「天を衝く」高橋克彦の世界への憧憬。

平成30年3月20日雨

 

東北とのご縁。

昨日に引き続き神戸は今日も朝から雨、寒い日が続いています。今朝は火曜日と言うことで、朝活の日、朝早くから起き出してモーニングセミナーに参加して姿勢を正して気合を入れてから出社しました。明日は春分の日というのに、本格的に暖かくなってもらいたいものです。。
話は変わって、、現在、縁あって職人起業塾6ヶ月研修を仙台での開講のオファーをいただいて受講生を募集しています。私も今月、来月はオープンセミナーと受講説明会のスピーカーとして仙台に通っているのですが、偶然、私がこのところ熱心に読んでいる小説は東北地方が舞台の時代小説になっておりまして、高橋克彦さんの作品にどっぷりと浸かり込んでおります。現在読んでいるのは、同氏の陸奥三部作の最も長編小説である「炎立つ」で、全5巻の文庫本に毎夜、ドキドキワクワクしながら波乱万丈の古に生きた武士の人生を間接体験とすべく取り組んでいます。

 

東北のヒーロー

少し前に読書家のO社長が「号泣した。」と書評を述べられていた「火怨」なる作品を読んで、私も甚く感動すると共に男泣きに泣いたこともあり、東北三部作すべての読了に取り組み始め、先日2作目となる「天を衝く」を読み終えました。これも非常におっさん向きの、男心をくすぐる素晴らしい作品で、興奮冷めやらぬうちにここで作品の紹介をしておきたいと思います。これまで司馬遼太郎や山岡荘八などの歴史小説は数多く読んできましたが、東北を主な舞台とした物語は1つも読んでおらず、「北の鬼」と言われ、豊臣秀吉に喧嘩を売った男として東北地方では非常に有名な九戸政実の事は全く知りませんでした。ちなみに、先日仙台でこの話題を振ってみると青森の経営者のY社長は東北の英雄として当然の様にご存知でした。やはり、陸奥のヒーローなんですね。ちなみに、以前、仙台のTOTOショールームに講演に行った際、「火怨」の主人公、阿弖流為の話題を振ったところ誰も知らなかったのですが、九戸政実の方が時代も近いからか知る人は多い様です。

 

「天を衝く」

日本の歴史で最もドラマティックな戦国時代、織田信長、豊臣秀吉が天下統一を成した時代の物語はこれまでなんども読んだり観たりしていますが、天下統一は北条氏を小田原城で降伏させて終結したものだとばかり思っておりました。この「天を衝く」を読んで初めてその後、10万もの大軍で奥羽仕置が行われ、これにより天下統一が成し遂げられたと言う史実があったと知り、豊臣秀吉に最後まで堂々と戦いを挑んだ九戸党の叛乱は(聞いたことがあったのかもしれませんが、)日本の歴史の表舞台には出て来ていない、しかしとても大きな出来事だと思いました。ちなみに、百科事典には史実としてこんな記事になっています。

九戸政実の乱 平凡社世界大百科事典より

16世紀末陸奥国に起きた争乱。1591年(天正19)3月、三戸城主南部信直の一族九戸政実が櫛引清長らとともに反した。上洛した信直の報告に接した豊臣秀吉は、豊臣秀次・徳川家康を総大将、浅野長政を軍監として蒲生氏郷・伊達政宗・石田三成以下を派遣した。奥羽諸軍を加え6万ともいう大軍に包囲された政実は、誘降の謀計にかかり9月4日降伏したが、城兵5000はなで斬りにされ、政実らは護送の途中斬罪とされた。これより先1580年南部晴政の跡を信直が継いで以来,信直と政実は緊張関係にあった。前年の〈奥羽仕置〉の秀吉朱印状に記された、信直の宗主権公認、検地と領内諸城破却、家中妻子の三戸集住のことが推進されるなかで、政実は挙兵に踏みきったが、信直はこれを天下秀吉への反乱として中央軍の手で鎮圧する道をとったのである。この乱を最後に〈奥羽仕置〉反対の一揆・反乱の動きは鎮静させられた。                     小林 清治

天を衝く
天を衝く

商品の説明

内容紹介

天下人に喧嘩を売る男たちの最期の戦場。目前に迫る10万の豊臣秀吉軍。日本中がひれ伏した敵に、わずか5000の兵で九戸政実(くのへまさざね)は喧嘩を売った。策を尽くし、鍛えた武力で敵を翻弄する九戸党。誇りをかけた最期の戦いを待ち受けていたのは――。『炎立つ』『火怨』からつづく、陸奥(みちのく)の男たちの熱き魂を描いた歴史巨編「3部作」が、万感の最終幕を迎える。(講談社文庫)

内容(「BOOK」データベースより)

目前に迫る十万の豊臣秀吉軍。日本中がひれ伏した敵に、わずか五千の兵で九戸政実は喧嘩を売った。策を尽くし、鍛えた武力で敵を翻弄する九戸党。誇りをかけた最期の戦いを待ち受けていたのは―。『炎立つ』『火怨』からつづく、陸奥の男たちの熱き魂を描いた歴史巨編「三部作」が、万感の最終幕を迎える。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

高橋/克彦
1947年岩手県生まれ。早稲田大学卒。’83年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、’86年『総門谷』で吉川英治文学新人賞、’87年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、’92年『緋い記憶』で直木賞、2000年『火怨』で吉川英治文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出典:Amazon

 

武家の棟梁と蝦夷の深い関係

徳川家康が天下を取って江戸に幕府を置くまでは、飛鳥時代から豊臣秀吉の時代まで殆どが京都、奈良、大阪、兵庫と近畿圏が日本の政治の中心であり、武家政治の始まりである鎌倉幕府を開いた源頼朝が朝廷から任じられたのは征夷大将軍と言う名の通り元々蝦夷を征伐する武士の長のことでした。源頼朝は「火怨」の主人公、阿弖流為を降して勇名を馳せた坂上田村麻呂が武家の棟梁の吉例と言う事で朝廷から征夷大将軍と言う官名を任じられたとのことです。今でこそ新幹線や飛行機があり便利に行き来が出来る様になりましたが、その当時はまさに辺境の地であり、日本であって日本でない独立した国として認識されていた蝦夷と言う地域性が生み出した中央の権力者から繰り返された侵攻と最終的には飲み込まれ、統治に組み込まれてしまうと言う抗えない運命を辿るこの「天を衝く」の物語は、室町時代の阿弖流為が主役となった「火焔」と同じパターンであり、阿弖流為が自分の首を田村麻呂に差し出して蝦夷を救った様に安土桃山時代の九戸政実も己を殺し、大局を見据えて南部藩を残しながら非業の最期を遂げる物語は、人の一生の価値とは何か、命の価値をどう見出すのかと言う大命題を与えられた様で、胸を強く揺さぶられるものがありました。

 

勝てない敵に向かっていく生き様への憧れ

天下を手中に収めた豊臣秀吉に勝てない事を前提にしつつも一撃を食らわし、南部武士の尊厳を守ろうとして叛乱を起こした九戸党、九戸政実の生き様、死に様を読み終えて、私が考えたのは、その当時と全く違う平和ボケしてしまう様な時代に生きる私が絶対に勝てない相手に向かって戦いを挑み、飲み込まれる事を承知で人生を賭ける様な(男の子としては)憧れるを通り越して痺れる生き方って出来るのか?って事です。一度きりの人生、そして誰もが必ず死を迎えるのを考えると九戸政実の様に出来るだけ価値のある生き様=死に様を迎えたいものですし、巨大な敵に向き合い、後世のために種を植えることに自分の命を惜しみなく使うことに対して私達昭和生まれのオッサンは敏感に胸を震わせて感動する訳で、出来れば自分もそんな風に生きたいし、死にたいと本気で思ってしまします。今からでも遅くは無いんじゃないか?なんて。笑

 

現代の九戸党を目指すも腰砕け、、

そんな訳で、どう抗っても飲み込まれる程の巨大な敵ってのは何か?と考えてすぐに思い浮かんだのはGoogleとAmazonです。情報革命が本格的に進む現代、巨大資本、グロバリゼーション、ポータルを兼ね備えて持つ企業への産業、資本の寡占化はこれから急激に、しかもどこまでも進むのではないかと思っていて、このままでは町の本屋さんが全て無くなるどころか私達建築業を含めた全ての事業所が行う集客、販売、サービスは巨大ネット企業にフィーを払って商売しなければいけなくなりますのではないかと思ってしまいます。。ちなみに、私は戦いという程ではありませんが「焼け石に水やし、あんまり意味ないやろなー、」なんて思いながらも本は近所の地元書店で購入しよう!と脱Amazon運動を推奨してコツコツとミクロな抵抗をやってます。しかし、Googleの便利さには全く抗う事ができず、自社のクラウド活用もMicrosoftの365をやめて全てGoogleの無料サービスに乗り換えようとしてしまっているのが現状で、立ち向かうどころかゴキブリホイホイに入っていくゴキブリの如く、Googleの無料サービスの虜になってしまいつつあります。。
このままではやっぱりどうかと思うので、陸奥三部作の最後、「炎立つ」を読みながら考えてみたいと思います。読了したらまた、まとめた考えをここに書くことにします。

_______________________________________

東北復興支援映画の応援してます!

3.25 AM10:00 シネリーブル神戸での上映後TEDxKyotoでスピーカーをされていてご縁を頂いた益田 祐美子プロデューサーに誘われて何故か舞台挨拶に立ちます。御縁って本当に不思議。
前売り券あります!是非観てください!

イベント詳細はこちら→https://www.facebook.com/events/206697166581882/

一陽来復

一陽来復

__________________________________________

いよいよ今週開催!オープンセミナー『ポスト平成の歩き方』@東京

〜ボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会〜

仙台と東京でボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会開催します!

□3月23日(金)東京オープンセミナーはこちら

□4月2日(月)仙台オープンセミナーはこちら

https://www.facebook.com/events/434076140357524/

https://www.facebook.com/events/434076140357524/

◆東京、大阪、福岡、鹿児島と全国で開催している厚生労働大臣認定の現場実務者向け実践型研修「職人起業塾」の15回コースの総論のオープンセミナーと入塾説明会を東京と仙台で開催します。(助成金を活用しての職人、施工管理等の戦力化、現場品質向上を図るサポートの説明も有り。)

◆オープンセミナーでは書籍『職人起業塾』の増刷記念として最新のマーケティング情報、職人的マーケティング総論と共に『ポスト平成の歩き方』と題した消費税増税後の荒波を乗り越える力を身につける原理原則に沿ったマネジメントへの提言を行います。

◆入塾説明会では「企業は人なり、建築は現場なり」を合言葉に現場実務者にマーケティングの基礎理論を理解してもらいコミュニケーション力、人間力、問題解決力の向上で顧客接点である『現場』で圧倒的な信頼を得ることによって自社独自のマーケットを作り上げ、競合他社と血みどろの戦いをせずに持続的な受注を重ねられる様に「信頼関係に基づいた集客チャンネル」を作り上げるプランを立案、実践、検証を繰り返して、それぞれの会社に応じたマーケティングプランの仕組を作り上げる具体的な研修内容の説明をします。

◆IT、情報革命による本物しか生き残れない時代に圧倒的な職人不足の到来、消費税増税後のマーケットの縮小と建築業界は非常に先行き不透明な状況です。混迷の時代を乗り越えるのは品質とコミュニケーション力を掛け合わせた現場力だと考えています。現場マネジメントの見直しでの根本的問題解決のアプローチこそ未来を開く扉です。
詳細、申し込みはこちら→https://www.facebook.com/shokuninkigyoujyuku/

_______________________________________

職人的マーケティングへの入り口:一般社団法人職人起業塾オフィシャルサイト

マーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。
実践型現場マネジメント理論、公開しています。無料公開のサンプルPDFはこちら

◾建築業界を現場の改革から変える志のある方、私達と共に未来の作り方を学びませんか!
6月仙台開講、7月東京開講絶賛受付中!ご興味がある方は詳細の説明に上がります、お気軽にお問い合わせ下さい!
こちらから→https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

_______________________________________

職人的マーケティング論、メールマガジン配信中

元祖職人起業塾での開催内容や最新のマーケティング関連の(個人的な)考察などを低頻度ながら配信しています。無料ですのでよかったら登録してみてください。https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=ylTbGxqzg

定義と置換と比喩。

平成30年3月19日 雨

ケツの穴を締めたら早速成果が出た。

月曜日には珍しく、今日はいつもお世話になっている商社さん主催の関西一円の工務店、リフォーム会社、住宅機器メーカーを巻き込んでの大々的なゴルフコンペに参加。あいにくの雨に降られはしましたが、ケツの穴を締める新打法にも少しずつ慣れてきて、シーズン二戦目で90台のスコアで上がるべく昼まではいい調子だったのが、昼からガタガタ。なかなか思い通りになりませんが、課題(パター!)も明確になったということで確かな手応えはありました。ゴルフ(の様な所詮遊び)であってもあれこれと思考を巡らし、思索を深める事で成果に結びついたり、違うステージに進めたりするものだと、「考える事」の重要さを改めて感じたラウンドになりました。とにかく、一日、心易い同業の経営者さん達と仕事の情報交換などもしながら楽しくラウンドさせて頂き楽しい時間を過ごすことが出来ました。D松さん、いつもありがとうございます。

マーケティングとは理論構築。

「人間は考える葦である」と古の偉人、パスカルは言われました。上述のゴルフの話ではないですが、考える事の重要さは今更、言及に及びませんが、考え方(方法論)はその入り口としてとても重要だと思っていて、ロジックツリーをイメージしながらのロジカルシンキングや、パターンを決めて思考を巡らすフレームワーク的な思考方法を学ぶ事で「考える」ことへのハードルが下がると言うか、考えを行動に転換しやすくなると思っています。私が主催する塾ではマーケティングとはすなわち理論構築であると繰り返し言い続けています。そこでのカリキュラムはある意味、その理論を組み立てるフレームを提供していると言っても過言ではありません。そして、まず1番初めにとても大事だと思っているのは、概念や観念を表す言葉の定義を明らかにすることであり、一般的な定義とともに自分の体験を下にした自分独自の定義付けの両方を行うことを毎回お勧めしています。

事業所の定義付け=企業ドメインの明確化

マーケティング=売り込みをしなくても顧客が次々とやって来て自然に利益が上がる仕組み=自社独自のマーケットの構築の方法論=顧客からの信頼獲得と囲い込みの理論構築。と言った様に「マーケティング」と言う誰でも知っているありきたりのよく聞く言葉でも本来の定義を再度見直す、それが自分もしくは自社にとってどのような意味を持っているのかを考える事で行うべきことが明確になります。これがあらゆる事業の最も根本に位置する基本ではないかと思うのです。上記の様にマーケティングを理論構築とするならば、まず初めに定義すべきは「自社」についてであり、企業ドメインを明確にするところから全ては始まると思っています。わかりやすく言うと、事業の目的=「理念を体現すること」を事業所が存在する理由、もしくは定義として確立することからあらゆる商品やサービスの開発や取り組みが始まるのではないかと思うのです。

企業理念のNGワード

実は、この週末に開催されるXデザイン学校大阪分校の説明会を兼ねた公開講座、UX概論セミナーの運営のお手伝いをすることになっておりまして、主催される浅野先生からのご紹介でご縁をいただいた近畿大学の山縣先生が少し前にFacebookでシェアされていた記事が非常に気になって何度も読み返しました。そこに書いてあったのは以前からモヤモヤと感じていながら、私が長年見逃していたことだったのです。その記事はこちら→企業理念で使ってはいけない5つの言葉
以下、そのNGワードを一部抜粋させて頂きます。

1.倫理的(または誠実)

どんな企業も、倫理と誠実さを持って運営すべきである。この概念を基本理念の1つに掲げると、なぜそれにわざわざ言及しなければならないのか、という疑問を招くことになる。

2.チームワーク(または協働)

社員に協力を促す必要があってはならない。力を合わせることは常識だからだ。協働がなされていないのだとすれば、基本理念にそれを含めることは解決策ではない(解決策は、組織設計、研修、プロセスの改善、新たな共通の指標や業績基準などである)。

3.オーセンティック(自己の信念に忠実であること)

オーセンティックであろうとする意志は、主張すべきことではなく、ただオーセンティックであらねばならない。また、リーダーが自己の信念に忠実な言動を実際にしていれば、組織もそのようになるはずだ。

4.楽しさ

楽しさを重んじる企業だと標榜したら、むしろ頑張りすぎているように映ってしまう。まるで自分はクールだと主張する10代の若者のようで、実際にはそうでないがゆえに、口で言わなくてはならないのだろう。

5.顧客本位(または顧客中心)

これも同様で、どんな企業であれ顧客およびその欲求とニーズに沿っていなくてはならない。顧客とのユニークな関わり方を説明する基本理念を掲げるほうが、はるかに差別化を図れて意義深い。

今日のビジネス環境で競争力を持ちたい企業にとって、上記5つの概念は最低条件にすぎず、自社の特徴や独自の価値を示せてもいない。
出典:ハーバード ビジネスレビュー

上っ面の経営理念は上っ面を滑る事業を作る。

随分と耳の痛い辛辣なNGワードが並びましたが、必要最低条件の概念を理念に掲げるのは確かにどうかと思いますし、上っ面を滑っていると指摘されては反論に苦しみます。とにかくマーケティングの理論構築の根幹とも言える企業理念が上っ面を滑るものであっては事業自体が本質から外れて上滑りしかねません。経営理念で使ってはいけないNGワードの縛りは私がまさにずっと引っかかっていた部分であり、改善すべきだと思っていたピンポイントをつかれた気分になりました。すみれの経営理念にこれらのワードは入っておりませんが、この記事を読んでから自社の経営理念にある「地域社会への貢献」と言う文言を再定義、もしくは置き換える必要があるのでは、と考えてしまいました。

すみれ建築工房経営理念『モノづくりの本質、作り手を守り育て、地域社会に貢献する。』

すみれ建築工房経営理念
すみれ建築工房経営理念

置換から比喩へ。

実は、「地域社会に貢献する」の「地域」と言う文言の定義は社内では繰り返し毎回共有しています。地域社会と言うぼんやりした文言は身近なからところから順番にその輪を広げていく。と社内では定義をしており、社員、取引業者、お客様、それらへ建築業を通して貢献を積み重ねていく事で集大成として地域に貢献することが叶うと言い続けてきました。しかし、経営理念と言うフレームを見たときに口頭での補足が必要なものは形として不完全極まりないということで、その部分の定義の見直しと置換えをこの所ずっと考えています。しかし、なかなかこれ!と思えるスッキリとした言葉が見つかっておりません。「ご縁を頂いた全ての人」あたりが良さそうな気がしますが、残念ながらこれもありきたりと言えばありきたり。理論を踏まえた比喩が最も人の心に届きやすいことを考えて、そもそもそんなに長い経営理念ではありませんが、ザッポスの理念「サービスを通じて、WOW(驚嘆)を届けよう」やGoogleの信念「“素晴らしい”では足りない」のような一言で表せて、メタファーを感じられるような言葉に置き換えられるようにスタッフの意見も聞きながらもう少し根気よく探ってみたいと思います。とにかく、このような考えをめぐらせるきっかけをいただけるありがたいご縁に心から感謝します。

_______________________________________

東北復興支援映画の応援してます!

3.25 AM10:00 シネリーブル神戸での上映後TEDxKyotoでスピーカーをされていてご縁を頂いた益田祐美子プロデューサーに誘われて何故か舞台挨拶に立ちます。御縁って本当に不思議。
前売り券あります!是非観てください!

イベント詳細はこちら→https://www.facebook.com/events/206697166581882/

一陽来復

一陽来復

__________________________________________

オープンセミナー『ポスト平成の歩き方』絶賛申し込み受付中!

〜ボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会〜

仙台と東京でボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会開催します!

□3月23日(金)東京オープンセミナーはこちら

□4月2日(月)仙台オープンセミナーはこちら

https://www.facebook.com/events/434076140357524/

◆東京、大阪、福岡、鹿児島と全国で開催している厚生労

ベストプラクティス&ベンチマーク

平成30年3月17日快晴

春が来た。

冷たい雨が降り風が吹き荒んだ昨日から一転、今日は暖かい春の日和に戻りました。昼から店舗の改装工事の契約にお客様先に出かけるときの車の窓はフルオープン。麗らかな春の香りを嗅ぎながら自然と気分も明るくなりました。このまま暖かい日が続いてくれれば、と思います。

螺旋的成長。

建築屋としての実務を行いながら、毎週の出張と頻繁に催される各団体の会合に顔を出す毎日を送る中で、なかなかゆっくりとデスクに座ってPCに向かう時間がありませんが、移動時間をフル活用、すきま時間をつなぎ合わせながらコツコツと毎日のブログを書いたり、毎月すみれ本社で開催している無料のマーケティング勉強会【元祖】職人起業塾のコンテンツを作っています。もう6年目を迎えているこの勉強会、1年間通してのカリキュラムは同じですが、ヘーゲルの弁証法よろしく同じところを回っているようでも毎年切り口を変えたり、視点を新たにしたりとブラッシュアップを積み重ねておりまして、実はそれが自分自身にとっても非常に効果的な学びになっていると実感しています。

共に学ぶ仲間がいてこそ。

その内容を毎月数回に渡ってFacebookの非公開グループのページやメールマガジンで配信して全国300人以上の人たちと共有している事は、研修事業を行っている者として陳腐化を防ぐ唯一無二の方法論ではないかと思っており、自分自身で研修会のスライドを作りながら新たな気付きを得たり、アイデアが閃いたりすることが少なくありません。2年前と同じセミナーを受けても「以前と全く変わっている、時代と共に進化してますね」と言って頂ける元でもあり、共に学んでいる多くの仲間がいることに心から感謝するばかりです。
非公開facebookページに参加希望の方はこちらからメッセージ下さい!→https://www.facebook.com/takeshi.takahashi2
無料!メルマガの登録はこちら→https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=ylTbGxqzg

問いを立てる習慣。

3月度の【元祖】職人起業塾の勉強会のテーマは「遠い世界に学ぶ」と言うお題目で、ベストプラクティスとベンチマークをもう一度見直し、そこから得られる概念に基づきながら、自分自身がサービスを受けた側としての体験で感動したこと、素晴らしいと感じた事を参考にまったくの異業種から自社に取り入れるべきもの何かを考えてもらうようにしました。そして、勉強会に参加する塾生さん達に、考えてみてください。と問い掛けるには、当然のごとく自分に対しても同じ問いをを立てる訳で、私も久しぶりに(もちろん、自分自身の体験を元にして)ベストプラクティスとベンチマークについて思いを馳せてみました。この様に勉強会の設問を考えることで自分自身に対する問いを立てる良い習慣になっています。(笑)

https://images.apple.com/media/jp/iphone-x/2017/01df5b43-28e4-4848-bf20-490c34a926a7/films/feature/iphone-x-feature-jp-20170912_1920x1080h.mp4
https://images.apple.com/media/jp/iphone-x/2017/01df5b43-28e4-4848-bf20-490c34a926a7/films/feature/iphone-x-feature-jp-20170912_1920x1080h.mp4

ベストプラクティス&ベンチマーク

私がまず頭に思い浮かんだのは、今の生活に片時たりとも欠かすことができなくなってしまったiPhoneです。初めて手にした時にはその斬新さに随分と感動したものですが、今なお新たな使い方やコンテンツが付加され続け、昨日のブログに書いた楽天マガジンのアプリなど驚きと未だに感動は止まることがありません。私がベンチマークしたいと思ったのは、商品開発の素晴らしさはさておき、ユーザーに対するアフターフォローの素晴らしさです。Apple Storeでのフレンドリーなスタッフによる親切心に溢れた応対は、店舗がいつも混み合って時間がかかる事のリスクを凌駕してあまりありますし、リアル店舗に足を運ばなくても電話での対応や、オンライン上のサポートサービスも驚くばかりの高い品質を保たれており非常に充実しています。

卓越の戦略の具現化。

私は以前から研修会などで登壇した際、ジェイエイブラハムが提唱した卓越の戦略を具現化した企業、商品としてApple社のiPhoneをよく紹介しますが、その理由は商品の素晴らしさだけではなく、iPhoneを使うユーザの体験を詳細にイメージ、シュミレーションして万全のサポート体制を整え、絶対的な顧客満足、かけがえのない存在になることに注力しているからに他なりません。私自身、困ったときに完璧な対応をしてもらう事で、かけがえのない存在になっていくのだと自分自身がユーザーとしての体験から常日頃から感じている次第で、私たち建築業者が学ぶべき非常に重要な取り組みであり、あり方だと思うのです。

自社の問題解決に取り入れる。

そんなことを思いながら、昨日の社員大工を集めた工務部のミーティングで、全顧客向けの無料巡回メンテナンスサービスの精度を上げてお客様に感謝されるような訪問を行えるようにとスキームの刷新と全員がメンテナンス提案のレベルを上げれるように研修を受ける計画を立ててもらいました。何をやるかではなくどうやるか。常にもう一段高いクオリティーを求め続けることで陳腐化を防ぐとともに顧客にとって本当にかけがえのない存在に自分たちがなれるように努力を積み重ねばならないと言い続けています。施工会社として工事品質は非常に重要ですが、あくまでも建築工事は手段であり、暮らしてからの心地よい顧客体験を作ることが私たちの目的なのです。

卓越が持続可能な自立循環型モデルを作る。

「卓越の戦略」とは、顧客にとってかけがえのない存在になること。そのためにはあり方を正し、相手の立場に立って物事を考え、大きな価値を認めてもらえるように精度を上げることが欠かせません。そして、我々は住宅や店舗を作るだけではなくて、そこでの生活、ご商売、暮らしを通した素晴らしい体験を提供しなければなりません。おこがましくも世界ナンバーワン企業であるApple社をベンチマークしてみましたが、同社に追いつくには途方もなく遠く果てしない道のりです。ただ、マーケティングはセグメントとセットとの原則に基づいて、まずは狭い神戸の中で卓越性を発揮できる建築会社にスタッフと共に成長したいと思っています。そして、その先にこそ地域に必要とされ、持続可能な企業として存続を許される事業所になる道があると考えています。理想を追わずして成長なし。すみれスタッフのみんな、気張っていこうぜ!

_______________________________________

東北復興支援映画の応援してます!

3.25 AM10:00 シネリーブル神戸での上映後TEDxKyotoでスピーカーをされていてご縁を頂いた益田祐美子プロデューサーに誘われて何故か舞台挨拶に立ちます。御縁って本当に不思議。
前売り券あります!是非観てください!

イベント詳細はこちら→https://www.facebook.com/events/206697166581882/

一陽来復

一陽来復

__________________________________________

オープンセミナー『ポスト平成の歩き方』絶賛申し込み受付中!

〜ボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会〜

仙台と東京でボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会開催します!

□3月23日(金)東京オープンセミナーはこちら

□4月2日(月)仙台オープンセミナーはこちら

◆東京、大阪、福岡、鹿児島と全国で開催している厚生労マーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。
実践型現場マネジメント理論、公開しています。無料公開のサンプルPDFはこちら

◾建築業界を現場の改革から変える志のある方、私達と共に未来の作り方を学びませんか!
6月仙台開講、7月東京開講絶賛受付中!ご興味がある方は詳細の説明に上がります、お気軽にお問い合わせ下さい!
こちらから→https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

_______________________________________

職人的マーケティング論、メールマガジン配信中

元祖職人起業塾での開催内容や最新のマーケティング関連の(個人的な)考察などを低頻度ながら配信しています。無料ですのでよかったら登録してみてください。https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=ylTbGxqzg

「奇跡の建築」の眺め方。

平成30年3月16日 雨

三寒四温。

街中を歩いていると汗ばむくらいの暖かさだった昨日と打って変わって今日は朝から雨。風も冷たく、またぞろカバンの奥に突っ込んでいたニット帽を出して被ってしまいました。本当に三寒四温とはよく言ったもの、昔の人が経験を蓄積されて編み出した知見には敬服するばかりです。。
今日は朝から以前、茶室の工事をさせて頂いた茶の湯の先生からご紹介頂いて、神戸エリア(西宮ですが、)の高級住宅街であり、オシャレスポットであり、超人気住宅地の苦楽園で茶の湯の教室をご自宅でなさっておられる先生のお宅にお伺いしました。建物の歪みが気になるのと同時に使い勝手を良くしたいとのリフォームのご相談を受けて耐震性能の担保と使い勝手と住み心地の良さを両立させるご提案を考えますと申し上げてきました。ご縁をいただけたことに感謝いたします。

Pen「奇跡の建築」
Pen「奇跡の建築」

アンテナを立てる。

話は変わって、、昨日のブログでは情報収集の肝は発信する「人」に注目してみるべし。ということを書きましたが、幅広く遠い世界から新しいヒントを得るにはそれだけではなくもっと広い視野を持って高いアンテナを立てたいと思っています。で、以前から注目しつつもあまり活用できてなかった1つに雑誌があります。数年前までは、Penなどの雑誌を定期購読しておりましたが、パラ読みしては積み上がっていく雑誌の山に飽き飽きし、すっかり見ることがなくなってしまい定期購読もやめてしまいました。今ではたまに書店に入ったときに気になる雑誌を手に取るぐらいになっています。しかし、昨年の夏に「運慶と快慶」の特集のPenを購入して、東京で開催されていた運慶展を見に行き非常に良かったということがありましたが、ライフスタイル系と呼ばれるこの手の雑誌では、見るべき、読むべき特集を組まれていることが往々にしてあります。油断できません。笑

楽天マガジン
楽天マガジン

楽天magazine

そんなことを思っているときに、ふと目にとまったのが(というか広告で追いかけられていたのかもしれませんが、)楽天マガジンと言うサービスです。200種類以上の雑誌が読み放題と言うキャッチコピーに引っ張られ、内容を見てみるとなんと月額380円でありとあらゆる雑誌が読み放題の上に、バックナンバーまで閲覧できるようになっているではありませんか。しかも1ヵ月は無料購読期間と言うことで迷いなくアプリをダウンロードして見てみると、いきなり新着の情報に「奇跡の建築」と言う特集のPenの表紙が飛び込んできました。アマゾンのサービスを「書店の本棚を無限の広さにした。」といった方がおられましたが、これぞまさにデジタル化革命の真骨頂だと感心した次第です。

Pen「奇跡の建築」
Pen「奇跡の建築」
Pen「奇跡の建築」
Pen「奇跡の建築」

 

脱Amazonとのジレンマ。。

神戸という地方都市でローカルビジネスを行っている者として、地域の活性化を願っている立場から「脱アマゾンキャンペーン」を展開し、「本はネットではなく書店に行って買おうよ!」と提言している私が、楽天マガジンで雑誌を読むと言うのは完全な矛盾、整合性と一貫性を欠き、ジレンマに陥ってしまっていると言わざるを得ませんが、わざわざ買うまでもないような雑誌を気になるものだけさらさらとチェックできるこの便利さにはどうも抗いそうにありません。強くお勧めするとまでは言いませんが、雑誌Penの特集のバックナンバーをいつもパソコンの画面で見れるのは実際、随分と嬉しい体験なわけで、特に今月号は建築業界の人には必読の1冊なだけについお勧めしてしまった次第です。(笑)
楽天と私は全く何の関係もありませんが、今月号のPenは是非共見ていただきたいので、よかったら無料購読お試しください。こちら→楽天マガジン

Pen「奇跡の建築」
Pen「奇跡の建築」

_______________________________________

東北復興支援映画の応援してます!

3.25 AM10:00 シネリーブル神戸での上映後TEDxKyotoでスピーカーをされていてご縁を頂いた益田 祐美子プロデューサーに誘われて何故か舞台挨拶に立ちます。御縁って本当に不思議。
前売り券あります!是非観てください!

イベント詳細はこちら→https://www.facebook.com/events/206697166581882/

一陽来復

一陽来復

__________________________________________

オープンセミナー『ポスト平成の歩き方』絶賛申し込み受付中!

〜ボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会〜

仙台と東京でボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会開催します!

□3月23日(金)東京オープンセミナーはこちら

□4月2日(月)仙台オープンセミナーはこちら

https://www.facebook.com/events/434076140357524/

https://www.facebook.com/events/434076140357524/

◆東京、大阪、福岡、鹿児島と全国で開催している厚生労働大臣認定の現場実務者向け実践型研修「職人起業塾」の15回コースの総論のオープンセミナーと入塾説明会を東京と仙台で開催します。(助成金を活用しての職人、施工管理等の戦力化、現場品質向上を図るサポートの説明も有り。)

◆オープンセミナーでは書籍『職人起業塾』の増刷記念として最新のマーケティング情報、職人的マーケティング総論と共に『ポスト平成の歩き方』と題した消費税増税後の荒波を乗り越える力を身につける原理原則に沿ったマネジメントへの提言を行います。

◆入塾説明会では「企業は人なり、建築は現場なり」を合言葉に現場実務者にマーケティングの基礎理論を理解してもらいコミュニケーション力、人間力、問題解決力の向上で顧客接点である『現場』で圧倒的な信頼を得ることによって自社独自のマーケットを作り上げ、競合他社と血みどろの戦いをせずに持続的な受注を重ねられる様に「信頼関係に基づいた集客チャンネル」を作り上げるプランを立案、実践、検証を繰り返して、それぞれの会社に応じたマーケティングプランの仕組を作り上げる具体的な研修内容の説明をします。

◆IT、情報革命による本物しか生き残れない時代に圧倒的な職人不足の到来、消費税増税後のマーケットの縮小と建築業界は非常に先行き不透明な状況です。混迷の時代を乗り越えるのは品質とコミュニケーション力を掛け合わせた現場力だと考えています。現場マネジメントの見直しでの根本的問題解決のアプローチこそ未来を開く扉です。
詳細、申し込みはこちら→https://www.facebook.com/shokuninkigyoujyuku/

_______________________________________

職人的マーケティングへの入り口:一般社団法人職人起業塾オフィシャルサイト

マーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。
実践型現場マネジメント理論、公開しています。無料公開のサンプルPDFはこちら

◾建築業界を現場の改革から変える志のある方、私達と共に未来の作り方を学びませんか!
6月仙台開講、7月東京開講絶賛受付中!ご興味がある方は詳細の説明に上がります、お気軽にお問い合わせ下さい!
こちらから→https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

_______________________________________

職人的マーケティング論、メールマガジン配信中

元祖職人起業塾での開催内容や最新のマーケティング関連の(個人的な)考察などを低頻度ながら配信しています。無料ですのでよかったら登録してみてください。https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=ylTbGxqzg

地域密着&人に密着。

3月15日晴れ

地域密着&人に密着

今日は朝から大阪阿倍野へ。昔の友人から紹介いただいたお客様宅へ外装のリフォームの打ち合わせ。私たちすみれでは地元に根を生やした地域密着のローカルビジネスを基本としておりますが、新規のお客様はほとんどが紹介のため、少々遠いところでも施工範囲とさせてもらってます。このところなぜか阿倍野界隈の案件が重なり、大阪まで足繁く通っておりまして、今日も提案した内容でそのまま工事の注文を頂きました。I様、本日は有難うございました、引き続きよろしくお願いいたします。大阪通い、当分続きそうです。

研修×研修×研修

昼からは神戸に帰ってきて、4月から新しく発足する朝活(BNIドリームチャプター)のスタート準備として研修の受講でした。昼からなんと!夜の20時30分までの長時間に渡ってローカリゼーションに則った紹介ビジネス、リファーラルマーケティングの細部にわたる仕組みを学びました。流石に30年以上に歴史を誇り、世界23か国もの国にネットワークが広がっている組織のマニュアルは良くできており、自分自身のビジネスに運用できるものも多くあり、非常にいい勉強になりました。

建築業界のあらゆる問題を解決する鍵

大阪からその研修に向かう合間の間隙をついて、神戸教育会館で開催していた【第八期】職人起業塾第5講の研修会場に足を運び、ほんの少しだけの時間でしたが、コミュニケーション講師の横山先生にご挨拶と塾生さんたちに少しだけ話をさせてもらいました。私がマーケティング理論、概論のレクチャーを塾生さんに行う際に、常にいい続けているのは「知識に意味はなく、実践で裏付けしてこそ価値になる」と言うことですが、実践するとは即ち、現場のマネジメントを刷新することであり、顧客、職人、協力会社、同僚とコミュニケーションを取ることです。関西コミュニケーション、接遇研修業界のトップオブトップと言っても過言では無い横山先生にその真髄を教わることで、理論を現実にする力をつけてもらえることが出来ると思っている。建築業界のあらゆる問題解決の鍵がこの研修にあると熱い口調で塾生さん達に発破をかけてきました。

選択肢は情報量が決める

話は変わって、、あらゆる情報が錯綜する情報過多と言われる今の時代、情報を取得する量よりも質、そのチョイスする方法論が非常に重要だと思っています。急激に移り変わる今の時代の流れ、大きな変化に気付かないまま、旧態依然のビジネスモデルにドップリと浸かりきっていては、茹でガエルの様に気づいた時には熱湯の中でゆで上げられて死んでしまう事になり兼ねません。しかし、なんでもかんでも情報収集を行えばいいという訳ではもちろん無いし、溢れかえる情報に目を向け過ぎると大事な時間を無駄にしてしまい兼ねません。

活かしてこその情報

また、いくら最新情報を手に入れたとしてもそれを自分自身の仕事に活かすことができなければ何にもなりません。頭でっかちで行動が伴わないのは職業人としては最低で、そんな状態になるならいっそ、情報収集もやめればいいと思うくらい。世に言うノウハウコレクターと言われる人たちや、実業を全く行っていない、実際の市場の実態への理解の薄いコンサルタントと交流しても、なんの刺激も受けることは無いどころか、話をした時間がもったいなかったとがっかりすることも少なくありません。そんな風に考えると私達も、身になる情報収集と同時に実践を伴った情報発信を行うべきだと思うのです。

情報も人に密着

ではどのような情報収集がいいか?と言う問いを立てて考えた時、私が出した一つの答えは、信頼に値する人、尊敬できる人がおこなれている情報発信、若しくはその周辺の人脈、価値観を同じくするブレーンから出される情報に注目することで、一定の質を保った情報を得るように心がけていますし、その情報から見出した概念やメタファーを自分なりの経験に照らし合わす、もしくは経験してみることを通して自分なりの情報に変容させた上で情報発信するように心がけています。SNSでの繋がり、ブログ、メールマガジンなど、薄っぺらい情報も数多くありますが、人に注目してフィルターをかけることで質を担保できると思っています。

50歳にして弟子入り

近年でいうと、私が情報収集の鍵の1番、キーマンとしてベンチマークさせてもらっているのはUX KANSAIの研修でお世話になり、この春からはXデザイン学校大阪分校で引き続き教えを乞う株式会社経験デザイン研究所 代表取締役浅野智先生で、50歳にして弟子入りした気分で、師事しています。そんな浅野先生が語られる希少なオープンセミナーがもうすぐ大阪で開催されます。私は2年前にこの概論の講演をひょんなきっかけで聴きに行き、浅野先生がマーケティングの限界を示唆されたことにちょっとした衝撃を受けてUXデザインの研修に参加することになりました。新しい情報も新しい環境も新しい人との出会いから、お仕事の業態に関わらず、お都合が合う方は是非とも足を運ばれることを強くお勧めします。

Xデザイン学校大阪分校公開講座:UX/サービスデザインの今とみらいを考える

https://peatix.com/event/351114/
https://peatix.com/event/351114/

_______________________________________

東北復興支援映画の応援してます!

3.25 AM10:00 シネリーブル神戸での上映後TEDxKyotoでスピーカーをされていてご縁を頂いた益田祐美子プロデューサーに誘われて何故か舞台挨拶に立ちます。御縁って本当に不思議。
前売り券あります!是非観てください!

イベント詳細はこちら→https://www.facebook.com/events/206697166581882/

一陽来復

一陽来復

__________________________________________

オープンセミナー『ポスト平成の歩き方』絶賛申し込み受付中!

〜ボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会〜

仙台と東京でボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会開催します!

□3月23日(金)東京オープンセミナーはこちら

□4月2日(月)仙台オープンセミナーはこちら

https://www.facebook.com/events/434076140357524/

https://www.facebook.com/events/434076140357524/

◆東京、大阪、福岡、鹿児島と全国で開催している厚生労マーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。
実践型現場マネジメント理論、公開しています。無料公開のサンプルPDFはこちら

ケツの穴をしめろ。

平成30年3月14日 快晴

ドリームチャプター発足!

水曜日も朝活の日、昨日に引き続き今朝も夜明け前から起き出して張り切って倫理法人会とはまた毛色の違うビジネスミーティングに出かけました。BNIの新たなグループを作るので一肌脱いでくれと頼まれてからかれこれ半年位になりますが、ようやく36名のメンバーが揃いこのたび無事チャプターとして発足する運びとなりました。これから専門家集団の仲間達と信頼関係を深めお互いのビジネスが良くなるように協力し、助け合って朝会を盛り上げていきたいと思います。

シーズン緒戦

朝のミーティングを終えてそそくさと会場後にして向かったのは吉川カントリー、寒かった冬が漸く終わり、いい季節に移ったということで、今年初めてのゴルフコンペに参加です。数年前に「経営者なのにゴルフが下手」とリフォーム産業新聞に書かれたことがありますが、未だに相変わらずシーズンオフになると全くゴルフクラブに触ることなく、毎年「今シーズンこそは80台で廻る!」と言いながら春と秋のシーズン初めにはド下手くそに戻ってスタートします。今日も不安を抱えながらゴルフ場へと向かいましたが、実は今シーズンはいつもとは少し違う秘策を持っておりました。(笑)

スコアは金で買え!

秘策と言うといつもはまっすぐ走るパターを買ったとか、180ヤードが簡単に打てるユーティリティを手に入れたとか、ゴルフの師匠であるO社長の教え通り、道具に頼っていたのですが、今回はそうではなく朝会のメンバーであるジュリ先生に整体で体を整えてもらい、内張筋の間違った鍛え方、使い方を指摘してもらった上に下半身が安定し、腰の負担が軽減するインナーマッスルの使い方を教えてもらったのです。「スコアは金をかけて良くするもんや」と言うO社長の教えにはそむく事になりましたが、、(笑)
ジュリ先生のブログはこちら→https://ameblo.jp/manjirou24/

腹じゃなくお尻

ゴルフをして、腰が痛くなるのはインナーマッスルを使えてない、若しくは鍛えれてないのが原因だと以前、オリックスのトレーナーをされていた整骨院の先生に教えてもらってから約2年、実はコツコツとインナーマッスルを鍛えて来ました。それが、先日ジュリ先生の整体を受けてみると、内張筋が変に張ってますねー、と指摘をされたのです。私はこの2年近く、教えられた通りにドローイングというプロ野球選手が全員やっているという(ほんまかなー)お腹を思いっきり凹めるトレーニングをやって来ましたが、ジュリ先生によると、「ゴルフで使うインナーマッスルはそこじゃなくてもっと下、お尻の穴をすぼめる方の筋肉を鍛えないとだめ」とのこと。私にとっては衝撃の事実を明らかにされたのでした。

大事なことは表面では分からない

良いことを教えてもらったので、早速試して見ようと思いつき、朝の散歩のついでに少しだけゴルフ練習場に立ち寄って、ケツの穴を締めてアドレスし、クラブを振ってみると確かに下半身が安定します。「なるほどなー」と感心すると共に、そういえばずっと昔に誰かに「ケツの穴を締めて打て」と言われたことがあることを思い出しました。これまで自分でケツの穴を緩めたままゴルフクラブを振っていたことは全く気が付きませんでしたし、また、参考にさせてもらおうと上手な人のスイングを見ていてもケツの穴を締めているか緩んでいるかなど分からないどころか気にしたこともありませんでした。今頃になってやっと分かったのですが、ゴルフって下半身を安定させて上半身の捻りで球を打つのですから、これってひょっとしたら常識なのかもわかりません。

何をやるかではなく、どうやるか。

そんなこんなでシーズン緒戦にしては今日のゴルフはまずまずで、午前中は何とか40台で折り返し、昼からは大叩きしてしまいましたがこれからのゴルフコンペシーズンへの手ごたえを感じることができました。大いに納得&改めて芯の部分の大切さというか、外見では分からない力の使い方が肝だと痛感した次第で、これってゴルフだけのことに限らず、ありとあらゆる事に通ずるにではないかと思いました。例えば、資格取得の勉強をするのに、私は毎朝早起きして確実に毎日30分以上問題集を解く習慣を身につけろ、とスタッフに言っています。しかし、アタリマエですが、決まった時間だけ机に向かうだけで試験に合格する訳ではありません。30分間、如何に集中してカリキュラムを片付けていくかが肝、ケツの穴を締めてなければいくら時間をかけても単なる時間の無駄遣いになりかねません。本を読むにしても(私もやってましたが)フォーカスリーディングなどの速読が流行のご時世の今、サラサラと飛ばし読みをして読んだ気になってしまいがちですが、文脈の中に隠された著者の真意やメタファーを感じることが無ければ読んだという自己満足に陥っているだけの可能性も否めません。要は何をやるかではなく、どうやるか。ケツの穴を締めて取り掛からなければ何にもならないと思うのです。

ケツの穴締めとんか?

今回、私はたまたま良いご縁を頂いてジュリ先生に身体を触ってもらったことで、体幹を鍛える部位、方法を間違えていた事に気付き、軌道修正出来たのですが、下っ腹に力を込めれば下半身は安定するという常識を長い間見逃していた事を大いに反省すると共に、上っ面ではなく芯、見てくれの筋肉ではなく体幹を鍛える事に意識を持つというのは凡ゆる事に共通する概念であり、「状態管理」の概念そのものです。それを自分自身の身体で体感できたのは大きな収穫だと思います。今後、何かにつけて「ケツの穴締めとんか?」という問いを常に持つように意識し続けていきたいと思います。もちろん、常日頃から括約筋を鍛えることも忘れずに。(笑)

ジュリ先生ありがとうございました。

_______________________________________

東北復興支援映画の応援してます!

3.25 AM10:00 シネリーブル神戸での上映後TEDxKyotoでスピーカーをされていてご縁を頂いた益田祐美子プロデューサーに誘われて何故か舞台挨拶に立ちます。御縁って本当に不思議。
前売り券あります!是非観てください!

イベント詳細はこちら→https://www.facebook.com/events/206697166581882/

一陽来復

一陽来復

__________________________________________

オープンセミナー『ポスト平成の歩き方』絶賛申し込み受付中!

〜ボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会〜

仙台と東京でボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会開催します!

□3月23日(金)東京オープンセミナーはこちら

□4月2日(月)仙台オープンセミナーはこちら

https://www.facebook.com/events/434076140357524/

https://www.facebook.com/events/434076140357524/

◆東京、大阪、福岡、鹿児島と全国で開催している厚生労

人は簡単には変われない。しかし、習慣がその殻を打ち破る。

平成30年3月13日快晴

満員御礼の朝会

火曜日は朝活の日、最近、出張が重なりあまり参加できていなかったモーニングセミナーに今朝は夜明け前に起き出して張り切って出かけました。会場に着いてみると(いつになく)座る席がない位、超満員、補助椅子を並べないといけない程の状態で一体何が起こったのかと驚いてしまいました。会が始まるとその疑問は一瞬にして解けました、モーニングセミナーの講話をされる株式会社大広産業 代表取締役の宮川奈緒美氏の講話を聞きに、というか応援に?尼崎や大阪の倫理法人会から20名を超える人達が駆けつけておられたのでした。今だかつてない状態は宮川氏の人間力だとわかり、すごい影響力を持たれているもんだとびっくり。

波瀾万丈の人生

モーニングセミナーの講話を拝聴すると、これまたその波瀾万丈の人生にびっくり。すごい人は世の中にたくさんおられるものです。19歳で起業されて、一時は売り上げ60億にもなる企業に成長、海外に支店を出して海外生活をされるも阪神大震災で神戸本社のビルが倒壊し、おまけに取り込み詐欺に引っかかり、数億円の負債を抱えるも3年程でその借金を返済して建て直されたとのこと。その後不治の病と言われる膠原病にかかるも一切薬に頼らず自力で完治、今は児童施設から旅立つ子供たちを応援する一般社団法人を設立して、社会貢献に努められていると言う凄い方でした。大勢の方が応援に来られるのもわかるような気がします。

幼稚園児でも知ってるわ

その宮川氏の講話はご自身の波瀾万丈の体験談を通して倫理法人会で学んだことの素晴らしさを最後にまとめて伝えられました。1つ目は、「知っていることとできている事は違う」で、早朝から経営者が集まって何を今更幼稚園児でも分かっているようなこと、(例えば挨拶、例えば道端のゴミを拾う、例えば脱いだ履物はそろえるなど)を学んでいるのかとはじめのうちは解せなかったが、実際に自分自身の行動を振り返り、知っていることとできている事のギャップに気づいたとき、原理原則を学び続ける倫理法人会の価値が分かり、ご自身も姿勢を正すようになったとのこと。

習慣が変われば世界が変わる

2つ目は、毎週1回の朝起きを繰り返していると、徐々に普段の習慣も変化をしてきて、それが周りにも波及して良い影響を与えるようになると言う経験です。完全な夜型で、午前中は電話もメールもしないようにと社員に言いつけていた位の方が朝起きの習慣を持つようになると、家族や社員が驚き、あり方が変わっていく宮川氏に連れて回りも良い方向に変化し始めたとの事でした。まさに習慣が変われば人生が変わると言うヒンズー教の古くからの教えを実践、体現されている様に甚く感動した次第です。

在り方を見直すという成功法則

3つ目は、全国に60,000社を超えると言われる法人会員の仲間が朝早起きして原理原則を学ばれていることの素晴らしさです。北は北海道から南は沖縄まで、日本全国で毎朝どこかでモーニングセミナーが行われ、幼稚園児でもわかっているような原理原則に経営者が姿勢を正して向き合って学ぶ習慣を持っていることの凄さと、全国にまず、自分自身の在り方を正そうという同じ価値観を共有する仲間がいることで力をもらえるとの力強さを訴えられて、未加入の参加者の方々に「共に学びましょう」と熱く呼びかけておられました。今更ながら、原理原則に向き合う習慣をつことが事業持続継続させていく上での1つの成功法則なんだと改めて促進した次第です。宮川様、本日は素晴らしいご講話をありがとうございました。改めて私も朝起きの習慣に精進せねばと心を引き締めた次第です感謝いたします。

本日のアタリマエ

  • 人は簡単には変われない。
  • しかし、習慣を持つことで変われない人も徐々に変わることができる。
  • 良き習慣は周りに良い影響を与える。
  • 1人では難しいことも仲間がいることでできるようになることがある。
  • 朝起きは繁栄の第一歩。
  • 原理原則に向き合うのは経営者としてのスタンダード。

_______________________________________

東北復興支援映画の応援してます!

3.25 AM10:00 シネリーブル神戸での上映後TEDxKyotoでスピーカーをされていてご縁を頂いた益田祐美子プロデューサーに誘われて何故か舞台挨拶に立ちます。御縁って本当に不思議。
前売り券あります!是非観てください!

イベント詳細はこちら→https://www.facebook.com/events/206697166581882/

一陽来復

一陽来復

__________________________________________

オープンセミナー『ポスト平成の歩き方』絶賛申し込み受付中!

〜ボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会〜

仙台と東京でボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会開催します!

□3月23日(金)東京オープンセミナーはこちら

□4月2日(月)仙台オープンセミナーはこちら

https://www.facebook.com/events/434076140357524/

https://www.facebook.com/events/434076140357524/

◆東京、大阪、福岡、鹿児島と全国で開催している厚生労

震災復興終了と同時の消費増税を乗り越える力。

平成30年3月12日 快晴

7年。

昨日は3.11。あれから7年が経ちました。朝から福島をはじめとした東北の「今」を伝える映像がTVの情報番組から絶え間なく流れていましたし、ネットを覗いても当時の惨状を記憶に刻みつけろとばかり、津波に よる被害や福島原発メルトダウンの衝撃画像が溢れていました。 神戸から遠く離れた東北の地で起こった未曾有の災害に震え、どうしようもない無力感に 苛まされた当時の感情が脳裏に浮かび上がり、気持ちの良い小春日和の空と裏腹にあまりウキウキも出来ない気分を若干引きずっています。とにかく、東日本大震災でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りすると共にこれ以上、 放射能被害が広がらない事を心から願います。

震災復興と消費増税。

私(高橋)は生まれも育ちも神戸の所謂神戸っ子、もちろん阪神大震災では被災者の一員となりました。 幸い、自宅マンションの被害は大したことはなく、電気は2週間、水道、ガスは1ヶ月ほど 止まって、風呂に入れないなどの不便はありましたが、そんな事よりも震災を機にそれまであまり仕事が 無かった神戸の建築業界が震災復興で沸騰し、何年も休みなく働くことになった事の方が私に とっては大きな変化だった様に思います。 多くの方が亡くなった悲惨な天災でこんな事を書くのは不謹慎で気が引けますが、どこの地震でもそれが建築業界の実際です。そして、震災から10年かかると言われていた神戸の震災復興はわずか3年であらかた終わり、時を同じくして1997年消費税が3%から5%へと増税されました。後から振り返るとその時の 衝撃が私の人生にとって大きな影響を及ぼしています。

起業のキッカケ。

元々震災前は不況だった神戸の建築業界は震災復興の先食い需要を食い尽くし、消費税増税でどん底に叩き落とされて 全く仕事がない状態となりました。私が務めていた工務店もあえなく倒産、手間請の大工だった 私は弟子一人連れて薄いツテを頼り、大阪、京都、奈良の現場を応援大工として2年間もの 間渡り歩きました。 消費税増税の余波で大工から個人事業主として起業した(させられた)と言っても過言ではありません。その時のトラウマが今も抜けずに台湾に事業所を立ち上げて今も事あるごとに台湾に渡り 来年に迫った消費税増税後に仕事を受注できる様にと繋がりを絶やさない様にしています。

またもや激動の時代に突入。

現在、仙台にて職人起業塾の15回コースの研修の募集を行っています。業界関係の人に聞くところでは、 震災復興も7年が経ち随分と進んだ様で震災特需は一部を除いてあらかた終わり、中小の工務店は既に不況に 喘いでいるとのことでした。 熊本の復興も随分と進んだ様ですが、どちらもかつての神戸の様に来年の消費増税で 小規模事業者がバタバタと倒産する憂き目に合わない事を祈るばかりです。 閣議決定されている時期までもうあまり時間もありませんが、できる事なら来年10月に決定している消費税増税までに 外部環境に振り回されないビジネスモデルを構築したいものです。しかし、マーケットが冷えたらどんなに販促に力を入れてもどうしようもないのを私達は経験で知っており、だからこそ十数年に渡って販促に頼らないマーケティング に取り組んできました。

生き抜ける力を蓄える。

東日本大震災の日に改めて思うのは、平和で穏やかな日常はいつ何時、終わりを遂げて想像もしていなかった様な大きな変化が迫るか分からないのを念頭に置きつつ、変化に対応して 生き残れる力を蓄えなければならないという事です。 激動の時代を生き抜く力を身につける方法論は実は既に多くの方が知っているのですが、 知っているのと、実践出来ているのは天と地ほど違います。分かっているけど、出来てない。 の積み重ねこそ、せっかく誰もが持っているポテンシャルをそぎ落とし、緩やかな破滅への 道と言われる「現状維持」のぬるま湯にに身を委ねてしまうことになってしまいます。

ぬるま湯を向け出すキッカケ。

こんな機会に改めて、今一度、自分の仕事について、精度を上げる、効果性を高める、新しい市場に 踏み込む等のこれまで取り組んでこなかった部分に焦点を当て、自社のビジネスモデルの 刷新を図ってみるべきではないかと思います。とはいえ、煩雑な日常の中で自社のビジネスモデルを振り返り分析する時間などそう簡単に取れるとは思いません。そんな想いがあり、神戸のすみれ本社で毎月開催している【元祖】職人起業塾では、 今年から3ヶ月に一度、ホットシートと呼ばれるサンプル企業のビジネスモデルを参加者が ヒアリングして新しいビジネスチャンスを掴める様なアイデアや現状抱えている問題点を 解決する糸口を提言するワークショップを開催しています。

マーケティング・マインドのセルフチェックの場

前回は第一回目のホットシートということで日本で唯一の専業電磁波測定士であるデンツ の青山さんにホットシートに座ってもらいました。初めての試みだったこともあり参加者の 皆さんにも戸惑いが隠せず、私のタイムマネジメントの失敗も重なって残念ながら結論を出して予定していたチームごとの発表まで辿り着けませんでしたが、今月の開催では開始を十五分前倒しして 前回の積み残しを片付けたいと思います。若干、試行錯誤もしておりますが、他社のビジネスモデル刷新のアドバイスを考えることで 自社の取り組みに非常に大きなヒントを得られることも少なくありません、また、ここで 長年学んで頂いている原理原則に則ったマーケティング的思考が浸透しているか否か、実戦で 使い物になるかが試される瞬間でもあります。

理論は実践で裏打ちしてこそ価値となる。

周りの環境を変えたければ自ら変わるしかない。影響力を広げたければ第二領域の習慣を 積み重ねるしかない、市場限定(セグメント)と強み(USP)はセットで考える。顧客から信頼を得られるフロントエンドを創ればバックエンドで稼げる。目先の利益を追うのではなく、他社のバックエンドを自社のフロントエンドにすることで競合他社との血みどろの戦いを抜け出した卓越した存在になれる。といった職人起業塾でこれまで 学んで頂いた概念を実際のアクションプランに落とし込む絶好の訓練の場になります。 神戸の勉強会に参加できない方もfbの非公開グループに資料を公開しておりますので、是非 チャレンジしてみてください。また、勉強会の内容は非公開のSNSページで全て無料公開しておりますので、ご興味がある方はお気軽に私(高橋)までお問い合わせください。

◆3月29日開催の【元祖】職人起業塾のテーマは「遠い世界に学ぶ」となっております。 ご興味がある方はこちらからどうぞ→https://www.facebook.com/events/205070103584490/

_______________________________________

東北復興支援映画の応援してます!

3.25 AM10:00 シネリーブル神戸での上映後TEDxKyotoでスピーカーをされていてご縁を頂いた益田 祐美子プロデューサーに誘われて何故か舞台挨拶に立ちます。御縁って本当に不思議。
前売り券あります!是非観てください!

イベント詳細はこちら→https://www.facebook.com/events/206697166581882/

一陽来復
一陽来復

__________________________________________

オープンセミナー『ポスト平成の歩き方』絶賛申し込み受付中!

〜ボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会〜

仙台と東京でボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会開催します!

□3月23日(金)東京オープンセミナーはこちら

□4月2日(月)仙台オープンセミナーはこちら

https://www.facebook.com/events/434076140357524/

https://www.facebook.com/events/434076140357524/

◆東京、大阪、福岡、鹿児島と全国で開催している厚生労働大臣認定の現場実務者向け実践型研修「職人起業塾」の15回コースの総論のオープンセミナーと入塾説明会を東京と仙台で開催します。(助成金を活用しての職人、施工管理等の戦力化、現場品質向上を図るサポートの説明も有り。)

◆オープンセミナーでは書籍『職人起業塾』の増刷記念として最新のマーケティング情報、職人的マーケティング総論と共に『ポスト平成の歩き方』と題した消費税増税後の荒波を乗り越える力を身につける原理原則に沿ったマネジメントへの提言を行います。

◆入塾説明会では「企業は人なり、建築は現場なり」を合言葉に現場実務者にマーケティングの基礎理論を理解してもらいコミュニケーション力、人間力、問題解決力の向上で顧客接点である『現場』で圧倒的な信頼を得ることによって自社独自のマーケットを作り上げ、競合他社と血みどろの戦いをせずに持続的な受注を重ねられる様に「信頼関係に基づいた集客チャンネル」を作り上げるプランを立案、実践、検証を繰り返して、それぞれの会社に応じたマーケティングプランの仕組を作り上げる具体的な研修内容の説明をします。

◆IT、情報革命による本物しか生き残れない時代に圧倒的な職人不足の到来、消費税増税後のマーケットの縮小と建築業界は非常に先行き不透明な状況です。混迷の時代を乗り越えるのは品質とコミュニケーション力を掛け合わせた現場力だと考えています。現場マネジメントの見直しでの根本的問題解決のアプローチこそ未来を開く扉です。
詳細、申し込みはこちら→https://www.facebook.com/shokuninkigyoujyuku/

_______________________________________

職人的マーケティングへの入り口:一般社団法人職人起業塾オフィシャルサイト

マーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。
実践型現場マネジメント理論、公開しています。無料公開のサンプルPDFはこちら

◾建築業界を現場の改革から変える志のある方、私達と共に未来の作り方を学びませんか!
6月仙台開講、7月東京開講絶賛受付中!ご興味がある方は詳細の説明に上がります、お気軽にお問い合わせ下さい!
こちらから→https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

職人的マーケティング論、メールマガジン配信中

元祖職人起業塾での開催内容や最新のマーケティング関連の(個人的な)考察などを低頻度ながら配信しています。無料ですのでよかったら登録してみてください。https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=ylTbGxqzg

大火事を出して死を決意した経営者に学ぶ概念。

平成30年3月10日 晴れのち曇り

MTGはセルフグループコーチング

寒いわ、雨は降るわの昨日の荒れた天気から一転、今朝の神戸は爽やかな青空が広がり、気温も少しは緩んだようです。今日は念願の1日事務所に籠もりきりのデスクワークデー。なかなか☑の入らないタスクリストを整理すべく、ずっと気掛かりだったものから順番に作業を進めました。本来いるべきポジションに追いついたとは到底言えませんが、それでも少しは気が軽くなった様に感じます。夕方からはマーケティング部、店舗事業部、工務部リーダーMTGと3連発で4時間みっちりと会議に時間をとりました。リーダーは無論のこと、若手スタッフにもそれぞれの役割に応じた権限委譲を進めておりますが、KPIのチェックと情報の共有はするべきだと思い、今期は大幅にMTGの回数を増やしました。それは話し合うというよりも、決めたことを決めた通りに進めているかを質問することでチェックしてもらう習慣=コーチングに近いもので、実践の基盤になる大事な時間だと思っています。

 

事例ではなく概念をみる

さて、この数日このブログではご縁の大切さとその不思議さ、またご縁を紡ぐことによって実力以上の大きな力を発揮できると言ったことを角度を変えながら繰り返し書き綴ってきましたが、私達スモールビジネスに取り組む者にとってはここは生命線なのでもう少し続けたいと思います。人との出逢いは様々なモノやコトを教えてくれ、今まで全く知らない世界に誘ってくれます。そして、そこへの非常に大事な向き合い方に「概念を学ぶ」という姿勢があるとおもっています。個別の卓越した事例、すごい話、見たことも聞いた事も無い魅力的なもの、成功した具体的手法などを聞かせてもらうと非常に面白く、興味をそそられます。しかし、大事なことはそれらを見たり聞いたりしたことが自分のタメになるか否かであり、へー凄いですねー、ほー面白いですねーと、驚嘆してばかりしたところで何にもなりません。これでは、映画を見てドキドキしたり本を読んで世の中のことがわかったつもりになるのとなんら変わりません。折角、訊けば答えてくれる生身の人とのご縁を貰ったならば、もう一歩踏み込んでご縁を学びへと変容させることを目指すべきだと思っています。

 

ご縁の生かし方。

とは言え、ご縁を貰った事を良いことに勝手にズケズケと土足で人の中に踏み込むなんてことはあってはならないことですし、そもそもそんな事をしたところで誰も相手にしてくれず、それどころか折角のご縁も一瞬にしてブッツリと切られてしまうことがオチ。では、どの様にしたらご縁を学びに繋げられるかと言うと、その人が持つ価値観や世界観を見に行くことでは無いかと思うのです。幸い、情報革命が進んだ現在では、この人はすごい!と思った人は全員が何かしらの情報発信をされていますし、そうでなくても上梓された(もしくはオススメの)書籍や、ホームページを覗いたり、SNSで繋がってる見ることでその人が興味を持っている世界を感じることが出来ると思うのです。またそこから派生した周辺の情報に興味をそそられ、情報収集の範囲が大きく広がる事も少なくありません。その様なバックボーンにある情報を多少なりとも取得することで、その人の考え方や哲学の様なものを垣間見ることが出来ることが少なからずあり、こんなゆるい感じの学びとも言えない様な情報収集の習慣を持つことが概念を学ぶことに繋がると思っています。

 

事例の宝庫は概念の泉

昨夜参加した神戸倫理法人会の倫理経営講演会は、丸本敏文氏による「大転換の時代〜常に活路あり〜」と題された非常に腹に落ちる素晴らしい内容の講演でした。私が改めて感じたのは全国に691拠点、6万5千社の法人会員がいる倫理法人会は理念経営の事例の宝庫だということです。原理原則に則った会社経営の重要性と普遍性、そしてそれが成功に繋がるという信憑性を裏付けするのに欠かせない素晴らしい事例、卓越した経営者の話がいくらでも飛び出してくる情報ネットワークが構築されているのだということで、丸本氏が紹介された株式会社イカリ消毒、築地玉寿司の事例は、なるほど、大転換の時代に活路を見出すヒントを与えてくれると甚く納得した次第です。

 

事例に学ぶ

株式会社イカリ消毒はその昔デパート火災という大事故を引き起こし、若かりし頃の黒澤眞次現会長は死を覚悟する程の苦難をバネに習慣を改め、毎朝四時起きの朝起きをして勤勉に勉めて資格王と言われるくらいに資格を取得、社内に専門知識の重要さを広めて専門家集団と呼ばれるほどの高い技術力を身につけ押しも押されぬ大企業になったとの話、東京で多店舗展開を図りながらも異業態への転換で失敗した築地玉寿司が崖っぷちまで追い込まれながらも寿司、海の幸の旨さを提供するという自社の本来の強みを改めて見直し、当時寿司店で食事をするという敷居の高さを取り払い、ガラス張りの明朗会計のお店に出店と共に末広手巻き寿司を誕生させて大成功を収めた話も、テーマである大転換の時代に活路を見出す事例としてドンピシャで聴きこんでしまいました。

 

概念に照らす

昨日のブログに心を変えれば習慣が変わり人生が変わるというヒンズー教の教えを引用しましたが、イカリ消毒の黒澤眞次現会長のどん底から習慣を変え、知識と資格を身につけることで専門家としての信頼を得て影響力を広げて大きな成功を収めた事例も、玉寿司がその当時、アンケートを取ると寿司が好きという人は9割に対して寿司屋に行きたいかと尋ねると行きたいと答える人がほとんどいないという寿司業界の常識が一般社会の常識と乖離している問題点を見つけ、自社の強みを生かしつつ、そのギャップを埋めるサービス、店舗を作られて大いに人気を博した事例も概念で示すと我々が常日頃から学んでいるマーケティング理論にすっぽりと当てはまります。

 

原理原則という概念を浸透させる

上述の事例をスティーブン・R・コヴィー博士の提唱した7つの習慣に照らしてみると、世界を変えるには自分を変えることから(インサイドアウト 第5の習慣)、緊急性の低い重要な事に時間を使う習慣が未来を作る(第二領域優先論 第3の習慣)、先ず相手を理解してから自分を理解される(第5の習慣)。また、強みを発揮する(USP)やこれまでの常識を打ち破る(イノベーション)などはジェイ・エイブラハムやドラッカーの書籍に繰り返し書かれている事ばかりです。常日頃から概念を学んでいてこそ、個々の事例を聞いて成功の要所、勘所を見出せたり、自分自身の行動に転換して取り組めたりするのだと思います。大きな成功を収めた先人達の事例を見たり聞いたりしても殆どの場合はその根底に原理原則や自然の摂理といった誰にでも理解できて、誰にでも実践出来る概念や思想が深く根付いています。結局、それらを深く心の奥まで浸透させて誰にでも(やろうと思えば)できる事を、誰にも出来ないレベルまでやり切ることができるかにこれからの混迷の時代を生き抜くことができるのはかかっていると思うのです。入り口は先ず、概念を学ぶ習慣だと。精進して参りたいと思います。

 

今日のアタリマエ

  • 人との出会いは人生を変えるキッカケになる
  • 出会って別れただけでキッカケがチャンスになったりしない
  • 新たな出会いに興味を持ち、ゆるくてもいいので情報を集めることが重要
  • 興味を持った人とSNSで繋がってみるのは知らない世界観を感じる有効な方法
  • 興味を引く事例に出会ったらその奥にある根元に目を向けるべし
  • 事例を概念に変換することで他人事が自分のことに変わる
  • 概念を行動に移して裏打ちするには心に沁みこむくらいまで概念を学ぶべき
  • 原理原則、自然の摂理こそ最強にして最古から続いている概念。

___________________________________________

オープンセミナー『ポスト平成の歩き方』絶賛申し込み受付中!

〜ボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会〜

仙台と東京でボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会開催します!

□3月23日(金)東京オープンセミナーはこちら

□4月2日(月)仙台オープンセミナーはこちら

https://www.facebook.com/events/434076140357524/
https://www.facebook.com/events/434076140357524/

◆東京、大阪、福岡、鹿児島と全国で開催している厚生労働大臣認定の現場実務者向け実践型研修「職人起業塾」の15回コースの総論のオープンセミナーと入塾説明会を東京と仙台で開催します。(助成金を活用しての職人、施工管理等の戦力化、現場品質向上を図るサポートの説明も有り。)

◆オープンセミナーでは書籍『職人起業塾』の増刷記念として最新のマーケティング情報、職人的マーケティング総論と共に『ポスト平成の歩き方』と題した消費税増税後の荒波を乗り越える力を身につける原理原則に沿ったマネジメントへの提言を行います。

◆入塾説明会では「企業は人なり、建築は現場なり」を合言葉に現場実務者にマーケティングの基礎理論を理解してもらいコミュニケーション力、人間力、問題解決力の向上で顧客接点である『現場』で圧倒的な信頼を得ることによって自社独自のマーケットを作り上げ、競合他社と血みどろの戦いをせずに持続的な受注を重ねられる様に「信頼関係に基づいた集客チャンネル」を作り上げるプランを立案、実践、検証を繰り返して、それぞれの会社に応じたマーケティングプランの仕組を作り上げる具体的な研修内容の説明をします。

◆IT、情報革命による本物しか生き残れない時代に圧倒的な職人不足の到来、消費税増税後のマーケットの縮小と建築業界は非常に先行き不透明な状況です。混迷の時代を乗り越えるのは品質とコミュニケーション力を掛け合わせた現場力だと考えています。現場マネジメントの見直しでの根本的問題解決のアプローチこそ未来を開く扉です。
詳細、申し込みはこちら→https://www.facebook.com/shokuninkigyoujyuku/

_______________________________________

職人的マーケティングへの入り口:一般社団法人職人起業塾オフィシャルサイト

マーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。
実践型現場マネジメント理論、公開しています。無料公開のサンプルPDFはこちら

2018年度 職人起業塾6ヶ月コース絶賛募集中

◾建築業界を現場の改革から変える志のある方、私達と共に未来の作り方を学びませんか!
6月仙台開講、7月東京開講絶賛受付中!ご興味がある方は詳細の説明に上がります、お気軽にお問い合わせ下さい!
こちらから→https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

職人的マーケティング論、メールマガジン配信中

元祖職人起業塾での開催内容や最新のマーケティング関連の(個人的な)考察などを低頻度ながら配信しています。無料ですのでよかったら登録してみてください。https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=ylTbGxqzg

心を変え、人生を変える朝活

平成30年3月9日 曇り時々雨

三寒四温

朝の天気予報では確か週末は5月並みの暖かさになる。と言っていた(と思う)ので喜んでいたし、朝は曇天だけどそんなに寒く無いと感じたはずなのに、午前中のビルを丸ごと一棟購入されたお客様とのリノベーションの打ち合わせを終えて昼から出掛けると吹き荒ぶ風の冷たい事この上なし、ジャケットの上にもう着る事ないやろと思っていたショートコートを引っ張りだして着込んでしまいました。この時期は3日寒い日を我慢すれば、4日目には暖かい日がやってくるとのこと、週末の四温を待ちたいと思います。

朝会つながり。

昼から、朝活のメンバーさんの繋がりで体のの採寸の職人さんを紹介してもらって今まで作ったことがないような和柄のスーツを新調したり、五臓にアプローチするマッサージで体を整えてもらったりとあれこれと状態を整えるお世話になりました。どちらも新鮮な体験に感動です。夕方からはもう一つの朝活の「倫理経営講演会」に参加。すばらしい事例発表と、腹に落ちる講演を聞いてこれも大いに感動、1年前にこの会合に誘って頂いたのをキッカケに朝活に参加するようになり今では週に2回の朝起き生活、冷静になって考えてみると年間100日も夜明け前に起きる生活になりました。ひょんなキッカケで習慣とそれからつながる経験は大きく変わるモノですね。(^_^;)

新たな習慣で手にしたもの。

年間100日の朝起き習慣で私が手に入れたものと言うと、信頼できる仲間との人間関係(=人脈)と常に原理原則に基づくいた選択を行うために姿勢を律する意識です。どちらも人生において非常に重要で価値の大きいものはとは思いますが、おいそれと手に入れることができるものではなく、週に2回朝起きするだけで少しずつではありますが、確実に自分の血肉となっていく感覚をこの半年間ほどで体感しています。特に、新しく知り合った人とのつながりは今まで知らなかった新しい世界に触れ合い、見せてもらえる絶好の機会であり、人とのご縁は人生の宝物だと改めて思うのです。

ヒンズー教の教え

が変われば 態度が変わる。

態度 が変われば 行動 が変わる。

行動 が変われば 習慣 が変わる。

習慣 が変われば 人格 が変わる。

人格 が変われば 運命 が変わる。

運命 が変われば 人生 が変わる。

出会いを元に習慣が変われば、人生が変わる。

講演やセミナーでお話しさせてもらう機会があるたびに、PowerPointの最後に映し出すのはヒンズー教の昔からの教えです。それは心が変われば運命も人生も変わると言う古くから人々が経験を積み重ねてきた中で見出した真実であり、そして心を変えるきっかけは新たな人とのご縁と出会いだと思うのです。そのご縁をきっかけにしてチャンスに変える実力を醸成するのは絶え間ない努力、習慣を維持継続する意識を持つことだと思っています。いただいたご縁に感謝しつつ朝起きの習慣を長く続けていきたいと思っています。そんな、人生を歩んでいく上で重要だけどなかなか手に入れることができない力を身につけたいと思われる方はお気軽にお声掛けください。朝起きの会にお誘いします。(笑)

今日のアタリマエ

  • 人生は人との出会いで大きく変わる。
  • 慣れ親しんだ世界の中で新しい発見もアイディアも生まれない。
  • 全く関係のない世界の人との出会いは全く知らない世界を見せてくれる
  • 一度との出会いを一生出会いにするには普段からの研鑽が必要である。
  • 信頼できる仲間、人脈は人生の宝。
  • 朝起きは繁栄への第一歩。

___________________________________________

オープンセミナー『ポスト平成の歩き方』絶賛申し込み受付中!

〜ボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会〜

仙台と東京でボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会開催します!

□3月23日(金)東京オープンセミナーはこちら

□4月2日(月)仙台オープンセミナーはこちら

◆東京、大阪、福岡、鹿児島と全国で開催している厚生労働大臣認定の現場実務者向け実践型研修「職人起業塾」の15回コースの総論のオープンセミナーと入塾説明会を東京と仙台で開催します。(助成金を活用しての職人、施工管理等の戦力化、現場品質向上を図るサポートの説明も有り。)

◆オープンセミナーでは書籍『職人起業塾』の増刷記念として最新のマーケティング情報、職人的マーケティング総論と共に『ポスト平成の歩き方』と題した消費税増税後の荒波を乗り越える力を身につける原理原則に沿ったマネジメントへの提言を行います。

◆入塾説明会では「企業は人なり、建築は現場なり」を合言葉に現場実務者にマーケティングの基礎理論を理解してもらいコミュニケーション力、人間力、問題解決力の向上で顧客接点である『現場』で圧倒的な信頼を得ることによって自社独自のマーケットを作り上げ、競合他社と血みどろの戦いをせずに持続的な受注を重ねられる様に「信頼関係に基づいた集客チャンネル」を作り上げるプランを立案、実践、検証を繰り返して、それぞれの会社に応じたマーケティングプランの仕組を作り上げる具体的な研修内容の説明をします。

◆IT、情報革命による本物しか生き残れない時代に圧倒的な職人不足の到来、消費税増税後のマーケットの縮小と建築業界は非常に先行き不透明な状況です。混迷の時代を乗り越えるのは品質とコミュニケーション力を掛け合わせた現場力だと考えています。現場マネジメントの見直しでの根本的問題解決のアプローチこそ未来を開く扉です。
詳細、申し込みはこちら→https://www.facebook.com/shokuninkigyoujyuku/

_______________________________________

職人的マーケティングへの入り口:一般社団法人職人起業塾オフィシャルサイト

マーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。
実践型現場マネジメント理論、公開しています。無料公開のサンプルPDFはこちら

2018年度 職人起業塾6ヶ月コース絶賛募集中

◾建築業界を現場の改革から変える志のある方、私達と共に未来の作り方を学びませんか!
6月仙台開講、7月東京開講絶賛受付中!ご興味がある方は詳細の説明に上がります、お気軽にお問い合わせ下さい!
こちらから→https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

職人的マーケティング論、メールマガジン配信中

元祖職人起業塾での開催内容や最新のマーケティング関連の(個人的な)考察などを低頻度ながら配信しています。無料ですのでよかったら登録してみてください。https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=ylTbGxqzg