今すぐ幸せになれる方法。

 JUGEMテーマ:読書

今朝は(またもや)今シーズン一番の冷え込みとなったと風の噂の佐々木先生の投稿で目にしましたが、空は抜けるような青空。
少々寒くてもハイテンションで朝から張り切って(愛犬)チャックのお散歩と総社への参拝とゴルフの朝練で汗を流しました。
未だ誰も来ていない練習場に一番に着いて週に一度のメンテナンスを済ますのを待って練習を始めました。
一つもゴルフボールが転がっていないきれいな打席で気持ちよく練習をして、爽やかな一週間の立ち上がりにすっかりご満悦です。(笑)
朝の朝礼、掃除にもしっかり参加した後はほぼ一日中事務所に籠ってガッツリと実務と会議とミーティング。
(残念ながら)積み上げた今日するべきタスクのすべてを片付ける事は出来ませんでしたが、それ以外のコトもいろいろ出来ましたので、一応、満足できる一日になったと思います。
仕事は一人でするものじゃないですからね。。。(笑)
さて、お題目は超久しぶりに書籍のご紹介です。
今年になってビジネス書を読むのをすっかり止めてしまいましたので、本のご紹介をする機会も滅多に無くなってしまいましたが、むかーし、ご近所の社長が、このブログを見て、
「記事の中では本の紹介が一番いいですね。」
と言って下さってたのを思い出してたまには書いてみようかと思いまして、、
久しぶりに小説と専門書以外の本を読んでみました。
こちら、
「き・く・あ」の実践 ~今すぐ幸せになれる方法~
とても読み易い文体で、ページ数も薄く、少し出掛ける時にもって出れば電車の往復2時間ぐらいの間で読めちゃう軽めの本ですが、その内容はなかなか素晴らしく、表題の通り人として幸せに生きていく方法論を簡潔に、しかも的確に捉えてある一冊です。
中でも一番共感したのは、目次の一番始めに有った、『人生とは刹那に生きること』という章で、一般的にはその場限り良ければいい、という風にとられがちな刹那主義を肯定してススメています。
この『刹那主義』というのは茶の湯の世界で言うところの『一期一会』の心に通じるもので、その一瞬を精一杯に生きるという事であり、また、いつ来るか分からない
『そのとき、その一瞬』の為に日常を精進しながら生きる。
という解釈を私はしています。
そして、(昨日の続きになりますが、)何の為に、という問いの答えの一つである、『理念』や『信念』という自分のアイデンティティーの根っこの部分を分解すると、
(大自然、宇宙の)理にそった念いであったり、(自分が正しいと方向だと)信じる念い、ということでで、『念』がそのキーワードだったりもする訳で、、
『念』とは要するに、『今』の『心』であると。
要するに今のこの刹那を精一杯生きる事、一期一会の心を持って日々を過ごす事に通じるという訳です。
こんな普段から思っているコトを沢山そのまま分かり易く整理してまとめて下さっている本という訳で、普段の自分の思考にとても勇気を与えて頂いた気がしました。
ちなみに、『き・く・あ』とは、
競わない、比べない、争わないの(小林正観氏独特の)略語です。
西欧式の資本主義、市場原理主義社会の行き詰まりがささやかれ、オイルピークを過ぎて世界的に資源の枯渇が問題視され、おまけに少子高齢化、人工減退という未知の世界に足を踏み込もうとしている私たち日本人としては、共存共生という価値観にシフトする為に考えなければならない概念かも知れません。
(すみれママ☆に借りた本ですが、、)おススメです。(笑)
(もひとつ)ちなみに、、この小林正観さんの本は以前にもこのブログで紹介している事がありまして、、
こちら、
その時のブログはこちら、
これもなかなかの良い本ですので、(宜しければ)まだ痩せ始める前の私のまあるい顔と一緒に見てみて下さいね。(笑)
(たまに読んでみると、)やっぱり、本っていいね~。
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私たちすみれ建築工房は

『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、


『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。



3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。


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何の為に?という問い。

 JUGEMテーマ:日記・一般

日曜日。
最近は毎週日曜の午前中は基本的に仕事は入れずにもっぱらランニング等の運動をしたり、自分を見つめたりする『刃を研ぐ時間』に時間を割くようにしています。
そして昼にシャワーを浴びて食事をしてから出勤。
というのが毎週のパターンなのですが、今日は昼からの予定も入っていなかったので久しぶりの1日オフを頂きました。
というのも、昨日珍しく、すみれママ☆が、「明日私も一緒にウオーキングしよっかなー」と言い出した事も有り、それでは、と奈良県桜井市の大神神社のご神体である三輪山に山登りに行こうかと言うことになったのです。
一年間にに何度も訪れる大好きなこの神社、行くと身体が軽くなって気持ちがスッキリとするという、私たちにとっての最強のパワースポットです。
冬に差しかかったこの季節はいつもより一層空気も澄んで、ご神体である三輪山の中に足を踏み込むと八百万の神の存在を近くに感じる事が出来ました。
少し汗ばむくらいの良い運動にもなりましたし、色々な話をしながら歩くのは本当に楽しいもので、いつもの一人ストイックに走るのとは大違い。
とてもいい時間が過ごせました。
珍しいツーショットなんか撮ってもらったりなんかして、すっかりご満悦です。(笑)
話しながらの山登り、とはいえ厳かな空気の参道を登っていると頭の中ではいろいろと考えが巡るもので、お題目はそんな中で閃いた、というか繋がった今日の気付きです。
山を登るとき、いつも考えてしまうのは、『なんの為に』という自分自身への問いかけです。
それは、実は山登りの時だけではなく、仕事をしていても実務の作業を離れ、一人考える時間が出来たときに常に浮かんでくる自分の中の永遠の大命題であるのですが、やっぱり今日も頭の片隅にずっとこびりついていました。
(長くなるので、笑)その答えはさておき、最近読んだ本の中に、書いてあった一節に、
『哲学とは何の為に生きているかを求める事である』
というような事が書いてあり、なるほど、と思ったことが有りました。
Wikipediaの文章から引用すると、
学問としての哲学で扱われる主題には、真理本質同一性普遍性数学命題論理言語知識観念行為経験世界空間時間歴史現象人間一般理性存在自由因果性、世界の起源のような根源的な原因正義意識精神自我他我霊魂色彩などがある。一般に、哲学の主題は抽象度が高い概念であることが多い。
と有りますが、確かにこれらのお題目を扱う根源はというと、人は何の為に生きているのか?
という疑問から派生しているような気もして、言い得て妙、というかとても分かり易い良い括り方だと感心した次第です。
そして、なんの為に?という問いは実は会社の中で私がスタッフに対して何年も繰り返し問い続けてきた質問であり、仕事に対する目的をはっきりとさせる為に今でも事あるごとに口にしています。
それは、スタッフに哲学を学ばすような意識では全くなくて、私の場合、完全にマーケティングの視点からの問いかけでした。
私たちのような脆弱な経営資源しか持たない企業が商売を成り立たせるには、顧客からの圧倒的な信頼を積み重ねるしかない。という原則論に基づいて、会社を継続していく為にはクライアントの求める満足をスタッフが働く目的に据えなければ成り立たないというとてもロジカルな理由からでした。
しかし、そのアプローチは人としての根源的な在り方や、生き方を考える哲学に通じているのだと、木漏れ日の射す参道を上りながらふと気付いたのです。
マーケティングという言葉が一人歩きして、金儲けの為の手段のような印象を持たれている風潮を感じる昨今では有りますが、そうではない原理原則に基づいた考え方の一つなのだと改めて確信して、今まで沢山の諸先輩に教わって来た事柄が全て一つの線で結びついた気がしたのです。
マーケティングとは哲学なのだと。
思い切ってお休みをとって良かった~、(笑)
今日のきっかけをくれたすみれママ☆、私がいなくても働いてくれているスタッフ、また、私の回りくどい問いかけに答えてくれているスタッフやいつも学びを与えて下さるご縁を頂いた皆様にこの場を借りて言っておきたいと思います。
『ありがとうございました。』
そして、さすがのパワースポットにも感謝ですね、
深謝。
それにしても、まほろばの里の夕日はいつも美しい。。。
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アタリマエの為のアタリマエの積み重ね。

 JUGEMテーマ:日記・一般

朝から夜までよく雨の降る一日でした。
今日は朝早くから年に一度の比叡山坂本にある日吉大社さんでの献茶祭に出掛けました。
比叡山の麓は降りしきる雨にどんどん冷えてとても寒い中での神事となりました。
毎年来ている中でも最も悪天候になりましたが、その代わりに昨年よりもずっと紅葉は色づいており、雨に濡れた紅葉は晴れた日とは違う美しさが有りました。
若い宗匠による流れるように自然なお点前も間近に見て、たいそう勉強もさせて頂きましたし、普段立ち入る事の無い建物で美しい庭園を見ながら頂く茶の湯は温かくてとても美味しかったです。
寒いからこそ、熱い茶の湯が一層美味しく感じる事が出来たのだと思います。
真っ赤に色づいた紅葉を見ながら、
「ある意味、ツイテル!」
なーんて相変わらずの(バカがつく程)ポジティブ思考で機嫌良く帰途につきましたよ、(笑)
帰り道、というかその後は(やっぱり)仕事モードに戻り、工事完成予定(だった)現場の確認に向かいました。

マンションでの自然素材リフォームという事で、壁はEM珪藻土で仕上げ、床は全面無垢材のフローリングを貼り詰めるというとても施工がデリケートな現場です。

自然素材の扱いについてはすみれでは独自の施工基準が決まっており、施工品質を守る為の鉄の規則がいくつかあります。

その一つがコレ、
フローリングの一枚ずつにスペーサーを挟み、一定の隙間を作って貼っています。
無垢材の膨張に備えてということで、とりたてて珍しい施工という事ではないのですが、どんな状況であっても頑にこの施工を守るというのがすみれでは不文律となっています。

マンションでよく使う直張りタイプのフローリングの場合、糊が硬化して接着するまでこのスペーサーを外さずに置いておくのですが、気温が低かったり、湿度が高かったりして接着剤の硬化に時間がかかる場合は、固まるまでこのままの状態にしておかなければなりません。

お施主様がお住まいのリフォームの場合、この状態で工事を終えて帰るなんてすこしあり得ない感じですが、それでも、お施主様に無理を承知でお願いしてこのままの状態にして帰って来ます。

今回もそんな事で、お施主様に迷惑をかけている訳で、工期も一日伸びるという非常に心苦しい状態になっているのですが、それも工事完了後の品質を守るため。

お施主様には快くご理解を頂きまして本当に感謝しております。


目的はあくまでも『リフォームが終わった後のお施主様の生活が快適なものになること。』

その為の手段として工事を行う訳ですから、工事のスピードや、工期は非常に重要ではありますが、目的と手段を天秤にかけることは絶対に出来ません、それは工事にかかる費用も同じです。
そして、その目的に対する価値観を現場で施工するスタッフが持っていることが、工事会社の本当の姿だと思っています。


アタリマエと言ってしまえば全てアタリマエの事ばかり。

しかし、このアタリマエのことをする為に積み重ねて来たアタリマエのシクミ作りにはずいぶんと時間が掛かってきましたし、完璧に出来ているかというと、残念ながら未だに出来ておらず、お施主様に苦言を呈される事も有ったりします。



大工職人を社員として正規雇用をして、現場が進まなくても個人に負担を負わさない。

建材や施工についての知識を共有して根拠の確かな施工を全員が行う。

なんの為に工事をするのか?という目的を施工者が理解する。

クライアントに信頼を得ることを積み重ねる事が将来の自分たちの資産になることの理解。



結局、良い工事をする根源はこんな事だと思うのです。

コレからも今まで進んで来たアタリマエ道をスタッフ共々益々突き進んで行きたいと思います。
当たり前体操でもしながらね。(笑)


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事件は現場で起こっているんだ!

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昨夜は今シーズン一番の冷え込み、という事で寒い夜になりましたが、今朝になると雲一つない青空が広がり、神戸では秋晴れ?の爽やかな一日となりました。
風は冷たくなって来ましたが、まだ日が射すと暖かく、朝からウキウキで動き回りましたよ。
なにかのメルマガで最近、「アイデアには価値は無い」というテーマで書かれたものが有りました。
その心は、どんな良いアイデアであっても、実行に移せないようなプランは何の価値も生まない、という意味でしたが、確かに最近の私も、戦略を組み立てる事よりも、如何に実際の現場に落とし込むか?という事をメインに考えている気がします。
机上の空論は単なる時間の無駄ですね。
その行動に落とす鍵が、7S活動を軸とする習慣化なのですが、もう一つ最近取り組んでいる事は、自分自身で実務の現場に身を置いて、そのシクミやルールが実際に使えるかどうかの検証です。
そんな訳で、今日も昼からは現場やクライアント先を廻り、実務にしっかりと向き合いました。
その流れで現場では、
釘の打ち方がどーとか、
上下作業は気を付けろ、とか、
現場の細かな納まりや施工方法の事まで口うるさく細かくアドバイスをしてやりました。(笑)
そして、(とうとう、笑)自らインパクトドライバーを持って看板取り付けの施工もやっちゃいましたよ、
以前新築で建てさせて頂いたクライアントがご自宅で学習塾を始められたという事で、看板製作のご依頼を頂いておりました。
頂いたオーダー通りの建物の雰囲気に合わせたナチュラルで分かり易い看板が出来上がっておりましたので、お持ちしたついでに取り付けをして来ました。
中学生専門の塾で、とても親切丁寧に勉強のサポートをしてくれる少人数性の塾ですので、神戸市西区、三木市の方でご興味がある方は一度問い合わせをされてみては如何でしょうか?
冒頭の話の続きから言いますと、以前に施工させて頂いたお宅に住まわれてから訪問する事はこれ以上無い実務の検証となります。
私たち建築会社は、クライアントが夢見る、『これから建てる新しい家での楽しい暮らし』を実現する為に工事をする訳で、工事がいくらうまく行って、素晴らしい家を引き渡したとしても、その後のクライアントの生活が良くなければ、結果何の価値も生み出せていない事になってしまうと思っています。
そういう意味からいうと、工事をご依頼頂いた時からクライアントのライフスタイルが変わっても楽しく、気持よく住まい続けて頂けている姿を見たり、お話を聴かせて頂けたりすると、自分たちがやっている事の方向性が間違っていないという自信や勇気を頂ける訳で、長ーいおつきあいをさせて頂きながら自分たちが手がけたモノ、コトの検証をさせて頂いています。
学習塾に通う生徒さんたちが、全員、「先生の家、めっちゃかわいいやん」とか、「良い香りがするやん」とか言ってくれるんです、と喜んでおられるクライアントの笑顔を見ると私もほんとに感無量といったところです。
期せずして、大活躍しているブランコ付きのフリースペースを作っていたのも、実は必然だったのかしら、なーんて勝手に納得してみたりして。(笑)
Aさま、この度は看板のご依頼と共に、参考になるご意見を沢山頂きましてありがとうございました。
また、お邪魔させて頂きます。(笑)
次、ご訪問する時は電磁波の測定をさせて頂きますので、楽しみにしていて下さいね。
戦略は実際の行動を伴わなければ意味はなく、
実際の行動の結果を検証せずに戦略を立てても空論になりかねません。
全ての答えは現場に有り。
モノづくりの根本はやっぱりここですね。(笑)
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納得してても後悔しては意味はなし。

 JUGEMテーマ:日記・一般

今日はこの冬一番の冷え込みとなったようです。
11月も半ばということで、そろそろ本格的に冬に突入していても全然おかしくない時期ではありますが、、
そして、今日はボージョレーヌーボーの解禁日。
そういえば、毎年解禁日の頃から忘年会と称された飲み会のお誘いが増えてくる様な気がします。(笑)
今年は(奇跡的に)肝臓の数値が平常値に戻ったということで、積極的に忘年会に参加したいと思いますので、皆さんお気軽に誘って下さいねー。
さて、お題目は今日、私の身の上に起こった出来事で、自分自身の体験を通してお客様の気持ちが良く分かった事。
少し長くなりますが、宜しければお付き合いください。(笑)
実は、私、本日生まれて初めて歯を抜きました。
自分でも意識してなかったのですが、初めてだったのです。
なのに、その初体験だという事をあまり深く考えること無く、歯医者さんの説明を聞いて自分なりにメリット、デメリットを(一応、)ロジカルに考えて簡単に抜歯する事を受け入れたのです。
初めて歯を抜いた感想はというと、本当に気持ちが悪くて不便で、こんな気持ちを味わうのは一日でも短くしたいと願うばかりです。
が、しかし、抜歯を行った後の説明を聞くと、この後、親知らずを抜いて、ブリッジかインプラントかを行うのにどうやら何ヶ月もこの状態が続きそうな勢いなのです。(涙)
抜歯前の説明の段階で、
「昔治療した歯がどうも怪しいが、抜きますか?それとも置いておきますか?抜いた場合、抜歯した場合2ヶ月は歯がない状態になりますが、」
と、訊かれていたら年末年始を控えたこの時期には絶対に抜いていません。
それを、
『昔治療した歯の奥が怪しいので、かぶしているのを取って、確認してみますか?悪ければ抜いてしまわないといけない事もありますが、このまま放置しておきますか?」
と、言われると、抜く事が前提だとは思わないので、「じゃあ、確認してみて下さい、」となります。
実際の確認とは、歯の治療でかぶしている金属をとって、ピンセットで歯を掴んで、
「やっぱりグラグラしてるな、じゃあ抜きましょう。」
程度のことで、しごく自然な流れで抜歯の方向へ、
他の選択肢が有ったようにはあまり思えませんでした、、
そんなこんなで、今日の抜歯には、とても後悔をしています。
しかし、歯医者さんに対しては別になんとも思っていません、というよりも治療の直前に、
「本当に抜く事になっても良いですか?」
とわざわざ訊いて下さったのをよく考えずに、また何度も同じ質問をして、なーんて思いつつ、安易に返事をしてしまった自分を責めているだけです。
2ヶ月程前に歯の治療を行い始めた時に、全体の治療の流れのカウンセリングを受けており、今回の抜歯もその時に決まっていた既定路線では有ります。
「根本的に歯も歯茎も直したい。」というのが私の希望であり、それに沿った治療を組み立ててもらった中に将来的なリスクを消す為に今回の抜歯も入っていたのです。
なので、本当は何の問題も無いはずなのですが、初体験だった抜歯の不快感が理屈では分かっていてもどうしても後悔の念が先に立ってしまうという訳です。
ま、最終の治療が終われば、良い選択をした。と思えるようになると思いますので、それまでの短い間の我慢で一件落着ということなんですが、これって、私たちの日常の仕事でも良く有る事なんだろうな、と気付いたのです。
頭の中では分かっていても、心の中がどうにも納まらない。
そんな事は誰にでもあることで、そんな時は理論だけを振りかざしたところでなんにもならないという事ですね、今日の私のように。
ヒアリング、カウンセリング、コンサルティング、お客様の声を聞いて、求めているものを探し出し、提案して、実行する。
歯医者さんも建築会社も流れは同じなだけに顧客満足の難しさを身を以て感じた次第です。
お客様の判断を仰ぐのは時間をかけて、慎重のうえにも慎重を重ねて、後悔をさせない家づくりを心がけないといけんと改めておもいました。
ま、結局、いくら慎重に確認しながら進めたとしても絶対に(小さいながらも)後悔する事は有るんでしょうし、その部分の気持ちの問題って難しいってことですね。。。
最終的な満足でその後悔が消えてしまえるように努力有るのみってことでしょうか、、
スタッフ一同、心したいと思います。
(口の中は疼きますが、)良い経験になりました。(苦笑)

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分からないことも知れば怖くない。

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このところのニュースでは日本のGDPの減速と景気の後退が報じられており、シャープを初めとする日本を代表して来た大企業の深刻な赤字、不安定な政局や対中、対米での外交、貿易での不安要素と相俟って、年の瀬を前にしてなにやら沈んだ雰囲気です。
私たちの生活に直接関係がなさそうな報道かと思いきや、景気後退の波はそこいらに暗い影を落とし、じわじわと全体的な経済活動を締め付けていきます。
なにか、良い話は無いんですか?
と、お酒の席でそんな話題になる事もしばしばですが、決して全ての産業が落ち込んでいる訳ではなく、実は建築業界でも、ものすごい伸び率で規模を拡大している業態も有るのです。
その、最右翼と目されているのが、自然再生エネルギーです。
各メーカー、販売会社とも、昨年対比3倍、4倍はアタリマエの事業計画を掲げて凄い勢いで伸ばしておられます。
その代表選手、太陽光発電。
今日はその生産工場に見学にいってきました。
このところ建築した新築住宅では殆どのお宅に搭載しているこの太陽光発電ですが、最近になって新規参入のメーカーも増えて急激に選択肢が広がっています。

そして、その商品に対する評価も切り口、立場によって様々です。

決して安い金額の投資ではありませんし、長期に渡って使えてこその設備という事で、本当のところ、どのような選択がいいのかをここらで本格的に情報収集をして、クライアントに適切なご提案をできるようにしたいと思います。

今まで集めた情報でも、本当か、どうか分からない事も沢山有り、それらの情報を一つずつ検証して行きたいと思いますので、また近いうちに結果を報告させていただきたいと思います。

お楽しみに。(笑)

そんなこんなで工場見学の後は、懇親飲み会に翌日はゴルフとおまけもついておりますので、そんな時間も有効に使ってしっかり学んで帰りたいと思います。(笑)
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今を生きれば自ずと点と点は結びつく。

 一日中よく降り続いた雨の日曜日となりました。

JUGEMテーマ:日記・一般

1週間に一度、何も考えずにひたすら自分と向き合う時間でもある日曜日の朝のランニング。
週の初めに頭の中をリセットする意味もあり、少々の事が有っても毎週続ける様になってから、ゆうに1年が過ぎました。
今朝も張り切って出ようとしたら、いきなり雨脚が強くなり、躊躇していたらまた小雨になって、と若干振り回された感も有りましたが、なんとかタイミングを見計らって走る事が出来ました。
とはいえ、走り始めると、やっぱり雨脚は強くなり、当初の予定を大幅に変更して短いコースで早めに切り上げる事になりましたが、、
ま、早く帰って来た分ゴルフの練習が良く出来たということで、ヨシとしました。(笑)
一人で黙々と走っているといろんな事を考えます。
(降りしきる雨の中)このタイミングで走り出したのは果たして良かったのか?という疑問から連想ゲームのようにいろんな方向に考えは展開していきます。
結局、選択が間違っていたか、間違っていなかったかという事に捉われていても、なんにもならない訳で、選択して走り出した以上走り切るしかない。
ということになる訳ですが、それは故ジョブズ氏が伝説のスピーチの中で言っていた点と点が繋がって線になっていく、という話に通じるものだな、と思ったり、、
そういえば、今月から配属された海外からの実習生に歓迎会の席で話したのは、
全ての人が今までの人生の選択を全て受け入れ、これから始まる新しい人生にチャレンジすれば、ずいぶん生産性の高い良い社会になるし、新しいチャレンジをする為に今までの全ての経験が生かされているはずで、君たちは今までの人生の中で何一つ間違った選択はしていない、
ということでした。
学歴社会の流れから逸れて、高学歴を手にする事が出来なくても素晴らしい人生を歩む事なんて簡単に出来るさ、と言い聞かせました。
自分を信じろ、と。
走りながらそんな事を思い出し、ポジティブ思考の根源は今ある自分を受け入れること、そして今を精一杯に生きる事なんだと,自分自身の中でもう一度再確認をした次第です。
人に話す言葉で自分に言い聞かせ、自分を見つめる時間を持つ事でそれを繰り返し確認する。
やはり、週に一度くらいはそんな時間を持つものですね。
気付きが多い雨の中のランニングとなりました。
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conaruc ~コナルク~ 行列のできるパン屋さんに学ぶ。

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非常に忙しい週末、になる予定でしたが、タイトな時間の合間を縫って行くはずだった2件の予定が突然延期となり、珍しく余裕を持った一日になりました。
いつものようにお散歩に行った後は昼までじっくりとデスクワーク。
昼からは税理士先生の事務所に打ち合わせに向かったのですが、時間もあるという事で行く道すがら、すみれママ☆に付き合って近所で人気のパン屋さんでのお買い物にくっついて行って見ました。
conaruc パン工房 ~天然酵母パンと焼き菓子~
昭和風情の色濃く残る古い民家を改装して営業されているこのパン屋さんは米麹の天然酵母を使ってパンを焼いているとの事で、夏の間は麹がうまく発酵しないからという理由で1ヶ月くらい休まれるという拘りのパン屋さん。
ちなみに、営業は週に2日だけ、、
しかも12時に開店して3時にはほぼ全ての商品が売り切れてしまうという人気ぶりです。
実は以前、すみれ日記でも紹介されておりましたよ。
実は、すみれママ☆はすっかり気に入って、こちらのパン屋さんに足しげく通っておりまして、私もここのオリーブパンを頻繁に口にしております。
食べてみると、たしかにもっちり、しっかりとした歯ごたえとナチュラルな甘みが口の中に広がって美味しいパンではあります。
ただ、そのパンを家で食べただけでは週に2回の営業日の開店時間に合わせて並ぶ程、素晴らしい!とは思いませんでしたし、リクエストして買って来てもらう程でもありませんでした。
しかし、実際にお店に行って、そのお店の内装のつくり、店員さんの接客、そして全体の雰囲気を見る事によって、なるほど!と、その人気の秘密が分かった気がしました。
過日、電磁波測定士協会の総会でご縁を頂いたナチュラルハーモニーの川名社長が言っておられたのは、見栄えも悪く、値段も高い自然農法の野菜がユーザーに選ばれる理由でした。
「ただ食べ物を選ぶのではない、それは生き方を選ぶことだ。」
天然酵母で発酵させるパンを選ぶという価値観は(すこし大げさですが、)川名社長が言っておられた事に通じるような気がしました。
それは、健康に留意する事はモチロンですが、自然の摂理に従う事、本質、本物志向の方が増えて来ている事を示唆しているような気がします。
私たち住宅の供給者も価値観としての方向性は同じところを目指すべきだと思うと共に、この行列ができるパン屋さんに学ぶべき事が沢山あると思った次第です。
いや~、勉強になりました。
(行列ができる工務店を目指している関係上、)さらなる勉強の為に、これから頻繁にパンを買いに行きたいと思います。(笑)
それにしても、たまには夫婦水入らずでお買い物もいいモノです。
あれ、いつの間にか単なるオノロケに、、(笑)
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無垢桧の幅木。

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今日の神戸もすこし肌寒いながらもいい天気の爽やかな朝を迎えました。
最近、現場実務を見直して自分で関わるようにしているということで、今日も朝から近所のマンションの改装現場に内装の職人さんと一緒に向かいました。
お施主様に挨拶と、現場での細かな指示をして、次は耐震とバリアフリーリフォームをご希望されてお問い合わせを頂いたお客様宅に耐震改修担当のあきちゃんと一緒にプランのご提案。
リフォーム工事後の生活が少しでも分かり易くイメージ出来るように、という事で「住まいひょうか君」という既存住宅見える化チェックシートで数値化したグラフを作って説明に上がりました。
図面やプレゼンだけでは分かりにくい住み心地を少しでもイメージして頂けたらと思い作成してみたのですが、今が1でリフォーム後は3になります、と、数値に直されても却って分かりづらかったかも知れませんね、、
ま、参考資料という事でお渡しして来ました。(笑)
事務所のテラスでは、来週から工事を再開するマンションの自然素材リフォームの現場で使う桧の幅木が仕上がっておりました。

 

無垢の桧の板を割って、超仕上げをかけてきれいにしてから角の面を取り、汚れ止めのクリア塗装をかけています。

板目の材ではありますが節のない良いところをとって造りましたので、桧らしい色合いでとてもきれいに出来上がっていました。
EM珪藻土の塗り壁と無垢の桧のフローリングにとても良く合うと思います。
A様、楽しみにしておいて下さいねー。(笑)
既製品ではない、この無垢桧の幅木、無いなら作ったらええやん、と気軽に作ってしまえるのは職人が社内にいる環境があるからだと思います。
倉庫も工房も作業場もない営業会社ではなかなか社内でモノを作る事は難しいでしょうし、職人上がりの知識があるからこそ、既製品にないモノをごく普通に、普通の価格で提供出来るのだと思います。
私たちすみれの強みですね。^^
というよりも、工務店というのはそもそもこうゆうものだったはずなのですが、いつの間にか自らの手でモノを作るのを止めて、外注先に委託したり、新建材の既製品ばかりの提案をすることが多くなってしまいました。
アタリマエの事が、周りがいなくなったことで強みに変わった、ということなのかも知れませんが、それが業界全体の流れである事も事実であり、多くの工務店がそれを選択して来た結果なのです。
先日、ある業界のトップリーダーの方が言われました。
「これから確実に大工がいなくなる、職人の確保を出来るかどうかがとても重要だ。」
また、違うカリスマ社長は、
「現場での顧客満足を追求するには職人のコストカットは止めて、ある程度まともな金額を払わないといけないのではないかと思う。」
と、今の時代にコストアップとは、、さすがのコメントをされておられました。
モノづくりの本質はやはり作り手の真心がこもった仕事であり、それはいくら表面上の施工管理や業者会での教育をしても末端まで浸透させるのは非常に難しいことだと思っています。
(モチロンしっかりやられている企業も中にはおられますので、念のため、、)
しかし、現在の殆どの工務店は職人を正規雇用しておらず、職人に支払う給料や保険料を固定費に組み込むことのリスクを背負う事はやりません。
それは、現場仕事はどうしても年間を通して波があり、企業として確実な収益構造を作る為には、必要な時に必要な人材を集める方が良いから、というのが大きな要因ではありますが、もう一つは大工等の職人を会社員としてしっかりコントロールする事が難しいということがあると思います。
そして、職人自身も会社組織に縛られたくない、と思っている人も多いのだと思うのです。
しかし、高度成長期やバブル時代のように建築の仕事が次々と絶え間なくある時代はとうの昔に終わっており、新築の着工等数は一昔前の半分に迫る勢いです。消費税増税の駆け込み需要が片付いたら、職人も工務店も30%~50%要らなくなると言われている現在、職人も工務店も古い価値観は捨てて、本質に基づいた選択をしなければならないと思います。
作り手守る、というと顧客目線から離れた業者都合のように聞こえるかも知れませんが、お客様の立場に立って考えてみると、いざ実際に家を建てるという時は少しでも良い職人に頼みたいというのも絶対にあると思うのです。
良い建物をつくる為には良い作り手を育てる事。
それが自然の摂理だと思うのですが、やっぱり青臭い理想論なのでしょうか。
いや、
『夢は叶う、叶うから夢なんだ。』
メンターが書き残して下さった言葉を胸に、まだまだ、走り続けたいと思います。
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私たちすみれ建築工房は

『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、

『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。



3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。


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小さな一歩を踏み出す勇気。

JUGEMテーマ:日記・一般
日ごと少しずつ寒くなって来るのを感じながら今朝も朝一番から事務所を飛び出し西宮で着工中の新築現場に向かいました。
寒くなって来た分、空気も澄んで爽やかな一日の始まりとなりました。

 

アンティーク調レンガが特徴的な『西宮レンガの家』
http://sumikaie.jugem.jp/?cid=18
完工を間近に控えて1回目の社内検査です。
相変わらず細かな事をネチネチと指摘して、完璧なモノをお客様にお渡し出来るように、と担当のコムさんに指示、自主チェックの甘さを見直すように厳しく申し伝えました。
その後はそのまま名古屋に向かい、月に一度の新築住宅の研究会に参加。
今回は外部講師として先進のフランチャイズ組織の社長にお越し頂いて、目から鱗が落ちまくる素晴らしいお話を聴かせて頂きました。
大手住宅メーカーよりも20%いい材料で家を建てて、20%価格を安くする。
大企業の複雑な組織が生む何重にも重なる販売管理費と莫大な広告費が建物価格の半分を占めるといわれる大手住宅メーカー、プレファブメーカーの家は家づくりの本質から外れており、実際のモノづくりをしっかりとしている地場の工務店こそがその主役であるべきだ。
と、私たちと全く同じ意見を熱く述べられておりました。
I社長、本日はお忙しい中長時間に渡りお付き合い頂きましてありがとうございました。
今回頂いたご縁を大切にしてお付き合いさせて頂ければと考えておりますので、今後とも宜しくお願い致します。
さて、お題目は夙川の河川敷を歩きながらこんな風景を見て思ったこと。

河川敷に遠足に来ていた近所の幼稚園の子供たちが先生に手を引かれ飛び石を渡る練習をしていました。

少し見にくいかも知れませんが、飛び石と言っても飛ぶ程のものではなく、子供たちの歩幅程しか離れていない人工的に置かれた川を渡る為の橋代わりの石です。

いい天気だし、秋の遠足か、いいなー、

なんて思いながら、微笑ましい光景を眺めていました。

タバコに1本火をつけながら見ていると、川の真ん中あたりで動けなくなっている子供がおり、先生が二人掛かりで

「こうやって渡るのよ、」と自らやってみせたり、

前から手を差し伸べて「ほら、おいで、」などと言いながら止まってしまった歩みを進めさそうと一生懸命に声をかけています。

足を出せば十分に届くような間隔でも、初めて渡るその女の子にとってはとても大きな冒険で、怖かったのだと思います。

私たち大人から見れば、というより、子供でも一度渡ってしまうとなんてこと無いようなことでも、『初めて』というのはそんなもんだったんだ、と、記憶の彼方に消え失せてしまった幼い時の感覚を思い出した気がしました。

『小さな一歩を踏み出す勇気』

その勇気を振り絞って初めての事に当たる時、周りの人に励まされ、手伝ってもらいながらアクションを起すというのは実は事の大小の違いこそあれ、本質は今でも同じではないのかと、ふと思ったのです。

今日名古屋でお話し頂いた私たちのずっと先を走っている工務店経営者の話を聞いて、自分たちには到底真似出来ないと思ったような事って、実はその川を初めて渡ろうとしている女の子が怖がっていることと同じなのかも知れません。

ご縁を頂いた方達にお手伝いを頂きながら、最大限の価値をお客様に提供出来る工務店になる為に、絶えず新しい一歩を踏み出す勇気を持ちたいものだ、と思った次第です。

ちっちゃな女の子に大きな気付きを頂きました。(笑)

ありがとう。

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