一日花と「一期一会」

平成30年8月20日 晴れ

社内朝活からスタート

お盆休みウイークも終わり、やっと本格的に世の中が動き始める月曜日。毎年のことですが私にお盆は別段関係はなく、先週もふつーに出勤して普段通り出張に行って、いつもの習慣を刻んでいただけですが、それでもSNSを覗くと垣間見られる世間様がアップされている山だ!海だ!と楽しそうな画像をみて、私も気分だけ少し浮かれて昨日の日曜日のランニングの後に汗を流しに行くいつもの龍の湯にいつもより1時間くらい長めにゆっくり浸かってリラックス。英気を養っておきました。そんな月曜日の朝は早朝から盆休みを取っていたスタッフの都合で振り替えた店舗チームのMTGからスタート、朝から気合いを入れました。(^_^)

一向に上達しない茶の湯のお稽古。

最近、社内朝活として定着しつつある早朝MTGの後は朝礼と急ぎのタスクを片付けてからの、会計事務所さんと月次の報告会、その後は滋賀県和邇まで一向に上達しない茶の湯のお稽古に行ったりと分刻みのスケジュールをこなしながらも、第一領域と第2領域のどちら共、何とか時間を割り振りできたように思います。ただ、茶の湯のお稽古はそんなドタバタと時間に追われるように駆けつける類のものではなく、もう少し余裕を持って予習してお点前のイメージを作りながらいきたいものだと反省もひとしきり。この時間の余裕のなさが、いまいち上達しない原因なのかもしれません。(苦笑)

1日花。

湖西線に揺られて滋賀県の和邇にある先生宅に到着して、茶室に通していただくと床の間にはあまり見かけたことがない少し大振りの真っ赤な花が生けてありました。先生に伺うと、芙蓉の仲間の一日花らしく、花をつけても1日で枯れてしまうため、ずっと前から育てているが、なかなかタイミングが合わずこれまで使ってこなかった。との事で、「たまたまタイミングよく花が開いたので」と、涼しげな色の桔梗と共に床の間に飾ってくださっておりました。お点前の型だけでなく、日本の伝統文化としての様々なことを教えていただける貴重な学びの場に感謝することしきりです。

座右の銘は一期一会

以前私が上梓した書籍「職人起業塾」の中にも書きましたし、セミナーや講演で話す時もよく自己紹介の時に座右の銘を「一期一会」だと紹介します。1度の出会いに心尽くして、一生の付き合いになる位に大切にすべきといった意味合いに取られることが多いこの言葉は、もともと茶の湯の世界でよく使われており、まさに今日のように、一日花が咲いたのを床の間に飾って私たち生徒をおもてなししてくださる先生の姿を見て言葉だけではない一期一会の実践を目の当たりにすることで、自分自身に対する戒めにしています。

一期一会とは厳しいあり方を示す。

お稽古後の雑談の中で、今年は特に暑さが厳しかったと言う話になり、茶花を切らさないように花畑を守るには毎日朝夕30分以上の水やりをしなければならないと先生は日々の習慣をさりげなく言葉にされました。一瞬の出会いを大切にしたいなら、普段平素からたゆまの努力と準備をして、いつでもおもてなしができる状態を作り上げておかなければならない、一期一会という言葉が持つ厳しさを改めて実感させられました。座右の銘とは常にそばに置いて忘れることなく意識する概念の事、私も一期一会の力を発揮できるように、日々の習慣と鍛錬を、今一度心に刻み込みたいと思った次第です。一向に上達しない茶の湯ですが、今日も非常に素晴らしい学びをいただくことができました。不出来な生徒に丁寧に教えてくださる先生には改めて心から感謝いたします。有り難うございました。

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・再生前の古民家を実際見たり
・古民家周辺を散策したり
・今回のプロジェクトの説明
・どんな関わり方、利用ができるのか
・丹波の野菜とジビエのバーベキューと地酒、地ビール、中岡さんのワインを飲み食いしたり
・その日はちょうどすぐ近くで花火大会があるので間近で花火観賞したりできます。

【日時】
2018/8/26(日)15:00~21:00 途中参加途中退席OK

▼大まかなスケジュール▼
15:00~古民家周辺の案内&散策
16:00~プロジェクトの紹介&ディスカッション&質疑応答
18:00~バーベキュー
20:00~花火観賞

【場所】
丹波市春日町下三井473-2
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【参加費】
大人:3900円(3000円の宿泊割引チケット付き)
子供:無料

【お申込】
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神戸、大阪方面からですとJR黒井駅14:07着の電車でお越し下さい。

▼高速バスでお越しの方▼
全但バスが大阪、神戸方面から出ています。
・大阪(阪急三番街)13:20→春日インター14:33着
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夏休み木工教室に思う、大工をもう一度子供たちの憧れの職業にする。

平成30年8月18日快晴

夏の終わり

なんでも気圧配置の関係で、これまで南の海の熱い空気が南風に乗って流れ込んでいたのが風向きが変わり、北風に乗って乾いた冷たい空気が日本列島に流れ込んできたとのこと。相変わらずの晴天が続きますが、空気は乾き涼しい風が吹く過ごしやすい1日になりました。そんな今日は毎年恒例の夏休みの課題応援、子供のための木工教室を開催、私も張り切って鬼講師?役を務めました。

夢を叶える木工教室。

すみれ本社で毎年夏休みの終わりごろに開催する木工教室は、少し趣向を凝らしてまして、「夢をかなえる木工教室」と題して、子供たちに事前に作りたいものを絵に書いて送ってもらい、当日イメージの中で作ったものを実際に形にしてもらう、「すべてのものは2度作られる」と言うスティーブンコヴィー博士が唱えた原則を体験してもらうワークショップとなっています。子供の頃から思考を現実化させるイメージの力を知り、身につけてもらいたいと言う私の勝手な想いですが、これがなかなか喜んでもらえております。(笑)

子供たちの発想はいつも想定外。

「どんなモノを作ったらいいでしょうか?」と親御さんからの質問に対して「子供たちが作りたいものなら何でもいいですよ」と、私は太っ腹というか、得意の?ざっくりしたことを言っており、(とは言え作れるのは倉庫にある材料できる範囲ですが、)その結果、毎年私たちの想定を超えた驚くべき「作りたい物」がアーティスティックな絵に描かれて送ってこられます。その想像力豊かな絵を見て「まぢか、、」と一瞬ひるむことも度々ありますが、それはそれで職人魂に火をつけられたりとかして逆に燃えて子供たちと一生懸命、難易度の高い工作に夢中になったりしています。(笑)

観覧車から太鼓まで。(^_^;)

ちなみに、昨年は観覧車と言う複雑なオーダーがあり、ずいぶんと若衆が苦戦をしておりました。今年はなんと!太鼓を作りたいと言うファックスが流れてきており、大太鼓の絵面をイメージした私としては規模感がよくわからず、はてどうしたものかと一瞬悩みました。今日になって本人によく聞いてみるとゲームの太鼓のイメージだったらしく、一安心。結局杉の丸太の芯をくりぬいて作る原始的な太鼓作りに挑戦してもらいました。ドリルとのみを使っての作業はずいぶんてこずっておられたし、のみで手をついて怪我もして大変でしたが、それでも一応はまずまず納得できる仕上がりになった様で良かったです。(笑)

大きくなったら大工になりたい。

親御さんに聞いたところによると、太鼓を作っていた少年は「大人になったら大工さんになりたい」と言っているらしく、私としては嬉しい限りで、(いつものことですが)作業をしている少年に対して「君、大工の才能あるな〜。」「筋が良いから良い大工になるかもね、」と褒めそやかして未来のリクルートに向けて種をまいておきました。実際のところ、50歳を過ぎていい大人になった私でさえ、いまだに木工教室でものづくりをするのは楽しいし、それが人の役に立ち、喜んでもらえる仕事になるなんて本当に素晴らしいことだと思っていて、大工って本当に生き方として選んでもいい仕事だと思っています。

やめとけ、大工なんか。

しかし、その昔、私が起業したてで大工の職人として親方を張って働きだした頃、高校卒業する従兄弟が「大工になりたいので一緒に働きたい」と言ってきたことがありました。その当時私は一応何とか生活できる位の稼ぎは得れておりましたが、いつ仕事が切れるかわからない不安を常に抱えて、目の前に仕事があるうちにできるだけ稼ごうと休みもなく働きづめの毎日を過ごしており、そのいとこには「こんな不安定で未来に希望がない職業はやめといたほうがいい」と言って大工志望を断りました。

建築業界に恩返し。

それから20年以上が経ち、今振り返って考えてみるとサラリーマンになった彼もすっかり立派になって、(すみれで家を建てて)幸せそうに暮らしているし、私のその時の判断は決して間違っていなかったと思っています。ただ、建築業界に拾われて生かされてきた人間として、次世代の育成を我々がしなければならないのは自明の理であり、建築の仕事に就いたおかげでどうしようもなかった私が人並みの暮らしができていることを鑑みて、恩返しをせねばと考えれば「大工なんか不安定にすぎる、未来の見えない仕事だ、やめておけ」と言わなくて済むような会社、業界、社会にしていかなければならないと思うのです。

大工を子供たちの憧れの職業にしたい。

夏休み木工教室でものづくりの楽しさ、素晴らしさに触れたその子供たちが成長し、就職する段になって「職人になりたい」と言ってくれた時、「職人はいいぜ、安定して稼げるし、将来のキャリアプランもある。何より仕事が楽しいし人に喜んでもらえる仕事や、是非ともがんばって一人前の職人になって周りの人から頼りにされる立派な人間になってくれ」と胸を張ってリクルートできるようにしておきたい、そのためには我々の世代が自立循環型の持続継続が可能なビジネスモデルを構築しておかなければならないと改めてモチベーションを上げた次第です。大工をもう一度子供たちの憧れの職業にする。小さいような大きいような夢に向けてこれからも突っ走っていきたいと思います。(^_^)

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電磁波対策屋が今伝えたい事。@ほろ酔いセミナー

平成30年8月17日快晴

耐震&断熱改修。

朝一番の新幹線で熊本から帰神、昼からは西宮の高級住宅街の一戸建てを相続されたお客様宅に耐震診断の結果報告と外部インスペクションにプランナージュンちゃんに同行。作業服に着替えて、軽トラックに二連ハシゴとヘルメットを積み込み、屋根に登る準備を万端整えて向かいました。耐震も外壁のメンテナンス状況も、建物のタチも大まかいい状態で、お客様は阪神大震災を経験した建物だけに心配されていた様ですが、喫緊のリフォームの必要性は低いとお伝えすると顔を綻ばせて喜んで頂きました。ただ、温熱環境だけは床下無断熱、天井断熱も50mmの低性能グラスウールが隙間だらけで敷き詰められており、窓もシングルガラスのアルミサッシという事で、長く住まわれるのなら断熱リフォームはされた方が良いのではないでしょうか、と提案しておきました。これからの住まい方を詳細にイメージしつつ、計画を進めて行ければと思います。

第98回恵縁会。ほろ酔いセミナー

一旦、帰社して夕方からは、元祖職人起業塾の書記長を務めてもらっており、開塾当初からずっと私の主宰する塾に通い続けておられる、日本で唯一の専業電磁波測定士の青山さんのセミナーに参加しました。青山さんは工務店としては関西圏で最も古くから電磁波対策に取り組んでいるすみれの電磁波対策の顧問的な立場でもあり、ご実家の住宅を私たちで建てさせて貰ったりと公私共に長く濃いお付き合いを頂いている同志的な立場の方で、最近はBNIのメンバーにも加入してもらいより近しい関係になっています。その青山さんが「電磁波対策屋が今伝えたいこと」なるセミナーに登壇するとあって、ここは応援に行かねばなるまい。と、意気込んで参加しました。

住宅内の電磁波こそ危ない!

青山さんが話された電磁波の話は私にとっては常識の範疇ではありますが、セミナーに参加されていた方々にとってはずいぶん衝撃的な事実だったようで、皆さん食い入るように青山さんの話に耳を傾けておられました。私たちは文明の利器の発展とともに便利で快適な暮らしを享受していますが、物事はすべからず表裏一体。その反面、気づかないうちに目に見えない様々な悪影響を受けている可能性があり、電磁波は特にそのリスクが高いと言われます。青山さんのお話は、「電磁波と言えばスマホやIHクッキングヒーター、Wi-Fiのルーター等が危ないと思われておりますが、実は住宅内の電気配線が最も人体に影響を及ぼします。」とご自身の長年にわたる電磁波測定士として数値を計測し続けてきた経験則として断言されておられました。これには参加されていた皆さんびっくり。特に小さなお子さんへの影響の大きさを示すデータには強い危機感を感じておられるようでした。

帯電障害とアーシング。

最近はドクターが帯電障害と言う病名を付けて、低周波の電場を体に受けて帯電した状態が続くことによって起こる体の不具合を臨床として発表されたりしているようで、アーシングと呼ばれる素足で大地に触れ合って体に帯びた電気を地中に逃すことに意識を置いて行動されることを増えているようです。そのような取り組みも大事だとは思いますが、まず初めに行うべきは現状をよく知ること。実に見えないと思われている電磁波は測定器で計測すれば一目瞭然で数値化され、その対策も決して難しくはありません。要するにアース線を繋いで余分な電気を地球に帰してあげることができれば大きな問題にはならないのです。

それ、電磁波が原因かもしれません。

青山さん曰く、「肩こりがひどい、何となくだるい、目が疲れやすい、夜中によく眠れない、家やオフィスでくしゃみがよく出る、パソコンに向き合うのが気が進まない、会社に行くのが億劫だ、といったよく原因がはっきりしない何となく調子が悪いと言う問題はひょっとしたら電磁波が原因かもしれません。」との事、家電製品にほこりが付きやすいとか、整骨院の低周波治療器を当てると筋肉が硬直するのを考えると、それらもさもありなん。と思ってしまいます。ご自身、もしくは周りの方に上記の症状がちょっとでも当てはまる気がする方は一度青山さんに問い合わせをしてみたら良いのではないでしょうか。フットワーク軽く、見えない不安を明らかにしてくれます。こちら→http://www.denz.co.jp/ちなみに、電磁波測定後の住宅やオフィスの改善工事が必要な場合は我々すみれもお手伝いをします。そんなこんなで、今宵も意識の高い大勢の方と本当に素晴らしいご縁をたくさんいただいたほろ酔いセミナー、最高でした、主催の水田先生ありがとうございました。(^_^)

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夏休みちびっこ支援!〜夢を叶える木工教室〜

8月18日(土)午前の部10:00〜 午後の部13:00〜
今年もすみれでは、毎年恒例の木工教室を開催します。『夢を叶える木工教室』では事前に子供達に作りたいモノの設計図を書いてもらい、FAXもしくはメールで送ってもらって実際に倉庫の端材を使って作って見る『2度楽しいモノづくり』を体験して頂きます。「これと言って何を作るか思いつかないなー」という方には、ブックスタンドや小物入れといった題材も用意していますので、安心してご参加下さいね。すみれの若手大工が腕を振るい夢を形にするお手伝いをいたします。作りたいもののスケッチを書いて送ってください。詳細はスタッフにご連絡ください。
定 員:午前の部、午後の部 各回10名
参加費:OG様、お知り合いの方、お取引先さま無料

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建築業界の闇問題、スタンス・パラドックス。

平成30年8月16日 曇り時々晴れ

朝MTGから。

そろそろ世間様も盆休みも終わって、平常に戻る頃なのかしら?なんて思いながら、今朝は早朝6時半から工務部のMTG、先月完工した現場の収支を担当大工が清算して報告してもらうのと、各現場の進行状況、今後の着工予定を担当ごとに割り振って設計部との引き継ぎ、準備を促すのと共に、契約前のやりとりをしている案件がいつならスムースに着工、そして施工出来るかを大工チーム全員で共有する時間を持ちました。また、先日お叱りを頂いたお客様からのクレームの情報を共有、二度と同じ過ち、失敗を起こすことは罷りならん、絶対にこれだけは守れ!と鉄則を再確認、朝っぱらから厳し目の口調で檄を飛ばしておきました。(笑)

熊本へ。

工務部との早朝MTGの後は新幹線に飛び乗って、九州熊本へ。創業してからたった数年で熊本で上位のシェアを握るくらいに急成長した超有名ビルダーR社のY社長に依頼を頂き、業者会の運営、施工管理部の問題解決についての相談を受けて訪問しました。お声掛け頂いて熊本に来ることになったのですが、私としては業界屈指の急成長を遂げた同社に非常に興味があり、その人気の秘密を知りたいなーと以前から思っていたので、どちらかというと渡りに船、逆に勉強、見学させて頂くつもり?で伺いました。ショールームに着くと「え、これが木造なんですか!」と、一応、建築の専門家であるはずの私でさえも驚く構造にディティール、家具やデザインに込められた世界観は一つひとつなるほど、と唸らせられるものばかり、私たちすみれとは規模感もドメインも大きく違いますが、人気の秘訣を少しだけ覗かせてもらえたように思います。

施工管理部MTG

昼過ぎにR社に到着して、施工管理部の社員さん6名とY社長、私と総勢8名でディスカッションというか、ブレストというか、悩み相談的な話し合いを夕方までみっちり。優秀で、意欲的な若者と意見交換するのは楽しいもので、時を忘れて話を聴きこんでしまいました。「うまくいかないんです、」と悩みがあると言っても、一人当たり常時15件もの現場を受け持ち、その施工管理から部材の発注までを切り盛りしていては、全てを完璧に、立て板に水的にスムースに現場を進めていくのはそんなに簡単ではなく、ひとつ歯車が狂うだけで悪影響が波及して連鎖的に問題が発生するのは建築業ではありがちな話です。それを、うまくいかない=スキルが足らないと反省し、毎日の緊急で重要なタスクに追い回される中でスキルアップをしなければ問題解決ができないと思ってしまうと、「やらんといかん、できない」の悪循環のスパイラルに陥ってしまいます。私としては、問題を抱え込まずに周りに協力を仰いで、仕事量を減らして効率ではなく効果性をあげたほうがいいんじゃないのとアドバイスしておきました。(^_^)

コミニケーション不全、スタンスのパラドックス

よくある話ですが、若手の施工管理者が大工さん、職人さんに対してうまくコミュニケーションが取れない、と悩まれているのを耳にします。私のように大工出身で、自社の施工管理は社員大工が行なっている者には(いじめっ子がいじめられっ子の気持を理解できないような、笑)よくわからない悩みではありますが、若くて真面目な現場監督さん程、どうしたものか?と思い悩んでいることが多いように感じます。コミュニケーションの問題は、必ず一方に問題があるのではなく、双方に問題点があるのですが、私の経験則からすると、その原因の多くが「スタンスのパラドックス」にあると思っています。それは、年齢は職人さんが目上、金銭的な関係は元請けである若い監督が上、人生においても業界でも経験は職人が上、施工を管理するのは監督が上、体力、腕力的?に職人が上、とコミュニケーションをするに当たってのポジションが定まらず、あからさまにするしないは別として、お互いに、「ここは立場的に引くけど、本当は俺が上やのに」とどこかイラッとした感情を水面下に抱えながらやりとりを繰り返すからではないかと思います。

ブラックボックスは突つかない。

こんなことは、話題にあげるのもバカバカしい幼稚で些細なことではありますが、建築現場がうまく回らない原因がこんなくだらない意地の張り合いだったりすることが少なからずあります。また、スタンスのパラドックスによるコミュニケーション不全を口にしても、職人さんも現場監督さんも「自分が上だなんて思っていない」と否定して、ブラックBOXの中に押し込んでしまうことも少なからずあり、根本的な原因をそのままにして、表面上のシステムや仕組み、ルールなどで改善を図ろうとしてしまいがちです。私としては、そんな誰もが絶対に認めたくない心の奥の幼稚な問題に真っ正面から向き合って解決を試みるのはナンセンスだと思っていて、全く違うアプローチから、本人たちが意識しないまま、気づけば「どっちが立場的に上か?」などと言うどーでもいいことに労力を使うことなく、お互いに効果的な現場運営でより良い成果を手にしてもらいたいと思うのです。

何のために?という質問。

そのアプローチとは、ざっくりと言うと、目的の確認と共有です。建徳現場で働く人は全員、ものづくりの楽しさ、素晴らしさに魅了された人ばかりで、その(しんどくて、面倒だけど)素晴らしい建築の仕事を通じてお客さんに喜んでもらい、安心と安全を提供したい、そして自分たちもがっちり稼ぎ、豊かな暮らしを手に入れたいと思っているはずです。なんのために働いている?と訊けばそれは現場の職人さんも施工管理を行う監督さんも同じはずで、協力し合いスムースに現場が進めば進むほど両者共の成果に結びつきます。利害関係は相反するのではなく、完全に一致するはずで、その目的を共有できれば、立場がどちらが上かなんて関係なく、協力して成果を手にすることに集中できると思っています。ただ、このような話は現場で作業の合間に話し合うような事ではなく、少し場を改めて、根本的な部分からの理論構築を丁寧に説明、お互いに意見に耳を傾けて理解し合う時間を持つことが必要だと思っていて、そのきっかけになるのに私で良ければお手伝いします!と名乗りをあげておきました。

マインドセットは場のセットアップから。

心理学者の大家、アドラーは人間の抱えるあらゆる問題は人間関係にあると断じられましたが、それはやっぱり工務店でも当てはまり、薄っぺらい、取り繕いのコミュニケーションを繰り返すのではなく、本質的に相手を理解する覚悟を持って、それが伝わるシチュエーションを整えることで根本的な問題解決の入り口に立つことが出来ると思っています。建築業の本業はものづくり、いくら人気があり、多くの集客を得ても、着工、完工出来なければ売り上げにはなりませんし、その仕事の評価は全て現場で作りあげたものとその後の暮らしにかかっているわけで、施工体制の整備、施工品質の担保、施工スピードの向上が経営の基盤となるのは自明の理です。それを支えるのが現場でのコミュニケーションで、しかもその当事者がコミュニケーション下手を自認すると言うのがこの業界の厄介なところです。(笑)こんなニッチなところが大工あがり経営者で、研修事業を行なっている私が最も重宝される場ではないかと改めて認識し、職人起業塾@長崎への参加表明を頂けたことですし、私に出来るだけのお手伝いをさせて頂きたいと思います。R社の皆様、次の再訪を楽しみにしております。引き続きよろしくお願いします!

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▼大まかなスケジュール▼
15:00~古民家周辺の案内&散策
16:00~プロジェクトの紹介&ディスカッション&質疑応答
18:00~バーベキュー
20:00~花火観賞

【場所】
丹波市春日町下三井473-2
https://goo.gl/maps/jR7hLU29fCk

【参加費】
大人:3900円(3000円の宿泊割引チケット付き)
子供:無料

【お申込】
https://www.kokuchpro.com/event/180826/entry/

【送迎について】
▼電車でお越しの方▼
神戸、大阪方面からですとJR黒井駅14:07着の電車でお越し下さい。

▼高速バスでお越しの方▼
全但バスが大阪、神戸方面から出ています。
・大阪(阪急三番街)13:20→春日インター14:33着
・神戸(神姫バス神戸三宮BT)12:30→春日インター13:46着

【お問合せ先】
自然食レストラン三心五観 藤本
3shin5kan@gmail.com
090-6676-6283

夏休みちびっこ支援!〜夢を叶える木工教室〜

8月18日(土)午前の部10:00〜 午後の部13:00〜
今年もすみれでは、毎年恒例の木工教室を開催します。『夢を叶える木工教室』では事前に子供達に作りたいモノの設計図を書いてもらい、FAXもしくはメールで送ってもらって実際に倉庫の端材を使って作って見る『2度楽しいモノづくり』を体験して頂きます。「これと言って何を作るか思いつかないなー」という方には、ブックスタンドや小物入れといった題材も用意していますので、安心してご参加下さいね。すみれの若手大工が腕を振るい夢を形にするお手伝いをいたします。作りたいもののスケッチを書いて送ってください。詳細はスタッフにご連絡ください。
定 員:午前の部、午後の部 各回10名
参加費:OG様、お知り合いの方、お取引先さま無料

一般社団法人職人起業塾ボトムアップ式実践型現場マネジメント厚生労働大臣認定研修 受講絶賛申し込み受付中!

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【第13期】職人起業塾@大阪 2018年11月16日開講(募集開始しました)
お問い合わせ、ご質問はこちら→shokunin-kigyoujyuku.com/お申し込み/お問い合わせ/

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建築×UXD=古民家再生?

平成30年8月曇り時々雨

終戦記念日。

今日は1日中お天道様が顔出すことなく、比較的涼しく、過ごしやすい1日でした。お盆も最終日ということで、さすがに今日は一応、平常営業(定休日だった!)のすみれ事務所も出勤者は少なく、電話が鳴ることもほとんどない静かな1日になるかと思いきや、お盆の間中も進めているリフォーム工事の現場があったようで、朝から若衆が出勤してきて、軽トラックに材料を積んでバタバタと現場に出て行ったり、思いのほか問い合わせの電話がかかってきたりと結局いつも通りの日常。私は事務所で電話番をしつつ、犬の散歩以外事務所から出ることなく、息を止めるかの如く集中してデスクワークに励みました。リセットできたとはまだ言えませんが、溜まりに溜まっているタスクが少しずつ片付きつつあります。

業態進化。

昨日は夕方から神戸市役所近くにあるリフォーム事業者向けのsak-sakで有名なクラウドシステム会社の喜多社長に呼ばれて、事務所移転に伴う工事の打ち合わせに行きました。なんでも、デジタルトランスインフォメーションの本格化に伴い、クラウドサービスの企画制作業務からソフトだけではなくハードウェアも含めたウェブ・クラウド活用全般のソリューションを提供するIT企業へと業態を変革するらしく、それに伴い人員も増やし、広くで働きやすい事務所へとステップアップするんです。と力強く言われておられました。よく学ばれている方はやっぱり世の中のゲームチェンジへの流れに敏感です。私も顧客の1人として大いに期待するとともに、益々のご発展を祈りたいと思います。

ジャンルを超える共通の興味。

喜多社長と私とは(年齢は近しいですが、)全く経歴も違いますし畑違いの事業を行っておりますが、以前からなぜか意外と興味の方向というか趣味嗜好が似通っている部分があり、不思議といろんな話で盛り上がります。昨日も、久々に神戸ダービーと言うことで現場打ち合わせの後、一緒に食事に行き、デジタルトランスインフォメーションをはじめとしたIT・デジタル革命の中での変化へ対応せねばならない等のビジネス話をはじめ、滝行やコーチングや昭和時代の名曲?と多岐に渡る話で大いに盛り上がりました。中でも以前からUXデザインに大いに興味を持たれていたらしく、是非とも関西のUXコミュニティーに入りたいと言われており、私が学びを始めて3年目となり、現在研究生として通っている今期のXデザイン学校にも本当は参加したかったとの事でした。UXデザインは既にウェブ関係の仕事、特にユーザインターフェースの設計には不可欠になっているとは言え彼のアグレッシブな学ぶ姿勢には脱帽です。

建築×UXD=?

そんな勉強熱心な喜多社長もUXデザインを建築の実務に落とし込むのにはあまりイメージがつきにくかったようで、「で、高橋社長はUXと建築をどのように結びつけているんですか?」と聞かれました。私の答えは「今までの住宅設計には何か足らないものがあると思ってて、マーケティングの世界で既に常識になっているモノからコトの転換さえまだできていない現状を鑑みると、UXデザインを取り入れるなんてずいぶん現実と乖離しているように感じますが、建築業界だけ取り残されるわけにもいかないと思うんですよね」と言うことで、具体的には建築設計はヒアリングが命と言われますが、ヒアリングの対象である顧客はまだ住んだことのない新しい家での暮らしを理解しているわけもなく、なんとなくのイメージやデザインに引きずられてしまいがち、また、作り手である我々は許認可業でありこともあり、セオリーや経験則に縛られてバイアスがかかりまくった提案をしてしまいがち、家は3回建てて初めて納得できると言われる所以です。

家なんて欲しくない世代。

ユーザー経験を元に、ユーザーがまだ知らない新たな経験を生み出す思想、哲学であるUXデザインでは調査と観察に重点を置いており、インタビューでは顧客は本当のことを語らない、と繰り返し教えられています。調査観察をもとにバイアスのかからない事実に基づいたインサイトを発見し、潜在的な問題解決や願望を満たすサービスデザインを見つけることが肝になります。この数ヶ月、私が社会人になりたての(大手企業の)若者達にインタビューをしてはっきりと認識したのは、家を所有することに対する憧れや願望が全くと言って良い程ないことです。確かに終身雇用制度がなくなり、ダブルワークが当たり前になって働き方、生き方の多様化が進んでいる今の時代、何十年もかけてローンを組み、一つの場所に縛りつけられる住宅の取得は現実的では無いのかもしれません。夢のマイホームを手に入れたい人がいなくなる時代がすぐそこまで迫っており、私たち建築会社は大きな転換を迫られています。

建築請負から体験のサポートへ

UXデザインを学び、建築との関わり合いの研究を始めた私が見出した1つの答えは、車や自転車だけでなく家も所有ではなくシェアされるようになるということで、私たち建築会社は建築請負業からユーザが望む暮らし方や住まい方を大きな費用をかけることなく体験してもらえる場を作る役割へと変化しなくては顧客が居なくなるのでは無いかと感じています。そんな思いもあって現在熱心に取り組んでいるのが丹波での古民家再生プロジェクトで、事業主体はもちろん地元の人たちですが、われわれは建築の専門家として使われてない数多くの空き家、古民家を再生するお手伝いを建築請負ではなく建築専門家として計画段階から関わって、DIYサポートや耐震や断熱といった住宅性能に関わる専門的なアドバイスとエビデンスの提供に徹するようにしています。

(ずっとはキツイけど、)田舎に暮らしてみたいというインサイト。

丹波と言う近い田舎=ちかいなかで自然と触れ合いながら美しいロケーションの中で暮らしてみたいと言う願望は(私にも大いにありますし、)今の若者たちにもありそうですし、実際、何もない海辺のカフェの様な民宿に泊まりに行ったりするのが流行ったり、テレワークの普及で都会に住む意味が薄れているのを見て、日常と非日常の中間くらいの体験を求めている層は一定数は必ずいる、と言うかこれから増えてくるのではないかと感じています。いきなり丹波に移住して田舎暮らしをするのは難しくても、一定期間の体験をして見たいという人は結構いるのではないかと思いますし、実際に「ちかいなか」で暮らして見て初めてその良さに気づく事も少なからず有ると思います。ひょっとしたらそれが限界集落に陥りつつ有る地方都市の地域再生に繋がる可能性もあるのではないかと。

ジビエとクラフトビールと花火のキックオフイベント

そんな田舎暮らしを体験出来るシェア古民家をリノベーションするプロジェクトがそろそろ始まります。賛同者を募るキックオフイベントを丹波の花火大会に合わせて8月26日(日)に開催する予定で、イノシシや鹿のジビエをメインとしたBBQとクラフトビールを楽しみながら、都会から丹波に移住して地元に暮らす人が丹波のちかいなかで体験出来る魅力を紹介したり、シェア古民家の使い方や協賛方法のプレゼンテーション等を行います。締めは目の前でドーンと上がる大迫力の花火、子供たちにも大いに盛り上がってもらいます。気軽に参加出来る古民家再生プロジェクト、まだまだ参加者募集しておりますので、夏の終わりに是非遊びがてら来てください。ひょっとしたらゲームチェンジの手掛かりも見つかるかも知れませんよ!以下にイベントの詳細、転記します!

「古民家から再生プロジェクト」のキックオフパーティーを8/26(日)の15時から開催します。イベントページはこちら→https://www.facebook.com/events/237375223562920/

・再生前の古民家を実際見たり
・古民家周辺を散策したり
・今回のプロジェクトの説明
・どんな関わり方、利用ができるのか
などの質疑応答やディスカッションをしたり

・丹波の野菜とジビエのバーベキューと地酒、地ビール、中岡さんのワインを飲み食いしたり

・その日はちょうどすぐ近くで花火大会があるので間近で花火観賞したりできます。

参加費は大人3900円ですが古民家再生後に使える3000円の割引券を進呈しますので実質900円で参加する事ができます。
お子さんは無料です。

近くに流れるプールやツリーハウスのある森や川遊びできる綺麗な川もありますしご予約頂ければ三心五観でランチもできますので是非ご家族でお越し下さい。http://www.3shin5kan.com/p/blog-page_20.html
をご参照下さい。
電気、水道は使えますので寝袋持参で宿泊してもらってもOKです。
最寄り駅からの送迎もします。

【日時】
2018/8/26(日)15:00~21:00 途中参加途中退席OK

▼大まかなスケジュール▼
15:00~古民家周辺の案内&散策
16:00~プロジェクトの紹介&ディスカッション&質疑応答
18:00~バーベキュー
20:00~花火観賞

【場所】
丹波市春日町下三井473-2
https://goo.gl/maps/jR7hLU29fCk

【参加費】
大人:3900円(3000円の宿泊割引チケット付き)
子供:無料

【お申込】
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【送迎について】
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神戸、大阪方面からですとJR黒井駅14:07着の電車でお越し下さい。

▼高速バスでお越しの方▼
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8月18日(土)午前の部10:00〜 午後の部13:00〜
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「この世界の片隅に」を観るべき理由。

平成30年8月14日 快晴

朝起きの日

火曜日は朝活の日。ですが、今週は今日も明日もはお盆真っ只中ということでお休み。夏休み気分でゆっくり寝ても良かったのですが、やっぱり明け方4時過ぎには自然と目を覚ましてしまいました。超夜型人間だった私も、毎週二回の朝活に通う内に朝起きが習慣になって来た来たのか、それとも、50歳を過ぎたらシニア世代の仲間入りで自然と早起きになってしまうのか?そのジャッジはさておき、朝起きするのは非常に時間を有効に使えるもので、朝活の代わりに一昨日放送分の「西郷どん」と、「オーシャンズ」の録画を観て、本を読んで、筋トレをして、アイドル犬チャックと散歩がてら久しぶりにゴルフの練習に行ってから出社と朝から文武両道にみっちり時間を割くことが出来ました。まさしく朝起きは繁栄の第一歩ですね。(^ ^)

西郷どん盛り上がって来た!

話は変わって、、私、そもそも殆どTVを観ないのですが、司馬遼太郎の「播磨灘物語」が子供の頃から大好きで、どハマりしてた流れで、数年前の黒田官兵衛が取り上げられた時からNHKの大河ドラマを(録画をまとめて)見るようになっており、現在の「西郷どん」は、つい先日まで研修講師として鹿児島に通い続けていたこともあり、現在はほぼ、リアルタイムに近しいペースで観ていまして、只今、大政奉還が目前となり、随分盛り上がっております。そういえば、先週末、天逆鉾を拝みに高千穂峰に登った際にすれ違った現地の登山客と雑談をしている中で「あんた、西郷どん観とるかね?」と質問され、「毎週観てます!」と答えたらそのおじさんは破顔して大層喜んでくれて「そうか、そうか、鹿児島は今、すごい盛り上がっているんじゃよ」と誇らしげに話されてました。やはり、鹿児島を訪れるなら、一般常識として大河ドラマは押さえておかねばいけません。(笑)

もう一つの観るべきTVドラマ。

そんな、あまりTVを観ないと言いつつも、これは!と思う番組は抑える私が、最近熱心に録画を撮ってもらい観ているもう一本のドラマがあります。これも日曜日に放映されている連ドラで「この世界の片隅に」という広島の呉を舞台にした第2次世界大戦の戦中、そして原爆が投下され終戦を迎える時代の物語で、元の作品はこうの史代さん原作の漫画です。戦前、戦中、戦後の呉の街を細やかな、独特の温かみのある描写で描かれており、戦争が単なる暴力であるという真理と共に、世相に翻弄されながらも広い世界の片隅に人が生きており、そこにしかない幸せがあるという哀しく、儚く、そして胸を暖められるような世界観が伝わる名作で、すみれ事務所のプチ図書館「すみれ文庫」にも原作が蔵書されています。名作ですので是非一度手に取ってもらいたいと思います。ちなみに、映画を見た私に感想を書いたブログはこちら→『この世界の片隅に』に思ふ本当のこと。

研修の題材。

改めて、お気に入りの漫画からのアニメ映画からの連続TVドラマをご紹介するのには少し訳があって、それは私が行なっている研修講座の中でずっと「この世界の片隅に」を取り上げていたからです。これまで塾生さん達に「このアニメ映画見た人?」と訊いても誰も挙手してくれなかったのが、ここに来てTVドラマでやってるよね?と言うと多くの方が頷いてくれるようになり、とても喜んでおりまして、もう第5話まで進んでしまいましたが、是非とも多くの方に観てもらいたいと思うからです。ちなみに、主人公のすずさんを演じている 松本穂香さんとその旦那さんの周作役の 松坂桃李さんは原作の雰囲気を遺憾無く発揮されており、演技力もなかなかのものだと感心しておりまして、出来れば原作を読まれてから観ていただければ違う楽しみ方もあるかと思います。

革命の真っ最中。

工務店、リフォーム会社の従業員さんを集めたマーケティング理論を切り口にした「建築現場実務者の業務改革研修」に漫画が原作のアニメ映画がなぜ題材になっているかと言うと、現場実務を考える前に私たちがおかれている環境を良く理解してもらいたいと考え、「ゲームチェンジ」とあらゆる業態がビジネスモデルを見直さねばならないと言われるIT・デジタル革命、IotやAIの急速な進化がもたらす社会の変化についてのレクチャーをしつこいくらいに行うからです。建築業界、住宅業界もこれからは、これまでの延長線上に無い、変化に対応できない会社は普通に淘汰される時代に突入していると言う危機感を認識してもらうようにしています。その中で、いま起こっている革命は大手ポータルが全ての利益を吸い上げる構造になっているのと反面、私たち中小企業にとってはリスクだけではなく、ポジティブに捉えてもいい要素も多分にあり、インバウンドと言われる自分たちの強みや価値を磨き、発信することで見つけてもらいやすくなった事も同時に理解して、行動に移すべきだと訴えています。

想いは伝わる。むしろ伝わりやすくなった。

その例として、漫才師のキンコン西野さんがネットでのコミュニティーを生かしたクラウドファンディングで1万冊売れたらベストセラーと言われる絵本業界で40万冊もの絵本を売った事例や、戦争をテーマにした地味な漫画が地元広島や呉の人たちの応援でこれもクラウドファンディングで資金を集め資金集めに成功し、アニメ化、全国で上映を展開し、今や全国ネットの日曜日のゴールデンタイムにドラマ化されて、日本全国の人の知るところとなったのは紛れもなく時代の大きな変革によるものであり、熱い想いや志は今までとは比べ物にならない程、多くの人に拡散され、共感される時代になったと言う事です。ちなみに、私がチャレンジした兵庫の林業の活性化を通して森を守るべく、街と山をつなぐ施設「ひょうご木づかい王国学校」が運営資金難に陥った時もクラウドファンディングで全国の多くの方からご支援を頂き、なんとか存続することが出来ました。芸能人や有名な作家さんでなくても、私のような一般市民でも想いを語ることで応援者を募り、資金調達することができる社会は少し前まで考えられない世界です。そんな理由で、革命と言われる激動の時代にポジティブに正面から向き合って、「生き残る変化をして行こうぜ!」と檄を飛ばす題材になっているこのドラマ、是非観てください!強くオススメします!

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緊張と弛緩、ヨガとロードバイク。

8月13日快晴

夏のバケーションシーズン真っ只中

世間様はすっかりお盆休みの真っ最中。SNSを覗くと、美味しそうな、そして楽しそうな夏をエンジョイする投稿がいっぱいで、お盆休みと言う存在をすっかり忘れていて私もバカンスのシーズンなんだとようやく気がつきました。お友達の画像を見てバケーション気分味あわせてもらってます。(笑)とは言え、毎年のことですが、私は(すみれも)あまりお盆休みとかあまり関係なく、いつも通りの平常営業。相変わらずお客さんを先に契約に行ったり、会社に戻ってミーティングをしたりとあいも変わらずというか、いつもよりも集中して仕事に励む日常を過ごしています。

整える時間。

ただ、今日は出社を少し遅めにして午前中は最近全くできていないロードバイクのトレーニングがてら、いつものおらが町の国宝、太山寺龍象院で行われているお寺ヨガのクラスに行ってカチカチになった体の筋肉を呼吸を整えながらゆっくりと伸ばすメンテナンスの時間を設けました。先週は月曜日に富士山から降りてきて、土曜日に高千穂峰に登る強行軍で、膝と足に少しダメージが残ったまま重ねての登山となっており、ヨガに行こうと思ったのは筋肉が固まってしまう前にメンテナンスの必要を感じていたからなのですが、その行く前にロードバイクでプチ坂道トレをするという、全く整合性の無い行動になってしまいました。。

リラックスがテーマ。

イチヨガ」と言う大山寺、龍象院で開催されているヨガクラスは私のようなおっさんでも無理なく参加できる少し緩めのヨガ教室で、「無理することなく自分たちができる範囲でポーズを決めたら良いですよ〜」と優しく指導してくれます。そこではお寺のヨガらしくリラックスが大きなキーワードになっており、身体が固い私には超厳しいヨガのポーズを決めるたびに、「シャバーサナ」というリラックスのポーズを挟んで呼吸を整えるタイミングを与えてくれます。固まった筋を伸ばし、筋肉を精一杯緊張させた後に体の隅々まで力を抜いてすべての筋肉を弛緩させるのは非常に気持ちよく、ときには眠りに落ちてしまいそうになることもあるほどです。

緊張と弛緩はセット。

そのヨガのクラスに行くたびに普段忘れがちな「緩めることの大切さ」を思い出させてもらえます。日々「人生と事業は同義語」と365日休むことなく疾走するような毎日を過ごし、体のメンテナンスはおろかゆっくりと落ち着いて物事を考える時間もなかなか取れないでいる自分自身のタイムマネジメントの出来の悪さを思い返し、闇雲に走り続けるだけでは大した成果を手にするには至らず、出光佐三氏が言われた「行動バカ」に陥っているのではないかと冷や汗をかいてしまいます。ガチガチに力が入っているままではゴルフのスイングはぎこちなく、当然ボールも飛ばないし、ストレッチをせずに長距離を走り続けるとすぐに怪我をしてしまう、わかっていることではありますが緊張と弛緩はどう考えてもワンセット、しかし上述のヨガのクラスに行く前にロードバイクでわざわざ坂道を選んで走ってしまう等、全くもって意識的に取り組めていない現状があり、反省することしきりです。

目的と弛緩の関係性。

人生とは生きている時間の総和であり、今の時間こそが人生そのものである。無駄な時間を過ごせば人生は無駄なものになり、有意義な時間を過ごす選択をすれば、人生は価値あるものになる。と言う原理原則を真摯に唱えれば唱えるほど、緩める時間を持つのが難しくなりがちで、スティーブ・ジョブズが毎朝、鏡を見ながら今日、命を失ったとしても悔いないか?と自問自答を繰り返したという逸話に大いに共感した私の場合、ギリギリまで消耗して死んだように眠りこける事はあったとしても、意識して次の日に瞬発力を発揮できる状態を保てるように、体と頭を休ませて緩める時間を持つことが全くできておらず、筋トレやランニングは続けられるけど、ストレッチは苦手と言う偏った志向で、正直、鍛えるのは好き、整えるのは非常に苦手です。しかし、これって少し視座を高めて俯瞰してみると、目的を見失い、手段に固執することにもなりかねないリスクを孕んでいる訳で、パフォーマンを考えるとPC(パフォーマンスキャパビリティー=目標達成能力)はトータルでの状態管理が欠かせません。分かっちゃいるけど、忘れちゃう、出来ていない事だらけですが、定期的な様々な習慣を継続することによって、それらを思い出させてもらえ、偏る過ぎがちな行動の軌道修正を考える時間を持てるのは、非常に助かっています。お寺での緩めのヨガ、整える習慣としては非常にオススメします。(^ ^)

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天之逆鉾に思う一期一会。

平成30年8月11日雨のち曇り時々晴れ

高千穂峰登山

鹿児島県霧島市、国分のホテルで目を覚ますと外はなんと想定外の土砂降り。半年前に第9期生の塾生さん達と一緒に登ろうと盛り上がって決めた高千穂峰への登山の予定でしたが、先週登った富士登山の膝へのダメージの残りと、大阪と鹿児島で二日間合計22時間しゃべり続けたセミナーと研修(と飲み会)で体力を消耗していたこともあり、今回の高千穂峰に登る予定を取りやめようか、と一瞬考えてしまいました。しかし、一度口にした事は潜在意識に植えつけられて、つい履行してしまう「言霊の法則」に則って、「一応、行ってみよ」と高千穂河原のビジターセンターまで様子を見に行ってみたら、山の日にもかかわらず閑散としており、多くの人が高千穂峰登山を見送られたようでした。そうこうしている内に雨は霧雨に変わり、青空が顔を見せる事はありませんでしたが、何とか登れそうな雰囲気になっていました。ここはやっぱり、めったにないチャンスをものにすべきだと(潜在意識に引っ張られ)小雨がパラつく中、登頂にチャレンジしてみました。

天之逆鉾

いざ登ってみると、さすが霧島と言う地名がついているだけあり深い霧が立ち込めて視界は5メートル位で、霧島連山やえびの高原の美しい景色が見れるどころか、ビジターセンターで教えてもらった登山ルートの黄色い目印さえも見えない状態となってしまいましたが、心配した雨も大したことなく、霧雨と時折吹く涼しい風に癒されながら2時間ほどの行程で頂上に辿り着くことができました。以前から一度見てみたかった、「日本三奇」に数えられ、坂本龍馬が抜きかけたとか、本物は伊勢神宮にあるとか、国生み伝説に深く関わっているなど、様々な伝説や伝奇がある天之逆鉾は思いの他小さくて、少しだけ拍子抜けしましたが、それでも何か厳かなものを感じることができました。下山の際には一面に立ち込めた濃い霧も一瞬晴れて、おはちと呼ばれる火口や遠くに広がった霧島の高原を見渡す事も出来て大満足の登山となり、やっぱり、一度決めた事は諦めてはならぬのだと、想いを口にして、潜在意識に刷り込んで行動を起こすことの大切さを再確認した次第です。

 

 

机上の空論を経験に転換。

実は私、現在、高橋克彦作品にハマっている流れで「竜の柩」という小説を読んでおりまして、天孫降臨伝説、国譲り、国生みの物語からインダス文明、メソポタミア文明まで遡っての人類と日本の信仰のルーツを辿る旅を疑似体験している真っ最中です。天孫降臨伝説、天之逆鉾には以前から興味はありましたが、最近はとみに神話の世界の出来事がリアルに現存している高千穂峰に是非とも登って見たいとの想いを強くしておりました。その意味で今回の登山は単なる観光とは違う意味があり非常に感じることが多くありました。昨年の鹿児島での研修後は知覧に立ち寄り、「永遠の0」の小説を読了し映画を観た後に二回目の知覧特攻平和会館を訪れることで以前とは少し違う、過去の悲劇を自分に置き換えての感覚を持って見学することが出来ましたし、今回も伝説の地に実際に足を踏み入れることが出来て、小説の中の疑似体験をシンクロさせることで、更に想像力を膨らませることが出来ました。たかだか山登りではありますが、自分の足でその地に行き、体験し、小説の世界をより深く知ることで、知識が机上の空論では無く自分自身の経験に肉付けされていく感覚があります。

ご縁が世界を広げる。

鹿児島に半年間の研修を二回、足掛け2年間もの期間通い続けることで、それまで全く縁が無かった土地、人々、文化とのご縁を頂き、その土地の方々の想いを聞かせてもらえる事で現地に行かねば知ることが無い様々な学びを頂くことが出来ています。不思議なのは、鹿児島に通っているから関連したことに興味を持つとは意識せず、全く別で様々なところからアプローチを変えて勝手に因果関係のあるような事に出会い、これまで知り得なかった事、関係が無かった世界に足を踏み入れ、それがまた違う人とのご縁を広げてくれたりします。そんな事が仕事にも役立ったりするのですから、人生は本当に分からないものです。この世の中は広く、まだまだ知らない事だらけ。ちょっとした人とのご縁を大切にする事で、思わぬくらい世界が広がったりする事は珍しくなく、常日頃から一度のご縁を生かし、人生の糧にできるように日々の鍛錬を絶やさぬようにしなければと改めて感じた次第。人生一回、一期一会の精神を改めて胸に刻み込もうと感じた天孫降臨伝説の地でした。昨日の職人起業塾の打ち上げではとある経営者さんから、是非とも鹿児島での継続開催を!と強く要望頂いた事もあり、来年またこの地に戻って来れるように精力的な活動を繰り広げていきたいと思います。鹿児島最高!ありがとうございました!

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建築現場から業界を変える胎動。〜第九期職人起業塾卒塾生の声〜

8月10日曇り時々晴れ

二日間で22時間!

昨日は大阪のTOTOショールームで4時間セミナー&懇親会&二次会で合計なんと10時間しゃべりっぱなし、長時間お付き合い頂いた皆様ありがとうございました。そんな余韻を若干残しつつ、今日は伊丹空港から朝1番の飛行機に飛び乗り、第九期職人起業塾@鹿児島の最終講の講師として鹿児島に来ています。昨年に引き続き2回目となる鹿児島での講座もいよいよ今日で終わりお迎え、大きなトラブルも無く、何とか無事にやり切ったと言う充足感と、足掛け2年にわたり通い続けた鹿児島に当分来る事がなくなるのを少し寂しく感じながらも最終回の講座で熱く語り、塾生さん達が作ったアクションプランの検証をしつこい位に厳しく、そして大きな期待を持って行いました。今日は七時間の研修と打ち上げ懇親会、二次会合わせて12時間。二日間続けての長時間喋りまくりは流石に消耗してしまいましたが、卒塾生達の自信と希望に溢れた笑顔に疲れを忘れて最後の鹿児島の夜を楽しみました。

知識は実践で裏打ちすべし!

職人起業塾の半年間にわたる長期間の研修は学んで知識を身に付けるのではなく、それを実践に裏打ちし、知恵として身に付けてもらうまでを目的にしています。素晴らしい理論や概念を学んだところで実務に活かされなければ研修に参加する意味はなく、私の自分自身の経験から、セミナーを受講してもそこでの学びを実務に定着させられた事はごく稀で、うまくいった、セミナーの価値を得られたケースは学びを自分の口でアウトプットして、ビジネスコーチにサポートしてもらった場合が殆どです。その経験則から私が行っている研修は半年間と言う時間をかけて、一人一人に向きあったコーチングセッションを繰り返し、実践、検証、改善を繰り返す時間を設けている為、半年間という長い期間を設ける様にしています。「半ば強制的に?行動した」と言った塾生がいましたがその実践での裏打ちをしないと上っ面を滑る意味の薄い研修になってしまいます。

あっという間の半年間で得たもの。

研修の最後の日、塾生の皆さんに半年間を振り返って感想を聞いてみると、「正直、初めは億劫だったけど、途中から研修が楽しみになってきて、終わってみるとあっという間でした。」という言葉が殆どの塾生から聞かれます。その言葉の裏には、ただ、話を聞くだけではなく、自分自身で目標を立てて実践し、行動した分だけ自分自身に力がついた、周りの自分を見る目が変わったなどの成果を感じて自信を持てる様になった様子が滲み出ており、研修を終えた後の彼ら、彼女らがどれくらい活躍されるかは正直、私の預かり知るところではありませんが、実践を繰り返すことによって得た自信は今後の塾生さん達の人生を大きく変える原動力になる可能性を秘めており、私が出来る範囲内では私自身、納得できるレベルには全員達してもらえる様に出来たのではないか、と感じました。以下に、受講生さん達が書かれた「職人起業塾を受講しての感想」をご紹介します。

「職人起業塾を受講しての感想」

大工職 21歳 男性
受講する前は、面倒だと思っていたが、回数を重ねていくたびに楽しみになってきた。アクティブブレインで自分の可能性に気づくことができ、マーケティングを学ぶことで仕事に対する意識がガラッと変わって、向上心が生まれ、意識的に取り組むことによって作業スピードが向上したり、工程を考えて行動するようになった。これから先どうするかが大切なので、日々アクションプランを立て計画的に物事に取り組むようにしたい。

大工 22歳 男性
職人起業塾を通して今までは大切な作業の責任が大きかったが改めてお客様に喜んでいただくこと、そしてそのことでの喜びの部分を考え直すことができた。マーケティングと聞いた時は少し堅苦しいものなのだろうと言うイメージだった。しかし実際は人間力の部分が大きく、人の心の動かし方だった。自分自身のことを見つめ直す、人生に何度とない良い機会だった。

営業部アフターメンテナンス担当39歳女性
受講する前は、今の気持ちとは逆で自信もなく、何のプランもなく不安でした。が、6ヶ月間アクションプランを立てて実行してきました。結果、記憶力アップには驚き、自分の行動力に頑張ることができました。明日からいよいよスタートです。これからが楽しみです。たくさんの資格取得をし、会社や自分のために頑張りたいと思います。

瓦職人38歳 男性
職人起業塾を受講して今までの仕事への向き合い方を改め、一人ひとりのお客様を生涯顧客にしていくように努力するようになりました。まだまだ活動的にしていかないといけないのですが、自分が受講して学んだことを社員一同で共有し、将来会社を今以上に大きくしていくために、小さなアクションプランを1つずつ増やし、結果として残していきたいと思います。今回、この職人起業塾を受講させていただく機会に恵まれたことに感謝しかありません。これからがスタートなので、上司と共に頑張っていこうと思います。半年間ありがとうございました。

施工管理19歳男性
半年間の研修を受けて私自身が変わることができました。朝の1時間の勉強を今まで続けることができました。まだまだ先が長いので、止めることなくただやるだけではなくどうやるかということを意識してやっていきたいと思います。コミニケーション力、記憶力、マーケティングなど知らないことばかりでしたがこれからの自分のために今回のことを忘れずに頑張っていきたいです。半年間の研修を受けて私自身が変わることができました。朝の1時間の勉強を今まで続けることができました。まだまだ先が長いので、止めることなくただやるだけではなくどうやるかということを意識してやっていきたいと思います。コミニケーション力、記憶力、マーケティングなど知らないことばかりでしたがこれからの自分のために今回のことを忘れずに頑張っていきたいです。

大工 24歳男性
今回、半年間受講させていただきまして、自分や会社を見返すことが多くありました。会社の方向性を再確認して、初心に帰ることができました。そのほか、記憶のやり方、マナーアップ研修をも学ぶことができました。心に残った言葉は、マイナス言葉はもう言わない、一期一会、やればできる等、日ごろから思い返したいです。今回アクションプランでは、一休技能士の勉強、高いレベルでの合格を目指そうと取り組めて、計画や予定の立て方や目標の立て方も学べました。今後、目標立てることが多くあると思うので役に立つと思います。有り難うございました。

大工22歳男性
半年間の講習を通して、自分の意識や行動を大きく変えることができました。自分が立てたアクションプランをこれからも継続していき、顧客の獲得また循環型の顧客システムが形成できるよ、お客様の信頼の獲得のために尽力していきたいと思います。

大工職工事部部長51歳男性
職人起業塾を受講して自分の知らないことを学びました、また人生を成功に導く「20の法則」では毎日口ずさみ仕事をする中で役立てています。仕事も忙しく、段取りが違ってくることがありましたが良い勉強を受講させてもらってありがとうございました。

施工管理 多能工 48歳 男性
職人起業塾を受講し、今まで自分が気づいていないことにたくさん気づかされた。アクティーブレインでは無理と思っていた暗記や陽転思考など驚きと発見があった。仕事の事だけでなく、すべての生活する面において考え方や自分の気づいていない自分の発見がまだあると思った。マーケティングでは、一生顧客の構築についても、お客様の側に立つ自分から始まると言うことに気づいた。たくさんの気づきと驚きがあった。

断熱施工25歳男性
今回職人起業塾を受けて考え方を広げることができました。サーモカメラを使っての検証をして渡すだけでなく、お客さんの不安を取り除くことが大事なことだと思います。実際にアクションプランをしてやることの難しさを体感してやりがいを感じました。これからも実際に検証することを続けることをやり続けたいです。

断熱施工25歳男性
今回半年間受講させていただきまして、自分や会社を見返すことが多く、会社のクレートを再確認して初心に帰ることができました。その他、記憶のやり方や、マナー研修も学ぶことができました。小田先生に習ったマイナス言葉を使わない、一期一会を大切にしていきたいです。今回のアクションプランはまだまだ見直すことがあるので、自社に持ち帰り〇〇のオプション仕様を変えるように努力していきたいです。

研修を通して伝えたかったこと。

研修終了後の打ち上げ懇親会で、塾生さん達の感想を聞いていて、こんなに意識の高い建築実務者が集まって現場で活躍するようになれば、建築業界は根底から変わるのではないかと感じました。私が塾生さん達に伝えたかった、そして実践してもらいたかった、知識習得の習慣、理念の共有、資格取得への意欲、顧客満足への意識、技術の向上、施工品質の重要さ、目標設定とその実行、あり方を見直し自分を律する心。率先垂範型のリーダーシップ。行動を起こし実践すること、検証しブラッシュアップする重要性。等々がそれぞれの立場や役割において十分習得してもらえたと実感し、これからの彼らの活躍を心から願うとともに、建築実務者向けの半年間の座学での研修と言うこれまで建築業界の常識になかった研修に、忙しい中、社員さんを送り出してくださった経営者の皆様に心から感謝することしきりです。ゆっくりではありますが、確実に建築現場からの価値創造を高め、現場実務者の地位向上と顧客満足の最大化、そして工務店の自立循環型経営モデル構築への三方良しのムーブメントへの胎動が始まっていると実感しました。

謝辞。

第九期職人起業塾に参加して下さった塾生の皆様、私の執拗で厳しい指導に嫌気を出す事なく、積極的、主体的、そして前向きに研修にご参加頂きましたこと、感謝申し上げます。研修終了を新たなスタートと位置づけ、皆様の更なるチャレンジとそれに伴う新たな価値創造、皆様自身が価値ある素晴らしい人生を送られる事をを心から祈念いたします。気張ってください。

また、私が提唱する「建築の評価は現場しかなく、建築業におけるマーケティングとは現場実務者の育成とセットである」という技術だけではない教育思想に共感頂き、参画頂いた企業経営者の皆様には改めて厚く御礼を申し上げます。建築業界を根底から変革させ、地域に根ざした工務店がその存在意義を発揮できる社会への改革に今後ともご理解、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

最後に、私を鹿児島に呼び寄せ、繰り返し研修を開催すること、そして研修事業そのものにもフルサポートして下さった株式会社マイライフオオニワの大庭社長には言葉に出来ない程のご恩を頂きました。このご恩とご縁は一生涯忘れる事はありません。本当にお世話になりました。心より感謝申し上げます。本当に有難うございました。今後は、恩返しできる事を模索しつつ、ご共感頂いた職人起業塾の現場改革の取り組みを更に広げることができる様に事業に邁進してまいります。今後とも、お力添えの程、宜しくお願い致します。

心謝。

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学びとは概念と事例との相互変換。

平成30年8月9日曇り

真夏の曇天

神戸は久しぶりに朝から曇天。心なしか涼しくなるかと思いきや、街のいたるところに蓄積した熱はそう簡単に消える筈もなく、いつもの寝起きの筋トレをしたらいつまでも汗が引かずとうとうスーパークールビズの半ズボンのまま朝の朝礼に出てしまいました。(^_^;)
午前中は11月2日にクリナップ社主催の水回り工房情報交換会での講演打ち合わせ、午後からはTOTO大阪ショールームにてセミナーの開催と、暑くてもいつまでも半ズボンでいるわけにはいかず、朝のラジオ体操だけ済ましてとっととシャツに着替えました。早く涼しくなってもらいたいものです。

「概念と事例との相互変換」

今日の大阪でのオープンセミナーは、職人的マーケティング概論の2018年バージョン「ポスト平成の生き残り方」と今期の初めから行なっているものと同じ内容ではありましたが、今日は冒頭に伝える内容を少しだけ新たにしました。それは、忙しい中せっかくセミナーにご参加いただくのですから、少しでも自社に持ち帰り実業のヒントにしてもらいたいと思うからで、学ぶ事の根本的な意味合いを共有させていただきました。それは、職人起業塾の研修でも繰り返しワークを行う「概念と事例との相互変換」で、私がセミナーでお伝えするのは、うまくいった事例等ではなく、あくまでも建築業界で使えそうなマーケティングやマネジメントの概念で、参加者にはその概念を咀嚼して自社の強みと照らし合わせて、自社独自の事例を作っていただきたいと思うからです。

コンセプトに則った戦略

時代の移り変わりとともにユーザのニーズも大きく変化を遂げ続けており、しかもそのスピードが圧倒的な速さに加速つつある今、あらゆる業態でゲームチェンジをしなければ生き残れないと言われています。我々建築業界もその例に漏れず、新しい時代に対応したビジネスモデルを考える大きな転換点に差し掛かっていると考えるべきで、これまでの業界の常識の延長線上には未来は無いと思っています。平成の終わりと共にやってくる激動の時代に備え、人口減少、消費税増税による市場の冷え込み、マーケット縮小に伴う大手による寡占化戦略に打ち勝ち、乗り越えるコンセプト(概念)を明確に持って戦略を立て、行動に移さなければこれからの厳しい時代に生き残りは難しいのではないかと思っています。

事例は使えない、概念は使える。

とはいえ、そんなコンセプトを神戸の片田舎で小さな工務店を営んでいる、中卒で大工上がりの経営者である私ごときが考えたところで、大したアイデアを生み出せる訳もなく、聴いて貰ったところでなんの学びにもならないかもですが、私がこれまで10数年間に渡り学び、実践してきた概念は世界トップクラスのマーケターや世界で最も多く読まれているビジネス書を上梓した経営学の博士が纏められたものであり、その中から工務店やリフォーム事業者の実務に使いやすい、実際に使えた考え方や理論をチョイスして分かりやすくお伝えしています。一言で言うとこれまで建築・住宅業界に馴染みが無かった「マーケティング志向」への転換を誘う、となりますが、すみれではこのコンセプトを活用して7年以上も一切の販売促進、反響営業等をせずに売り上げを上げ続けてきました。セミナー参加者にその方法論を話しても事業モデルが違うので全く意味はありませんが、概念化した理論、考え方は大いに参考にしてもらえると思うのです。

概念を実践で裏打ちすれば知恵となる。

例えば、ジェイ・エイブラハムの「卓越の戦略」を学び、顧客のLTV(顧客生涯価値)を全て引き受ける事が出来れば、リピートビジネスで安定的な売り上げを上げ続ける様になる。と言う概念を身に付ける事が出来れば、その考え方に沿った行動を行える様になります。すみれではその入口として現場で顧客の評価を得られるように、自社の社員大工を育て、社内研修を行い、担当大工が現場で顧客とコミュニケーションを取りながら工事を進めるようにしており、顧客から頼られる様に工事終了後は社員大工が年に一度はお客様宅を訪問して工事の不具合だけではなく、1時間程度で終わる修繕工事は全て無料で行なっています。卓越の戦略のすみれバージョンと言ったところで、この取り組みを何年も繰り返しながら修正やブラッシュアップを続けてきた事で、社内での顧客との向き合い方、信頼を得る力が変わってきた様に思います。

概念は幾らでも応用が効く。

私達がその様な仕組みで成果を上げていると、事例を紹介したところで、職人を雇用していない企業には同じシステムを採用する事は出来ませんが、「顧客にとって卓越した存在になる」と言うコンセプトに沿ったアクションプランは他に幾らでも考えられます。マーケティング志向への転換は目先の損得だけに囚われる事なく、中長期の視点を持つこと、顧客へニーズを超えたバリューを与えること、強い信頼関係を構築すること、と徹底的に顧客視点に立つという概念(に基づいた習慣)を事業所の全員が身につける事で、現状行なっているあらゆる業務を見直し、その精度や方法を改善し、レベルを上げて、一見、同じ様に見えるビジネスモデルを根底から大きく変容させ、顧客との関係性を圧倒的に変えるキッカケになるはずで、この変容こそがマーケティングを学ぶ意味になると思っています。本日のセミナーにご参加頂いた方の頭の片隅に、「不易流行」「一期一会」「三方良し」の3つの概念が残り、実務に生かしていただければ幸いです。

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