断熱リフォームをおススメする本当の理由。

JUGEMテーマ:日記・一般
今日と明日は半期に一度、恒例のイベントを開催しています。
春のTDYフェアという名の大手住宅機器メーカー、TOTO、Daiken、YKKap三社の協賛を得て、TOTO西神ショールームにて地域の同業者さんと合同で行なう大々的なイベントです。
今回はいつもと趣向を変えて、『上質な暮らし』を過ごすためのモノやコトを提案するという斬新なテーマの下に様々な企画を立ち上げております。
美味しいオードブルを頂きながらのワインセミナーや本場から直輸入されたペルシャ絨毯や高級カーテンの展示即売会、癒しのひと時を送って頂けるハンドマッサージのサービスなど住宅設備機器のショールームでは考えられないような新しい試みを行なっております。
ご来場頂いた皆様にはそれなりに楽しんで頂けたのではないかと思います。
お休みの時間を割いてお越し頂きました皆様には厚く御礼申し上げます、
本日はお越し頂きまして有り難うございました。
地域の同業者さんと力を合わせてスケールメリットを出せる様にと合同で開催するこのイベント、各社持ち回りの役目が割り振られていたりします。
ちなみに、今回の私の持ち場はというと、セミナーの講師。
しかも、最近の出張続きで企画会議に参加出来ないのが続いたら知らない間に決まってました。(笑)
慣れない役柄ということで、拙いながらも一生懸命お話をさせて頂きました。
今回お話をさせて頂いてるのは、『省エネリフォームとゼロエネルギー住宅について』というお題です。
内容を大まかにご紹介すると、
現在の日本が抱えるエネルギー問題をデーターを元にもう一度正面から見つめ直してみるところから始まり、国が目指している方向性と具体的な施策の紹介をして、これからの住宅が担う役割、もしくは向うべき姿のご提案をしています。
オイルピークを迎えたとされて世界的にも問題となっているエネルギー問題の根本的な解決はやはり一人一人の意識を変えることから始めないと進まないのでは?という問いかけと共に。
そして、それらの問題は個人が住まう住宅の性能を高めることで大きく進む可能性があるという事も一緒に紹介をしているのですが、実は私が本当に言いたいことは違うとところにあります。
昨年の暮れに義父の友人が急逝されました。
正月に家族で実家を訪れた際に正月早々大変やった、とずいぶん慌ただしかったと、突然のことに驚きを隠せないでいる義父と話をしていて思ったことがありました。
友人が突然亡くなった原因を聞いてみると、夜遅くにお風呂に入ろうとして倒れられてそのまま逝ってしまったとの事で、よく耳にする話ではありますが、身近な方が本来安全なはずの自宅で事故に遭われたということに改めてショックを受けました。
私たちも高齢の方が安心して暮らせる様に、という目的でバリアフリーの工事をよく依頼されます。
介護保険を使ったり、県や市の助成金を受けることも出来るという様になってずいぶん一般的に普及してきたと思います。
今まで公的な機関が認めてすすめて来たバリアフリー工事というのは家の中の段差の解消であったり、手摺の取付であったり通路やドアの幅を広げたりすることしか認められません。
しかし、家の中の敷居に躓いて転んでも命の危険に晒されることは無いと思うのです。
今回の義父の友人がお亡くなりになったケースは、実は非常に多いのですが、家の中の温熱環境のバリアフリーというものについての取り組みは全くというほどなされていないの現状です。
エネルギー問題、環境への負荷、ランニングコストの軽減等々、省エネリフォームを行なって得られるメリットは沢山あるのですが、私が思う一番のメリットはヘタをすれば死に至らしめるような危険がある家の中の温度差を無くすことが出来ることだと思っています。
そんなことを具体的な計画の作り方、診断の方法、施工方法の紹介などを織り交ぜて分かりやすくご説明出来ればと思いながらお話をさせて頂きました。
明日も11時からセミナー開催をしておりますので、ご興味のある方は是非遊びに寄って頂ければと思います。
時間のご都合がつかない方はご連絡頂けましたら個人的に詳しくご説明も致しますのでお気軽にお問い合わせ下さいね。
人前で話すのに慣れていない、拙いセミナー講師ではありますが、こんなことをさせて頂くことで少しでも多くの方に心地よく過ごせる家にして頂ける参考になれば幸いです。

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全ての人に快適な住環境を提供したい! 私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念に掲げ、



3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。

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『共感』マーケティング。

 JUGEMテーマ:日記・一般

今朝は抜けるような青空の名古屋から始動。

何故かよく通るインディージョーンズのワンシーンのような道を渡って地下鉄に乗り込みました。
伏見を出発して、
浄心、
塩釜口、
桜山、
八事、
杁中と、一日中名古屋の中心街を物件調査と打ち合わせに走り回りました。(名古屋の人しか分からんか、笑)
充実した一日のお陰で名古屋の地下鉄の路線図が大体頭の中に入ってしまいました、、
見に行った物件も概ね良いものばかりでしたし、実のある出張になったのではないかと思います。
あとは帰って物件調査の資料を楽しみに待ってくれているスタッフ(笑)にバトンを渡して整理してもらうばかりです。
まっつあん、よろしくねー。(笑)
今回の物件調査では、最近の傾向でもあるのですが、お店をとても丁寧に作られて丁寧に使われているお店の譲渡の案件などもありました。
現状の店舗の生かせるところは出来るだけ生かしながら、終わりを迎えるお店に新しい価値を付けて命を吹き込めればと思います。
最後はちゃっかりメンテナンスの訪問も、
さて、お題目は昨日のシクミ研究会での学びの振り返りです。
マニアックな施工品質の向上といった技術的な勉強の後、懇親会の場では私たちのような小さな会社が顧客の信頼を得て、顧客にとって一生に一度かも知れない大きな買い物である新築やリフォーム等の住宅に関する仕事のご依頼を頂けるには何が必要なのか?という話題になりました。
大手住宅メーカーだからといって絶対に倒産しないという保障はない時代といわれますが、それでも『安心』という面で言うと資本力の無い私たちのような小さな企業とは比べることの出来ない安定感があるのは誰もが認めるところだと思います。
しかし、実際には大手住宅メーカーやビルダーを廻って、比較検討をされた末に私たちを選んでご契約を頂くことも決して珍しくありません。
顧客目線から見てメリットを感じて頂けることがあったのは確かだと思うのですが、私たちが行なうべきはそこをしっかり掘り下げて、どうして選んで頂けたか?という理由をあぶり出し、顧客の信頼にしっかりと応えることだと思うのです。
その一つに、『共感』というものがあるのではないか?という議論になりました。
私たちは建物の作り手であると同時に、日々の生活を家族と暮らす一住い手でもあります。
自分たちが住まい手としての目線で実際に体感して、これはいい、これはいけない、と思ったものを正直に顧客に紹介することで、共感して頂けている部分があるのではないか、という事です。
研究会の主宰であるK社長はお子さんのアレルギーがきっかけで自分の家族に住まわせたい家をつくることから始めて住宅事業を進められたといいます。
住む家と、売る家は違うだろ、
というような昔からある住宅営業の悪しき常識?に逆らって、自分たちが住みたくないような家を顧客に勧めることは出来ない、という想いをカタチにして来られて事業を広げて来られました。
その想いが伝播して社員さんも続々と自社での建築で自宅の建築をされているとのことでした。
すみれでも、昨年、工務の社員が新築の家を建ててくれました。
創業以来、「建築業界における作り手の社会的地位の向上」をミッションとして目指して来た私としては本当に嬉しいことで、やっと、一つの目標をクリアしたような感慨を覚えたものです。
ま、実際は私が何をした訳でもないのですが、、
職人の世界では、
「大工は他人の家ばかり、」
と、いう諺のようなものがあります。
大工自身が自分の家を建てることはとても難しいと言う意味ですが、日当で給与が支払われるのが通常の職人の世界では住宅ローンを組むことさえままならない現状があります。
ましてや、自分の思い通りに建てる注文建築など、実現するのはとても難しいものなのです。
バリバリと働く一流の大工さんが賃貸住宅に住んでいたり、建て売り住宅を買った、という話は今では珍しくも何ともなく、そんな話を耳にする度になにか寂しい気持ちを覚えていたものです。
そんな現実を見続けて来た私としては、職人として働く社員が注文建築で素敵な自宅を新築した、というのは非常に大きな意味がありました。
(今まで口にしたことはありませんが、)本当に嬉しかったのです。
私たちが今まで住宅の事業において自分たちが選んで本当にこれを使いたい、と思うものを積み重ねて住宅のスペックを作ってきた作業は自分たちが住むなら、こんなものがいい、これくらいの金額に抑えたい、こんな制度を利用したい、という住まい手としての目線でもあったと思うのです。
そして、実際に現場での作業も自分の住まいだと思ったら、という視点を持たなければ絶対にいいものは出来ないとも思うのです。
今回の研究会を終えた後、ホテルの部屋で一人考えたのは、私たちはやっぱり、しっかりと顧客の目線に立つことに意識を置いて毎日の業務に向き合うことが重要なのだ、ということ。

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真摯に誠実に顧客の目線に立っての思考を続けることで、共感頂ける会社へと成長して行ける、いや、行かねばならないと固く思った次第です。
それこそが卓越の戦略に繋がって行くものだと、、
K社長、貴重な気付き、ありがとうございました。
大遅刻してしまいましたが、参加出来て本当に良かったです。
早速、社内に持ち帰り、その姿勢、その思考の見える化と社員全員での共有のシクミ作りを考えてみることにします。
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いよいよ明日、明後日は春の恒例イベントです。
お時間がある方は是非遊びにきて下さいねー。
私の(拙いながらも)住まい手目線に立ったセミナーもありますよー。

神戸ラーメン紀行VOL.74

 JUGEMテーマ:日記・一般

今日は晴天。
昨日の雨は思いのほか良く降りましたが、お陰で空気中のチリや埃を洗い流してくれた様で清々しい朝になりました。
週の真ん中の休日明けとなった今日は慌ただしい1日となりました。
昼からは毎月1度の研究会で名古屋に向う予定だったのですが、所属している京阪神木造住宅協議会の総会が丸かぶりで重なり、今期から理事の役を仰せつかることになった私はどうしても挨拶くらいは出席しなければならないという事になり、下した判断は、「どっちにも出る。」
結果的にはどちらも中途半端なことになりましたが、義理だけは果たせたと思います。(苦笑)
季節はすっかり春、ということで駅まで出掛けるのも自転車にチェンジ。
街路樹が次々と蕾を割って咲いているのを楽しむことが出来ました。

長年辛夷だと思い込んでいた花も満開。
船越さん、これってやっぱり、木蓮なんですね、(笑)
慌ただしく走って行っては見ましたが、大きく遅刻した名古屋での勉強会は施工品質の向上についてのマニアックな研究でした。
要点だけはしっかりと掴みましたので自社に持ち帰って施工部会での議論に役立てたいと思います。
場所を移しての夜の研究会も非常に参考になるいいヒントを頂いたと共に、ロールプレイングまで行なってすっかり理論を吸収、とてもいい研究会でした、皆様ありがとうございました。
書きたいことも沢山ありますが、あまり溜め込んでしまうのもなんなので(笑)そこはおいおいにするとして、ラーメン紀行の更新をしておきたいと思います。
それでは第74回目のラーメン紀行、いってみたいと思います。
今月もなにかと出張が多い月となっておりますので、神戸以外のラーメン主体となっておりますが、それぞれ各地選りすぐりの名店となっておりますのでご勘弁下さい。(笑)
まずは、博多駅のお土産でもおなじみのお店の本店。
一度は行っておくべきかと思いまして、、
ラーメン、650円 ― 場所: 博多一幸舎 博多本店
正統派トンコツラーメンのお手本のような一杯でした。
お次も博多。
勉強会でご一緒頂いたさすらいのカリスマ左官職人、伊藤氏おススメの一杯。
味玉キクラゲネギ超カタ3倍辛840円 ― らーめん屋鳳凛
(調子に乗って)いつになく替え玉をしてしまいました。(笑)
お次は名古屋。
横浜家系ラーメンではありますが、魚介の出汁もマイルドで意外と食べやすかった一杯。
ラーメン850円 ― ラーメン てっぱん



















しかし、一瞬でスープに膜が張ってしまう濃厚さはさすがです、
翌日までしっかりと井の中に残ることは間違いない感じ。(苦笑)



最後は只今キャンペーン真っ際中のこちら、

とんこつみそ750円とあっさり塩チャーシュー900円  あまのじゃく垂水店
味噌ラーメンを初めて食べましたが、あっさり塩らーめんにマケズ劣らずの美味。
今月末までラーメン全品200円OFF!の大キャンペーン中なので(神戸近郊の方は)今の内に全種類制覇されることをお奨めします。
奈良の本店は某インターネットのグルメランキングで全国一位を張っていた行列の絶えない有名店で、サ割引サービスなんて絶対にされることはありませんので、いつも奈良本店に行かれている大阪の方も西に向って走ってみられては如何でしょうか?
味は奈良本店と(ほぼ)同じと、本店の店長も太鼓判を押されておりましたので、この機会に是非どうぞ。
このブログを見ました、の一言で割引サービスが何度でも受けられますよ!
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明日からはTOTO西神ショールームでイベントを行っています。
私も断熱、省エネセミナーの講師としてお話しさせて頂くことになっていますのでお時間がある方は是非遊びにきて下さい!

省エネリフォーム&ゼロエネルギー住宅セミナー。

JUGEMテーマ:日記・一般
春分の日。
暦は待ちに待った春本番を告げる日となりました。
東京では例年になくソメイヨシノが早い開花をしているとかで、TVのニュースではもはや花見を楽しまれている映像がながれていました。
しかし、残念ながら神戸の空は雲に覆われて、しかも昼からは雨。
あいにくの祭日となりました。

 

今日は朝から屋根の上。

太陽光発電を絡めた屋根のリフォームの現場で技術的なレクチャーをしてきました。
最近、ものすごい勢いで増え続けている太陽光発電システムのリフォームですが、その商品は日進月歩で次々に新しい商品が開発されています。
性能の向上も著しい訳ですが、新しいものはそれなりに注意を払うべきことも多く、特に取付の施工については細心の注意が必要です。
少し考えればアタリマエのことですが、屋根の上に機材を設置するという事は、当然、取り付ける為に屋根に穴を明ける訳ですから、少しの施工ミスが屋根からの漏水、そして建物の劣化に繋がりまねません。
その為には慎重の上にも慎重を重ねる施工が求められる訳ですが、一番重要なことは、設計通りの施工が出来るか?ということ。
今回は太陽光パネルの取付と同時に屋根の長期のメンテナンスを兼ねて遮熱塗料の塗布を行なうという事で太陽光モジュールの取付金物がキッチリと垂木につく様に塗装工事に先行して下地の補強工事を行ないました。
お施主様にはこれで安心して太陽と仲良く暮らして頂けると思います。
福島では冷却用の電源が短絡するというトラブルに見舞われたというニュースが流れましたが、日本では未だに3.11後のエネルギー供給に対する不安な状態が続いております。
電力会社は化石燃料による発電に頼るしか無く、アベノミクスが目指した円安誘導の成果も会って、発電コストは高くなる一方です。
批判も多くありますが、電気料金の値上げの流れは止められない状況ですね。
そんな中、私たちも自己防衛の手段を講じる必要性があると思いますが、一番分かりやすいのはこの太陽光発電システムの設置だと思います。
他にも風力発電や地熱の利用、ガスを使って発電するエネファームなどいろいろとありますが、自分の消費するエネルギーを自宅で発電して賄うことが出来れば、電力会社の値上げなんて関係なくなります。
ここで重要なことは、自家発電さえすればいいってモノではない、というコトです。
電気料金は現在設定されている売電価格が高い(買値の倍近く!)ことでゼロになるのは容易いですが、エネルギーという観点から見ると、発電したエネルギーを効率よく使うことで金額ではなく、エネルギー量で収支をゼロにすることがこれからの住宅には求められてくると思うのです。
今回のリフォームのお宅でも、太陽光パネルの設置に合わせて屋根に遮熱塗料を施工することで、夏の日射を遮ることはモチロンですが、冬の放射冷却も防げることになり、冷暖房の効率を上げることも目指しています。
要するに、太陽光発電と、省エネというのはセットで考えて、ゼロエネルギー住宅に近づけることを考えるべきだということなのです。
私たちが目指すべき自立循環型の社会の実現は一人一人がエネルギー自立を目指すことから進んで行くのだと思うのです。
そんなこんなで、省エネリフォーム&ゼロエネルギー住宅セミナーをやります!(笑)
私が、久しぶり(三ヶ月か、)のセミナー講師を務めますのでお時間がある方は是非お越し下さい。
毎年恒例のTDYフェアー、この週末にTOTO西神ショールームで行ないます。
土日の両日とも11時から私の枠となっています。
お得情報も満載のセミナーですので、お見逃し無く!
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全ての

食物連鎖。

JUGEMテーマ:日記・一般 

昨日までの春うらら、は何処へやら、神戸は朝から大荒れのお天気になりました。
いわゆる、春の嵐と言ったところですが、前回天候が崩れた時の様な寒さは無く、激しい雨と強風に晒されながらもそこは少し季節の弛みを感じることとなりました。
暑さ寒さもなんとやら、もうすぐ春分という事で文句無しの春がすぐそこまで来ているのを天気が崩れたのをきっかけに感じることとなりました。
1週間の立ち上がりという事で、午前中はみっちりと事務所でのデスクワーク(というより電話ワーク)をこなしました。
おかげさまで今週も忙しい一週間になりそうな予感です。
しかーし、昼からは、超久しぶりとなるすみれママ☆との二人っきりのおデートという事でお休みを頂きました。(苦笑)
向った先は神戸から山をいくつか越えて北にある、丹波篠山、
枝豆とシシ鍋で有名な自然豊かな山に囲まれた盆地です。
今年になってひょんなことからご縁を頂いた船越さんという自然食界のきみまろ?と呼ばれる方の講演があまりにも良かったので、是が非とも妻にも聞いてもらいたいと思い、今回の講演会に2名分勝手に申し込んでおいたのでした。
何を食すかよりも、誰と食すか?
という自然食以前の問題としての根源的なお話は、まるで妻を連れて講演を聞きに来る、という初めての行動に出た私の心の中を整理してくれている様でした。
みっちり3時間近くエネルギッシュにしゃべりっぱなしのお話の中にはずいぶんと大きな刺激を頂くことが出来ました。
中でも今回、一番印象に残ったのは『教育論』について。
今日の船越さんのお話をさわりだけ、簡単且つ乱暴にまとめておきたいと思います。
人間に限らず、全ての動物は子供に対して教育を行う。
その教育とは命の繋げ方であり、子孫の残し方である。
生きる為の捕食の方法を親は子に厳しく教えるものである。
自然界では命を繋げる方法とは、親が食して来たモノを子に伝え、その捕り方を教えるものである。
これが自然の摂理、教育の原点ではないのか?
ところが、今の現代人はその土地に昔から伝わって来た伝統食を捨てて、違う食文化を次の世代に伝える様になってしまった。
そこには100年前には全く存在さえしていなかった農薬、保存料、食品添加物等がふんだんに紛れ込み、長い年月を培って来た健康な食生活を有害なものに染めてしまっているのではないのか?
要するに、自然の摂理から逸脱するような食文化を受け入れることによって、教育の根本が分からなくなっているのでは無いのか?ということでした。
命の繋げ方を教えるのであれば、ありとあらゆる食べ物に対して感謝の気持ちを持ち、私たちの食卓に投げ出されている命に対して、心の底から「いただきます」と言うべきで、そこから全ての教育が始まるのではないのか?
まぐろの切り身を三切れ食べればエネルギー計算で言うと私たちは10分間生きるエネルギーを摂取出来るといいます。
その三切れのまぐろの切り身が出来る為にはまぐろはイワシを1000匹食べなければならないとのことでした。
その1000匹のイワシはアミエビを5億匹食べて大きくなっており、
そしてそのアミエビは5兆のプランクトンを食している計算になるとのことでした。
そんな多くの命の連鎖を受けて、私たちは生きているということを考えた時に、感謝する以外に何が出来るのか?
そんなことさえも子供に教えられないで何が教育だ!
と言っておられる様に感じました。(実際はそんなにキツくは言われてませんでしたが、、)
(私たちが抱えている諸事情もあり、)これは心に深く突き刺さりました。
そして、そんなことを考える時間を妻と一緒に過ごせたことを本当にありがたく感じた次第です。
素晴らしいご講演を聴かせて下さった船越さん、とても美味しい玄米のおにぎりと重ね煮を振る舞ってくださった主宰の三心五観の藤本さん、そしてfbのイベントページをご紹介を下さった青山さん。
その他にもまるで食物連鎖の様に今まで私にご縁を繋げて下さった皆様のお陰で今日があるのだと、改めて気付き、そして感謝する次第です。
ありがとうございます。そして、頂きます。
心謝。
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おまけ、クライアントのお店で只今キャンペーン中です!
私もデートの〆に行って来ました。(笑)
三月末日まで、奈良の名店あまのじゃくの神戸店にてラーメン全品200円引き!
「このブログを見て来ました!」でOKですので是非一度お試しを!
http://sumiremall2.blog17.fc2.com/blog-entry-25.html

祈りの力。

日記・一般

季節はすっかり春。
今朝も神戸の空は気持ち良く晴れ渡り、暖かな陽射しに包まれました。
河川敷の住人?達も心無しか楽しそう見えるから不思議です。
伊川沿いのソメイヨシノの千本桜の蕾はまだ堅く、開花までもう少しかかりそうですが、梅や水仙と言った早春を告げる花達はあちらこちらで咲き乱れ、春爛漫と言った風情です。
今日も昼から午前中と振り替えで少し仕事をサボッて週に一度のランニング。
おらが村の国宝、太山寺まで河川敷と田んぼの畦道を気持よく走って来ました。
折り返し地点の太山寺に続く石畳を抜けて、
久しぶりの本殿を拝んで、
伊川谷一番の梅林を廻って帰ってくるという贅沢なコース。(笑)
田舎暮らしはサイコーです。
そんな気持ちの良い春の日の午前中はもう過ぎ着工のお宅の地鎮祭に参列させて頂いてました。
家づくりに取り組み始めてから2年余、いろんな問題がありながらも一つずつ解決を積み重ね、めでたくこの日を迎えられたお施主様と一緒にこの地でこれから長きに渡るご家族のご健勝とご多幸を地守りの神様にお願いしました。
『めでたい』時間を一緒に過ごさせて頂いて、なんだか私もすっかりおめでたい気分。
建築屋ならではの役得です。(笑)
T様、本日はおめでとうございました。
もうすぐ始まる建築についてはすみれスタッフ一同、責任を持って最善のご提案を積み上げて、夏から始まる新居での暮らしを楽しく、幸せなものにすべく精一杯の努力して参ります。
これからながーいお付き合いとなりますが、宜しくお願い致します。
仕事柄、このような神事によく立ち会う機会に恵まれます。
『祈る場』というのでしょうか、宗教的なものではなくて、ただ単純に幸せになろう、幸せになる、というエネルギーを具現化するそんな場に身を置くことで自分自身にも正のエネルギーというか、力を頂ける気がします。
アメリカの高名な学者が祈りによってもたらされる結果をまとめた科学的なデーターをまとめた論文を発表されておりましたが、願望を行動として見える様にすることで、周りの人に伝播してその願いが叶う様な方向に広がって行く、というのは確かにあるような気がします。
お施主様の祈りの場に立ち会うことで、同じ目的を共有してその目指すものの実現に力を合わせていけるようになる様な気がします。
何の為の建築か?
本質をしっかりと見つめてお施主様と一緒に進んで行こうと決意を改めて。
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コラボの教科書と茶の湯の心。

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週末の向けて天気は上り坂。
暖かないい朝でした。
今日は久しぶりに一日オフをもらって刃を研ぐ時間を持つことに、
麗らかな春の陽の下、電車に揺られて滋賀県の和邇まで茶の湯のお稽古に向いました。
薄暗いながらも雪見障子の向こうの縁側から差し込んでくる柔らかな光を受けながらいつもより少し長い時間、静かな時の流れに身を置きながら、カタチを守ること、そしてそのカタチを通して心を表すことのお稽古に集中させて頂きました。
茶の湯を嗜む、というには未だ程遠いレベルの拙いお点前しか出来ないままですが、定期的にお稽古を積み重ねることで少しずつ、日本古来の伝統文化に支えられ、継承されて来た所作が身に付いて来ているような気もしています。
千里の道も一歩から、そして休むこと無く歩みを続けることでいつか千里の果てまで辿り着けると信じて(遅いながらも)歩みを進めて行きたいと思います。
3月も半ばを過ぎ、春分ももうすぐそこまで来ているということで、陽もずいぶん長くなりました。
お暇するのが少し遅くなりましたが、帰り道でも残雪を頂きに残した比良山は(珍しく)きれいにその姿を見せてくれていました。
刃を研く日、という事でもう一つは行き帰りの電車の中での読書です。
久しぶりに建築の実務書以外のビジネス書を読みふけりました。
昨年のマーケティングの復習会にわざわざ東京からお越し下さり、ハーバード大学の白熱教室ばりのセミナーを行なって下さった鳥内浩一さんからプレゼントして頂いた一冊。
『ノーリスクで儲かる仕組をつくる「コラボ」の教科書』
最近のバタバタの中で、私が行なって来たコラボ事例のリポートを鳥内さんに送ろうと思いつつ、出来なかったにも拘らず、発売したての新刊を送って頂きました。
とてもいい書籍だったので、ご紹介したいと思います。
とても読みやすく、理解しやすい内容で一気に読了。
そして、非常に勉強になりました。
一見、題名だけ見ると、ジョイントベンチャーのノウハウ本の様な印象を受けますが、そんな薄っぺらなものではもちろん無く、フレームワークの使い方を始めとする実務のヒントはモチロンですが、閉塞感に包まれている日本のこれからのビジネスの方向性を指し示す重要なメッセージが込められておりました。
その根本に根ざしているのはやはり原理原則。
『7つの習慣』のスティービン・R・コヴィー博士
『ハイパーマーケティング』のジェイ・エイブラハム氏
『マネジメント』のP・F ドラッガー博士
等々の偉大な人たちが提唱して来た原理原則に則った在り方こそがビジネスを成功させる。という理論を踏まえて、それを如何に私のような(吹けば飛ぶような)経営者が実践に結びつけることが出来るかを分かりやすい理論に噛み砕いて著してくれておりました。
特に、著者が繰り返し訴えられていたのは日本人が悠久の歴史の中で継承し熟成して来た世界に類を見ない独特の価値観の素晴らしさです。
「和を以て貴しとなす」
この価値観こそがコラボというビジネスモデルを成功させる根本であり、日本人の持つ真の強さだ、という論調には甚く共感した次第です。
奇しくも、今日は茶の湯のお稽古の日だったということで、日本の伝統文化の大きな柱である『おもてなし』もしくは『一期一会』の心を学ぶ日と重なったこともあり、ことさら心に響いたのかも知れません。
鳥内さん、本当に勉強になりました。
以前から申し上げておりましたが、なんとか時間を作って『日本発新資本主義経営』のプログラムに参加してみたいと思います。
その時は宜しくお願いします。
本当にありがとうございました。
深謝。
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直感は本質を見抜く。

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まだ少し寒さも残っていますが、今朝もいい天気が続きました。
少しずつ気温も上がって来て、春本番ももうすぐそこまで来ている様です。
週末はずいぶん暖かな様です。

神戸では桜の花はまだもう少し先の様ですが、梅の花はあちこちで満開。
気分もおのずと明るくなります。
朝のお散歩の際にいつもお世話になっている総社に週末に執り行って頂く地鎮祭の打ち合わせにいくと、小鳥が梅の花をついばんでいました。
気付がもう3月も半ば、あと半月で今年もはじめの四半期が終わります。
いわゆる繁忙期に差しかかっている訳ですが、この辺で疾走するような毎日を送りながらも少し立ち止まって全体の流れを振り返ってみようと思います。
さて、お題目は月末の着工に向けて着々と準備を進めている新築の案件のこと。
すみれ事務所から車で5分程の場所で計画しているのですが、人気の地域には珍しく、日当りが良くて、広い割には少し割安感のある土地をお客様が見つけて来られました。
敷地調査に行ってみたら、道路も広いし明るくていい土地だな、という印象でした。
「いいんでは無いでしょうか、いい土地だと思います。」
と、お客様にも連絡して、私もご購入をお勧めしました。
しかし、役所に行って土地の建築条件を調べてみると、何故か建築法上では道路に接道していない土地という事になっておりました、いわゆる43条但し書きが必要となるということでした。
※43条但し書き道路とは建築条件の2mの接道を満たしていなくても、道路と見なせる部分の地権者の了承等を条件に建築の許可を建築審議会の審議を得て認めてもらう道路のこと。
調べを進めてみると敷地調査に行った時に道路だと思っていたところは同じ神戸市の土地ではありますが、里道という昔の土地割りが残っており、道路として見える部分が実は道路ではありません、とよくわからない説明を受けて、釈然としないまま手続きを進めておりました。
何度も市役所に行き、協議を重ねて来た結果、今日になってやっと結論が出ました。
神戸市の建築安全課が最終的に下した判断は、里道としていた区画の区切りを見直して、建築法上の道路として認めます。とのこと。
結局、初めて敷地調査に行ったときの印象のまま、なんの問題も無く建築確認を下ろしてもらえるということでした。
後から考えればアタリマエの結果のような気もしますし、まともな判断だと思います。
直感通り。
とでもいうのでしょうか、どう見ても問題がなさそうな土地が訳の分からない昔の土地割りの名残が残っているだけで建築に条件がついているという事自体に不条理を感じていましたが、根気よく協議を続けて行くうちに、役所の担当者も法律の本質(緊急時の緊急車両が通行するための道路の確保)に気付き、時代遅れ?の規定を見直してくれたのだと思います。
(結果論ではありますが、)改めて、直感って大事だなーって思った次第です。
T様、ずいぶんやきもきさせてしまいましたが、今日神戸市の担当官に正式に決済がおりたと言って頂きました。
市役所にある道路地図の色も塗り替えて頂きましたので、ご安心下さいね。(笑)
季節はもう春、いいことが次々起こりそうな予感がします。(笑)
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を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。

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断絶の時代を生きる。

JUGEMテーマ:日記・一般 

神戸は今日も寒い朝を迎えました。
もう少し暖かい方が、好ましいですが、それはそれで空気が澄んでいいものです。
今日は大阪を皮切りに滋賀、京都と近畿圏一円を打ち合わせに走り回り、最後は(予定外の展開でしたが、)いつもお世話になっておる京都の徳永建設さんの事務所にお邪魔することになりました。
竹田駅の近所という事で、ついでにクライアントのお店に顔を出し、思い出の『とりたろう』に挨拶をしてから帰途につきました。
とりたろうとは、8年くらい前にすみれの作業場で苦労して作ったFRP製のマスコット鳥のことで、非常に好評を博しましたが、あまりのコスト高でその後量産に至らなかった幻の立体サインです。
元気そうで良かった。(笑)
話は変わってお題目に、

今更、という感もありますが、つい最近、ケータイをiPhone5に変えてサクサク早くなったのにとても喜んでいます。

しかし、好事魔多しと昔の人はよく言ったもので、(私の場合)そんな子供みたいに喜んでいる時に限って何かしらアクシデントが起こったりするものなのです。

そんな訳で?未だ機種交換をして1週間ほどしか経っていないのにいきなり電車の中に置き忘れてしまいました。

駅のホームでポケットに入れた手が遊び、あっ!と気付いて引き返すも、電車のドアは無情にもしまって、窓ガラスの向こうに見えているiPhoneと共に走り去ってしまいました。(涙)

情けない想いを引きずりつつ、慌てて改札に行き敦賀行きの電車だったので探して欲しいとすがるようにお願いするも

「見当たりませんね、」

と駅員さんは一言でおしまい。

そう言えば初めてiPhoneを手にした時も1週間もしないうちに無くしてしまっておかわりをした覚えが、、

こっぴどくすみれママ☆に怒られた恐怖の記憶が甦って来ました。

失意の中、次の打ち合わせのアポイントもあるという事で、しょうがなく乗り換えの電車に乗り込みましたが、

毎日nomadoの様な(というより、殆ど遊牧民ですが、)暮らしをしている私にとって、ケータイを失ってしまっていては全く仕事になりません。

1日たりとも無理や、、

と、起こってしまったことはしょうがないとして、これをリカバリーする最善の方法は一体何かを必死で考えました。

(すぐに)ありました。(笑)

そう言えばiPhoneは無くした時に探せるように、それ専用のアプリってものがあるのでした。

早速やってみよ、という事で電車の中でPCを開き、アプリをダウンロード、起動してみるとあっという間にiPhone君の居場所が地図に表示されました。

しかも、JR山科駅に止まったまま。

電車を降りてすぐさま駅員さんに確認してもらいました。

私、「スミマセン、電車の中に忘れたケータイを山科駅で預かって頂いてるようなんですが、確認してもらえませんか?」

駅員さん、「山科駅ですか、では聞いてみます」

駅員さん、「あの、どうして山科駅にあるとわかったのですか?」

私、「パソコンで追跡が出来るようになっているんです。」

駅員さん、「???・・・、」

     「あの、ケータイの特徴を言ってもらえますか?」

私、「ケータイの画面に、この電話機は紛失しました、こちらに電話して下さい。とメッセージが出ているはずですが、」

駅員さん、「あ、ほんまや、」

と、そんなこんなで無事にiPhone君は私の手元に戻って来たわけですが、紛失してすぐに手元のPCで検索するだけで、所在地の詳細な地図が出て、その建物を航空写真で確かめて駅のどの辺りにあるのかまで分かってしまうことに、便利やなー、と感心する反面、なにか怖いものを感じました。

震災から2年目を迎える少し前ににNHKでビックデーターの活用によって自然災害からの被害を免れるような研究を進めているという番組がありました。

GoogleやTwitterが情報提供をして震災当日の人の動きの膨大なデーターを解析することで、先の震災で甚大な被害が広がってしまった原因を探る、というような趣旨だったかと思います。

その番組を見ているときはピンときませんでしたが、要するにスマフォやPCでインターネットと繋がっている時点で、大量の情報を流し続けているという意味なのです。

ビッグデーターという言葉は最近になって耳にするようになりましたが、主にマーケットリサーチに生かす為の活用を謳っているものが多く見受けられるように感じており、災害時の人命救助に使われるのならいいのですが、ネット上に集まる無意識のデーターを本人達が知らないうちに解析してビジネスに役立てるってどうなんだろ、と若干の疑問を感じていました。

狩猟社会から農耕社会へ、そして産業革命を得て工業化の時代へと大きく変化したのと同じような大きな変革の元に情報化社会へと人類は歩みを進めた、とドラッガー博士が著書に著されてから半世紀近くが経った今、経済のグローバル化はもとより、社会の成り立ちが大きく変わっているのを今更ながら実感した次第です。

まさに私たちが子供時代を過ごした頃とは全く違う、断絶の時代へ踏み込んだのを私たちは今見ているのかも知れません。

そりゃ、親子間の断絶もしょうがないか、、(涙)

怖いような、気持ち悪いような、本当にこんなに便利なことが必要なのか?という疑問さえも頭をよぎりましたが、今はもう少しこの便利な世界での居心地を確かめてみたいと思います。

ま、忘れモノ、落しモノの常習犯の私にはいいのかも知れませんが、、

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全ての人に快適な住環境を提供したい! 私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
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住まいが人間に、その肉体と魂と精神に奉仕しないとすれば、一体何の為に建てるか

JUGEMテーマ:住宅 

たしか、朝目覚めたときはいい天気だったはずですが、ふと気付けば先日の日曜日のようにまたもや急に強い風が吹き始め、あっという間に空は真っ黒になりました。
ほんと、最近の急激な天気の変化には驚かされます。
関東では飛行機はおろか橋や道路でも強風の為に通行止めがあったとか、、
原発が止まって、化石燃料をガンガン燃やさなくてはならないからなのか、地球温暖化の話題は最近めっきり聞かなくなりましたが、やはり気候変動が進んできているのでしょうか?
地球は一体どうなって行くのでしょうか、
東日本大震災から2年が過ぎたにもかかわらず、未だ深い傷跡が随所に見られる被災地の映像を見るにつけ、自然のパワーの巨大さと人間のちっぽけさを感じずにはいられません。
自然に対する畏敬の念を持って日々を過ごさなくては、と思う今日この頃です。
朝から工場の増床工事のご相談に向った先のS社長も万が一のリスクを考えて、と防災の対策を兼ねた工事を考えておられました。
すぐに起きるとは思わない。
しかし、いつ起こってもおかしくないと心のどこかで思ってしまうのは神戸で起こった震災での実体験を忘れていないからだと思います。
私たちは当事者として体験した神戸での震災だけではなく、東北で今なおなかなか進まない震災からの復興、放射能汚染で家に帰れることが出来ない人々がいること、そして沢山の尊い命が失われた東日本大震災の教訓を今一度深く心に刻んでおくべきだと、震災から2年を過ぎた現状の映像や報道を見て改めて感じました。
自分たちに出来ること、もう一度良く考えてみたいと思います。
朝の打ち合わせの後はリフォーム工事中の現場に顔を出しました。
我が社のアイドル犬チャックの実家でもあるお客様宅でのリフォーム、いわば親戚?の様なものということで、私が担当させて頂いています。
元々は部屋に畳コーナーを作りたい、というだけのご要望でしたが、折角ですから、としっかり断熱材を充填して、窓には内窓を設置するなど、内容は完全に断熱リフォームと化してしまいました。
おまけに、頼まれてもいないのに(在庫で抱えていた)無垢桧のフローリングを採用してすっかり自然派のテイストにしてしまいました。(笑)
モチロン、お客様に了解は得ておりますが。
住宅の設計、プランニングに対する考え方の指針に『バウビオロギー』という考え方があります。
ドイツを中心に40年程前から世界中に広まって来た概念、もしくは学問であり、現代のエコロジー住宅の基礎となっており、人と自然の健全な在り方についての指針を示しています。
(その考え方を乱暴且つ大まかにまとめてしまうと、)建築計画をするにあたって25の指針があり、それに則って計画を進めるべきだ、いうもので、例え小規模のリフォームであっても該当することがらについてはその指針に照らして考えてみるべきだということです。
「指針その1 建築用地を吟味する。」から始まるその25の指針の中で今回のリフォームプランの当てはまる部分を見てみると、
「指針その5 自然素材を適材適所に」
「指針その7 室内の湿気を吸放湿性のある建材によって調節する」
「指針その8 空気中の汚染物質を建材の吸着性によって無公害化する」
「指針その9 断熱、蓄熱のバランスを」
「指針その13 心地よい室内の匂い、有毒ガスを放出しないこと」
「指針その23 環境問題と製造エネルギー」
「指針その24 限りある資源、貴重な資源の乱開発に歯止めを」
と、住宅の計画に重要な要素が盛りだくさんに盛り込まれています。
規模の大小に関わらず、(少しだけでも)お客様の健康に寄与すること、自然に負荷を与えないことが私たち建築会社の責務だと思いながら提案をしている結果ではありますが。
そんな(頼みもしていない)提案を受け入れ、ご採用下さる顧客に恵まれていることを幸せに思うと共に、その期待に応えるべく、スタッフと力を合わせて責任を全うしたいと心から思う次第です。
S様、いつもありがとうございます。
きっと、快適なお部屋が出来上がると思いますので楽しみにしておいて下さいね。
という訳で、お題目です、
「住まいが人間に、その肉体と魂と精神に奉仕しないとすれば、一体何の為に建てるか」
建築家、フーゴーの残した言葉を今一度。
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