日別アーカイブ: 2019年4月2日

怒号コーチングと全員経営。

平成31年4月2日 快晴

花冷え。

雲一つ無い晴天に恵まれた新年度2日目は最高に爽やかな天気でありました。しかし、世の中はすべからず表裏一体、やっぱり花粉かPM2.5か分かりませんがアレルギー物質の飛散が多かった様で、そんなに表を出歩いていた訳でも無いのに夕方の工務部メンバーとのMTGを始める頃には首の後ろや耳の中が痒くて仕方なくなる状態になってしまい、機嫌が悪い感じのまま始めたMTGではネガティヴ発言を繰り返すスタッフにいつになく、声を荒げて怒鳴るという失態を晒してしまいました。。大いに反省です。(-_-)

ガテン系コーチング。

MTGを終えた後、私に怒鳴られた本人が「決して否定的意見ばかりを言っているのでは無いので誤解しないで欲しい。やるべき仕事が多すぎて現場の品質を保つのが大変なのでもう少し何とかしたいと思っただけです。」と釈明と言うか補足をしに帰ってきてくれて少し救われましたが、長年、好き勝手言う大工達を集めた職人集団の仕切りに使ってきた頭ごなし手法はなかなか抜けきれません。とは言いながらも、最終的には私の主張をごり押しするのでは無くスタッフの意見を取り入れて主体性に任せる決定を下すので、ガテン系コーチングだと思っています。(笑)

効率とサービスの両立

工務部スタッフとのMTGで怒鳴るくらい熱く向き合っている理由はモチロン、スタッフの働き方、暮らしをより良く改善したいからです。すみれでは社員大工、女性設計社員の生涯所得を地方公務員と同程度まで引き上げる事を目指しており、その為の仕組み作りを試行錯誤を繰り返しながら模索し続けています。先ず行うべきは何と言っても安定した業績を生み出し続けること。それを叶えるには出来るだけコストを抑えた競争力の維持を含めて、工事品質を保ちながら顧客へのサービスを充実させて絶対の信頼を寄せてもらう事が不可欠で、適正価格で最高の顧客体験を提供できなければなりません。

効率ではなく効果性。

すみれでは、自社職人の数しか現場をこなさないため、限られた人数で顧客サービスを充実しながら売り上げを作らなければなりません。スタッフに満足してもらえる分配をするには効率を上げるだけではなく、一人ひとりの効果性を高めなければ実現は不可能です。当然、1人で行う業務範囲は広がり、多くの役割を担ってもらうことになります。しかも、すみれには体育と女性の設計しかおらず、アフターサービスや営業部門は全員で賄う仕組みとなっており、いわば全員営業で目標数字を持って業務に当たっています。ありがたいことに毎日引っ切り無しにお客様やそのご紹介でリフォームや店舗リノベーションの現場調査やメンテナンスのご依頼を頂き、現場で大工兼、施工管理として担当している工務部スタッフがその対応にあたっています。

 どっちつかずが最悪?!

ありがちな話ですが、現場が佳境に入ってくると担当大工は現場から離れられなくなり、そんな時に限って新規の問い合わせも増えたりします。現場とお客様対応の両方に追われて煮詰まったスタッフはキャパオーバーだと言い出して、どっちもやっているとどっちもダメになる。どちらかを選ぶべきだと思いがちです。耳障りの良い言い方をすると選択と集中とでも言うのでしょうか。今日のMTGでもそんな話が出て、何か体制を整えないとダメです。と泣き言に近い?提言というよりも相談がありました。私の答えはシンプルで、「どっちもやれ」の一言です。(笑)

職人正規雇用に1億5千万円の投資

建築業という業態はそもそも繁閑の差が激しい業態で年間通しての業務の平準化は非常に難しい仕事です。そのギャップを緩和する最も簡単な方法は外注を増やして内部で人材を抱えるのを減らすことです。忙しい時だけ人を雇う形態ですね。現在の工務店のほとんどがこの方式をとっており、忙しくなったら大工をかき集め、工事を行うやり方になっています。われわれは、敢えてその簡単で安易な方法を捨てて面倒で大変な自社大工による工事内製化とその育成を選択をしているわけで、大変なのは元から織込み済みです。ちなみに、15年以上前に大工を正規雇用せずに外注扱いにしていた時と、今の完全正規雇用とでは会社がかける経費は圧倒的に違い、15年間で一億5千万円を超える福利厚生費を負担しています。国民保険と社会保険の保証が格段に違うはずですね。(^ ^;)

ミッションインポッシブル

何故、私が自ら進んで大変で面倒な上に莫大な費用がかかる職人の正規雇用を行なっているか?その答えは明確で、創業時のmissionに「職人の社会的地位の向上」を掲げているからに他なりません。私の事業の目的はまず自社の職人、スタッフとその家族に人並みの安心と未来への希望を渡す事を通して、安定した環境で働く職人が安定した結果、成果をあげる安定したビジネスモデルを構築し、そこで培った手法や育成のプログラムを広く日本中に公開することで、職人として働く素晴らしさを体感してもらえる様にしたいのです。若者が職人に憧れる世の中にしたいと思っています。

全員起業家、全員経営。

すみれの大工は兎に角仕事が多く、私が言うのも何ですが大変です。(笑)現場作業は元より、施工管理とそれを行う為の資格取得、売上目標を達成すべく数字も持たされていますし、現場が終わったら終始精算も行なわなければなりません。現場では顧客や近隣の住人の窓口も努めなければなりませんし、1500件近い顧客のメンテナンスも担当してもらう上に、新規案件の現場調査には女性の設計担当と同行してもらいます。普通の大工にはちょっと無理な感じも否めない業務内容と役割ですが、経営者の私にとってはこれくらい出来て当たり前です。要は全員の大工が経営者と同じ感覚を持って業務に当たればその効果性は図りきれず、全てが出来れば経営者と同じ所得になればいいと思っています。私が目指しているのは全員が起業できる位のスキルを持ったスタッフとの全員経営で、今日の様な泣き言や紛糾もありながらも、自立循環型モデルを作りあげたいと思っています。これが全国に広まれば良いのですが、、


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