日別アーカイブ: 2020年5月6日

山田方谷 〜河井継之助が学んだ藩政改革の師〜

05 2年5月6日快晴

ゴールデンウィークの最終日。

5月らしい最高に気持ちの良い天気が続きます。新型コロナの影響による世間様の自粛ムードとは関係なく、私といえば相も変わらず今日も平常営業で、1日事務所でデスクワークやスタッフとのミーティングなどの内向きの仕事に勤しみました。このブログは、昨年から日曜祭日はお休みするようにしているのですが、習慣とは恐ろしいもので、10年以上も毎日続けていると、2日も休むと何となく気持ちが落ち着かなくなるもので、今日はゴールデンウィークの最終日と言うことで、連休中に読んだ書籍のご紹介をしておきたいと思います。

実践者の人生に学ぶ。

昨年から熱心に東洋哲学の古典の学びを続けており、改めて論語、大学、中庸、そしてお客様からの勧めで菜根譚等を熱心に読み続けています。特に論語は毎日少しずつ素読をすることで、表面的な言葉の奥にある真意を徐々に理解できるようになっている様な気がしております。そんな中、建築と言う実業を行い、今も実務者として第一線にいる私としてはやっぱり古典の学びをどのように実務に生かすのかが気になるところで、また、マーケッターとしてその経済効果の実効性を確かめたいと経営に携わった儒学者の人物伝を定期的に読む様にしています。孔子の教えを経営に生かした実践者としてつとに有名なのは上杉鷹山公ですが、この連休中は、その鷹山公の流れを組み、江戸時代の末期に王道を実践することで財政難に仰ぐ松山藩を豊かな国に再建した山田報告の人物伝を改めて読み返してみました。山田方谷が藩政改革の根拠とした「理財論」と「擬対策」は上杉鷹山公の時代よりもさらにロジカルに、経営の本質を深く理解していたが故に圧倒的なスピード感で改革を進めており、混迷を深める現代にも色あせる事ない輝きを放っており、非常に勉強になりました。以下に本の紹介文を転載します。

商品内容

要旨 農民出身ながら、怒濤の時代に、幕政を担う老中の代行役として、備中松山藩(岡山県高梁市)を赤字から黒字経営に転換させ、藩政改革を見事に果たした山田方谷。改革成功の秘訣は何か?民の幸福を願い「人としての誠を貫く」生き方の中に見えてくるものは…。行財政改革に混迷する今の世におくる啓発の一書。
目次 第1部 備中が生んだ希代の神童(藩主の留守を守り抜く
幕府の運営は庄屋仕立て
家臣としての分限を心得る ほか)
第2部 「誠」を貫く改革の炎(治国の大方針確立が先決
鷹山の大義を称える
山だし家老に藩の全権を委任 ほか)
第3部 分限を生き抜いた孤高の名臣(徳川政権は汚れ傷んだ古着
安政の大獄案に具申
時流に逆らっても仕方ない ほか)

e-honより拝借。

概念は実践で裏打ちするもの。

今年に入って論語の素読を行うようになったきっかけは、年明け早々、岡山の閑谷学校で毎年開催されている論語の初読み会に参加したのがきっかけです。奇しくもこの閑谷学校の再建を果たしたのは隣の藩の家老だった山田方谷との事でした。以前から上杉鷹山公に続く儒教の教えで大きな功績を挙げたと大まかには知っておりましたが、実際に閑谷学校に足を運んだのをきっかけに、山田方谷の人生に触れてみたいと思い、人物伝の小説を購入しており、連休中の学びの題材として手にとってみました。吉田松陰がよく引いた言葉として有名な「至誠」を以って率先垂範して改革に取り組んだ様は、人の道と言われる誰もが知っている事を、誠実に尽くせば自ずと結果に結びつくのだと、改めて勇気をもらえたと共に、学びは幾千月も繰り返し続け、血肉と化して、全ての思考の根本になるくらいのレベルまで深める必要があるのだと感じました。私が行なっているちょこちょことした素読程度ではそんな深みに近づける訳はありませんが、続ける事で少しでも上杉鷹山公や山田方谷が行なった王道の経営を理解できる様になりたいと思った次第です。概念、思想そのものの学びはもちろん重要ですが、本当に大事なのはその実践。実践者の人生に触れる事で学びへの理解も深まりますし、学ぶ事自体へのモチベーションも上がります。童門冬二さんの人物、生き方に焦点を当てた歴史小説、強くオススメします!

 


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