令和3年2月2日節分晴れ
2月2日の節分。
今日はなんでも124年ぶりに2月2日が節分になったとのこと。節分の日にちが変わるとは50数年生きてきて初めて知ったというか、意識した気がします。娘がまだ小さい頃は鬼の面をかぶって福は内、鬼は外の掛け声とともに豆まきのイベントごとをやっていた気がしますが、それも数十年前の話で節分には一切関係なく毎年この日を過ごしています。改めて意識したのは、毎朝感想をスタッフとやりとりしている「職場の教養」で、鬼は内、福は外!と掛け声をかけるいともいる、観点を変えて物事を見てみましょうとの文章を読んで、そんな風習を持っている人もあるのかと面白く感じたからです。
鬼は内にあり。
少し調べてみると、浄土真宗の門徒さんは基本的に鬼は内、福は外と唱えられるようで、さすが他力本願、悪人正機と逆転の発想?で民衆からの圧倒的な支持を受ける信仰を広められた親鸞聖人だと唸らされました。仏教で言うところの鬼とは邪気であり、人の心の中に住まう三毒のことを指すそうです。三毒とは欲、怒り、愚痴のことであり、それが己の中にあることを認め、戒めることからあり方を見つめ直すことが大事なのは非常によくわかります。そして、福は外と他者に向けて幸せになり利益なりを渡す心構えは稲盛和夫塾長が提唱され続けた「利他の心」であり、ビジネスに携わる人間が根本的に持っていなければならないあり方で、私たちが所属して活動している朝活BNIの理念である“Gevar’s Gain’も全く同じ考え方です。
福は外の選択と実践。
日本人は世界的にも希に見る、四季の移り変わりがはっきりと現れるこの地で、季節ごとに様々な行事を行い、神に祈りを捧げてきました。生活様式の変化やテクノロジーの進化で日本古来の伝統文化はどんどん失われつつあるのが現実ですが、暦を少し意識してみるだけで、様々な困難を克服し国を守り通してきた日本人の根源的な強みに触れることができるのだと改めて感じる今朝の職場の教養の一文でした。謙虚さを書くことが最も成長を妨げると言いますが、今は亡き私のメンターが私に残してくれたのは「自省をなくして成長なし」と言う言葉で、そういえば、そのメンターも学生の息子さんと毎朝職場の教養の感想文の交換日記をされていたことをふと思い出しました。多くの人に教えられ、助けられそれらが複雑に絡まりあって今の自分があることを決して忘れてはならないと改めて胸に刻む1日のスタートになりました。鬼は内、福は外、自分を戒め、他者貢献を考える生き方を選択したいと思います。
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