inside outからはじめよう!

平成30年9月28日晴れのち曇り

九州出張中!

昨日に行き続き九州に滞在中。昨日は初めての佐賀県、初めての有田町で興奮気味に窯元巡りをするおまけ付きで、職人起業塾の参画企業であり、全業種内製化を目指して現場マネジメント改革に取り組まれ始めた先進気鋭の企業への訪問を終えて、福岡に戻り店舗のクライアント先である福大前のお店に立ち寄って、大将と一緒にビールを飲みながら今後のお店の改装や出店の計画を伺ったり、九州エリアのオーナーを集めての飲み会の企画を立てたりと朝から晩までとても充実した1日になりました。

建築実務とセミナー講師のハイブリッド。

今日は今日で、朝から昨日とはまた別の違う大名店のオーナー宅に伺ってリフォームの相談を受けて福岡の協力業者さんに段取りをお願いしたりと、がっつり実務をしてから今回の出張のメインであるPanasonicリフォームクラブのメンバー向けの研修の第一弾、職人的マーケティング論の総論とガイダンスのセミナーを4時間、熱く語り続けました。福岡には本当に縁が深く、研修やセミナー講師として呼ばれて訪福しても何かしら本業の建築関係の仕事があり、ありがたいことだと感謝することしきりです。まあ、我ながら(貧乏性というか、)よく働くものです。(笑)

Panasonic主催の職人起業塾スタート。

今回、パナソニックさんからオファーをいただいたPanasonicリフォームクラブメンバー向けの研修は通常行っている15回半年コースの職人起業塾とは少し違って、現場マネジメント改革と顧客接点のスタッフの意識改革に焦点を当て、今回のガイダンスを含めて4回だけのショートバージョンの研修講座を行うことになりました。2年前に厚生労働大臣認定の研修コースを作って、15回の講座カリキュラムをスタートする前に、すみれ本社で私だけが講師を務めて行っていた時以来の、沢村講師によるアクティブブレインセミナー、小田全宏先生による問題解決講座、横山先生を招いてのコミニケーションスキル研修の研修が含まれていない講座です。

理論だけでは使えない。

以前から、元請け工務店さんから協力業者会向けの研修で(軽めの)ショートバージョンの研修依頼は数件オファーを頂いておりましたが、半年コースの研修を全国5カ所で展開し初めたこともあり、スケジュールの関係で長らく実施しておりませんでした。私としてはいくら意識を変えても実践できなければ研修を受ける価値は全くないので、理論や概念を学ぶだけでは成果に結びつけるのは難しいのではないか、と思う部分もあり、コミュニケーションスキルや人間力を高める小田全宏先生や横山桂子先生の研修を受けて貰いたいというのが正直なところですが、今回のショートバージョンでは、そこは経営者の熱意でカヴァーしてもらえればなんとかなるかと期待する事にしました。

意識、行動変革の難しさ

とにかく、「学びに価値なし、実践してこそ成果に結びつくし、知恵にもなる。」というのが職人起業塾の基本的な考え方ですので、受講者の方々には自らの役割や立場に合ったマーケティング理論に沿った原理原則を守るアクションを考案し、実践してもらわなければなりませんが、学んだこと、いいと思ってこと、やると決めた事を計画通りに行い、習慣や仕組みに落とし込める人は殆どいないのが実際で、人は誰もが現状の生ぬるい環境を壊したくないものです。行動を起こせばそれなりの成果は現れますがありそんなに簡単に成果が手に入る(行動を変えられる)なら、世の研修や教育機関など必要なく、本を2、3冊買い与えれば全てうまくいくようになります。学びは実践、そして継続できないのが世の常です。それを何とかする為に当たり前の理論を繰り返す研修に数ヶ月に渡って参加してもらっているのだと思っています。

inside outからはじめよう!

今日のセミナー終了後、1人の参加者の方が来られ、「理念の共有どころか、お客様のことを考えることなく、自分の仕事も満足にせずに、話し合おうとして後コミニケーションを取ることをしない社員がいるのですどうすればいいでしょうか?」と質問されました。私の回答は、「現状の問題を指摘されても本当に何も変える気持ちがなく、聞く耳を持たず、今だけ金だけ自分だけの価値観で働き続けるのであれば、さっさとやめてもらったほうがいいと思います」と厳しい回答をしました。しかし、本音(というか希望)を言えば心の中に良心を持っていない者などおらず、仕事を通してお客様や周りの人に喜んでもらいたいと誰しもが思っていると信じています。ただ、今日の相談者の様に、誰か(の意識や行動)を変えたいと思っても変えれるものではなく、変えられるのは自分自身の意識と行動だという原理原則に基づいて考えれば変えたい相手との関係性やコミュニケーションを自ら変える必要があり、それが出来なければいくら研修に放り込んでもなんら変わることはないと思います。原理原則系のマーケティングはインサイドアウトの概念からスタートすべきだと今日の研修の中でも申し上げましたし、「先ずは自分から」の変革に取り組んでもらえる事を一応、お伝えしました。

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全業種!職人内製化への圧巻の取り組み。

平成30年9月27日 曇りのち晴れ

九州へ。

今日は人生初めての九州佐賀県、磁器の有田焼で有名な有田町に来ています。茶の湯の世界では茶碗は「一楽二萩三唐津(楽焼、萩焼、唐津焼)」と言われますが、日本三大陶磁器といえば美濃焼・瀬戸焼・有田焼の三種類になるらしく、有田町は江戸時代の前から続く伝統的なモノづくりの街との事。モノづくりに従事している職人の端くれの私としてはちょっとした聖地巡礼の気分になりながら神戸から6時間かけて有田の駅に降り立ちました。有田町に来た目的はお気に入りの磁器の茶碗を探すため、では無く、先月フィナーレを迎えた鹿児島での職人起業塾にはるばる参加して下さっていた企業への訪問で、年間70棟もの新築工事とリフォームを行われているその施工の全てを自社の社員職人で行う、完全内製化に取り組まれている朝日I&Rワークス社の取り組みを見学させてもらうのと、職人内製化に取り組むにあたり、神戸までわざわざ私の話を聴きに来られ、キーマンが半年間、鹿児島での職人起業塾に参加された、「その後」の進捗を聴かせていただくのが目的です。一応、柿右衛門窯の窯元巡りも押さえておきましたが、、(^_^;)

「分かっている、でも動けない」の突破口。

建設、建築業界では誰もがこれから本格化する圧倒的な職人不足に危機感を感じており、今のうちに何かしらの手を打たないといくら工事を受注しても施工できずに売り上げが上がらなくなることに気づいています。しかし、職人の採用、育成に本気で取り組む会社は(増えては来ましたが)全体から見るとまだまだ稀有な存在で、「分かっちゃいるけど何もしていない」という工務店経営者が殆どです。そんな中にあって、120億円もの売上高を誇る会社が、全業種の職人全てを社員化し、次世代の若者を育てる取り組みをスタートさせると言うのは刮目すべき事例で、当然、今まで通りのマネジメントの延長線では到底できない一大事業です。そのスタートに当たってキーマンに職人起業塾で学んでもらい、旧態依然の現場マネジメントを改革する足がかりにすると言って私たちの研修事業の受講を選んでもらえた事は本当に光栄ですし、私としては何としてもこの全国でも類を見ない革新的な取り組みを成功させてもらいたいと思っています。また、これが成功裏に着地すれば、全国の建築業界における職人の雇用形態を大きく変える突破口になると確信もしています。

職人の働き方改革は雇用改革から。

私たちすみれでは10数年前から売り上げ拡大路線に背を向けて、自社職人が施工できる範囲しか工事を受注しないスタイルを選択し、同時に若手の職人育成に注力して来ました。それはモノづくりを生業とする会社は施工力を持たずに事業が成り立たないという、ごく当たり前の原理に沿っての当たり前の選択でしたが、全く何にも出来ない新卒の若者を採用し、教育するのは随分とコストがかかりますし、もっと言えば、若者が安心して正社員の職人として就職できる労働環境の整備には更にその何倍もの費用をかけなければなりません。そもそも、職人には正社員になって現場作業以外の顧客対応や現場管理、コスト管理等、あれこれの業務を行うのを良しと思う人が少ない中、「意識を変えろ!」と檄を飛ばして、現場作業、技術以外の教育、マーケティング理論のレクチャーやコミュニケーションスキル向上の研修を行うことによってその仕組みを作って来ました。その根本には自分自身が職人として働いていた時に、天気や体調、怪我などで稼ぎが大きく変動し、いつ稼げなくなるかわからない、この先、家族をちゃんと養えるのか?と常に不安に駆られていた経験があり、こんな不安定な職業に若者が従事する訳が無いと実感していたからに他なりません。今までの職人の働き方のままでは、誰も職人になどならないと確信していたからです。職人不足問題の解決には先ずは雇用形態を他業種に引けを取らないくらいまで引き上げる事が絶対的に必要だと考え職人の正規雇用への転換を行いました。

未来を見据えた選択。

職人の正規雇用を行ない、若者が働きやすい労働環境への整備は、職人不足問題解決の為にまず始めに取り組むべき事ではありますが、世の殆どの工務店が元々雇用していた職人を外注扱いの不正規雇用に切り替えて来たこれまでの流れを鑑みるとそんなに簡単な事ではありません。工事案件を繋いで売り上げを上げる工務店業では繁閑に関わらず職人を抱えるのは人材のリスクになり、ずっと継続的に受注が取れる仕組みができている前提がなければ社員職人の雇用はままなりません。私が職人育成とマーケティングは一体でなければならないと言い続けている理由ですが、上述の朝日I&Rワークス社は安定した受注の仕組みが既に出来上がっており、また、不動産事業を絡めて自社での開発や分譲事業などの造注工事にも積極的に取り組まれ、工事量の確保という視点では既に卓越した結果を残されておられます。その意味では職人の内製化に取り組む下地が整っていたと言えなくもないですが、そのような事業所が100年企業を目指す為には職人の育成が避けられないと本腰を入れて4000坪の土地と1000坪のヤードを購入され、鉄筋の加工から木材の刻み、板金の加工等、その施工まで全て自社の社員で行うと莫大な先行投資に踏み切られたのは本当に凄いと思いますし、その構想を聞いているだけで私までワクワクしてしまいました。まさに、未来を見据えた選択をされたと思います。

職人の育成に必要なのはキャリアパス。

今日、念願叶って有田にあるそのヤードと事務所を訪れる事が出来て、圧巻の計画と構想を聞かせてもらいました。ただ、(多分)日本全国でも誰も出来ていない全業種内製化を行うのに簡単なわけもなく、様々な顕在化している問題点とこれから表面化してくるであろう潜在的な問題について聞かせてもらい、予防策について話し合いました。私の持論は職人会社が持続継続し続ける為には職人のキャリアパスが必要であり、どのようなスキルを身につければどのような待遇になり、自分の思い描く人生を歩めるかを示すべきであり、その選択の一つに独立起業もあって然るべしだと思っています。ただ、私個人的には、これからマーケットが縮小し、あらゆる情報が氾濫する時代にはある程度、施工や保証、アフターサービスができるエビデンス(想いではなく事実)を示す事が賢くなったユーザーから信頼を得るには必要となり、どんどん大手の寡占化が進むと考えており、工務店、リフォーム会社としての独立起業はあまりオススメはしていません。下請け職人としてメシを食うには困らない程度なら簡単でしょうが、起業当初の私のように24時間365日働きづめになってしまっては、豊かな暮らしとは縁遠い本末転倒になり兼ねません。その辺りの少し考えれば分かる未来を新たに社員となって入られる新しい職人さん達に如何に理解してもらい、未来を見せることによって同じ目的意識を共有するかにかかっていると、アドバイスをしておきました。

神戸に行って目の色が変わった。

そんな、職人を社員化した工事会社の運営、仕組みづくりについて様々な意見交換をしたり、職人起業塾に参加頂いたキーマン達のその後の近況を伺ったりした中で私が心から嬉しく感じたのは、「高橋さんに会いに(大工棟梁の)部長と神戸に神戸に行き、職人起業塾に参加させて貰わなかったらこの度の職人内製化の取り組みは全く出来ていなかったと思う、部長の意識、言動がガラッと変わったおかげで、なんとか先が見えました。」との山下社長からの言葉です。正直、初めて神戸に来られた時はプライドの高い、昔ながらの考えの狭い思考の大工然としていると感じた宮崎部長が鹿児島での講座に通われているうちに大きな変化を遂げていたのは私も感じましたが、それが実際の事業の中で大きな成果に結びつけられておられると聞けたのは本当に嬉しいの一言です。

全国で講演や研修を行っている中で、工務店経営者からよく「職人の内製化に取り組みたいが、何から手をつけていいかわからない」との声を聞きます。もちろん、前述の環境整備から始める若者の雇用と教育がポイントではありますが、取っ掛かりはやはり、信頼できる大工を仲間に引き込んで、現場作業だけではなく、現場マネジメント、若手育成を共に行うとコミットメントをもらう事が必要で、職人の育成は現場実務を詳細まで知らない経営者だけでは厳しいと申し上げています。逆に、職人上がりの経営者は職人の意識改革の難しさをよく知っており、キーマンを作る事を含めて、職人の内製化を諦められる方が少なくありません。どちらにしても、ですが、職人の意識改革をまず行う事で今後の職人不足に対する備えの突破口は見えてきます。何とかしたい、でも踏み出せていない、と思われる方はお気軽に私(高橋)までお気軽にお声がけください!(笑)

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藤原崇太郎の敗戦の弁に学ぶP/PCバランス。

平成30年9月26日曇りのち雨

いつもと違う水曜日。

1週間が始まったと思ったらいきなり今日は水曜日ですみれ事務所は定休日、私はいつもの朝活からスタート。ハイテンションでの朝のビジネスミーティングを終えて、お客様先のメンテナンスに立ち会った後は静まり返った事務所にて電話番とデスクワークに没頭しようと思って出社してみると、設計メンバーも3人出社してきており、全くもって平常営業の様相を呈しておりました。先日、近畿地方を2連発で直撃した台風の影響と秋の繁忙期が重なってすみれ事務所は既にパンク状態、おまけに噂ではまたもや台風24号が関西地方を通り抜けていく予報になっているらしく、静かなはずの事務所では次の台風の前に修理や応急処置をしてほしいとの電話が鳴り続いておりました。これ以上の自然災害の連続技はなんとか堪忍してもらいたいものです。。

第61回元祖職人起業塾。

昨日は毎月すみれ本社で開催している無料のマーケティング勉強会「元祖職人起業塾」の61回目となる開催日でした。忙しい時期にもかかわらず昨夜も20名を超える大勢の勉強熱心な人が集まって原理原則系マーケティング理論に基づいたアクションをいかに事業の中に落とし込み、成果を手に入れるかについて学び、考え、アウトプットを繰り返しました。私たちが実践している原理原則系マーケティング理論を学ぶ者が最も大切にしている根本的な概念は、「P/PCバランス」とスティーブン・R・コヴィー博士がその著書「7つの習慣」の中に著された、成果は成果を生み出す力を持っているものが手にすることができるという当たり前すぎる考え方に基づいています。PC(パフォーマンスキャパビリティ)と言われる目標達成能力は1日にしてならず、継続した積み重ねと、弛まぬ努力がその成長を支えます。毎月勉強会に参加することによって、自分自身にリマインダーをかけて分かり切っている、しかし実際は習慣にして取り組める人は数少ない第2領域と言われる「緊急性のない重要なこと」に取り組んでもらう勉強会です。

藤原崇太郎の敗戦の弁。

昨夜の勉強会の冒頭にP/PCバランスの以上にわかりやすい例を挙げました。それは現在行われている柔道の世界選手権で、初出場で銀メダルを取った20歳の藤原崇太郎君が決勝戦で惜しくも敗れた後にインタビューに答えていたコメントです。決勝戦の相手は世界ランキング第1のサイード・モラエイ選手で、予選のトーナメントを見ている限り決して実力では引けを取らないと思いましたが、制限時間内ではお互いに技ありのポイントを取る伯仲した試合でしたが延長戦で惜しくも藤原くんが敗れてしまいました。試合後にのコメントで藤原くんが口にしたのは「世界ランキング1位のサイード・モラエイは世界一の稽古をしていたから勝てなかった、来年は世界一の稽古量をこなして勝ちます」との言葉で、稽古の鬼と言われる程熱心に取り組んでいる、柔道の実力は稽古の質と量に正比例する。という持論から己の鍛錬の未熟さを反省されておられました。まさにP/PCバランスが世界一に届かなかった、という反省であり、リベンジを果たすには不断の努力を積み重ねるしかないという決意の表れでもあり、また、練習だけ積めば確実に世界一に手が届くのを確信されているのを感じました。

信頼の4つの核。

原理原則系マーケティングでは売り上げ、利益という成果を手にする目標達成能力をユーザーからの信頼性を身につける事の一点に集約しています。そして信頼とはぼんやりしたものではなく、「誠実さ」「意図」「力量」「結果」の4つの核の重なり合う部分であり、どれか一つでも欠けると信頼性は揺らぎます。真摯さ、誠実さが足らない人とは付き合いたくもないし、金だけ今だけ自分だけの為に仕事をしている人と一緒に仕事なんかしたくありません。誠実で、共感できる意図を明確にされている志の高い人でも下手くそ、知識不足、経験なしじゃ話にもなりませんし、いくら実力があると言われてもなんの結果も出せていない人に仕事を依頼するのは勇気が要ります。これらの4つの核を成長させるには、普段の業務や暮らしの中で、それぞれについて高める意識を持つことが非常に重要で、特に「誠実さ」は他人や任された仕事に対する真摯な姿勢ももちろんですが、まず自分自身に対しての誠実さが求められます。自分で決めた自分との約束を守れずに、意図も力量も高められる訳がないからです。

習慣は誠実さが作り出す。

非常に簡単な理屈ですが、要するに圧倒的な信頼性を身につけて売り込まずに仕事のオファーを受け取れる「状態」を作り上げるには、信頼性の4つの核が欠け無いようにそれぞれを高める事が必須であり、そのベースには自分との約束を守りきる誠実さが必要になります。逆算して考えると、まず自分自身に対して緊急性の低い重要な事柄に取り組む習慣を身につける事、それを圧巻のレベルまでやりきる事が出来ると、自然と信頼性は身につく様になるわけで、私が10年以上に渡り、このブログで毎日情報発信を繰り返して来たのもそんな簡単な理論に裏付けされた結果です。熱心に勉強会に通われるメンバーは月に一度その原理原則に触れる事で、習慣の力を身につけて目標達成能力を高める意識を喚起してそれぞれが何かしらの取り組みを行われます。昨日、N-styleの紙上さんにそれを聞いてみると、菅くんと共に私が入会をオススメした元祖朝活と言われる倫理法人会に入会されて毎週モーニングセミナーに通って勉強を継続されているとのこと。素晴らしい第一歩を踏み出されておられているのにびっくり。信頼性とは人間力を高めること、地味な努力ではありますが、自分との約束を守り切り原理原則の学びを繰り返して影響の輪を広げてもらいたいと思います。紙上さん、菅さん、気張れ!心から応援しています!

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TEDxKobe2018 Burning to Go!

平成30年9月25日曇り

TEDxKobeに奥様が登壇!

3連休明けの火曜日は忙しくなりそうな予感の通り、いつになくじゃんじゃんなる電話に対応しながら朝から現場を走りまわりました。9月も早今週で終わり、月末も近づいてきて何かと気ぜわしい1週間になりそうです。

昨日の3連休の最終日は、毎年楽しみにしているTEDxKobeが開催され、今年は10時からと言う早い時間から1日中、普段交わることのない人たちの世界に身を置いて、新しいアイディアのヒントや刺激をたくさんいただくことができました。毎年参戦していると、知り合いも増えてくるし、神戸で様々な分野で活躍されている方も多く参加され随分と地元感があるイベントになってきました。中でも、今すみれで工事お手伝いしている新長田での企業型保育施設の工事の設計プロデュースをされている合田さんの奥様が登壇されてこられたのにはびっくり。4人の子供の子育てをしながら、社会企業家として全国で大活躍されている姿を客席の最前列からまぶしく見ておりました。

燃える位の熱い想い

今年のTEDxKobeのテーマは「Burning to Go!」となっており、燃えるような想いを持って行く、成し遂げたいコトと言った意味で、

情熱が奮い立つ一歩を選べ。今の自分を燃やして、突き進め。

更なる飛躍を求めるとき。限界に縛られたとき。惑い、停滞したとき。

自分の流儀やこだわり、プライドさえも火に焚べよう。

その炎を次なる原動力に変え、進み続けよう。

自らに火をともし、未来へ走れ。

とタイトルの説明文があり、その熱いタイトル通り、十二組のスピーカーが熱い想いを持って取り組む、世界を良くするアイデアをシェアされておられました。和太鼓のオープニングに始まり、ジャグリングとダンスを組み合わせたパフォーマンスなどもあったりと、今回もTEDトークと言われるプレゼンテーションだけでなく多彩な内容でエンターテイメントとして楽しめました。十二組の登壇者全てをご紹介したいくらいの内容でしたが、以下に印象に残ったスピーカーをピックアップして備忘録がてら書いておきたいと思います。

家庭に埋もれている社会の財産

まずはやっぱり、合田さんの奥さん、合田三奈子さん。4児の母であり立派に子育てを行いながら子育て中のママさんの社会参加の支援とママの働き方を変えるビジネスモデルの構築に取り組まれている姿は本当に素晴らしいの一言で、結婚や出産を機に家庭に入っていたまま、社会での活躍の場を見出せないでいる優秀な女性たちが世の中にたくさんいる事実を再確認するとともに、これからますます人材不足が深刻化すると言われている日本の社会では、優秀な女性たちの活躍できる場づくりこそが日本経済の活性化の鍵を握るのではないかと思いました。ちなみに、すみれでもそんなママさんに働いてもらいやすい環境作りに取り組んでおり、設計プランニングのアシスタントさんは働く日数や時間を全く制限なく自由に決めて出社してもらうようにしています。現在も設計メンバーは絶賛募集中で、合田さんの取り組みがどんどん大きく波及していき、優秀なママさんが手伝いに来てくれることを願ってます。(笑)

20%の余白

もう1人、今回のTEDトークで強く印象に残っているのは、トップバッターで登壇された松本賢一さんによる「20%の余白を残す」と言うコミニケーションの考え方です。マツケンさんの本業は話し方、プレゼンテーションの講師であり、コーチングのプロとの事ですが、あらゆるコミニケーションの研究をされた結果、なんと落語を学ばれ高座にも立たれると言う本気ぶりで、プレゼンテーションの喋り方もほぼ噺家のそれになっておられました。聞く人を楽しませる話し方や表情、ジェスチャーと言うのは理論として確立されてあるのだと改めて感じるとともに、相手にイメージを膨らませて考えてもらえる20%の余白を残して話す、伝えることが非常に重要だと言う理論も甚く納得した次第です。「柿食えば、鐘が鳴るなり法隆寺」と言う俳句を聞いて、夕暮れを思い浮かべるのは、情景を想像してもらえるように詳細を語りすぎていないからであり、コミニケーションは言葉足らずはまずいですが、語りすぎるのも印象に残らないと言うは「なるほどなぁ」とすっかり得心させられました。

± 20歳の壁

TEDxイベントでは休憩時間のアクティビティーでスピーカーズカフェなる登壇者にもっと詳しく話を聞くことができる場があります。マツケンさんの「20%の余白」が非常に興味深かったので私もそこに立ち寄り気になった点について突っ込んだ話を聞いてみました。実は私も以前から相手にイメージをさせて考えてもらうと言うことを非常に重要視しており、自分自身が主催する研修講座のプログラムは基本的にコーチングのスタイルをとっています。私が伝えるのはあくまで概念で、そこから個別の事例に変換させるのは参加者それぞれに考えてもらうようにしています。しかし、研修終了後のアンケートを見ると、「抽象的な質問が多く分かりにくかった」と言うようなことを書かれることが稀にあります。特に30歳にも届かない若者にその傾向が強いと感じて、マツケンさん質問してみたところ彼の答えは「マーケティングの世界では自分の年齢より± 20歳以上離れると全く価値観が違うので、そこはコーチングではなくティーチングに切り替えたほうがいいですねー」との事、シンプルかつ当然の返答に、なるほどおっしゃる通り、とこれも痛く納得。今回のTEDxKobeは非常に実務に役立つ良い学びがあったと喜んだ次第です。(笑)

普段関わらない世界に飛び込む。

私は4年ほど前から神戸と京都で行われるTEDxイベントには欠かさず参加するようにしていて、普段絶対に接点を持つことがない人たちの中に混じり、交流することで今まで見えなかった視点や考えたことがないアイディア、そして潜在的な社会の潮流みたいなものを感じることができています。今では私にとって非常に貴重な情報収集源となっており、TEDxのイベントはエンターテイメントとしての楽しみもありながらも、間違いなく仕事の一環だと感じるようになりました。ちなみに、次回は12月のTEDx京都に参加します。(もうチケットはないかもしれませんが)ご興味がある方は是非一度参加されることを強くお勧めします。新しい世界への扉がそこにあるかもしれませんよ。(笑)

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建築のプロが提言する家づくり4つのチェックポイント。

平成30年9月24日曇り

3連休最終日。

昨日の日曜日は秋分の日で今日月曜日は振り替え休日の3連休。(のようです)私はこれといって休みがあるわけではありませんが、今日は毎年楽しみにしているTEDxKobeのイベントがあり、朝から晩まで新しい刺激とアイディアとヒントをもらいにイベント会場に向かっています。今年で4年目になるこの神戸でのイベントは、毎回素晴らしいご縁をいただいて正直仕事にも大いに役立っています。結局は仕事ってことですね。(笑)

新築相談激増中。

すみれ事務所では、このところ、台風直撃に連発の影響での問い合わせの対応に追われており、応急処置が終わったら次は修繕工事の見積もりと段取りにスタッフ総出で追われています。そんな中、季節柄なのか消費税増税前の駆け込み需要なのかははっきりしませんが、新築や建て替えの新規の問い合わせが増えており、私も毎週のようにお問い合わせがあったお客様との初回面談に立ち会っています。昨日の日曜日も昼から二組のお客様に長時間にわたってお話をさせていただきました。

家づくりを始めるにあたって知って貰いたい4つのこと。

建築会社や設計事務所はお客様が持っているイメージを形にすべく、ヒアリングが命と言われますが、私の場合は初回面談はあまりヒアリングをするわけではなく、家づくりにあたって必要な事を(私が一方的に)話させてもらうことが多く、どんなデザインの住宅がお好みですか?などと言う事は全くもって聞きません。それは建築のプロとして家づくりを始めるにあたってご理解いただいてもらうべき事があるからで、その話に共感頂けない方はご縁がなかったことだと諦めるようにしています。初めてお会いするお客様に私がお伝えしているのは大まか4つの事柄で、いかに概要を旅するしておきたいと思います。

「住宅ローンの商品選択」

1つ目は資金計画について。新築で家を建てられるほとんどの方が住宅ローンを利用されます。しかし、銀行から多額の融資を受けるなんて言う事は何度も経験するわけではないのであまり深く内容把握しないまま、銀行との契約を結ばれる方が多く、元利均等と元金均等の違いさえ理解されていない方がほとんどです。特に金利計算は複利計算となっており、単純な計算ではありません。金利上昇によってどれぐらいのリスクがあるかも把握しないまま変動金利がいいか、固定金利が良い日に悩まれます。これ以上金利が下がることがない位の低金利の今の時代において、安易に元利均等払いを選択し、金利が上昇したときのリスクを把握しないまま住宅ローンを組むのは非常に危険です。家を建てる目的は建てることではなく、出来上がった新居に暮らし始めてからの長きに渡る安全で健康的な暮らしです、その目的意識とともに密接な関係がある資金計画の話を住宅ローンの仕組みを通じて詳しくお話をするようにしています。

「全棟許容応力度計算での構造計算」

二つ目は安全と切り離せない建物の耐震強度について。最も一般的に建てられる木造住宅2階建ての住宅は4号建築物と言って構造計算を免除される特例が建築基準法で認められています。なので、耐力壁の璧量とそのバランスをチェックする程度で確認申請は認可されますが、熊本地震で耐震等級2の住宅が倒壊した事例があったように、壁量計算だけでは実際の構造強度を構造計算で検証した際、エラーが出ることが少なからずあります。そんな教訓を生かして全棟構造計算する会社が昨今では増えており、その程度の知識と情報を持っていない会社に依頼するのは考えた方が良いと言うことです。

「C値の証明は当たり前、Q値の施工後の証明」

3つ目は住宅の温熱性能について。高断熱高気密住宅と言う言葉がすっかり一般的になり、どこの建築会社も省エネ住宅に取り組んでいると言われます。よく工務店に行くと、大手ハウスメーカーの住宅性能は展示場や試験場で性能を計測しており、そのカタログに記載されている数値と実際の現場とは乖離があり、その証拠に現場で気密性を計測する測定を行わない。と言うふうに言われます。しかし、現場で測るべきは気密性だけではなく、断熱性能も同じであり、計算通りの性能が現場で現れているかを検証するのが筋ではないかと思います。今どきは、サーモグラフィーと言う便利なものも普及していますので、断熱材施工後に断熱欠損が起こっていないかを検証してしかるべしだと思います。

「家づくりと貯蓄の関係」

一番始めに資金計画の重要性、目的に沿った家づくりの計画を立てる事を書きましたが、資金計画とは家づくりのみにあらず、子育て資金や老後の蓄え等も含めたライフプランの一環としての家づくりであるべきで、これからの長い人生全般を俯瞰した計画を立てるべきです。家づくりの資金計画は人生全体のライフプランの一環となるべきで、詳細なライフプランを立てることをお勧めしており、求められる方に対してはプロのライフプランナーをご紹介して、しっかりと貯蓄ができてこれからの子育てや老後への不安を払拭できる計画の範囲での家づくりを推奨しています。正直、堅実な計画にすればするほど、建築資金は抑えられるわけで、我々建築会社にとっては売り上げが下がることになってしまいます。しかし、あえて安全性の高い計画をお勧めするのは、お客様が豊かな暮らしを長く続けられる事が私たちにもメリットとして帰ってくると被っているからで、地域に根ざした事業を行っている以上、お客様との間に利益の相反はありません。これが建て売りを販売するビルダーや、銀行、不動産会社等の売り切りのビジネスでは1度きりの取引で最大の利益を上げねばならず、構造的に住まい手との利益の相反が生まれます。これは良い悪いではなく仕事柄の立ち位置やありがたの違いだと説明するようにしています。

豊かな地域は豊かな住人が形作る。

以上、これらがこれから家づくりを進めようとされる方々への私からの提言で、この4つのチェックポイントをクリアされた先でなら家づくりのパートナーとして選ばれても問題なく安全で快適な暮らしを手に入れることができるのではないかと思っています。もちろん、デザインや使いやすい間取り、価格などその他にも洗濯に必要な条件は多々あると思いますが、最低限担保すべきは家を建てた後の快適で幸せな暮らしから逆算して家づくりの計画を立てることだと思っています。たとえすみれで家を建てられなかったとしても、地域に住まれる住人で豊かに暮らされる方が増えれば、地域全体が良くなっていくのではないかなんて思うのです。ここに書いてみた4つのチェックポイントががこれから家づくりをお考えの方に少しでもお役に立てば幸いです。(笑)

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目的と手段についての考察 vol.32 状態管理がカギを握る。

平成30年9月22日 曇りのち晴れ

曼珠沙華の季節

明日は秋分の日。昔の人は暑さ寒さも彼岸まで、と言われましたが、これから一雨ごとに気温は下がって、ゆっくりと秋が深まっていき、食欲、芸術、スポーツ、読書と楽しみもてんこ盛りな気持ちの良い季節を迎えます。すみれ事務所ではいまだに台風被害の新しい問い合わせが途切れず続いており、相変わらず、ずいぶんどたばたしておりますが、そんな合間を突いて1年を通して1番気持ちが良いこれからの季節を楽しみたいと思います。

丹波にて。

今日の神戸は朝の間は分厚い雲に覆われておりましたが、たまに雲が切れてその合間から青い空とお天道様が顔を出しておりました。昼からは爽やかな秋空が広がり、日中は少し蒸し暑い位の良い天気となりました。そんな中、車を走らせて事務所から1時間のチカイナカの丹波の春日町に来月からいよいよ本格的にスタートを切る古民家再生プロジェクトの打ち合わせと、清水国明さんとの座談会に招かれて向かいました。秋の丹波路は豊かな実りを感じることができる風景が広がっており、なんとなくゆったりとした空気感もあり、忙しい日常をしばし離れて心を癒しました。秋の丹波路、なかなか良いものです。

京阪神木造住宅協議会研修会報告其ノ弐

さて、昨日のブログでは先日行われた京阪神木造住宅協議会の研修会の内容を書きましたが、実は先進的な取り組みで注目を集めているgarDEN社の田中社長の講演は第1部で、続きの第二部がありました。第二部では建築工事の施工管理を第三者として業務委託を受けて検査し、品質を担保する第三者機関として全国で圧倒的な支持を集めている株式会社ネクストステージの小村社長にお越しいただき、施工品質を高めることの重要性と、それができないことのリスクを厳しくも熱い口調で語っていただきました。

若者の職人、施工管理離れの理由

小村社長がまず初めに問題提起として話されたのは深刻さを深める職人不足、現場監督、施工管理等の現場実務者の離職による減少です。その大きな原因の1つに現場教育のあり方の問題を示され、いまだに建築業界にはびこる背中を見て覚えろ的な教えない姿勢と当然、上長が若手の部下に対する承認も評価もしないことが若者のやる気をそいでいると指摘されました。その背景には、建築会社が目的と手段を履き違え、逆転した思考のまま営業している悪習があると、ものづくりを生業とするはずの工務店が単なる物売りのような営業会社になり果てていると嘆かれました。

若者が辞めない状態管理。

無論、職人や現場監督等の現場実務者の待遇やキャリアプランの問題はありますが、その部分を改善したとしても、若者を育ってる、若者がやりがいを持って働ける環境が整っていなければいくら若者がこの業界に入ってきたとしても育つ前に転職してしまってはどうにもなりません。社会保障をつけるとか、待遇を改善するとかも大事ですが、今の若者の質が我々とは違った価値観を持って仕事に対するやりがいや魅力を感じる職場環境を整えることが非常に重要で、そのためには工事現場に対する評価が必要で、問題なくできていて当たり前、しかし評価基準が明確でない木造住宅においてはその評価の指針を作り上げる事が重要だと説かれてありました。

まずは人間力!

「まさにおっしゃる通り」と大村社長の講演の間中、終始うなずきっぱなしの私でした。小村社長は実は全国で現場監督塾と言う勉強会を塾長として開催されており、技術的な指導や知識を教える事はもとより、良心に従った判断ができるようにと人間力の部分にも注目され自己啓発的な内容のセミナーもその塾の冒頭にされているとの事で、少し切り口は違いますが私が行っている研修事業と全くと言っていいほど目指している先は同じであり、講演の最中にも私の取り組みについて繰り返し言及していただいておりましたが、同じ志を持つ同士だと改めて強く感じた次第です。

管理には限界がある。

小村社長が講演で述べられていた事、また行われている第三者検査の事業も全て正論であり、理論構築としては非の打ち所がありません。私も諸手を挙げて共感するばかりです。ただ、自分自身が職人として現場で働いていた経験側から鑑みると工事現場の施工管理は要点を抑える事はできてもすべての品質を完全に管理することはできません。大工が玄能を振って釘を打ち込むのを1つとっても、最後に少しだけ浮いているのか、きっちり奥まで叩き込めているかは玄能を持った大工の手の感覚でしかわかりません。そんな観点から見ると、建築工事では作り手の良心や仕事に対するプライドを持っているか、が非常に大きなウェイトを占めます。全ての職人の「ま、いっか」と思う心を排除するのは管理では出来ないのです。

「なんのために?」という問い。

それは、「何のために仕事をしているか?」と言う根源的な命題にかかっており、今だけ、金だけ、自分だけ良ければそれで良いといった自己中心的かつ刹那的な考え方の人間が工事現場に1人でも混ざり込んでいるとその他の多くの人の真摯な努力が全て水の泡と化してしまいます。家づくりは単なる箱を作るのではなく、住まい手が長期間にわたる住宅ローンを組んで、多額の借り入れをしてまで作る人生の一大事業です、それを単なる収入を得るための作業と考えてしまうのはあまりにも罪深く、我々建築工事に関わるものは家が出来上がった後の住まい手の幸せな暮らしを作り、守る心構えを持って毎日の工事に向き合わなければなりません。

主体性と見える化とセルフチェック

私が主催する職人起業塾の研修会では、マーケティング基礎研修の最後のレクチャーで目的と手段の再考について考えてもらうようにしています。経験が少なく、知識が浅く、技術が頼りない者でも住まい手の幸せな暮らしを作ると言う目的意識だけぶれることなく持っていれば、おかしな判断をしたり、無理な施工をしたりする事を止めて、胸を張ってお客様に説明ができる選択を繰り返すようになると思っていて、もちろん私たちは技術職ですから経験も知識も技術も必要ですが、その前に職業人としての矜持を持って仕事に向き合う姿勢を貫くように繰り返し言い続けています。その昔、TOTO社の小倉第二工場で見た、マニュアルを廃止して働く人たち全てが見える化とセルフチェックを起点として主体性を発揮して生産効率を最大化していた驚くべき現場を何とか建築現場でも再現したいとずっと思い、願い続けています。

状態管理が全て。

私たちが目指すのはあくまでも施工品質や工期や安全面の業務改善を通した顧客満足と利益の確保ではありますが、その為には、成果を生み出す状態に着目せずに求められる成果を出すことができないと言う状態管理の必要性を説いたP/PCバランスの原理原則論に根付くべきだと考えています。今回の小村社長の「工務店は目的と手段を履き違えている」と言う言葉や、「ものづくり企業、製造業としての本質に立ち返るべきだ」という提言には魂が震えるような共感を覚えました。語られる全てが原理原則に則った思考であり、小村社長の熱い語りを聴いて、技術とマインドの両方を兼ね備えた現場実務者を育てる使命が我々の年代にはあると思いましたし、同じ志を持つ方々との連携を深めながら微力ながら私も建築業界の変革に力を尽くしたいと改めて決意した次第です。小村社長、この度は本当に良い講演をありがとうございました。今後とも何かとよろしくお願いいたします。

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最新のITツールを使いこなすのに必要なこと。

平成30年9月21日曇り

現場現場現場!

昨日の天気予報では今日の午前中はずっと雨模様となっており、引き続き屋根に登って台風の被害調査をする予定になっているのが大丈夫かと心配しておりましたが蓋を開けてみるとみると今日の神戸は雨暑い雲に覆われてはおりましたが雨が降る気配もなく涼しくて良い日和となりました。ついてるね。と人に事を言いながら米の調査や淡路島での古民家再生プロジェクトの間に耐震診断等今日も1日現場から現場へと走りまわりました。

先進的工務店の集まり。

昨日は年に4回開催されるJBN京阪神木造住宅協議会の理事会と研修会の開催日でした。地域に根ざす工務店が集い、共に学び、情報を共有して持続性のある事業モデルを構築し、激しい外部環境の変化に飲み込まれることなく地域のインフラを守り貢献出来る力を身につけようと意識の高い工務店経営者が集まられます。不肖、私は副会長という役職を拝命しておりまして、私達運営側としては皆さん忙しい中、時間を割いて集まって頂くからにはそれなりに価値を提供せねばなるまいと考えてあれこれと趣向を凝らして研修会の内容を考えています。

話題の社長、登壇。

今回のスピーカーはまだ創業から5年と社歴は浅いにも拘らず、デザインと性能を両立させた高価値の住宅を提供する事で京都で人気を博し、うなぎ昇りに業績を伸ばされているgarDEN社の田中社長で、元々パソコンが好きだったという強みを最大限に生かしてHPの活用やFacebookなどのSNSでの集客、最近はInstagramでも成果を出されているという、見た目とは少しイメージが違う(笑)綿密な戦略と細やかな戦術を駆使して大きな成果を挙げておられる話題の経営者でした。

「ハッピーをつくる」

という非常に分かりやすい経営理念を掲げ、顧客にとって生涯の一大事業であり、最高に幸せな瞬間に立ち会える(はずの)建築事業者として、設計も営業も施工管理も職人も皆がハッピーになれる事業モデルを作りたいと弛まぬ努力を続けておられるのが良く伝わった田中社長の講演の中でも驚いたのは本当に勉強熱心で最先端の情報に本当に敏感な事でした。建築業界向けのサービス、商品に関しては事情通を自認し、直ぐに飛びつきなんでも試して見る私も舌を巻く位、システム構築、仕組みを組み立てる事に注力されている事、アンテナが高く、状態管理に重点を置いて良いと思ったら直ぐに行動に移される姿勢には脱帽で、決断の早い経営者は成果を手にされるのだと改めて感じた次第です。

社員が大きく変わった研修。

田中社長が数多く紹介された仕組み作りに寄与したサービスの中で、力強く推奨してくれたのは、私が主宰する「職人起業塾」の半年に及ぶ実務者向け研修でした。実はgarDEN社は2年前のまだスタッフの数が今の半分にも満たない時期に社運をかけて(笑)、3名もの社員さんを第一期の研修会に派遣されておられました。自社の向かう方向性を確認し、強みを共有しそれをどの立場に立った役割を全うするコミットメントと同時に実務を促す研修に参加されたことで、大きな変化が見られたと壇上で絶賛してくださいました。素直に嬉しかったです、田中社長ありがとうございました。

運用次第。

田中社長がクラウドやSNSを駆使して集客やシステム構築、業務の効率化、効果性の向上を図られている中で、成果が上がったものと上がらなかったもの、その両方を示しつつ、成果に結びつける要諦として述べられたのは「全て運用次第」という言葉です。あのアプリがいい、このHP制作会社がいい、顧客管理ソフトはコレ、SNSはInstagramが旬、施工管理は第三者検査機関に依頼すべき、ect。。良いらしいと言うのは誰もが知っている、しかし、成果に結びつけて実績を上げられる事業者は数少ないのが現実で全ては運用次第と言うのは深い、と言うよりも聞いていた(私を含めた)経営者の皆さんにとっては胸に刃物を突きつけられた様な想いではなかったかと思うのです。

最新のITツールを使いこなすのに必要なこと。

この秋も職人起業塾に社員さんを送り込んで来られる田中社長は社内でもスティーブン・R・コヴィー博士の7つの習慣を基にした勉強会を開催したり、新入社員に入社前の事前に私が上梓した書籍を課題図書として送ったりと随分と原理原則系マーケティングに熱心なだけあり、常日頃から状態管理に随分と執着されて熱心に取り組まれているのがよく分かりました。結局、最新のツールの「運用」とは、日々の業務に習慣として落とし込めるか否かにかかっており、「運用が全て」と言う言葉は常日頃から第二領域に時間を割く意識(と実行)があってこそだと思います。忙しく、時間に追われる毎日を改善すべく業務効率化の仕組みを導入したとしても、それを使う時間をとれ無ければ宝の持ち腐れなのは自明の理。様々なというか、手当たり次第に新しいツールを導入しまくる裏には状態管理に取り組む固い意志と決意があるのだと感じた次第。田中社長、良いお話をありがとうございました!勉強させて頂きました!(^ ^)

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若者の職人離れに歯止めをかけるワークウェア。

平成30年9月20日雨

ありがたい、あやかりたい。

暑さ寒さも彼岸まで、と昔の人はいましたが、神戸でもそろそろ曼珠沙華(彼岸花)が咲き始め、一雨ごとに涼しくなり秋を感じるこの頃、日中も随分と過ごしやすくなりました。今日は朝から雨の中、隣の三木市の工場に社屋増築の相談を受けて現地の調査に向かいました。人口減少、内需後退が取り沙汰され、製造業の先行きが危ぶまれる中、次々と設備投資をされる元気な会社はあるもので、ありがたいとともにあやかりたいと思いながらお話を伺いに行きました。

2018秋冬モデル

雨の中空き地(というか草むら)の現場調査をすると言うことで今日も朝から作業服と作業靴を着込んで張り切って現地に向かったところ、お客様から「いつもと随分と雰囲気が違うなー」と言われるとともに、「なかなかオシャレやん」とお褒めの言葉をいただきました。というのは、そろそろ衣替えの季節と言うことで、2018年モデルのすみれの新しい制服を上下着込んで行ったからで、ちなみに、今年の制服はデニム素材のフライトジャケット風ブルゾンとカーゴパンツです。

服装は気持ちをアゲる

毎年、制服の選定は私ではなく、スタッフに任せており、若い自由な発想で好きなものに決めていいよと言っています。そんなこともあり、デニムの作業服の上下を私が着てかっこいいかどうかは別として、いわゆる一般的な作業服とずいぶん雰囲気が違うのは間違いなく、製造業を営むわれているお客様も「うちもふいんき変えてそんなにしてみようかな、」と言われていました。制服をおしゃれなものに変えた位で圧倒的に生産効率が上がるとは思いませんが、気持ちが少し上がるのは間違いないと思いますし、良い気分で働いてもらえるなら言うことないと思います。

自己啓発本を販売する作業服店

今年の制服を購入したのはアグロガーデンと言うホームセンター内にあるKey-POINTと言う作業服店で以前からスタッフさんが私が主催する勉強会の職人起業塾に参加されたり、毎週通っている朝活の倫理法人会 で役員をされたいたりとあちらこちらでご縁がある社員さんがおられたり、私が行っている現場実務者の意識改革とそれからつながる建築業界の構造改革に理解をいただき、店舗で私が上梓した書籍を販売してくれているなど深いご縁をいただいているいる企業でもあります。

ワークウェアで職人の働き方を変える

このKey-POINTという作業服販売店であり、同時にメーカーでもある企業はすごい会社で、ワークウェアから職人の働き方を変えて、誇りを持って働いてもらえるようにしたいと言う高い志を掲げ、作業服の製造販売に取り組まれておられます。自社ブランドを立ち上げ、実際に職人さん達を集めて作業服に求める機能やデザイン等を募ったりしてオリジナルの着心地がよくてかっこいい作業服を追求しながら毎年商品開発を繰り返し行われ、季節の変わり目には新商品の発表会を行われるなど、これまでの街の作業服屋とは少し違った切り口で作業服に取り組まれ、私たちとは違うアプローチで職人の地位向上を目指しておられます。

見た目が9割。

そんなこんなで、今日初めて2018年秋冬モデルの制服生で見ると、おしゃれですねとかかっこいいとか随分と多くの人にお褒めの言葉をいただきました。(笑)

人は見た目で9割印象を決めるとよく言われますが、職人と言う職業はそもそも格好良い職業で、私が子供の頃は大工が大人になったらなりたい職業ナンバーワンの人気職種でした。若者の職人離れが深刻になっている昨今、職人は見た目にも気を使い、子供たちに憧れられる姿を見せなければならないと思います。もちろん、見た目だけでは話になりませんが見た目も非常に大事と言うことで、今日の職人さんにはおしゃれ作業にシフトしてもらいたいと思います。Key-POINT山にいかれることを強くお勧めします!(笑)

たくさんのイイネとコメントありがとうございました。(^ ^)

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東門街スナックの美人ママに教わるUXと原理原則論。

平成30年9月19日快晴

水曜日も朝活の日。

昨日に引き続き今朝も朝起きしてBNI朝のビジネスミーティングに参加しました。元祖朝活と言われる毎週火曜日の早朝に通い続けている倫理法人会とはまた少し違った雰囲気のこの朝活は、ミーティングの前にビジターと呼ばれるゲストとメンバーが活発に名刺交換をし、Giver’s Gain(与えるものこそ与えられる)の理念のもと、リファーラルと呼ばれる紹介を行い、如何にして仲間やその知り合いの事業に貢献できるか?に特化した会で、30名を超えるパワフルなメンバーさん達と毎回多くお越しになるビジターさん達の熱気に朝からとても元気をもらえます。

ビジネスに特化した朝会。

このBNIと言う朝の異業種交流会は「ビジネスに特化した」と言うスローガンを掲げているだけあって、1日の活力となる「元気」と一緒に仕事のオファーも頂ける素晴らしい会で、もちろん、お仕事をもらうばっかりではなく、Giver’s Gain(与えるものこそ与えられる)の理念を持って、自分自身もメンバーさんに仕事の紹介をすることを常日頃から意識して、メンバー全員の名刺を持ち歩き、コトあるごとにメンバーにお客様の紹介をするようにしています。

リファーラル(紹介)のハードル。

とはいえ、実は自分のお客様に自分の事業の範疇にない分野の仕事に対してメンバーを紹介するという行為は、実はそんなに簡単なものではなく、その業者なり士業の方なりのサービスや商品が紹介に値する、間違いのない仕事をするプロフェッショナルであるかの見極めが必要です。その為には、メンバーの方々がどのような想いで仕事に向き合っているか、どのような強みがあるかを知ることが非常に重要で、この人なら、この商品、サービスなら間違いないと信頼できる仲間だと見極めた上でしか紹介できませんし、自分自身も仕事の紹介を受けることができないと思っています。

ビジネスの好循環モデル。

このBNIはリファーラルマーケティング(紹介ビジネス戦略)と言う仕組みで構築されており、上述の紹介ビジネスに最も重要なメンバー間の信頼関係構築について、お互いがお互いの仕事を理解するための仕掛けがいくつも用意されています。最も特徴的なのは、毎回メンバー全員とビジターと呼ばれるゲストが自社のPRを1分間のプレゼンテーションを行い相互理解を深めます。ちなみに、今朝の私のプレゼンテーションでは地域密着の工務店としての立場から、現在も先の台風の被害による屋根の調査や応急処置を優先的に行っていること、そして「もし被害に遭われて手付かずの方が居られたら無料で調査と応急処置を行います。」と話しました。すると早速、損害保険会社のメンバー、南迫さんから台風被害を受けたままで調査を行えていないお客様宅の屋根の調査を依頼されました。この朝会がお互いのビジネスを好循環に導く仕組みなのだと改めて感じることになりました。

10分間のメインプレゼンテーション

また、BNIメンバーのそれぞれが行っているビジネスをより深く理解する為の仕組みとしては、毎週、メンバーに対して10分間のメインプレゼンテーションの順番が回ってきて、たっぷりと自社の仕事に対する取り組みや商品、サービス、またビジネスに向き合う姿勢を伝える機会があります。今日のメインプレゼンターは三宮の東門街の北のてっぺんの複合ビルで飲み屋さん(スナック)を営まれているなみさんで、楽しそうな雰囲気満載の(長回しの)動画の再生の後、愛される店づくり、誰にでも楽しんでもらえる店としてお客様に笑顔と癒しを届けられるようにと、スタッフと共有している「接客のプロとしての10箇条」を披露されました。

接客のプロとしての10箇条

その10箇条を聞いて、飲み屋さん(スナック)のママが従業員さんに対してこのような教育を常日頃からされているのに少し驚いたと共に、お客様の笑顔を作る接客業の仕事の厳しさと、むつかしさを感じずにはいられませんでした。そして、その難しい接客業の従業員教育に真摯に取り組むなみママの姿勢は素晴らしく、お店に来店された人たちの動画をプレゼンテーションの中で流されておりましたが、その中の溢れるばかりの笑顔は、偶然、たまたまお客様が笑顔になっているわけではなく、お店を包み込んでいる楽しそうな空気感はその努力の賜物なのだと感じた次第です。その10箇条を下記にご紹介します。

  1. 照れないこと
  2. 媚びないこと
  3. 裁かないこと
  4. 驕らないこと
  5. 常にホスピタリティーを持つこと
  6. その日最初のお客様に1番の挨拶をすること
  7. 人の好意に甘えないこと
  8. 心と体の管理をすること
  9. 技術を磨くこと
  10. 全体の最適化を目指すこと

スナック美人ママに教わるUXと原理原則論。

それにしても、、なみママがスタッフの女の子達に対して口を酸っぱくして言い続けている10箇条の素晴らしいことと言ったらありません。お客様が居心地よく、楽しい雰囲気でお酒を楽しめるようにと、考え抜いた、もしくは経験から抽出したのかも分かりませんが、UX的な観点のとことん顧客目線に立った厳しい掟と、いい結果を出すには(いい結果を出せる)いい状態を作らねばならないという、原理原則論。そして最後10番目にある、お店、スタッフ、お客様を包括した全体の最適化を全てのスタッフに考えさせ、それに沿った行動を考えさせているとは恐れ入りました。実のところ、私はまだ数回しかなみママのお店にお邪魔したことがないのですが、これから(接客の極意、人心掌握術を勉強させて頂くために)通ってみることにします。良かったら誰かご一緒しませんか?(笑)
ちなみに、なみママのお店はこちら、fleuri 神戸市中央区中山手通1丁目17−14 東門タワービル9F
お誘い、お待ちしています!

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書家 ごとうみのるの原理原則に沿った生き方。

平成30年9月18日晴れ

火曜日は朝活の日。

9月に入り日に日に、日の出が遅くなり日の入りが早くなるのを感じる今日この頃、今朝も4時台に起きてみるとあたりはまだ真っ暗ですっかり夜の風情、秋が確実に深まっているのを感じました。夜明け前の凛とした清々しい空気の中、今朝も張り切っていつもの筋トレを済ました後、神戸市倫理法人会のモーニングセミナーに参加してきました。高速道路を車を飛ばして会場に向かう最中、行く手から真っ赤な朝日が昇ってきて美しい朝焼けを見ながら「今日も朝起きして得したなぁ」と喜びながら良い1日になることを確信。やっぱり朝起きは繁栄の第一歩のようです。(笑)

書家の講話。

今日のモーニングセミナーの講話者は書家のごとうみのる氏が登壇されて、「縁に生きる」と言うお題目で波瀾万丈、冒険心と挑戦に溢れたご自身のこれまでの経験、人生を振り返りながら、人生を充実させ、より良きものにするために必要なこと、大事にするべきことを示唆されました。日本全国はおろか、世界中を書の路上パフォーマーとして巡り歩き、多くの人とご縁を紡いで生きてこられたと言うごとう氏のお話は笑いあり、驚きあり、最後に書のパフォーマンスまでしていただき、感動ありの非常にすばらしい講話となりました。朝から随分と得した気分です。

95%の人が後悔したこと。

ごとう氏が書家の路上パフォーマーとしてデビューすることになったきっかけに、あるアンケートの結果があったといいます。それは死を間近に控えた人々に「後悔している事はなんですか?」と質問したところ、95%の人が口を揃えて同じことを答えたと言うもので、それは「もっと冒険しておけばよかった」だったとのこと。それを聞いて、後藤氏は覇気もなくただ毎日を繰り返すだけの人生に決別して、路上パフォーマーへの道を進むことを決意されたとの事でした。一度きりの人生、人間誰しもできることなら後悔なく生きたいものですが、なかなか一歩を踏み出すその勇気が出ないのが実際のところで、感じたことをそのまま即行動に移されて人生を変容されたのは本当に凄いと思いました。

目標設定の重要さ。

書家として路上パフォーマーになるにあたってせっかく新しい人生を歩みだすのだから!と3つの目標立てられたといえます。その3つとは、「テレビに出ること」「有名人に出会うこと」「海外で活躍すること」で、本人曰く、ただのミーハーだったとのことですが、それでもその目標は全て達成されたとのことで、想いを口にすることの重要性、頭の中でイメージを作り上げる事で思考(目標)がそのイメージに沿って現実化すると言う原理原則を体感されたとの事でした。すべての事は2度作られると言うスティーブン・R・コヴィー博士の言葉通りです。

原理原則の破壊力。

そんなごとう氏のこれまでの生き様を聞いて、常日頃から私たちが学び、心がけている原理原則の重要さと大きな効果性を改めて感じることになりました。「気付いたら即行動に移す」「思いは口に出し言葉にする」「未来の成功イメージを鮮明に持つ」「人に喜んでもらう人生を送る」「達成するまでくじけない固い意志を持つ」そして「ご縁を大切にする」これらは全て小田全宏先生によるアクティブブレインセミナーのアドバンスコースで受講者全員が長期記憶に叩き込み生涯忘れないように脳に刻み込む「人生を成功に導く20の法則」に書かれてあることであり、また倫理法人会のバイブルである「万人幸福の栞」にも同じ意味の言葉が書かれています。

日々精進。

ごとうみのる氏が若くして原理原則に気づき、それに沿った選択を積み重ねてこられたのは本当に凄いことだと思います。本人曰く、小学生の頃から書道は習っていたが、他にたいした取り柄もないお調子者でいじめられっ子だった田舎の青年が海外のビジネスアワードで受賞する位の大活躍をするに至り、現在では私たちにも深い関わりがある多可町で地域活性化の取り組みをされるまでになった背景には原理原則の力が大きく作用していたと思わざるをえません。私も小田全宏先生に教わった人生を成功に導く20の法則と倫理法人会で学ぶ17箇条を常日頃から繰り返し心に刻み込み、日々より良い選択を繰り返せるように精進しようと誓った次第。かような素晴らしい会に参加させていただけるご縁に心から感謝です。本日も本当にありがとうございました。(^ ^)

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