無常の繰り返し。

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今朝は(諸事情あって)いつもより少し早起きな朝を迎えました。
東の空から太陽が昇ってきたときは雲一つないただひたすら蒼い空が日の出と共に赤く染まっておりましたが、日が昇りきる頃には薄化粧をしたような雲が南の海の方から伸びて来てました。
わたしは(建築業という仕事柄、)基本的にピーカンに晴れた日が好きです。
通り雨も絶対に降りそうも無い、何の心配もいらない空がやっぱり安心出来るのです。
しかし、最近は雲一つない晴天よりも少し雲が出ている方が空はきれいな気がして、いいなーなんて思ったりして、、中年も佳境に入って来て少し趣味が変わって来たのかもしれません。
とにかく、きれいな空でした。

今日は(久しぶりに)一日中事務所に籠り溜まりに溜まったデスクワークに没頭しました。
来客の予定も比較的少なく、ずいぶん固まったままだったタスクを動かす事が出来た気がします。
たまにはこんな日もないとね、、
しかし、事務所に一日中いると、ありがたい事にいろんな人がやって来たり、いろんな電話がたくさんかかってくるもので、それも非常に厳しい事だったり、とっても嬉しい事だったり、アゲることやサガることが同時に沢山、しかも絶え間ない波の様に押し寄せて来るようでした。
まるで人生の交差点にいるような感覚、とでもいうのでしょうか。
慌ただしく鳴り続ける電話をとったり、会話を聞いたりしていると建築という、人々の人生にとって最大かもしれないくらいの非常に大きな買い物を扱うことはそこに住まう人たちの人生に深く関わっているのだという事を改めて感じました。
結婚を機に新居を構えたい、
家族が増えたから引っ越したい、
子供が大きくなったからリフォームしたい、
おばあさんが心配で二世帯住宅に建て替えたい、
昔からの夢を叶えて独立開業してお店をつくりたい、
お客様から問い合わせは、それぞれ人生のステージに何かしらの変化がありその解決であったり、挑戦であったり、夢や希望を叶える事であったりする訳です。
そのお手伝いをするのが私たちの仕事な訳ですが、、
改めて非常に重い責任を背負っていることを目の当たりにした気がしました。
そんな中、現場からのスタッフがかけてきた電話をとって話しているのがふと耳に入りました。
聞くとはなしに聞いてしまった自分の耳を疑いましたが、その電話をおいたスタッフが私に告げたのは、長年懇意にして頂いていたクライアントが今朝突然お亡くなりになったとのこと。
その方は、今のお仕事の前は自分で起業された会社を大企業に育て上げ、株式を売って財を成されたという私にしたらクライアントではありましたが、それ以上に大先輩の経営者であり、夜中によく話しを聞かせて頂きいろいろと学ばせて頂いた覚えがあります。
その方からは昨年の年末からも色々と相談を頂いており、そろそろご連絡をしなければ、と思っていた矢先の出来事でした。
相変わらず、人生は無常であり、無情。不条理に満ちあふれているようです。
まさか、2年も続けて1年のはじめの月にかわいがって下さった先輩経営者がある日突然、急逝されるなんて、、
あり得ません。
諸行無常 是生滅法 生滅滅已 寂滅爲樂
カタチ有るものは全て壊れ、無くなっていく。
そこにあると思うから無くなった時に苦しんだり悲しんだりするのであって、そもそも全てのモノはそこに無いもので、ある事こそが幻想のようなもの。と仏教は説いています。
そんな事がすっかり理解出来る程、悟りを開いている訳も無く、今の私には驚きと悲しみしかありませんが、こんな事を繰り返し体験していく事によって、無常という概念を身につけていくのかもしれません。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらはす。奢れる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。たけき者も遂には滅びぬ、偏に風の前の塵に同じ。
U様、心からご冥福をお祈り致します。
安らかにお眠りください。
いままでの長い間ありがとうございました。
深謝。
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全ての人に快適な住環境を提供したい! 私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念に掲げ、



3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。

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第六の法則 学び続ける姿勢を持つ。

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今シーズン初めての積雪でした。

しんしんと冷え込んだ朝となりましたが、週の立ち上がりの月曜日ということで、夜明けと同時に大工の大ちゃんと一緒に着工現場に向かいました。
ま、別に一緒に現場作業に勤しんだ訳ではありませんが、現場での納まりや工事の段取り等の打ち合わせを念入りに行い、後は若手のホープに任せて大丈夫。
大ちゃん、キッチリしっかりやって先輩達を見返して男になれ!
よろしくねー(笑)
現場では解体工事からバリバリと進めておりましたので(いつもの)厳しい工期にもキッチリ結果を出してくれると思います。
昼前には打ち合わせと引き継ぎを済ませ、次は大阪の中心地へ、
商業施設の設備改修の現場確認をさせて頂きました。
重ねれば重なるもの、と言いますがこのところ大阪での工事のご依頼が多くて、大阪におりっぱなし。
ご縁を頂いた方にいつも気にかけて頂いているということで、本当にありがたい事です。
心から感謝致します。
ありがとうございます。
昼食(のラーメン)もそこそこに走りまわりそのまま新大阪の会議室にて勉強会に参加です。
JACKという建築系の全国組織の関西ブロックの勉強会ということでしたが、会として新しい取り組みについての説明会ということで、関西というよりは西日本広域から沢山のメンバーが結集しておりました。
内容はというと、、
国内というよりも世界レベルで見ても最高品質を誇る太陽光発電システムのメーカーとの提携により、低価格で高品質の商品を扱える事になったことの詳細の説明会を中心に顧客サービスを充実させるための情報満載となっておりました。
すみれからもメンテナンス担当の和田が参加しておりましたので今後の巡回メンテナンスサービスの充実を図れると思います。
今日はどちらかというと情報収集という意味合いの方が強い感じではありましたが、それでも外に出て沢山の人と出会い、話を聞く事はやはり勉強になります。
今年の私の位置づけは実践の年ということで、今まで学んできた事を行動に移そうと思っており、その実務を行う時間を確保する為に、勉強会等で外に出るのは少し控えるようにしています。
しかし、今回の実務的な情報収集を含め、以前から続けているいくつかの学びの場への参加は同じように継続するようにしています。
佐藤一斎がその著書「言思四録」の中で書いている言葉に、
少くして学べば、則ち壮にして為すことあり
壮にして学べば、則ち老いて衰えず
老いて学べば、則ち死して朽ちず
という言葉があります。
いくつになっても学び続ける姿勢を持つ事が大事である、ということで、(例の)人生を成功に導く20の法則の6番目ですね。
そんなこんなで、今年は実務に向き合う年と言いつつも、老いて衰える事の無いように、学ぶ姿勢、学び続ける行動をいつまでも持ち続けたいと思います。
勉強会のご準備を頂きました理事の皆様、ありがとうございました。
深謝。
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志。

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快晴の日曜日。
天と地を遮る者が何も無い、そんな印象を受けた素晴らしい朝でした。
毎週一度の『刃を研ぐ』習慣である朝のランニングをする私の都合に合わせてくれるようにまるで図ったように晴れ渡った気持ちよい天気に、ありがたい気持ちを一杯にして走りはじめました。
いつもの河川敷では雲雀が木の実をついばみながらピーチクと楽しそうに飛び回り、
2月を待たずして気の早い梅が咲き始めておりました。
このところの暖かい陽射しにだまされたのか、昨年はこんなに早く咲いていなかったと思うのですが、、
きっと来週会う時には満開です。
今日の昼からは久しぶりにお休みを頂いて昼から滋賀県まで茶の湯のお稽古。
(文字通り)走り回る毎日の慌ただしさをすこしだけ離れてたまはじっくりと自分の内面に向き合いたいと思います。
さて、お題目は今年の私のテーマです。

毎年、年の初めの1月2日に家族で書き初めをします。
その時に1年のテーマを決めて書を認めるのですが、(大げさか、笑)ここ最近は自分の名前から一文字をとってその一年のテーマとして来ました。
高の年は、高く。
理想を高くということもありましたが、工事の品質や提案のレベルを高くしようと取り組みました。
橋の年は、橋を架ける。
お客様とすみれの間に橋を架ける、というのももちろんですが、スタッフとの間やご縁を頂いた方との間の橋を意識してコミュニケーションをとる事に注力しました。
そう言えば、1年間通してこのブログにbridge logという今日の橋を書き続けたりもしてました。

剛の年は、剛くなる事に気を付ける。
昔の中国の教えでは40代の半ばが人生の中で一番強くなる時期とのことで、剛くなるからこそ気をつけなければならない事が多いといいました。
剛い人間程、人の話を聞かなくなるということで、TOTOの加藤執行役員に身を以て教えて頂いた、「人の上に立てば立つ程謙虚にならないけん。」という言葉をもう一度心に刻む年になりました。

志の年は創業の志に立ち返り、それも大きく高く持つこと。
一番始めにテーマとして採用したこの文字でした。
そして、今年も。

この文字に込められた本質を今年はもう一度見つめ直すと言うよりも、これが全ての根本であり原点だという事を刻み込み、自分自身の中でぶれない『目的』を掲げ続ける事が出来るように日々の精進を重ねたいと思っています。
ちなみに、つい最近小田全宏氏のメルマガに見つけた佐藤一斎の残した文章をみて非常に得心する事が出来たので一部転記させて頂きたいと思います。(いいのかな、いいよね、笑)
*****ここから転載*****

厳しく此の志を立てて以て之を求めば

 薪を運び水を運ぶと雖も亦是れ学有る所なり

 況や書を読み理を究るをや

志をしっかりと立てて物事に取り組むならば、普通の日常生活すべてが学びになるし、真剣に書物を読むならば必ず答えが見つかる、というような意味です。

この節のすぐ後には、「志も目的もなければ、たとえ一日中本を読んでいても、ただの暇つぶしに過ぎない」というような意味の言葉が続きます。

佐藤一斎の影響を受けた吉田松陰も「志がなければ学問をすることさえ意味がない」と「立志」の重要性を力説してます。

志が立っていれば、人生すべてが学びになり、いかなる試練に遭遇しても勇気をもって立ち向かえるーーーその一斎の思想を受け継いだ人たちは、歴史のなかで多くの偉大な業績を残しています。

*****ここまで転載*****

まず志ありき、ということですね。

この一部を読んで、理念を支えるのが志、ということなのかな、と思いました。

私たちが唯一出来ることである『建築』を通して、

地域社会の皆様に安心安全と健康、そして幸せをお届けしたい。

ご縁がある方の事業の成功のお手伝いをしたい。

そしてそれを支える、ものづくりを行う担い手の社会的地位の向上を叶えて皆が安心して働ける業界に変えたい。

そんな理念を叶えるため、志は大きく、高く持たねばならなくて、そしてその実現は非常に難しいことのようです。

しかし、この世に生を受けた証として、何とか実現に漕ぎ着ける事が出来るように、遠き頂きを目指して情熱を持って上り続けようと思います。

志を胸にね。

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見えない不安、見える安心。

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今朝もいい天気で週末を迎えました。
風は冷たくても陽の当たるところはポカポカとしてすみれのアイドル犬チャックものんびりとひなたぼっこをしていました。
午前中はお客様宅のメンテナンスに伺い、以前からご相談頂いていた電磁波の対策も一緒にさせて頂きました。
メインでお使いの暖房器具がホットカーペットということで、電磁波の事を気にされてお正月明けのイベントにお越し頂いてご相談を受けていました。
「良く分からないけど電磁波の影響は目に見えないので、何となく不安なのよ、」
という事で、昨年からすみれで扱っている日本で唯一の商品である電磁波カットのホットカーペットをご購入頂きまして、そのアフターサービスといいことで、見えない電磁波を見えるように、電磁波測定器を持って計測に行き、アースをとる前ととった後の数値を実際に御確認頂きました。

(私もそうですが、)いい大人になっても電磁波の影響で身体に異変が起きたりします。
そう考えると、身体の小さな子供や、ワンコ達への影響はもっと心配だということで、ホットカーペットが大のお気に入りのワンコたちの為に今回の電磁波対策にご興味を持たれたとの事でした。
2匹のワンコがしきりに私に寄って来てくれたのは、きっと自分たちのねぐらを快適にしてくれたのが分かってくれたのだと思います。(笑)
ワンワンと言ってくれました。
ついでに、と居間にあったパソコンも気になって計測してみると、、

700V/m!
北欧の国で法律で決まっている基準値は25V/mですので実に基準値の28倍です。
これはさすがにいけませんね、という事でアースをとって処置をしてみると、

18V/mの基準値にしっかりとおさめる事が出来ました。
パソコンの電源だけではなくインターネットを繋げる為の○oft bankのモデムからのLANケーブルでずいぶん帯電していたようです。
調べてみて良かった良かった。(笑)
これで安心しておかあさんも居間でくつろいで頂けると思います。
私たちすみれは建築会社です。
しかし、わたし自身、建築そのものだけに価値は無いとおもっています。
私たちが提供する価値は住宅やお店、事業所といった建築物というモノ自体ではなく、そこで行われるコトが重要なのです。
そして、住宅や店舗等、そのハコは環境そのものでもあります。
お客様に安心して健康に暮らして頂けるようにすることが建築の目的である以上、シックハウスに留意して自然素材の建材をお奨めするのと、電磁波対策についてのアドバイスを行うのは全く同じレベルの話なのです。
夜は本日店舗工事のご契約を頂いたクライアントと共に、お店の細かなディティールやオペレーションについて、参考になりそうなお店にご案内して打ち合わせ。
オサレーなお店にするかどうかはさておき、流行るお店にしなければならないのは間違いない訳で、売り上げは、
顧客数×販売単価×購買頻度
というマーケティングの基本中の基本に立ち返って今回ご提案したお店の今までと違う新しいプラン、コンセプトについてじっくり時間をかけてご説明しました。
(ずいぶん)飲みながらになりましたが、(汗、)
計画を達成して、なおかつそこに集まる人たちが笑顔になれるような店づくり、クライアントと一緒に作り上げてみたいと思います。
Y専務、Hさん、遅くまでお付き合い頂きましてありがとうございました。
いよいよ来週から工事は始まります、宜しくお願い致します!
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信頼と継続の親密な関係。

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神戸では今朝も蒼い空が広がりました。
青いではなくて蒼いと思ったのはきっと早起きし過ぎであおい顔をしていたからだと思います。
確か、昨夜ベッドに入ったのは3時(いつもと同じですが、)、そして今朝起きたのは5時過ぎと、後で冷静に考えたら2時間程しか寝ていません。
普段からあまり沢山寝ないとダメな方ではないのでいいと言えばいいのですが、このところ毎日遅かったこともあり、さすがに2時間はヘヴィーでした。。
なぜにそんなに早起きをしたかと言いますと、神戸で最近熱く盛り上がっている朝活のイベントに招待され(てしまった)たのです。(笑)
近所の仲良し同業者のO社長がやたら熱心に活動されている余波?で共通の知り合いでもありすみれのクライアントでもあるゴルフショップのマスターから招待状が届いたのです。
ま、お祝いの意味も込めて、一度くらいは参加してみましょ、と思い気軽に「行きます。」と言ってしまったのが運の尽き、厳しい週末になってしまいました。(笑)
それにしても、朝っぱらから皆さんテンション高いものですねー、
私も負けじと朝の筋トレをしてから会に望みましたが、タジタジ、、
でも、長い間お会いしていなかった方と再会出来たりと、いい事もありました。
毎朝の筋トレの成果でずいぶん身体が引き締ったお陰で、「お久しぶりです、高橋です、」
と声をかけても分かってもらえない人も何人かおられましたが、、
それはそれでいいかと思います。。(笑)
会が終わって外に出ると身が引き締まるような寒風と蒼い空。
気合いを入れ直して一日、店舗の建て替えのご相談や、住み替えのリフォームの打ち合わせ等、今日も一日中走り回りました。
お題目は、その朝活に出ていて思ったこと。
一業種一人のメンバーが集まって毎週一回早朝に集まり、お互いのビジネスの発展の為にリファーラルと呼ばれる紹介活動を行うというこのシクミ、紹介から発生するビジネスモデルとして世界最強と言われているようです。
私が思ったのは、そのシクミの神髄は続ける事にあるのではないか、ということ。
今朝のように気合いを入れて夜明け前から起き出して寒空の下でかける事も一度だけならそんなに難しい事ではありません。
しかし、それをこれから何年も毎週欠かさず続けていくには相当な覚悟と情熱が必要なのだと思ったのです。
それも習慣化として身に付けばそんなに難しくはないのかも知れませんが、習慣という呼吸をするように自然に出来るようになるまでにはずいぶん時間がかかると思うのです。
そんな厳しいハードルを共に乗り越える事によって仲間意識が芽生え、その厳しさ故に信頼出来る人間性をその仲間に見いだすようになるのではないでしょうか。
私もお誘い頂きましたが、出張が多く、参加出来ない事が多いのが目に見えていたので残念ながらご辞退申し上げた次第ですが、参加する、そして続ける事を決意された方には心から敬意を表しつつ、凄い習慣を身につけられる事をお祈り申し上げます。
とてもいい刺激を頂けた事に感謝致します。
ありがとうございました。
あー、それにしても早起きしたお陰で沢山の仕事ができましたー。
早起きはやっぱ、いいですねー。
深謝。
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建築屋のオヤジのリーダーシップ論。

日記・一般

今朝もさわやかな青空が広がりました。
おかげさまで空気は凛と澄み、放射冷却で河川敷は霜で真っ白。

真っ白な河川敷を(愛犬)チャックと走り回ったあと、そのままの勢いで事務所を飛び出しました。

今日も良く走り回りました。

まずは新規事業をお考えのクライアントと出店計画のコンセプトとマーケティング戦略のご相談。

店舗の内外装工事の費用の話はそっちのけで、これからのビジョンや事業展開の目的について話は盛り上がりました。

ま、私たちにとってはお店のハコを作る事に価値は無く、そこでクライアントが如何に実現したいご商売を出来るようになるかが重要と思っているので、具体的な話よりもこの前段階のお話がとても重要だと思っています。

そして、(所詮建築屋のオヤジである)私にこんな事までご相談頂ける事を本当に嬉しく思います。

昼からは電車に飛び乗り着工の計画も煮詰まって来たお店の設備計画の最終のチェック。

店舗の計画において、お店の工事はデザインや雰囲気も大変重要ですが、実際のサービスの根幹であるオペレーションに問題が無いかが実はもっと重要だと思っています。

飲食店は厨房が命ということで、怪しいところはキッチリと調査をして着工の前にはっきりとさせておくのが私たちの仕事です。

あくまで、お店を作るのではなく繁盛するお店を作るのがミッションですので、(笑)

その後は少し前からご相談頂いているメンテナンスの調査に行ったり、梅田の近くで着工中の現場にて打ち合わせをしたりと、まるっきり店舗工事屋さんな一日となりました。

かたまるときはかたまるものですねー。

ま、自分の中で切り替えをせずに同じモードで仕事ができるので良かったのですが、、

夕方からは毎月の習慣としてすっかり定着した月に一度の勉強会、『理念と経営』を考える勉強会に参加とうことで、今日もまるっきり事務所に居ない一日となりました。

(住宅ローンの借り換えのシュミレーションなど、)私の作る書類をお待ちの皆様、申し訳ありませんがもう少しだけお待ちくださいませ、、(汗、)

お題目は夕方から参加したその勉強会での設問について。

勉強会の冠が『理念と経営の会』ということで、そこの設問として問われる内容はなかなか鋭く厳しいものが多く、毎回心の奥底に刃物を突きつけられる様な思いをします。(苦笑)

今日の内容で一番ドキッとさせられたのは、

結果を残すチームづくりの ために、あなたが心掛けているリーダーシップの要諦は何ですか?

という質問でした。

私は現場叩き上げの大工上がりですので、リーダーシップの要諦なんか簡単な事で、起業してからの15年くらい、常にブレずに一つの事に拘って来ました。

それは、

『率先垂範』

です。

(超)乱暴に言うと、自分がスタッフの誰よりも(仕事を)やっていることを見てもらう事で、スタッフに無理難題をきけ、という事です。

そこには、(自分もこれくらいやってるねんから、)スタッフは私が指示した事くらい出来てアタリマエという驕った考え方が根底にあるのだと思います。

客観的に見ると、ずいぶん偏ったおかしな考え方ではあるのですが、長い間なんの疑問もなくそのおかしな価値観を固持したままやってきました。

で、今日改めてそんな問いを向けられて、ん、と考え込んでしまいました。

冷静に考えるとずいぶんおかしなリーダーシップ論です。

『要諦』という事ですから、もう一度良く考えてみようと最近の自分を振り返ったところ、心がけている事として思いついたのは、スタッフに対して素直に『ありがとう』と言おうと(努力している)事でした。

少し前からスタッフに対して、そもそも、仕事なんだからやってもらわないと困るし、指示した事をやってくれてアタリマエ、出来なければあかんやろ、と怒るような態度で接して来た事に対して反省して、最近になって『ありがとう』という感謝の心を持ち、それを言葉(や文章で)を伝えるように(今更ながら)気をつけている事を思い出しました。

人は人、機械でもなければ家畜でもない、自分が頼んだ事に対して応えてくれたら『ありがとう』と言ってアタリマエですが、そんな事さえ長い間ロクに出来ていない自分がいたのです。

決して感謝していない訳ではなく、いつも真面目に、一生懸命働いてくれるスタッフに対してあり難い、と思っているのにも拘らず、それを伝える事をずいぶん長い間怠って来ましたし、出来ませんでした。

(恥ずかしながら)少し前にそんな事に気付き、これはまずい、と考え直して、やっとこさ重たい腰を上げてというか重たい口を開いて『ありがとう』と伝えるように心がけ(るようにし)ていたのです。

ずいぶん長い間、申し訳ない事をして来たと反省しておりましたが、でもそんな事は気恥ずかしくて今更言えなくて、最近にになって機会があるごとに、そーっと『ありがとう』を伝えるようになっていたという訳です。

この歳(40代後半、涙、)になるまでそんな事に気付かないなんて我ながらずいぶん情けない話ではありますが、、

勉強会でそんな話をしていましたら、メンバーのお一人に

「そんな事に気付いたきっかけは何があったの?」

と聞かれ、改めて思い返してみれば(きっかけはいろいろありますが、)一番は毎朝振り返る13の徳目のチェックではないかと思いました。

13個のチェック項目の一番最後にあるのが『感謝』のチェックで、その後に今日のありがとうという欄に毎日感謝する事を書き続けている効果ではないのかと、

やはり、習慣化の力は凄いのだ、と改めて『習慣が人生を変える』と言われる所以なのだと実感した次第です。

なんのカミングアウトやねん、というツッコミも聞こえて来そうですが、これからも素直に『ありがとう』と口にする事を心がけていきますので、スタッフの皆様宜しくお願いします。(笑)

と、言いつつもイマイチなところもまだまだ沢山ありますが、元来コミニケーションべたなモノですので、その辺り鑑みてご容赦下さいませ、、(汗)

深謝。

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信頼残高。

JUGEMテーマ:日記・一般
新幹線の車窓から滋賀の山々の雪化粧を見ながら、

今日は朝から名古屋へと向かいました。

リニモなる、(多分)リニアモーターに乗って長久手古戦場という由緒正しそうな駅近くにあるすみれ飲食事業部が加盟するチェーン店のお店にて全国のメンバーが一同に会しての新年会でした。

私は一飲食店の経営者として、メンバーの一員として参加したのと同時に殆ど全店の店舗改装のお手伝いをさせて頂いた建築会社の代表として、一人二役で参加させて頂きました。

北は山形県から南は鹿児島県まで、全国に散らばるクライアントとお会い出来る数少ない機会という事で、ご無沙汰しています、という挨拶からずいぶんたくさんの方とお話をさせて頂く事が出来てとてもいい時間を過ごす事が出来ました、皆さんありがとうございました。

「変わってますよねー、」

って良く言われますが、たしかに神戸の片田舎で地域密着の地道な営業を続けている工務店が全国各地で店舗改装の設計・施工に関わっていることって、確かになんか不思議な気がします。

しかもその数は60店舗を越え、今年も不景気なんて何のその、十数店舗の出店計画があるとの事でした。

クライアントの明るく希望に満ちたビジョンを聞きながら、未だに衰える事の無いパワーに満ちたそのチェーン店の設計・施工を一手に任されている者として気が引き締る思いでした。

皆様、引き続き宜しくお願い致します。

さて、お題目は今から13年程前の事へと遡ります。

私がまだ大工の職人として現場でバリバリと働いていた頃でして、現場の仕事を終えるとしょっちゅう若衆を連れて一杯飲みに近所のお店に行っていました。

ま、完全なガテン系ですので、仕事の終わりはビールの始まり、といった頃の話です。(笑)

その頃、事務所(って自宅の一室でしたが、)からすぐ近くに新しい焼き鳥屋さんが出来てとても気に入って良く通っておりました。

『やれることならなんでもします。』

というのがキャッチコピーのとても勢いのある美味しい焼き鳥屋さんでした。

ある時、頻繁に通っていたその焼き鳥屋さんの大将が、突然、神妙な顔をして

「話があるねんけど、」と切り出されました、

「なんですか?」と、ちょっといい感じでビールを飲み干した後の私は上機嫌。

「これから全国展開して何十店舗ものフランチャイズチェーンの店を出店したいねんけど、手伝ってくれへん?」

とのこと。

「大吉の社長の本を読んだら、チェーン展開をするなら工務店と組まなあかんって書いとったから」

まずは工事屋さんから、という事だったようでした。

私はというと少しキョトンとしてしまいましたが、(笑)その大将の眼差しは真剣そのもの。

その顔つきを見て、(いまは確かにオープンして間もない大将と女将さんでやっているような小さなお店ではありますが、)この大将は本気だなーって分かりました。

「分かりました、手伝わせて頂きます。」

と、即答の私。

「今は若衆2人とやっているだけのただの大工なので全国でお店を作るのは出来ませんが、チェーン展開が始まるまでには準備して出来るようになります。」

と、ビールの勢いもあって少し大きく出ておきました。(笑)

それからしばらくして、そのお店は神戸に2号店、3号店、と増えて行き何年後かに京都にチェーン1号店を出店したのを皮切りに一気に全国に出店を重ねる事になったのです。

その大将が全国に出店を重ねて行くのと同じように私たちも職人の数を増やし、設計の担当者をつけて共に成長させて頂いて来たのです。

今までの十数年間の間にいろいろな事があり、その度に一つ一つ真摯に誠実に向き合って来た結果、今こうして全国の加盟店さんの工事を全て引き受けさせて頂く事になったのだと思います。

今日の新年会で、その大将(今は社長ですね、、)が言って下さったのは、

「実際、今まですみれさんの事を疑った訳ではないが、もっと安いところが無いか探してみたり、相見積もりもずいぶんとって比べて来たが、結局答えはすみれさんが一番だという事でした、スミマセンでした、」

とのお言葉でした。(涙)

今までコツコツと積み上げて来た信頼という残高がずいぶん貯めてもらえているのだ、と感じると共に、今まで以上に信頼に応えなければならないという想いで胸は一杯になりました。

正直、一度のミスも失敗も無かったかというとそんな事はもちろん無く、クレームもありましたし、苦言を呈される事も多々ありました。

その度にしっかりと誠意ある対応と改善を繰り返して来たことが今ある信頼を積み上げて来た根源だと思いますが、実際のところそれを実践して来たのは私ではありません。

スタッフの皆なのです。

社員の皆がクライアントのメリットを最大限になるようにデザイン、品質、そしてスピードと現場でのモノづくりに真摯に向き合って来た事、それをサポートする設計、事務のたゆまぬ努力の結果が一つずつ信頼を積み上げてこのようなカタチで表れて来たのだと思います。

(人ごとのようですが)凄い事だと思います。

大きな信頼を寄せて下さるクライアントに感謝するのはもちろんですが、クライアントからの信頼を十数年に渡り、得続けてきたスタッフに心から感謝する一日となりました。

ありがとうございます。

そして、ありがとう。

深謝。

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魂を磨く。

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今朝は今期最後のPTA朝の挨拶運動の日。

7時55分校門集合!ということでいつもより少し早く起き出し、張り切っていつもの筋トレをして万全の体制でジャージに着替え、すっかり体育の先生(風)になり切ろうとしたその矢先、ふと外を見るとまさかの土砂降り。
急いでiPhoneでメールのチェックをしてみると、保健体育委員長から
「あいにくの天気で・・」
と挨拶運動中止のメールがきておりました。
残念です。
毎日振り返る13の徳目の今日のテーマは『挨拶』にしようと思っていたのに、、
お陰さまで少しゆっくり目の朝になりました。
天気がいい日に振り返られる事を祈ります。(笑)
朝の間ゆっくりしていた割りには、朝礼の後はなぜかバタバタで、今年初めてのコーチングのセッションの時間を(またも)見過ごす始末で冷や汗をかきました。
昼からも打ち合わせや着工前の挨拶など、実務に走り回り、最後は三宮の真ん中のビルで石工の職人さんとビルのエントランスの改修工事の細かーい納まりについての打ち合わせ。
あたりはすっかり真っ暗になっておりました。
せっかく、街中のど真ん中で夕方に仕事が終わったということで、ネオン街にずいぶん誘惑されましたが、なんとか踏みとどまって事務所に戻って残務処理と明日の準備に勤しみましたよ。
このブロンズ像はフラワーロードにある『道標』という彫刻。
なぜか、私の行く道を示すようにネオン街の方を向いておりました。
が、しかし!今日のところはなんとか己に勝つことができましたー。(笑)
そんな風に考えると、毎日の暮らしって案外自分との闘いの連続かも知れません。
すみれでは毎日朝礼で、ベンジャミンフランクリンが行っていたと言われる13の徳目について振り返る、という習慣を会社全体で取り組んでいます。
挨拶
笑顔
言葉
親切
約束
責任
前向き
尊重
努力
誠実
自律
健康
感謝
その13のことがら全てについて一日ちゃんと出来たかを毎日振り返り、チェックをするのです。
はじめのうちはカタチだけで何となく◎や△をつけていたのが毎日これを繰り返しているうちにだんだんと潜在意識の中に刷り込まれてくるから不思議です。
カタチだけ、から入っても繰り返しているうちに自然な行動に移って来るのです。
この間の日曜日、いつもの河川敷を走ってて、歩道のグレーチング(溝蓋)がずれているのを視界の端っこで見かけました。
いい調子で走っている時は信号待ちで止まるのも億劫なのですが、何故か心の中に『親切』という言葉が浮かび、走り過ぎたのをわざわざ引き返して溝にはめ込み直したのです。
誰が歩くでもない歩道の脇の溝蓋を直す為にわざわざ引き返すなんて、少し前までの自分では考えられないことで、我ながら少し苦笑い、、
完全に刷り込まれております。(苦笑)
この面倒な習慣に取り組むきっかけは昨年の正月に急逝したメンターであった社長が(大変苦しそうにも見えましたが)続けられていたのを見ていたからで、その時は傍目に見て、なんて大変な事をしかも社員さんを巻き込んでやっているのだろう、と思っておりました。
しかし、この何年かの間に様々なご縁を頂き、いろいろと学ばせて頂いた中で感謝する習慣と在り方を考える時間を持つことの重要さに気がつき、一大決心をして取り入れる事にした次第です。
しかも、スタッフを巻き込んで、、
昨日、丹波の三心五観さんでのイベントで聞いた船越氏のお話の中に、
「食物を口にする事に対して心から感謝をする事、それを毎日、毎食繰り返し行う事が魂を磨く事になるのです。」
という言葉がありました。
誰にでも出来るアタリマエの事を繰り返し続ける事が魂を磨くのだと。
『魂を磨く』
昨夜からその言葉がずっと頭の中にこびりつき、離れませんでした。
そして、夕方現場での打ち合わせを終えて、帰路についた時、これは『自律』やな、と思った瞬間、魂を磨く習慣を、今は亡きメンターが私に贈ってくれていたのだとハタと気付いたのです。
人はこの世を去ったあとも、人の心の中に住み続け、生き続けるものなのだと改めて実感しました。
道理で一周忌が過ぎてもお亡くなりになった実感が湧かないはずです。
こんなにすぐ側で生きておられるのですから、、
そんな事に今更気付かせて頂いたきっかけを考えた時、本当に人とのご縁に育てられているのだな、と感謝もひとしおです。
感謝する事が魂を磨く事、
肝に命じておきたいと思います。
ありがとうございます。
心謝。
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全ての人に快適な住環境を提供したい! 私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念に掲げ、



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目的と手段についての考察 vol.17 ~目的への決意~

 JUGEMテーマ:日記・一般

雨の丹波。
今日は久しぶりに建築の専門的な研究以外の勉強に出掛けました。
丹波にある体験型農家レストラン 三心五観さんへ、
http://www.3shin5kan.com
丹波ってずいぶん山の中に行くようですが、神戸からだとせいぜい車で1時間とすこし、実はなんて無い距離ではありますが、神戸の街中とはずいぶん様子は変わります。
幾重にも重なる山々に囲まれた盆地には田んぼや畑が広がり、その周りには昔ながらの里山が残っています。
山には猪や鹿がそこいらを駆け回り、それを撃って食する事もこのあたりは今でも日常の一部とのこと。
神戸から移り住んだオーナーは自ら無肥料無農薬の農業をしながら体験型のレストランを営み、子供達に命をいただくことの有り難さと素晴らしさを感じてもらえるように、と言われる藤本さん、爽やかながらも強さを感じる青年オーナーでした。
薪ストーブの香ばしい香りと暖かさに包まれながらお話を聴かせて下さったのは、自然食界のきみまろ事、船越康弘さん。
 
岡山のWARA倶楽部という一日たった2組だけという宿を営まれながら、自然食に限らず、衣食住、そして医療についての講演で全国に引っ張りだこという凄い人でした。
 
WARA倶楽部はこんなところ、→http://wara.jp/waraclub/
座談会と言う名のイベントでざっくばらんに話される船越さんのお話はわかっている(つもりの)コトをもう一度正面から突きつけて、本当にやっているか?と、真剣に問われているような気持ちになりました。
特に、未来に対するアプローチについては、本当に環境に対する負荷を軽減せずに人類がこのまま進んで行ける訳が無い、資源は有限であり、人間の欲望を満たす事を続ければあっという間に地球の資源は破綻する事は目に見えているが、それでいいのか?と、厳しく問われた気がしました。
動植物、あらゆるものが命を受けて生きている以上目的があります。
その目的の究極は種を守る事です。
私たちが、地球の環境を汚染して、有限の資源を必要以上に早く大量に消費していることは種を守る本来の目的から逸脱している行為なのは科学者でなくても簡単に理解出来る事だと思いますし、私自身も良く分かっている(つもりです)。
で、行動しているか?と。
子供達の未来がどうなってもいいのか?と。
深く考えさせられました。
氏曰く、まずは決意する事だと、それは自然食を摂るとか、自分と家族だけ健康になればいいとか、そんな事ではなく、この世に生を受けて何の為に生きているのかという根源的な問いに真摯に答える事ではないのか、とのことでした。
健康は目的ではなくあくまで手段に過ぎず、その健康を手にして何をすべきなのかという自分自身に対する問いの答えを真摯に探すべきではないのか?
冷蔵庫に賞味期限ギリギリの牛乳と、まだ期限まで日にちがあるものとがあれば躊躇無く期限切れの早いものから手にする。
しかし、スーパーに並んでいる牛乳は賞味期限の短いものには手を出さずに賞味期限が長いものを選んで買い物をする。
賞味期限が切れたものは廃棄物となり環境に負荷をかける事が分かっていてもそうする自分はどうなのか?
そんな話を聞いて、何の為に、という問いは自分自身の在り方に対する問いでもあり、全ての行動にその答えを整合させることが幸せという概念の根本になるのでは無いか、という風に感じました。
決意する事。
経営者として、親として、夫として、そして人として、もう一度私自身の生きる目的について良く考える事にします。
今日も素晴らしい学びと気付きをいただけた事に心から感謝をします。
ご縁って本当に素晴らしい、
ありがとうございました。
心謝。
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おらが街の公共事業、その3。

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今日は大寒。
暦の上では寒さが一番厳しくなる頃、となってますが太陽が顔を出してくれていたお陰もあり、そんなに寒い一日ではありませんでした。
年明けから週末はセミナーイベントがあったり、上棟祭があったり、風邪を引いてしまっていたりと、すっかりいつものリズムを崩してしまい、週に一度の刃を研ぐ習慣であるランニングうおーきんぐに行けておりませんでしたが、今日はやっといつものリズムに戻れたという事で午前中はお休みを頂き12km程のランニングにいつもの国宝太山寺まで出掛けました。

大寒を七十二候に分けると、

初候:款冬華(ふきのはな さく) 

次候:水沢腹堅(さわみず こおりつめる) 

末候:鶏始乳(にわとり はじめて とやにつく)

となり、寒いながらも蕗の薹の花がさく、となっており小さな春の息吹を見つける季節に差しかかったのかもしれません。
(Wikipediaより拝借、)
考えてみれば大寒の後は立春!
実際の寒さはこれから本番を迎えますが、寒いながらも命の芽生えを感じる事の出来るいい季節に向かいます。
川沿いの街路樹の辛夷はそろそろと冬芽を膨らましておりました。
辛いように思う寒い中を走るのもこんな季節の移り変わりにすこし目をやるだけで結構楽しく走れたりします。
豊かな自然の中に暮らしているのだと、感謝することしきりです。
この恵まれた環境の大きな要因に街の真ん中を川が流れているというコトがあります。
河川敷があるお陰で、鷺や鴨、雲雀やセキレイなどの鳥達が集まり、鯉が悠々と泳ぎ天気のいい日はハヤが水面を光らせながら踊ります。
春は桜が咲き誇り、夏はケヤキが木陰を作り涼ませてくれます。
毎日ワンコと散歩する事もあり、毎日その表情の移り変わりを楽しませてもらっているといったところです。
本当に川があるって素晴らしい、と思いながら今日も河川敷を調子良く走っていた訳ですが、
途中から風景はガラッと変わってこんなことに、
伊川を愛する会の『伊川を美しく』という看板の真ん前でなんと川は無くなっておりました。
見慣れたはずの毎年恒例の護岸工事ではありますが、ここまで徹底的に川を堰き止めているのは珍しく、完全に川は途切れてしまっておりました。
それを見て、なにかしらやるせない気分になりました。
ちなみに、2009年にも同じようなブログを書いているのですが、その時の記事はこれ、
*****ここから以前の記事の転載です*****
明石川は昭和20年の阿久根台風の時に決壊して、3万人の被災者を出したことがあり、
その後の昭和28年から中小河川改修事業に、そして昭和51年からは「工事基本実施計画」を策定し、築堤と、河道の拡幅などの整備に本格的に進めてきた。 とのこと、、

そんなこんなで伊川は昭和28年から今現在の工事まで、継続して行なわれてきた模様です。
気が遠くなるような長い計画で、こんな小さな川の相手をしているのだな、とも思いましたが、

まてよ、と、気付いたのは、、伊川の工事の趣旨はこの計画書によると、上流の流量不足による河道の拡幅が目的となっています。

それならば、前にも、一回やってます。

一度は護岸工事はやってます、というのは、今掘り返しているところは、すでに法面がコンクリートの堤防になっていたのです。

まさか!半世紀以上前の計画を継承して、計画ありきの事業を進めているのではないでしょうな、

*****転載ここまで*****
なーんて書いてました。
要するに、延々と護岸工事はやり続けられ、その為に市民の税金が使われ続けていることにどうなのか?と疑問を呈している訳ですが、今日はそんな事よりこの川に住まう動植物達のスミカをここまで徹底的に殲滅することに非常に違和感を覚えた次第です。
3年程前にこの河川工事を見て感じていた事は、(建築屋としての目線から)理由や計画、リスク評価など工事に対する内容の是非に焦点がいっていましたが、今思うのは、そもそも川を堰き止め、底を掘り返して一切の動植物を居場所を奪ってしまう事への怒りです。
川に慣れ親しみ、四季を過ごして行く中ですっかり川の住人と同じ目線になってしまったようなのです。
思い出したのは映画『アバター』のラストシーン。
何年も前に映画館で見たときよりも、先日TVの再放映で見た方が感情移入が激しかった訳が判ったような気がしました。
自然と共に生きる。
そんな価値観に移っていくのは歳のせいなのか、それとも本質的なものの見方に成長しているのか、良く分かりませんが、明日もそう言えばそんな勉強に丹波の里まで行くことになっています。
本当に大事な事、沢山あると思いますが一つずつ見極めて行きたいと思います。
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