誰もが目指す『いい会社』という概念。

 JUGEMテーマ:日記・一般

今朝はいつもより少し早起きして朝のルーティーンを済まし、夜明け前からゴルフの朝練へ、
車で15分と言う近さにあるゴルフ場に仲良し同業者の皆さんと早朝ゴルフに向かいました。

涼しー中で、ラウンドしながらの練習はなかなかいいもので、さすがに出社は少し遅れましたが、それでも現場についたのはまだ朝のうち、充実した午前中となりました。
お付き合い頂きました若旦那を始め、リモデルクラブの皆様、ありがとうございました。
一汗かいた勢いで、サクサクと仕事を進め、昼にはすでに大阪はあびこについておりました。
それにしても、大阪の街の暑さは神戸のそれとは格が違うと言うか、大都会だからでしょうが、まさにヒートアイランド、殺人的な暑さでした。
そして暑さと共に驚いたのは自転車の数、
駅前の道に停めてある自転車もさることながら、歩道を走る自転車の多い事、、
歩いている人より多いのではないでしょうか・・・、
あびこの店舗のクライアントTさんと打ち合わせを済ませて、夕方からは月に一度の理念と経営の勉強会に参加、結局夜遅くまで大阪にどっぷりの一日となりました。
お題目はその学び多い勉強会から、
夢を叶える経営者の会と名付けられたこの会では、なんのために事業をするのか?という(普段なかなか考える事が無い)大命題について考える機会を毎回頂けるという貴重な会で、その大命題に対するメンバーそれぞれの答えを聞いて、こんな本質的な問いに対してこんなにも違う考え方や切り口があるのか、と学びを通り越して驚愕する事も珍しくありません。
そんな勉強会の今日の最後の設問はこんなものでした。
あなたが思う“いい会社”の定義は何ですか?   
とても広範囲に取れる設問であり、主語が無いので誰のどの立場からの意見でもいい、という大変難しい質問です。
私が出した答えは、私個人の範囲内で自ら行う事業について『いい』状態を考えました。
いい会社=自分の会社への価値観。
という、非常に狭義な範囲で考えて、出した答えがこちら。
(いい会社とは)自分たちのミッションを明確に持ち、現代社会の欠落している部分に対して一石を投じるような存在意義を持つ。
企業活動、事業を通してそのミッションを叶えることが、顧客へのバリューの創造と従業員の物心共の満足に繋がる活動となる。
と言うものでした。
分かりやすく言うと、(いつも言っていることとおなじですが、、)
使い捨てのように使われる社会的弱者といっていい建築職人や、サービス残業が当たり前の過酷な条件で働いている事が多い設計、プランニングの業務に携わっている者達の地位向上を図ることが、将来の日本の住宅産業の発展の為には不可欠である、と言う持論を実践する事によって質のいい工事を行い、顧客に高い価値をお渡しするというビジネスモデルを完成させたい、という大工出身の私の強い想いを叶える事と、社員やその家族、取引業者さん、そして顧客の満足が一つになってマーケットから存在を許される会社。
と言う事になります。
ま、その実現に向かって日々努力している訳ですが、尊敬して止まないS社長の目線はもっと大きな定義をされておりました。
いい会社とは、誰に聞いてもいい会社ね、と言ってもらえる会社で、(どんな人であろうと、)働いている人が幸せになる会社であるべき、と言うものでした。
伊那食品や未来工業などの実例をあげ、知的障害者の受け入れを積極的にしながらもしっかりと業績を伸ばして利益を上げる構造を作り上げているとも説明しておられました、私が目指すのはこのステージだとも。
そんな志の高い経営者さんの話を聞く度に私の中でパラダイム変換がガンガン起こります。
こんなに赤裸々な内容の人の解釈、概念、理論を聞く事など普通はありえないことだと思うと共に、今夜も大変深い学びと気付きを頂けた事に心から感謝しつつ、帰路につきました。
いい会社をつくろう。
シンプルな目標こそ実現するのは大変ですが、目指して行きたいと思いました。
勉強会でご相伴頂きました皆様、今夜もありがとうございました。

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『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、

『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。
EM珪藻土
山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。

21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。
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神戸ラーメン紀行VOL.63

 JUGEMテーマ:ビジネス

今朝も神戸の朝日は赤かったです。
月曜日と言う事で少し早めに起き出していつものルーテイーン+仕事も涼しいうちにちょっと進めてしまいました。
たぶん少し(3文程)儲かりました。(笑)
最近、ゴルフの朝練に行くと、常連さんの年上の方が、朝から溌剌としとうなー、とか、頑張っとうなー、とか、なぜかとっても私の事を褒めてくれます。(スイングや球筋の事には触れてもらえません、)
いい年をしてそんな事が嬉しいのか?
と言われそうですが、だって、うれしいんだもん。
そんな訳で今朝も少しだけの朝練に行って褒めてもらいました。(笑)
大人になると人に褒められることってなかなか機会に恵まれないもので、稀にあるのは少しの事でも嬉しいものです。
って考えたら、自分も周りの人をもっと褒めてあげないとな、と思いました。
ほめ達検定いってこよかなー。(笑)
さて、少し間があくと溜まってしまうラーメン紀行、そろそろ行ってみたいと思います。
今月は出張が多かったので、神戸以外の土地の有名ラーメンも多く取材して来ておりますので、とくとご覧下さいませ、(笑)
まずは意外とラーメン屋さんが多い名古屋から、
テールラーメン890円 ― じんまる錦

五目ラーメン550円― 場所: 兆楽

お次ぎは地元明石の175号線の老舗の名店、根強いファンも多いみたいです。

塩ラーメン600円 場所: 碇屋

ラーメン650円 ― 場所:ラー麺 天神

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大工は木こりを守り、木こりが大工を支える。

 JUGEMテーマ:日記・一般

今日は朝から姫路の北、安富町の森に行って来ました。
昨日のセミナーに引き続きとなりましたが、私たちが参加しているNPO法人ひょうご新民家21の活動でお客様と学生さんに地場産の木材に触れて頂いて兵庫県が持つ豊かな森林資源を活用することの大切さを実感して頂くバスツアー。
今回は郵政省の補助事業ということで、兵庫県林務課の協賛を頂き、兵庫県立大学の建築環境研究室の皆さんと共に私たちが建てる家のふるさと、産地である安富町に檜の伐採見学に行って来ました。

地域の官民学の連携での地方都市の活性化と自立循環型社会へのアプローチですね、ただ安いから、と言うだけでいつもでも外国産の木材で家を建てていては何十年もかけて作られたこの豊かな森林資源は使う事無く朽ち果てて行きます。

私たち、地場で生きる工務店が集まって、少しずつでも地場産木材を使う事によって山自体の整備と活性化が図れて相乗効果としてコストパフォーマンスの良くなって行きそして美しい山が守られる。

その為には、やはり一般消費者の方々の理解が必要だと言う事ですね。

職人系の仕事の中で最も危険な職種と言われる木こり。
建材として使えるように山が育ったら木を切り倒して道を造り、そうしてから切り出した丸太を里に運びおろして行きます。
まさに自然との共生。
山と一体になって建築の原材料を生み出してくれる訳ですが、北アメリカやロシアのように大平原に植林された材木を切り出すのとはずいぶん勝手も違いますし、切り出すコストもずいぶん違うと思います。
しかし、自分たちが住まう地域を行かす事は結局自分たちの暮らしを豊かにする事に他ならないはずです、目の前のイニシャルコストだけを価値とすることからもう少し大きな流れの中にいる事を考える時代になって来ているのではないでしょうか。
それにしても若き木こりのパフォーマンス、最高でした。
そんな伐採見学の後は鹿が壺キャンプ場で昼食をとり、
姫路市内の製材所へ。
山から切り出した丸太が住宅に使われる建材に変わって行く様をご覧頂きました。
天気が良すぎてとても熱い一日でしたが、皆様最後までとても熱心に見学されていました。
山から街へ、街から山へ。
少子高齢化、人口減少と世界一の成熟期を迎える日本は高度成長期に定着した資源の安易な輸入と消費を繰り返す事から脱却して、国内で自立して循環出来る構造に変わって行かなければならないと思います。
それは全体を急転換させてと言う事ではなく、私たちのような地方の地場産業に携わる者が少しずつ意識を持って進めて行くしか無いと思うのです。
住宅事業を通して次世代、またその次の世代に美しいひょうごの森と自然と共に生きる職人の仕事を残して行く事が私たちにできる、社会への貢献だと思っています。
酷暑の中、たくさんの方にご参加頂けた事に心より感謝致します。
そして企画、運営を頂いた鈴森さん、林さん、ありがとうございました。

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住み心地を基準にしたリフォーム計画を。

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今夜は近所の子供達の一年に一度の大イベント、小学校の校庭で行われる夏祭りの日。

 

校門から子供達手作りの奇麗な灯籠が並び、子供達が本当にこの日を楽しみにして来た事を窺い知ることが出来ました。
そういえば、と、我が家のお嬢も小学生になる前から毎年このお祭りを楽しみにしていたことを思い出し、よくよく考えたら、一度たりともお嬢と一緒に遊びに来た事がない事に(いまさらながら)気付きました。
ま、夏祭りなんて友達と来た方が楽しいに決まってるし、などと勝手ないい訳を考えたりもしましたが、幼稚園や小学生の低学年の間くらい、一緒に来ておけば良かったか、と、きよしのズンドコ節と子供達の走り回る喧噪のなかでちょっぴりしんみりしてしまいました。

今回初参加の理由は中学校のPTAの役員としてジュース販売のお手伝いだった訳ですが、こんな事ならお嬢が小学生の時から熱心にPTA活動に参加しておけば良かったか、なんて、、
ま、過去を振り返ってみてもしょうがないのでこれまでサボって来た分、これから頑張ろうとおもいます。(笑)
祭りも大盛り上がり、ジュースの屋台も大盛況、祭りの終わりを待たずに完売御礼となり、なんだか儲かった気分で帰途につきました。(←気のせいですが、笑)
さて、お題目は昼に行って来た久々の一般消費者向けのセミナーの内容です。
たまには地域密着の建築屋さんらしい活動もしているということで、、
神戸市の外郭団体である『神戸すまいの安心支援センター すまいるネット』さんと、私が所属するNPO法人『兵庫新民家21』が深く繋がっている『NPO法人住宅長期保証支援センター』さんとの連携セミナーということで、一般消費者向けにこれからのリフォームについて適切な判断と優良な工事で思い通りの住まいを作ってもらえるお手伝いを出来るように、と言う内容です。
まずは、『住まいひょうか君』という住宅性能の診断チャートを使って、リフォーム前とリフォーム後の性能の違いを可視化させるツールを使ってみませんか?ということでそのチャートが出来た社会的背景と効用を開発から携わっておられるスーク創生事務所の大島先生が説明。
レーザーチャートにまだ見ぬリフォーム後の住宅の性能の違いを反映させる意味合いを分かりやすく話されておりました。
ちなみに、性能の可視化とはこんなかんじです、
その後、私がこのチャートに至った実際の工事事例を写真などを交えて説明。
耐震改修、バリアフリー改修、水回り設備機器リニューアルの3つ工事をそれぞれ細かく見て頂いて、どのような工事をすれば、このチャートのように性能が上がるかと言うのを実感としてご理解頂けるように話させて頂きました。
最後は我らが鈴森女史による工事後の住まいの記録を残す事の意義の説明、『家カルテ』という住宅履歴情報を残しませんか、と熱心に説かれておりました。
建築の仕事、請負とは結局実物を見て頂く事無く高額な商品を買って頂くと言う事であり、図面やパース、模型などで雰囲気は大体掴めると思いますが、リフォーム後の住み心地までは伝える事が出来ません。
しかし、この『住まいひょうか君』を使えば満点ならば現在標準的に建てられている新築物件と同じになり、現在の状態を新築住宅の住み心地のどの辺りまで性能を上げるのかと言うイメージをつける事が出来ると思うのです。
我々が顧客に提供すべきは素敵な工事なんかではなく、工事が終わった後の素敵な暮らしであるべきで、これは事前にそこの部分の説明ができるという大変優れたコミュニケーションツールだと思うのです。
『住まいひょうか君』、これからリフォームをお考えの方にも、リフォームの提案をする同業の方にも自信を持っておススメします。

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絶対の信頼をしても絶対に信用しない。

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今朝は横浜から始動。
昨夜は関東での工事でいつもお世話になっている浜っこで塗装会社の社長であり、職人であるクリちゃんに超レアなオープンカーで夜のハマをドライブがてら送ってもらうという幸運に恵まれ、楽しい気分を引きずりながらビジネスホテルに潜り込みました。
クリちゃん、いつもありがとね、そして引き続き宜しくお願いします。
職人会社の社長として益々頑張ってくださいね。
新横浜のホテルでいつもの筋トレをしてさっぱりと汗を流して気持ち良く出発、名古屋の現場に向かいました。
しかし、、名古屋で待っていたのは今までに体験した事の無いような工事の段取りミス。
信頼ではなく信用してしまっていた名古屋の協力業者さんに大げさに言うと裏切られたくらいの大きな不手際で予定の工事が全くできないというありえない事態に陥りました。
クライアントに対して説明する言葉も無いような大きなミスに、自分の甘さを悔やむばかりですが、今の自分に出来る事は善後策を考える事と、二度とこのような事が起こらないようにリスクヘッジを周到に練る事ぐらいしか無く、打ちのめされるような気分で、クライアントに平身低頭謝罪をしました。
約束を守らない。
出来ると言った事を平気で反古にする。
連絡出来るのに最後の最後、切羽詰まるまで連絡をしない。
出来ません、で全てを終わらせる、
ありえない。
元々、建築業界の常識は一般社会の非常識と言われて来ました。
一昔前まではそんなありえないような事が日常茶飯事の様に起こっていたものですが、そんな事ではどう考えても商売を継続できる様にはならないと思い、アタリマエの事を当たり前に出来る会社を目指して今までの10年間、事業に取り組んできました。
それが漸く出来始めたと思った矢先の今回の出来事は、やはり私自身の慢心が呼び込んだのだと思います。
私は社員に対してもよく、「信頼はするが信用はしない」と言う言葉を口にします。
信じて頼りにするが、誰であっても信じるままに無条件で用いたりしない、と言う意味で、クライアントとの約束を守る為に常に危機感を持ってリスクを探しながら仕事をする事に気をつけています。
そしてそのリスクを消す為に社内のシステムやシクミの構築を懸命に作り続けているわけですが、、
今一度初心に帰って厳しい態度で(自分に)向き合うようにしたいと心に刻む一日となりました。
それにしても、クライアントのM様には本当にご迷惑をおかけしました。
心からお詫び申し上げます。

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成功法則は万人に向かず、原理原則は万人を救う。

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今朝の神戸も快晴。
昨日の富士山頂で見たご来光と負けず劣らず、とは言いませんが素晴らしく気持ちの良い朝を迎えました。
昨日は富士山から下山してそのまま書道のお稽古の日と言う事で2時間正座して集中、ひたすらウ冠の点を練習(笑)し終えたあとはさすがに心身共に疲れ果ててしまいましたが、早めに床に就いたお陰で今朝は全くいつもの日常に戻って朝のルーティーンをこなしました。
いつも通りに筋トレとワンコの散歩、ゴルフの朝練を済ました後は櫻川千晶さんのおススメ通り、総社へ参拝に行って来ました。

櫻川さん曰く、今日は、
善いことを行うと形を変えて良いことが自分のところに戻ってくる日です。」
との事で、お社で一日の無事を祈りつつ、小さな親切を心がけようと柏手を打って来ましたよ、

我ながら、相変わらず素直ないい子です。(笑)
出社してからはまる2日間会社を空けた後の残務処理もそこそこに昼前には新幹線に飛び乗って東京に向かいました。
まずは、中延という品川駅の近くなのになぜか昭和風情のレトロで庶民的な街にて、マーケティングの勉強会で一緒になる仲間の事務所にて打ち合わせ。
ふとした弾みで彼らが東京で継続的に行われているマーケティングのセミナーのお手伝いをする事になり、その下打ち合わせです。
(はっきり言って大した事はしてませんが、)私がこの十数年取り組んで来た、マーケティングのセオリー通りに顧客目線を守る事と、種を植え、水をやる原理原則に沿ったビジネスモデルを構築しようと志している途中経過のご紹介をさせて頂く事になりました。
ま、お手伝いと言う事なので、詳しい事はまたご紹介するようにします。(笑)
その後夕方からは工事をほぼ終えてオープンを控えた店舗のクライアント先に完工の検査に向かいました。
お約束では有りますが、小姑のように細々とした指摘を繰り返したので、修正箇所は有りましたが、クライアントの意思を良く反映したお店に出来上がっておりました。
ガイアの夜明けでも取り上げられた若きオーナー、Iさんの必勝パターンに今回も嵌って、盛大に繁盛される事を心から祈りつつ、現場を後にしました。
夜は五反田の有名焼き鳥店に、青年実業家のまっすんのナビゲートで連れて行ってもらいお勉強をさせて頂きました、
有名ラーメン店もね、(笑)
さてお題目は上述の(私の毎日の日課になった日選びをFBにアップされている)千晶さんのブログから。http://ameblo.jp/e-nal168/entry-11312068632.html
東京の大手書店の売り上げランキングをまとめてみると大きく3つのグループに分けられるとのことで、「お金系」(儲ける、仕組みなど)、「心理系」(わかる、伝える、伝わるなど)

そして「ルール・法則」に大別できるとの事です。


毎日次々と(消費材のように)大量に出版される本の広告を見ててなるほど、と思ったのですが、ふと思ったのは、『ルール・法則』と、『原理原則』の違いについて、

本屋さんでこの手の本がランキングに入るのはその(成功)法則を知れば、自分の人生が変わると思って読まれているのだと思います。
そして、うまく行ったエピソードやエッセンスを法則としてまとめた本は一概に面白く読みやすいものが多いように思います。
しかし、1500円や2000円でそんな大きな成功は手に入らない事なんかすこし考えれば判る事で、そんなことで成功出来るくらいならみんなが大成功しますよね、、
日本の未来も明るくなるというものですが、なかなかそうもいきません。

翻って、原理原則を説いた本は読んでワクワク面白いものは(ほぼ)無く、いわばアタリマエの事を小難しく理論構築し直したり、例えをエピソードとして引用したりする訳ですが、直ぐにお金持ちになったり、あっという間に成功出来る、といった夢物語もモチロン無く、あまり派手な展開は有りません。

しかし、そこには確実に真理があり、その自然の摂理とも言える原理原則に則った生活を積み重ねて行けば、10年後には自分の目指している姿になる事が出来ると思うのです。

今日の昼に行ったマーケティングセミナーの打ち合わせでも、(結局いつもの通り)話題の中心はこのことで、私がこの十年間取り組んで来たのはこの原理原則の実践そのものであり、その原動力は自分自身の中にあるVOISだと言う結論で結びました。
大変優秀なコンサルタントのOさんにも、こんなに(原理原則系の)本に書いてあることをリアルビジネスに於いて実践されているのには本当に驚きました、と言ってもらいましたよ。(笑)


先日御亡くなりになった、スティーブン・コヴィー博士と、今年の初めに急逝されたジェイ・エイブラハムのマーケティング理論を咀嚼して私に教えてくださった嶋田社長への恩返しの意味を込めて、工務店経営における原理原則に則ったビジネス構築をしっかりと完成させたいと思います。

千晶さん、とっても良い気付き、いつもありがとう!

深謝。

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日本一の峰で思う、やっぱり何処に登るかよりも誰と登るか。

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引き続き富士登山の顛末の続きを、、

富士山五合目、池田館という山小屋で目を覚ましたのは夜中の1時前でした。
全員真っ暗な中、ヘッドランプを装着して一行の5人は黙々と頂上を目指して登り始めました。
(お嬢をのぞく)全員が高山病に悩まされながらもなんとか予定していた4時過ぎには頂上に辿り着き、東の空に向かってお天道様が登ってくるのを待ちました。
うっすらと明るくなって来た空と、

疲労困憊のキヨちゃん、(笑)
結局、いろいろ文句を言っていましたが、一番元気なのは現役の学生で間違いない、ということでお嬢が一人気を吐いておりましたよ、(笑)

そして、晴れ男、キヨちゃんのお陰で最高のコンディションで迎えたご来光は神々しいまでの美しさ。
観測所の横からは雲海に映った美しい影富士も見れて本当に感謝感激です。
おっさんチームはせっかくだからと言う事でお約束の剣が峰の日本最高点に登ったり、
浅間神社の奥の院にお参りにまいってみたりと、霊場富士山を楽しみました。
下山もとても気持ち良く順調に降りる事が出来て、(若干の無理もしましたが、笑)事前に立てていた計画通りに全ての行程を済ます事が出来ました。
念願だった家族一緒での富士登山、なんとか無事に登頂に成功、大きなトラブルも無く、(一応、)みんなで助け合って行程を終える事が出来た事を本当に嬉しく思います。
そして、山頂で感激しながら思ったのは、この日を迎える事が出来たのは昨年、一昨年と続けて私を富士登山に誘ってくださった方々とのご縁のお陰だと言うこと。
何をするかでは無く、誰とするか?
その答えは、生涯を共にする家族が絶対の答えで有りますが、その答えを導き出すきっかけやその動機付けを頂ける学びが有ってこそだと思うのです。
それは人生の先輩や友達など、たくさんの人々との多岐に渡るご縁の積み重ねであり、その学びの機会を得る予感や直感を信じて行動を積み重ねる事の重要さを今一度実感として思い返す機会となりました。
奇しくも今日は初めて富士山登頂にチャレンジした時と同じように大阪では花火大会が有りました。
今は亡き、スター社長だったメンターに今一度心からの感謝を捧げつつ、今日の感動を持続継続出来る様に日々を過ごして行きたいと思います。
心謝。

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愛すべきは自分(の商品)では無くクライアントで有るべき。

 朝曇り、と言うのでしょうか、今にも雨が降りそうな朝でした。

昨日の完全オフで英気を養ったということで、今日も朝から張り切っていつものルーティン。
筋トレ、散歩、朝練、そして今週一週間のご加護をお願いしに総社にお参り、いつも通りの日常がスタートしました。
今週も、ひとつよろしゅうおたのもうします。
昼からはスタッフアキちゃんと先日、大手リフォーム業者さんとの競争から正式にすみれを選びました、と言ってくださったお客様宅に契約前の細かな現場の再チェックに伺いました。
絶対に倒産しない大企業ではなく、吹けば飛ぶような小さな会社の我々を選んで下さったことへの責任感をヒシヒシと感じつつ、私たちで出来る限りのバリューをお渡し出来るように精一杯の工事で信頼に報いたいと思います。
T様、この度は本当にありがとうございます。
社員一同、誠心誠意尽くさせて頂きますので、よろしくお願い致します。
その後はそのお宅からすぐ近くで行っているRC造と木造の混構造の新築現場に向かいました。
生コンの打設を控え、灼熱の太陽の下、型枠の固めに皆さん精を出してくれていました。
相変わらず細かな事をチクチクと言いながらも、水分、ミネラルを差し入れして馬力をかけてもらいました。(笑)
安全第一は顧客満足を叶える一丁目一番地ですからね、
親方、ぎっしぎっしにお願いしますよ!
お次ぎは東灘のおっされーなCafeにて、FB(Facebookね、)から店舗の改装のご相談を頂いたクライアントとその業界の専門家もお呼びだてしてのリ・ブランドのマーケティング会議を行いました。
私たちの本来の仕事である、“工事のその後”を強烈にイメージして頂けるような深く濃い内容のミーティングが出来たのではないかと思います。
具体的にどのようなカタチになるか、今日の結論にはなりませんでしたが、きっと最終的には卓越の戦略から生み出されるショップのプランが出来上がると思います。
やっと、念願の一緒にビジネスができるチャンスが来た!と言う事で仲良くして頂いている梅酒ソムリエの金谷さんと一緒に全力でクライアントの持つ資産に光を当て、そのお店が愛すべきターゲットを見つめ直し、先細りと言われていた業態からのイノベーションの糸口を探しました。
ま、一番勉強させて頂いたのは結局、私だった様ですが、、(笑)
Hさん、金谷さん、この(ピンチだと思っていた)ビッグチャンスに卓越の戦略を作り上げましょう!
引き続き宜しくお願い致します。
夕方、ミーティングが終わり、日が暮れてもまだまだ仕事は終わりません、、
お次ぎは三宮の繁華街のど真ん中のビルの屋上に上って先日から迷走を続けている排気設備のリニューアル計画の調査と打ち合わせ、私が行ったことで、根本から計画が変わってしまいましたが最善の選択となったと思いますので、クライアントにはご安心して頂けると思います。
今、目の前にある問題を解決するだけでは意味は無く、如何にその状態を持続、継続出来るかが一番の基準だと思いますので、少しのコストアップは有るかも知れませんが前向きにご検討頂ければと思います。
本日の最後の仕事は事務所に帰って社員との個人面談。
これから劇的な変化を見せて急成長する(予定)の大ちゃんと彼のこれから半年間のビジョンを作り上げました。
習慣化と見える化を合い言葉に弱い自分を認めたうえでしっかりセルフマネジメントをしてもらいたいと思います。
そんなこんなで走り回った一週間の立ち上がりでした。
そんな一日を振り返ってキーワードで括ってみたのが本日のお題目です。
我々の仕事は我々の為に有るのではなく、顧客にバリュー(価値・利益)をお渡しする為にある。
逆に言うと、我々の利益を優先して顧客の利益を後回しにすればマーケットに存在することすらできなくなってしまう。
尊敬して止まないジェイ・エイブラハムのマーケティング体系の根本にある思想です。
顧客に価値を渡すと言う事は、突き詰めるとその顧客の先にいるエンドユーザーに価値を渡す事になります。
判りやすく例えると、花を咲かせる為に水をやるように、自然の摂理、原理原則に沿って行動する事がビジネスを持続可能なサイクルに引き込んでいってくれるということであり、腐った水を差し出して利益を得た所で花を咲かす木自体を腐らせてしまえば、結果的になんの価値も無くなるのと同じ事ですね。
大ちゃんがすみれの理念を理解し(かけ)ているように、スタッフ全員でこの価値観を共有して行きたいと心の底から思います。
大ちゃん、ここで突き抜けろ!(笑)
そしてたくさんの方に、こんなに多くの実践の場を与えて頂ける事に心から感謝をしたいと思います。
深謝。

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鈴なり風鈴マーケティング論。

今日は久しぶりの完全オフを頂きました。
日曜日という事で午前中は例によって自分自身の内面を見つめる貴重な時間である、12km程のランニング・ウオーキングに励みました。
夏本番ということで、暑さが厳しくなって来ました、冬は冬で厳しかったですが、体力の消耗と言う点では夏の方がかなりキツいです。
マメな水分補給を心がけたいと思います。
今日のコースはやっぱり海!冬の間人気が無かった海岸には朝からたくさんの人が海水浴やビーチバレーを楽しみに来られていました。
たまには砂浜でゆっくりしたいなー、なんてこの時期はずっと言ってる気がしますが、結局なかなかそんな機会は見つける事が出来ません、ま、今年も社員と協力業者さん、その家族の懇親会を海で企画してもらいましょう、
ヨーヘー、頼んだで、(笑)

 

ランから帰ってシャワーを浴びたらすぐに滋賀県は和邇に向けて出発、午前中は身体の鍛錬、昼からは心の鍛錬ということで茶の湯のお稽古です。
今日も深い学びを頂きました、ありがとうございました。
お題目はランニングの途中に明石駅の近くのアーケードで見かけた風鈴の大群を見て感じた事、
アーケードいっぱいの幅に4列にわたりたくさんの風鈴をぶら下げておられました。

汗だくで走っている最中に見かけたその風鈴達が風にたなびく姿の涼やかなこと、と言ったら有りません、近くに寄って聞こえるその音も涼やかな気持ちを倍増させてくれました。
ま、立ち止まって写真を撮ってた時もゼイゼイと肩で息をしながら滝のような汗を流していたんですけどね、、(笑)
そのときふっと思ったのです、この風鈴を見るまで、風が吹いている事に気付いていなかったな、と。
風鈴が風にたなびくその姿を見て、その音を聞いて、涼しさを感じたのは、やっぱり実際に体感として風を感じたのだと思います。
しかし、その本体である風自体、風鈴に手伝ってもらわなければ存在さえも気付かれる事無くその価値を認められることも無かったということになります。
涼しさの本質は風にあり、しかしアタリマエに有るだけではその価値は認められにくいと、、
これって、事業に置き換えても一緒だな、と思いました。
いいモノを作る腕をいくら磨いても、知ってもらえなければその価値は宝の持ち腐れとなるし、
いくら販促の戦略をリンリン立てても、本質としての実力が無ければ詐欺になってしまいます。
その順序を整理して、組み立てる事がマーケティングなのだと思います。
そして、今日の気付きは、風鈴をつけるなら一個じゃダメってこと、(笑)
ランニング中のおっさんが脚を止めるくらい、圧倒的な量をぶら下げることで少しの風もしっかり認知をしてもらえるようになると言う事です。
自分たちが磨く価値を、そしてその意味と意義をいかに世間の皆様に知って頂くか、奇しくも今月はマーケティング部門を独立した部署として立ち上げたこともあり、今一度(費用を抑えて)圧倒的な風鈴を連ねるような作戦を練ってみたいと思います。
毎週のランニングは気付きの宝庫、こんな時間を頂ける事に感謝致します。
深謝。

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