年の初めに。間違いだらけの目標設定、達成しない行動計画。

令和二年一月七日 雨のち曇り

朝活初め。

今朝は火曜日という事で今年初めての朝活の日。神戸市倫理法人会の皆様と会員スピーチで一年の抱負を人前で語り、聴かせててもらうところからスタートを切りました。新年らしく、明るく希望に満ちた一日の始まりは本当に気持ちが良いものです。朝活を終えて、モチベーションをアゲたまま出社してからは事務所改装工事の残った仕上げをコツコツと機嫌よく進めました。事務所の改装プランの要望をスタッフにヒアリングした際にお昼寝コーナーが欲しいと言われていたのを思い出して、かなり以前に頂いたまま温存していたハンモックを引っ張り出して事務所内の鉄骨の梁にぶら下げたり、新しく作った書棚に書籍(漫画)を整理したりして、着々とコワーキングスペース風に仕上げを行なっています。あと、コーヒーメーカーなどを揃えたら、ドロップインで使ってもらえるワークスペースとして解放するつもりですのでお近くの方は是非遊びに来てください。(笑)
料金はコーヒー飲み放題で時間無制限500円の予定です。

基本通りのPDCA

さて、年始という事で、一年の計は元旦にありと、今年一年の目標を立てられておられる方も多いかと思います。私たちも昨日の全体会議では、各チームの目標設定に対してどの様に達成するかについてチームで話し合いながら、目標達成シートにアクションプランを書き込んで提出してもらいました。これから1年間、私も含めてそのプランを元に四半期毎に進捗を確認しながら、目標達成に向けて歩みを進めていきます。目標設定、行動計画策定、進捗管理、計画修正を繰り返しながら年度末には目標達成出来る様に努力します(してもらいます)し、期の終わりには1年間の振り返りを行なって、目標未達の者についてはその原因を明らかにして、翌年の糧にしてもらっています。

状態管理無くして目標達成無し。

しかしながら、(今年もですが、)年頭に一年の計画を立てる際に前年の未達の反省が反映されていない書面が未だに提出されており、その計画書を見ただけで、明らかに早速大幅な修正が必要だと思う事が有り、それを見る度に、私の教育の至らなさを甚く思い知らされております。(涙、)
私としては、十年以上もずっと、成果は状態に由来する、目標を掲げて達成したいと思うならば、状態を管理する目標を立てなければ成果は手に入らない。と言い続けており、事業所全体のマネジメントはその原理原則に則って行なってきました。実際にそれを実務で担ってきたスタッフがどうしてその部分をすっ飛ばした、表面的な上っ面を滑る行動計画(の様なもの)を立てるのか理解に苦しむところですが、この修正こそがきっと私の一番大事な仕事なのでしょう。。

P/PCバランス

私が長年バイブルとして親しんできた、世界で最も多くの人に読まれたとされるビジネス書「7つの習慣」に書かれている概念の中で、私が最も、これぞ真理であり、間違いない!と心を震わせたのはP/PCバランスのくだりで、P(パフォーマンス=成果)を得るにはPC(パフォーマンスキャパビリティー=目標達成能力)が無ければならないという、当たり前過ぎる考え方でした。というのも、職人から起業した二十年前、私はガチョウを潰して食ってしまうと翌日から卵は手に入らない。という幼稚園の子供でもわかりそうなこの簡単な理論を全く仕事で実践できていなかったのでした。

対処を繰り返しても未来は無い。

今考えると自分でも、そんなバカな、と思いますし、これを読まれている方にも思われているでしょうが、意外とこんなあたり前の概念を実践できない人は世の中に数多くおります。例えば、現場で品質が悪いとクレームになった時に、私は職人を怒鳴りつけ、不具合が起こった理由や原因を調べようともせずに「1秒でも早く行け!」とすぐに対処をさせていました。クレームの原因が厳し過ぎる工期にあった場合、そこに気づかないままで対処を繰り返していると、延々と同じクレームが続くことになるのですが、その当時、クレームが起きやすくなる状態を排除しようなんて考えは全く持っておりませんでした。結果、職人は次々と逃げるかの様に辞めていき、新しい職人を雇っては同じことを繰り返しておりました。思い出すだけで恥ずかしい限りです。。

結局、習慣化に尽きる

そんな恥ずかし過ぎる苦い経験を持つ私だからこそ、人一倍、P/PCバランスに留意する様になり、今ではすっかり、成果は状態に由来する。という概念を肌感覚で理解できる様になりました。スタッフが書き込んだ目標達成カードの行動計画が状態管理の為の具体的かつ、継続可能な習慣に落とし込めてあり、その積み重ねが目標達成に向けて真っ直ぐに伸びている様なアクションプランになっていれば、大まか大丈夫だと分かりますし、その逆もまた然りです。今回は年始に立ててもらった計画の中で、昔の私の様に目先の対処を繰り返し、自分のスキルや内面、協力してくれる周りの人との人間関係等に全く目を向けず、状態を管理する意識が見て取れないものについては再度計画を見直すアドバイスをして、全員が確実に行動を積み重ね、成果を手にできる様にする手助けをしたいと思います。

逆算思考の行動計画

私的には原理原則的な思考での目標設定の基本は「目的に沿った目標であるか?」が最も重要コア部分であり、その目的が自分の利のみではなく、理に適ったものであれば、目標は達成するべくして達成すると思っています。あとは、「成果は状態に由来する、状態は行動に由来する、行動は意識に由来する、意識は言霊に由来する。」と、連鎖を遡るだけなので、目標が自然に達成出来る「状態」をイメージし、その為に必要な行動は何かを考え、日々の時間の使い方を変える意識を持ち、それが継続しやすい状態を作るために、口に出して、もしくは書面に書くなどの見える化でコミットメントするべきだと思っています。自分の胸の中に秘めているだけに比して言霊の力は偉大です。年の初めに目標を掲げて、達成への計画を立てられる方は是非とも言霊を使って見てもらいたいと思います。今年こそは一皮剥けるぞ!と気合を入れられている方に少しでも参考になれば幸いです。


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20年目の不易流行。〜子曰わく、故きを温ねて新しきを知る、以って師と為るべし。〜

令和2年1月6日快晴

仕事始め。

年末年始の1週間の休業期間(私は事務所改装の職人でしたが、)を終えて、本日は令和になって初めて迎える仕事始め。有限会社すみれ建築工房として第20期目のスタートを切りました。今年は創立20周年を機に社名を株式会社四方継に変更し、建築サービスだけではなく、地域の卓越した人や企業、サービスを紹介する地域コミュニティー企業へと業態変更を行う大きな転換に踏み切る年となっており、例年にも増して気合を入れて初出の朝を迎えました。

現状維持は緩やかな破滅への道。

20年間慣れ親しみ、多くの方々にご支援、ご協力をいただいてきたすみれ建築工房と言う社名を変えてまで、新たな挑戦に踏み出すのは、実は社内外から反対の意見も少なからずあり、私自身も生半可な気持ちで成り立つものでは無いのを十二分に認識しています。その上で、大きな変革に踏み切ったのは、当然、それなりの理由がありまして、最高経営責任者としての責務を果たすべく、緩やかな衰退、破滅の入り口と言われる現状維持に甘んずることなく、時間と費用と労力をかけてリブランディングへの取り組みを進めてきました。

悲観的に準備せよ。

「20年かけてやっと少しだけ地域の人に知られるようになった社名を変えるなんて馬鹿じゃないの、あり得へん。」と何人もの方にご意見をいただきました。もっともなご意見だと私も思いますが、それよりも変化を疎んじる方がもっとリスクが高いと判断してこの度の社名変更、新規事業の立ち上げ、業態改革に踏み込むことを決めました。その決定は様々な要素が複雑に絡み合っての事ではありますが、最も大きな要因は時代の急激な変化と、厳しさを増す経営環境の先行きの圧倒的な不透明感です。大きなリスクを感じている以上、稲盛和夫塾長が言われた通り、悲観的に準備して、楽観的に行動しなければならないと決意した次第です。

目的の共有が全て。

社名も変えて、業態も新たに刷新することになった今回の私たちのリブランディング・ゲームチェンジへの取り組みですが、今日の仕事始めのミーティングで社員全員に話したのは、これからは今までの延長線ではなく、時代の変化に先んじて我々は自分たちから変わっていかねばならないと言う決意の共有でした。その一方で、毎年の初出勤の日に行う経営方針発表で必ず繰り返し言い続けている、目的の共有が全てであり、「何のために」と言う問いに対する答えが全員同じでなければ事業は成り立たないとの原理原則論をやっぱり強く訴えておきました。

15年間取り組んでたのは卓越の戦略。

私たちがこの15年間取り組んできたのは、ジェイ・エイブラハムが提唱した「卓越の戦略」を建築実務に落とし込み、顧客に対し真摯に向き合い、顧客と私たちの間で信頼尊敬誠実な絆を深めることでした。「家は建ててからがスタート」と言うスローガンは建築会社でありながら、建築工事自体は単なる手段であり、本当の価値である、工事を終えてお引き渡しを済ました後の顧客の安全で快適、そして楽しい暮らしを提供しなければ自分たちの存在価値がないと言い続けてきましたし、それを守る判断を現場で行う事が職人会社である我々の強みになると訴え、仕組みに組み込んできました。

不易流行。

今回のリブランディング・ゲームチェンジの試みで社名も業態も変えて再スタートを切りますが、その卓越の戦略を実務に反映させる根幹の部分だけは一切変えることなくこれまで以上に、顧客がまだ気付かれていないニーズや課題を明らかにし、提案や問題解決を行うのを建築だけに限らず、もっと幅広い分野でお手伝いできるようにしたいと思っています。時代の変化に合わせて自らを変えること、そしてどのように世の中が変わろうと大事に守り抜く出来事の両方をしっかりと守りたいと全体会議で繰り返し訴えました。松尾芭蕉が示された不易流行の概念こそがもの凄いスピードで変化を遂げる今の時代にこそ必要だと思っています。

視観察。

実は、今年に入ってから、今一度、論語を学び直そうと思い立ち、仮名論語を少しずつ素読しています。これがなかなか素晴らしくて、毎日、胸にグッとくる言葉が出て来るのは流石、何世紀にも渡って学び続けられているだけの事はあると感心する事しきりです。今日素読をしていて目に飛び込んできたのは有名な「子曰く、其の以す所を視、其の由る所を観、その安んずる所を察れば、人焉んぞ痩さんや。人焉んぞ痩さんや。子曰わく、故きを温ねて新しきを知る、以って師と為るべし。」の一節でした。私達が大事にしてきたマーケティング的な概念、「何のために?」という目的を明確に持ち、共有する事が事業の全ての根幹となる。また、本質に目を向ける事で、新しい情報にも敏感に反応し、変化に対応できるようになると孔子は言われており、私が必死になって行なっている事を全てお見通しだったのだと改めて思い知らされました。論語恐るべしです。。


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人の為に謀りて忠ならざるか、朋友と交わりて信ならざるか、習わざるを伝うるか。#読み始めの儀

令和二年一月四日 快晴

初読みの儀。

年末年始の時間をどっぷりと使った自社事務所の改装工事は昨日で一応のケリをつけ、(まだ荷物はグシャグシャですが、)取り敢えず使える状態にまでこぎつけました。今日は岡山にある日本最古の民間で設立されたとされる松山藩の藩校、元閑谷学校で行われる論語の初読みの儀に参加。やっとお正月らしい時間を過ごす事が出来ました。

閑谷学校。

閑谷学校は、江戸時代から一度も修復されておらず、竣工当時のままの姿を見れる貴重な伝統建築物であるという事、また森林の循環型モデルの先進地域でもある岡山にある事もあり、私が代表を務めている兵庫県の地元産木材利活用、森林の整備と山の活性化を目指して山と街を繋ぐ団体「ひょうご木づかい王国学校」の面々と以前から見学に行こうと企画が上がっており、この度は12月の定例会で正月早々に論語の読み初めの儀が開催されるのを知って有志を募る事になりました。

大人の遠足。

今回の企画は論語に触れて、学ぶきっかけになる良い機会なので職人起業塾のメンバーにも声を掛けたところ、京都や岡山からも参加され総勢9名もの大所帯での楽しい会となり、想定外の盛り上がりを見せました。閑谷学校での読み初めの儀を終えた後は、オープンテラスでのピザランチ、牛窓に移動して室町時代の仏閣や船大工によるだんじりの見学、日生名物のかきおこを食べてから、赤穂温泉に浸かって帰神と、学びと楽しみてんこ盛りのお正月気分満喫の充実した大人の遠足になりました。また是非共来年も企画したいと思います。

論語とマーケティング。

そもそも私はかなり以前から閑谷学校に興味を持っておりまして、それは山田方谷が米沢藩の上杉鷹山と同じように論語の教えを軸に財政難を立て直したとされる松山藩が開いた人材育成のための学校だったからです。6年前、すみれ建築工房の社内で職人起業塾なる勉強会をスタートさせた当時の題材として取り上げていたのが上杉鷹山や山田方谷が推し進めた人としてのあり方見直すところから始めた経済政策で、それこそが原理原則に則った古典的マーケティング論、リーダーシップ論の原点だとの持論に基づいてのものです。混迷を深める今の時代こそ、これからのリーダー、特に経営者は原点に立ち返り論語を学ぶべきだと考えています。

孔子の深い教え。

本日参加した閑谷学校での読み始めの儀で紹介され、参加者全員で素読を行なった論語は年始に胸に記すべき含蓄にあふれていました。以下にその一節をご紹介しておきます。

「季文子、三たび思いて而る後に行う。子、これを聞きて曰く、再びせば斯れ可なり。」

「子曰く、過ちて改めざる。これを過ちと謂う。」

「曾子曰く、吾れ日に三たび吾が身を省みる。人の為に謀りて忠ならざるか、朋友と交わりて信ならざるか、習わざるを伝うるか。」

「子曰く、まことに仁に志せば、悪しき事なし。
子曰く、まことに仁に志せば、憎む事なし。」

仁に志せ。

これらの節について閑谷学校の方が講釈をしてくださったのは、人がものを考えるとき、常に理と利のせめぎ合いがあり、初めに利があり、考える事によって、そうではないと理に従おうとするが、考えすぎると再度利に戻るきらいがあるから、三度は考えない方が良い。そもそも、一度過ちを起こしても改めることができれば二度目で物事は良い方に進むはずである。しかし、自らを省みる場合は三方向から思うのはのは悪いことではなく、むしろ必要である。人のためを思う強い志を持てば、悪しきことも、人を憎むこともなく、良き人生を送れるはずである。と謂う孔子の教えであり、これらの文を朗読しながら、善きことをすれば、善きことが廻って来る、新会社四方継で三方良し、四方良しのビジネスモデルの構築を実現しようと固く胸に誓いました。最高の新年のスタートとなった事に深く感謝いたします。ありがとうございました。


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インターネット経済圏に立ち向かうローカルファースト事業の旗揚げ。

令和2年1月3日快晴

事務所改装工事day7

お正月三が日も今日でおしまい。明日は閑谷学校での初読みの儀、明後日はコニージャパン社の新年業者会と新年の行事予定が入っており、6日の初出の日を控え、年末からスタートした事務所の改装工事は今日で一旦のケリをつけました。1週間の事務所の休業期間を利用しての改装工事は、設計メンバーの念願だった床の断熱改修、もともと賃貸に出していた事務所隣室の打ち合わせ室の間仕切り壁をぶちぬいて1室に広げ、床全体を自立循環型林業へのコミットメントをされた屋久島共同宣言に調印した流れで応援の意味を込めて屋久島で生産された屋久島地杉のフローリング、ヤクイタで仕上げました。同時に、内外の人たちがコミニケーションが取りやすいレイアウトに変更し、オープンで自由なアイディアが生まれる環境を整えました。1月6日に出勤してくるスタッフに喜んでもらえればいいのですが。。

リアル店舗の存在意義。

本日は、一旦の仕上げとして照明器具を取り付ける予定にしており、吊り下げ型のレセップ、コード付きソケットと言われるシンプルな裸電球をランダムに配線ダクトからぶら下げるべく、近所のホームセンターに材料を揃えに行きました。店にあるだけのソケットを全てかき集め、同じ数の電球をカゴに入れた後、最後にダクトレールに取り付けるアタッチメントを購入しようと店内をウロウロ探し回りましたが、どこにも見当たりません。15年前の事務所改装工事の時にもホームセンターでどっさりと購入した覚えがあり、売っていないわけがないと店員さんに声をかけて探してもらいましたが、結論は在庫が置いておらず、インターネット注文になりますとのこと。これでは店舗を構えている意味が限りなく薄まってしまいます。

ネット影響力の強い企業に集約される。

確かに、照明用の配線ダクトレールは一般の住宅にはほとんど使われる事はなく、主に店舗などでしか使用されていないのは事実ですが、以前はたっぷりと在庫していた商品が顧客のニーズに対応した結果なのでしょうが、リアル店舗への陳列を止めてネットで注文しなくてはならなくなったのはちょっとした衝撃でした。結局、カゴいっぱいにてんこ盛りにつめ込んだ照明器具の類は全て棚に戻してもらい、何も買わずに戻ることになりました。ホームセンターの店員さんは自社のネット通販サイトで購入してください。と言っておられましたが、帰ってから検索してみると、店頭で買いかけていた商品よりもオサレで安価な商品がずらりと表示され、最終的にまとめて楽天ストアで購入してしまいました。こんな事なら初めからネットで購入しておけば良かった。とつい思ってしまいます。

弱肉強食の世界。

インターネットでなんでも買えて、しかも直ぐに届けられるのがごく当たり前になった今の世の中、比較検討も簡単に出来るようになりました。あらゆる選択肢を並べて最適解だと思える選択をできるのは、すごく良い事だと思える反面、そんな世界にどっぷりと浸かってしまう危うさも同時に感じずにはいられません。地元のホームセンター(に限らず、あらゆる小売り業)が商品在庫の点数を絞って売れ筋商品だけを置くのは売り場面積の都合上、致し方無いとしても、ネットで検索してください。と、せっかく足を運んでくれた客を熾烈な自由競争の大海に放り出してしまうのは、大きな機会損失であると共に、次の来店を拒む行為になりかねません。このままの流れに身を任せていると地域のお店は絶滅してしまいます。

Amazonへの恐怖。

実は私、数年前から「脱Amazonキャンペーン」を行なっておりまして、Amazonだけでは無く、出来るだけインターネットでの購買活動をしない様にしています。私自身も工務店という地域密着のローカルビジネスに取り組んでいる事もあり、地域経済の空洞化を心配しての行動ですが、私一人が、店頭に無いものは取り寄せて購入する、と言う地味で面倒な取り組みをしたところでたかが知れています。昨年はとうとう、長年お世話になっていた近所の本屋さんが閉店してしまいました。インターネットの普及の影響で実店舗が次々に潰れていく様を見て、結局、地域で循環するはずだった経済がグローバリゼーションの波に飲み込まれ、圧倒的な資本力を誇る大企業に全ての収益を吸収されていく事への恐怖が年を追うごとに強まっています。

つないどう?

そんな危機感と、インターネット検索で写真映りや美辞麗句に誤魔化されて購入した自分自身の失敗の経験もあり、私たちが今年から新たにスタートさせる新規事業の「つない堂」では、地元神戸市界隈の信頼できるお店や商品、サービス、特に「信頼に値する人」をご縁のある方に紹介して広く知ってもらう機会を作りたいと考えています。十年ほど前まではインターネットをバーチャルと言っておりましたが、今では実際に対面で会った人を後でネット検索で調べて、信用度をチェックする様になり、インターネット上に存在が無ければリアルでも信頼できないと判断する風潮が蔓延しています。個人的にはそんな馬鹿な話はないと思いますが、それが時代の流れならば受け入れて、信頼できる人の情報をインターネット上にも掲載しつつ、リアルな人繋ぎが出来れば良いと思っています。「良い人と知り合えた、つないでくれてありがとう。」と言ってもらえるサービスが廻りまわって自分たちのビジネスにもきっとプラスの方向に働いてくれると信じてローカルビジネスに特化した事業展開を目指します。トランプ大統領とは少し違う視点で生まれ育った地域を守ることに寄与できれば幸いです。


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哲学、再定義、文化の創成。#令和二年の一年の計

令和二年一月二日 晴れ

自社事務所改修day6

年末からスタートした十五年ぶりとなる事務所の改装工事も今日で6日目、1月6日の初出の日までになんとかスタッフが仕事ができる状態に戻さなくてはならず、そろそろ目処をつけるべく、気合いを入れて新年早々から職人モード全開で木屑にまみれて作業をしています。新年2日目となる今日は昨年も一緒に正月工事をしていた工務部のスタッフが手伝いに来てくれて、事務所改修の設計担当も朝から出社してくれて、造作家具の指示を出してくれるなど賑やかな現場になりました。なんやかんや言いながら、皆、心配してくれているようで、優しいスタッフに囲まれている私は幸せ者です。ありがたいと感謝する事しきりです。

一年の計は元旦にあり

年末年始はすっかり職人に戻り、現場の事ばかり考えておりますが、それでも一年の始まりの節目には今年一年をどのように過ごすかを考えてしまいます。特に今年は創立20周年を機に社名変更、新規事業の立ち上げ、マーケティング事業部をUX事業部へと転換したりと大きな転機を迎える事になり、否が応でも気合が入ってしまいます。昨年1年間かけたリブランディングへの取り組みで事業方針、アクションプランについては散々練り続け、スタッフにも繰り返し意図の共有を図ってきたので今年はひたすら行動を積み重ね、進捗を確認しながら目標達成を目指すのみではありますが、全体を俯瞰し、年間通して留意すべきテーマの言語化について考えました。

再定義の年。

元日に現場作業をしながら見出した、私が掲げる令和二年度のテーマは「再定義」です。
リブランディングとは、この先の二十年、事業を継続する力を身につける事、それは市場から、地域から存続を認められ、許される存在になる事だと思っています。自分なりの定義としては「顧客体験の創造」こそがそれにあたり、スタッフにも繰り返し説明してきました。この様に、これまでの学んできた事、そして実践を積み重ねてきて身についた智慧や自分なりの哲学を元にあらゆる事を再定義し直す年にしたいと思います。

テーマは文化。

工務店とは、地域とは、大工とは、設計とは、工事現場とは、施工管理とは、協力業者とは、顧客満足とは、社員の幸せとは、職場とは、建築とは、経営者とは、リーダーとは、仕事とは、人生とは、、今まで一般的にぼんやりと認めれているそれらの意味や意図、意義位について再度自分達の物差しで定義し直し、流される事なく一つずつに対して真摯に向き合っていく一年にしたいと思います。この再定義のプロセスを丁寧に踏んでいく姿勢が我々独自の文化を創成すると考えており、令和時代のブランディングには新たな文化を作り上げ、広めていく事が不可欠だと思っています。

問いを立てる。

たかだか一年で文化の創成が成るとは露ほども思っておりませんが、まずはこの1年間を五年後、十年後に確固たる独自の文化を持ち、地域の人々、ご縁を頂く方から支持され、認めてもらえる様なコミュニティーを構築していく足がかりとなる年にしたいと思います。今年は私も53歳を迎えます。そろそろ自分の哲学を固めなければならない歳になったと自覚を持って、〇〇とは何か?と、問いを持ち、問いを立てる習慣を身につけながら丁寧に過ごして参りたいと思います。
無論、スタッフやパートナー企業さんとも一緒に考えたいと思いますので、皆様、本年も1年間、禅問答の様な私からの質問にお付き合いの程、宜しくお願い致します。(笑)

 


有限会社すみれ建築工房は「建築、暮らしだけじゃない、その先へ」をコンセプトに社名と業務内容を2020年1月19日から変更し「株式会社四方継」として再出発します。

新会社「株式会社四方継」は「人、街、暮らし、文化を継ぎ「四方良し」を実現する」を理念に、
建築事業部「つむぎ建築舎」で「受け継がれる価値のある丁寧なものづくり。」
地域コミュニティー事業部「つない堂」では「人を繋ぎ、ご縁を紡ぎ、いい街を継ぐ」
二つの事業部で二つのビジョンの達成を目指します!


残席1名のみです!お急ぎください!
現場戦力化 職人キャリアプラン構築ワークショップ  インナーブランディング#2

実際の帳票や運用のファイル等を共有しながら、現場実務者に特化した人事制度の構築の足掛かりを掴んで頂けるワークショップです。職人育成に取り組まれている、もしくは今後、職人の採用、育成に注力したいと思われている経営者の方は是非ご参加下さい。

日時:1月28日(火)14時〜18時 終了後懇親会あり
参加費用:5000円 懇親会は別途5000円
場所:スペースアルファ三ノ宮
定員:10名
https://www.facebook.com/events/2742407679131715/


2020年1月東京塾締め切り間近、お急ぎ下さい!
2月福岡塾6ヶ月コース開講予定、塾生若干名募集中!
助成金活用等、お気軽にお問い合わせください!

https://www.shokunin-kigyoujyuku.com/wp-content/uploads/2018/08/f4f7901fe4fbf822cb614821800a2e7f.pdf


1月16日(金) 卓越の戦略 現場マネジメント改革【6ヶ月研修】
最終講オブザーバー参加受付中!

https://www.shokunin-kigyoujyuku.com/news/13th-nagasaki-2-4/


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令和二年、新年のご挨拶と社名変更と私たちが目指す世界。

令和2年1月1日 元旦 晴れ

恭賀新年

新年あけましておめでとうございます。昨年中は多くの方にこのブログにご訪問頂き、様々なご意見やコメントを頂きましたこと、厚く御礼を申し上げます。本年も工務店経営の事、私たちが行なっている建築業界への提言、また地域経済の活性化への取り組み、チャレンジについで書き連ねて参りますので、何卒宜しくお願い致します。また今年はリブランディングの取り組みの一環として20年間慣れ親しんだすみれ建築工房という社名に別れを告げて、社名も業態も、スタッフの働き方も変えて新しい時代へ前向きに立ち向かって参る所存です。そんな流れで私はこの正月も事務所の改装工事を行なっておりまして、圧倒的な現場主義を今年度は貫いて参る所存です。以下に新年のご挨拶と共にその概要と私たちが目指す世界を書いておりますので、ご一読頂ければ幸いです。

「すみれ建築工房」は「四方継」へと社名を変更します。

令和に改元されて初めての新たな年を迎えるにあたり、身が引き締まる様な思いを抱いています。お陰様で私達、有限会社すみれ建築工房は今年で第20期目を迎えることが出来ました。大工4名の職人集団としてスタートを切った創業時には想像だにしていなかった長い年月を持ち堪えて来れたのはひとえにご支援下さった皆様のお陰だと心から深く御礼申し上げます。2020年で第20期を迎えるに際して、スタッフと共に今一度、心新たに事業に取り組もうと誓い、社名変更と共に新たな事業形態への挑戦を致します。新社名は「株式会社四方継」となりまして「人、街、暮らし、文化を継ぎ「四方良し」を実現する」をその理念としています。

紡ぐ、つなぐ、二つの事業。

建築事業部は「つむぎ建築舎」という屋号となり、大工と女性設計士がお客様の夢を紡ぐべく、これまで以上に丁寧に「受け継がれる価値のある丁寧なものづくり」を行なっていく所存です。また、新しく「つない堂」なる事業部を立ち上げて、「人を繋ぎ、ご縁を紡ぎ、いい街を継ぐ」をスローガンに神戸近郊の信頼できる専門家、素晴らしい商品やサービスを調査して、お勧めできる理由と共に紹介してご縁をつなぐ地域事業紹介サービスをスタートさせるさせることになりました。以下にこの度の社名変更、新規事業部解説の理由を書き連ねますのでご一読頂ければ幸いです。

20年間継続できた理由。

企業が創業してからの生存率の調査があり、5年後に存続しているのは15.0%、10年後は6.3%。20年後はなんと0.3%だと日経ビジネスの記事にありました。起業当時、経営に関してなんの知識も持っていないだだの大工職人だった私は二十年先の事など考える事もなく、ただ目の前の頂いた仕事に一生懸命に打ち込むだけの毎日でした。今考えると、奇跡とも言える20年間もの事業継続は職人的思考で誠実に現場に向き合って来た積み重ねだったと思うと共に、本当にお客様に恵まれ、取引先に恵まれ、スタッフに恵まれ、様々な人とのご縁を紡いで来れたからだと思っています。本当にありがとうございました。

テクノロジーで暮らしにくくなった?

さて、今期20周年を迎えるにあたり、昨年からスタッフと一緒にずっと考え続けて来たのは「私たちとご縁を頂いた方々にこれまでの20年に頂いたご恩をお返しする事が出来ないか?」という命題です。そして、令和に時代が変わったのと時を同じくするかの様にAI、ロボットなどの圧倒的なテクノロジーの進化が実用化され、IT、情報革命で人々の暮らしはインターネットと切り離せない様になりました。世界中がそんな激しい変化に晒されている今、本当に暮らしやすい世の中に変わりつつあるかと言うと、決してそんなことはないのでは?と正直、ずっとそこはかとない疑問を感じておりました。

何が本当かわからない。

例えば、以前は海外出張に行くには旅行会社に航空券や宿の手配をお願いするのが一般的でしたが、今はインターネットで自分で検索して購入する事が出来る様になりました。一見、便利になった様に思いますが、私の様にインターネット検索をあまり上手く使いこなせない者はどの情報が正しいのか判断ができず、検索、情報収拾に際限なく時間を費やしてしまいます。その挙句、旅行会社に頼むよりも高い価格で看板も出ていない汚いホテルに泊まる羽目に陥った事もありました。溢れる程の情報があれども、何が正しいかの判断が余計に難しくなったと感じながら、何か私達に出来る事はないかと模索し続けて来ました。

コミュニティー×モノづくり

これまで、私達は建築会社でありながら、建築は単なる手段であり目的ではないと「家は建ててからがスタート」をコンセプトに建築工事を終えた“その後”に焦点を合わせたモノづくりや提案を行う様に心がけて来ました。5年以上毎月開催し続けて来た、すみれ暮らしの学校ではご縁を頂いた皆様に暮らしを楽しんで貰える様にと様々な体験型のイベントを企画運営して来ました。毎年一度、お客様宅に大工が伺う無料メンテナンス訪問も開始から10年近くになろうかと思います。建築会社と言うよりも暮らしのサポート企業として皆様との関わり持ち続けたいと考え、様々な取り組みを続けて来ましたが、この度の20周年を機に更にもう一歩踏み込んで、これまでの「建築に強みを持った暮らしのサポート企業」から「人とのご縁を紡ぎ、地域社会、地域経済を活性化するコミュニティー×モノづくり企業」へと新たに生まれ変わる決意をしました。

信頼と安心のご縁を繋げます。

私は、生まれ育った地元神戸で20年間事業を続けて来た中で、素晴らしい人達に出逢い、安心できるサービスを提供される事業所と数多く知り合う事が出来ました。実際、何かのサービスを受ける際にはインターネットではなく、信頼でききる専門家に問い合わせて判断する事が殆どです。そんな頼れる専門家を紹介してくれる、気軽に問い合わせが出来る窓口さえあれば、上述の私の海外出張での失敗なども避けられるでしょうし、何を信じて良いのかわからない今の時代にも随分安心して暮らせる様になるのでは無いかと考えました。「人を繋ぎ、ご縁を紡ぎ、いい街を継ぐ」をコンセプトにご縁を頂いた方同士が良くなる様に、まずは「いい情報」の発信サービスから始めて参ります。そんな新しくなった「四方継株式会社」をスタッフ共々どうぞよろしくお願い致します。ご縁を頂いた皆様の暮らしがに少しでも良くなる様、お役立出来れば幸いです。

本年も、そして次の20年間も、株式会社四方継を宜しくお願い致します。


残席1名のみです!お急ぎください!
現場戦力化 職人キャリアプラン構築ワークショップ  インナーブランディング#2

実際の帳票や運用のファイル等を共有しながら、現場実務者に特化した人事制度の構築の足掛かりを掴んで頂けるワークショップです。職人育成に取り組まれている、もしくは今後、職人の採用、育成に注力したいと思われている経営者の方は是非ご参加下さい。

日時:1月28日(火)14時〜18時 終了後懇親会あり
参加費用:5000円 懇親会は別途5000円
場所:スペースアルファ三ノ宮
定員:10名
https://www.facebook.com/events/2742407679131715/


2020年1月東京塾締め切り間近、お急ぎ下さい!
2月福岡塾6ヶ月コース開講予定、塾生若干名募集中!
助成金活用等、お気軽にお問い合わせください!

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10月31日(金) 卓越の戦略 現場マネジメント改革【6ヶ月研修】
オブザーバー参加受付中!

https://www.shokunin-kigyoujyuku.com/news/13th-nagasaki-2-4/


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