嬉しい知らせ。

6月21日 雨

 

梅雨本番。

久しぶりの天恵、終日しとしとと雨が降り続く梅雨らしい一日となると思いきや、昼過ぎから陽が射し始め、そんなに暑くない、いい天気になりました。雨も大事なのは重々承知しておりますが、上棟を控えた現場もあることですし、できればこれくらいの適度な天の恵みを希望します。(笑)
水曜日ということですみれ事務所は定休日。電話番と荷物の受け取り係を兼ねて夕方まで静かな事務所に座って溜まりまくっているデスクワークに追い込みをかけました。が、このところ出張続きで落ち着いて机に向き合う時間が少なすぎ、先送りにしてきたことが溜まり過ぎていることもあり、スッキリ片付いた!というには程遠い状態のまま夕方から登壇する大阪でのセミナーに向けて事務所を後にしました。また先送りになってしまいましたが、明日、朝起きして気張りたいと思います。

 

 

久しぶりのメッセージ。

事務所でPCに向かって研修資料の作成をしていると絶えずあちこちからメールやメッセージが流れてきてその度につい対応してしまい、集中力を切らすことになってしまいがちです。私の場合、集中したいときは事務所にいるにも関わらず、ケータイをフライトモード、PCをオフライン、チャットシステムも退席中にして電話がならない限り意識を逸らさないようにすることが少なからずあります。しかし、絶妙のタイミングで連絡を頂くことも多く、よっぽどややこしい仕事の時以外はできるだけオンラインで仕事をするようにしていて、頂いた連絡にはできるだけ早い対応を(事務所にいるときくらいは)するように心がけています。極端にレスポンスが早い時と遅いときがあるのはそんな理由ですので悪しからず。(笑)そんなデスクワークに励んでいる中、facebookのメッセンジャーでポロンと普段あまりやりとりしない方からメッセージが届きました。

 

 

卒塾生からの報告。

メッセージをくれたのは【第3期】職人起業塾の卒塾生でKさんで、関西の高断熱高気密のトップランナーであり、すみれの断熱施工の監修も(無償で、笑)してもらっているダイシンビルド社の社員さんです。久しぶりにメッセージを送ってくれたその内容は、「塾長! 合格しました!」の一言で、こんな画像と共に、晴れて住宅ローンアドバイザーの資格を取得したとのことでした。

Kさん、認定試験合格誠におめでとうございます!
ますますのご活躍を心からお祈りしております!

 

 

地域に根ざす工務店の本質的な姿勢。

私も7年前に認定資格を取得しておりますが、実はあちこちでこの資格の取得を推奨しております。住宅ローンアドバイザーの資格が取れたからと言って何が変わるのかというと、非常に大きなアドバンテージを持てるようになります。(実務に活かさなければ意味はありませんが、)お客様が家づくりを始めるに当たって、1番初めに行うべき資金計画のアドバイスを的確にできるようになるからで、住宅ローンをお客様に任せっぱなしと言う工務店もいまだに少なくありませんが、放っておくと住宅ローンに詳しいお客様はほとんどおらず、銀行の都合に合わせた住宅ローンになってしまいがち。銀行の融資は受けれるけれども、返済する段になって家計が厳しいことになる可能性があるからです。先日の研修会でオガスタ新潟の相模社長も熱心にこの部分の重要性を語っておられましたが。
家づくりは手段であり、建物が出来上がって住み始めてからの安心で楽しい暮らしが本当の目的と考えれば、資金計画は1番最初に行うべき極めて重要なタスクとなります。講習後も長い付き合いをする工務店としては最も重要視するべきところで、絶対に専門知識を身に付けておくべきで、銀行や不動産会社とは違う立ち位置で『その後の暮らし』にコミットして最もお客様に適したローン商品の選択をアドバイスするべきだと思うのです。

 

 

実は工務店実務者向けの資金計画研修会やってます。

住宅ローンアドバイザーの認定資格を取得されたKさんにはお客さんへの提案実務がしっかりとできるように引き続き資金計画の勉強会に参加するように誘いました。実は、昨年、兵庫県から運営の委託を依頼され、引き継いだひょうご木づかい王国学校では、ライフプランの立て方と住宅ローンアドバイスの実務についてのロールプレイングまで含めた実践的な勉強会を毎月開催しています。本来は、非公開でひょうご木づかい王国学校の運営メンバーに限定した勉強会なのですが、この度、新住協関西支部が賛助会員にご入会頂けたということで、その会員さんにも広く門戸を開けることにしたばかりで、まさにグッドタイミング!試験勉強の記憶が新しいうちに是非参加する様に誘っておきました。(笑)

 

 

意識改革、アクション、習慣の破壊力。

それにしても、今回頂いた認定試験合格の知らせは私にとっても非常に嬉しくて、工務店の経営をしながら社内で行なっていた研修を公開して同業他社の従業員さんの教育をするというおかしなことに取り組んで本当に良かったと、自分のしていることに対する自分自身での承認が取れました。前述のKさんの住宅ローンアドバイザーの認定資格取得は、職人起業塾の研修の中で彼女が立てたアクションプランの実行であり、研修期間を終えて卒塾した後もコツコツと勉強をし続けた賜物です。研修に参加していなければ受験もしていなかっただろうし、そもそもローンアドバイスの勉強もすることはなかったでしょう。メッセンジャーでのやりとりで、彼女に言ってもらったのは、

「ありがとうございます!塾長に言われてなかったら受けてませんでした。簡単やからと言った塾長を恨んだり?(笑)もしちゃいましたが、受けてみたら?の言葉なければ無かったものです。本当にありがとうございます」

とのことで、今後、活躍されることで事業所に大きく貢献してくれるのは間違いなさそうです。
マーケティングをきちんと学び、アクションプランを行動に移し、仕組み(習慣)に落とし込むことができれば研修にかけた費用の10倍のリターンは最低、普通(決めた通り行動できたら)なら100倍のリターンを事業所にもたらすはず。というのが私の持論ですが、この調子ならKさんはきっと100倍どころではない売上、利益への貢献をされると思います。

実践的マーケティング、マネジメントの研修の成果が卒塾生が所属する会社で続々と花開いていくのを見るのは本当に嬉しいものです。心が変われば人生が変わる。今回も意識改革と習慣の組み合わせの破壊力、まざまざと見せてもらいました。

Kさん、ありがとうございました。そしてやったね!おめでとうございます!

 

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ハウジング・アクティブ・ソリューションズ@大阪

6月20日  晴

 

倫理法人会モーニングセミナー

火曜日は朝起きの日。5月から始めることになった新習慣、倫理法人会のモーニングセミナーに参加すべく、始発のポートライナーで6時過ぎにはポートピアホテル到着、勉強熱心な経営者さん達に混じって背筋を伸ばして原理原則に向き合いました。今日の講話は私をこの会にお誘い下さったお客様でもあり、手紙のセミナーの先生としてお世話になっている村山さんのお話しでした。
「想い続け、行動し続ければ思いは叶う」とご自身が悲願とされている日本全国で手紙の素晴らしさを伝えるセミナーを行う取り組みがもう少しで実現するとのことで、長年お付き合い頂いている私としては自分のことのように嬉しく、また勇気をいただけるとても良いお話でした。

 

ひょうご木づかい王国学校定例会

朝の勉強会を終えてハーバーランドに移動、お次はひょうご木づかい王国学校にて兵庫県林務課、県木連の担当者さんと木の家相談カウンターの運営メンバーでの定例会に参加。ひょうご木づかい王国学校をこれまでと一味違う施設にテコ入れをして、ハウスメーカー志向の強い兵庫県民に地元の木材を使って家を建ててもらえる様にすべく活発な議論をたたかわせました。夏には神戸駅前の広場に出張しての大工による手刻みの実演イベントや、2月に大好評だった多可町への森林伐採ツアーなども企画しており、山と街をつなぎ、地域を活性化させる目的に向けて着々と事業計画を進めています。全国的に見ても稀有な自治体と地域の建築関連業者が一緒になって地域材を使った住宅の新築やリフォームを受注するポータルをリアルな場として作り上げる取り組み、なんとか採算が取れる持続可能なスキームとして完成させたいと思います。この度、兵庫県議会でも木づかい条例が可決されたとのこと。この並みになんとか乗りたいものです。

 

HASセミナー@大阪

昼からは大阪へ。HAS(ハウジング・アクティブ・ソリューションズ)セミナーの5名のスピーカーの一人として参加しましたが、聴き手としても非常に勉強になり、しかも面白いセミナー参加だったのでそのざっくりした内容を以下に書いておきたいと思います。

このHASセミナー、3時間半の間に5人のスピーカーが次々と登壇して文字通り住宅業界に特化したソリューションの情報提供を行うもので、最新のコンテンツが次々と目まぐるしく展開され、内容もさることながらそのスピード感も楽しめるという珍しいセミナー企画です。(笑)

 

イオパン

トップバッターはイオグランツの山中社長。建築パース、CG画像を作る会社でありながら、すみれでも採用している3DCADソフトの販売代理店でありますが、このところはVRを建築会社が実務で使える様にIOPANというソフト開発や3DパースとVR、そして360度カメラを使ったシステムやオペレーションまでを提供されています。HPはこちら→http://www.eog.co.jp

没入感というあまり使い慣れない言葉をつい連発してしまうCG画像はこちら→https://cloud.eopan.net/panoramas/aa94cd/7375

 

イエプロ

二番目に登場はリフイードの右田取締役。紹介されたのはすみれで採用しているイエプロというシステムで、工務部の社員大工がお客様宅に現場調査に行く際にクラウドを利用してタブレットで商品の画像を見せながら概算見積もりをその場で提示できるという優れもの、施工のことはわかるけど、目まぐるしくリニューアルする住宅設備機器の金額がよくわからん、という大工営業にもってこいで、建物の床面積を入力すると外壁塗装の概算見積もりも瞬時にできるスグレモノです。HPはこちら→http://www.re-feed.jp

 

ダンドリワーク

三番バッターは私で、現場実務者向けの意識改革とマーケティングの実践のための研修、職人起業塾の研修受講の案内をしました。(内容は割愛します。笑)
4番手は現場管理ソフトの魁であり、工務店の気持ちを最もわかっているIT会社の社長(自称)のダンドリワークの加賀爪社長。もちろん、このシステムもすみれで採用しています。(笑)
元請け会社と職人たちとのメールやFAX、電話など多岐に渡って行っていたやりとりをクラウドを使い、スマフォを中心に一元化することで大きく効率化を図るこのツール、すみれの協力業者会で説明した際に職人さんに「こんな便利なシステムを導入してもらって助かります!」と言われた程、元請け会社にとっても、職人さんにとってもメリットが大きく喜ばれるシステムです。只今、ギリギリでIT補助金の申請に間に合うとのこと、ご興味がある方はお急ぎください!
HPはこちら→https://www.dandoli-works.com

 

新大陸

5人目のトリはこれこそ時代の最先端、SNSを使った集客をトータルにサポートする建築業界に特化した会社としては唯一無二の存在(自称)である新大陸の鈴木社長。私もFacebookとInstagramの連動と使い方について随分と教えて頂き、只今業務改善に取り組んでいる真っ只中ですが、とにかくマス媒体を使わない集客の実績がすごい!情報革命によってもたらされるこれまでと全く違うこれからの時代の波に取り残されない様にするには、この方の話は必聴!と断言します。(笑)
HPはこちら→http://shintairiku.jp fbページはこちら→https://www.facebook.com/shintairiku/

 

 

ハウジング・アクティブ・ソリューションズ

以上の5つのソリューションズ、それぞれが最新で素晴らしいサービスや商品で、一日がっつりとセミナーを受講してみて感じたのは一見関連がなさそうに思えるそれぞれの深い関係性です。
全ては工務店が利益を残し、持続できるビジネスモデルを作り上げる為の問題解決を促進するものなのは当然ではありますが、まず初めの集客の問題を新大陸社が解決し、受注を取る為の顧客との大枠のやりとりをイエプロで概算見積もりのスピード対応をして、契約に踏み切ってもらう為にイオグランツ社のVRを使って顧客との共感を得て、現場でのものづくりで顧客からの圧倒的な信頼を寄せてもらえる様に職人や現場監督向けに職人起業塾で研修を受けて、きっちりと実行予算通りの工事ができる様にダンドリワークで工事手配の一切を集約して利益を確保する。全てすみれで採用しているから言うわけではありませんが、これらは一貫性を持ち、必要なステップとして取り入れるべきもの達なのだと改めて再認識した次第です。どれか一つでもご興味があると言う方は私(高橋)までお気軽にお声がけください!
※IT補助金活用の方だけは急いでくださいねー!(笑)

 

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いよいよ明日開催!
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ドタ参加歓迎します!

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単なる資金集めではない、クラウドファンディングの使い方。

6月19日晴れ

 

梅雨入り宣言、早すぎたんじゃないの?

と思えるような好天が続きます。予定が詰まりまくっている一週間の立ち上がりと言うことで張り切って早起きしましたが、朝から松山英樹くんのU.S. Openの活躍ぶりに釘付けとなり、ホールアウトまでTVの前から動けず、結局はいつもと変わらない時間からの仕事のスタートとなりました。
今週は明日から3日連続でのセミナー講師や安全大会の講演の予定が入っている上に会議や定例会、勉強会に今日の災害協定の協議会など寄り合いもびっしり、ドタバタになりそうな予感。
期限に迫られた原稿仕事を週末に片付けられたのがせめてもの救いです。ギリギリいっぱいのスケジュール感で走りまりますので関係者の皆様、よろしくお願いいたします。(笑)

 

 

体験を経験に。

私が人前で話す機会をいただくのは、主に建築業界に特化したマーケティングやマネジメントの話なのですが、明後日大阪で話すことになっているのはいつも頭は少し毛色の違うクラウドファンディングについてのセミナーで、実際にひょうご木づかいm王国学校の資金集めをクラウドファンディングでやってみて(体験)そこで学んだことや気付きを今後クラウドファンディングに取り組まれる方の参考になる様にまとめて(経験)机上の空論ではない裏も表も曝け出してリアルに話させていただきます。このブログでも何度も書いておりますが、世界はこの1年間で大きく変わっており、それを一言で言い表すとネット社会の想像を超えた進化です。Googleやアマゾンなどの巨大なポータルを持つ企業が世界を席巻し、経済的な支配をグローバルに進めているこの世界では今までとこれからでは全く違うビジネスモデルが成長し、変化に対応できない企業は衰退を余儀なくされるように思います。あらゆる事業所が情報革命、ネット社会への対応を迫られる事は免れませんが、そんな中でも我々地域でスモールビジネスに携わる事業者は大企業と違うコンセプトで生き残りを図らねばなりません。

 

 

クラウドファンディングとローカルビジネスの相性。

私たちが目指すべき、世界中を呑み込もうとするグローバル、大資本、ポータルビジネスに対抗して生き残る道というかコンセプトは、ローカリゼーション、スモールビジネス、パーソナルネットワークになると思っていて、インバウンドマーケティング(内なる価値を磨き、発信する)の概念こそがそのコンセプトを支え、地域経済を活性化すると思っています。
クラウドファンディングは簡単に言い表すとネット上での資金集めの仕組みですが、実際は世界中から支援を集めるわけではなく、SNS等を通じて、もしくはリアルな個別のつながりの連続、連鎖で支援者広げていくものであり、その根底には普段からインバウンドマーケティングの理解のもとにコンテンツの発信、コミュニティ作りを心がけて同じ価値観を持った人達を募ったネットワーク構築への取り組みをしておくことが必要です。

もちろん、キャピタルゲインを手にする為のクラウドファンディングもありますが、私達が活用するのはビジネスモデルへの投資というよりは、想いや志、同じ価値観に対する共感を訴えて混迷を深め、ややこしくなるばかりのこの世の中を少しでも住みよく、気持ち良く過ごせる環境に作りかえる為のネットワーク作りであり、少額でも資金を提供してもらうことにより仲間になってもらうことも大きな目的となります。資金を集めたからと言って終わりではなく、そこからがスタートになるわけですから、プロジェクトの認知を広め、仲間を増やすことは資金集め以上に重要なことだと思っています。
その辺のスモールビジネス向けクラウドファンディングの肝になる部分を明後日のセミナーではわかりやすくお話ししたいと思いますので、ご都合の合う方はぜひ遊びに来てください。(笑)

 

 

志に報いたい!

ちなみに、このセミナーの主催者は私ではなくひょうご木づかい王国学校でのプロジェクトで、山と街と人をつなぐ私たちの取り組みに共感してくれたデザイン学校の学生さんがクラウドファンディングにて私のセミナー開催券をご購入してくれたことがきっかけで実現しました。
その学生さんはセミナーを主催するのも初めて、何をしていいかもわからない。と言いながらも一生懸命にポスターを作って学校で宣伝してくれているとのことで、兵庫県民でもない若者が、おっさんたちが必死になって資金集めをしているのを見て支援金を送ってくれたのでした。
私としてはその志に応えるべく、精一杯努力してなんとか良いセミナーにしたいと思っています。もし、ご都合が合うようならドタ参加も大歓迎ですので遊びに立ち寄って見てください!
よろしくお願いします。

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キャラ立ちのススメ。(笑)

6月17日晴れ

最初で最後の文化祭。

昨夜は大阪ミナミで中の良い同業の経営者さん達と楽しく飲み。いつもより少し早めにお開きにして余裕を持って神戸に帰ってきましたが、結局ベットにはたどり着けずリビングのソファーで朝までぐっすりと寝てしまいました。そのおかげで睡眠時間が確保できたせいか、いつもより少し早めに目を覚ましいつものルーティーンをこなそうと思いきや、娘に(もう何十回目になるかわかりませんが、)「一生のお願い!」と学校まで車で送るようにせがまれて送る羽目になったりとドタバタしながらの一日のスタートとなりました。
娘を学校まで送って行く道中で、少し位気をつかってくれたのか、「パパも時間あったら遊びにおいでよ」と本日開催されている文化祭に誘われて昼前に少しだけ仕事を抜けて最初で最後となる高校の文化祭に足を運びました。いまどきの高校生が催す文化祭は(そもそも学生生活が長くなかった)私にとっては非常に新鮮で、学生さんたちのキラキラの笑顔がまぶしくてしょうがない感じ。あまり見ることがない青春を謳歌している娘の姿は(子育てに全く参加していない)親として感慨深いものがありました。彼女たちには一生に1度しかない今の時間を大切に楽しんでもらいたいと思います。

 

キャラ立ちが必要。

話は変わって、昨日行われた京阪神木造住宅協議会の研修会で、新潟からオーガニックスタジオ新潟の相模社長をお迎えして講演をいただいた中で、人気漫画の分析になぞらえて、工務店のビジネスモデル構築の重要なファクターの1つに「キャラ立ち」があると言う話がありました。子供の頃から小説や漫画の世界に没入し、織田信長などの歴史上のヒーローたちに多大な影響を受けて、人生をゲームに見立て、ミッション遂行をするためにストーリーを編むことが生きることだというパラダイムで生きてきた私にとっていたく共感できる話であり、さすが同世代の経営者は同じ価値観を持っている感動すら覚えました。(笑)

その相模社長に私のことを「キャラが立ってる」とお褒めの言葉?をいただいたのですが、それは長年自分のキャラクターづくり=セルフイメージの作り込みとセルフプロモーションを繰り返してきたからに他なりません。とにかく自分は人生と言う小説の主人公であり、数々の冒険や困難を乗り越えてミッションを達成するゲームの真っ最中なのだと結構真面目に思っているからであります。そんな流れから、50歳になろうかと言ういい年になっても未だに小説だけではなく漫画も読みますし、その世界観を読書と言う疑似体験を通して感じ、心に火をつけてモチベーションをあげてみたりすることも少なくありません。
人気漫画はできるだけチェックするようにしておりますが、その中でも幅広い層に最も大きな支持を集めているのはワンピースだと思います。ゴムのように手が伸びる主人公に子供たちが狂喜する姿を見ていて子供っぽいくだらない漫画だと思いきや、仲良し同業経営者のO社長に勧められて読んでみたところ、壮大な舞台設定に綿密に伏線を張り巡らされたストーリー構成と示唆に富んだ息をつかせぬエピソードの数々、友情とあらゆる困難に立ち向かい克服する勇気をテーマにした素晴らしい内容にどハマりしました。(笑)

 

 

悪魔の実とインバウンド

そんなワンピースの中でも、特にすごいと思ったのは登場人物のキャラクターの多彩さとそのキャラ設定のディティールの細かさです。子供から大人まで、男女問わず人気があるのはその多彩な登場人物の中に自分を重ね合わす人物を見つけることができて、感情移入をするからではないかと言う仮説を立てました。もう5年前になるかと思いますが、その私が立てた仮説を検証すべく周囲の人に「自分をワンピースのキャラクターに例えると誰?」と聞きまくっていた時期があります。(笑)

すみれ本社で毎月行っているマーケティングの勉強会、元祖職人起業塾の中でも、自分の強みを見出すUSPのワークの中で悪魔の実を食べるとその実が持つ力を身に付けて超能力者になれると言うワンピースのエピソードになぞらえて、「どんな悪魔のみを食べますか?」と言う設問をしたりしていました。ちなみに私は「習慣化と言う強みを持つためにコツコツの実を食べた」と言ってました。(笑)
実は、悪魔の実を食べると言うのはセルフイメージの書き換えであり、超能力者になると言うのはセルフプロモーションであり自分自身のキャラクター作りともいえます。原理原則論に基づいたマーケティングはユーザに信頼されることがベースであり、信じられる人になることが絶対必要です。そのためにセルフイメージを書き換えて、あり方を正した自分を人から理解してもらえるようにプロモートすることが不可欠で、見つけられなければ存在しないと同じになる情報過多の今の時代には内に秘めた価値を理解されるように発信することが必要だと思っています。インバウンドマーケティングの基本的な考え方ですね。

 

 

あなたは誰?

そんな観点から自分自身を見たときに自分のキャラは非常に重要で、それがインバウンドマーケティングの基礎をつかさどっていると言っても過言ではありません。実際自分のキャラはどんな人物像で、他人から見たときにどのように見えているかというのも非常に興味が湧くところで、そんな流れから1時、だれかれ構わず自分をワンピースのキャラクターに例えると誰?と言う設問を繰り返していたと言うわけです。(笑)

しかし、自分のキャラクターって意外とわからないもので、人様から見たときと自分のイメージはなかなか一致しなかったりもします。偶然にも今日、Facebookを覗いていて目に止まったのはなんと! 心理ゲームのように10個ほどの質問に答えていくとアルゴリズムに従って自分がワンピースのどのキャラに当てはまるかを診断するアプリで、これを待ってた!とばかり、相当嬉しかったので間髪入れずに診断してみました。結果はこれ、

メラメラの実を食べて強い力を持つも早々と死んでしまい物語から消えていった火拳のエースのキャラが私と似ているかどうかについてはさておき、セルフイメージを書き変えバージョンアップすること、それを人様に伝わるように情報発信、プロモーションすることの2つを意識することは商売の上では非常に重要と考えればこんなアプリで遊びながら、自分の内面に目を向けて内面を見つめ直す機会にするのは悪くないと思います。(暇な人は)ぜひ一度、トライしてみてください。(笑)

こちら→https://www.arealme.com/which-one-piece-character-are-you/ja/
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商売が上手くいかない?それはコンテンツがつまらないからだ!

6月16日晴れ

JBN京阪神木造住宅協議会の日

昨日に引き続き大阪から。午前中は副会長を拝命しているJBN京阪神木造住宅協議会の役員会、昼からは研修会、夜は懇親会と今日も終日大阪にどっぷりと浸かり切りました。今日の研修会は私たちも加盟している新住協関西支部と合同の研修会と言うことで、100名近い参加者が集まりいつに無い大盛況で非常に盛り上がりました。それはやはりスピーカーを務めて頂いた講師の人気のおかげで関西の気密断熱住宅の雄、ダイシンビルドの清水社長と、新潟のカリスマ経営者、オーガニックスタジオ新潟の相模社長の人気に他なりません。お二人の参加者の期待を裏切らない非常に勉強になるコンテンツと楽しいトークには流石の一言。運営側の一員として久しぶりに良い研修会ができたとすっかりご満悦です。

 

冬を旨とすべしだが、夏も旨とすべし。

ダイシンビルド清水社長の講演は「高断熱住宅夏への対応!」と題して緻密な現場でのデータ収集をもとに室蘭大学の鎌田研究室と一緒に分析を繰り返し、まとめられたデーターを元に地域に合った断熱設計について非常に具体的な根拠を示されました。住宅の性能は断熱と機密の数値で表され、その性能を高めることがすっかり現在の建築の主流になりましたが、この考え方は主に冬の寒さ対策、エネルギー消費の抑制が主になっておりますが、四季のある日本ではその他の季節に対しても留意することが必要なのは言うまでもありません。大阪の夏は非常に暑く、北海道、東北といった寒冷地で生まれ育った高断熱住宅のスペック、設計思想をそのまま流用するのに疑問が残るのは誰しも思うところです。

特に今の気候の良い季節には窓を開けて外の空気を取り入れたくなるのはごく自然なこと。窓を開けた時点で気密も断熱も関係なく外気が流れ込み外部と住宅の内部は同じになりますし、朝夕の涼しい時間帯は住宅の中に熱が篭った状態よりも外の気温の方が涼しいことは自明の理。そんな地域によって大きく変わる環境変化に対応した設計についての基本的な考え方を明確に示されました。
結論として、南向きの窓は遮熱をメインに考えるのではなく、冬の日射を取得できるようにするべきなのはもちろんのこと、夏は簾などでしっかりと外部遮熱をすること、通風を考慮した設計は地域ごとの特性を見極めることが重要と、ハウスメーカーの画一的なスペックで建てられる住宅ではなく地域に根ざした工務店による丁寧な設計が出来てこそ快適な住空間が作れると力強く言い切られておられました。(笑)

そんな清水社長のブログ→http://ameblo.jp/daishinshimizu/

 

 

世界観、キャラ、ストーリーと一貫したテーマ

新潟のカリスマ工務店経営者、オーガニックスタジオ新潟の相模社長の講演は人気漫画の理由を紐解きながらコンテンツマーケティングの理論構築を非常にわかりやすく、そして面白く解説されながら、「建築パラダイスの作り方」というテーマに沿って高収益を上げ続ける工務店経営の手法について自社で実際に行なっている取り組みを赤裸々に紹介してくださいました。

以前から交流があり、お話ししたこともありましたが、セミナーとしてじっくりと相模社長の話を聴くのは初めてで今回とても楽しみにしておりました。2年ほど前、初めて相模社長とお会いした時に、(飲んでる席で)工務店には世界観が必要だ!と繰り返し言われていたのが強く印象に残っており、今回の講演でその世界観からマーケティングを構築する理論をご説明頂けたことは非常に良かったし、よく理解が出来ました。

非常に素晴らしい内容だったので、詳細をこと細かく書き残しておきたいのは山々ですがそれはまたの機会にして、(笑)ざっくりと乱暴に相模社長の話をまとめると『工務店の存在はコンテンツを創造するためにある』という定義のもと、「一貫したテーマを持つ独自の世界で魅力的なキャラが活動していくストーリー」である漫画の定義を当てはめて独自の世界観を持ちながらユーザーへのベネフィットにコミットしつつ、魅力的なコンテンツを創造するべきで、全体的に見える主役的な強みと決め手となる脇役的な強みを持つことが必要であり、アントニオ猪木の卍固めのような必殺技を持ちその精度を高めるべきだとのことでした。大いに納得ですし、例に取り上げられる画像が一々ツボにハマりました。さすが同じ歳の経営者です。(笑)

そんな相模社長のブログ→http://ameblo.jp/organi9-sta/

 

新規会員絶賛募集中!

そんなこんなで、お二人のお陰様で今回は参加者の方にも大満足!という声を多数頂けた非常に素晴らしい研修会となりました。清水社長、相模社長、本当にありがとうございました。
JBN京阪神木造住宅協議会では住宅の設計、施工、経営、マーケティング、人材育成等々多彩な研修会を行いながら地域のインフラを支える工務店の地力をつけて地域に貢献できる団体を目指し活発な活動を行なっております。新規会員も随時募集しておりますので、ご興味がある方は私(高橋)までお気軽にお声がけください!消費税増税を前に、混迷の時代を乗り切るヒントが満載です!(笑)

JBN京阪神木造住宅協議会のHPはこちら→http://keihanshin-mokuzou.jp

 

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起業塾.

 

働き方改革@建築現場

6月15日 晴れ

 

第五期職人起業塾第4講

今日は朝から大阪。第五期職人起業塾の第4講、大阪のTOTOショールームのセミナー室に終日、グループコーチングの講師としてマーケティング基礎理論のレクチャーをしつつ、入れ替わり立ち代り行われる塾生さんたちの発表を聴いてはツッコミを入れる1日でした。

開講から4回目ということで、随分と場の緊張感もほぐれ、いい感じにリラックスしたムードになってきて、グループでのディスカッションも和気藹々、皆さん前に立っての発表もサクサクとこなされるようになりました。この第四期生は若い職人さんも多いのですが、何度も繰り返される設問に対して自分の意見をまとめ、周りの意見に耳を傾けながら修正し、アウトプットされる姿は意識を変えようという姿勢が垣間見られて非常に頼もしく映りました。

 

 

一生付き合いたい人の条件

講座の中の私の担当はマーケティングの基礎知識のレクチャーとなっているのですが、実は教えることはそんなにたくさんあるわけではありません。私がお伝えしているのは目的を明確にして売り込みをせずに自然に売り上げを作れる状態(マーケティングの構築)を作れるように如何に「信頼される者」になるかという在り方を見直してもらうことと、その在り方を行動に移し、定着させる習慣を身につけることに集約されます。要は少し意識を変えて顧客やステークホルダーとコミュニケーションをとってもらうことのみです。

今日の講座では生涯顧客の創造をテーマに自分自身が顧客の立場に立って、一生付き合ってもいいと思う会社や人、その特徴について考えてもらいました。その発表の後、一生付き合える人の条件のみを集約すると、誠実、技術力がある、知識、経験が豊富、話しやすい、対応力がある、等々結局は人としての在り方を正していること、技術的な研鑽を積み重ねていること、コミュニケーションが取れることに集約されました。それぞれは決して難しいことではなく、意識を変えて取り組みことで誰もが手に入れることができるものばかり。少しの勇気と努力があればこの場にいる全員が顧客に「一生付き合いたい人」になれるのを認識してもらいました。

 

 

信じられる者=儲ける人

あとは、その少しのアクションをやるか、やらんかが職業人として稼げる人になるか、人がとってきてくれた仕事をただこなす作業人になるかを分ける訳で、是非とも人から信じられる者=儲ける人になってもらいたいと繰り返し熱く語っておきました。

職人や現場管理者などの建築実務者が意識を変えて現場の顧客接点で「一生あなたにお願いしたい。」と言われることを目指した時、自ずと現場の品質は上がり、顧客の意向を深く汲み取り、図面だけではなかなか伝わりきれない現場の仕上がりを確認、修正することが出来れるようになります。そんなことは当たり前で、彼らが目指すべきはもっと先のお客様の生涯顧客化であり、自社のファンを増やすことによって作られる独自のマーケットの構築であり、右肩下がり、構造的に衰退産業と言われる建築業界で生き残る明るい未来です。

 

 

スピード・オブ・トラスト

昨今、効率化、生産性を上げて十分な余暇が取れるようにしようという「働き方改革」という言葉をよく耳にするようになりました。スピード・オブ・トラストという言葉通りビジネスのスピードを上げて最も効果性を良くするのは、マーケットから信頼を得ることであり、スモールビジネスにおけるマーケットとは生涯顧客の集合体であるべきだと考えます。建築業における評価は最終的に出来上がった建物、そしてそこでの顧客の暮らしだとすれば、そのマーケットを作るのは間違いなく現場実務者であり、職人や現場管理者が現場での高い顧客満足を通して次の受注を得られるようになれば、この上ない生産性の向上が見込まれます。

来年に迫った消費税増税の荒波を前に、現場基軸のマーケティング、そしてそれを実行するマネジメントを整えることで外部環境に左右されない強い体幹をもつ事業所へと転換できると考えておりますし、今日の塾生さんたちの事業の目的は理念の実現ですという力強い発表を聞きながらそれはそんなに難しくないのだと改めて実感した次第です。

職人起業塾の塾生の皆さん、意識が変われば行動が変わる!気張ってアクション起こしてください!

 

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起業塾.

 

初心不可忘。

6月14日 晴れ

 

疾走する日常。

今日は久しぶりに異業種交流マンモスランチ会、神戸パワーランチに参加の後、高砂にてスタッフがお声掛けを頂いた新築工事の打ち合わせ、その後は事務所に戻って姫路にオープンされるオフィスの新装工事の打ち合わせ、夕方はお世話になっている材木店の会長が急逝されたとのことでお通夜に参列、夜は書道のお稽古と息もつかせぬ忙しさでした。そんな分刻みのスケジュールの合間を縫って散髪屋さんでバリカンを入れてもらいサッパリ。身だしなみも整えないとね。(^ ^)

 

 

ニューフェイス登場。

最近、その行きつけの散髪屋さんに見習い理容師の若者が働き始めました。いつも時間に追われている私としては、カット以外はマスターにしてもらわなくても良いので、アシスタントがシャンプーや髭剃りをしてくれる事で待ち時間が短くなるのは大歓迎で、まだまだぎこちない手つきではありますが彼のサービスを暖かい目で見守っています。
とにかく、その彼にシャンプーをしてもらうにしても、ヒゲを剃ってもらうにしてもぎごちないとともに非常に慎重に、丁寧にしてくれます。正直、まどろっこしい位の勢いではありますが一生懸命、失敗をしないように心がけているのが伝わってきて、私としてはそれも悪くなかったりして、若干スピード感にかける部分はあるにしても好意的に感じている次第です。

 

 

スピードより気持ち。

そんな彼にぎこちない感じでヒゲを剃ってもらいながら思ったのは、経験を重ねるとだんだんと手技がスムーズになってきてスピードが速くなるんだろうな、と思うと共に、ビンビン感じるクソ丁寧さはその分失われていくんだろうな、と言うこと。1人前の職人になり、こなれた感じで髭剃りができるようになればそれはそれで良いことだと思いますが、1人前になるにしたがってこのじれったいまでの丁寧さが失われるのは残念でならないと言った危惧というか、心配です。

すっかりお店のファンになっている顧客の立場としては、少々遅かろうが、ぎこちなかろうが、そんなことよりも一生懸命な丁寧さや仕事に向き合う真摯な姿勢が見れたほうがずっと安心しますし、喜ばしいことです。経験を積み重ね、技術の習得をしながらも就職して初めて顧客のヒゲを剃るときのドキドキするような緊張感、初心をいつまでも忘れずにいてくれたらどんなに素晴らしいことだろうと思いました。

 

Unknown

初心忘るべからず。

能を大成した世阿弥が書き残した風姿花伝に、「ただかへすがへす、初心を忘るべからず」という一説が出てきますが、それとは別に世阿弥の教えを編んだ花鏡に初心について書かれています。

しかれば、当流に、万能一徳(まんのういっとく)の一句あり。
初心不可忘(わするべからず)。

此句、三ヶ条の口伝在(くでんあり)。

是非初心不可忘。 時々初心不可忘。 老後初心不可忘。

此三、能々(よくよく)口伝可為(すべし)。

世阿弥 花鏡より

600年前に能という現代にも受け継がれる伝統芸能を大成させ、名人、大家と言われた人でさえ、その道に入った時の怖れや恥ずかしさを忘れることなく、また経験を積んでステージが上がる時々にまた初心に返り、年老いてもそれは同じことと繰り返し述べられていることを思い返せば、散髪店の若者に限らず、そろそろ50歳になる自分自身も建築の世界に入った頃の気持ちや、起業の際の志に立戻らねばならないのだと改めて感じた次第。そしてそれは仕事のことだけに止まらず、プライベートもお稽古事もすべからず例に漏れないのだと思いました。忘れてはならないのはやはり真摯さなのでしょうか。

 

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起業塾.

 

新世界での生き残り方。

6月13日晴れ

 

九州4daysの成果。

先週末から四日間にも及ぶ九州出張を終えて昼に神戸に帰ってきました。鹿児島での職人起業塾の研修、KBN総会での講演、福岡でのオープンセミナーの開催と一般社団法人職人起業塾の活動の合間に、建築業の実務も挟み込み福岡のクライアントのお店を回ってメンテナンス工事の段取りや先週工事を終えて新規オープンしたお店の開店後の様子を見に行ったりと相変わらず忙しい出張ではありましたが、南九州市の観光スポット巡りをご案内して頂けたり、リフレッシュする時間も持てた充実した時間を過ごすことができました。九州の方々は本当に親切で温かな人ばかりと感謝することしきりです。

特に昨日のセミナーの反響で、いきなり今日から9月から開講する第七期職人起業塾@福岡への参加希望のファックスを続々と送って頂いており満員御礼になった昨日のセミナー集客のお手伝い共に多くの方にご支援をいただき、良いご縁をいただけたことに心から感謝するばかりです。九州の皆様、本当にありがとうございました。

 

 

驚愕のグラフ

昨日の福岡もですが、このところセミナーの冒頭で、世界が圧倒的なスピードで劇的に変化しているという話を毎回しておりまして、私自身も何気なく過ぎ去っていく毎日を繰り返していくだけでは時代の変化に取り残されるのではないかと日々危機感を募らせています。それをまざまざと見せつけられたのはインターネットの画像検索で見つけたグラフ。巨大企業になるまでのスピードと内容のあまりの変化の激しさに正直驚きを隠せませんでした。(出典忘れました、すみません。)

図1

 

新世界のビジネスモデル

このグラフに出てくる企業を調べてみると、これまでと全く違うビジネスモデルの会社が成功していると言う事実とその共通点を見せつけられます。それが、グローバリズム、大きな資本力、ポータルビジネスで、我々のような地域に密着したスモールビジネスとは全く真逆であり、しかもそれらの商品やサービスは確実に私たちの生活に浸透しつつあります。この大きな時代の波にただ単に飲み込まれるのではなく、対抗できる措置を明確なコンセプトを持って立ち向かわなければならないように感じてしょうがありません。ちなみに、念のためトップ5の企業を以下にご紹介してみます。

 

ワッツアップ
https://itunes.apple.com/jp/app/whatsapp-messenger/id310633997?mt=8

簡単に説明すると日本で大人気のLINEと同じような通信アプリです。欧米では圧倒的なシェアを獲得しているとのこと。

Unknown

 

オキュラス・リフト
https://ja.wikipedia.org/wiki/Oculus_Rift

建築業界でもすっかり実用化されたVRのヘッドセットとソフトの会社です。バーチャルリアリティーって映画の中、夢の世界の技術だと思っていたのに今や一瞬にして珍しくなくなったのが驚きです。

sk_oculus_01

 

スナップチャット
https://itunes.apple.com/jp/app/snapchat/id447188370?mt=8

SNS上で顔写真を犬の鼻と耳をつけた加工を度々目にしますが画像を加工したりチャットしたりするアプリです。

snapchat-lenses

 

Uber
https://www.ubereats.com/tokyo/

ご存知、タクシー会社ではなく一般のドライバーが登録してタクシーのサービスを行う会社だと思いきや、今やその登録ドライバーがuberサイトから注文したレストランに料理を買いに行って出前をしてくれるサービスに進化しており、東京では既に利用されているようです!

スクリーンショット 2017-06-01 13.38.22

 

テスラ
https://www.tesla.com/jp/

太陽光の売電契約期間が終了し始めたヨーロッパでは一般家庭で自家発電の消費をすべくすごい勢いで電気自動車がシェアを伸ばしているとのことですが、エネルギー問題の解消と共にスタイル、スピード共にこれでのガソリン車の常識を覆す商品は話題になっていますが、メーカー直販、インターネットでの顧客車両管理のスキームはまさに革命です。

440px-TeslaRoadster-front

 

 

生き残れるマーケットを創る。

上述の企業は情報革命の波に乗り、技術革新と共に今までになかったマーケットを凄い勢いで世界に作り上げた訳ですが、私たちごときが参考にしたところで全くもって話になりません。ならば、振り子の法則をイメージしつつ、逆張りにしてローカリゼーション、スモールビジネス、パーソナル対応の3つのキーワードで持続可能できるマーケットを作るべきだと思うのです。
職人起業塾の活動も然り、ひょうご木づかい王国学校の活動も循環型ビジネスモデルの構築のコンセプトを明確にしています。中小企業経営者と言うよりは、1人のマーケターとして次世代にひき続くべくマーケットを築きあげれるように何とか踏ん張らねばと思う今日この頃、たくさんの仲間や支援者に支えられているおかげで少しずつ光が見えてきたような気がします。際限のない成長ではなく、持続性のある社会を目指してきた日本人のビジネスに対する思考こそ、これからの成熟するであろう世界に必要だと思うのです。

ちなみに、こんな記事もありました。→日本には創業100年超えが10万社。世界がひれ伏す老舗企業の共通点

 目先の利益だけではなく、未来に向けていっちょ気張りたいと思います。(^ ^)

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起業塾.

 

乗り越えるべき二つの壁。@職人起業塾 福岡オープンセミナー

6月12日 曇りのち晴れ

博多にて。

今日は博多、午前中は第三期職人起業塾の卒業生の事業所へ研修終了後のアフター訪問。
の予定でしたが、訪問先から急遽の日程変更の連絡があり、ぽっかりと空いた時間をランニングに充てて博多の街を走り回りました。楽しみにしていた卒業生との面談が先延ばしになり残念でしたが、昨日、鹿児島で雨に降られて走れなかった分を取り返せたのでそれはそれでまあ、良かったか、なんて気を取り直しておきました。(笑)

 

 

オープンセミナー@福岡

昼からはLIXIL福岡ショールームのセミナールームをお借りして、オープンセミナーを開催。9月開講予定の第七期職人起業塾福岡開催の事前説明会を兼ねて、私たちが提唱する現場実務者の意識改革を起点としたマネジメント改革、マーケティング構築の総論、時代が大きな変化を迎えている今こそ、これまでとは違うパラダイムに転換して今まで見過ごしてきた職人や現場監督向けの意識改革の教育の必要性を訴え、3時間もの長時間に渡り熱く語らせていただきました。定員36名に対し37名ものお申し込みを頂き、満員御礼、盛況に開催出来たのは、JBNの関連団体、ダンドリワーク社、TL会、KKB等々、様々な団体やネットワークにご支援を頂けたからこそ。心から感謝致します。

 

変化に対応出来るものだけが生き残る。

今回のオープンセミナーの内容は職人的マーケティング総論ということで、大まかいつもと同じ話ですが、特に時代が大きな転機を迎えている、この一年で世界は大きく変わったことを強調してお話をさせてもらいました。労働集約型で技術の習得に時間がかかる建築業界では他の業界に比して変化をしにくく、旧態依然とした慣習が多く残っているように思います。すぐに変わることはできなくても、変わる努力を始めなければいつまでもそのままで、時代に取り残されてしまいかねません。強いものでも賢いものでもなく、変化に対応出来るものだけが生き残ることができるというダーウィンが示唆された原理を信じるならば、今、一歩を踏み出す勇気を持つ時だと思うのです。

 

 

現場のパラダイムシフト

職人起業塾の研修に参加してこれまでと全く違うパラダイムで取り組んで頂くのは、最大にして最長の顧客接点として営業でも設計でもなく現場実務者に対する意識改革の教育です。「図面通り、決まった通り、言われたことだけやっとけばいい、」と単なる作業者になってしまっている現場の人たちの思考を切り替え、自分たちこそが顧客の信頼を掴む役割を担っていることを認識してもらい、顧客の生涯顧客化を現場という唯一無二の評価対象の精度を高めることで実現してもらうことで自社独自のマーケティングを構築する礎となってもらうことを目的としています。その為に乗り越えなければならない二つの壁をクリアできるようにする研修です。と、今回も様々な角度から繰り返し意識改革の必要性を説明しました。

 

二つの壁

これまでの建築業界が顧みずに放置し続けてきた『二つの壁』が本来あるべき工務店の価値を低下させ、ビジネスモデルを機能不全にさせてきたことで、ものづくり企業である工務店がスーパーマーケットのように新規顧客を追い求めるマス媒体を使った集客をしなければ立ち行かなくなったと思っています。そもそも、チラシ、雑誌、TV、ラジオなどのマス媒体は資本がある大手企業の方が強いに決まっている訳で、同じ土俵で戦うことはスモールビジネスの典型である地域の工務店に有利な訳がありません。情報革命でメディアの在り方が変わりつつある今こそ、グローバル、大資本、ポータルを強みとする大手企業と真逆のローカリゼーション、スモールビジネス、パーソナルに特化するべきで、それは、現場実務者の主体性の育成による現場価値の向上と、現場でのコミュニケーション不全の解消が鍵を握っていると思っています。

 

主体性の壁

私が子供の頃の大工さんは、顧客との折衝を行い、現場の全てを取り仕切り、儲けることができる商売人と呼べる人が多くいました。それが大手HMの台頭による分業化、リフォームという新しい業態ができてから気軽に問い合わせが出来る窓口が増えると共に消費者が大工、工務店に対して潜在的に持っていた不満が顕在化するなど、元請けとして受注ができないようになり、結局、単なる作業者となってしまいました。しかし、実際の現場で少しの意識を持ち、図面に書かれていることをより良いものにするべく提案をする程度の主体性を持てば、単なる作業者ではなく、信頼に値する住まいのパートナーになると思いますし、ものづくりを出来る人に対する信頼性はそうでない人に比べ高くなるのは自然なんこと。少し意識を変えるだけで、仕事を取れる人、儲ける人、自分の人生を自分でコントロールできる人になると思うのです。

 

 

コミュニケーションの壁

もう一つの壁はコミュニケーションの壁です。私もそうですが、人と話したくて職人や現場監督になる人はまずいませんし、多くの現場実務者がコミュニケーションに対して苦手意識を持っています。また、企業もそのことを認知しており、顧客とのコミュニケーションは苦手な人ではなく得意な人に行わせるべきだと営業職に対してコミュニケーション能力を高める研修を受講させたりしてきました。しかし、結局現場でモノを作るのに、作り手が建築主の想いを理解していなければ、良い結果は生まれませんし、結局、営業職を介してその情報が伝達されなければならない以上、現場実務者のコミュニケーション能力は絶対に必要です。彼らが必要性をしっかりと認知して苦手意識を克服し、自らコミュニケーションを取りに行く姿勢が生まれれば顧客や近隣住民との関係性は大きく変わり、信頼をベースにしたマーケットの構築に大きな一歩を踏み出すことが出来ると考えています。

 

 

職人起業塾6ヶ月コース@福岡絶賛募集中

そんなこんなで、9月から福岡で職人起業塾の研修をスタートさせる予定です。
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ローカル、スモール、パーソナルへの転換@KBN総会

6月10日 晴れのち雨

 

開聞岳

今朝は少し久しぶりとなる鹿児島市内のホテルからスタート。
昨日は霧島での職人起業塾@鹿児島を終えてから本日開催されるKBN(鹿児島ビルダーズネットワーク)の総会での講演に備えて鹿児島中央駅近くのホテルに移動、前田会長に鹿児島名物黒豚とんかつをご馳走になった後は週末ですごい賑わいを見せていた屋台村で一杯。鹿児島風情を堪能しました。今日は今日で午後からの講演までの間、前田社長におつきあい頂き社屋や工事中の現場の見学、南九州市の観光スポットをご案内頂き、(久しぶりに)仕事だけではない楽しい出張となりました。前田社長、本当にお世話になりました、ありがとうございました。
*以下の写真は楽しかった観光のスナップショット集です。(笑)

 

Kagoshima Builders Network

KBN総会の講演では、いつもと同じ話ではありますが、現場マネジメントとマーケティング、そして人材育成はワンセットであり、来たるべく超職人不足時代への備えをするべきではないか?という提言をさせていただきました。大先輩の工務店経営者を前にして、私ごときが偉そうに話すことでもないのかも知れませんが、今も半分は職人気分というか、職人目線での私の話に皆さま熱心に聴いてくださいましたし、現在鹿児島で開催している職人起業塾の終了後は再度講座を開いてもらいたいと言ったオファーまで頂きました。
鹿児島の方はいつも本当に温かく迎え入れてくださいます。私としても俄然やる気になり、来年開講の第九期は再度鹿児島にて開催したいとすっかりその気になっております。鹿児島の皆さま、引き続きよろしくお願い致します。

私の講演はいつも大体同じことを語らせて頂いておりますが、それでもまったく同じ話をするのは自分自身でも飽きますし、何度も繰り返し聴いて頂いている方もおられるので、少しずつは新しい切り口での見方やコンテンツを織りまぜる様にしています。今回はいつもの原理原則論と共に、「これからの時代はこれまでの延長線上には無い」と、時代の急激な変化とその時代の荒波を乗り越えるためのパラダイムについて多くの時間を割いてみました。結論は結局、同じなんですが。。(苦笑)

世界を制覇したのはポータル企業。

「この一年で世界は圧倒的に変わったでしょうか?」と質問すると、大体の方は「変わったけど、そんなに急激な変化ではないのでは?」という顔をされることが多く、そんなに実感があるわけではないと言った風情です。しかし、冷静に世の中の動きを見てみると私たちが若かりし頃では考えられない様なことが日常的に起こっていますし、まるで夢の中の世界の様な、ドラえもんの世界かと見紛う様な商品やサービスが次々とリリースされているのが今の現実だと思っています。世界を席巻して経済的支配といってもいいほどの成長を続けている企業、googleやamazonはあっという間に私たちの日常生活に溶け込み、必要不可欠なサービスとしてすっかり定着してしまいましたが、両社とも、まったくものづくりをしている訳ではなく、インターネット上にポータルを持っているだけです。またウーバーは自動車関連企業であるはずなのに一台の車も作らずして時価総額10億ドルを達成、トヨタを抜き去る勢いです。現在、ウーバーが熱心に研究開発を続けている自動運転システムが実用化されたら、タクシーの人件費コストがかからなくなり、現在の20%での運行が可能となるらしく、車両の中のモニター画面で広告を出して企業から広告料を稼げれば無料のタクシーが運行されるかも知れません。

無料タクシーの恐怖。

無料タクシーが街に溢れ出すとどうなるか、考えるまでもなく車を買う人はいなくなります。それは日本の製造業を引っ張ってきた自動車産業の終焉を意味しており、そこにまつわる下請け産業を含む雇用が大量に失われる事になります。そんなことにならない様にメーカーが自動運転用の車両の生産にシフトするという考え方もありますが、ヨーロッパで太陽光発電の電力買取制度が期限を迎え、発電余剰電力を車の動力に使う様になって一気に電気自動車が普及し始めたことを考えるとそう楽観視も出来ません。電気自動車は子供が夏休みの宿題で作れるくらい簡単な構造で、大企業でなくても開発、商品化が容易なのです。

民間車両をタクシーを利用するポータルサイトの日本版が公開された、アメリカの電気自動車のメーカーが日本に入ってきた、自動運転の実用試験が開始された、と個々のニュースはたわいもないものですが、ある日それらが繋がることで世界がガラリと変わってしまうことがありのです。そんな危機感をお伝えしながら私たちの進むべき道は一体どこか?を考えた時、世界制覇を進める超大企業と同じ土俵で戦うことなど目指せる訳もないし、目指したところで勝ち目などありません。

 

 

現場接点強化こそがマーケティング構築の根幹

グローバル、大資本、ポータルに対して私たちはローカル、スモールビジネス、パーソナルの真逆の方法論で限定したマーケット内で自立循環型のビジネスモデルを確立するしかないと思っています。だからこそ、顔の見える顧客との接点(=現場)を強化し、「ずっとあなたにお願いするね」と言われる生涯顧客を創造し続ける、そして地域を活性化する、周りの人と共に豊かな暮らしができる様なコミュニティーを形成するべきだと思うのです。結局、今日も着地点はいつもと同じ、建築業の現場接点強化こそがマーケティングの根幹という相変わらずの話ではありますが、背景を読み解くとその必要性がさらに浮き彫りになったのではないかと思っています。

グローバリゼーションからローカリゼーションへの移行は時代の大きな流れではなく、むしろ逆行であり、自分たちで意図的に行動を起こし、流れを作らなければ気づかない間に押し流されてしまいます。その一つが現場での顧客満足を確実に勝ち取ることだと信じて、職人起業塾の活動を通して職人、現場管理等の建築実務者の意識改革にこれからも精一杯取り組んでいく所存です。
そんなこんなで、鹿児島の工務店の皆さま、そして月曜日にオープンセミナーでお会いする福岡の皆さま、よろしくお願いいたします!

 

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起業塾.

福岡にて職人起業塾オープンセミナ満員御礼!

おかげさまで定員に達して締め切りました。
「現場のマネジメント意識が業界を変える!」
現場実務者の戦力化で利益を生み、工務店の未来を切り開く~ 

9月からの【第7期】福岡での職人起業塾初開講を前に経営者、経営幹部向けに総論を紐解くセミナーを開催します。また、現場実務者戦力化のための研修費全額を賄う補助金活用の申請資格等の実務も合わせてご説明します。
企業は人なり、理念の実践こそが未来を切り開くとお考えの経営者様は是非ご参加ください。

平成29年6月12日(月) 14時~17時
LIXIL福岡ショールーム 1階会議室
参加費3000円 定員36名、先着順
https://www.facebook.com/events/1092887280813358/

■職人起業塾【全15回 厚生労働大臣認定コース】

東京開催締め切りました。9月からの福岡開催の受講受付開始しています!
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