「奇跡の建築」の眺め方。

平成30年3月16日 雨

三寒四温。

街中を歩いていると汗ばむくらいの暖かさだった昨日と打って変わって今日は朝から雨。風も冷たく、またぞろカバンの奥に突っ込んでいたニット帽を出して被ってしまいました。本当に三寒四温とはよく言ったもの、昔の人が経験を蓄積されて編み出した知見には敬服するばかりです。。
今日は朝から以前、茶室の工事をさせて頂いた茶の湯の先生からご紹介頂いて、神戸エリア(西宮ですが、)の高級住宅街であり、オシャレスポットであり、超人気住宅地の苦楽園で茶の湯の教室をご自宅でなさっておられる先生のお宅にお伺いしました。建物の歪みが気になるのと同時に使い勝手を良くしたいとのリフォームのご相談を受けて耐震性能の担保と使い勝手と住み心地の良さを両立させるご提案を考えますと申し上げてきました。ご縁をいただけたことに感謝いたします。

Pen「奇跡の建築」
Pen「奇跡の建築」

アンテナを立てる。

話は変わって、、昨日のブログでは情報収集の肝は発信する「人」に注目してみるべし。ということを書きましたが、幅広く遠い世界から新しいヒントを得るにはそれだけではなくもっと広い視野を持って高いアンテナを立てたいと思っています。で、以前から注目しつつもあまり活用できてなかった1つに雑誌があります。数年前までは、Penなどの雑誌を定期購読しておりましたが、パラ読みしては積み上がっていく雑誌の山に飽き飽きし、すっかり見ることがなくなってしまい定期購読もやめてしまいました。今ではたまに書店に入ったときに気になる雑誌を手に取るぐらいになっています。しかし、昨年の夏に「運慶と快慶」の特集のPenを購入して、東京で開催されていた運慶展を見に行き非常に良かったということがありましたが、ライフスタイル系と呼ばれるこの手の雑誌では、見るべき、読むべき特集を組まれていることが往々にしてあります。油断できません。笑

楽天マガジン
楽天マガジン

楽天magazine

そんなことを思っているときに、ふと目にとまったのが(というか広告で追いかけられていたのかもしれませんが、)楽天マガジンと言うサービスです。200種類以上の雑誌が読み放題と言うキャッチコピーに引っ張られ、内容を見てみるとなんと月額380円でありとあらゆる雑誌が読み放題の上に、バックナンバーまで閲覧できるようになっているではありませんか。しかも1ヵ月は無料購読期間と言うことで迷いなくアプリをダウンロードして見てみると、いきなり新着の情報に「奇跡の建築」と言う特集のPenの表紙が飛び込んできました。アマゾンのサービスを「書店の本棚を無限の広さにした。」といった方がおられましたが、これぞまさにデジタル化革命の真骨頂だと感心した次第です。

Pen「奇跡の建築」
Pen「奇跡の建築」
Pen「奇跡の建築」
Pen「奇跡の建築」

 

脱Amazonとのジレンマ。。

神戸という地方都市でローカルビジネスを行っている者として、地域の活性化を願っている立場から「脱アマゾンキャンペーン」を展開し、「本はネットではなく書店に行って買おうよ!」と提言している私が、楽天マガジンで雑誌を読むと言うのは完全な矛盾、整合性と一貫性を欠き、ジレンマに陥ってしまっていると言わざるを得ませんが、わざわざ買うまでもないような雑誌を気になるものだけさらさらとチェックできるこの便利さにはどうも抗いそうにありません。強くお勧めするとまでは言いませんが、雑誌Penの特集のバックナンバーをいつもパソコンの画面で見れるのは実際、随分と嬉しい体験なわけで、特に今月号は建築業界の人には必読の1冊なだけについお勧めしてしまった次第です。(笑)
楽天と私は全く何の関係もありませんが、今月号のPenは是非共見ていただきたいので、よかったら無料購読お試しください。こちら→楽天マガジン

Pen「奇跡の建築」
Pen「奇跡の建築」

_______________________________________

東北復興支援映画の応援してます!

3.25 AM10:00 シネリーブル神戸での上映後TEDxKyotoでスピーカーをされていてご縁を頂いた益田 祐美子プロデューサーに誘われて何故か舞台挨拶に立ちます。御縁って本当に不思議。
前売り券あります!是非観てください!

イベント詳細はこちら→https://www.facebook.com/events/206697166581882/

一陽来復

一陽来復

__________________________________________

オープンセミナー『ポスト平成の歩き方』絶賛申し込み受付中!

〜ボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会〜

仙台と東京でボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会開催します!

□3月23日(金)東京オープンセミナーはこちら

□4月2日(月)仙台オープンセミナーはこちら

https://www.facebook.com/events/434076140357524/

https://www.facebook.com/events/434076140357524/

◆東京、大阪、福岡、鹿児島と全国で開催している厚生労働大臣認定の現場実務者向け実践型研修「職人起業塾」の15回コースの総論のオープンセミナーと入塾説明会を東京と仙台で開催します。(助成金を活用しての職人、施工管理等の戦力化、現場品質向上を図るサポートの説明も有り。)

◆オープンセミナーでは書籍『職人起業塾』の増刷記念として最新のマーケティング情報、職人的マーケティング総論と共に『ポスト平成の歩き方』と題した消費税増税後の荒波を乗り越える力を身につける原理原則に沿ったマネジメントへの提言を行います。

◆入塾説明会では「企業は人なり、建築は現場なり」を合言葉に現場実務者にマーケティングの基礎理論を理解してもらいコミュニケーション力、人間力、問題解決力の向上で顧客接点である『現場』で圧倒的な信頼を得ることによって自社独自のマーケットを作り上げ、競合他社と血みどろの戦いをせずに持続的な受注を重ねられる様に「信頼関係に基づいた集客チャンネル」を作り上げるプランを立案、実践、検証を繰り返して、それぞれの会社に応じたマーケティングプランの仕組を作り上げる具体的な研修内容の説明をします。

◆IT、情報革命による本物しか生き残れない時代に圧倒的な職人不足の到来、消費税増税後のマーケットの縮小と建築業界は非常に先行き不透明な状況です。混迷の時代を乗り越えるのは品質とコミュニケーション力を掛け合わせた現場力だと考えています。現場マネジメントの見直しでの根本的問題解決のアプローチこそ未来を開く扉です。
詳細、申し込みはこちら→https://www.facebook.com/shokuninkigyoujyuku/

_______________________________________

職人的マーケティングへの入り口:一般社団法人職人起業塾オフィシャルサイト

マーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。
実践型現場マネジメント理論、公開しています。無料公開のサンプルPDFはこちら

◾建築業界を現場の改革から変える志のある方、私達と共に未来の作り方を学びませんか!
6月仙台開講、7月東京開講絶賛受付中!ご興味がある方は詳細の説明に上がります、お気軽にお問い合わせ下さい!
こちらから→https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

_______________________________________

職人的マーケティング論、メールマガジン配信中

元祖職人起業塾での開催内容や最新のマーケティング関連の(個人的な)考察などを低頻度ながら配信しています。無料ですのでよかったら登録してみてください。https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=ylTbGxqzg

地域密着&人に密着。

3月15日晴れ

地域密着&人に密着

今日は朝から大阪阿倍野へ。昔の友人から紹介いただいたお客様宅へ外装のリフォームの打ち合わせ。私たちすみれでは地元に根を生やした地域密着のローカルビジネスを基本としておりますが、新規のお客様はほとんどが紹介のため、少々遠いところでも施工範囲とさせてもらってます。このところなぜか阿倍野界隈の案件が重なり、大阪まで足繁く通っておりまして、今日も提案した内容でそのまま工事の注文を頂きました。I様、本日は有難うございました、引き続きよろしくお願いいたします。大阪通い、当分続きそうです。

研修×研修×研修

昼からは神戸に帰ってきて、4月から新しく発足する朝活(BNIドリームチャプター)のスタート準備として研修の受講でした。昼からなんと!夜の20時30分までの長時間に渡ってローカリゼーションに則った紹介ビジネス、リファーラルマーケティングの細部にわたる仕組みを学びました。流石に30年以上に歴史を誇り、世界23か国もの国にネットワークが広がっている組織のマニュアルは良くできており、自分自身のビジネスに運用できるものも多くあり、非常にいい勉強になりました。

建築業界のあらゆる問題を解決する鍵

大阪からその研修に向かう合間の間隙をついて、神戸教育会館で開催していた【第八期】職人起業塾第5講の研修会場に足を運び、ほんの少しだけの時間でしたが、コミュニケーション講師の横山先生にご挨拶と塾生さんたちに少しだけ話をさせてもらいました。私がマーケティング理論、概論のレクチャーを塾生さんに行う際に、常にいい続けているのは「知識に意味はなく、実践で裏付けしてこそ価値になる」と言うことですが、実践するとは即ち、現場のマネジメントを刷新することであり、顧客、職人、協力会社、同僚とコミュニケーションを取ることです。関西コミュニケーション、接遇研修業界のトップオブトップと言っても過言では無い横山先生にその真髄を教わることで、理論を現実にする力をつけてもらえることが出来ると思っている。建築業界のあらゆる問題解決の鍵がこの研修にあると熱い口調で塾生さん達に発破をかけてきました。

選択肢は情報量が決める

話は変わって、、あらゆる情報が錯綜する情報過多と言われる今の時代、情報を取得する量よりも質、そのチョイスする方法論が非常に重要だと思っています。急激に移り変わる今の時代の流れ、大きな変化に気付かないまま、旧態依然のビジネスモデルにドップリと浸かりきっていては、茹でガエルの様に気づいた時には熱湯の中でゆで上げられて死んでしまう事になり兼ねません。しかし、なんでもかんでも情報収集を行えばいいという訳ではもちろん無いし、溢れかえる情報に目を向け過ぎると大事な時間を無駄にしてしまい兼ねません。

活かしてこその情報

また、いくら最新情報を手に入れたとしてもそれを自分自身の仕事に活かすことができなければ何にもなりません。頭でっかちで行動が伴わないのは職業人としては最低で、そんな状態になるならいっそ、情報収集もやめればいいと思うくらい。世に言うノウハウコレクターと言われる人たちや、実業を全く行っていない、実際の市場の実態への理解の薄いコンサルタントと交流しても、なんの刺激も受けることは無いどころか、話をした時間がもったいなかったとがっかりすることも少なくありません。そんな風に考えると私達も、身になる情報収集と同時に実践を伴った情報発信を行うべきだと思うのです。

情報も人に密着

ではどのような情報収集がいいか?と言う問いを立てて考えた時、私が出した一つの答えは、信頼に値する人、尊敬できる人がおこなれている情報発信、若しくはその周辺の人脈、価値観を同じくするブレーンから出される情報に注目することで、一定の質を保った情報を得るように心がけていますし、その情報から見出した概念やメタファーを自分なりの経験に照らし合わす、もしくは経験してみることを通して自分なりの情報に変容させた上で情報発信するように心がけています。SNSでの繋がり、ブログ、メールマガジンなど、薄っぺらい情報も数多くありますが、人に注目してフィルターをかけることで質を担保できると思っています。

50歳にして弟子入り

近年でいうと、私が情報収集の鍵の1番、キーマンとしてベンチマークさせてもらっているのはUX KANSAIの研修でお世話になり、この春からはXデザイン学校大阪分校で引き続き教えを乞う株式会社経験デザイン研究所 代表取締役浅野智先生で、50歳にして弟子入りした気分で、師事しています。そんな浅野先生が語られる希少なオープンセミナーがもうすぐ大阪で開催されます。私は2年前にこの概論の講演をひょんなきっかけで聴きに行き、浅野先生がマーケティングの限界を示唆されたことにちょっとした衝撃を受けてUXデザインの研修に参加することになりました。新しい情報も新しい環境も新しい人との出会いから、お仕事の業態に関わらず、お都合が合う方は是非とも足を運ばれることを強くお勧めします。

Xデザイン学校大阪分校公開講座:UX/サービスデザインの今とみらいを考える

https://peatix.com/event/351114/
https://peatix.com/event/351114/

_______________________________________

東北復興支援映画の応援してます!

3.25 AM10:00 シネリーブル神戸での上映後TEDxKyotoでスピーカーをされていてご縁を頂いた益田祐美子プロデューサーに誘われて何故か舞台挨拶に立ちます。御縁って本当に不思議。
前売り券あります!是非観てください!

イベント詳細はこちら→https://www.facebook.com/events/206697166581882/

一陽来復

一陽来復

__________________________________________

オープンセミナー『ポスト平成の歩き方』絶賛申し込み受付中!

〜ボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会〜

仙台と東京でボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会開催します!

□3月23日(金)東京オープンセミナーはこちら

□4月2日(月)仙台オープンセミナーはこちら

https://www.facebook.com/events/434076140357524/

https://www.facebook.com/events/434076140357524/

◆東京、大阪、福岡、鹿児島と全国で開催している厚生労マーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。
実践型現場マネジメント理論、公開しています。無料公開のサンプルPDFはこちら

ケツの穴をしめろ。

平成30年3月14日 快晴

ドリームチャプター発足!

水曜日も朝活の日、昨日に引き続き今朝も夜明け前から起き出して張り切って倫理法人会とはまた毛色の違うビジネスミーティングに出かけました。BNIの新たなグループを作るので一肌脱いでくれと頼まれてからかれこれ半年位になりますが、ようやく36名のメンバーが揃いこのたび無事チャプターとして発足する運びとなりました。これから専門家集団の仲間達と信頼関係を深めお互いのビジネスが良くなるように協力し、助け合って朝会を盛り上げていきたいと思います。

シーズン緒戦

朝のミーティングを終えてそそくさと会場後にして向かったのは吉川カントリー、寒かった冬が漸く終わり、いい季節に移ったということで、今年初めてのゴルフコンペに参加です。数年前に「経営者なのにゴルフが下手」とリフォーム産業新聞に書かれたことがありますが、未だに相変わらずシーズンオフになると全くゴルフクラブに触ることなく、毎年「今シーズンこそは80台で廻る!」と言いながら春と秋のシーズン初めにはド下手くそに戻ってスタートします。今日も不安を抱えながらゴルフ場へと向かいましたが、実は今シーズンはいつもとは少し違う秘策を持っておりました。(笑)

スコアは金で買え!

秘策と言うといつもはまっすぐ走るパターを買ったとか、180ヤードが簡単に打てるユーティリティを手に入れたとか、ゴルフの師匠であるO社長の教え通り、道具に頼っていたのですが、今回はそうではなく朝会のメンバーであるジュリ先生に整体で体を整えてもらい、内張筋の間違った鍛え方、使い方を指摘してもらった上に下半身が安定し、腰の負担が軽減するインナーマッスルの使い方を教えてもらったのです。「スコアは金をかけて良くするもんや」と言うO社長の教えにはそむく事になりましたが、、(笑)
ジュリ先生のブログはこちら→https://ameblo.jp/manjirou24/

腹じゃなくお尻

ゴルフをして、腰が痛くなるのはインナーマッスルを使えてない、若しくは鍛えれてないのが原因だと以前、オリックスのトレーナーをされていた整骨院の先生に教えてもらってから約2年、実はコツコツとインナーマッスルを鍛えて来ました。それが、先日ジュリ先生の整体を受けてみると、内張筋が変に張ってますねー、と指摘をされたのです。私はこの2年近く、教えられた通りにドローイングというプロ野球選手が全員やっているという(ほんまかなー)お腹を思いっきり凹めるトレーニングをやって来ましたが、ジュリ先生によると、「ゴルフで使うインナーマッスルはそこじゃなくてもっと下、お尻の穴をすぼめる方の筋肉を鍛えないとだめ」とのこと。私にとっては衝撃の事実を明らかにされたのでした。

大事なことは表面では分からない

良いことを教えてもらったので、早速試して見ようと思いつき、朝の散歩のついでに少しだけゴルフ練習場に立ち寄って、ケツの穴を締めてアドレスし、クラブを振ってみると確かに下半身が安定します。「なるほどなー」と感心すると共に、そういえばずっと昔に誰かに「ケツの穴を締めて打て」と言われたことがあることを思い出しました。これまで自分でケツの穴を緩めたままゴルフクラブを振っていたことは全く気が付きませんでしたし、また、参考にさせてもらおうと上手な人のスイングを見ていてもケツの穴を締めているか緩んでいるかなど分からないどころか気にしたこともありませんでした。今頃になってやっと分かったのですが、ゴルフって下半身を安定させて上半身の捻りで球を打つのですから、これってひょっとしたら常識なのかもわかりません。

何をやるかではなく、どうやるか。

そんなこんなでシーズン緒戦にしては今日のゴルフはまずまずで、午前中は何とか40台で折り返し、昼からは大叩きしてしまいましたがこれからのゴルフコンペシーズンへの手ごたえを感じることができました。大いに納得&改めて芯の部分の大切さというか、外見では分からない力の使い方が肝だと痛感した次第で、これってゴルフだけのことに限らず、ありとあらゆる事に通ずるにではないかと思いました。例えば、資格取得の勉強をするのに、私は毎朝早起きして確実に毎日30分以上問題集を解く習慣を身につけろ、とスタッフに言っています。しかし、アタリマエですが、決まった時間だけ机に向かうだけで試験に合格する訳ではありません。30分間、如何に集中してカリキュラムを片付けていくかが肝、ケツの穴を締めてなければいくら時間をかけても単なる時間の無駄遣いになりかねません。本を読むにしても(私もやってましたが)フォーカスリーディングなどの速読が流行のご時世の今、サラサラと飛ばし読みをして読んだ気になってしまいがちですが、文脈の中に隠された著者の真意やメタファーを感じることが無ければ読んだという自己満足に陥っているだけの可能性も否めません。要は何をやるかではなく、どうやるか。ケツの穴を締めて取り掛からなければ何にもならないと思うのです。

ケツの穴締めとんか?

今回、私はたまたま良いご縁を頂いてジュリ先生に身体を触ってもらったことで、体幹を鍛える部位、方法を間違えていた事に気付き、軌道修正出来たのですが、下っ腹に力を込めれば下半身は安定するという常識を長い間見逃していた事を大いに反省すると共に、上っ面ではなく芯、見てくれの筋肉ではなく体幹を鍛える事に意識を持つというのは凡ゆる事に共通する概念であり、「状態管理」の概念そのものです。それを自分自身の身体で体感できたのは大きな収穫だと思います。今後、何かにつけて「ケツの穴締めとんか?」という問いを常に持つように意識し続けていきたいと思います。もちろん、常日頃から括約筋を鍛えることも忘れずに。(笑)

ジュリ先生ありがとうございました。

_______________________________________

東北復興支援映画の応援してます!

3.25 AM10:00 シネリーブル神戸での上映後TEDxKyotoでスピーカーをされていてご縁を頂いた益田祐美子プロデューサーに誘われて何故か舞台挨拶に立ちます。御縁って本当に不思議。
前売り券あります!是非観てください!

イベント詳細はこちら→https://www.facebook.com/events/206697166581882/

一陽来復

一陽来復

__________________________________________

オープンセミナー『ポスト平成の歩き方』絶賛申し込み受付中!

〜ボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会〜

仙台と東京でボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会開催します!

□3月23日(金)東京オープンセミナーはこちら

□4月2日(月)仙台オープンセミナーはこちら

https://www.facebook.com/events/434076140357524/

https://www.facebook.com/events/434076140357524/

◆東京、大阪、福岡、鹿児島と全国で開催している厚生労

人は簡単には変われない。しかし、習慣がその殻を打ち破る。

平成30年3月13日快晴

満員御礼の朝会

火曜日は朝活の日、最近、出張が重なりあまり参加できていなかったモーニングセミナーに今朝は夜明け前に起き出して張り切って出かけました。会場に着いてみると(いつになく)座る席がない位、超満員、補助椅子を並べないといけない程の状態で一体何が起こったのかと驚いてしまいました。会が始まるとその疑問は一瞬にして解けました、モーニングセミナーの講話をされる株式会社大広産業 代表取締役の宮川奈緒美氏の講話を聞きに、というか応援に?尼崎や大阪の倫理法人会から20名を超える人達が駆けつけておられたのでした。今だかつてない状態は宮川氏の人間力だとわかり、すごい影響力を持たれているもんだとびっくり。

波瀾万丈の人生

モーニングセミナーの講話を拝聴すると、これまたその波瀾万丈の人生にびっくり。すごい人は世の中にたくさんおられるものです。19歳で起業されて、一時は売り上げ60億にもなる企業に成長、海外に支店を出して海外生活をされるも阪神大震災で神戸本社のビルが倒壊し、おまけに取り込み詐欺に引っかかり、数億円の負債を抱えるも3年程でその借金を返済して建て直されたとのこと。その後不治の病と言われる膠原病にかかるも一切薬に頼らず自力で完治、今は児童施設から旅立つ子供たちを応援する一般社団法人を設立して、社会貢献に努められていると言う凄い方でした。大勢の方が応援に来られるのもわかるような気がします。

幼稚園児でも知ってるわ

その宮川氏の講話はご自身の波瀾万丈の体験談を通して倫理法人会で学んだことの素晴らしさを最後にまとめて伝えられました。1つ目は、「知っていることとできている事は違う」で、早朝から経営者が集まって何を今更幼稚園児でも分かっているようなこと、(例えば挨拶、例えば道端のゴミを拾う、例えば脱いだ履物はそろえるなど)を学んでいるのかとはじめのうちは解せなかったが、実際に自分自身の行動を振り返り、知っていることとできている事のギャップに気づいたとき、原理原則を学び続ける倫理法人会の価値が分かり、ご自身も姿勢を正すようになったとのこと。

習慣が変われば世界が変わる

2つ目は、毎週1回の朝起きを繰り返していると、徐々に普段の習慣も変化をしてきて、それが周りにも波及して良い影響を与えるようになると言う経験です。完全な夜型で、午前中は電話もメールもしないようにと社員に言いつけていた位の方が朝起きの習慣を持つようになると、家族や社員が驚き、あり方が変わっていく宮川氏に連れて回りも良い方向に変化し始めたとの事でした。まさに習慣が変われば人生が変わると言うヒンズー教の古くからの教えを実践、体現されている様に甚く感動した次第です。

在り方を見直すという成功法則

3つ目は、全国に60,000社を超えると言われる法人会員の仲間が朝早起きして原理原則を学ばれていることの素晴らしさです。北は北海道から南は沖縄まで、日本全国で毎朝どこかでモーニングセミナーが行われ、幼稚園児でもわかっているような原理原則に経営者が姿勢を正して向き合って学ぶ習慣を持っていることの凄さと、全国にまず、自分自身の在り方を正そうという同じ価値観を共有する仲間がいることで力をもらえるとの力強さを訴えられて、未加入の参加者の方々に「共に学びましょう」と熱く呼びかけておられました。今更ながら、原理原則に向き合う習慣をつことが事業持続継続させていく上での1つの成功法則なんだと改めて促進した次第です。宮川様、本日は素晴らしいご講話をありがとうございました。改めて私も朝起きの習慣に精進せねばと心を引き締めた次第です感謝いたします。

本日のアタリマエ

  • 人は簡単には変われない。
  • しかし、習慣を持つことで変われない人も徐々に変わることができる。
  • 良き習慣は周りに良い影響を与える。
  • 1人では難しいことも仲間がいることでできるようになることがある。
  • 朝起きは繁栄の第一歩。
  • 原理原則に向き合うのは経営者としてのスタンダード。

_______________________________________

東北復興支援映画の応援してます!

3.25 AM10:00 シネリーブル神戸での上映後TEDxKyotoでスピーカーをされていてご縁を頂いた益田祐美子プロデューサーに誘われて何故か舞台挨拶に立ちます。御縁って本当に不思議。
前売り券あります!是非観てください!

イベント詳細はこちら→https://www.facebook.com/events/206697166581882/

一陽来復

一陽来復

__________________________________________

オープンセミナー『ポスト平成の歩き方』絶賛申し込み受付中!

〜ボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会〜

仙台と東京でボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会開催します!

□3月23日(金)東京オープンセミナーはこちら

□4月2日(月)仙台オープンセミナーはこちら

https://www.facebook.com/events/434076140357524/

https://www.facebook.com/events/434076140357524/

◆東京、大阪、福岡、鹿児島と全国で開催している厚生労

震災復興終了と同時の消費増税を乗り越える力。

平成30年3月12日 快晴

7年。

昨日は3.11。あれから7年が経ちました。朝から福島をはじめとした東北の「今」を伝える映像がTVの情報番組から絶え間なく流れていましたし、ネットを覗いても当時の惨状を記憶に刻みつけろとばかり、津波に よる被害や福島原発メルトダウンの衝撃画像が溢れていました。 神戸から遠く離れた東北の地で起こった未曾有の災害に震え、どうしようもない無力感に 苛まされた当時の感情が脳裏に浮かび上がり、気持ちの良い小春日和の空と裏腹にあまりウキウキも出来ない気分を若干引きずっています。とにかく、東日本大震災でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りすると共にこれ以上、 放射能被害が広がらない事を心から願います。

震災復興と消費増税。

私(高橋)は生まれも育ちも神戸の所謂神戸っ子、もちろん阪神大震災では被災者の一員となりました。 幸い、自宅マンションの被害は大したことはなく、電気は2週間、水道、ガスは1ヶ月ほど 止まって、風呂に入れないなどの不便はありましたが、そんな事よりも震災を機にそれまであまり仕事が 無かった神戸の建築業界が震災復興で沸騰し、何年も休みなく働くことになった事の方が私に とっては大きな変化だった様に思います。 多くの方が亡くなった悲惨な天災でこんな事を書くのは不謹慎で気が引けますが、どこの地震でもそれが建築業界の実際です。そして、震災から10年かかると言われていた神戸の震災復興はわずか3年であらかた終わり、時を同じくして1997年消費税が3%から5%へと増税されました。後から振り返るとその時の 衝撃が私の人生にとって大きな影響を及ぼしています。

起業のキッカケ。

元々震災前は不況だった神戸の建築業界は震災復興の先食い需要を食い尽くし、消費税増税でどん底に叩き落とされて 全く仕事がない状態となりました。私が務めていた工務店もあえなく倒産、手間請の大工だった 私は弟子一人連れて薄いツテを頼り、大阪、京都、奈良の現場を応援大工として2年間もの 間渡り歩きました。 消費税増税の余波で大工から個人事業主として起業した(させられた)と言っても過言ではありません。その時のトラウマが今も抜けずに台湾に事業所を立ち上げて今も事あるごとに台湾に渡り 来年に迫った消費税増税後に仕事を受注できる様にと繋がりを絶やさない様にしています。

またもや激動の時代に突入。

現在、仙台にて職人起業塾の15回コースの研修の募集を行っています。業界関係の人に聞くところでは、 震災復興も7年が経ち随分と進んだ様で震災特需は一部を除いてあらかた終わり、中小の工務店は既に不況に 喘いでいるとのことでした。 熊本の復興も随分と進んだ様ですが、どちらもかつての神戸の様に来年の消費増税で 小規模事業者がバタバタと倒産する憂き目に合わない事を祈るばかりです。 閣議決定されている時期までもうあまり時間もありませんが、できる事なら来年10月に決定している消費税増税までに 外部環境に振り回されないビジネスモデルを構築したいものです。しかし、マーケットが冷えたらどんなに販促に力を入れてもどうしようもないのを私達は経験で知っており、だからこそ十数年に渡って販促に頼らないマーケティング に取り組んできました。

生き抜ける力を蓄える。

東日本大震災の日に改めて思うのは、平和で穏やかな日常はいつ何時、終わりを遂げて想像もしていなかった様な大きな変化が迫るか分からないのを念頭に置きつつ、変化に対応して 生き残れる力を蓄えなければならないという事です。 激動の時代を生き抜く力を身につける方法論は実は既に多くの方が知っているのですが、 知っているのと、実践出来ているのは天と地ほど違います。分かっているけど、出来てない。 の積み重ねこそ、せっかく誰もが持っているポテンシャルをそぎ落とし、緩やかな破滅への 道と言われる「現状維持」のぬるま湯にに身を委ねてしまうことになってしまいます。

ぬるま湯を向け出すキッカケ。

こんな機会に改めて、今一度、自分の仕事について、精度を上げる、効果性を高める、新しい市場に 踏み込む等のこれまで取り組んでこなかった部分に焦点を当て、自社のビジネスモデルの 刷新を図ってみるべきではないかと思います。とはいえ、煩雑な日常の中で自社のビジネスモデルを振り返り分析する時間などそう簡単に取れるとは思いません。そんな想いがあり、神戸のすみれ本社で毎月開催している【元祖】職人起業塾では、 今年から3ヶ月に一度、ホットシートと呼ばれるサンプル企業のビジネスモデルを参加者が ヒアリングして新しいビジネスチャンスを掴める様なアイデアや現状抱えている問題点を 解決する糸口を提言するワークショップを開催しています。

マーケティング・マインドのセルフチェックの場

前回は第一回目のホットシートということで日本で唯一の専業電磁波測定士であるデンツ の青山さんにホットシートに座ってもらいました。初めての試みだったこともあり参加者の 皆さんにも戸惑いが隠せず、私のタイムマネジメントの失敗も重なって残念ながら結論を出して予定していたチームごとの発表まで辿り着けませんでしたが、今月の開催では開始を十五分前倒しして 前回の積み残しを片付けたいと思います。若干、試行錯誤もしておりますが、他社のビジネスモデル刷新のアドバイスを考えることで 自社の取り組みに非常に大きなヒントを得られることも少なくありません、また、ここで 長年学んで頂いている原理原則に則ったマーケティング的思考が浸透しているか否か、実戦で 使い物になるかが試される瞬間でもあります。

理論は実践で裏打ちしてこそ価値となる。

周りの環境を変えたければ自ら変わるしかない。影響力を広げたければ第二領域の習慣を 積み重ねるしかない、市場限定(セグメント)と強み(USP)はセットで考える。顧客から信頼を得られるフロントエンドを創ればバックエンドで稼げる。目先の利益を追うのではなく、他社のバックエンドを自社のフロントエンドにすることで競合他社との血みどろの戦いを抜け出した卓越した存在になれる。といった職人起業塾でこれまで 学んで頂いた概念を実際のアクションプランに落とし込む絶好の訓練の場になります。 神戸の勉強会に参加できない方もfbの非公開グループに資料を公開しておりますので、是非 チャレンジしてみてください。また、勉強会の内容は非公開のSNSページで全て無料公開しておりますので、ご興味がある方はお気軽に私(高橋)までお問い合わせください。

◆3月29日開催の【元祖】職人起業塾のテーマは「遠い世界に学ぶ」となっております。 ご興味がある方はこちらからどうぞ→https://www.facebook.com/events/205070103584490/

_______________________________________

東北復興支援映画の応援してます!

3.25 AM10:00 シネリーブル神戸での上映後TEDxKyotoでスピーカーをされていてご縁を頂いた益田 祐美子プロデューサーに誘われて何故か舞台挨拶に立ちます。御縁って本当に不思議。
前売り券あります!是非観てください!

イベント詳細はこちら→https://www.facebook.com/events/206697166581882/

一陽来復
一陽来復

__________________________________________

オープンセミナー『ポスト平成の歩き方』絶賛申し込み受付中!

〜ボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会〜

仙台と東京でボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会開催します!

□3月23日(金)東京オープンセミナーはこちら

□4月2日(月)仙台オープンセミナーはこちら

https://www.facebook.com/events/434076140357524/

https://www.facebook.com/events/434076140357524/

◆東京、大阪、福岡、鹿児島と全国で開催している厚生労働大臣認定の現場実務者向け実践型研修「職人起業塾」の15回コースの総論のオープンセミナーと入塾説明会を東京と仙台で開催します。(助成金を活用しての職人、施工管理等の戦力化、現場品質向上を図るサポートの説明も有り。)

◆オープンセミナーでは書籍『職人起業塾』の増刷記念として最新のマーケティング情報、職人的マーケティング総論と共に『ポスト平成の歩き方』と題した消費税増税後の荒波を乗り越える力を身につける原理原則に沿ったマネジメントへの提言を行います。

◆入塾説明会では「企業は人なり、建築は現場なり」を合言葉に現場実務者にマーケティングの基礎理論を理解してもらいコミュニケーション力、人間力、問題解決力の向上で顧客接点である『現場』で圧倒的な信頼を得ることによって自社独自のマーケットを作り上げ、競合他社と血みどろの戦いをせずに持続的な受注を重ねられる様に「信頼関係に基づいた集客チャンネル」を作り上げるプランを立案、実践、検証を繰り返して、それぞれの会社に応じたマーケティングプランの仕組を作り上げる具体的な研修内容の説明をします。

◆IT、情報革命による本物しか生き残れない時代に圧倒的な職人不足の到来、消費税増税後のマーケットの縮小と建築業界は非常に先行き不透明な状況です。混迷の時代を乗り越えるのは品質とコミュニケーション力を掛け合わせた現場力だと考えています。現場マネジメントの見直しでの根本的問題解決のアプローチこそ未来を開く扉です。
詳細、申し込みはこちら→https://www.facebook.com/shokuninkigyoujyuku/

_______________________________________

職人的マーケティングへの入り口:一般社団法人職人起業塾オフィシャルサイト

マーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。
実践型現場マネジメント理論、公開しています。無料公開のサンプルPDFはこちら

◾建築業界を現場の改革から変える志のある方、私達と共に未来の作り方を学びませんか!
6月仙台開講、7月東京開講絶賛受付中!ご興味がある方は詳細の説明に上がります、お気軽にお問い合わせ下さい!
こちらから→https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

職人的マーケティング論、メールマガジン配信中

元祖職人起業塾での開催内容や最新のマーケティング関連の(個人的な)考察などを低頻度ながら配信しています。無料ですのでよかったら登録してみてください。https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=ylTbGxqzg

大火事を出して死を決意した経営者に学ぶ概念。

平成30年3月10日 晴れのち曇り

MTGはセルフグループコーチング

寒いわ、雨は降るわの昨日の荒れた天気から一転、今朝の神戸は爽やかな青空が広がり、気温も少しは緩んだようです。今日は念願の1日事務所に籠もりきりのデスクワークデー。なかなか☑の入らないタスクリストを整理すべく、ずっと気掛かりだったものから順番に作業を進めました。本来いるべきポジションに追いついたとは到底言えませんが、それでも少しは気が軽くなった様に感じます。夕方からはマーケティング部、店舗事業部、工務部リーダーMTGと3連発で4時間みっちりと会議に時間をとりました。リーダーは無論のこと、若手スタッフにもそれぞれの役割に応じた権限委譲を進めておりますが、KPIのチェックと情報の共有はするべきだと思い、今期は大幅にMTGの回数を増やしました。それは話し合うというよりも、決めたことを決めた通りに進めているかを質問することでチェックしてもらう習慣=コーチングに近いもので、実践の基盤になる大事な時間だと思っています。

 

事例ではなく概念をみる

さて、この数日このブログではご縁の大切さとその不思議さ、またご縁を紡ぐことによって実力以上の大きな力を発揮できると言ったことを角度を変えながら繰り返し書き綴ってきましたが、私達スモールビジネスに取り組む者にとってはここは生命線なのでもう少し続けたいと思います。人との出逢いは様々なモノやコトを教えてくれ、今まで全く知らない世界に誘ってくれます。そして、そこへの非常に大事な向き合い方に「概念を学ぶ」という姿勢があるとおもっています。個別の卓越した事例、すごい話、見たことも聞いた事も無い魅力的なもの、成功した具体的手法などを聞かせてもらうと非常に面白く、興味をそそられます。しかし、大事なことはそれらを見たり聞いたりしたことが自分のタメになるか否かであり、へー凄いですねー、ほー面白いですねーと、驚嘆してばかりしたところで何にもなりません。これでは、映画を見てドキドキしたり本を読んで世の中のことがわかったつもりになるのとなんら変わりません。折角、訊けば答えてくれる生身の人とのご縁を貰ったならば、もう一歩踏み込んでご縁を学びへと変容させることを目指すべきだと思っています。

 

ご縁の生かし方。

とは言え、ご縁を貰った事を良いことに勝手にズケズケと土足で人の中に踏み込むなんてことはあってはならないことですし、そもそもそんな事をしたところで誰も相手にしてくれず、それどころか折角のご縁も一瞬にしてブッツリと切られてしまうことがオチ。では、どの様にしたらご縁を学びに繋げられるかと言うと、その人が持つ価値観や世界観を見に行くことでは無いかと思うのです。幸い、情報革命が進んだ現在では、この人はすごい!と思った人は全員が何かしらの情報発信をされていますし、そうでなくても上梓された(もしくはオススメの)書籍や、ホームページを覗いたり、SNSで繋がってる見ることでその人が興味を持っている世界を感じることが出来ると思うのです。またそこから派生した周辺の情報に興味をそそられ、情報収集の範囲が大きく広がる事も少なくありません。その様なバックボーンにある情報を多少なりとも取得することで、その人の考え方や哲学の様なものを垣間見ることが出来ることが少なからずあり、こんなゆるい感じの学びとも言えない様な情報収集の習慣を持つことが概念を学ぶことに繋がると思っています。

 

事例の宝庫は概念の泉

昨夜参加した神戸倫理法人会の倫理経営講演会は、丸本敏文氏による「大転換の時代〜常に活路あり〜」と題された非常に腹に落ちる素晴らしい内容の講演でした。私が改めて感じたのは全国に691拠点、6万5千社の法人会員がいる倫理法人会は理念経営の事例の宝庫だということです。原理原則に則った会社経営の重要性と普遍性、そしてそれが成功に繋がるという信憑性を裏付けするのに欠かせない素晴らしい事例、卓越した経営者の話がいくらでも飛び出してくる情報ネットワークが構築されているのだということで、丸本氏が紹介された株式会社イカリ消毒、築地玉寿司の事例は、なるほど、大転換の時代に活路を見出すヒントを与えてくれると甚く納得した次第です。

 

事例に学ぶ

株式会社イカリ消毒はその昔デパート火災という大事故を引き起こし、若かりし頃の黒澤眞次現会長は死を覚悟する程の苦難をバネに習慣を改め、毎朝四時起きの朝起きをして勤勉に勉めて資格王と言われるくらいに資格を取得、社内に専門知識の重要さを広めて専門家集団と呼ばれるほどの高い技術力を身につけ押しも押されぬ大企業になったとの話、東京で多店舗展開を図りながらも異業態への転換で失敗した築地玉寿司が崖っぷちまで追い込まれながらも寿司、海の幸の旨さを提供するという自社の本来の強みを改めて見直し、当時寿司店で食事をするという敷居の高さを取り払い、ガラス張りの明朗会計のお店に出店と共に末広手巻き寿司を誕生させて大成功を収めた話も、テーマである大転換の時代に活路を見出す事例としてドンピシャで聴きこんでしまいました。

 

概念に照らす

昨日のブログに心を変えれば習慣が変わり人生が変わるというヒンズー教の教えを引用しましたが、イカリ消毒の黒澤眞次現会長のどん底から習慣を変え、知識と資格を身につけることで専門家としての信頼を得て影響力を広げて大きな成功を収めた事例も、玉寿司がその当時、アンケートを取ると寿司が好きという人は9割に対して寿司屋に行きたいかと尋ねると行きたいと答える人がほとんどいないという寿司業界の常識が一般社会の常識と乖離している問題点を見つけ、自社の強みを生かしつつ、そのギャップを埋めるサービス、店舗を作られて大いに人気を博した事例も概念で示すと我々が常日頃から学んでいるマーケティング理論にすっぽりと当てはまります。

 

原理原則という概念を浸透させる

上述の事例をスティーブン・R・コヴィー博士の提唱した7つの習慣に照らしてみると、世界を変えるには自分を変えることから(インサイドアウト 第5の習慣)、緊急性の低い重要な事に時間を使う習慣が未来を作る(第二領域優先論 第3の習慣)、先ず相手を理解してから自分を理解される(第5の習慣)。また、強みを発揮する(USP)やこれまでの常識を打ち破る(イノベーション)などはジェイ・エイブラハムやドラッカーの書籍に繰り返し書かれている事ばかりです。常日頃から概念を学んでいてこそ、個々の事例を聞いて成功の要所、勘所を見出せたり、自分自身の行動に転換して取り組めたりするのだと思います。大きな成功を収めた先人達の事例を見たり聞いたりしても殆どの場合はその根底に原理原則や自然の摂理といった誰にでも理解できて、誰にでも実践出来る概念や思想が深く根付いています。結局、それらを深く心の奥まで浸透させて誰にでも(やろうと思えば)できる事を、誰にも出来ないレベルまでやり切ることができるかにこれからの混迷の時代を生き抜くことができるのはかかっていると思うのです。入り口は先ず、概念を学ぶ習慣だと。精進して参りたいと思います。

 

今日のアタリマエ

  • 人との出会いは人生を変えるキッカケになる
  • 出会って別れただけでキッカケがチャンスになったりしない
  • 新たな出会いに興味を持ち、ゆるくてもいいので情報を集めることが重要
  • 興味を持った人とSNSで繋がってみるのは知らない世界観を感じる有効な方法
  • 興味を引く事例に出会ったらその奥にある根元に目を向けるべし
  • 事例を概念に変換することで他人事が自分のことに変わる
  • 概念を行動に移して裏打ちするには心に沁みこむくらいまで概念を学ぶべき
  • 原理原則、自然の摂理こそ最強にして最古から続いている概念。

___________________________________________

オープンセミナー『ポスト平成の歩き方』絶賛申し込み受付中!

〜ボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会〜

仙台と東京でボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会開催します!

□3月23日(金)東京オープンセミナーはこちら

□4月2日(月)仙台オープンセミナーはこちら

https://www.facebook.com/events/434076140357524/
https://www.facebook.com/events/434076140357524/

◆東京、大阪、福岡、鹿児島と全国で開催している厚生労働大臣認定の現場実務者向け実践型研修「職人起業塾」の15回コースの総論のオープンセミナーと入塾説明会を東京と仙台で開催します。(助成金を活用しての職人、施工管理等の戦力化、現場品質向上を図るサポートの説明も有り。)

◆オープンセミナーでは書籍『職人起業塾』の増刷記念として最新のマーケティング情報、職人的マーケティング総論と共に『ポスト平成の歩き方』と題した消費税増税後の荒波を乗り越える力を身につける原理原則に沿ったマネジメントへの提言を行います。

◆入塾説明会では「企業は人なり、建築は現場なり」を合言葉に現場実務者にマーケティングの基礎理論を理解してもらいコミュニケーション力、人間力、問題解決力の向上で顧客接点である『現場』で圧倒的な信頼を得ることによって自社独自のマーケットを作り上げ、競合他社と血みどろの戦いをせずに持続的な受注を重ねられる様に「信頼関係に基づいた集客チャンネル」を作り上げるプランを立案、実践、検証を繰り返して、それぞれの会社に応じたマーケティングプランの仕組を作り上げる具体的な研修内容の説明をします。

◆IT、情報革命による本物しか生き残れない時代に圧倒的な職人不足の到来、消費税増税後のマーケットの縮小と建築業界は非常に先行き不透明な状況です。混迷の時代を乗り越えるのは品質とコミュニケーション力を掛け合わせた現場力だと考えています。現場マネジメントの見直しでの根本的問題解決のアプローチこそ未来を開く扉です。
詳細、申し込みはこちら→https://www.facebook.com/shokuninkigyoujyuku/

_______________________________________

職人的マーケティングへの入り口:一般社団法人職人起業塾オフィシャルサイト

マーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。
実践型現場マネジメント理論、公開しています。無料公開のサンプルPDFはこちら

2018年度 職人起業塾6ヶ月コース絶賛募集中

◾建築業界を現場の改革から変える志のある方、私達と共に未来の作り方を学びませんか!
6月仙台開講、7月東京開講絶賛受付中!ご興味がある方は詳細の説明に上がります、お気軽にお問い合わせ下さい!
こちらから→https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

職人的マーケティング論、メールマガジン配信中

元祖職人起業塾での開催内容や最新のマーケティング関連の(個人的な)考察などを低頻度ながら配信しています。無料ですのでよかったら登録してみてください。https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=ylTbGxqzg

心を変え、人生を変える朝活

平成30年3月9日 曇り時々雨

三寒四温

朝の天気予報では確か週末は5月並みの暖かさになる。と言っていた(と思う)ので喜んでいたし、朝は曇天だけどそんなに寒く無いと感じたはずなのに、午前中のビルを丸ごと一棟購入されたお客様とのリノベーションの打ち合わせを終えて昼から出掛けると吹き荒ぶ風の冷たい事この上なし、ジャケットの上にもう着る事ないやろと思っていたショートコートを引っ張りだして着込んでしまいました。この時期は3日寒い日を我慢すれば、4日目には暖かい日がやってくるとのこと、週末の四温を待ちたいと思います。

朝会つながり。

昼から、朝活のメンバーさんの繋がりで体のの採寸の職人さんを紹介してもらって今まで作ったことがないような和柄のスーツを新調したり、五臓にアプローチするマッサージで体を整えてもらったりとあれこれと状態を整えるお世話になりました。どちらも新鮮な体験に感動です。夕方からはもう一つの朝活の「倫理経営講演会」に参加。すばらしい事例発表と、腹に落ちる講演を聞いてこれも大いに感動、1年前にこの会合に誘って頂いたのをキッカケに朝活に参加するようになり今では週に2回の朝起き生活、冷静になって考えてみると年間100日も夜明け前に起きる生活になりました。ひょんなキッカケで習慣とそれからつながる経験は大きく変わるモノですね。(^_^;)

新たな習慣で手にしたもの。

年間100日の朝起き習慣で私が手に入れたものと言うと、信頼できる仲間との人間関係(=人脈)と常に原理原則に基づくいた選択を行うために姿勢を律する意識です。どちらも人生において非常に重要で価値の大きいものはとは思いますが、おいそれと手に入れることができるものではなく、週に2回朝起きするだけで少しずつではありますが、確実に自分の血肉となっていく感覚をこの半年間ほどで体感しています。特に、新しく知り合った人とのつながりは今まで知らなかった新しい世界に触れ合い、見せてもらえる絶好の機会であり、人とのご縁は人生の宝物だと改めて思うのです。

ヒンズー教の教え

が変われば 態度が変わる。

態度 が変われば 行動 が変わる。

行動 が変われば 習慣 が変わる。

習慣 が変われば 人格 が変わる。

人格 が変われば 運命 が変わる。

運命 が変われば 人生 が変わる。

出会いを元に習慣が変われば、人生が変わる。

講演やセミナーでお話しさせてもらう機会があるたびに、PowerPointの最後に映し出すのはヒンズー教の昔からの教えです。それは心が変われば運命も人生も変わると言う古くから人々が経験を積み重ねてきた中で見出した真実であり、そして心を変えるきっかけは新たな人とのご縁と出会いだと思うのです。そのご縁をきっかけにしてチャンスに変える実力を醸成するのは絶え間ない努力、習慣を維持継続する意識を持つことだと思っています。いただいたご縁に感謝しつつ朝起きの習慣を長く続けていきたいと思っています。そんな、人生を歩んでいく上で重要だけどなかなか手に入れることができない力を身につけたいと思われる方はお気軽にお声掛けください。朝起きの会にお誘いします。(笑)

今日のアタリマエ

  • 人生は人との出会いで大きく変わる。
  • 慣れ親しんだ世界の中で新しい発見もアイディアも生まれない。
  • 全く関係のない世界の人との出会いは全く知らない世界を見せてくれる
  • 一度との出会いを一生出会いにするには普段からの研鑽が必要である。
  • 信頼できる仲間、人脈は人生の宝。
  • 朝起きは繁栄への第一歩。

___________________________________________

オープンセミナー『ポスト平成の歩き方』絶賛申し込み受付中!

〜ボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会〜

仙台と東京でボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会開催します!

□3月23日(金)東京オープンセミナーはこちら

□4月2日(月)仙台オープンセミナーはこちら

◆東京、大阪、福岡、鹿児島と全国で開催している厚生労働大臣認定の現場実務者向け実践型研修「職人起業塾」の15回コースの総論のオープンセミナーと入塾説明会を東京と仙台で開催します。(助成金を活用しての職人、施工管理等の戦力化、現場品質向上を図るサポートの説明も有り。)

◆オープンセミナーでは書籍『職人起業塾』の増刷記念として最新のマーケティング情報、職人的マーケティング総論と共に『ポスト平成の歩き方』と題した消費税増税後の荒波を乗り越える力を身につける原理原則に沿ったマネジメントへの提言を行います。

◆入塾説明会では「企業は人なり、建築は現場なり」を合言葉に現場実務者にマーケティングの基礎理論を理解してもらいコミュニケーション力、人間力、問題解決力の向上で顧客接点である『現場』で圧倒的な信頼を得ることによって自社独自のマーケットを作り上げ、競合他社と血みどろの戦いをせずに持続的な受注を重ねられる様に「信頼関係に基づいた集客チャンネル」を作り上げるプランを立案、実践、検証を繰り返して、それぞれの会社に応じたマーケティングプランの仕組を作り上げる具体的な研修内容の説明をします。

◆IT、情報革命による本物しか生き残れない時代に圧倒的な職人不足の到来、消費税増税後のマーケットの縮小と建築業界は非常に先行き不透明な状況です。混迷の時代を乗り越えるのは品質とコミュニケーション力を掛け合わせた現場力だと考えています。現場マネジメントの見直しでの根本的問題解決のアプローチこそ未来を開く扉です。
詳細、申し込みはこちら→https://www.facebook.com/shokuninkigyoujyuku/

_______________________________________

職人的マーケティングへの入り口:一般社団法人職人起業塾オフィシャルサイト

マーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。
実践型現場マネジメント理論、公開しています。無料公開のサンプルPDFはこちら

2018年度 職人起業塾6ヶ月コース絶賛募集中

◾建築業界を現場の改革から変える志のある方、私達と共に未来の作り方を学びませんか!
6月仙台開講、7月東京開講絶賛受付中!ご興味がある方は詳細の説明に上がります、お気軽にお問い合わせ下さい!
こちらから→https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

職人的マーケティング論、メールマガジン配信中

元祖職人起業塾での開催内容や最新のマーケティング関連の(個人的な)考察などを低頻度ながら配信しています。無料ですのでよかったら登録してみてください。https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=ylTbGxqzg

霧島連山噴火と一期一会

平成30年3月8日 曇りのち雨

 

天恵の一日

一日中雨の天気予報。朝からどんよりした雲が立ち込め、アイドル犬チャックとの散歩から帰ってきたころには早々に雨が降り出しました。朝1番で近所の飲食店のオーナー様宅に外装工事の打ち合わせに出かけた頃には徐々に本降りになってきて、ノートに書き込んだ文字が水に流れると言うハプニングも発生、天の恵みとは言え我々建築屋には雨はやっぱり、なかなか厄介です。(苦笑)
その後は神戸市の住宅局の方が来訪され、市営住宅の跡地を再利用する新たな宅地分譲地のプロジェクトについてのヒアリングに応じたり、工場の中の事務所改装工事の打ち合わせにクライアント先に出向いたりと建築屋らしく1日を過ごしました。

霧島山 新燃岳で爆発的噴火 鹿児島空港で欠航相次ぐ 鹿児島県湧水町からの投稿(14:59)
霧島山 新燃岳で爆発的噴火 鹿児島空港で欠航相次ぐ
鹿児島県湧水町からの投稿(14:59)ウェザーニュース 火山情報

霧島連山、新燃岳噴火

そんな慌ただしい時間を過ごしつつ、昨日からずっと気になってていたのは昨日の朝に突然報道されていた霧島連山の噴火のこと。実は職人起業塾の鹿児島開催は霧島空港近くの牧園集落の商工会議所で行っており、霊峰高千穂峰の麓、霧島温泉のすぐ近くの宮崎との県境の近くで開催をしています。昨日と今日はそこで第4講、第5講のアクティブブレインセミナーを開催しており、研修会場の周りにも火山灰がずいぶんと降り積もっているようで、心配になって事務局でお世話になっている大庭社長に電話してみました。電話口で聞くところによると、牧園町あたりは火山灰が降る位で大した事は無いらしく、(私たちからすると大した事あると思いますが、鹿児島の方々は火山灰に対する免疫があるのかもしれません、)ただ霧島温泉は宿泊客のキャンセルが相次いでずいぶん大変な状況との事でした。噴火の先行きなんてものは誰にも分かりませんが、できることなら早めに収束して通常の生活に戻られることを祈りたいと思います。

高千穂岳
二月に行った高千穂峰

霧島とのご縁

東京、大阪、福岡、鹿児島と現在全国4拠点で開催し、次は仙台でも開講を予定している職人起業塾が関西を飛び出して全国での開催を始めたのは実は鹿児島が最初で、JCA(日本セルロースファイバー協会)の総会で講演をさせていただいた際に聴講いただいた大庭社長に鹿児島での勉強会でのスピーカーにお誘いいただき、その勉強会に参加された工務店の経営者さん達に鹿児島での研修の開催を求められたことがきっかけで、鹿児島での開催を皮切りに東京、福岡へと開催場所を広げてきました。そしてその鹿児島での研修の開催地が、鹿児島中央付近ではなく霧島市の牧園集落にある商工会議所牧園支所だったということで、霧島は私には非常に思い入れの強い場所になっています。つい先日も霧島のパワースポット霧島東神社にお参りをさせてもらい、高千穂峰山頂(標高1574m)にある「天の逆鉾」にこの夏は登ろう!と計画していたところでした。

二月に訪れた霧島東神社
二月に訪れた霧島東神社

ご縁を紡ぐ

職人起業塾の研修講座のカリキュラムの中に「ご縁を紡ぐ」と言う内容が組み込まれておりまして、一つ一つの出会いを大切にして、そこから広がるご縁を味方につけることができればビジネス、それ以外でも自分にはない大きな力も得られることが少なからずあり、志を持ち、熱い思いを語ることを続けていれば、共感してくれる人や応援してくれる人が必ず現れて、思考を現実化する影響力を大きくすることに繋がるとレクチャーしています。ご縁を大切にしない人間にビジネスなどうまく行くわけないし、成功することなどないと繰り返し語っています。志を掲げ、出逢う人達に熱く語り続けると、たいした力もない私のような人間でも研修事業を全国に広げることができたりするものです。

二月に訪れた霧島東神社
二月に訪れた霧島東神社

全国展開までのトレーサビリティー

ちなみに、私が行っている一般社団法人職人起業塾が立ち上げから2年足らずで全国で研修事業を行う様になった流れと、ご縁を紡いで来たきっかけをトレーサビリティ的に表すと、

スタート:すみれ本社で社員大工向けの勉強会をひっそりと開始
→私のブログを見て電磁波コンサルタントの青山さんが参加を希望、外部向け無料勉強会に変態
→口コミでJBN京阪神木造住宅協議会の事務局中村さんが勉強会に参加
→同氏が職人起業塾でのマーケティング理論を実践した結果、事業で大きな成果を手に入れる
→JBN京阪神木造住宅協会のメンバー向け研修として公開してもらえないかとオファーをもらう
→JBNの総会で地球の会の大工育成部会三渡社長が興味を持たれ詳細を聞かせてもらいたいと来社
→三渡社長に地球の会の大工育成部会での講演依頼をいただく
→地球の会での講演を聴講された日本セルロースファイバー協会の田所氏が大いに共感してくれる
→同氏に日本セルロースファイバー協会総会での講演依頼をいただく
→JCAでの講演を聴講いただいた鹿児島の大庭社長に自社主催の勉強会での講演依頼をいただく
→鹿児島で聴講された工務店さん達から鹿児島で職人起業塾の研修を開講したいと要望される
→鹿児島での職人起業塾開講を機に東京、福岡でも開催できないかとオファーを頂く
→全国4拠点+今年は仙台(予定)と全国に展開。

とこのような流れです。

二月に訪れた霧島東神社から御池を望む
二月に訪れた霧島東神社から御池を望む

長者じゃないけどわらしべ長者

まるで昔話のわらしべ長者そのものですが、一生懸命に現場実務者向けの教育の必要性と、現場実務者の意識改革によって職人を正規雇用する基盤が整うという想いを熱く語ってきた事だけは自分自身でも自負しており、何度も人前で話させてもらう機会を持つ中で、一度でも滑っていたら今の研修事業の全国への展開は無かった。と考えるとこのようにご縁を紡いで来れたのは「一期一会」の精神を持とうと留意していたからでは無いかと改めて思います。ちなみに、私が座右の銘としている「一期一会」とは「一度の出会いを一生の出会いだと思い大切にする」と言った口先だけの軽いものではなく、茶の湯の先生に教えられた、「客人がいつ来てもおもてなしができるように毎日床の間に花を生けるには年がら年中、茶花畑の手入れを欠かさずに行う日々の習慣と不断の努力が必要である」と言う厳しいあり方を示しています。私の場合で言うと、このブログで毎日の情報発信の習慣を10年以上も欠かさず続けてきたことがご縁を紡ぐ原動力になったのではないかと思うのです。

霧島、高千穂の神話
霧島、高千穂の神話

お見舞い申し上げます。

そんなことを思い出しながら、ご縁をいただいた霧島には1日も早く火山が沈静化して平素の穏やかでゆっくりとした時間が流れる山間の集落の日常に戻られる、霧島温泉郷にも新燃岳噴火前の賑わいが戻るのを願います。できることならこの夏予定しており、とても楽しみにしていた職人起業塾@鹿児島開催の塾生さん達との霧島連山にそびえる霊峰高千穂山頂の天の逆鉾までの登山ができるようにと祈りたいと思います。無理じゃないか、とのことでしたが、、
大庭社長は大したことないと電話口で言われてましたが、最新のニュースでは気象庁は噴火警戒レベル3(入山規制)を継続し、火口から2キロ圏で火砕流に、3キロ圏で大きな噴石に警戒を呼びかけている。とのこと。鹿児島、霧島の皆様、心よりのお見舞いを申し上げると共にこれ以上新燃岳が怒り狂うことのないようにお祈りいたします。

二月にお世話になった、祝橋温泉旅館
二月にお世話になった、祝橋温泉旅館

今日のアタリマエ

  • スモールビジネスにおいて売り上げは人との縁から生まれる
  • マーケティングの最も基本は顧客のLTVを得るスキームを持つこと
  • 最初の顧客接点で価値を認められることが次のご縁に繋がる
  • ご縁を紡ぐことで自分の実力以上の影響力を発揮できることがある
  • 一度のご縁を切らさずに次に繋げるには日々の習慣と不断の努力が必要

___________________________________________

オープンセミナー『ポスト平成の歩き方』絶賛申し込み受付中!

〜ボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会〜

仙台と東京でボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会開催します!

□3月23日(金)東京オープンセミナーはこちら

□4月2日(月)仙台オープンセミナーはこちら

◆東京、大阪、福岡、鹿児島と全国で開催している厚生労働大臣認定の現場実務者向け実践型研修「職人起業塾」の15回コースの総論のオープンセミナーと入塾説明会を東京と仙台で開催します。(助成金を活用しての職人、施工管理等の戦力化、現場品質向上を図るサポートの説明も有り。)

◆オープンセミナーでは書籍『職人起業塾』の増刷記念として最新のマーケティング情報、職人的マーケティング総論と共に『ポスト平成の歩き方』と題した消費税増税後の荒波を乗り越える力を身につける原理原則に沿ったマネジメントへの提言を行います。

◆入塾説明会では「企業は人なり、建築は現場なり」を合言葉に現場実務者にマーケティングの基礎理論を理解してもらいコミュニケーション力、人間力、問題解決力の向上で顧客接点である『現場』で圧倒的な信頼を得ることによって自社独自のマーケットを作り上げ、競合他社と血みどろの戦いをせずに持続的な受注を重ねられる様に「信頼関係に基づいた集客チャンネル」を作り上げるプランを立案、実践、検証を繰り返して、それぞれの会社に応じたマーケティングプランの仕組を作り上げる具体的な研修内容の説明をします。

◆IT、情報革命による本物しか生き残れない時代に圧倒的な職人不足の到来、消費税増税後のマーケットの縮小と建築業界は非常に先行き不透明な状況です。混迷の時代を乗り越えるのは品質とコミュニケーション力を掛け合わせた現場力だと考えています。現場マネジメントの見直しでの根本的問題解決のアプローチこそ未来を開く扉です。
詳細、申し込みはこちら→https://www.facebook.com/shokuninkigyoujyuku/

_______________________________________

職人的マーケティングへの入り口:一般社団法人職人起業塾オフィシャルサイト

マーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。
実践型現場マネジメント理論、公開しています。無料公開のサンプルPDFはこちら

その他、研修のお申し込み、問い合わせ、補助金の活用などの情報も集約しています。

2018年度 職人起業塾6ヶ月コース絶賛募集中

◾建築業界を現場の改革から変える志のある方、私達と共に未来の作り方を学びませんか!
6月仙台開講、7月東京開講絶賛受付中!ご興味がある方は詳細の説明に上がります、お気軽にお問い合わせ下さい!
こちらから→https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

職人的マーケティング論、メールマガジン配信中

元祖職人起業塾での開催内容や最新のマーケティング関連の(個人的な)考察などを低頻度ながら配信しています。無料ですのでよかったら登録してみてください。https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=ylTbGxqzg

弔辞。

3月7日 曇り

巨星墜つ

朝は霧島連山の噴火のニュースからスタート、今日から鹿児島での職人起業塾の第2講第三講のアクティブブレインセミナーのスタートで大丈夫なのかとびっくり。霧島の皆様、お見舞い申し上げます。

昼前に仙台、東京への巡業?から帰神。神戸に到着してそのまま一件蕎麦をすすりながらのMTGを済ませてから定休日で静まり返った事務所に出社、午後からの予定が明日に変更になったのを受けてしっぽりとデスクワークに勤しみました。事務所にいたら何故か不思議と普段は殆んど鳴る事がない電話がよくかかってくるもので、わさわさと電話の対応をしていると、JBN京阪神木造住宅協議会の事務局から突然の訃報がもたらされ、時を待たずして東京のJBN本部からも青木会長がお亡くなりになったとのFAXが舞い込みました。
工務店のあるべき姿を示し、時代の流れから乖離して廃れつつある工務店に対して業界団体としての結束を呼びかけ、国との橋渡しをしながら未来を標榜してきたJBN青木会長の訃報は一つの時代の終わりの示唆のように感じました。心からご冥福をお祈りいたします。

JBN青木会長講演

JBN青木会長講演

青木会長からの大いなる承認とエール

青木会長には2年前まで京阪神木造住宅協議会の総会に基調講演に毎年のようにお越しいただいておりました。私が推し進めてきた大工の正社員化、他業種に負けない社会保障をつけた上で単なる作業員ではない、経営者感覚を持って会社の代表として顧客の対応に向き合うようにマーケティング理論の根本を紐解いた教育を行うという建築業界では随分と珍しい取り組みに対して深い理解を示し、力強いエールを送ってくださりました。工務店業界のトップと言っても過言ではない方に手放しで承認を頂けて、私自身大きな自信を頂いてきましたし、その言葉を胸に職人の正規雇用、内製化を強く勧めてきた経緯もあります。そんなご恩を感じながら、青木会長との思い出を書き綴ってある昔のブログを読み返して思い出に浸ってしまいました。追悼の意味を込めて再度アーカイブを以下にご紹介しておきます。

2015年の総会の時の青木会長のお話→既に若年層の大工はいないも同然。
青木会長からの手紙を紹介しつつ研修講師をはじまた頃→職人起業塾からの提言 〜その1〜
2016年の青木会長と一緒に登壇させて頂いた総会→『強み』から『卓越の法則』へ。

大工社員化の挫折と蹉跌

青木会長とのやりとりの中で最も印象に残っているのは、上述の過去のブログにも書いてありましたが、青木工務店で大工を社員にした際にタイムカードの機械の前で大工が定時になるのを待って時間を潰しているのを見て「これはダメだ」と完全常用の大工の雇用形態を諦めたという話です。成果も仕事量も関係なく給料がもらえるようになった大工を雇っていては会社が潰れると思い、もう一度手間受け、請取り制に戻したと言われておりましたが、その考え方が今の職人不足に繋がったことも十分にご理解されており、その上で私たちの取り組みを評価して頂いたのは非常に真実味があり、嬉しく感じたのを今もよく覚えています。結局のところ、青木会長が当時諦められたのは職人の意識改革であり、技術面以外の教育の難しさだったと思います。主体性を持って仕事に向き合うとか、経営者感覚を持って現場作業に勤しむなんてことを職人に言葉だけではなく実際の行動に移してもらえるまで根気よく教え、理解してもらうのは一筋縄では行きません。しかし、そこを諦めると違う人員での補完が必要になる訳で、現場監督や施工管理者を育てる必要が出てきます。そのコストを鑑みても実際は職人の意識を変えるよりはその方がハードルが低かったのだと思います。

現場への経営者感覚の落とし込みは必須

実は、職人でも施工管理でも同じですがその部分の意識改革こそが建築業界の現場マネジメントでは最も重要だと思っていて、最近のオープンセミナーで私は改めてドラッカー博士のマネジメントからの引用を紹介するようにしています。以下はドラッカーの責任労働者・経営組織論からの抜粋です。

誰もが,自分を『経営者』とみなして,基本的には経営責任 である重責を全面的に引き受けるというような組織 をつくりあげて指導していく課題もあるのである。基本的な経営責任というのは,自分自身の職務や仕事仲間に対する責任,組織全体の業績と成果に対する自分自身の貢献に対する責任 ,職場社会の社会的な課題に対する責任 のことである

(勝手に)遺志を継ぐ。

あらゆる事業所の目的は理念の体現であり、それを私たち建築業界で具現化するには建築現場において担当者が経営者と同じ思考、意識を持って顧客に相対し、理念に沿った判断、行動を積み重ねる事が不可欠であり、またこの実践こそが顧客との確固たる信頼関係構築に必要だと考えた時、いかにハードルが高くても職人に対する意識改革の取り組みを諦めるわけにはいかないと思うのです。と、故青木会長を前にそんな青臭い原理原則論を熱く語った時のことを思い出します。今振り返ると冷や汗が出ますし、私の取り組みもまだまだ完全には程遠い道半ばですが、「そうだ、そうだ」と頷いて下さった青木会長の言葉を胸に勝手に遺志を継ぐつもりで理想を追い続け、これからもスタッフと共に試行錯誤を繰り返して歩みを続けたいと思います、青木会長、本当にお世話になりました。安らかにお眠りください。

合掌。

今日のアタリマエ

  • モノづくりの担い手の育成をしなければモノづくりは出来ない
  • 建築会社の評価は全て現場にある
  • 建築職人の徒弟制度が崩壊した今、工務店が若手の育成に取り組まなければ業界の未来は無い
  • 職人の正規雇用、育成にはコストがかかり、また言われたことしかやらないような意識の低い人材にはそのコストはかけれない
  • 建築現場で作業する末端の職人こそが最も重要で濃密な顧客接点になる
  • 現場担当者への経営者感覚、顧客からの信頼を得る責任を持つ意識づけこそが現場マネジメントの根本
  • 人は必ず死に至るが志を継ぐ者がいれば死は終わりではなく始まりになる

_______________________________________

東京、仙台絶賛参加者募集中!『ポスト平成の歩き方』

ボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会

仙台と東京でボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会開催します!

□4月2日(月)仙台オープンセミナーはこちら

□3月23日(金)東京オープンセミナーはこちら

◆東京、大阪、福岡、鹿児島と全国で開催している厚生労◆オープンセミナーでは書籍『職人起業塾』の増刷記念と◆入塾説明会では「企業は人なり、建築は現場なり」を合◆IT、情報革命による本物しか生き残れない時代に圧倒_______________________________________

職人的マーケティングへの入り口:一般社団法人職人起業塾オフィシャルサイト

マーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。
実践型現場マネジメント理論、公開しています。無料公開のサンプルPDFはこちら

その他、研修のお申し込み、問い合わせ、補助金の活用などの情報も集約しています。

2018年度 職人起業塾6ヶ月コース絶賛募集中

◾建築業界を現場の改革から変える志のある方、私達と共に未来の作り方を学びませんか!
6月仙台開講、7月東京開講絶賛受付中!ご興味がある方は詳細の説明に上がります、お気軽にお問い合わせ下さい!

職人的マーケティング論、メールマガジン配信中

元祖職人起業塾での開催内容や最新のマーケティング関連の(個人的な)考察などを低頻度ながら配信しています。無料ですのでよかったら登録してみてください。https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=ylTbGxqzg

効果と効率。@JACK東京

3月6日晴れ

仙台から東京へ

快晴の仙台駅を後にして、朝から東京へと移動、全国のリフォーム業者、関連業者が集う勉強会、jack@東京に参加しました。関東ブロックの理事を勤められているランリグの渡邊社長が毎回、住宅業界の最新トレンドをピックアップした素晴らしい企画を立てられておられます。毎回参加したいと思いつつもなかなか日程が合わず、久しぶりの参加となりました。残念ながら夜は別の約束がありいつも楽しみにしている懇親会には参加できませんでしたが、、次回は必ずフル参加したいと思います。(笑)

インテリアとデザインの重要性

今回はデザイン住宅、店舗リノベーションで圧倒的な人気を誇り、卓越した成果を上げ続けておられる4Dグランドワークスを主宰されている塚本光輝氏と設計の田中義章氏、そして家具のコーディネートに独特の世界観と理論をお持ちの株式会社 85 代表取締役大谷泉氏が登壇され、デザイン・インテリアの重要性と、アトリエ系と言われる建築デザイナーに依頼して高額な設計料をかけることなく、誰にでも手に届くデザイン住宅を提供できるスキームを築き上げ、居心地の良い住まいに住むお客様の喜びを通して大きな価値を提供されているその手法を惜しげもなく公開してくれておられました。

ソファーを決めるところから始める家づくり

私も一応、建築士であり、注文住宅を扱っている建築会社の代表ですからもちろんデザインに興味はありますし、どちらかと言うと、住み心地の良いデザイン提案をする事は住宅性能と同じくらい非常に重要だと考えています。ま、実際のところデザインに関しては設計部の担当スタッフに任せ切りであまり口を挟みませんが、現在、UXの思想を取り入れて顧客体験を共有する建築設計手法を模索しています。本日の三人の話を伺っていて、私が感じたのはデザインセンスって机の上で勉強するものではなく、多くの体験を繰り返し実際にデザインするプロセスを繰り返し経験として蓄積するしかないのかな、と言うことです。休日を過ごしたいソファーを決めてから家のインテリア、そして設計に進むというのは非常に理にかなった素晴らしい考え方だと思いました。

没頭して見える世界がある

塚田氏が住宅・不動産の営業をされている時から休日の時間を全て使ってインテリアやデザインの勉強にあちこちのショップ巡りをされたり、大谷氏とミラノサローネにイタリアまで行って全く観光をせずに家具・インテリアの展示を見続けたという話は、仕事を通り越して趣味、いや、生き方のレベルまでデザインに対する嗜好が深く浸透し、貪欲に吸収すると共にそれらをご自身の中に取りこんで咀嚼されているのだと感じました。それは私たちがデザインに興味があると言ったレベルとは大きく異なり、少し齧っただけでは到底真似できないのだと思い知りました。塚本氏は工務店向けのデザインサポートも行われているとのことですので、問題解決の5番目の法則「苦手なことは得意な人に頼む」に則って、相談させてもらいたいと思います。(笑)

特別化とは効果性をあげること。

今回の勉強会のテーマは『【空間デザイン・インテリア提案】で差別化・特別化』と題されておりました。お三方のお話を拝聴して、インテリア=暮らし方であり、そこにフォーカスしてデザインを行い、情報発信し、同じ価値観を求める人を集うことで大きな成果を手にされたとのことですが、デザインに特化するというのは、集客の質を高めることであり、量から質への転換を目指すべきこれからの日本、人口、世帯数が減少していく局面においてはとても効果的な取り組みだと改めて感じました。特別化とは顧客にとってかけがえのない存在になることであり、私たちがマーケティングを組み立てる上で精度を高めるべく取り組んでいる工事品質の向上やコミュニケーション、顧客の立場に立った思考、提案といったアクションに付加することで一気に違うレベルへ押し上げてくれる可能性が有ると思うのです。デザイン思考の設計思想を学ぶ(というか教えてもらう)必要がありそうです。

効率から効果性へのパラダイムシフト

昨日の仙台での職人起業塾のオープンセミナーで終了後に書いて頂いたアンケートへのコメントに「効率ではなく効果への転換という視点が新鮮でした」と書いて頂いておりましたが、効果性に焦点を合わせることで、同じような取り組みでもその精度が大きく変わることが少なくないと思っています。デザイン住宅!と銘打って規格型の住宅を販売するのと、顧客の求める住まい方に寄り添って問題解決をデザインで提案した結果、同じような外観になったとしてもそこでの顧客の満足度は全く違いますし、またそれを見ている周りの人へ与える影響は非常に大きなものになると思います。要するに家づくりで築き上げられる信頼関係が全然違うレベルになると思うのです。効率から効果性へのパラダイムシフトを提唱されたのはスティーブン・R・コヴィー博士ですが、博士が亡くなられて随分経った今になって、改めてそのパラダイムシフトの重要性を感じています。塚本社長、いいお話をありがとうございました。

今日のアタリマエ

  • 家とインテリアデザインは一体
  • 暮らしたいデザインを考えるには家自体よりも家具から考える方がわかりやすい
  • インテリアトレンド、デザイントレンドは常に情報収集を絶やさずに行うべき
  • 質の高い住宅に住みたいという人は質の高い暮らしを求める
  • 同じ趣向を持った顧客とものづくりを行うほど楽しい仕事はない
  • 苦手なことは得意な人に頼む
  • これからの日本は人口減、世帯数減のリセッションの場面に突入
  • 短期間にできるだけ簡単に多くの成果をあげるのではなく、丁寧にいい仕事をして大きな効果を得ること考えるべき

_______________________________________

東北初開催!『ポスト平成の歩き方』

いよいよ来週スタート!
ボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会

仙台と東京でボトムアップ式実践型現場マネジメントセミナー&厚生労働大臣認定研修入塾説明会開催します!

□3月5日(月)仙台オープンセミナーはこちら

□3月23日(金)東京オープンセミナーはこちら

◆東京、大阪、福岡、鹿児島と全国で開催している厚生労マーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。
実践型現場マネジメント理論、公開しています。無料公開のサンプルPDFはこちら

その他、研修のお申し込み、問い合わせ、補助金の活用などの情報も集約しています。

2018年度 職人起業塾6ヶ月コース絶賛募集中

◾建築業界を現場の改革から変える志のある方、私達と共に未来の作り方を学びませんか!
6月仙台開講、7月東京開講絶賛受付中!ご興味がある方は詳細の説明に上がります、お気軽にお問い合わせ下さい!

職人的マーケティング論、メールマガジン配信中

元祖職人起業塾での開催内容や最新のマーケティング関連の(個人的な)考察などを低頻度ながら配信しています。無料ですのでよかったら登録してみてください。https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=ylTbGxqzg