時間と成果、目的についての考察。

梅雨の合間、というよりは、もうすこし梅雨入り宣言を先延ばしでも良かったんじゃない?
という感じですね、昨日も雨は降らず、今日も昨日に引き続き青空まで顔をみせました。
現場の方は新築の宅地造成やビル屋上の防水工事なんかも進行中ということで、雨が降らない事で大変助かっておりまして、もう少し小康状態が続けばいいなー、なんて思っています。
好評を頂きながら開催中の新築の完成現場お披露目会も足下が悪くならないお陰で気持ちよくお客様をご案内する事が出来ました。
現地でお客様を待ってる間にふら~と現れたお施主様の御曹司クン、せっかくですから、とお約束のユンボでチーズをしてもらいましたよ、
男の子はやっぱ重機くらい運転出来るようにならんとねー、
大人になったら免許とるんやで、と(一応)次世代の建築業の担い手になるように刷り込んでおきました。(笑)
なかなか様になってんじゃん、(笑)
さて、お題目は日曜日という事で週に一度の習慣である朝のランニング・ウオーキングをしながら考えた事。
前半は何をするかよりも誰とするか理論に基づいてすみれママ☆を口説き落として久々の夫婦(と一匹)でのウオーキングとなりました。
ぺちゃくちゃと話しながら歩くのはなかなか良いもので、これもとっても大事な時間です。
後半は一人でランに勤しみましたが、先週の学びから、距離は少なく、その代わりにスピードを速くする事に重点を置いて全力疾走。
今日のところは自分で思っていたよりもペースを保つ事が出来ず、かなりダメダメな結果に終わりました。
で、走りながら考えた事、
それは人生って時間との戦いだってことです。
円谷幸吉がマラソンを走る時に、
「次の電柱まで走ろう、」
と必死に踏ん張って走り続け、電柱に辿り着くと次は
「あの角まで走ろう」
と、思いながら走ったという話は有名ですが、この話の本当の意味をやっと分かった気がしました。
それは、次の電柱まで行く事が目的ではなくて本当の目的は今走っているペースを維持する事だった訳です。
走っている足を止めて歩いたとしても次の電柱には辿り着く訳で、必死の思いで守るべきは距離では無くてスピードだという事です。
これって、マラソンだけの事ではなくって事業や仕事、今の社会に生きる事全てにおいて言えることでは無いでしょうか。
例えば家を建てるのを3ヶ月かかっているのを1ヶ月に短縮するとしたら、職人さんをかき集めて工程を組まねばなりません、それが叶わない時は一人の施工能力を3倍に引き上げなければならなくなりまして、大変苦しい思いをしないとならなくなります。
まあ、実際は無理な話ではあるとおもいますが、時間を短くするということ、スピードを上げる事は収入や売り上げを劇的に上げる事になるわけです。
そんなこんなで、スピードを上げるということはとても大変な事で苦痛を伴います。
しかし、それを乗り越えてこそ思い通りの成果や結果を手に入れるという事とも思ったのです。
ゆっくり走るのは楽チン、全力疾走は苦しみを伴う、
そのどちらを選ぶかという答えは走るという手段を用いて得たい目的によって変わるのだと思います。
Time is money
その言葉の意味がやっと分かり始めて来た気がします。
今週も全力疾走で走り抜けたいと思います(笑)
今週の週末まで見学会やってます、
ご連絡を頂きましたら平日でもご案内しますのでお気軽にどうぞ、

私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。


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ウラ面に続く、書き切れなかったお客様からの生の声。

JUGEMテーマ:日記・一般
梅雨入り宣言は昨年より一日早かったようですが、早々に息切れなのか今日の神戸は雲の切れ間から青空が見えました。
週末という事で今日も一日忙しく過ごさせて頂きました。
朝一番からこの夏の着工を目指している新築のクライアントのところに資金計画の打ち合わせに行って帰って来てすぐに超有名ラーメン店の記念すべき神戸出店第一号の打ち合わせの予定があったり、昼からは新築の完成お披露目会を開催しているという事で、新しいお客様に来社頂いたりと、週末らしくみっちりとお客さまと向き合う事が出来ました。
モチロン、お披露目会の現場にも行きましたよ。
詳しくは工務社員が毎日更新している工事日記にもアップしてますので宜しければ、、
http://sumikaie.jugem.jp/?cid=16
来週の週末まで開催しておりますので平日でもご連絡を頂ければご案内致します。
さて、お題目は今朝封を開けたお客さまからのアンケートの最後にあった言葉です。
文字通り、私たちがお預けしていたアンケート用紙の狭い紙面では書き切れないので『裏面に続く』ということです。
こんな感じです。
すみれでは、ご縁を頂いて工事をさせて頂いたお客さまには全員にアンケートをお願いしておりまして、工事が終わった後、少し経ってから工事中の事や出来上がった後の使い勝手などを振り返って頂いてます。
それが直接私のところに届く事になっておりまして、(大半と言ってよい)私が全く関わっていないお客様の生の声を聞くようにしています。
正直、苦言を呈される事もあるのですが、殆どは感謝の言葉を書いて頂いており、私たちの理念が実際にお客さまのところまで届いているのかを計るバロメーター的な役割となっています。
それにしても、書き切れないので裏面に続くというような事は良いも悪いもあまり例が無かったので少し驚いてしまいました。
その裏面に続いて書いてくださったのがこちら、
***  これより転載してみます。  ***
貴社にとって利益の無い今回の件に対しての対応には本当に感動しました。
我が家も築16年目になりました、
今後もすみれさんに相談しながら、家を大切に使って暮らしていけたらと思っています。
今後とも、よろしくお願いします。
***   転載ここまで   ***
私はこのお客様のことをいつ、どんな工事をしたのかも全く知りません。
もちろん、会った事も話した事もありません。
しかし、私がいつも繰り返し口にする理念の通りの行動を知らない現場でも体現してくれているということが、お客様に『感動しました』と書いて頂ける事で実感する事が出来ました。
目先の損得に走らず、建築のプロとして地域社会に役に立てることを行いながらお客様との信頼関係を築いていく、まさに農耕型営業を標榜する私たちの基本姿勢を評価頂いての事だと思います。
かなりの手前味噌ですが、、
何よりもこの事業をして来て良かった!と思う瞬間だったものですので今日のところはご容赦ください。(苦笑)
手前味噌ついでに、完成お披露目会も宜しければどうぞ!




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子曰、過而不改、是謂過矣、

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そろそろ来るのかな、と思ったら神戸もいきなり梅雨に入ってしまいました。
これから当分の間、外周りのの工事工程が狂う面倒な季節が続きますが、これも大地にとっては必要な恵みの雨ということで、当分の間うっとうしい天気と仲良く付き合いたいと思います。
朝からは梅雨に入る前に、と先月きれいに完工した外装リフォームのお客様宅に伺いました。
ご注文頂いた工事自体はきれいに終えてとても喜んで頂いたのですが、最後の最後に外していたテラスの屋根の復旧でパネルを傷つけてしまい、今日はその修理です。
一昔のテラスは今では考えられない程、施工しにくい仕様となっておりまして、二度と同じ失敗を繰り返さないように万全を期しての施工となるように自ら作業服を着込んで行きましたよ。
雨もなんとかもってくれて、施工は完璧、気持ちよくお引き渡しをして現場をあとにしました。
こちらのお宅は有馬の近く、いわゆる裏六甲でそして次の現場は西宮、表六甲ということで、何十年かぶりでドライブがてら六甲山の山越えをしてみました。
頂上近くの展望台で気持ちよくお弁当を食べたところまでは良かったのですが、その頃には西の空から梅雨前線がやって来て、頂上付近はあっという間に雨雲に包まれてしまいまして、、
視界10mのホワイトアウト。
結局、ドライブがてらなんて調子の良いものではなく、肝を冷やしながら恐る恐る山を下りる事になりました。(涙)
麓に降りてからは宅地造成中の現場の杭打ちの確認とポイント出しに現場に行ったり、先日お声がけを頂いたお客様宅にご契約を頂きに伺ったりと、クルクルと走り回りました。
Y様、本日は初回見積もりでの一発発注、誠にありがとうございます。
丁寧な工事でご期待に沿うように致しますので、引き続きよろしくお願い致します。
夕方は土砂降りの中明日から予約制の見学会を開催する大きなリビングのあるsumika
の最後の仕上げ、製作家具の搬入を手伝って水も滴るなんとかになって帰って来ました。
まあ、建築屋のオヤジらしい一日となりました。(笑)
さて、お題目はつい最近とても身近な人から言われてとてもショックを受けた事があり、それから頭にこびりついてはなれない論語の一節。
子曰、過而不改、是謂過矣、
子曰く、過って改めざる、是を過ちと謂う。
一般的な解釈はというと、
「人は誰もが過ちを犯す、しかしそれはしょうがない事で本当の過ちというのは過ちに気付いた後に改めない事である。」
という風に言われていますね、
私がなぜこの言葉が引っかかっているかというと、自分の過ちを指摘されてもそれを過ちと分からない事があったからでして、指摘されてとてもショックだった言葉というのは、
「あなたは最近少し変わった、それは決して良い方向では無く、悪く変わった。そしてどう変わったのかというと、とても傲慢になった。」
というもので、頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けました。
それなのに、その言葉を言われた後、自分自身をいくら振り返ってみても自分が過ちを犯した事というのに思い当たる節が見当たらないのです。
しかし、変わった、傲慢になった、と言われたことは頑然たる事実でありそこは間違いなく過ちを犯している訳です。
お題目にあるような過ちを改めるには自分自身でその過ちを認識する事がまず一番始めにありきであり、その気付きが無い限り改めようも無いという事。
そんな事を考えていると、そもそも人に指摘された過ちが分からないのが傲慢と言われるゆえんだという事に行き着いた訳です。
確かに仁徳と原理原則を説く論語の教えは素晴らしいと思いますが、その言葉を理解して実践するだけの素養が未だ出来ていない自分に愕然とした次第です。
そういえば、「苗にして秀でざる者あり、秀でて実らざる者あり。」というのも論語の中にありました、いくら学んだところで、自らの過ちに気付かない傲慢さをもっていては実にはならないということなのでしょう。

今後、当分の間、謙虚に人と接する、という事に意識を持って過ごすようにします。
そしてもし、私の傲慢さを垣間みることがあれば、忌憚なくご指摘の程、よろしくお願い致します。

ま、苦言を呈してもらえた事がギリギリせめてもの救いといったところでしょうか、、
厳しい言葉にこころから感謝します。

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夢のトイレ、イメージが現実になるっていいね!

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弾丸出張の一日でした。
まずは朝早くの新幹線に乗って名古屋へ、

まずは名古屋市の鶴舞線で杁中というローカルな駅の近くで営業されているクライアント先にてメンテナンスのご相談。
オープンして年数を重ねてくると予想していなかった様々な問題が出てくるもので、その解決策を考えるのに現状確認に向かいました、
そのあとは名古屋で一番にぎわっている繁華街、栄にて工事中の現場に進捗の確認。
担当の“嫁さん募集”かとちんが順調に工事を進めておりました、細かな納まりの確認や工期の短縮などを指示、わかりました。という頼もしい返事を聞いて現場をあとにしました。
お次ぎはまた地下鉄にのって名古屋駅近くの会議室へ、
JACKという全国のリフォーム事業者で組織する会の理事会に参加です。
今月の19、20日に開催されるリフォーム産業フェアでのブースの出店や来月の全国大会などの大きな行事を控え役割分担などの詳細について話し合いました、これからかなり忙しくなりそうです、、
夜からは京都へ、
関西の最高学府、京都大学の正門前、百万遍という場所にオープンする新店の完成確認と、プレオープンに向かいました。
50坪超というオオバコでの工事という事でいつもにも増してプランニングにも力が入り、クライアントと綿密な打ち合わせを重ね、新しい取り組みやアイデアを満載して完成した現場という事で期待と不安が入り交じったような気分で完成して初めてお店に足を踏み入れました。
結果は、というかクライアントからの評価は「200%満足の工事でした」というお言葉を頂けたことで見事ご期待に沿えることが出来たようです。
それは、プランニングの担当者まっつあんも、工事の担当者のよーへーもその他の工務スタッフ、協力頂いた業者さん達全員の努力が報われた瞬間でもありました。
K社長、本当にありがとうございました、引き続き、何かとよろしくお願い致します。
さて、お題目はそのお店でクライアントから頂いた要望とそれを受けて我々すみれが現場にカタチとして作ったモノに対して頂いた言葉です。
どんな事かというと、、
男子便所ではトイレに行くのが楽しくなるような空間に、
ということで小便器の前にはTVゲームを彷彿とさせるモニターが並んでいます。
小便器の的に当てる事でセンサーが感知してモニターに表示されるシクミになっており、おしっこの量や、
水圧を計測して前におしっこをした人と対決出来るようになっています。
まさにゲーム感覚のトイレですね、(笑)
さらに女子トイレはまるでビーチの真ん中でしているような爽やかな空間にして欲しい、というご要望に対して、
トイレの中がそのまんまビーチに。(笑)
周りの壁に写真を貼る程度ではなく、トイレ自体も砂山に。
砂浜にある砂山を開けるとなんと真っ白な便器が!ってところです。
近づいてみるとまさに砂山。(笑)
女子トイレだけに私が実際に使うことはおろか、二度と見る事は無いのが残念です。(笑)
まあ、自社のスタッフながらよく作ったと褒めてあげたいと思います。
想いをカタチに。
それが我々建築業の根本であり、それを叶える事が私たちの存在意義なのだ、という事を再確認させてくれる事例となりました。
スタッフの皆を労いたいと思うと共に、私たちにこんな仕事をさせて頂けるチャンスを下さるクライアントに心から感謝したいと思います。
おまけ、ー18kgと-12kgなツーショット。
同じ価値観を持てる事にも感謝です。(笑)
深謝。

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お稽古の日に思う、割稽古の重要性。

JUGEMテーマ:日記・一般
今日の神戸は気持ちよく青空が広がりました。
シンボルツリーのシマトネリコの若葉も青々となにかうれしそう。

今日も一日事務所でデスクワークに没頭する予定でしたが、昨日の未明、家内の祖母が永眠したという事で夕方からはお通夜に参列する事になり思いがけず忙しい一日となりました。
100歳を迎える直前の大往生ということで、「順番」という言葉も脳裏に浮かびましたが、数年前まで元気にモランボンで焼き肉を食べていた事を思い出したりして少し感傷に浸らない事もありませんでした。
以下はJACKなる同業者の会のメンバーに送ったメールの(余談の)転載です。
今の私の正直な気持ちということで、備忘録がてらここにも残しておきたいと思います。
享年99歳。
大往生という事で悲しみよりも長い人生を全うされた事への尊敬の念の方が強いというのが正直なところですが、

訃報を耳にしてやっと“人は100年生きる”という事を改めて理解した気がします。

今年で45歳になる私は自分の足で人生を歩み出してやっと30年弱、

もしかするとこれから今までの歩みの倍の時間がある事になります。

常日頃からことあるごとに考える死というゴールをどう迎えるべきかという問いと、何の為に生きるかという大命題を前にして、思いのほかふ
んだんにある時間に気付いたことで、やっぱり、目指すべきは今すぐに手にすべき目先の成果ではなく、これからまだまだ続く人生全体に豊かな実りをもたらすための基礎体力をつけることに焦点を合わせるべき、今はまだそんな時期なのではないかと思った次第です。


人の死は様々な教えをもたらしてくれるものですね、、

そんなこんなで仏になったおばあさんさんの前で無事に三途の川を渡ってくれる事を祈りつつ、お香を焚いて来ました。
さて、お題目は今日がお稽古の日という事で事業にも繋がる
『お稽古』=『古(いにしへ)を稽(かむがへ)ること』
=『学び習得する事』についての気付きです。
今日の午前中は以前から何度も導入を考えては見送って来た社内業務システムの導入について専門のお会社の方にお越し頂いて社員向けのプレゼンをして頂きました。

そもそも建築会社におけるシステムとは社内の業務フローやシクミのことで、すみれでも(一応、)現在も社内で組み立てた自前のものが機能しているわけです。
でも、システムエンジニアという職業の人はそのシステムを使い易く組み立てることだけを専門に行われている訳で、我々が事業の規模が大きくなるに従って場当たり的に作り、継ぎ足してきたものとは根本的なレベルが全く違います。
今回は社内の効率化を図る上で業務フローを見直す事をきっかけにしてシステム屋さんからの導入を検討する事になったという訳です。
それは全体を良くする為にそれぞれの細かな部分を個別に切り取り、一つずつの改善を積み重ねて全体の流れをコントロールする事に他なりません。
茶の湯の世界では、割稽古という考え方で、一つ一つの所作を徹底的に繰り返し学ぶ事があります。
例えば袱紗のたたみ方、ただひたすらその単純な所作だけを繰り返す事で自然と身体が動くようになるまで叩き込み、指先に動作を克明に覚えさせます。
その細部の所作を一つずつ完璧に出来るようになって初めて全体を通してのお点前をする事が出来るようになる訳ですね、
細分化と徹底的な繰り返しによる習得。
社内全体の業務フローもここに焦点を合わせて一つずつ片付けて行かないといつまでたっても根本的な効率化を叶える事は出来ません。
会社全体の効率化を図るという言う事は結局そんなことなんだなあ、とdate kit社の敏腕若手営業マン、森クンのプレゼンを聞きながら考えていました。
千里の道も一歩からってところなのでしょう、
遠い道程のようですが一歩ずつの歩みを無くして辿り着く事は無いというアタリマエ理論を愚直に守り、これからも細部に拘って精進して行きたいと思います。
そんなお稽古の日の気付きでした。(笑)

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論語読みの論語知らず。

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今日の神戸も一日中曇天。
昼から一時ぱらっと来ましたが、なんとか持ちこたえてくれました。
午前中は住宅ローンアドバイザーとして、ローン金利や銀行の選択、土地の相続時清算課税などのご説明に走り回っていました。
昼からは長靴を履いて得意の測量に西宮の宅地造成の現場にトランシットを持って行ってみたり、ビルの屋上防水工事の進捗を確認しに行ったりと工務店のオヤジらしい一日を過ごしました。
先日の広島での勉強会でカリスマK社長に言われたのは、
「結局、高橋さんは現場との距離が手の届く範囲で事業を維持したいんですよね、」
まるで外界と隔離されて独自の小さな世界で命を紡いで来たクニマスのようだ、と例えられてしまいました。(笑)
実際、確かにその通りで、全てに目が行き届く事は無いにしてもそれぞれの現場の温度や、空気感を感じれる距離でないと自分の事業に自信が持てないということだと思います。
チンケですね、(苦笑)
なので、いつまでたってもこうして現場に行くことがなんやかんやと良いながらも楽しかったりする訳です。
所詮、、といつも感じるのは自分は絶対に学者ではないと言う事。(あたりまえですが、)
事業をするに当たっては机上で計画や戦略を立てる事もあるのですが、その全ての思考は現場での『実際』に根ざしてイメージをしています。
あくまでも、いつまでたっても立ち位置は実践者なのです。
そんな事を考えながらふと読みかけの本が目に入ったので今夜は昨日の学びの続きもあるという事で、実践者が語る論語についての本を読みたいと思います。
(題名に惹かれて購入したまま途中で投げ出していた本は、)こちら、

野村の実践「論語」

私は全く野村監督のファンとかではありませんが、実践に裏付けされた理論を元に戦略的な野球をされているイメージを持っていたので、(誰かに奨められたこともあり)購入しました。
野村監督は自ら論語読みの論語知らずではなく、論語読まずの論語知りだとご自身の事を書かれておられますが、実践者のリアルな体験から抽出される思考というのは結局、根本的な原理原則に帰結するもかも知れません。
子曰く、道に志し、徳に拠り、仁に依り、芸に遊ぶ。
今年でやっと45歳。まだまだひよっこな私ですが、ひよっこなりに人生の価値観って結局こんな事なのかな、と思う今日この頃です。
実践者の皆様は一度手に取って見られては如何でしょうか、
昨夜ゆっくりと息を引き取った99歳のばあちゃんの冥福を祈りつつ、、

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第三の案と神戸ガチョウ倶楽部。

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朝曇りの神戸でした。
昨夜は日曜日という事で午前中のランニングが効いて夕食時に少しワインを飲んだだけで敢えなくノックダウン。
そのお陰で月曜日の朝は気合い十分、清々しく目を覚ますことが出来るということですっかり良いリズムが生活習慣の中に浸透して来ました。
ただ、タバコを再開したのがイマイチ朝の起き抜けを悪くしているような気がしてまして、考えてしまうところではあるのですが、せっかく再開した事なのでここはもう少し様子を見てみたいと思います。(笑)
いつもの朝のルーティーンを済まして仕上げは今日も総社へのお参り、1週間のスタートらしい良い朝になりました。

今日は激しく溜まってるデスクワークや書類などを片付けるのと、大事な契約や業者さんとの打ち合わせなどがあり、珍しく夕方まで事務所に缶詰状態。
おかげさまで予定通り、仕事を進める事が出来ました。
特に、昼一番で来社頂いたお客様とは、はじめは遠くかけ離れていたお互いのニーズを上手に叶える第三の案を見つけ、とても良い契約を結んで頂ける事になりました。
相手の事業の内容や計画を良く聴き、自分の事に置き換える事で決して妥協ではない、着地点を見つける事が出来たのは本当にうれしい出来事でした。
東京まで行ってコヴィー博士の講義を聴いたお陰だと、改めて感謝をする事になりました。
パラダイムの転換の仕方を教わった事に感謝しつつ、もう一度読み直してみたいと思います。
これね、

第3の案 成功者の選択

そのあとは社内で今一番緊急で重要な課題である問題の解決の為のご相談に餅は餅屋ということで専門の方に相談にお越し頂いて戦略を立てるお手伝いを頂いたり、
これね、(笑)
夕方からはご近所のお店をされているクライアントさんからお声がけを頂いて改修工事のご相談を承ったりと、みっちり実務をこなす一日でした。
夜はその会社の社長と久しぶりに一杯行こうという事になり、(これもまた)駅前のクライアントのお店、旬菜地魚 やっさんへ、
すこし季節を先取りで沼島の鱧や明石海峡の伝助穴子の刺身など、地元の初夏を楽しませて頂きました。(笑)
お題目はそのクライアントさんのお店でのこと。
ご一緒頂いた社長は私たちのすぐ近所に本店を持って事業をなさっているのですが、とても勉強熱心な方で、本気で100年続く企業作りに取り組まれている先輩経営者です。
会社も近いという事もあり、定期的に情報交換と近況の報告という事でよく食事をご一緒させて頂くのですが、モチロンお酒も飲みながら熱く語り合う二人の会話はおおよそ会社の経営の課題について。
そして、その会話の中のキーワードは常に原理原則という言葉であり、論語、般若心境、7つの習慣、マネジメント(ドラッガー)など、古典と言っても良いような先人の教えを深く掘り下げて実際の経営において実践する手法についての議論を延々とたたかわせる事がお決まりです。
やっぱ、金の卵を追いかけるのではなく、ガチョウを育てないとね、
そんな言葉が違和感無く出て来て、そうそう、と素直にうなずける場となっているのです。
足下の問題を解決する事も重要だし、今月の資金繰りも今期の決算も全て大事、しかし、本当に大事な事の為ならば今の数字を投げ打ってでもそれに投資するべきではないのか?
そして、その大事な事への投資とはまさに人財の育成
だ、と、(私にとっての)その正論を掛け値なしで実践されている先輩経営者との時間は心底勇気を頂くまたとない機会になります。
そして、それは学ばせて頂くと共に、自分の羅針盤が間違っていないのだと再確認させて頂く時間でもあるのです。
身近な場所に行く道を照らしてくださる先輩がいること、そしてそのご縁を頂けた事に心から感謝したいと思います。
T山社長、今夜はありがとうございました、そして今後この会は『神戸ガチョウ倶楽部』と名付けましたので引き続き宜しくお願い致します。(笑)
部員の募集も同時にしたいと思いますのでご興味がおありの方は高橋まで。
それにしても、良い満月の夜でした。

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山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
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心の中にいる眠れるラビット。

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きれいな夕暮れの日曜日でした。
どうやら神戸の田植えは少しゆっくり目のようです。
6月になりやっと本格的にあちらこちらの田んぼではジャブジャブと水を張る音が聞こえ出し、順番に田植えが行われてます。
こんな些細な事象で季節の移り変わりを感じる事が出来る環境をとてもうれしく思える瞬間でありまして、神戸といえども西の端っこ、田舎暮らしを満喫しております。(笑)
今日は日曜日という事で、お昼からはお仕事ですが午前中は刃を研ぐ習慣ということで週に一度のランニングを行いました。
このところ天気が良すぎたので海にばかり行っておりましたが月も変わって6月という事で久しぶりにおらが町の国宝である太山寺まで走って来ました。
伊川の河川敷を川上に6km程上ったところにあるその立派なお寺さんは私が定期的に落ち着いて考え事をする格好の場所となっています。
ランを中断して途中に1時間もの間、そのお寺で国宝に指定されてある本堂で座禅を組んでいましたが、その間この本堂に入ってこられたのは年配のご夫婦一組のみでした。
殆ど貸し切り状態でうぐいすや雲雀の声だけを聞きながら薄暗い本堂でひたすら自分の内面と向き合う事が出来る空間となっています。
ちなみに、入山料は300円、伝教大師にはホントに感謝するばかりです。(笑)
さて、お題目はお寺の本堂でひとしきり考え事に耽ったあと、復路を走りながら思いついた事、というか気付いた事。
一人で物想いに耽ると、つい考えてしまうのは今の自分が置かれている環境の事やこれから進んで行く未来のこと。
不安と自信を織り交ぜながらこれから起こる事、起して行く事を強くイメージして足下の問題を照らしてみると案外と良い考えが数多く浮かんできたりするものです。
そして、自然に囲まれたお寺の本堂で思い浮かぶ案は全て、原理原則論から派生する考えで、本質に目を向ける事から生まれてくるモノばかりです。
何の為に?
いかなる行動もいかなる問題の解決策も常にその『なんの為に?』という大命題の答えと整合しなければ結局その場しのぎの応急処置にしかならず、それに整合した本質的な解決や新たな革新的な案を積み重ねて行くことが事業を陳腐化させず継続させて行く唯一の手法だと思っています。
それは、やれば良いってもんではない、という考え方の根本と基本同じことであり、復路を走りながら思ったのは、走れば良いってもんじゃないってこと。
何の為に走るかという答えは、シンプルに体力を戻すことです。
1年程前はすっかり身体はなまっており、まるで走る事が出来なくてウオーキングを織り交ぜながら3km位から始めたような記憶があります。
そんなとこから毎週少しずつ積み上げて最近は10km~15kmを走れるようになったのですが、いつしか走る事に満足して、本質的な目的である、体力を戻す、という命題に取り組んでいるのとはほど遠い状態になっていました。
走れれば良いじゃん、
これでは若い頃の体力に戻るどころかウオーキングの延長の様なものでしかありません、お寺の石段を下りて走り出した時にふとそんな事を考え始めて、最低限必要な基礎的な体力が付いたならば次は本来の目的への次のステップを上るべきだということにはたと気がつきました。
ならば、と思いギアを上げて意識して速く走ってみると、いきなりランニングというものが違う世界に変わったのです!
いままでの、へたへた、と走っているか歩いているか分からないようなペースで走るのと全力で速く走ることに意識を置いて自分の中のギアを上げて走るのでは全く違うものであり。そうする事で一気にランニングという行動の本質に近づく事が出来た気がしました。
ただ、今はそのハイペースで10km以上を走れるかどうかは分かりません、しかし、行けるところまで走って、途中でダメでも次にまたチャレンジすれば良いだけなのでいつかきっと、というよりもチャレンジさえすればすぐにその高速走行が体得出来るようになると思うのです。
それを叶える為に重要なのは数字と記録そして検証だ、ということで全く事業と同じだという事がストンと腹に落ちて来ました。
行けるところまで全力疾走、挫折したらすぐに体制を調えて再チャレンジ。
今振り返って考えると、事業を興した時の我々のスタンスはまさにそれでした。
心の中で長い間眠りこけていたラビットを久しぶりに叩き起こして(ランニングも事業も)次のステップに進みたいと思います。
今に満足することなく、あくまでも目指すべき本当の目的に焦点を合わせる事、分かっている様でなかなか実際の行動に結びついていなかったような気がします。
ブレイクスルーは刃を研ぐ習慣から、有意義な半日となりました。
この時間を持てるようになった事に心から感謝しつつ、自分の中のラビットを目一杯走らせるようにしたいと思います。

           私たちすみれ建築工房は

『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。


EM珪藻土
山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
女性コーディネターとつくる想いを叶えるスタイルリフォーム。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。

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祝!神戸ラーメン紀行VOL.60!

曇天。

 

の上に高速道路通行止め。
珍しく車に乗ってお客様先に向かったら天気は冴えないは渋滞に捕まるはで散々な朝でした、
うっかり高層道路に乗ってしまったおかげで1時間近くもお待たせしてしまいました、A様、誠に申し訳ありませんでした。。
今朝は思いっきり失敗からのスタートとなりましたが、私にとって失敗とは単なる向上の為にきっかけにしか過ぎません。
災い転じて福と成す。
失敗だらけの私の人生ですから結局これしか無いのです。(笑)
そんな訳で、遅刻したお陰で打ち合わせが終わったら昼前のいい時間となっていたということで、念願の明石のラーメンを1軒制覇して帰る事にしました。
行ったのは明石は林崎まで足を伸ばして行列ができているお店。
では、記念すべき第60回目の神戸ラーメン紀行!行ってみたいと思います!
まずは、トンコツ赤650円。
イケる。(^ ^) ― 場所: ひできよラーメン
臭くない、爽やかなトンコツスープはなかなかのものでした、
お次ぎは先日の広島出張で頂いた超有名店、
広島流つけ麺10倍780円 ― 場所: ばくだん屋
確かに辛かったですが、まだまだいけると実感しました。(笑)

お次ぎは長田で前から気になっていた新店。
しょうゆラーメン580円
イケる! ― 場所: 新星家
ラーメン屋というよりは中華料理やさんでしたがなかなかイケました。
今日のラストは六甲道の有名店、ラーメンの概念を変えるという人もいるくらいです。
あっさりラーメン650円 ― 場所: かめや(ラーメン)
確かに徹底している、、透き通る美味しさでした☆
さていつの間にか60回を数えましたこの神戸ラーメン紀行なんとか100回の大台に乗せるまでなんとかがんばって続けたいと思います。
今日はラーメン繋がりで良いご縁を頂けましたしね☆
ラーメンとのご縁に感謝。(笑)

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凡事徹底と率先垂範。

 今日はおついたち。

朝からいい天気になりました。

日選びの女王、桜川千晶さんによると本日は吉事を行えば吉が重なり、凶事を行えば凶が重なる、不成就日とのこと。

朝のFBチェックでそんな日選びの投稿を読んでいたにもかかわらず、私が社内ブログに(堂々と)書いたのは、
解煙宣言。
そう、タバコをやめてもうすぐ2年半になるのですが、とうとうやめる事をやめる、と宣言しました。
これが私にとって吉事か凶事かは分かりませんが、私自身がいつも信奉している理論で言うと吉凶は表裏一体、作用と反作用の関係でタバコを吸う事を再開する事の健康的なデメリットと(百害あって一利無しといわれる)喫煙のメリットは同じようにあると考えます。
自分の意志でよかろと思い、起こす行動はすべからく正負同じだけの要素が含まれていると今までも様々なシーンで身を以て体感して来ましたので凶事を始めたとは思いたくはありません、思ってはおりません。(笑)
まあ、解煙宣言というと少し大げさに聞こえますが、私が実際やめていたのはいわゆる習慣的に吸うタバコのことで、お酒を飲んだりとか、山の頂上に上ったりとか(笑)のここはというタイミングではしょっちゅう葉巻を吸っていましたので厳密にいうと禁煙していた訳ではありません。
ただ、完全に身体は慢性的なニコチン中毒からぬけ出していたので昼の日中にタバコを吸いたいという衝動に駆られる事はなくなったというだけですね。
タバコを吸わなくなって2年が過ぎてやっとタバコを吸う夢を見なくなったところなので少しもったいない気もするのですが、元々嗜好品を楽しむ時間を若い頃から楽しみにして生きていたということもあるので、無煙の人生っていうのも考えにくいと思っていたのも事実です。
まあ、やめた理由は自分の意志でタバコを吸う事をコントロール出来るかどうか試したかった程度のことなので、自分自身としては実際、あまり違和感も無いのですが、、
ここに来てなぜ今になって突然の解煙宣言かというと、お題目に繋がるのですが、我々建築業界で働くもの達があまりにもタバコや喫煙というものに対して意識が薄いからなのです。
現在、すみれでは現場の敷地内にタバコの持ち込みを禁止しています。
昨年、とある現場で現場の担当者が気付かないうちに2階のバルコニーで防水の職人さんがタバコを吸ってその吸い殻を置いていたのを私が見つけた事がきっかけです。
それまでは屋外に喫煙場所を決めて、そこでなら吸っても良いよ、ということになっておりましたが、その事件をきっかけにそんな中途半端な事ではこんな事になる、ということで、全面持ち込み禁止、という厳しいルールに急遽変えました。
それから半年、ありがちな事とはいえ、厳しいルールはだんだん緩んでくるようになりこのところ現場に行く度にタバコのマナーを私が指摘して回るような事になっています。
さすがに現場の室内でタバコを吸ったりする事はありませんが、職人さんの上着と一緒にタバコを無造作に置いてあったりする訳です。
注意してもキリが無いのでとうとうどの職方がルールを犯してもすみれの担当者に厳しい罰則を与える事にしました。
公共の施設はおろか、飲食店でも全面禁煙、もしくは分煙がこれだけ厳しく言われている現在、タバコを嗜む者はそれなりの注意と意識が必要だと思うのですが、タバコを吸う習慣がある者と無い者の意識の違いはとても大きいと思います。
しかし、住宅産業というお客様の住環境を預かる我々の職種は厳しい罰則を持ってしてでもキッチリと線引きをしなければならないと思うのです。
そんなこんなで、厳しく規制されるスタッフが私がタバコをやめたからそんな細かな事をいうんや、ということを言われないように私もタバコを吸う事にしたという訳です。
論理的にはどこか間違っている気がしますが、理屈より気持ちが重要な事もありますので、喫煙者の側に立って節度を持った喫煙者の姿を見せたいと思います。
凡事徹底、率先垂範。
ほんと、何かと大変です。。。(苦笑)

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