無料で屋根点検しますよー、にご用心。

9月4日 雨のち曇り

明け方にまーまー良く降っていた雨も、出勤して朝礼のラジオ体操を終える頃には上がって小康状態。

今日は昼から(雨で延期を繰り返していた)お客様宅に屋根の調査に行く予定になっており、朝目覚めて雨音を聞いたとき、またかよー、と伺うのを諦めかけておりました。

しかし!一旦雨が止んだ空を見て、行くなら今のうちやっ!と判断して急遽午前中の予定と振り替えてダンプにハシゴを積みこんで走り出しました。

迫り来る雨雲
迫り来る雨雲

午前中に屋根の調査を済まして庭先でお客様と雑談というか打ち合わせをしていると待ってましたとばかりに小雨がパラパラと、、

足場も無く、ハシゴ一本、一人で大屋根に上るので、少しでも瓦が濡れると非常に危険でして、雨が降り出すタイミングは大げさじゃなく命に関わる大問題です。

とにかく、調査を終えて地面におりて来るまで雨は待っててくれました。

やっぱりな、と、私の意思と天とが通じ合っているのを実感です。(笑)

屋根調査
屋根調査

さて、お題目は今日の屋根調査に行くことになった顛末です。

取引先の商社のI担当さんから電話をもらいまして、

「友達の実家で屋根のリフォームをするらしく、業者に見積りを貰ったらしいんですが、どこか信頼出来る業者さんでも見積りをお願いしたいと頼まれたんですが、お願い出来ますか?」

とのこと。

モチロン、行きまっせ、と今回の調査となりました。

で、どんな工事を予定してるの?と聞くと工事の明細を送ってくれました。

工事項目はというと、

***************

地瓦調整費

棟瓦調整ラバー止め

鬼瓦漆喰止め

きわのし調整ラバー止め

漆喰斫り取り

漆喰打替

地瓦シリコンラバー止め

**************

でたっ!

訪問販売系悪徳リフォームの代名詞の様に言われて、一時はその悪名を轟かせたシリコンラバー工事の見積りです。

(近くで工事をしていてたまたま屋根を見かけたと名乗る、作業服の訪問)営業マンの説明によると、

「日本瓦は土を屋根に載せて瓦を葺きます。なので、台風や地震などで瓦が動きやすいのでシリコーンを瓦の継ぎ目に充填してズレない様にしなければ危ないですよ。」

とのこと。

おまけに、

「瓦が無くなっているところがあるので、直さないと雨漏しますよ。」

「漆喰もかなり劣化しているので修理しないといけませんねー、」

と言われたそうで、それを受けて上記の見積りをサラサラ〜と書かれたようです。

 

私の調査結果は、

①瓦は空葺きといわれる木桟に釘止めの工法になっており、ズレ止めのコーキングなどそもそも必要ない。

②瓦が無くなっているどころか、ヒビが入っている瓦さえ無い。

③漆喰は劣化しているが緊急性の高い程度までは達していないのでそろそろ考えてみるべき。

④樋の勾配が悪く、枯れ葉や水が溜まっており、外壁を汚す一因となっている。

⑤屋根よりも外壁の塗装が経年変化でチョーキング(白化現象)を起こし始めており、3〜5年以内くらいには塗装のやり直しをすべき。

⑥換気扇ガラリが破損して、水が屋内に入っている箇所があるので早急に修理すべき。

 

たまたま近所で工事をしていて傷んでそうなのを見かけたので屋根の点検を無料でしますよー、と言って来た営業マンとは全く異なった見解と見積り内容となりました。

 

それにしても、そもそも、屋根瓦のコーキングって今回の様に空葺きでなく、土で葺いていたとしても必要ない工事だと思っています。

良心的なというか、まともな板金屋の社長に聞くと、

「ズレ止めのコーキングをしていた屋根瓦が地震の際に全部繋がったまま一体となってずり落ちた現場を見た事がある。」

といってましたし、

「コーキングが経年劣化で収縮して瓦を引っ張って表面がバキバキに割れているのを見た事が有る」

とも教えてくれました。

 

一般の方は大屋根においそれと登れませんし、自分の目で確認ができないこともあり、瓦が無くなっている写真を見せられたら信じてしまうしか無かったり、このままだとすぐに雨漏しだしますよ、と言われると工事をしないといけない様に思ってしまいがちだと思います。

悪徳リフォーム問題が騒ぎになった当時は屋根に上がった営業が自ら瓦を割ったり、漆喰をめくったりして、すぐに工事をしないとまずいですよ!と瓦にコーキングをぬするだけの高額な金額の工事を迫ったといいます。

さすがに今はそこまでする会社は無くなっていると思いますが、、

でも50歩100歩。。。

今回の業者の名前を聞いてWEBで検索してみたら、結構まともなホームページが出てきました。

立派な経営理念なども。。。

 

お客さん曰く、

「ちゃんと写真を見せてもらったし、本社は大阪やけど近くに支社も有るみたいやし、ちゃんとホームページも有ったみたいやし、、」

「私ら素人やから、専門的な事いわれても分からんし、この屋根の上で写真を取って来たと見せられたらそうかと思ってしまうしなー」

との事でした。

ダンプにハシゴ
ダンプにハシゴ

やっぱり、安心して相談出来るリフォーム会社がすぐ近くに有り、気軽に声をかけて、相談に乗ってもらえる様な環境を整備する事が重要だと改めて思いました。

兵庫県や神戸市にも一定条件を満たした登録業者を紹介してくれる制度が有るには有りますが、実際はあまり活用されていないようで、今では飾り物的な存在になりつつ有る、と言う声も聞かれます。

行政でダメなら民間、志の高い業者が集まって、まともな業者とはどんな業者で、まともなリフォームってどんな工事か等の選ぶ為の条件など一般のユーザーに知らしめる活動をして、広いネットワークで地域に存在を認められるような、一般ユーザーがいつでも安心して相談出来る様な環境作りをしなければならないと思います。

そんなこんなで、私の場合、『ひょうご安心リフォーム推進委員会』というNPO法人でそんな団体の活動もしているわけですが。(笑)

 

とにかく!知らない業者の、「無料で屋根を診断しますよー」にはくれぐれもご用心。

人間万事塞翁が馬的、休日。

9月3日 水曜日。天気は下り坂。

朝焼け
朝焼け

朝はきれいな朝焼けが見えておりましたが週末にかけて天気は下り坂になるとのこと。
今日はすみれ事務所は定休日、私もお休みをいただいてお客さん(と言うよりは幼なじみの友達)ともう1人お客さん(というよりは古い付き合いの後輩経営者)と山に芝刈りへ。(笑)

 

季節はそろそろ秋ですが、日中はまだまだ厳しい残暑が続きます。

小雨がパラパラするぐらいがちょうどいい、と迫ってくる雨雲を見ながらほくそえみました。

 

フォレスト三木
フォレスト三木

社会に出て働きはじめて30年以上も経つと、子供の頃の友達との交流はほとんどなくなってしまいます。

こうやって丸坊主のガキンチョだった頃の友達と一緒におっさんになってから遊びに行けるというのは少し不思議なような、それでいてとても嬉しいことです。
その彼は、10年程前にバイクで大きな事故をして生死の淵を彷徨した後、何とかこの世に帰ってきましたが体はズタズタのボロボロ。
その当時会った時はよもや一緒にゴルフが出来るようになるとはこれっぽっちも思える状態ではありませんでした。
「もうアカン。」

 

バイクで事故を起こした時正直そう思った、と言っていた彼は奇跡的に一命をとりとめ、身体が回復に向かった時、

「天からからやるべき事と一緒に命を授かった。」

と思ったそうです。
それから以前とは別人のように変わった彼の変化に正直驚きましたが、多分そのおかげで仕事やプライベートでの付き合いが再開、そして深まった気がします。

見事ぱーおん!(^_^)
見事ぱーおん!(^_^)

人間万事塞翁が馬との諺がありますが、確かに人生において、いったい何が悪いことで何が良いことなのかサッパリよくわかりません。
世の中すべからず表裏一体なのだと改めて感じると共に、とにかく「すべてはうまくいっている」と思うようにしたいと思います。

 

とにかく、良い休日となりました。

あと、ゴルフのスコアがもう少しよければ言う事無いんですが、、(涙)

致良知と卓越の戦略。

9月2日 晴

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朝から現場廻りと打ち合わせ。

昨日は雨でよかった、と書きましたが、現場に出てみるとやっぱり晴れの日がサイコー。(笑)

勝手なものです。

ALC下地溶接
ALC下地溶接

昨日の雨で工程が遅れたと、現場担当はぼやいてましたが、確かに雨の中溶接は出来ませんね、

帰って来てくれたお天道様に感謝したいと思います。

 

 

昨日のブログでは『ジャニーさんへの提言』というお題で世の中に対する善のアプローチが回り回って大きくビジネスを飛躍させるする可能性があるというようなことを書きました。

ジャニーズという芸能界でも屈指の事務所だからできる戦略だとも書きましたが、そもそもマーケティングとはそんなもの、という観点から見ると、実は(規模の違いこそあれ)私たちにも同じようなことが当てはまると思っています。

私たちの場合、アプローチする相手は世間と言うよりまずは顧客となりますが、善のアプローチ、すなわち顧客に心から良くなってもらいたいと思うことを行動に移すことで、結果的に顧客の信頼を得て回り回ってビジネスがいい方向に向いていくようになると思うのです。

 

世界一のマーケターと言われる、ジェイ・エイブラハム氏は、

「恋人を愛するように顧客を愛せ。」

と言っておられました。

目先の損得だけに囚われず本当に相手のことを思う気持ちが、企業として『卓越の戦略』を生み出すと。

かといって、私たちのような中小企業に「ギャラはいりません。」と言うような思い切った事はなかなかできないのが現状です。

それでも、自分たちができる範囲で精一杯のことを行なって見るべきだと思っていて、その中で私たちなりの『卓越の戦略』が見えて来ると思っています。

仮枠も組みます!サトーくん。
仮枠も組みます!サトーくん。

 

現在、すみれでは神戸市内の1000件を超える顧客に対して社員の大工スタッフが毎年2回、無料のメンテナンス訪問を行っています。

以前私たちが行った工事の不具合はもとより、全く関係のないことでも短時間作業であれば全て無料で対応しています。

こんなちっちゃなことからでも、顧客の為に今、私たちができることを少しずつ増やしていって、ご縁をいただいたお客様に安心して快適な暮らしを過ごしてもらえるようにしていきたいと思っています。
ジャニーさんにお願いするばっかりでは無く、自分たちでもやらないとね。(笑)

 

ジェイ・エイブラハムのマーケティング理論を日本式にアレンジすると、

『致良知』と言われる、人としてアタリマエにある良心に従った行動こそ、卓越のマーケティングの原動力になる。

ってことだと思っています。

 

自分の心の中の声に正直に。

ジャニーさんへの提言。

9月1日 雨のお朔日。

雨の総社
総社

恵みの雨の中、いつもの様に近所の総社に少しばかりの小銭を握りしめて新しい月を無事に迎えられたことの感謝と、今月もまた、ひと月よろしくおたの申します。とお願い事をしながら柏手を打ってきました。

40歳半ばを過ぎてやっと自分の力でコントロール出来ないことが世の中の殆どだという事を認識出来る様になり、神道やその他の宗教に傾倒する訳ではありませんが、敬虔な気持で月に一度のお参りをする様になりました。

結局、感謝するしか無いってことなのかも知れません。

みつをの言葉、その時の出逢いが
みつをの言葉

さて、子供達は今日から新学期のスタート。

昨夜は過ぎ行く夏を惜しみながら、家族で24時間テレビのフィナーレを見ておりました。

難しい年頃の娘も、いろんな人々がチャレンジして困難を乗り越えて大小様々なキセキをおこしている番組の企画に心を動かされている様子でした。

私といえば43歳のリーダーの最後の激走に思わず頑張れ!と、つい声を上げてしまいました。

城島くん、オッサンの星ですね。(笑)

 

ただ、私の場合、正直、24時間TVを少し冷めた目で見てしまいます。

今まで何度もチャリティーイベントを企画して来た経験から、24時間TVに協賛してイベントを行なうと莫大な協賛金を請求されるのを体験しており、

「チャリティーと言うにはあまりにも商業ベースに乗っかりすぎてるやろ、」

と感じた印象が強く残っているのが私が番組を冷めた目で見てしまう原因な訳ですが、実際、豪華にたくさんの芸能人が出演しているのを見て、このギャラが全部寄付に回れば凄いのにな、、と思われる人も少なく無いと思います。

 

ネット社会、情報化社会となり、その辺りの批判がネットの上で散見される様になってから、24時間TVの盛り上がりに影が出始めたと思うのは私だけではないと思います。

 

ま、そんなことを差し引いても、城島リーダーの激走は素晴らしかったですが。(笑)

 

そんな24時間TVを見ていて、ふと考ました。

今年のメイン司会は関ジャニ∞、主役のランナーは城島リーダー、ドラマの主役は大倉君、その他のコーナーのあちらこちらにジャニーズ事務所のメンバーが一杯出ていました。

 

それを見てて感じたことは、

ジャニーさん、ずいぶん高額のギャラを稼いでいるんやろなー、

と言うのと、

ジャニーズ抜きではこの手の企画は成り立たなくなっている!

という事実です。

で、先ほどの『決して悪い企画ではないけど、金の臭いがプンプンする』ことへの批判が広がっていることを鑑みて、ジャニーさんが、

 

『所属タレントのギャラを全て無償にします。』

もしくは、

『もらったギャラを全て募金箱に入れます!』

と公言したらどうなるだろうかと考えました。

 

昨年、鎌倉名物のお菓子である鳩サブレーの久保田社長が大金を出して獲得したネーミングライツの権利を放棄して地元の声通り、名前を変えなかったというニュースが話題に上りました。

地元密着の企業として非常に素晴らしい選択をした!と、地方の銘菓として地元を中心にコツコツと販売していた菓子メーカーが一気に全国的に有名になり、私の様に鎌倉に行ったことも無い者まで、鳩サブレーの会社は素晴らしい、鎌倉に行ったら是非お土産に買って帰ろうと思いました。

 

地元の海岸の清掃費や維持管理に必要な費用をその海岸の命名権を取得して支払う。

1億2000万円もの大金で獲得した権利だったようですが、鳩サブレーの久保田社長はその命名権を放棄することで多くの信頼とそれに伴って莫大な売上げ、利益を手にされたと思います。

決して、そんなことを計算していた訳ではないでしょうが、、

そんなことを思い出しながら、もしジャニーさんが本当に24時間TVでボランティアをやるのだ!と英断されたら、他のタレントが全て追随するかどうかは分からないにしても、この番組企画の立ち位置が大きく変わり、日本全国の皆が応援する、また多くの人が募金に動き出す大きなムーブメントになると思います。

 

そして、日本中、いや、世界中の老若男女すべてがジャニーズのタレントのことを好意的な目で見る様になり、彼らのタレントの価値は一気に跳ね上がるのではないでしょうか。

 

詳しく知らない世界なので良く分かりませんが、その価値は24時間TVで辞退したギャラの何十倍にもなって返って来ると思うのです。

 

ま、今の芸能界で絶対的なポジションを獲得しているNO1事務所だからこそ出来る戦略ですが、マーケティングってこんなことだと思うのです。

 

マーケティングというのは小手先のテクニックではなく、世の中や顧客に対して本当に良いことをしたい、伝えたい、役に立ちたいという願望や欲求を行動に起こすことで、結果として顧客が信頼してくれて、ビジネスがうまく回り出す様になるシクミだと思うのです。

 

ジャニーさん、来年の24時間TVで世の中を変えてみてくれませんか?

 

差し出がましいとは重々承知ですが、ご検討の程、宜しくお願い致します。

すみれ木工教室@2014〜笑顔の記録〜

8月30日 晴れ

関ジャニ∞の大倉君が主演と言う流れで24時間テレビドラマを(娘に引きずられて)見て泣いてます。

『はなちゃんのみそ汁』

よかったです。

思いの外、良い内容も去ることながら、若い層に指示される人気タレントの影響力の大きさを改めて凄いと実感。

内容が良いだけでは伝わる相手が限られる。幅広い層に伝えたいことがあるなら、おかしな偏見を捨てて人気=一般的なニーズをしっかりと見ることが大事なのだと改めて感じました。

 

さて、お題目は毎年恒例のイベントのこと。

子供達にとって今日は夏休みのおしまい、の前の日です。

子供の頃、アレも出来てない、これも出来て無い、どうしようか、と悩んでいたのを薄ーい記憶の中、思い出します。

だから、という事もあり、(笑)今日は遊びすぎた子供達へエールを送りたい!と言う意味で、夏休み終了ギリギリ、木工教室を開催しました。

すみれ木工教室
すみれ木工教室

参加された子供達がみんな遊びすぎて切羽詰まっていたかどうかはさておいて、(笑)たくさんのご参加を頂いて非常に賑やかな木工教室となりました。

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今回は(久々となる)自社の社屋での開催という事で、事前につくりたいものがあれば設計図を送ってくれたら材料を用意しておくよ〜とSNSで告知しておりましたので、子供達が頭の中でイメージしたものを自分の手で実際に作り上げると言う体験もして頂けました。

思考は、(アウトプットすることで)現実化する。と言うことを今回の教室を通して子供のうちから身につけてもらえれば幸いです。(笑)

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とにかく、笑顔が絶えないイベントで私にとってもとても有意義な時間でした。

ただ、、(現場が忙しくて、)先生役が私一人だけだったことは少し反省点、はっきり言ってまわしきれませんでした。。

次回からもう少し改善したいと思います。(苦笑)

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さて、ここからは毎年恒例、笑顔の記録を画像で残しておきたいと思います。

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皆さん、よく頑張りました!

良い新学期を迎えてくださいね〜(笑)

 

笑う門には福来る考。

8月29日 曇り時々雨。

久しぶりに実務にどっぷりな一日。

午前中はデスクワーク、昼からは先の台風による影響で雨漏が有ったお宅2件へ補修と今後の長期に渡るメンテナンスを睨んでの改善提案や(突然ケータイに電話を頂いて、)何度も繰り返しのご注文を頂いているお客さん先への原状回復の現場調査など、リフォーム屋さんらしい活動です。

おかげさまで忙しくさせて頂けている訳ですが、それらの案件は全てご紹介かリピートのお客様。

ホント、ご縁を頂いたお客様に応援を頂いて、生かされているのを今日も実感させられる事になりました。

ご恩は10倍返し、(どの様なカタチになるかは分かりませんが、)必ずお返し出来る様にしたいと思います。

木工教室の準備中
木工教室の準備中

夜は大工の大ちゃんと張君に手伝ってもらって、明日の木工教室の準備というか下ごしらえをしました。

こんな事から少しずつでもご恩をお返しして行きたいと思います。

 

さて、お題目はそんなお客様とのご縁を紡いで行く為に、せっせと送り続けているニュースレターのこと。

すみれ事務所の廊下を散歩のニャロ(仮称)
すみれ事務所の廊下を散歩のニャロ(仮称)

内容は殆ど事務所スタッフのみんなに丸投げして、任せて作ってもらっているのですが、唯一私の担当にコラムの執筆?があります。

夏号を昨日発送しましたのでそろそろお手元に届くと思いますが、今回のコラムを一応、ここにも転載しておきたいと思います。

段ポールで遊ぶニャロ(仮称
段ポールで遊ぶニャロ(仮称)

*****ここから転載*****

笑門来福考

 

夏の盛りもそろそろ過ぎ、朝夕は涼しい風が吹き始める季節に移る頃、とはいえ日中はまだ厳しい暑さが残りますが、皆様お変わり無くお過ごしでしょうか。

 

さて、最近私の中で大きな変化がありました。それは、家族の一員が増えたこと。

3ヶ月程前に社屋の看板の前に1匹の生まれたての子猫が段ボール箱に入れられて置かれておりました。

捨て猫、と言うよりは置き猫といった方がいいのでしょうか、とにかく看板の前に置かれた目も開いていない子猫を見過ごす訳にはいかなくて、とりあえず、ミルクをあげないと!とスタッフ総出で世話を焼き、何とか元気に育ってくれまして、今ではすっかりすみれ事務所のアイドルの座に君臨しています。(笑)

 

生まれたての子猫のかわいさというと周知の通りだと思いますが、実際に一緒に暮らしてみるとそのかわいさは、「ねこかわいがり」という諺がある様に、とにかく「かわいーなー」を連発してつい構ってしまうくらいです。

50歳を控えたオッサンが野太い声で「良い子やなー」「かわいーなー」と言って子猫とじゃれている姿に若干のブーイングも起こっておりますが、帰宅すると食事からベッドまでずっと一緒にじゃれてます。

このところ、そんな毎日を過ごしていて思ったのは、子猫を可愛がっている時って間違いなくしあわせな時間だ、という事です。いつもニコニコ笑ってる。

「よしよし、良い子やなー、かわいいなー」と言いながら不機嫌だったり、辛いなーと悩んだりしている事はなくて、仕事でいろんな事が有ったにしても、その時は完全に気分を切り替えてしあわせな気分になっているのです。

『しあわせ』とは現象の事ではなく、そう感じる自分自身の『状態』の事だと改めて感じたのですが、同時に、人(猫でも、笑)の事を大事に思い、好意を持って接することでしあわせを感じる『自分の心の状態』を作れる様になるのではないか、と考えました。

そう考えるとすっかりオッサンになって長い間忘れ去っていた、カワイイと言う感覚を強烈に思い出させてくれた捨て猫、いや、置き猫は天からの授かり物かもしれないな、なんて思ったり。(笑)

笑う門には福来る、招き猫が福を呼ぶと昔の人は言った様ですが、猫が福を招くと言われた理由が分かった気がしました。

とにかく、日々笑顔を絶やさぬ様に過ごそうと思う今日この頃、皆様もご機嫌に過ごされますよう、お祈り申し上げます。

*****ここまで*****

ニャロ(仮称)の寝相
ニャロ(仮称)の寝相

親バカ、というか、バカ親丸出しやん、というすみれママ☆の厳しい指摘がありましたが、そんなこんなで子猫ちゃん(笑)のお陰で毎日楽しく過ごさせて頂いています。

日中は事務所のアイドルとして君臨し、窓際でひなたぼっこをしながら昼寝をぶっこいておりますので、すみれ事務所にお運びの際は是非、よしよしと言いながら笑顔になって頂きたいと思います。

きっと、笑う門には福が来ますので☆

 

不機嫌は人間の最大の罪である。といったのはゲーテだったでしょうか。

 

事象は一つ、捉え方は百万通りで要は自分次第。

そして、常に笑顔になれる状態を保つことこそ幸せを引き寄せる法則に入って行けるコツではないか、なんて思う今日この頃です。(笑)

工務店的ダイバーシティーマネジメント考。

8月28日 曇

北海道旅行に行く直前に入って来た義父が倒れた、との報を受けて、遅ればせながらやっと病院に行く事が出来ました。

北播磨医療センター
北播磨医療センター

三木市民病院と小野市民病院が一緒になって建てられたという北播磨医療センター。

最新の設備と優秀な医師が多く在籍しているとのことでしたが、行ってみるとなるほど、納得のマンモス病院でした。

北播磨医療センター正面
北播磨医療センター正面

心配していた義父の様子はというと、命に別状は無いと言いながらも現状は半身不随となっており、私の事はしっかりと認識して、「元気になってまたうまい酒をのみましょ」と言う言葉に苦笑いをしてくれましたが、思う様に話すことも難しい状態で、大病を患っている、という現実を受け止めなければなりませんでした。

あんなに元気だったのに、ある日突然寝たきりとなり、介護が必要な状態になってしまう。

しかも、この事は決して特別な不運な事とかでは無く、年齢を重ねることで誰もが遅かれ早かれ確実にそのような状態になるのだと改めて認識する事になりました。

今はとにかく、リハビリを通して出来るだけ身体の自由を取り戻してもらえる様に祈りたいと思います。

 

グランフロント大阪
グランフロント大阪

夜は、月に一度、理念と経営について考える時間を持つ勉強会へ。

先日、富士山に一緒に登ったタナヒロさんの初参加や、久しぶりの登場となった青貝社長、すみれスタッフのコムさんと、常連のメンバー合わせて10名と、今回も賑やかにヘヴィーなお題について、アウトプット、ディスカッションを行ないました。

テーマの一つに『ダイバーシティーマネジメントのススメ』というものがありました。

ダイバーシティーの定義をコトバンクで調べてみると、

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

多様性」を指す英語性別や国籍、年齢などを問わずに多様な人材を活用することで生産性を上げ、企業の成長個人幸せを同時に目指す概念。60~70年代に米国で生まれた。国内では、数年前から企業の人事管理部門注目、執と専門部署立ち上げている。05年施行の「次世代育成支援対策推進没に基づき、今年度から子育て支援に積極的な企業に「くるみん」と呼ばれる認定マークを付与するなど、行政も後押しする。

( 2008-10-10 朝日新聞 朝刊 生活1 )

となっています、

ここでは『多様な人材を活用』と言う風に定義されていますが、私の理解は少し違います。

本来は、

人材の活用の前に、まず『多様な人を認め、その多様性の中に強みや特徴を見いだして本人に活用してもらうことで生産性をあげて、企業と個人の幸せを目指す。

という事だと思っています。

多様性を認める事で生まれるのが、コヴィー博士が提唱した『第三の案』を見いだす能力です。

5年程前に今でも大きな影響を受けているスティーブン・R・コヴィー博士が来日された際のセミナーに参加してその考え方に触れ、そして衝撃を受けて今までながい時間をかけて取り組んで来たテーマでもあります。

本当のWIN-WIN、(日本式に言うと三方良し)のビジネスモデルを目指す上で欠かすことの出来ない概念であり、このブログで繰り返し書き残している、あるべき姿の一つでもあります。

そんな決意を書いてた以前のブログ、

人生を変えた1冊の本、その続編。~第3の案~

で、実践に取り入れている記録、笑

第三の案の実践。

 

カンタンにまとめてみると、

 

一人で出来る事はたかが知れている。

人に手伝ってもらうにはその人を認めることから始めるべき。

人を尊重するならば、その人が望む働き方が出来る環境を整えるべき。

人はそれぞれ違い、それぞれの特徴を強みに変える事で自分が持っていない力を発揮出来る。

 

という事なのだと思います。

そして、今回の義父の件で思い知らされた、人はいつか必ず何らかの障がいを持つ様になるのが自然の摂理だという事を含めて、多様性とは、男女、学歴、スキル、キャリアだけではなく、身体的な差異も認める事が非常に重要なのだと改めて学びなおした次第です。

今回も良い学びを頂きました。

ありがとうございました。

TOTOリモデルクラブ西神店会 設立10周年記念懇親旅行2014

8月27日 昨日に引き続き、北海道は快晴。

すみれ事務所は定休日、わたしと言えば昨日からの弾丸ツアーで朝から北海道でゴルフコンペに参加でした。

西神店会北海道懇親ゴルフコンペ
西神店会北海道懇親ゴルフコンペ

昨日に続いて、最高の天気に恵まれ、北海道の爽やかな風と相俟ってまるでベストシーズンの様な気持ちの良いラウンドとなりました。

仕事や、家庭の事など気になる事はたくさんありますが、少しの間だけ棚上げさせてもらって暫し同業者の仲間と楽しい時間を過ごさせて頂きました。

幹事のO社長、いろいろとありがとうございました。

強く今回の旅行の開催を訴え続けたO林社長、思いを口にする事で念願が叶うって事ですね。(笑)

その他、ご一緒頂きました皆様、お疲れさま&ありがとうございました。

一泊二日の弾丸ツアーとなり、時間的にも、肉体的にもなかなかハードな行程ではありましたが、皆さんとゆっくりとお話しをする事も出来ましたし、楽しいだけでなく、いろんな勉強もさせて頂きました。

あと、ゴルフのスコアがよかったら言う事無いんですが、、(涙)

 

ティーショット
ティーショット

ま、ゴルフの方もボチボチ上達出来る様に頑張りたいと思います。

 

同じ地域の商圏が被る業者が集まって発足したこの会も10年。

会のメンバーが競合相手になる事も珍しくなく、設立当初は色々とありましたが、それも10年経ったらそれなりに独自のバランスが生まれ、問題が無くなったと言うよりは、相乗効果が生まれて相互扶助的なメリットが大きくなった様に思います。

 

会といっても結局は人と人の集合体。

会が継続と発展を遂げて行くにはとにかくその関係が良好である事が最も重要である事は確かですから、実務的な学びの時間は重要ですが、今回の様な懇親旅行も必要なのかな、と思った次第です。

ま、とにかく、良い時間でした、皆様ありがとうございました。

明日からはお志事がんばりますっ。(^^)

 

ススキノ
ススキノ

神戸ラーメン紀行Vol.112

8月26日 北海道は晴。

昨夜、突然、義父が倒れて救急車で運ばれたとの報が飛び込んできました。

脳梗塞。

ここ最近、少しずつ認知症が進んでいる事もあり、毎週通院していたのにも拘らず、やはり予見は難しく、今回検査を受けてみると軽い脳梗塞を何度か繰り返していたようだ、との事です。

幸いにして命に別状は無いようですが、後遺症は残るだろうと言われており非常に心配をしておりますが、私といえば、今日は朝から北海道に来ています。

TOTOリモデルクラブ西神店会設立10周年の記念も併せての懇親旅行です。

なにもこんな時に旅行に行かなくても、とも思いましたが、何年も前から計画してはポシャり、を繰り返して来た中での念願の会という事で、前日キャンセルする事も出来ず、何より私が神戸に居たからといって今すぐ何が出来る事も無い、という事で参加する事にしました。

とりあえず今は義父の回復を祈りたいと思います。

樽前ゴルフカントリー
北海道の空

さて、今日は味噌ラーメンの本場にやって来た、という事でススキノの人気店を皮切りに、このところのまとめをしておきたいと思います。

 

まずは、その味噌ラーメン王国の中でもこってり系と言われる一杯から。

濃厚温玉みそラーメン 790円— 獅子王
写真: 濃厚温玉みそラーメン<br />
人気No1ですと、

 

満足の一杯でした。

 

お次は近所の新店、

鉄チャンポン 637円 — 場所: 長崎ちゃんぽん十鉄
写真: うどん屋からチャンポン屋に変わってる。<br />
気づかんかった。。<br />
十鉄チャンポン 637円

 

うどん屋さんでしたが、同じ長崎ちゃんめんグループのチェーン店のチャンポン屋さんに変わっていました。

元々、強いところで勝負しなおす、という事なのでしょうか。?

 

3杯目は少し前のこのブログでいいモノを持っているのにもったいない、と散々老婆心をおこしてプロモーションを考えるべき、と話題にさせてもらったここ、

和六ラーメン690円 — 場所: 麺屋 和六
写真: 煮干しと野菜の優しい味。<br />
和六ラーメン690円

 

手間ひまかけているのが伝わって来る、煮干しと野菜の優しい味です。

 

今回の〆、は昨年に続き、い、ち、お、う、今年も食べておきました。

らーめん 800円 — 富士山五号目
写真: ま、一応、腹ごしらえ(^_^;)<br />
らーめん 800円

 

考えたら、5年間連続で毎年食ってしまってる気がします。。

続ける事で手に入れれることや、分かる事ってたくさん有るという実感を今年も味わってきました。(苦笑)

ごちそうさまでした、

おしまい。

サラとソロモン

8月25日 曇り 昨夜からまたもや近畿のあちこちで豪雨。

丹波ではまたもや避難勧告、広島では行方不明の方の捜索も中断とのこと。

これ以上、被害が広がらないことを祈ります。

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塞いでしまいがちな日々が続きますが、所詮、大自然の前では人間は無力、ただ、受け止める、と言う姿勢で前向きに出来る事に集中したいと思います。

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ワタクシ、アマゾン症候群とでも言うのでしょうか、

いつの頃からか定かではありませんが、インターネットのニュースやメルマガ、SNS等で紹介される本をすぐにチェックする癖がついてしまい、Amazonサイトのマイページにログインすると購入予定やチェックした本が常に何冊も溜まっている状態です。

全てを購入する訳ではありませんが、あまり溜まりすぎるとなんだか片付けたくなって定期的にレジに進んでその中の何冊かを手元に取り寄せてしまいます。

それらの本を手に入れた時には、なぜ購入する気になったか、誰が推薦していたか?なんの本か?さえ分からなくなっていたりもするのですが、そんなこんなでとにかく次々に本が勝手に届きます。

2年程前から、いわゆるビジネス本、ノウハウ本を読むのを一切やめたので、少し前に比べると読書量はずいぶん減ったのですが、それでも元が本好きという事もあり、手元に来た本は(情報の出所が分からなくても、)一応、読む様にしております。

そもそも、ちょっとでも気になったらチェック、というテキトーな基準から選択されているので、何故こんなモノが?とよくわからないモノも少なくありません。(笑)

お題目はそんな不思議な?縁でやって来た一冊の本の事。

こちら、

サラとソロモン
サラとソロモン

郵便が手元に届き封を開けてみて、なんじゃこれ、(笑)

どうみても子供向けのメルヘンチックなおとぎ話風の表紙に、それを注文した自分に、自分に若干引いてしまいました。

しかし、わざわざお金を出して買ったんだから、読んでみないとね、と思い読んでみたところ、思いの外良い本だったのでご紹介します。

アマゾンの書評はこちら、

ある日言葉を話す不思議なふくろうのソロモンが現れ、
サラは幸せな人生を送る法則を学んでいきます。

「君の幸せは、周りの状況で決まるものなの?」
「君の幸せが他の誰かがやったりやらなかったりすることにかかっている時、君は罠にはまっているんだ。なぜなら、他の人々が考えることや行なうことを、君がコントロールすることはできないからさ。でもね、自分の喜びは他人にかかっているのではないということがわかったら、その時には本当に自由になれるんだ」

著者からのコメントはこちら、

『サラとソロモン』は、楽しませると同時に教える本である。得スターが受け取ってワープロで書きとめる高次元のメッセージは、読者の求めに応じて流れて行く。愉快な鳥の姿の先生がサラに優しく教えてくれる、完全無欠な叡智と無条件の愛の流れは、サラの家族、同級生、隣人、先生を取り巻く学びの経験の流れと混ざり合い、自然な幸せの状態について新たに気づかせてくれる。それは「すべてはうまくいっている」という理解である。

出版社からのコメントはこちら、

 全米ベストセラー作家アラン・コーエン氏や『スピリチュアル・マーケティング』のジョー・ヴィターレ氏が絶賛する著者エスター&ジェリー・ヒックスのメッセージ。

「この本で紹介されている原則はパワフルで、高次元の偉大なる源から発せられています。シンプルな中に最も高い英知が含まれています。この本の原則を実践してください。すると、あなたの人生は実に素晴らしい形で変わってしまうでしょう!」

『ある成功者の秘密』著者アラン・コーエン

ザ・シークレット〜引き寄せの法則〜という本が以前、ずいぶん話題になり、思考が現実化することの是非について賛否両論の意見が色々とネットの上でも飛び交っておりました。

私は、引き寄せの法則は存在するし、実際にその恩恵にも預かっていると思っています。

この物語の中では『引き寄せの法則』という言葉は出てきませんが、幸せ(や不幸せも!)引き寄せるエネルギーの流れ、波動についてもとても分かりやすく説明されています。

乱暴にまとめると、『内気な女の子がフクロウと話しが出来る様になり、成長して行く物語』というメルヘンではありますが、その内容、物語から受け取る示唆は決して子供だけに読ませるべき本のレベルではなく、オッサンが(子供の頃の純真な心に立ち戻って)もう一度見つめなおすべきことで、引き寄せの法則を実践し、目標達成や目的に辿り着く道筋を手に入れることが出来るかも!という大きな勇気を与えてくれます。

子供達にはモチロン、(購入するのは少し気恥ずかしいと思いますが、)オッサンにもオススメします。(笑)