体制維新ートップに必要なのは組織マネジメント。

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昨夜の激しい雨と打って変わって気持ちいい青空が広がった神戸です。
昨夜はまさかの姫路泊となってしまい朝早くの電車での出社となりましたが、早起きした分、早くからエンジンをかけて精力的に走り回りました。
朝から自社物件の空き店舗の改修の指示に現場に行ったり、昼からは飲食部のリニューアル工事に伴うメニューの検討にワインのメーカーさんに来社頂いたり、このブログでの社員募集の告知にいち早く反応してくださった方の面接と今日もバタバタとしましてゆっくりとデスクに向かう時間は取れず、出張と社外活動を固めた一週間だった事もあって机の上は山積み。
処理するべき作業が溜まり過ぎている事に冷や汗をかきつつ、まずはタスクの整理から地道に始めたいと思います。
さて、お題目は久しぶりの本のご紹介です。
地方から日本を変えると言い続けて、本当に現実味を帯びて来た感がある今の大阪市長、橋下徹氏とその政策ブレーンでもある堺屋太一氏の共著となるこの本。
私は橋下市長の政策に全て賛成という訳ではありませんが、言葉で「大阪を変える、日本を変える」と言っているだけではなく、今まで様々な論議を呼びつつも積み重ねて来た大阪府の財政立て直し等の実績は今までの知事とは明らかに一線を画しますね。
モチロン、政治家が自分の政策ブレーンと書き表した本など、自分の実績を訴え、これからの構想を知らしめる為に書かれている訳ですから橋下氏よりの偏った見方になっているに決まっています。
平松元大阪市長への批判も厳しい論調で延々と書かれていて、本の上では反論の機会が無い平松氏の本も読んであげないといかんかな、と思ってしまったりする程です。
しかし、そんな事をを差っ引いても、とても勉強になる良い本でした。
大阪都構想、大阪府、大阪市の問題は組織の大きさや単位の問題であり、日本の中にあって経済、文化の重要な位置を占める大阪という地域を世界の都市間競争に負けないようにする成長戦略と、その対局にある市民への生活レベルのサービスが行き届く基礎自治体の両立を考えたら今の大阪府、大阪市が並立するようなシステムを変える必要がある。というのが基本的な論調です。
その橋下氏の主張が正しいか、正しくないかはさておいて、この全体の成長戦略を考えて実行して行く事と、ニア イズ ベターに象徴される現場に密着して実務をしっかりとこなす両面をマネジメントする事の重要性と必要性については、かなり、なるほど!と共感する事になりました。
特に、役所も民間も事業がうまくいかない時はまず人を変える、それでもうまく行かない時はやり方を変える、それでもうまく行かない時はシステム、シクミを変えないと根本的な問題を変える事は出来ない。という下りには大いに納得してしまいました。
リーダーとしてのポジションに就かれている方はこの本を政治家が書いた政策を訴える書ではなく、組織マネジメントの手引き書として一読される事を強くお薦めします。
ま、結局は橋下氏よりになっちゃうんですけどね、、

私たちすみれ建築工房は


『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。
EM珪藻土山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。
最後までお読み頂き感謝します。リンクに飛んでしまうので、

持続、継続するアウトプットに勝る学びなし。

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雨の降りしきる中、今日は昼から姫路にきています。
JACKという全国のリフォーム事業者による組織の関西ブロックの勉強会の一環として、平成の大改修の真っ最中である国宝であり、世界文化遺産でもある姫路城の見学を兼ねた企画を立ててみました。

 

建築事業に携わる(おっさんの)集まりらしく技術的な事や学術的なことを皆さん熱心に見ておられましたよ、

昔ながらの伝統的な工法で修復されている城を足場(素屋根)に登って施工する高さで間近で見れるということで平常時では絶対に肉眼で確認する事が出来ないような細かなディティールまで確認するできて、その職人のきめ細やかな仕事ぶりにみなさん「おー、」とあちこちで感嘆の声を上げておられました。
あいにくの雨ではありましたが、たまには室内ではなく外に出ての学びもいいものだなと改めて思った次第です。
姫路城の見学の後は市民会館の会場に移って各社の事例交換などの勉強会。
今回も大変内容の濃い勉強会になったと思います。
この勉強会も全国をブロック分けして理事会制に移行してもうすぐ2年となり、私が勤めさせて頂いた関西ブロックの初代理事としての役も今回で最後となりました。
9月から始まる来期の理事と副理事も決まり、気持ちよく任期を終える事が出来ました。
気持ちよく引き受けてくださった野々村新理事と吉村新副理事にバトンを渡して少し肩の荷が降りた気がします。
懇親会は地元姫路の会員である小田さんに手配頂いてキャッスルホテルにて名物姫路おでんを堪能する事も出来ました。
小田社長、今回はいろいろと会の運営にご尽力頂きまして本当にありがとうございました。
おかげさまでとても良い勉強会になりました。
来期への抱負を語る野々村新理事。
よろしくお願い致します。
姫路名物おでんを堪能した懇親会の後は今回オブザーバーとして参加してくださった大の仲良しである(いろんな意味で)尊敬すべき地元姫路の設備系リフォーム店の田中キヨちゃん様に今回も強烈なナビゲーターをして頂き、(いつもどおり)夜中遅くまで盛り上がりました。
キヨちゃん様、いつもありがとうございます。
いつもながら完璧なナビゲートには今回も感服致しました。(笑)
引き続き、何かとお世話になりますが、よろしくお願い致します!
さて、お題目は常日頃から私が口にしている言葉ではあるのですが、節目という事で今一度。
このJACKなる会の理事をお任せ頂いて運営側に立った2年間の最後に主催した勉強会を終えたという事で振り返りです。
関西各地でトップクラスの方も多く、しっかりと事業をなさっている経営者さんが集まる会の運営を任されるというのはなかなか大変な事で、なんとか参加される方全員に満足した学びを得てメリットをもってお帰り頂こうと、そればかりに腐心した2年間となりました。
それは毎回のコンテンツをどうするかという事と同時に、年間のスケジュールを固めて、どんな事があってもその予定を動かさずに守るという事でもあります。
我々のような小さな会社で実業としての事業を行っている者としてはそのプレッシャーはなかなかのモノで、どんなアクシデントがあろうと、どんなに忙しかろうと絶対に守るという覚悟を決める事であります。
しかしながら、それを出来るかとか出来ないかとか、出来なかったらどうしようとかという迷いを捨てて、やる事になった以上やる。と覚悟を決めた事でそれを出来る実力を身につけるためのアプローチが始まると思うのです。
そして、その覚悟でなんとか2年間を乗り切った訳ですが、実際の所は自分自身でやったというよりは周りの皆さんのサポートを頂けた事がなんとか無事に任期を全う出来た源泉であるというのが正直な気持ちです。
多大なご協力を頂きました仲間達に心から感謝致します。
2年間に渡り勉強会を開催して来た結果、結局の所は一番多くの学びを得たのは私自信ではなかったか、と今振り返れば思います。
今まで頂いたこのご恩を忘れずに、これからはお手伝いをする側に立っても同じテンションを保ちつつ会に関わって行きたいと思いますので、皆様引き続きよろしくお願いいたします。
深謝。

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事業も、世の中も矛盾に満ちている、それがなにか?

 

東京出張三日目の朝は台風一過、気持ちよく晴れました。
大都会の空気中の塵を昨夜の暴風雨がきれいに洗い流してくれた様で、東京にいるとは思えないくらい澄んだ空は遠くまで視界が広がりました。
昨日までその存在に全く気付かなかった東京スカイツリーがくっきりとホテルの窓から確認できましたよ。
今日は朝から東京ビッグサイトで行われているリフォーム産業フェア+工務店フェアの会場内のブースにて店番をしながらその合間を見つけて新しい建材、商品、サービスなどの情報収集をがっつりとさせて頂きました。
まさに一石二鳥です。(笑)
とても良い商品も見つけたりしたので今後のリフォームや新築のご提案に使わせて頂こうと思います。
そして、そもそもの目的であるJACKという全国のリフォーム事業者の会の新しいメンバーとなるお会社とのご縁を頂くというミッションもしっかりノルマを達成したという事で初めてのブース出店となった今回の試みは大成功と言っていいと思います。
理事長の蜘手氏によるセミナーも立ち見が出る程の大盛況、私も最後に少しだけ挨拶をさせて頂きましたが受講者の方の反応も素晴らしくよく、とても良いご縁を頂く事が出来ました。
さて、お題目はその蜘手氏のセミナーの中のコンテンツから少し拝借です。
リフォーム事業というのは元々の位置づけは建設業の亜流であり、これと言って決まった定型がある訳ではありません、今では工務店ばかりが中心ではなくガス供給会社や水道工事店から大手住宅メーカー、家電量販店まで様々の業態からリフォームという事業に参入されており、その会社の規模も様々です。
それを大まかにまとめてステージごとの抱える課題を概論としてまとめておられたので少しご紹介したいと思います。
まずは新規参入してから売り上げが3億円までの会社が抱える問題、そしてその次、6億円くらいまで、そして10億円超えるまでの各段階でのステージを全国の数多くの事例を集約して説明されておりました。
それぞれのステージで順番に解決して行く課題を俯瞰してみると、
集客→営業→利益率→品質→採用→教育→システム
となっており、
まずは3億円くらいの売り上げを上げる為には集客の問題を解決する、そして、ご縁を頂いたお客様との成約を頂けるようにすること、閑古鳥が鳴いていてはどうにもならんってところです。
このステージを抜けると、事業としてキッチリと成り立つように利益が取れているかどうかに意識がむくようになり、同時に顧客満足を追求することにより品質や技術的な裏付けが必要となってくるという訳です。
そこまでがカタチになると次に社内の整備となり事業を継続させる為に人財を途切れさせないシクミ作りとなり、出来るだけ優秀な人を継続的に集める事、そして会社の方向性や理念、または技術的なレベルについての教育が事業の成長の肝になってくるという訳です。
そして、最後にその積み重ねて来たスキームをもう一度細部から丁寧に組み直す事でシステムとしての全体の構築をする、という事になります。
企業は成長し続けなければならない、という言葉は正論だと思っています。
それは売り上げ規模の拡大を毎年必ず継続する事、という風に捉えられがちですが、企業の成長とは決してそれだけではなく、売り上げ規模が変わらなくても収益性が上げる事が出来ればそれも成長ですし、同じ収益性の中でもお客様に対するサービスが充実して、お客様満足が向上する事、また、他業種に比べて悪いとされる社内の福利厚生を向上させる事も成長と言っていいでしょう。
何を以て成長というかはそれぞれの企業それぞれ違うとは思いますが、絶対に必要なのは『成長し続けるという強い意志』だと思うのです。
そして成長するというのは課題を克服していくこと、問題を取り除いて行く事、そしてあるべき姿に向けて歩みを一つずつ重ねていく事だと思うのですが、それに必ずつきまとうのが全てのステージアップをする時に生じる矛盾です。
成約が取れだしたら、利益率の確保が必要となり、安易に利益を取ろうとすると競争力は無くなります。
顧客満足無くしてリピートの受注なし、ということで出来る限る顧客に対する対応を細かく丁寧にしたいが、やり過ぎるとスタッフ一人当たりの効率は悪化します。
次のステップに上がろうとする度に矛盾と軋轢が生まれ、それをクリアして行くことが成長することに繋がるということですが、考えればそもそも世の中は矛盾だらけなのです。
矛盾とは何でも突き抜く事が出来る矛とどんなモノも跳ね返す盾との戦い。
重要な事は絶対に解決しない矛盾を見つけ、その矛盾の解決に思い悩むよりは相容れない両者を受け止め、最善のバランスを探しながら進んで行く事だと思うのです。
私たちすみれも常に成長する事、地場工務店のとしてのあるべき姿を目指している以上、常に軋轢と矛盾を抱えながら日々の業務を進めています。
何もあきらめず、何も切り捨てず、常に出来る可能性を探る姿勢を持ちながら社業に尽くして行きたいと思います。
矛盾だらけ上等、そんな事にクヨクヨ悩むこと無くひとつずつ乗り越えながら前向きに進んでいきたいと、改めて思った次第です。
蜘手さん、良いお話でしたよー。(笑)

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工務店の理想のカタチ。

田舎もんの特徴として、東京と関東が一緒くたになっているということがあります。
確かに東京23区には有名な場所や建物がたくさん有り、それらは結構近かったりします。
遠くはなれていても東京ディズニーランドくらいの事で、それも電車で移動すれば知れています。
東京ディズニーランドと言えば千葉県、そんなこんなで千葉なんかも東京からはすぐそこですぐに行って帰れる距離だと思い込んでしまってました。
そんなこんなで、今日は朝から東京ビックサイトに出しているブースでスタッフとして待機をしているはずでしたが、少しだけ時間をもらって千葉は旭市までちょこっと知り合いに会いに行く予定を立てていました。

 

Facebookで知り合いになった私たちと同じように地域に密着して販促活動などを一切せずに忙しくされている千葉の戸諸工務店の戸諸さんとそのお友達繋がりで私ともインターネットの上でお付き合いを頂き、昨年末に、毎年行っている孤児院への年末助け合い運動に遠く千葉の地から御参画頂いたという熱い心をお持ちの黄鶴の若き社長、高橋社長にその時の御礼も兼ねて、ということで会いに行って来ました。
念願かなってリアルにご対面を頂き、ランチまでごちそうになって大変楽しい時間を過ごす事が出来ました。
お互いのネットから受けていたイメージの修正もね、(笑)
戸諸さん、高橋社長、本日はお忙しい中お時間を割いて頂きまして誠にありがとうございました。
また、お会い出来る日を楽しみにしております。
モチロン、貪欲な私はただ顔をみて、ご挨拶だけして帰る訳は無く、理想の工務店経営を目指す者としてしっかりと情報交換もさせて頂いた上に、なんと建築中の現場にもお邪魔させて頂きました。
もともと、何処の街にも普通にあった、大工上がりの社長とその息子さんが営まれている工務店であるこのお会社は、プレカット全盛の今の時代にあって一切工場での加工をせずに、墨付け、手刻みで無垢材を使って新築を建てておられます。
お抱えの大工さんと何十年も一緒に伝統工法を守りながらも今の国交省が出している基準である長期優良住宅への対応もしっかりとされており、とても忙しくされている工務店さんです。
今時、珍しい胴縁による壁下地や木の羽目板による内装下地を採用するなど地場工務店としての拘りが随所に見られる良いお仕事をされていました。
自社職人による手刻みと無垢材を使った丁寧で心地いい家作りをする事によってお客様からのしっかりとした満足を得て、販促活動を全くしなくても次々に仕事の依頼が来るとの事でした。
私たちが目指しているビジネスモデルと共通点も多く、大変勉強になりました。
今後も引き続き細かな情報交換をさせて頂きたいと思います。
戸諸さん、よろしくお願い致します!
そんなこんなで楽しい時間はあっという間に過ぎて東京ビックサイトに戻ろうとしたら(行き道で予想はついていましたが、)思っていたよりもずっと時間がかかる事が分かり、、
電車はあきらめ高速バスに飛び乗って戻りましたが、すっかり夕方になってしまいました。
ま、一応ビックサイトには戻ったんですけどね、、(汗、)
東京(てか関東)は広い!と気付いた田舎もんの一日となりました。
明日(こそ)はしっかりとJACKブースに詰めていますのでフェアにこられた方はお立ち寄りくださいねー。(笑)

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思い上がるのはいい加減にして、顧客の声を聞け。

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週の立ち上がりの月曜日、梅雨らしい厚い雲に覆われた神戸です。
今日から三日間の関東への出張ということで朝から新幹線に乗り込みました。
今回の出張は、ミッション盛りだくさんのてんこ盛りという事で張り切って行きますよ、
まずは横浜、日吉にて新規出店の店舗改装工事の物件調査の他、既存店の改修工事の打ち合わせ2件、
明日からは東京ビックサイトでのリフォーム事業者の団体、JACKとして出しているブースのスタッフとして参加、その合間を縫ってインターネットを通じて知り合ったベンチマーク企業、千葉の手刻みに拘る地域密着工務店のTさんやFBで繋がって昨年末の孤児院への年末助け合い運動にご協力頂いたT橋社長にも念願かなってリアルにご挨拶に行ったりと三日間の工程はギュウギュウです。(笑)
あ、同業の方でリフォーム産業フェアーにお越しの方は是非JACKブースまでお立ち寄りくださいねー、ブースにてお待ちしておりますー。
夕方は横浜から3駅の白楽へ、昭和の香りが色濃く残っている大好きな街です。
一日居てても飽きないような、(決して斬新ではない)魅力的なお店がいっぱいです。
残念ながら夜はお台場で明日からのリフォーム産業フェアで講演される講師陣と合流して飲み、ということでせっかく夕方に来たのですが、後ろ髪引かれながら昭和の街を後にしました。
さて、お題目は世界一のマーケターとして有名なジェイ・エイブラハムの言葉ですね。
顧客に絶対の信頼を得るようにしなければ、長期にわたって存続し続けるビジネスには絶対にならない、という大原則から、売り手の目線による売り手の論理を排除して、顧客の目線に沿った商品開発、ビジネスモデルを構築する事がまずは大前提だという事を強く言われます。
分かってはいるのですが、一生懸命にやればやる程、何回も練り直して商品やサービスを良くして行けば行く程、自分の商品にほれてしまうのが人の常です。
もちろん、お客様に自社のお薦めするものを胸を張ってプレゼンする事は大事ですし、自分自身で良いものと思っていなければお客様にお渡しする事は出来ません。
しかし、自社の商品やサービスが良いものだと、認識した時点で、顧客目線から提供する側の売り手目線にパラダイムの変換が起こってしまいます。
気をつけても気をつけても何度もそこを行ったり来たりしてしまうのですが、つい忘れてしまいがちな慢心を気付かせてくれるのはやっぱり顧客からの声だったりする訳です。
つい先日もお客様に強烈にそんな事を気付かされたのがこんなアンケート。
書いて頂いたのは、
1.工程的には予定通り進み、作業員の皆様には御礼申し上げます。
2.毎日のようにパンフレット及び訪問宣伝が有りますが貴社の知名度は御近所ではあまり知られていず、伊川谷の所に一カ所看板が有るだけです。
パンフレット等を用いても良いのでは無いでしょうか。
と、いったこと。
これを拝読した時に頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けました。
今回、ご縁が有って工事をさせて頂いたお客様に、なぜ、もっと認知活動をしないのか?
と、問われるのは裏返して考えると、世の中に対して貢献する気持ちが欠けているのではないか?と問われるのと同じ事だと思ったのです。
私たちすみれではこの1年半以上、所謂販促活動というものを極力しないようにして来ました。
以前は毎月のように入れていた新聞折り込みのチラシや大手広告代理店の住宅雑誌への記事掲載も、一切をやめて、リフォーム相談会などのイベントも頻繁に行っていたのを全てやめて、既存顧客へのメンテナンスサービスの充実に注力して来たのです。
『ノーチラシ、ノーイベント』
などと名付けて、新規の集客に重点を置くのではなく、既存の顧客からのリピート注文とご紹介を頂けるように、建築屋の本分であるモノ作りをキッチリとしてお客様に満足して頂く、それだけに焦点を絞って地域密着の工務店としての原点を守る活動を行って来たのです。
が、しかし、工事会社の本分をを守り、お客様の工事後の安心や安心を守ることで、持続継続して行けるビジネスモデルを組み立てるという考え方に拘るあまり、本質的な地域と共に生きるという理念から外れていたように思います。
絶滅したと思われていたのに、最近になって生息が確認されたクニマスはあまりに長い間外界と遮断された環境で育って来たため人が近づいても逃げる事無く捕まえられると言います。
私たちも世の中の競争原理から離れて独自の世界の中、純粋培養される無菌室のような環境で生きながらえて来たクニマスのようにあらゆる事に対しての免疫が無くなってしまうような世界に向かっていたのかと気付きました。
既存のお客様との信頼関係を深めて、そこからのご縁でビジネスを広げて行く事自体は決して悪い事でもおかしな事でもありませんが、私たちが行っている活動をせめて商圏となる地域の方々にもう少し知って頂ける努力をしなければならないと思いました。
今回頂いたお客様からの声をきっかけにもう少し地域に対する積極的な認知活動を再開しようと思います。
それが、お客様の声である以上、お客様のニーズでもあるのですから。
今回のアンケートにアドバイスを書いて頂いたK様には心より感謝申し上げます。
以後改めます、ありがとうございました。
深謝。

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    最後までお読み頂き感謝し

父の日に考える、ウサギと亀。

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今日の神戸は梅雨の谷間の晴れ間が気持ちよく広がりました~。
昨夜たっぷりと降った雨は空気中の塵を洗い流してくれていて、朝のランニングにはサイコーのコンディションになりました。
日曜日という事で午前中は刃を研ぐ習慣の日。
身体と心を両方一緒に鍛える事が出来る国宝太山寺までの10kmランに行って来ました。
境内の紫陽花もそろそろ咲き始めており、梅雨の合間なのを思い出しては先週に続き今日の晴天に感謝もひとしお、やっぱオレってツイテルなー、と一人悦に浸っておりました。(笑)
先々週の気付きから今日もスピードを上げて走る事に意識をおいて心の中のラビットに突き動かされるように走ってみたら、いつもの1.5倍のスピードでお寺に着く事が出来ました。
疲れ方も1.5倍でしたが、、
そして、必死で走っているその途中で道を塞いでいたのがこいつ、
道の真ん中で甲羅干しをする亀。
つい、ウサギと亀の寓話を思い出してしまいました。
確か、、ウサギと亀で競争する事になり、ウサギは圧倒的な速さでリードするが、あまりの大差が空いた事に油断して、途中で昼寝をしてしまい、その横を亀が追い越して結局亀が勝つ、という話でしたね、実力が有ってもそれに驕って油断するような人は結局負けてしまう、という戒めだったと思いますが、走りながら解釈はいろいろ出来るよなーなんて思いました。
例えば、もう少し亀とウサギの実力が近ければそんなにウサギが油断することはないので、圧倒的に弱いところを見せる事で相手を油断させる徹底的な戦法ってありかな、とか、
競争をするにあたってコースの選定をある程度長くする事によってウサギが一気に走れずに休憩をしてしまう長距離にした事が勝因なのかな、とか、(笑)
なんにしても亀のように一歩ずつ確実に歩みを重ねて行けるものが最終的には強いのだ、と思うと共に、『勝つ事』の定義がウサギは亀に勝つ事としていたのに対して、亀は己に勝つ事をそれとしていたのでは無いか、という風に考えたりしました。
競合に勝つ事、に焦点を合わすと己を高める事と勝つ事は別のものになりますが、己に打ち勝って新しい価値を創造して行くというのは亀のように確実に目指すゴールへの歩みを進める事が出来るという示唆なのでしょう、要は価値観の問題であり、このウサギと亀の寓話は結局、自分自身への取り組みへの矜持を守るだと改めて感じました。
そんな訳で、これからは心の中のラビットは目覚めさせたまま、スピードに拘りつつもそれを習慣として亀の要に愚直に継続して行くというハイブリッドで行く事にします。
亀ちゃん気付きをありがとう。(笑)
さて、今日は父の日、すみれママ☆はまたまた大阪にLIVEに出掛けてしまい、お嬢と二人のお留守番でした。
生まれて初めてのカレー作りにチャレンジした彼女に父の日のおもてなしをしてもらい幸せな時間を過ごしました。
サイコーだったし食べ過ぎました。(笑)
今週のお家ご飯は朝昼晩ずっとカレーとなる事でしょう、、
お嬢、ありがとね。

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神戸ラーメン紀行VOL.61【富山ブラック特別編】

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一日中、降ったり止んだりの梅雨らしい一日となりました。
出張から帰っきたところですが、来週はまた神戸にいない日が続くという事で一日集中して実務に励みました。
午前中工程会議を済ました後はラーメン屋さんの店舗工事の打ち合わせ、帰ってからは溜まりに溜まったタスクの整理に没頭しました・
とはいえ、夕方からは社内の小ミーティングという名の社員との飲み会があり、捗り方は今ひとつ、明日引き続きがんばりたいと思います。
あしたがあるさ、明日が有る♬ですね、(苦笑)

ラーメン屋さんの店舗改装の打ち合わせに行ってたからという訳では有りませんが、昨日、一昨日と以前から食べてみたいと憧れていた『富山ブラック』を連チャンで食した事も有り、その感動と興奮醒めやらぬうちに、ということで『神戸ラーメン紀行 富山ブラック特別編』、行ってみたいと思います!(笑)
まずは、本物研究所の所員も務められているという地元富山で勢力を急激に拡大しているオリバー社、小川社長が『ここが元祖で本物』と教えてくれた有名店から、
富山ブラックチャーシューラーメン小800円 ― 場所: 大喜 根塚店

(醤油)辛いながらもコクが有り、なによりチャーシューにも醤油味がしみ込んで大変美味しかったです。
富山に行ったら立ち寄るのは必須と言っていいでしょう。(笑)
おつぎ、もう一丁!
富山の夜の街、桜井町で締めるならここ、ということでこれもきっと(リフォーム業界では)有名店、
富山ブラック800円 ― 七福

最後までスープを飲んで後悔しました、、
朝起きたら喉がカラカラ、、水を飲んでも止まりませんでした。(笑)
富山ブラック特集はここまで、これからは通常営業です。
三宮のすっかり人気店として定着した地下の奥にある店でつけ麺に挑戦。

写真: カレーつけ麺800円
〆ご飯付き。(^ ^)

カレーつけ麺800円
〆ご飯付き。(^ ^) ― 場所: つけ麺 奥

うん、〆の一口ご飯がうれしかったです。(笑)
おつぎは、久しぶりに出来た近所の新店のチェックも言って来ました。
ラーメン700円。 ― 場所: 麺処わ

麺の大盛り無料、ご飯小が200円という珍しいバランスでした、
お次ぎは名古屋の栄、プリンセス大通りのお店、現在工事中のお店の下の階ということでご挨拶がてら行って来ました。
長浜ラーメン600円 ― 場所: 九州博多長浜ラーメンまき

ま、本場に近い感じ、でありました。
今回のトリを飾るのは近所の名店のオリジナル創作ラーメン、
ミルクラーメン800円。
意外でしたが絶品! ― 味華
ラーメンにミルクを入れるとカルボナーラやー、
という単純な訳では有りませんが、スープの中にしっかりとチーズが溶けており、驚く程美味しかったです。
一度お試し頂いても損は無いと思います!
今日はここまで!(笑)

明日まで神戸市西区で完成現場見学会やってまーす。
ご連絡頂けましたら平日でもご案内しますのでお気軽にお問い合わせくださいね~。

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犬も(富山を)歩けば棒(幸運)に当たる。(笑)

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今朝は富山から始動。
昨夜も遅くまで全国のリフォーム業界の仲間達と富山で圧倒的な業績の拡大を誇っておられる新進気鋭のリフォーム会社である株式会社オリバー社の10周年祝賀会とその流れの会で大いに盛り上がりました。
細やかな手配を頂きました小川社長とスタッフの皆様には心から御礼を申し上げます。
本当にお世話になりました。
トップセールスの木谷優子さんにもいろいろとお気遣いを頂きました。ありがとね、
それにしてもこの集まりは同じ業種の、と一言に言っても全国各地のトップランナーが一同に会している訳で、食事したり、お酒を飲んだりしていても多くの学びや気付きを頂く事も多く、今回も学び多い出張となりました、本当にご縁に感謝する事しきりです。
今日はというと、10周年と時期を同じくして新しくオープンされたオリバー社のショールームと本社の企業訪問と全国を席巻している感がある外装リフォーム研究会へのオブザーバー参加をさせて頂いて、貪欲に実務の学びも得ることが出来ました。
北は青森から南は九州までのリフォーム会社が集まるこの研究会は、外装リフォームについての販売と施工、そして商品知識についての大変専門的な研究会という事で、すみれのメンテナンス部からもそろそろ本格的に研究会のメンバーに入らせて頂かないといけないようです。
帰ったら相談しよ、、(笑)
その後、昼食に昨夜に続いて2連投となった衝撃のラーメン、富山ブラックを食したあとはせっかくということで富山市内の美術館をチェックしてから帰途につきました。
まずは世界的なポスターデザインの祭典という『第10回世界ポスタートリエンナーレトヤマ2012』が開催されていた富山近代美術館へ、
常設展にピカソやミロの作品も多数収蔵されているということで立ち寄ってみたら、世界中から斬新なデザインのポスターが集結する大掛かりな祭典のど真ん中だったという事で大変ラッキーでした。
お次ぎは路面電車で移動して富山城趾に隣接している『佐藤記念美術館』へ、
建設、土木の実業をしながらも晩年は自らも窯をおこし、作陶をするまで茶の湯の世界に深く入られたとされる佐藤助庵翁が蒐集された茶道具をみせて頂きに行きました。
ここでも建物の中に再現された本格的な茶室で薄茶を頂けるという予想だにしていなかった超ラッキーが待ち受けており、たくさんの人と一緒の行動で盛大ににぎやかだったこの2日間の富山行の最後を思いがけず、しっとりと心を鎮めておしまいにする事が出来ました。
意欲あるところに行動あり、行動あるところに結果あり。
その結果がまた次のご縁を呼び込んできてくれて、また動こうとする意欲が湧きあがる。
本当に素晴らしい体験がてんこもり、素晴らしい富山行となりました。
関わって頂いた全ての方、全てのご縁に感謝します。
深謝。
それにしても、立山連峰が見れなかったのが唯一残念無念。
富山、また来ます!

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建築屋におけるニア・イズ・ベターという概念。

 JUGEMテーマ:日記・一般

昨夜はまたまた遅くまで盛り上がってしまいました。
facebookが縁でおっさんの為の書道教室に初めて参加してくださった、近くで法人を立ち上げられて間が無いという工務店のFさんと、毎日ランニングで日に日に心身共に強靭になっていかれているSチャンと3人でお稽古のあと、初顔合わせの懇親会に(がっつりと)行ってました。
『7つの習慣』に書いてある原理原則論の信奉者3人が集まって、ということで地道に行動を積み重ねること、そしてそれを継続する為のシクミについての話はいつまでも尽きる事無く、とうとう日が変わるまで話に夢中になってしまいました。
皆様、遅くまでお疲れさまでした~、(笑)
熱く語りあった事をそれぞれの会社で具体的に実践して行きましょうね。
そんなこんなで昨夜も眠りについたのはいい時間になってしまっておりましたが、我が家の強烈な目覚まし時計は私の夜更かしなんかに関係なくいつも同じ時間に大音量のベルで私を叩き起こしてくれます。
おかげさまできれいな朝焼けを拝む事ができました。
目を覚ましたからには、と、容赦なく待っている朝のルーティーンを粛々とこなし、愛犬チャックといつものゴルフ練習場まで散歩も行って、PTAの所用で中学校にも行った後でいつもの総社にお参りとご挨拶をしてから出社しました。
お日選びクイーンの櫻川 千晶によると、、

本日も、一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂になるという意味の一粒万倍日でありかつ、天地が開通して、隅々まで太陽恩恵を受けられる。良いことを行えば、更に良くなる日です。
日ごろご挨拶をしている寺社仏閣がある方は、是非、本日は感謝を
お伝えすると良いでしょう。
という事なので素直にお参りに行って来ましたよ(笑)
千晶さん、いつもありがとうございます。
さて、お題目はあまり耳になじみが無い言葉ですが、橋下大阪市長が提唱する地方分権のシステムへの移行を進める根拠の一つになっている考え方で、堺屋太一氏によると世界中の都市や自治区でこの考え方で制度を作るのが近年の主流になっているという事です。
ニヤ・イズ・ベター
日本語にというか神戸弁で訳したら、
近い方がええやん♬
といったところでしょうか、
ある本に書いてあったのですが、確かに自治体のシステムや行政サービスなど地域の人の様々なニーズに応えるべきものは中央集権的な決裁権を持った人が東京で判断するよりも住民に近いところにあるべきだと思いますし、そんな観点から見ると、活発に論ぜられる様になってかなり経つ、その割には一向に進まない地方分権への流れはしっかりと進めるべきだとも思います。
ま、全体像を分かりやすく具体的に示してもらえる場があれば一気に進むのかも知れませんが、、
そんな意味から考えると私たちが行っている建築という事業はある意味においてはインフラ事業であり、究極に細かな単位、(各家庭)でのニーズやウオンツを汲み上げ、解決もしくは改善して行かねばなりません。
お客様との間に距離があれば、うまく行く工事もうまく行かずお客差にとってもすみれにとっても悪い結果をもたらす事になってしまいます。
お客様と設計士やプランナーも、
プランナーと工務のメンバーも、
工務のメンバーと幹部のメンバーも、
そしてお客様と、プランナーと、工務部メンバーと経営者も、
結局、我々の仕事は全てがニヤ・イズ・ベターな訳で、全てがお客の近くで繋がることは難しくても繋がっている同士でコミュニティを形成して必要な情報がスムースに伝達出来るようにすることが欠かせないのではないかと改めて思った次第です。
人を変え、政策を変えてもダメならば根幹のシステムを変えなければ問題解決はない。
橋下市長の言葉がやけに自分自身の事に聞こえました。
やっぱり、クライアントの近くにぴったりと寄り添って、現場でのモノ作りにぴったりと寄り添いながら歩み続ける建築会社をこれからも目指し続けたいと思いながら、事業規模の拡大をやめた自分の中の本当の理由が一層明確になったような気がしました。
やっぱ、凡事徹底、率先垂範。しかないね。
今は(たぶん)生まれて初めてのるサンダーバードに乗って富山の小川社長の会社、オリバー社の創業10周年記念式典にご招待頂いて向かっています。
ま、ガンガン事業拡大している仲間を見るとそれはそれで焦るんですけどね~、(笑)

私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

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を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。


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神戸市西区で完成現場見学会やってまーす。

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千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とす。

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今朝の神戸も清々しい青空が広がりました、昼からは梅雨らしく厚い雲に覆われてしまいましたが、朝の爽やかなイメージを脳裏に刷り込んで今日も一日全力疾走で駆け抜けました。(笑)
朝一番に事務所を飛び出して大阪は本町にあるTOTOテクニカルセンターに新築事業部の設計スタッフと一緒に新商品のプレゼンテーションを受けに行って来ました。
サザナというシステムバスのモデルチェンジという事で発売前にいち早く実機を見せて頂いて現在進めている案件での採用の検討を分かりやすく出来るようにというで細かなディティールの確認をさせて頂きました。
実はこのサザナ、すみれで新築をご検討頂くお客様に分かりやすいようにと標準仕様としてご提案している企画住宅『sumika+』に採用させて頂いているのですが、モデルチェンジと共にデザインが一新してとてもスタイリッシュになったという事でこれから着工の予定を頂いているお客さまにはきっと喜んで頂けると思います。
新しくゆりかごのような形状になったバスタブは(疲れて帰って来たお父さんにとって)極上の癒しの空間になるのでは無いでしょうか。(笑)
ご期待頂きたいと思います。
ついでに?商業施設向けの機器の展示をみたり、
商品開発のコンセプトや現在のマーケットの傾向と対策についてのレポートを聞いたりと、とても有意義な時間となりました。
帰りには少し寄り道をして以前からどうしても行ってみたかった大阪市立東洋陶磁美術館に立ち寄って有名な『油滴天目茶碗』を見に立ち寄ってみました。
(たまたま)マイセン展が開催されており、すこし急ぎ気味ではありましたがマイセン300年の歴史を垣間みる事が出来ましたよ、
期せずして、すみれママ☆と二人きりでの美術館デートとなりました。
(20年ぶりくらいかも、、)
モチベーションが高いといろんな良い事が起こるものですね、、(笑)
夕方帰社してからも求人広告に打ち合わせなどの予定がぎっしりで、結局、夜中遅くまでゆっくりとデスクの前に落ち着く間も無いままとなってしまいました、、(苦笑、)
さて、お題目は月に二回のペースでゆるりと開催している書道教室で本日先生に教わった学びからです。
『千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とす。』
剣豪、宮本武蔵が剣の道の極意を記したとされる『五輪書』からの一文です。
そこに書かれている極意とは決して抽象的な事ではなく、構え方、視線の置きどころ、相手の隙のつき方など非常に具体的なものであり、その一つひとつが『能く能く吟味有るべきもの也』、『能く能く鍛錬すべし』といった言葉で締めくくられているとの事です。
武蔵は具体的な思考・吟味と鍛錬を経験的に蓄積して行く、実に合理的、実際的な人物であったようですね、
そして、その鍛錬という言葉を分解して具体的の時間を組み合わせているのは、千日(三年)の練習を経た動きは一生の技として身に付き、万日という十年単位の稽古が積み重なると千日の稽古で得たものよりも格段に質の高い技と認識を得る事が出来るという強烈な示唆であり、同時に愚直に習慣と見える化に取り組む私たちのような(コヴィー博士の)原理原則論の信奉者を勇気づけてくれる本質的な教えでもあります。
それはやっぱり、金の卵を得る事に重きを置く事無く、金の卵を産むガチョウをじっくりと育てることであり、目先の緊急な事柄に対する対処はしながらも、常に緊急性がない、しかし事業全体にとって、もしくは自分の人生にとって重要な事を習慣と言えるレベルまで落とし込んで愚直に続け、積み上げることを説いているのだと思います。
『7つの習慣』を初めて手にしたとき、とても日本的な思考だな、と思った覚えがありますが、こんなに宮本武蔵の記した極意と重なっているとは思いませんでした。
自然の摂理に基づいた原理原則に洋の東西を問わず、というところでしょうか。
それにしても大山先生には毎回素晴らしい教えを頂き、心から感謝するばかりです。
いつもありがとうございます。
そして教室では今日から毛筆のお稽古が始まりました。(文字通り、能く能く吟味をしつつ)一から学ばせて頂きたいと思います。
深謝。
あ、書道教室は随時生徒を募集しております、ご興味が少しでもある方はご連絡頂ければ幸いです!

私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。