約束を守れないのは悪いのではなく、知らないから。@UOGOL

平成31年4月24日 雨

同志の会社のゴルフコンペ。

水曜日にて、今日はすみれ事務所は定休日。私はいつもの朝会を代理の社員に任せて一般社団法人職人起業塾の研修に第一期から5期にわたり社員さんが参加され、私たちと同じ原理原則に則ったマーケティング理論を社内に落とし込み、現場と営業の改革に取り組まれている職人起業塾のコアメンバーといっても過言でない高砂の株式会社ウオハシ社のゴルフコンペに参加してきました。夜はお習字、タクミと二人でシコシコ精進しました。さて、そのゴルフコンペ、現在開催中の大阪塾に通われているUくんが幹事の手伝いをされており、現役の塾生と一緒にゴルフコンペに参加することなどめったにない機会と言うことで、あいにくの天気といつも通りの土砂降りのスコアでしたが、それなりに楽しませていただきました。皆様ありがとうございました。

前向きか!

ラウンドを終えてロッカールームで着替えていると現役塾生のU君がラウンドを終えて帰ってきました。彼がコンペ開催直前になって先輩に熱心に教えてもらいながら練習していたと言う噂を聞いていたので、「ゴルフのスコアはどうやったん?」と聞いてみたら、「次への課題を持つことができました。」と、爽やかに非常に前向きな返事をしていました。要するにあまり思い通りにいかなかったんやろなーと思いながら聞いておりましたが、その後のコンペ表彰式の席上で配られたスコアを見てみると、私もあまり人の事は言えませんが、U君は事前に練習してきたとは思えない程の桁違いの大叩き、よくまぁくじけずに前向きな発言ができたものだとおみそれしたと共に、改めて彼の少々のことではくじけない不屈の精神を見直しました。(笑)

原理原則をゴルフで体感。笑

そんな彼に私が声をかけたのは、「成果は状態に由来して、状態は習慣が支える。付け焼き刃の技術や手法は決して長期に渡る成果につながるものではない。」と言う当たり前に過ぎる戒めの言葉で、実はこれは職人起業塾の研修で私の口が酸っぱくなり、塾生の耳にタコができる位、何度も繰り返し言い続けている原理原則論で、ゴルフに限らず日常業務のあらゆることが全てこの法則に従って成果に結びついたり、結びつかなかったりすると事あることに言い続けています。U君としては、今日のゴルフコンペで研修で学んだ原理原則が骨身に染みて理解できたのではないかと思います。(笑)

全ての成果は状態に由来する。

ちなみに、昨日の神戸でのオープンセミナーの冒頭でも申し上げましたが、我々が研修事業で行っているマーケティングやマネジメントの最も重要なコンセプトの一翼を担っておりのは「状態管理」と言う概念です。常日頃から状態を管理する意識を持ち、そこに時間と手間を掛ければ必ず状態は良くなり、状態に応じた成果が手に入ります。プライベートでは健康や人間関係、仕事では資格取得、品質、売り上げ、クレーム、等々全ての成果は状態に由来しており、状態が悪ければ悪い結果、良い状態を保つことが出来れば当然のように良い結果を手にする事ができます。ゴルフのスコアなどはその最たるもので、普段の練習が状態を決定し、練習の量と質を上げれば自ずといいスコアでラウンド出来るに決まっています。ただ、人は誰しも一日24時間しか時間がなくて、その時間を何に使うかは優先順位がありますので、ゴルフの腕前に対して時間を割けないのは致し方無いのかもしれません。

状態管理は未来への鍵。

ゴルフの優先順位が低いのはまあ良いとして、問題はその他の状態管理にどれくらい時間を割いているかと言う事です。Uくんは現場の施工管理者を兼任するリフォーム営業で、自分の力で売り上げを作るには、担当したお客様からリピートや紹介をもらう必要があります。その為にお客様との信頼関係の構築が必要で、コミュニケーションを取るのが状態管理となります。また、クレームが起こると紹介どころでは無いので現場の品質を高める為の知識を身につけたり、最新の情報収集に留意したり、職人さんとコミュニケーションを図ったり、現場のチェックもマメにする必要があります。現場環境を整えたり、近隣との関係を良好にするのも状態管理ですし、何より病気で仕事を休むとか、怪我をして急遽予定を変更するようなことがあってはならないので、健康状態を保つのも当然、状態管理に含まれます。

負のスパイラルからの脱出。

上記の様な事に時間をしっかりとかけることが出来れば、あらゆる面で思い通りの成果が手に入る様になりますが、逆に少し歯車が狂うと、急遽現場に足らない材料を運ぶ、沢山の業者さんへの連絡をしなければならない、お客様に説明や謝罪に行かなければならない、夜中まで事務処理が残る、ゆっくりと眠る時間を確保出来ない、疲れが溜まって遅刻する。。そんな日々の煩雑な業務に追われ、状態管理への時間が割けないと更に状態は悪くなり、更に緊急性の低い重要な事に時間が取れない、負のスパイラルに陥ってしまいます。これは、卵が先か、鶏が先かの話ではなく、状態管理の重要性を理解して、たとえ1日10分でも、何が何でも状態管理の為に時間を割くと言う時間割をするか否かの選択の問題です。

元気の源は意識。

ちなみに、先日ふと気付いたのですが、私、ガタガタになっていた身体をなんとかしようと運動を始めた頃から、この7〜8年の間で体調を崩して仕事やプライベートの予定を変更した事が殆どなく、5年程前に一度だけ、インフルエンザの菌をもらってしまって自宅に篭った事がありますが、その時も至って元気そのもので、(熱はあったと思いますが、)いつもと同じ様に朝から筋トレをしてました。なので、風邪をひきました、とか体調が優れなくて、とか言って仕事を休んだり、予定をキャンセルする人に対して理解に苦しんでいたのですが、私の身体が丈夫で鉄人なのではなく、単に状態管理に年間通して時間を割いているだけの事です。

ドタキャンは癖じゃない。

昨日も、その前のセミナーでも(てか、毎回やけど、苦笑)申し込みがあった方から当日キャンセルの連絡が結構な数がありました。現在、建築業界は消費財増税前の需要の先食いで非常に忙しくなっており、いろんな事情あるし致し方無いよね。と思うのと同時に、経営者や経営幹部が情報収集の為の時間(状態管理)を予定に組み込んでいて、それを気軽に?潰す様な状態に陥っていて大丈夫かしら?と思わずにいられません。と、偉そうなことを思いながら、そういえば、と思い出したのは私も15年くらい前は急な用事(大体はクレーム若しくはクレームに繋がりそうな事、若しくは売り上げやお金やまつわること)に翻弄されて予定を組んでもキャンセルしまくり、ドタキャンの常習犯でした。ただ、コーチングを受け始めた15年くらい前から、コーチングセッションの時間を持つ事をきっかけに少しずつ状態管理の時間を割く様になりました。

加速度的成長への入り口。

人類最大の発見は複利計算である。と言われたのは誰か忘れましたが、確かに一理あると思っていて、少しずつでも状態管理の時間を取る様になると、少し状態が良くなり、更に時間のマネジメント、コントロールが出来やすい状態になり、状態が整うと予定を急遽変える様な事が少なくなり、更に緊急性の低い重要なタスクに割く時間(第二象限)が増えて・・・と、状態管理に取り組むと決めて、行動に移し、習慣化する事で前述の負のスパイラルとは真逆の加速度的成長曲線を描いて成果を手にいれる状態、環境を作り上げる事が出来る様になります。実際、15年前までは設計も施工も営業も工程管理もアフターサービス、お全て私一人が取りまとめをしてスタッフに指示命令を出していましたが、今は殆どをスタッフの主体性に任せており、私の業務は殆ど第二象限に時間になりました。習慣はそれくらいの破壊力を持っていると言う私自身の経験からの証左です。そんなんこんなで、状態管理の為の学びを共に積み重ねる仲間を募集しております!ご興味があるぞ、と言う方はお気軽に下記のリンクからご連絡ください!(笑)


絶賛募集中!ご興味がある方はお気軽にお声がけください!

建築実務者向け実践型現場マネジメント研修
□ 第14期生  【 東京会場   2019年6月24日~ 12月6日 】
□ 第15期生  【 大阪会場   2019年7月19日~ 1月16日 】

職人起業塾14期、15期募集

◆【元祖】職人起業塾は無料でご参加頂ける原理原則系マーケティングに特化した勉強会です。

次回の開催は5月30日(木)です。テーマはビジネスモデルキャンバスのフレームワークを使って「リフォーム工房おおばやし」のビジネスモデルを考案するホットシートのワークショップです。年間にのをスケジュールから変更になっており、場所も三木市での開催ですのでお間違いなく。

69回【元祖】職人起業塾&波動セラピー


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原理原則系マーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。 実践型現場マネジメント理論、動画なども公開しています。 その他、研修のお申し込み、問い合わせ、補助金の活用などの情報も集約しています。 https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

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「令」と「和」とマーケティング

平成31年4月23日晴れ

朝久々の地元開催セミナー。

今日は昼から超久々となる地元神戸でのオープンセミナーを開催しました。前月に大阪で行ったセミナーの会場が狭くて、定員の申し込みを過ぎてからも多数の申し込みをいただき、立ち見はさすがに申し訳なくてお断りした方が結構居られて、誘うだけ誘って結果お断りするという、心苦しい思いをしたのを受けて追加の開催をたまには地元の神戸でやろうと企画しました。一般社団法人職人起業塾で主催するオープンセミナーは基本的に建築業の経営者向けのセミナーになっておりますが、地元で開催すると、様々なつながりから建設関係以外の異業種の方も多くみえられます。そのような方にも喜んでいただけるように、今回はタイトルを「令」と「和」とマーケティング、として、時代の大きな転換期にあたり留意すべき概念を中心に話させてもらいました。ご参加いただいた方には概ね喜んでもらえたようでしたし、ドタキャンの方も結構おられたこともあり、以下に、そのさわりの部分だけご紹介していきたいと思います。(^ ^)

新元号「令和」の本音と建前。

あと1週間でスタートする新しい元号、令和。菅官房長官の発表を聞いて感じた印象は人それぞれだと思います。ただ、令和の出典が万葉集の詩の一節だと聞いたとき、えっ!と少し違和感を覚えられた方が少なからずおられたのではないでしょうか。日本国内では少子化がいよいよ経済に影響を与えるところまで進んでおり、このままでは日本の人口は2100年に明治維新の頃の人口に戻ると言われています。人口減少により国内需要は圧倒的に減り続け、景気後退が加速するのは明らかで、あらゆる国内産業が壊滅的な影響を受けますし、私たちの建設業も然りです。海外に目を向けると、経済はインターネットサービスのグローバル企業に席巻され、日本は完全に取り残されつつあります。国難を迎えているといっても過言でない今の時代に、涼やかな景色を読んだ詩から元号を取るなんてどう考えてあり得ません。令和と言う二文字にはもっと深い意味が込められており、万葉集から引用したと言うのは本音を隠した当たり障りのない建前だと感じました。

令和のメタファー。

令和と言う新しい言語に込められた意味、メタファーとは、困難で不可解な今の時代を乗り切るための原点回帰の思想ではないかと思うのです。「令」と「和」の2文字の組み合わせですぐに思い浮かぶのは、律令政治の根本となる17条の憲法を定めた聖徳太子であり、日本で初めての憲法のその第一条は「和をもって貴しとなす」です。聖徳太子と言えば、強大な中国、随の国に「日出ずる国の天子、日没する国の天子に・・・」と書簡をお送り対等な立場での国交を開いたこと、また遣隋使を派遣して大陸の文化に学び、情報収集に尽くした事が有名です。グローバル経済で世界がカップリングし、情報革命が佳境を迎えている今、時代に取り残されずに生き残るには我々が胸に刻むべきは、聖徳太子が行ったように誇りと独立志向を持ちながら、情報収集に励み、弛まず学び続けることではないかと思うのです。これが新しい元号「令和」に秘められた示唆ではないかと思っています。

マーケティング戦略の原点回帰。

そんな混迷を深める新しい時代に生き残るためにはマーケティング戦略も改めて原点回帰して考えるべきではないかと思います。マーケティングとはシンプルに考えれば「市場の創造」であり、自社独自の市場を作るのは、既存顧客とのコミニケーションを見直し、信頼関係の再構築を行うことであり、ライフタイムバリュー(顧客生涯価値)を全て引き受けられる体制を整える取り組みです。あとビジネスの発展に不可欠な新規顧客の創造は、本質的にはマスメディアを使った反響集客ではなく、これまで行われなかった問題解決、モノではなくコトの改善を提供することであり、市場の創造にはこの両方が必要だと考えます。端的に言い表すと、信頼構築の仕組みとイノベーション(業界内でまだ誰もできていない問題解決)に取り組むことに他なりません。マーケティングとはこの2つの概念を自社が持つアセットを活用して実業に落とし込み、企業存続のために最も重要な「売り上げ」を将来にわたり継続的に上げ続ける仕組みづくりに取り組むべきだと今日のセミナーで参加者の皆さんに提言しました。そして、それを叶えるには外部環境に頼らない独立心、情報収集、学び続ける習慣が不可欠で、状態管理の意識を持って第二領域の時間を確保することが必要です。その流れで、神戸での毎月の無料勉強会や、現在募集中の職人起業塾6ヶ月コース研修など、私たちと共に学び歩みを深めて参りませんか?とお誘いした次第です。混迷を深める令和の時代を乗り切る答えがここにある。とは申しませんが、考えるきっかけぐらいはきっと掴んでもらえるはずです。ご興味ある方は以下のリンクからお気軽にお問い合わせください。(^ ^)


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超絶オススメ!論語物語。

平成31年4月22日晴れ

夏日!

朝の間は少し曇っておりましたが、その雲もすぐに消え去り日中は汗ばむ陽気、今日の神戸の最高気温は24度と初夏を思わせるような陽気というより暑いくらいの良い天気になりました。この調子だと今年の夏は思いのほか早くやってきそうです。今日昼から、強さを増してきた日差しの下、NPO法人ひょうご安心リフォーム推進委員会の定例会に出かけた際はとうとう歩きながらハンカチで汗を拭い、扇子を使ってしまいました。昨年の猛暑を思い出すと、暑すぎるのも困りますが冷夏は消費が落ちて不景気になると言いますし、早い内から冷たいビールで長く暑くなりそうな夏を乗り切りたいと思います。(笑)

 Zoomミーティング

午前中は事務所で、BNIのメンバーKさんと1to1のミーティングをZOOMなるインターネットを介したTV会議?で行いました。最近、このサービスを使われることが多いと耳にすることが続き、その便利さを以前から噂には聞いておりましたが、使ってみるのは今回が初めて。台湾のメンバーとはLINEのTV電話をよく使っておりましたので、一対一で使っている分には大して目新しさはありませんでしたが、複数名で会議をするのにはかなり使えそうな感触を得ました。それにしても、全国というか世界中どこにいても気軽に対面でのコミュニケーションが出来るのは考えたら凄い事で、私が子供の頃ならSFの世界の技術が、いつでも、どこでも誰にでも使えるようになったのはまさに夢の21世紀だなと、ムーアの法則と呼ばれるテクノロジーが加速的に進化し続ける新しい世の中をまさに体感した次第です。

 温故知新。

そんな近未来的なミーティングをしながら、雑談の中で「何かオススメの本ありませんか?」と訊かれました。迷わず私が即答したのは、ちょうど今、読んでいるところでもうすぐ読了する「論語物語」下村湖人著です。タイムリーだったのは、Kさんがいま熱心に読まれているのが、新しい日本の紙幣の顔となった渋沢栄一氏の「論語と算盤」だったことで、論語に興味を持っていたところに、私が「大学中庸はなかなか読むのが大変なのでストーリー仕立てにしたこの本は超オススメですよ」とアドバイスしたのがハマったようで、「すぐさま購入して読んでみます!」と喜んでもらいました、実際、私も大学中庸を何度も読み直しましたが、やはりなかなか腹落ちするのが難しかった経験があり、原理原則系マーケティングの根本的思考が論語にあると考えている私にとって「論語物語」は学び直すのにはもってこいの良書でした。塾生にも推奨図書として積極的に進めています。

 論語とマーケティング。

論語を学ぶことを私が強く推している理由である、マーケティング論と論語の関係をここで少し整理しておきたいと思います。私が15年以上も学び続け実践し続けてきたスティーブン・R・コヴィー博士の「7つの習慣」とその原則を元にマーケティングアクションを体系化したジェイ・エイブラハム氏、また、ビジネスを遂行するマネジメント理論をまとめられたドラッカー博士が揃って根本に据えられたのがインサイド・アウトの「内面の在り方」から変えようとの概念です。コヴィー、ドラッカー両博士が大の日本好きだったのは有名で、お二方の著書にも多分に東洋的な思考が盛り込まれています。また、ドラッカー博士の著書には「日本人がその意思決定過程に活用している原則は,一般(世界)に適用できるものである。それらの原則こそ効果的な意思決定の核心である」と書かれています。要するに、アメリカから渡ってきたマーケティング、マネジメント論の根本は日本からの逆輸入なのです。

 日本の発展の源。

日本資本主義経済の父と言われる渋沢栄一氏は「道徳無き経済は罪、経済無き道徳は寝言」の至言が有名な二宮尊徳翁に学んだとされています。私たちが子供の頃、どこの小学校にも二宮金次郎の銅像があり、その銅像で幼い日の金次郎が読んでいる本こそ大学であり論語です。江戸時代から明治維新と続く日本近代化の教育の根本が論語だった証左ですが、日本の商業が大きく発展したのは戦国時代を終えた後の江戸時代で、その当時、塾、寺子屋で武家のみではなく商人も学んでいたのは孟子、朱子学、陽明学と孔子を始祖とする儒学が中心だったのは明らかで、五常(仁、義、礼、智、信)という徳性を拡充することにより五倫(父子、君臣、夫婦、長幼、朋友)関係を維持することを教えた儒学の教えを経済活動で実践したのが、「伝国の辞」を表し、領主自らが在り方を正し、実践をもって城中、領民との信頼関係を構築し、破綻しかけた米沢藩を生き返らせた上杉鷹山です。

 消えた士魂商才。

アメリカのケネディー元大統領が尊敬する人物としてその名をあげて一躍世界から歴史上で卓越した経営者として脚光を浴びたと言われる上杉鷹山公からの、王道を求めて経済振興を果たす流れは、山田方谷→二宮尊徳→渋沢栄一と受け継がれ、鎖国政策によって西欧列強から大きく立ち遅れていた江戸時代末期から、明治維新で近代化を目指した日本が、昭和の第二次世界大戦での敗戦、植民地化の蹉跌もありながらも「ジャパンアズナンバーワン」と世界から注目され、世界第2位の経済大国に成長、復興した日本国民の驚異的な力の源になったと考えています。コヴィー博士やドラッカー博士がその驚異の成長ぶりと強さに着目し、研究されたのも決しておかしなことでは無いと思います。しかし、戦後の人口爆発に乗って高度経済成長、その後の地価q高騰によるバブル経済を経験した日本は欧米の短期決算、株主に向いた企業運営がスタンダートになり「士魂商才」と言われた渋沢栄一的な思考がすっかり褪せてしまったように思います。

 持続可能な経営概念。

現在、日本の企業の寿命は30年から更に短くなっていると言われています。長く続けばいいと言うものでも無いですが、それでも顧客への責任を考えると企業が存続する事は一つの価値である。と考えれば、世界最古の企業は日本にあり、100年以上継続して事業を行なえている事業所が世界で最も多いのも日本です。規模拡大ではなく、事業継続を事業の価値にするならば、日本式経営は世界でも類を見ない成果を上げ続けていると言っても過言ではありません。その根本は儒学の教えを色濃く反映している近江商人の三方よしに代表される、自分達だけが良けりゃ良いってもんじゃ無く、周りに関わる全ての人や環境を良くする「在り方」を持った日本人独特の商売感では無いかと思うのです。フロンティア精神に則って開発、拡大を継続し続けるのは、地球の面積、資源が有限である以上、どこかで行き詰まるのは自明です、昨今、新しい価値観の指標として世界的な盛り上がりを見せている持続可能な社会を目指すSDGsはまさに環境や異文化の共生であり、三方よしの考え方そのものだと考えれば、今こそわれわれはもう一度論語に学ぶべきではないかと思うのです。とにかく、論語物語、超絶オススメしますので是非一度、手に取ってみてください。新しい時代へのビジネスのヒントがきっとあると思います。(笑)


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丸腰で戦場に行くんじゃねーよ。

平成31年4月20日快晴

建築実務の日。

今日は俳人、松尾芭蕉も愛した琵琶湖のほとり、滋賀県石山からスタート。飲食チェーン店を事業とされているクライアントの新規出店の物件現地調査に伺って、打ち合わせとスケルトンのテナントの採寸や周辺調査など建築実務からスタート。昼からは事務所に戻って新築、もしくはフルリノベーションで冬は暖かく、夏は涼しい高性能住宅の建設を計画されているお客様と、ライフプランナー田中さんを交えて資金計画の打ち合わせ。夕方からはRC造の一戸建て住宅のフルリノベーションの打ち合わせに同行するなど、朝から晩まで工務店のオヤジらしい建築実務どっぷりの1日となりました。10連休のゴールデンウィークを前にずいぶん忙しくなりそうですが、私は連休などお構い無しのいつもの平常営業、今日も性能やデザイン、工期やご予算など様々なご要望をお聞きしましたので、全てお答えできるご提案をしたいと思います。皆様引き続きよろしくお願いいたします。(^ ^)

何をするかといつするか。

工事のお問い合わせをいただいたお客様からのご要望は様々ですが、最近とみに気を配っているのは工事期間です。10月の消費税増税のタイミングに間に合わせるのもありますが、私たちすみれでは自社社員大工による担当現場制をとっており、大工のスケジュールで着工時期、完工時期が決まってしまいます。今年は春先から随分とたくさんのお問い合わせをいただいており、担当によっては秋口まで工事が詰まっており、小さな工事はさておき、新築やフルリノベーションなどの大きな物件は、事前に工務スタッフに予定を組んでもらわなければなりません。できる限りお客様のご要望にお応えしたいとは思っておりますが、社員大工の数が限られている以上、融通をきかすにも限界があり、工事内容も大事ですが、工期の段取りを早めにするように特に留意しています。

モノづくりの本質。

建築業界全体を見渡すと、すみれのように社員大工が施工できる範囲しか工事を請け負わないと言う会社はごくごく稀で、ほとんどの会社は外注の大工さんに工事を依頼して、工程を組み工事を進めます。我々のような自社施工の会社でも、着工予定の段取りに苦心しているのに、職人の高齢化と減少が急激に進む今、職人の確保は大丈夫なのか?と人ごとながら少し心配してしまいます。当たり前に過ぎますが、我々建設業は工事が終わらなければ売り上げはありません。いくらたくさん受注を重ねたとしても、職人がおらず着工できなければ一切売り上げは立ちません。また、工期を急ぐあまり、だれかれ構わず職人をかき集めれば品質の担保は難しく、クレームの種を撒き散らしながら工事を進めることにもなりかねません。建築業にかかわらず、モノづくりの本質は作り手の育成にあり。圧倒的な職人不足が進む中、そろそろ自社が必要とする工事分は自社で施工できる体制を整えなければ生き残れない時代になってきていると思います。

職人の内製化を支援してます!

私が主催する一般社団法人職人起業塾では、社員職人育成とこれから職人の内製化に挑戦したいと思われる会社の支援を積極的に行っています。関西での研修では、期を重ねる毎に社員職人さんの参加が増えており、施工管理者を中心とした現場マネジメント改革を起点に社員職人の採用、育成に歩を進められる会社が少なくありません。昨日の大阪職人起業塾の懇親会では、(私を含め)半分以上がマーケティング理論を学ぶ大工と言う、世にも稀な飲み会になりました。(笑) そんな中、淡路の大工、岡部さんから「高橋塾長はこの先一体何がしたいんですか?」と言う本質的な質問が(ビールの勢いに乗って)繰り出されました。私の答えは明確で、端的に言うとミッションに掲げている「職員の社会的地位の向上」であり、この問題解決が、工務店が生き残っていくために必要な職人不足を解消し、工務店業界に革新を起こすと確信しています。

職人はマーケティングを学ぶ真の目的。

私が酔った勢いで熱く語ったのは、「その第一歩として、君たちがまず豊かな暮らしを送ってくれんといかん。最低でも地方公務員になるのと同じ位の生涯所得を手にできるようになってくれ、そうなれば多くの若者がこぞって職人になりたいと我々の会社の門を叩くようになるやろ」と、10年20年先の体力が衰えてきたときの職人の働き方について正面から向き合い、年老いてから今よりも多くの所得を得られるように今から準備するべきで、「そのために俺が今職人起業塾で稼ぎ方を君たちに教えている。」と研修を行っている目的を改めて念押ししておきました。

武器も無しに戦場に行くんじゃねーよ。

そんな勢いのまま、一緒に飲んでた大工たちに、「職人起業塾に学びに来たおかげで未来がパッと明るくなったやろ、未来のぼんやりした不安が消えたんじゃないか?」と質してみたたところ、5年目大工の向所君はキラキラした目でハイ!と気持ちよく答えてくれました。(他の大工さん達も含めて)正直今までは、目の前の仕事をいかに美しく効率よく仕上げて、現場作業の生産性を上げるか、いかに早く先輩と同じように稼げるようになるかのみに意識を集中しており、本当は考えなければならない50代以降のキャリアパスについて目を伏せて、考えること自体から逃げていたといいます。人生全て計画通りに行くわけではなく、ケ・セラ・セラ、なるようになるとも言いますが、素っ裸で火の海に取り込めば火傷するのは当然で、本人だけなら良いですが家族や子供がいる以上そんな無責任なことでは困るのです。

未来から目を背けるのは終わり。

今は消費税増税の需要先食いもあり、建築業界は本来の市場以上に活性化していますが、来年以降、人口減の煽りで右肩下がりに景気が悪くなる事は自明の理です。そして、需要減少よりももっと加速度的に進むのが職人不足であり、仕事は無いわ、有っても職人が捕まらず着工できないわ、では事業の継続は難しくなるばかりです。職人の内製化、育成の必要性は建設業界の経営者は殆どの方が感じておられると思いますが、思い切って舵を切れないのは、社員化と育成にかかる莫大なコストです。その解消は職人自身に社員である事で顧客接点に出てきてもっと効果的に利益を上げる働き方に寄与して貰うことであり、それが、私達が職人育成にマーケティング理論を組み込んでいる理由です。そんなこんなで、確実に来る未来から目を背けるのをやめて、未来を担う建築現場人財の育成に取り組もうと思われる方は一度私と飲みに行きませんか?お誘いお待ちしています。(^ ^)


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懇親会こそ真の学びの場。〜潜在能力の使い方〜

平成31年4月19日晴れ

大阪塾も終盤戦。

今日は新大阪にて第12期職人起業塾@大阪の第13講の講師役で朝から夕方までの丸一日の講義&グループコーチングと、大阪塾ではすっかり毎回のお約束になった塾生有志との懇親会で夜遅くまで熱く語り続けました。早いもので今期の大阪開催も残すところあと2回、横山桂子先生のコミニケーション講座の仕上げと、来月の私が担当する塾生たちによる卒塾検定のプレゼンテーションを披露してもらう最終講で終了です。「研修は終了が本番のスタート」といつも言い続けておりますが、卒塾後に本格的に取り組んでもらう塾生自らが考えたマーケティング理論に則ったアクションプランも徐々に仕上がって来ており、実践の結果報告を聞かせてもらう最終講での検証が楽しみになってきました。半年の長きにわたる研修も終わってしまえばあっという間、と言うのが毎回感じる感想ですが、今回は何故か特に早かったように感じます。

研修後は毎回飲み会。(笑)

今回、大阪で開催している研修は地元関西ということもあり、研修終了後に毎回、近くの飲食店で懇親会を行いました。同じ大阪で開催していた第1期生が頻繁に飲み会をしていた関係で、その時のメンバーと同じ会社から参加されている塾生さんが先輩に「毎回、塾長との飲み会があるから」と開講前から言われていたらしく、常日頃から「研修の真の学びは懇親会にあり」「セミナーは懇親会のチケット」と当日の学びを振り返り、咀嚼し深める時間を推奨している私としては期待に応えない訳にはいきません。致し方なく、というよりも喜んで(笑)ビールを飲みながら熱く語り会う時間を持ち続けました。当然、今日も西中島南方の安い中華料理屋さんに7名ほどで乗り込んで、研修で伝えきれていない補足説明や、塾生からの質問に答えつつ、熱く語りあいました。

最も重要なコンセプト。

今日の講座では終盤に差し掛かったこともあり、これまでレクチャーした原理原則論の振り返りを行いました。マーケティングの9つのコンセプトの中で最も重要な位置付けになっているのが「状態管理」であり、P/PCバランスと言われる成果を手に入れるには目標達成能力を高めなければならないという至極当たり前の原則です。そして状態管理とは習慣と切っても切り離せないものであり、また、人生は習慣が作ると言われる程、習慣の力は物凄い破壊力を秘めています。ナポレオン・ヒルが示した「思考は現実化する」概念も状態管理の延長で影響力を広げていく事で実現すると講座の中で説明しています。

懇親会での補足レクチャー。

今日の懇親会の中で、習慣が持つ大きな力の根源を補足として説明しました。人間の能力は3%程度しか顕在化しておらず、殆どが使われていないと言います。誰しもが潜在能力を解放すれば圧倒的なパフォーマンスを発揮できる可能性を持っており、殆ど使われていない潜在意識を活用する事でその無限とも思える力を解放できると言われています。そのヒントとして、エミール・クーエ(Émile Coué)は潜在意識の4大原則を以下のようにまとめられています。
(1)意思と想像力が反目する場合、勝つのはつねに想像力の方で、例外はありえない。
(2)意思と想像力が相争う場合、想像力の力は、意志の力の2乗に正比例する。
(3)意思と想像力が同調している場合、そこから生ずるパワーは、両者の和によってでなく、積によってはかられる。
(4)想像力は誘導可能である。想像力は誘導可能である。」

催眠療法or習慣。

この潜在意識の誘導こそが、「絶対無理!」と思えるような目標を達成し、思考を現実化するのを大きく助けてくれると昔から言われ続けており、私は自分自身の経験からヒプノセラピー(催眠状態で行う心理療法)を受ける事を推奨しておりますが、なんだか怪しいと思われがちなので、最近はもう少しとっつきやすい方法論としてサブミナル効果としての習慣を強く推しています。サブリミナル効果というと映像の中に目視では認識できない画像を繰り返し挿入する事で無意識の内に誘導する悪い使い方?が有名ですが、SUB(サブ・~の下に)とLIMEN(ライメン・しきい限界)の合成語で、意識のしきい(限界)の下、つまり、自覚される認識レベルの下位という意味で、潜在意識のことを指しています。その意味では意識的に繰り返し行う習慣も無意識に行えるレベルまで継続すると、サブミナル効果によって潜在意識のコントロールにつながる事になります。

懇親会こそ真の学びの場。

結果は状態に由来して、状態管理は習慣が担う。そして、当初は意識的に行う習慣も、自然体で出来るくらいまで繰り返し続けると、サブミナル効果が発動し、潜在意識、潜在能力を開花させる事につながります。習慣が人格を作り、運命を変える。と言われる所以はこの辺りにあると思っていますし、徒手空拳で何の強みも取り柄もなかった私が20年も事業を続けて来れたのはひとえに習慣の力と潜在意識、潜在能力の解放が多少なりとも出来たからだと思っています。マーケティングの研修で話すには少し偏った?内容なので、講座の中ではあまりこの手の話はしませんが、懇親会の酒の席では習慣の爆発的な力について、遠慮なく持論を展開し、「是非ともこれまで使って来なかった93%の能力を解放してもらいたい!」と熱く語っています。飲み会の参加者は完全制覇の永谷大工とか、メンバーが偏って来たので、たまにはと思いそんな事もここで共有しておく事にします。塾生の皆さん、懇親会は真の学びの場ですぞ。笑


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職人起業塾14期、15期募集

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次回の開催は5月30日(木)です。テーマはビジネスモデルキャンバスのフレームワークを使って「リフォーム工房おおばやし」のビジネスモデルを考案するホットシートのワークショップです。年間にのをスケジュールから変更になっており、場所も三木市での開催ですのでお間違いなく。

69回【元祖】職人起業塾&波動セラピー


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タイムマネジメントWS@第68回元祖職人起業塾。

平成31年4月18日 晴れ

ギリギリセーフ。

今日は朝のラジオ体操を終えてすぐに設計メンバーとの定例ミーティング。予定通りに1時間で確認や情報共有をした後、スタッフ側からの意見、要望に対する議論を始めたところで茶の湯のお稽古に行く時間となりタイムアップ。議題に挙げたいことがあれば事前に言っておいてね、とずっと以前には会議の心得として言っておりましたが、別段ルールになっているわけでもなく、時間の分配をしてあげれずに尻切れとんぼな感じになってしまいました。ここらで改めて、もう一度ミーティングのルールを仕切り直して会議前の事前のコミニケーションをとるようにしようと反省することになりました。ギリギリまでミーティングをしていたので結局、乗車する予定の在来線には乗り遅れてしまいましたが、新幹線と言う奥の手を使ってお稽古にはなんとか時間通りに間に合い、気持ちよく平成最後となるお点前のお稽古をお茶碗飾りと旅箪笥の芝点て薄茶と充実の内容でつけていただき、今月も心を整える時間を持つことができました。セーフ。(笑)

第68回元祖職人起業塾

昨日は夕方から毎月すみれ本社で私が主宰している無料のマーケティングのグループコーチング形式の勉強会、元祖職人起業塾を開催しました。記念すべき平成最後の開催のテーマは「タイムマネジメント」と、改めて初心に返り時間の効果的な使い方について見つめ直す時間としました。4月から新たな年度に入っていたタイミングなのか、元号が変わって新しい時代に突入するからか、何年も勉強会に参加しておられなかった方が復活されたり、遠方からにも拘らず、新たな参加者があったりと昨日も大いに盛り上がりました。そんなタイミングから鑑みて、「タイムマネジメント」と言うテーマは非常にタイムリーで良かったのではないかと私自身すっかりご満悦です。(笑)

PC(目標達成能力)は第二領域で手に入る。

私たちが延々と学び続ける原理原則系マーケティング理論の最も重要なコンセプトの1つが「状態管理」です。これを担うのは第二象限とか、第二領域と言われる緊急性の低い重要な事柄に意識をおき、時間を割いて取り組むことで、スティーブン・R・コヴィー博士がその著書の中で示された「P/PCバランス」(成果は目標達成能力に由来する)と言う当たり前すぎる原理原則の力を使い成果を手にするには目標達成能力を身につけて成長することが不可欠で、それは第二領域の時間を確保するしか道はありません。逆に言うと、忙しい日常の中で、緊急性は無いが重要なこと、例えば、知識、技術の習得、心と体の健康状態の管理、コミュニケーション、信用の蓄積、組織作り、仕組み作り、ビジネスモデルの構築等々、今すぐやる必要は無いが、いつかやらなければ事業や人間関係がダメになる、つい先送りしてしまいがちな大事なことに時間を割り振り、スケジュールを決めて取り組む事に他なりません。先送りをやめて、スケジュールに組み込んで確実に積み重ねることができれば、その行なった分だけの成果は間違いなく手に入ることとなります。

http://www.franklinplanner.co.jp/system/important.html
http://www.franklinplanner.co.jp/system/important.htmlフランクリンプランナーHPから拝借。

結果は準備が全て。

分かりやすい例として、切り口を少し変えて、誰もがその努力と習慣力を認める、平成時代を代表する大スター、イチロー選手の言葉を引用して状態管理=準備の大切さを改めて説明しました。大事なことは分かっている、でも目先は急ぎの仕事を先にしないと、と、状態管理への取り組みを先延ばしにしてしまうのは(モチロン、私も含めて)誰しも少なからずあると思います。その先延ばしが次の不安定な状態を生み、さらに第二領域に使い時間を狭めていくと言うジレンマに陥ってきた自分自身の経験から、まずは無理矢理にでもスケジュールに第二領域の取り組みを押し込んでしまうことの大切さを塾生の皆さんに熱く伝え、練習として、1月先の勉強会までに取り組む第二領域のタスクを決めて、スケジュール帳に落とし込んで頂きました。気になってたけど、先送りにしてたなー。と言う事は少なからず誰にもあり、それに手をつけてもらうきっかけになったのはひょっとしたら非常に大きなチャンスに大化けするかもしれません。

状態管理の鬼、イチローの準備、5つの心構え。

1.結果は本番前に決まっている
2.準備とは「言い訳を排除する」こと
3.本番に強い人に共通する「習慣」とは準備
4.心と体を万全に整える
5.仕事のルーティンを疎かにしない

Time is money!

「時は金なり。」と言う有名な言葉は13の徳目で有名な元アメリカ大統領 ベンジャミン・フランクリンの言葉ですが、金融科学が発達した現代において、ローンや割賦で商品を買うことが普通になりました。住宅や車などの高額商品は本来、お金がなければ手に入ら無いはずを、先に手に入れる事ができるのは素晴らしい事ですが、お金を貯めるまでの時間を提供する費用を用立てて利息や金利を得る金融産業は世界中で大きな富を手にしました。銀行では金利の正式名称を「期限の利益」と契約書に書くように、現代ではまさに時間をお金で買うのが通常となっており、概念的なことではなく、リアルに時間=金なのです。そして、金は貯蓄しておけますが、時間は溜め込む事が出来ません。人は毎日確実に死に近づいていきますし、それはいつ訪れるかも分かりません。ただ、全ての人に平等に金と同義である時間が毎日86,400秒の時間が配分されており、それを活かして未来へ投資できるか、腐らしてしまうかは「タイムマネジメント」時間の使い方にかかっています。

タイムマネジメント
タイムマネジメント

あとはやるだけ、(気合いだけあれば)簡単じゃん。

昨日のワークショップでは参加者全員に、改めてタイムマネジメントを実践してもらうために来月の開催までに行うタスクを「目的、目標、方法、時間(スケジュール)、期限の5つの観点から決めて頂きました。見なければならない研修用のビデオを見る、購入して放ったらかしのCADソフトを使えるようにする、資格取得の勉強を始める、課題図書を5冊読了する、ペーパーレスの仕組みに移行する、イベント集客の為にコンテンツを練り直し、一本釣りの声がけをする、新しいジャンルのコンテンツブログを20本書く、放置していたホームページをリリースまで持っていく、サンキューカードに率先して取り組み、社内へと落とし込む、店舗案内のリーフレットをリニューアルする、等々、皆さん、以前からいつかやらないと、と思いつつ、手をつけてなかったタスクに取り組まれる事になりました。来月の元祖職人起業塾、記念すべき令和元年第一回目の開催は5月30日(木)。三木市の「リフォーム工房おおばやし」社のショールームにお邪魔しての出張開催、ホットシートのワークショップを行います。その時に今回、皆さんがコミットメントされた目標への進捗を訊けるのは今から本当に楽しみです。その目標もスケジュール帳に書き込んだので、あとはやるだけ。皆さん、気張って成果に結びつけてください!陰ながら応援しています!(笑)

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時間(=人生)のマネジメントについて改めて考えを巡らす時間を持ちませんか?「今の時間の使い方で未来に手に入る成果は大きく変わるのは分かっている、でも、忙しいし、、」と私も長年悩み続けておりましたが、少しずつですがマネージ出来る様になって来ましたよ。(笑)

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「犬渡り」の是非 〜目的と手段の考察 vol.31〜

平成31年4月17日快晴

早くも初夏の陽気!

日中の気温がとうとう20度を超え半袖のシャツ1枚で過ごせるポカポカとした最高の天気の下、今日は春と秋に1度ずつある恒例のチャリティーゴルフコンペでした。神戸を中心とした兵庫県下に安心してリフォームできる環境を作ることを目的として、自治体と連携して生活者向けの啓蒙セミナーや工事品質を担保できる企業の認定基準を定めたり、技術研鑽の研修会を行ったりと、地道な活動を続けているひょうご安心リフォーム推進委員会は会員の協賛金と手弁当で運営をしており、いわゆる収益事業を持っていない貧乏NPO法人で、この年2回のチャリティーゴルフコンペが数少ない収益の柱となっています。今日も大勢の方にご参加いただき、私も張り切ってチャリティーに励んできました。皆様ありがとうございました。(笑)

目的が良ければおまけがついてくる。

私の活躍もあり、今回もめでたくチャリティーの目標額歩達成したようで何よりですが、ゴルフコンペ開催の主たる目的はあくまでも会員と関係者の親睦を図る場であり、募金集めはあくまでもオマケに過ぎません。最高のゴルフ日和となった好天の下、どの組のメンバーさんも楽しそうに和気あいあいとラウンドされていたのを見て、チャリティー金額だけではなく本来の目的もしっかり達成されていると感じました。建築系のNPO法人の集まりだけに、建築関連会社の方も多く、ゴルフコンペでご一緒したのをきっかけに、仕事を助けたり、助けてもらったりすることも少なからずあり、本来の目的とは若干離れますが、グリーンコミニケーションを行うこと、善い目的を持った行動には付随して良いことも多くあるものだと思った次第です。

目的意識最重要論。

私は仕事において最も重要な事は目的意識を持つことだと思っています。「何のために?」と言う設問を自分自身常に投げかけながら業務に向き合うことで目先だけのことに囚われるようなおかしなことをしなくなるし、顧客接点を持つ全員が顧客と目的意識を共有する事が、完了後に満足してもらえる工事ができるか否かの分岐点だと思っています。しかしながら、目的と手段は全く異なるはずなのに、日常の業務を繰り返しているうちにそれらを混同したり、優先順位が逆転したりすることが往々にしてあります。非常に残念で、看過はできませんが忙しい毎日を過ごしていると自分自身に対する問いを持ち続けることさえ難しいのが現実です。

とあるカリスマの目的と手段の考察。

先日、とあるカリスマ経営者さんのメールマガジンにこんな文章がありました。

「ある講演で聞いた話。交通事故には、実は歩行者が横断歩道を歩行中に車にはねられているものが多い。これだけで聞くと、「ああ、歩行者が信号を赤信号を無視して渡ったのだろう」と思うのだが、よく調べてみると、そうではなくて歩行者が青信号で横断歩道を渡っている時に事故に遭うケースも多く含まれている。これは自動車の運転手が赤信号を無視し、または気づかずに事故を起こしているというもの。それを聞くと「車の運転手がいかに悪いか」ということが議論になるが、実は本質はそこではない。赤だから車は停まるだろう、青信号だから安心だ、と何も疑問を持たずに横断歩道を渡っている歩行者に問題があるのではないか私は思う。〜中略〜 赤信号は“止まりなさい”はルールだが目的ではない。手段である。目的は「安全を確認し、横断歩道を渡る」だ。本質的に言えば信号の色が重要なのではない。いくら車の運転手を非難しても事故や怪我は元には戻らない。信号を守るというルールは秩序を守る重要な役割を果たしているが、それはあくまで手段であり、目的ではない。ルールを守って秩序が保たれていることも目的ではなく手段である。

と、この春から社会に足を踏み入れる新社会人に手段と目的をしっかりと見極めて、本質に近づくような仕事人になってほしい。とエールを込めて締め括られておりました。

犬渡り論争。

このコラムを読んで私は、このところ近しい人達の間で小さな論争を巻き起こしている「犬渡り問題」を思い出しました。犬渡りというのは、信号も横断歩道もないところで道路を野良犬のように横断する行為で、先日はTVの朝の情報番組でもこの問題が取り上げられていました。こんな些細な事を取材して公共の電波で流していることに驚きましたが、犬渡り=法律違反=罪であるという意識が広く世間に認められているのだと改めて感じたのです。確かに、とある教育コンサルタントの方が、「赤信号を無視して横断歩道を渡る倫理観のない人とは仕事をしない。」と言われているのを聞いて、恥ずかしながら自己責任犬渡り容認派の私としてはギョ!としたことがあります。確かに、街中の交差点で多くの人が赤信号で止まって待っている中、車の往来が途切れたからといって横断歩道を渡り出すのはどうかと思います。つられて渡って事故に遭う人もいるかもですし。しかし、人通りも車通りのない郊外の道でポツリと信号待ちをする事はナンセンスだと思うのが私の中では普通な感覚となっており、私自身もつい、犬渡りをしてしまいます。ちなみに、私の自宅から表通りに出て、道路を挟んですぐ目の前にあるアイスクリーム屋さんに行こうとすると、横断歩道は50メートル以上離れたところ、反対側は横断歩道まで10メートルですが、3回信号待をしなければなりません。もちろん、私は常に犬渡りです。(笑)

100人いれば100通りの正義がある。

もう一つ、私に大きな影響を与えているのは、未だにお客様としてお付き合いがある、若い頃に勤めていた佐川急便時代の上司と数年前に雑談していた際、淡路島のおばあさんに怒っていた事です。それは、天気の良い真昼間、人通りも車の往来も無い所でおばあさんが押しボタン信号を押して信号を渡ったと憤慨しておられました。その婆さんのおかげで飯も食えない程忙しいのに誰もいない所でじっと停車しなければならなくなり随分イライラしたようです。この話を聞いていると、自分一人のために車の往来を妨げるおばあさんが自分勝手な事故中心的な行動をとっているように思えてきて、それからと言うもの車の往来の少ない場所では出来るだけ押しボタンを押さずに犬渡りする事を心がけています。(笑) それにしても、事実は一つ、解釈は無限と言われますが、人の正義って本当に人それぞれなのだと思わずにはいられません。元上司が言われた事は基本的には違法ではありますが、それが絶対に人様の迷惑にならず、自己責任の範疇で完結できて、逆に役に立つのなら、闇雲に押しボタンを押す事なく、よく注意して道路を渡る方が良いと私も思うのです。

超法規の判断が出来る為には哲学を持つべし。

法治国家に住まう私たちは法律遵守は当然の義務です。また、企業や組織にも規則やルールがあり、そこに属するのならそのルールを守らなければなりません。無論、これは大前提ですが、それでも敢えて考えるべきは法律や規則、ルールを定める目的が担保されることであり、この目的を見失っての規則やルールの遵守は大いに問題があるし、場合によっては逆効果になりかねません。決してルール違反、法律違反を奨励するつもりはありませんが、今の時代は法律を守っていればそれで良い時代ではなくなっており、超法規的判断を求められていると思います。少し前になりましたが、舛添前東京都知事が(政治家なら殆どの人がやっている)政治資金の流用をSNSで責められて「適法だが不適切」との迷言を残して辞職したのが分かりやすい例で、「法律だけ犯さなければ良いやろ。」と最低限の事しか守らない人や企業は淘汰される時代になっていると考えれば、これからの令和の時代には今まで以上に目的意識を明確に持つことが求められると思うのです。何のために?と言う問いを繰り返し自問自答することで、手段と目的の履き違え、違法でないが不適切な選択を排除する事ができると共に、自己責任の範囲で選択できる自分の正義、哲学を持つべきだと思うのです。どちらにしても一度きりの人生、自分の人生哲学を持ち、それに沿った生き方をしたいと思うのです。

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地場産木材活用とてんこ盛りのお得情報。

平成31年4月16日快晴

地元産木材活用の日

春らしい良い天気が続きます。今日は午前中に兵庫県の地元の木材を用いた家づくりを推進する工務店の集まり、兵庫木の匠の会の理事会とさらにもう1歩踏み込んで、林産地である山と街をつなぐ活動を推し進めるひようご木づかい王国学校の研修会&定例会のダブルヘッダーで、両方の団体とも役員を仰せつかっている関係で忙しい一日になりました。どちらの団体も目的は地元の木の活用と山の循環を保全するという、スケールの大きな理念を掲げており、私達、地域工務店からすると少しピントがずれた様なざっくりした感じですが、大手ハウスメーカーやビルダーはコスト重視で地域材を全く使わないのが殆どで、私達の様な地域密着の工務店が見捨てると地元の山で育った杉や桧は全く建築資材として使われなくなってしまいます。そう考えると地道に過ぎる活動ですが、地域材活用の普及、啓蒙活動をやらねばならないと思うのです。

工務店は地場産業。

とは言え、家を建てるのは個人オーナーさんが殆どで外国産の木材に比べて(若干)割高な地域材を使いたいと言われる方は滅多におられません。「見た目も強度も同じならわざわざ高い木を使う意味ある?無駄じゃね?」と思われるのも無理ないと思うのですが、家は土地に建てるもの、長年住む地域が寂れ、荒れると家に住み続けるのも難しくなったりするわけで、その土地にに住まい続けるのなら地域が盛り上がる方がいいに決まっています。また、年々花粉症に苦しまされる人が増えていますが、杉や桧は樹齢50年〜60年くらいから花をつけ始め花粉を飛ばし始めます。60年で伐採して苗木を植える循環が整っていれば花粉の飛散量は今の様な酷い事にならず、アレルギーで苦しむ人も今ほどでは無かったはずです。コスト重視で安い外材を使い続けた結果、国民病とも言える花粉症を引き起こしてしまったとも言えると思っていて、このまま放置していると花粉の飛散量は加速度的に増え続ける訳で、次世代に受け継いでもらう環境はもう少しマシにしておかなければと思うのです。

木を使うメリット拡大中。

すみれでは新築はもちろんの事、リフォームでも地元産の杉や桧を使う事を推奨しておりまして、外国産木材に比べて割高な分を補うメリットとして自治体と金融機関がタイアップして作った超低金利固定型住宅ローンの利用をオススメしています。行き着くところまで行った金融緩和政策のおかげ?で無金利状態になって久しい住宅ローンですが、これから上がるしかない金利を考えると固定型を選択するのは難しい選択ではありません。原則、フラット35より1%低めの設定とされている兵庫県産木材利用特別融資は十分メリットを感じてもらえると自信を持ってお勧めしています。その他にも、今期は構造材の60%以上を地域材を使い、なおかつ木質の仕上げが見えるような設計にすると30万円の補助金の交付があったり、外構工事で合法木材の塀や柵を作る場合は1メーターあたり3万円の補助が出たり、非住宅型の建物には別の補助金があったりと地域型グリーン化事業以外にも併用して利用できる木材利用にまつわる補助事業があれこれと予定されています。半世紀前に植林された木々は国の宝でもあります。循環型社会への移行には国土の半分以上を占める森林の再生と保全は欠かすことができない重要なタスクだと思っていて、補助金の内容の是非はさて置いて、地域材活用の必要性を知ってもらえるのは良いことだと思っています。

ハーネスとやくいた。

ひょうご木づかい王国学校では、2ヶ月に1度定例会を開催しており、運営にまつわる会議の他にもメンバーさんが持つアセットを生かしてもらう研修会を開催しています。今回は安全帯や現場用腰袋のメーカーである基陽さんに来ていただき、高所作業のハーネス着用義務化の法改正に対する勉強会をしていただきました。すみれの協力業者の屋根工事や外壁工事に従事する職人さんにも参加してもらい、改めて安全意識の喚起と万が一転落しても絶対に重大事故にならず、命を守れるようにと、命綱の重要性を再度見直してもらいました。もう一つは、MPパウダーと言う珪藻土のメーカー兼販売店として有名な山本太郎さんにお越しいただき、屋久島での森林再生の取り組みと屋久杉由来の杉と言われる屋久島で採れる杉を加工した驚きの性能を持つフローリング材を紹介してもらいました。私たちの自立循環型社会への取り組みに幅広いジャンルの方が賛同してお手伝いいただけることに感謝するばかりです。

お得情報てんこ盛り。

本日1番のニュースというか、嬉しかったのは国交省が毎年行っている長期優良住宅の新築オーナーへの助成金、地域型グリーン化事業の制度が変わり、事務局の掛け持ちが仁間しかできなくなったのを受けて、以前から外部委託している事務方に今年度の申請の窓口も受けてもらえるかどうかが微妙なことになっておりました。代表者の本橋さんに電話で確認してみたところ、「数あるグリーン化事業の団体の中でも、熱心な取り組みをしている私たちひょうご木づかい王国学校は是非引き続き引き受けたい。」と言っていただけたことです。自社で新築の相談をいただいている案件ももちろんありますが、メンバーさんの期待に応えることができるようになり、ほっと胸を撫で下ろしました。そんなこんなで、今年度も新築もリノベーションもお得な制度がてんこ盛りに活用できますのでご興味ある方はお気軽にお問い合わせください。内装木質仕上げの補助金や合法木材活用の外構木質化補助金等の情報提供をいたします。ただし、ひょうご木づかい王国学校のグリーン化グループには当初からご賛同いただいた企業様しか参加いただけませんのであしからず。(笑)


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理念と実践@第四回 建設職人甲子園 全国決勝大会。

平成31年4月15日 快晴。

未来への種植え。

先週末は52歳ににしてまたもや入学したXデザイン学校大阪分校の初回の研修からの懇親会、そのまま大阪に泊まって昨日は始発の新幹線に飛び乗って栃木県宇都宮市で開催された第4回建設職人甲子園全国決勝大会に参加、オーディエンスとしてお気楽に観させてもらうつもりでしたが、会場に入ったらすぐに呼び止められて、「高橋さんって大工さんですよね、ちょっと手伝ってください!」と子供向けの職業体験コーナーの木工ブースに引き込まれ、結局、小さな子供たちに金槌の使い方をレクチャーしながら、(いつものことですが)「キミ、飲み込みが早いねー、才能あるんじゃない?大きくなったら大工さんになってみない?」と人材不足に喘ぐ建築業界の未来への種まきをコツコツと行いました。「うん!大工さんになる!」と素直に言ってくれるちびっ子や、「ものを作るのが好きなので良いかもねー」と援護射撃をしてくれるお母さんまで現れて、我ながらえー仕事をしたと思います。(笑)

未来へのビジョン。

肝心の建設職人甲子園決勝大会は未来へのビジョンを語るプレゼンテーションの地区大会を勝ち上がって来た2社による全国No.1を決定する決勝戦が行われ、1週間前の壇上企業の支援会で私が目に涙を溜めながら熱くアドバイスをした松倉設工が見事優勝となりました。私は職人支援の事業を行なっていることもあり、第一回大会の前のリフォーム甲子園の開催の時から毎年参加し続けていますが、今年は初めて決勝大会を客席から観るだけではなく、プレゼンテーションを作り上げる過程から参加して、壇上に立つ企業の熱い思いを聴いたり、本気のフィードバックを送ったりと、プロセスから参加する機会に恵まれたお陰て、今までとは少し違う立ち位置で観れたような気がします。プレゼンテーションの完成度とか、伝わった想いとか、そんな事を評価するのではなく、無口で口下手な若い職人が苦手でやりたくも無かったであろう自己表現に必死に取り組んでいる姿はそれだけで胸が震えましたし、チームプレゼンなので3人で登壇するルールにもかかわらず、結局一人で壇上に立った工務店経営者の苦悩とプレッシャーと、なんとかせねば、との決意は痛いほど共感しました。いつもではありますが、今回も魂が震えるような感動と気づきと学びを頂けました。運営の皆様、ありがとうございました。

同じ理念。

建設職人甲子園の理念は「共に学び、共に実践、共に輝く」と定められています。これは言葉のニュアンスが少し違うだけで、私が主宰している一般社団法人職人起業塾が掲げているミッション「職人の社会的地位の向上を叶える」と目指している目的は、ほぼ同じです。甲子園はチームでプレゼンテーションをする機会を持つことで、チームビルドや理念の再考と共有、本質的な内容を話し合うコミュニケーションを通して行動へのモチベーションを燃え立たせます。私たちの活動の内容はグループコーチングを中心とした研修で職人等の現場実務者に学ぶ場と実践する場を提供しており、その成果として現場品質、顧客満足の向上や効率化、効果性のアップによる利益への寄与等々、今までよりももっと具体的に大きな価値を創造し、やり甲斐と共に当然還元されるべき所得をあげて、もっと豊かな暮らしをして貰うこと。職人が学び、実践を繰り返すことで現場での仕事を「喜ばれ、尊敬され、儲かり、楽しく、安心して」働ける環境にしていく事を目指しており、甲子園の活動と同じ線上ににあると言っても過言ではないと思っています。そしてこれらが建設業界の最も深刻な問題である人材不足、技術の断絶を根本的に解決する唯一無二の方法だと思っています。一般社団法人職人起業塾の目的はこちら↓

コンセプト・目的

理念の体現を目の当たりにする。

今回の建設職人甲子園の全国大会、支援会、懇親会等々で様々な職人会社の経営者さんと話す機会があり、すごいなーと感心させられる取り組みをされているお会社も多く、その中での共通項を考えると、やっぱり明確な理念とその共有が何よりも重要なのだと感じる事がたくさんありました。
中でも、職人甲子園が今の形式になった4年前の第一回大会で私が涙を拭くのも忘れるくらい感動した、自分のことを「ぽんこつ」と言い切ったプレゼンテーションをした、見るからに学歴社会から弾かれそうな若者が今も元気にイキイキと鳶職の仕事をバリバリこなしていると林社長から聞かせてもらったのにはまさに「共に学び、共に実践、共に輝く」を体現されているのだと再び胸が熱くなりました。その当時のブログはこちら、

第一回建築職人甲子園Tokyo 〜職人の魂の叫び〜

 

理念の再考から。

今日は宇都宮を後にして滋賀県彦根市にて以前から参加したかった「構造塾」にスタッフみまっちと一緒に学びに行きます。毎日のように学びの時間を持てることに心から感謝しつつ、「学びに価値なし、行動に移し、習慣、仕組みに定着させて初めて価値。」を胸に刻み、とにかく早い行動を心がけます。まずは、おざなりにしていた訳ではありませんが、ミッションのみしか明記していない一般社団法人職人起業塾のHPを修正すべく、今一度、理念の見直し、明文化に取り組む事とします。もちろん、来年の20周年に向けてリブランディングを目指しているすみれ建築工房もスタッフの意見に耳を傾けて理念の再考を進めます。とにかく、事業の目的は理念の実現。何を始めるにもまずは理念から。良い刺激と学びを頂けた週末となりました。ご縁に心から感謝します。


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日時は4.23 場所は三ノ宮のオサレコワーキング「WAY OUT」です!

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建築実務者向け実践型現場マネジメント研修
□ 第14期生  【 東京会場   2019年6月24日~ 12月6日 】
□ 第15期生  【 大阪会場   2019年7月19日~ 1月16日 】

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時間(=人生)のマネジメントについて改めて考えを巡らす時間を持ちませんか?「今の時間の使い方で未来に手に入る成果は大きく変わるのは分かっている、でも、忙しいし、、」と私も長年悩み続けておりましたが、少しずつですがマネージ出来る様になって来ましたよ。(笑)

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Xデザイン学校 マスターコース#1 課題の抽出

平成31年4月13日 晴れ

春うらら。

春らしい穏やかな晴天の日が続きます。そろそろ4月も中旬、今週は冬に戻ったかと思う寒さでしたが、ここまでくると流石にもう寒さが戻ってくる事はないのでしょうか。あと2週間もすれば一年で一番気持ちのいい風薫る季節となります。寒さに強くない私としては本格的な春の訪れは嬉しい限り、と言うか、意味もなく気持ちがアガリ気味で、自然にあれこれとモチベーションが高くなります。相変わらずの単純さですが上向きの方向なのでよしとしましょう。(笑)

52歳で入学。

先週、近隣の小中学校では満開の桜の下で一斉に入学式が行われ、初々しい姿の子供や若者の姿を多く目にしました。SNSをのぞいてみると新入社員を迎え入れられた企業の入社式の模様が数多く投稿されており、大人も子供も大きな期待と少しの不安を抱きながら、新しい環境に飛び込んでいく季節なんだなー、なんて思いながらそれらを眺めておりました。実は私にとっても決して他人事ではなく、この度、入学願書を提出していたのが認められ、私自身も本日、めでたくX デザイン学校大阪分校のマスターコースに入学いたしました。

4年目の挑戦。

実在する企業に課題を出してもらい実際に事業としてリリース出来るようなサービスデザインの新規企画を考案することを目標にしてチームメンバーと1年間通してワークショップを行い、UXデザイン、サービスデザインを実務レベルで学ばせてもらえるこのXデザイン学校、私は今回のマスターコースでなんと4年目になります。そろそろデザイン思考、UXの哲学が理解出来て実業にも落とし込めないといけない時期に来ていると思うのですが、起業してからこれまでの、成功体験とまでは言わないですが、それなりに事業を立ち上げ、ビジネスモデルを構築してきた経験から染み付いている思考、バイアスに囚われたままで、なかなか新しい感覚への切り替えが出来ずにいるのが実際のところで、今度こそ、この一年で一皮剥けてみせるぞと気合を入れて今期のスタートの研修を迎えました。

 

課題。

この度、課題を出してくださったのは大手食品メーカーのH社で、新規事業開発部の担当者さんにお越し頂いてビジネスインタビューをするのが第一回目のテーマでした。私たちに課せられたのは、5年後に売り上げ10億円、営業利益20%の新規事業の考案で、第一回目の今日はその企業の担当者さんの説明を受けて「良い問いを立ててユーザーと会社の課題を解決する」ための課題抽出でした。業界トップの新規事業企画部の方が考え付かない切り口を持ってサービスデザインを考えねばなりませんが、普通に考えると、その業界に精通したプロが思いつかない様な課題を見つけ、唸られるようなサービスデザインを私たちのような畑違いの者がおいそれと思いつくなんて事は簡単なわけがありません。あえてその難問に取り組む訳で、ビジネスモデルキャンバスをメモがわりにして閃いた程度でいいアイデアが生まれるはずもなく、気合いを入れて臨んだはずの初日をまたもや悶々とした感情を腹の底に溜めたまま終えることとなりました。

イノベーションで文化を作る。

奇しくも、その企業の海外事業を切り開いた方の特集を少し前にTVで見ており、中国の上海で日式のカレー店を出店してそれまで中国には全くなかった日本式のカレーライスを広めて日本独自の進化を遂げたカレーの食文化を定着させることで、本業であるカレールウの販路を切り開いたり、アメリカに渡り豆腐をサラダと一緒に食べるヘルシー食品として定着させたりと食品会社でありながら食文化を作ることから事業を始めると言うすごい業績を叩き出しており、創業時の成り立ちもスパイスを混ぜ合わせて家庭向けのカレー粉を発売したと言うのも、ラーメンと並んで国民食といっても過言でないカレーライスを世に広めた立役者のすごい会社です。

靴屋モデル。

その特集番組を見て、アフリカの奥地で誰も靴を履いていない裸足の文化の地域に靴を売りに行く靴屋の話を思い出してました。誰一人靴を履いていない、靴を履く価値が分かっていない人々に対してただ単に「靴を買いませんか?」と言ったところで誰も見向きもしませんが、怪我の予防や快適さなど、問題解決や価値を伝える切り口を見つけることが出来れば靴を履く文化が広まり、靴屋にとっては巨大なマーケットが出現する事になります。H社は食品メーカーであり、日本最大量のスパイスを扱う商社であり、フランチャイズの本部を抱える外食産業でもあり、と全てが「食」に関するビジネスを展開されていますが、講師の佐藤氏はあえて、「H社のリソース、アセットを鑑みると同社は一体何屋さんですか?」と問われました。私はその本質はサバンナに靴を売りに行く靴屋的な思考が今も息づいているのではないか?新たな文化を広めるのが事業なのでは?とぼんやりとしてはいますが、今回の課題を考えるにあたっての私が持った解と言うかヒントです。

準備が全て。

今回のビジネスインタビューでの最も大きな気づきと言うか、反省点は「準備不足」に尽きます。事前にご協力いただく企業の社名を聞いていたにも関わらず、HPをさら〜と見た程度でろくに下調べもしていないままでビジネスインタビューに臨んだことを心底後悔すると共に、協力企業の担当者の方には申し訳ないことをしたと反省することしきりです。講師の佐藤氏にそのことを話すと、IR情報をはじめ、その企業がリリースしている情報は一通りチェックするのなど当たり前以前のことで、それじゃヒントを得ることなどできないよね、とやんわりした言葉で厳しく諫められました。こんなことだから、UXデザインを3年も学んでいるにも関わらず、上っ面の理解しかできていない状態なのだと、ハタと気付いた次第です。「準備とは「言い訳を排除する」こと」とは状態管理の教祖的存在のイチロー選手の言葉ですが、今年は言い訳をしなくていいように、勉強に励みたいと思います。Bチームの皆様、よろしくお願いいたします!


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□ 第14期生  【 東京会場   2019年6月24日~ 12月6日 】
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