建築会社にとって一番大事な事は何でしょうか?
いろんな立場のいろんな方が様々な答えをお持ちだと思いますし、
考え方によってその答えも様々なのだと思います。
職人から叩き上げで建築畑を歩んできた私が出した答えは、
現場。
いくらいいチラシを配って、
いくらたくさんの方とご縁を頂いて、
いくらいいプランを練って、
いくら気持ちよくご契約を頂いたとしても、
創るモノ、そう、現場で造るモノがしっかり出来なければ全てが水泡に帰すことになります。
そんな訳で私の仕事の中で今も一番重要なことは、マーケティングでも財務管理でも設計のアドバイスでもイベント企画でも、物件調査でもなく、
現場の品質管理です。
しかし、ただ闇雲に現場をぐるぐる廻る事でその品質管理が叶う訳ではありません。
現場の隅々までお客様の立場に立った施工を行えるようにするにはシステムやシクミを作り上げそれらを駆使して何重にもチェックを行う事が出来なければなりません。
しかし、いくらがんじがらめにチェック機能を働かせたとしても、標準施工を守ることまでしか出来ないということを現場を良く理解している方には分かると思います。
私達が目指すのはその先、『全ての職人がお客様の立場に立った施工』です。
そう、本質に根ざした施工です。
その為には『縛る』のでは無く『高める』こと。
同じ目的を共有した仲間が集まって全員が一丸となり工事が終わってお客様に建物をお渡しした後の満足に焦点を合わして一つずつの作業を積み重ねるのにまずはじめに大事なことは、職人全員の意識を高め、
『主体性を発揮する』
という事だと思っています。
まずは現場で実際に作業をする職人を正社員として雇用して社会保障をしっかりつけることからすみれのその取り組みは始まった訳ですが、その取り組みも10年を過ぎて次のステージへと進む時期にきたのだと思っております。
全ての職人がお客様の幸せのためにという同じ目的を共有して、日々の作業を行うことが出来る建築会社へ、と進化できるかどうかは、
言い方を替えると大工という職業が単なる肉体労働者ではなく、ドラッガー博士が提唱したようにモノづくりの技術を持った知識労働者へのシフトが出来るか否かという事でもあり、それが日本の建築の根底を支える技術を次世代に伝える事ができるかどうかの分けれ道だと思っています。
今日のクリナップ社での勉強会で頂いた資料にもこんなグラフがありました。
まさに変われる者だけが生き残る事が出来る厳しい市場へとこれから加速していくことになることを示していると思います。
構造不況の建築業界にあって守るべきはやはり『造り手』ではないか、と思った次第。
大ちゃん、心せい。
私達は『建築業を通して地域社会に貢献する』を理念に掲げ、
モノづくりの本質を守る『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』をミッションとして日々社業に励んでいます。
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今日のECO=床暖房 ヒートポンプが 良いみたい
あまり普及していませんが、日本のヒートポンプ技術は世界最高との事なので、検討が必要ですね。注目はイニシャルコストだけじゃないからね。
月: 2012年1月
戦略的とは長期的な視点に立つこと。

あっという間に1月も1/3が過ぎお嬢もやっと学校に行きはじめました。
霜の降りいつものた河川敷をわんこと散歩しながらいつもの日常が帰ってきたな~、と実感。
今年も1年全力で走りぬけようとエンジンがかかってきました。
午前中は2012年第一回目のコーチングのセッション。
今期のテーマについての具体的な取り組についてとてもいい気付きを頂きました。
コーチと話すことによってもやもやとしていたものがすっきりと晴れて目標達成までのイメージが鮮明に出来る様になるから本当に不思議です。
四辻コーチ、いつもありがとうございます、本年もよろしくお願い致します。

昼からは大阪へ、
2か月に1回定期的に通いだして3年目になるマーケティングの勉強会。
先日亡くなられた嶋田社長が主宰されていた会で存続自体も危ぶまれていましたが、故人の思い入れが大変強かった勉強会でもあるという事で遺志継ぐという形で継続になったものです。
奇しくも、今回のディスカッションのためのビジネスモデルのサンプルにすみれの飲食事業部を取り上げて頂くことになっておりまして、店長と一緒に参加させて頂きました。

業績をあげる為に一体どんなアイデアを出し、いくつを実践したか?
あの有名マーケターのジェイ・エイブラハム氏に問われているようなそんな気分に浸りながら先輩諸氏のご意見やアイデアをたくさん頂きました。
戦略的であるという事は長期的視点を持ってビジネスに取り組むこと。
待つ商売と言われる住宅街の飲食店こそそんな地道に積み上げる努力が必要なのだと再認識しました。
勉強会でご意見を頂いた皆様本当にありがとうございました。
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今日のECO=早い目に 段取りすれば 車なし
時間の使い方が環境への負荷と大きな関係がありますね。
今読み返す、市場で卓越した存在になる15の作戦。

1週間のは始まりは刃を研ぐ習慣から。
そう思い始めて日曜日の朝にランニングを始めてはや半年が過ぎました。
始めは7㎞位で膝が痛くなり途中で歩いていましたがそれもいつの間にかすっかりなくなり、今では15km位まで難なく走れるようになりました。
当時、あれこれ走れない言い訳をしたりしていましたが、今振り返ると結局、ただ脚の筋力が落ちていただけ、という情けない結果。
如何に『確信』っていい加減なものだろう、などと考えながら今日も大蔵海岸から舞子駅を廻るコースで15km程度のランニングを楽しんできました。
その『刃を研ぐ』、というのは有名な『7つの習慣』の一番最後の習慣でして、この本に感銘を受けてから10年経ってやっとその『刃を研ぐ』という習慣の意味を理解して生活の中の習慣として定着させることが出来ました。
モチロン、健康の為だけの事ではありません。
週の初めに頭をからっぽにしてひたすら走る、というのは全く違いまして、前の1週間にあったこと、今週の懸案事項、今年の方針など次から次へと連想ゲームの様に頭の中を巡らしながら、周りの景色も楽しみながら走っています。
そしてあまりにもいいアイデアが浮かんだ時は立ち止まってiphoneのメモ帳に書きこんだりも、(笑)
走るのが主か考え事をするのが主か分かりませんが、この時間をつくらずに2時間自由に考え事をすることなどまずありえないという事で、これがまさに『刃を研ぐ』習慣だと思うのです。
あくまで肉体改造は副産物ということで、(笑)

そんなこんなでお昼前の遅い目の出社となりましたが本日のタスクはみっちり詰まっておりまして、すべて終えるにはもう少しかかりそうな感じです、、(涙、)
そんな中、昼過ぎにはTOTOリモデルクラブでお世話になっている同業の社長の会社まで近所のゴリ社長と一緒に伺いました。
これからの経営戦略について考えを巡らされているという事で少しだけそのお手伝いが出来ればとお邪魔しました。
丁度、明日のリモデル大学という勉強会で発表をする準備としてとてもよく今のビジネスモデルを整理されておられたので、ゴリ社長と私のショールーム戦略の失敗談を披露する程度で十分な様子、
明日の勉強会の場できっと何らかの答えを見つけられると思います。

当日の会場に場所を移してリハーサルまでばっちりしましたのできっと素晴らしい成果を得られると思います。
頑張ってください。

さて、お題目はこれから攻めの戦略を打つというH社長に捧げる卓越の戦略のための作戦です。
マーケティングの基本ではありますがなかなかすべてを網羅するのは至難の業です。
宜しければ参考にして頂ければ幸甚です。
あなた自身を市場で卓越した存在にする15の作戦
1.顧客のためにすることの全てに、頭に「お客様のために」をつける。
2.他社が言わないことを言うのを恐れない。
3.自分の業績や価値に躊躇なく自画自賛する。
4.自分の欠点をリストアップする。
5.市場で築く人間関係はすべて長期投資とみなす習慣を養う。
6.自分の強みと弱みを知り、強みを発揮する。
7.リスクを管理する。
8.出来るだけ多くの調査データーを使って自分の主張を裏付け、優位性を証明し、有能さを示す。
9.鋭い斬新な視点、優れた戦略、明快な作戦で現状維持志向を打破し、市場を牽引する。
10.常にそれまで以上の仕事、気遣い、貢献をしてブランド価値を高める。
11.アライアンスやアドバイザリーボードを設ける。
12.推薦状や感謝状を上手に活用する。
13.最高の人材を雇い、お金をたっぷり払う。
14.見えない相手を頼りにすることは出来ない。あなた自身や商品、会社を有名にする。
15.成功イメージを持つ。
ただし、と後の文章が続いているものもありますので分かりにくければ聞いてくださいね、
ご興味があれば著書を読まれることをお奨めします。
こちら、

でも、この前にこれを読んどいたほうが間違いないです。
無病息災を祈念して、今年もやっぱり餅を搗く。
2012年も本格スタートということで年の初め、1月4日にご来店下さったお客様のお宅に今年第1号の現場調査と見積もり提出に伺ったらその場で即決受注を頂きました。(嬉!)
ことしも幸先のいいスタートを切ることが出来て大変うれしい限りです。
それも私がいつも考え事をするのに本堂を使わせて頂いてる大好きなお寺のお住職のお宅とあって喜びもおめでたさもひとしお、T様、渾身の工事でご期待にお応えいたしますのでご安心ください。
本日は誠にありがとうございました。
さて、年の初めには何かとその年を占ったり、願ったりするような行動をするものですがすみれの場合は初詣などはそれぞれに任せて皆で神社にお参りなどは行きません。
そのかわり、と言ってはなんですが毎年、年が明けて1週目の週末にはTOTOさんのショールームをお借りして今年1年の無事を祈願して餅つき大会をやっています。

今年は大荒れの正月明けで悲しみに沈んでしまいそうになりましたが、そんなことを言っていても何も始まりません。
よいしょ、よいしょと掛け声をかけながら、元気よく餅を搗きました。

社員も、その家族も、お客さまも、協力頂いている業者さんも、TOTO社のアドバイザーや所長さんもみんなで寄ってたかって1年間の無病息災を祈りながら延々と餅を搗き続けました。

このお餅つきは実は創業以来10余年毎年続けている行事でして、段々失われつつある、『年末年始に餅を搗く』という日本の文化を残して子供たちに憶えておいてもらいたいという意味も込めてずっと続けています。
地元で採れるもち米をついて食べる。
そのおいしさ、楽しさ、そして大勢の人が集まらないと出来ない行事がこの国には伝統としてあるんだよ、という事を子供たちに覚えておいてもらいたいと思うのです。
とてもちっちゃなことですが、私たちが次世代に残していけるモノの一つではないかと思うから、
準備をしてくれた大ちゃんをはじめスタッフの皆、とその家族の皆さん、N様をはじめ毎年参加してくださるお客様達、facebookのコメントに即反応して遊びに来てくださったO様、TOTO、大阪ガス、久我の皆さま、ご参加、ご協力頂きました皆様には心から感謝いたします。
ありがとうございました。
皆様の笑顔の記録はfbのすみれfbページのアルバムにアップしておきましたので、宜しければ覗いてみてくださいね~。こちらです↓
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.246410118736198.59794.230091767034700&type=1#!/media/set/?set=a.246410118736198.59794.230091767034700&type=1
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遺す、モノ。

突き抜けるような青空。
厳しさと同時に清々しさを感じさせる 朝でした。
この三年間毎月何度も通いつめたメンターである社長との永遠の別れにはふさわしいような、、
そんな朝になりました。
それにしてもこんなに大勢の方が慟哭を上げたお葬式を未だかつて見たことがありません。
人は皆、必ず死を迎えます。
そして、なにかしらのモノを遺して逝かれます。
告別式に参列して目の当たりにしたのは、嶋田社長が残された『者』
ご遺志をついで行かれる『者』の多さに、素晴らしい生き方をされていたことを改めて感じずに居られませんでした。
私もその末席に並ばせていただいたという事でこれから少しずつ頂いたご恩をお返ししていきたいと思います。
嶋田社長の教えを胸に。
合掌。
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目的と手段の考察vol.10 ~時間との相対性理論~

今朝は昨日に引き続き東京で気持ちのいい朝を迎えました。
世間様はすっかりというより一斉に仕事始めとなった様子で、私も携帯電話だけは仕事モードで一日中良く鳴りました。
世の中が動き出したとたん、たくさんのお客さまからご連絡を頂けるというのは本当にありがたいなー、と思いながらも、その動きとさかさまに今日も完全オフを頂いてお嬢に付き合って東京ディズニーランドへ行ってきました。

若干無理をして休みを取った感も否めない今回の東京旅行ですが、
彼女曰く、何でも、ここTDLに遊びに来たのは小学校1年生以来とのことで、なんと6年ぶり。
しかも小学校の入学の記念に、と来たときはパパは一緒じゃなかったよ、とのこと。
自分ではあまり自覚はありませんでしたが、子供は親に相手にされていないことを良く理解してしっかり覚えています。
話を聞けば聞くほど反省しきり、、(涙、)
すみれママ☆もよく「うちは母子家庭やから、」と冗談めかして言ってましたが、実はまったく冗談じゃなかったという事ですね。(汗、、)
今思い起こすと、警告を出してくれていたのだと思います、
全く、気にも留めていませんでしたが、、

お題目はそんな2日間の家族旅行をしながらずっと考えていたこと、慕っていた先輩経営者の突然の訃報も相俟って考えさせられる旅になりました。
家族を養うために、仕事を一緒懸命にする。
モチロン、スタートはそんなところから始まっていたはずです、
しかし、いつからか『仕事』をうまく行くようにするための『間接的な仕事』が増えてきて、『本来の目的』の手前に『事業の目的』や、『今期の目的』や『当面の目的』がたくさん立ちはだかるようになってきます。
いつかきっと、『本来の目的』を達成する様になるのでしょうが、足元から順番にすべて積み重ねて行くうちに、時間切れになることも往々にしてあるという事に改めて気付いた、いや、気付かされた次第です。
昨年一年間の間に学んだ様々なことの中でもっとも大きかった気付きは、(今更ですが、)家族が一番大事だってこと。
実は、恥ずかしながら今までずっと自分の中の価値観というか判断基準は『義理』と『人情』でありまして、それらを秤にかけたら、必ず『義理』を優先する様にしてきました。
これは子供の頃から沁み付いた思考で、私の中ではすべての判断基準をこの考え方に拠ってきました。
ばかばかしい様ですが、義理だけは絶対に欠かない、という事だけで今まで生きてきたわけです。
分かりやすい例えでいうと、
家族と社員なら、家族が人情、社員には義理。
社員とお客様なら、社員は人情、お客様には義理。
自分に近しい方が人情となりますがお付き合いある方と無い方を比べれるとモチロンお付き合い無い方に義理を感じたりはしません。
この理論で義理を全うすることを目的にしていくとどんどん自己犠牲の方向に進んで行ってしまいます。
家族旅行なんかなかなか出来ない訳です。。
まあ、事業自体は理念の実現を目的としているのでそれはそれであながち間違いでも無いのですが、根本に立ち返って、『本来の目的』は一体なんだったかという事を原点まで突き詰めると、上述したように、
『家族を養うために、仕事をする』
という事だったのだ、と今更ながら気付かされて今回、娘のリクエストに無条件で応えた訳です。

そして重要なのはなぜこのタイミングだったか?ということ。
最も重要であるが全く緊急性が無いと思ってきた家族との時間をなぜ今行動に移したのか?
(価値基準がおかしな)さすがの私も、いつまでも家族を顧みないままで良いとは思っておりませんでしたが、今回、のびのびにしていた時間を絶ち切って行動に移したのはやはり突然逝ってしまわれた嶋田社長がこの何年にもわたり言外に時間との相対性を教えてくれていたからだと思うのです。
そして、私がその教えを行動に移すのと時を同じくして『人生は有限だ』という最後の教えを下さったのだと勝手に理解をしました。
毎日、毎日、生きていることで既に奇跡が起こっており、私たちはその大きな奇跡の上に立って日々の暮らしを営んでいるということ。
『人生の目的』は事業における理念の実現のようなちっぽけなものではなく、
すぐ傍にいる人を少しでも幸せにすること。
ではないのかと、『全てはその為の手段』ではないのか、
これが2012年、年頭にあたり現時点での私の結論となりました。
2012年の本格始動となる明日から、身の回りの幸せに焦点を当てながら手段としての理念の実現に剛い心で突き進みます。
嶋田社長、見ていてください。
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今日のECO=エコバッグ 持参で旅行に 行きました。
イマヲイキル。
昨日、子供の頃に喪った親友の墓参りの後に突然飛び込んできたここ数年私が師匠と崇め続けてきた経営者の訃報の衝撃は段々と時間が経つに連れて悲しみに変わり始めました。
まだまだこれから働き盛りといっても過言でないくらいエネルギッシュな52歳。
立派な理念とビジョン、そしてそれを現実のものとする戦略と戦術を持ち、卓越の経営を具現化されており、憧れて止まなかった文字通りスター社長の突然の死は、非常に可愛がって頂いていた私にとって、とても厳しい現実でした。
胸の奥に暗く重いものがずしりとのしかかりそれが固まったまま動きません。
それでも『日常』は容赦なく襲い掛かってきます。
残酷ですが悲しみに打ちひしがれて、じっと机に突っ伏したまま過ごす事は出来ないのです。
そして、なんと今日と明日は何ヶ月も前からお嬢と約束していた東京旅行の日となっておりました。
この沈んだ気持ちを引きずって、どんな顔をして行けばいいのか、、と我ながら考え込んでしまいましたがずっと楽しみにしてきたお嬢を見ると今更なんとも言えるはずもありません。
あとは、お題目にある、素晴らしい人生を送る20の法則の中の一つ、
『いまをいきる』=過去を振り返り悔いるのではなく今、出来る限りの事を行う事に集中する。
という教訓が脳裏に過ぎった事もあり、予定通りに旅行に出る事にしたのです。
そんな訳でまだ暗いうちから朝早起きして空路東京へ、
折角楽しいはずの旅行ですが、口数も少なめ、表情も固めのまま予定のコースをまわっていきました。
気分を切り替えて、
とはなかなか行かないものですよね。。
今回の東京行の最大の目的はAKB48の公演を秋葉原で見ること、その前に原宿をぶらぶらする事、ということで完全にお嬢の希望の為だけに時間を割いて来ています。
なんて過保護な馬鹿親が、という声が聞こえてきそうですが、今まで本当に盆も正月も仕事という事が殆どでお嬢にはろくに構ってあげた事がないという事に去年気付いて、その罪滅ぼしのつもりで、希望に応える約束をしていたものでした。
それが東京での生AKB48!だったという訳です。
結局、生のAKB劇場は抽選で外れて見れませんでしたがアキバ駅前のシアターでビデオライブを堪能、なんとか満足してもらえたようでやれやれでした。
(一見)こんな馬鹿馬鹿しい事にどうして泊りがけで付き合っているかというと、昨年あるセミナーに参加して大きな気付きをいただいたからです。
構造不況といわれる建築業界で無一文から起業した私はこの十余年、事業の安定をひたすら目指して走り続けてきました。
そしてその間、私を支えてくれている家族を完全におざなりにして来た訳でして今更ながらその己の罪に気付かされたことに起因します。
なんと!この春中学生になる娘は今まで飛行機に乗って旅行した事が無かったのです!
いつも忙しいと言い続けてまるで家庭を振り返ってなかった自分に気付き、謝罪すると共に、冬休みには必ず行きたいところに連れて行ってやる、と約束をしていた次第です。
AKBシアターでは2時間に渡ってくだらない元気いっぱいの女の子の歌を聴き続ける訳ですが、うれしそうなお嬢の横顔を見ながら、このきっかけを下さったのも昨日訃報を受けた師匠と崇めた嶋田社長だった事を思い出し、涙が止まらなくなりました。
そう、その師匠の勧めで参加したセミナーがきっかけで今東京に居るわけで、今までさんざんないがしろにしてきた家庭をぎりぎりのタイミングで修復しようとしています。
しかし、そのお陰であれだけお世話になったその方の明日のお通夜に参列できないというこの皮肉な状況にただひたすら涙を流すしかありませんでした。
ま、カフェっ娘と呼ばれるシアターのスタッフにはものすごいAKBの熱烈ファンのおっさんがいるもんだ、と思われていたのだと思いますが、、(涙、)
いくら過去を振り返っても亡くなった方は生き返りません。
私達はやはり今すべき事に集中してしっかりと『いまをいきる』ことが何よりも大事なのだと思います。
この法則の学びも元はといえば、前述のセミナーと同じように頂いたご縁でした、(涙、、)
生前にお返しできなかったご恩はどのような形にしてお返しするかこれからじっくりと考えたいと思います。
嶋田社長、心からご冥福をお祈りいたします。
何から何まで本当にありがとうございました。
拝啓 嶋田 一夫様
拝啓 嶋田一夫様
正月の松の内も明けぬ内にあなた様の突然の悲報を聞いて驚くどころか茫然自失の状態です。
あっけないというにはあまりにも唐突な人生の幕引きにはどうしてもあなた様の意志が反映されているとは思えずに、言ってはいけないのかも知れませんが無念の文字が頭にこびりついて離れません。
卓越したマーケティング戦略をもって常に業界を引っ張って行くほどのオンリーワン経営を実現し、私のような若く未熟な経営者を無償の勉強会などを主宰して根気よく導き、そして、仕事以外でも様々な分野でご活躍されながらご家族ととても仲良くされているのを見て、理想の経営者像を映して見ていたのは私だけではないと思います。
私としては、本当に師匠の様にお慕い申し上げていましたし、それ以上に可愛がって頂いたと思います。
今年は来週のマーケティングの勉強会を皮切りに、スキー温泉旅行、富士登山と学びを得ながら楽しくお付き合い頂ける予定が満載であり、とても楽しみにしておりました。
そんな年の初めに全く予期ぬ突然の訃報。
何度聞いてもわが耳を疑って止みません。
あなた様は意志の力で人生をコントロールできると私に教えて下さいました。
やると心に決めれば周りの人が如何に不可能だと言っても出来るものだと。
また、人生において本当に大事なことは何なのか、を考え直すきっかけもくださいました。
あなた様に導かれて毎月自分の理念について向き合うようになったこの3年間で私は大きな変化と成長を遂げることが出来ました。
ただ、手を放して頂くには未だあまりにも未熟です。
この先10年、20年と学ばせて頂いたその先に何かしらのご恩返しが出来ればとぼんやりと考えていた私のおめでたさにあきれて今は涙も出てきません。
あなた様が突然迎えられて、私たちに突き付けられた『死』という事実を今はどのように理解して、どのように受け入れるべきかこれから少し考えるお時間を頂かないとなんとも整理が付きません。
今はただ、あなた様のご冥福を心よりお祈りしつつ、誰にでも平等に与えられている『死』と一切の平等がない『時間』というものについて認識を改めたいと思うばかりです。
嶋田社長、お世話になりました、本当にありがとうございました。
敬具
「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」
一年の計は元旦にあり。
といいますね、お正月はゆっくりとお酒を飲みながら家族や親戚との団らんを楽しむ時間をとりながらも何かしら今年の計画や目標を頭の中では考えていたりします。
なので、お正月前になると書籍を買い込んで休みの間に読もうと試みるのですが、なんやかやと時間は過ぎて、課題図書を全て読めたためしがありません。
そんなこんなで、家族との時間と、思索を巡らすことを兼ねて映画を見に行ってみました。
見に行った映画は、
ワイルド7←お嬢たちはとても面白くお正月らしい良い映画だったと言ってました。
と、
聨合艦隊長官 山本五十六←混迷の時代のリーダー像を考えるにはもってこいだと評判でしたので、私一人でこっち。
まさに、一石二鳥!家族全員満足な時間となりました。(笑)
お題目はその映画の感想をすこし、

「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」
このお題目の言葉は部下を育てる上での心構えとして有名な言葉ですが、そのほかにも『男の修行』など山本五十六長官はたくさんの言葉を残されています。
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」
「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」
「苦しいこともあるだろう 言い度いこともあるだろう 不満なこともあるだろう 腹の立つこともあるだろう 泣き度いこともあるだろう これらをじっとこらえてゆくのが 男の修行である」
どれも心に響くものがありまして、人物像としてはとてもスケールの大きな指導者だったのではないかと思わせます。
今回の映画も、なぜ今山本五十六か?という疑問は置いといて、リーダー不在といわれる国政の行く先の閉塞感のなかで信頼するに当たるリーダー像や人物像を描いた物語としてはとても良く出来ていると思いました。
今年の自社の取り組みの中心を『社員の人間力向上』に据えている私としては感じ入る部分も多くありました。
が、終戦から60年が過ぎて凄惨だった戦争を題材にした映画にしては爽やか過ぎるのがとても気になりました。
先のニュースでは自民党の議員が徴兵制を見直す云々という発言が取り沙汰されましたが、最近の国内での論調はすっかり戦争によって受けた傷や痛みを忘れ去ったとしか思えません。
そもそも、大東亜戦争って日露戦争の厳しかった部分を忘れて、(たまたま)有利に講和を終えれた部分だけを記憶していたからむりな開戦になったのではなかったでしょうか、
しかし、映画の中でもその負の部分の描写は殆どなく、いかに山本五十六長官が素晴らしい人だったかを賞賛するばかりになっておりました。
どうしょうもない失敗の中にも素晴らしい人物が居た、結果はダメだったけど帝国海軍は捨てたもんじゃなかったんだよ、といったメッセージに受け取られる人が居られないかを危惧するような内容でした。
賛否両論を見るべし、という事で延々と書かれているWikを参考までにご紹介。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E4%BA%94%E5%8D%81%E5%85%AD#.E4.BA.BA.E7.89.A9.E5.83.8F.E3.81.AB.E9.96.A2.E3.81.99.E3.82.8B.E3.82.82.E3.81.AE
そんな想いを巡らせるにはとてもお奨めです。(笑)
まだまだ松の内!お年玉と言う事で、ご面倒だと思いますが清き1票をお願いします!
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今日のECO=散歩中 他人のごみも 拾っちゃう
掃除、笑い、感謝 そ・わ・かの法則。
今日も快晴の神戸でした。
夜のうちに雨が降っていた様ですが散歩に行く頃にはそれもすっかり上がっていつにもまして空気が澄んでおりました。
折角のいい天気でしたが夜にお年賀に出掛けた以外は一日家にこもり本を読んだり(漫才をみたり)してそれはそれでお正月らしい日を過ごしました。(笑)
そんなこんなで2012年度に読了した1冊目の本のご紹介です。
掃除、笑い、感謝の実践で人生は全て上手くいくというとても分かりやすく読みやすい本でした。
一言でいうと、お手軽に読めてその実内容も深いとてもいい本、となります。
確かに誰かにお勧め頂いたり、書評を読んで購入したのだと思うのですが、そのきっかけがどうしても思い出せず、ずーーっと考えながら読み進めましたが結局わからずじまい。
まあ、そんな事はさておいても今まで学んできた事をシンプルに日々の実践に置き換えたらこんな風に集約できるんだな、と違和感無く受け入れられて気持ちよく読み終えることが出来ました。
ちなみに、既にすみれでは7S活動と称して日々掃除を通してメンバーの主体性を磨く活動に取り組んで今年で3年目に入ります。
そしてこの新年からはメンバー全員が毎日ありがとうという感謝する心に焦点を当てた朝礼の実践を本格始動させることになっております。
後は笑いについて取り組むことが出来ればこの『そ・わ・か・の法則』について全て会社のシステムの一環として取り入れるようなことになり、まさしく『企業は人なり』の理念にそってメンバーの幸せをかなえながら会社としての成長を見込めるようになるのではないか、と、一種自信を深める1冊となりました。
後は、私が駄洒落のセンスを鍛え、もっとギャグが切れるようにする努力をするだけですね、、
FBでの駄洒落のからみにはそんな崇高な目的もありますので切れていない時も温かい目で見守って頂ければと存じます。(笑)
今年の一つの目標に据えたいと思いますのでよろしくお願い致します。
そんなこんなで落語に出てくる若旦那的な一枚、
お正月っぽいやん、と、お嬢が写真を撮ってくれました。
くまちゃんのクッションといい感じのバランスに笑いのセンスを磨く意気込みを感じていただければ幸いです。。。(苦笑)
お年玉と言う事で、ご面倒だと思いますが清き1票をお願いします!
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最後までお読み頂きましてありがとうございます。
神戸の西のはしっこで農耕型モデルの建築工事会社を営んでいるオヤジの日記でした。
EM珪藻土と山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
女性コーディネターとつくる想いを叶えるスタイルリフォーム。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
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今日のECO=気が付けば ストーブスイッチ 消されてる