一念、岩をも通す。

たしか、天気予報は雨だったと思います。
朝からぶ厚い雲に覆われてはいましたが、ときおり雲の間にぽっかりと穴があき、青空が見えるというおかしな空模様の神戸でした。
パラパラと雨が降っては止み、止んだと思えばまた降る面倒な天気でしたが、週の立ち上がりは現場から、ということで朝から海沿いの現場に担当のイッペー君と細かな納まりの確認に向かいました。

 

ひとしきり現場の納めの確認をした後、帰り際に見つけた味のある看板、
一の谷町の根生 サクラ
根性ではなくて根生というのは岩の下で根が生きている事にひっかけてあるのでしょうか(笑)
それにしてもこのサクラの木、小さいながらもしっかりとした幹と成り立派に岩を突き抜けて葉をつけておりました。
その元気な姿に、春がくればきっと花を咲かせるんだろうなー、などと思いつつ、脳裏ををよぎったのはお題目の故事です。
「一念、岩をも通す。」
という諺の所以は司馬遷の史記の中の、
前漢の将軍であった李広が、石を虎と見誤って必死に矢を放ったところ、矢が見事に石に突き刺さったという故事。
からきています、原文はこんな感じ、
広、出でて狩するに、草中の石を見、以て虎と為して之を射る。石に中りて鏃を没するも、之を視るや石なり。
このいわれを聞くと、例え間違いだろうとも思い込み激しく物事にあたれば例え不可能な事でも叶ったりする、という風に取れますが、そんな訳ないやろ、と、つい突っ込んでしまいたくなりますね。(笑)
しかし、実際にサクラの木が岩を突き抜けて育っているのを見ると、それもあながち間違いでもない訳で、、
要するに、強い一念を持ち、絶え間ない努力を積み重ね、時間をかけてすこしずつ進んでいけばありえないような事も起こるという事実を見せてくれていると言う事だと思うのです。
岩を突き抜けたサクラの木は継続する力の重要さを示唆してくれている様な気がしたのです。
一の谷町の根生サクラが、何年かけて岩を貫いて根を張ったのかは分かりませんが、間違って飛んで来ただけでするすると根を伸ばし、幹を育てたのではない事は容易に想像がつきます。
そして、時間をかけたにしても根を張って青々とした葉をつけている姿を見て迷わずに一つの事に没頭して継続するには大いなる思い込みも大事なのかな、と思いました。
そう考えると、自分を信じることも、ある意味大いなる思い込みかも知れませんしね、(笑)
理想論者の私は何かと難しい事に挑んでしまいがちで、未だに自分が選択した道が正しいのか、出来るのか、思い悩む事が少なくありません。
ただ、自然の営みに逆らわず、コツコツと努力を継続していけばきっといつかは花が咲くのだと、今一度自分を信じて進んでいきたいと思います。
たとえそれが虎と岩を見間違がうような大きな勘違いであったとしても、です。(笑)
一の谷町の根生サクラの様にそのうちきっときれいな花が咲くと信じて。

私たちすみれ建築工房は


『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、

『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。
EM珪藻土山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。
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バーチャル世界でのショップがリアルに出て来たら、

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今日は、重陽の節句。

千晶さんの日選びによると『天地が開通している神事の吉日です。』とのこと。

久しぶりの曇天の日曜日と言う事もあり今朝のランニングは久しぶりに海を見に行くのをやめて山へ、

国宝、太山寺を目指しました。
石戸神社と太山寺にお参りして神仏のご加護をお願いして来ました。
帰ってから、ランニングをしながら撮った秋の風情を切り取った写真を見てみると、なぜか全ての写真にもやがかかっており、こんなに霧は出てなかったけどなー、なんて思いながらiphoneを見てみると、なんと!レンズが割れているではありませんか!
そりゃ、もやがかかったようになるわな、
とランニングに出る時にケースから出して裸の状態で落としてしまった事を悔やみました。
これじゃあちょっと、使えません。(涙)
とはいえ、そのままの状態にしていてもしょうがないので昼からの法事の後、修理をしてくれる店を探して行って見ました。

確か三宮にあるって聞いた事があるよな、と思い、「iphone 修理 神戸」で検索してみました。

トップに出て来たお店がこちら、

駅からも近いし、ま、いいかと思い行ってみる事にしました。
サイトから地図を見ると、国際会館南のマクドナルドの隣のビルということで、場所もとても分かりやすいところにある様子。
ところが、現地についてみてもそんなお店はありません。
地図が示しているビルは一階がスペインバール、2階がヘアーサロン、その上はオートロックのマンションでした。
マンションのポストを見ても一切の表記が無く、もう無くなってしまったのかな?と思い、帰りかけましたが、何となく腑に落ちずもう一度サイトをよく見直してみると、こんなバナーが、、
なんとまあ、マンションの住居部分の1室で非常にこっそりと営業されておりました!
そんなこんなで無事に修理をする事が出来た訳ですが、後でお店の店員さんに聞いてみるとこのマンションは住居専用でお店をしてはいけないので全く何の看板も表札も上げれないとの事。
集客はインターネットの検索のみなのでいいんです、と言う事のようですが、、
それにしても割り切ってます。(笑)
無駄なコストは全くかかっていない訳で、インターネットの時代ってこんな時代なのかな、と、改めて認識を新たにしてしまいました。
これからはお店の在り方や見せ方も段々とこんな風に変わっていくのかも知れません。
商業建築に携わる者としては(ある意味)とっても勉強になった出来事でした。
それにしても、、サバケてる。(笑)

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マーケティングの定義。

朝はどんよりと厚い雲に覆われて、今にも雨が降りそうな神戸でしたが、昼過ぎに現場に打ち合わせに出た帰りに西の空を見ると、きれいな青空が覗いてました。

 

夕方にはいい天気になるんやろなー、と思っていたら案の定、
息抜きに散歩に出てみたら、きれいな夕日と西の空に帰っていく白い龍が見えました。
なにかいい事ありそうな気がします。(笑)
お題目は夕方お散歩がてら息抜きに立ち寄った散髪屋さんのマスターとの会話で、ふと思った事です。
何でも、理容組合の研修会で(初めての)講演をする事になったらしく、その内容がマーケティングについて、とのことでした。
私と同年代で娘同志も同じ歳とという勉強家のマスターは只の散髪屋さんではなく、技術は理容選手権の全国大会に出て優勝候補になる程の腕前を持ち、お店では顧客のニーズを汲み取っては新しいサービスを次々に導入するという新進気鋭の提案型の散髪屋さんです。
散髪屋は客に言われてただ髪を切るだけの職人から、顧客に似合う髪型の提案から始まり、頭皮の診断、日頃の手入れの仕方、加齢による抜け毛の予防までをトータルに提案やサポートするコンサルタントが出来る理容専門の技術職に変わったという訳です。
その顧客の視線に立った自然な提案と確かな技術力は素晴らしいとしか言いようが無く、私はすっかりゾッコンになって、3週間と空けずに通い詰めています。(笑)
ではお題目、全てのコストの負担者は消費者だ、と繰り返し教えて下さった、故水口健治先生が在籍された日本マーケティング協会によると、マーケティングの定義は、
マーケティングとは、企業および他の組織(1)がグローバルな視野(2)に立ち、顧客(3)との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動(4)である。

1. 教育・医療・行政などの機関、団体などを含む。
2. 国内外の社

世の中学生に捧ぐ、『大工になるには』

『大工になるには』
夏の暑さに負けない強い心を持ってください。
冬の寒さに負けない我慢強さを持ってください。
読み書き算数が出来るようになってください。
朝、早起き出来る習慣を身につけてください。
きれいに片付ける几帳面さを持ってください。
親方の言う事を聞く、素直さを持ってください。
新しい事を吸収しようとする貪欲さを持ってください。
自分がしんどい時程、周りの人もしんどいと気付く思いやりを持ってください。
どんなに辛い時もやりかけた仕事をやり抜く粘り強さを持ってください。
美しいものを作りたいという美意識を持ってださい。
他の職方のめんどうをみる親切心を持ってください。
お客様が本当はどのようにしたいか聞く耳を持ってください。
出来もしない事を約束しない正直さを持ってください。
自然に生かされている事を忘れない感謝の心を持ってください。
あらゆる方法を探してお客様の想いを叶える探究心を持ってください。
常にお客様の立場で物事を見れる視点を持ってください。
一つずつ組み立てないと家は建たないと解る論理性を持ってください。
手がけたものが残っていくという喜びを持ってください。
思い通りのものが出来なかったらやり直す勇気を持ってください。
出来上がった家で暮らす人を思い浮かべる想像力を持ってください。
お客様の一生に一度の夢をカタチにする責任感を持ってください。
お客様の幸せな家庭の礎を作る誇りを持ってください。
工事をさせてくださったお客様と一生付き合う覚悟を持ってください。
日本の建築現場の将来を背負って立つ自覚を持ってください。
想いをカタチにする喜びを持ってください。
たったこれだけのことが出来たなら、立派な大工になってやりがいのある仕事と豊かな人生を手に入れる事が出来ます。
棟梁と言われる大工を目指してみませんか?

 

夕方から参加したお嬢が通う中学校のPTAの運営委員会の会合のあと、帰り際になって会場だった図書室の本棚にふと、目が留りました。
大きなスペースを取って並んでいたのは子供達が進路を考えるにあたっての参考となるべき、『○○になるには』シリーズで、ありとあらゆる職業が本のタイトルになってあり、こんなニッチな職業まであるとは、、と恐れ入りながらつい自分の職業も探してみました。
ありました、
『建築家になるには』
ん、待てよ、私は建築屋ではありますが建築家ではありません。
でも、建築屋なんてないよな、と思い、私が子供のころ将来なりたい職業の上位の常連だった(はずの)『大工になるには』という本を探してみました。
すると、それが無いのです。
『マルチメディアクリエーターになるには』
『イベントプロデューサーになるには』
『印刷技術者になるには』
『お笑いタレントになるには』
『工芸家になるには』
等という超ニッチな職業は網羅されているのに、見当たらないのです。(涙)
ま、実は大人気で全て貸し出されているのでは、という温かな声も頂いたので少しググってみました。
そしたら、なんということでしょう~!?
なんと!上位100位までに『大工』も『建築職人』も入っていないではありませんか。(号泣)
しょうがないので私が『大工になるには』を書いてみた次第です。
我々すみれがミッションとして目指す職人の地位向上は、少しばかり急がないといけないようですね、、日本の住宅は大工がいなくて家は建たない。
子供達が将来あんな風になってみたいなー、と思えるように早く変えていかなければ。

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おっさん祭り。笑

 今日の神戸もいい朝でした。

いつものルーティーンを済まし、いつもの様に、いつもの神社にお参りに。
一昨日の朝参った時に標縄が切れかけていたのですが、それはもうすっかり外されてきれいさっぱりとなっていました。
隣保の方が朝から入れ替わり立ち代わりお参りに来るだけの事はあって、素晴らしい事です。
地域との密接な繋がりを感じる事が出来ました。
村の鎮守はこうでなくっちゃね。(笑)
昼からは名古屋へ、
これまでの2年間勤めていた全国のリフォーム事業者が集まる勉強会、JACKの理事会にて、任期満了による新しい理事への引き継ぎの会合が持たれました。
これまでの2年間の振り返りとこれからの活動についての活発な意見交換もなされ、より充実した会になる予感たっぷりのいい会議でした。
私はこれから勉強会の主催者側から一参加者に変わる訳ですが、それはそれで楽しくなりそうな気がします。
新理事の皆様、よろしくお願い致します。
長時間に渡る会議の後は、旧理事の慰労会と言う事で木曽川を挟んで犬山城の対岸にある温泉宿にご招待頂いて忙しかった2年間を労って頂きました。
新理事との懇親も含めて、ということでおっさんばかりでの宴席はおかしな盛り上がりを見せて、、
詳しい事はfbにて、、(苦笑)
夜更けまでおっさん祭りは続くのでした、、
おいおい、、
第一期の理事の皆様、2年間お疲れさまでございました。
そして、新理事の皆様、これからもよろしくお願い致します!

絵に描いた餅を食す為のツール。

今日もいい天気の神戸でした。
昨日、全国でも初めての試みとなる、オールアース住宅を手がける建築会社、電磁派測定士が地域の括りで集まった勉強会がすみれの事務所で行われたのは、とても大きな意義と可能性を感じる事となりました。
ひょっとしたら、歴史的な一歩を踏み出したのではないか?と、思える程、内容の濃い勉強会を関西圏の志を同じくする方々と一緒に学んだ時間は大変充実しておりました。
そして、難しいミーティングの後、さらに懇親を深める時間を持てたことは、この、未だ世間では認知されていない、日本の建築業界の裏側とも言える問題にに光を当てようとする皆さんの熱い気持ちをお互いに知る事にも成り、とてもたくさんの勇気を頂く事が出来ました。
そして、今日はその仲間達と更なる懇親を深めよう、と言う事で一緒にゴルフで汗を流して来ました。
同じ価値観、同じ志を持つ同志がいるというのは本当に心強いものです。
T社長を始め、関西のまとめ役のAさん、そして大先輩のMさん、すっかり仲間になりつつあるO社長、無理にお付き合い頂いたO林社長、ありがとうございました。
これから皆様のお力添えを頂きながら皆様の社会的意義も大きいこの事業を進めていきたいと思います。
よろしくお願い致します。
とはいえ、期限が迫った仕事も溜まってきている事もあり、夕方前には出社して新築工事中のお客様との打ち合わせに参加させて頂いたりと、今月から本格的に始動するマーケティング事業部の会議を行ったりと夜までみっちりと実務に励みましたよ、、
完成予想の模型を見ながらどんな仕上げにするかを検討する時間はお客様にとっても我々スタッフにとってもワクワクする楽しい時間で(なかなか参加出来ないのですが、、)打ち合わせの時間に間に合って参加する事が出来て良かったです。
もちろん、これから本格的にスタートする電磁波対策へのご説明もさせて頂きましたよ。(笑)
ご採用頂ければ神戸初のオールアース住宅ということで、最先端の健康配慮住宅にお住まいになって頂けるかもしれません。G様、ご検討の程よろしくお願い致します!
模型職人の和田さんが夜ごと頑張ってくれたお陰で、平面だった図面が立体になった事でとても家の雰囲気が分かりやすくなり、家族の皆様が楽しそうに暮らす様子がイメージ出来ました。
お客様は、「イメージ出来すぎて困るー、笑」と言っておられましたが、、(笑)
さて、お題目は夕方からの第一回目となるすみれマーケティング事業部での会議の中で何度も繰り返し言い続けた事なので復習も兼ねて、ということで、マーケティングの基本について。
ここで言う、絵に描いた餅というのはビジネスに対するアイデアのことで、特に重要なのは、USP(Unique Selling proposition)と呼ばれる、我々の事業を同業他社から際出たせる、独自の魅力的なアイデアのことです。
私たちが提供しているUSPはいくつかあるのですがそのコアとなるサービスが「無料巡回メンテナンスサービス」です。
我々すみれと一度ご縁を頂いたお客様宅には一生涯、半年に一度社員大工が巡回メンテナンスに訪問して、直ぐに対応出来る様な簡単な作業であればその場で無料で行う、というものです。
1年間に千何百件という件数を現場の作業の合間を縫って職人に地域のお客様宅を訪問させるのは結構なボリュームのある作業であり、巡回する職人も、それを管理する担当者にもかなりの負担を強いている訳なのですが、私たちすみれの理念として掲げている、建築を通して地域社会に貢献する。という想いを現実の行動に置き換えたサービスということで、社内でも最重要の位置づけとなっています。
ジェイ・エイブラハムはUSPを社内で共有するにあたり注意すべき点について3つ挙げられました。
それは、

1. USPの目的。
2.
そのUSPを行動に反映させることの重要性。
3. もし USP を理解していても、それを具体的にどう実現すればいいか、また、自分の行動が顧客の目にどう映るか。

要するに、どんなにいいアイデアが浮かぼうとも、何の為に?という本質に対する問への答えがあやふやになり、実際の行動に移す事が出来なければ何の価値もないどころか、USPとして価値の提供を約束したクライアントに対して嘘となり、却って信頼を失墜させる事になってしまうということです。
絵に描いた餅ではどんなに魅力的で独自性に富んだアイデアもリスクにしかならないということです。
そして行動を継続して行い続けるには習慣にまで落とし込む社内のシクミが不可欠だと言う事で今日の会議はそのシクミ作りについて多くの時間を割きました。
絵に描いた餅を実際に食するには習慣化へと繋ぐマネジメントが肝になる、ということ。
そして、それは緊急性の低い重要な事へアプローチするタイムマネジメントが出来る事がセットになって実現するのです。
ま、いつも社内で言い続けていく事ですが、振り返りを込めてもう一度。
よく分かってもらえたでしょうか?(笑)


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顧客は知らない事さえ知らない。

JUGEMテーマ:日記・一般 

朝からいい天気だった今日は久しぶりに一日事務所から出る事無く、朝礼にも参加、朝の掃除もしっかりして乱れていたデスク周りもきれいに片付ける事が出来てスッキリ。
やっぱり整理整頓は仕事の基本だぜ、などと一人でブツブツいいながらせっせと断捨離ました。
と、言うのも今日は昼から客人がたくさんやってくるということで、見苦しいデスク周りを見られるのが恥ずかしかったからで、このところ朝から飛び出す事が多く、掃除の時間に事務所にいる事が出来なくてかなり荒れていましたので、、(苦笑)
たくさんの客人というのはすみれが加盟している『オールアース住宅』の関西のメンバーが集まって、オールアースミーティングという勉強会の開催がすみれであったからで、初めての試みということで初対面の方も多く、幾分緊張しながら会場の用意をしていたのでした。
オールアース住宅というのは電磁波対策を行って、電磁波による健康被害のリスクを極力低減した住宅のことです。
私は何年も前から電磁波の健康被害について気になって、あれこれ調べたり探したりしていたのが、意外に近しい方のご縁でその住宅の電磁波対策を専門で行っている機関をご紹介頂ける事に成りまして、、
今年になって早速、その効果の検証も兼ねてすみれの事務所も電磁波の測定とアース対策の工事を行いました。
自分たちの働いている環境をまず改善、検証してみて間違いないという感触を得た事から、第2のシックハウスと言われる住宅の電磁波対策に社を上げて取り組んでいく事にしたのです。
(つい最近からですが、)現在はすでにホームページにもアップしております。
こちら、
http://www.sumireco.co.jp/allearth.html
世界一のマーケッターと言われるジェイ・エイブラハムは言いました、
『顧客は知らない事さえ知らない。』

我々が提供するサービスが良いとか、悪いとかという判断のもっと前に、我々のサ

目的と手段の考察vol.15 マキアヴェッリズムよさらば。

 JUGEMテーマ:日記・一般

9月3日月曜日。
月初が週末だったということで例年よりもゆっくりした夏休みでしたが、それも昨日まで。
新学期が始まり、夏休みの余韻を引きずりながらお嬢も学校に行きました。

すっかり日常になってしまっていた(学校に行かないという)非日常が、やっぱり日常ではなかったと気付く日ですが、我々社会人の立場で考えると、勉強だけしていたらいい学生時代の毎日というのは長い人生から見るとやはり非日常であり、後で振り返ってみると思いの外短い学生生活を精一杯楽しんでもらいたいと思います。
ま、人間は環境の生き物、今与えられた環境に直ぐに順応してしまいますので、中学生の子供にそんな事を理解しろと言ってもどだい無理なのかも知れませんが、、(苦笑)
アタリマエの毎日は実は与えられた貴重な毎日だと言う事に早く気付く事が出来れば毎日にもっと一生懸命に向き合えるようになると思うのですが、、
それも含めて全て彼女の人生、あまり細かな事を言わず、(できるだけ)温かな目で見守っていきたいと思います。
ま、自分自身、子供の頃にそんな事を全く考える事なんて無かったしね、、(笑)
中学生の登校を見送った散歩の後はいつもの神社にお参り、本格的な繁忙期に向けて事業の安全をお願いして来ました。
昼からは町中に出掛けてクライアントがテナントとして入っているビルの空調システムの調査に立ち会いに向かいました。それにしても最近この手のトラブルがとても多い気がします。
機器の動作を確認しに上がったビルの屋上から見る六甲山系は心無しか涼しそうに見えました。
夕方は少し時間を見つけて昨日のブログで紹介した本日オープンのラーメン店に陣中見舞い。
スムースなランディングをされているのを確かめつつ、今日も魅惑のラーメンを頂きました、
I様、素晴らしい商品をお持ちなので間違いないとは思いますが、これからのご商売繁盛を心から祈念致します。
たくさんの福が来たりますように、
さて、お題目は久しぶりのテーマ、FB上の勉強会のメンバーでもあるクライアント様に話題を振られていたので少し考えてみました。
マキアヴェッリズムとは、君主論で有名なニッコロ・マキャヴェッリがその著書の中で著した考え方の事でありまして、今の日本を含む先進国では殆ど関係がなくなった君主国家の縛りの中で、君主たるものどうあるべきかを説いたものです。
前提に民主主義を排除してあるので、現在ではあまり意味を成さない様にも思いますが、一般的なリーダー論として今も話題に上る事があるのだと思います。
代表的な部分を乱暴にWikipediaから拾わせてもらうと、
「覚えておきたいのは、民衆と言うものは、頭をなでるか、消してしまうか、そのどちらかにしなければならないことである」
 
から始まって、
 
君主は臣民に忠誠を守らせるためには残酷であると評価されることを気にしてはならない、憐れみ深い政策によって結果的に無政府状態を許す君主よりも、残酷な手段によってでも安定的な統治を成功させることが重視されるべきである。
 
目的達成至上主義論を繰り返します。
極端とも取れるその考え方は君主国家に限ってという大前提が書かせたものだと思いますが、その部分だけを抽出する事によって、マキアヴィッズムという思想がまとめられているように私は受け取っています。
 
もしも信義を守ることで損害が出るならば、信義は一切守る必要はない。重要なことは立派な気質を君主が備えている事実ではなく、立派な気質を備えているという評価をもたせることである。
それにしても酷いですが、世の中は奇麗ごとじゃない、結果が全てだ、という考え方教典的な存在とも言えると思います。
たしかにきれいごとを並べて何の結果も出せない無力なリーダーよりはずっとまし、という声もあろうかと思いますが、こんな中世の論文を引っ張り出されても現代の社会ではなんの意味も無いと私は思っています。
しかし、この考え方が手段の目的化の最たるものであり、残念ながら現在でも実際のビジネスシーンでは往々にして見られる事でもあるのです。
分かりやすい例えといえば、悪徳リフォームの手口などがいい例だと思います。
企業が収益を上げて存続することは雇用を支え、納税の義務を果たし、経済を活発にします。
これは絶対に必要な事であり、これを出来ない経営者はリーダーとして失格だと言われてもしょうがないのが今の資本主義社会の基本です。
ですが、その為に老人をだまし、必要の無い工事を無理やりして売り上げを上げる事など有って良いはずが無いのです。
そして、もっと重要なのは企業が収益を上げる事自体を目的とした時点で手段の目的化が始まっていると言うことなのです。
『目的』とは何の為に?という問いに対する答えであるべきで、お金儲けの為にお金儲けをすると言う答えはあるべきではないと思うのです。
この誰しもがふとした時に陥りがちな厄介な問題に対して対処するのに私が考えたのは『在り方』という概念です。
単位の大小、個人や企業に拘らずこの地球上に存在している以上、『在り方という概念』はは絶対にあるはずで、
その部分をしっかりと理解していれば、どうあるべきか、という土台の上に立って、
何をすべきか(目的)や、どうするべきか(手段)を組み立ててていく事になると思うのです。
そこでは(それぞれの立場でどうあるべきかという)同じ土台の上に積み重なる目的と手段は絶対に相反する関係性にはならないと思うのです。
マキアヴェッリが没してもうすぐ500年が経とうとしています。
その間、無限にあると思われていた地球の資源が有限であると言う事に気付くまでに人類は発展し、膨張し続けて来ました。
有限である地球の資源と共存しなければ人類は生き残る事は出来ず、それは人間が地球の中の個の一つだという認識が無ければ成り立たないと言う事でもあります。
そう考えると、あり方、という概念は、マキアヴェッリの時代には必要がなかったのかも知れません。
今の現代社会では、
どうやって生きるか?
何の為に生きるか?
という人としての永遠の命題を鑑みる前に、
どうあるべきか?
という根源的な問いに対しての答えを持っておくべきだと思うのです。
MO様、私の見解はこんなところです、如何でしょうか?(笑)
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神戸ラーメン紀行VOL.65~いよいよ開店!あまのじゃく垂水店特集~

 JUGEMテーマ:日記・一般

日曜日と言う事で午前中はいつものランニング・ウオーキングに大蔵海岸間で行って来ました。
遊泳禁止になっている砂浜は人影もまばらで、夏の喧噪がまるで夢、幻のように、いつもの海に戻っていました。
陽射しは強くても空は既に秋色に変わっていますし、週末を挟んで少し長くなっていた夏休みも今日で終わりと言う事で、本当に夏もおしまいです。
伊川の川沿いの街路樹の銀杏並木の葉の色も色づいて来ておりました。
さて、今回のラーメン紀行はいよいよ明日オープンを迎える奈良で行列が絶えないという超有名店の神戸初出店を記念して、特集号とさせて頂きます。
この度の開店に際しまして、私たちすみれも何かと関わりを持たせて頂いておりますので、エールを送る気持ちも含め、開店に先立ち特別に公開させて頂きます。(笑)
facebookのリンクを貼っておりますので位置情報等は下記の店名をクリックしてみてください。

まずは塩トンコツラーメン。

トンコツの獣臭のような臭みが全くない、本店では女性がおかわりすると言う伝説もある研ぎ澄まされたトンコツの一杯です。
めちゃくちゃ美味しかったです。
お次ぎは醤油トンコツラーメン。
えっ、これがトンコツラーメン!?
と思わず声が出てしまった斬新な一杯、絶品のコクと食べても重たい感じが全くしない不思議なトンコツラーメンです。
奈良の本店では女性客の方が多いと言われている理由が分かった気がしました。
〆は一番のおススメ、あっさり塩ラーメン。
焼きチャーシュウの香ばしい香りと透明感のある魚介系スープはまさに絶品!
たしかに神戸のラーメン店には何処にも無い味のスープです。
これにはさすがに少し驚きました。
開店から閉店まで行列が絶える事無いというお店の実力を思い知りました。
ちなみに、開店時間は夕方の6時~夜の12時(だったと思う)でお昼の営業はされません。
オープン当初は何の告知も販促もされないと言う事で並ぶ事無く行けば直ぐにお店に入る事が出来ると思いますので、早めに一度チェックされる事をお薦めします。
定休日は日曜日です。
メニューも↑に紹介した3週類にチャーシュウなどのトッピングのバリエーションがあるのみ、
餃子とライスはありますがビールもジュースもありません。
あくまで、ラーメン専門店と言う事ですので悪しからず。
すみれスタッフイケちゃん手書きのメニュー板(笑)
垂水界隈ではずいぶん話題に上っておりましたが、いよいよ明日、9.3に待望のオープンです。
今年のラーメン紀行年末のラーメンアワードNo1候補最右翼のお店ですので是非一度お試しくださいねー。
名谷垂水線の向陽の南、『あっさり塩ラーメン』の看板が目印です。
あ、ついでにすみれの看板もありますので分かりやすいと思います。(笑)
よろしくお願いします!

どう生きるべきか?では無く、どうあるべきか。

暑かった夏もそろそろおしまい。

日中はまだ残暑厳しい日が続いていますが、夕暮れからは涼しい風が吹き始めます。 

今日も朝から飛び出したまま、一日ドタバタと走り回りましたが、夕方は少しの時間を見つけてワンコのお散歩がてら近所の神社に参拝に出掛けました。
今日はお朔日。
いつもは朝にお参りに行くのですが、諸事情有り初めて夕暮れ時に行った総社はいつもと少し違うしっとりとした表情で、迎えてくださいました。
今月もよろしくおたの申します、
いつもよりもゆっくりと柏手を打ちました。
お題目は、(むりやり予定をこじ開けて)朝早くから出掛けて参加した自主上映会の映画を見ての気付きです。
観て来たのは
http://www.nippon-p.org/concept.html
facebookで紹介されて、題名を見ただけで何となくピンと来ていて、参加するかどうかを迷っていましたが、なかなか見に行こう、と自分で決断出来ませんでした。
しかし、先日たまたまのご縁でチケットを購入する機会に遭遇して、これも何かの必然なのか、と思い参加してみました。
映画を観に行く事自体が久しぶりと言う事もありますが、とっても良い映画で自分自身の内面に深く考えさせられるところが多々ありました。
そして、一番の気付きは、(すこし大げさですが、)生きるという前に、生かされているという事実。
(自分自身を含めて)世の中は全てちっぽけな生命体の集合体であり、そのちっぽけなものが折り重なって地球を形作っているというアタリマエのことなのですが、つい、己自身の小ささを忘れてしまいがちだと思ったのです。
なんの為に生きるか、そして何の為に死ぬか。
私が常々想いを巡らす人生においてのメインテーマは実はとても独りよがりな小さなもので、そのちっぽけな思考を繰り返す前に生かされているものとしての『あるべき姿』を見いだすべきではないのかと、
『降りていく生き方』というのは自己の内面を見つめ研ぎ澄ますと言う事ではなく、ちっぽけな自分を認識して大きな自然の循環の中にいることに目を向ける事によって本来あるべき姿に気付く事だと思ったのです。
それは決して成長する事を否定するのではなく、草や木が育つように自然の摂理に沿ったあるべき姿としての成長のありかたがある様な気がしました。
とは言うものの、そんな事を具体的な行動に落とし込むには、少しややこしいのでこれから時間をかけて整理して行きたいと思います。
全ては必然、という言葉に集約される様に思いますが、今はひたすらご縁に感謝するばかりです。
深謝。

私たちすみれ建築工房は


『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、

『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。
EM珪藻土山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。
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