黒い墨で白を書く。

JUGEMテーマ:日記・一般

段々と春らしい天気になってきました。
朝の散歩に出ると、雲一つないどこまでも抜ける様な青空。
しかし、もう放射冷却による底冷えも、霜も降りる事無く、気持よくアイドル犬チャックと歩きました。
iPhoneImage.png
写真が若干霞んで見えるのは花粉とかPM2.5とかのせいではなく、実は昨夜、iPhoneが二回目の水没を経験してしまい、カメラのレンズに水滴がついたままでして、、
非常に調子が悪くて困っております。(涙)
風呂場にケータイを持ち込むのはやっぱりリスキーです、、
対策を何か考えないと。。
今日は朝から書道教室の大山真理先生に無理を言ってお越し頂いて、来週にオープンを控えた兵庫駅前のお寿司屋さん、
『神戸寿司清隆』さんのお品書きの板の製作をお手伝い頂きました。
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手書きって、本当に素晴らしい。
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私も早く、これくらいはぶっつけ本番でサラサラかける様になりたいものです。
というか、工務店の仕事って本当にいろんな事をしなければいけないものですね。(笑)
このお品書き、真理先生に書いていただいているので『字』の美しさは当然ですが、それより、書き始める前に、字の大きさ、空白として空ける部分をキッチリと決めてマスキングテープで位置をだす下準備をする様に言われて、なるほど。と思いました。
お習字の稽古の時に良く、「書道とは黒い字を書くのではなく、黒い墨で余白の白を書くんですよ、」と言われます。
この位置を決める事だけで、既に美しさの8割くらいが出来てしまうのだと改めて気付き、何時も言われている事の理解を深める事が出来ました。
まさに段取り八分。
非常に勉強になりました。
そんなこんなの流れから、夜は久しぶりに書道のお稽古に参加しました。
iPhoneImage.png
実は、年明けから海外出張が多く、それがことごとくお稽古日に重なった事で今年に入って全く練習をしておりませんで、超久々の毛筆はダメダメノダメ。
昨年の暮れにつかみかけていたモノを綺麗サッパリと失って、まさに振り出しに戻るって感じでした。
持続、継続する事の重要さを改めて実感です。(汗、)
全く緊急性のないしかし重要な事の代表と言っても良いような書道や茶道のお稽古ですが、少しペースを緩めてしまうと今まで積み重ねた時間があっという間に消え去ってしまうことになりかねません。
久しぶりに稽古をつけていただいて、お稽古に対する緊急度が思いの外高まってしまっている事にハッ!とした次第です。
なかなか上達しない40の手習い、せっかくいた頂いたご縁ですので根気よく続けていきたいと思います。
真理先生、本日は色々とありがとうございました。
不良な弟子ですが、今後とも宜しくお願い致します。
あ、あと、お休みされている建築業の皆様、お忙しいのは十分分かっておりますが、『継続だけが力なり』がんばりましょーねー。
 

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3.11

3.11。
3年前のあの日、私は神戸の会議室でチームビルディングの考え方についての講義を受けていました。
ビルの7階だったと思いますが、大きな揺れを感じ、座学を中断してネットのニュースに見入った事がつい昨日の事の様に思い出されます。
その後、次々に明らかになっていった津波によるあり得ないような惨状を息をのんで見続けながらも、実は心の奥底では全く他人事として冷静に見ていた自分に自己嫌悪に陥ったりしました。
神戸の震災を関東で見ていた人の気持ちってこんな感じか、と悲惨な震災を体験していても、結局当事者にならなければ痛みを感じない人間の性を悲しく思ったり。
そして、その後に襲ってきたのはなんともならない無力感。
なにかしなければならない、なにもできない事の歯痒さに悶々とした日を過ごしたのは今も忘れる事が出来ません。
とはいえ、毎日の生活は容赦なく目の前で取り組まねばならない事、解決しなければならない問題を次々と連れてきて、気持ちとは裏腹にそれなりに忙しく過ごさせてくれます。
決して、あの時に感じた気持ちを忘れ去る事は出来ないし、忘れたくもないと思いますが、目の前の事を片付ける事を繰り返しながら、無力な自分が少しずつでも前に進んできたのもまた事実。
無力な自分を意識しつつ、それでもやはり未来に向かって前向きに向き合いたいと思う、それが私にとっての3.11という日なのかも知れません。
ちなみに、ちっぽけな出来る事、と言えばこんなキャンペーンがありました。
 

【誰でもできる東北支援】
Yahoo!で「3.11」を検索すると、公益財団法人東日本大震災復興支援団体に「一般寄付金」としておひとりにつき10円が寄付されます(^_^)
http://promo.search.yahoo.co.jp/searchfor311/

阪神淡路大震災の3倍にも上ってしまった被害に遭われた被災者の方々に対し、心からご冥福をお祈りしながら、私はわたしが出来ること、すべき事に精一杯の努力をしていきたい。
そんな風に思います。
合掌。
 

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成長させる事。

JUGEMテーマ:日記・一般


伊川の川沿いでは梅の花も八部咲。
厳しい寒の戻りがやってくると聞きましたが、日中に差す日差しはやっぱりだんだんと暖かくなってきて春の訪れをひしひしと感じる今日この頃。
ゆっくりまったりしながら読書でもして、うららかな気分に浸りたいと思うのですが、そうは問屋が卸しません。
アベノミクスの影響か、消費増税前の駆け込み需要の煽りか、ひょっとして景気が上向いているからか?直接もしくは間接的な原因はさておいて、とにかくやたら忙しくさせていただいています。
ありがたいことです。
そんなこんなで、3月月末に向けて忙しさもピークを迎えており今日はとうとう現場に復帰。

リフォームの内装の解体工事に一日勤しみました。

一作業員として汗を流しながら思ったのは、結局最後は自分頼みで何とかなってしまうことが、私の1番の強みでありまた弱みでのあるということ。
いつまでも変わらんなぁー、と独り言をブツブツ言いながらも、すぐに現場の勘を取り戻して、まだまだ職人としてやっていけるなと自信を深めたり。(^_^)
とにかく、目の前のお客様との約束を守ること以上に緊急性のある事は何一つないってことは間違いないことだと思います。
夕方から事務所に戻って、表彰式に参加。
大阪からわざわざ、関西技術協力センターの金丸社長と宋さんにお越しいただいて、中国から来ている実習先の張くんが作文のコンテストで受賞したこと、もう一人の実習生の王くんと揃って合格した日本語検定2級のお祝いに来ていただきました。

ひょんなご縁で6年ほど前から受け入れを始めた中国からの実習生事業。
人生を大きく展開したいと思う彼らとものづくりの会社を守りたい私たち。
きっと本当のWinーWinの関係を構築できるだろと思って来ましたが、おぼろげだった夢が現実のイメージに変わった瞬間でした。
「夢は叶うから夢なんだ」
故嶋田前社長のLast messageが思い出されて年甲斐もなく少しうるっとしてしまいました。

記念にここから張くんの作文を転載したいと思います。
今では日本語検定2級を取得して、文章も日本人顔負けとなっていますが、この作文を書いた当時は日本に来てまだ8ヶ月くらい。誤字脱字も多いですが、原文のままとします。
********ここから転載**********
子供から大人になって、きっといろんな事を経ていたと思います。私には成長した事に勝るもの無し。
 去年の暮秋に日本に来て、なんでも初めて、生活もとても新鮮で、面白いです。
日本にいる時間はそんなに長くないですが、自身に成長させた事が多いです。
 まずは関西組合で、和田先生に教えていただいた「目標を立つ」と言うことです。
目標や夢などは誰でも持っていると思いまして、正しいやり方が必要になります。自分がしたい事をイメージする事が大切です。
イメージをして頭に組み立てて、目標に目指して行くのは最も近道でしょう。
 次は、ウチの会社の高橋社長に教えて頂いた習慣って言うことです。
初めて社長に会ったのは、煙台国際で面接の時、その時、体が太くて、眼鏡もかけていました。6ヶ月ぶりに社長と関西組合で会いました。自分の目にも信じられなくて、まるで、違う人みたいでした。眼鏡をかけていないし、体も細くなりました。私はどうしてそんなに細くなったと言う気持ちで社長に聞きました。
社長は「習慣です。」と答えました。
「僕は19歳の頃から、1日に4時間しか寝ていない。今年から毎日必ず50回腕立て伏せと100回腹筋をしている」
と言いながら、社長の筋肉に触ることができました。45歳として、その硬さもあり、驚いてしまいました。
私は若者として、そこまでできると思いますけれども、毎日続ける事は簡単ではないと思います。良い習慣を持てば、成功のカギを持っているのと同じだと思っています。ですから良い習慣が作れる様に頑張るべきです。
 最後はすみれ建築工房の日本人の先輩に教えていただいた「ミス」という事です。先輩の話があって、自分で考えて、ミスをしっかりと認識する事が大切だと思っています。
正直なところ、ミスは恥ずかしく、出来れば他人に知られたくないもの。そして、存在自体をなかった事にしたいもの。
しかし、自分のミスを隠したところで何か得られるもるがあるでしょうか。
人は誰でも誤ちを犯すもの。ただそのミスに対して単にあげて落ち込むのかそれとも「貴重な経験をした」と受け止めて自分のレベルアップにつなげるかで、その後の歩みは大きく違ってくると思っています。
 以上は全て私の財産です。心から感謝しています。
*********転載ここまで*********
思いっきり文中に登場しており、若干照れくさくはありますが、とにかく素晴らしい作品だと思います。
日中関係もいろいろありますが、十把一絡げほど危険な思想はありません。
Diversityこそ成熟した社会へのきっかけだと思っています。
張くん、とにかくおめでとう。
来年の最優秀賞を狙ってこれからも精進を続けてください。
王くんもがんばってね!
 

 

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目くじら。


今日は朝から現場回り。
この月末からいよいよ着工する新築現場にお施主様と一緒に現地確認です。
周辺の木による日差しが遮られる具合や、リビングから見える景色、実際に駐車場に車を入れて見た感じなど、図面上では見えてこないことを確認しました。

何かとやっぱり答えは現場にあるということですね。
お施主様ご家族の思いをしっかりと汲み取って夢を形にするお手伝いをしようと決意を新たにしてきました。
帰りは突貫工事が続く兵庫駅前のお寿司屋さんの現場へ、

なんと工事現場のコンクリートを練るミキサーの横で、今が旬真っ盛りのイカナゴの販売をクライアントの若衆がしておりました。
神戸の春を告げる風物詩ということで、私もつい買っちゃいました。(笑)

「いかなごやすいよーう、持って帰りいー。」
と、威勢の良い売り子の声の奥で大工と左官と電気工事士が一生懸命働く姿はなかなか面白い絵でした。(笑)
さて、お題目は珍しく時事ネタです。
現代のベートーベンともてはやされていた人気作曲家にゴーストライターがいたと、日本のメディアでは世界的な大事件のクリミア半島の話題よりも大きく報道されていました。
テレビで執拗に責め立てるコメンテーターの姿を見て思ったことは、
そりゃ悪いけどそんなに目くじらたてんでも、、ってこと。
だいたい昔から有名タレントの著書ってゴーストライターが付いていて当たり前って言われてましたし、暗黙の了解的なこともあったと思うのです。
世間を騙してお金儲けすることを良いとは決して思いません。
ただ、営業の場面ではついオーバートークをしてしまうこともあるでしょうし、どんなささやかな嘘もついたことがないという人は私は今まで見たことがありません。
もっと言うと、嘘をつくつもりでなくても結果的に約束を守れないことって人間である以上誰にでも可能性があると思うのです。
ありえない失敗を繰り返す大手住宅設備機器メーカーに憤りが収まらない現場担当者にも、失敗は誰にでもあるねんからと、今日も諭してみましたが…
そんなふうに考えると、現代のベートーベンの彼が広島や福島に向けて活動したことまでが、金儲けのための嘘だと、断じて許す事はできない!
と、攻め立てている人見ると、少し違和感を覚えずにはいられません。
人を断じて、悪だ。正義だ。と簡単に割り切ってしまうのは、幼稚にすぎるような気がします。
1つのミス、嘘、約束を守れなかった事を捕まえて、自分の正義を振りかざしとことん追い詰めてしまうような風潮が今の日本に蔓延してきているような気がします。
誰にでも失敗はある。
自分の失敗が多いから弁明するわけではありませんが、そのことを忘れてしまって人を責めては人としてのあり方かおかしくなるような気がします。
交響曲HIROSHIMAが素晴らしいと言っていた人もたくさんいるわけで、、
もう少しおおらかな日本になればいいなと思います。

 

 

 

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知らなかった責任。

JUGEMテーマ:住宅


毎日さむいさむいと言ってても始まりませんが、今朝もやっぱり寒い朝でした。
この週末を越して、来週になると気圧配置もずいぶん緩みそう、との事ですので、そろそろ楽しい春のイベントの事に想いを馳せたいと思います。
寒い日があるからこそ、暖かなしあわせを感じれる、がすっかりこのところのテーマです。(笑)
それでも昼過ぎには陽射しも出てきて、少しは暖かくなりました。
と、いうことで今日は現場へ。

趣味と暮らすsumikaというコンセプトの新築住宅の完工検査に向かいました。
無垢、上小節の杉のフローリングが美しく、EM珪藻土と珪藻土クロスで内装を仕上げられた室内はまるで森の中にいる様な清々しい空気でした。
新築住宅特有の化学物質の匂いが微塵もしない現場に、作り手としても心がほっとします。
そして、清々しい空気感を醸しているのは珪藻土に含まれるEMによる抗酸化効果だけではなく、電磁波の対策をしっかりとしているのも理由の一つだと思っています。

全く無対策の住宅で低周波の電磁波を計測するとコンセント廻り等、電線が通っているところは300V/mくらいの数値を計測します。
ところが、オールアース住宅の仕様でキッチリと施工すると、5V/m程度に抑えられています。

普段生活する場所で、低周波の電磁波を被爆し続ける事のリスクは未だ日本ではあまり認知されておりませんが、北欧をはじめ、先進国の間では常識とされており、スエーデンの様に法律で室内の低周波電磁波の数値が建築の法律で定められている国まであります。

健康住宅っていう定義は内装材が自然素材で気密断熱がしっかりしてあるだけでは(←これらも非常に大事ですが、)片手落ちだと思っていて、見た目には分からないことにもしっかりと目を向けて住宅という人にとって最も身近な環境をより良いものにする責任を私たち建築会社は負っているのではないかと思っています。
今回も上々の数値を計測出来て一安心、お施主様に健康で楽しい時間を長く過ごして頂けるすみかになったのではないか、と自負しています。
ただ、、この技術が開発されたのはそんなに前の事ではなく、特許工法として国に認められたのも昨年のこと。
室内の低周波電磁波対策が出来ると私が知ったのもこの3年くらいの事でして、当然ですが、それ以前のお客様にはそのような提案は全くしておりません。
まだ、開発されていなかった、知らなかった、と言ってしまえばそれまでですが、そもそも家を建てさせて頂く時点で、一生涯のお付き合いをさせて頂きます。とお約束している以上、そんな訳にはいきません。
当時、出来なかったことの責任って確かにあると思うのです。
そんな訳で、(このところ少しサボっておりましたが、汗、)オールアース技術導入以前に建築した物件を週末に時間を見つけてコツコツと廻って、電磁波の測定と対策のご提案を続けております。

今日も1軒、測定器を持って行ってきました。
心配していた通り、2階の子供部屋、寝室の数値は海外での健康基準としている25V/mの3倍以上を計測し、「どうゆうことー」と、奥様に若干なじられながら家の隅々まで測定させて頂きました。
その中での一番気になったのは、以前訪問した時は確かなかった、『電子ピアノ』。

なんと、520V/mと、北欧基準の20倍!
「新しいピアノが来てから、毎日何時間も熱心に練習しているのになんてこと!」
と、奥様も驚きの声を上げておられました。
「低周波の電磁波の対策は、建築中だけではなく建てた後からでも出来ますのでご安心を、次は対策をしにきますから、」
とお客様宅を後にしましたが、新築当時にはなかった電気器具でこのように影響が出るということは、私たちはもっと建物のお引き渡しをした後のお付き合いをマメに、近くに寄り添う様にしなければ、と改めて思いました。
ちなみに、 『身のまわりの電磁界について』という平成 25 3 月に環境省 環境保健部 環境安全課が出している資料があります。
 

www.env.go.jp/chemi/electric/material/minomawari.pdf
そこには、

急性影響
100kHzまでの周波数範囲の電界及び磁界へのばく露については、健康影響を生じる急性の生物学的影響が認められている。ゆえに、ばく露限度が必要である。この問題に 対処する国際的なガイドラインが存在する。これらのガイドラインを遵守することに より、急性影響に対する適切な防護が得られる。

慢性影響

  •  日常的な、慢性的な低強度15(0.3~0.4μT以上)の超低周波磁界ばく露が健康リスクを生じるということを示唆する科学的証拠は、小児白血病のリスク上昇についての一貫 したパターンを示す疫学研究に基づいている。ハザードの評価には不確実性(選択バ イアス及びばく露の誤分類の可能性が排除できず、実験研究及びメカニズムに関する 証拠はこの関連を支持していない)があり、因果関係があると考えるほどには証拠は 強くないが、関心を残すには十分に強い。

  •  その他のいくつかの疾患が、超低周波磁界ばく露との関連の可能性について調べられている。これらには、小児及び成人のがん、うつ病、自殺、生殖機能障害、発育異常、 免疫学的変異及び神経学的疾患が含まれる。超低周波磁界とこれらの疾患とのつなが りを支持する科学的証拠は、小児白血病についてよりもさらに弱く、いくつかの場合 (例えば、心臓血管系疾患や乳がん)においては、磁界が疾患を誘発しないと確信す るのに十分な証拠がある。

page18image7576* WHO 環境保健クライテリア No.238「超低周波電磁界」(2007 年(平成 19 年))より。 

 

という風に書かれています。
疑わしい、しかしはっきりしないものをどうするか、という国の姿勢が垣間見られるレポートとなっていますが、個人レベルの環境を作る担い手として、あとで知らなかった、と謝って廻る事はこれ以上しない様にしたいと思います。
大震災、リーマンショック、大雪、竜巻、原発のメルトダウン。
今まであり得ないと思っていた事がある日突然簡単に起こってしまうのが今の世の中だと良く認識し、判断しながら進んで行きたいと思います。
お待ち頂いている、以前にすみれで建てて頂いたお客様、ボチボチですが確実に進めておりますのでもう少しお待ち下さいませ。
 

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3人目のレンガ職人は勉強好きだった。(はず、)


今朝の神戸は爽やかに澄み切った、しかし寒い朝でした。
寒暖を繰り返しながら段々と暖かくなって、春を迎えるという様な事を朝のTVで天気予報士さんが言っておりましたが、もう少し寒い日が続くとのこと。
早く暖かくならんかなー、とブツブツ良いながら朝の散歩に出掛けました。

良く晴れて、風が強いとき程花粉の飛散が多いとも言っておりましたが、最近良く行っている台湾に比べると日本の空気のおいしい事ったらありません。
今まではあまり感じた事はありませんでしたが、違う世界をみると自分達が持っている良さに気付く事が本当にたくさん有るものです。
最近になって、自分の殻の中に閉じこもっておらずに、知らない世界、外に出て行く事の重要さをヒシヒシと感じます。
そんなことを思って自分自身を振り返ってみると、神戸の片田舎でしがない工務店を始めてから今まで、何とかかんとかやって来れたのも、様々なタイミングで外に出て行き、影響を受ける人とのご縁を頂いた事で転機をもらって来た気がします。
最初の転機はコーチングと出会った事でした。
その次は建築業界で活躍している全国の仲間との交流。
そして、理念構築の勉強会やマーケティングの研究会など、どれも今振り替えるとなくてはならない必然の出会いを頂いてきた様な気がします。
人との出会いで人生は変わる。
と、良く耳にしますが、全くその通りだと思います。
そんなこともあり、私にもなにか人の為に役に立つ事が出来ないか、と思い始めたのが、今月で開催から六ヶ月を迎える
『職人起業塾』です。
3人のレンガ職人の話は有名ですが、モノづくりに従事する者はなんの為に、という本質をしっかり理解して毎日の仕事に向き合う事が重要で、その為にはマインドセットやマーケティングという考え方をしっかりと整理しておくべきだと思っています。
そのお手伝いが出来ればと、、
ちなみに、3人のレンガ職人の話とは、
レンガを積んでいる職人に何をしているのか?と訊いてみたら、
一人目は、「見たらわかるやろ、ひたすらレンガを積んでるんや、」と答え、
二人目は、「レンガを積んで壁を作っているんです。」と答え、
三人目は、「立派な教会を作っているんです、たくさんの人がここで祈り、しあわせになるでしょう」
と答えたという話。
どの職人に仕事を頼みたいか?は歴然です。
そんなこんなで、その辺りの理解がキッチリと出来れば、職人として働いている人は独立起業しても間違いなく引っ張りだこの人気の会社を作る事が出来ると思うのです。
その為には、少しお勉強もする必要がありますが、いっそ、外に出て違う人の意見も聞きながら、自分の考えをまとめ、アウトプットする場を持つ方が効果は絶対に大きいと思います。
今日は関東での工事でいつもお世話になっている塗装会社の若き経営者の栗ちゃんから突然の電話を頂きました。
「あの、3月20日の勉強会に参加したいんですけど、新幹線で行っても少し遅れるかもしれないんです、いいですか?」
とのこと。
とても嬉しい出来事でした。
『日本のモノづくり』は日本の強みの大きな要素です。
職人が底辺の働き手ではなく、最先端の担い手になる様な時代がもうすぐやってくる事を願いつつ、一人でも多くの職人と一緒に地道な学びを積み重ねて行きたいと思います。
月に一度の無料の勉強会、建築職人に限らず、どなたでもご参加頂けますのでお気軽にお声掛け下さい。
遠方からは新幹線の新神戸駅から神戸市営地下鉄に乗り換えて伊川谷駅下車、タクシーで10分、すみれ建築工房まで、と言えば(たぶん)通じると思います。
全国の職人経営者の皆さん、お待ちしております!
 

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おまけ、なんとまあ、昼からは吹雪とは言いませんが、雪が舞いました。
早く暖かくなります様に。

神戸ラーメン紀行Vol.101

JUGEMテーマ:日記・一般

水曜日、すみれ事務所は定休日となっておりまして、静かに事務作業に打ち込むチャンス。

しめしめ、と思い私一人で事務所内でしっとりと机に向かっておりました。

水曜日だけに、電話がかかってくる本数も少なくて、と思いきや、思いの外リンリンとなって、対応に追われる事になりました。

しかも、あまり良い電話ばかりではなく、現場でのトラブルやお客様からのお叱りの苦言など、、

1月の工程会議の際に、これ以上3月末までの完工現場を受けるとクレームに繋がるので、無理な受注はやめておこう、と話に出ましたが、とはいえ、1週間もかからない工事は何とかやりくりしてお客様のご要望にお応えしたいもの。

などと言っていたら、結局現場の担当者はフル回転となり、スムースに予定通り工事が終わればいいのですが、少しトラブルがあり工期が伸びる、残工事が残ることになると通常では考えれないほど時間が掛かってしまうなど、ご迷惑をおかけする事になってしまいます。というか、なってしまってます。(涙)

なんとかしっかりとリカバリーをする様にスタッフ一丸となって精一杯の努力をしたいと思います。

そんな中、とある現場で本日納入、組み立て予定のキッチンが一部しか入って来ないという連絡が飛び込んできました。

しかも、そんなあり得ない様なトラブルがあちこちで頻発しているらしく、もうめちゃくちゃです。

先日の大雪でリクシル社の工場の屋根が落ちて納期が大幅に遅れているというニュースに続き、消費税増税の煽りを受けてメーカーの物流も混乱、というか麻痺の様相を呈してしまってます。

ご迷惑をおかけしているお客様には大変申し訳なく思っておりますが、ここまで来ると私たちではどうしようもないレベルに業界全体が陥っている様で、消費税増税狂想曲はまだまだ鳴り止まりそうにありません。

と、いいながらもそれぞれの現場は着々と進んでいる様子、

細心の注意を払いながら、現場の担当者には頑張ってもらいたいと思います。

さて、お題目は前回記念すべき100回目の更新を達成して、(ネタも切れがちやし、)もうそろそろいいか、なーんて思ったりしていたラーメン紀行です。

ま、長い間続けてきたのでもう少し頑張ってみようと思います。(笑)

それでは、神戸のラーメンを中心に今回もいってみます!

まずは味噌ラーメンの名店、趣向を変えて違う物を頼んでみました。

塩、600円 (^_^;) — 場所: みそラーメンさつき

写真: ラーメン290円、替玉100円

これが地元価格ってもんですね、

続きまして神戸の老舗カレー店が提供する本格カレーラーメン。

カレーラーメン6倍辛 850円 — 場所: ドッコ

ばっかりのばか。(BKB、笑)

月になってもなかなか暖かくなりません。
春遠からじ、というか、夜まさに明けなんとして益々暗し、といったところでしょうか、、

今日は事務所から(わんことの散歩以外)一歩も出ずに引き蘢って溜まりに溜まったデスクワークに明け暮れました。
右へ、左へと大きく振れる時計の振り子のようやなー、などと思いながら外回りに行きたいのをグッと堪えて机にかじりつきました。
ま、こんな日も無いと実務家しては成り立たないですが。。
さて、お題目はどうでもいいようなくだらないことですが、わたくし、個人的にBKBのファンでありまして、
BKBとは言わずと知れたバイク川崎バイクというお笑い芸人の事です。

(慣れない、笑)デスクワークに疲れて帰ってみると、「お風呂はいる前にBKB見たら?」とすみれママ☆と娘の両方から言われました。
(どーでも良い事ですが、)ピン芸人のNO1を決めるR-1グランプリがTVでやってたみたいで、わざわざ録画を撮ってくれておりました。
久しぶりに見たBKBのコントは長年同じネタをやり続けているテレと、一気にブレイクする事無くじわじわと認知が広がってきた事の自信、そろそろブレイクするのではないかという期待が見え隠れする、相変わらずのトップギアと抜けが絶妙に組み合わされた絶妙なモノでした。

私個人的には間違いなくグランプリを上げて、このネタから脱却するステージへ彼を押し上げるきっかけにしたいと思いましたが、残念ながらどこの馬の骨、いや、馬と魚というキラリと光るモノを持ちながらも持ちネタのバリエーションが決定的に少なそうな新星に予選敗退してしまいました。
私が思っているより、(たぶんBKB本人も)審査員の芸人達には目になじんでしまってインパクトがない芸になってしまっていたのだと審査結果をみて感じました。
ま、素人向けにはまだまだイケると、思っていますが。
ラララライっで一世を風靡した藤崎マーケットがその得意ネタを一切封印して3年間かかってまた人気者の地位を手に入れた、と、今朝の朝礼で高橋(智)くんが教えてくれましたが、やはりドラッガー博士が言った様に全てのものは陳腐化する訳で、
イノベーションを続ける事しか勝ち残って行く道はないのだと改めて。
バイク川崎バイク 殻を破って ブレイクしろ!
BKB、ウイーーーー、(笑)
 

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最高の断熱・エコ住宅を作る方法。

今日の午前中は滋賀県の瀬田、昼からは大阪の中之島へ。
朝から出ずっぱりの一日となりました。

中之島には、この度新しく旗揚げされる、K.S.K.Kという住宅系研究会のセミナーでした。
建築の勉強は、いくつかの団体に所属しており、それぞれの特徴に合わせて継続して学ぶ様にしております。
なので、最近はスポット的にあるようなセミナーや講習会への参加は基本控える様にしています。
しかし、今日は木造住宅の気密断熱設計の先駆者であり、住宅における温熱環境の数値を測定して実際の現場での検証を重ねて理論と施工技術を革新して行くNPO法人新住協の中心メンバーでもある、西方先生が遠方から関西にお越しになるということで新しい団体の旗揚げの集会ということで参加してみました。

具体的な数値を踏まえた事例の紹介を頂きながら、気密断熱工法のディティールのご説明や、縄文時代からの住宅の歴史を振り返るところまで幅広いご講演は非常に面白く聞かせて頂きました。
西方先生の他にも、新たなこの会の会長に就任された関西パッシブ界の若き雄、松尾先生の高性能の窓から住宅を変えるというお話や、自然素材、ホウ酸に拠る防蟻システムなど、幅広い講師陣にによる非常に参考となる情報提供を頂きました。
たまには行きつけないところにも行ってみるモノです。
ありがとうございました。
ちなみに、西方先生の代表作となる著書はこちら、

実は私、まだ、読んでいません。。(汗、)
これを機会にじっくりと読んでみたいと思います。
今日のこの会合は、関西で健康、快適、省エネ住宅研究会が新しく立ち上げを行なうキックオフとなるとの事でしたし、今年は国交省もとうとうリフォームの長期優良住宅化を推進する方針を打ち出しました。
いままで最先端と言われた気密、断熱施工がとうとうスタンダードになる時代の幕開けを感じずにはいられません。
ますます勉強しないとね、、
 

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おまけ、遠方(北海道や秋田)からお越しになられた方も多い、ということで夜は大阪風情を感じましょ、と通天閣に。


皆様、遅くまでお疲れさまでしたー。
 

春告魚@神戸

JUGEMテーマ:日記・一般
 

あっというまに3月。
一月は行き、二月は逃げ、といいますが、本当に月日が流れるのが早かった気がします。

お朔日ということで、いつもと同じ様に近所の総社さんまで朝のお散歩に行き、今月もひと月おたのもうします、とチャリンと小銭を置いて、お願いしておきました。

おかげさまで、非常に忙しくさせて頂いておりますが、忙しいのも少し度が過ぎると逆に大きなリスクになったりします。
オーバーワークが祟って、スタッフが体調を崩したりしてしまうと忙しくして働いているいる意味が無くなってしまうし、お客様にもご迷惑をかけてしまうことにもなりかねません。
良い仕事は無理の無い、少しばかりの余裕を持って進める事と、ご神体に手を合わせながら自分に言い聞かせました。
昼からは垂水漁港の近くの商店街のお客様先にリフォーム&建て替えのご相談に伺いました。
駅前の再開発が計画されては進まず、を繰り返している古い街ですが、一部解体が進んでいるところも有ったりと春になったことに足を揃える様に新しい息吹が息づいているようです。

そんな商店街の風景。
漁港のすぐ近くのこの商店街では昼網という、午前中の漁で水揚げされた魚が店頭に並びます。

丁度昼過ぎに通りかかったら、魚屋さんの前には行列が出来ていました。
『春告魚』
ニシンやメバルの事をこのように呼ぶのが一般的ですが、ここ神戸では春を告げる魚はイカナゴの新子です。
今年は昨日がそのイカナゴ漁の解禁日で、早速どの家庭でも春の風物詩であるイカナゴの釘煮を炊くべく、イカナゴを買い求めておりました。
一昔前、IHクッキングヒーターが普及し始めた頃、春に釘煮を炊くのにガスコンロじゃないとダメだから、と言われて神戸ではなかなか売れなかったという経緯がある位、重要なイベントです。
自宅で炊いたイカナゴの釘煮を全国の親戚や友達に発送する強者も結構いたりします。
私も毎年そのお裾分けの恩恵に与っておりますが。(笑)

とにかく、もう春。
今年も立ち上がりの時期を過ぎて本格的に取り組みをスタートさせるべき時期になりました。
まあ、なにかと色々有りますが、とにかく春の陽射しも差し始めますし、明るく前向きに進んで行きたいと思います。
みなさん、よろしくお願いします!
 

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おまけ、夜は幼馴染みの結婚をお祝いする会でした。

なんだかほんわかした時間を過ごす事が出来ました、幹事さんに感謝です。
30年経っても変らない物もある。(笑)