妖怪

暖かいはありがたい

朝の天気予報では神戸の今日の気温は10度まで上昇するとのことでした。一昨日まで滞在していた雪に覆われた極寒の地、新潟とは大違いの暖かな1日になるとの予想になんとなく気持ちも軽やか。ただ、今朝も朝一番から飛び出して大阪にて店舗の原状回復工事の現地打ち合わせに出向き、そのまま滋賀にて設計のみまっちと待ち合わせして新築工事の打ち合わせと今日もやっぱり神戸にいる時間はほとんどありませんでした。とはいえ、大阪も大津も予想を違わず暖かく、随分と過ごしやすい一日となりました。とにかく、あちらこちらからお声がけを頂けるのは本当にありがたい事で、毎日、感謝感謝の連続です。

 

3つの習慣

話は変わって、、相変わらず全国を飛び回る暮らしが続いており、自宅でゆっくりとする時間は皆目ないのですが、それでも毎日の習慣はキッチリ守る様にしています。私が毎日欠かさない習慣は3つあり、思考と健康と情熱の状態管理です。
そのひとつはこのブログ、もう10年以上続けていますが、毎日、日々刻々に考えた事、感じた事、体験した事を発信する事で経験として蓄積し人生の糧となる引き出しを増やすことに心を留めています。2つ目は朝の5分間筋トレ、これも7年目くらいにはなると思いますが毎朝腹筋100回、腕立て伏せ50回を必ず行なっています。毎日の様に人と会い、会食や懇親会で食べ放題飲み放題の暴飲暴食を繰り返しつつもなんとか体重を含め、健康を維持できている源になっています。
最後の習慣は読書。最近、老眼が進んできてベッドに潜り込んでの読書は直ぐに根が疲れて眠ってしまいますが、それでも入浴時間と合わせて30分くらいは本を読む様にしています。ここ数年は出来る限りビジネス本はやめて小説を読む様にしておりまして、毎夜、日常とかけ離れた世界に(意識の中で)身を投じ、ドラマティックな間接体験、夢現の世界に遊ぶ時間を持つことで熱い気持ちを滾らせて、少年の様な冒険心を呼び覚ましています。(笑)

 

他人の人生に学ぶ

その読書習慣ですが、1時間ほどで読めてしまう、しかもどれも帰着するところはほぼ同じ様なことを書いてあるビジネス本を読むよりも、幅広いジャンルの小説を読むほうが随分と為になると思っていて、知人友人からオススメされた小説はアグレッシブに読んでみる様にしています。ただ、自分で選んで購入しようと手に取る小説はつい、自分の好みが如実に出てしまい、どうしても手に汗握り、血湧き肉躍る戦国時代や幕末あたりを舞台にしたものが大勢を締めてしまっているのが現状で、どうも中学生時代ぐらいの子供の頃の趣味嗜好から抜け出すことが出来ておりません。(苦笑)
「50歳も過ぎたことやし、そろそろ一皮剥けたいなー」なんて思っておりまして、、
どなたか、良いきっかけになる様な小説をお勧めしてくださいませ。。

 

脱アマゾンの成果

最近は、脱アマゾンキャンペーンに取り組んでいることもあり、長らく行くのをやめていた書店に足を運ぶことが増えました。広い書店で書棚を眺めながら歩き回り、気になるタイトルの本を手にとって目次を読み、面白そうなら購入するという手続きは未だにAmazonを利用されている方には非効率極まりない、時間が勿体無い所業だと眼に映るかもしれませんが、直感に呼ばれる偶然の出会いと言うのでしょうか、これまで踏み込まない世界や、手に取ることがないであろう書籍に入って行くキッカケになったりしてそれは贅沢で優雅な、刺激的な時間です。そんな予期せぬ出会いから巡り合った本で、非常に面白かったものがあったので以下にご紹介したいと思います。

 

妖怪

妖怪』(ようかい)は、司馬遼太郎の長編小説。1967年7月から翌年4月まで「読売新聞」に連載された。1969年5月講談社刊(ISBN 978-4061304314)、のち講談社文庫。

応仁の乱前後の時代を背景とし、妖怪というものが実際に存在すると信じられた、荒れた室町時代後期の人々の混乱を描く。司馬にとって最後の幻術を扱った小説にあたる。

あらすじ

室町幕府6代将軍・足利義教の落胤と自称し、熊野に住む源四郎は、将軍になろうと決意して京に向かう。都では8代将軍義政の正室日野富子と側室今参局(お今)が熾烈な勢力争いをしていた。お今は義政を幼いころから知っており、寵愛を受けていたが、歳がかさみ現在は富子が優勢である。源四郎は二人の争いに巻き込まれていく。富子は指阿弥陀仏、お今は唐天子という幻術師を従わせていた。源四郎は唐天子の幻術に惑わされ、印地の大将になったり、剣術修行をしたりする。
富子は義政の子を流産すると、これを逆に利用し、お今が呪い殺したという噂を流して濡れ衣を着せ、殺させてしまう。しかし、皮肉なことにその後富子は子を産み(後の義尚)、後継者に指名した義視と対立する。そして、応仁の乱という何とも不思議な争いが始まる。

出典:ウィキペディア

 

司馬の失敗作

相も変わらず大好きな司馬遼太郎氏の作品ですが、私も含め、歴史好きの多くの人を魅了してやまない、司馬史観と言われるほど綿密な取材、調査とまるで筆者がその場にいたかの様な臨場感あふれる作風のいつもの司馬遼太郎の世界とは一風違う幻術、幻想の世界を思いつくまま?に書き連ねた様な作品で、これまで多くの司馬作品を読んできた私が初めて出会う娯楽時代劇?の作品でした。Wikipediaによると、「司馬との付き合いのあった梅原猛は「司馬遼太郎と国民文学の再生」の中で、本作を失敗作と批判している」とのことで、私も読み進めている途中では、なんじゃこりゃ?とあまりの勝手の違いに失敗作かと懐疑的になりました。しかし、読み進めているうちに人々に妖怪が信じられていた時代の目眩し、幻術使いによって演出され、実際に歴史が変化する様な大きな出来事になったり、人生を翻弄されたりする出来事は現代においても形を変えてあるのではないかと考えなおしました。

 

現代の妖怪

司馬遼太郎氏が幻術や目眩しを現代における様々な事象、例えば仮想通貨、先物取引、FX等々で簡単に莫大な資産を作ることができるといったことに対する警鐘を鳴らしたかったかは定かではありませんが、この小説に登場して行く幻術師と同じ様な立ち位置で現代においても人に幻想を抱かせ、目眩しをかけて人生を狂わせたり自分の利益に誘導したりする輩は実際に多く存在する訳で、そんな風に考えると、この駄作と言われた「妖怪」は大きな示唆に富んだ、深いメタファーを感じさせてくれながらも楽しく読める小説だと言えると思います。洪水の様に情報が溢れる現代、目眩しに惑わされることなく、本物を見出せる目利きを持つことが非常に重要だと言われていますが、その必要性を改めて感じさせられる面白い小説でした。オススメします!(笑)

 

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螺旋的成長モデルとセルフリーダーシップ@職人起業塾福岡

平成30年2月8日 曇り


暖かいのはありがたい。


昨日の夕方の新潟から博多への移動に引き続き今朝は博多の天然温泉付きホテルからスタート。昨日まで滞在していた豪雪地域と化した新潟に比べるとやっぱり九州は随分と暖かく、外を歩いていても全然違う国に来たようです。暖かいことってありがたいことやなぁとしみじみ。

 

博多でも建築実務


昨日の夕方新潟から博多に入って、ホテルにチェックインだけ済ました後は、博多の原宿と言われる?天神のすぐ隣、大名と言う少し小洒落た飲み屋街に位置するクライアント先のお店にてメンテナンス工事の打ち合わせと飲み。

 

長いお付き合いこそが価値。


タイミングよく?店長が休暇中で、17年ぶりに赤松オーナーに焼いてもらった焼き鳥をほおばりながら、いつも九州界隈での工事を手伝ってもらっている博多の協力業者さんと和気あいあいと仕事の話、それ以外にも大いに盛り上がりました。全国に親切に付き合ってくれる業者さんがいてくれること、本当にありがたいことです。馬込さん、大橋さん遅くまでありがとうございました。

 

終盤を迎えた職人起業塾@福岡


今日は朝からLIXIL博多ショールームのセミナールームをお借りして第七期職人起業塾の第14講の講師として朝から夕方まで1日みっちりと熱く語り、また塾生さん達の考えや想いを聴いてグループコーチングを行いました。半年にもわたって行ってきた職人起業塾@福岡も今回を除けば再来週の最終講で卒業検定の検証を行いばおしまいです。毎回言っている気がしますが、半年の研修なんて終わってみれば一瞬、あっという間です。

共に学ぶ同志

半年間、前月のように顔を合わせ、普段あまり考えることがない自分自身の内面に向き合ってもらい、そこから仕事に対する目的を明確にし、意欲やモチベーションを燃やして圧倒的な顧客満足を得るためのアクションプランを立案、実践そして検証を繰り返してきた塾生さん達とは、同じ志を持ち、共に学ぶ同士のような感覚になっており、研修が終わりに近づくと少し寂しい気持ちが生まれることは否めません。

 

研修の終わりこそがスタート。

とは言え、研修のための研修などあり得ず、実務に移行して成果を上げてもらってこその研修です。次回の最終稿で一旦研修の終了となりますが、そこをスタートにしてしっかりと目的を見据えて問題解決と目標達成を繰り返して顧客にとって卓越した存在になると言うマーケティングプランを実現し、卓越した成果を叩き出してもらいたいと思っています。

 


刃を研ぐ習慣。


今日はカリキュラムに則ったマーケティング基礎理論の最終日と言うことでこれまで学んでもらった概念や哲学、考え方を実践に反映させるための重要な考え方の根本をたっぷりと時間をとってレクチャーしました。それはこのブログでもこれまで繰り返し考察を重ねてきている「目的と手段の再考」であり、スティーブンコヴィー博士の7つの習慣に置き換えるところの、第7つ目の習慣「刃を研ぐ」習慣です。

対処ではなく予防。

「これまでの延長線上にない」と言われるほど激しい変化にさらされている現代、最新の情報をキャッチして時代の流れを取り込みつつも普遍的な価値の創造、提供ができなければ時代の荒波に飲み込まれて海の藻屑と消えてしまうと思っています。目の前に発生した問題をモグラたたきゲームのように対処を繰り返したところでいつまでたっても明るい未来は見えてきません。モグラたたきゲームのコンセントを抜き去るような根本的な問題解決へのアプローチが必要だと思うのです。

 

弁証法的螺旋型成長モデル。


それは、理想を掲げ事業の魅力的を明確にしてその方向性をしっかりと見つめながら手段である問題解決を1つずつ重ねていくことであり、大海原で北極星を頼りに進むが如く、明確な目的意識を持った問題解決や改善は同じことを繰り返しているように見えたとしてもヘーゲルの弁証法のように螺旋状に目的に向かって近づいていきます。

 


3人め目の煉瓦職人となれ。

有名な
3人の煉瓦職人の例え話のように、稼ぐためにただレンガを積んでいるのではなく、立派な建物を作ってそこで人々が幸せな暮らしを営む、暮らしを作り提供する気概を持つ、そんな本質に根ざした目的意識をものづくりに携わるすべての人が共有しておれば、顧客との信頼関係が構築され、地域から必要とされる企業となっていくのは間違いないと思うのです。

 

何のために?と問い続ける。


そのために、日々の業務、毎日の対応が目的に根ざしているか、手段と目的を履き違えていないかを自問自答して、どんなに気をつけていてもつい陥ってしまう目的と手段の履き違え、自己欺瞞による自己正当化や他責の悪循環にはまり込まないようにチェックを繰り返す習慣を持つべきだと思っており、今日もそのことについてくどい位にしつこく塾生のみなさんに説きました。

 

セルフリーダーシップ。

塾生のみなさんにおいては、自分や周りの人が目的と手段を履き違え、自己欺瞞に陥ってろくでもない結果を目にした事例を共有し、それを踏まえて自分の人生の目的と事業者の目的をすり合わせ、人生のビジョンを描いていただきました。(きっと当分の間は)セルフリーダーシップ、主体性をを発揮されて、おかしな選択を排除される、大丈夫だと思います。(笑)

がまだせ!


とにもかくにも再来週はいよいよ卒業検定の最終講。半年間の学びの総決算をしていただいて力強く社内の仕組みづくり会のスタートを切ってもらう日になる予定です。第8期生の塾生のみなさんには胸を張って絶対の自信を持ってスタートが切れるようにこの2週間、学びを行動に、行動を習慣につなぎ定着させる試みを気張って行なってもらいたいと思います。2週間後の最終の発表、楽しみにしております。8期生のみんな、がまだせ!

 

今日のアタリマエ

  • 研修のための研修などない。
  • 
学びを実践に移し、成果を上げなければ単なる時間の無駄。
  • あらゆるものは確実に陳腐化する。
  • 再新再生の習慣なくして成長なし
  • 
問題に対して対処を繰り返しても未来は開けない
予防とは根本的問題解決のこと。
  • 根本的問題解決には揺るがない目的意識が必要。
  • 自分の働く目的と事業の目的が重ならなければ軸が定まらない。
  • 何のために?という自問自答を繰り返すことでぶれない目的意識を維持することができる。
  • 自己欺瞞、自己正当化、胆石から脱出する気概がなければ目的に向かうことすら難しい。
  • 自分自身の人生を自分がコントロールするリーダーシップを発揮する事が全ての問題解決、目標達成、成長の根本にある。
  • 心(意識)を変えれば人生が変わる。

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豪雪を融かす熱い会議。@新潟

平成30年2月7日 雪のち一時晴れ

条件付きフライトの顛末

新潟空港にいます。昨日の伊丹空港から新潟行きの航空便は「条件付きフライト」という今まであまり経験がない珍しいフライトとなりました。新潟上空まで飛んで、あまりに天候が悪ければ伊丹空港に舞い戻ってきます。という条件で「大丈夫なん?」と何度訊いても「どうなるかは飛んでみないとわかりません。」とのことでした。私としてはもちろん、スキー場で遊ぶ為に新潟に向かっていたわけではなく、10年来の友人である新潟の株式会社大建建設社の記念すべき初めての安全大会の基調講演の講師としてお招き頂いての新潟行、引き返してのキャンセルも遅刻さえも許されない状況に無く、はてどうしたものか、とずいぶん悩んでしまいました。チケットを手配してくれた旅行会社からフライトの調整が入っている旨の連絡が入ったので伊丹空港には早目に到着していたのですが、「飛んでみないとわからない」と答えられたらどうしようもありません。。

選択肢は2つ。

このまま条件付きフライトの飛行機に定刻通りに搭乗して運を天に任せるか、もうひとつの選択肢は新潟行きのフライトを羽田行きに変更して東京から新幹線で新潟入りするか。のどちらかで、かなり面倒ですが羽田経由でもなんとか間に合う事が分かり、私が迷った挙句、下した決断は羽田行きのフライトに変更してもらう事でした。意を決して搭乗カウンターの女性に「チケットの振替をお願いします。」と言ったのですが、その途端、さっきまで「新潟へは無事に到着するかはなんとも言えません。」と言い続けていた彼女は、「午前中から全部着陸しているので多分大丈夫だと思いますよ、」と言い出しました。新潟の高橋 秀彰社長に電話して天気の状況を聞いたところ、「いい天気になってます。大丈夫でしょう。」とのこと。一度はビジネスマンらしく絶対に間に合う堅い方法を選択したにも拘らず、再度「じゃあ、無事に新潟空港に着陸することを信じて予定通りの便に乗ります」と、変更の変更をすることになりました。

割切りは魂を弱くする。

結局、何事もなかったかのようにちいさなジェット機はは新潟空港に無事着陸、ことなきを得ましたが、新潟空港の滑走路はあたり一面真っ白の大雪原となっており、よくぞ無事に着陸したものだと肝を冷やしました。今回、随分とハラハラした経験をすることになりましたが、今回の大雪に見舞われた中での航空便選択の教訓は、闇雲に堅い方を選択するのではなく冷静に可能性を分析して判断をすべきということです。割切りは魂を弱くするといいますが、迷い、悩むことから逃げ出して簡単な選択に身を委ねてしまうことばかりが良い訳ではなく、あらゆる情報を収集し、慎重かつ大胆な選択をする事が大事ではないかな、いう事です。そんなこんなで、今日は新潟から福岡に飛びますが、ずいぶん早くに空港に来て情報収集に努めた次第。またもや吹雪となりドカ雪が降っておりますがなんとか予定通り、福岡に飛ぶことが出来そうです。(笑)

大建建設スクラム会 第一回安全大会

さて、本題。昨日の夜は、株式会社大建建設の記念すべき初めての安全大会の基調講演の講師として壇上に立って2時間弱、職人の代表という立場で大建建設の社員さん、協力業者会の皆さんに熱く語らせて頂きました。高橋 秀彰社長が会の冒頭、「安全大会というと、現場での工具の使い方や安全衛生活動についての講演や勉強会をするのが一般的ですが、私はそんなことよりも皆さんに意識を高く持ってもらいたいと思い、今回は神戸から職人起業塾の高橋塾長をお招きしました。良い家を作りたい、お客様に満足してもらいたいと思う意識があれば自ずと現場での災害なんかなくなるはずです。」と力強くも熱い語りから安全大会はスタート、私に熱いバトンを手渡されました。私の話といえばいつもと同じ、建築の評価は現場にしかなく、それもお客様が住み続ける限りずっと安心、安全を担保し続けて初めて本当の評価をもらえる事が出来る。それは現場でものづくりに携わる全ての者が一致団結して初めて叶う!そして、「一生あんたに頼む」とお客様から絶対的な信頼を得ることこそが未来の売上、利益を作りあげるのだ。という職人的マーケティング論です。大雪の足元が悪いどころではない中、100名近くにも上る大勢の方が熱心に、真剣に聴いてくださいました。本当にありがたいことです。

ご縁が繋がり世界を作る

実は新潟には飲食店のクライアントがおり、そのお店の新装工事の際に大建建設さんや協力業者会の千代田リフォームさんに工事をお手伝い頂いたりお世話になった経緯があり、グランドオープン後もメンテナンスで動いて頂いたりと今もお世話になっています。その担当者の五島さんも昨日の安全大会に参加されており、また、協力業者会の役員をされているとのことで安全大会終了後の懇親会で話す時間を持つ事が出来ました。私の方からは「いつもお世話になりありがとうございます」と御礼を申し上げたのですが、五島さんの方からは私たちすみれから隔月でお送りしている「すみれ便り」というニューズレターの私が書いているコラムを「いつも楽しく読ませてもらっています」と非常に嬉しいお言葉を頂戴しました。全国の協力業者会や安全大会で講演をさせ頂くのですが、その中でも今回はとりわけウエルカムな雰囲気というか、皆さん熱心に聴いていただけたと感じたのはこのようなご縁がつながっていることにもその一因があったのかもと、これまでの人生すべてが繋がって今の世界が形成されているのだと改めて感じました。真摯に生きなあかんてことですね。

カリスマの承認。

もう一つ、非常に嬉しかったのは大建建設の高橋会長が講演を終えたあと、私が引用したスティーブン・R・コヴィー博士の思想、哲学について大いに共感を持って喜んでくださったこと。なんと、10年前に読んだ「7つの習慣」を今読み返している途中ということで、70歳を過ぎた今も新たな良い習慣を身に付けてまだまだ人生を良くするのだという意気込みを語られました。主体性を発揮する、インサイドアウト、P/PCバランス、影響の輪といういつも私の講演の中に織り交ぜているコヴィー博士が示された在り方、そしてやり方についてもこれまで思索を繰り返して来たとのことでそれらを建築現場の実務に落とし込んだ私の話を手放しで喜び、褒めてくださいました。以前、このブログにも書きましたが、一冊の本、「7つの習慣」との出会いは私の人生を変容させた3つの出来事の中の一つに数えており、これまで20年近くに渡ってそこに書いてある原理原則に則って事業を進めて来ました。私たちのひと世代前に創業からゼネコンを立ち上げられたカリスマの会長に大きな承認を頂けたことは職人起業塾活動の今後にとっても大きな励みとなりました。

 

不良少年のカミングアウト

昨日の講演では(いつもオーバーしてしまうのに、笑)いつになく少し時間に余裕がありました。質疑応答の時間がゆっくりあったこともあり、最後に皆さんに話しておきたい事があります。と付け足しで時間を頂き話したのは、情けない私のカミングアウトでした。それは、「このような大きな会場で年上の先輩諸氏もおられる中、偉そうに壇上で話ましたが、実は私、そんな大した人間じゃないんです。ここにおられる誰よりもダラシなく、ダメな人間でしたし、若い頃は人前では口にするのを憚るくらい世間様に何度もご迷惑をかけて来ました、どーしようもない人間です。そんな私の話を聴いてもらっても響くモノがあるかどうかは分かりませんが、曲がりなりにも真人間になり、20年近く事業を続けて来れて、全国で私の拙い話を聞きたいと研修に参加して貰えるようになっているのはたった一つ、習慣を身につけようと踏ん張って来たからだけです。10年間毎日書くブログで、理解者を増やし、毎日の筋トレで壊れた肝臓を直し、毎月の書道や茶道で心を整え、所作を身につけ、毎年メンテナンスに伺う事でお客様と繋がり続けて来ました。学も金もコネも、何にもない私でも習慣の力を使うだけで人生を切り開く事が出来ました。」と、この機会に何かしらの習慣を取り入れるてもらえればと思いキッカケを提供したのでした。

 

謝辞

大建建設の皆様、スクラム会の皆様、この度は本当に素晴らしい機会を頂き誠に有難うございました。高橋社長にはぽんしゅ館から古町まで、お忙しい中終日、懇切丁寧かつ美味しいアテンドを頂きまして本当に感謝しております。皆様が今回私にくださったご縁がちいさなキッカケとなり、意識を変え、習慣を身につけ、大きなチャンスに変えられることを心から願っております。皆々様のこれからのご発展とご健勝を心から祈念いたします!深謝。

今日のアタリマエ

  • 悩む事、考える事を止めると楽な方に逃げる癖がつく
  • 建築業の評価は現場でしか得られない
  • 評価は完成時だけではなく、住み続け、使い続ける中で生まれる
  • 顧客から絶大な評価を得れば必ず未来の仕事につながる
  • 多くの人が携わる建築現場では一人の意識の低さが全てを叩き潰す。
  • ものづくりを行う全員が現場で成果を出すことにコミットすれば必ず高い評価を得られる
  • 成果を手にするには目標達成能力が必要(P/PCバランス)
  • 状況を変えたいのなら自分自身が変わらなければならない(インサイドアウト)
  • 信頼という影響力を広げていけば、ビジネスは必ず良い方向に回り出す(影響の輪)
  • 経営者と実務者の理念の共有こそが未来を作る
  • 大事なのは何をやるかではなく、どうやるか。

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1月開講大阪開催は満員御礼、募集締め切りました。大勢のお申し込みありがとうございました。

2月開講鹿児島開催助成金活用での受講は締め切りました。助成金利用されない方は間に合います!

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高断熱高気密工法が建築を自由にする。

2月6日 晴れ

運を天に任す。

今日は新潟へ。土木中心のゼネコンから第二創業でリフォーム事業、そして新築事業と住宅産業への華麗なる転身を見事に成功させた新潟の高橋社長率いる大建建設さんの協力業者会「スクラム会」にて講演の依頼を頂いて伊丹空港から飛び立とうとしています。が、折しも新潟は寒冷前線が降りてきて随分と厳しい雪が降り続いている様で、伊丹空港に向かう途中でエア便の手配をしてもらっている旅行会社から「条件付きのフライトになるかもしれない」との連絡が入りました。搭乗カウンターで確認しても「飛んでみないとわからない」と言うなんとも頼りない返事が返ってきて、どうしたものかと悩んでいますが、実際問題悩んでもしょうがない、、文字通り運を天に任せて飛んでみたいと思います。(笑)

新住協の研修会

昨日は終日大阪にて高断熱、高気密の住宅施工に特化したマニアックな勉強会、新住協の研修会に参加、2社の工務店発表の後は建築家堀部安嗣さんによる2時間にも及ぶ講演を拝聴する機会に恵まれました。常日頃から懇意にして頂いている知り合いの工務店が多数出展されて2年前に神戸で華々しく開幕した里山住宅博in神戸のヴァンガードハウスを堀部氏が設計されたことで(勝手に)非常に身近な存在のように感じておりましたが、実はお会いするのは今回が初めて、勿論、講演を聴くのも初めてのことで、非常に楽しみにしておりました。そして、期待通りというよりも期待を大きく越える素晴らしい内容だったので、私の印象に残った内容から抜粋して以下にご紹介しておきたいと思います。

住まいは幸せをつくる環境

建築とは英訳するとArchitecture、建築する事はbuildingとなります。私達、建築会社はbuilder、建築家はarchitectとなる訳で、建築に対する独自の思想や哲学、世界観を色濃く反映させて建築物を作品として生み出し、残すという意味において私たちbuilderと堀部氏のようなarchitectとは全く違う次元で同じ建築と言う仕事に向き合っていると思っていました。しかし、堀部氏の口から飛び出して来たのは「高断熱、高気密施工と出会って施主の満足度が全く違う」ということであり、建築家はデザイン、意匠を何よりも優先されているのかと思っていた私のイメージは大きく崩れ去りました。そして、断熱、気密施工の細かな納まりを丁寧に設計された上で「立ち去りがたい」と言われるなんとも心地よい空間構成をされて堀部氏独特の世界を醸し出されているのには流石!と舌を巻くことしきりでした。

温熱施工が建築を自由にした。

「あるものを活かす」と言うコンセプトに代表された堀部氏が口にされる言葉は建築好きの私たちにはいちいち胸に刺さり、考えさせられるものばかりでしたがその中でも特に印象に残ったのは、「高断熱、高気密の施工を知って建築の自由度が大きく増した」という一言。屋根や壁の断熱材が分厚くなったり、内と外を明確に分ける断熱ラインを設けたりと、これまで設計に対する条件を増やして自由度を制限すると思われていたのを、日本を代表する高名な建築家の方が「そうではない、建物内の温熱環境を一定にすることで暑いと思われていた二階にキッチンを配置したり、寒いと思われて嫌われていた北側をリビングにしてみたりと間取りの自由度が格段に上がった」と言われたのには本当に驚きました。ほんの数年前まで特別な技術、こだわりだと思われていた北海道で生まれた住宅の温熱環境に留意した高断熱高気密工法が完全に一般化したのだと改めて感じた次第です。ま、2020年には建築基準法の改正により住宅の温熱環境の向上と明示が義務化されることになっている事を考えればあたりまえではあるのですが、、

大工としての夢

最後に堀部氏の作品を紹介するムービーの中で「建築を音楽に例えると設計図は譜面であり、大工は演奏家、設計者は作曲家、そして住まい手もその音楽を自分自身でアレンジして奏でるのだ」とありました。その言葉を聴いてなるほど、と感嘆しつつ、建築って本当に面白いし、やりがいもある素晴らしい仕事だと改めて思い返し、初めて自分で設計した建物を建てた時のシビれるような達成感と高揚感を思い出しました。このところ設計は設計スタッフに、現場は工務スタッフにすっかり任せてしまって建築実務における私の出番は殆ど無くなってしまっておりますが、この面白い建築の仕事を多くの仲間や若衆と共に楽しみながらまだまだやって行きたいと建築実務に携わり、出来ればもう一度大工に戻りたいと心底思った瞬間でした。一度、堀部安嗣先生に設計を依頼して、大工として先生と一緒にモノづくりをしてみたいものだと真剣に考えてしまいました。なかなか高いハードルの目標設定になりましたが、なんとかチャレンジしてみようと思います。堀部先生、その際はよろしくお願い致します!

今日のアタリマエ

  • 住宅は最も身近な環境
  • 暖かい、涼しい住宅に住まうと健康になる
  • 建築の仕事は依頼主の幸せをつくることができる
  • 温熱環境に留意した家づくりは特別なことじゃない
  • 健康な住まいは最低限、その上で居心地のいい空間構成をつくるべし
  • 建築って面白い。

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チョコレート屋のマーケティングと不易流行。

平成30年2月5日 晴れ

寒いけど季節は春

2018年もあっという間に2月になり、もはや立春も過ぎました。相変らず寒い日が続きますが、一応、暦の上ではもう春ですね。昨日、いつもの日曜日の習慣、10kmランニングに出てみると梅の花の蕾が少しだけ膨らんでおりました。あー、暖かくなるのが待ち遠しい。。
暦や季節の移ろいに心を留めてみると毎年同じ時期に同じ様に季節の節目がやってきます。その度に太巻きにかぶりついたりと恒例の行事にいそしんだりして、人の暮らしは遠い昔から同じ事を踏襲し続けている様に思いますが、実は全く同じ事を繰り返している訳ではなく、少しずつ変化しながら、時代の進化に合わせて変わっている様にも感じます。

義理チョコ問題

2月のイベントごとというとバレンタンデーがありますね。少し前にチョコレートメーカーのGODIVAが日経新聞に「日本は、義理チョコをやめよう」という一面広告を出したというニュースがネットで話題になっておりますが、これまで、チョコレートメーカーはバレンタインデーには多くの人にチョコを贈りましょう!というコピーで広告をしていたのとは全く逆の姿勢を打ち出しました。コチラ→「義理チョコをやめよう」ゴディバのバレンタイン広告に賛否の声 狙いは?

GODIVAの提言

これは単に逆説をキャッチコピーに持ってきて人目をひこうというものではなく、GODIVAの
社長が、世の女性たちが義理チョコを送ることに対して金銭的にも精神的にもストレスを
持っており、本来、好きな人に気持ちを伝える日であるはずのバレンタインデーをネガティブ
に受け取っているのを見て、「ストレスになる様な義理チョコはやめて、本来の姿に戻ってもらいたい。」という気持ちを込めての提言だったとのことです。

恋人の様に大事に想う

現代は「企業の人格が問われる時代」と言われています。マーケティングの大家、ジェイ・エイブラハムは「顧客に対して恋人の様に接しよ」と言われましたが、このGODIVAの社長の様にメインの顧客である女性に対して優しく、思いやりのある、自社の目先の利益にとらわれることなく本質的な価値を大切にする経営者の価値観を共有する会社の商品を買いたいと思うのは私だけでは無いはずです。これによってGODIVA社の今年のバレンタインデーのチョコレートの販売額は間違いなく増えると思います。

チョコレート屋の(在り方から正す)マーケティング

このGODIVA社の話の流れはまさに、私達が取り組んでいる「在り方」を見つめ、正しいあり方を発信して共感を得ることで消費者に支持されて売り上げに結びつけて事業を成り立たせるインバウンド・マーケティングの理論をそのまま実践されているという印象を持ちましたが、この報道をマーケティングアクションだと受け取られた方はどのくらいおられるでしょうか?一般的なマーケティングという言葉の印象からすると、「結局、金儲けのための綺麗事かよ」と思われるかも知れませんが決してそんな意味ではありません。

アン・マーケティング

アメリカでは現在、UnMarketingという書籍がベストセラーになっているとのことです。残念ながらまだ和訳はされていない様ですが、暫くしたら日本の書店にも並ぶと思います。サブタイトルはStop Marketing. Start Engagingとなっており、要するにこれまでのテレアポ、DM、チラシ等の宣伝広告、販促、売り込みの手法をやめて急速に普及してすっかりインフラとして整ったSNSを活用して自分たちの持つ魅力を伝え、ファンを作ることでビジネスを発展させようという趣旨の様です。(読んで無いのでレビューを読む限りです、、)

マーケティングを再定義する。

マーケティングという言葉は非常に広義であり、日本やアメリカのマーケティング協会の
定義では企業活動の全てと言っても過言では無いくらいに事業活動の全てを網羅して書かれて
います。しかし、私達が取り組み続けているのは短期間に出来るだけ売り上げを伸ばす方法論
ではなく、ドラッカー博士が言った様に「一切のセリング(売り込み)を不要にする仕組み」であり、持続可能なビジネスモデルを構築するための原理原則に基づいた日本的な商売感、思想で売り込みと真逆の「信頼」をベースにして自然発生する価値提供の機会を創り続けることです。

世界に冠たる日本的商売感。

マーケティングをその様に再定義すると、UnMarketingという書籍に書かれているStop Marketing. Start Engagingという考え方は、実は新しい考え方でもなんでもなく、これまで私達が目指し、取り組んできた三方良しに代表される日本的な商売の「在り方」であり、その実現が情報革命によってこれまでと全く違うアプローチで誰にでも簡単に可能になった事を示唆しており、これから情報革命の波に乗り、本物の時代の到来と共にアメリカでも一般的な考え方となってくるのでは無いでしょうか。

不易流行。

現在、IT、情報革命の真っ最中、これまで経験したことのない様な大きな社会の変化の中で私達が常に心に留め置くべきは、江戸時代に松尾芭蕉が説かれたいつの世も変わらない本質と、常に新しい変化を取り入れる「不易流行」という考え方では無いかと思うのです。欧米ではバレンタインデーは男女を問わず、愛する人や日頃お世話になっている人に感謝を伝える日となっているとの事。今年は本質に沿ったバレンタインデーを過されては如何でしょうか。私も今年はGODIVAのチョコを日頃お世話になっている人、男女問わずに贈ろうと思っています。(気持ち悪がられるか、、)
やっぱり、やめときます。(笑)

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【元祖職人起業塾運営体制変更(ホットシート開催)の重要なお知らせ】

元祖職人起業塾では常日頃から「現状維持は緩やかな破滅」と言い続けており、自分自身もそうならないようにブラッシュアップを毎年繰り返しています。そして、今年度から新たなる取り組みとして「ホットシート」を3ヶ月に一度、年間4回開催することとなりました。

ホットシートとは、ご希望頂いたサンプル企業に「特別に熱い席」に座ってもらい、まず自社のビジネスモデルのプレゼンをしてもらいます。その内容と50の質問の回答を全員が把握したのち、グループに分かれてホットシート企業に対するマーケティングアドバイスを考案、発表するというワークショップです。

初回となる2月度は電磁波対策専門家の株式会社デンツの青山さんに立候補頂きました。
facebookの非公開グループでは参考までに(恥ずかしながら)2010年に私が書きこんだ50の質問へのサンプル回答付きデーターをアップしています。ホットシートに座らない方もダウンロードして自社のマーケティング構築について自問自答を繰り返される事をお勧めします。次回の元祖職人起業塾に参加される方は青山さんの回答をよく確認してから勉強会に参加して下さい。
facebookの非公開ページに参加されていない方はコチラまでメッセージを頂ければご招待します。→→https://www.facebook.com/takeshi.takahashi2

このワークショップは自社のマーケティングアクションを考案するのにはこれ以上ないくらいの非常にいいトレーニングになると思いますので、楽しみにしておいてください。また、今年のホットシートの登壇予定は全て埋まってしまいましたが、来年枠をご希望の方はお早めに立候補してください。以上、今月は2月27日、新しくなった元祖職人起業塾を楽しみにしていて下さい!

今日のアタリマエ

  • マーケティングの定義は非常に広いがセリング、セールスとは異質のものであり、持続継続したマーケットを作る活動でなければならないはず。
  • アメリカでは小手先のセールススキルの様なマーケティング手法へのアンチテーゼが広がっているらしい
  • 三方良しに代表される日本の商売感こそ原理原則に基づいた持続性のあるマーケティングの根本理論
  • 孔子曰く、故きを温ねて、新しきを知れば、以って師と為るべし
  • 松尾芭蕉曰く、蕉門に千歳不易の句,一時流行の句と云ふ有り。是を二つに分けて教へ給へる。其の元は一つ也
  • 温故知新、不易流行を心に留めて革命の時代を乗り越えるべし!

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感謝の反対語は当たり前。

平成30年2月3日 節分 晴れ

地球寒冷化問題浮上。

東京では昨日また雪が積もったようで電車のホームから溢れ出した人の映像が報道され、少し雪が降った位でパニックに陥る都会の脆弱さがクローズアップされていました。パリ協定以降、地球温暖化への関心の高まりを見せていますが、と同時に最近は地球がが寒冷化が進んでいると言う学説もあり、どちらにしても気候変動に備えるインフラ整備をもう少し考えなければならないような気がします。

そういえば、風邪気味やった。

今日も日中はお客様宅に増築工事の打ち合わせに行ったり、夕方からは先日すべてのカリキュラムを終えたUXデザインのチームメンバーと打ち上げの飲み会に大阪に出かけたりと元気に走り回りました。調子よくビールを飲みながらふと気づいたのは、ちょうど1週間前は風邪気味で咳は出るし鼻水は垂らしているしで調子を崩していたと言うことです。

元気になったのを意識しない。

ティッシュとゴミ箱を机の横に置いてひっきりなしに鼻をかみながら風邪をひいた不覚さを嘆いておりましたが、結局大して熱が出るわけでもなく、仕事にも大きな影響もないままいつの間にかすっかり風邪が治って元気になっている自分にはたと気がついたのです。

失って初めてわかるありがたさ。

そもそも、風邪をひいたと言うほどのものでもなかったたのかもしれませんが、「失って初めてわかる健康の大切さ」と言う言葉を思い出しながら取り組んだ、風邪がひどくならないように独自の対処法を行ったのが功を奏したした形です。万人に効果があるかはわかりませんが、かぜ薬は全く飲まずに効果覿面に完治したので風邪やインフルエンザが流行ってる時節柄、以下にご紹介しておきたいと思います。

俺流、風邪撃退法。

先週末に咳が出始めてやばいと感じて日曜日に行ったのは、いつもと同じ通りの朝の筋トレと日曜日の10キロメートルランニングです。いつもと違ったのは鼻水を流しながら寒い海岸線を走った後、温泉に飛び込んで12分のサウナを4セット、合計2時間半も風呂にいた事です。たっぷりと汗を流してデトックスした後は夜に生姜がたっぷり入った薬膳鍋を作ってもらって食べたぐらい。こっちの方が効いたのかもしれませんが、、

当たり前だと思うからありがたくない。

そんなこんなで「やばい久々にやってもた」と思っていた風邪引きはすっかり治って元気ハツラツ毎日走り回っているわけですが、風邪が治ったこと自体を今日まで全く意識をしていませんでした。五体満足、健康な体を持っている事は決して当たり前のことではなく非常にありがたいことではありますが、普段の状態がそれであるならばすっかり普通の感覚になってしまい、何ら特別なことでは無いように思ってしまいます。

感謝の反対語は当たり前。

感謝の反対語は当たり前と言われますが、よくよく考えてもみれば、健康であること以外にもお客様から繰り返しのお声掛けをいただいたり、ご紹介をいただいたり、寒い中スタッフが現場で働いてくれていたり、一生懸命お客様の為を思うプランを描いてくれたり、毎日温かいご飯が食べられたり、家に帰ると猫が玄関まで出迎えに来てくれたり、考えてもみれば身の回りはありがたいことだらけで埋め尽くされています。もっと当たり前だと思わずに、感謝の心を持つと同時に、それを伝えなければならないなと、今更ながら感じ入った次第です。

わかっているようで腹に落ちていない。

言葉や概念で頭の中でわかっているように思っていても、腹の底から感じることがなければそれは一切行動には出てこずに薄っぺらい単なる知識にしか過ぎません。感謝の心を持って生きよう。なんて事は子供の頃から幾度と無く耳にしているし、理解しているつもりでしたが50歳を過ぎて今更やっと自分の体で感じ直して腹に落ちてきたような気がします。

当たり前は感謝の心が支える。

私は、起業してからずっと当たり前のことを当たり前にできるようになりたいと思い続け言い続けてきましたが、それを考えたり取り組んだりできる環境があると言うのは実は当たり前ではなくもっと感謝すべきありがたいことなのだと改めて感じた次第です。今更ではありますが、私の身の回りのあらゆる人、あらゆることに心から感謝します。

心謝

今日のアタリマエ

  • モチベーション高く働けるのは体が元気なお陰様。
  • 元気を保つには状態を整える時間が必要。
  • 健康は失って初めてありがたさがわかる。
  • 風邪を治しても普通の状態に戻ったと思うと治ってありがたいと思う事は無い。
  • ありがたいと思う感謝の心忘れると当たり前に享受しているありがたい環境を失ってしまう。
  • よくよく身の回りを見てみるとありがたいことだらけ。
  • 感謝の反対は当たり前、感謝の心なくすると当たり前のこともできなくなる。
  • 本当に感謝しているならば、言葉や態度行動でその気持ちを伝えるべし。

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リフォーム営業殺人事件とリフォーム屋の娘が遭ったイジメの話。

2月2日晴れ

朝陽と放射冷却。

寒波が弱まり少し暖かくなって少し湿度も上がっていたのか、明け方の放射冷却現象でテラスは鋼板屋根からの結露で水浸し、伊川の川沿いの河川敷も霜で真っ白になっていました。所々日が当たる陽だまりだけ霜が溶けて暖かさが感じられ、冷え込んだからこそのお天道様の強さを感じる朝になりました。

西へ東へ。

今日は朝からぎっしりと建築実務の1日、朝1番で元町に店舗改装の現地調査と打ち合わせに行った後、昨年から進めていた有名洋菓子店の店舗改修のご契約、昼からはご紹介頂いた工場の改修工事の打ち合わせと神戸中を東へ西へと走りまわりました。スタッフが回り切れないほど次々とお声掛けいただけるのは本当にありがたいことです。

衝撃の事件の顛末。

話は変わって、、昨日ネットニュースで東京で起きた工務店の営業マンがお客さんと争ってあげく殺害し、床下に遺体を隠していた事件の判決が下ったとの報道を見かけました。あまりにもひどい事件ですし、リフォーム業界、建築業界の信用を失墜させるとんでもない所業ですが、ふと気になってその事件関連のネット上の書き込みをググってみました。この記事です。
床下に女性遺棄、元工務店員に懲役14年判決 東京地裁

チョイスとはバイアスのこと。

というのも、テレビの情報番組等でよくネット上での一般の声、と言う紹介で、匿名で言いたい放題言っているネット上の書き込みを紹介して、さも一般の人が感じている感情、意見にはこのようなものがあるとまるで事実のように報道されているのを目にして、いつも違和感を感じていたからです。

企業の人格が問われる時代

私はセミナーや講演などで、IT革命、情報革命による劇的な変化は、あらゆる嘘やまやかし、ごまかしを白日のもとにさらけ出し、いくら隠しても隠し通せない時代になり、新建ハウジングの三浦社長が「企業の人格が問われる時代」と言われた様に偽物は淘汰される時代になったと話ますし、自分自身も(あくまで自分の価値観や世界観の中ですが、)本物であり続けようと留意しながら日々を送っています。興味本位でググってみたネットの住人の書き込みにはこんなものがありました。

  • 工務店営業なんて営業の最底辺だろ ロクなやついねえよ
  • リフォームなんて、知ってる業者に頼んだ方がいいぞ? 知らん業者の営業に乗っかると、ロクでもない事になるからな・・・ この事件みたいによ
  • リフォーム会社ってクソみたいなのばかりだな 、リフォームの中○も詐欺みたいな商売してるし客と揉めるのは当然だよ
  • つうか殺した時は工務店社員であって「元」じゃないよな なんで工務店の名前でてこなん? 客殺す社員飼ってる会社はどこだ
  • ◯下工務店の青木さん…
  • リフォーム会社=悪徳みたいなこと書かれてるけど 青木が勤めてた工務店ってハウスメーカーだよ 社内で大騒ぎになってる
  • リフォーム業者こわいよね うちも一軒家だけど、ジーと家を覗き込んでメモしてるから、呼び止めたら リフォーム屋だって

世界は変わった。

概ねネット上には、書込みを批判する裏表どちらの意見もありますが、それらは総じてネガティブな批判となることが殆どで、ときには被害者さえも悪者にしてしまおうと言う意思さえ感じられ、どこまでも追求の手を緩めないネット上のコミニケーションに恐ろしさを感じました。しかし、これがいいとか悪いとかではなくもうすでに確立されあるもので、世界はこのようなものになってしまったのだと認識を新たにした次第です。

落ちこぼれの掃き溜め。

リフォームの仕事をしている私が、敢えて業界への信頼を失墜させる記事を取り上げるのはどうか、と思われる向きもおられるかも知れませんが、知らぬ顔を決め込んでも、一部の特殊な人が起こした事件であり、建築業界とは関係がないと言い張っても、実際、ネットの書込み通りに、(私を含め)学歴社会からこぼれおちた人達が多く働くのは事実ですし、私自身、子供の頃には多くの方に迷惑をかけてきたいわゆる不良少年でした。だからこそ、まともに正しい商売をしたいと思ってこれまで事業に取り組んできましたし、建築業界のイメージを良いものにしたいと思い、NPO法人ひょうご安心リフォーム推進委員会などの様々な活動に取り組んだりもしています。

リフォーム屋の娘、いじめに遭う。

娘が中学生の頃、クラスでいじめにあった時期がありました。その際、いじめに直接関係していたかどうかは分かりませんが、同級生の一人が「高橋の家なんかリフォーム屋やし、いかがわし過ぎるわ」と言った書き込みをライングループに流したそうです。それを見たママ友が驚いて連絡をしてくれて、いじめが発覚しました。その時の私は憤り、怒るよりも悲しさと娘に対して申し訳ない気持ちでいっぱいで、言葉を失いました。子供達でさえ、我々建築業界で働く者に対してそんな印象を持っているという現実に愕然とした次第です。

御天道様は見てくれている。

そのいじめ問題の結末は、(私は知らなかったのですが、)先生のひとりにすみれでリフォームをされたお客さんがおられいじめ騒動の後、生徒達を集めて「高橋さんのお父さんの会社は真面目に丁寧な仕事をする立派な会社や、いかがわしいなどととんでもないぞ!」と言ってくれたとのことで一気に沈静化したと聞きました。私にとっては非常にショッキングな出来事でしたが、真面目に、コツコツと仕事に向き合っていたら、ちゃんとお天道様は見てくれているのだと大きな勇気をもらえたのでした。

建築業界に恩返しがしたい。

どーしようもない悪ガキだった私。そんなどこの会社にも就職出来ないような学もコネもない人間を受け入れてくれて曲がりなりにも真人間にしてくれたのは、建築業界であり、職人の世界でした。私自身の出自を含めて、建築業界が内包するいわゆる落ちこぼれやドロップアウトした人達を受け入れている現状、事実はありますが、(もちろんそんな人ばかりでは無いが!)人は変われる。志を立てて、自分の人生を価値あるものにすべく社会的にも大きな責任を担う建築というものづくりに真摯に向き合う仲間を増やし、広げることで身近なところから私達の仕事に対する印象を良きものに変えていく活動をこれからも続けていきたいと思います。なんとか、若者に憧れられるような職業に印象を変えて、私を救い出し、助けてくれた建築業界に恩を返したいと思っています。

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今日のアタリマエ

  • 情報革命はあらゆることを暴き、白日のものとに晒す。
  • 世界中の全ての人が自分のメディアを持てるようになった。
  • うそ、偽り、誤魔化しは通用しない、余計にバッシングの対象になる。
  • 企業も人格を問われる時代になった。
  • 事実は隠すことができない以上、前のめりに認めるべき。
  • 自分に不都合な事実を認めてこそ、根本的な改善策を立てられる。
  • 建築業界に対する世間の目は厳しいまま。
  • ネガティブイメージを払拭するには地道に毎日、身の回りで真摯に誠実に仕事を積み重ねるしかない。
  • 真面目に生きていたなら御天道様はきっと見ていてくれる。

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営業マンゼロ会社の目標達成論

2月1日 曇り時々雪

2月のお朔日

朝活に通い始めてから最近流行りというかすっかりお気に入りになったスタッフとの早朝ミーティングからスタートした2月のお朔日。ミーティングの後、朝礼とラジオ体操を済ましてからいつもの伊川谷総社にお参りに行く頃には雪がチラホラと降り始めて2月らしいお朔日になりました。総社に着くといつもと同じようにひと月の感謝と共に、またこのひと月をモチベーション上げてやるべき事をやると決意を表明。お社の奥の鏡に向かって呟いてきました。

デレゲーションを加速

今日は珍しく、一日中事務所に籠りデスクワーク三昧。夕方からは全体ミーティングを行ってグループと、そこから落としこんだ個人の目標設定の発表と計画を着工予定表に落としこんで目標達成を具体的にどの様に、誰がやるかを社内全体で共有する時間を持ったりと、あれこれ整える一日としました。昨年から取り組んでいながらなかなか上手く機能しなかったスタッフによる自主管理体制ですが今年は組織編成を見直したり、自分達で計画のチェックをして修正してもらうなど、主体性を伸ばしてもらえる様に工夫して使いっ走りでは無いデレゲーションを加速させて行きます。

delegation 名詞

出典:日本語WordNet(英和)

目標なんているんですか?

毎年、事業所もですが、私を含めたスタッフ全員が目標を設定しては個人面談で結果を検証します。当たり前ですが、目標を達成するには努力が必要で、毎日安穏と気楽に過ごしていては絶対に目標達成をコントロールすることなど出来ません。昨年、個人面談の際にある女性の設計スタッフが「目標って立てて目指さないといけないんですか?」と素朴な疑問を私に投げかけて来ました。長年、ひたすら(拡大では無く)向上する事だけを目指し続けてきた私にとっては目から鱗の一言でしたが、営業職で無ければ(言葉にしないにしても)そんな風に思っている人は多いのかも知れんな、と改めて気づかされました。

成長し続けなければならない理由

その際のわたしの答えは、「残念ながら、何の目標も持たずに目の前にきた仕事を片付けるだけでは進歩も発展も無いどころか、どんどんと楽な方に流れていって売上、利益のコントロールも出来ずに破綻してしまうねんで、世の中は変化と進化を続けている以上、現状維持でも緩やかな破滅への道やねん」と説明しましたが、マーケティングを「売り込みをせずに売り上げを作れる仕組み」と定義して、お客様との信頼関係を築くことに注力し続け、これまでお付き合いのあるお客様とそこからのご紹介で殆どの売り上げを作るようにして来たのが、厳しい競争原理が働く資本主義社会においてもこのような「幾らでも勝手に仕事が来るやん」的な生ぬるい考え方を植え付けて来たのだと驚愕したと共に、大きく反省した次第です。

目標が無いのは今だけ思考

成長し続けなければならないもう一つの理由は、スタッフも皆、年を重ねていくという事が有ります。毎年、キャリアを積んで役割を大きくして行く事で昇給して、年齢と共に入り用になる費用が増えるのを賄える様にしてもらいたいし、老後にも備えなければなりません。特に大工は50歳半ばくらいから現場作業から現場の施工管理や設計、全体のマネジメントができる様にならなければ、老いと共に稼げなくなってしまいます。事業所の体制も大事ですが、全てのスタッフは個人的なスキルも同時に伸ばしていかなければ、現状のまま無意に歳を重ねるだけになってしまうと100歳まで生きるのが珍しくなくなった今の時代、厳しい人生の終盤を送る事になってしまいます。確実にやって来る未来に目をつぶってしまう「今だけ思考」は非常に危険です。

営業マンがいない会社は全員営業

そんな事もあって、今年は個人的なスキルや知識、技術的な目標設定だけではなく、数字の目標もスタッフ全員に課することにしました。そもそも設計と大工だけの営業マンがいない会社ですから、全体的に数字に対する意識は低かったのですが、昨年から現場担当に売り上げの数字を意識させて売上の目標を立てさせて自主管理に踏み込んだこともあり、設計部に対しても言われた仕事を自分のペースでこなしていたらそれでずっとメシが食っていけるという風潮が広がればそれがボトルネックになって幾ら受注を取って来ても売上も利益も上がらない事を理解してもらう事にしたのです。いわば、全員営業の体制の会社になったという事ですが、社会人としては当たり前過ぎる気もしています。

成果を出すのはP/PCバランス

そんな取り組みを行いながら、とにかくスタッフに学び、理解して貰いたいのは「成果(目標達成)を求めるなら、成果を出せる状態を作らなければならない」という事で、私が創業間もない頃からずっと意識し続けてきた、それでもなかなか出来ていない「状態管理」という考え方を業務だけでは無く普段の暮らしにも照らして貰いたいと思っています。分かり易くイチローに例えると、もし彼の様に10年連続200本安打といった卓越した成績を残したいならば、バッティング、選球眼、走塁、守備とそれぞれの実力を磨き身に付けなければなりませんが、何よりも10年間休まずにフルシーズン出場出来る基礎体力と体調管理が必要です。その為に10000時間にも及ぶ不断の努力をイチローはしてきた訳で、要は習慣と自己管理が成果を生みだすという当たり前のことです。

P:成果(Performance)を得るためには、PC:目標達成能力(Performance Capability)を高めなければならない。        byスティーブン・R・コヴィー

誰にも真似できないくらいの当たり前。

「当たり前のことを行なうのが何よりも難しい」と言ったのは楽天の三木谷社長ですが、当たり前のことが出来なければ、守らるべきことも守れず、顧客やステークホルダーからの信頼を失い、最終的にはマーケットからの退場を余儀無くされます。逆に、当たり前のことを誰にも出来ないレベルで実行出来れば大きな賞賛と共に、卓越した成果を手に入れる様になるのも想像に難くありません。私達は大した強みも世界に誇れる特色も持ちあわせていませんが、一度きりの人生を価値あるものにする為に事業を通して建築会社として、大工として、設計者として、人として当たり前のことを突き抜けるくらいに行なう事で地域社会に価値を提供していきたいと考えていますし、設定した目標に向かってがむしゃらに努力するのはその入口になると思っています。すみれスタッフのみんな、気張って行こうぜ!(笑)

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今日のアタリマエ

  • 目標なくして成長なし
  • 現状維持は緩やかな破滅への道
  • マーケティングが機能すると営業力も営業思考も衰えさせる
  • 今だけ思考(刹那主義)は自分自身にとっての危険思想
  • 売上も利益も社員全員で作っている、全員で意識すべき
  • 成果を出すのは状態管理次第
  • 成果を出せる状態は習慣と自己管理が担う
  • コツコツと努力を積み重ねれば状態は向上する
  • 当たり前を当たり前じゃ無いくらいやれば卓越した存在になれる

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神戸ラーメン紀行Vol.154

1月31日曇り

波動つながり。

先週から日本列島襲っていた最強寒波も少し緩み、今日の神戸の日中は随分と暖かい陽気になりました。水曜日は朝活の日、寒波が緩んだといってもやっぱり朝夕は冷え込みます。今日もまだ暗い中から起き出して、朝のビジネスミーティングに参加してきました。朝起きは3文のなんとやら、今日も意外な波動調整好きの繋がりなど良いご縁を頂けたと喜んでいます。

神戸ラーメン紀行Vol.154

さて、2018年が始まったと思ったら、はや今日で1月もおしまい。1月はいぬ、と言いますが、あっという間に1年の12分の1が行ってしまいました。1月最後の日と言うことで今年はあまりため込まないようにキリのいいところで今月のラーメンまとめをしておきたいと思います。(笑)

塩元帥

#ご近所パトロール 安全祈願の流れで #2018ラーメン初め#ねぎ醤油ラーメン#840

いせや大蔵谷店

#多店舗展開で#宗主の味に近づけるか#検証中#店の設えと共に#良くなってきたんじゃね#塩中華そば#750

#嘉賓

#東京ドーム  #和えそば定食#900#さっぱり

鶏豚骨一學

#四谷#鶏豚ラーメン#750#クリーミー

醤油中華そばいせや

#中華そば#750#本店の味に近づいてきたか#期待を込めて検証中

麺屋貝原

#ラーメンアワード2017#No. 1の店 #醤油貝そば +煮卵 #900#無化調#自家製麺#海の香り#進化中

麺屋和人

#天王寺はここ#和人ラーメン#800#麺大盛りサービス#いい出汁出てる#開店同時に満席

 

#にわ・とりのすけ松永駅前店

#博多風焼きラーメン #〇円 #アミューズメント#焼き鳥#松永駅前#新年会

らー麺藤平三木店

#三木市#寒い日は#黒胡麻坦々麺#850#あったまったー

#三九ラーメン

#新神戸駅前#魚介ラーメン#650#何気に美味い店

ちょぼいち鶏鶏

#2017ラーメンアワード#2位の店#さんのみや 黒湯ラーメン 780円

M社長、2017年ラーメンアワード準グランプリおめでとうございます!

天然温泉 龍の湯

#絶品味噌ラーメン#800#温まった#どのあたりが絶品なのか聞いてみる

麺屋貝原

#ラーメンアワード2017#グランプリ#貝しおそば#800#まだまだ進化中

K店長、栄えある神戸ラーメン紀行2017年ラーメンアワードグランプリおめでとうございます!

三木ジェット

#バリカツジェット#850#意外とサッパリ#レモンが効いてる

 

今月のラーメンまとめは以上。皆様、ごちそうさまでした。(笑)

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くじけても、途切れても、立ち上がるための処方箋

平成30年1月30日晴れ

広がる紹介の輪。

今日は朝から大阪は天王寺へ。学生時代の同級生の紹介で家が傾いて心配していると言うお宅へ改修工事のご相談に伺いました。柱の垂直を何箇所か計測して、結局は建物がそんなに傾いているわけではなく、家全体を立て起こすような大掛かりな工事をしなくても大丈夫ですよとアドバイス。改めてはしごを持ってきて屋根周りの部分的なリフォームの調査に伺う事を伝えて現場を後にしました。子供の頃からの友人に信頼している業者があると紹介されるのは本当に嬉しいものです。

知らない者同士の業界。

最近、ご縁をいただいて大阪まで行くことが頻繁にあり、家をリフォームしたいとか直したいとか考えている方が地域で安心して相談できる業者を知らないことをひしひしと感じています。日本マーケティング協会の故水口健二元会長が、私が参加したマーケティング戦略塾の勉強会の中で、「リフォーム業界は顧客が業者を知らない、業者も顧客を知らない」と言われておられましたが、それから10数年経った今もなおその状況が変わっていないことを感じた次第です。

第53回元祖職人起業塾

昼から出社した後は、ミーティングとその合間に波動セラピーで波動調整、夕方からは今年初めての【元祖】職人起業塾の第53回目の勉強会を開催しました。今回も新しく参加される方も3名おられ、相変わらずこの超満員でセミナー室のキャパいっぱいの賑やかさで大いに盛り上がる勉強会となりました。

何をやるかよりもどうやるか。

現在6年目を迎えているこの勉強会は毎年1月に1年の計、10年の計、終身の計と1年間だけではなく中長期の目標設定をしてもらうようにしています。メインのディスカッションは何をやるかよりもどうやるかというテーマで、今年〇〇をやりますと言う目標設定ではなく、〇〇をどれぐらいの頻度で、どれぐらいの時間をかけて、どれぐらいのクオリティーで行うかと言う具体的な数字に落とし進捗を自分自身で計測できるように目標設定を深掘りしてもらいました。

ギャップを埋めるのは努力。

私が自分自身でも常に心に留めておくようにしており、人にも伝えますが1回きりの人生、できることならば価値のある時間にしたいと思いますし、そのためにはどのようにありたいかという未来のあり方に向けて今の現状を見つめ、ギャップを埋める地道な努力が欠かせないと思っています。

モチベーションはセルフイメージが作る

書物や勉強会で素晴らしい考え方や概念をいくら学んだところで、行動に移さなければ一切何の役にも立たないのは誰しもがわかっていることで、行動を起こしそれを習慣まで高めることができれば時間の積み重ねと共に目標に到達できることというのは少なからずあります。そのためにはまず自分にはできる、今の自分が本当の自分では無い、俺はまだまだこんなもんじゃない。と言うセルフイメージを書き換えて変わることへの欲求を高め、モチベーションを燃やすことがとても重要だと考えています。

キッカケをチャンスに変換

変わりたい、変われる(すなわち成長できる)と言う欲求とセルフイメージの組み合わせが、人や本との出会い、インターネットから得られる情報など日常にいくらでも転がっている人生を好転させるきっかけをチャンスに変えることができ、人生をあるべき姿へと変容させられると思っています。1年に1度、その道のりを短期、中長期の両面でイメージし、実際の行動につながるように具体的な数字に落とし込んだ目標設定を行う時間を持つのは大きな意味があると思っています。

目標分割法。

塾生のSくんが「今年はスキルアップをして学んだことを人に伝えます」と言う目標を口にされました。私からはスキルアップとは具体的に何か、一言で何をどれくらいスキルアップするのかそのために必要な時間は何時間なのか、1日あたりに割算すると明日どんな行動に移すのかと、何をやるかという目標にして対してどのようにそれを達成するかとぼんやりとした大きな目標を小さなマイルストーンに小割にする質問を投げかけました。

最低限を大きく飛び越える。

その私からの質問に対してSくんは、「1日の仕事が終わってから毎日1時間技術的な修練を積みます」と胸を張ってかっこよく答えられていましたが、それに対して私のアドバイスは「最低1時間と言う目標を立てたら、明日はまずその倍の2時間やってみろ、最低限を大きく飛び越すことで一気にセルフイメージが変わり間違いなく目標達成できる自分が見えるはずだから。」とたっぷりの愛情込めて厳しく言っておきました。(笑)

習慣化の壁

年の初めに1年の目標を立てて、それに対するアクションプランを考える事は多くの人が行いますが、それを年間通して習慣としてやり切る人は非常に稀で、私自身も途中で挫折してうやむやになってしまったことがこれまで何度もあります。多くの人が継続とか習慣化と言う大きな壁の前にせっかくの目標を達成できずに跳ね返されてしまうわけですが、これまで何度も挑戦と挫折を繰り返して分かった事は、セルフイメージの書き換えの重要さです。

本当に強いのは何度でも立ち上がれる人。

最低1時間机に向かって勉強すると言うアクションプランを立てて、それをそのまま継続できればきっと(資格取得などの)目標は達成されると思います。しかし、体調を崩したり、仕事が忙しかったり、出張に出かけたりしてその習慣が途切れるとガラガラと音が崩れるかのごとくその勉強の習慣を失ってしまう事はよくある話です。「負けてもくじけても何度でも立ち上がるのが本当に強い男だ!」とプロレス団体ゼロワンを主催すると大谷晋二郎代表は言われておりましたが、わかっていてもいちど折れた心を立て直すのは生半可ではありません。

習慣は途切れるもの。

習慣は途絶えることを前提にして、その時どう立て直すかが継続することと同じくらい重要で事前にセルフイメージを「オレはできる!」と書き換えておくことで挫けた時の予防ができます。その方法が最低限を遥か超えた行動を行うことで、1時間と決めた目標に対して2時間の行動を起こしていれば「俺は決めたことを実行できる」と言うセルフイメージがただ目標通りに履行するよりも大きく跳ね上がります。何らかのアクシデントで習慣が途絶えたとしても再度立ち上がる勇気が起こりやすいと思うのです。

思考が現実化する。

昨夜の元祖職人起業塾の懇親会の最後で「成果と呼ばれる未来の現実は全て頭の思考の中にあり、目の前の現実や物質を見るのではない精神の世界に住むことで求める成果やあり方は叶う」とずいぶんと精神論的なスピリチュアル系の話になりましたが、私自身はそんな考え方を若い時からずっと信じており、実際そのような思考でこれまで事業を行ってきました。「俺はやれる、できる」と思い込むことが行動を起こし続ける原動力になると思いますし、実際その様になったことを多く経験しています。昨日勉強会にご参加いただいた皆さんが1年後、気持ちよく「目標達成ができました!」と言われるのを心から楽しみにしています。皆さんいっちょう気張ってみてください。

今日のアタリマエ

  • 人は到底出来そうもない目標に立ち向かわない
  • 大きな目標は小割にする
  • オレは出来る!やれる!という成功体験がモチベーションをあげる
  • 始めに最低限の目標を大きく飛び越える行動を起こして見る
  • ヤレる!と自信を深めたら、挫けた時に立ち直りやすい。
  • 何をやるかよりもどうやるか?の戦略思考がリスクを回避する。
  • セルフイメージの書換え、イメージすることで思考は現実化へと進む。
  • 成果とは未来の現実であり、思考の中にそのすべてはある。
  • あとはやるだけ、挫けたらやり直すだけ。

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