大人の対応か正義感か。

1週間の立ち上がりの月曜日。

にして3月の月末にして年度末。

消費税5パーセント適用の期限と言うこともあり、工事完了の引き渡しが今日もギリギリまであったりといちにち忙しく走り回りました。

現場のほうはやはり歯車が狂ったままで普段ではあり得ないようなミス、トラブルが連発して対応に追われまくるし、、

安倍政権が行っている大いなる社会実験に振り回される毎日ですが、年度末となると助成金の申請等の期日も重なりもうドタバタ。

そんな中ある弁護士事務所から催告書なるものが届きました。

この忙しい時になんやねん!

と、封筒を開けてみると、先日、居抜きのままリニューアルopenされる店舗の厨房の掃除をした際に階下の店舗に水漏れしたことの賠償金を支払えというものでした。

お客様の要望は長年営業した店のリニューアルに伴って厨房器具をピカピカに清掃してほしいとの事でした。
当然水を使います。

店内から1段上がった厨房にはグリストラップが据え付けられてあり、床はモルタルで押さえてあります。

どこからどう見ても水を流して清掃するような仕様になっているのですが、あろうことか二階にある店舗にもかかわらず防水工事されていなかったのです。

今までどうやって営業していたかほんとに不思議ですが、、

水漏れが発生したとき、第一報があったのは

「グリーストラップの清掃で穴を開けたようだ」

とのことでした。

それは大変だと思い現場に行ってみるとそんなことはなくて、次は

「配管に何か突っ込んで配管を割ったんだろう」

と言われました。完全に言いがかりのレベルです。

私が現場にいったときには建物管理会社の担当者の指示で房の土間コンクリートを割って配管を調べていました。

結果、配管には異常なし。

そのかわりコンクリートを割ってみたら防水工事がなされてないということが発覚したのです。

建物の管理会社、テナントの借主の誰もが知らなかった新事実です。

これには私も驚きました。

弁護士さんから届いた催告状には、

「水を流してもいいかと言う確認義務を怠わり、金たわしでゴシゴシとグリーストラップの枠をこすってで穴を開けた。」

とありました。

こうなると言いがかりを通り越して完全に捏造です。

工事賠償保険に加入をしてるし保険会社にお願いすれば賠償金の支払いもしてくれると思うのですが、こんなことがまかり通ることがやっぱり許せなくて、まずは事実関係をちゃんと明らかにしてもらえるようにと弁護士さんにお願いしました。

弁護士さんの返事は、

「金払えって言っているのに金を払う気がないんだったら訴えるだけや。」

といたって乱暴な回答でした。

これにも少しびっくり、弁護士さんって結構や。。みたいな職業なんですね。(^_^;)

この忙しい時にこんな事している場合では無いのですが、、

続く。

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そして、

人生のステージ作り。

3月も最後の週末となりました。

週末と言うよりは年度末、消費税増税前のラストweekendということでなんとなく全体がざわざわした感じです。
増税前に買っておこう!という駆け込みもここにきてピークを迎えた感じですが、実は私、増税前の駆け込みに失敗しました。
ずるずると先延ばしにしていて増税を機に購入を決めた新車の2トンダンプ、なんと2月に契約をしたのにさっくりと納車は5月になります。と言われてしまいました。(涙)
なんでやねん。と、ぶつぶついいながらも自分の認識の甘さを反省した次第です。
とほほ。。
さて、月末近くということで、このところ完工物件が目白押し、今日も昼から新築のお引き渡しを行いました。

ずいぶん前にリフォームでお世話になったお客様が定年退職を機に新しい人生を送るsumikaを作り直したいとご依頼をいただいた案件です。
私たち建築の仕事というのは、お客様のライフスタイルやライフステージの変化に伴って関わらせて頂くことが非常に多くあります。
『人生のステージづくり』
大きな責任を負うと共に、非常にやりがいのある素晴らしい仕事だと思っています。
私たちは建物を作ることがもちろん仕事ではありますが、そこでのこれからの暮らしをいかに気持ちよく、心地よく過ごしていただけるかが私たちが提供する価値であり、その一点に焦点を当ててご提案するのが我々の使命だと改めて思いました。

h様、これから過ごされる第二の人生、素晴らしい時間をお過ごしいただけますように、今後も引き続き私たちにできるだけのサポートをさせていただきたいと思っておりますので、末長いお付き合いの程、よろしくお願いいたします。
また、今回の工事を通してH様の人生を楽しむ姿勢、なんの為の人生なのか、という価値観には私自身考えさせられる事、気付かされる事も多く有り、一面においては勉強をさせて頂いたと思っております。
この度は大変お世話になりました、ありがとうございました。
 

 

 

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非常事態宣言。


季節はすっかり春爛漫。
なんとなく心が軽くなり、そろそろ花見を楽しみにするような良い季節になりました。
が、建築業界はまだまだそれどころではなく、ドタバタが続いています。
今日も朝から着工現場へ、

実はわたくし、新築工事の基礎担当ということでして、着工時の墨出しの立ち会いに行きました。
その後は木造の住宅を診療所へと大改装するリフォーム計画の設計精度を上げるための解体調査、
そのまま引き渡しが迫っている現場の外構の仕上げと、作業服を着込んで現場を駆けずり回りました。
普段は、めっきり現場で作業することがすくなくなった私がこれだけ現場に行かなければならないということは、要するに現場担当者がパンパンに忙しいという事です。
忙しいというのは非常にありがたいことではありますが、良いことと悪いことはいつも背中合わせ。
こんな時に限って事故やクレームが起きやすいのでくれぐれも注意しようと以前からスタッフには注意を喚起してきました。
しかし、心配事は大体的中するものです。(涙)
昨夜、マンションリフォーム現場であろうことか漏水事故を起こしてしまいお客様に多大なご迷惑をおかけすることになってしまいました。
同じマンションに住むお知り合いから勧められて、と、私たちにご依頼をいただいたのですが、ご期待に添えきれない、非常に残念な結果になってしまいました。
夕方、プランニングの担当のかなちゃんと一緒に謝罪に行って、「私たちにできるだけの対応を真摯にそして迅速にさせていただきます。」とお伝えしました。
いつもはうまく回っている歯車が少しずれるだけで結局このようなことが起こってしまうのだということと、その発端となる小さなほころびを見つける力が事務所と現場の両方のスタッフ全員に必要なのだと改めて感じた次第です。
社内のSNSでは、非常事態に陥っていると改めて宣言をしておきました。
S様このたびはあってはならない多大なご迷惑をおかけ致しました。
本当に申し訳ありませんでした。
そして、大事な事は失敗を企業のトップが謝りに行くことではなくて、今後の現場でのしっかりとした対応であることを理解しております。
スタッフ全員で力を合わせてこの緊急事態を乗り越えて、失いかけている顧客からの信頼を取り返すことに全力を尽くしたいと思います。
問題が起きた時こそ企業の本質が見えるとき。
ピンチは常にチャンスの呼び水でありそれをしっかりとつかめるかどうかはスタッフ全員がどれだけ顧客の立場に立って物事を考えられるかに尽きると思います。
やっぱりお願いして良かった、と最後に言ってもらえるようにあきらめないサービスに全員で尽くしたいと思います。
皆さんよろしくお願いします。

 

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出会いと別れの季節。

今日の神戸は雨。

朝からずっとシトシトと雨が降り続いています。

水曜日はすみれ事務所は定休日。

雨音だけが聞こえる静かな事務所で黙々とデスクワークに落ち着いて励むことができました。

お題目は毎年決まってこの季節に書く話題です。

すみれ事務所は慢性的な人手不足にずっと悩んでおりまして、ホームページで以前から建築士、プランナー、職人の募集を掲載しているのですがなかなか応募はありませんでした。

しかし、嬉しいことにここにきてバタバタとたくさんの方々に応募をいただきまして、本日2人目の採用を決めました。

ハローワークや求人情報誌に掲載してもなかなか良い人材が集まらないと言われる昨今の事情を考えると、とてもありがたいことです。

しかも、ホームページを見てと言われるという事は私たちの取り組みの内容についても理解してくれているということが前提になるわけですから嬉しさもひとしおです。

採用した2人にホームページたどり着いた経緯を聞いてみると、両方とも決して検索エンジンに引っかかってではなく、何年も前から何かしらのご縁をいただいてホームページをちょくちょくチェックしていたとのこと。

やっぱりここも、集客と同じようにチラシや雑誌などの対処的な人集めの方法ではなく、普段からコツコツと積み重ねているあり方や取り組みが重要なのだと改めて感じた次第です。

ご縁に感謝。ありがたいことです。

3月の末で期間契約が終了し残念ながら退社されるスタッフもおり、まさに出会いと別れの季節となりました。

もうすぐ消費税増税後の消費マインドの冷え込みと言う荒波が押し寄せてくる建築業界、しっかりと体制を整えて「顧客から得た信頼」を武器に皆で力を合わせて乗り切っていきたいと思います。

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お詫び行脚。(涙)

JUGEMテーマ:日記・一般

今日の神戸は曇天。

ですが、それはそれで落ち着いた感じで朝のスタートを切る事が出来ました。

日が射さなくてもすっかり暖かくなって、もう寒の戻りもないやろ、と一安心。

出掛けるのもすっかり自転車が多くなり、伊川の河川敷で見る命の息吹に新しい季節の到来を喜んでいます。

昨日は珍しく一日中車で走り廻りました。

現場やお客様先を合計6件訪問する予定で、さすがに電車&徒歩では廻り切れないとの判断です。

しかも、その大半は、謝罪です。(涙)

工期、納期の遅れ、しかも再調整した予定も確定し切れないという、なんとも歯切れの悪い説明になってしまった先もあり、なかなか厳しい一日となりました。

さすがに皆様には苦言を呈されましたが、それでも、業界全体的な事情もあり一定のご理解を頂く事が出来たようで、出来る限りの範囲で精一杯する様に、と、逆に励まされるようなコトも、、

私たちは理解ある顧客に見守られながら、顧客に生かされているという事を改めて身に沁みて感じた次第です。

これだけ納期、工程が狂ってしまう原因は、直接、間接に関わらず、この度の消費増税の煽りが大きな要因となっているのは間違い有りません。

ある大手住宅設備メーカーは少し前までこの四半期は史上最高益を出す見込み、というような事を言っておりました。

しかし、あまりの受注の多さにシステムが生産管理をまかない切れず、結局出荷も生産もラインが破綻、受注した納期を全て白紙撤回、半年先の納期と言ってみたり、さらに現在受注の受け付けさえ控えてしまうメーカーも出ています。

大雪による天災も重なったとしてもあまりにも異常すぎる事態に業界全体が陥っている感があります。

それでも、外部から見ると、建築業界は活況でいいですね、という風に見えることも少なくない様で(先の事はさておいて、)とりあえず今儲かるからいいじゃないですか、という事も言われたりします。

しかし、このように顧客に迷惑をおかけしながら、売り上げを増加させる事にはなんの意味もないと思ってしまいます。

そんなことを考えながら、自社のモデルをもう一度しっかり整理してみました。

私たちは、モノづくりの会社で、強みは、誠実に、真摯に現場で顧客の思い描く空間を実現し、その後の生活を安心して過ごしてもらう事です。

その為に、顧客がどの様なモノを作りたいか?を探り出す為に女性設計者、プランナーと一緒になって想いをイメージに、イメージを設計図に、設計図を実際の建物に昇華させて行きます。

その根底を支えるのは、同じ様に顧客の方を向くスタッフがヒアリングから施工、アフターメンテナンスまで一貫して携わることで、その為に設計から施工、メンテナンスまで全て自社の社員によって行なっています。

その一貫性を守る事で顧客からの信頼を得て、次の仕事につなげて行く。

営業会社でも、広告会社でもないモノづくりの会社である私たちが永続的に事業を継続して行けるのはこの本分を守る事しかないと思っています。

社員大工がつきっきりで工事を行なうということは当然、施工出来る量はたかが知れていて、売り上げの増加を目指すことは社員を育てる事が大前提となります。

爆発的に売り上げ規模を伸ばす事とは完全に相反するのがそもそも私たちのやってきた事なのです。

たとえ一時的に大きな売り上げを手に入れても、信頼を失うと私たちに先は無い、と良く分かっていたから。

創業から今まで何度も繰り返してきた事ではありますが、今こそもう一度初心に戻って、ひとり一人の顧客からの信頼をしっかりと得られる様に、全社を挙げて取り組む時だと改めて思います。

お時間を頂いてしまっている皆様、少人数の事業所なりに精一杯の努力を致しますので、ご理解の程を宜しくお願い致します。

申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。

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割り切りは魂を弱くする。

気がつけば3月ももう終盤。
神戸でもやっと春が本格化です。

先週週末の3連休は消費税前の駆け込みということでたくさんの人が買い物に出かけられたようで、すみれの近くにあるコストコでは今まで見たことないような長蛇の列ができてました。
年度末もすぐそこに迫り、何となくざわざわと忙しい感じです。
何かに追いかけられているような、焦る気持ちを抱えながらも昨日の午前中は何とか時間を確保して、いつものようにランニングに汗を流しました。

朝は少しひんやりしていましたが、走り出すと日差しは暖かくて走るには多分1年で1番いい季節になったんだなと肌で感じられました。

お題目はそんなご機嫌で走っていた、いつもの国宝太山寺への道すがら見かけたこれ、

猿田彦を祀っている祠の鳥居が古くなっていたようで、新たにされておりました。
なんと!鳥居の柱が塩ビのパイプで作られています!
「分かるんだけどな~、」
というのが私の感想です。(苦笑)
木材は直接土に触れると非常に良くありません。
水分を吸い上げて腐朽菌が付きやすくなるし、シロアリによる被害も非常に起こりやすくなります。
鳥居を新しくリニューアルするにあたり何とか良い方法はないかとあれこれ考えられた末に「いいこと思いついた」と
あまりコストをかけずに老朽化対策ができる方法を考えられたのではないでしょうか。
予算のこともあったのかもしれません。
確かにきれいに朱色に塗りつぶして仕上げてしまうと素材が塩ビのパイプだとは誰にもわからないし、思いのほかきれいな仕上がりになるかもしれません。
し、しかし、、
この斬新な方法で得られるものは手間と費用の省略可であり、それ以外は何もないと思うのです。
小さな祠といえどもそれを祀った人の想いや、そもそもそこに神様を祭ってている意味を考えると、何か本末転倒な事をしているような気がします。
しかし、手間と費用を惜しむのならばいっそ祠など撤去しちゃえばいい、というような簡単な話でもないと思います。
「分かるんだけどなぁ~」
と言う微妙なニュアンスはその辺の難しい判断結果なのがなんとなくわかるからです。
ある経営者の言葉に、「割り切りは魂が弱いものがするものだ」というものがありました。
苦渋の選択、苦肉の策を選択するという事は日常の中で往往にしてありますが、しょうがない、と簡単に割り切ってしまう事は謹みたいと思いました。
自らを振り返ってみると、エイッヤアッと割り切った時に限って失敗しているような気がします。
魂を鍛えること。
日ごろから心したいと思った出来事でした。
 

 

 

 

 

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おまけ、
今日は先日リフォーム産業新聞の取材で私の事を(少し下げたあと、)ずいぶんと持ち上げてくださったO社長のお誕生日との事。
おめでとうございます。迫り来る50台に向けて素晴らしい一年にしてくださいね。
若干、気恥ずかしいですが、ちなみに記事はこんなのでした。

神は細部にこだわる。

大安吉日晴天。
朝は少しひんやりしましたが、昨日とはうってかわって柔らかな陽射しが差す春らしい日になりました。
おめでたい事は早い時間に。いつもより早めに出社していよいよ来週から着工する新築住宅の地鎮祭に参列してきました。
いい日和になって何よりです。
『まん、』と言いますが、家の普請をする時は何故かコトの始めに起こった現象は繰り返し再現されるコトが多く有ります。
雨が降るのも天の恵みが降り込むと言って、おめでたい事なのですが、私個人的には、やっぱり天気は晴れやかな方が良いような気がしています。(笑)
お引き渡しを控えている現場では地鎮祭の時に雨が降ってくれたお陰で、完工間際の外構工事をする段になって天の恵をずいぶん頂きまして、、
風邪を引きそうになりながら現場作業に勤しみました。
良く有るのは、地鎮祭=晴れ、上棟=晴れ、お引き渡し=晴れ、というパターンで、その逆の場合は全て雨に振り回されることになってしまいます。
そうゆう意味から言うと、地鎮祭が今朝のような好天というのは非常に嬉しく思います。
順調に工事が進んで、気持よくお施主様にお引き渡し出来る足がかりを頂けたような気がしてます。
すみれのお客様は皆様そうですが、試行錯誤を繰り返され、一生懸命考え抜かれた『夢のマイホーム』。想いを現実のものに出来る様に精一杯のお手伝いをさせて頂こうと思います。

さて、お題目は勇ましいお姿で四方清め祓いをしてくださっている、本日お世話になった宮司さんから教えていただいた事。
若々しい後ろ姿からは想像出来ないと思いますが、結構なお年を召された方でした。
現場担当のコムさんと二人でいつもの様に祭壇の設置や、結界の縄を張ったりのお手伝いをさせて頂いたのですが、祭壇のレベルが悪いとか、敷地内に転がっている石が邪魔だとか、そもそも結界が狭いとか、、ずいぶん厳しい言葉で指摘を受けてしまい、朝から反省しきり、、
一通り準備を終えた頃、お施主様が登場されて、いよいよ地鎮祭が始まった訳ですが、祭事の最中にも、鍬を使うのにいつもの癖で、「えいっ」と声を出してしまうと、かけ声はダメだ、とか、そこでポーズをとって顔を上げる、とか、写真はこの方向からとりなさい、「こら、前からはいかん」とか、(笑)ひもろぎの代わりの竹が傾いたから直しなさい、等々、事細やかな指示を続けてくださいました。
それも、威厳に満ちたオーラを放ちながら仰るわけで、、
仕事柄しょっちゅう地鎮祭に参列するのですが、なかなか出会う事のない厳しく、そして細やかな心遣いをされる宮司様でした。
神はディティールに宿る。
と、言いますが、まさにそれを目の前で具現化して頂いたいい経験になりました。
あとで、改めて今日の写真を見れば、きっといい写真が多く撮れていて、宮司さんに感謝する事になるのだと思います。
いい地鎮祭になりました。次は私たちが細部に拘った施工をしてお施主様に喜んで頂く番です。
スタッフと力を合わせて精一杯の努力をしたいと思います。
ありがとうございました。
 

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おまけ、
昼からは(なんとか、)月に一度の茶の湯のお稽古にいけました。
比良八荒と言われ、比良山の麓では春に天気が荒れるのが風物詩となっているとの事ですが、昨日はまさにそんな日だった様です。雪も降って頂上付近ではまた新雪が積もったとの事でした。
うまく、避ける事ができて、久しぶりに美しい比良山の頂きを見る事が出来ました。

感謝。

他山の石、対岸の火事。

世間様では三連休の初日。
というか、春分。
てか、お彼岸です。
私といえば今日も朝からトラックに乗り込んで、砂とセメントを積み込んで現場へ。
今日はエクステリア工事職人です。

門柱を立てたり、フェンスを組み立てたり、コンクリートを切りそろえたり、砕石を撒いたりと、完全に外構屋さんと化しておりました。(笑)
外での仕事は麗らかな春の陽射しの下でしたら非常に気持ちの良いもので、現場って最高!と思えるのですが、、
春分を迎えたにも拘らず、神戸では気温は一向に上がらず、あろうことか雪まで降り出す始末。
一体、全体どうなってしまっているのか!
今日ばかりは地球寒冷化説を間違いないと確信してしまいました。

昼には一度現場を離れて、なにかといろいろとコラボを企画して頂いている農家さんへ打ち合わせ。
いよいよ、待ちに待った春という事で、今年から始める新たなチャレンジが始まります。
会社を上げて農作業に取り組むということで、早く暖かくなってくれたらと思いますが、4月になればさすがに大丈夫でしょう、
楽しみにしたいと思います。

雪雲が東へ去って行くのを見て、一安心して現場に戻りました。
現場では全国をまたにかけて活躍する左官の大西さんが、来てくれておりました。
忙しいから、無理です、と言いつつもなんとかしてくれるのには本当に頭が下がります。
大西さん、無理ばかり何時も言ってスミマセン。。

とっぷりと日が暮れてから現場を片付けて帰社、夜は工程会議でした。
設備機器メーカーや部材メーカーは相変わらず納期が遅い、いや、納期が出ない、それならまだ良いですが、納期を白紙に戻す、
というようなあり得ない状態で、混乱を極めて半ばパニック状態が続いています。
まあ、(私も職人として現場復帰しているくらいですから、)皆さん忙しいのはよく分かりますが、そこまで行くと今までせっかく培ってきた信用にキズがついてしまいます。
しかし、顧客の要望になんとかしたい、応えたい、と無理な対応をした事が却って多くの顧客に迷惑をかけてしまうというのは、見ていて不憫に思ってしまうのが正直なところです。
その煽りで、すみれのお客様にもご迷惑をおかけしてしまっているので、こんな事は不謹慎なのかも知れませんが、、
自社の生産能力、管理体制をしっかりと把握して、と分かり切っていることですが、大企業が起こしている今回の大事件を他山の石として、足元を振り返らないとと思います。
まずは、現状の確認を、と工程会議で受注予定の工事をスケジュール表に落とし込んでみると、、
なんと、今の現場担当フル稼働の状態が5月中旬まで続くことになっておりました。
そんな状態でも、日々新たなお声掛けを頂いて見積りやプランをご依頼頂くのですが、「工事予定は5月中旬以降になります。」と明日から言わないと、キャパオーバーの受注となりでクレームの発生に繋がりかねない状態、モチロン、私も職人として人員の一部としてカウントされております。(苦笑)
他山の石、と暢気なことを言ってる場合では有りませんで、対岸の火事はすっかり足元まで燃え広がっておりました、、
お待ち頂いているお客様には大変申し訳有りませんが、すこし長い目で見守って頂ければ幸いです。
社員一丸となって、品質とスピードの両立と早めのスケジュール管理に注力致します。
どうぞ、よろしくお願い致します。
 

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行動なくして何もなし。

残念ながら雨のいちにちでした。

先週の現場復帰からすっかり現場の職人の1人としてカウントされてる私は今日も朝から現場へ

いわゆる土方ですね。

竣工間近に控えた新築の外周りの工事に行きました。

職人起業塾に参加されている起業したてのF社長は、

「トップが打ち合わせから施工までを一貫してやるのがうちの強みです。」

と自社のUSPを語っておられましたか、考えたら私も同じだなと、(笑)

とにかく雨ニモマケズ、夕方までがっつりと現場作業員として汗を流しました。

夜からは私の主催する職人が仕事を受注する仕組みづくりを考える職人起業塾、今回もワイワイとなごやかな雰囲気の中ディスカッションをくり広げました。

マインドセットからマーケティングの基礎と進んでいる中で、今回から新しいコンテンツとして増やしたのは「今月のミッション」です。

勉強会での気づきや振り返りをもとに1ヵ月間それぞれが取り組む具体的な行動を全員にコミットしてもらいました。

行動なくして結果なし。

原因と結果の法則そのままです、いくら一生懸命学びの場に参加しても行動に結びつかなければ全く何にもなりません。

逆に毎回の学びを1つずつ行動に移すことで確実に成長をすることができると思うのです。

参加者からもプレッシャーだ、という言葉とともにありがたいとご好評をいただきました。(笑)

来週はご要望にお応えして関東でも開催することになっている職人のための勉強会、まだ若干数ご参加いただけますのでご興味ある方はいつでもご連絡下さいね。

肉体労働者から知識労働者へ、

ものづくり日本の根底を支える職人のみなさん、頑張っていきましょう!

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カタチが性能になる。

日に日に暖かくなって日差しもようやく春のそれ。

伊川谷では梅に続いて桜も咲き始めました。

今日も朝から新築の現場の確認に行ったり、リフォーム工事の完工確認に行ったりと走り回りました。

とにかく、3月中に終わらさないといけないことが多すぎて少し混乱しております。

そういえば今朝のトイレで見た、あいだみつをカレンダーの言葉は、

でした。(笑)

やるべき事が自分の許容量を超えた時点でつい思考停止してしまいそうになりますが、しばし今やるべきことだけに集中して何とか乗り切れたいとます。

さてお題目は、昨日のNPO法人ひょうご新民家21の勉強会で兵庫県立大学の土川教授にレクチャーを受けたこと。

昨年の省エネ基準の改正法を受けて私たち建築会社は建物の性能のエビデンスをしっかりと持つことを義務化されるようになります。

気密や断熱についてずいぶん勉強を繰り返しているのですが、土門教授の話は違う視点からの切り口でなるほどと激しく納得しました。

その衝動的なパワポはこちら、

マンションの跳ね出しバルコニーが放熱器の様な役割をして室内の熱を逃がしています。

これは、断熱材の選択、気密の施工をしっかりしていても構造設計でカタチが悪ければエネルギーの流出を止められないという事で、設計の重要さを再認識させられました。

マンションの北側に面した部屋の結露が激しいのは、カタチにも問題があったということです。

土川先生いつもありがとうございます。
大変勉強になりました。

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