この土地を買っても大丈夫? #結果は準備に由来する

令和2年12月8日晴れ

師走

火曜日は朝活の日。今日も夜明け前から神戸市倫理法人会のモーニングセミナー会場。ポートアイランドへと車を走らせました。12月も2週目に入り、今年もいよいよ押し迫ってきて何かと忙しくなる時期に差し掛かりました。モーニングセミナーの後は西へと車を走らせて、新築を計画されているお客様が購入を決められた土地の再調査に向かいました。昼からも以前から土地を探されている方から土地の購入を決めようと思うとのメールをいただいて、土地の調査に向かいました。さすがに12月、いよいよ師走っぽい感じになってきました。

建築会社の不動産サポート

私たちつむぎ建築舎は、不動産の免許を取得しておらず、事業としての不動産仲介は行っておりませんが、建築と不動産は切っても切れない関係にあり、土地探しのお手伝いも積極的に行っています。不動産取引の実務は提携している不動産会社さんを紹介して取引をしてもらうのですが、お客様にしてみると土地を買うこと自体は目的ではなく、そこに家を建てて快適な暮らしを送る事が目指す先なので、土地購入後にどのような家が建つか、表面的に現れていない土地購入後の建築ににまつわる費用を算出したり、冬の日射取得による暖房にかかるランニングコストの試算等の提言等をアドバイスするようにしています。

土地の購入は早い者勝ち

本来の原則論から言うと、家を建てるために土地を購入するのなら、そこにどんな家が建つのか、細かくシュミレーションをしてエクステリア等を含めた総予算も住宅の性能からはじき出されるランニングコストも全てつまびらかになってから土地を購入する判断をするのが当然のように思います。しかし、残念ながら不動産取引の世界では、買い付け証明書を出したらすぐに契約日を設定し、手付金を支払うのが慣習になっており、じっくりと建築計画を練り上げてから判断する時間的余裕はありません。土地は常に一点モノであり、早い者勝ち。全く同じものは世界に存在しないからなのかもしれませんが、とにかく急いで抑える必要があると言うことになってます。

不動産市場の現状

日本の人口のピークはとうにすぎて、すでに少子高齢化のあおりを受けて住宅も土地もあまり始めています。10年後には日本にある住宅の3分の1が住む人がいない空き家になると言う統計も出されており、需要と供給のバランスで価格が決まる市場の原理から考えると、これから地価の暴落が始まると言う予想もあながち間違いでは無いように思います。ただ、それは全国おしなべて均一になるのではなく、都市部での地価の高騰が続き、その分地方の空洞化が激しくなりつつあり、神戸市でも、中心部と周辺部では顕著にその差が表れようとしています。現状では、コロナによるステイホームの影響か、意外に神戸市内の土地は品薄になっており、人気のエリアではちょっとした争奪戦が繰り広げられています。

待ったなしの不動産取引の準備

そんな中、土地を探して家を建てようと計画されている方たちは、なかなか思うような土地に巡り会えず、せっせと家づくりの情報収集をして、夢を膨らましているにも関わらず一向に計画が前に進まないなんてことが散見される状態です。そんな時にやっと見つけた候補地に対して急いで買付証明を出してしまいたくなる気持ちは充分わかります。ただ、上述したように一度土地を買う意思を表明すると、思いのほかとんとん拍子に話が進み、じっくり腰を落ち着けて考える時間も取れないまま、あっという間に売買契約の締結になってしまいます。その限られた時間内で、建築計画のシミュレーションを行うには、土地を決めてしまう前から詳細なイメージを形にしていく必要があると私は思っていて、土地が決まってないお客様に対しても仮の土地でバーチャルプランを作るお手伝いをしています。

成果は状態(準備)に由来する。

ここ近年の注文建築を行っている工務店の間では、土地も決まっていないのにプランを作るようなことはしないのが風潮としてあるような気がしていますが、事前の準備をしておかないと気になる土地が出てきたときに判断が間に合わない、もしくは杜撰な計画や試算になるような気がしてなりません。コロナになって世の中の価値観が逆転したと言われますが、無駄だと思えることこそ価値がある時代になってきたのではないか、なんて思っています。そんなこんなで、家を建てたいけどまだ土地が決まらない、見つけられないと言われる方は是非とも一度私たちつむぎ建築舎にご相談をいただければと思います。2〜3回の面談で新しい家(暮らし)に対する思考の整理とそれをカタチにする準備をしているだけで、希望の土地が見つかったときに、慌てずに冷静に判断をできるようになると思いますし、そうすることが、後々後悔しない納得の家づくりにつながると思うのです。土地が決まらない前に、契約する様な事はしませんのでご安心ください。(笑)


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いい街を継ぐとはいい人を継ぐこと。#丹波古民家再生プロジェクト

令和2年12月7日 晴れ

良い街を継ぐ活動

神戸は今日もいい天気、師走とは思えない暖かい日が続きます。昨日の日曜日は、久しぶりとなる丹波に出向き、空き家対策プロジェクトの流れでご依頼いただいた家屋の解体工事の現場確認と、足掛け2年取り組んでいる古民家再生プロジェクトのワークショップでした。この2つのプロジェクトの両方とも、私はコアメンバーとして運営側の立場にいるのですが、どちらも多くの人が興味を持って積極的に関わりを持ってくださいます。というか、両方とも良い街を次世代に継ぎたいと言う思いの部分が共通しており、人類が経験したことがないと言われる人口減少による様々な問題に対する危機感を持っておられる方が多いのかもしれません。

丹波竜の里

昨日、山南町の現場調査に行く道すがら、絶好のドライブ日和のいい天気と、丹波市の紅葉を見て、気分よく車を走らせていると、「丹波竜の里」なる看板が目に入り、つい立ち寄ってしまいました。そういえば、と思い出したのは子供の頃、丹波の山あいで恐竜の化石が見つかった、世紀の大発見だとと大騒ぎしていた頃があったこと。その恐竜は丹波竜と名付けられ、その丹波の里には化石から復元された立派な恐竜が復元されてありました。兵庫県の山間部は古代遺跡も多く発掘されており、悠久の歴史とロマンを掻き立てられるなかなか面白いところです。

空き家対策と古民家再生

空き家の解体現場の確認を終えて向かった古民家再生プロジェクトのほうは、年末も近くなってきたと言うことで大掃除と少しずつ進めている大広間の仕舞いの作業を行いました。今回は、近畿大学の建築学科に通う学生さんや、自ら空き家を購入してDIYを行っているセミプロのDIYerも参加してくれて、ワイワイと楽しく作業を進めることができました。2人とも先週、キックオフイベントを行った空き家対策プロジェクトチームの取り組みに興味を示して参加してくれた流れで、今日のワークショップにもお誘いしたのですが、古民家の再生に大いに興味を持たれていたようで非常に喜んでくれていたように思います。

サードビジネスと田舎暮らし

作業終えた夕方からは、イノシシの骨で出汁を取った鍋を囲んでの懇親会、初参加の方の自己紹介から始まり、様々な話題で大いに盛り上がりました。古民家再生プロジェクトのDIYイベントに参加される方は(特にコアメンバーは)非常に面白い方が多く、勉強になる話もたくさん聞くことができます。イベントには実際の現場でDIYの技術を学びたいと参加される方も多いですが、実際こられてみると多彩なメンバーとの交流の方に大きな価値を感じられるようです。昨日もわざわざ東京からサードビジネスの研究をされている清水さんが参加され、行き詰まり、閉塞感が漂い始めた資本主義の次に来るであろうと言われている自立循環型社会の価値観と、限界集落になりつつある地方の村落の活性化には深い親和性があり、新しい働き方、新しい生き方をここで学べることができると熱く語ってくださいました。大学生の女の子がとても興味深そうに聞いておられたのは非常に印象的でした。

地方都市に生きる

初めて参加してくれた近大1回生の建築女子を見ていて、大学で建築を学ぶ学生が地域や社会の課題を解決しようと取り組む面白い大人たちに混じって活動をされるのは凄いことだなぁと感心しながら一緒に作業をしたり、食事をしたりしておりました。彼女は私が参加する朝活BNIのメンバーの娘さんなのですが、決してお父さんに引っ張ってこられたわけではなく、自らの意思で積極的に参加されました。その理由を聞いてみると、彼女の出身地、兵庫県の北部に位置する出石町は、歴史的建造物が多く保護地域に指定されているらしく、住宅を建て替えることが禁止されている地域でその町並みの保全と老朽化して住みにくくなった住宅をどうするか、と言う難しい問題を解決したいと考えて建築を学ぶことを志したとの事でした。ほんとに地元が好きで、卒業後は地元に戻りたいと言う彼女の熱い言葉におっちゃんは密かに感動してしまいました。

いい街を継ぐ

私たちが今年から、事業内容を刷新し株式会社四方継と言う社名に変更したのは、私たちの事業の目的を明確にし、常にその目的に向かっていった活動を出来るようにしたいとの私の強い想いが反映されています。その根底には自分たちだけが良ければ良いのではなく、事業を通して少しでも地域に貢献したいとの想いがあります。その大きな目的の一つが、いい街を継ぐこと。元々建築屋なので、建物の保全やメンテナンス、町の景観に配慮した高い性能の住宅を提供することで、少しでも町並みを良くして安心できる街を子供達に残したいと思っておりますが、20名弱のメンバーで運営している小さな会社で出来ることはたかが知れています。しかし、事業と少し離れて、地域貢献に繋がる活動をする事で、今回参加してくれた学生さんの様に志を持って地域を良くしたいと思っている人に実践の場を提供できたりもします。いい街を継ぐとはいい人を継ぐことに他ならないと改めて感じた丹波の夜でした。ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。


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曖昧な世界を生きる。#ノーショー問題発生

令和2年12月5日晴れ

師走。

冬っぽくないきれいな青空が広がる良い天気の週末になりました。このところ、新築やリノベーションの相談が増えており、土日の面談の予定がぎっしりと詰まってしまっており、今日も朝から夜まで分刻みのスケジュールをこなしました。午前中、わざわざ関東から神戸市の西の果てにある弊社まで研修事業の手伝いをしたいと訪問された若者ともあまり時間が取れず、1時間の面談の後、時間が足らないと、ヘビーローテーションで通いつめている近所のラーメン屋さん、麺屋貝原さんにお連れして、ランチをとりながら話し込みました。絶品の貝出汁の塩ラーメンを食べ終わってふと時計を見ると既に1時前になっており、1時の約束に間に合わないと走って事務所に戻る慌ただしさでした。まさに師走です。(笑)

ノーショー問題。

そんな感じで、何とか時間をやりくりして予定をこなしているにもかかわらず、なんと!1時に来社予定だったお客さんは、ノーショー(連絡も無くキャンセル)で来られないと言う珍しい出来事がありました。私にとって来社予定でアポイントメントを切っているお客さんが連絡もなく来られなかった事は今まであまり記憶がないくらいに珍しいことで、何かあったのかと少し心配になりましたが、その方は誰かの紹介とかではなく、ホームページを見ての問い合わせで、電話で話した際もあちこちに電話をしておられた雰囲気もあり、きっと忘れてしまわれたんだろうなと思ったのと、連絡したところで後の予定が詰まっていたこともあり、今日のところは私の方から連絡を取るのは控えておきました。

前提条件は疑わしい。

ひと昔の私なら、約束をしておいて何の連絡もないまま、すっぽかすなんてなんて非常識な!と憤慨していたと思います。しかし、今年になって私が手にしたパラダイムシフトでの1番大きいな気づきは、前提条件は疑わしい。と言うことで、約束を守らない事はさておき、物忘れをしてしまうこと自体はそんなに悪いことでは無いのではないか?と今まで持っていた常識を疑ってみました。実際、私も(何かと)失念してしまう事がないわけではないし、来社予定だったお客さんが予定をすっかり忘れてしまっていても、程度の差が違うだけで、五十歩百歩、私の物忘れと大して変わりはありません。

忘却力。

「忘却はよりよき前進を生む。」とのニーチェの言葉は有名ですが、忘却は人間が生きていく上での知恵であるとも言われます。人は誰しも忘れることで精神を保っている部分が少なからずあると思うのです。逆から考えると、人はやりたくないことを、意識してか意識せずかは別として、忘れるようにできているとも考えられます。生きていると忘れてしまった方が幸せな事はたくさんあるし、そもそも全てを覚え続けていることなどあり得ません。自分自身を鑑みても、辛かったこと、悲しかったことをもし全て覚えていたら、多分発狂して生きていることから逃げ出てしまうと自信を持って言うことができます。

価値がないから忘れられる。

そんなふうに考えれば、忘れてしまう事は別段悪いことではなく、致し方がないことと捉えることもできます。ただ、私がこれまで歩んできた人生とは記憶であり、記憶を全て喪失してしまうと、自分の人生自体の意味も価値も失ってしまうのもまた事実だと思うのです。今日の、約束をすっぽかされると言う、なかなか体験することがない珍しい体験に対して感じたのは、忘れてしまうこと自体は悪いことではなく、忘れられる程度の意味や価値しか感じてもらえなかった私に問題があるのだと思ったのです。その人は本当はそもそも来社して私の話を聞きたかったわけでもなく、なんとなく電話してみたら私が来ませんかと言うもんだから、つい(その気もないのに)私の言葉に乗っかってしまっただけでは無いのかと思うのです。

守られない約束。

そういえば、と思い当たったのは、スタッフと(細々としたことで)約束をしたはずが、守られないことが少なからずあることです。「また忘れとるやないか」と怒ったり、詰ったりしてきましたが、そもそもやりたいと思っていないような約束を、無理矢理取り付けられても人は忘れてしまうもので、忘れたことが悪いのではなく、ちゃんと合意形成をしていないにもかかわらず、押し込むように約束を取り付ける私のほうに大きな問題があったのだと今更ながら気づかされました。深く思い返せば、私の中に約束を取り付けてしまえばこちらのもの、みたいなパワーゲーム的な考え方が根底にあったのかもしれません。冷静に考えれば、それは忘れられても仕方がない。となります。

曖昧な世界を生きる。

最近になって私に起こったパラダイムシフトは理論や理屈では何も変わらないと言う、今までの思考を全くひっくり返さなければならないものでした。それは、言い方を変えればすべての前提条件を疑い、見直す必要があると言うことになり、今まで私が長年積み重ねてきたものがガラガラと音を立てて崩れ去るような衝撃的な出来事でした。しかし、同時に理論上、うまくいくはずのものがうまくいかない、理由がわからず曖昧だったものの答えが見えてきた瞬間でもありました。平成の終わりから、令和はVUCA化(不透明、不安定、曖昧、複雑)な時代になると言われてきましたが、その時代に対する向き合い方がようやくわかりかけてきた気がします。この調子でめんどくさい世の中を楽しめるようにしたいと思います。


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簡単な事は深く掘り、複雑な事は単純に。 #空き家対策プロジェクトチーム発進! 

令和2年12月4日 快晴

大工デザインの寿司屋さん

いい天気の日が続きます。今日は久しぶりに三宮で改装工事中のお寿司屋さんの現場に顔を出して、現場責任者の大ちゃんにあれこれ口出し、ではなくアドバイスをしてあげました。寿司こそが日本の食文化の集大成であり、フレンチやイタリアンなどの高級フルコースなんかよりも格段に文化的価値が高いと思い込んでいる寿司好きオッサンの私としては、自社施工物件のお寿司屋さんが三宮の中心地、北野坂に出来るのは非常に楽しみで、とにかくカッコいい店にしてくれと店舗デザイン担当も兼ねている大工の大ちゃんに頼んでいます。もちろん、実行予算内ですが。(笑)

空き家対策プロジェクトチームキックオフ!

店舗工事の現場の後は、このところ気に入って会合で良く使っているハーバーランドにある元ホテルニューオータニ、現在はザ・マーカススクエアにて、新たに設立する任意団体、空き家対策プロジェクトチームのキックオフ会議でした。この新たな取り組みは、BNIで一緒に活動している弁護士の遠藤先生の「街の美観を損ね、経済を停滞させ、地域住民の危険に種になる空き家を積極的に取り組んで何とかしなければならない!」との熱い志に共感し、同志を募った事で誕生したこれまでにない新しいプロジェクトチームで、弁護士、建設業以外にも司法書士、保険業、不用品、廃材処分、税理士、リフォーム会社、不動産業と空き家対策に必要な全ての業種が一堂に会し、連携をとりながらそれぞれの専門分野の強みを生かし、迅速に問題解決に向けたアクションを遅滞なく進める仕組みを作り上げます。

深刻化する空き家問題

実際に私たちも、少し前にお客様から、強風が吹くと隣の空き家の瓦が落ちてきて非常に危ないので何とかならないか?と相談を受けましたし、広島の刑務所からの脱走囚が、瀬戸内海の島の空き家を渡り歩いて暮らしていたと言う報道もあったり、誰も住んでいない家から不審火が起こって火事になることも少なからずあるようです。大体、人が住まないと建物ばどんどん朽ち果てていくもので、長年放置された空き家は、雨水が侵入し、シロアリが食い荒らし、台風や地震の際に倒壊する危険も歳月とともに高まります。全国的に見れば、10年後には全体の3分の1が空き家になると言う統計も出ており、このまま放置して問題を先送りする時ではなくなっているのは明らかです。

深刻化する理由。

この空き家問題、どんどん深刻化している理由は、必要なくなった家を解体処分するにも、売却するにも、一筋縄ではいけない複雑な問題が絡み合っていることが多く、しかもその問題は案件によってバラバラです。近隣の人が長年空き家になっているのを気にかけて、自分の街を守るために、どこかに相談して解決しようと思っても、自治体でも、弁護士でも、不動産業でも、建築会社でも、司法書士でも、それぞれ単体で問題解決することができず、様々な専門家間で横断的に問題解決を図らなければ一向に前に進まないのです。それならばいっそ、すべての専門家が揃っているワンストップサービスの窓口を作って、情報を共有しながら適材適所の人員が活躍し、一体となって問題と月に住めるような仕組みを作ったらどうか、というのが今回のプロジェクトの基本的な考え方です。

複雑な事は単純に

無いんだったら作ったらいいじゃん、と言う感じの単純で短絡的な思考に寄り掛かって発足したように見えるかもしれませんが、大体世の中の真理は、すべからず表裏一体であり、複雑な事は単純に、単純な事は深掘りして丁寧に考えてみるのが本来あるべき姿だと私は思っています。神戸の街をきれいな街並みにしたい、そこに住まう人の不安を解消したい、負の遺産になってしまっている嫌われ者の土地をもう一度価値あるものとして復活させたい、そんな熱い思いを持ったメンバーが集まった空き家対策プロジェクトチームはひょっとしたら、大きなムーブメントを巻き起こす可能性もあると思っています。今日のキックオフイベントはたった12人でのスタートでしたが、今後はどんどん同じ志を持つ仲間を増やしていきたいと思っており、随時メンバー絶賛募集中です。気になるなと思われる事は気軽に高橋までご連絡お願いします。一緒に神戸の街をいい街にしませんか?


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「四方良し」と自由 #自由を我らに!

令和2年12月3日晴れ

目的と役割と責任。

神戸では雲1つない気持ちの良い青空が毎朝続き、お天道様のおかげで日中も暖かい日がこのところの毎日。12月と言うともっと寒いイメージですが、気温は15度近くまで上がり、雪が降るような気配は微塵もなく、3月になれば春が来ると考えるとずいぶんと冬の期間は短くなったものだと思います。気候変動の大きな変化は気づかないうちにじわじわと忍び寄っているようです。そんな師走の月初、私といえば毎年恒例の年末の個人面談マラソン絶賛開催中でして、スタッフ一人ひとりに向き合って、我々が目指す世界、皆がいいねーと言って暮らせる、四方良しの実現に向けて、目的の確認と、そこに向かって役割と責任をしっかりと全うしてほしいと丁寧に説明を繰り返しています。大事なのはやり方より在り方です。

良しとは「自由」

私達、株式会社四方継は「四方良しの世界の実現」を理念に掲げており、その為に必要だと思う事を事業として取り組んでいます。「良し」とは状態を表す言葉の一つで、楽しい、嬉しい、健康、快適、ストレスフリー、未来への希望に溢れる等々、心身、物心共に豊かな状態の総称だと認識しています。そして、(私個人的には)その根本にあるのは自由への憧れだと思っていて、束縛、強制されない、自分自身の意思に従って生きる、人間の尊厳を守れる事が大前提にあるのではないかと思います。私が大工になったのは、手に職をつけて、個人的なブランドというのは大げさですが、付加価値を持つ事で働きたい時に働いて、遊びたい時に遊べる様になれると思ったからで、人に縛られない、自由な生き方が出来るのではないか、と思ったからです。

freedom」と「liberty

人間的欲望の本質は自由である」そう言ったのは、19世紀ドイツの哲学者G.W.F.ヘーゲル。そんな視点を持ちながらWikipediaで「自由」を引いてみると、「英語の「Freedom フリーダム」と「Liberty リバティ」は、ともに自由と訳される。(中略)両者の共通点は、現在的意味合いの自由とは異なる意味で用いられた点である。英語「freedom」と「liberty」の用法にも残っているが、近世までは特権を意味する語であった。民衆の持ちえない権利を有している状態が「freedom」または「liberty」であった。」とあり、決して、何もしなくても誰にでも簡単に手に入るものではなく、積極的に手に入れる努力が必要だった事に気付かされます。近世になって、日本国憲法で国民の権利としての自由が定められ守られており、あたかも誰もが自由を手にして当然のような風潮がありますが、実際はそんな事はなく、私は自由です。と声高らかに言える人が一体どれだけいるでしょうか?

そこにある自由。

自由=人間の尊厳であり、守られるべきもの、守るべきものです。日本国憲法12条は、「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。」と規定しています。ちなみに、日本国憲法には以下のような3つの自由権が謳われています。精神的自由(思想・良心、信教、学問、集会、結社、表現)経済的自由(居住移転、職業選択、外国移住・国籍離脱身)人身の自由(奴隷的拘束・苦役、令状なき不当な勾留など、正当な法的手続を踏まない不当な拘束からの自由、勾留拘束に当たっての法定手続の保障)で、これらの自由はどちらかというとアクティブに掴み取りに行くというよりも、パッシブな受け取る自由であり、干渉されない自由と言っても良いかも知れません。言わばある意味自由なんだけど、それを良い事、近代国家になる前の人たちが思い焦がれ、命をかけて欲した素晴らしい事として感じる訳ではなく、安穏としたそこにあった当たり前として享受しているように思えてなりません。

四方良しと自由。

話を戻して、、私は四方良しの状態とは皆が皆、自由を手にしている実感を感じる世界にしたいと思います。ここで言う自由は英語で言うところの「freedom」と「liberty」の複合であり、単なる自由と言うよりも、あらゆる事に対して自分の信じる価値観で選択の自由を行使できる、勝手、気ままに気持ちよく生きられるようになればいいなと思っています。もちろん、私も含めてです。ただ、「自由はまた他者の自由とも衝突する。他者の自由を尊重せず勝手な振る舞いをしてはならない」というJ.S.ミルによる『自由論』、そして、日本国憲法に「自由権の濫用はしてはならない(憲法12条)」と定められている通り、自分だけが良ければいい、などと言う幼稚な考えに陥る事なく、他者を慮り、他者貢献を自分の喜びであり、権利だと主張して行動できるくらいのアクティブな自由の世界を作りたいと思っています。それは結局、若かりし頃に私が感じ、目指した「卓越した技術を持った大工」の様なパーソナルブランドをそれぞれが身につける事、個としての人間を認め、認められる様になる事ではないかと思うのです。自由を我らに!(笑)


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今こそ、感性は力。#パラダイムシフトの時代

令和2年12月2日快晴

超夜型人間の朝活

水曜日は朝活の日、今日も夜明け前から起き出してみっちり2時間BNIビジネスミーティングに参加しました。この時期の早朝6時半と言うと外はまだ真っ暗で、かすかに朝日が昇ってくる東の方向が赤く染まり始める位の時間、夏の早朝も気持ちが良くて好きですが、冬の凛とした空気感が漂う夜明け前の時間も(3年も朝活を続けていると)すっかり好きになりました。私はそもそも超夜型人間で、朝起きるのが苦痛だと思っていた一昔前から比べると、今ではすっかり朝起きに対してポジティブな印象を持っており、まるで天地がゆっくり返った位の大きな違いです。人は環境に合わせる生き物だと言いますが、まさにそうだと体感しています。

53歳のパラダイムシフト

天地がひっくり返る位の意識の転換のことをパラダイムシフトと言います。スティーブン・R・コヴィー博士の「7つの習慣」にある女性の様に見える絵が実は老婆を描いた絵であるというのは有名で、見方や解釈で世界は全く違う事実になると言われます。実は最近(また)私にそのパラダイムシフトが起きました。それは芳村思風先生の感性論哲学に書かれてある「考えるな、感じろ」と言う言葉の意味がようやく腹の底から理解できたことで、「人間は考える葦である」とのプラトンの有名な言葉にあるように、私は考えるからこそ人間だと思い込んでいた節があり、ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」と言う有名な成功哲学を信じ込んで来ました。ただ、ぼんやり考えているだけで何でも思い通りになるとは思っておらず、思考→行動→習慣のプロセスを踏めば、大抵のことは達成するのが原理原則だと思っていたし、長年その実践に努めて来ました。

男子に二言無し。

しかし、自分自身の事はさておき、経営者となって、事業所を率いるリーダーともなれば、自分が行動するだけで良いわけは無く、スタッフに事業計画を伝えて動いてもらわなければなりません、また、一般社団法人職人起業塾で行っている研修事業は企業から職人等の現場実務者の従業員を預かって、原理原則論を中心に理論を教え込みますが、これも実際の業務に反映されなければ全く意味も価値もありません。自分だけではなく、他者を動かすのに私がとってきた手法は理論構築であり、ロジカルに理詰めで追い込んで行き、最後には「やります。」と言わざるを得ない状況を作る事です。それは、自分が子供の頃から、「男子に二言無し」とか「吐いた唾は飲まない」と言った昭和真っ只中の価値観にどっぷりとハマり、それが前提条件として成り立っているものだとばかり思い込んでいたからに他なりません。

言葉と裏腹は珍しくない。

しかし、実際は、やる。と言ったからやる訳ではないし、分かりました。と言ったから心底納得した訳でもない、結局、やるはずの事をやらない、進むはずの事が進まないなんて事が数多く起こります。私は、どんなに納得してなくても、最終的にやると言ったらスッパリ諦めてやるし、口と裏腹の行動を取るなんて子供の所業だと長年思っておりましたが、どうやら世の中はそんなに単純には出来ていなかった様で、このおかしな現象はやらない者の個人的な問題ではないか、と片付けてしまおうとしていました。しかし、その傾向は年々加速している様に感じて密かに悩んでおりました。

「考える人」は石の様に動かない。

芳村思風先生が提唱し、行徳先生が世に広めたと言われる感性論哲学は思考ではなく感性こそが人間が重きを置く重要なことで、考えるのではなく、感じろ。との言葉はその概念を如実に、端的に言い表しています。行動を決定するのは脳の新皮質と言われる思考回路ではなく、脳幹周りの感情を司る部分だと言われていますが、確かに人は考え込むと動かなくなり、感動すると即行動に移します。これが真実だとすれば、私が得意として来た理詰め、理論武装、論破、ロジックで人を追い込んで行くやり方は、行動を促すどころか、逆に凍りつかせて人の動きを止めてしまう所業です。ひょっとしたらこちらが本当じゃないのかと今頃になって気づいたのです。

 

関ジャニ∞の村上くん

先日、実践人の会の勉強会に参加した際、パネラーとして登壇された行徳先生の口から「関ジャニ∞の村上くんを知っているか?」との意外な言葉がこぼれました。なんのことかと思いきや、なんでも村上君が感銘を受けた本と言うことで芳村思風先生と行徳先生が対談した「今こそ感性の時代」という書籍を紹介したらしく、10年ほど前に出版された書籍であるにもかかわらず、今になって増刷を重ねる爆発的な売れ行きを見せているとの事でした。偶然にも感性論哲学にもう一度学び直すべきではないかと思っていたタイミングでもあり、事業所のミニ図書館、つむぎ文庫の書棚にあったその本を改めて読んで見ました。私は感性論哲学を全く知らなかった訳でもなく、芳村思風先生や行徳先生の本も何冊か読んでいるはずなのに、その本に書いてあること全てがずっしりと腹に響き、今までの自分の思考が真逆だったと気づかされたのでした。

https://online.chichi.co.jp/category/BOOK/902.html

今こそ感性の時代

この本には、なぜ論理思考がダメで感性を磨く必要があるのか、その事でどのような効果があるのかがわかりやすく書かれており、なぜ野生の動物には無く、人間だけが特性として持つと言われてきた理性が意味を為さないか、その理由を延々と書き連ねています。その中で行徳先生の十八番と言われる野鴨の話ももちろん語られており、これからの混迷の時代を乗り切るには理性ではなく、野性(感性)が必要であり、人は考えるのではなく感じろ。と繰り返し書かれています。そこに書かれている引用やエピソードは、なるほど!と共感させられることばかりで、読み進めれば進めるほど、その度合いは深まって、これまでの自分の価値観が音を立てて崩れ去るのを感じました。まさにパラダイムシフトです。今日から、年末に向けてスタッフとの個人面談をスタートしたのですが、その面談の中でも、これまで理詰めで行動を促してきたことの謝罪と、我々が目指す四方良しの世界の実現に共感(感じて)してもらえるか?と丁寧に話し合いました。パラダイムシフトが新たなステージへの鍵になる事を大いに期待しつつ、感じてもらえるコミュニケーションを心掛けたいと思います。


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考えるな、感じろ。#R2職人起業塾フォローアップ研修&第87回継塾

令和2年12月1日快晴

笑顔と挨拶。

今朝も夜明け前から起き出して神戸市倫理法人会のモーニングセミナーに参加。自宅を出たら気温は5度、さすがに師走、寒さも本格的になってきたと感じながら、夜明け前の凛とした空気感の中、ポートアイランドまで車を走らせ早朝より学びの時間を持ちました。今日の講話は同じ建設業界の3代目を引き継がれている池本社長で、社会人における基本中の基本、挨拶と笑顔の大切さとその効果性の大きさを、ご自身の赤裸々な経験から語られました。改めて深く腹落ちするとともに、(いつも胡散臭い顔している)自分の至らなさを身につまされました。人間の最大の罪は不機嫌とはゲーテの言葉、表情や態度で人はその人についての本性を感じます。せめて、御朔日の今日はニコニコした笑顔で過ごそうと心に決めつつ、倫理法人会の会場を後にして、真っ青な青空の下、お朔日参りに近所の氏神様へと向かいました。

考え込むと人は動けない。

実は、ここ最近の私のテーマというか、強く意識を置いているのは「考えるのではなく、感じる」ことです。三段論法(英雄、色を好む・・ていうやつね、)が大好きな私は、ついロジックを組み立て、理論武装して人を無理矢理納得させたり、やりこみたりしてしまいがちで、その場はそれで色よい返事をもらうし、私自身満足して気持ち良くなるのですが、残念ながら論理で人は動きません。人が動く(行動に移す)のは考え込んだた時ではなく、感じた時で、感情を揺さぶられた時、人は未知の世界に一歩を踏み出し行動に移します。私もやっぱりこのことも論理的に理解しているのですが、齢も50を過ぎ、人に偉そうに教える立場になった今でも、挨拶も笑顔もついおざなりにしてしまう自分に深く反省することしきりです。

直感型の反動。

これまでの自分自身を振り返ってみると、私はどちらかと言うと理論派と言うよりは直感型の人間で、思いつきとそれを即行動に移すことでこれまでの人生の大半の大きな選択をしてきたように思います。事業を立ち上げてから、それがあまりにもひどいことに気づき、このままではイカン、周りの人間に迷惑をかけるばかりだと考えて、ロジカルシンキングを学び、理論構築に励んだと言うのが実際のところで、振り子の反動が大きいように感じずに、理詰めをする人間になってしまいました。それが年齢を重ねるごとにどんどん凝り固まっていき、現在の感じにくいややこしいオッサンになってしまったように思います。今更ながら、若かりし頃の柔軟で敏感な感性を取り戻さなければならないと思っていて、それが最近のテーマです。

 

心を震わすセミナー。

先日の実践人の家の研修会でも、行徳先生に「混迷を極める今の時代だからこそ感性哲学論の見直しをすべき!」と強く示唆され、現在、芳村思風先生と行徳先生の書籍を読み返したりもしております。そのような私自身の気づきと学びの流れから、先週末開催した一般社団法人職人起業塾のフォローアップ研修でも、「考えるな、感じろ」をテーマに取り上げました。塾生たちに心を震わす感動の体験を通して、感性復興の必要性を感じてもらうために、20年近く前のお客様でもあり、私の事業の大きな転機となったコーチングを受けるきっかけを与えてくださった方であり、今も通い続けている倫理法人会にお誘いくださった大恩人でもある村山順子先生にご登壇いただき、先生のライフワーク「心を届ける手紙のセミナー」の講演とワークショップを行っていただきました。

心を揺さぶり動かす体験。

毎年開催しているフォローアップセミナーは自社で毎月無料で開催している継塾と同時開催にしており、オープンセミナー形式ということで、初めて私達のコミュニティーに参加された方もおられます。私がお誘いする時に、「誰もが涙する感動の体験を約束します。」と申し上げておりましたが、村山先生のセミナーが始まって、蓋を開けてみると一番心の汗と言うか、嗚咽を漏らしていたのは私かも知れません。実はそれも既定路線というか、私はこれまで二度、心を届ける手紙のセミナーを受講しており、この度、村山先生に講演をご依頼した時点で手紙を書く相手に何年も音信不通になったままの親父様にコンタクトを取ることを決めていました。心が動くきっかけが無いと行動を起こさない典型のようで恥ずかしい限りではありますが、アウトプットしてこそ真の学び、塾生に課している事を同じように自分自身にも課しておりました。とにもかくにも、参加者全員が深く心を動かす体験を味合われたのは間違いありません。

去年の焼き直しの基調講演。

村山先生による心を届ける手紙のセミナーの後は、(一応、)基調講演として少しだけ私も話す時間を持ちました。その内容はコロナで世界が大きく変わった中で必要なことは、やっぱりブランディングであり、我々モノづくり企業のブランディングは目の前のお客様に感動の体験を与え、その感動を継続させる関係性の構築しかないと、去年の年末に話したブランディングの話をもう一度焼き直し、この1年間で顧客に対してどのような「感動」を与えたか?を参加者にマイクを回して聞いて回りました。学びは実践に落ちて初めて価値が生まれる訳で、毎年新しい話を聞いてもらうよりも、職人起業塾の研修で学んだ当たり前すぎる原理原則論、相手の立場に立って物事を考え選択し、目先の損得や面倒くさいとか、効率等に囚われることなく、未来に繋がる圧倒的な信頼を得るために仕事をすべき。との基本をいかに実務に落とすかが重要です。男子の志は塩のように溶けやすい、と言いますが、この会が、一年に一度、志を思い出し、燃えたぎらせる時間になればと思い、今年もコロナ下の渦中ではありましたが強行開催した次第です。

分かっていた(感じていた)未来。

昨年と同じ内容を題目だけ変えて「コロナシフト」としておりましたが、基調講演として同じ内容を取り上げた理由は実はもう一つあります。それは、昨年末の時点で、今年新型の感染症が世界に蔓延してパンデミックに陥るとは夢にも思っていなかったけれども、どちらにしても世界は大きな変化に晒されるとの予測を立てており、その上で今一度、本質的なブランディングに取り組まなければ、激動の時代を乗り切れないと提言していたことを思い出して欲しかったのです。その証拠、とまでは言いませんが、昨年のフォローアップ研修を終えてすぐの年明けには私たちは自分たちの存在意義、顧客に対して提供する価値を見直して理念を「四方良しの世界を実現する」と刷新し、株式会社四方継と社名まで変えて、大きな変化に対応する段取りを整えていました。ここは、ロジカルに考えた部分もありますが、未来に対する予感を感じて動いたのは間違いなく、口で言ってるだけじゃないんだと、塾生の皆に伝えたかったのです。

原点回帰がイノベーションを起こす!

感じて、心が動けば人は行動する。感動という言葉の元は論語にあり、「感即動」がその語源と言われます。世界が変わった今年度は、政府のこれまで前例のない財政出動の甲斐あって、なんとか持ちこたえた企業も多かったように感じますが、国や自治体からの補助も無尽蔵では無いのも自明の理。来年以降に本当の荒波がやって来ることをよく理解して、いや、危険を感じて今こそ時代に適応できるように本気で変わらなければならない時だと思います。(もちろん、私も含めて)考え込むよりも感じて即行動に移し、人と人の繋がりが急激に希薄になっている今こそ、安心感や信頼感を感じてもらえる仕事を行う事、行徳先生の言われるところの「原点回帰こそイノベーションに結びつく」のだと感じています。諸君、感じたまえ!


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