

神戸と台湾で建築会社を営みながら、私塾「職人起業塾」の活動を通してモノづくりの担い手を子供の憧れの職業にすることを目指す高橋剛志の挑戦。
JUGEMテーマ:住宅
昨日はマーケティング部の定例会議がありました
すみれのマーケティングとはいかに顧客から信用を得るか、その手段だということを常日頃言っております。
私たちすみれが掲げている理念は『建築業通して地域社会に貢献する』ということです
その理念を実現するために事業を行っているということになりますので、具体的な取り組みそのものもしっかりとそこに向き合わなければ意味がありません。
実際にそれができているかを検証する、またそれをどう具体的に行うか、それを考えるのがマーケティング部の仕事です
かれこれ5年ほど前からすみれでは一度でも工事をさせていただいたお客様、全員に対する無料巡回メンテナンスサービスを行っています。
工事をさせていただいたその後はどうでしょうか?
『気にはなってたけどわざわざ来てもらうほどでもないんだよね。』
というようなことを社員大工のスタッフがお伺いした時に聞いて手直しの工事をしたり、細かな調整をさせていただいたりしています。
はじめのうちは、アポも無しに地域ごとに廻って行くということもあり、売り込みに来たのかとずいぶん間違えられたりしていました。
そこで私たちはもう一歩踏み込んで、こちらから積極的にお客様の暮らしの安心安全に関してのサービスを進めることにしました、それは住宅の健康診断、定期検診です。
予防医学という考え方があります。
この考え方自体は古くからありますが、何にも健康に問題がないときの医学ということでこれまでなかなか一般的に普及してきませんでしたが、ここ最近になってずいぶん普段から健康を意識する機運が高まって来て広く認知されるようになってきました。
住宅を美しく快適に長持ちさせるには日頃からのこまめなメンテナンスが欠かせません。
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昨日の昼からは外堀通りにある市谷にてオールアースパートナー会に出席してました。
オールアースパートナーとは電磁波の負荷を軽減させた住宅の普及に取り組む会社の集まりです。
まだまだ一般的には認知されてない、住宅における電磁への対策に真摯に取り組む会社というのは同じ価値観を共有する数少ない仲間ということで、電磁波対策にまつわる最新の情報の入手や知識の習得もですが、その仲間との交流を通して活動の事例などを共有させて頂く貴重な機会でもあります。
浅草、雷門に来ています。
平日の午前中だというのに凄い人でごった返す仲見世を一人で歩いて、あまりの人の多さに田舎者らしくびっくりしています。(笑)
一人っきりで浅草寺参り、
モチロン観光に来た訳ではなく、大江戸通りを少し北に行ったところにあるビルの改修工事の現場調査に来たついで、あまりにも近かったので一応、お参りに立ち寄ってみました。
1年半ぶりの浅草となるのですが、前回来たのは(最後となったままの)家族3人での家族旅行でした。
たまには娘のリクエストを聞いて彼女の行きたい場所に行こう、ということになり、意見を聞いてみると、東京旅行ということで、、
原宿と秋葉原、おまけは東京ディズニーランド、メインはAKB48劇場見物というオッサンにはなかなかタフな旅行となりました。(苦笑)
ま、喜んでくれればいいか、という事でそのままの流れで冬休みの終わりにくることになったのでした。
景色は記憶を呼び起こし、その時の感情までも一緒に甦らせるものですね。
一人で仲見世を歩きながらその時のことを思い出しました。
初めてと言ってもいい娘のリクエスト丸のみの家族旅行。
彼女にはしゃいでもらって、それを見る私たちも楽しい気分になるはずでしたし、確かにそうならなかった訳ではありません。
しかし、旅行に出発するたった三日前に、ずいぶん可愛がって頂いてお世話になっていたメンターとも言える先輩経営者が急逝して、私はそのあまりの突然の死を受け入れることが出来ないまま、深い失意に陥っていた状態でした。
とてもじゃないけど、楽しめるような状態ではありませんでした。
しかし、ずいぶん前から約束をして、計画を立ててきた家族との旅行を取りやめることも私には出来ず、中途半端な気持ちを引きずったままこの雷門をくぐったのでした。
それでも、その旅行はそれなりに楽しい時間でもあり、今ではいい思い出になったとも思っています。
ただ、今回一人でその場所を歩いてみて、楽しかった思い出と同時に、その時に感じていた身体の中に鉛の塊があるような重たい感情を同時に思い出すという体験をして、人の記憶の残酷さのようなものを知ったのです。
というか、結局、楽しいことも苦しいことも、嬉しいことも悲しいことも全て一体となってその全てが合わさって人生を織りなしていくのだということを改めて認識しました。
森羅万象すべからず表裏一体、陰陽同源。
昨夜遅くに伺ったクライアント先でまだうら若い店長が壁面に大きく書いていた文字。
そして、全てを受け入れる。
そんな気持ちを持つことの重要さを示唆されている様な気がした浅草参りとなりました。
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今の自分が最高の自分かどうかは別として、とりあえず今までで1番経長い時間を生きて来て、経験値をたくさん持っている自分であることは間違いありません。
今日は家づくりの基礎講座セミナーの日でした。
私が提唱している家づくりで気をつけたいことの4つのうちの1つ、資金計画についてです。
先行き不安定な、現在の日本の経済状況を直視して見えにくくなっている(というか金融機関では説明を受けることが無い)リスクを知っていてもらいたい、という事です。
それは返済の逆ざやについて。
住宅ローンの仕組みをよくご理解いただいた方には簡単なことなのですが、一般的にはほとんど認知されていない問題です。
具体的に説明してみると、、
たとえば月8万円返済変動金利で住宅ローンを組んだとします。
まもなく金利が上がりだして1年間で2%程度上がったとします。
ローンシュミレーションソフトで計算すると月々の支払いは12万を超えるようになります。
しかし家計を考えて返済計画を立て、月8万円で住宅ローンを組み立てている家庭が5割増の金額を簡単に払えるわけかがありません。
実際はどうなるかというと、
銀行による半年に1回の支払い金額の見直しにより20%ずつ増額しての支払いとなってきます。
こうなると金利の上昇分に住宅ローンの支払いの上積みが追いついていかないことになり、差額が発生します。
いわゆる、支払っても支払っても返済が進まないという蟻地獄状態となるわけです。
たしかに、ありえない超低金利のこの時代のメリットを十分に受けられるのはいいと思います。
しかし自分の人生を大きく狂わすかもしれないようなこんなリスクを知らずして銀行や不動産屋さんに勧められるままに住宅ローンの契約をしてしまっていいのでしょうか。
メリットを享受するからにはデメリットも良く理解して、いざという時に備えておかねばならないと思うのです。
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