伝説になる前に。

7月8日曇り

昼から少し久しぶりとなる台湾へ。

台湾上空
台湾上空

予定よりずいぶん伸びてしまいましたが、法人登記の変更の手続きの準備がようやく整い、週末まで会計士事務所と国税局と銀行を回っての手続きにきています。

大体、訪台する時は雨が多いのですが今回もやっぱり、というか絶妙なタイミングで台風を引き連れて一緒に海を渡って来てしまいました。(苦笑)

到着した時はなんとか青空が見えていましたが、強く吹く風は完全に台風のそれ。うっとうしい梅雨時期の日本から逃げ出せると思いきや、、さらに鬱陶しいことになりそうです。。

世の中なかなか思い通りにいきませんね。

桃園國際空港
桃園國際空港

さて、お題目は久しぶりに東京まで勉強しに行く申し込みをしたので、誰か一緒に行かんかなーと言うことでご紹介。(笑)

2年ほど前までは毎月のように東京を始めとして全国のあちこちにセミナーや講演、勉強会等に行きまくっておりました。

最近はそれもめっきり少なくなってしまって、東京まで仕事を絡めず講演を聴きに行くなんてずいぶんと久しぶりです。

学ぶことにに飽きたわけでも、学び尽くして学ぶことが無くなった訳でもありませんが、インプットとアウトプットのバランスを考えると、学んだことを社内で実践することに集中する期間も必要なのかな、と思い、建築会社としての実務と自分が主宰してのアウトプットの場としてマーケティングの塾を開講したりとすっかり引き蘢っておりました。

アウトプットこそ最高の学び、という事もありそれはそれでいいタイミングで良い選択だったと思っています。

今回、久しぶりにその禁を破って(おおげさか、笑)これはいきたいなー、と思ったのはこちら、

小川三夫棟梁講演会2015
小川三夫棟梁講演会2015

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今回の講演会を知るきっかけとなったのは、いつものメルマガコレクションからで、案内文を抜粋してみると、

****ここから転載****

巨匠、北野武監督が絶賛した小川三夫棟梁の魂の講演会が開催されます!
あなたは知っていますか?
日本文化の神髄を生きている男達がいる。
技を伝え、人を育てる、昔ながらの男。
何故、1000年以上も受け継がれた棟梁の世界で、
この男に多くの成功者が惚れ込むのか?
本物と本質を知りつくし、日本の伝統を守り続け、
次の時代に引き継ぐその男こそ、世界一の棟梁、小川三夫なのです。
世界の巨匠、北野武も絶賛する、小川三夫棟梁としての生き方には、
これからの時代、生きていくヒントになると思います。
そんな小川三夫棟梁の講演会がこの秋に企画されています。
9月27日(日)四谷区民ホール 19:00~21:00
この講演会であなたと小川棟梁が出会えるチャンスです。
私達ができることは、お客様にとっての価値との提供です。
夢が現実に変わる貴重な一日となるに違いありません。
今回、500名以上の参加者が参加されますが、その中で、経営者やリーダー、VIP、
出版社、メディア会社、新聞社、TV関係者などが参加します。
あの巨匠、北野武監督が絶賛した、小川三夫棟梁とは、他の人と違い、
人を魅了する方だとも言われている様に、伝統を頑なに守り続ける方です。
その意味で、 1000年以上も受け継がれた伝統と匠の技。
時代を超え、上質、品格、雄壮、卓越した存在なのかも知れません。
これからの日本の将来や自分自身の人生を真剣に、本気で考えてみませんか?
次世代にあなたは何を残すのか?
次はあなたが、次世代の人々を育てる番です。
あなたの未来はここで変わることをお祈り申し上げます。
****転載ここまで、****
そんなこんなで、(三佳先生は早速参加の表明をされておりましたが、笑)このブログを覗いて頂いている数名の建築関係の皆さん、一緒に『伝説になる前の日本の頂点を極めた棟梁の魂』に触れにいきませんか?
きっと、これからの建築業界で私たちが伝えていかないとならないモノを感じられると思うのです。
詳しくはこちら、
台湾に来てのまさかの日本ネタとなりましたが、是非9月は東京で会いましょう!
いつも通りの賑わいの林森北路
いつも通りの賑わいの林森北路

3つのOne.

7月7日  七夕  雨

統計によると、七夕の日は意外と雨が多いらしく、彦星と織姫が会うところをなかなか見れないようです。

七夕の前日は織姫に会うのに張り切った彦星が牛舎をジャブジャブ洗うから雨が降るとのこと。

牛車雨なんですと。

当日は、当日で別れを惜しんで泣きじゃくるので雨。

洒涙雨って言うらしいです。

そら、雨が多いはずや、と妙に納得。(笑)

丹波篠山の田園風景
丹波篠山の田園風景

今日は朝から丹波篠山へ。

雨に煙る山道を往復2時間強のロングドライブとなりました。

ロングドライブと言いながらも、たった1時間でこんなに豊かな自然の山間の街に来ることができると言うのは、恵まれた環境、やっぱり神戸ってニヤ田舎暮しやなーと改めて。

今日は昼からリモデル大学の教育委員として講習のファシリテーターを務めなければならないので、残念ながらゆっくりする時間が無く、とんぼ返りで帰ってきましたが、近いうちに丹波と言えば、三心五観さんでランチを摂って、陶の郷と陶芸美術館を回りに訪れたいと思います。

京阪神木造住宅協議会事務局があるナカムラ社のプレカット工場
京阪神木造住宅協議会事務局があるナカムラ社のプレカット工場

3つのOne

最近の、ロングドライブの友と言うとYouTubeです。

今日も最近ハマりまくっている田坂広志先生の講演を聴きながら行きました。

ちなみに、こちらです。
※1時間たっぷりあるので時間がある時に見てくださいね(笑)

今回もいつもと同じ様に、「なるほど!」、「その通り!」、「やっぱり!」。と繰り返し相槌を打ってしまう素晴らしい内容でした。

その中で、New middle manと言われる私たちのような顧客接点を持つ会社についてのお話がありました。

現在、19世紀の産業革命をしのぐと言われる凄まじい情報革命が起こり、すべての業種、すべての事業がそのあり方を見直さなければならない。
田坂塾長曰く、今の時代に私たちのような会社が生き残る為には、3つのOneがつくサービスを考える、もしくは持たなければならない、とのことです。

One table(ありとあらゆる選択肢を一つのテーブルの上に集める)

One stop(はじめから終わりまで一貫して責任を持つ)

One to One(一人ずつの価値に向き合う)

コレが今、既に顧客に求められている新たな常識であると。(カッコ内は私の解釈です。)

 

 

セミナーじゃなんにも解決出来ない。

朝から丹波篠山まで向かったのは、今年の秋からいよいよ始まる建築会社で働く現場実務者向けの研修事業、

『職人起業塾  一般社団法人JBN 京阪神木造住宅協会バージョン』

のリリース前の最終的な内容の打ち合わせを事務局のNさん、社会労務士の川西先生と行なうためでした。

企業は人なり、の大原則から考えると顧客接点である現場従事者のスキルアップを図る事は、現場で結果を出さなければならない工務店には非常に重要であるにもかかわらず、彼らに対する技術系以外の経営者意識やコミニケーションについての研修事業はこれまでほとんどなされて来ませんでした。

この度、そのような人たち向けに、私がこの2年間こつこつと社内で行ってきた自社の職人や工務店経営者へのマーケティング理論を落とし込むグループコーチングを(多分、全国で初めて)研修事業化してリリースすることになりました。

その研修事業を、田坂先生の提唱される理論に照らし合わせてみると、単にセミナーをするだけではダメで、新しい時代にふさわしい、結果を導ける複合的な付加価値が必要となります。

要するに、One table ,One stop , One to One 的思考ですね。

ヘーゲルやマルクスが提唱した弁証法のように、スパイラル状に成長して本質に近づいていく時代の流れに合わせて鑑みると、研修を受けて得るべきは、知識だけではなく根本的な解決を伴った結果です。

主宰者側としてそんな参加者のニーズに正面から向き合うと、必要なコンテンツは多岐に渡りますが、それを全てカバーしてこそ今の時代に沿ったサービスといえると言う事なんだと思います。

そんな観点から研修事業の内容をチェックしてみると、受講生に受け取ってもらうべきは、

  • セミナーではなくコーチングの体裁での個々の意識の高揚
  • 確実に行動を積み重ね成果を出す原理原則に沿った思考法。
  • 顧客接点である現場従事者への経営者感覚。
  • 様々な問題を解決する能力を高める問題解決の思考法と実践力。
  • 顧客もしくはステークホルダーとの円滑なコミニケーションがとれるスキル。
  • 参加者それぞれが自分の才能に気づき、自信を深める記憶術を通してイメージ力を身に付ける脳の使い方の知識。

以上の研修を通して現場従事者が自分の仕事に誇りを持ち、現場作業以外の将来のキャリアプランを立てることができるようになることで、次世代を担う若者の業界への入職を促す。

そして、事業主向けには人材育成(未来への投資)が負担にならないように助成金の申請サポートを行う。

と、ずいぶん欲張った内容を盛り込みましたが、それらは実際に10年という長い年月をかけて私たちすみれのメンバーが学び、取り組んできた事でも有り、結果にコミットして考えると必要な事ばかりだと考えました。

 

 

田坂塾長の後押し(笑)

丹波篠山への道すがら、田坂塾長の『3つのOne』が必要だという講話を聞いて、ここ最近、必死になって練り上げて来た研修のカリキュラムにあれこれとマーケティング以外の研修を盛り込んで来たことも、やっぱりそれで正解だったのだと大きな勇気を頂けた次第です。

(勝手に、笑)田坂塾長の後押しもいただけたということで職人、現場従事者働き方を根本から改革する研修事業、張り切って取り組んでみたいと思います。

 

ちなみに、リリースを前ではありますが、今日既に申し込みを頂きました。(笑)

すみれの社内で毎月開催している職人起業塾に現場管理の社員さんと参加されているM社長は、塾に通い出してから現場管理の社員さんが顧客とコミュニケーションをとる様になり、勝手に現場が進んでいく様になった、とのことで、「自分の出番が少なくなって少し寂しい、」と言いつつも「そうあるべきなんですよねー」と、ずいぶん喜ばれているようでした。

私にとっても(予定度通りではありますが、笑)ずいぶん嬉しいご報告を頂きました。

引き続き、研修に来て頂いたらガッツリ鍛えますので、楽しみにしていてください。

 

ホンモノの時代が近づいて来たのを、ヒシヒシと感じる今日この頃、すみれの事業のミッション、『職人の社会的地位向上』を達成する糸口が漸く見えて来た気がします。

益々張り切って進めたいと思いますので、関係者の皆様、引き続き宜しくお願いします!

 

 

おまけ、

昨夜は第二回目となる喜多川泰さんファンの集い。

同年代?(笑)の価値観を共にする方々との人生の真理について話し合う時間は最高に濃密でした。

人生は、人とのご縁で大きく変わる、よく言われることでありますが、しみじみ噛みしめる夜になりました。

オイスターバーにて。
オイスターバーにて。

喜多川泰ファンの会の皆様、素晴らしい時間をありがとうございました!

習慣の絶大な効果性。

7月6日 曇り時々雨

一週間の立ち上がり、月曜日。

曇天に鴨の親子
曇天に鴨の親子

ぱっとしない天気でしたが、土砂降りのコトを思うと、ずっとマシ。

やっぱツイテルなーなんて思いながら朝から着工現場に向かいました。

ひょんなご縁で再会した昔の知り合いの親族の会社の改修工事を請け負うことになり、朝は着工の確認を兼ねて現場担当の大ちゃんと一緒にご挨拶に伺いました。
後は彼らに任せておけば、しっかりと進めてくれると思います。(笑)

作業はまず養生から!
作業はまず養生から!

それにしても、ご縁って本当に不思議です。

それも結局、今まで生きてきた人生の総和な訳で、過去を振り返ってもなにも変えることが出来ないことを考えると、(今まではともかくとして、)コレからの人生は、良いご縁を頂ける様に襟を正して歩んでいかなければ、なんて思います。

内作チェック
内作チェック

話は変わって、、

今日から久しぶりに、朝の筋トレを再会しました。

先週の週末に腰を故障して背筋が炎症をおこしてしまい、少し身体を緩めるべきだと思い、この1週間、ランニングはおろか、毎朝5分だけの筋トレも全て控えておりました。

鍼灸院に行って鍼を打ってもらったのも功を奏して、痛みはだいぶ収まり、痛くて曲がらなかった身体もなんとか戻ったので、そろそろ良いかと判断していつもの習慣を戻してみました。

習慣【しゅうかん】とは、

経験によって後天的に獲得され,反復によって固定された個人の行動様式のこと。英語habitドイツ語Gewohnheitなどに相当。〈第二の天性〉ともいわれ,身体的なくせ等のほか,考え方や感じ方等,精神的な傾向をもさす。
出典:百科事典マイペディア

とのこと。

第二の天性と言うだけのことはあって、習慣として身に付いてしまったものを、止めるとなんとなく気持悪いというか、落ち着かないというか、どうも居心地が悪くていけません。

1週間ぶりに筋トレを再開してみたちころ、やっぱり身体の中から力がみなぎって来る(様な気がする)から不思議です。

そもそも、たった5分しか行なわない筋トレで(毎晩食べ放題飲み放題の暮らしの)体重や体脂肪の維持をしていたのですから、それなりの効果があるとは思っていましたが、何年かぶりに朝に運動をしない日を過ごしてみて、その大きな効果性を再確認した次第、1週間で11%に増えた体脂肪率が何日で元の9%台に戻るか楽しみです。

『習慣が人格を作り、人生を作る。』

とよく耳にしますが、まさにその通りだと思います。

 

コヴィー博士が発見した成功者の共通点

昼に帰社して、メールチェックをしていたら、たまたまジェームス事務所(ジェームス・スキナーさんの事務所ね、)からのメルマガに動画がついてあり、つい見てしまいました。

そこでジェームが話していたことは、大体、こんな感じ。

世界で最も読まれている(←現在進行形ですね、)自己啓発の書として有名な『7つの習慣』を著したスティーブン・R・コヴィー博士は、アメリカ建国から200年の間に成功した人達の哲学を全て洗い出したと言います。

その中で、見えて来たのは、アメリカ合衆国の創世記を担ったはじめの150年と、近年の50年とで、全く考え方が違うことに着目されました。

コヴィー博士は、最近50年の成功者と言われる人達の執筆されたものを薄っぺらい、と一刀両断。

その脆弱性を嘆き、その前のアメリカが急成長を遂げた時代の考え方に回帰するべきだと述べられました。

はじめの150年で重要視され、共通の価値観として持たれていたのは、『在り方』を正すということ。

  • 事業で成功したかったら、勤勉に働かなければならない。
  • 知識を必要とするなら、一生懸命に学ばなければならない。
  • 信頼を得ようと思うなら、誠実でなければならない。
  • 理解されたかったら先に理解することに務めなければならない。
  • 大きな目的を達成するには目先のことだけに振り回されていてはならない。

と言った様に、原理原則に則った『在り方』を正して、そこに結果がついて来る。という思考を成功者と呼ばれる人達は全員が共通して持っていたとのことです。

コヴィー博士は、それを『人格主義』と名付けられています。

と、このような話でした。

そして、『在り方』を正す、もしくは『結果』につなげるには『行動』しかなく、その継続した行動こそが、『習慣』であり、習慣が人生を変える具体的な理論、手法を『7つの習慣』にまとめあげて上梓されたということで、ジェームス・スキナー氏はそのコンテンツをセミナーとして伝えておられます。

 

私が今朝感じた、

ご縁の積み重ねがビジネスとなる。

習慣の絶大な効果性を知る。

ということがそのまま全てコヴィー博士の言われた通りであり、この思考こそが、人生をより良いものにしてくれるんだと、今さらながら改めて納得、そして確信を持ちました。

完訳版『7つの習慣』もう一度じっくりと読み返してみたいと思います。

完訳 7つの習慣
完訳 7つの習慣

それにしても凄いタイミング、メルマガっていいもんですね。(笑)

桃太郎的、目標達成思考法。

7月4日 曇り後雨

半夏生過ぎて一日置いてなお降り続く雨はやっぱり半夏雨なのでしょうか?

梅雨らしい空模様が続きます。

雨の御堂筋
雨の御堂筋

今日は朝から大阪へ。

この秋からスタートする新規事業の打ち合せにすみれの顧問社労士でもあり、研修事業の講師としてコラボもして頂く川西先生と待ち合わせた堂島のANAクラウンプラザの最上階の面談室へ。

職人向けの研修カリキュラムにどうしても織り込んでおきたかった『接遇』の研修講師さんとの打ち合せでした。

ANAクラウンプラザ最上階
ANAクラウンプラザ最上階

今日もまた、(暑苦しく、)今回の事業についての想いを語りました。(笑)

 

工務店にとって大切なこと。

工務店にとって、重要なことは数々ありますが、最も重要なのは結局『モノづくり』です。

どんなに素晴らしいデザイン、設計をしても、いくらコストパフォーマンスに優れた見積りをしても、それが現場で反映されなければ、一切の努力が水泡に帰してしまいます。

モノづくりの企業として、最低限出来なければならないことであり、最も重要なこと。

そして、もう一つの問題は、『出来りゃ良いってもんでもない』ってことです。
要するに、出来映えはモチロン重要ですが、そのプロセスも同じくらいに重要ってこと。

一つの建物に多くの職方が携わり、文字通り建設的に前行程の上に次の職人が仕事を重ねていく。そんな中、出来映えとそのプロセスの両方をキッチリと担保するのは非常に難しいことでして、現場監督が優秀だからと言って簡単に出来るものではありません。1mmも無い釘の浮を感じ取って、玄能で叩いて最後まで締める、そんな意識が現場全体に必要です。

その意識とは、なんの為にこの工事を行なっているか?という問いと、答えを常に持っているかどうかにかかっており、まずはそのようなことを考える習慣を身につけなければ叶いません。

非常に、難しい。

 

必要ない、と思われていたスキル

その難しさの一つに、職人の持つスキルの問題があります。
職人としてプロである以上、技術者としてはスキルを持っていてアタリマエなのですが、その他のことについてのスキルは今まであまり求められてきませんでした。
「大工なんて口べたでいいよ、」的な。

特に、私が問題だと思って来たのは、『コミュニケーション能力』です。

建築現場は多種多様で、詳細までしっかりと設計図書に書き込まれた新築工事の場合は、図面が見れれば設計者の意図通りの建物が出来上がります。しかし、リフォームやリノベーションの現場の場合、既存の建物を利用しながら新しく創り変えるのですから、現場での計画の修正が必要になることも珍しくありません。

現場での確認と修正を繰り返しながら、お施主様の想いをカタチに反映する作業は、その想いを共有することが出来なければ侭なりません。そして、常時現場にいるのは設計者ではなく、職人です。

その職人が、設計者がお施主様にヒアリングするのと同じレベルでコミニケーションを取れるスキルがあれば、現場はずいぶんスムースに進んで行きますし、元々、現場でのイレギュラーへの対応は設計よりも職人の方が得意分野です。

技術力に長けた職人がお施主様の想いを汲み取って現場に反映させるコミュニケーション能力と、顧客満足を優先に考えることが出来る経営者感覚を持ち合わせていれば、どんなに安心して工事を進めていくことが出来るだろう。
そんな風にずっと思い続けてきて、すみれではコーチング研修をはじめとするコミュニケーションスキルの向上に長年取り組んできました。

その成果は、、お客様の声を聞いてみるしかありませんが、やっただけのことはある。やり切れていない部分は届いていない、という事だと思っていて、まだまだブラッシュアップの余地はてんこ盛りです。(苦笑)

 

 自分には出来ない、どうしよう。

この度、JBNの下部団体である京阪神木造住宅協議会が事業主体となり、職人、現場管理者向けにマーケティング理論を基礎から学ぶ『職人起業塾』を研修事業として立ち上げることになりました。当然の流れで、私がメイン講師として拝命頂いたのですが、上述の通り、非常に重要である、と言うより絶対必要なコミュニケーションスキルを飛躍的に向上させる研修を、残念ながら私には行なうことが出来ません。

だからといって、

出来ない→しょうがない。

で、済む訳も無く、何とかしなければと解決策を探りました。

結論は、

出来ない→相談する→出来る方を紹介してもらう→お願いする→出来る。

と、簡単に解決。(笑)

ま、今回の場合は相談するまでもなく、川西先生が必要性を感じて(先回りして)接遇のスペシャリストのプロ講師にオファーを出してくれていました、、流石です。

いちいち言わなくても同じ認識を持っている同志がいるって本当にステキです。川西先生、ありがとうございます!

 

そんな訳で、今日の打ち合せの際にご紹介頂いた接遇コンサルタントの先生にも私たちの取り組み、「職人の社会的地位の向上」と「建築業界の土台を担う地域工務店の底上げ」という趣旨をご理解頂けて、研修のカリキュラムの足らなかった部分も補完して頂けることになりました。

 

まさに、他力本願。(笑)

親鸞聖人が説かれたその教えの意味あいとは違いますが、自分の力が小さく限定されている以上、出来ないことは出来る方にお願いすることで、自分が目指すことの可能性は無限大に広がると思いますし、これこそ問題解決に向き合う根本的な考え方の一つだと改めて。

 

 

まとめ:桃太郎的人生って素晴らしい。

それにしても、、人生って、旅をしながらご縁にふれて、仲間や協力者を増やして、自分一人の力では到底叶うはずの無い大きな夢を叶える力を蓄えていく、まるで桃太郎のおとぎ話の様です。

今日の出逢いなんか、自分をおとぎ話の中の主人公と錯覚してしまいそうです。(笑)

 

そんあんこんなで、今日もまた、そして今まで沢山の良きご縁を頂いたおかげさまで、私にとっての、『鬼が島』少しずつ見えてきました。(笑)

ご理解、ご協力を頂いております皆様には心から御礼申し上げると共に、コレからも引き続き益々のご支援、ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。

心謝。

 

おまけ、

すみれのシンボルツリー、シマトネリコは満開のピークを迎えています。

満開のシマトネリコ
満開のシマトネリコ

 

お陰で、季節外れの雪が積もった風情を感じさせてもらってますよ、、

シマトネリコ被害
シマトネリコ被害

トホホ、、

信長死すべし

7月3日晴れのち曇り

image

 

 

走りながら整える

暑いような涼しいような、良い天気のような、そうでもないような中途半端などっちつかずの1日でした。

先週の腰の故障から5日ほど経ち、今週は鍼を打ちまくったり、何年かぶりに筋トレを休んだりとあれこれ対処をしてようやく何とか背中の痛みも和らいできました。

すっかり定着した毎日の習慣をしないと、なんとなく気持ちが悪いもので、そろそろ明日ぐらいからまた体に負荷をかけてじわじわと体力づくりに励みたいと思います。

今回の故障を教訓にしてこれからは疲れを溜めすぎないように定期的にケアすることにも気をつけたいと思います。

それにしても、以前からお世話になっている和み堂さんで鍼治療をしてもらいましたが、東洋医学ってほんとすごいです。

鍼を打つたびに筋肉の張りが緩み、痛みが如実に取れて行きます。

今回、ずいぶん久しぶりに治療に行ったということで、先生には、「体を鍛えるばっかりで整えないとそりゃダメだわ、」と苦笑いされてしまいました。

「走りながら整える。」

そういえば起業したての小さな会社の鉄則でしたね、、(笑)

 

 山本謙一ファンです。

さて、お題目は久しぶりの(喜多川泰さん以外の)本のご紹介です。

以前にも何度かご紹介したことがある大好きな山本兼一さんの「信長死ぬべし」です。

海老蔵さん主役で映画化された「利休にたずねよ」で興味を持ち、誰も見たことが無い安土城を建てた大工棟梁を描いた「火天の城」ですっかり魅了されてしまいました。

この、「信長死すべし』は、そもそも、歴史小説が好きで、特に戦国時代の三英傑にまつわる話が好きで、その中でも、子供の頃から信長に心酔していた私としては題名だけでもう既にたまらない一冊。(笑)

信長死すべし
信長死すべし

信長、秀吉、家康を主人公にした小説はたくさんありますし、よく読みましたが、ある意味、誰よりも時代を大きく動かした戦国時代の主人公の一人でもある明智光秀を主人公にした本は未だかつて読んだことがありません。

とは言え、この本は明智光秀だけが主人公と言うわけではなく、本能寺の変が朝廷謀略説であるとの大胆な仮説の上にそれに関わった人々を時系列を追いながら、著者お得意の1人ずつ丁寧にスポットライトを当てて描かれてています。

建築の世界では『ディティールに神が宿る』とよく言われますが、著者のまるでその場に居合わせたかのような描写はいつもながら本当に驚かされます。特に茶の湯の道具に関してのそれは素晴らしい。

フィクションの歴史読み物だと充分に理解して手に取ったはずなのですが、読み進めるうちにそこに書いてある事はあながち作り話ではなく真実ではないか?なんて思ってしまうようになりました。

 

フィクションと真実の境界線って?

影響されやすい単純バカのようで少し恥ずかしいですが、本当の事って結構、表面的にまことしやかに本当だと言われている事ばかりでは無いのかもしれません。

そもそも、確かめようがないことなんて世の中にいくらでもありますし、それらは信じたものがその人にとっての真実となってしまいます。

人は(というか私のこと)他人を責める時に、どう考えてもおかしいやろ、とか、常識で考えたらわかるやろ、とか、すぐ自分基準のモノサシで物事を判断してしまいます。

しかし、、それぞれが持つそれぞれの真実って怪しい限り。(笑)

何でもすぐに信じてしまう私としては、情報の取捨選択をもっと慎重にしないといけんな、と改めて。

とにかく、そんなことを思ってしまうほどリアリティーに溢れたいい本でした。

しかも、Amazon書店ではなんと!100円もしない価格で販売されてしまってます。。

上述の2冊とともに強くお勧めします。(笑)

夢を追いかける女子大生とマンガ好きのオッサン。

7月2日 快晴

天気予報では今週いっぱいずっと雨との事でしたが、蓋を開けてみるとそうでもなく、雨上がりの後の爽やかな青空が広がりました。

現場日和です。(笑)

image

 

 

いつもと違うこと。

今日もいつものように、朝礼を終えて現場に打ち合わせに出かけたのですが、いつもと少し違ったのは途中で寄り道をして、近所の大学に姪っ子を送り届けたこと。

実は、昨夜遅く終電間際の電車が事故で不通となり、飲み会があって帰りが遅くなった大学生の姪っ子から「帰れないから泊めてー、」とSOSがありました。

学園都市のその大学に通学する事が決まった時、学校が私の自宅のすぐ近くということで、なにかあったらいつでも泊まりにおいでよー、と言ってたのですが、とうとうその日がやって来た、と言う訳。

そんな流れで、非常に珍しいことだし、と、姪っ子と一緒に朝食を摂って、せっかくなので出かけるついでに大学まで送って行くことにしました。

「よし、学校まで送って行ったろ、」

「ほんと!ありがとう」

というところまでは良かったのですが、いざ車に乗り込んでみると、大学2回生になる姪っ子と二人っきりでで話をしたことなど(多分)今まで1度もなく、私のようなおっさんと共通の話題がそんなにあるわけもなく、はっきり言ってもりあがる様な話題に事欠きます。(笑)

 

質問が広げてくれる世界

喋れる共通の話題がないぞ、というこんな時は、必殺「最近どうなん?」です。(←コーチングの世界の必殺技です。笑)

姪っ子いわく、

「2回生になってそろそろ就活を考えないと、だけど、まだ何もできてない。
芸術系の大学なのでそもそも就職先がそんなにたくさんあるわけでもないし、就活セミナーに参加したり、就職試験に必要な勉強をしてみたりしなければならない時期に差し掛かっているんだけど…。」

とのこと。

流石必殺技、話は一気に盛り上がりました。(笑)

「それは困ったもんだねー」

と私。

しかし、そんな話をしている彼女を見ると全く困っている様子はなく、サバサバというか、むしろ堂々とした感じ。

あれおかしいな?と思い色々と話をしているうちに彼女が教えてくれたのは、

「もともと漫画家になりたくて今の大学に進んだので、コツコツ漫画を描きためて出版社に持ち込んでて、マニアックな小さな雑誌だけど、最近私にも担当者がついて、もう一踏ん張りでデビューへの道が開けるかもしれないの。」

とのこと。

「それはすごいねー、がんばれー。」

と私。

 

夢に向かって頑張る若者

ずっと前から漫画家になりたい、と言う夢は聞いていたし、イラストのコンテストで入賞を繰り返していたりしていたので、本来いまさら驚く事ではないのですが、正直少し驚いてしまいした。

大学に在学中にプロの漫画家になる為にコツコツと作品を書き溜め、雑誌の編集者に持って行くってそんなに簡単に出来る事じゃないし、結構なエネルギーが必要だし、それを認めてもらえるくらいまで続けるって、結構な根性もいるではないか、と思うのです。

将来に対する漠然とした方向性の一つとして、と、淡々と話す彼女をみて、夢に向かって一歩ずつしっかりと取り組んでいるんだなー、と感心してしまいました。私たち大人が心配しているよりも若者達はずっとしっかり考えていたり、コツコツ努力を積み重ねていたりしているんですね。(笑)

とはいえ、漫画家やイラストレーターの世界ってそんなに甘いモノではないと思いますし、作品が世に出て稼げる様になるのは大変なことだと思います。結果が出るのはずいぶん先になるのかも知れません。しかも、一度売れても、それがずっと続くとは言えませんし、、
とても厳しい世界であるのは間違いないでしょう。

なんとか彼女の夢が叶うように、陰ながら応援していたいと思います。

 

マンガ愛

ちなみに、、

実は私は大のマンガ好きで、子供の頃はありとあらゆるマンガを読み倒しておりました。

元々、本屋の倅で読書好きだったのが、マンガに触れて「なんて面白いんだ!」と大きく感動して、社会人になってからも(結婚するくらいまで、、)発売される週刊誌、月刊誌のマンガを全て購入して読んでいたぐらいです。

さすがに、仕事を真剣にやり始めて、時間の制約が出来たのと、マンガの質が落ちた、と感じたのが同時期で、全てきれいサッパリ購読をやめてしまいましたが。。。

私が子供の頃は素晴らしいマンガが数多くあり、それを表現する言葉として、いまだに印象に強く残って覚えている(広告のキャッチフレーズだと思う、)ものがあります。

『ストーリーは小説を越えて、ヴィジュアルは映画を越えた。』

この(広告の)言葉を見て、確かに!と納得したのはモチロンですし、この様な表現されるにふさわしいと、いくつかのマンガの作品に対して思っていたからです。

ちなみに、これ。

カムイ伝 夙谷の巻
カムイ伝 夙谷の巻

長編マンガとしても有名ですが、TVで忍者フリークの少年向けに放映されていた『カムイ外伝』とは全く別もので、人間の本質を抉りとる壮大なヒューマンドラマであり、一流のエンターテイメントです。マンガ好きだった私が一番好きなマンガといってもいいかも知れません。

Wikipediaの解説を読むだけでも未だにワクワクします。(笑)

https://ja.wikipedia.org/wiki/カムイ伝

ちなみに、Wikipediaにも載っていませんでしたが、オリバー・ストーン監督の名作、プラトーンのあの有名なポーズはこの『カムイ外伝』から頂いたもの、との事。

これ、

プラトーン
プラトーン

確か、正助が天を仰ぎ、慟哭するシーンのコピーです。

とにかく、無類のマンガ好きであった私にとって、姪っ子が漫画家になってくれる夢を持って頑張っているなんて、本当にうれしいし、素晴らしい事。

カナコ頑張って!

いつもと少しだけ違う日常って、気付いたり、感じたりする事がたくさんあるものです。

手紙屋〜蛍雪編〜

7月1日 土砂降り後曇

今年も昨日で早くも半分が終わり、今日から後半戦。

朝は毎月の習慣、近所の総社にお朔日のお参りにいきました。

総社
総社

いつもの様に、この半年間の無事の感謝と、今月もよろしくおたのもうします。と、柏手を打ってお願いして来ました。

 

7月1日は・・・

実は、今日、7月1日はすみれの創立記念日であり、娘の誕生日でもあります。

高校生になって、誕生日を迎えた娘への誕生日プレゼントは、(指定された)関ジャニ∞のDVDボックス。

先日の父の日にプレゼントとメッセージカードをもらい、そのカードにもうすぐお誕生日!と前振りがあり、

誕生日にはDVD買ってね♪→OK!(^¥^)

と、娘の思うつぼの至ってスムースな流れから、

娘がネットでポチっ→商品が代引きで届く→代金を支払い誕生日のミッション終了。

と、コレも至ってスムース、というか、、しかし、なんだかな、、な流れ。(苦笑)

かといって、彼女が喜ぶプレゼントを私が選んで買って来る自信も全くないので『やったー』と100%喜んでもらえるのは良いと言えば良いんですが、一抹の寂しさを感じたりもしたり、、

イマドキはこんなものなのかも知れませんが、しかも、DVDとDVDボックスは全く違うと金額を訊いて始めて知った次第。。思いの外高額で、やられた感も満載ですが、ま、喜んでいるので良いとします。(笑)

 

パパからの(オリジナル)プレゼント

そんな感じでここ数年、誕生日、クリスマスと今回と同じパターンが続いており、イマイチしっくりしていないのも正直なところで、今回は意を決して私が送りたいプレゼントをそれとは別に用意してみました。

ありきたりですが、1冊の本です。

手紙屋〜蛍雪編〜
手紙屋〜蛍雪編〜

最近ハマりにハマっている喜多川泰さんの著書です。

そもそも、ハマっている理由が、是非喜多川泰さんの本を妻や娘に読んでもらいたいから、だったので、今日は又と無い機会だと思い、(長文の)手紙を添えてプレゼントしました。

 

 

高校生ってもう大人

というのも、娘が高校生になって誕生日を迎えたという事は、実は私が社会に出て働き始めたのと同じ年。

自分自身、いっぱしの大人気取りだった事を思い返し、もう『子供』って年じゃないことを自分に言い聞かせると共に、娘にも手紙の中で、もう子供扱いをしないことを伝えました。

私は学生生活を謳歌した覚えがあまり無く、ずいぶん早く社会に飛び出しました。

いろんなところに行き、様々な人と出会い、学校に通っていては出来ない経験を沢山しました。

それ自体、良い事でも、悪い事でもないと思っていますし、後悔をしている訳ではありませんが、学生時代でないと出来ない事を経験出来なかったのもまた事実。

娘には今しか出来ない事を精一杯楽しんで欲しいと言うような事も伝えました。
自由とは、自己責任という不自由さとセットだという事と共に。

 

 

大人になるにあたって覚えておいてもらいたい事

もう一つは、これからの人生でこれだけは気に留めておいて欲しい事。

昨日のこのブログで書いたようなことですが、この世には日常の些細な出来事の中に、真理や、原則が隠されていて、それを知り、実行出来るだけで素晴らしい人生になる可能性があるという事です。

そして、それらに気付くきっかけは、そんな世界が『在る』ことを認識することで、それらを最も分かりやすく教えてくれるのは本を読む事。

読書といっても幅広く、自己啓発系、哲学書、心理学専門書、宗教系と真理や法則を説く本は様々ですが、私が知ってもらいたいと思うのはもっと身近で、単純そうに見えるが、実は人としてとても大切な考え方や行動です。

例えば、朝の散歩で、すれ違う人に、「おはようございます。」と声をかければ、殆どの人が
「おはよう」と返事を返してくれます。逆に、むすっとだまってすれ違えば、誰も挨拶などしてくれたりしません。

自分から挨拶をしてみる。それだけで、朝の散歩はとても気持良く、素晴らしい時間に変わったりします。いわゆる、鏡の法則ですね。(笑)

人生の真理や法則ってそんなことじゃ無いかと思うのです。

そんなに日常に隠された真理や法則を読みやすい文体と誰もが引き込まれるストーリーの中に編み込んでくれているのが、喜多川泰さんであり、その中でもこの『手紙屋〜蛍雪編〜』は主人公が高校2年生の女の子でコレからの人生、進路や受験に対する悩みを抱きながらも、何も行動に移せないでいる状態から一歩踏み出すまでを読みやすいストーリーで描いておられます。

高校一年生の娘にはピッタリ。(笑)

ま、試験も始まるみたいですし、いつ読んでくれるかは分かりませんが、読んでくれればきっと、私が伝えたい事の一端は理解してくれる一冊だと思います。

 

手紙屋〜蛍雪編〜

ちなみに、Amazonの書評はこんな感じ、

「何のために勉強するんだろう?」
「何のために大学に行くんだろう?」
だれでも一度はそんなふうに思ったことがあるのではないでしょうか?

この本の主人公「和花」は、部活と友だち付き合いに明け暮れる高校2年生。
夏休みを目前にしたある日、進路のことで父親と衝突してしまいます。

大学に行きたいけれど、成績が足りない。
勉強しなきゃと思うけど、やる気になれない……。

そんな和花に兄の喜太朗が紹介してくれたのが、謎の人物「手紙屋」。
十通の手紙をやりとりすることで、夢を実現させてくれるというのですが……。
モヤモヤした今の気持ちを吹き飛ばしたい一心で手紙を書き始めた和花が、
「手紙屋」とのやりとりを通じてどのように変わっていくのか?
勉強の本当の意味とは? その面白さとは? そして、夢を実現するために本当に必要なこととは?

ベストセラー『君と会えたから……』『手紙屋』の著者が満を持して贈る、渾身のメッセージ。
「手紙屋」からの『未来を拓く10の教え』が、自分らしく生きたいあなたの明日を変えてくれるはずです。

 

人生の法則の基本は結局ご縁

今回は、我ながら良いプレゼントが出来た、と喜んでいますし、このところ喜多川泰さんの本を読みまくっているせいか、私から娘に宛てた手紙も、少し喜多川泰節になってしまいました。(笑)

ひょんなきっかけで良書を沢山ご紹介頂いた杉田さんには本当に心から感謝致しますし、ご縁を頂いた田中さん、それらをプロデュースしてくれた?マリコさんにも心から御礼を申し上げたいと思います。

ご縁ってホント不思議で、そして素晴らしい。

ありがとうございます。

心謝。

雨上がりの夕焼け
雨上がりの夕焼け