我が志アフリカにあり

JUGEMテーマ:読書

 

灼熱の日曜日。
海岸線は行楽に向かう車で一杯、海岸は家族連れやカップルでいっぱい。
あ~夏休み~という感じでした。
私はと言うと早めの夏休みを頂いたということで、今日からガッツリとお仕事です。
昼からは設計契約を頂いたお客様宅で新築打ち合わせやマンションリフォームのご契約、
夕方からは電磁波対策のご提案をしたOB様宅で対策後の検証に電磁波の測定に行ったりと、忙しく走り廻りました。
昨年、自社のオフィスの電磁波対策を行なってその効果を実感したということで本格的に始めた電磁波対策ですが、新築や全面改装のお客様宅には標準工事としてご提案しているものの、今まで建てて来た無対策の住宅はどうするの?という問題があります。
対策する為の方策が開発されていなかったという事はありますが、私たち建築会社の責任をかんがえるとしょうがないね、だけでは済まないと思っていて、一軒ずつ測定に廻って改善のご提案を続けています。
気が遠くなるような長い道程ですが、健康で楽しい暮らしをしてもらう為に家づくりのお手伝いをしているという『目的』に照らして考えると地道にお客様宅を廻らなければと思っています。
皆様が笑顔で暮らし続けてもらう為に、なにかあってからの対処ではなく、予防する観点をお客様と一緒に持ちたいと思います。
さて、先日久しぶりにamazonで買い物をしました。
すると、カートに2点の商品が入っています、ということで買った覚えはありませんでしたが、ついでに本を2冊購入しました。
その一点がこちら、
きっと、誰かに奨められたか、奨めているのを見たかだと思うのですが、全く覚えはありません。
ま、直感に従って読んでみましょ、と思い読んでみました。
ちなみに、わたくし、名前をタカハシタケシと申します。
名字は高い橋はハシゴ高で、橋はブリッジの橋です、と説明をします。
名前は岡に立刀の剛で、志があります。
と、
そんなこんなで子供の頃から『志』がある、という刷り込みをしながら(されながら)今まで生きて来たわけで、価値観の中の大きな部分に『志』がドンと居座っています。
なので、とても(青臭いけど)いい本でした。
私たちの子供の頃はまだ資本主義社会と共産主義、社会主義社会とのイデオロギーの対立が成り立っており、冷戦の真っ最中でした。
結局、ソ連は崩壊、中国は共産主義と言う名の独裁政権の市場主義、グローバル自由資本主義に飲み込まれてしまいました。
しかし、現在はアメリカ型の自由資本主義社会のスキームの疲弊しており、どちらの社会システムも正解ではなかった、という流れだと(個人的に)思っています。
そんな中、この閉塞感を打開するのに重要なのは個々の人間の自立、独立する意識であり、志を掲げて生きて行く事だと思っています。
なぜアフリカ?という疑問を持ちながら読みましたが、『志』を持って天命に従う生き方を貫いて来たという主人公(島岡強氏、実在の人物)には大きな感銘を受けた次第です。
憂先娯楽
一期一会
と、日本人として重きを置く価値観を軸に世界に目を向けて行動、実践を続けているのは非常に素晴らしく、共感する部分も多かったです。
そんなこんなで、お盆の読書の中の1冊にお奨めします。
たまには青臭いのもいいじゃないですか?(笑)
********************

すみれ建築工房 ミッションステートメント

創業時から変わらない私達の“想い”

それは作り手側から見た業界の悪習を断ち切りたいと言うその1点に尽きます。

しっかりと社会保障をされた職人が早く出来た事が儲かることではなく、完璧なものを作ることで評価されるシステムを作り上げ業界のスタンダードにしたい。

それがすみれが社員大工での施工に拘る理由です。

設計する者として真剣・誠実にお客様のご要望に耳を傾け、最善のプランを作成します。 工事する者として日々切磋琢磨し、技術・サービス・管理能力の向上に努め、その結果としての低価格への挑戦をし続けます。 工事店として>全ての方に「知って良かった」と言っていただくまで、諦めないサービスに努めます。 建築のプロとして建物の長寿命化を果たします。 日本の伝統工法の継承者として次世代の育成に努めます。 人として常に良心に従った行動をとります。

私達が誓うこの憲法に従いお客様に安心と安全そして心地よい環境を提供致します、それは工事を通してひとりずつのお客様の幸せの実現を通して社会に貢献すること。

業界の流れに逆流しながらも大工職人の内製化を守り、社員大工による自社施工に拘っています。


ランキングに参加しています。
よければ応援お願いします。
   ↓ ↓ ↓ ↓
  にほんブログ村 住まいブログ ハウスメーカー・ビルダー・工務店へ

プーチン最後の聖戦。

 JUGEMテーマ:日記・一般

GWのど真ん中、ということで、これと言って何の計画もありませんでしたが、予定も何もなく一日オフの日としました。
少し早めにおきて目覚ましのコーヒーを飲んでから(愛犬)チャックの散歩がてら近くのゴルフ練習場に朝練。
そのまま(財布も持たず、苦笑)トレーニングウエアのまま散髪屋さんへ、
チャックを店の前に待たせてサッパリ。
オッサン的休日の過ごし方の王道を歩みました。(笑)
昼からは同業者の社長が出展されている鉛筆画の作品展を見に行ったりして、少しだけ文化的な時間も過ごしたりと、いい休日になりました。
折角なので、と、お家でワインを飲みながらゆっくりされていたにも拘らず、会場まで駆けつけて下さった作者の北村社長と記念撮影。
お仕事も精力的にこなされながらもこのような素晴らしい趣味?も継続して続けられている北村社長を羨望の眼差しで見つつ、夕方からのすみれママ☆とのウオーキング&岩盤浴デートに備えてそそくさと会場を後にしました。
さて、お題目はそんなオッサン的休日を過ごしつつ、合間の時間に読んだ本のご紹介です。
最近すっかり読書量が減っているのを反省して連休の間に何冊か溜まっている本を読むことにしました。
で、阿部首相がロシアに外遊に出られていたこともあり、本棚からチョイスをした次第です。
ソ連の崩壊後、資本主義経済圏では国がもつ脅威としてはアウトオブ眼中になっていたロシアが近年になってその国力を大幅に復活させて、今また世界経済、社会的枠組みの中心となったのはプーチンが大統領になってから、というのはおぼろげながらに感じていましたが、日本の報道を見ているだけではその詳細を知る由もなく、『神、再臨。』と副題にある様に昨年また復活したプーチン大統領が一体何を目指しているのか?を分かりやすい文体で書かれた1冊です。
印象に残ったのは、民主化と言われる革命によって次々とアメリカ型経済が世界中に広がって行く中、ロシアは未だ戦争の真っ最中だということ。
民主化の名の下に大規模な民衆によるデモが起こり、アメリカが支援する候補者が大統領になるという中東、東ヨーロッパで頻発した革命は要するに新しい戦争のカタチであり、ロシアでもやはり同じようなリスクが有った(ある)のは想像に難くないことです。
元KGBのプーチン大統領はその悲願を叶える為に大統領に戻ってきたのだと思いますが、宿敵アメリカにべったりの日本に対してどのような戦略を持っているか?は非常に気になるところです。
先日の安倍首相との共同記者会見でもその激しい一面を垣間みることが出来ましたしね、、
著者の北野幸伯氏はこの本の中でマスコミの報道の転載を多用されているのですが、それを見ると結構驚愕の事実の片鱗が日本の新聞に載っていたりしており、マスゴミ、などと馬鹿にしないで新聞の情報をもっと読み込むことも大事なのか、と改めて感じました。
私自身、『平和ボケ』にすっかりハマっておりますがグローバル社会となった今、世界の動きは私たちの生活に密接な関わりを持っていることを再度よく認識して広く世界の動きに目を向けたいと思った次第です。
ご一読をお勧めします。
**************************

全ての人に快適な住環境を提供したい! 私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念に掲げ、



3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。

 ↓ ↓ ↓ ↓
 にほんブログ村 住まいブログ ハウスメーカー・ビルダー・工務店へ

コラボの教科書と茶の湯の心。

 JUGEMテーマ:日記・一般

週末の向けて天気は上り坂。
暖かないい朝でした。
今日は久しぶりに一日オフをもらって刃を研ぐ時間を持つことに、
麗らかな春の陽の下、電車に揺られて滋賀県の和邇まで茶の湯のお稽古に向いました。
薄暗いながらも雪見障子の向こうの縁側から差し込んでくる柔らかな光を受けながらいつもより少し長い時間、静かな時の流れに身を置きながら、カタチを守ること、そしてそのカタチを通して心を表すことのお稽古に集中させて頂きました。
茶の湯を嗜む、というには未だ程遠いレベルの拙いお点前しか出来ないままですが、定期的にお稽古を積み重ねることで少しずつ、日本古来の伝統文化に支えられ、継承されて来た所作が身に付いて来ているような気もしています。
千里の道も一歩から、そして休むこと無く歩みを続けることでいつか千里の果てまで辿り着けると信じて(遅いながらも)歩みを進めて行きたいと思います。
3月も半ばを過ぎ、春分ももうすぐそこまで来ているということで、陽もずいぶん長くなりました。
お暇するのが少し遅くなりましたが、帰り道でも残雪を頂きに残した比良山は(珍しく)きれいにその姿を見せてくれていました。
刃を研く日、という事でもう一つは行き帰りの電車の中での読書です。
久しぶりに建築の実務書以外のビジネス書を読みふけりました。
昨年のマーケティングの復習会にわざわざ東京からお越し下さり、ハーバード大学の白熱教室ばりのセミナーを行なって下さった鳥内浩一さんからプレゼントして頂いた一冊。
『ノーリスクで儲かる仕組をつくる「コラボ」の教科書』
最近のバタバタの中で、私が行なって来たコラボ事例のリポートを鳥内さんに送ろうと思いつつ、出来なかったにも拘らず、発売したての新刊を送って頂きました。
とてもいい書籍だったので、ご紹介したいと思います。
とても読みやすく、理解しやすい内容で一気に読了。
そして、非常に勉強になりました。
一見、題名だけ見ると、ジョイントベンチャーのノウハウ本の様な印象を受けますが、そんな薄っぺらなものではもちろん無く、フレームワークの使い方を始めとする実務のヒントはモチロンですが、閉塞感に包まれている日本のこれからのビジネスの方向性を指し示す重要なメッセージが込められておりました。
その根本に根ざしているのはやはり原理原則。
『7つの習慣』のスティービン・R・コヴィー博士
『ハイパーマーケティング』のジェイ・エイブラハム氏
『マネジメント』のP・F ドラッガー博士
等々の偉大な人たちが提唱して来た原理原則に則った在り方こそがビジネスを成功させる。という理論を踏まえて、それを如何に私のような(吹けば飛ぶような)経営者が実践に結びつけることが出来るかを分かりやすい理論に噛み砕いて著してくれておりました。
特に、著者が繰り返し訴えられていたのは日本人が悠久の歴史の中で継承し熟成して来た世界に類を見ない独特の価値観の素晴らしさです。
「和を以て貴しとなす」
この価値観こそがコラボというビジネスモデルを成功させる根本であり、日本人の持つ真の強さだ、という論調には甚く共感した次第です。
奇しくも、今日は茶の湯のお稽古の日だったということで、日本の伝統文化の大きな柱である『おもてなし』もしくは『一期一会』の心を学ぶ日と重なったこともあり、ことさら心に響いたのかも知れません。
鳥内さん、本当に勉強になりました。
以前から申し上げておりましたが、なんとか時間を作って『日本発新資本主義経営』のプログラムに参加してみたいと思います。
その時は宜しくお願いします。
本当にありがとうございました。
深謝。
**************************

全ての人に快適な住環境を提供したい! 私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念に掲げ、



3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。

 ↓ ↓ ↓ ↓
 にほんブログ村 住まいブログ ハウスメーカー・ビルダー・工務店へ

断絶の時代を生きる。

JUGEMテーマ:日記・一般 

神戸は今日も寒い朝を迎えました。
もう少し暖かい方が、好ましいですが、それはそれで空気が澄んでいいものです。
今日は大阪を皮切りに滋賀、京都と近畿圏一円を打ち合わせに走り回り、最後は(予定外の展開でしたが、)いつもお世話になっておる京都の徳永建設さんの事務所にお邪魔することになりました。
竹田駅の近所という事で、ついでにクライアントのお店に顔を出し、思い出の『とりたろう』に挨拶をしてから帰途につきました。
とりたろうとは、8年くらい前にすみれの作業場で苦労して作ったFRP製のマスコット鳥のことで、非常に好評を博しましたが、あまりのコスト高でその後量産に至らなかった幻の立体サインです。
元気そうで良かった。(笑)
話は変わってお題目に、

今更、という感もありますが、つい最近、ケータイをiPhone5に変えてサクサク早くなったのにとても喜んでいます。

しかし、好事魔多しと昔の人はよく言ったもので、(私の場合)そんな子供みたいに喜んでいる時に限って何かしらアクシデントが起こったりするものなのです。

そんな訳で?未だ機種交換をして1週間ほどしか経っていないのにいきなり電車の中に置き忘れてしまいました。

駅のホームでポケットに入れた手が遊び、あっ!と気付いて引き返すも、電車のドアは無情にもしまって、窓ガラスの向こうに見えているiPhoneと共に走り去ってしまいました。(涙)

情けない想いを引きずりつつ、慌てて改札に行き敦賀行きの電車だったので探して欲しいとすがるようにお願いするも

「見当たりませんね、」

と駅員さんは一言でおしまい。

そう言えば初めてiPhoneを手にした時も1週間もしないうちに無くしてしまっておかわりをした覚えが、、

こっぴどくすみれママ☆に怒られた恐怖の記憶が甦って来ました。

失意の中、次の打ち合わせのアポイントもあるという事で、しょうがなく乗り換えの電車に乗り込みましたが、

毎日nomadoの様な(というより、殆ど遊牧民ですが、)暮らしをしている私にとって、ケータイを失ってしまっていては全く仕事になりません。

1日たりとも無理や、、

と、起こってしまったことはしょうがないとして、これをリカバリーする最善の方法は一体何かを必死で考えました。

(すぐに)ありました。(笑)

そう言えばiPhoneは無くした時に探せるように、それ専用のアプリってものがあるのでした。

早速やってみよ、という事で電車の中でPCを開き、アプリをダウンロード、起動してみるとあっという間にiPhone君の居場所が地図に表示されました。

しかも、JR山科駅に止まったまま。

電車を降りてすぐさま駅員さんに確認してもらいました。

私、「スミマセン、電車の中に忘れたケータイを山科駅で預かって頂いてるようなんですが、確認してもらえませんか?」

駅員さん、「山科駅ですか、では聞いてみます」

駅員さん、「あの、どうして山科駅にあるとわかったのですか?」

私、「パソコンで追跡が出来るようになっているんです。」

駅員さん、「???・・・、」

     「あの、ケータイの特徴を言ってもらえますか?」

私、「ケータイの画面に、この電話機は紛失しました、こちらに電話して下さい。とメッセージが出ているはずですが、」

駅員さん、「あ、ほんまや、」

と、そんなこんなで無事にiPhone君は私の手元に戻って来たわけですが、紛失してすぐに手元のPCで検索するだけで、所在地の詳細な地図が出て、その建物を航空写真で確かめて駅のどの辺りにあるのかまで分かってしまうことに、便利やなー、と感心する反面、なにか怖いものを感じました。

震災から2年目を迎える少し前ににNHKでビックデーターの活用によって自然災害からの被害を免れるような研究を進めているという番組がありました。

GoogleやTwitterが情報提供をして震災当日の人の動きの膨大なデーターを解析することで、先の震災で甚大な被害が広がってしまった原因を探る、というような趣旨だったかと思います。

その番組を見ているときはピンときませんでしたが、要するにスマフォやPCでインターネットと繋がっている時点で、大量の情報を流し続けているという意味なのです。

ビッグデーターという言葉は最近になって耳にするようになりましたが、主にマーケットリサーチに生かす為の活用を謳っているものが多く見受けられるように感じており、災害時の人命救助に使われるのならいいのですが、ネット上に集まる無意識のデーターを本人達が知らないうちに解析してビジネスに役立てるってどうなんだろ、と若干の疑問を感じていました。

狩猟社会から農耕社会へ、そして産業革命を得て工業化の時代へと大きく変化したのと同じような大きな変革の元に情報化社会へと人類は歩みを進めた、とドラッガー博士が著書に著されてから半世紀近くが経った今、経済のグローバル化はもとより、社会の成り立ちが大きく変わっているのを今更ながら実感した次第です。

まさに私たちが子供時代を過ごした頃とは全く違う、断絶の時代へ踏み込んだのを私たちは今見ているのかも知れません。

そりゃ、親子間の断絶もしょうがないか、、(涙)

怖いような、気持ち悪いような、本当にこんなに便利なことが必要なのか?という疑問さえも頭をよぎりましたが、今はもう少しこの便利な世界での居心地を確かめてみたいと思います。

ま、忘れモノ、落しモノの常習犯の私にはいいのかも知れませんが、、

**************************

全ての人に快適な住環境を提供したい! 私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念に掲げ、



3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。

 ↓ ↓ ↓ ↓
 にほんブログ村 住まいブログ ハウスメーカー・ビルダー・工務店へ

未来につなぐ わらごはん

JUGEMテーマ:日記・一般 

小雪が舞う朝。
今日も頭の上には重い雲がのしかかっておりました。
現在、工事の出来映えに対する苦言をクライアントから頂いて、なんとかご満足頂けるようにと、工期を延長のご迷惑をかけながらやり直し工事を行っている事もあり、気持ちは重く、晴れません。
クレームに対する真摯な対応というのは何を差し置いても緊急で重要な事ではありますが、私が現場に張り付いたところで何を出来るでもなく、必死になってリカバリーをしようとしている担当者に託しているのですが、やはり気持ちはずっとそちらに向いたまま、、
何とかクライアントとの信頼関係を回復出来るように私も担当者と一緒に出来るだけの努力をしたいと思います。
とはいっても、年末年始から計画して今年になって着工した現場は何処も大詰めとなって来ており、あちこちで仕上げの工程にさしかかったり、月末に向けて完工を向かえる現場がてんこ盛りということで、私もこのところ毎日のように現場に出向いてチェックをしたり、工程の確認をしたり、と、現場担当のフォローに廻っています。
ビルの改修工事の現場では工期に間に合わすように夜中遅くまで作業したり、通行人に迷惑になるような工事は夜間工事に振り替えたりとそれぞれ懸命に段取りを考えて進めてくれておりました。
何とか予定の工期に完了する目処もついたようで、ご協力頂いている協力業者の職人の皆さんには感謝するばかりです。
そして、何事も最後が肝心、
しっかりとラストスパートをかけてもらいたいと思います。
さて、お題目はすっかり珍しくなってしまった本のご紹介。
この頃すっかり建築の専門書以外の本を読まなくなってしまったのですが、久しぶりに胸を張ってお奨め出来る万人向けの本を読んだのでご紹介です。
我が家が玄米食を始めるきっかけとなった、自然食界のきみまろ?こと船越康弘氏の著書です。
マクロビオテェックの事だけに留まらず、もっと根源的な頭の中でぼんやりと分かってるけど、まっすぐに向き合えていないことを単純明快に分かりやすく説明してくれています。
自然食にご興味がある方はもちろんですが、そうでない方もご一読されたら大きく認識が変わるかも知れません。
ちなみに、3月18日には丹波で講演会が行われる予定がありますのでご興味があるかたはお声がけを頂ければと思います。
ちなみに、私も夫婦で出掛ける予定です。
**************************

全ての人に快適な住環境を提供したい! 私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念に掲げ、



3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。

 ↓ ↓ ↓ ↓
 にほんブログ村 住まいブログ ハウスメーカー・ビルダー・工務店へ

今すぐ幸せになれる方法。

 JUGEMテーマ:読書

今朝は(またもや)今シーズン一番の冷え込みとなったと風の噂の佐々木先生の投稿で目にしましたが、空は抜けるような青空。
少々寒くてもハイテンションで朝から張り切って(愛犬)チャックのお散歩と総社への参拝とゴルフの朝練で汗を流しました。
未だ誰も来ていない練習場に一番に着いて週に一度のメンテナンスを済ますのを待って練習を始めました。
一つもゴルフボールが転がっていないきれいな打席で気持ちよく練習をして、爽やかな一週間の立ち上がりにすっかりご満悦です。(笑)
朝の朝礼、掃除にもしっかり参加した後はほぼ一日中事務所に籠ってガッツリと実務と会議とミーティング。
(残念ながら)積み上げた今日するべきタスクのすべてを片付ける事は出来ませんでしたが、それ以外のコトもいろいろ出来ましたので、一応、満足できる一日になったと思います。
仕事は一人でするものじゃないですからね。。。(笑)
さて、お題目は超久しぶりに書籍のご紹介です。
今年になってビジネス書を読むのをすっかり止めてしまいましたので、本のご紹介をする機会も滅多に無くなってしまいましたが、むかーし、ご近所の社長が、このブログを見て、
「記事の中では本の紹介が一番いいですね。」
と言って下さってたのを思い出してたまには書いてみようかと思いまして、、
久しぶりに小説と専門書以外の本を読んでみました。
こちら、
「き・く・あ」の実践 ~今すぐ幸せになれる方法~
とても読み易い文体で、ページ数も薄く、少し出掛ける時にもって出れば電車の往復2時間ぐらいの間で読めちゃう軽めの本ですが、その内容はなかなか素晴らしく、表題の通り人として幸せに生きていく方法論を簡潔に、しかも的確に捉えてある一冊です。
中でも一番共感したのは、目次の一番始めに有った、『人生とは刹那に生きること』という章で、一般的にはその場限り良ければいい、という風にとられがちな刹那主義を肯定してススメています。
この『刹那主義』というのは茶の湯の世界で言うところの『一期一会』の心に通じるもので、その一瞬を精一杯に生きるという事であり、また、いつ来るか分からない
『そのとき、その一瞬』の為に日常を精進しながら生きる。
という解釈を私はしています。
そして、(昨日の続きになりますが、)何の為に、という問いの答えの一つである、『理念』や『信念』という自分のアイデンティティーの根っこの部分を分解すると、
(大自然、宇宙の)理にそった念いであったり、(自分が正しいと方向だと)信じる念い、ということでで、『念』がそのキーワードだったりもする訳で、、
『念』とは要するに、『今』の『心』であると。
要するに今のこの刹那を精一杯生きる事、一期一会の心を持って日々を過ごす事に通じるという訳です。
こんな普段から思っているコトを沢山そのまま分かり易く整理してまとめて下さっている本という訳で、普段の自分の思考にとても勇気を与えて頂いた気がしました。
ちなみに、『き・く・あ』とは、
競わない、比べない、争わないの(小林正観氏独特の)略語です。
西欧式の資本主義、市場原理主義社会の行き詰まりがささやかれ、オイルピークを過ぎて世界的に資源の枯渇が問題視され、おまけに少子高齢化、人工減退という未知の世界に足を踏み込もうとしている私たち日本人としては、共存共生という価値観にシフトする為に考えなければならない概念かも知れません。
(すみれママ☆に借りた本ですが、、)おススメです。(笑)
(もひとつ)ちなみに、、この小林正観さんの本は以前にもこのブログで紹介している事がありまして、、
こちら、
その時のブログはこちら、
これもなかなかの良い本ですので、(宜しければ)まだ痩せ始める前の私のまあるい顔と一緒に見てみて下さいね。(笑)
(たまに読んでみると、)やっぱり、本っていいね~。
**************************

私たちすみれ建築工房は

『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、


『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。



3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。


最後までお読み頂き感謝します。

もし、お時間があればで結構ですのでポチっと応援をお願い致します。

   ↓ ↓ ↓ ↓ 

      にほんブログ村 住まいブログ ハウスメーカー・ビルダー・工務店へ


悪人正機。

JUGEMテーマ:日記・一般

京都では大文字の送り火に火がかけられ、夏の終わりを告げられました。
空もすっかり秋模様。
鰯雲でしたっけ、
羊雲でしたっけ?
とにかく夏の雲ではなくなりました。
今日も(一応)お仕事、午前中デスクワークをした後は現場チェックに出掛けました。
おかげさまで今年のお盆は本当に忙しくさせて頂いて、現場のスタッフも盆休み返上で頑張ってくれました。
私はあまり現場の助けにはなっていませんが、一応、遠出は控えて近場でゴソゴソなお盆を過ごしました。
そんな私のこのお盆のテーマは読書。
硬軟取り混ぜて積み上げた未読本をこの機会に少しでも片付ける事に注力してみようと一念発起してみました。(笑)
そんなこんなで合間を見ては面白い本や面白くない本を片っ端から読みあさってます。(笑)
今日も夕方におっされーなカフェに行って読んでたのは面白くなさそうな題名の面白い本。
この手の本は目新しい事が書いてなくても結構楽しく読めますね、、
読了して、良かったらまたご紹介をしたいと思います。
さて、お題目は親鸞上人が提唱された教えの一つであり、すみれのトイレにも貼っているという私の根本的な思考と非常に重なる部分が多い考え方です。
Wikiから引用すると、

善人なほもて往生をとぐ、いはんや悪人をや。しかるを世の人つねにいはく、「悪人なほ往生す、いかにいはんや善人をや」。

この条、一旦そのいはれあるに似たれども、本願他力の意趣にそむけり。

そのゆゑは、自力作善の人(善人)は、ひとへに他力をたのむこころ欠けたるあひだ、弥陀の本願にあらず。しかれども、自力のこころをひるがへして、他力をたのみたてまつれば、真実報土の往生をとぐるなり。煩悩具足のわれら(悪人)は、いづれの行にても生死をはなるることあるべからざるを、あはれみたまひて願をおこしたまふ本意、悪人成仏のためなれば、他力をたのみたてまつる悪人、もつとも往生の正因なり。よつて善人だにこそ往生すれ、まして悪人はと、仰せ候ひき。

― 歎異抄』第3章


超、乱暴にまとめてしまうと、我々は全員、煩悩に振り回される悪人だと、
いくら善人ぶっても心の奥底には必ず煩悩の陰があり、真の善人などなり得る訳も無いのです。
そもそも、建築業界や飲食店など労働集約型の現場に従事する者は少なからず社会の枠組みから外れた者が殆どです。
そんな今の社会システムに適合出来なかった事自体、社会に出るまでの全体的な評価としては悪い訳です。
しかし、身体を使って、厳しい灼熱の夏を乗り越えてモノを作る作業をするには机にかじりついて学を積んだからといって到底出来ることではありません。
結局、人それぞれの役割みたいなものがあって、学歴社会的な善し悪しではなくって、その枠組みから外れる者も社会には必ず必要だと思うのです。
そして、そんな人間ばかりが集まった建築業界もまた、逆の意味でおかしな常識がはびこり、一般の方の当たり前の概念と遠く外れた世界で凝り固まっていたりもします。
それでも、(私を含めて)そんな人たちも社会的に必要な者だという意味で人並みの幸せを手にしないといけないと思うのです。
それが、私に取っての悪人正機です。
しかし、本当はどちらの立場に立ったとしても、自分たちが正しい、と思った時程、(相手側に取って)間違ったりするわけで、でも、本当はどちらも正しく、お互いに常に正義を持っている訳ですよね、
そんな善悪は表裏一体だという価値観を様々な角度から論じているのが、(左翼系)思想界の大家と言われた吉本隆明氏に糸井重里氏がインタビューしたこの本でした。
悪人正機という概念について分かりやすいかどうかと言われると、答えに困りますが、全てを断言しない本ってなかなか無いモノで、やんわりと方向性を示されるのが一番考えを深めるのかな、と思った次第です。
ま。悪人正機というテーマを持たずして読むと、何のこっちゃってことになるかも知れませんが、、
私の場合、表題に惹かれて手に取ったのが全てなので、買われる前に立ち読みをお薦めします。(笑)

私たちすみれ建築工房は


『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、

『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。
EM珪藻土山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。
最後までお読み頂き感謝します。リンクに飛んでしまうので、
もし、お時間があればで結構ですのでポチっと応援をお願い致します。
     ↓ ↓ ↓ ↓ 
    にほんブログ村 住まいブログ ハウスメーカー・ビルダー・工務店へ

真贋

 

隣の会社の社長に種から育てたという苗を頂いたゴーヤは次々と美味しそうな実を付け始めました。
昨夜から未明にかけて激しい雨にさらされてた神戸では各地で電車の不通や停電などのトラブルもあって大変だった方も多かったみたいですが、たっぷりと自然の雨を吸い込んだテラスの植物達は心無しか瑞々しく元気そうに見えました。
あまりの激しい雷雨に夜中(か明け方)に何度か目を覚ましたりもしましたが、朝になって目を覚ました時は秋を思わせる涼しさで、爽やかに一日のスタートを切りました。
世間様はすっかりお盆休みということで、WEBからは楽しそうなバケーションを満喫されている記事をたくさん目にしますが、すみれはというと至って平常営業のまま、、
ローテェイションで休みを取っているものもおりますが、進行中の現場が多くあり、多くのスタッフが盆休み返上で工事を進めています。
事務所のメンバーも交代で出勤してくれており、お客様からの連絡にいつでも対応出来る体制で頑張ってくれています。
忙しくさせて頂いている事に感謝する事しきりです。
そんなこんなで私も今日はフツーに出勤、一日中事務所に缶詰で溜めまくっている書類仕事等の片付けに没頭。
普段ろくに事務所のデスクにジッと座っている事が無いので、丁度良い機会ということで、ずいぶんとサクサク仕事を進める事が出来ました、来社される人も無い、電話も全くかかって来ない環境って、本当にいいモノです。(笑)
ま、夕方は早めに切り上げてお盆らしく、母親や妹家族、叔父、叔母に従兄弟とその子供達と一緒に食事に行ったりもしましたので、それなりに非日常のイベントを楽しんだりもしましたが、
大勢で食べるご飯っていいもんですね、またチョイチョイ企画したいと思います。
みんなまたねー、(笑)
さてお題目はこのお盆の期間中に遠出をやめたこともあり、チャレンジしている積読本の山の切り崩し作戦で片付けた中の1冊。
最近とんと少なくなった本のご紹介です。

またえらい左寄りですなー、と言われてしまいそうですが、最近は(同業者さんとの政治談義のフォーラムでも)すっかり左派ということで通っているので悪しからず。(笑)

吉本バナナさんのお父さん、隆明氏については以前にも一度このブログで取り上げているのですが、私が繰り返し考えを巡らしている表裏一体論についての著書や語録が多いという事でイデオロギーや評論家としての姿勢に惹かれてという事ではなく興味を持って著書を読んでいます。

以前のブログはこちら、

自己表出と指示表出。

2007年に編集者が吉本氏にヒアリングをして著した書という事で、口語調の文章がとても読みやすく、切り口鋭い内容もやもすれば優しく説いている様な雰囲気になっておりサラサラと読み進める事が出来る軽めの一冊になっています。
しかし、題名に『真贋』という取っ付きにくく、重たいテーマを掲げてあるだけの事はあり、利と毒、善と悪という簡単に割り切る事の無い相反しながらもお互いが支え合う様な難しい関係性を読み解く鍵がちりばめてありました。
それは私の事業を行う上でのテーマの一つでもある『悪人正機』の考え方を現在の状況に合わせてより深く理解する上で大きな示唆となった気がします。
善人なをもて往生をとぐ、いわんや悪人をや、
と、親鸞上人が説かれた逆説的な言葉が人の心の深みを覗けばまさに真理だということを、いろんな角度から切り取って分かりやすく解説している書といって良いのではないでしょうか。
その他にも政治の事、子育ての事、老いについて、コンプレックスについてや日本人論など幅広く様々なテーマについて真贋、表裏、陰陽を見極める観点から齢80歳を超えた円熟した視点で持論を展開されていました。
軽く読めるが深くも読める、というなかなかの一冊でした。
あ、(自称)右派のUさんもたまにはこんなのもいかがすか?(笑)

私たちすみれ建築工房は


『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、

『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。
EM珪藻土山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。
最後までお読み頂き感謝します。リンクに飛んでしまうので、
もし、お時間があればで結構ですのでポチっと応援をお願い致します。
     ↓ ↓ ↓ ↓ 
    にほんブログ村 住まいブログ ハウスメーカー・ビルダー・工務店へ

人にものを教えてもらう事は出来ない、自ら気付く事が出来るかだけだ。

JUGEMテーマ:日記・一般
3連休の最終日、海の日は夏空が広がり、これから始まる楽しい季節を予感させるに十分な朝になりました。
今朝も早起きして海まで走ろうかと思いましたが、いやまてよ、と思い返し再来週に迫った富士登山の準備を兼ねてすみれママ☆との夫婦ウオーキングに切り替えました。

 

夫婦仲睦まじく、少し早足で田んぼの中の畦道を気持ち良く歩いて来ましたよ。(笑)
あまりにもいい天気だったので、そのあと少しだけ出勤を遅らせてゴルフの練習も行って来ました、あまりにもスポーツ日和の天気だったのでね、、
そのあとは一日事務所で(溜まりまくった)事務作業、最近、IT会社の社長のプレゼンを見て再度見直し、よく使っているマインドマップを駆使して頭の中の整理に明け暮れました。
月末近くに予定している神戸市の外郭団体、すまいるネット主催のセミナーのコンテンツをつくり込んだりと、緊急性の高いものからサクサクと片付けることが出来てかなり満足の一日となりました。
ま、仕事に終始するにはもったいない天気でしたが、休み明けは忙しい日常に戻るという事で、たまには机に座らないとね、
お題目は久しぶりに読んだビジネス書からの引用(の逆説)です。
所謂ビジネス書、ノウハウ本というジャンルの書籍を読むのは少し前からやめていたのですが、(家族ぐるみで)とってもお世話になっているアクティブ・ブレインのセミナー講師、ナカジュンがくれたプレゼントという事で久しぶりに読んでみました。
「人にものを教える事は出来ない、自ら気付く手助けが出来るだけだ。」
というのは、あの有名な哲学者であり科学者のガリレオ・ガリレイの言葉です。
これを学ぶ立場に置き換えると、お題目の言葉になる訳ですが、様々な場所で、たくさんの人にヒントを頂いても自分の中に当て嵌めて、自分ごとに置き換える事が出来なければ一切何の学びにもならない、という事を実感しているので自分の立場に置き換えてみたという訳です。
そんな、いわば原理原則をもう一度思い返し、見つめ直すきっかけを頂けたという意味において、とてもいい本だったと思います。
私自身としては、マイビジネスコーチという存在に事業の組み立てのお手伝いを頂いて8年目を迎え、社内でもコーチングの考え方を共有する研修などにも取り組んで来たので、質問をする事によって本質をあぶり出して行くコーチングという手法についての効果性の認識も、実際の効力も十分に理解しているつもりです。
しかし、理解しているから実践出来ているのか?というのはやっぱり違う問題で、この本を読んで、今一度考え直させる機会を頂きました。
答えは自分の中にしかない、というのは違う見方をすれば、それぞれの人が持っている答えは全て正しいと言う事にもなるのか、と多様性を認めることの重要性を今更ながら気付かせて頂きました。
そろそろ始まる全社員の個人面談の前のタイミングでこの本を読めた事はとても良かったと思います。
ナカジュン、いつもありがとね!
そして、コバーンのK専務、ご一読を是非お薦めします。笑

******************************

私たちすみれ建築工房は


『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、

『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
< font color="#666666" style="margin-top: 0px; margin-right: 0px; margin-bottom: 0px; margin-left: 0px; padding-top: 0px; padding-right: 0px; padding-bottom: 0px; padding-left: 0px; color: rgb(102, 102, 102); line-height: 19px; font-family: Verdana, 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'MS ゴシック', Osaka‐等幅; background-color: rgb(255, 255, 255); ">をミッションとして日々社業に励んでいます。
EM珪藻土山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。
最後までお読み頂き感謝します。リンクに飛んでしまうので、
もし、お時間があればで結構ですのでポチっと応援をお願い致します。
     ↓ ↓ ↓ ↓ 
    にほんブログ村 住まいブログ ハウスメーカー・ビルダー・工務店へ

体制維新ートップに必要なのは組織マネジメント。

JUGEMテーマ:日記・一般

 

昨夜の激しい雨と打って変わって気持ちいい青空が広がった神戸です。
昨夜はまさかの姫路泊となってしまい朝早くの電車での出社となりましたが、早起きした分、早くからエンジンをかけて精力的に走り回りました。
朝から自社物件の空き店舗の改修の指示に現場に行ったり、昼からは飲食部のリニューアル工事に伴うメニューの検討にワインのメーカーさんに来社頂いたり、このブログでの社員募集の告知にいち早く反応してくださった方の面接と今日もバタバタとしましてゆっくりとデスクに向かう時間は取れず、出張と社外活動を固めた一週間だった事もあって机の上は山積み。
処理するべき作業が溜まり過ぎている事に冷や汗をかきつつ、まずはタスクの整理から地道に始めたいと思います。
さて、お題目は久しぶりの本のご紹介です。
地方から日本を変えると言い続けて、本当に現実味を帯びて来た感がある今の大阪市長、橋下徹氏とその政策ブレーンでもある堺屋太一氏の共著となるこの本。
私は橋下市長の政策に全て賛成という訳ではありませんが、言葉で「大阪を変える、日本を変える」と言っているだけではなく、今まで様々な論議を呼びつつも積み重ねて来た大阪府の財政立て直し等の実績は今までの知事とは明らかに一線を画しますね。
モチロン、政治家が自分の政策ブレーンと書き表した本など、自分の実績を訴え、これからの構想を知らしめる為に書かれている訳ですから橋下氏よりの偏った見方になっているに決まっています。
平松元大阪市長への批判も厳しい論調で延々と書かれていて、本の上では反論の機会が無い平松氏の本も読んであげないといかんかな、と思ってしまったりする程です。
しかし、そんな事をを差っ引いても、とても勉強になる良い本でした。
大阪都構想、大阪府、大阪市の問題は組織の大きさや単位の問題であり、日本の中にあって経済、文化の重要な位置を占める大阪という地域を世界の都市間競争に負けないようにする成長戦略と、その対局にある市民への生活レベルのサービスが行き届く基礎自治体の両立を考えたら今の大阪府、大阪市が並立するようなシステムを変える必要がある。というのが基本的な論調です。
その橋下氏の主張が正しいか、正しくないかはさておいて、この全体の成長戦略を考えて実行して行く事と、ニア イズ ベターに象徴される現場に密着して実務をしっかりとこなす両面をマネジメントする事の重要性と必要性については、かなり、なるほど!と共感する事になりました。
特に、役所も民間も事業がうまくいかない時はまず人を変える、それでもうまく行かない時はやり方を変える、それでもうまく行かない時はシステム、シクミを変えないと根本的な問題を変える事は出来ない。という下りには大いに納得してしまいました。
リーダーとしてのポジションに就かれている方はこの本を政治家が書いた政策を訴える書ではなく、組織マネジメントの手引き書として一読される事を強くお薦めします。
ま、結局は橋下氏よりになっちゃうんですけどね、、

私たちすみれ建築工房は


『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。
EM珪藻土山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。
最後までお読み頂き感謝します。リンクに飛んでしまうので、