの感想です。
私達は地域に根ざす企業として、持続可能な社会、持続可能なビジネスモデルを目指してきました。その歩みは非常に遅く、死ぬまでに本当に理想まで辿り着くことが出来るのか?と問われれば、正直、自分達の力の無さに地域と言えども社会を変えること等、出来ないのではないかと思っていました。

それは、欧米式資本主義にどっぷりと浸かり、グローバル経済に否応無く巻き込まれている現状、世界はカップリングしており、この地域だけを切り離して自立循環型の経済システムを構築するなんて出来っこ無い、という諦めです。

 

 

え、やってんじゃん!

しかし、エンデはお金、通貨の根本から見直すことで、現在世界が行なっている大いなる社会実験の結果向うであろう破滅の道からそれて、自立循環型の経済システムを持てることを示唆し、実際に世界各国で独自の貨幣、独自の経済で地域を活性化させている例を示しています。

だからといって、今すぐ私達が独自貨幣を造って、という話にはなりませんが、同じ価値観を持つ地域の仲間と共に取り組めば、実現までにそんなにハードルが高いものではないと思ったり、、

元々目指して来た自立循環型の社会を作るのに決定的に足りなかったものを見せてもらえた様な、一筋の光を見出せた様な気がしました。後は、読んでてあまり面白い訳ではないこの本を如何に多くの人に読んでもらう事が出来るかですね。(苦笑)

 

 

顧人不讀。即讀不行。

子供の頃に『モモ』を読んで自分達の時間を取り戻す物語に心をワクワクと踊らせた方は(たぶん)エンデの遺言の本当の意味をモモの話になぞらえてご理解頂けると思います。

モモを含めておススメ本は全てすみれ文庫の蔵書となっておりますので、両書とも是非ご一読されることを強くおススメします!
こちらです!→すみれ文庫(有限会社すみれ建築工房内) – リブライズ – Librize
他にも(特にマンガの)名作、良書揃いですのでお気軽にどうぞ!

吉田松陰先生も言われました、

おもふに人読まず、し読むとも行はず、苟くも読みて之を行はば、則ち千万世ばんせと雖も得て尽す可からず。」

また、資生堂名誉会長 福原義春氏は言われました。

「私という人間は、今まで読んだ本に編集されてでき上がっているのかもしれない」

 

お二人とも揃って読書の重要性を人生を変える程と言い表しておられますが、私も実感としてそのように思っています。(特に若者!)とにかく先ずは(マンガでもいいので)インプット、やりましょう!

 

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以下はセミナー情報等の告知です。(笑)

 

■第26回京阪神木造住宅協議会の研修会で講師を勤めます。

9月9日(金)神戸市教育会館にて13時〜17時
テーマは「ライフタイムバリューに着目しフロントエンド・バックエンドの商品を持つ!」
「ライフスタイル提案を行うスキームを確立する!」と題して、工務店、リフォーム会社経営者、経営幹部向けの『ライフタイムバリュー』に着目したセミナー&ワークを行ないます。
本来はクローズドですが、若干数枠があるのでオブザーバー参加も受け付けています。ご興味がある方はお気軽にご連絡下さい。https://www.facebook.com/events/1127299837335867/

 

 

■一般社団法人住宅長期支援センター主宰のスキルアップセミナー

2daysで『工務店の為のビジネスモデル構築の基礎』と題して理念再考とマーケティングの基礎の集中講座開催します。ご興味があれば問い合わせてみてください。

1日目 9月21日(水)13:15~16:45
マーケティングは在り方から、経営理念の再考で売上UP!
 2日目 10月19日(水)13:15~16:45
マーケティングの構築、実践で未来の売上げを作る

 

 

■先日出演したラジオの音声が公開されています!

職人起業塾の活動の成り立ちから塾生さんの参加しての感想など、カミカミながら一生懸命話してますので、良かったら来てみて下さい。ちと恥ずかしいですが。。
ナカジュンのアップデート→http://goo.gl/hp4EKp

 

■理念再考、構築のグループコーチングのワークショップ受け付けています。

使える経営理念を作り上げる!をテーマに少人数でも出張開催も行いますし、すみれ本社開催でよければリーズナブルな金額で承ります。お問い合せはメール、コメント、fbメッセンジャー等、何でも結構ですのでお気軽にご相談下さい。
お問い合せメールはこちら→http://sumireco.co.jp/question.php

 

■京阪神版職人起業塾6ヶ月コース第4期募集スタート!

職人起業塾@京阪神木造住宅協議会 三期生(神戸、大阪)の募集は締め切りましたが、第4期の開講準備に入ります。すこしでもご興味がお有りの方はお気軽にまずは一度お問い合せ下さい!

【2017年1月開講予定四期生募集にご興味がある方はこちらまで、】
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吉田松陰

2016.8.18  晴れ
 昨夜は台湾の最終のフライトで関空に飛んで、神戸港までベイシャトルという連絡船で帰って来るも、(連絡船というには)あまりにも連絡が悪く、結局自宅に辿り着いたのはとっくに日付が変わったあと、、LCCは何かと難しいっす。。

問題解決セミナー@職人起業塾

今朝は朝からスタッフと一緒に姫路へ。【第二期】職人起業塾の第7講の開催日で、川西先生による問題解決講座の1日目、講師は私ではありませんでしたが、問題に対する向き合い方というのは、講座をすすめて行く上で非常に重要な部分でもあるので、塾生さん達の様子を見に伺いに、というか、チョイチョイ口を挟んでしまいましたが。。

問題解決のワークを行なった際、塾生さん同士のディスカッションで常に出る問題に、「人を育てる」という大問題があります。
後輩、同僚、新入社員、子供と対象も様々ではありますが、その問題解決を考えるとき、その人の成長はあくまでその人の問題である、という原則論がつい出て来てしまいます。それはモチロン間違いではありませんが、企業内での人材の育成が本人次第で任せきりという事はあり得ません。経営者であれば、本人のモチベーションをどのようにアゲるか、やる気を起こさせるか、技術や知識を身につけてもらうかを必死になって考えます。

企業は人なり。人材が育たない企業に未来はありません。しかし、中間管理職、役職無しの先輩、同僚と経営側から立場が遠くなるに従って、自分で考え、自分の行動を以て人を育てる事から関心が薄れてきます、確かに役割としても薄まるのである程度しょうがない事ではありますが、それでもワークをする度に「同僚、後輩のスキルアップが問題です。」という声は毎回必ず出てきます。

 

人は変えれない、変えれるのは自分のみ。

問題とは、理想と現実とのギャップで有り、理想や目標を掲げなければ問題は生まれません。そして人は問題を見ると解決したくなるものであり、その性質こそが人類を発展、繁栄させて来た原動力でもあります。そして、アドラーが言った通り、人間が抱える問題の殆どは人間関係にあり、自分一人では解決出来ない問題に満ちあふれています。結局は、(相手のあることなので)完全に解決出来るかは分かりませんが、それでも問題解決に向けて自分に出来る事に取り組んでみることしか出来ません。

要するに、やるかやらんかのそれだけ、となるのですが、後は自分の問題認識のレベルと優先順位、役割の認識、そして自分の人生をコントロールしようという主体性にかかっています。

職人起業塾に参加されている塾生の皆さんが自社に帰ってリーダーシップを発揮され、簡単ではない問題の解決に取り組んで頂ける事を強く願います。
解決出来れば尚良し!皆さん、いっちょ頑張ってみて下さい。(笑)

 

教育者の自覚。

後輩、同僚と言えども、人のスキルアップを促す、成長してもらうとはこれはもう立派な教育です。
人は誰しも、一生学び続ける学徒としての立場と共に、人に教える教育者としての立場を同時に併せ持ちます。親となれば尚更、というかモチロンですが。しかし、子供の教育の事はさておき、社会生活においてはなかなか自分の事を教育者だとは認識出来ないもので、「未熟な自分が教育者だなんて、」とつい及び腰になってしまいがち、自分の役割ではないと逃げてしまうことも少なくありません。

しかし、人間1人でできる事はたかだか知れており、周りの協力やサポートがなければ成し得ない事がほとんどです。周りの人の成長を促す事で物事が上手くいく、スムーズに進む、自分自身を含めて全体が良くなると考えれば、他人の成長は他人の問題と単純に割り切って まう訳にも行きません。程度の差はあれ、誰しもが教育者となるべきですし、そんな意識をお互い持つ事で高め合う事が出来ればこんなに素晴らしい関係性はありません。

 

 

教育者、吉田松陰。

ここで言うところの教育とは学校で教える勉強とは全く違う社会での実学であり、人間力を高める人間学です。では、教育者となるにはどうすればいいか?と言う難しい問いに対するヒントはやはり先人に学ぶこと、様々な偉人達が思い浮かびますが、私としては、(やっぱり)吉田松陰先生ではないかと思うのです。

(賛否両論、諸説様々有るのは十二分に承知の上で、)チョンマゲに大小の差物を腰に差していた江戸時代に外国からの侵略を受けた後、日本が第二次世界大戦に敗北してアメリカの植民地になるまで、大政奉還、明治維新を経て西欧列強に追いつき追い越せとアジアで唯一、植民地政策の西欧諸国を相手に戦い抜いた事は今の日本が有る大きな礎となっていると思いますし、その源泉は激動の明治維新に多くの人材を輩出した松下村塾であり、戦後71年が経った今の日本の首相は長州出身であることを鑑みても、現代においてもその影響は計り知れません。世界が目を見張った日本の変化と成長は吉田松陰先生の教育に拠る所が大いにあったと思っています。極論すると、今の日本があるのは、松下村塾、吉田松陰先生の教育の賜物ではないかと。

 

 

松陰先生の教え。

私達の様な学も無く、危機感も、緊張感も無い戦後生まれの平和ボケ世代の者には松蔭先生の様な教育者を目指すなんてとんでもない事ではありますが、それでも指針や方向性、ヒントを得て学ぶ事は出来る筈、浅はかながらもそのような学びを少しでも活かす事が出来れば誰もが正しい事を正しいと伝える、教育者としての自覚を持つ事が出来るかも知れません。

(私見ですが、)松陰先生の教えは多岐に渡り多くの示唆を残されておりますが、その根源を突き詰めると非常にシンプルです。よく引用されたと言われる有名な孟子の言葉、「至誠にして動かざる者は未だ之れあらざるなり」を基本的な理念とした『一誠』の一語に集約されていると思っています。

歴史小説の作家としては司馬遼太郎と双璧をなす(コレも私見です、笑)山岡荘八の『吉田松陰』には松陰先生の出生前からの生い立ちを追いつつ、精神的、思想的な成り立ちをその背景と共に細やかで丁寧な描写で書かれており、教育者としての吉田松陰像を鮮明に浮き彫りにされています。

■本日のおススメ本山岡荘八『吉田松陰』
https://www.amazon.co.jp/吉田松陰-1-山岡荘八歴史文庫-山岡-荘八/dp/406195072X

吉田松陰 山岡荘八

以前にもこのブログでご紹介した松陰先生が斬首に処される直前に書残した『留魂録』と一緒に読まれる事を強くおススメします!

以前のブログはこちら→吉田松陰『留魂録』

 

 

教える事など出来ない教育者。

その松陰先生は自らを学者とはいえども、教育者と名乗る事は無く、「教えるという様な事は出来ませんが、一緒に勉強しましょう、諸君に勉強する気があれば私もそれで教えられるに違いない」と16歳の入塾したいと申し込んで来た若者に言ったとのこと。

江戸で迎える最期への護送の際にも、「今更何も言う事は無い。われ日に三度、我が身をを振り返る。これからもおなじ事だ。人の為に謀りて忠ならざるか、盟友と交わりて信ならざるか、伝えて習わざるなきか・・・ただそれだけの事じゃ」と語った通り、どこまでも自分自身に対し厳しい姿勢を持って、周りの人、門下生、世間、国に対して『一誠』を貫く事こそ、私達にとっても最も重要な事でないかと思う次第です。

私も、曲がりなりにも私塾を営む者として、決して驕る事なく、塾生諸氏やスタッフ、クライアント等のあらゆる人に学ばせて頂くという誠実さを持って、共に学び合い、共に教え合う関係を築いて行きたいと思います。

最期に、すみれ本社での職人起業塾で引用している松下村塾の士規七則を引用して今一度の戒めとします。ご参考までに。

吉田松陰遺著 士規七則

原文

披繙冊子。嘉言如林。躍躍迫人。顧人不讀。即讀不行。苟讀而行之。則雖千萬世不可得盡。噫復何言。雖然有所知矣。不能不言。人之至情也。古人言諸古。今我言諸今。亦詎傷焉。作士規七則。

  • 凡生為人。宜知人所以異於禽獣。蓋人有五倫。而君臣父子為最大。故人之所以為人忠孝為本。
  • 凡生皇國。宜知吾所以尊於宇内。蓋皇朝萬葉一統。邦國士大夫世襲禄位。人君養民。以續祖業。臣民忠君。以継父志。君臣一體。忠孝一致。唯吾國為然。
  • 士道莫大於義。義因勇行。勇因義長。
  • 士賢以質實不欺為要。以巧詐文過為耻。光明正大。皆由是出。
  • 人不通古今。不師聖賢。則鄙夫耳。讀書尚友。君子之事。
  • 成徳達材。師恩友益居多焉。故君子慎交遊。
  • 死而後已四字。言簡而義廣。堅忍果決。確乎不可抜者。舎是無術也。

右士規七則。約為三端。曰立志以為萬事之源。選交以輔仁義之行。讀書以稽聖賢之訓。士苟有得於此。亦可以為成人矣。

書き下し文

冊子を披繙ひはんすれば、嘉言かげん林の如く、躍躍やくやくとして人に迫る。
おもふに人読まず、し読むとも行はず、苟くも読みて之を行はば、則ち千万世ばんせと雖も得て尽す可からず。
ああ、復た何をか言はん。
然りと雖も知る所有りて、言はざること能はざるは、人の至情なり。
古人はれをいにしへに言ひ、今我は諸れを今に言ふ、亦たなんいたまん。
士規七則を作す。

  • 凡そ生まれて人たらば、宜しく人の禽獣に異なる所以を知るべし。蓋し人に五倫*1有り、而して君臣父子を最も大なりと為す。故に人の人たる所以は忠孝を本と為す。

  • 凡そ皇国に生まれては、宜しく吾が宇内うだいに尊き所以を知るべし。蓋し皇朝こうちょう万葉まんよう一統にして、邦国ほうこくの士大夫、世々に禄位をぐ。人君は民を養ひて、以て祖業をぎ、臣民は君に忠して父志ふしを継ぐ。君臣一体、忠孝一致たるは、唯だ吾が国のみ然りと為す。

  • 士道は義より大なるは莫し。義は勇に因りて行はれ、勇は義に因りて長ず。

  • 士道は質実欺かざるを以て要と為し、巧詐こうさ文過ぶんかを以て恥と為す。光明正大、皆な是に由りて出づ。

  • 人、古今に通ぜず、聖賢を師とせずんば則ち鄙夫ひふのみ。読書尚友しょうゆうは君子の事なり。

  • 盛徳達材、師恩しおん友益ゆうえき多きに居り。故に君子は交遊を慎む。

  • 死して後むの四字はげん簡にして義広し。堅忍果決、確乎として抜く可からざる者は、是をいてすべ無きなり。

右、士規七則は、約して三端と為す。
曰く、立志を以て万事の源と為し、選友せんこうを以て仁義の行をたすけ、読書を以て聖人の訓をかんがふ。
士、苟くも此に得る有らば、亦た以て成人たる可し。

出典:東洋・西洋の古典書籍

 

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