あほっ、というか、ありがとう。

JUGEMテーマ:日記・一般

週の立ち上がりの月曜日。
ほんと、一日中良く雨が降りました。
事務所に籠ってデスクワークに勤しむにはモッテコイですが、建築屋としましては現場の方の予定がずれ込みなにかと気苦労が絶えません、、
まあ、今日の天気が悪かったというよりも、昨日までの天気が良かった事を感謝すべきだと思うようにします。(笑)
京都では紅葉が真っ盛りということで、昨日は行楽に出掛けられた方も多かった様です。
日曜日はお客様との打ち合わせの日に当てる事が多い私も昨日は午前中だけはいつもの様にお休みを頂いて、週に一度のランニングに時間を割きました。
抜ける様な青空の下寒くもなく、サイコーの天気でした。
ランニングの準備をしてさあ、はしろ、という時に電話がなり、ちょっとしたトラブル?(うっかりか、)で、神戸で開催していたECOライフフェアーというイベント会場に(忘れ物を届けに)行かなければならなくなりました。
しょうがないなー、なんてつぶやきながら、ついでに、急遽神戸の街を走る事にしてみました。
ハウジングデザインセンターの会場ですみれママ☆に忘れ物を手渡した後、神戸駅から栄町通りを抜けて旧居留地へ、
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神戸の中心、フラワーロードを上がって今年ももうすぐ開催される神戸ルミナリエの準備の様子や、
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東遊園地の5時46分を差したままの時計をみたりして、
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賑やかになり始めた朝の中華街を走り抜けて、
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神戸ビエンナーレが開催されているメリケン広場へ。
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まるで初めて神戸観光にきた旅行客の様な視線で朝のランを楽しみました。(笑)
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『幸せと不幸せは隣り合わせ。』
という風によく言われますが、それって要するに自分自身の物事の捉え方次第で感じ方は180度変って、
「いややなー」とか、「めんどくさいなー」とか思う気持ちが、
「おかげで良い時間を過ごせたー、」や「(忘れ物をしてくれて、)ありがたいなー、」とか、
「とにかくついてたなー」なんて思えるようになるものだと体感しました。
それもこれも、週末がいい天気に恵まれたおかげかもしれませんし、
もしくは、「祝祭日でもUmieの駐車場が2時間無料になっていますよ、」とお客様に教えてもらっていたからかも知れず、
実のところは、目の前の『原因』だけではなく、たくさんの縁が絡み合って、『結果』が良くなっていると感じた次第です。
因果応報の理と状態を見る自分の在り方。
幸せに人生を過ごすってこんな原理原則の上に立ってあり、何も特別な幸運を探しまわる、もしくは待っている必要はないのかも、なんて青空の下の神戸市街を走り廻りながら考えました。
幸も不幸も、善も悪も、全ては自分の見方、感じ方次第。
今まで何度となく耳にした、もしくは目にして読んだ事ですが、40歳も後半になってやっと本当に分かり始めた気がします。
頭で理解するのと、心で分かるのは違うってことも含めて。
やっぱり、結局、日々感謝ですな、、
深謝。
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すみれ建築工房の目指すサイクル

 

創業時から変わらない私達の“想い”

それは作り手側から見た業界の悪習を断ち切りたいと言うその1点に尽きます。

しっかりと社会保障をされた職人が早く出来た事が儲かることではなく、完璧なものを作ることで評価されるシステムを作り上げ業界のスタンダードにしたい。

それがすみれが社員大工での施工に拘る理由です。





お客様に安心と安全そして心地よい環境を提供して、また次の仕事へと繋げていく。

それは工事を通してひとりずつのお客様の幸せの実現を果たして社会に貢献することを事業の目的としているから。


自然の摂理に逆らうのではなく、アタリマエの連続で自然な流れを作って行く。

だからこそ、業界の流れに逆流しながらも大工職人の内製化を守り、社員大工による自社施工に拘っています。

 

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(茶の間にて、)心ゆさぶる。

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勤労感謝の日。
で、祝日、
てっきり土曜日が祝日だったら3連休になると思っていましたが、そんなことないんですね、知りませんでした。
建築業界はそもそも、祝祭日は関係なく働くもので、世間様のサイクルとは少し違う感覚でおりましたが、この度はかなり恥ずかしい思いをしてしまいました。。
情けない。。。
ま、長年3連休の最後の日に、家族サービスが出来なかったと反省ばかりしているので若干トラウマになっているのかも知れません。
嫌な事から目を背けたくなる裏返しで、必要以上に祝祭日に敏感になっていた様です、反省。
抜ける様な青空が広がる週末となり、紅葉を愛でに出掛けるにはもってこいの天気でしたが、今日もガッツリと事務所に籠ってデスクワークや会議で一日を過ごしました。
さて、お題目は久しぶり?に自宅で夕食を摂りながら何となく見ていたTV番組をみて。
普段まったくTVを見ないので、たまに見るとつい見入ってしまうのですが、非常に感動する良い内容でした。
「心ゆさぶる。」
と副題がついたその番組で紹介されていたのは山形の片田舎の工場の街での出来事でした。
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大手製造業の工場が撤退して下請けばかりの零細工場だけがのこって閉塞感に包まれた街が元気を取り戻すまでの物語では、自治体や地元の団体が大手の工場を招聘して産業を立て直そうと躍起になっているのに、一人の町工場の社長がそんな事にも目もくれず地元の工業高校の教育の見直しを必死になって取り組み、不可能と言われていた高校生の技能士取得への道筋をつけた足跡を追っていました。
数年後、高校生により技能試験合格の快挙は全国に知れるようになり、その地元の工業高校から優秀な若者が輩出される事により、地域のモノづくりのレベルがあがり、全国から注文が来るようになったとのことで、3年、4年とかかる地道な努力が徐々に花開く事になった、というのをみて、まさに心が震えました。
やっぱり、モノづくりは人づくり。
人を育て、優秀な人材を社会に巣立たせることほど、地域にとっても業界にとっても重要な事は無いのかも知れません。
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真理はそこいらにある。
と、禅宗の始祖である道元和尚は言われたとのことですが、まさにその通りだな、と思った夜でした。
お家ご飯と、茶の間のTV、たまには良いものです。(笑)
 

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それは工事を通してひとりずつのお客様の幸せの実現を果たして社会に貢献することを事業の目的としているから。


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大工と百姓。


暦の上では今日は小雪。
「冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也」
と、言われたりした様ですが、今週の初めの寒さも少し緩まり、暖かな陽射しが顔を覗かせました。

寒くなったり、緩んだりを繰り返しながらも着実に、そして残酷に時の流れがすぎていきます。
昨日の生まれて初めて降り立った四日市への勉強会で怒涛の出張週間もやっと一段落。
週末に向けて今日は実務に打ち込むいちにちになりました。
このところ出張で神戸を離れているか、もしくは事務所にこもっているかという極端な生活になっておりまして、プライベートは一体どこに?という感じの相変わらずワーカホリックと言われてもしょうがないような状態が続いています。(^_^;)
まあしかし、私たちのような小さな事業者は「人生=事業」といってもいいくらい、致し方ない。
と言うよりは自らそれを選んでいるようなものですから、それはそれでいんですが。。。
私たち建築会社の仕事はモノを作る事ですが、その本質はというと、人のお話を聞く事だったりします。
顔を合わしてお話をしっかりと伺う事によって、こんなモノを作りたい、では無くて、こんなモノを作って、こんな暮らしがしたい、とかっていうモノではなく、コトを理解するコトが出来るようになります。
そんなこんなで、最近は建築にまつわるご相談を受けた後に、雑談というか懇親と言うか、クライアントと一緒に食事をしたり飲みの時間をとったりする事が多くなっています。
ま、そんな時間がそもそも好きだという事もありますが、、(笑)
今日も、2件のご相談を頂きましたが、両方とも建築の具体的な話ではなく、そこでどんな事がしたいか?というお話を延々とお聞かせ頂きました。
大きさやカタチ、金額など具体的で表面的な事ではなく、心の奥の方に持っておられる(将来的な)願望や夢を知る事によって、方向性を間違う事無くいいご提案をする事が出来ると思います。
夕方からお越し頂いた若きカリスマ農家の呼び声の高いキャルファームの大西さんとは、おまけに、ジョイントベンチャーで食と住を織り交ぜた楽しくて健康的なライフスタイルの提案を一緒に出来ないか?というところまで話は飛躍して、ヒヤリングの延長線ではなく、一気に地域に密着する事業者同士の作戦会議になってしまいました。(笑)
『住』という人にとって最も身近な環境を提供する者として、同じ健康の基盤となる『食』について無関心ではいられません。
そして、それは『食』を提供する者としてもおなじ事。
同じ方向性をがっちりと確かめあう、とても有意義な時間を過ごす事が出来ました。

神戸といえども我々のホームは田んぼや畑に囲まれた西の果てです。
自然豊かなこの地で住まい続ける事の意味を今一度しっかりと認識をして、本当の自立循環型社会を目指す歩みを進めてみたいと思います。
大西さん、宜しくお願い致します!
今日はありがとうございました。
心謝。
 

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大手住宅メーカーの時代は終焉に向かい、地域工務店の時代が来る。

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今日は名古屋周りの四日市へ。
月に一度のシクミ研究会の建築部会での企業訪問に三重のアート・宙の石田社長のところに(忙しい中)訪問させて頂きました。
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大手住宅メーカーでカリスマと言われる実績を上げて事業部長という地位まで上られたにも拘らず、その地位と保障をを投げ打って起業をされたという建築業界ではあまり聞いた事の無い経歴をお持ちの経営者である石田社長のお話は、私たち(まだまだ業界では若手と言われる)には非常に刺激的で、勇気をもらえるお話でした。
特に、上場企業の当時日本でナンバーワンと言われていた大手に在籍していては、どうにも納得がいかず、本当に良い家をお客様に提供するには、地域工務店という(ベタな)立ち位置に身を置くしか無かった、というくだりには自分達が行なっている事業に対する確信みたいなモノを感じる機会となりました。
そして、今後の重点項目に自社での職人の内製化と育成を目指す、と言われた言葉にははっきり言って心が震えました。
石田社長、本日はお忙しい中お時間を割いて頂き本当にありがとうございました。
オールアースパートナーの先輩としても、地域工務店のベンチマーク企業としても、経営者としての大先輩としても今後とも引き続き宜しくお願い致します。
本当にありがとうございました。
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そして、やっぱり心に残ったのは、魂の存在についての意識というか向き合い方です。
社員に豊かな人生を送ってもらいたい、という言葉と共に、
自分のミッションとはなにか?
建築業を通して実現するべきは一体何か?
を真摯に考えながら事業を進められている事を痛く感じました。
輪廻転生が本当にあるか、無いかはさておき、卓越した業績を残されている会社の経営者は皆さん、何の為に生まれて来て、何の為に事業を行い、何の為に死んでいくのか?
という人生の大命題を常に念いながら経営を行なっているのだと言うことがはっきりと分かりました。
勉強させて頂いた事を無駄にする事が無いように、私もじっくりと考えてみるようにします。
本日は本当にありがとうございました。
心謝。
 

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祝、上棟。

素晴らしい天気に恵まれた一日となりました。
今日は垂水の駅前で工事中のオールアース住宅、趣味と暮らすsumikaがいよいよ上棟を迎えました。
地鎮祭の際に雨が降り、天の恵みが降り込むといいますし、縁起がいいですねーと、言っておりました。
大体、地鎮祭で天恵を頂くと、事あるごとに雨に当たるようになり、おめでたい事は重なるんですよ。
とも。
その期待?を裏切って今朝は絶好の上棟日和となりました。

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が、しかし、天気予報では全く雨マークが無かったにも関わらず、なんと通り雨が結構な勢いで降り込んできました。
やはり、縁起ってあるんでしょうか。
これも言霊が成す業なのかと、思ったりしていまいましたが、本当に不思議です。
兎にも角にも、上棟は無事に済みました。
レッカー車を使わずに手あげでの上棟という原始的な施工になったにも関わらず、屋根仕舞までキッチリと終わらせてくれたスタッフに感謝。
現場力を見せてくれました。

夕方からはお施主様にも現場にお越し頂いて上棟祭を執り行いました。
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千歳棟~
万歳棟~
永々棟~!
という私のかけ声に合わせて今回もお施主様に小屋裏に上って頂いて祝い槌を打って頂きました。
この案件では、この度、終の住処となる、第二の人生を楽しむ為のステージを作ることを私たちに託して頂いた訳ですが、きっかけは随分昔にご縁を頂いて工事をさせて頂いた一部屋の内装のやり替え工事でした。
ちょっとしたご縁を何年もの間、ニュースレターや巡回メンテナンス訪問などで紡いできて、今回の様な人生の大きな節目の一大事業を任せて頂く事になるなんて、本当にありがたい事です。
そんな感謝の気持ちを噛み締めながら、スタッフと一緒に誠心誠意、工事に取り組む事を誓いました。
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H様、本日は上棟おめでとうございました!
引き続き宜しくお願い致します。
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でもね、と、ですよね。

年末まであと6週間。
忘年会の誘いも激しくなって来て、いよいよ今年も年末が近づいて来た感じがしてきました。
この時期になるとやっぱりなにかと気忙しく、年内に済ましておかなければならないタスクの多さに焦りがにじみ始めます。
しかし、時間は絶え間なく流れる川のように途切れる事が無く、悠久の時を刻んでいきます。
「年末を越して新しい年を迎えるからと言って世界が終わるわけでなし。」
と、いつも思うようにしてはいますが、(苦笑)やっぱりけじめはつけたいもの。
やり残している仕事の多さに焦りまくっているこの頃です。(汗、)
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今日も昨日に引き続き、事務所にてガッツリ引き蘢り、図面や見積りなどの実務に明け暮れました。
現場に行きたかったのをグッと堪えて、今やるべき事に集中。
それでもなかなか進まないのは相変わらずタイムマネジメントが上手でないからなのかも知れません、、日々反省しきりです。。
さて、お題目は、先日開催した職人起業塾での振り返りです。
第三回目を迎えたこの塾では、一番初めのオリエンテーションで出たテーマに沿って深堀をしています。
今回は、起業するにあたり、非常に大事な、『仕事を取れる人になる』というテーマでした。
どんな人に仕事を頼みたいか?という質問をメンバーにしたところ、
 

知識がある+論理的根拠を示せる人
 

という人物像が浮かびました。
そうなる為には?という問いに対しては、
 

→現場での経験を積む

→セミナーに参加、ネットで情報を調べる、人から情報を収集

→不確定要素を調べる、分からないことは最後まで調べる

→行動力がある。

→初見が好印象

→仕事の内容が良い

と言った答えが返って来ましたが、要するに納得してもらえる様な根拠を示す事が重要だという結論に達しました。
で、誰にでも『ですよね、』と言ってもらえる様になればおのずと仕事に結びつくのではないか?ということに。
それは、なにかというと、
一つは『法律』である。
正しいか、正しくないかでは無く、法治国家である以上、それに従うことはアタリマエではないか、ということ。
もう一つは、『自然の摂理』ではないかと。
なんのことかというと、
 

太陽が東から上り西に沈む、
カタチあるものは全て壊れる、
人は死ぬ、
重力の法則、

夏は暑くて冬は寒い、
太陽と空気と水が無いと生物は生きれない、

種を撒かなくては芽は出ない。
等々、誰もが、『ですよね、』と言わずにおられないコトって、山ほどあるのです。
これを実際の仕事に置き換えてみると随分難しい様に思いますが、日々の業務をしているうちに、結構実践していたりもする訳でして、
例えば、と、顧客先での実際のやり取りを聞いてみると、

 

うまく行くパターンは、相手の立場を理解して、相手の土俵で、相手のメリット(決して金銭的だけででない)を示す。
 

うまく行かないパターンは、自分の作ったプランの内容の説明をしても、相手の理解度を確かめなかった。依頼の本当の理由を聞けていない。
これって、ひょっとして、水を撒かないと芽が出ないレベルのアタリマエの話じゃないの?って事になりました。

結局、自然の摂理を身につける為に必要な事とは、
 

観察力。
だったり、

 

相手の気持ちに共感する。
だったり、

 

相手の立場に立つこと。
だったり、

 

自分の状態を整える。慣れと驕りを無くすこと。
だったり、

 

相手を想いやり、理解するように務め、理解してから最後に理解してもらう。
ってことでは無いのか。
要するに、自分自身の在り方を見つめ直すことが、信頼を得る事に繋がり、『自然の摂理』に従って判断出来るようになるのではないのか、という結論を導きだしました。
信頼無くして受注無し、です。
書いてみると簡単なんですが、実際にやるとこれがなかなか・・・、(苦笑、)
そう言えば、「いい提案が有ります!」と言って来社される営業マンに限って、自社の良いところをしゃべりまくって、反論というか、デメリットを指摘すると、
『でもね、社長、』
と、切り出します。(笑)
今日来られた営業の方は、『でもね、社長、』を10回は言って帰られました。
そんな対立した立場で、受注はないと思うのですが、、、
自分に、または自分の商品に自信を持てば持つ程、陥りやすい説得営業、気をつけたいと思います。
一つずつの『ですよね、』を積み重ねて、言葉だけではなく行動でも信頼を勝ち取って、WIN-WINの関係性の中で仕事をする事をいつも頭の中心に、いや心の中心に置いてお仕事に向き合いたいと思います。
そんな事を、考えさせてくれる、『でもね』営業マンさんにも感謝。(笑)

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久しぶりにトイレの神様の写真。
明日に上棟を控えた垂水のオールアース住宅の向かいで、いつも良くして下さるお店のトイレに飾ってありました。
舟磯さん、いつも親切にして頂きありがとうございます。
 

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感謝と謙虚。

今朝は、1人朝活。
夜明け前の東京品川からスタートでした。

昨日の日曜日は、茶の湯の世界の年の始まりと言う事で、毎年恒例の比叡山の麓にある日吉大社での献茶祭に参加していました。

赤く染まり始めた紅葉を愛でながら野点席でお点前をいただくなど、心を落ち着ける時間を楽しんでおりました。

が、しかし、今は11月の繁忙期。
しかも先週は出張に次ぐ出張で日程が詰まっていたこともあり、夕方から無理矢理時間をこじ開け東京へと向かいました。

新たに店舗を出店される計画のクライアントと一緒に、近隣のお店のマーケット調査やそれを踏まえてのプランを相談しているうちにやっぱり神戸に帰るタイミングを逃してお泊まり。(^_^;)
まぁ、想定の範囲内ではありますが…
そんなこんなで朝一番の新幹線で帰ってきたわけですが、思いのほか移動時間での仕事が進まず、溜まり切ったタスクを片付けるべく今日は研修に行く予定をキャンセルして夕方まで事務所で缶詰、実務に励みました。
楽しみにしていた自立循環型住宅の研修に行けなかったのは非常に残念でしたが、1週間は7日しかなく、いちにちは24時間しかないのは誰しも一緒だと言うことを改めて実感しつつ、無理なスケジュールを立てた自分の不甲斐なさに反省しながら、黙々とPCに向かうこととなりました。(涙、)

さてお題目は、そんなドタバタしている最中も、緊急で重要な事は容赦なく色々とやってきます。
体が1つである以上全て自分でできるわけはなく、周りの人々にご協力いただきながら対処していかねばなりません。
今日は改めて周りの人たちに助けられながら何とか毎日を過ごしているのだと言うことを感じさせられることが次々とあり、
今日いちにち、助けてもらった出来事を列記してみると、
1 .朝の出社が少し遅れたのでチャックの散歩をすみれママ☆に行ってもらった。
2 .お客様先の排水のつまりを若手大工大ちゃんに直しに行ってもらった。
3 .駅前にほったらかしてあった車を取りに行くのにメンテナンス担当和田さんに連れて行ってもらった。
4 .現場で水漏れが起こり対処に困っていたら松沢さん兄弟が通りがかって助けてくれた。(松沢さんの背中に後光が見えました!ありがとうございました。)
5 .それでも直らなかった水漏れを電話1本で設備屋さんが飛んできて直してくれた。
ほかにもいろいろあるのですか、切りがないのでこのくらいに、(笑)
つくづく人間1人では何もできないものだと感じることが立て続けに起こり、自分の至らなさと共に周りにくれる人たちの偉大さが胸に染みた次第です。
謙虚にならねば。と改めて。

皆さん今日は本当にありがとうございました。(笑)
心から感謝申し上げます。
深謝。
 

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それがすみれが社員大工での施工に拘る理由です。
設計する者として真剣・誠実にお客様のご要望に耳を傾け、最善のプランを作成します。 工事する者として日々切磋琢磨し、技術・サービス・管理能力の向上に努め、その結果としての低価格への挑戦をし続けます。 工事店として>全ての方に「知って良かった」と言っていただくまで、諦めないサービスに努めます。 建築のプロとして建物の長寿命化を果たします。 日本の伝統工法の継承者として次世代の育成に努めます。 人として常に良心に従った行動をとります。
私達が誓うこの憲法に従いお客様に安心と安全そして心地よい環境を提供致します、それは工事を通してひとりずつのお客様の幸せの実現を通して社会に貢献することを目的としているから。

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言霊を使う法則。


放射冷却。
という言葉を久しぶりに思い出した朝でした。
二十四節気ではそろそろ、『大地が凍り始める』から『水仙の花が咲く』頃へと季節が移ります。
いつもの河川敷も最近は朝露でキラキラと光リ始めており、霜がおりだすのも、もうすぐの様です。
寒さもこれくらいで止まってくれたら良いのですが、、、


今週も厳しい出張週間となっており、相変わらずあまり神戸に居れてませんが、このところ神戸にいる日は必ずと言って良い程現場廻り。

垂水の駅前で工事中のオールアース住宅は来週の上棟を控え、基礎が完成。
第二の人生を楽しむ為に、と建てられる趣味と暮らすsumikaがいよいよその姿をカタチに現します。
その現場のすぐ近くでは無垢フローリングとEM珪藻土をふんだんに使ったマンションリノベーションの現場が大詰めを迎えています。

担当はヒメーくん。
彼が巡回メンテナンス訪問に伺った際に「リフォームしようかしら」と、お声がけ頂いたのがきっかけで今回の工事となりました。
すみれが目指す、営業の出来る大工です。(笑)
モチロン、大工仕事もバッチリできますよ。

さて、お題目。
『思考は現実化する』
有名なナポレオンヒルの言葉です。
尊敬するスティーコヴィー博士は
『すべてのものは二度作られる』
と言われ現実に物事を作り上げるにはまず頭の中で考えてイメージを作る事が必要だと、同じようなことを言われています。
『求めよさらば叶えられん』
と言う言い方もよく耳にしますね。
しかし、思い描くだけで全てが思い通りに現実のものとなるか、と言うとそんなわけありません。
吉本風に言うと「そんな奴おらんやろ~、」
ですね。(笑)
しかし何人もの人が同じように、「考えたことしか現実にならない」という風に言われるという事はそこにも確かに真理はあるのではないかと思うのです。
そこにはただ漠然と考えるだけではなくあと1歩踏み込んだ何かが必要なのではではないか、というふうに以前から考えていました。
昨日はそれを実際に自分の体で体験することがありました。
それは『言霊』です。
言葉に魂が宿りそれが増幅されて知らず知らずのうちに自分自身を行動に駆り立てていく。
何の根拠もなく、何となく口にした言葉が思わぬ成果を生み出すこととなりわれながら非常に驚いた体験をしました。
そういえばアクティブ・ブレインセミナーで小田全宏先生に教えていただいた人生を成功に導く20の法則の第12番目は、
『思っていることを口に出す。』
でした。
強烈な願望ではなくても口に出すことで実際に現実として叶ってしまう事の凄さと恐ろしさを今一度、実感する事となりました。
今夜は第3回目の職人起業塾
職人の将来の独立を支援する勉強会です。
今日はこの成功法則を皆に伝え将来自分がどうなるべきかを口に出して言霊を宿してもらうようにしてみようと思います。
『求めよさらば叶えられん。』
そして、向かう先、手に入れるべき成果は言葉にして口に出してみる。
頑張っていきましょう!

 

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設計する者として真剣・誠実にお客様のご要望に耳を傾け、最善のプランを作成します。 工事する者として日々切磋琢磨し、技術・サービス・管理能力の向上に努め、その結果としての低価格への挑戦をし続けます。 工事店として>全ての方に「知って良かった」と言っていただくまで、諦めないサービスに努めます。 建築のプロとして建物の長寿命化を果たします。 日本の伝統工法の継承者として次世代の育成に努めます。 人として常に良心に従った行動をとります。

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ハコではなく暮らし。

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最近の天気予報バッチリあたりますね。
昨日はあんなに天気が良かったのに、今朝はキッチリと雨。
改めて科学のチカラを信用するべきだと思いました。。。
朝はトホホな感じでしたが、昼からは雲の切れ間から青空がのぞき、良い事が有りそうな天気となりました。
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昨日の広島で開催されたJBN総会に参加した流れで、今朝は雨の中福山へ。
新築のお引き渡し後、半年の訪問です。
いつものように建具の細かな調整などを行ないましたが、今回お施主様が一番気になっておられたのは電磁波です。
全量売電の産業用太陽光システムを設置して、本格稼働し始めてから、パワーコンディショナーからの電磁波の影響が心配なので見て欲しい、との事でした。
測定してみると、
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2階の納戸の中はやっぱり高い地場を発生しておりました。
基準値の5倍強の数値となっておりました。
で、どうするか?というと、
(現在の私の知識と技術では)どうする事もできません。(涙)
潔く、「納戸の中に長時間いる様な事はしないで下さい。」
と、お願いをしておきました。
※電磁波とは電場と磁場が組み合わさった造語で、電流によって発生する地場と電圧によって発生する電場の両方が有ります。
 電場はアースを取って地球に返せば無くなりますが、磁場は防ぎ様が無いので距離をとって頂く事にしています。

そもそも、納戸の中に何時間も籠ってなにかをする様な事は無いので、そこは全く問題ではなく、階下の寝室にその影響が無いかを心配されていたので、引き続いて寝室を測定。
太陽光システムのパワーコンディショナーの影響は全くなく、地場は正常な値を示していたのを見てご安心頂きました。
ついでに、と、電場の測定をしてみましたが、そこはさすがにオールアース住宅!
全く問題がない爽やかな空間となっておりましたよ。(3V/m)
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気持よく眠りについて頂けているのやろなー、と思いつつふとベッドに目をやると、ベッドライトとコンセントがベッドと一体になってありました。
試しにベッドから伸びているコンセントを差して計測してみると、
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なんと!220V/m!
というか、予測通りでは有りますが、くれぐれも、(ベッドライトは使いたいと思うでしょうが、)ベッドの電源は繋がずにご使用になって下さい。とアドバイスをさせて頂きました。
今の日本では、電磁波による身体への影響は完全に解明されておらず、現在学会で臨床データーを集めて検証している状態です。
問題として認識されているか?というと必ずともそうでは有りませんが、私たちは自分自身の体験や、すみれ事務所の電磁波対策をした事によるスタッフの体験を通して、無いに越した事は無い。という結論を持っています。
モチロン、オールアース住宅にお住まいのお施主様の意見も、です。
私たちが行なう建築の仕事は絶対に住まう為のハコを作る事ではなく、そこに住まう人たちの健康で楽しい暮らしを過ごせる『環境』を作らなければなりません。
美味しいコーヒーをご馳走になりながら、出来上がった後に、こうしてお付き合いを頂く事が結局本当の仕事なんだと、改めて実感。
F様、いつまでもお元気で、人生を楽しんで下さい。
すこしでもそのお手伝いが出来たなら、私たちにとってこれ以上の喜びはありません。
美しいカップで飲む、ブルーマウンテン、最高でした。
ごちそうさまでした。
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創業時から変わらない私達の“想い”

それは作り手側から見た業界の悪習を断ち切りたいと言うその1点に尽きます。

しっかりと社会保障をされた職人が早く出来た事が儲かることではなく、完璧なものを作ることで評価されるシステムを作り上げ業界のスタンダードにしたい。

それがすみれが社員大工での施工に拘る理由です。

 

 

 

設計する者として真剣・誠実にお客様のご要望に耳を傾け、最善のプランを作成します。 工事する者として日々切磋琢磨し、技術・サービス・管理能力の向上に努め、その結果としての低価格への挑戦をし続けます。 工事店として>全ての方に「知って良かった」と言っていただくまで、諦めないサービスに努めます。 建築のプロとして建物の長寿命化を果たします。 日本の伝統工法の継承者として次世代の育成に努めます。 人として常に良心に従った行動をとります。

私達が誓うこの憲法に従いお客様に安心と安全そして心地よい環境を提供致します、それは工事を通してひとりずつのお客様の幸せの実現を通して社会に貢献することを目的としているから。

業界の流れに逆流しながらも大工職人の内製化を守り、社員大工による自社施工に拘っています。



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地域工務店の存在意義。

JUGEMテーマ:日記・一般

広島に来ています。
(この忙しい時期に)相変わらずドタバタとあちこち走り廻っておりますが、、、
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今日はJBNという団体の全国大会ということで、(いつの間にかなってしまっていた)近畿地区の下部団体の理事を務めている関係で招集されました。
全国2300社という工務店ネットワークとしては国内最大のこの組織は、元々まとまりが無かった工務店という業態をまとめて、業界として国に認めさせたという団体であり、中小零細工務店の立場から政策提案をする様な団体となりました。
基調講演は今の住宅政策の根幹となった住宅基本法と省エネ基準改正法案の元になる『福田ビジョン』をぶち上げた福田康夫元内閣総理大臣でした。
今の、そしてこれからの住宅業界の行く末を占う意味でその内容をざっくりとご紹介しておきたいと思います。
ここから(ざっくりですが、)講演のメモです。
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基調講演「200年住宅と地域工務店」

元内閣総理大臣 福田 康夫

200年住宅と銘打って福田ビジョンの時に打ち出した住宅政策はあれから5年が経ち、長期優良住宅として今に引き継がれ、これからの普及モデルの基準となる住宅として実際に普及の段階に入った。

地域工務店はその政策の実践者だと思っている。

今を賑わす大手ホテルチェーンや飲食店の偽装問題、建築業界でも少し前にあり、業界に大変な衝撃を与えた事件が有りました。

そして、その時の国土交通省の対応は敏速で半年あまりで国会での立法を叶えた。

その時の迅速さは今まであまり例のない事ではなかったのか、と思う程だった。

それが住宅基本法である。

そしてその一番始めが長期優良住宅への取り組みであり、それは時代の要請だった。

日本は世界第二位の経済大国の座から陥落したと言われるが、実際に大事なのはGDPで計る経済の規模だけではないし、

国民一人当たりのGDPを持ち出すまでもなく今でも日本は世界トップレベルの高い質があると思っている。

世界トップレベルに駆け上った戦後からの復旧の時代の住宅では必要に迫られて質を重視せずに量産化に走った。
それは時代の要請が有ったからで、決して間違った事ではなかったが、長持ちする住宅を造って来なかったのは事実である。

しかし、高度経済成長が終わり、人口増も止まった時点で住宅を耐久消費財として考えた場合、質を見直さなければならなかった。
 

寿命が30年しか持たない様な住宅を作り続けてきたが、振り返って考えると、今までの住宅は消耗品だった。

そして、その当時は考えられていなかったが、今では環境への負荷の問題が大きく取りざたされるようになってきている。

その反省を踏まえ、これから未来を作る為に発案されたのが耐震強度偽装問題をきっかけに制定された住宅基本法だったのです。

そして、この政策がうまくいくと叶う事は国民の住宅費が軽減するということ。

それは、

少子高齢化の日本では将来的に社会保障に大きな費用がかかってくる。

今回の消費税どころではなく、外国並みに税金を上げないとしょうがないので、結果的に個人が使えるお金が少なくなっていく。

現在の住宅費の負担の大きさを考えるとその理由の一つに住宅が短命で価値が低いことが上げられる。

スエーデンを代表する北欧のように優良な中古住宅が大量に建てられておれば、中古の住宅を安価で購入、もしくは借りられるように

なり、その為に長期優良住宅の普及が必須と考えている。
それは住宅が長期に渡って価値を持つようになることで、結果的に国民の資産の喪失を防ぐことになる。

 

そんな意味から考えると国民に幸せを与える産業が工務店業界だと思う。

工務店が良い仕事をすればする程、国民の資産を増やしていく事になると思っておるので、是非がんばってもらいたい。

人口減の局面に有って、これからの住宅産業のマーケットは厳しくなると思うが、伸び代もある。
 

長期優良住宅は23%これえからもっと増えて良いはず。

リフォーム産業はまだ10兆円、すぐに30兆円の産業になる。

住宅履歴はまだ普及が進んでいない。

中古住宅市場の活性化の為には非常に重要なので、これが進まなければならないし、それが進む事でリフォームのマーケットは拡大する。

大前提は、良い家をつくること、

高齢者に留意する事、町並みを考えて建てる事、緑との調和を考えた街作り。など良い環境を作る仕事をしていけば決して悲観する事はない。
国策もそれを応援して新築、リフォームをして認められた長期優良住宅については相続税の軽減などこれからも普及の後押しをしていかねばならない。

 

ここまで。
これまで国土交通省、林野庁、環境省がとって来た政策についての是非はあれども、批判ばかりをしていても何も始まらないのは事実であり、福田元首相が言われるように、私たち地域に根を張る工務店は日本の家づくりの中心をになっているという意識を持って前向きに取り組んでいく事しかない、というのが私の持った感想でした。
あと、重要なのは次世代を担う職人の育成。
全国から若手の大工が技を競う大会では、素晴らしい技能を競っておられ、職人を育てる工務店がまだたくさん有る事も実感することができ、勇気を頂けました。

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家づくりとは人づくり、「本当に良い家づくり」とはなにか。
をよく考えながら、前向きに進んでいくことを考える良い機会になりました。
ありがとうございました。

 

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それがすみれが社員大工での施工に拘る理由です。

 

 

 

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