「この世界の片隅に」を観るべき理由。

平成30年8月14日 快晴

朝起きの日

火曜日は朝活の日。ですが、今週は今日も明日もはお盆真っ只中ということでお休み。夏休み気分でゆっくり寝ても良かったのですが、やっぱり明け方4時過ぎには自然と目を覚ましてしまいました。超夜型人間だった私も、毎週二回の朝活に通う内に朝起きが習慣になって来た来たのか、それとも、50歳を過ぎたらシニア世代の仲間入りで自然と早起きになってしまうのか?そのジャッジはさておき、朝起きするのは非常に時間を有効に使えるもので、朝活の代わりに一昨日放送分の「西郷どん」と、「オーシャンズ」の録画を観て、本を読んで、筋トレをして、アイドル犬チャックと散歩がてら久しぶりにゴルフの練習に行ってから出社と朝から文武両道にみっちり時間を割くことが出来ました。まさしく朝起きは繁栄の第一歩ですね。(^ ^)

西郷どん盛り上がって来た!

話は変わって、、私、そもそも殆どTVを観ないのですが、司馬遼太郎の「播磨灘物語」が子供の頃から大好きで、どハマりしてた流れで、数年前の黒田官兵衛が取り上げられた時からNHKの大河ドラマを(録画をまとめて)見るようになっており、現在の「西郷どん」は、つい先日まで研修講師として鹿児島に通い続けていたこともあり、現在はほぼ、リアルタイムに近しいペースで観ていまして、只今、大政奉還が目前となり、随分盛り上がっております。そういえば、先週末、天逆鉾を拝みに高千穂峰に登った際にすれ違った現地の登山客と雑談をしている中で「あんた、西郷どん観とるかね?」と質問され、「毎週観てます!」と答えたらそのおじさんは破顔して大層喜んでくれて「そうか、そうか、鹿児島は今、すごい盛り上がっているんじゃよ」と誇らしげに話されてました。やはり、鹿児島を訪れるなら、一般常識として大河ドラマは押さえておかねばいけません。(笑)

もう一つの観るべきTVドラマ。

そんな、あまりTVを観ないと言いつつも、これは!と思う番組は抑える私が、最近熱心に録画を撮ってもらい観ているもう一本のドラマがあります。これも日曜日に放映されている連ドラで「この世界の片隅に」という広島の呉を舞台にした第2次世界大戦の戦中、そして原爆が投下され終戦を迎える時代の物語で、元の作品はこうの史代さん原作の漫画です。戦前、戦中、戦後の呉の街を細やかな、独特の温かみのある描写で描かれており、戦争が単なる暴力であるという真理と共に、世相に翻弄されながらも広い世界の片隅に人が生きており、そこにしかない幸せがあるという哀しく、儚く、そして胸を暖められるような世界観が伝わる名作で、すみれ事務所のプチ図書館「すみれ文庫」にも原作が蔵書されています。名作ですので是非一度手に取ってもらいたいと思います。ちなみに、映画を見た私に感想を書いたブログはこちら→『この世界の片隅に』に思ふ本当のこと。

研修の題材。

改めて、お気に入りの漫画からのアニメ映画からの連続TVドラマをご紹介するのには少し訳があって、それは私が行なっている研修講座の中でずっと「この世界の片隅に」を取り上げていたからです。これまで塾生さん達に「このアニメ映画見た人?」と訊いても誰も挙手してくれなかったのが、ここに来てTVドラマでやってるよね?と言うと多くの方が頷いてくれるようになり、とても喜んでおりまして、もう第5話まで進んでしまいましたが、是非とも多くの方に観てもらいたいと思うからです。ちなみに、主人公のすずさんを演じている 松本穂香さんとその旦那さんの周作役の 松坂桃李さんは原作の雰囲気を遺憾無く発揮されており、演技力もなかなかのものだと感心しておりまして、出来れば原作を読まれてから観ていただければ違う楽しみ方もあるかと思います。

革命の真っ最中。

工務店、リフォーム会社の従業員さんを集めたマーケティング理論を切り口にした「建築現場実務者の業務改革研修」に漫画が原作のアニメ映画がなぜ題材になっているかと言うと、現場実務を考える前に私たちがおかれている環境を良く理解してもらいたいと考え、「ゲームチェンジ」とあらゆる業態がビジネスモデルを見直さねばならないと言われるIT・デジタル革命、IotやAIの急速な進化がもたらす社会の変化についてのレクチャーをしつこいくらいに行うからです。建築業界、住宅業界もこれからは、これまでの延長線上に無い、変化に対応できない会社は普通に淘汰される時代に突入していると言う危機感を認識してもらうようにしています。その中で、いま起こっている革命は大手ポータルが全ての利益を吸い上げる構造になっているのと反面、私たち中小企業にとってはリスクだけではなく、ポジティブに捉えてもいい要素も多分にあり、インバウンドと言われる自分たちの強みや価値を磨き、発信することで見つけてもらいやすくなった事も同時に理解して、行動に移すべきだと訴えています。

想いは伝わる。むしろ伝わりやすくなった。

その例として、漫才師のキンコン西野さんがネットでのコミュニティーを生かしたクラウドファンディングで1万冊売れたらベストセラーと言われる絵本業界で40万冊もの絵本を売った事例や、戦争をテーマにした地味な漫画が地元広島や呉の人たちの応援でこれもクラウドファンディングで資金を集め資金集めに成功し、アニメ化、全国で上映を展開し、今や全国ネットの日曜日のゴールデンタイムにドラマ化されて、日本全国の人の知るところとなったのは紛れもなく時代の大きな変革によるものであり、熱い想いや志は今までとは比べ物にならない程、多くの人に拡散され、共感される時代になったと言う事です。ちなみに、私がチャレンジした兵庫の林業の活性化を通して森を守るべく、街と山をつなぐ施設「ひょうご木づかい王国学校」が運営資金難に陥った時もクラウドファンディングで全国の多くの方からご支援を頂き、なんとか存続することが出来ました。芸能人や有名な作家さんでなくても、私のような一般市民でも想いを語ることで応援者を募り、資金調達することができる社会は少し前まで考えられない世界です。そんな理由で、革命と言われる激動の時代にポジティブに正面から向き合って、「生き残る変化をして行こうぜ!」と檄を飛ばす題材になっているこのドラマ、是非観てください!強くオススメします!

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