新社会人に贈る(先輩達からの)16個のエール

4月30日 晴れ

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1月はいぬ、2月は逃げる、3月は去ると言われますが、4月も疾風のように過ぎ去っていきました。

あっという間に新年度の月も今日でおしまい。

今日は、朝から新入社員の1ヵ月目のオリエンテーションを行いました。
入社式の後行ったオリエンテーションの内容の振り返りや1ヶ月働いてみた感想などを聞いてみました。
すみれ期待の若手大工候補達は、先輩に優しく見守られながら機嫌よく働いておられるようでした。

右も左もわからない、社会と言うよりは現場業界に飛び込んできていろんな不安があったでしょうが、なんとか馴染んでくれそうな雰囲気にほっと胸を撫で下ろしました。

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新人オリエンテーションの後は、設計スタッフとの業務改善会議、その後は職人起業塾の社内バージョンの勉強会を工務部スタッフ全員で行いました。

日が暮れてからは、3階のテラスでバーベキュー、いわゆる『新歓』、新入社員歓迎会を行いました。

それぞれが、現場単位で動いているすみれの業態では、顔を合わしコミニケーションを取ることが少ない先輩も多くいることから、スタッフ全員が一堂に会して懇親を深める場を持ってみました。

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お題目は、その新歓(新入社員歓迎会)で先輩達からこの度一緒に働くことになった若者達に送った言葉まとめです

  1. あきらめない
  2. 逃げても一緒
  3. 楽しいことを探して仕事する
  4. あるいは素晴らしいあるいはアウト
  5. あきらめなければ必ず勝つ
  6. 1番辛い時が1番大事な時
  7. 何事も経験
  8. 感謝の心を忘れない
  9. がんばれ、一生懸命したら誰かが見て応援してくれる
  10. 友達を大切に
  11. ピンチはチャンス
  12. 夢を忘れないでください
  13. 過去と他人は変えられない
  14. 継続するこそが力なり
  15. 種をまかねば芽は出ない
  16. 習慣が人生を変える

 

以上、先輩からのエールを次のオリエンテーションまでに全て暗記して心の中にインストールするようにと言う私のオーダーはちょっと厳し過ぎるかもわかりませんが、きっと努力で目標達成してくれるものだと信じています。

と言うのも、オリエンテーションの中で、アクティブブレインで教わった記憶術を私が簡単にレクチャーして、(薄っぺらいながらも)覚える技術を身に付けてもらったから。
彼、彼女らが先輩たちのエールを全て覚えてるかどうか非常に興味が湧くところです。(^ ^)

とにかく、日々年老いていく私たちが、持続継続できるビジネスモデルを構築するには次世代を担う若者の育成が不可欠です。

厳しくも優しいまなざしでスタッフ全員で育てていきたいと思っていますので、すみれの新人がお邪魔した際は、何卒皆様も温い目でご指導、ご鞭撻をいただけるようによろしくお願いいたします。

おまけ、最近すみれの大工はイケメンぞろいと噂があり。

なんでも、小栗旬、櫻井翔、向井理にそっくりとのこと。

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続いて、マキダイ、ブルースリーなんですと。(笑)

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富士登山2015 ご来光ツアー、リリース!

4月29日 曇りのち時々晴れ

今日は水曜日ですみれ事務所はお休み、珍しく祭日と重なって世間様と同じ様にGWに突入、というウキウキした気分を味わいました。(笑)

私といえば、朝早くから起き出して(メンバーではないにも拘らず、笑)何かとカラミの多いBN!なる朝活の異業種交流会のゴルフコンペにご招待頂き、参加してきました。

ローズウッドゴルフクラブ
ローズウッドゴルフクラブ

スコアの方は相変わらず、、(涙、)でしたが、ドラコン賞とニアピン賞を一つずつゲット!メンバーさんと天候にも恵まれ、最高のゴルフシーズンを堪能してきました。

昼過ぎにゴルフを終えて、夕方は太陽光システムの設置を行なっていた新築工事中の海の見えるsumikaへ。

 

屋根から見える明石海峡
屋根から見える明石海峡

南向きの大屋根にビッシリ、と太陽光モジュールが敷き詰められていました。

この海の見えるsumikaは国土交通省のゼロエネルギー認定を受けて助成金を受けております。

1次エネルギー換算で、作るエネルギーが消費するエネルギーを大幅に上回る住宅となり、実質ずっと光熱費がかからない、と言うよりも売電の収支の方が上回るという画期的な住宅です。

電気料金が上がり続ける状況の中で、光熱費の負担が無い家に住まえると言うのは大きな安心に繋がると思います。

内装下地プラスターボード貼り
内装下地プラスターボード貼り

この週末には現場での気密試験を控えており、急ピッチで内装下地を進めておりました、すみれ期待の建築女子、リカちゃんも頑張っておりましたよ。(^^)

 

さて、お題目はいよいよGWに突入!ということで、山へ海への行楽気分が高まって来たことも有り、かねてから希望者が多かった毎年恒例の『富士登山 ご来光ツアー』のリリースです。

本日のBNIのメンバーさんからも、今年は是非参加させてください!との声も多く頂きましたので、昨年にもまして賑やかに(今年で6回目となる)日本一の山、富士山に登りたいと思います。

今年の日程等、すみれのfbページで公開しております。

*****内容はこちら、*****

第6回 夏の富士山登山【ご来光ツアー】

 

「やっぱり一生に一度は富士山に登ってみたい」
そんな声にお応えして、登山初心者でも気軽に参加、登頂、そして日本一のご来光を見て頂ける様に、との想いで企画して今年で6回目を迎える富士登山。
親子、ご家族での参加を特におススメしています。
すみれのスタッフがフルサポートしますので、ご興味がある方はお気軽に御相談、お問い合せ下さいね。

日程は、
新富士駅9:20発の富士急行バスにて5合目へ、
昼食、高度順応の後13:00から登山開始、
18:00に8合目の山小屋に到着して夕食、仮眠。
25:00から登頂アタック、4時に登頂、4:29のご来光参拝。
8:00から下山、10:30のバスにてパナジウム温泉へ、入浴、昼食の後、新富士駅へ。15時頃解散の予定。

※雨天中止することがあります。また火山活動が活発化した場合も見合わせる可能性があります。ちなみに、5回中3回は美しいご来光を拝めていますのでご期待下さい!(笑)

*****ここまで転載*****

毎年、様々なドラマを見せてくれた富士山、今年はどんな感動を与えてくれるのか今から楽しみでしょうがありません。

ちなみに、今までの富士登山の振り返りブログはこちら、良かったら覗いてみてください。

https://shokuninshinkaron.com/?s=富士登山

募集は5月末までで締め切りますので、ご興味がある方はお気軽にお問い合わせ下さい。

すみれの新人研修の一環として、新入社員2名も参加することになっていますので、私はもとより、スタッフでのフルサポート体制を整えております。まだ一度も富士山の山頂に立ったことが無い方は是非この機会をお見逃しなく!

沢山のご参加、お待ちしております!

 

 

アースオーガに学ぶ、問題解決と目標達成。

4月28日快晴

今日も(4月なのに)夏日の神戸です。

ネパールからの悲報が次々と伝えられ、またもや、やるせないというか無力感に苛まされておりますが、自分に出来る事を考えながら野口健さんがfbにアップされる情報を見守りたいと思います。

それにしても、、大自然の力に対して人間って無力なのだと、またしても思い知らされることとなりました。今回の地震で尊い命を失われた方へのご冥福を祈りつつ、800万人とも言われる被害を受けられた方に心からお見舞い申し上げます。

晴天の土留め工事
晴天の土留め工事

昨日に引き続き、今朝も早くから新築工事の前段階に当たる土木工事の現場立ち会いでした。

アースオーガ(と言うドリルの親玉)で地中深くまで穴を堀り、H型の鉄骨を打ち込んで土留めを行っているのですが、嫌な予感が的中というか、悪い方の予想が当たった、というか…

地中の中で岩にあたりまくり、かなりの苦戦を強いられました。

しょうがないですが、やってみなければわからないことって結構あるものです。

ま、とかなんとかいいながらも、頼りになるプロフェッショナルな杭工事屋さんののおかげでなんとかなりました。

ありがとうございました。

晴天の土留め工事
晴天の土留め工事

【問題はとにかくいくらでもある】

お題目は今日の土木工事を行ないながら考えたこと。

人生はとにかく、問題に満ちあふれています。(笑)

全然問題なーい、全く関係なーい、とジャニーズの誰かの歌でありましたが、社会に出て働き出すと、なかなかそんな風に手放せない様々な問題が次々とやってきます。

今回の工事の地中の岩のように、掘り進まなければ存在すら分からない問題はあちこちに隠れていて、しかもやってみなければ分からないので、問題を避けて計画することもままなりません。

しかし、地中の岩の様に調べる手だてが無いことばかりではなく、行動を起こす前に綿密な下調べをしてリスクを回避することが可能なコトもモチロン有ります。しかし、残念ながら目に見える顕在的な問題って、潜在的なソレに比べて圧倒的に少ないような気がします。

いつ発生するかもしれない潜在的な問題の代表として、今回も多くの犠牲者を出した地震のリスク等はいうべくも有りませんが、もっと身近な例に例えれば、ヒューマンエラー。

最近頻繁に有る飛行機事故や交通事故なんかがその最たるモノですが、いつもできているはずのことがふとしたきっかけやうっかり、もしくは体調の変化や感情の揺らぎでミスを犯したりすることって完全に防ぐ方法はないと思います。

最近の車にはエマージェンシーブレーキという優れものが搭載されているようですが、だからといってシステムや機械に頼ればそのリスクは減るかと言うとあながちそうとも言い切れません。

 

【問題には立ち向かうしかない。てか、それが人生】

しかし、物事を進めていく、目標を達成していくには次々と現れる問題を1つずつ解決することが不可欠です。解決出来ない、と諦めてしまうと全てはそこでおしまい、ゲームセットを迎えてしまいます。

そして、人生は問題だらけ、という事を考えると、「もうあかん、やめた。」とあきらめてもすぐに違う問題に打ち当たったりします。

結局、逃げても逃げても問題は次々にやって来ることを考えると、ひとつずつに丁寧に向き合い、最善を尽くし障がいをクリアし続けるしかない、というか実は人生ってそもそもそんなもので、自分自身の問題だけに限らず(アドラー心理学的に考えると)他人の問題も含めて解決するからこそ達成感ややりがい、満足や幸せを得られるのかもしれません。

アドラーが言う『他者貢献』とは言い換えると『他者問題解決』とも言えると思うのです。

 

【穴を明けながら考えた問題解決に対する考え方】

ビジネスにおいて、もしくは人生において目標を掲げ、それに対して努力を重ね、達成することは非常に重要、かつ素晴らしいことだと思います。そして、目標達成する力とは杭工事に例えると障がいとなる岩を排除しながら掘り進むこと、すなわち問題解決する能力と言えるのかもしれません。

問題解決が必要な場面で頼りになるのは、(私の少ない経験則に照らすと、)知識よりもむしろ経験値だと思います。その理由は、応用の使い方を知るには実際にやってみなければ分からないから。

そもそも、複雑怪奇なこの人の世は、知識だけでスカッと解決出来ることの方が珍しいくらいだと思いますし、一度うまくいった問題解決が何度も通用する程、世間様は甘くないような気がします。

経営の神様、ピーター・F・ドラッガー博士は「全てのモノは陳腐化する」と言われましたが、その陳腐化するモノの中には問題解決に対する手法や知識が含まれている、というかそのものズバリではないか、なんて思います。

問題てんこ盛り沢山だった今回の杭打ち工事の現場でなんとかミッションを達成しながら感じたのは、以下の5つです。

  1. スピードを上げればいいってもんじゃない。(アースオーガはゆっくり回りながら岩を貫きます)
  2. 尖っていればいいってもんじゃない。(ドリルの先は岩に負けない様に丸く太くなってます)
  3. 激しく叩けばいいってもんじゃない。(衝撃を与えれば岩が割れる訳でもなく、、)
  4. 愚直に我慢すればいいってもんじゃない。(いつまで待っても抜けない岩盤がありました)
  5. 諦めればそこで終わり。(角度を変え、方向を変え、最悪位置を変えてでも本来の目的が達成出来ればそれで良し。

相手が地球という得体の知れない程大きなものであったからかもしれませんが、「あかんのかなー」という諦めから、「なんとかなるやん」への気持の復活は非常に大きな示唆をいただきました。(笑)

とにかく、問題があるかもしれないことを心配しても一切何の役にも立たないし、発生した問題についてはさっくりと事実として受け止めて、最善を尽くすように知恵を絞るしかないってことですね。

 

【問題解決4つのステップ】

「あかん、」『困った、」「イケル?」「なんとかなるねー」と一喜一憂しながら現場を進めながら、以前、小田全宏氏にレクチャーを受けた問題解決に向き合う4つの思考法を思い出し、なんだかとてもよく腹に落ちました。

問題解決4つのステップとは、

  1. 本当に解決したいのか?
  2. 解決した後の最終イメージは明確か? 問題が解決した時にどんな喜びが得られるか?
  3. 自分の力で変えられないことは受け入れる。
  4. 自分の力でかえられるモノは勇気を持って変える。

 

【まとめ】

結局、何か問題が現れた時には、自分で解決できる問題なのか、自分の問題なのか、解決しなければならない問題なのか、本来在るべき姿は明確に分かっているのか、そんな自問自答を繰り返しながら一つずつ丁寧に問題に向き合っていくことがやっぱり大事やな、というかそれしか無いような気がします。

アースオーガのようにしっかりと軸をを持ちながら、ゆっくりと、でも確実に目標の深さまで掘り進めるように、たゆまない回転運動を螺旋状に続けていきたいと思います。(笑)

建築現場でのノマド生活(笑)
建築現場でのノマド生活(笑)

アツイ!に思う、強み(USP)考。

4月27日 快晴

いい天気が続きます。

天気予報によると今日は4月にも拘らず夏日になる模様、というか豊岡市の今日の予想最高気温は29度!もう真夏日って!

暑い!暑過ぎる。(^ ^)

とにかく気持のよい青空の下、今日も朝から現場に、打ち合せにと走り回りました。

土留め工事
土留め工事

着工したての新築の現場では、基礎工事の前の土留め工事。

アースオーガなるドリルのバケモンを据え付けて、現場にてコンクリートプラントを据え付けて、地中深く鋼材を打ち込んで行きました。

 

現場プラント
現場プラント

一つ一つのモノが大掛かりなだけに、少しのミスが大きな事故に繋がりかねない工事、(私は見守るだけですが、、)細心の注意を払いながら施工を進めました。天候に恵まれたお陰で、遅れかけていた工期を取り戻すことが出来そうです。

お天道様に感謝です。

 

それにしても、、ここ数日の抜けるような晴天の影響か、なんだか世間様はGW気分が高まっているようです。

昨日、日曜日のおやくそくのランニングで神戸の街中を走ってみると、ハーバーランドでは神戸まつりの目玉としてすっかり定着しているサンバのダンスチームが(たぶん)リハーサルを大々的にやってましたし、

メリケンでサンバ
メリケンでサンバ

昼から一緒に茶の湯を学ぶY社長の茶道具の購入に付き合って京都に行ってみると、どこもかしこも凄い人出でした。

京都茶華道具館
京都茶華道具館

つい、私たちも観光気分になってしまい、人でごった返す錦市場や鴨川をブラブラ歩いたり、

 

錦市場
錦市場

先斗町で夕方から一杯飲んだり、、

 

夕暮れの先斗町
夕暮れの先斗町

兎にも角にも、天気がいいって本当にいいモノです。(笑)

 

【アツイ人のアツイ応援】

さて、お題目は、初夏を通り過ぎたような今日のアツイ!日差しのことではなく、つい先日頂いた私の応援歌を見て。

こちらです。(笑)

『高橋の応援歌』

何でも、松岡修造さんが100人分の名前やニックネームを網羅されて応援ソングを歌われているらしく、サイトを見てみると「あ、俺の応援歌や!」と、結構、当てはまる人もおられるのではないでしょうか?

C.C.Lemonのサイトはこちら、

C.C.Lemon 元気応援SONG

松岡修造さんが歌・作詞を担当!
熱いメッセージとともに、キミの名前を呼び掛けてくれるぞ!

キミの名前、友達の名前はあるかな!?
世界一熱い応援歌、100人分!

http://suntory.jp/CCLEMON/song/

バカバカしいと言えば、ばかばかしいですが、『アツイ人』の代名詞となっている松岡修造さんが個人名を連呼しつつ、アツイ応援をしてくれるのは、なかなか悪くないものです。

「ほんとこの人アツイよねー」ってどちらかと言うと好意的というかほほえましく、というか嬉しくなって(笑)見てしまいます。

 

(あくまで私見ですが、)元から持っておられるキャラをどんどん増幅させた松岡さんの現在の『アツイ!』イメージはとても好印象になっていると思います。

しかし、テレビへの露出が増え始めた当初は「チョット変わってるってか、暑苦しいよな、、」と、ネガティブな見方もなかったとは言えませんよね、、(苦笑)

 

【強みとは違いのデフォルメ】

今の松岡修造さんの人気は、もともと松岡さんの『アツサ!』は強みとは言い切れなかったのをどんどんデフォルメして自身の持たれる『変わったところ』を強みに変えていったのだと思っています。素晴らしい、卓越した個人ブランディングです。
今では、その(わけのわからない位の)アツサ!を売りにした日めくりカレンダーも売り切れ御免の大人気らしいですし、その人気ぶりを上手に使われたC.C.Lemonのコマーシャルの制作担当者には脱帽です。(笑)

強みとは、他人との差異を認め、それを磨き上げること。当初は強みでも何でもない単なる違いがブラッシュアップすることによってユニークな強みへと変化していくのだと思います。

マーケティングの世界ではまず自社の強みをはっきりと打ち出すことが肝心だと言われます。所謂、USP(ユニーク・セリング・プロポジション)な訳ですが、はじめから他者が持っていないユニークなウリを持っている人や企業はごくごく稀な訳で、(私も含め、)殆どの方は試行錯誤を繰り返しながら必死に考えを巡らせて独自の強みをひねりだされます。それも何度も繰り返し。。
それが一般的、だと考えると、これって元々は強みの逆のコンプレックスにもなりかねない、『他社との違い』から発生するものでは無いでしょうか?

『強み』とは思えないような他者との『違い』をしっかりと見つめて、デフォルメ、ブラッシュアップすることで強みに転化することって、芸能人に限らず、誰にでも、どんな企業にも必要なことの気がします。

 

【まとめ】

マーケティング戦略構築の始めのアクションとして、他者にはない独自性を見いだすことは非常に重要です。ただ、誰もがそんなことは百も承知ですが、ありとあらゆるモノが出尽くした感のある成熟した日本のマーケットでは、『自社独自のユニークな強み』など、おいそれと見つかるものでは有りません。

しかし、松岡修造さんの様に、はじめはアツイコメントを発するだけだったのを変化させ、アツイ行動にアツイ格言を組み合わせるとカレンダーが飛ぶ様に売れたり、さらに歌と踊りをプラスするとコマーシャルとして大きな影響を及ぼしてスマッシュヒットを飛ばしたりと、一つずつでは大したことないことも合わせ技で凄い強みに変わることも少なく有りません。

大技の『一本』を狙うばかりではなく、小技の『技あり』を積み重ねることで独自性を打ち出せることって誰にでも出来ると思います。

あとは、粘りと根性!(笑)

それでも、イマイチ、、「違いを強みに変える?そんなん難しいなあ」と思われる方や、これ以外にも物事が思うように運ばず、「凹むなぁ・・」と思うことがあるときは例のサイトを訪れて松岡さんに応援してもらってはいかがでしょうか。

きっと前向きなパワーをもらえると思います。(笑)

職人不足を根本から解決するシクミ。

4月25日今日も快晴。

すこぶるいい天気の週末となりました。

仕事するのがもったいない位の天気ではありましたが、残念ながらGW前の追い込みと、4月中に片付けておきたいタスクでパンパン、(苦笑)

今日も1日中慌ただしく過ごしました。

春の伊川
春の伊川

朝は三宮へ、急遽、店舗の改装工事のプランを打ち合わせの窓口を買って出て、遊びに向かっているであろう車の渋滞の中を走っていきました。

今回も、親切な不動産仲介業者の住谷社長にお手数をおかけしました、ありがとうございました。

 

昼からは、もうすぐ2年になる毎月すみれの社屋で開催している職人のためのマーケティング講座「職人起業塾」関連の打ち合わせ。

ボランティアでコツコツ続けている活動ではありますが、業界紙に大きく取り上げられたりと、ここにきて業界全体で認識がやっと広まってきた職人不足問題の解決の糸口として注目をいただいており、少し活動の場を広げようかという打ち合わせでした。

国からの補助金事業としての後押しもいただけそうと言うことで、工務店さん達に無理なく現場で働く人たちのスキルアップ、意識改革に取り組んでいただける下地ができてきたように思います。

理解をしてくれる方、応援をしてくれる方も続々と増えてきて、どんどん状態が整ってくるのを肌で感じているこの頃、ここは一発、気合を入れて気張ってみたいと思います。

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夕方からは、工務スタッフと基本給のベースアップに係る人事考課の面談。

1名あたり30分で終える予定が2人で3時間半、、

つい熱く語り過ぎてしまいました。(笑)

 

では、その語りすぎた面談の内容から、職人不足を根本から解決するすみれモデルの考え方を簡単にご紹介したいと思います。

 

【自分自身の体験から生み出されたミッション】

すみれの事業を通してのミッションの1つに、

「職人の社会的地位の向上を果たす」

というものがあります。

私自身が、職人として働いているときに抱えていた漠然とした将来への不安、家族に心配をかけていたこと、そして共に働く仲間達の厳しい状況を長年目の当たりにして、何とかしなければと思い立ったのが、現在形作っているすみれのビジネスモデルのそもそもの始まりです。

私が痛感していたのは、「職人は変わらないければならない。」ということ。

そのために、まず守られるべきだと言う事を合わせて大工の正規雇用に踏み切ったのは10年ほど前のことです。

職人の安定した生活を担保する代わりに、一般社会で働く誰もが求められるようなスキルを身につけることを彼らに求めるところからスタートを切りました。

 

【守られるべき者にならなければ守れない】

守られるべき職人は守られるべきスキルを身につけるべきだ。というのが私の基本的な考え方です。

外注扱いの職人で施工をする住宅メーカー、工務店に対して、法令を遵守して社員として雇用すると、人の在庫を抱えるというリスクと共に、社会保障料の半額を事業所が負担することで金銭的に大きな負担を強いられます。

それが業界的に一般的でない以上、市場の競争原理に照らし合わせると、その費用負担は事業所にとっては非常に厳しい選択です。

しかし、私たちはものづくりの会社であり、現場で物を作るのか本質である以上、そこで働く人を育てることこそが本質だと確信してこの10年間、試行錯誤を繰り返しながら走り続けてきました。

 

【現場力がビジネスモデルを構築する】

それは、大工職人が最も苦手、もしくは嫌がるコミニケーションスキルの体得であったり、ITスキル、事務作業のような煩雑な業務を押し付けることにもなり、「ついていけません」と言って去ってしまう者も続出しました。

しかし、残ってくれた者たちは私の厳しいオーダーに応え続けてくれ、業績として結果を出してくれるようになりました。

そのおかげ様で、この数年間、チラシや雑誌などのマスメディアに全く販促費を費やすことなく毎年決まった量の受注を上げれるようになっています。

それは、一つ一つの現場で彼らが信頼を勝ちとり続けてきてくれたから。

もちろん、設計やプランニング、見積もりといったすみれ事務所の女性プランナー達の活躍も大きくありますが、結局現場で結果を出すことができなければ、いくら良い提案もコストパフォーマンスに優れた見積もりも一切が水泡に帰してしまいます。

その意味では、「現場力」が工務店の屋台骨を支えていると言って過言でないと思います。

その現場力を高め、強みとすることに執着し取り組み続けてきた私たちの取り組みは、きっと日本の職人の社会的地位の向上に大きく貢献できると思っています。

そして、それを実現できるかどうかは君達の意識、行動に全てかかっている。そんなことを個人面談で延々と熱く語りました。

 

【メンターにもらった3つの教え】

私がメンターとして慕っていた、故島田社長からいただいたメッセージは3つあります。

1、自省の中にしか成長はなし

2、経営者として哲学を持て

3、夢は叶う、叶うから夢なんだ。

そして今ようやく「夢の扉」が目の前に見えてきたような気がします。

3つの教えを胸にミッションの遂行のため、あと20年程、気張り続けたいと思います。

私のむちゃぶりを一生懸命実践してくれるスタッフとともに。

皆さん、よろしくお願いします。

 

【おまけ】

『職人起業塾』に毎回、京都の長岡京市から参加してくれている杉浦社長から頂きました。

ああ、春真っ盛り!

長岡京の筍
長岡京の筍

めっちゃ美味しかったっす、杉浦社長、ありがとうございました!

理念と経営。

4月24日 快晴

ゴールデンウィークを前にいい天気の日が続きます。

おかげさまで、大きな基礎、引き続き大量のケンチ石が出てくるという地中障害があった新築の工事現場でも撤去工事や残土処分が順調に進んでいるおかげで、工期に大きな遅れはなさそうです。

お天道様に助けられています。

地中障がい
地中障がい

 

 

今日は月に1度、大阪の阪急沿線庄内まで通う勉強会の日でした。

『理念と経営』を考える経営者の会。

雑誌『理念と経営』を読んであらかじめ配布される設問に対する答えを考え、メンバーさんと一緒に発表やディスカッションを繰り返すこの勉強会、通い始めてかれこれ6年くらいになるようです。

その当時通い詰めていた『ジェイ・エイブラハム』のマーケティング理論を学ぶ勉強会と重なるメンバーさんも多いことから、「卓越の戦略」に対する共通認識、もしくは共通言語が通じる場と言うこともあり非常にレベルの高い学びを毎回いただいております。

その雑誌の今月号の特集記事に、長崎の中村工務店の中村鉄男社長が取り上げられておられました。

株式会社中村工務店 中村社長
株式会社中村工務店 中村社長

最近、少しご無沙汰しておりますがJackと言うリフォーム経営者が集まる一般社団法人の理事を共にさせてていただいていた関係もあり、ずいぶん懇意にさせていただいています。

長崎訪問の際は是非とも行ってみたかった軍艦島にアテンドして頂いたりもしました。

中村さんその節はお世話になりました。(笑)

今回、メンバーさんから、

「友達なんやったら、お話を聴いてみたいので、是非勉強会にご招待してください。」

と頼まれていたのを、すっかり失念しておりました、、スミマセン、、

中村社長、タイミングよく大阪におられることがあれば、そのうち一度参加してみてくださいね。(笑)

 

そんなこんなで、旧知の方のご活躍をまぶしく見ながら今回も胸をえぐるような厳しく鋭い設問に対し自分の振り返りを行ってきました。

雑誌の題名『理念と経営』という言葉は人によっては反対の言葉のように捉えられます。

理想を念ずることと、利益を上げ会社を運営して行く事は相対するもの。

というパラダイム。

 

この勉強会の発足から1年と少し過ぎた頃、ある経営者が

「理念の事は散々学んだ、これからは経営のことについてもっと学びたい」

と言われてこの勉強会に来なくなりました。

その時は、若干の違和感を感じながらも私も「そうですか、」とうなずいた覚えがあります。確かに、この勉強会に参加する前は私もそのように漠然と考えていたのでした。

まずは経営をしっかりして、事業所の財務的な体力をつけてからでないと理念の実現なんかできないと。

それが、毎月いちど勉強会に参加して様々な企業の事例を読み、自分の事業を振り返り続けた結果、理念と経営の関係を全く違う観点で見れるようになりました。

いわゆるパラダイムシフトです。

理念とは、事業の目的であり、事業の運営そのもののことを経営といいます。

決して相反するものではなく、同じ方向性、根本的に同じモノだというのが現在の私のパラダイムです。

そのことに気付き、実際の事業の組み立てに取り組んで来たことで、今は全く違和感無く、理念と経営は同一だと思える様になりました。

 

そして、それはすみれのスタッフにも理解してもらえていると思っています。

たった、月に一度の勉強会。しかし、継続することで物事の見方、(パラダイム)が180度変ることがあるという事実。

多くの方にいいご縁を頂き、学ばして頂ける場があるお陰で今があり、未来が有るのだと今更ながら感謝することしきりです。

 

皆様に、心から感謝致します。

心謝。

「また、必ず会おうと」誰もが言った。

4月23日 快晴

昨日に引き続き初夏を思わせるような陽射しの気持の良い一日でした。

考えても見れば、二十四節気によると穀雨の次は立夏、夏ももうすぐそこですね。

朝の伊川
朝の伊川

今日も朝から現場へ、

残土処分を進めている新築現場で、なんと地中から昔の建物の残骸の大きな基礎が出て来るというハプニングが発生、予定より工期がかかってしまうことの対応や、その現場の近くで着工を控えた店舗のレイアウトの打ち合せ、ひょんなコトから工務部のイッペーくんに仕事のご依頼を頂いたインテリアショップさんの事務所へのご挨拶等々、一日中ドタバタと過ごしました。

今日は(あまり好きではない)車での移動でしたが、窓を開けて走るのが気持いいこの季節だけはあまり苦に思いません。終始上機嫌で神戸の街中を走り回りました。

 

帰りの道すがら、ふと見ると、川に多くたくさんの鯉のぼりが泳いでおりました。

石井橋の鯉のぼり
石井橋の鯉のぼり

端午の節句、というかGWがすぐそこまで来ていることを実感、理由も無くなんだか楽しい気分になるものです。(笑)

 

帰社してからはご近所のお会社からご依頼を頂いた改修工事の調査に伺って、滅多に見ることの無い自社ビルを上から眺めるという機会に恵まれました。

なんと!

ずいぶん前に私が持って上がった(であろう)脚立が屋根の上に忘れさられたまま放置してあるのを発見!

すみれ事務所鳥瞰
すみれ事務所鳥瞰

早急に回収したい、というか、台風で破損したまま放ったらかしになっている屋上看板の仕様とプランを再度考えたいと思います。。(苦笑)

 

さて、お題目。

またまた、このところすっかりハマっている『喜多川泰』さんの書籍のご紹介、第3弾です。(笑)

次々とAmazonから勝手に(ではないか、笑)書籍が送られて来るので、あまり溜まり過ぎない様にと思い手に取ってみるのですが、この喜多川泰さんの本は本当にすらすらと読めてしまいます。

『読みやすい』

という価値がこんなにも重要なんだなあ、と改めて感じると共に、単に読みやすい、という事だけではなく、読みやすい、取っ付きやすい優しい物語のなかに、人生を生きて行く上での真理といっても過言でないくらいの深い示唆を与えてくれる内容になっていることに驚いています。

「また、必ず会おうと」誰もが言った。
「また、必ず会おうと」誰もが言った。

どこにでもある日常の中で、つい見過ごしてしまいそうな『あたりまえだけど大事なこと』を主人公の少年がトラブルから余儀なく始めてしまった旅を通してあぶり出し、『生きる力』とはなにか、『自分の人生』の見つけ方とは、そして人生への向き合い方を教えてくれ、考えさせてくれます。

私の勝手な評価ですと、最近非常に話題となり、すみれ事務所では課題図書としてスタッフに回し読みしてもらった『アドラー』の『嫌われる勇気』に匹敵するくらいの良書でした。

全く知らななったのですが、この物語は翻訳されて海外(台湾!)でも人気となっていたり、映画化されていたりと、非常に大きな話題になっている作品のようです。モチロン、台湾の劇場でも上映されたようですよ。

「また、必ず会おうと」誰もが言った。
「また、必ず会おうと」誰もが言った。

ストーリーについてはネタバレになっちゃうのであまり書かない方がいいとは思いますが、映画の公式サイトに載っていた程度くらいは転載しておきます。

『クラスの「浮いたヤツ」にならないよう、
僕は今日も嘘をつく。
「死ね、死ね、死ね、」と心の中で叫びながら…』

「東京は臭い。」と同級生にウソをついたことがきっかけで、一人で東京に行くはめになった高校生の和也(佐野岳)。帰りの飛行機に乗り遅れて途方に暮れている所を、空港の売店員の昌美(杉田かおる)に声をかけられ、彼女の部屋に泊めてもらう。しかし「泊めてやってるのに気が利かない」と文句を言われ、部屋の片付けをさせられるなど散々な目に。終いには酔いつぶれた昌美を介抱するうち、静岡に住む別れた夫・秋山(塚本晋也)へのお使いを頼まれる。秋山を訪ねた和也は、そこで昌美と秋山の心の傷を知る。別れ際、秋山は和也に言うのだった。
「また、必ず会おう」
熊本へと帰る道中、和也はデコトラ運転手・柳下(イッセー尾形)に出会う。下手な嘘ばかりつく和也を柳下が一喝する。「お前のウソには迫力がねえ。ウソの中に生きる覚悟がねえんならウソなんかつくな」。時に説教臭い柳下に、和也は少しずつ自分の事を語り始める…。柳下のデコトラが闇夜に輝き、いつのまにか笑顔になっている和也。しかし、その柳下にも人には語らない一人旅の理由があった…。
自分を守るための些細なウソから始まった17歳の一人旅で、和也は自分と向き合い、成長を遂げていく。 #「また、必ず会おうと」誰もが言った。公式サイトより転載

日常に追われ、人生の目的を見失いがちな私たち大人もですが、是非ともこれからの日本を背負って立つ高校生、中学生の若者に読んでもらいたいと心から思います。

まず、娘にススメてみます。

 

読んでくれるかな。。(笑)

兎にも角にも、喜多川泰さん、超お奨めです!

紹介してくださった杉田さん、ご紹介下さったマリコウベさんにも心から感謝致します!

ありがとうございました。

心謝。

神戸ラーメン紀行Vol.125

4月22日 快晴

この4月は例年になくよく雨がふりましたが、漸く燦々とした陽射しが顔を覗かせてくれました。

今日は水曜日、すみれ事務所は定休日を頂いており、私はシーズンインということで、定期的に開催しているTOTOリモデルクラブのゴルフコンペに参加してきました。

第12回TOTOリモデルクラブ兵庫店会ゴルフコンペ。
第12回TOTOリモデルクラブ兵庫店会ゴルフコンペ。

最高の天気の中、(スコアは相変わらず土砂降りでしたが、、)気持よく、楽しくラウンドさせて頂きました。

最近、ネットへの発信が少なくなっている(笑)姫路のキヨちゃん様とも久しぶりに会えたし、良い時間を過ごすことが出来ました、ご一緒頂いた皆様、ありがとうございました。

 

さて、最近溜まりがちになっている例のシリーズ、少しマメに更新しないと、と反省しておりまして、、

少しペースをあげてアップしておきたいと思います。(笑)

 

まずは、一押し、我らが、(というかすみれの直営店ですが、、笑)にわ・とりのすけ伊川谷本店の新メニュー、満を持してラーメン始めました!とにかくコスパは最高です。是非ラーメンだけ食べに来てみてください!

鶏ガラスープの醤油ラーメン 380円

— 場所: にわ・とりのすけ伊川谷本店

高橋 剛志's photo.
ご注文の際は、麺固めで、とご指定頂くのがいいと思います。

 

 

続いては、最近三宮に新店を出されたようで、なんか違うなーって思ったので本店の確認に行ってみた一杯

あっさりラーメン 550円

— 場所: みなとや

高橋 剛志's photo.

とにかく、ライスとカレー無料ってやっぱ凄いです!(^_^;)満腹保証ですね。。

 

3杯目は元町の少し西の方の人気店。本格的な台湾の味でした。合格!

牛肉麺 1080円

 — 場所: 劉家荘花隈店
高橋 剛志's photo.
というか、ランチがめっちゃ安くて美味しそうでした。

 

 

お次は、神戸のラーメンの代表格、根強いファンも多い有名の総本店。

中華そば 780円

 — 場所: もっこす 総本店

高橋 剛志's photo.
若かりし頃はチャーシュー麺を食べてましたが、今はノーマルで十分です。^^;

 

 

5杯目は、滋賀発の有名チェーン店と同じ名前ですが、非常に味のある個人店、お釣り50万円返してくれるし、お勘定を終えて出ようとすると、「また明日〜」と元気な声を掛けてくれる大将がいい味だしてます。

カレーチャンポン 650円

 — 場所: 来来亭

高橋 剛志's photo.
オリジナルニンニク醤油のトッピング、とってもいい仕事してました。

 

 

最後は今日一押しの一杯!

神戸中央市場の近く、高松線沿いに出来てた新店です。

味噌ラーメン 500円

 — 場所: まいにちラーメン

高橋 剛志's photo.

知的障がい者、精神障がい者を雇用されており、就労自立支援を目的としたお店、価格は非常にリーズナブル、しかもスープはしっかりしておりますし、チャーシューをはじめ具材もたっぷり!

店名どおり、毎日行ってみたいお店です、おいおいですが、全メニュー制覇したいと思いますのでお楽しみに。(笑)

 

以上、今日はここまで。

ごちそうさまでした〜。(^ ^)

目的と手段についての考察vo.27  〜優柔不断のススメ〜

4月21日晴れのち曇り

朝、いつものように朝礼のラジオ体操しようとテラスに出ると何だか少し様子が変。。。

 

「何か静かやなぁ」

と思ってたら、アイドル間チャックがいなくなってて、どうやら1人でお散歩に行った様子でした。

「げっ!大変!」

と慌てふためいて探しに行こうかと用意をしていると、スタッフの「チャック~~」と呼ぶ声が聞こえたのか、近くの河川敷の木陰からひょっこりと顔をのぞかせ、みんなの顔を見るなり尻尾を振りまくりながら走って帰ってきました。

(親ばか丸出しで恥ずかしいですが、)ホント良い子です。(笑)

帰帰って来たアイドル犬チャック
帰って来たアイドル犬チャック

そんな些細なイレギュラーからスタートした今日は久しぶりに事務所に引きこもりの日。

新規事業のプラン作りと人事考課の準備など社内整備、内向きの仕事に時間を費やしました。

このところ、「やらないといけない、でもやれない。」と、ずっと気にかかっていた事です。

お題目は、そんなことをやりながら考えた『時間と本質との関係性』について。

 

【すべては限られた時間内での決断】

緊急性の低い重要な事は目の前の緊急性の高い事に押し流され勝ちです。

最近よく思うのは、無理してでも必ず時間を取る『習慣化』のマネジメントをするよりも、できない事は受け入れて、その上で頭の片隅に積み残したことをずっと残しておく事がひょっとしたら効果的ではないか?ということ。

特に、今日のようなスキーム作りとかプランを立てるなどという『考える時間を要する作業』は、意識と無意識の間位でぼんやりと考え続けていることで、いざ取り掛かった時にすんなりと短時間でサクサクまとまったりします。

『考える』という時間は即断即決とは逆のプロセスであり、ぼんやりとでも一定の時間をかけたほうがいいコトが多いような気がするのです。

あれこれと、思いを巡らしながら考えをまとめる様なことって、結局、いろんな立場からの検討であったり、自分のパラダイムが間違ってないかの確認の時間を持つという事でもあり、闇雲に集中すれば良いパフォーマンスが生まれるとは限らないのではないでしょうか。

 

【やりゃいいってもんじゃない。の本質】

私は建築屋であり、実務家です。

物を生み出す仕事に就いているということで、どうしても目の前の作業の精度という狭い範囲に目が向いてしまいがち。その精度を上げるとは、やはり一つのことに集中して打ち込むことだったりします。

しかし、一つ一つの工程が間違いなかったとしても本来目指すべき大きな方向を間違ってしまうとせっかく積み上げたものが一瞬にして無に帰してしまいます。

局所に集中するあまり、大局を見誤り、なんてコトは今まで何回も(というか数え切れない位、涙)ありました。

所謂、やりゃあええってもんじゃない。って結末です。。。

 

例をあげればきりがありませんが、例えば工期。

お客様との時間に対する約束を守るのは非常に重要であり、何を置いてでも守らねばならない最重要事項です。

そして、現場は多くの職方の作業の積み重ねであり、残念ながらそこはいつでもトラブルの宝庫です。

そんな中、工期を守ることだけに固執して職人に過度な負荷をかけたり、近隣に迷惑をかけたり、挙句、品質が落ちてしまうようなことも今まで何度となくありました。

本当に守るべきものは何か?

その答えは、顧客によって、現場によって、人によって多岐に渡りますし、それぞれの価値観によって変わるのかもしれませんが、全ての物事にあたる時、常に本質を問い続けることが必要なのだと思います。面倒ですが、そのプロセスを省略すると、『つい、やっちゃてしまう』リスクが高くなると。

そう考えると、『本質を考える』という緊急性の低い重要な事の代表選手と付き合うには、形に決まった習慣化や仕組み化と言う割り切った形のマネジメントではなくもっとwetにじわじわと考え続けるようなアプローチを身につける方が良いように思えます。

 

【目的と手段をはき違えない為の処方箋】

目的と手段を履き違えないためには、粘り強く、幅広く、集中しすぎない思考を持つことも重要なのかもしれません。

ま、この世の中はそんなに単純にできていなく、複雑怪奇なものと捉えると、そうそう割り切った判断が後々まで正しい判断として成り立たないような気もしますしね。。

即断、即決をしなくてもいい環境を作ること。普段からゆっくり、じっくり想いを巡らせながら様々なパラダイムを思いやり、選択を積み重ねる様に心がけることで、回避出来る間違いは多く有るのではないでしょうか。

結局は時間の使い方、タイムマネジメントの問題となってしまいますが、『時間』に対する向き合い方を見直し、正すことがその根本にアプローチ出来るのではないかと思います。

非常に分かりにくく、難しいことでは有りますが、『丁寧な時間の過ごし方』という東洋的な価値観を見直すことにそのヒントが有るような気がします。

『優柔不断』をポジティブに捉えるっていいますか、、

とにかく、人生は選択の連続です。少しでも正しい選択を重ねることが出来る様に、粘り強く前向きに取り組んで生きたいと思います。

 

 

おまけ、Salon de Fereel(サロン・ド・フェリール)さんからまたまたステキなカービングを施した贈り物を頂きました。

美しすぎて、正直食べれません。。(^^;

フルーツカービング メロン
フルーツカービング メロン

ニャロも甘い香りに酔ってました。(^ ^)

箱入りニャロ
箱入りニャロ

社名入りのリボンも頂いてすっかりご満悦。

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ありがとうございました。

『ひょうご木づかい王国ポイント事業』に思う工務店の役割。

4月20日 穀雨

このところ月曜日になると毎週雨が降っているような気がしますが、気のせいでしょうか。。。

今日は24節気の暦によると「穀雨」

春の暖かな雨が大地を潤し作物の成長を助ける大事な雨が降る日とのこと、まさしく天の恵みが暦通りに与えられた、となるんですが、建築屋には微妙な感じです。今日から足場を組んで外部の改修をする現場も有ったのに、、

ま、自分達だけがうまく行けばいい、と思っていてはお天道様からなんの恵みも頂けなくなるし、ここはさっぱりと気分を入れ替えて雨降りに出来る事に集中してもらいたいと思います。

 

穀雨の伊川
穀雨の伊川

昨日の日曜日は、予定していた現場がキャンセルとなり久しぶりに丸一日完全オフの日となりました。

朝方は雨が降っていたので、いつもの筋トレを済ました後、雨が止むまではゴルフの練習、天気になってからはすっかり毎週日曜日の習慣として定着した10キロ強のジョグ。

シャワーを浴びてさっぱりした後、昼からは茶の湯のお稽古に滋賀県和邇まで往復4時間、電車に揺られてのんびりと行ってきました。

仕事に穴が開いたおかげで、心身ともにリフレッシュできたとても充実した休日となりました。

感謝ですね。(笑)

穀雨に濡れる南京町
穀雨に濡れる南京町

 

【続々とリリースされるお得情報】

さて、お題目は新年度になって続々と発表されるお得情報の中から兵庫県だけに適用されるトピックスです。

兵庫県は南は瀬戸内海、北は日本海と両方が海に接している多様な自然に恵まれた非常に珍しい、そして豊かな資源に恵まれたとても素晴らしい立地に有ります。

そして、瀬戸内と日本海の中間には豊かな森林に恵まれておりまして、その森林資源の有効活用と保存を目的に兵庫県ではこれまでにも様々な政策が打ち出されてきました。

 

そんな中、すみれでお客様にお勧めして最もよく利用されているのが、「兵庫県産木材特別融資」

これは日本で最も金利の安い固定金利型の住宅ローンです。

なんと!今月から適用される現在の金利は(27年9月に改訂されます)0.8%で25年間固定金利、民間の金融機関ではあり得ないお得なローンです。

こちら、

兵庫県木材利用特別融資

世の中のあらゆるものの変化のスピードが早くなり、そして激しくなっている昨今、長い期間の安心を担保できる固定金利の住宅ローンは新築を考えられておられる方の資金計画には欠かせません。

絶対にお奨めの住宅ローン制度であり、こんな金利は民間の銀行等の住宅ローンではあり得ません。兵庫県で家を建てられる方は本当に恵まれているなと、常日頃感じているところです。

 

そして、前期の国の補正予算から緊急景気対策の一環として決定したのがこちら、

ひょうご木づかい王国ポイント事業

ひょうご木づかい王国ポイント
ひょうご木づかい王国ポイント

平成27年中の「新築・リフォーム」に兵庫県産木材を一定の条件で使用した場合に付与されるポイント。新築住宅の場合15万ポイント、リフォームは3万ポイントを進呈します。ポイントは1ポイント=1円相当の様々な兵庫県内農林水産品と交換できます。

平成27年中の「新築・リフォーム」に兵庫県産木材を一定の条件で使用した場合に付与されるポイント。新築住宅の場合15万ポイント、リフォームは3万ポイントを進呈します。ポイントは1ポイント=1円相当の様々な兵庫県内農林水産品と交換できます。

これもやはり、兵庫県で生産された木材を使ってもらうことが条件でありますが、景気浮揚の為の緊急対策という事でなんと国の助成事業とは関係がないため、『地域型グリーン化事業』とか、『ゼロエネルギー認定住宅』の助成事業と併用して使えるとのこと。

しかも、幅広く使ってもらえるようにと言うことで、リフォームでも気軽に使えるような用件も盛り込まれています。(要するにバラマキ。。)

すみれ事務所のスタッフによると、リフォームをお考えのお客様から、「早速使ってみようかしら」という声もあったとのことです。

ひょうご木づかい王国→http://kidukaioukoku.net/index.html

ちなみに、対象となる住宅の要件を抜粋してみると、

兵庫県内に居住するための住宅で、平成27年3月~12月末日までに新築・増改築・既存住宅の長寿命化・リフォームの工事の契約が締結されるもの。

建築基準法など関係法令に適合する住宅。

新築・増改築・既存住宅の長寿命化工事の場合は、おおむね兵庫県産木材を50%以上かつ5㎥以上使用するもの。

リフォームの場合は、内外装木質化面積が9㎡以上、または、兵庫県産木材を0.5㎥以上使用するもの。

兵庫県内に事業所を有する建築業者や工務店等による施工であること。
上記の要件をすべて満たしている住宅。

新築・増改築の場合建築費1500万円以上の工事であること。リフォームの場合300万円以上の工事であること。

#ひょうご木づかい王国HPより抜粋。

とのことです。

とにかく、兵庫県の木材を使うと、兵庫県名産の美味しいもの(交換商品のカタログがまだ出来てないみたいです、、)がもらえるという非常にいい事業ですので、新築やリフォームをお考えの方は是非一度、検討して頂けたらと思います。

 

 

【民間事業者の提案が消費者のメリットを支える】

先週、兵庫県の林務課と事務局である神戸新聞事業者が開催されていた『ひょうご木づかい王国ポイント事業』の説明会に行ってきました。

県民会館のまーまー大きい会場だったのですが、残念ながら席が埋まっていたのは半数にも満たないくらい、、

あまり、注目されていないのかしら、と感じていたのですが、実際、後日違う会合でお会いした同業の方に数人聞いてみると、知らない方が殆ど、(てか全員知らなかった、)でした。

 

国、地方自治体が打ち出す施策=助成金誘導は事業者へ情報が流されます。自治体の発行物やHPで一般の消費者に向けて告知をしたりもモチロンしてはおりますが、殆ど認知されていないのが現状です。結局、今回のような地産地消を促進させるステキなポイント制度も、建築業者が積極的に取り組まなければ、消費者は知ることもないまま埋もれて消えて行ってしまう、ということになります。

 

 

【好き嫌いは別として(顧客の為を思うなら)情報提供は建築業者の責任】

正直言って、私自身年末の補正予算で緊急経済対策案として積み上げられて地方に配られたバラマキ法案に対して、良い印象は持っていません、というか国の債務を増やし続け、マネタリーベースを増やすといってお金を刷りまくる、アベノミクスという大いなる社会実験には懐疑的です。

「またバラマキかよ、、」

と、心配しながらニュースを見ていることが多いので積極的に利用したい、と個人的には思いませんが、政策は政策、法律は法律、制度は制度、私たちがそれを無視して情報収集をするのを怠ってデメリットを被るのは一般の消費者に他なりません。

助成金に強いってことは、そのまま顧客に対して誠実に向き合っていることだと思うのです。

そんな訳で、、今年度も新築、リフォーム、非住宅(店舗、オフィス)共にお得な制度が目白押しですので、工事をお考えの方は細かな計画を立てる前にまず一度、私たちに相談頂ければと思います。

誠心誠意の対応を心がけておりますので。^^

 

主なものご紹介、、まだまだこれから続々と発表されていきますよ。。。

地域型ゼロエネ住宅に最大185万円補助も | 住宅ニュース:行政ニュース …

資料4 平成27年度の主な省エネルギー関連予算の概算 … – 経済産業省

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省エネ住宅ポイント-エコ住宅新築とエコリフォームの補助金 2015(H27年)