強みと価値のビミョーな関係。

8月12日 曇りのち晴れ。

屋根の台風被害の典型
屋根の台風被害の典型

まだ、台風被害の余波は広がっています。

お盆前に一仕事、と鉄骨の住宅のリノベーションの現場調査に伺ってみると、屋根の棟部分の笠木とスレート瓦数枚が飛んでなくなっておりました。

間取り変更や水廻りのリニューアル、外装のリフォームと盛りだくさんの見積り依頼を頂きましたが、取り急ぎこの部分だけでも大急ぎで修理しましょう、と提案をしてきました。

調査は念入りにしなければいけませんね。

 

さて、お題目は昨日の続き。

昨日のブログでは想いは顧客にしっかりと伝わっているか、いくらいいものを持っていても伝わらなければ誰も店には来ない。ということを書きましたが、備忘録としてもう少し掘り下げておきたいと思います。

経営に対する強い想いというのはその人なり、もしくはそのお店なりの強みにつながるものだと思います。

それが人に伝わって初めて「価値」となるわけですがこのつながりをきちんと持つというのは結構難しかったりします。
自分の強みはあくまで自分が思うところの強みであって他人の価値観における強みではありません。
その強みがいいものかかどうかはそれぞれ人の判断基準よりますし、他人にとって価値があるかどうかというのは残念ですが、自分が感じる強みと関係がありません。
そこを担保する為に買い手目線とか顧客目線とかを持て!とよくいいます。
確かにお客さんにとってのメリット、バリューがあるかどうかは非常に重要ですが、そこにばかり気をとられていては本当の『自分の強みを発揮』するというのは難しくなったりします。
迎合は魂を弱くすると思うのです。
じゃあ、どうすりゃええねん。
となってしまう訳ですが、その答えは、『本質に迫る事』ではないかと。
自分のもしくは自社の強みって思っている事は果たして本当にそれが強みなのか、表面上に見えてることではなく本質的な強みが他にあるのか。
顧客が求めているもしくは認めている価値っていうのは価格や見た目を重視しているのか?
自分自身が強みだと考えている事が結構的外れだったり、多くの人に受け入れてもらえる様に、と本来の強みではない部分に無理して注力してみたり、そもそも、強み自体に気がついていなかったり、、と言う様な事もあると思います。
そんな場合、マーケットとの整合が取れなかったり、始めては見たけど長続きしなかったり、同業他社と同じようなコトばかり後追いで取り組んでみたり、、と独自性を見いだせず埋もれてしまったりしてしまうことになりかねません。
USPやコアコンピタンスと呼ばれる様な事業の核となる部分がぼやけたままになってしまいます。
少し視点を変えて、表面上に現れている事象ではなくて本質的に持っている強みや価値を探し続けることによってその接点を見つけられると思うのです。
そしてそのどちらもが根本、原理原則に即しているものになれば、その接点を起点として商品を磨きプロモーションをかけるようにすればきっと強みと価値が業績に結びつくようになるのではないかなんて思っています。
昨日のラーメン屋さんの店主がこのブログを見られることがないかもしれませんが、私自身の身につまされることがあまりにもあったので少し書き残しておきたいと思いました。
本質的な強み、しっかり探し出したいと思います。
ま、一人でその答えを導き出すのって、難しいんですけどね、人様の意見に良く耳を傾ける様に心がけたいと思います。

 

想いは叶う。いや、その前に伝わってるか?

8月11日 台風一過、曇りのち晴れ

 

台風が過ぎた空

朝から現場へ。

ずいぶん昔から懇意にして頂いている輪太鼓道場の新装の着工、基礎工事中の現場、台風被害のお客様先、台風の合間に応急処置を施したビルの補修箇所の確認など、ガッツリと現場周りな一日となりました。

関西を直撃した台風の被害はなかなかのもので、メンテナンス担当の和田さんをはじめ、台風前、直撃中、そして今日とスタッフ総出で対応にあたりました。

残念な事に、私自信にも甚大な被害が、、

 

台風11号に無惨に倒されたゴーヤのグリーンカーテン
台風11号に無惨に倒されたゴーヤのグリーンカーテン

たわわに実り始めて、チャンプルにするのを今か今かと楽しみにしていたゴーヤのグリーンカーテンが強風でひきちぎられて無惨な姿になってしまいました。。。

 

ま、所詮人の力など大自然の威力には逆らえないってことなのでしょう、とりあえず実っていた実だけ炒めて頂く事にします。

 

ユンボと夏空
ユンボと夏空

お題目は今日のランチに訪れた、ラーメン屋さんでの出来事。

以前からオープンしていたのを知っており、一度行ってみようと思っていた御影のマクドナルドの隣にあるお店に行ってみました。

外看板に、こだわりの製法や素材について大きな字で長文を書いており、店主の意気込みみたいなものを感じていたので気になっていたのです。

で、食べてみると、イメージしていた通りの化学調味料無添加のラーメン独特の優しい、そしてパンチが効いていないスープでした。

私個人的には好きなタイプということで美味しく頂いたのですが、周りを見てみるとお昼時だと言うのに、私以外はノーゲスト。

食の安全で物議をかもしている隣のマクド○ルドは満席。

なんか、非常に残念な気分になりました。

 

この差の原因はたくさん有ると思いますが、一番私が惜しい、と思ったのはラーメンといえども、製法と素材に拘って、きちんとしたものであれば健康的な食事だという事がここでは全く伝わっていない、と言うことです。

ラーメンを食べ終えて、支払いをする際に(他にだーれもお客さんがいないので、)店主に聞いてみました。

「とても美味しく頂きました、ところで、化学調味料って使っておられます?」

まだ30代と目される店主は、

「外の看板にも書いてありますが、豚のげんこつと鶏ガラ、北海道産の昆布と煮干しを使って長時間煮込んでスープを作っています。」

との答え。

「そうですか、ところで化学調味料は使ってます?」

と再度同じ質問をしてみると、「使ってません」との事でした。

 

よくわかるんです、拘って、精査した素材と製法が自分の強みだと言うことは。

しかし、化学調味料をふんだんに使って塩分たっぷりのパンチの効いたスープを出すラーメン屋さんもキャッチーなサインの一つの手法として同じようなうんちくを書いているお店がたくさん有る事を考えると、その看板の文言を見る人からすると、

『ふつーのラーメン屋さんとの大きな違いは解らない』

となってしまっているような気がします。

老婆心ながら、というか私がそんなことを言う筋合いはなったくありませんので、このオッサンなにを余計な事いうてんねやろ、と思われると思いましたが、

「無化調(化学調味料無添加)と言うのは味がぼやけやすいし、パンチも効かない。そんなスープを出しているラーメン屋さんはそんなにたくさん無いんですから、そこをハッキリ、しっかりとアピールされた方が良いと思います。」

と、言ってその店を後にしました。

 

周りの競合を見た時に、ラーメン屋というセグメントではなく、国産の厳選された自然素材のみを使った安心で健康的な飲食店という括りにシフトする方が絶対に良いと思っての事ですが、伝わっているかどうかは解りません。

大将はただ、ラーメンを売っているのか、それとも安心と健康と美味しさのバランスが取れた食事を提供しているのか?

次に行ったときに、全くなんにも変わっていなかったら(おせっかいついでに)聞いてみようと思います。

ラーメン好きのオッサンとしてはせっかくいいモノを持って、頑張っているのにほっとけないです。(笑)

 

※毎月一回開催している『職人起業塾』ではマーケティングの基礎から、コピーライティングの基本的な考え方までをグループコーチング形式で行なっています。

このラーメン屋の店長の様な質問をされたいと思われる方は是非一度参加してみてくださいね、(笑)

 

おまけ、昨夜の設計チームのお疲れさん!会、なかなかの盛り上がりでした。

またしましょ。

すみれ設計チームおつかれさん!会
すみれ設計チーム@牛やとみた

日本の素晴らしさ、を今一度。

8月9日 台風接近中、大雨。

大型で強い台風の影響で朝から酷く雨が降っています。

風はまだあまり強くなっていませんでしたが、激しい雨に嫌な予感が、、

今日は予定を振り替えて事務所で待機する事にしました。

 

しばらくして、案の定お客様からの電話が続々となり始め、雨漏りで困っているとSOSの声が。

神戸市内のあちこちに散らばって作業をしている工務社員に次々に連絡を取って応急処置と漏水の原因のあたりをつけて台風が過ぎ去った後に補修工事が出来る様に、と指示をしまくりました。

 

私たちの様な地域に根ざした工務店の存在意義の一つに、このような緊急時の対応を行なう事で、地域の方々に安心して頂く。という事があると思っています。

私たちすみれの事業の目的は、モノづくりの作り手のしあわせを叶えながら、『建築の仕事を通して地域社会の安心、安全に貢献する。』という事ですから、はっきり言ってこんな時は私たちの出番です。

その事を良く理解して土砂降りの雨の中、走り回ってくれるスタッフには本当に頭が下がります。

感謝ですね。

 

さて、諸事情あって写真無しのブログの更新をしておりますが、お題目はその理由について。

実は(また、)ケータイを失っておりまして、、

富士登山からの帰りの新幹線で気がついたのですが、下山後のバスの中で落としてしまっていたのでした。

バス会社の連絡先を調べて、乗車時間と座っていた席を告げて探してみて欲しい旨伝えると、わずか15分程で電話がかかって来て、「ありました。」とのこと。

「助かりました、ありがとうございます。じゃ、送ってもらえますか?」

とお願いすると、当然の様に「分かりました、本日発送します。」と言って下さいました。

 

そんなこんなで、夕方に手元に返って来た訳ですが、これって実は凄い事なのではないか、と(いまさらながら)思ってしまいました。

世界中のどこの国に行っても、こんなに簡単に無くしたモノが返って来る事って無いんじゃないのかな、と。

少し前にネットの上で国連が発表した『民度』のランキングが話題になりました。

日本は堂々の1位で、2位はアメリカ。私なんかはどんな基準でランキングしたのかしら、なんて疑問に思ったりもしてましたが、結局、今回、私に起こった事が世界で一番民度が高いということの証明なのだと改めて理解出来た気がします。

ちなみに、そのランキング記事はこちら、

中国は後ろから二番目、日本は一位だ。中国の国民素質が我々を心配させる。何十年も世界ランキングで160番目以後、或いはびりから二番目だ。それに対し、日本の国民素質は30年あまりに渡って連続一位だ。

1 日本
2 アメリカ
3 フランス
4 オランダ
5 スイス
6 カナダ
7 オーストラリア
8 ドイツ
9 ロシア
10 ニュージーランド

159 東ティモール
160 スリランカ
161 メキシコ
162 北朝鮮
163 ウクライナ
164 タイ
165 コンゴ
166 アフガニスタン
167 中国
168 インド

http://fxya.blog129.fc2.com/blog-entry-11948.html

このところ、海外に出張に行く事が増えた事もあり、ニッポンの素晴らしさに改めて感動してしまってます。(笑)

成熟した社会は私たちが世界の規範になって作り上げて行くってことなのか、とも。

とにかく、富士急バスさん、お世話をおかけしました、ありがとうございました、心から感謝致します。

心謝。

 

誠実×信頼×現場こそ命綱。

8月8日 曇り、台風接近前。

曇り空と海
曇り空と海

昨日までの富士山に続き、今日は新規のお客様宅の屋根に登ってきました。(笑)

曇り空
曇り空

瓦の色あせが酷いので塗装して欲しい、との事で、現在リフォーム工事中のお客様宅のお隣さん。

今にも雨が降り出しそうな空の下、なんとかもってー、と祈りながら2tダンプにハシゴを積んで現場に向かい、ギリギリのタイミングで屋根にの上る事が出来ました。

屋根に上がってみると、いわゆる平瓦で築15年くらい、部分的に傷んでいるところはありますが、塗装して保護する必要など全くない状態でした。

屋根からおりて、

「割れている瓦の交換と釘の浮、コーキングが切れている部分の補修で十分ですよー。」

とおきゃくさんに告げると、「せっかく塗ってっていうとんのに、そんなんでええの?」

との事、ありがとうありがとう、といたく喜んで頂きました。

 

後で聞いてみると、現在工事中の現場にその方が見に来て、「今来てはる工務店さんってどうなん?」と私たちの評判を聞かれていた様で、そのお施主さんが、「商売人とは思われへん、肝の大きな人やでー」と、言ってくれていたようです。

なんの事かというと、今回のリフォーム工事の工事範囲外だった少しの面積にフローリングを張りたい、という事になり、倉庫に眠っている在庫品で色が気に入ってもらえれば(少ない面積やし)材料は差し上げますよ、と私が言った事を大きく評価してくれたようでした。

ま、そもそもそのお施主さんを紹介してくださった、ご近所の大のお得意様が、「あんたんとこ、倉庫にフローリング転がっとうやろ、知っとうで、」と突っ込まれたという事もありますが、、(笑)

今日、屋根に上らさせて頂いたお宅は、簡単な補修工事をさせて頂く事になりましたが、築20年が近くなって来るということで、何かといろいろ直さなあかんし、相談に乗ってね、と言って頂きました。

紹介が、紹介を生み、しかもその紹介に、『信頼出来る』という言葉をつけて頂く事が私たちの様な地域密着の工務店が継続した事業のシクミ(マーケティング)を作れる根本だと思っています。

 

そして、その答えは現場にあり。

現場で実際に働く職人が一生懸命汗をかき、丁寧な仕事で結果を出す事が大前提。

 

次々にお知り合いを紹介し続けてくださるお客様にはモチロンですが、現場で信頼を裏切らない仕事を確実にしてくれるスタッフに心から感謝するばかりです。

今日もありがとうございました。

心謝。

 

オッサン富士山登山隊 その2

8月7日 富士山頂は雲一つ無い最高の晴天。

富士山頂のご来光
富士山頂のご来光

富士山頂、剣が峰でみたご来光は昨年に引き続き最高のものでした。

剣が峰にて記念撮影
剣が峰にて記念撮影

日本の最高点に立った皆さんは笑顔を爆発させて達成感に浸りました。

 

富士山頂
富士山頂

今回は、残念ながら9合目まで登ったにも拘らず、高山病に倒れて山頂へのアタックを断念した者も一名出てしまいましたが、私も含め数名は高山病特有の頭痛と眠気と闘いながらも残りの9名は予定通りにご来光を拝み、お鉢巡りといわれる火口の周りを一周歩いてから元気に下山の途につきました。

富士山頂の稜線
富士山頂の稜線

では、元気な下山の姿を左官の大西さんのアルバムから転載させて頂きます。(笑)

下山中

S__1794050

 

S__1794052

S__1794057

5年前、私もいつか一度は富士山に登ってみたいと思っていました。

ある勉強会を主宰されていた先輩社長が、その勉強会を富士山でやろう!と言い出され、誘われたのが富士山に登る様になったきっかけです。

そのときの感動、達成感、学びはとても大きく、富士山に登るきっかけを頂けた事を本当にありがたく思ったものです。

一度登ってみるとそんなにハードルが高い事はないが、きっかけが無ければなかなか行動に移せない。

少しのサポートがあれば「一度は登ってみたかった」が簡単に現実になるということを実感した経験でした。

私に富士登山のきっかけを作ってくださったその先輩社長は二回目の富士登山の年の冬に突然急逝されてしまいました。

三年目はどうしても家族と一緒に山頂に立ちたくて、家族三人に姫路のキヨちゃんを巻き込んで登頂。

四年目はキヨちゃんの息子のタイガー君とすみれスタッフの大ちゃん、張君を伴って。

毎年それぞれにドラマがあり、今年もやっぱり登って良かったと毎年思って来ました。

突然亡くなった尊敬していた先輩社長の遺志を継いで、という事ではなく、自分がしてもらって嬉しかった事、感謝している事を出来る事なら自分も人にしてあげたい。『ご恩送り』と言う言葉がありますが、素直に嬉しかった事をたくさんの人に共有してもらえれば自分自身もうれしいな、と単純に思って毎年富士山に登っています。

そして、今年も。

ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。

やっぱり一度は富士山に登ってみたい!と思われている方は少しのサポートを致しますのでご一報頂ければと思います。

ヨーヘー、来年リベンジやで!

影富士
影富士

※諸事情あり、写真はキヨちゃんのアルバムから拝借しています。(笑)

 

オッサン10人富士山登山隊

8月6日 日本晴れ!

少し早めの夏休みを頂いて、今年も恒例の富士山登山に来ています。

富士山5合目集合写真
富士山5合目集合写真

5年連続、5回目となる今回はなんと、オッサンばかり10人での登山となりました。

今年の年頭に同業のK村社長が唐突に、「私、正月に決めました。今年は富士山に登ります。」

と、言われた事をきっかけに、じゃあ、今年も行きましょう!となり、参加者を募ったところ、見事にオッサンばっかり、、10人も集まりました。(笑)

10402948_690632331012767_2226774927726475787_n

ま、私的には社員に一度は富士山の頂上に立ってもらいたい、と思っていて毎年社内で希望者を募っているのですっかり毎年の恒例行事になっているのですが、、

とにかく、今年は一念発起したK村さんの一言で多くの人を巻き込む事になりました。

10570368_690680607674606_610734429193033503_n

誰もが認める晴れ男キヨちゃんが(3年連続3回目)参加してくれたお陰で天気は最高!

全員無事に日本最高峰の山頂に立てる様に祈念しつつ、いつもの8合目の山小屋、池田館で乾杯をしました。

13596_690707307671936_2498040511367172863_n

 

明日もいい天気で、全員無事で下山出来ます様に。

なぜ、住宅診断サービス?

高速道路で見た青空

8月5日 晴れのち曇り、のち一時雨。

目を覚ました時は曇っていた空も会社を飛び出す頃にはすっかり青空に変わっていました。

絶好の現場日和、ということで朝から現場に、

地中梁配筋
地中梁配筋

明日のコンクリート打設に備えて、型枠のアンカーのチェックに向かいました。

建物の位置やカタチを図面通りに作る為の重要な工程という事で、コムさんと一緒に念入りなチェックをしてまわり、

アンカーセット
アンカーセット

地中梁の鉄筋が組みやすい様に控えめに設置していたアンカーセットをガチガチに固めておきました。(笑)

結局、朝から夕方まで現場に張り付いていた、と言いつつ、すぐ近所にお住まいの鈴森女史のお宅についでのサービス!工事の打ち合わせに行ったり、お施主様の所に打ち合わせに行ったり、一旦事務所まで帰って来て感謝状をもらったり。(笑)

感謝状授与
感謝状授与

遠方よりわざわざお越し頂きましてありがとうございました。

感謝状の事はさておき、今回TOTO社のグリーンリモデル診断の担当の方が東京からお越しになったのは、すみれの住宅診断への取り組みについて少しばかりヒアリングをしたい、との事でした。

私たちすみれは、今までお世話になった事のあるお客様、もしくはご縁を頂いて工事をお任せ頂いた方に無料で建物の総合診断サービスを行なっています。

屋根の上から小屋裏、外壁、床下、そして電磁波の影響の測定をして報告書を作成して、緊急性のある問題点や今後のメンテナンスの目安、住宅を健康に維持管理していくためのアドバイスを行なっています。

毎月、社員大工が無料メンテナンスサービスにまわった際にお声掛けをしたり、リフォームをお考えの際についでに全体的な調査をしておきましょう、とオススメしたりして毎月3件程度のお客様先で実施しています。

その診断の報告書をまとめるツールとして一部TOTO社のグリーンリモデル診断を使っているという事で、東京からわざわざ今回お越しになられた、という事です。

簡単に建物全体を診断、と言っても実際は結構時間も掛かりますし、報告書もプロとして一定のレベルを担保しなくてはならないということで、工事の予定も無い方に対して無償で行なうのはなかなかハードルが高く、全国的にみても積極的に取り組みをしている会社は少ないようで、、

「で、御社はなぜ、住宅の総合診断に取り組まれているのですか?」

との質問を受けました。

 

答えは簡単で、私たちすみれは、『建築を通して地域社会に貢献する。』という理念を掲げており、事業とは、理念の実現を目的にしているからです。

すなわち、無償で顕在化していない住宅のリスクを調査、問題になる前に、前もって対策を講じるようにする事で、地域の皆様に貢献出来ると思うから。

と、サクッと答えておきました。

 

建築工事って一時のこと。すぐに終わってしまいます。

そして、本来、住み始めてからの暮らしが大事なのは誰しも解っていることです。

モノではなくコト。

現代のマーケティング基本中の基本である、『その後の暮らし』に本気で焦点を当てることが、私たちの提供する本当の価値になると思うのです。

価値の提供こそ理念の実現に直結するべきだと思いますし、そもそも、事業の目的、と言うくらいですから、毎日の仕事が理念の実践にならないとね。

 

そんなこんなで、家一軒丸ごと無料診断、絶賛受付中ですのでご興味がありましたらお気軽にお問い合せ下さい!

担当の和田が丁寧に対応致します!(笑)

こちらまで↓

エラー: コンタクトフォームが見つかりません。

 

 

おまけ、またまた里親募集しています。

出来れば台湾在住の方、如何でしょうか?

image

かわいーよー(^^)

オッサン的エイトレンジャー考。

8月3日 曇り、風強し。

image

今日は一日事務所に籠り切って、午前中は施工図のチェックやニュースレターのコラムを書いたりとデスクワークに没頭、昼からは新しく顧問契約を交わした会計士さんと延々とミーティング。

落ち着いて整理をする日、となりました。

忙しく走り回る事も大事ですが、足を止めて事業全体をしっかり検証するする時間も持たなければ、と思い、(いつまでたっても得意にならない)新たに顧問会計士を招聘して会計監査をガッツリとサポートして頂く事にしました。

自分の行なっている事業を違う目線、切り口で検証してもらう事できっと良い気付き、そして展開が生まれると思います。

H先生、大きく期待しておりますのでよろしくお願い致します。

 

 

目線を変える、というと、ここ最近は事業だけに限らず、いろんな事に対して意識する様にしています。

男性と女性、大人と子供、論理脳と感情脳、、なかなか解り合えなかったり、誤解を招いたり、受け入れられない事って世の中にたくさん有りますがそれらは見方、世界観、パラダイムの違いに起因する事が多くあり、思い切って見方を変えてみるだけで大きな変化があったりします。

相手を尊重してその立場に立って考えてみることで、今までの相手の印象がガラリと変わったり、、

自分が受け入れてもらえない理由が解ったり、、

長年解決出来なかった事の解決の糸口を見つけられたりします。

 

で、そんなことの一つに、関ジャニ∞があります。(笑)

一体、なにがえんやろ、と、オッサン的には思い続けてきましたが、あまりに娘が熱心なのを見ていて、少し前向きに彼らを見てみると、、

それはそれで結構おもろいやん、

しかも、歌の歌詞が結構前向きで良かったりするやん、

と、あまりというか、すっかり拒否反応を示す事が無くなりました。

おまけに、先日TVで彼らの映画の放送が有った時に、現在封切中の続編見てみようかな、とつぶやいたのをきっかけに昨日は久しぶりに娘と出掛ける事になりました。(笑)

エイトレンジャー2になじむオヤジ
エイトレンジャー2になじむオヤジ

しかもノリノリ、、

すっかり感化されてます、(笑)

 

映画の前にはスタッフミマッチが活躍する神戸学園都市吹奏楽団の夏のコンサートにも立ち寄る事が出来て、久しぶり、(というか一年ぶり)に親子でのゆっくりとした時間を持つ事が出来ました。

神戸学園都市吹奏楽団
神戸学園都市吹奏楽団

凝り固まった価値観。

偏狭な見方。

自分の常識こそ世界の常識だと思うとき、

自分の正義を振りかざし他人を排そう、もしくは正そうとするときに少し心をとめて、世の中にはいろんな考えがあり、いろんな人がそれぞれの常識や正義を持って生きている、という事を思い返すことで見方を変えること、パラダイムの転換を手に入れる事が出来るのだと思います。

ダイバーシティーというと難しく聞こえますが、結局、多様性を認め、誰とでも仲良く過ごせるだけで、しあわせな時を感じる事が出来るなら、相手のパラダイムに興味を持って積極的に理解するようにしないとね。

それも、ギャップが大きいと感じるときほど。

 

『理解してから、理解される。」

そういえば、心の師、スティーブン・R・コビー博士の人生を成功に導く7つの習慣にもありました、習慣に落とし込めているか、今一度よく気をつけてみたいと思います。

まあ、とにかく!良い休日でしたとさ。(笑)

ブラックすぎ、すき家考。

8月2日 恵みの雨。 すくすく育ってるにゃろ

待ちに待った雨のお陰で涼しい一日となりました。

着工中の新築住宅の基礎工事はまた遅れてしまいましたが、夏の雨、悪くはないですね。

 

さて、お題目、たまには時事問題を真面目な切り口で書いておきたいと思います。

すき家の労働問題に関する報告書が随分世間を騒がしています。

第三者機関の報告書には小林多喜二の蟹工船にも匹敵するひどさ、などと言うコメントまであり、ネットの上では集中放火が止まらない状態です。

実際にアルバイトが集団でストをして店舗の営業が滞るぐらいだったので言われてもしょうがないというのが一般的な感想だと思いますが、ゼンショーがブラック企業の代表だ、悪いなーと、簡単に一刀両断にしてしまうのは少し違う気がします。

日本の企業の97パーセントは中小零細企業だと言われています。

その企業の中で一体どれくらいが世界で1番厳しいと言われる日本の労働基準法に適合させて会社を運営しているのか?というと甚だ疑問です。 特に、我々建築業界、もしくは職人と言う同じくくりの働き手が支える飲食業界においては適法営業をしている会社の方が極々稀、というよりちゃんとした就業規則や賃金規定自体も無い会社が圧倒的に多いのではないかと思っています。

それをブラック企業という定義に簡単に嵌めてしまうのは少し違うのではないかと。

ということは、今回のすき家の問題は根本的な問題かというと、これはどちらかと言うと程度の問題であり、ごく1部の大企業を除いては胸を張ってゼンショーのことを責められないのではないかと思うのです。

自分も完璧じゃないけどここまでひどくない。 人のことを責める時って結局、(自分もやましい所はあるけど、)自分はそんなに酷くないという安心が欲しかったりするわけで、所詮程度の差しかないくせに正義を振りかざした物言いをすることが多い人には違和感をを覚えずにはいられません。

わたし達すみれが職人の正規雇用、労働法の遵守に踏み切った時は何年にも渡って決算時の利益を全て吹っ飛ばしてしまうほどの大きなリスクを負いました。 「

そんなことをしてやっていけるわけがない、アホやろ。」

という声さえ当時はずいぶん耳にしました。

実際、(特に下請けの職人として)業界内で通っている単価で仕事を請け負うと職人の給与を守りながら社会保障をつけるなど土台無理な構造だったのです。

しかし、今では正社員となり意識が変わった職人たちに守られているおかげで会社は存続していますし、世間では当たり前、でも業界では非常識と言われた道を思い切って選んで正解だったと今では思っています。

そういう意味で言うとファーストフードチェーン店の激しい競争はそもそも働き手にまともな労働環境を与えられる構図にはなっていないのかもしれません。

職人の業界と同じ様にビジネスモデル自体が問題なのではないかと思います。

そして、それも元はというとは私たち消費者に問題があるのでは無いのでしょうか。

すき家のことを擁護するつもりはさらさらありませんし、大企業になってまでそんな法を無視したのまま会社を運営していたこと自体驚きですし、経営陣のモラルの欠如は決して許されることではありません。

しかし、今回のこのニュースは私たち自身も胸に手を当てて戒めるところが多々あるような気がします。

悪人正機 。

そもそも完璧に正しいことだけを行なっている人が果たしてこの世にどれだけいるのか。

自らも(程度の差はあれ、)悪人であるという事を認めるからこそまともな道に進んでいこうと思う原動力になるのではないでしょうか、大きな自戒を込めて。

 

おまけ、

スクスク育ってるニャロ
スクスク育ってるニャロ

捨て猫のニャロ(仮称)、スクスク育ってます。(笑)

神戸ラーメン紀行Vol.111

葉月、お朔日、曇り。

image

昨夜遅く台湾への出張から帰って来ての週末。

で、お朔日。

この何ヶ月か(←もういつからかわからん様になってる。)月末、月初の出張が続き、普段からドタバタしているのに増して、出張の前後はもうごちゃごちゃです。(笑)

今日も一日、あれもせなあかん、これもせなあかん、とざわついた気持ちのまま走り回りましたが、それでも一応、毎月一度の習慣という事で、近所の総社へお参りに。

image

今月も無事に迎えることが出来ました、「幸せです。」「ありがとうございます。」

「今月もひとつよろしゅう、おたの申します。」

と、いつものセットで2つ手柏手を打ってきました。

 

さて、台湾出張のご報告も兼ねて?111回目を数える例のヤツ、行ってみたいと思います!

まずは今回の訪台での一押し!

麻辣牛肉麺 70元 — 場所: 皇品牛肉麺
写真: 麻辣牛肉麺 70元
牛肉麺としてはリーズナブルな部類ですが、辣油が利いてとても美味しかったです。
すみれ台湾事務所のすぐ近くなので、立ち寄って頂いたらご案内します。(笑)
お次は日本でもブレイクの予兆があるという噂の?焼き鳥屋さんのラーメン
塩ラーメン 80元 — 場所: Torinosuke-台北中山區店とりのすけ
写真: 夜中には、これ。<br />
塩ラーメン 80元
林森北路の夜の〆に是非どうぞ!

 

ここからは日本に戻ります、

磯ラーメン 700円 — ラーメン徹信
写真: 無化調いいねー(^_^)<br />
磯ラーメン 700円

 

ラーメン激戦区の西宮の中でも一際光る無化調のお店、優しいスープは絶品でした。

 

お次は準地元、舞子の老舗です。

肉ラーメン 700円 — 場所: 大連
写真: カロリー補給の一杯。(^_^)<br />
肉ラーメン 700円

厳つい目のネーミングにしてはアッサリ、老舗らしい味わいでした。

 

 

お次は兵庫の大仏さん近くのマニアックな場所にあるお店、

チャーシュー、豚バラダブルのせ 煮玉子つき 並 650円! — 場所: 徳島らーめん大萬
写真: 4周年記念とな!<br />
チャーシュー、豚バラダブルのせ 煮玉子つき 並 650円!

久しぶりに食べた徳島ラーメンでしたが、満足感いっぱいの一杯でした。

 

お次は少し離れて名古屋。

濃厚魚介つけ麺 大盛り 750円 — 場所: つけ麺 本丸亭栄店
写真: 名古屋暑いし、濃厚魚介つけ麺 大盛り 750円
大盛りも、並盛りも値段は同じ、つけ麺のスープをおかわりする強者もおりましたよ、笑
それでは、今回はここまで!
ごちそうさまでした。(笑)