マーケティングは愛やろ!

8月19日 晴

 

桜島のご来光

引き続き鹿児島にて。昨日の職人起業塾@鹿児島のなみだがちょちょ切れる卒塾式の余韻を若干引きずりながら天文館近くのホテルで目覚めた朝は雲ひとつない晴天。少し早めに起き出して気持ちを壮大にしてくれる大好きな桜島やお礼の参拝をすべく照国神社までランニング、最高に気持ちの良い1日のスタートとなりました。

感動のフィナーレ

それにしても、昨夜の職人起業塾鹿児島のフィナーレは甚く感動させられました。研修会場の霧島市から卒塾式&打ち上げの懇親会は鹿児島市内の天文館、薩摩の郷土料理の有名店である吾愛人(わかな)へと場所を移し、半年にも及ぶ長い研修を終えられた塾生さん達をねぎらい、また忙しい中にも拘らず目先の利益にとらわれずに、未来を標榜して社員さんを学ばせるために時間と費用をかけて派遣された経営者の皆さんに厚くお礼を申し上げました。懇親会の冒頭は鹿児島での研修の発起人でもあり、現地事務局を努めていただいた大庭社長にお言葉をいただきました。

 

人生を成功に導く6番目の法則、学び続けること。

還暦を過ぎても今なおアグレッシブに学び続ける姿勢を絶やさない大庭社長のお話は、ご自身の豊富な経験をもとに、アクティブブレインセミナーで叩き込まれた成功法則の6番目でも有ったいつまでも学び続ける姿勢の重要さを熱い口調で語られ、同じ仕事をしていても、学び続けるものとその日1日をただ単に過ごす者とは10年後に大きな差が開くことを示唆されました。これまで触れることがなかったマーケティング理論(信頼をベースに未来の売り上げを作る方法論)を学ばれた塾生さん達に継続した学びの習慣を持つことを強く勧められたのは社会に出て初めて半年にも及ぶ座学での研修に参加した塾生の皆さんの心に強く響いたのではないかと思います。

 

郷中教育の教え。

大政奉還、明治維新を成し遂げ、新しい日本政府を作り上げた中心メンバーは薩摩と長州の尊王攘夷派だったのは誰もが知るところですが、その後の日本の教育に大きな影響与えているのは薩摩藩に根付いてきた郷中教育だったと言われています。人の道、人としてのあり方、儒教的な考え方をいろは唄になぞらえて今も鹿児島の人たちに語り継がれているとのことで、創建の有村社長が研修を終えて最高にモチベーションをあげている塾生さん達への戒めとして紹介してくださいました。。

いにしへの道を聞きても唱へても わが行に せずばかひなし
(古くからの立派な学問や教えを口で唱えるだけでは役立たない。それを実行することが一番大事。)

私が講座の中で何度も繰り返し言い続けて来た、行動を起こさなければ知識を身につけても何の役にも立たず、単なる時間の無駄」という言葉と全く同じ考え方が郷中教育の“いの一番”に語られていたことに驚くと共に、元来、鹿児島の経営者の方々には職人起業塾の研修内容が受け入れられる素地がこの地にあったのだと妙に納得させられました。

 

在り方と決意と行動をコミットするまとめのワーク

今回の懇親会は単なる飲み会の場ではなく、これまでの半年間に渡って学んでもらったまとめと振り返りを塾生の皆さんに発表してもらう場としました。研修の最後の課題、まとめのワークは研修を終えてこれからの業務、そして生き方に対するあり方を文章にまとめ上げ、コミットしてもらうものになっており、塾生さん達の決意表明を聞いてその成長に涙を浮かべられる経営者さんも(私もですが、)おられました。それにしても全員が素晴らしい発表で、鹿児島の皆さんの研修への意欲的な姿勢が反映されたものだったと思います。(代表でお一人だけですが、)ご紹介しておきたいと思います。

マイライフオオニワ Kさんのまとめのワーク

私は、OB顧客からの継続的な受注をとる社内の仕組みづくりを目指して、
アフター訪問の習慣をもってOB顧客における影響力を強め、
情報提供、メンテナンスを行うことによってお客様の不安を解消し、
より良い提案と誠実な対応で見込み客から選ばれ、
高い施工力で顧客の信頼を勝ち取り、
顧客接点強化を行うことで顧客との繋がりを深め、
強い信頼関係で三方よしの関係を構築し、
お客様の住まいの安全の為に仕事をする。

 

 

塾生さんの感想

まとめのワークに引き続き、研修を受講しての感想も発表頂きました。現在、国の政策(助成金の対象)としては建築実務者向けの研修は技術面のみに限られており、意識改革、自己啓発系の研修は助成の対象外となっております。職人起業塾は現場実務に即した実践的なワークを中心とした研修となっており、厚生労働大臣の認定を取得しておりますが、私は現場での実践で得るべきはマインドセットであり、心構えを正して顧客に貢献するのだという意識が不可欠だと思っています。
期せずして、とは言いませんが塾生さんの感想には、意識を変えて人生をコントロールしながらもちろん現場で実践して会社に貢献したい!といった内容を全員が書き込んでくれました。以下に塾生さん達の感想を抜粋してご紹介します。

「仕事への向き合い方が前向きに変わった」
「人生に対する考え方を再認識」
「笑顔を絶やさずポジティブな生き方で今後の人生を走っていきます」
「自分のやるべきことが見えました」
「仕事の楽しさや喜びを感じる機会が増えました」
「周りを巻き込んでホンモノの時代に生き残れる本物の職人になります」
「今まではめんどくさいと思っていた自分がまずはやってみようと思えるようになりました」
「自分の考え方次第でこれからの行動、また人生が変わる。まだ今から始められることがたくさんあると思いました」
「相手の立場に立って考えることができるようになりました」
「今後しなければならないことが明確になり、アクションプランを実践し、会社に貢献できるように頑張ります」
「自分に対する自信がつきました」
「行動に移す事の大変さと重要さを学びました」
「当たり前のことが今までできていなかったことに気づきました」
「三方よしの話が強く印象に残っており、いつも心がけて仕事をしています」
等々・・・、

 

修了証書は終わりではなくスタートの証。

今回の半年間の研修で学んで頂いたのは、マーケティングの基礎理論とそれを実務に落とし込み、現場で成果を上げてもらうための思考方法とコミュニケーションスキルの習得です。開講当初からすると明らかに見た目も、話し方も、考え方も大きく変化した塾生さん達を見て研修で私が伝えるべきことはしっかり伝わったと実感しました。あとは彼らが実際の業務で学んだことを実践するかしないか、それを定着させることができるか、同僚を巻き込んで仕組みを作り上げることができるか、その結果次第で人生は大きく変わります。要はやるか、やらんかだけです。懇親会の最後にひとまず、研修の修了証書を皆さんにお渡しして、カリキュラムの習得は終えられたことを認めましたが、研修はこれでおしまいではなく、ここからがスタートであり、学んだことを実務に生かして人生を、業績を自らの手でコントロールしていい人生を送ってください。と、檄とエールを送っておきました。

 

マーケティングは愛やろ!

卒塾式を終えて、修了証書を手渡し終えると塾生の皆さんも、それを見守る経営者の皆様も清々しい最高の笑顔でこの半年間を振り返り、これからの意気込みを語り、意識を変えて行動を変えたことを認め合い、そして讃えあっておられました。私としては本当に塾長冥利に尽きる瞬間でした。今後、彼らが研修の成果を生かすか、生かされないかはあくまで塾生さんそれぞれにお任せするしかありませんし、私の知るところではありません。それでも、今日の彼らを見ていると、社に大きく貢献することを通して役割や立ち位置を変えて、充実した素晴らしい人生を送ろうという気概を感じましたし、間違いなくそのきっかけはお渡しできたと思っています。

あと、研修を終えての感想の中でKさんから衝撃の告白がありました。「絶対に結婚する気はなかったし、この砂漠のような世の中で一人で生きていくつもりだったが、マーケティングの根本にあるのは愛だという塾長の言葉を聞いて、(仕事だけに限らずすべての見方を見直した結果、)今の彼女と結婚することに決めました。」とのこと。毎回、講座の終了時にパラダイムを変えて前向きに人と関わりあう事で幸せな人生にする。という人が出てきますが、今回も例に漏れず結婚宣言が飛び出したのは驚いたと共に、本当に嬉しい出来事でした。Kさん、幸せな家庭を築いて公私共に充実した人生を送られることを心から祈念しております。

鹿児島の皆さん、次にお会いする時には実績をもとに更に成長、自信をつけた姿を見せてくれることを楽しみにしております、いっちょう気張って見てください!
半年間お疲れ様でした、そしてありがとうございました、心から感謝いたします。

深謝!

 

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ムーブメントを起こす方法。@鹿児島職人起業塾

8月18日 土砂降りのち(鹿児島は)晴れ

 

トラブルが起こって気づく有り難さ。

今日は鹿児島へ。【第四期】職人起業塾@鹿児島の第15講、最終講の研修講師として朝一番の飛行機で鹿児島に飛ぶべく始発のリムジンバスで伊丹空港へと向かいました。が、しかし、今朝の大阪は土砂降り、おまけに雷警報まで発令されて張り切って飛び出したにも拘らず、飛行機の離陸が30分以上も遅れるというパプニングに巻き込まれ、講座の開始時間ギリギリに会場に飛び込むことなってしまいました。2月から始まった全15回の半年間にも渡ってのこの講座、私は殆ど日帰りの弾丸出張で鹿児島まで通い続けました。考えても見れば今回以外一度も飛行機が遅れたことも、まして欠航などもなく、順調に終えることが出来たのはツイていたとしか思えないというか、本当に良かったと思います。お天道様に感謝です。(笑)

 

 

素直な心

今日の最終講では、半年にも渡って座学に通い続け、学んだ内容を実践し、行動に移した結果を発表、検証、そしてブラッシュアップを繰り返してきた塾生さん達に総仕上げとしてこれまでの研修の振り返りと共に今後この研修を通して作り上げたマーケティング的見地に立った顧客向けのサービスの実効性の最終的な検証と数値目標と目標達成までの期限を決めてもらうコーチングを行いました。皆さん、それぞれの立場で自分の役割に応じたアクションプランとして立案したものを一生懸命に発表されておられましたし、既に試験的に導入して売り上げとして成果を挙げられておられる方も数人おられました。私の拠点である神戸から遠く離れた鹿児島の地での研修の開催は、鹿児島の工務店経営者さんから強い要望を頂いて実現したこともあり、参加された社員さんがこれまでに比べて当初から前向き、積極的な姿勢で臨まれておりました。松下幸之助翁が繰り返し言われていたように、学びは素直な心で受け入れることが何よりも成果に繋がりやすいということだと実感です。

 

動画での再確認。

最終講ではいつも、振り返りの総論の中でこれまでの学びを定着させてもらう為に動画を紹介しています。いつもはTEDxSapporoでの植松努氏の有名な「思うは招く」というTEDトークで、植松氏のプレゼンの中に出てくる示唆と職人起業塾で学んだことの共通点を確認をしてもらいました。

この動画の植松氏の講話に出てくるのは職人起業塾のカリキュラムに組み込まれて、塾生さんが考え、実践してきたことが多く含まれています。「思うは招く」とは思考は現実化するということであり、「学ぶことは夢を追う事」「仕事は出来ないことを出来ることにする事」「本の中に先人が残してくれた知恵がある」「マイナス言葉の弊害」「出会い、ご縁が未来を作る」「だったらこうしてみれば」の思考が問題解決の入り口、「学びは問題解決のためにある」とにかく「アクションに移す!」「なんの為に生まれて来たのか?を考える」「出来ない理由を探すのではなく出来る理由を考える。」等々、仕事への向き合い方、在り方を正すマーケティングの入り口に必要なマインドセットが数多く登場します。

 

ムーブメントの作り方

もう一つは講座の中で作成したアクションプランを自社に持ち帰り、定着させる為には協力者を得て、同じ理念、同じ考え方で建築現場をそこに関わる大勢の人と共に取り組む必要があることから、ムーブメントの起こし方、協力者の集め方の理論を分かりやすく紹介しているデレク・シヴァーズの超有名なTEDトークです。一人の若者が公園で馬鹿踊りを始めて、それがいつしかムーブメントになり、一緒になって踊らない方が違和感があるくらい、その場にいる見知らぬ人たちが全員馬鹿踊りを始めるという映像で、初めに踊り始めたリーダーではなく、それに追随して踊り始める2番目の人(最初のフォロワー)の存在に注目し、その重要性を説いた動画です。

塾生諸氏には本日の最終講をもって学ぶことは一旦終了、これからはそれぞれ自社で新たな取り組みをスタートさせるにあたって、この動画にあるようにフォロワーを見つけ、ムーブメントを起こしてください。と説明とお願いをしておきました。

 

 

熱い気持ちと言葉は伝播する。

職人起業塾にしても、神戸の片田舎の小さな工務店で行なっていたスタッフ向けの社内勉強会が元々のスタートです。そこに仲のいい協力業者の青山さんが参加したいと言い出してくれたことが発端となり、スタッフ以外の外部に公開するようになり、勉強会の参加者でもあったJBN京阪神木造住宅協議会の事務局の中村さんが勉強会での内容を実践、大きな成果を出したことからその効果性を認め、JBNの研修事業として工務店従業員向けに事業化してくれないかとオファーを下さいました。

研修事業としてスタートしてからは、物珍しい実務者向けのマーケティング理論とその実践方法に興味を持ったメディアが取り上げてくれたり、様々な工務店団体から講演の依頼を頂くようになりました。今回の鹿児島での職人起業塾の開講も私の東京での講演を聴いた株式会社マイライフオオニワ社の大庭社長が是非とも鹿児島で講演会を開催したいとお声掛けをくださった流れで、鹿児島での講演会に参加頂いた事業者が中心となって人数が集まって開講する運びになった経緯があります。まるでデレクシヴァーズのTEDトークの馬鹿踊りをする青年のような私に多くの方がフォロワーとなり、ご協力くださったお陰で、鹿児島で塾生の皆さんとご縁をもらえた訳で、塾生の皆さんにも是非とも周りの人に応援される取り組みを周りの人に熱く語り、ムーブメントを起こしもらいたいと思います。

本日卒塾された塾生の皆さま、まずは自分自身で決めた目標と達成する期限を必達することからではありますが、何卒、ムーブメントを起こして、自分達の手で未来を作り上げてください!
大きく期待をしています!

 

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ファウンダー 〜ハンバーガー帝国のヒミツ〜

8月17日 晴れ

 

 

劇的な瞬間に立ち会う。

今日は大阪。【第五期】職人起業塾の第7講、建設業の為のアクティブ・ブレイン・セミナーのアドバンスコースに私が尊敬してやまない小田全宏氏に講師にお越し頂きました。私自身が大きな影響を受けて人生に対する向き合い方が変わったと感じているこの素晴らしいセミナーを塾生さん達が受講され、限界突破、ブレイクスルーの体験を通して脳に人としての原理原則をインストールされる劇的な瞬間に立ち会いたくて朝から会場のTOTO大阪ショールームに向かいました。久しぶりにオブザーバーとして参加させて頂きましたが、本当に素晴らしいというか、すごい内容です。改めて職人起業塾のカリキュラムに組み込ませて頂けている奇跡的なご縁と関係各位のご協力、ご尽力に心から感謝することしきりです。ちなみに、2011年に私が受講した際の(感動冷めやらぬ)ブログはこちら→http://sumireco.co.jp/blog/sumirepapa-nikki/?p=1622
私自身、このセミナーを受けてから6年間で間違いなく大きく人生が、そして事業も変容を遂げました、もちろんいい方に変わったと思っています。

 

 

原理原則を脳にインストール

今日のセミナーでは皆さん、脳をフル回転させて、本当に自分にできるのか?と自問自答を繰り返しながらも高いハードルを一つずつ超えて、全員がブレイクスルーを繰り返されて最終的には自己限定を解除されておられました。同じセミナーを受けたからと言って誰しもが同じ成果を出せることはありませんが、今日のアドバンスコースのセミナーの体験はやる気にさえなれば、同じ成果を生み出すポテンシャルを持っていることを自分自身で証明され、やればできる自分がいることを知り、大きな自信を持たれたことだと思います。これを機に仕事もプライベートも脳にインストールした原理原則に沿った思考を持ち続け、どんどんいい方向に変革、進化を遂げてもらいたいと思います。

 

 

映画『ファウンダー』

話は変わって、、昨日は朝一番の甲子園球場への応援の後、夕方の約束までたっぷりと時間があったので、以前から見に行かねばなるまい。と思っていた映画を鑑賞に行きました。その映画のタイトルは『ファウンダー』マクドナルドは乗っ取られて誕生した!?「世界最強のハンバーガー帝国を築き上げた男は英雄なのか? 怪物なのか?」というキャッチーかつセンセーショナルなサブコピーが付けられた作品です。世界で最も成功したと言われている外食チェーン店、マクドナルドの創業時の事実に基づいた話で初代バットマンを演じたマイケル・キートンが世界最大のハンバーガー・チェーン「マクドナルド」の創業者レイ・クロックをダイナミックに演じている実録作品で、経営者に限らず、ビジネスパーソンは必見の作品という噂を聞いて是非とも見ておこうと思っておりました。

 

 

スモールビジネスVSグローバルヒジネス

内容は(ネタバレですが、大体のことは皆さん知っていると思うので、)大まかにいうと、商品の品質管理と顧客視点のスピードオペレーションを研究しマクドナルド・ハンバーガーの商品とシステムを生み出したマクドナルド兄弟が持っていた創業者の権利を、しがないセールスマンだったレイ・クロックがフランチャイズ展開を持ちかけ、瞬く間に全米に店舗出店を広げてマクドナルドのビジネスモデルを生み出し、50歳を過ぎてなお飽くなき野心をたぎらせて事業の権利を買い取り、名実共に創業者となり世界に轟く巨大ハンバーガー王国のトップに君臨するまでの物語で、源流であるハンバーガーショップの自分たちが信じる品質を守ろうとする家族経営のスモールビジネスとある程度の基準を守りつつも利潤を追求し、全米から世界にその展開を広げたグローバルビジネスとの対比を鮮明に浮き上がらせる、非常に考えさせられる部分が多い映画でした。
作品紹介はこちら→http://eiga.com/movie/86366/special/

 

 

成功の源泉はスーパーポジティブ

詳しくは映画を見て頂ければ、ですが、ネタバレをもう少し続けると、私の中で特に印象に残ったのは、ユニクロの柳井正氏、ソフトバンクの孫正義氏等、日本を代表するカリスマ経営者をはじめ世界中の起業家からリスペクトされているカリスマ・オブ・カリスマ、マクドナルドのファウンダー(創業者)レイ・クロックが冒頭で訪問販売の業績が上がらず若干腐りかけながら、モーテルに帰って「根気と信念があれば、いかなる夢も実現できる」と延々スーパーポジティブな言葉を流し続ける自己啓発の朗読レコードを聞くシーンです。ノーマン・ビンセント・ピールのベストセラー「積極的考え方の力」のレコードとのことですが、私も若かりし頃、(今考えるとマルチ商法で高額の)自己啓発のテープを(売りつけられて、)毎晩聴き続けていたことを思い出しました。一時はバカな買い物をした、と後悔したこともありましたが、「マーク・トェインはかつてこう言いました」で始まる、あの時に脳の中に繰り返し刷り込んだスーパーポジティブ思考を叩き込んだ時間はひょっとしたら私の人生において大きな財産になっていたのかも知れないな、と今更ですが私にその教材を売りつけた紹介してくれた先輩に感謝をするべきかも、と思ったこと。人生において起きる出来事には全て意味がある。ってことなのでしょう。

 

 

賛否はともかく、見るべし。

常々、スモールビジネスに取り組む中小企業経営者として反グローバリズム、ローカリゼーション志向、マスマーケットではなくニッチ、アウトバウンドではなくインバウンドのマーケティングを実践し、また推奨している私としては、レイ・クロックが元々の創業者であるマクドナルド兄弟とのロイヤリティーを支払い続ける紳士協定を反故にして世界制覇とも言えるサクセスを手にした思考や強欲とも言える程の強引さに対して丸々受け入れることはできませんでしたが、ファインダーとなるきっかけとなったマクドナルドのビジネスのコアはハンバーガーではなく、不動産事業であるというイノベーショ的思考は大いに見習わなければならないと感じました。確かに、経営者に限らず、職業人たるもの、見ておいた方がいい映画でした。『ファウンダー』オススメします!

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自分史上最高の夏

8月16日 曇り時々晴れ


夏の終わり。

お盆もそろそろ終盤、今日から平常営業に戻られた会社も多いようですが、これと言って休みなく営業を続けてきたすみれ事務所は水曜日ということで定休日。私といえば夕方に大阪で会食の予定が入っていたくらいで一日事務所でデスクワークに励む予定でしたが、昨日の雨で甲子園で行われている全国高校野球選手権大会が中止、順延となったのを受けて私も古くからの経営者仲間である長野のサンプロ社の青柳社長のご子息、青柳真珠くんの応援に予定をずらして甲子園に駆けつけました。

fbのつながり。

松商学園が一回戦突破した際の試合は地鎮祭と重なり、応援に行けなかったこともあり、地元兵庫県に住まう私としては何としても友人のご子息が長野の名門、松商学園のエースとして活躍されるの一目見て、微力ながら応援できたらと思い、fbで「行きます!」的なことを書き込んだら、姫路の仲良し同業者、キヨちゃんが一緒にいくと参加表明をしてくれましておっさん二人で朝一番の阪神電車に乗り込んで高校野球の聖地へと赴きました。

 

 

娘と同い歳の若者達の活躍。

娘が高校三年生の同じ年ということもあり、我が子を見守るような気分で熱い声援を送り続けましたが、試合の結果は残念ながら春の選抜でベスト8に勝ち進んだ強豪、青森の盛岡大付属高校に敗れてしまいました。しかし、本当に手に汗握る白熱した試合で、何度かあったチャンスをモノに出来れば勝てることが出来た、本当に惜しい試合でした。勝利の女神の気まぐれの残酷さにやるせない思いを抱きながらも、強豪と5分に渡り合い全力を尽くして戦った松商学園の選手達の姿には心からエールを送りました。



野球の醍醐味を再確認。

実は、私は普段全く野球等のスポーツ観戦をしない方で、甲子園球場に足を運んだのも、こんなに真剣になって野球を見たのは何十年ぶりで、今回ご縁をいただいて松商学園の応援に来たことで、野球の厳しさと面白さを再確認させていただいたように思います。

「野球はツーアウトから。」と言われますが、すべてのイニング、すべての打者にラストの一球があり、特に高校野球はトーナメント式の一発勝負であることから、ピッチャーもバッターも極限の集中と緊張の中で持っている力を出し切ろうと全力で相手に立ち向かいます。

 

 

タラレバも実力の結果。

その結果、どちらかが勝負に勝ち、その積み重ねで全体のゲームの流れがが作られていくのはゴルフやテニスといった個人競技とは全く違うスポーツの醍醐味だと感じました。1回裏の攻撃でフライではなくゴロになっていたら、とか、4番打者がホームランを打つ前に走者が出塁していればとか、タラレバと言ってしまえばキリがありませんが、ほんの少しのタイミングで試合の流れは一気に変わっていただろうし、両チームの実力自体は拮抗しており、ほんの少しのタイミングのズレで天と地ほどの違いがある勝敗が決してしまうのが結局は実力の差と言うことになってしまいます。

 

一球入魂

それぞれの選手が高校の3年間を捧げて取り組んできた全てをぶつけ合う一発勝負の高校野球を観戦して、感じたのはその勝負に勝つために必要な集中力や技術力、気迫といったものは私たち大人になってからの仕事でも同じように必要だと言うこと。1つずつの案件、1人のお客様にどれだけ真剣に全力で向き合えるかが勝負の分かれ目であり、事業全体の流れを作り長年にわたって事業を持続継続していけるか、だんだんジリ貧になってしまうのかを決定すると思ったのです。まさに一球入魂。

 

  

感動をありがとう。

そんな観点から見ると、学生時代に真剣にスポーツに取り組んだ若者は社会に出てから活躍できると言うのは理にかなっているのではないか、学校の勉強も大事かもしれませんが、彼らはもっと大事な人間力、努力と根気、集中力といった実社会で必要なものを数多く学ばれているように思いました。私達大人も彼らに見習い、肉体と精神の鍛錬を絶えず意識的に続ける必要があると感じた次第です。

松商学園の皆さん、そして青柳社長、本当に素晴らしい試合でした。残念ながら3回戦に駒を進める事は出来ませんでしたが、大会のテーマ通り、まさに「自分史上最高の夏」になったのでは無いでしょうか。感動をありがとうございました。ナイスゲーム!

 

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職人的思考の汎用性。〜喜ばれる人になるイメージ力〜

8月15日 曇り時々雨

日刊スポーツ記事
日刊スポーツ記事

雨の甲子園。

火曜日は朝活の日。なのですが、今朝は長野の経営者仲間のご子息が甲子園でエースとして活躍されているのを応援に行きたくて、しかも第一試合ということで倫理法人会はお休みをさせてもらいました。しかし、朝目を覚ましてみると空は雨模様で、怪しそうな天気を心配しながら身支度を整えて出て行こうとしたところ、雨天中止、順延の連絡が飛び込んで来ました。雨は今日一日で上がって明日は晴れるようなので、私も応援は順延して今日は事務所でしっぽりとデスクワークの1日に切り替えました。

 

 

世間様と逆の行動。

世間様はお盆の真っ最中なようですが、すみれ事務所はシフト制で水曜日の定休日以外は順番に誰かしら出社してくれており、今日も設計スタッフが3名出社、全く普段通りの平常営業な感じです。毎年、お盆は私も普段通り以上に事務所にいることが多いような気がします。(笑)
ビジネス系メルマガ日本一の鮒谷さんがいつも世間様がゆっくりしている時ほど、がっつりと働くことを推奨されておりますが、(よく言えば)私も同じ思考ということになるのかも知れません。

 

 

日々刻々を配信する力

さて、その鮒谷さんは「平成進化論」なるメールマガジンを毎日欠かさず配信し続けておられまして、5000回を超えているとのことですから足掛け14年くらいになるのでしょうか。私もずいぶん昔から愛読させていただいておりますが、日々刻々の気づきや学びの記録を残し、配信することでご自身のビジネスのコアを作っておられる姿、発信したことを実際の行動に移し、成果を挙げられているのには甚く感銘を受けると共に尊敬してやみません。(セミナー等には日程が合わず、会ったことはありませんが、)私の憧れの人物の一人です。

 

 

積み重ね、継続して得るもの。

私の場合はメールマガジンの配信も(月に2回程度の低頻度ですが)一応、「職人起業塾通信」という名前で行っておりますが、日々刻々の気づきや学びを書き残し、発信する場の中心はこのブログとなっておりまして、来月でとうとう丸10年を過ぎて11年目に突入します。自分でも毎日よく続けて来たなーと思いますし、2年ほど前からは日曜日の更新をお休みすることにしましたが、それまでは文字通り365日欠かさず更新を続けておりました。振り返って読むに値しない稚拙なブログも多く書いており、今読むと恥ずかしい限りではありますが、それでも書き続けたことで様々なことが進化し、変容できたと思っています。ブログの書き方一つ(内容ならもっとですが)にしても、10年前に比すると別人の文章のように思える程、日々の積み重ねって人を変えるのだと改めて思います。

 

 

他力本願での成長。

このように書くと、進化、変容はまるで自分の力で積み重ねて来た努力の成果のように聞こえますが、その実、全くもってそんなことはなくて、数年に一度、様々な人の影響を受けて、その真似をすることによって変わって来た、変えて来たというのが正直なところです。別に繰り返し同じことを積み重ねて来ただけで独創性が生まれて自然と変わっていく訳ではないと思っていて、前述の鮒谷さんもその一人ですが常に他者の情報発信を見て、自分を比べて劣っているところ、欠落しているところを戒め、補完することを心がけて来たからで、重要なのは新しい変化を自分に起こそうと思えるような人とのご縁を頂くことであり、常にその刺激を求める姿勢を保つことだと思うのです。

 

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新しい世界に触れる重要さ

そんな観点から見た時、先日のしまなみ海道の大三島にてオープン準備を進めているオオミシマスペースを主宰される徳見さん、増田さん夫婦や私も参加してそのビジネスモデルをワークショップで考える機会を与えてくれたUXKANSAI、今回のワークショップにも参加くださったUXKANSAI運営メンバーを中心とするコミュニティのメンバーさん、そして講師であり、UXの世界で第一人者の浅野先生との出会いは近年では非常に大きな出来事だったように思います。建築業界とは全く縁のなさそうな研修会に飛び込み参加して本当に良かったと心から思っているし、お陰で先行き不透明に過ぎる建築業界においての未来に向けての展望が少しずつ見えて来たような気がします。

 

 

当事者になって初めて気付くこと。

そんな深い学びを頂けたと思えるのも、研修やイベントでことある毎に皆さんがブログやfbで振り返りの感想、気づき、今後に生かすポイントをアウトプットしてくれるからであり、その精度が非常に高く、同じ体験をしている自分の気づかなかったところに気づかせてもらったのも一度や二度ではありません。浅野先生が「ブログを書くまでが研修」と口を酸っぱくして言われているのは自分自身がアウトプットすることにより考えをまとめて理解を深めることもありますが、同じ事象を多方向から見て自らの理解をじっくりと検証することが出来るからだと改めて実感しました。全く同じ仕組みをすみれ本社で開催している【元祖】職人起業塾でも以前から行っておりますが、自分が学ぶ当事者になって改めてその重要さに気づいた次第です。

 

神々の飛び込み
神々の飛び込み

愛すべきヒーロー、小田さんのブログのご紹介。

そんなこんなで、先日のしまなみ海道のワークショップでの振り返りを書いてくれた小田さんのブログを紹介したいと思います。こちら→DIYワークショップ@オオミシマスペース
ついでのその前週に開催した富士登山ご来光ツアーにも小田さんは参加してくれており、そのブログも非常に秀逸だったので、紹介させて頂きます。こちら→2017夏の富士登山ご来光ツアー
そんな小田さんが私のfb投稿にコメントしてくれた言葉が非常に素晴らしく、私がワークショップで伝えたかったことを参加者として理解、アウトプットしてくれたのには少しばかり胸が熱くなりました。以下に転載、感謝です。

一歩先も視界に入れながら、目先にある半歩先に手を打つ。
繰り返す釘打ちでは、埋まった釘の先端方向を意識しながら、確実に釘の頭を打つ。丸ノコでは、ノコ先端の切り欠きを罫書きに合わせながら、木材と当たる刃先を合わせる。
認知的に難しいことでしたが、他のシーンでも引き出して活用したいです。ご鞭撻ありがとうございました。:小田哲也語録

丸ノコ使い方指導
丸ノコ使い方指導

職人的思考の汎用性。

私は現在、神戸の小さな工務店の経営と同時に全国の職人や現場監督といった現場実務者の教育事業を行っております。そこで伝えているのは実は職人的思考であり、小田さんが書いてくれていたような先をイメージする力とそれを実現する為に知識やスキルを身につける意欲とそこから生み出される習慣の重要さです。それがしっかりと理解してもらえれば顧客との最大の接点となる実際の現場での実務で大きな成果を上げて顧客満足を得て卓越した存在になれると思っているし、私自身も長年に渡って実践して来ました。この思考が無一文の大工職人から起業してなんとか17年に渡り事業を続けてこれた原動力と言っても過言ではありません。

 

 

実現力こそ、喜ばれる根源。

オオミシマスペースでのワークショップで例えると、開催前に現場の状況を写真だけで確認して、参加人数とタイムテーブル、スケジュールを訊いた上で2日間で予定通りの作業を終えることができるか否かを勘案し、無理だと判断したら前乗りして準備をするとか、道具の選択を2段構えで行うとか、それら目標達成に向けての実際の計画を立てるのは全て、やって見なければわからないことをシュミレーションし、イメージを観に行って人の動きや段取りを掴めてこそであり、この思考が想いをカタチに変える実現力を高めます。職人として最も重要であり、また現場で体を動かし、実際にモノづくりに携わっていればこそ身につく能力だとも思っています。これさえ出来るようになれば、どこに行っても喜ばれる人になれると思っていて、すみれの大工スタッフしかり、職人起業塾の塾生さんしかり、お付き合い頂いている皆さんには是非ともイメージ力と周りを思いやってのシュミレーションする能力を身につけてもらいたいと心から思っています。
頑張ってください。(笑)

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めんどくさがり向けセールスとiPhone7。

8月14日 曇り

 

トラブル発生!

昨日までのしまなみ海道、大三島でのワークショップ講師のミッションを終えて、若干の余韻をひきづりつつも今日の早朝に帰神。6時ごろには出発してしまい、お世話になった皆様に最後の挨拶もできず申し訳なかったですが、お陰で往路とは全く違い渋滞に巻き込まれることなく2時間半ですんなりと神戸に戻れ、予定通り朝から出社することができました。オオミシマスペースの関係者の皆さん、とんだ失礼をば致しました。。

SNSの投稿を覗いてみると世間様はすっかり夏休みモード全開で楽しそうな美味しそうな画像とコメントが溢れかえっておりますが、私は今年も例によって通常業務というか、世間様が止まっている間に滞りまくっているタスクのリセットと締め切りが迫った作業に勤しんで状態を整える予定でして、(定休日以外は)年中無休のすみれ事務所に詰めております。そんな訳で、今日もがっつりとニュースレターのコラムとレポートの執筆に入り込む予定をしておりました。が、出張の片付けを終えてさあ、仕事!と気合を入れようとしたその瞬間、事件は起こりました。
なんと、(またもや)iPhoneが水没して死んでしまったのです。とほほ、、

 

 

まずは、身近なショップに駆け込む。

そんなこんなで、、単なるケータイ電話という役目からインターネットに繋がったことで大きくその存在を変容させたiPhoneは、仕事もプライベートも包括してまさに普段の暮らしになくてはならない重要且つ、不可欠な存在になってしまっており、まずはそのトラブルを片付けなければ仕事どころではない訳で、予定を全て変更、まずはキャリアであるソフトバンクのショップに走ることになりました。本来ならば、Appleのショップに行って修理依頼(という名の交換)をすべきところですが、実は、以前に2回ほど、iPhoneを水没して修理したことがあり、その時の保険の返金処理にキャリアのショップに行って手続きをしなければならないのが溜まっていたり、妻の(私が昔使っていた)iPhone5の(Appleタイマーが起動して?)調子が悪いので機種変更したいと希望を聞いていたりと、以前からショップに行く用事を溜めており、今回の水没事故のついでに私もいっそ修理をするより(一応)防水仕様になっているiPhone7に機種変更を考えた方がいいのではなないか?ショップの店員さんに相談してみようと考えたからです。

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手っ取り早い選択。

ショップに行って、カウンターのお姉さんに修理と交換の両方で考えている旨を伝えたら、その彼女にこれまでの契約内容や使用期間などをさらさら〜とチェックされた後、「私だったら即決で機種変更ですね。」とあまり丁寧な根拠を示されることなく、力強く言われてしまい、あれこれと検討して下手に余分な時間を要するならばと結果、機種変更をすることに決めました。ひと昔前に、ケータイショップに働いていた方の情報で、ケータイのキャリア間の競争が激しくなり、下取りや乗り換えの特典が激化しており、二年の契約が終わる度にキャリア自体を変えるのが最もお得にケータイ電話を使える方法という情報を聞いたことがありました。そんな記憶もあり、次回はSIMフリーも選択肢に入れてしっかりと比較検討をしようと思ってはいたのですが、結局、カウンターで接客してくれた押しの強めのお姉さんの勧めにヒョイと乗ってしまった格好です。。超情報化時代になり、ネットで細かく調べ上げればあらゆる情報が手に入ると言われますが、検索して情報を集める時間もバカにならず、その情報の信ぴょう性を検証するにも時間が掛かり、調べること自体を諦めて安易な選択をしてしまう自分の姿は今の一般的なユーザーの商品やサービスを選択する行動パターンを顕著に映し出しているように思った次第です。

 

 

アップセルとクロスセル

機種変更を決めた後は、本当にそれが正しかったのか?と振り返って検証する気もありませんが、金銭的に最適な選択をしたとはどーも思えておらず、なんとなくモヤモヤした感じが残っているのが正直なところです。そのモヤモヤ感を増幅させたのは、「iPhone7に機種変更するのと、この機会にiPadも一緒に購入しても値段が変わらない。というかタブレットを一緒に契約した方が月々の支払いは安くなるんですよ。」という店員さんのアップセルのトーク。「え、そうなの?」と突っ込むと「iPadを多くの人に使ってもらいたいので。」と気前のいい返事で、「使わないけど、月々安くなるなら買っとこうと言われるお客様もたくさんおられます」とのこと。しかし、よくよく訊いてみると、iPhone7は機種費用が二年の分割で、iPadは三年の分割とのことで、「二年で解約した場合は残金一括支払いとなります。」と、細かな計算はしてませんが、別に安いわけでもなんでもなかったのです。「別に安くないやん、そんなのいらんわ」と断るとバツの悪そうな顔をしながら、次は「電力契約の切り替えを関電から変えませんか?手続きで電力供給者の名前を変えるだけで電話代が百円安くなりますよ!」と、iPhoneケースと保護シートに続いて電気料金の切り替えまで次々とクロスセルトークを連発。安くもないし、デザインも大したことないけど、アクセサリー用品はどっちにしても買わなければならないでついでに購入しましたが、さすがに電力契約はお断りしました。(苦笑)

 

 

めんどくさがり向けセールスモデル

なんとなく、おっさんのボヤキのようなブログになってしまいましたが、今日のiPhone水没事件からの一連の顛末は、自分自身の顧客体験として色々と考えさせられるところがありました。そもそも、(孫正義氏のことは尊敬してますが)ソフトバンクの商売のお得なようでお得でないやり方には以前から非常に疑問を感じており、他のキャリアに乗り換えたいと思っておりましたし、今回はその絶好のチャンスでもあったのですが、結局継続してまた2年間の契約をしてしまいました。結局、それはめんどくさいの一言が理由の大半を占めておりました。以前にソフトバンクで新しい機種に変える際に、「本来有料のアプリを無料でダウンロードしておりますので、3ヶ月経っていらなければ止めてください。手続きを忘れると3ヶ月後から課金されますので注意してくださいね。」と言われたことがあり、そんなアプリは必要ないし、初めから止めて置いてくれと頼んだら、キャンペーン中の決まりですからそれはできません。と押し切られ、案の定、サービス停止の手続きをソフトバンクの思惑通りに忘れて課金された悔しい思い出がありますが、その時も「人のめんどくさい部分、忘れっぽい性質につけ込んだ商売って儲かるのだろうけど、なんかしっくり来んなー」と思っていたにもかかわらず、です。なんかモヤモヤが残ります。。

 

 

陽転思考。

とはいえ、済んでしまったことをウジウジ考えてもしょうがないし、また2年間の契約を交わしてソフトバンクさんにお世話になることを選択をしたのは自分自身ですから、今回のことを糧に二年後こそ、納得のいくケータイ電話との付き合いができるように情報収集をしっかりとして予備知識を身につけるようにしたいと思います。(SIMフリーに詳しい人、レクチャーください!)また、普段から先送りをしてきたことのツケは何かトラブルが起きた時に一括して払わなければならないこともよく実感しましたので、どっちにしてもいつかはやらねばならないことは、一つずつ期限を切って溜め込まないようにする習慣を身に付けようと思います。ここだけは、めんどくさがりの、時間に余裕がないバカな消費者の代表みたいなことを金輪際しないように胸に刻みたいと思います。

ま、そもそも、今回水没したiPhone6も電池が半日くらいしか持たなくなっていたし、新しくなったiPhone7のカメラ機能にも興味があったし、写真もメールも整理したいと思っていたので丁度良い機会だったと思うようにします。写真反転の機能は自分が自分を鏡で見る顔と人様の目で見るのと全く違うことに気づかせてもらえましたし、そんなこんなで新しいiPhone7ライフ、当分の間、楽しみます。(笑)

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(本気の)DIYワークショップ@しまなみ海道

8月13日 快晴

フローリングDIY無事終了!

しまなみ海道、大三島に来て3日目、杉の無垢フローリング張りDIYワークショップの最終日。
一昨日の夕方に前乗りしての準備から始まったワークショップの講師のお仕事は今日で終了、多くの参加者のご協力を得て何とか当初の目標通り玄関から広間、キッチントイレ洗面所とフローリングを張り終わることができるとともに、ワークショップに参加いただいた方にこれから「フローリング工事は自分でDIYできるかも!」と思っていただけるように道具の使い方や職人的考え方、フローリング張りのコツを伝えれたように思います。ミッション達成にほっと胸を撫で下ろしています。

職人として現場でガッツリと作業に勤しむことから離れて随分と経ち、この10年で言うと、熊本での震災の復興ボランティアで被災地に行ったこと、東日本大震災の後、スタッフと入れ替わって関東の現場を納めに行った位しか本格的な現場作業を行っておらず、勘が戻らない自分に若干もどかしいような、悔しいような思いも抱きつつ、それでも何とか昔取った杵柄を思い出して役目を全うすることができました。また、これから劇的に増えてくるであろうDIY思考のユーザーニーズの対応を考える上で以上に貴重な経験をすることができたと思っています。

以下に今回の大三島に新たに誕生する憧れのしまなみ海道を訪れたサイクリストがベースにできる宿であり、田舎暮らし、テレワークを体験できる宿泊型コワーキングスペースであり、合宿やワークショップを行える研修施設でもあるオオミシマスペースで行ったワークショップの模様、大三島での時間の過ごし方というか魅力を画像ともにお伝えしたいと思います。

 

 

ワークショップ1日目(前日)

昨日と今日の二日間で予定されていたワークショップはクラウドファンディングを通して申し込まれた6名から8名の参加メンバーで50平米位のフローリングを貼る、なかなかヘヴィーなもので、DIYワークショップとしてフローリングを貼るスキルを参加者に身に付けてもらうこと、施設のフローリングを張り終えると言う2つの目的がありました。丸ノコも使えない、全く建築技術がない人を集めて限られた時間内で目標まで達することができるのかを考えたとき、正直厳しそうな、と言うよりも随分と段取りをしておかないと難しいと判断してワークショップの前日に乗り込んで、当日作業がスムーズに進むように(意外と時間がかかる)フローリングの割付と大勢で一斉に広間での作業に取り掛かれるように貼り始めの玄関周りのややこしいところだけ私と主催者のマッスー氏で貼っておきました。

 

ワークショップ2日目(当日)

参加者の皆さんは週末の休日を利用してワークショップに参加されたので、移動は当日の午前中、ワークショップのスタートは昼からとなっており、午前中は前日の準備の続きを行うのと共に、早朝には(念のため一応持ってきていた)ロードバイクで大三島の大山祇神社お目指してお参りのサイクリング。結果、道を間違えまくって全然違うルートを走ることになりましたが、少しだけ旅行気分も味わいつつ、気持ちの良い1日のスタートとなりました。(笑)

昼からはいよいよワークショップがスタート。お盆の帰省ラッシュに巻き込まれて到着が遅れる方が続出と波乱含みのスタートになりましたが、「とにかく進めましょう!」と到着された方から順番に皆さんにフローリングの貼り方をレクチャー。今時はエアー工具を使ってフロアタッカーと言われるくぎ打ち機でフローリングを貼るのが主流となっておりますが、DIYの場合そんな専門的な道具を使える事はまずないことから、10数年前の施行に戻って金槌でフロアネイルと言われるフローリング専用の釘を打ち込む原始的な施工を行って貰いました。フローリングの実(さね)部分に斜め45度から釘を打ち、釘絞めで締める(奥まで打ち込む)手順に皆さんはじめのうちは随分と手こずり苦しんでおられましたが、夕方ごろになるとそれも慣れてきて広間の3分の2位、全体の作業量からすると半分ぐらいまで貼り進めることができました。

作業を終えた後は温泉でさっぱりと汗を流してからお楽しみのBBQ。ワークショップでの感想を聞いたりももちろんですが、様々な職種というより学生さんも交えての色んなな立場の人の集まりは自己紹介だけでも大いに盛り上がる、楽しい時間でした。

 

大三島の朝。

一夜明けて迎えた朝は肌寒いほどの清々しい朝で、日の出の時間ぴったりに目を覚まして瀬戸内の海から上がってくるご来光を拝んでから、すっかり師匠と弟子モデルが定着してきた先週の富士登山でも一緒だった小田さんと昨日のリベンジの大山祇神社に朝飯前のサイクリング参拝。ついでにサイクリストの聖地に立ち寄ってみたりと日常とは少し違う充実したスペシャル感のある朝を楽しみにました。(笑)

 

 

3日目(ワークショップ最終日)

本題に戻って、、1日めのワークショップでレクチャーしたのは釘の打ち方ともう一つはフローリングをカットする場合の寸法の取り方です。「幅定規」なるものをを利用してカットするフローリングに現場で切り取る線の描き方です。 2日目は参加者にフローリングを貼るだけではなく寸法を取り、電動工具を使ってカットして貼り進んでいくステップに進みました。またフローリングの留めつける方法も、手打ち釘だけではなくコンプレッサーを回してエアー工具のフロアタッカーの使い方も教えて文明の力である道具がいかに早く美しく施工効率を上げるかも体感してもらいました。床下点検口の蓋を作るとかフローリングを貼ることによって扉がするようになった建具の調整とか技術的にハードルが高い部分については私が施工しましたが、その他のフローリングを貼る作業自体はワークショップの参加者で勝手にできる位に上達し、(道具の力を借りたこともあり)一気にスピードアップ。昼過ぎの終了予定時刻には間に合わず少々時間オーバーとなりましたが無事に予定していた作業の全てを終わることができました。

3つ目のミッション。

このような形で何とか当初の目標を2つとも無事クリアすることができ、私としてはミッション達成にすっかりご満悦、主催者さんにもワークショップへの参加者さん達にも私と同じように達成感を味わってもらえ、期待値程度は喜んでもらうことができたと思います。また、私には実は第3の目的があり、それはこれから増え続けるであろ中古住宅を購入してDIYで費用を抑えつつ自分の気に入った住まいを作りたいと言うユーザのニーズに応えるヒントをつかみたいと言うことでした。この私の密かな目標も二日間のワークショップを通して参加者達の技術の習得具合を見たり、感想を聞いたりして、何よりも最後は自分たちだけで難しい部分の施工にチャレンジされている姿を見ることができたことで、しっかりと達成できたと思っています。

 

 

ワークショップでのまとめ。

今回のワークショップで私が得た最も重要な学びは、ワークショップは楽しいものでなければならないということ。ワークショップとは文字通り単なる疑似体験ではなく実際に体験することで学びを得るべき学びの場だと認識しておりますが、それも単なる作業をするだけではなく、技術を教わり習得すること、実際にやってみて出来た!を実感すること、仲間と交流すること、そして美しい自然や気持ちの良い環境を体感すること、そんな楽しい体験の積み重ねが非常に重要だということです。今回の私は職人としてワークショップ講師を任されて教えに行った立場ではありますが、工務店経営者、マーケティング担当者としては気づかされること、学ぶことは本当に多くあり、これまでぼんやりとしか認識できていなかったワークショップの運営について素晴らしい知見を得ることができたと思っています。最終日の夜に伯方島で打ち上げ花火大会があり、流れ星とともにフィナーレを飾ってもらえたのはおまけにしては素晴らしすぎる演出でした。期せずして、過ぎ行く夏の風情を楽しむことまでできたりと遊びに行った訳ではありませんが、大満足の3日間となりました。(笑)

主催者のオオミシマスペースの徳美さん、増田さん、そしてUX関西でご縁をいただいた参加者の皆さん、クラウドファンディングで賛同されたファミリーの方達、親に送り込まれた学生さん達、皆さま本当にありがとうございました。ハードな作業、お疲れ様でした。(笑)

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陳腐化との戦い。@しまなみ海道

8月11日晴れ

Only long drive

今日はしまなみ海道の今治側、自転車乗りの聖地がある島で知られる大三島に向かっています。
ひょんなきっかけで明日からそこで開催される古民家再生のワークショップの大工講師をすることになり、準備と段取りのための前乗りで車に道具を積み込んで(ついでに自転車も)帰省ラッシュでの渋滞を避けながら高速道路西へと車を飛ばしました。

実際は、飛ばしたと言うよりは渋滞に捕まって長時間のノロノロ運転。3時間で到着する予定が6時間もかかってしまう一人っきりのロングドライブとなりました。日本人の民族大移動、侮ってました。(苦笑)

 

 

ドラッカー博士の予言

昨日事務所の倉庫で今日の準備をしているとスタッフの連中に「また何か社長がおかしなことをやりだした、」みたいな目で見られてました。昨日のブログにも工務店の無価値化と言うタイトルで書きましたが、私としては今後の事業展開を考えたときに今回の取り組みは非常に重要な試みだと思っています。あらゆるものが陳腐化していくとドラッカー博士はその著書に書かれておりましたが、陳腐化のスピードが速くなればなるほど私たちは新しいチャレンジに取り組まなければならなくて、それができなければあっという間に時代に取り残され、現状維持もままならない状態に陥ると思っているからです。

 

 

 止まるとこける自転車のように

IT革命、情報革命はこれまでの時間に対する概念がガラッと変わってしまうほどのスピード化を(良きも悪きも含めて)私たちにもたらしました。そのことに冷静に目を向けると、それはつまり、これまで成り立ってきた事業モデルがあっという間に陳腐化してしまうことを示唆しています。「現状維持は緩やかな破滅への道」とよく言われますが、自転車をこぎ続けなければバランスを崩してしまうように、私たちも必死になって新たなことにチャレンジし続けてやっと現状維持ができる世の中になったのではないかと思っています。

 

 

ヒントは異業種にあり。

とは言え、闇雲になんでもかんでも新しいことにチャレンジすれば良いというわけでは無いのは自明の理。時代の流れを読んで、ユーザのニーズを吸い上げマーケットに求められているものを提供する取り組みを考えなければなりません。そのために情報収集のアンテナを高くはりめぐらせて業界内外の研修会やセミナーに積極的に足しげく通ったりしているわけですが、正直に言うとこれまでうまくいってきた同業者の成功事例を聞いても未来に対してのアプローチのヒントはなかなか得ることができません。そんな思いから近年は建築とは全く関係ない異業種の方が集まる勉強会に参加することが主になっています。

 

 

マーケティングのその先

そんな私のアンテナに引っかかったのは昨年から今年にかけて2年続けて研修に参加しているUXデザインを学ぶUX KANSAIのコミュニティーです。参加されている方は1部上場企業のプロダクトデザイナーや、ウェブプロデューサー、グラフィックデザイナーの(しかも若い人ばかり、)集まりに飛び込んで場違い感満載でしたが、運営メンバーの皆さん、講師の浅野先生にもファーストペンギンだね、とお声掛けをいただいたりと暖かく迎えていただきました。この研修に参加して、ユーザー経験から新たなサービスデザインを生み出すという考え方は非常に勉強になりましたし、1年と少し学び続けてみて今後の事業モデルを考える上で不可欠な思考、マーケティングの次のステップの考え方を身に付けることができる場だと強く感じています。

 

 

リアルすぎる実践型研修。

そんなUX KANSAI の前期の課題がしまなみ海道の企業の事業モデルの再構築でして、私が所属していたチームでは限界集落になりつつある島に散在する古民家を再生してビジネスユースに耐えるようなゲストハウスに生まれ変わらせ、自転車の聖地として訪れる観光客だけではなく企業研修や合宿など年中通して集客を見込める施設で田舎暮らし、リモートワークの疑似体験を提供できるサービスを考案しました。今回、私がDIYのお手伝いにすることになった古民家再生のリノベーションは、実はUX KANSASIで私たちが考案したビジネスプランの提案を(サンプル企業ではなく、運営メンバーの方ですが)採用していただいたもので、自分たちが研修のワークショップの中で考えたモデルがリアルなビジネスとして実現すると言うことで俄然張り切っている次第です。(笑)

 

 

陳腐化から生まれる新たな体験

考えてもみれば不思議な展開というか面白いご縁がつながっての今回のしまなみ海道行ですが、これも事態の急激な変化を感じ取って事業の先行きに危機感を持ち、アンテナを張り巡らせてこれぞと思ったところには躊躇なく飛び込んできたこれまでの自分の行動パタンを鑑みるとある意味自然な成り行きのような気もします。

15年前にコーチングを受け始めたこと、その後マーケティングの勉強会に通い続けたこと、それらの学びを実際の社業に落とし込み変化と実践を繰り返してきたことの土壌があってこそ、これまで何とか事業を継続することができたのだと思います。それも陳腐化したものと新たな取り組みのバランスがあってこそだと思うのです。とにかく明日からの二日間は1人の大工に立ち戻って、現場でのものづくりの楽しさを目一杯感じながら、自分たちができるサービス、提供できる体験を見つめ直して新しい事業のヒントを掴んで帰りたいと思います。

 

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工務店の無価値化、進行中!

8月10日 晴れ

盆休み前日。

あまりの暑さにやられたのか、短い一緒を終えた蝉の亡骸をやたら見かけるようになりました。人間の一生も地球の歴史からすると蝉よりも短いほんの一瞬なんだろうな、などと栄枯盛衰の理りを考えてしまう夏らしい1日でした。世間様はあらかた明日からお盆休みに入られるのでしょうか、私といえばこの3連休はDIYワークショップの講師として超久しぶりに建築現場にどっぷりと浸かり、汗をかく予定です。今回は杉のフローリング貼りの講習を行う予定で、参加者には今時あまり見かけない、フロアーネイルという手打ちの釘での施工を行ってもらう予定です。

 

フローリング貼りのDIY講座

DIY流行りの昨今、自分たちで結構本格的かつ大掛かりにリフォームやリノベーション工事をやりたい!という人が非常に増えているようです。リフォームの鉄板ネタ、床をリニューアルすれば部屋は見違えるように変わりますが、フローリングを貼るのは素人的にはなかなかハードルが高いもの。自分たちでやって見たいけど、そこはプロに任せて、DIYでやるのは壁の漆喰塗りや塗装、壁紙の張り替えなど、内装工事程度に落ち着くのはよくあることです。大工仕事の部類に入るからなのかもですが、床貼り施工のハードルが高い理由の一つに、道具の問題があります。イマドキはコンプレッサーを回してフロアータッカーと言われるエアー工具で又釘をフローリングのサネに向かって打つのがすっかり主流になっており、こんなマニアックな道具を揃える訳には行かないと諦めることが多いようです。しかし、10数年昔は釘を玄能で延々と打ち続けておりましたので、決してエア工具が無ければ施工出来ない訳ではありません。フローリングが貼れるコツを掴めば、天井や壁に貼る羽目板などの木製化粧板の施工も出来るようになる訳で、貴重なDIYerになれると思うのです。(笑)

 

手技ではなく道具と考え方

傍目に見ていたら難しそうに見えることもやってみたら意外と簡単!というのはよくあることです。思い返せば25年前、全く関係ない運送業から建築の世界に飛び込んで、「ぼんさん」と言われる見習いから大工になる修行を始めた頃はやることなすこと全てが初めてで、先輩や親方の仕事を見ながら「こんな難しそうなこと出来るかなー」と常に不安に思いながら初めてだらけのチャレンジを積み重ねてきたような覚えがあります。一応、大工として職人の端くれだったので、作業をなんども繰り返して身体に技術を覚えさせたところも、もちろんありますが、当時、私が感じていたのは身体ではなく頭でしっかりと理解をすることで技術の習得は8割方出来ているのではないかということです。和室の造作等、鋸の切り口がそのまま化粧になり、鑿で刻んだ穴に髪の毛一本の隙間が出来てもならないような熟練の手技が必要な作業はともかく、洋室の造作などは便利な道具がたくさんあり、道具の使い方さえ理解できればそんなに難しい仕事はなかったりするのが今の工事現場の現状です。DIYイベントに参加される方々にはそんな道具の使い方と「考え方」をお伝えできればと考えています。

ちなみに、来週末には夏休みの木工教室も控えており、来月もひょうご木づかい王国学校でDIYのイベントを開催する予定をしておりまして、元職人として木工技術を教えることが立て続け。世間とは逆の意味ですっかりDIYづいております。(笑)

フロア釘の打ち方
出典:自分リフォームで新生活!業販価格で買えるDIYショップ – RESTA

 

プラットフォームと無価値化

昨日のベンチマーキング塾での林哲平さんの講演の中でも、プラットフォームビジネスが世界を席巻しているということが話題に上りました。Amazon、Google、Airbnb、Uberと世界の経済を根本から変えてしまう企業はインターネットにポータルを持つだけで何のものづくりをしなくても巨額の売り上げ利益をあげ続けています。そして、そのポータルに人が集まる理由に「無価値化」があります。Googleはあらゆる情報を探すことが出来る検索が無料を提供したのからはじまって、地図、カーナナビゲーションシステム、航空写真、交通機関の乗り換え案内とそれまで課金されて、商売として成り立っていたサービスをことごとく無料にし、無価値化を行ってきました。無価値化はプラットフォームを成り立たす最強のツールなのです。

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工事業の無価値化、50%

そんな時代の流れを鑑みて、私たちはこれからどうすれば良いのかを考える時、自分たちが行なっている仕事が無価値にならないかを考えねばなりません。アメリカNO1のタクシー会社がUberによって駆逐されてしまったように、他者による無価値化は自社の破綻を意味します。あらゆる情報がインターネットで検索され公開されている今、これまで一般のユーザーが入手困難だった建築資材や設備機器商品などもふつーに販売されていますし、値段も公開されています。その中には私たちが商社から仕入れる価格よりも安く提供されているものも少なくなく、施主支給という名前でお客様が購入された商品を取り付けて施工することも今や珍しくも何ともありません。商品を仕入れて取り付ける工事業が既に半分無価値化してしまっていると行っても過言ではありません。

 

 

自社のサービスを無価値化する。

建築を行う中で商品を仕入れて取り付けるには商品の的確な選択が出来るような知識が必要です。そこに価値があったからこそ、工務店が機器の注文の窓口をしていたのですが、IT革命はその部分については完全に無価値化にしてしまいました。次は取り付け工事を含む商品ではなく作業全般についても無価値化が進んでもおかしくありません。その流れの一つがDIYであるのは間違いなく、私の明日からのワークショップは自分自身で自社のサービスを無価値化にしてしまう取り組みです。(苦笑)

自分で自分の首を絞めているようにも見えますが、私はそんな風には思っておりません。頑なにDIYを否定して工事はプロが行い、適正な金額を受け取るべきとの姿勢を崩さない工務店はこれからの時代、ユーザーにそっぽを向かれるでしょうし、逆に無価値化を自ら進める私たちの取り組みにDIY志向の強い人たちが集まって、どうしてもプロに任せなければならない仕事のみになりますが、設計や工事の依頼がたくさん集まるようになる可能性もあると思うのです。私たちはより専門性を高めて、プロならではの仕事が出来るように切磋琢磨しつつ、DIYをしてみたい!というユーザーさんの支援をし続ける取り組みを進めて行きたいと思います。

それにしても、大変な時代になったものです。。

 

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JOINT MARKETING@経営ベンチマーキング塾

8月9日 晴れ

 

大安吉日の地鎮祭

快晴の空の下、大安吉日の絶好の祭り事日和だった今日の午前中は明石の太寺にて地鎮祭を執り行いました。昭和の時代に建てられた店舗付き集合住宅の老朽化による取り壊しに伴う店舗移転の新築工事で、この度長年続けられたご商売が新たな建物になるのをきっかけに業態も拡張されるとのこと。益々のご商売の繁盛と皆様のご健康とご健勝、そして工事の無事を記念して私も玉串を奉奠させて頂きました。

 

 

経営ベンチマーキング塾

昼からは神戸元町に移動、建築業界誌大手の新建ハウジング社主催の新世代工務店4社を次々に招いて最先端の工務店経営についてのレクチャーを受ける経営ベンチマーキング塾に参加しました。最終回となる今回はゼロキューブという企画住宅のフランチャイザーとして有名な九州大分のベツダイ社の林哲平取締役が登壇されました。前回の長野のサンプロ社の青柳社長の講演も非常に学ぶべきことが多い素晴らしい内容でしたが、今回も前回に負けず劣らず、衝撃的とも言えるくらいの良いセミナーでした。近年、この手のセミナーは前で話すことが増えたこともあり、オーディエンスとして参加することがめっきり減っていたのですが、全国から業界の情報が集約される新聞社が厳選した工務店を集めたこの4回シリーズの経営ベンチマーキング塾はさすが!と思えるレベルの高さでした。参加して本当に良かったと思います。以下に今日聞かせて頂いた林氏のレクチャーの要点を自分なりにまとめておきたいと思います。

 

 

JOINT MARKETING

今回のセミナーのテーマはずばり「JOINT MARKETING」ということで、いわゆるマーケティングの世界で自社の実力の数倍の大きな効果性を発揮するジョイントベンチャーの概念を自社の事例の紹介や参考とする他業種の成功例を紐解きながら丁寧に説明されました。大分のいち工務店の企画型住宅が全国に広くフランチャイズ展開され今や300社を超える巨大ネットワークとなり、未だに進化と拡大を続けている秘訣の最大の理由が様々な人や企業とのJOINTにあるとのこと。聞けば聞くほどその破壊力には驚くばかりでした。私自身もこれまで一社だけでは出来ない取り組みを同業、異業種の両方で様々なジョイントベンチャーをしながら行ってきましたし、心がけてきたつもりでしたが、林氏が行われてきたそれとは全くレベルが違っておりました。もう一度、今後の戦略を見直してジョイントベンチャーの先を探ってみなければと強く思わされました。

 

 

プロディースの力

もちろん、手当たり次第、闇雲にジョイントすればいいというものではないのは当然で、マーケティング戦略を立案し、それに沿ってコラボ先を選定、オファーをかけるべきです。林氏はセミナーの冒頭ではそこで必要となるのが「プロディース力」だと断言されておられており、セルフプロディースを強く推奨している私としては、なるほどと大きく頷いてしまいました。また、マーケティングのコンセプトを立案するにあたり、ユーザーと業界とのギャップ、業界が抱える問題点の解消を目指すべきという基本通りに「矛盾に気づくこと」と、その矛盾に気づくアンテナを常に高く立てることを強く進められておりました。工務店経営者でこれほどしっかりとマーケティング理論を理解され、その理論に基づいた事業経営を明確に行われている人を私はこれまでみたことがないのでは、と思えるほど、その論調は理路整然としており、建築とは全く関係のない異業種から参入されたからかも知れませんが、まさに新世代工務店経営者だと脱帽しました。

 

  

セグメントとターゲティグとプロファイリング

2時間に及ぶ林氏の講演は工務店経営者を集めてのセミナーとは思えないほど、マーケティング用語のオンパレードで、私としては非常に楽しませて頂きましたが、半分以上の参加者は何のことかさっぱりわからなかったのではないかと思います。ざっくりとまとめてみるとこんな感じ、、(笑)

JOINT MARKETINGの実践に重要なのはまずセグメントであり、しっかりとプロファイリングしたターゲティグにヒットするコンセプトを作り込み、魅力的なタグラインとクリエティブでコンテンツをユーザーに対していかにリーチを伸ばすかが肝である。また拡散の方法論では、既存のTVや新聞、チラシといったメディアは衰退の一途を辿っており、それはレコメンションデーションが一般化したことが大きな原因で、これからはネット主流の流れには逆らえない。オウンドメディアをコアにしてSNSを駆使することしか道はないし、そこには大きな可能性が秘められている。

セミナー後の懇親会の席の挨拶でこの研修会の発起人でもあるヤマヒロ社の三渡会長が「何を言っているか全くチンプンカンプンで、実務から引退していてよかった」と語られておりましたがこれが理解出来なければ、これからの時代は生き残れないと私も思っています。(笑)

 

 

不易流行

林氏の講演の後は、例によって新建ハウジング社の三浦社長の切れ味鋭いまとめと講評がありました。相変わらず端的にそしてとても分かりやすく林氏の話は一体何を意味するのか、我々は何を学び取り、どのような行動を取らねばならないかを示唆と共に覚悟を持て、勇気を出せと励まして頂いているような気持ちで聴いておりました。その三浦社長の話の中で印象的だったのは「不易流行」という言葉。まさに時流を読み、変化を続けることで驚異的に業績を伸ばされているベツダイ社が長い社歴の中で培ってきた協力業社会との強い結びつきを持ち、工務店としての地力を保っているという林氏の話とバッチリリンクしてマーケティングだけではなく、モノづくりの企業として守らなければならないものへ積極的に向き合うべきだということ。そして会社だけが次の時代に生き残ることができるのだろうと感じた次第です。

林哲平取締役、本当に素晴らしいご講演をありがとうございました。ほんに勉強になりました!

 

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