人生を変容させた3つの出来事。〜その2〜

11月21日 快晴

火曜日は朝活から!

昨日の寒々しい曇天とうって変わって今朝は綺麗な朝焼けのあと、お天道様が顔を覗かせ燦々と暖かな光を届けてくれた爽やかな朝は倫理法人会のモーニングセミナーからスタート。今日は社員大工の佐藤くんも参加してみたいとやって来て、一緒に原理原則、自然の摂理を唱和して、初めて登壇されたという(株)ハヤシインターナショナル 代表取締役会長 林慎太郎氏による講話でこれから一気に加速する人口減少の危機とその対処と心構えについての講話を聞きました。朝から非常に為になるお話で佐藤くんも熱心にメモを取っていたので、きっとどこかでアウトプットする機会があるのでしょう。(笑)

図1

人口減、衰退曲線を辿る日本

講師を務められた経営コンサルタントの林氏の講話では、世界に先駆けて急激な人口減少を迎える日本は、これまで人口が増え続けて来た、また増え続けている人類の歴史上、類を見ない激しい変化に見舞われる。これは人口分布図を見れば一目瞭然で、今、政府が少子化対策を本格的に始めたとしても、既に子供を産める女性の数自体が圧倒的に減少してしまっている以上、急激な回復を見込むことはできない。当然、GDPは人口減と共に大きく後退、全ての国内産業は縮小、破綻したり消滅してしまう自治体が出てくる。この逃れることができない近い未来にやってくる事実から目を逸らすのをやめましょう。という提言からスタート、ポジティブシンキングとは最悪を想定して、最善を尽くすことであり、不都合な真実から目を逸らすことではない。と力強く述べられました。

未来の年表
未来の年表

ちょうどいい世界を目指すべき。

その上で、これからの急激な社会の環境変化に対応する為に必要なのはマインドセットとのことで、国民一人ひとりがもうすぐやってくる危機をまっすぐ正面から受け止めて、どの様にしてこの危機を乗り越えて行くかを考え、ポジティブシンキングを持って立ち向かうことだと言っておられました。私個人的には、そもそも地球の資源は有限であり、どこまでも際限のない人口増加、経済発展はないことは自明の理であり、成長から成熟、衰退というあらゆる事象が辿る成長曲線→衰退曲線を逃れることはできないと思っていて、衰退曲線の先に「ちょうどいい」自然とのバランスが取れる状態がある(はず)と考えていますし、そうあってもらいたいと願っています。それが、私たちすみれの目指す作り手を育てて輩出する自立循環型のビジネスモデルや、地場産木材を活用して地域と共生する自立循環型住宅の提案を熱心に進める根本的な思想です。その意味では人口減に対してそんなに危機感を持っていないのですが、ただ、近い将来、世界の人口の1/3が「ギグ・エコノミー」(インターネットを通じて単発の仕事を請け負う非正規労働市場)に従事する様になるという予測をお聞きして、原理共産主義的な自立循環型社会などあり得ず、世界とカップリングした中での地域のあり方を考える必要があると感じた次第。朝から非常にいい勉強をさせて頂きました。

人生を変容させた3つの出来事 〜その2〜

さて、ここからは昨日に引き続き、来月12月16日に熊本で開催されるファイヤー塾に登壇するにあたって、講演の内容を整理するついで?に改めて自分の人生を振り返っての気づきというか、反省というか、戒め?を「人生を変容させた3つの出来事」のご紹介ということで3日間に渡って書き綴ることにしました。その2回目です。

幼馴染の一番の親友を突然亡くした私は、事あるごとに墓前に参って手を合わせ、「お前ならどうしてた?」「これはお前がやりたかった事か?」という質問を繰り返しました。まだ未成年だった私は未熟すぎるくらい未熟なバカ者で、人生の意味とか意義を考えるべき重要な場面にも関わらず、「やりたい事をやる」という短絡的かつ刹那的な人生を突っ走り始めました。まず手始めに通っていた高校を中途退学、学歴社会から完全にドロップアウトしたあと、今で言うフリーターとしてフラフラと様々な職、日本各地を転々とするどうしようもない暮らしを始めます。数年そんな暮らしをした後、北海道で体調を壊して神戸に舞い戻って来ました。

死亡予告の勧告。

神戸に帰って来てからも、生活態度はロクデモナイまま、ただ、やりたい様に、好き勝手、今が楽しければそれでいい、未来に目を向ける事など一切ない、一瞬の刹那にだけ生きていました。が、お天道様はよく見ているもので、そんなロクデナシに目を覚ませとばかり、大きな罰を与えられたのです。ある日突然、階段を登れないほど体がだるくなり、病院に運ばれたところ人生を変容させる大きな出来事が起こったのです。それが、医師による死亡予告であり、なんと私は二十歳そこそこで軽度のアルコール依存症の挙句、肝硬変を患ってしまいました。その時、診察してくれた医師に「お前、若いのに何をやっとうねん、こんな年で肝臓が硬くなったら二度と戻らんぞ、お前の肝臓はもうあかん。40歳代で肝臓ガンか肝硬変で死ぬわ、覚悟しとけ」とまるで閻魔大王の様な厳しい言葉を言い放たれました。

バケモンだらけの会社に就職。

底なしのバカだった私でもデスノートに名前を書かれたかの様な医師による死亡予告はさすがに堪えて、これまでのどうしようもない生活を改め、後30年程しかない人生、もう少しマシに生きないといかんと思い始めて就職することに。どうせなら、(貧乏生活に飽き飽きしてたし)今の自分で最も稼げるところに行こうと、その当時、業務内容が激しすぎてバケモンしか続かないと噂されていた、結果、私が今までの人生で最も長い間従業員として働くことになった株式会社佐川急便の門を叩きました。まず初めは夜勤のアルバイトからのスタート、それが3ヶ月間続けばドライバー見習いに昇格、また3ヶ月続けばセールスドライバーとして正規雇用されるという虎ノ穴の様なシステムで、夜勤は夕方の5時から翌朝の10時まで続き、家に帰ると昼前になり、夕方4時には出勤しなくてはならない噂通り地獄の様な日々で、噂通り本当に採用された100人のアルバイトが1ヶ月経つと一人もいなくなるどころか、一週間であらかた消えてしまう様な状態。「早くドライバーになってトラックに乗りたいなー」と願っておりましたが、セールスドライバーになると売り上げ昨年対比120%必達のノルマまであり、夜勤の数倍の厳しさ、本当にいつも死ぬかと思いながら働いておりました。

年収1000万円から日当7千円に。

人間は環境の生き物と言われる通り、入社当初は死ぬかと思うくらいのハードワークも年数を重ねるごとに(先輩に可愛がってもらったおかげもあり)段々と慣れて来て、いっぱしのセールスドライバーになり、毎年の売り上げ増のノルマも達成できる様になりました。体力以外に何の取り柄もなかった私が20歳そこそこで年収1000万円くらい稼げる様になり、高校中退してからずっと続いていた貧乏生活から脱出、子供の頃に見た映画バック・トゥ・ザ・フューチャーのラストシーンに登場していたTOYOTAハイラックスのピックアップトラックを買って遅まきながら公休日には海へ山へと遊びまわり青春を謳歌しました。しかし、平穏無事な暮らしを続けていると、やっぱり、こんなことをしていていいのか?という自問自答がムクムクと頭をもたげて来て、また、長年佐川急便で働いて最後は腰を壊して辞めて行く先輩方を見ていて、未来がないことに嫌気がさしていた時に、東京佐川事件という贈収賄事件をきっかけにした労働基準局の監査が入り、労働時間の適法化と共に賃金の大幅引き下げが決定したのを期に退職。年収一千万円からまた日当7千円の大工見習いの根無し草の様な生活に戻ります。

大工見習いから建築士資格取得へ。

ただ、その時の転職は以前とは少し心構えが違いました。技術を学び、手に職をつけて(誰にも指図されない)自立した働き方と生活ができる様にと未来を見据えたものであり、今更サラリーマンとして働けないと考えた(実際雇ってもらえなかっただろう、笑)こともありますが、ぼんやりとではありますが、将来に志を持って起業を夢見ての転職でした。なのでまだ大工というより坊主の下働きの頃から、仕事を終えて帰宅したらコツコツと勉強して早々に2級建築士の資格を取得しました。それまでは汗をかいて働くのは、仕事終わりの一杯のビールの為だったにも拘わらず、試験勉強をしていた1年間はほとんどビールを口にせず、断酒しておりました。今になって振り返ると、ここが人生のターニングポイントになると真剣に思っていたのかも知れません。とにかく、その時の踏ん張りが後になって起業する際には大いに役立ったのはいうまでもありません。

長くなるので今日はここまで。20歳くらいの時に医師に寿命をあと30年と宣告されたおかげで、ガラクタの様な人生をリセットし、立て直せたことを考えると病もあながち悪いものではなく、物事は全て捉えよう、パラダイム次第だとつくづく思います。明日は大工になってから起業し、現在に至る経緯と人生を大きく変容させてくれた衝撃の出会いについて書いてこのシリーズを終わりたいと思います。良かったら明日ものぞいて見てください。(笑)

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人生を変容させた3つの出来事。〜その1〜

11月20日 曇天

冬の到来。

24節季で言うところの小雪を明日に控えて、今朝は神戸もめっきり冷え込みました。お天道様も分厚い雲に閉ざされて日中になっても気温が上がることもなく、北の友人からは降雪の便りもちらほら、とうとう冬の到来です。夕方からUXデザインの研修の課外ミーティングに大阪へと出かけると街はすっかり年の瀬の様相を呈しており、道ゆく人もマフラーにコートと完全に冬のいでたちになっておりました。体脂肪が減ってから冬の寒さが骨身に沁みる様になり苦手な季節がまたやってきたのを実感することになりました。

毎週出張の日は続く。

11月も下旬となり、師走にもあと十日あまり、忘年会を中心?にイベントごとも多く、なんとなく忙しない気分になってきておりますが、私といえば相も変わらず毎週のように出張の予定が年末までぎっしり。建築実務の方も随分と忙しくなっておりこんなスケジュールで大丈夫かしらとドキドキしながらも、行くと約束したら行く。の精神でなんとか年末を乗り切りたいと思います。(笑)
大体、研修事業を行なっている一般社団法人職人起業塾の仕事で講演やセミナー、プロモーションを行うのが多いのもありますが、それ以外にも「来てください。」と頼まれるとハイかイエスか喜んで、ホイホイと日本全国飛んで行く私の体質?が飛び回る生活に拍車をかけているようです。私のような者の話を聞いてみたいと言ってもらえるならどこでも行きますよ。と。(笑)

ファイヤー塾に登壇します。

そんな調子で12月は九州熊本の100年の歴史を刻む名門工務店である村田工務店を率いるファイヤー村田社長から、ファイヤー塾なる勉強会でのスピーカーを頼まれました。Facebookでのやり取りの流れで、来てくださいよ、いいですよ!的な軽いタッチで引き受けたのですが、毎月開催されているファイヤー塾のSNSへの投稿を拝見すると非常に盛り上がっており、また、参加されるメンバーさんも建築業界のみに止まらず、広い職種の方が大勢集られる様子。私のいつもの建築業界ネタが通じないことに気づいて、はてどうしたものかと悩んでしまいました。で、出した答えは学校もロクに通っていないただの不良少年だった私がなんとか真人間になって、人様に喜んでもらえるようにと商売を続けさせてもらえている今に至るきっかけをお話ししようと思いつき、いい機会やし、と、これまでの50年の人生を振り返って見ることにしました。

ノリと勢いだけの人生を振り返る。

講演のタイトルは私がこの十数年、コミットし続けて来た「選択と習慣と状態管理」としてそのメタファーを生み出したストーリーとして人生を変容させた3つの出来事を考えてみました。この3つ以外にも人生を大きく変えた契機というか転機はありますが、敢えて3つに絞ってみました。アウトプットは最大の学びとはよく耳にする言葉ですが、冷静に自分のこれまでの人生を時系列と共に、大きく変容させた出来事をピックアップして見るのは大きな気づきというか改めて考えさせられることが非常に多くありました。「そういえば、俺の人生ってこんなノリと勢いだけの無茶苦茶な上に、単に運がツイテいただけやったんや」と、今一度自分の実力の脆弱さと共に、感謝すべきことのあまりの多さ、大きさに愕然とした次第。ただ、良し悪しは別として、これから人生の選択を重ねる私よりも若い方にとって少しでもヒントになればという想いで、今日から3回シリーズで私の生き方というか、人生を決めて来た大きな出来事をご紹介します!(笑)

第一話:親友の死

若い頃から私は、何かの行動を選択する際にいつも、ドラマティックな方を選ぶというおかしな判断基準で選択を繰り返して来たように思います。なぜか?と自分で考えて見ると、子供の頃に読んだ本からの影響が非常に大きいように思います。それは私が書店の経営者の息子として生まれて来たからで、物心ついた時から、いやその前から常に本に囲まれた生活をして来たことに起因のだと思います。とにかく、父親の書斎(というか本ばかりに四方を囲まれた部屋)に入り浸り、手当たり次第に面白い本を読みふけったもので、中学生の時に読んだ本で今も鮮明に脳裏に焼きついている小説がたくさんあります。強烈だったのは「人間の条件」や「青春の門」などで、子供が読むにはあまりにも刺激的すぎました。そんな中でも司馬遼太郎の歴史小説にはどハマりして、「播磨灘物語」「国取り物語」そしてその流れで山岡荘八の「徳川家康」「織田信長」などの戦国武将の生き様に震え、感情移入ハンパない思春期の子供だった私はそんな烈火のような人生を送りたいと心から願ったのでした。

不良へまっしぐら。

そんな私が中学生になり学校の勉強と部活動だけで満足できるはずもなく、面白いこと、刺激的なことにどんどんと突き進むようになりました。それらは大まか、所謂いい子供がすることではなく悪い子がすることばかり。本当に馬鹿でどうしょうもないですが、隣の学校と抗争や!となるとやめときゃいいのに率先して突っ込んでいく始末で、喧嘩や揉め事は日常茶飯事、無免許で単車を乗り回したりその他ここに書くのも憚れる悪行の数々を繰り返しその度に警察のご厄介になり、こっぴどく叱られては性懲りも無くまた悪さをするどうしようもない少年時代を過ごしました。親や親族、世間様には本当にご迷惑ばかりお掛けして申し訳ないことをしたと、今更ながら甚く反省しております。。

人生という物語を生きる。

歴史小説、特に織田信長にすっかり感化されていた私は、自分の人生をどこかで物語だと思う様になっており、自分は物語の登場人物だという感覚があった様に思います。友達が喧嘩に行くのを見て見ぬ振りして、家でじっとしている方が、人生を後から振り返った時、最終的には自分を情けなく思い、辛くなる。という判断は目先のことだけにとらわれない利点と共に、目先のことをまともな判断をできず、取り返しのつかないことになるリスクを背負っておりますがそれはストーリー展開の一つの場面として捉えているから選択していた様に思います。そんな私が自分の人生を余計に俯瞰する様になった事件が17歳の時に起こりました。その事件を境にして、私は自分の人生を人の人生の様に客観視して、それでいいのか?そんな生き方がしたかったのか?と自問自答する様になります。

人の人生を生きる。

その事件とは、小学4年生で転校した際、新しい学校に通い始める前の不安な春休みに友達になりそれから中学校の卒業まで一番の親友と言っていい友達の突然の死です。中学校を卒業して私は(一応)高校に進学、彼は就職して一緒にいる時間は少なくなっていましたが、それでも事あるごとに一緒につるんでいた頃、些細な喧嘩に巻き込まれ、サクッと刺されて数日後、帰らぬ人となりました。その時の怒りとこんなにあっさりと人は死ぬのだというやるせなさは今でも思い出すと胸が締め付けられる様な感覚を覚えますが、とにかく、それまでの人生で最大の衝撃だったことは間違いありません。その時は子供心に絶対に許さん。と復讐を誓ったりもしましたが、悲しいかな人の心は時間と共に怒りや悲しみが緩められる様で、毎年墓参りに行くたびに、彼の生きたかった人生ってどんな人生だったかを考える様になり、私がその人生を生きようと決意する様になりました。
この決意が、その後の私の人生に大きな影響を与えることになったのは間違いなく、手始めに通っていた高校を中途退学するなど、平穏無事な人生と真反対に突き進む様になります。

今日はここまで、明日は人生を変容させた3つの出来事の2つ目を書いてみます、良かったら覗いてください。(笑)

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遺される志。

11月18日 雨のち晴れ

京都へ

なむあみだぶ〜、なむあみだぶ〜と、お昼夜の会場に静かに響いていたご住職の念仏が耳の奥にこびりついたまま夕暮れの京都を後にしました。JBN京阪神木造住宅協議会で一緒に理事を勤めており、京都での工事でも何かとお世話になり助けていただいていた、また、職人起業塾に参画頂いて社員さんを参加させて下さっていた株式会社徳永建設の徳永光昭社長の急逝を受けて、お通夜の席に参列して来ました。享年49歳。私と同じ年の社長の突然の訃報は衝撃すぎるくらい衝撃で、明日は我が身、人は必ず死ぬし、日々死に近づいているし、それがいつやってくるのかは誰にも分からないという頑然たる事実を改めて目の前に突きつけられた気がしました。

命のバトン

たまたまではありますが、先週の日曜日にも京都に出かけ、「生死いきたひ」という死者を看取る映画の鑑賞と長谷川ひろ子監督による実体験に基づいた講演を聴いて、生と死は繋がっており、逝くのはその人の定めでありそのことによって遺された人に命のバトンを渡し、遺されたものが先に逝った人の意思を引き継ぐことによって大きな意味を残す。決して死は忌み嫌うものではなく、未来を見つめて受け入れるものだと学ばせてもらいました。私自身も若い頃親友を突然亡くし、その彼が生きたかったであろう人生を自分が生きる決意を持ったことが今の人生に大きな影響を与えていると自認していることもあり、非常に納得できる話ではありました。が、しかし、身近な友人の死はやはり悲しく、思い出すのは楽しかった思い出ばかり。頭での理解と感情はなかなか簡単に整合できないものです。

喜びと悲しみは表裏一体

この度の葬儀で喪主を務められたのは【第三期】職人起業塾の卒塾生でもあるご子息の健くんで、少し前に明るい声で「いい報告がある」と電話をもらっており、非常に嬉しい気持ちになっていたのにも関わらず、こんなことでの再会になるとは夢にも思わず、人生の皮肉さを感じずにはいられませんでした。「息子が会社に入ってくれることになった、高橋さんに預けるからよろしくお願いします」と嬉しそうな笑顔で息子を研修に参加させると言ってくれた徳永社長の顔が今も瞼の裏に蘇って来ます。バトンを渡す相手が願った通りに帰って来てくれたこと、それから一緒に働けたことは彼の中で先代から引き継いだ会社を自分の代から次の代へと渡せる確信をもたらしたでしょうし、その部分については心残りを消して逝かれたのかも知れません。上述の長谷川ひろ子監督の言説から考えると、少し早すぎはしますが、ご子息に試練と共に大きく成長する機会を授けて社業を盛り上げる為に逝かれたのかも知れません。

生き続ける。

逝ってしまった人のメッセージは生きている人の言葉の何百倍、何千倍の重みがあります。私が若くして亡くなった友に恥ずかしくない生き方をしなければならないと思い込んだように、急逝したメンターに生前教わった教訓を頑なに守り続けて自分を省み、律する心を忘れないように戒めとしているように、入社して数年しか経っていないにも突然会社の舵取りをしなければならなくなった健くんの心の中に徳永社長は生き続け、彼を生涯にわたって励まし、応援し続けるのだと思います。「乗り越えられない困難を神は与えない。」「苦難こそが人を成長させる糧である。」だから頑張れ。と言葉で言うのは簡単ですが、実際に苦しい思い、大変な思いは本人にしか分かりませんし、気軽に「大丈夫!」とは言い切れません。しかし、とにかく健くんには今回の突然の悲しみを乗り越えて大きく成長してもらいたいと思います。

徳永光昭社長のご冥福を祈りつつ、その命のバトンを余すことなく健くんが引き継がれることを心から願います。徳永社長、安らかにお眠りください。合掌。

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JBN10周年記念大会とサスティナブル志向。

2017年11月14日 雨のち曇り

ラーメンのメッカ東京にて。

今日は朝一番から東京へ。行列のできる人気のつけ麺屋さんにラーメンを食しに。ではなく、JBN(全国工務店協会)の10周年記念全国大会に参加の為、京阪神木造住宅協議会の理事仲間、事務局メンバーと共に、(珍しく)大勢で大人の遠足よろしく和気藹々と新幹線に乗り込みました。東京駅に到着したのが11時半くらいだったので東京駅周辺で少し早めに昼食を摂ってから会場に向かおうということになり、ここはラーメンのメッカである(と思っている)東京ということで、神戸ラーメン紀行の編集者として、ラーメンアプリの人気店にアテンドさせてもらいました。(笑)
お目当ての「つじ田」という八重洲の人気つけ麺店では昼前から既に長蛇の列が出来ており、私たちが食べ終えて店を後にする時には行列が折り返しているほどの人気ぶり。確かにこだわって丁寧に作っているのは伝わりましたが、感動して記憶に残る、というほどではなく、繁盛店とそうでない店の圧倒的な差を生む「味だけではない何か」って何だろうと考えさせられました。

 

 

小泉進次郎氏の人気の秘訣。

13時からは日本橋の近くのホテルの広間で全国から大勢の工務店経営者が集まり、盛大に10周年の記念式典及び国土交通省の住宅局局長による基調講演、その後会場を転回させて懇親パーティーと夜までみっちりと工務店のオヤジになりきって会場に詰めました。(笑)
全国津々浦々から工務店経営者が一堂に会す数少ないイベントであり、私としては大会プログラムよりも全国の経営者仲間や大先輩の方々と交流を持てることを楽しみにして毎年参加しております。(段取りを頂いた東京JBNの皆様、すみません、、)

今回は団体発足10周年の記念式典ということで、来賓も多く随分ときらびやかな式典となっており、その中でもひときわ輝きを放っていたのはやはり、いまどきの若手ナンバーワン政治家というか、次世代では安倍一強政治と言われる今よりももっと顕著にカリスマとして日本のトップに君臨するであろうと目されている小泉進次郎氏です。来賓挨拶では深い眠りに陥ってしまうおっさん達もさすがに興味をもって聞いておりましたし、何よりも広い会場の端から端までくまなく視線を配り、一言ずつを丁寧に話される姿はさすがの一言。人気が出るのも納得ですし、話される内容もご自身が地域に足を運んで得た経験を元に地に足をつけた上っ面を滑らない話でした。

 

 

 

工務店が必要な理由

10周年ということで気合が入った(長い)式典を終えたあと、メインイベントである基調講演は国土交通省の住宅局局長の伊藤氏の講演。切れ味鋭いマシンガントークと演台に肘をついてリラックス?しながら江戸っ子弁で話される姿には百戦錬磨の工務店経営者もタジタジ、、こちらもいつになく夢の中に逃げられる人が少なかった様に思います。内容としては住宅政策のここまでの流れと現在の市場環境のおさらい、そして今後目指すべき方針について盛りだくさんで、それぞれの項目については「復習ですからサクサク行きますよ」の一言を添えながら高速でパワーポイントを繰りながらあまり深掘りはせず、サラサラ〜と流されておられた印象でした。
ただ、さすが!と思ったのは最後のまとめの段になって、少子高齢化、市場の縮小、空き家問題、ストック住宅の活用と流通等々、住宅業界が抱える様々な問題を包括して工務店、もしくはJBNに対して期待すること、目指してもらいたいと思う姿については的確で本質的な提言をされておられたことで、「住宅政策と未来に向けて工務店が必要な理由」という演目通りではありますが、私たちが普段、現場でリアルに感じている肌感覚を持たれているのには驚いたと共に、感心させられました。

 

 

サスティナブルな産業になる

伊藤局長が最後に口にされたのは、工務店業界が「サスティナブルな産業になる」べし、と言うこと。これは私たちすみれが長年目指してきている地域密着の自立循環型ビジネスモデルであり、循環型社会への移行です。私たちすみれが若手職人を育成してキャリアプランを構築しながら顧客との信頼関係、絆を深めることで自社のマーケットを創っているのと同じ様に、会社も地域社会も新陳代謝を繰り返し、ぐるぐると回りながら、時代の流れに沿った技術革新やイノベーション、ブラッシュアップを繰り返して少しずつ良い方向へと変容していくヘーゲルの弁証法的成長のことを指しておられると理解しました。私たちの様に地方で根を張ってリアルにビジネスに取り組んでいるものだけでなく、中央官僚、住宅政策のトップに位置する方が同じ価値観を持っておられたことは非常に心強く、また嬉しく思った次第です。

地域に根を張って地元の木を使って建てる私たちの住宅の供給は単なる箱を作るのではなく、エネルギーも食も建築資材も地域と共に循環することを目指しており、(フラッグシップとなるのはこんな住宅→WEB内覧会~エネルギーを生み出す家~)今の路線を守りながら更に高く、深くそして広く活動を進めていこうと思った次第。いい全国大会になりました。

 

 

おまけ、

来年3月の京阪神木造住宅協議会の総会&研修会に熊本の星、ファイヤー村田氏を招聘したいとお願いしたところ快諾をいただきました!楽しみにしていて下さい。(笑)

 

もいっちょおまけ、

東京駅コインロッカーがあるすぐ横に手荷物預かり処なるカウンターが出来てました、どうやら運営は佐川急便の様子で、運送会社の新サービスとしては非常に秀逸。外国人がコインロッカーに脇目も振らず次々に吸い込まれていってました。東京は何かと勉強させてもらえます。(笑)

 

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生死【いきたひ】自主上映会決定!

11月13日 快晴

来年1月自主上映会開催決定!

気持ちのいい秋らしい日が続きます。月曜日、一週間の立ち上がりがこんなにいい天気だと「今週もイイ事が起こるんだろうなー」なんて、なんの根拠もなく思ってしまいます。そんなことを思いながら、お客さまから預かった図面を見て増改築のプランを検討しつつ、メールや電話、SNSのチャットであれこれとやりとりをしていると、次々に朗報が飛び込んできました。お天道様のパワー(かどうかはわかりませんが、)すごいものです。笑
その中でも今日一番良かった出来事はすっかり恒例となった毎年1月に私が事務局として音頭をとって開催している自主上映会の来年の上映タイトルと映画監督に来神してもらってご講演をしてもらうイベントの内容がビシッと決まったこと。昨日、京都の伏見まで映画の下見に行き、(イメージ通りに、笑)映画監督の長谷川ひろ子さんにご挨拶をさせて頂き、来年一月の自主上映会での映像の配給と講演のオファーをさせて頂きました。長谷川監督には「是非上映会をやってください!」と二つ返事で快諾を頂きましたが、いつも苦労するのは日程調整で、それが長谷川監督と主催団体であるTOTOリモデルクラブ西神店会の小林委員長のおかげで、サクサクと日程も当日のスケジュールも固まりました。こんなにスムースにイベントの内容が固まったのは初めてのことです。(笑)

イベント詳細はこちら→神戸芸術センター「いきたひ」自主上映会&長谷川ひろ子監督講演会

 

 イベントを継続できる環境に感謝。

今年で6年目、6回目となるこの自主上映会はすみれが所属しているTOTO西神店会という地域密着のリフォーム事業者が集まったコミュニティーで毎月行っている勉強会、「リモデル大学」の取り組みの一環として開催しており、私はその担当者として毎年、メンバーやその従業員さん、またそれぞれの会社の顧客に楽しんで頂きながら、何かしらの学びや気付きを得てもらえる様なタイトルを探してきて上映会と共に映画監督に講演をお願いしています。このコミュニティーでは一社では出来ないイベントなどを行うことで小さな事業者でも大きな企業に負けない様な価値を顧客に提供することを大きな目的の一つとしており、ホールを借り切っての映画の自主上映会&講演会もその考え方の中でメンバーさんのご協力を得ながら毎年継続して開催しています。これまで開催してきた自主上映会の模様を以下にご紹介しておきます。

未来力@平成職人の挑戦自主上映会。

大地の花咲き 自主上映会

『日本一幸せな従業員を作る』自主上映会。

僕のあとに道はできる。

映画『1/4の奇跡』~本当の事だから~ 観客の声。

遠い世界に触れる数少ない機会。

(手前味噌になりますが、)これまでの5年間、毎回非常に素晴らしいご縁を頂き大好評のうちに上映会と講演会を積み重ねてくることができました。それは私が企画したからとかではなく、一般的にはあまり多くの人に知られることがないドキュメンタリー映画には製作者、映画監督の熱い想いが込められたものが本当に多く、世に広まっていない素晴らしい作品が数多くあるということであり、私たちが普段触れない世界に足を踏み入れる貴重な機会になっています。今回も知り合いがこの映画「生死いきたひ」の上映会を行なっているのを知って(結局参加できませんでしたが、)興味を持ったのがきっかけで、たまたまfacebookのイベント告知で京都で開催される上映会の情報を知り(行ってみたら終活セミナーの一環でしたが、笑)ご縁を頂くことが出来ました。現地の会場に行ってみるとイメージして、期待していた通りの内容で、死に向き合うことによって生を見つめ直す、生と死は常に隣り合わせで繋がっており、今の人生は先祖の死の積み重ねの上であり、また私たちの身体を作っている食物は全て命を頂いて作られていることを改めて再認識させられました。

いきたひホームページ→ikitahi.com

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 生と死は表裏一体。

特に私の場合は若い頃に肝臓を壊し、医師に40歳代で肝臓ガンか肝硬変で死ぬと死亡宣告をされて、最近まで常に死を意識して生き急いできたこともあり、生と死が繋がっていて一体であるという考え方は非常に共感できるものでした。また、子供の頃に亡くなった親友の生きたかったであろう人生を生きようと思ってどんなキツイ事でも踏ん張って乗り越え、前に進める様にと大きな転換を繰り返してきましたし、近年は8年程前に急逝した今は亡きメンターとして尊敬していた先輩経営者の教えを守ることで事業の足固めをしてきました。それらは皆、見方によっては私が人の死に支えられてきたと言っても過言ではありません。生きている時よりも逝ってしまってからの方が人の意志は伝わるし、心に深く刻み込まれ、力になり魂を強く励まされるのだと思うのです。昨日の長谷川ひろ子監督の講演で人はその生涯を終える瞬間に25mプール138個分の水を蒸発させるくらいのパワーを放出するという瀬戸内寂聴さんの説を引用されていましたが、私自身も(その容量のことはともかく、)人は死を迎えて命のバトンをつなぎ遺さた者に大きな何かを残すというのは間違いないと思っています。私自身、見送った人たちに実際に大きな力を頂き、今があると思っています。

映画 「生死 いきたひ」

この度決まった来年1月27日の自主上映会で上映する「生死 いきたひ」は監督でもある長谷川ひろ子さんがご主人を癌で亡くした時に四人の子供たちと自宅で看取った際の生々しい画像を中心に、最愛の人を看取った人たちのインタビューで構成されており、ほんの30年ほど前までは自宅の畳の上で生まれ、畳の上で死んでいた日本人が、今やほとんどが病院のベッドで生まれ、病院のベッドで死んでいく現在の医療制度と言うか慣習に疑問を呈するとともに、自宅で看取る事で得られる大きな価値について静かに、しかし固い決意を持って語られています。これから日本がむかえる朝高齢化社会に対する1つの提言としても受け取れますし、私たち住宅を供給する者にとっても考えるべきことのように感じました。とにかく、終わりを思い描くところから人生の目的を探ると言ったスティーブンコヴィー博士の言葉や、日本人が大事にしてきた死生観について見直すには最適の映画です。ドキュメンタリー映画はもちろんですが、その後の長谷川ひろ子監督による臨終ワークや講演も非常に素晴らしいものになると確信し、太鼓判を押しますので是非自主上映会にご参加いただければと思います。楽しみにしていてください。

イベント詳細はこちら→神戸芸術センター「いきたひ」自主上映会&長谷川ひろ子監督講演会

 

 

作品紹介

”看取り直し” が出来る究極のヒーリングムービー

名も無き四児の母が、夫の生き様・死に様をホームビデオで撮ったドキュメンタリー

「死」がタブー視される中、終末期の在宅医療や在宅介護の関係者に注目されているドキュメンタリー映画「いきたひ」。

47歳で他界した夫を4人の子どもたちと共に自宅で看取った長谷川ひろ子さんは、その後「死とは胎内に戻ること」という死生観に出会う。「死」は決してタブー視するものではなく、「生の肯定」に導くための尊い体験につながることを実感し、そのことを多くの人に伝えたいと、まったくの素人ながら映画制作へ取り組む。

企画から構成、脚本、取材インタビュー、ナレーション、テーマ音楽の作詞・作曲、演奏、歌まで自分自身でやりぬき、ついに2015年に映画は完成した。

地上で映画制作に協力してくれた人びとだけでなく、看取られて先立たれた方々あっての「天地合同制作」の奇跡の映画と言える。

映画プロローグを見てみてください!

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坐禅とヨガとロードバイクと状態管理。

11月11日 曇りのち晴れ

 

整える日。

何を間違えたのか昨日に引き続き、スケジュール帳の記載間違いで昼からの予定を勘違いしており、NPO法人のセミナーを手伝いに行く予定だったのを違うセミナーの日程を間違って書いており、違う日程の間違いだと思い込み、昼からポコンと時間が空いてしまいました。ま、このところ全然事業所に落ち着いていることがなかったので、天が授けてくれた恵みだとありがたく、溜まりきっているタスクを片付ける時間に充てさせて頂いて少しばかり整った気がします。(笑)
NPO法人ひょうご安心リフォーム推進委員会の皆さまどうもすみませんでした、、

午前中は最近始めた新たな習慣、座禅とヨガで心と体を整えようと朝から久しぶりの自転車に空気を入れて向かいました。おらが街の国宝、太山寺の塔頭寺院の一つ、龍象院で定期的に行われる座禅とヨガのセットのイベントは住職が座禅の際にいつも説明される「身・息・心」の言葉通り、姿勢を整え、呼吸を整え、心を整えるのにもってこいの時間で、慌ただしい毎日をしばし離れ、一月に1回は必ず参加しています。

 

 

坐禅

すっかりお気に入りになった龍象院の座禅会は素朴ながらも厳かな雰囲気が漂う茅葺屋根の薄暗い屋根裏部屋に上がり、結跏趺坐(私の場合は半跏趺坐)を組んで住職の導きに従って「左右揺振」と言われる前後左右に体を揺らして姿勢を整えて鐘の音と共に半眼になり「数息観」へと入ります。数息観とは、座禅を組んでいる間、ひたすら自分の呼吸した数を数えるというもので、それに没頭することで無になる(のは簡単ではありませんが)もしくは余計なことに気を散らさない様にする作法で、(奥はものすごく深いですが)簡単に言ってしまうとじっと座って、息を数えることに集中するのが座禅の入り口ということになります。言葉にすると簡単すぎるくらい簡単なことですが、これがそうそう満足にできることがありません。途中で住職に禅杖で背中を打ってもらったりで途中で数がわからなくなったりもしますし、また息を全て吐き切り、鼻からできる限り深く息を吸い込むのに集中すると数を数え忘れたりもしてしまいます。ま、修行が足らんって事でしょうが、人間なら誰しも出来るであろう、こんなに当たり前の簡単なことさえ修練を積まないと満足にできないものです。

 

伝統的なヨガ

座禅の後は、囲炉裏を囲んでお茶を振舞っていただき、しばし談笑した後、いちえさんが主催するイチヨガなる教室です。龍象院の広間の畳の上にヨガマットを敷いて普段絶対にすることのない姿勢(笑)を呼吸を整え体の隅々までリラックスさせながら行います。主宰のいちえさん曰く、ヨガはストレッチでもエクササイズでもない大切な自分自身に向き合う時間とのことで、「自分のペースで結構ですから」と何度も繰り返し言ってくれます。決して体が柔らかい方ではない(もしろカチカチ)の私は一つ一つのポーズに四苦八苦しながらもなんとかヨガの真似事をさせてもらっており、もう少し参加する頻度を高くしたら狭すぎる私の身体の可動域も少しはマシになるとのことなので果敢に続けたいと思っています。(笑)
とにかく、座禅とヨガを終えた後は身体と心のスッキリ感がハンパなく、たまにはあれこれと思いを巡らせることをやめる時間を持つことって大事なのだと実感しています。

 

 

整える習慣

座禅とヨガを終えて、昼からの出勤に間に合う様にと急いで自転車で帰途につきました。伊川の河川敷の道でペダルを踏みながら考えたのはこの様な時間が持てることへの感謝で、心と身体を整える時間を持てるってなんて贅沢で、有難いことだろうということ。年がら年中、プライベートの時間など全くなく走り回っていた一昔前(10年前)では考えられない幸せな環境に自分がいることを思い知らされた気がしました。もちろん、この大きな変化はただ単に時間を重ねてきたから現在があるのではなく、自分の周りを少しでも良くしたいと思いあれこれと新しいことに挑戦したり、また失敗して撤退したりと走り続けながらも整えれるコトから取り組んできたからに他ならないと思っています。元を質せば(今もですが、)必死に走り続けながらも整える行動を継続する(=習慣を持つ)という思考を身につけたことが大きかった様に思います。

 

 

未来を創る状態管理思考

整える習慣とは即ち、状態管理の思考、というか概念であり、それは目先の今だけのことに囚われず、長い時間軸の中での“今”に行うべき重要なことは何か?という質問を自らに持ち、目的を明確にしてその方向に向かって生きることであり、緊急性の低い、しかし重要なことに時間を割くことであり、学ぶ場に足を運び知識を身につけたり、ただ安穏と日々を過ごすだけではなく経験を備えたり、とにかく実の力をつけることに執着心を持って日々向き合うことなのだと思っています。
肝臓が壊れ、医者に見放され50歳であの世に行く筈だったのが今や(一般的なおっさんより)健康になったのも、中学校にもロクに行ってない無一文の大工上がりの経営者が(個人事業主時代を含めると)起業から20年も商売をさせてもらっているのも、職人時代の先が見えない暮らしの辛さを若い職人に味わせることが無いようにと世間では儲からないから絶対にするべきではないと言われる職人を正規雇用する会社を作れたのも、職人、現場実務者が未来に光を見れる様にと始めた私塾が全国展開できる様になったのも、全ては状態管理の思考のお陰と言っても過言ではありません。

7つの習慣
7つの習慣

 

 

返せないご恩は渡せる若者に送る

そんな風に自分自身の20年を振り返ってみて改めて大きな転機だったと思える、「金なし、学なし、コネなし」で体力しか取り柄がなかった私の人生をなんとか真っ当な世界に引き戻してくれた有り難すぎる「状態管理思考」ですが、私の心の中にそれを浸透させたキッカケというか、入り口がいくつかあって、それらは自ら探して見つけたものもありますが、大部分は人とのご縁を頂いてそれが繋がって徐々に大きくなっていった様に感じます。それはスティーブン・R・コヴィー博士の書籍「7つの習慣」であり、それを起点としてお客様からご縁を頂いたコーチングであり、理念経営を標榜するキッカケになった先輩経営者との出会いであり、その方にお誘い頂いた勉強会であり、そこで深く知ることになったジェイ・エイブラハムのマーケティング体系であり、それらの体験を経験へと転換させるのに大きな役割を担ったブログを毎日更新しようと思う様になったのもある人との出会いです。

50歳になり、自分の人生を大きく変えたそれらの思考や概念を体系化し直して未来を背負って行く若者たちが少しでもいい人生になってもらえればとの想いで伝えているのが職人起業塾であり、スタートから5年目に入り今ではすっかり私のライフワークとなりました。これまでに頂いた多くのご縁に心から感謝するばかりですが、頂いたご恩の多くは既に返せない様になっており、ご恩送りに心を砕き、精進して参りたいと思います。

心謝。

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マーケティングに取り組むとは?

11月10日 快晴

 

人生を託すノート。

私の時間管理の全て、大げさに言うと人生の過ごし方を託しているスケジュール帳には、今日は朝からリフォームプランナーかなちゃんとリフォームをご依頼頂いたお客様宅への現場確認に同行する予定だったのですが、なんと!日程を書き間違えていた様で、期せずして午前中の予定がポカンと空いてしまいました。考えたら、(自分で書き込みますが、)私の人生はこのスケジュール帳に支配されているのだと改めて気づかさせられ、気軽になんでもスケジュールに書き込むのは随分とヤバイことなんだと思いました。一瞬、昨日の福岡弾丸出張から帰ってきたところやし、これ幸いにと少しゆっくりとデスクワークに勤しみますかね、、と思ったのですが、よく考えると単にスケジュールの先送りな訳で、結局先の予定を前倒しすることにしてドタバタと走り回りました。ま、こんな思考のことをを貧乏暇なしって言うのでしょう。(苦笑)

 

 

ネット強化業績アップセミナー

昼からは新大阪に移動、東京で開催している職人起業塾でセミナールームをお借りしている株式会社ship社の小松社長が来阪され、セミナーを開催されると聞きつけて参加してきました。S社とはすみれの本社ビル竣工、グランドオープンの際の目玉サービスとしてお客様からヒアリングをしながらリフォームプランを書き込むとリアルタイムで3Dに立ち上がるソフトの提供を受けてからのお付き合いで、当時行列が出来るほど人気を博して大成功のオープンイベントになりました。かれこれ14年も前のことになります。その他にも小松社長には日本マーケティング協会の元理事長の故水口健二先生のマーケティング戦略塾と言う合宿に誘ってもらったり、セミナーで業界の最新情報を聞かせて頂いたりとそれ以後も何かとお世話になっており、その広い人脈と共に卓越した情報収集力と分析力から生み出されるソリューションは常にリフォーム業界の最先端をリードしてこられたと言っても過言ではないと思っており、私が(いろんな面で)とても尊敬している経営者の一人です。

 

 

淘汰と統合の時代

今日の新大阪でのセミナーはWeb戦略を中心にこれから激しい変化に晒される建築業界でいかに生き残れるかを自社が提供しているサービスの内幕まで太っ腹にお話しされておられました。私達すみれは新規集客に重きを置いておらず、お付き合いを頂いているお客様、そのご紹介で殆どの売り上げを作っておりますが、別段、新しいご縁を頂くことを拒絶している訳ではなく、できればHP等ですみれの取り組みをしっかり見て頂いた理解ある新規のお客様からの問い合わせを頂きたいと考えています。そのためにはWebの戦略は欠かせないのは自明の理、久しぶりにこの手のセミナーに参加しましたが、非常に素晴らしい内容で刻々と変わりつつあるWebマーケティングの現在の状況が垣間見れて、理解を深めることができた様に思います。そんな小松社長が今朝、Facebookでシェアされていた写真がこちら、リフォーム業界も淘汰と統合の時代がすぐそこまできている様です。

 

 

マーケティングマインドが組み込まれたサービス。

S社が提供されるコンテンツ、サービスが他社と少し違うのは常に手法の奥に明確なマーケティング理論が裏付けされているところで、単に多くの人に見られるネット広告や、人の注意を引きつけるソフト、登録を促せるウェブサイトの制作を提供されているだけではなく、マネタイズと共に建築業界や住まい手が抱えている潜在的な問題の解決を提供されています。マーケティングの大家として有名なフィリップ・コトラー氏はマーケティングの視点を「商品をどう売るか」から、顧客の問題を解決することに変えることを提言されましたし、世界一のマーケターと称されるジェイ・エイブラハム氏はビジネスで卓越した人物・企業になるための9ステップの中の一丁目一番に「顧客の問題を解決し市場の信頼を勝ち取る。」と書かれています。目先の売り上げを上げるだけのツールではなく、しっかりとした価値を創造し、提供し、問題を解決することで私達が職人起業塾の研修の目的に掲げている「生涯顧客の創造」を果たすための方法論を明示されています。まさにマーケティングマインドが染み込んだ商品、サービスを提供されていると感じています。

 

 

Web4.0時代に向けて

5時間もの長時間に渡って5つのコンテンツにまとめられた小松社長のお話はそれぞれ非常によく出来ていて、とてもわかりやすく、業界が置かれている背景や時流の流れについての鋭い分析、最新の成功事例の紹介を聴いて、今のまま何も新しいことに手をつけずに安穏に過ごしていくと確実に縮小と競合激化が進む市場から退場を余儀なくされると言う危機感を覚えました。よく耳にするフレーズですが、「現状維持は緩やかな破滅への道」と言うのはその通りだとはっきりとイメージ出来ました。そんな学び、気付きを得てそれでは何をするか?と言うと私の中では答えは明確で、「より一層、マーケティングを強化する」この一点に尽きます。そして情報化革命が本格化している現代、HPだけではなく、facebookやLINE、Instagram、Twitterと言ったSNSを含めたウェブ戦略の強化=情報発信とコミュニティー作りは絶対に外せません。

 

 

マーケティングに取り組むと言うこと。

しかし、新しくウェブサイトを制作して新規事業を立ち上げればいいか、と言うとそれだけで上手くいくはずもなく、小松社長も繰り返し口にされておられましたが、マーケティングとは生涯顧客の創造であり、一時的な集客の手法だけで成り立つものではありません。集客から計画、設計、施工、そして工事を終えて引き渡しを済ませた後のアフターサービスまでを全て顧客に満足頂けるレベルでやりきって初めて顧客から「これからも一生あなたの会社にお願いするわ」と言ってもらえる訳で、結局、答えは現場にあり、入り口もだいじですが、出口までのマネジメントも同時に一貫して強化出来なければマーケティングに取り組むとは言えません。私は職人起業塾というマーケティングの勉強会を主宰しており、全国で講座を行ったり、すみれ本社で毎月無料の勉強会を開催しておりまして多くの方にマーケティングの基礎理論を伝えています。マーケティングとは顧客の信頼を得る=ファンの様に応援してくれる人を創る=自分のマーケットを創るという全体像を指し示しているのですが、人はつい、集客、受注率、設計力、施工力、等々問題を切り分けて考えてしまいがちです。私自身、一度解決したと思った問題が数年後には全く効果を発揮しなくなったりすることも珍しくなく、何度も繰り返し同じコンテンツについてブラッシュアップを繰り返しています。結局、マーケティングに取り組むというのは、すべての業務について精度を上げるべくブラッシュアップを繰り返すことに他ならず、自社の強みを磨き、弱みを叩き潰し続ける覚悟と決意を固めることなのだと改めて。出掛けて、人の話を聞いて見るのは本当に大事です。

小松社長、本日はとても勉強させて頂きました、本当にありがとうございました。

 

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属人的ビジネスへの回帰論。@HARS

11月8日雨

 

 

第6回HARSゴルフコンペ

神戸は久しぶりの雨。今日は水曜日と言うことですみれ事務所は定休日、私はNPO法人ひょうご安心リフォーム推進委員会のチャリティーコンペに運営側としての参加でした。地域に密着したリフォーム会社が切磋琢磨して最新の知識と正しい技術を学び安心してリフォームできる環境を消費者に提供する事で地域の活性化を図るという理念を掲げて地道に活動を続けている貧乏NPO団体の運営資金を助けていただくチャリティーコンペを春と秋の年2回開催しており、正会員をはじめ、賛助会員としていつもご協力いただいている住宅設備、建材メーカーさんや商社さん、その他関連の業者さん達と毎回親睦を深めながらグリーンコミュニケーションをとるべくゴルフコンペを開催しております。

 https://instagram.com/p/BbO3APTBgmP/

 

ご縁に感謝。

今日はあいにくの天気で朝から小雨が降ったりやんだり、気温も下がって絶好のゴルフ日和とはいきませんでしたし、私のスコアのほうもやっぱり土砂降り状態で全く振るいませんでしたが、それでも同じパーティーのメンバーさんのお陰で楽しくラウンドする事が出来ました。このNPO法人は建築系の団体だけに、いつもは参加者のほとんどがおっさんばっかりなのですが、今回は皆さんに熱心にお声掛け頂けた様で、いつになく女性の参加も多く、事務局のくじはしさんとそのお友達でコーディネーターとして不動産会社と工務店とエンドユーザーをつなぐ新しいビジネスモデルを構築されている女性起業家の池川さん、いつも何かとお付き合いいただいている姫路のリフォーム会社の福田店長と私との4人で和気あいあいと楽しくラウンドさせていただきました。新しい多くのご縁に感謝いたします。

 

第三者的住宅取得サポート市場

昨日のひょうご木づかい王国学校の緊急会議でも、(私達も目指している)これからの住宅市場における第三者的な立場でのエンドユーザー向けの窓口の設置、ユーザーに寄り添った住宅取得にかかる全体的なアドバイスを行えるサービスの重要性とそこに大きな潜在需要がある事、全国で次々と成功モデルが生まれており、新たな市場が生まれつつある。という話が何度も繰り返し話題に上りましたが、この池川社長の行っておられる事業も女性目線に立った同じようなサービスで、しかも土地探し、資金計画、建築会社になかなか伝わらない顧客の要望を伝えるところまでを包括したサービスとなっており、注文住宅だけに限らず、分譲住宅の販売でも人気を博しているとの事でした。身近にそのような新しいビジネスを展開されておられる女性社長がおられた事に少し驚いてしまいましたが、この度、とても良いご縁をいただけたと思いますし、今後何かとご協力しあえる体制を持てればと考えています。

 

 

時代の大きな変化

新たな人との出逢いは新しい学びや気付き、発見をもたらしてくれるもので、ゴルフのラウンドをしながらあれこれと話しながら「なるほどー、」と改めて大きく時代が変わりつつある事に気づかされました。珍しく女性と一緒のラウンドということでいつにも増して話も弾み、そんな中で私の自己紹介で「職人を育成する建築会社と研修事業をしています」と聞いて、女性2人共が「息子を大工にしたいです」と言ってくれました。(息子さんの意思はわかりませんが、笑)その理由は「職人の手仕事は絶対に無くならないし、AI(人工知能)に取って代わられる事がないから」との事で、最近何でもオートメーション化されるのを見ていて「これからは職人になるべきだ」と思われたとのことでした。私にはあまり縁が無く知りませんでしたが、最近はネイリストの仕事でさえ自動化されているとの事、確かに3Dプリンターに比べればこれくらい簡単なことですね、、ネイリストの仕事もネイリストの学校もなくなるようです。

 

 

3つの顔を持つ女。

もう一つは池川さんのビジネスの集客がInstagramに特化されていると言われた事。女性目線での家づくりを切り口にされているということでネット集客、特にInstagramとは非常に相性が良いそうですが、女性社長、女性コーディネーターとの家づくり、住宅サービス会社と複数のアカウントを利用してそれぞれを巧みに連動させながらフォロワーを増やしてエンドユーザーからの集客促しているとの事でした。今時、Instagramでの集客活動は珍しくははありませんが、緻密な計算をして戦略的に複数のアカウントを使いこなし、セルフブランディングで売り上げを上げておられる方はそんなにいないと思いますし、しっかりと実績を挙げられているとの事でした。ただ、この様な手法は誰にでも出来る、もしくは成果を見込める訳では無く、池川社長というパーソナリティーがあってこそ成り立っているのだとも感じました。

 

 

今こそ属人的ビジネスへの回帰。

これらの話題で感じたのはIotやAIを駆使した技術革新、実用化が急激に進み始めた今、私たちスモールビジネスに携わるものが向かうべき先は前時代的、かつ汎用性が低く、効率的ではありませんが属人的なビジネスモデルではないかということです。大工が良くてネイリストはダメ、Instagramは効果的だが使う人による、住宅取得、資金計画、土地探しまで全てを一人の女性に託してもらう、これらの共通項はスペシャリストとして力量を兼ね備えた専門家による属人的なビジネスであり、この非効率で急ごしらえ出来ない人の価値こそが生き残れるビジネスになるのではないかと思うのです。物が溢れかえる時代に起こった情報革命は人のニーズを多様化、細分化させ、マニュアル通りのサービスや誰にでも受け入れられそうな商品の陳腐化を進めました。パーソナルなサービスは卓越したパーソナリティーによってもたらされるべきなのは自然な流れなのかも知れません。

 

修行と稽古が人生を切り開く。

今日のゴルフコンペを終えた後、夜はすみれ本社にて隔週開催している「すみれ書道教室」のお稽古日でした。私が遅れて参加すると若衆達が熱心に臨書の稽古に励んでおりました。よしよし、という感じで見ておりましたが、上述したこれから勝ち残ると思われる属人的ビジネスで最も重要なのはいうまでも無く、人間性と人間力であり、これらを学ぶには今も昔も変わることなく、修行と稽古、学ぶ姿勢がまず始めにありきだと思うのです。字を美しくかけるだけでも人に与える印象は大きく変わりますし、隔週の2時間程度のお稽古でも、長年継続し、習慣化の力を活用することができる様になれば、字が綺麗に書けること以上の価値を身につけることができると思います。
当たり前ですが、自分の人生は自分で切り開くしかなく、そして習慣の力を身につけて自らを鍛錬することで人の仕事の80%がAIとロボットにとって変わると言われているこれからの激動の時代にやりがいを持って生き生きと働ける状態を作れるのではないかと思った次第です。
結局は目先にとらわれない地道な努力ってことですよね。私も気張って参ります。(笑)

 

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11月7日 曇り

 

緊急会議を開催

昨日の鹿児島でのありがたいご縁への感謝となんとか最低限の目標を達成した祝杯の余韻に浸りながら鹿児島を飛び立ち1時間余のフライトで帰神。神戸についた途端、すっかりと頭を切り替え神戸空港からそのまま三ノ宮にてクライアントと待ち合わせて打ち合わせ。そのまま神戸ハーバーランドに移動してミーティングを2本こなした後、夕方からは兵庫県林務課と県木連からの依頼で運営しているひょうご木づかい王国学校にて緊急会議を開催しました。先日、このブログにてやるせない気持ちを吐露した記事をアップしましたが、ひょうご木づかい王国学校が入居している複合施設、ハーバーランドモザイク側から寝耳に水の退去勧告を受けて、急遽年末にてハーバーランドの施設を閉鎖することを余儀なくされたのに伴い、移転、継続の道筋を探るというか今後の方向性を決めてしまわなければならず、忙しい中多くのメンバーさんにお集まり頂きました。
このブログはこちら→青天の霹靂!約束するしか無い約束は強制やろ。

 

 

家づくり相談所として再スタートした矢先。

そもそもこのひょうご木づかい王国学校は兵庫県と県木連が創設した施設で兵庫県で産出される地元産の木材の利用を目指して地域の人に木の良さを知ってもらい、新築やリノベーション時に活用してもらえるようにという啓蒙活動の場として作られました。昨年、国からの補助金が打ち切られた後は私たち工務店団体がその運営を委託され、建築業者25社、関連業社25社の50社ものメンバーが集まり運営費を出し合って、また不足分はクラウドファンディングを活用して支援を募ったりしてなんとかこれまで事業を継続してきました。先月10月からは専任のインテリアコーディネーターを迎えて運営を転換、完全に第三者的な立ち位置で、家づくりセミナーの開催や住まいの相談窓口として本格的な活動を開始し、国土交通省からは地域型グリーン化住宅グループの採択を受け、新築住宅を建てる人には兵庫県と金融機関がタイアップした日本で一番低金利の固定型住宅ローン「兵庫県産木材特別ローン」の利用と共に100万円〜150万円の補助金の活用が出来る安心でお得な住まいの相談窓口として本格的な活動を始めた矢先の今回の勧告は本当に衝撃的な出来事でした。

 

 

ちょっとした詐欺?!

全50社もの運営に賛同頂いたメンバーさんはモチロンのこと、クラウドファンディングで全国からご支援を頂いた多くの方にも、私は整備されずに荒れ果てていく森と人で溢れる賑やかな街を繋ぐこの施設を存続させ、年間2万人を越す来場者に地元の木を使う意味と意義を訴えることで地域活性化、地域での自立循環型社会の実現に微細ながらも寄与できるはず!と訴えてご支援、ご協力をお願いして回りました。それははじめに多くの人が訪れる施設ありきの計画であり、(私をはじめ)皆さんはそれだけ多くの人に親しまれている施設ならば潰してしまうのは忍びないとご参画頂いたのが正直なところだと思います。それが、一年もしないうちに施設を退去して解体工事まで行わなければならないとなると、ちょっとした詐欺を働いたようなもので、私としては本当に心苦しいとしか言いようがありません。

 

 

移転先候補地募集

とはいえ、前回のブログに書いたように、飲むしかない条件を提示されていたとしても契約は契約。法治国家に暮らす一員としては賃貸借契約書に書き込んである条件を履行しないわけにはいかず、退去するしかないのが決定事項です。今行うべきは善後策で如何に最善の選択を行うかであり、限られた時間の中で移転、存続とその後の事業の実効性をいかに高めるかの一点に集中しなければなりませんでした。その為に半月前の定例会から移転先の候補地を募り、県、県木連の職員、そしてメンバーさんへと広く意見を求めました。その結果、素晴らしい意見を出して頂き、超短期間にも関わらず、移転先と来年度の運営資金の目処がつき、実績が上がりはじめた第三者機関としての住宅相談窓口の事業を継続することができる目処が立ちました。思いを同じくするメンバーさんの深いご理解とご協力体制には心から感謝するばかりです。

 

 

里山へ

その新店舗への移転案とは今年大きな話題となり、全国から見学者が訪れた「里山住宅博」のモデルルームでこれまでのハーバーランドに比べると交通の便は良くはありませんが、車なら気軽に乗り付けれる場所でもあり、また兵庫県産木材を活用した実際のモデルルームもたくさんあり、住宅に興味を持っておられる方にはもってこいのいい立地になると思っています。移転は来年1月からで年明け早々にグランドオープンの催しを行う予定まで、今日の緊急会議で仮決定することができました。あとは、これから家づくりを考える方に第三者的立場で気軽に相談できる窓口が神戸にあることを知ってもらえるように、正確で価値ある情報発信をスタッフの方々に行って頂きたいと思います。私たちは陰ながら応援する立場でしかありませんが、適正な価格で真っ当な材料を使い、安心できる住宅を取得されて幸せな暮らしを手に入れられる人が増えることを願いながら、できるだけの支援を続けて行きたいと思っています。関係者の皆様、引き続き宜しくお願い致します。

 里山住宅角のサイトはこちら→https://kobe-sumai.jp/

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UX KANSAI #7ストーリーテリング

2017年11月4日 晴れ

 

引き続きインプットの日

三連休の中日は昨日の東京での聴講に続き、新しく事業所を移されたYahoo!大阪本社のピカピカのセミナー室にてUXDの研修に参加。インプットの日が続きます。今日もまた朝の10時から夕方まで一日中脳みそを絞って考える学びの時間を持ちました。UX KANSAI主催のこの1年間通しての実践的な連続セミナーには昨年に引き続き2年連続の受講となり、(全くわかってなかった)昨年に比べると随分と雰囲気に馴染んできたとは思いますが、それでもまだまだ、UX的思考が身についてきた、もしくはUXの哲学が理解出来てきたと言うには程遠く、今日の研修でのグループごとの発表では講師の浅野先生に随分と手厳しい指摘をされた事もあり、なんとかもう少し早く理解を進め実務に取り入れたいと若干焦る気持ちも抱きながらの研修への参加となりました。

 

 

仮想カタログの作成

この研修では連続セミナーを受講しながら、サンプルとして協力頂く実際の企業が抱える問題を解決すべくサービスデザインを考案し、最終回でその企業向けにプレゼンする、そして本当にいい案が生まれたら実際の事業として採用される(可能性がある)という非常に実務的な研修となっており、今日の研修の冒頭ではこれまで作り込んできたサービスデザインの進捗発表を兼ねて仮想カタログを作成してグループごとに発表する時間が持たれました。大まか、殆んどのグループの発表に対して浅野先生から厳しい指摘というか、ダメ出しを頂き、研修と雖も実務と変わらない、もしくはそれ以上の真剣味を持って取り組まなければならない事を再確認させられ、ハッと目を覚まされる気がしました。

 

 

研修にCSなし

浅野先生は「研修にCS(顧客満足)なし」とよく口にされますが、厳しい口調で真剣な指摘を頂けば頂くほど、セミナーに対する真剣味が増し、その結果学びが深まったり、レベルが上がったりと研修を受けることの価値が上がる事を実感、「これはアホすぎるだろ」「全く考えてない」「根本的に分かっていない」という厳しいダメ出しの連続に会場は随分長い間凍りつきましたが、やっぱりこれでなければ、なんて私一人喜んでおりました。研修講師を務めることも多い私としてはUXデザイン以外にも非常に多くのことを浅野先生から学ばせてもらっており、私がセミナーで話す内容に対して、「最先端の情報と考え方ですね」と言って頂けることがあるのは全て浅野先生からの受け売りで、本当にお世話になってます。(笑)

 

 

ストーリーテリング

仮想カタログで痛烈に指摘を受けたのを受けて、昼から夕方まではストーリーテリングなるサービスデザインによってもたらされる価値をシナリオにして利用シーンをイメージしてまとめる作業で、再度ビジネスモデルキャンバスや、インタビューを集めて分析したユーザーの本質的なニーズ(欲求)を見直し、ペルソナの指向性との整合を再度慎重に確認しながらバリューシナリオシートにまとめる作業でした。この研修ではクライアント、エンドユーザー、サブユーザーがそれぞれ幸せになり、そしてクライアントがマーケットから尊敬を集めることができる社会的にも意義のある新しいアイデアが求められているのですが、それもマネタイズが成り立っているビジネスにならなければ話にならない訳で、先行投資をなるべく軽くしつつも、ビジネスが回り出すと大きな広がりを見出せるような可能性を両立させなければならない訳で、このあたりのバランスまでしっかり見ておかないと浅野先生には話にならんと一刀両断にされてしまいます。

 

 

目指すべきは中学生にでもわかるようなサービスデザイン

スタートした時には長いと感じた全10回の研修も今回を終えると残すはあと2回、最終講では考案したサービスをサービスサファリという実際に利用シーンで検証することと、サンプル企業へのプレゼンとなっていることを考えれば、実質残り一回でサービスデザインをまとめなければなりません。チームメンバーにも(他のチームでも)焦りの色が滲んできておりましたが、今回浅野先生にご指摘頂いた部分を修正すると、随分とスッキリとしましたし、考案した案を少しでもよく見せようとあれこれと付け足してしまっていた部分を削ぎ取って、「中学生にでもわかるような」本質的なサービスに焦点を絞ることでなんとなくではありますが、光が見えてきたように思います。ちなみに、昨年の研修では私も所属していたチームのプレゼンが(サンプル企業ではありませんでしたが)実際に採用され、リアルなビジネスとして進んでおりまして、今回も採用してみようと思ってもらえるようなプレゼンに、なんとかしたいものだと思っています。私としてはUXデザインはこれからの建築に欠かせない思考だと思っており、なんとかそろそろモノにしたいもの、優秀なチームメンバーに恵まれていることもあり、あと二回の研修で自分なりの結果を見れるように気張る所存で、そろそろとすみれでの設計業務にUX的思考を落とし込みたいと思っています。浅野先生をはじめUX KANSAIのコミュニティーの皆様、引き続き宜しくお願い致します。

 

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