聖地巡礼@松下村塾

平成30年6月7日 晴れのち曇り

満員御礼@福岡オープンセミナー

昨日の博多でのオープンセミナーはお陰様で満員御礼。ご参加頂きました皆様、お声がけ頂きました皆様、本当に有難うございました。卒塾生のフォローアップ研修を兼ねていたという事で研修を終えて学んだ概念を実務に落とし込み、実践で裏打ちしている最中の卒塾生のリアルな声を発表してもらったり、研修に送り出した経営者の感想を語ってもらったりと、単に私のセミナーを聴いて貰うだけとはまた違った雰囲気で和気藹々としたセミナーとなりました。お陰様で懇親会も大いに盛り上がり、9月からスタートする職人起業塾 15回コース@福岡での研修に弾みをつける事が出来ました。ご参加頂いた皆様、お声がけを頂いた方々には心から感謝いたします。有難うございました。

博多から周南へ。

そんな充実した博多の夜の余韻を若干引きずりつつ、今朝は朝一番から3期、4期の研修に社員さんを派遣してくれていた古賀市の企業さんを訪問、打ち合わせと卒塾生のその後の様子を聴かせて頂いた後は福岡を後にして山口へ。初めて訪れる周南市で数社のリフォーム会社、工務店にお集まり頂き、小グループでのダイジェスト版のセミナーと研修内容の説明会を開催させて頂きました。お声がけ頂いたO社長をはじめ、お忙しい中、遠方よりお集まり頂いた皆様、ありがとうございました。また、懇親会もお付き合い頂き、重ねて御礼申し上げます。周南の魚とお酒も最高でした、今後とも引き続きよろしくお願い致します。

聖地巡礼。

さて、そんな九州方面巡業の合間を縫って、今日の博多から周南への移動の道すがら、途中下車して(慌ただしかったですが、)少しだけプライベートな時間を挟み込みました。これまでも何度も行こうとして、行けてなかった念願の松陰神社と松下村塾、吉田松陰先生の墓所へのお参りと、私塾を主宰している私にとっての聖地巡礼です。新山口駅からレンタカーを借りて萩の市街まで1時間、仕事の合間の強行軍という事で昼食を摂るヒマもない、ドタバタした行程になってしまいましたが、吉田松陰先生と高杉晋作のお墓に線香をあげた時は念願を叶えた達成感で胸がいっぱいになりました。次回は1泊してゆっくりと萩の城下町の散策などもしてみたいと思います。

辺境の地で国体を語る原動力。

吉田松陰先生に随分と傾倒している私にとっての聖地である萩に巡礼に行ってみて、改めて感じた事、認識を新たにした事が3つありました。聖地へ立った記念に自分自身への備忘録として以下に書き残しておきたいと思います。一つ目は、私が萩を今まで訪れる事が出来なかった理由でもありますが、江戸からも京都からも遠く離れた、こんなに山深い辺境の地?で国体を熱く語り、日本を変えるべく学び、発信して明治維新を先導し後々日本を背負って立つ人材を多く輩出した事への驚きです。関ヶ原の合戦で敗れた西軍に加担し、外様大名として萩の地に根を張った長州藩の中で何が起こり、吉田松陰先生のような人物、またその志を受け継ぎ、志士として活躍し、欧米列強による日本の植民地化を防ぐ働きをした数多くの烈士を生み出した土壌を培ったものは何だったのか?という疑問が同時に生まれました。もしかすると、そこにグレーバル経済に飲み込まれてしまいつつあるこれからの日本が取るべき道が隠されているのかもしれません。

松下村塾のグループコーチング

二つ目は、吉田松陰記念館で松下村塾での松陰先生と塾生の勉強の場の再現を見て、その解説を聞いていて思ったこと。塾では全員で論語の輪読をした後、松陰先生が論語に対する自分自身の解釈や当時の事案を例えに出して解説をして、塾生からの質問に答えるという流れで、決してトップダウン式の学びの場ではなく、もっと詳しく聞きたいとか、自分の解釈や意見を聞いてもらいたいという塾生からの個別の要望に対応しながら、全員に半紙に輪読した文章に対する自分の考えを書かせていたとのことでした。これって、現代風に言えばグループコーチングやな、と自分自身が行なっている元祖職人起業塾の運営とよく似ていることを喜ぶと共に、今も昔もインプット→自分の中での咀嚼→アウトプットという流れは学びを深め、自分自身の地肉として活用するには不可欠なのだと感じた次第です。これにはテンションが大いに上がりました。(笑)

学は人たる所以を学ぶなり。

最後は、松陰神社に建てられていた石碑に刻まれた言葉。松陰先生の言葉で有名なものは数々あり、私は勉強会の冒頭で毎回「志を立てて、以って万事の源となす」という至言を紹介して志を持とうぜ!と塾生の皆さんを煽っておりますが、今回聖地にて関連書籍を数多く読んだ中でこれまで留意していなかった言葉に出会い認識を新たにしました。それは「学は人たる所以を学ぶなり」という言葉。職人起業塾の研修ではマーケティングを切り口にして現場マネジメントを見直し、実践する研修の場となっておりますが、その根本は顧客との信頼関係をベースとしており、それにはまず、自ら人としての在り方を正すことから始めるべきだと言い続けています。その習慣を身につける事が出来れば確実に影響力は大きくなっていき、信頼を得ることに繋がります。松陰先生の「学は人たる所以を学ぶなり」との言葉はまさに在り方を正す学びを推奨されており、私たちが目指すマーケティングに直結していると言えると思いますし、(これまでは明確に理解していなかったですが)だからこそ私自身、松陰先生に傾倒して言ったのではないかと思った次第。根本的な部分は新旧洋邦問わず、いつも繋がっているのだと確信を得る事が出来ました。

実行、実践した志士にこそ誉がある。

そんなこんなの聖地巡礼。幕末の激動期に日本を変える、諸外国の植民地支配に抗って、自立自尊の道を進まねばならぬ!と熱く説いた松陰先生の熱を少し分けてもらえた気がします。最後に、松陰先生の墓参りに立ち寄った際に墓掃除をされていたボランティアスタッフのお爺さんが熱く語っておられた「松陰先生は確かに日本を支える人材を育てた大きな功績を残したが、このように後世になって崇め奉られるようになったのは、松陰先生の志を継いで、実際に行動し、功績を残された塾生あってのことだと知らねばならないし、その塾生たちの功績も同じように讃えるべきだ」という言葉は、私も塾生あっての職人起業塾であり、スタッフあってのすみれ建築工房の代表者なのだと改めて認識し直した次第。松陰先生が「学者になってはいかん」と常々言われていた通り、概念を語る者ではなく、実践者こそが認められ、評価されるような組織や会社を作らねばならないと今一度、胸に刻む事となりました。そんな素晴らしい学びを頂けた事、この度、山口に立ち寄る稀有な機会を頂けたご縁に心から感謝致します。有り難うございました。

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「不好吃,免錢」という強烈すぎるコンセプト。

6月6日雨のち曇り

台湾から博多へ。

昨日の夕方、Peachの便で台湾から帰国して来ましたが、土砂降りの中、自宅に辿り着いたのは相変わらずの夜中。いつもの事ですが、なかなか私の都合どおりに飛んでくれる飛行機が無く、海外出張から帰って来て夜中になるのはなかなかタフで正直堪えます。そして今日は水曜日、朝活の日と言う事で、やっぱり夜明けと同時に朝起きして朝のビジネスミーティングに参加すべく自宅を飛び出しました。昼からは九州、博多へと移動して9月からスタートする職人起業塾の研修の説明会を兼ねたオープンセミナーとハードな日々が続きます。。

多謝!

昨日のフライトが夕方だった事もあり、昼過ぎに台中を出るまでは、クライアント先の皆さんにお付き合い頂き、私がまだ知らない台中の案内をして頂きました。いつも仕事で訪台してもドタバタするばかりでロクに観光などしたことが無い私は台中にも何度も訪れているのに知らない事だらけ、皆様のおかげで非常にいい体験をさせてもらう事ができました。お仕事を頂いた上に何から何までおもてなしを頂いて本当に恐縮するばかり、感謝の伝えようもありません。H社長をはじめ、皆様お忙しい中お付き合い頂きましてありがとうございました。

台中建物探訪記

今回ご案内頂いたのは、私が以前から中に入ってみたいと思っていたオペラハウス(台中国家歌劇院)で日本の建築家、伊東豊雄氏の設計による先進的なデザインの洞窟の様な建物で、これまでも外観は何度か見ていますが、ゆっくり時間をとって中に入ったことはなく、外から見てランダムに付いている様に見える丸窓が内観から見たらその配置の意図が汲めるのか?と言う疑問があったのが行って見たかった理由です。外観も優雅な曲線で形作られていましたが中に入ると何一つ直線の部位が無いと言っても過言では無いくらい曲面だらけでつい、作り手の立場に立って「こりゃ作るの大変やったろうなー」と老婆心ながら考えてしまいました。(笑)
ただ、R面は多分、左官仕上げで整形しているはずですが、もう少し滑らかにできなかったのかと、ここは一度植田親方に見てもらいたいと思った次第。間接照明を使いまくっている分、丸い壁面の影が不陸を浮き立たせて少し残念な感じに映りました。

不好吃,免錢

オペラハウスを後にしてランチは龜鶏なる台湾の名物料理のお店に案内して頂き、大きな甕の中で丸焼きにした鶏料理に舌鼓を打ち、台湾風情を満喫させて頂きました。そんなありがたい1日を過ごさせて頂きましたが、中でも非常に面白かったと言うか、興味深かったのは前日の夜にこんな店があると聞いて是非行ってみたい!と盛り上がり、朝食というかブランチにお連れ頂いた「不好吃,免錢」の店。日本語に直すと「美味しくなければ、お金はいらない」の店となりますが、それが店名のようにふつーに使われているのはちょっとした衝撃で、マーケティングの世界でリスクリバーサルの代表的な手法として使われる返金保証を店の看板(というか既に店名!)にしているのには驚きました。

名は体を表す。

不味ければお金はいらないというからには当然、味には絶対の自信があるのでしょうが、「不好吃,免錢の店に行こうよ」という客の方も美味しい店というのが共通認識になっていて、凄いブランド戦略だと思った次第で、実際、不味かったから金返せ!という人はいないとのことですが、こんな思い切った看板をあげる、またそれを常用句として一般的に認知されて使われているのには本当にびっくりです。で、実際にその素麺の煮込み料理を食してみると確かに美味しくて、なるほどと納得し、看板に偽りなし、強烈なコンセプトは伊達じゃねーなとすっかり得心しました。名は体を表すと言いますが、強烈なコンセプトを前面に押し出すことで、そのコンセプトに恥じないサービスや商品を提供するコミットメントを行うのと同じ意味になるのは万国共通であり、このシンプルかつ本質的なコンセプトを私たちも大いに参考にさせて頂きたいと思いました。今回の台湾行の締めにふさわしい素晴らしい学び、ありがとうございました。多謝!

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Xデザイン学校台湾ステージ 〜その③ ワークショップ編〜

平成30年6月5日 晴れ

ミッションコンプリート。

昨日に引き続き台中の(おっさん1人で泊まるのはもったいない位オサレな)デザインホテルで朝を迎えました。目覚ましをかけているわけでもないのに、火曜日の朝起きの習慣が身についてしまったのか、いつも通り4時間の睡眠で目を覚まし台中市街を軽めのランニング、気持ちの良いスタートを切ることができました。昨日の昼から台中に入りホテルで少し仕事を片付けてからクライアント先に出向き、重要事項説明を行った後、設計契約を締結、今後の建築業界のスケジューリングのアウトラインを固めるなど、今回の訪台のミッションを全てコンプリートすることができました。。ほっと一息です。

感謝しかありません。

仕事を終えた後はクライアント等が運営されているカフェバーや、京懐石料理、そしてとりのすけ台中本店でおいしい食事とお酒をご馳走になり、いつもながら楽しい時間を過ごさせていただきました。本来接待すべきは私のほうなのに、ごちそうになってばかりで申し訳ない気持ちでいっぱいですが、この御恩には我々の本分である建築の仕事でお返しするようにしたいと思います。H社長、いつも本当にありがとうございます。またお集まりいただきましたスタッフの皆様にも心より感謝いたします。今後とも引き続きよろしくお願いいたします。

日台混合チームでのWS

さて、非常に充実した時間を過ごすことができたこの度の台湾での滞在も残念ながら今日でおしまい、明日からの九州巡業に備えて、夕方のフライトで日本に帰国します。昨日、一昨日と綴ってきたXデザイン学校の台湾ステージでの研修の振り返りを今日ももう少しだけ書いておきたいと思います。前にかいのブログは物係で足をした講義についてのまとめと所感を書きましたが、今回の研修のメインのコンテンツであり、概念を聞いて学ぶだけではなく学んだことを実際に自分でやってみる、ワークショップのヤマ場?として取り組んでの気付きを備忘録として書いておきます。

Moment of Truth

今回のWSのテーマはグループ毎に台北市内をランチタイムを含めて3時間の小旅行に行き、その間の被験者の体験観察を通して私達日本人が「台北の街に来てよかった!」と喜ぶ「真実の瞬間(MOT)」を見つける事で、私も言わば観察される側というか、台北市内を案内され、おもてなしされる側でした。前日の研修1日目の最後に出された宿題は「日本の人は台湾で行きたい場所、体験したいこと、台湾メンバーは日本の友人を案内したいところを考えて来るように。」との事で、まずは私と若い日本人女性デザイナーの行きたいところ、食べたいもの、体験したい事を聴いてもらい、台湾メンバーが「それならここと、ここ!」とサクサクと行き先を決めて出発しました。

ご当地の歴史に触れる。↑

研修会場を出て、まずはMRTに乗って台北駅の隣の北門へ、その昔、台北市街は高い城壁に囲まれており、東西南北の門からしか市内に入ることが出来なかったとの事で、最近、この北門が修復されて観光スポットになっているとの事でした。台湾メンバーに促されるまま、北門を潜ると「ようこそ台北へ!」と門を通って市内に足を踏み入れたことにウェルカム〜!と歓声をあげてもらい気分はアップ!大勢で旅行する気分を味わえる楽しい瞬間でした。(笑)

観光客イエーイ!(笑)↑

北門で少しだけ台湾の歴史を学んだ後は、台北駅の方に歩き、生地と塩と茶を販売する店が多く集まっている市場へと向かいました。観光地としても有名なところで、私は以前に来たことがありましたが、現地の詳しい方にアテンドされたことは無く、いきなり観光客モードで屋台で焼いている焼き鳥を頬張り、目の前でオレンジを絞る生搾りジュースを飲んだり、妊娠した女性に食べさせる?超人気の油飯のお店を見に行ったり、気の良いおばさんにほだされて食べる気もないチマキを買ったり、今が旬のライチを一房だけ買ってみたりと、いつに無くはしゃいでみました。(笑)

本場の本物体験。↑

ランチの前に情報通の?Amyに案内されたのは、漢方薬屋さんで、お店のおじさんに身体の調子が悪いところを伝えると目の前で漢方薬を処方してくれるという、全く日本語も(多分)英語も通じない観光客向けではないお店で、隣に来ていた親子連れは何やら紙に書いた処方箋らしきメモを見せて漢方薬を調合して貰っていました。後で教えて貰ったのですが、中医という脈診をしてくれる医者の様なところで脈をみてもらい、処方箋を書いて貰うのがスタンダードらしく、薬嫌いというか薬を飲まない私としてはその日本には絶対無い漢方薬のシステムは非常に魅力的に思えて、はじめにもっと詳しく訊いて中医で脈診をしてもらい、自分の身体の状態に合った漢方薬を手に入れたら良かったと、少し後悔しました。(日曜日だったので多分やってなかった)

観光客向け王道の体験。→

その後は、台湾茶のカフェでランチを摂り、(私は当初の希望の流れで一応、ラーメンを食しましたが、ラーメン専門店じゃないし、大したことない割にいい値段だった。↓)食後にはチャイナドレスのお姉さんに台湾茶を入れてもらい、また、お茶の淹れ方を教わり自分でも淹れてみる台北観光の王道の体験をしてからタクシーに飛び乗って研修会場への帰途に着きました。

UXデザイナーのプロの実力。

研修会場に戻ってからは、CJM(カスタマー・ジャーニー・マップ)のフレームワークを利用してまずタッチポイントと言われる行動を時系列に並べて、そのポイント毎に観察した内容、被験者が感じた気持ちの上がり下がり、良かった、もしくは悪かった事柄などを大きな模造紙に整理して、その中でインサイト、もしくは「真実の瞬間」を見つけ出し、良い部分についてはピックアップして、悪い部分については問題解決のソリューションをサービスデザインとして提案するショートプレゼンテーションを作成する。というのが当日のゴールでした。このワークは私も何度もやっていますし、行動と感情を整理する程度のことは何ら難しいことは無いのですが、(インサイトを見出すのは難しい)それでも今回のメンバーの皆さんが全く澱む事なくテキパキと作業を進めていく速さは驚きに値するものがありました。

ゴールイメージが違う!

それは「慣れていらっしゃる」というようなレベルでは無く、まさにUXデザイナーのプロの実力をまざまざと見せつけられました。また、それだけでは無く、CJMをほんの30分ほどの短い時間でサクサクと一瞬にして片付ける間に、台北の街を歩いている間、プロデューサー役?のモニカがポイント毎に動画を撮っておられたのを早巻きのショートムービーにして作り上げておられました!それをさも当然のようにリーダー格?のPEIがプレゼン時にスクリーンに投影しちゃうという完成後の高さというよりも、スタート時点のゴールイメージの違いには本当に驚きました。恐るべし台湾UXチーム。と驚嘆しましたが、実はもう一人の日本人のミホさんもスマフォで文字のガイダンス付きの動画を作っておられたようでして、私一人だけレベルが違うのをまざまざと見せつけられ、己の実力を知らされることになりました。。
https://www.facebook.com/yunxiao2/videos/pcb.10156137083572535/10156137070937535/?type=3&theater

本物の体験のジレンマ。

で、ほんの短い時間で直感的に見出したと言わざるを得ない、ワークショップのテーマについてのPEIの発表でのインサイトはやはり漢方薬のお店のくだりで、現地の人しか利用できない(観光客向けになっていない)本物の現地体験を台北に来た日本人は求めている。漢方薬店に行って漢方を購入して喜んでは貰ったが、本物志向として考えれば中医に行ければなお良かったのに、、」との事でした。被験者としての私としては、全くその通りですが、ここで見出すべき問題点は、私たち日本からの(まるっきり観光に来た訳でも無い)日本人が行きたいところは、行きやすいところでは無く、現地の人しか行けないようなところで、私達には特別でも、現地の人には日常生活に馴染みすぎて日本人をアテンドしたいと思わない。行きたいところが分からない、探しても出てこない、特別ではない所ほど特別であるというパラドックスというか、ジレンマの存在こそがインサイトだったのでは無いかと私自身は思った次第。このあたりの感覚をもう少し研ぎ澄まして、実業のアクションプランに落とし込めるようにならねばですが、今回の台湾行でその辺りも大きくヒントを頂けました。

まとめ

そんなこんなで、ワークショップは所詮練習なので短い時間で見出したテーマの精度のことはさておき、私的には若くしてUXデザイナーやUXリサーチャーとして第一線で活躍されている日台両方の若い人達のスキルと能力の高さをひどく確認させて頂くワークショップとなりました。私ももっとスピードをあげて、理論を実装に転換して失敗を繰り返しながらもブラッシュアップする様にしたいと思った。というのが私の今回研修に参加しての所感です。ちなみに、講師陣による各チーム発表の後に話された総括的な講評は以下の通り。

  • 浅野先生:観察的、モノに偏りすぎ、観察というのは個別の行動やモノに囚われてはならない、パターンを見出し、汎用性を持たせるのを、サービスデザインに繋がる。
  • 佐藤先生:調査の報告も経過報告にしても共感を持ってもらうことは非常に重要、やりすぎのきらいもあったけど、グルーピングや視覚的な工夫があればなおよし、
  • 山崎先生:違う文化の者同士がコミュニケーションをとって理解し合うのがサービスデザインの根幹に繋がっている。

兎にも角にも、英語も中国語もロクに話せるレベルに無く、しかもUXデザインに対する概念の理解はさておき、実務で全く使えていない私としては正直おっかなびっくりで今回の研修に参加しました。その結果は2日間の研修とは思えないくらい多くの示唆と気付きを頂きましたし、何より海外のデザイナーと触れ合った時間は大きな刺激を頂けました。心の底から参加して良かったと思いますし、次は台湾メンバーを京都にお招きしてのワークショップがあるらしいので、次も絶対に参加したいと思います。
お誘い頂きました浅野先生をはじめ、Xデザイン学校関係者の皆様、本当にありがとうございます。
そして、引き続きよろしくお願い致します。  See you again Kyoto!

_____________以下は告知です!_______________

いよいよ明日開催!ドタ参加大歓迎です!
職人起業塾 福岡2018オープンセミナー「ポスト平成の歩き方」

日時 :平成 30年6月 6 日(水) 14時~17時
会場 :エイムアテイン博多駅前貸会議室 5F
福岡市博多区博多駅前3-25-24
八百治ビル5F https://aimattain.jp/pg330.html
参加費:3000円/人

※セミナー後、懇親会を開催します、是非ご参加ください。(費用別途)

お申し込みはこちらから→https://www.facebook.com/events/143160606540179/

ブログ見ました!といって頂くと特典あります!

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X設計學校台灣舞台②(中文)

X設計學校台灣舞台第2天。

去台中。

第四天在台北逗留。在今天問顧問的會計師事務所會後,就躍升到移動台中的子彈頭列車,在過去的這個恆泰任務的三只眼睛,在客戶端目的地的重要信息和設計合同的解釋我希望。

昨天我參加了台灣舞台海外培訓的第二天,志願者志願者在前天繼續在X設計學校聚會。教授和服務設計的學生科技的第1天台灣大學,通過設計思維的努力表現,也受到日本和商業模式公司台灣分公司與我們台灣的UX設計的講師提供講座和會議場所演示,並參與成員的閃電談話,車間是,今天的輸入中心的學習時間來研究簡介調查後進行定性和現場工作了台灣和日本的混合團隊我市實際它已經完成了,不僅是輸入,而且通過輸出,它被支持了這個概念,並且它成為了修復學習的一天。與在日本國內外的大型公司中活躍的用戶體驗設計師和研究人員一起參加的研討會是今天研討會中所使用的高層次,理論,概念和客戶旅程地圖在實踐中,讓我們覺得在實踐中使用框架等的WS製作人是一個扯淡的帽子。我很感激我能夠獲得難得的機遇。非常感謝你的團隊成員。

儀式設計(Rituai Design)林承毅教授

雖然實際的培訓是今天的中心,當然,最新的理念,及時聽取了講座學習理論現在被提供,在早上的儀式設計從林老師林承毅教授主辦的台方(Rituai設計)中,我聽到了很多有趣的單詞,因為我聽不到(我在學習方面還不夠)!他是心理學的一個人,從已參與了天然藥物的醫療領域,撫摸被放置在診所的能量石和心靈安定下來的經驗,考慮到這種要求的效果降低,服務上和心理上的應該給予很好的效果,這樣的情況也出現實際效果由沒有被科學地闡明了“樂趣”和用戶,“快樂”,旨在打造一個“幸福的感覺”或者是不是一個有通往UX,用的東西,他也是日本的溝通,是服務的最終形式,日本是“好客”世界級的形式美感,通過昇華作為日本的精神或不低於甚至導致茶道還表示,傳統文化的代表,並已提出它作為儀式設計(Rituai設計)的新服務的設計理念。

禮儀設計(Rituai Design)和LTV

聽了林承毅先生的演講,的確,“服務設計的原因,UXD呼籲感覺”很同情是從引進,設計出暫時滿足消費者的服務和產品這是非常困難的,提供的很長一段時間使用費繼續這樣並不難,但客戶的滿意是,利潤在裡面承擔了LTV(生命週期價值)的未來是軸在創造終身客戶的營銷基地在我倡導創建的培訓項目的大主題中提到了這一點。為客戶提供長期的服務,就必須提供一個值,不隨時間而變得過時,也不需要被加上更多的客戶,他說的是“生產它,需要經過有必要弄清慾望的本質。“說一件事,一個概念,它注意到,可以以誠實驚喜一起承諾給客戶的關係放在一起,這是”阿甘正傳“,我隱約覺得到現在為止makething我學會了這樣一種觀點,即點和點清楚地聯繫了UX和UX之間的關係。持續的快樂需要強烈令人難忘的符號,你可以得到思考儀式服務的暗示,如臨床權力石和茶道,繼續使用它像一個宗教符號和標誌,儀式更容易識別,人們首先喜歡文化流的儀式。這個總結非常出色,是一次精彩的演講。

NEXT Sarvice設計山崎和彥教授

是,現場工作和在那裡顯示,在當天體混合隊獲得今天是林的講課後主要內容的研討會在現場客戶的旅程地圖。這也是目前研究得多,而是因為這裡有可能成為太長寫,追溯想總結在明天的博客。今天是響應聽課學習的回憶,其實,收緊大師HCD網絡就聽見從外地工作回來,在由山崎和彥老師題為“的設計思想和設計機構”講座我想保留它。作為最低要求的知識,以在考慮服務的設計,在引進必讀中心的未來,而交織以及實際業務的情況下被合併,我們取悅和挑逗明確的概念。首先,無論是外殼設計從IBM(設計思維)思維是如何成為世界標準,或範式轉變的結果正在給世界怎樣巨大的影響。從前面的鞦韆上,下一個設計是必不可少的深度採訪時表示,考慮到了文化的角度來講,也是時候開始是一個定性調查,表明態度,以抑制我最喜愛的原則。

Sanpouyoshi設計

與八年前在山崎先生的書中編寫的與洗衣機結合的衣櫃的一個例子實際上已經商業化並出售,並且稱為“與所有人共同培育蔬菜的世界”的範式轉變 在設計充分利用案例的設備的情況下,將提供服務的數據和使用情況直接提供給最終用戶並將其用於下一業務的Iot的設計基於四個因素並且輸出 指示很重要,並且再次表明需要全面設計所有服務,產品,軟件和數據。 這個街區已經是一種普遍認可的感覺(除了做完之外),但是看到“Sanpouyoshi設計”這個概念在未來應該遵循的願景是令人震驚的 它是。

意識到“沒問題”的問題!

這是我們賴以生存和麵對社會關係,創造可持續業務或在未來轉變的關鍵詞,我們面臨著革命性的重大變革3因為我覺得這是內在的,普遍的,根據原則原則,

  • 文化
  • 技術
  • 社會

從而能夠同時保持到護理研究成熟,並有助於三個因素,它是由你Tokushin多,這讓我們的使命,巴吞魯良好的世界給下一代比現在。據我帶著營銷理論切成三路好通過培訓業務實現世界的目標,但我們現在也說,整個建築從業者的國家熱,做聽山崎老師的演講到這裡來我被用戶體驗設計所吸引(充滿了誤解和感受),我覺得學習的必要性的原因變得很清楚。這是一個令人震驚的學習,因為我從來沒有想過參加台灣的研討會並獲得這樣的基本意識。回到日本後,山崎教授,我想仔細看看這個故事,我已經要求了。 (笑)

無論如何,我只是感謝你有一個很好的機會。 Asano教授,Yamazaki教授和Sato教授,他是一位多年前已經吃了50歲的學生,我想繼續努力!

Xデザイン学校台湾ステージ 〜その② 〜

平成30年6月4日 晴れ

Xデザイン学校台湾ステージ 2日目。

台中へ。

台北滞在4日目。今日は顧問をお願いしている会計士事務所での打ち合わせの後、新幹線に飛び乗って台中へと移動、今回の訪台の3つ目のタスクの最後、クライアント先での重要事項説明と設計契約に望みます。

昨日は一昨日に引き続きXデザイン学校で学ぶ有志が集まっての海外研修、台湾ステージの二日目に参加して来ました。1日目は台湾科技大学の教授や生徒のサービスデザイン、デザイン思考を通じての取り組みのプレゼンテーション、また日本と台湾のUXデザインの講師陣による講義と会場を提供してくださったBusiness model Inc.台湾支社によるプレゼンテーション、参加メンバーのライトニング・トークと、インプット中心の学びの時間でしたが、今日は概論を学んだ後に台湾と日本の混合チームで実際に街に出てフィールドワークと質的調査を行うワークショップが行われ、インプットだけでは無く、アウトプットを行う事で概念を裏打ちし、学びを定着させる1日となりました。日本国内、そして海外の大企業で大活躍されているUXデザイナー、リサーチャーの方々に混じってのワークショップはそのレベルの高さと、理論、概念、そして今日のワークショップで使ったカスタマー・ジャーニー・マップ等のフレームワークを実務で使い込んでいるのをありありと感じさせられるWSプロデュースには舌を巻き、脱帽の一言。稀有な機会とご縁をを持てたことに感謝しかありません。チームメンバーの皆様、本当にありがとうございました。

儀式設計(Rituai Design) 林承毅氏

今日はワークショップが中心とのことでしたが、もちろん、最新の概念、理論を学ぶ講義を聴く時間は設けられておりまして、午前中は台湾側の主催者である林承毅氏から儀式設計(Rituai Design)についての講義で、聞きなれない言葉(私が勉強不足なだけ?!)の今まであまり聴いたことのない切り口に大きく興味を持って聴き込んでしまいました。同氏は心理学の出身で、自然医学の医療現場に携わっていた経験から、診療室に置かれたパワーストーンを触ると心が落ち着く、クレームが減る等の効果を鑑みて、サービスとは心理的に良い影響を与えるべきであり、科学的に解明されていない事でも実際に効果が表れているこの様な事例はユーザーの「楽しい」や、「嬉しい」、「幸福な気持ち」を創り出す事を目指すUXに通じるものがあるのではないか、との事で、日本通でもある彼は、サービスの究極の形であり、日本が世界に誇る「おもてなし」を形式美、思想として昇華させて日本の伝統文化の代表格とも言える茶道にも通じるのではないか、とそれを儀式設計(Rituai Design)という新たなサービスデザイン概念として提案されました。

儀式設計(Rituai Design)とLTV

林承毅氏の講義を聴いていて、なるほど、と非常に共感したのは「サービスデザインは理性に、UXDは感性に訴える」という導入から、消費者に一時的に喜ばれるサービスや商品を考案するのはそんなに難しくないが顧客満足を継続して長期に渡りロイヤリティーを提供するのは非常に難しい、生涯顧客の創造を軸にマーケティングの基本であるLTV(ライフタイムバリュー)を引き受ける事で将来の利益を創ることを提唱している私の研修事業の大きなテーマに言及されたことです。長期にサービスを提供するには、時間が経っても陳腐化しない価値を提供することが必要であり、同氏は「それを生み出すにはもっと顧客と連結することが必要ではないか、ニーズの後のウオンツの本質を見極める必要がある。」との事で、顧客と約束できる関係を気付くための概念を「一期一会」だと纏められたのには正直驚きと共に、今までぼんやりと感じていたマーケティングとUXの関係性が明確に点と点が繋がった様な感覚を覚えました。継続的な喜びとは強く記憶に残る象徴が必要であり、診療所のパワーストーンや茶の湯の様な儀式的なサービスを考える事でそのヒントを得られる、継続して使われ続けるには宗教の様に象徴と符號、儀式がある方が認知されやすいし、そもそも文化的な流れからも人は儀式を好むもの。というまとめは本当に秀逸で素晴らしい講義でした。

NEXT Sarvice Desing 山崎和彦氏

林氏の講義の後は、本日のメインコンテンツである日体混合チームでのフィールドワークとそこで得たインサイトを明らかにするカスタマージャーニーマップのワークショップ。これも大いに勉強になりましたが、ここで書くにはあまりにも長文になってしまいそうなので、振り返りは明日のブログにて纏めたいと思います。今日は講義を受けての学びの振り返りという事で、フィールドワークから帰って来て聴いたHCDネットワークの第一人者、山崎和彦先生による「デザインシンキングと組織のデザイン」と題された講義で締めておきたいと思います。これからのサービス、デザインを考えるにあたって取り入れるべき最低限の知識として、必読書の紹介を中心に、実際の企業事例なども織り交ぜながら、その概念をわかりやすく紐解いてくださいました。まずはIBMの事例からデザイン思考(design thinking)が如何に世界のスタンダードになりつつあるか、パラダイムシフトの結果が如何に大きな影響を世界に与えつつあるか。の前振りから、NEXT Designとは文化視点を考慮したディプス・インタビューが欠かせないと、やはりスタートは質的な調査だと、私の好きな原理原則を押さえる姿勢を示されました。

Sanpouyoshi Design

8年前に山崎氏の著書に書かれていた、洗濯機と一体になったクローゼットが実際に商品化され販売されている実例や、「みんなで野菜を育てる世界」というパラダイムシフトのためにIotを駆使した装置を考案したという事例を元にエンドユーザーに直接、サービスの提供とその利用状況のデーターを集積して次のビジネスに活用するIotの設計には4つのファクターとアウトプットの際の指標化が重要であり、サービス、プロダクツ、ソフトウェア、データーの全てを包括的にデザインする必要を改めて示されました。この辺りは既に(出来ているかは別として)一般的な認識のおさらいという感じでしたが、衝撃的だったのはその後に続く、今後向かうべきヴィジョンとして熱く語られた「Sanpouyoshi Design」の概念です。

まさかの「問い」に対する気づき!

それは、革命的と言われる大きな変化に直面している私達が生き残りをかけて、これから社会的な繋がり、持続性のあるビジネスを作り出す、もしくはシフトする為に必要なキーワードとして、挙げられた3つがあまりにも本質的かつ普遍的で原理原則に基づいていると感じたからで、

  • culture
  • technology
  • Social

の3つファクターへの研鑽と貢献を大事に守りつつ成熟させることが、今よりもいい世界を次世代にバトンする私たちのミッションに適っていると大いに得心した次第です。私は研修事業を通してマーケティング理論を切り口に三方よしの世界の実現を目指して来ましたし、今も全国の建築実務者に熱く語っておりますが、ここに来て山崎先生の講義を聴いてやっと(場違い感とアウェー感満載の)UXデザインに惹かれ、学ぶ必要性を感じて来た理由が明確になった次第。まさか台湾のワークショップに参加してこのような根源的な気付きを得られるとは思ってもいなかっただけに、本当に衝撃的な学びとなりました。山崎先生には日本に帰国した後、更にじっくりと話を伺ってみたいと思いますし、既にお願いしておきました。(笑)

とにかく、素晴らしい機会を頂けた事に感謝するばかりです。浅野先生を始め山崎先生、そして佐藤先生、やたら歳食った五十の手習いではありますが、引き続き宜しくお願い致します!

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X設計學校台灣舞台①(中文)

6月2日陰天

X設計學校台灣舞台

我昨天會留在台北。 這次台灣出差有三項任務,一是參與X設計學校的台灣階段,這是台北和台中今年作為研究生從UX設計開始的工作和研究。 今天和明天的講座和研討會舉行了,今天我們將舉行一個社交聚會,並在凌晨至午夜舉行第二次會議(lol),與台灣人共同學習用戶體驗設計和服務設計非常少見,有時間學習 我能夠擁有。 我想在這個博客上留下備忘錄以及兩天事件的圖片。

工業,政府,學術界/服務設計@台灣

設置在上午9點在科技,它位於緊鄰國立台灣大學台灣大學校園,與大學生的唐教授的努力,實際上是聽有關服務設計的學生演示進行了研究。台灣是一個有點不知所措位置的學生的水平高,為應對老齡化社會,這是說,研究的主題是從日本沒有什麼不同,或長期護理的移動手段,而不是用數字革命跟上快速發展如想想接口設計為了搶救老人留守,行業,政府和學術界都產生了良好的服務通過統一的社區設計,是有意被傳輸到說,我去一個快樂的社會訴求的高含量我感覺到了。其實也很重要,請在邊學邊想著賺錢的公司,認為這樣一個看似清醒,但他們需要一個創新通過用戶體驗設計什麼我們社會未來的重要基礎設施我被做了。

對於創新,您需要一個由方法支持的框架!

從上午晚些時候與台灣科技大學的學生,逆轉,貨幣化後移動移步到如何創建超著名的商業模式畫布商業模式墨水辦公台,這是提供的思想構架之一,全球最暢銷它是否也作為框架服務的通知發佈在商業模型生成的旁邊?我介紹了商業模式建設的總體情況。在實踐和培訓我也商業模式畫布很好的利用,但要求再次開講如何使用它的全貌,倒在大的肚子看。特別是,它在美國的頂級公司的移動管理不堪重負正在做車間聚集,達到該公司已提供了重新認識,這是創建一個新的商業模式的方案內容。我回到日本時會重讀。 (笑)

調查是所有基礎的原則原則

為了實現創新,您需要支持我們提供的技能和方法的工具! 在激動人心的演講結束後,下面的講座將詳細地展示我們的asano教授淺野博士的定性研究的必要性和重要性,該研究是用戶體驗和服務設計的基礎。 如果調查失敗,不要去了解情況,那麼您創建的服務設計就有可能成為向上滑動的桌面草圖,並且它必須是最重視平原理論的理論 它已經發展出自我理論,也可以說,民族志母親伊莎貝拉·伯德的傳記小說我剛剛讀過一段時間,我又一次落到了復星身上,又一次挨餓了。 這是一個很好的評論。

從事物的社會實現

在Asano先生之後,她被邀請去尋找一個尖銳的設計團隊,並且已經退休了,現在是UX設計師和古茹的最佳人選。 Sato先生以佐藤先生以易於理解的方式解釋了Iot時代的UX設計,並以製造商的努力為中心進行了講解。 儘管我經常提到“遊戲改變”一詞,但我被清楚地告知,每個公司都面臨著改變完全不同的商業模式的壓力,這種商業模式並不是高速增長時期的延伸。 我能夠理解社會實施“營銷老闆科特”這個概念的過程和結構,同時也是技術的發展。 在短時間內這是一個簡單的故事,但很高興能夠成為一個非常好的評論。

區域創造×設計思維

接下來,台灣森林辦公室的Takeshi Hayashi先生共同主辦了這次研討會,介紹了服務設計和地區創作努力。 外觀設計中已經預料到及時的需求,即沉沒設計是一個起點,並且不管國內和國外都在進行活動,例如不僅要在台灣而且要在日本地區作為地區顧問 除了被感受到,我還被感受到能夠通過可以獲得許多人同情的服務設計來改善世界的能量和渴望。 對於創造自立型循環型社會的努力,我很感同身受,並且正在推動創建社區的努力,我想我也想參與未來。

LT@台湾+日本

Hayashi教授之後,我向來自台灣和日本參加者的自我介紹,帶有優秀和熱情的設計思想組的閃電講師展示了UX設計從業者的努力 再次承認它被覆蓋。 還有一些人正在使用個人技能(儘管他們年輕)使用除工作以外的服務設計技能,沒有真棒年,沒有溫暖的崇拜。 我也不能否認這種誤解,為什麼建築和營銷專家會錯誤地留在這裡? 解釋或解釋,我有一個很好的辯解,我很熟悉服務設計的頂級跑步者的循環。(笑)

如果你沒有進入老虎洞,你不會得到一個托拉小孩。

無論如何,我到海外時感受到的是,除非我嘗試過,否則這太過於痴迷(儘管我知道這一點)。 在日本,還有很多人似乎是更先進的努力。用戶體驗設計思維是思考世界已經存在的服務(產品包括服務)的先決條件,這是因為本地 如果你覺得第一次感覺到你在空氣中感到令人眩暈,並且你獲得了這種感覺,那麼UX設計思維就是給設計思維賦予實際業務的通用性, 我覺得相互交流的研討會是非常有意義和重要的學習。 社交聚會也非常令人興奮,明天真的很高興看到實際的研討會進入城市並從調查中發現洞察力。

 

Xデザイン学校台湾ステージ 〜その①〜

6月2日曇り

Xデザイン学校台湾ステージ

昨日に引き続き台北にいます。今回の台湾出張には3つのタスクがあり、台北と台中での仕事と、今年から研究生としてUXデザインの研究でお世話になっているXデザイン学校の台湾ステージへの参加です。今日と明日はその講義とワークショップが行われ、今日は朝早くから懇親会と二次会を合わせると夜中まで(笑)、台湾の人たちと共にUXデザイン、サービスデザインを学ぶ非常に稀で勉強になる時間を持つことができました。このブログにも備忘録がてら写真とともに二日間の出来事を書き残しておきたいと思います。

産官学×サービスデザイン@

朝9時の集合は台湾大学のすぐ横にある台湾科技大学のキャンパスで、唐教授による大学生たちとの取り組みと、実際に学生さんが研究したサービスデザインについてのプレゼンテーションを聞きました。台湾の学生さんのレベルは少し圧倒される位高くて、その研究テーマも日本と変わらないと言われる高齢化社会へ対応して、介護の移動手段であったり、どんどん進化するデジタル革命についていけず、取り残されるお年寄りを救済するためのインターフェースデザインを考えるなど、産官学が一体になって地域社会により良いサービスデザインを生み出し、幸せな社会にしていくのだと言う意思が伝わる志の高い内容だったと感じました。実際の企業に入り込んでマネタイズを考えながら学ぶことも重要ですが、このような一見地味な、しかしこれからの私たちの社会にとって重要なインフラ整備にこそUXデザインを通してのイノベーションが必要なのではないかと考えさせられました。

イノベーションにはメソッドに裏付けされたフレームワークが必要だ!

昼前からは台湾科技大学生後にして、一転、マネタイズをいかに生み出すかの思考のフレームワークで超有名なビジネスモデルキャンバスを提供されているビジネスモデルインク台湾オフィスへと会場を移し、世界的大ベストセラーとなったビジネスモデルジェネレーションの次にリリースされるフレームワークサービスの予告を兼ねた?ビジネスモデル構築に関する全体像をプレゼンテーションして頂きました。私も実務や研修でビジネスモデルキャンバスはよく利用していますが、その使い方の全体像を改めてレクチャーしてもらい、なるほどと大いに腹に落ちました。特にアメリカのトップ企業の経営陣が集まってワークショップを行っている動画には圧倒されて、同社が提供されているコンテンツが新しいビジネスモデルを作るためのスキームであることを再認識した次第です。帰国したら再読します。(笑)

調査が全ての根幹という原理原則

イノベーションを起こすには、スキルとメソッドに裏付けされたツールが必要でそれこそ私達が提供している!と刺激的なプレゼンテーションの後は続いての講義は我らが浅野先生が登壇、ユーザーエクスペリエンス、サービスデザインの根幹を担う質的調査についてその必要性と重要性を再度丁寧に示されました。調査に失敗すればインサイトを得られないどころか、せっかく作り上げたサービスデザインが上っ面を滑る机上の空論になってしまう可能性がある、と地味な部分にこそ最も注力しなければならないと原理原則論とも言える自論を展開され、エスノグラフィーの母と言われるイザベラ・バードの伝記的小説を少し前に読了したばかりの私にはこれまたドスンと腹に落ちる再認識。良い復習になりました。

モノからコトの社会実装

浅野先生に続いて登壇されたのはもっとシャープのデザインチームを求めて来られ、退職されて今はUXデザイナーのトップランナーであり教祖?として崇められている佐藤氏、Iot時代のUXデザインについてメーカーでの取り組みを中心に上にわかりやすく説明をしてくださいました。ゲームチェンジと言う言葉をよく口にしますが、高度成長期の延長線にはない全く違うビジネスモデルの転換をあらゆる企業が迫られていることを如実に示されました。マーケティングの大家、コトラーが提唱した「モノからコトへ」と言う概念がテクノロジーの発達とともに社会に実装されていく過程と構造を改めてよく理解することができました。短い時間のシンプルなお話でしたが、これも非常に良い復習になったと大いに喜んだ次第です。

地域創生×デザイン思考

続いては今回のワークショップを共催している台湾側の林事務所の林承毅氏からサービスデザインと地域創生の取り組みについてのプレゼン。台湾だけではなく、日本の地方でも地域創生のアドバイザーとして依頼を受けるなど、デザインシンキングを起点にして国内外を問わず幅広い活動をされておられる姿には時代のニーズを先取りされて来たのを感じさせられると共に、多くの人に共感を得られるサービスデザインで世の中を良くしたいという志と熱量を感じさせられました。自立循環型社会の実現を標榜して来て地域創生の取り組みを進めている私としても大いに共感するところ大であり、今後もお付き合いさせてもらいたいと思いました。

LT@台湾+日本

林さんの後は台湾、そして日本からの参加者の自己紹介を含めたライトニングトークでUXデザインを実務として活躍されている皆さんの取り組みを見せて頂き、優秀で熱い想いを持ったデザイン思考の集団にまみれていることを改めて認識。仕事以外でもサービスデザインのスキルを使って個人的な活躍を(若いのに!)されている方もおられ、凄いなーと年甲斐も無く感嘆してしまいました。そんな場違い感も否めない私も、それを逆手に取って何故建築とマーケティングの専門家がここにいるのか?という説明というか、言い訳がましいトークをさせてもらい、なんとなくサービスデザインのトップランナー達の輪の中に馴染んでおきました。(笑)

虎穴に入らずんば虎子を得ず。

とにかく、海外にまで学びに来てみて感じたのは、(分かったつもりの事ほど)やってみなければ分からないという当たり前過ぎること。あとは日本ではまだまだ先進的な取り組みの様に思われる人が多いUXのデザイン思考は世界では既にサービス(サービスを含めたプロダクツ)を考える上で前提条件になっているという事で、これは現地に飛び込んで空気感を味わって初めて感じられると思いますし、この感覚を身につける事こそ実際のビジネスにデザイン思考に汎用性を持たせるUXデザインマインドだとすれば、海外で現地の人と交わるワークショップは大変意義の深く、重要な学びになると感じました。懇親会も大いに盛り上がりましたし、明日は実際に街に出て調査からインサイトを見出すワークショップの本番、実に楽しみです。

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龍山寺エスノグラフィーとショートスリーパー・チャレンジ

平成30年6月1日曇り

台北にて。

怒涛の出張と朝活続きの5月も終わり、今日はもう6月。昨日の夜は大阪での職人起業塾の講座終了後、オブザーバー参加を頂いた方々と懇親会で大いに盛り上がり、思いの外帰宅するのが遅くなりました。ご一緒頂いた皆様には11月からスタートする大阪での講座に是非共、社員を派遣したい、もしくは自分自身も参加したいと言って頂きましたし、長時間に渡る研修にも拘らず「楽しかった」「刺激をもらった」「勉強になった」と非常に嬉しいフィードバックを頂いたりと、私にとっても最高に貴重な時間となりました。ご参加頂きました皆様、本当にありがとうございました。

マイドコデモドア。

そんな楽しくも大きな意義を感じる事が出来た夜の飲み会?の余韻を引きずりながら今朝も3時台に朝起きして(まだ夜か!)JRの始発に乗り込んでからの、関空から朝一番のフライトで桃園空港に飛び、昼から台北に入ってます。相変わらずの朝夜ハイブリッド型の生活が続きますが、朝早くから行動を始めることで遠方への移動時間がまるで無かった様になる(ただ寝る時間を削るだけですが、笑)瞬間移動若しくは、ドコデモドアを持っているような生活は本当に便利というか、誰しも24時間しか持っていない時間を最大限に活用する、シンプルですが最も効果的な方法論だと思っており、寝る間を惜しんで朝起きして計画した時間通りに行動出来るたびに悦に入っています。(^_^)

西門、龍山寺エスノグラフィー

昼には台北に入り、所用を片付けてから、このところ時間が取れずに行けてなかった散髪に行ったり、(基本的には地元の散髪屋さんしか行かないが、海外で散髪するのは面白くて好き)マッサージなど台北ライフを満喫した後は、いつも台湾に来る度にお世話になっているMAIさんと合流、西門の四川料理で舌鼓を打った後、最近古い建物をイノベーションしてオープンしたらしい、人気のクラフトビールのお店を見に(飲みに)行ったり、龍山寺にて遅めのお朔日参りと裏町のディープスポットの散策など、台湾の今と昔を感じる事が出来る貴重な経験をさせて貰いました。明日からのUX、サービスデザインの研修を前にちょっとしたエスノグラフィー調査気分でしたが、台湾は良く来てる割に知らない事がまだまだいっぱいです。

複雑系VSシンプル過ぎる解決策

そんな時間をフルに使った一日を過ごして、朝起きのシンプルな効果性に我ながらご満悦でしたが、しかし、世の中はそんなに単純なものでは無いし、人間社会は進化、成熟と共に複雑系に進んでいると言われています。複雑系とは超簡単に特徴をまとめちゃうと、一つの事が起因して様々なところに大きな影響を与える構造のことで、1対1のシンプルな構造ではなく、1対多数の構造の事で、その多数もお互いに関係しあい、絡み合っている状態を指します。また、一つの事例やサンプルを見て全体像を想像出来たりするモノ、コトも複雑系の特徴とのことで、そんな風に考えると現代社会に生きる私達のタイムマネジメントこそ複雑系の最も顕著な例と言えると思っていて、シンプル過ぎる、そして簡単な解決策は実は気付かないところでマイナスの影響を残したりするのではないか、なんて考えてしまします。

ショートスリーパーのススメ

昨日の職人起業塾でも、現場マネジメントの方法論についてのディスカッションで知識や技術、情報共有、その他具体的な「やり方」と共に絶対に必要なのは、顧客の立場に立って物事を考える、誠実かつ迅速な対応をする、自ら主体的にコミュニケーションをとる、等の「在り方」を正すことであり、それは心を鍛えるしか進歩、前進する方法がないと伝えました。そして、心を鍛えるには数多くのケーススタディーをこなして心の準備をするのが非常に効果的で、数ある方法の中でも読書が特に効果性が大きいと伝えました。いつもの事ではありますが「忙しい日常生活を過ごしていて、読書する時間がないんです。」と出来ない理由を述べる塾生に対して、細かなタイムマネジメントの見直しやアドバイスをするのではなく、「睡眠時間を減らせば良いやろ」といつもシンプルにショートスリーパーになることを勧めておりますが、実は(私は実践しておりますが、)短絡的、かつ単純過ぎる解決策ってボンヤリしたリスクを孕んでいるよな、と心の中では思いながら半分冗談のように真剣に話しています。(笑)

無理の皺寄せがくるのが複雑系

そういえば、私自身も長年ずっと4時間睡眠の生活を続けておりますが、たまに4時間を切って3時間とかになると一気に身体がだるくなり、疲れが溜まりやすくなります。そうなると翌日、日中にボーーっとしたり、就寝から4時間で起きれないこともしばしば、、最低限度の睡眠時間は人それぞれにあるらしいですが、自分に合った睡眠時間は長い時間を掛けてチャレンジ、調査と検証を続けなければならないのかも知れません。私自身は若い時に超過激な労働環境で働いていたので、否が応でも4時間睡眠の身体に適応させなければならず、強制的にショートスリーパーになりましたが、やっぱりタイムマネジメントという超難問をあまり単純、簡単に睡眠時間の短縮で解決できるものではないかも、とたった1時間の時差なのに急激に眠気に襲われた台北で思った次第。(私に強く推されて)ショートスリーパーを目指している方の参考になれば幸いです。(笑)

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