約束を守るのは意思ではなく仕組み。

9月6日 晴れのち、夕方から雨。

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昼からは2週間に一度のMKTMYG(マーケティング部ミーティング、笑)でした。

急いでやらなくて良い事で、でも重要な事を進める為の会議です。

内容は、今年から本格的にサービスを始めた、『すみれインスペクション』の進捗状況の確認や、インターネット上のプロモーション、あとは新規事業のビジョンの共有等々。

どれも全く緊急性がないことばかりなだけに、2週間前の会議から取り組みを進めていない事や、タスクがこなせていないことも多々有るのですが、ひと月に2回この時間を持つ事で、何とかかんとか遅いながらも将来の有るべき姿を実現する為の行動を続けることが出来ています。

 

fb友達のN社長が今日のつぶやきアウトプットでこんな投稿をされていました。

*****ここから転載*****

『7つの習慣』つぶやきアウトプット41

“約束を守ること”

自分の生活をすぐにコントロールしていける方法がある。
それは、約束し、それを守ることである。
あるいは、目標を設定し、それを達成する為に実行することでもよい。
どんなに小さな事でも、自他に対する約束を守ることによって内的な誠実さが育成され、自制心と自分の人生に対する責任を受け入れる勇気と力が湧いてくる。

*****ここまで*****

以前、勉強会で一緒だったN社長はスティーブン・R・コヴィー博士の7つの習慣を毎日つぶやいてアウトプットするという素晴らしい習慣をお持ちです。

そのお陰で、私も毎日N社長の投稿で復習させて頂いています。(笑)

緊急性の低い、重要な事に時間を割くことの重要性は深く理解しているはずなのですが、やっぱり毎日いろんな出来事があり、どうしても目先の事に振り回される事は無くなりません。

そんな中、会議でスケジュールを決めたタスクを進めるのはいわば、『約束』を守ることの見える化です。

自分と(だけ)の約束を守る事は実はとても難しいことですが、会議に出席したメンバーとの約束は定期的に進捗を確認することで、守る、果たす、進める事がずいぶんと実現しやすくなると思うのです。

 

強い意志で自分との約束を守る。

 

と言う様な、ハードルの高い、難しい事はさっさと諦めて、(強い意志など持っていない弱弱な自分を認めて、)約束を守らなければならない仕組をつくることが、緊急性の無い重要な、しかし、確実に未来の事業をつくる仕事を進めるコツだな、とMKGMTGを終えて今回も改めて感じました。

とにかく、すみれの強みを最大限に生かした新しい事業の計画も今日から(ゆっくりですが)進み始める事になりましたし、時間のマネジメントを見直して気合いを入れて頑張りたいと思います。

約束を守る事、結局ビジネスってそれに尽きるのかも知れません。

 

おまけ、

にゃろ(仮称) IN 寨
にゃろ(仮称) IN 寨

毎日着々と成長するニャロ(仮称)、負けられません。(笑)

人間万事塞翁が馬的、休日。

9月3日 水曜日。天気は下り坂。

朝焼け
朝焼け

朝はきれいな朝焼けが見えておりましたが週末にかけて天気は下り坂になるとのこと。
今日はすみれ事務所は定休日、私もお休みをいただいてお客さん(と言うよりは幼なじみの友達)ともう1人お客さん(というよりは古い付き合いの後輩経営者)と山に芝刈りへ。(笑)

 

季節はそろそろ秋ですが、日中はまだまだ厳しい残暑が続きます。

小雨がパラパラするぐらいがちょうどいい、と迫ってくる雨雲を見ながらほくそえみました。

 

フォレスト三木
フォレスト三木

社会に出て働きはじめて30年以上も経つと、子供の頃の友達との交流はほとんどなくなってしまいます。

こうやって丸坊主のガキンチョだった頃の友達と一緒におっさんになってから遊びに行けるというのは少し不思議なような、それでいてとても嬉しいことです。
その彼は、10年程前にバイクで大きな事故をして生死の淵を彷徨した後、何とかこの世に帰ってきましたが体はズタズタのボロボロ。
その当時会った時はよもや一緒にゴルフが出来るようになるとはこれっぽっちも思える状態ではありませんでした。
「もうアカン。」

 

バイクで事故を起こした時正直そう思った、と言っていた彼は奇跡的に一命をとりとめ、身体が回復に向かった時、

「天からからやるべき事と一緒に命を授かった。」

と思ったそうです。
それから以前とは別人のように変わった彼の変化に正直驚きましたが、多分そのおかげで仕事やプライベートでの付き合いが再開、そして深まった気がします。

見事ぱーおん!(^_^)
見事ぱーおん!(^_^)

人間万事塞翁が馬との諺がありますが、確かに人生において、いったい何が悪いことで何が良いことなのかサッパリよくわかりません。
世の中すべからず表裏一体なのだと改めて感じると共に、とにかく「すべてはうまくいっている」と思うようにしたいと思います。

 

とにかく、良い休日となりました。

あと、ゴルフのスコアがもう少しよければ言う事無いんですが、、(涙)

致良知と卓越の戦略。

9月2日 晴

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朝から現場廻りと打ち合わせ。

昨日は雨でよかった、と書きましたが、現場に出てみるとやっぱり晴れの日がサイコー。(笑)

勝手なものです。

ALC下地溶接
ALC下地溶接

昨日の雨で工程が遅れたと、現場担当はぼやいてましたが、確かに雨の中溶接は出来ませんね、

帰って来てくれたお天道様に感謝したいと思います。

 

 

昨日のブログでは『ジャニーさんへの提言』というお題で世の中に対する善のアプローチが回り回って大きくビジネスを飛躍させるする可能性があるというようなことを書きました。

ジャニーズという芸能界でも屈指の事務所だからできる戦略だとも書きましたが、そもそもマーケティングとはそんなもの、という観点から見ると、実は(規模の違いこそあれ)私たちにも同じようなことが当てはまると思っています。

私たちの場合、アプローチする相手は世間と言うよりまずは顧客となりますが、善のアプローチ、すなわち顧客に心から良くなってもらいたいと思うことを行動に移すことで、結果的に顧客の信頼を得て回り回ってビジネスがいい方向に向いていくようになると思うのです。

 

世界一のマーケターと言われる、ジェイ・エイブラハム氏は、

「恋人を愛するように顧客を愛せ。」

と言っておられました。

目先の損得だけに囚われず本当に相手のことを思う気持ちが、企業として『卓越の戦略』を生み出すと。

かといって、私たちのような中小企業に「ギャラはいりません。」と言うような思い切った事はなかなかできないのが現状です。

それでも、自分たちができる範囲で精一杯のことを行なって見るべきだと思っていて、その中で私たちなりの『卓越の戦略』が見えて来ると思っています。

仮枠も組みます!サトーくん。
仮枠も組みます!サトーくん。

 

現在、すみれでは神戸市内の1000件を超える顧客に対して社員の大工スタッフが毎年2回、無料のメンテナンス訪問を行っています。

以前私たちが行った工事の不具合はもとより、全く関係のないことでも短時間作業であれば全て無料で対応しています。

こんなちっちゃなことからでも、顧客の為に今、私たちができることを少しずつ増やしていって、ご縁をいただいたお客様に安心して快適な暮らしを過ごしてもらえるようにしていきたいと思っています。
ジャニーさんにお願いするばっかりでは無く、自分たちでもやらないとね。(笑)

 

ジェイ・エイブラハムのマーケティング理論を日本式にアレンジすると、

『致良知』と言われる、人としてアタリマエにある良心に従った行動こそ、卓越のマーケティングの原動力になる。

ってことだと思っています。

 

自分の心の中の声に正直に。

ジャニーさんへの提言。

9月1日 雨のお朔日。

雨の総社
総社

恵みの雨の中、いつもの様に近所の総社に少しばかりの小銭を握りしめて新しい月を無事に迎えられたことの感謝と、今月もまた、ひと月よろしくおたの申します。とお願い事をしながら柏手を打ってきました。

40歳半ばを過ぎてやっと自分の力でコントロール出来ないことが世の中の殆どだという事を認識出来る様になり、神道やその他の宗教に傾倒する訳ではありませんが、敬虔な気持で月に一度のお参りをする様になりました。

結局、感謝するしか無いってことなのかも知れません。

みつをの言葉、その時の出逢いが
みつをの言葉

さて、子供達は今日から新学期のスタート。

昨夜は過ぎ行く夏を惜しみながら、家族で24時間テレビのフィナーレを見ておりました。

難しい年頃の娘も、いろんな人々がチャレンジして困難を乗り越えて大小様々なキセキをおこしている番組の企画に心を動かされている様子でした。

私といえば43歳のリーダーの最後の激走に思わず頑張れ!と、つい声を上げてしまいました。

城島くん、オッサンの星ですね。(笑)

 

ただ、私の場合、正直、24時間TVを少し冷めた目で見てしまいます。

今まで何度もチャリティーイベントを企画して来た経験から、24時間TVに協賛してイベントを行なうと莫大な協賛金を請求されるのを体験しており、

「チャリティーと言うにはあまりにも商業ベースに乗っかりすぎてるやろ、」

と感じた印象が強く残っているのが私が番組を冷めた目で見てしまう原因な訳ですが、実際、豪華にたくさんの芸能人が出演しているのを見て、このギャラが全部寄付に回れば凄いのにな、、と思われる人も少なく無いと思います。

 

ネット社会、情報化社会となり、その辺りの批判がネットの上で散見される様になってから、24時間TVの盛り上がりに影が出始めたと思うのは私だけではないと思います。

 

ま、そんなことを差し引いても、城島リーダーの激走は素晴らしかったですが。(笑)

 

そんな24時間TVを見ていて、ふと考ました。

今年のメイン司会は関ジャニ∞、主役のランナーは城島リーダー、ドラマの主役は大倉君、その他のコーナーのあちらこちらにジャニーズ事務所のメンバーが一杯出ていました。

 

それを見てて感じたことは、

ジャニーさん、ずいぶん高額のギャラを稼いでいるんやろなー、

と言うのと、

ジャニーズ抜きではこの手の企画は成り立たなくなっている!

という事実です。

で、先ほどの『決して悪い企画ではないけど、金の臭いがプンプンする』ことへの批判が広がっていることを鑑みて、ジャニーさんが、

 

『所属タレントのギャラを全て無償にします。』

もしくは、

『もらったギャラを全て募金箱に入れます!』

と公言したらどうなるだろうかと考えました。

 

昨年、鎌倉名物のお菓子である鳩サブレーの久保田社長が大金を出して獲得したネーミングライツの権利を放棄して地元の声通り、名前を変えなかったというニュースが話題に上りました。

地元密着の企業として非常に素晴らしい選択をした!と、地方の銘菓として地元を中心にコツコツと販売していた菓子メーカーが一気に全国的に有名になり、私の様に鎌倉に行ったことも無い者まで、鳩サブレーの会社は素晴らしい、鎌倉に行ったら是非お土産に買って帰ろうと思いました。

 

地元の海岸の清掃費や維持管理に必要な費用をその海岸の命名権を取得して支払う。

1億2000万円もの大金で獲得した権利だったようですが、鳩サブレーの久保田社長はその命名権を放棄することで多くの信頼とそれに伴って莫大な売上げ、利益を手にされたと思います。

決して、そんなことを計算していた訳ではないでしょうが、、

そんなことを思い出しながら、もしジャニーさんが本当に24時間TVでボランティアをやるのだ!と英断されたら、他のタレントが全て追随するかどうかは分からないにしても、この番組企画の立ち位置が大きく変わり、日本全国の皆が応援する、また多くの人が募金に動き出す大きなムーブメントになると思います。

 

そして、日本中、いや、世界中の老若男女すべてがジャニーズのタレントのことを好意的な目で見る様になり、彼らのタレントの価値は一気に跳ね上がるのではないでしょうか。

 

詳しく知らない世界なので良く分かりませんが、その価値は24時間TVで辞退したギャラの何十倍にもなって返って来ると思うのです。

 

ま、今の芸能界で絶対的なポジションを獲得しているNO1事務所だからこそ出来る戦略ですが、マーケティングってこんなことだと思うのです。

 

マーケティングというのは小手先のテクニックではなく、世の中や顧客に対して本当に良いことをしたい、伝えたい、役に立ちたいという願望や欲求を行動に起こすことで、結果として顧客が信頼してくれて、ビジネスがうまく回り出す様になるシクミだと思うのです。

 

ジャニーさん、来年の24時間TVで世の中を変えてみてくれませんか?

 

差し出がましいとは重々承知ですが、ご検討の程、宜しくお願い致します。

すみれ木工教室@2014〜笑顔の記録〜

8月30日 晴れ

関ジャニ∞の大倉君が主演と言う流れで24時間テレビドラマを(娘に引きずられて)見て泣いてます。

『はなちゃんのみそ汁』

よかったです。

思いの外、良い内容も去ることながら、若い層に指示される人気タレントの影響力の大きさを改めて凄いと実感。

内容が良いだけでは伝わる相手が限られる。幅広い層に伝えたいことがあるなら、おかしな偏見を捨てて人気=一般的なニーズをしっかりと見ることが大事なのだと改めて感じました。

 

さて、お題目は毎年恒例のイベントのこと。

子供達にとって今日は夏休みのおしまい、の前の日です。

子供の頃、アレも出来てない、これも出来て無い、どうしようか、と悩んでいたのを薄ーい記憶の中、思い出します。

だから、という事もあり、(笑)今日は遊びすぎた子供達へエールを送りたい!と言う意味で、夏休み終了ギリギリ、木工教室を開催しました。

すみれ木工教室
すみれ木工教室

参加された子供達がみんな遊びすぎて切羽詰まっていたかどうかはさておいて、(笑)たくさんのご参加を頂いて非常に賑やかな木工教室となりました。

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今回は(久々となる)自社の社屋での開催という事で、事前につくりたいものがあれば設計図を送ってくれたら材料を用意しておくよ〜とSNSで告知しておりましたので、子供達が頭の中でイメージしたものを自分の手で実際に作り上げると言う体験もして頂けました。

思考は、(アウトプットすることで)現実化する。と言うことを今回の教室を通して子供のうちから身につけてもらえれば幸いです。(笑)

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とにかく、笑顔が絶えないイベントで私にとってもとても有意義な時間でした。

ただ、、(現場が忙しくて、)先生役が私一人だけだったことは少し反省点、はっきり言ってまわしきれませんでした。。

次回からもう少し改善したいと思います。(苦笑)

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さて、ここからは毎年恒例、笑顔の記録を画像で残しておきたいと思います。

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皆さん、よく頑張りました!

良い新学期を迎えてくださいね〜(笑)

 

笑う門には福来る考。

8月29日 曇り時々雨。

久しぶりに実務にどっぷりな一日。

午前中はデスクワーク、昼からは先の台風による影響で雨漏が有ったお宅2件へ補修と今後の長期に渡るメンテナンスを睨んでの改善提案や(突然ケータイに電話を頂いて、)何度も繰り返しのご注文を頂いているお客さん先への原状回復の現場調査など、リフォーム屋さんらしい活動です。

おかげさまで忙しくさせて頂けている訳ですが、それらの案件は全てご紹介かリピートのお客様。

ホント、ご縁を頂いたお客様に応援を頂いて、生かされているのを今日も実感させられる事になりました。

ご恩は10倍返し、(どの様なカタチになるかは分かりませんが、)必ずお返し出来る様にしたいと思います。

木工教室の準備中
木工教室の準備中

夜は大工の大ちゃんと張君に手伝ってもらって、明日の木工教室の準備というか下ごしらえをしました。

こんな事から少しずつでもご恩をお返しして行きたいと思います。

 

さて、お題目はそんなお客様とのご縁を紡いで行く為に、せっせと送り続けているニュースレターのこと。

すみれ事務所の廊下を散歩のニャロ(仮称)
すみれ事務所の廊下を散歩のニャロ(仮称)

内容は殆ど事務所スタッフのみんなに丸投げして、任せて作ってもらっているのですが、唯一私の担当にコラムの執筆?があります。

夏号を昨日発送しましたのでそろそろお手元に届くと思いますが、今回のコラムを一応、ここにも転載しておきたいと思います。

段ポールで遊ぶニャロ(仮称
段ポールで遊ぶニャロ(仮称)

*****ここから転載*****

笑門来福考

 

夏の盛りもそろそろ過ぎ、朝夕は涼しい風が吹き始める季節に移る頃、とはいえ日中はまだ厳しい暑さが残りますが、皆様お変わり無くお過ごしでしょうか。

 

さて、最近私の中で大きな変化がありました。それは、家族の一員が増えたこと。

3ヶ月程前に社屋の看板の前に1匹の生まれたての子猫が段ボール箱に入れられて置かれておりました。

捨て猫、と言うよりは置き猫といった方がいいのでしょうか、とにかく看板の前に置かれた目も開いていない子猫を見過ごす訳にはいかなくて、とりあえず、ミルクをあげないと!とスタッフ総出で世話を焼き、何とか元気に育ってくれまして、今ではすっかりすみれ事務所のアイドルの座に君臨しています。(笑)

 

生まれたての子猫のかわいさというと周知の通りだと思いますが、実際に一緒に暮らしてみるとそのかわいさは、「ねこかわいがり」という諺がある様に、とにかく「かわいーなー」を連発してつい構ってしまうくらいです。

50歳を控えたオッサンが野太い声で「良い子やなー」「かわいーなー」と言って子猫とじゃれている姿に若干のブーイングも起こっておりますが、帰宅すると食事からベッドまでずっと一緒にじゃれてます。

このところ、そんな毎日を過ごしていて思ったのは、子猫を可愛がっている時って間違いなくしあわせな時間だ、という事です。いつもニコニコ笑ってる。

「よしよし、良い子やなー、かわいいなー」と言いながら不機嫌だったり、辛いなーと悩んだりしている事はなくて、仕事でいろんな事が有ったにしても、その時は完全に気分を切り替えてしあわせな気分になっているのです。

『しあわせ』とは現象の事ではなく、そう感じる自分自身の『状態』の事だと改めて感じたのですが、同時に、人(猫でも、笑)の事を大事に思い、好意を持って接することでしあわせを感じる『自分の心の状態』を作れる様になるのではないか、と考えました。

そう考えるとすっかりオッサンになって長い間忘れ去っていた、カワイイと言う感覚を強烈に思い出させてくれた捨て猫、いや、置き猫は天からの授かり物かもしれないな、なんて思ったり。(笑)

笑う門には福来る、招き猫が福を呼ぶと昔の人は言った様ですが、猫が福を招くと言われた理由が分かった気がしました。

とにかく、日々笑顔を絶やさぬ様に過ごそうと思う今日この頃、皆様もご機嫌に過ごされますよう、お祈り申し上げます。

*****ここまで*****

ニャロ(仮称)の寝相
ニャロ(仮称)の寝相

親バカ、というか、バカ親丸出しやん、というすみれママ☆の厳しい指摘がありましたが、そんなこんなで子猫ちゃん(笑)のお陰で毎日楽しく過ごさせて頂いています。

日中は事務所のアイドルとして君臨し、窓際でひなたぼっこをしながら昼寝をぶっこいておりますので、すみれ事務所にお運びの際は是非、よしよしと言いながら笑顔になって頂きたいと思います。

きっと、笑う門には福が来ますので☆

 

不機嫌は人間の最大の罪である。といったのはゲーテだったでしょうか。

 

事象は一つ、捉え方は百万通りで要は自分次第。

そして、常に笑顔になれる状態を保つことこそ幸せを引き寄せる法則に入って行けるコツではないか、なんて思う今日この頃です。(笑)

工務店的ダイバーシティーマネジメント考。

8月28日 曇

北海道旅行に行く直前に入って来た義父が倒れた、との報を受けて、遅ればせながらやっと病院に行く事が出来ました。

北播磨医療センター
北播磨医療センター

三木市民病院と小野市民病院が一緒になって建てられたという北播磨医療センター。

最新の設備と優秀な医師が多く在籍しているとのことでしたが、行ってみるとなるほど、納得のマンモス病院でした。

北播磨医療センター正面
北播磨医療センター正面

心配していた義父の様子はというと、命に別状は無いと言いながらも現状は半身不随となっており、私の事はしっかりと認識して、「元気になってまたうまい酒をのみましょ」と言う言葉に苦笑いをしてくれましたが、思う様に話すことも難しい状態で、大病を患っている、という現実を受け止めなければなりませんでした。

あんなに元気だったのに、ある日突然寝たきりとなり、介護が必要な状態になってしまう。

しかも、この事は決して特別な不運な事とかでは無く、年齢を重ねることで誰もが遅かれ早かれ確実にそのような状態になるのだと改めて認識する事になりました。

今はとにかく、リハビリを通して出来るだけ身体の自由を取り戻してもらえる様に祈りたいと思います。

 

グランフロント大阪
グランフロント大阪

夜は、月に一度、理念と経営について考える時間を持つ勉強会へ。

先日、富士山に一緒に登ったタナヒロさんの初参加や、久しぶりの登場となった青貝社長、すみれスタッフのコムさんと、常連のメンバー合わせて10名と、今回も賑やかにヘヴィーなお題について、アウトプット、ディスカッションを行ないました。

テーマの一つに『ダイバーシティーマネジメントのススメ』というものがありました。

ダイバーシティーの定義をコトバンクで調べてみると、

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

多様性」を指す英語性別や国籍、年齢などを問わずに多様な人材を活用することで生産性を上げ、企業の成長個人幸せを同時に目指す概念。60~70年代に米国で生まれた。国内では、数年前から企業の人事管理部門注目、執と専門部署立ち上げている。05年施行の「次世代育成支援対策推進没に基づき、今年度から子育て支援に積極的な企業に「くるみん」と呼ばれる認定マークを付与するなど、行政も後押しする。

( 2008-10-10 朝日新聞 朝刊 生活1 )

となっています、

ここでは『多様な人材を活用』と言う風に定義されていますが、私の理解は少し違います。

本来は、

人材の活用の前に、まず『多様な人を認め、その多様性の中に強みや特徴を見いだして本人に活用してもらうことで生産性をあげて、企業と個人の幸せを目指す。

という事だと思っています。

多様性を認める事で生まれるのが、コヴィー博士が提唱した『第三の案』を見いだす能力です。

5年程前に今でも大きな影響を受けているスティーブン・R・コヴィー博士が来日された際のセミナーに参加してその考え方に触れ、そして衝撃を受けて今までながい時間をかけて取り組んで来たテーマでもあります。

本当のWIN-WIN、(日本式に言うと三方良し)のビジネスモデルを目指す上で欠かすことの出来ない概念であり、このブログで繰り返し書き残している、あるべき姿の一つでもあります。

そんな決意を書いてた以前のブログ、

人生を変えた1冊の本、その続編。~第3の案~

で、実践に取り入れている記録、笑

第三の案の実践。

 

カンタンにまとめてみると、

 

一人で出来る事はたかが知れている。

人に手伝ってもらうにはその人を認めることから始めるべき。

人を尊重するならば、その人が望む働き方が出来る環境を整えるべき。

人はそれぞれ違い、それぞれの特徴を強みに変える事で自分が持っていない力を発揮出来る。

 

という事なのだと思います。

そして、今回の義父の件で思い知らされた、人はいつか必ず何らかの障がいを持つ様になるのが自然の摂理だという事を含めて、多様性とは、男女、学歴、スキル、キャリアだけではなく、身体的な差異も認める事が非常に重要なのだと改めて学びなおした次第です。

今回も良い学びを頂きました。

ありがとうございました。

TOTOリモデルクラブ西神店会 設立10周年記念懇親旅行2014

8月27日 昨日に引き続き、北海道は快晴。

すみれ事務所は定休日、わたしと言えば昨日からの弾丸ツアーで朝から北海道でゴルフコンペに参加でした。

西神店会北海道懇親ゴルフコンペ
西神店会北海道懇親ゴルフコンペ

昨日に続いて、最高の天気に恵まれ、北海道の爽やかな風と相俟ってまるでベストシーズンの様な気持ちの良いラウンドとなりました。

仕事や、家庭の事など気になる事はたくさんありますが、少しの間だけ棚上げさせてもらって暫し同業者の仲間と楽しい時間を過ごさせて頂きました。

幹事のO社長、いろいろとありがとうございました。

強く今回の旅行の開催を訴え続けたO林社長、思いを口にする事で念願が叶うって事ですね。(笑)

その他、ご一緒頂きました皆様、お疲れさま&ありがとうございました。

一泊二日の弾丸ツアーとなり、時間的にも、肉体的にもなかなかハードな行程ではありましたが、皆さんとゆっくりとお話しをする事も出来ましたし、楽しいだけでなく、いろんな勉強もさせて頂きました。

あと、ゴルフのスコアがよかったら言う事無いんですが、、(涙)

 

ティーショット
ティーショット

ま、ゴルフの方もボチボチ上達出来る様に頑張りたいと思います。

 

同じ地域の商圏が被る業者が集まって発足したこの会も10年。

会のメンバーが競合相手になる事も珍しくなく、設立当初は色々とありましたが、それも10年経ったらそれなりに独自のバランスが生まれ、問題が無くなったと言うよりは、相乗効果が生まれて相互扶助的なメリットが大きくなった様に思います。

 

会といっても結局は人と人の集合体。

会が継続と発展を遂げて行くにはとにかくその関係が良好である事が最も重要である事は確かですから、実務的な学びの時間は重要ですが、今回の様な懇親旅行も必要なのかな、と思った次第です。

ま、とにかく、良い時間でした、皆様ありがとうございました。

明日からはお志事がんばりますっ。(^^)

 

ススキノ
ススキノ

耳だけのピザ、がっぽり儲かる。

8月23日 曇り時々雷雨のち一時晴れ。

水しぶきをあげて走る車
水しぶきをあげて走る車

茶の湯のお稽古に向かった湖西の和邇駅に降り立つと、ほぼ同時に激しい通り雨に襲われました。

しょうがない、と駅前の100円均一のお店で傘を買い、歩き始めたらいきなり行き交う車に水を撥ねられてズボンはびしょ濡れ、、

気を配る方向が間違っていました。。

お稽古の後に京都、滋賀のクライアント先を回る予定をしていたのでどうなる事かと思いましたが、思いの外泥水ではなくて、すぐに乾いて元通り、ツイテル事にしたいと思います。(笑)

 

湖西線鈍行列車
湖西線鈍行列車

さて、お題目は少し前からTVコマーシャルで某宅配ピザの新商品を宣伝しているのを見てちょっぴり気になっていた件です。

某宅配ピザチェーンのCMなんですが、ピザの耳にポケットを作り、チーズやウインナーを充填する事によって端っこまで美味しく食べられる、というもの。

ピザといえば中央にたっぷりとチーズがかかった具材が集まり、端のほう、(耳)は少し寂しい感じが否めない食べ物ですが、最後まで美味しく食べれる、という事を他社との差別化に大きく打ち出しています。

そのCMでは新商品の特徴を際立たせる為に、悪役?の対抗するピザ屋(その名もピザブラック!)がその新商品を見て、なるほど、耳に特徴があれば売れるのか、と気付き、『耳だけのピザ』しかもチーズもウインナー等の具材一切無しの商品を販売する事にした。という設定になっています。

「耳無しのピザ、がっぽり儲かる」

とその店の店主はテレビの画面一杯に悪そうな笑みを浮かべて良い事を考えた、とご満悦。

ピザブラックサイト
ピザブラック

ちなみに、ピザブラックの経営理念は、

『安く仕入れ、カンタンに作り、高く売る』全部テキトー!それがモットー!

とのこと。。

悪ノリでウェブサイトを覗いてみると、ピザの生地はパンの耳を固めたもの、タダ同然、とのこと。

しかも、ピザの中央の部分は箱にピザの写真を印刷しているので見た目は全く分からない!(悪っ、笑)

オフィシャルサイトはこちら。

http://pizza-black.com/sugoi/

「ほんま、あほやなー、」と笑ってしまう訳ですが、よく考えるとこれって程度の差はあれ、実際に結構どこにでもある話では無いだろうかと思ってしまいました。

 

あからさまに品質が落ちる事をすると、客をばかにしとんか!と怒られる。

でも、分からない程度にすればいいんじゃない、

もしくは、この程度ならいいだろ、という考えがどこかにあれば、それは根本的にはそのブラックピザと同じといっても良いのではないだろうか?なんて思いました。

 

近くで作業してたら、お宅の家の屋根が見えました、瓦がズレてますよ、と言って瓦のズレ止めコーキングを緊急にするべきですよ、と、手当り次第に奨める、宣伝も広告も無く工事を受注、がっぽり儲かる。

最近少し暇になって来たな、とファミレスのホールの社員をやめさせてアルバイト一人でやらせてみる、客が入る席数は同じなので人件費は浮きまくり、がっぽり儲かる。

牛丼を作るスタッフを正社員にせずにアルバイト、しかも外注扱いにすれば福利厚生全くお金がかからないし、残業代もキッチリと払わなくて済む、がっぽり儲かる。

品質管理を直接出来ないけど、とにかく世界中で一番安いチキンナゲットを仕入れる、売値は同じなのでがっぽり儲かる。

黒毛和牛ではない、国産牛を使う、値段は黒毛和牛のまま売る、がっぽり儲かる。

経営者が知らないまま店舗でこんな事が行なわれていた、なんていくらでもある話です。。

 

ピザブラックと全く逆の経営理念というと、

『高く仕入れ、難しく作り、安く売る』

となってしまいますが、それも実際はない訳で、、

顧客にとってのバリューを最大化するのは企業として行なうべき事で、企業努力として仕入れコストの見直しは必須だと思います。

『カンタン』の反語が『難しく、』と言うのが少し違うかも知れませんが、品質を担保しながら効率化を図る事もまたしかり、安く売る、と言うのも適正な利益を得た上で、という前提条件がある以上、とにかく安く売る事を目指す企業はあり得ないのもまた、、

そんな風に考えると、パロディーのはずのピザブラックを単に笑ってしまう訳にはいかなくなります。

自分の胸に手を当てて、自分のビジネスがピザブラックと決定的に違うか、本当に共通点が無いか、じっくりと考えてみるべきではないか、なんて思ってしまいました。

ピザブラック的思考はちょっとした心の隙間、油断、シクミの不備から忍び寄って来るのかも知れません。

ま、私は(おちゃらけて試してみた)ピザブラックの採用試験で不採用だったので、今のところは大丈夫だと思います。(笑)

ピザブラック採用試験で不採用
ピザブラック採用試験で不採用

WINーWINは心の持ち様?

8月22日 晴れのち曇り。

青空に白い雲
青空に白い雲

今日はスタッフと一緒に農作業の日。

キャルファーム神戸の大西さんにご指導頂きながら、農業のイロハを学ばせて頂きました。

台風にやられたトマト畑
台風にやられたトマト畑

いよいよ来月からステップアップして種を撒くところから収穫までを一貫して取り組む予定、まずはスタッフとその家族に安心して美味しい野菜を食べてもらえる環境を作って行きたいと思います。

始めたばかり、付け焼き刃の農業で不安は一杯ですが、プロのご指導のもとなので、きっとうまく行くと思っています。

大西さん、キャルファームの皆様、宜しくお願い致します。

種まき
種まき

夜は私が主宰している勉強会、『職人起業塾』の開催日でした。

今回も満員御礼のパンパンでグループディスカッションと浅ーい(笑)コーチングを行いました。

今回のテーマはWIN-WINを考える、という事で、誰もがそのようにあるべきだ、と思いながらもなかなか実践する事が難しい利益が相反するはずの両者が勝つ、という事について掘り下げてみました。

第12回職人起業塾
第12回職人起業塾

ディスカッションで、まず相手のWINを考えることから始めたい。と、心の持ち様、有り様からスタートするという意見が出ました。

非常に素晴らしい意見ですが、現実は相手を思いやる事でつい自分を抑える、譲歩する、という選択に陥る事が往々にしてあります。

これくらい、しゃーないか、と、軽いWIN-LOSEになってしまいがち、、

WN-WINと言うのは二者間の関係性でお互いに勝つ、お互いに満足出来る関係性を差しますが、実際のビジネスにおいては二者間だけに留まらず、協力してくれるステークホルダーを巻き込んで、3者、4者、と一緒に満足してもらいたい、満足してもらうべき人が増えて行きます。

WIN-WINの関係構築の実践というのは決して2者間だけの話ではなく、顧客、社員、企業、協力業者、地域社会と関係性を持つ全ての人々を包括して全ての人に満足して気持ち良く仕事をしてその対価を得る事が出来るシステムを構築しなければ成り立たないという非常に難しい概念です。

しかも、自分が譲って相手、もしくは周りの人に満足してもらう事さえ許されない訳で、、

残念ながら、カンタンに心の持ち様だけで解決する事ではありません。

 

今日の勉強会では、私なりに考えた、WIN-WINの関係性を構築する為の仮説を皆さんにお伝えしました。

実際の『行動』に落とし込んで、それを積み重ねることで、いつかきっと関係する全員が満足出来るようになるステージに上がれるはずです。と、

一朝一夕に出来る訳はありませんが、原理原則に基づいて行動を積み重ねることで少しずつ近づいていき、いつかきっとその場所にたどり着けると思っています。

私自身も自分の仮説に基づいて現在進行形で取り組みを進めており、皆さんと一緒に明るい未来を目指して努力したいと思います。

ご参加頂きました皆さん、遅くまでお疲れさまでした、気張っていきましょー!

 

この『職人起業塾』は創業時から私が掲げているミッション、『モノづくりの担い手の社会的地位向上』(職人が未来に不安を抱くことなく安心して生き生きと働ける社会)を目指して、自らの自助努力の一環として行なっている活動です。

参加費無料でマーケティングの基礎をグループでワイワイと学んで頂いています。

次回は9月18日、興味がある!と言う方はお気軽に高橋までご連絡下さい。