省エネリフォーム&ゼロエネルギー住宅セミナー。

JUGEMテーマ:日記・一般
春分の日。
暦は待ちに待った春本番を告げる日となりました。
東京では例年になくソメイヨシノが早い開花をしているとかで、TVのニュースではもはや花見を楽しまれている映像がながれていました。
しかし、残念ながら神戸の空は雲に覆われて、しかも昼からは雨。
あいにくの祭日となりました。

 

今日は朝から屋根の上。

太陽光発電を絡めた屋根のリフォームの現場で技術的なレクチャーをしてきました。
最近、ものすごい勢いで増え続けている太陽光発電システムのリフォームですが、その商品は日進月歩で次々に新しい商品が開発されています。
性能の向上も著しい訳ですが、新しいものはそれなりに注意を払うべきことも多く、特に取付の施工については細心の注意が必要です。
少し考えればアタリマエのことですが、屋根の上に機材を設置するという事は、当然、取り付ける為に屋根に穴を明ける訳ですから、少しの施工ミスが屋根からの漏水、そして建物の劣化に繋がりまねません。
その為には慎重の上にも慎重を重ねる施工が求められる訳ですが、一番重要なことは、設計通りの施工が出来るか?ということ。
今回は太陽光パネルの取付と同時に屋根の長期のメンテナンスを兼ねて遮熱塗料の塗布を行なうという事で太陽光モジュールの取付金物がキッチリと垂木につく様に塗装工事に先行して下地の補強工事を行ないました。
お施主様にはこれで安心して太陽と仲良く暮らして頂けると思います。
福島では冷却用の電源が短絡するというトラブルに見舞われたというニュースが流れましたが、日本では未だに3.11後のエネルギー供給に対する不安な状態が続いております。
電力会社は化石燃料による発電に頼るしか無く、アベノミクスが目指した円安誘導の成果も会って、発電コストは高くなる一方です。
批判も多くありますが、電気料金の値上げの流れは止められない状況ですね。
そんな中、私たちも自己防衛の手段を講じる必要性があると思いますが、一番分かりやすいのはこの太陽光発電システムの設置だと思います。
他にも風力発電や地熱の利用、ガスを使って発電するエネファームなどいろいろとありますが、自分の消費するエネルギーを自宅で発電して賄うことが出来れば、電力会社の値上げなんて関係なくなります。
ここで重要なことは、自家発電さえすればいいってモノではない、というコトです。
電気料金は現在設定されている売電価格が高い(買値の倍近く!)ことでゼロになるのは容易いですが、エネルギーという観点から見ると、発電したエネルギーを効率よく使うことで金額ではなく、エネルギー量で収支をゼロにすることがこれからの住宅には求められてくると思うのです。
今回のリフォームのお宅でも、太陽光パネルの設置に合わせて屋根に遮熱塗料を施工することで、夏の日射を遮ることはモチロンですが、冬の放射冷却も防げることになり、冷暖房の効率を上げることも目指しています。
要するに、太陽光発電と、省エネというのはセットで考えて、ゼロエネルギー住宅に近づけることを考えるべきだということなのです。
私たちが目指すべき自立循環型の社会の実現は一人一人がエネルギー自立を目指すことから進んで行くのだと思うのです。
そんなこんなで、省エネリフォーム&ゼロエネルギー住宅セミナーをやります!(笑)
私が、久しぶり(三ヶ月か、)のセミナー講師を務めますのでお時間がある方は是非お越し下さい。
毎年恒例のTDYフェアー、この週末にTOTO西神ショールームで行ないます。
土日の両日とも11時から私の枠となっています。
お得情報も満載のセミナーですので、お見逃し無く!
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全ての

食物連鎖。

JUGEMテーマ:日記・一般 

昨日までの春うらら、は何処へやら、神戸は朝から大荒れのお天気になりました。
いわゆる、春の嵐と言ったところですが、前回天候が崩れた時の様な寒さは無く、激しい雨と強風に晒されながらもそこは少し季節の弛みを感じることとなりました。
暑さ寒さもなんとやら、もうすぐ春分という事で文句無しの春がすぐそこまで来ているのを天気が崩れたのをきっかけに感じることとなりました。
1週間の立ち上がりという事で、午前中はみっちりと事務所でのデスクワーク(というより電話ワーク)をこなしました。
おかげさまで今週も忙しい一週間になりそうな予感です。
しかーし、昼からは、超久しぶりとなるすみれママ☆との二人っきりのおデートという事でお休みを頂きました。(苦笑)
向った先は神戸から山をいくつか越えて北にある、丹波篠山、
枝豆とシシ鍋で有名な自然豊かな山に囲まれた盆地です。
今年になってひょんなことからご縁を頂いた船越さんという自然食界のきみまろ?と呼ばれる方の講演があまりにも良かったので、是が非とも妻にも聞いてもらいたいと思い、今回の講演会に2名分勝手に申し込んでおいたのでした。
何を食すかよりも、誰と食すか?
という自然食以前の問題としての根源的なお話は、まるで妻を連れて講演を聞きに来る、という初めての行動に出た私の心の中を整理してくれている様でした。
みっちり3時間近くエネルギッシュにしゃべりっぱなしのお話の中にはずいぶんと大きな刺激を頂くことが出来ました。
中でも今回、一番印象に残ったのは『教育論』について。
今日の船越さんのお話をさわりだけ、簡単且つ乱暴にまとめておきたいと思います。
人間に限らず、全ての動物は子供に対して教育を行う。
その教育とは命の繋げ方であり、子孫の残し方である。
生きる為の捕食の方法を親は子に厳しく教えるものである。
自然界では命を繋げる方法とは、親が食して来たモノを子に伝え、その捕り方を教えるものである。
これが自然の摂理、教育の原点ではないのか?
ところが、今の現代人はその土地に昔から伝わって来た伝統食を捨てて、違う食文化を次の世代に伝える様になってしまった。
そこには100年前には全く存在さえしていなかった農薬、保存料、食品添加物等がふんだんに紛れ込み、長い年月を培って来た健康な食生活を有害なものに染めてしまっているのではないのか?
要するに、自然の摂理から逸脱するような食文化を受け入れることによって、教育の根本が分からなくなっているのでは無いのか?ということでした。
命の繋げ方を教えるのであれば、ありとあらゆる食べ物に対して感謝の気持ちを持ち、私たちの食卓に投げ出されている命に対して、心の底から「いただきます」と言うべきで、そこから全ての教育が始まるのではないのか?
まぐろの切り身を三切れ食べればエネルギー計算で言うと私たちは10分間生きるエネルギーを摂取出来るといいます。
その三切れのまぐろの切り身が出来る為にはまぐろはイワシを1000匹食べなければならないとのことでした。
その1000匹のイワシはアミエビを5億匹食べて大きくなっており、
そしてそのアミエビは5兆のプランクトンを食している計算になるとのことでした。
そんな多くの命の連鎖を受けて、私たちは生きているということを考えた時に、感謝する以外に何が出来るのか?
そんなことさえも子供に教えられないで何が教育だ!
と言っておられる様に感じました。(実際はそんなにキツくは言われてませんでしたが、、)
(私たちが抱えている諸事情もあり、)これは心に深く突き刺さりました。
そして、そんなことを考える時間を妻と一緒に過ごせたことを本当にありがたく感じた次第です。
素晴らしいご講演を聴かせて下さった船越さん、とても美味しい玄米のおにぎりと重ね煮を振る舞ってくださった主宰の三心五観の藤本さん、そしてfbのイベントページをご紹介を下さった青山さん。
その他にもまるで食物連鎖の様に今まで私にご縁を繋げて下さった皆様のお陰で今日があるのだと、改めて気付き、そして感謝する次第です。
ありがとうございます。そして、頂きます。
心謝。
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全ての人に快適な住環境を提供したい! 私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念に掲げ、



3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。

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おまけ、クライアントのお店で只今キャンペーン中です!
私もデートの〆に行って来ました。(笑)
三月末日まで、奈良の名店あまのじゃくの神戸店にてラーメン全品200円引き!
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祈りの力。

日記・一般

季節はすっかり春。
今朝も神戸の空は気持ち良く晴れ渡り、暖かな陽射しに包まれました。
河川敷の住人?達も心無しか楽しそう見えるから不思議です。
伊川沿いのソメイヨシノの千本桜の蕾はまだ堅く、開花までもう少しかかりそうですが、梅や水仙と言った早春を告げる花達はあちらこちらで咲き乱れ、春爛漫と言った風情です。
今日も昼から午前中と振り替えで少し仕事をサボッて週に一度のランニング。
おらが村の国宝、太山寺まで河川敷と田んぼの畦道を気持よく走って来ました。
折り返し地点の太山寺に続く石畳を抜けて、
久しぶりの本殿を拝んで、
伊川谷一番の梅林を廻って帰ってくるという贅沢なコース。(笑)
田舎暮らしはサイコーです。
そんな気持ちの良い春の日の午前中はもう過ぎ着工のお宅の地鎮祭に参列させて頂いてました。
家づくりに取り組み始めてから2年余、いろんな問題がありながらも一つずつ解決を積み重ね、めでたくこの日を迎えられたお施主様と一緒にこの地でこれから長きに渡るご家族のご健勝とご多幸を地守りの神様にお願いしました。
『めでたい』時間を一緒に過ごさせて頂いて、なんだか私もすっかりおめでたい気分。
建築屋ならではの役得です。(笑)
T様、本日はおめでとうございました。
もうすぐ始まる建築についてはすみれスタッフ一同、責任を持って最善のご提案を積み上げて、夏から始まる新居での暮らしを楽しく、幸せなものにすべく精一杯の努力して参ります。
これからながーいお付き合いとなりますが、宜しくお願い致します。
仕事柄、このような神事によく立ち会う機会に恵まれます。
『祈る場』というのでしょうか、宗教的なものではなくて、ただ単純に幸せになろう、幸せになる、というエネルギーを具現化するそんな場に身を置くことで自分自身にも正のエネルギーというか、力を頂ける気がします。
アメリカの高名な学者が祈りによってもたらされる結果をまとめた科学的なデーターをまとめた論文を発表されておりましたが、願望を行動として見える様にすることで、周りの人に伝播してその願いが叶う様な方向に広がって行く、というのは確かにあるような気がします。
お施主様の祈りの場に立ち会うことで、同じ目的を共有してその目指すものの実現に力を合わせていけるようになる様な気がします。
何の為の建築か?
本質をしっかりと見つめてお施主様と一緒に進んで行こうと決意を改めて。
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コラボの教科書と茶の湯の心。

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週末の向けて天気は上り坂。
暖かないい朝でした。
今日は久しぶりに一日オフをもらって刃を研ぐ時間を持つことに、
麗らかな春の陽の下、電車に揺られて滋賀県の和邇まで茶の湯のお稽古に向いました。
薄暗いながらも雪見障子の向こうの縁側から差し込んでくる柔らかな光を受けながらいつもより少し長い時間、静かな時の流れに身を置きながら、カタチを守ること、そしてそのカタチを通して心を表すことのお稽古に集中させて頂きました。
茶の湯を嗜む、というには未だ程遠いレベルの拙いお点前しか出来ないままですが、定期的にお稽古を積み重ねることで少しずつ、日本古来の伝統文化に支えられ、継承されて来た所作が身に付いて来ているような気もしています。
千里の道も一歩から、そして休むこと無く歩みを続けることでいつか千里の果てまで辿り着けると信じて(遅いながらも)歩みを進めて行きたいと思います。
3月も半ばを過ぎ、春分ももうすぐそこまで来ているということで、陽もずいぶん長くなりました。
お暇するのが少し遅くなりましたが、帰り道でも残雪を頂きに残した比良山は(珍しく)きれいにその姿を見せてくれていました。
刃を研く日、という事でもう一つは行き帰りの電車の中での読書です。
久しぶりに建築の実務書以外のビジネス書を読みふけりました。
昨年のマーケティングの復習会にわざわざ東京からお越し下さり、ハーバード大学の白熱教室ばりのセミナーを行なって下さった鳥内浩一さんからプレゼントして頂いた一冊。
『ノーリスクで儲かる仕組をつくる「コラボ」の教科書』
最近のバタバタの中で、私が行なって来たコラボ事例のリポートを鳥内さんに送ろうと思いつつ、出来なかったにも拘らず、発売したての新刊を送って頂きました。
とてもいい書籍だったので、ご紹介したいと思います。
とても読みやすく、理解しやすい内容で一気に読了。
そして、非常に勉強になりました。
一見、題名だけ見ると、ジョイントベンチャーのノウハウ本の様な印象を受けますが、そんな薄っぺらなものではもちろん無く、フレームワークの使い方を始めとする実務のヒントはモチロンですが、閉塞感に包まれている日本のこれからのビジネスの方向性を指し示す重要なメッセージが込められておりました。
その根本に根ざしているのはやはり原理原則。
『7つの習慣』のスティービン・R・コヴィー博士
『ハイパーマーケティング』のジェイ・エイブラハム氏
『マネジメント』のP・F ドラッガー博士
等々の偉大な人たちが提唱して来た原理原則に則った在り方こそがビジネスを成功させる。という理論を踏まえて、それを如何に私のような(吹けば飛ぶような)経営者が実践に結びつけることが出来るかを分かりやすい理論に噛み砕いて著してくれておりました。
特に、著者が繰り返し訴えられていたのは日本人が悠久の歴史の中で継承し熟成して来た世界に類を見ない独特の価値観の素晴らしさです。
「和を以て貴しとなす」
この価値観こそがコラボというビジネスモデルを成功させる根本であり、日本人の持つ真の強さだ、という論調には甚く共感した次第です。
奇しくも、今日は茶の湯のお稽古の日だったということで、日本の伝統文化の大きな柱である『おもてなし』もしくは『一期一会』の心を学ぶ日と重なったこともあり、ことさら心に響いたのかも知れません。
鳥内さん、本当に勉強になりました。
以前から申し上げておりましたが、なんとか時間を作って『日本発新資本主義経営』のプログラムに参加してみたいと思います。
その時は宜しくお願いします。
本当にありがとうございました。
深謝。
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直感は本質を見抜く。

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まだ少し寒さも残っていますが、今朝もいい天気が続きました。
少しずつ気温も上がって来て、春本番ももうすぐそこまで来ている様です。
週末はずいぶん暖かな様です。

神戸では桜の花はまだもう少し先の様ですが、梅の花はあちこちで満開。
気分もおのずと明るくなります。
朝のお散歩の際にいつもお世話になっている総社に週末に執り行って頂く地鎮祭の打ち合わせにいくと、小鳥が梅の花をついばんでいました。
気付がもう3月も半ば、あと半月で今年もはじめの四半期が終わります。
いわゆる繁忙期に差しかかっている訳ですが、この辺で疾走するような毎日を送りながらも少し立ち止まって全体の流れを振り返ってみようと思います。
さて、お題目は月末の着工に向けて着々と準備を進めている新築の案件のこと。
すみれ事務所から車で5分程の場所で計画しているのですが、人気の地域には珍しく、日当りが良くて、広い割には少し割安感のある土地をお客様が見つけて来られました。
敷地調査に行ってみたら、道路も広いし明るくていい土地だな、という印象でした。
「いいんでは無いでしょうか、いい土地だと思います。」
と、お客様にも連絡して、私もご購入をお勧めしました。
しかし、役所に行って土地の建築条件を調べてみると、何故か建築法上では道路に接道していない土地という事になっておりました、いわゆる43条但し書きが必要となるということでした。
※43条但し書き道路とは建築条件の2mの接道を満たしていなくても、道路と見なせる部分の地権者の了承等を条件に建築の許可を建築審議会の審議を得て認めてもらう道路のこと。
調べを進めてみると敷地調査に行った時に道路だと思っていたところは同じ神戸市の土地ではありますが、里道という昔の土地割りが残っており、道路として見える部分が実は道路ではありません、とよくわからない説明を受けて、釈然としないまま手続きを進めておりました。
何度も市役所に行き、協議を重ねて来た結果、今日になってやっと結論が出ました。
神戸市の建築安全課が最終的に下した判断は、里道としていた区画の区切りを見直して、建築法上の道路として認めます。とのこと。
結局、初めて敷地調査に行ったときの印象のまま、なんの問題も無く建築確認を下ろしてもらえるということでした。
後から考えればアタリマエの結果のような気もしますし、まともな判断だと思います。
直感通り。
とでもいうのでしょうか、どう見ても問題がなさそうな土地が訳の分からない昔の土地割りの名残が残っているだけで建築に条件がついているという事自体に不条理を感じていましたが、根気よく協議を続けて行くうちに、役所の担当者も法律の本質(緊急時の緊急車両が通行するための道路の確保)に気付き、時代遅れ?の規定を見直してくれたのだと思います。
(結果論ではありますが、)改めて、直感って大事だなーって思った次第です。
T様、ずいぶんやきもきさせてしまいましたが、今日神戸市の担当官に正式に決済がおりたと言って頂きました。
市役所にある道路地図の色も塗り替えて頂きましたので、ご安心下さいね。(笑)
季節はもう春、いいことが次々起こりそうな予感がします。(笑)
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断絶の時代を生きる。

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神戸は今日も寒い朝を迎えました。
もう少し暖かい方が、好ましいですが、それはそれで空気が澄んでいいものです。
今日は大阪を皮切りに滋賀、京都と近畿圏一円を打ち合わせに走り回り、最後は(予定外の展開でしたが、)いつもお世話になっておる京都の徳永建設さんの事務所にお邪魔することになりました。
竹田駅の近所という事で、ついでにクライアントのお店に顔を出し、思い出の『とりたろう』に挨拶をしてから帰途につきました。
とりたろうとは、8年くらい前にすみれの作業場で苦労して作ったFRP製のマスコット鳥のことで、非常に好評を博しましたが、あまりのコスト高でその後量産に至らなかった幻の立体サインです。
元気そうで良かった。(笑)
話は変わってお題目に、

今更、という感もありますが、つい最近、ケータイをiPhone5に変えてサクサク早くなったのにとても喜んでいます。

しかし、好事魔多しと昔の人はよく言ったもので、(私の場合)そんな子供みたいに喜んでいる時に限って何かしらアクシデントが起こったりするものなのです。

そんな訳で?未だ機種交換をして1週間ほどしか経っていないのにいきなり電車の中に置き忘れてしまいました。

駅のホームでポケットに入れた手が遊び、あっ!と気付いて引き返すも、電車のドアは無情にもしまって、窓ガラスの向こうに見えているiPhoneと共に走り去ってしまいました。(涙)

情けない想いを引きずりつつ、慌てて改札に行き敦賀行きの電車だったので探して欲しいとすがるようにお願いするも

「見当たりませんね、」

と駅員さんは一言でおしまい。

そう言えば初めてiPhoneを手にした時も1週間もしないうちに無くしてしまっておかわりをした覚えが、、

こっぴどくすみれママ☆に怒られた恐怖の記憶が甦って来ました。

失意の中、次の打ち合わせのアポイントもあるという事で、しょうがなく乗り換えの電車に乗り込みましたが、

毎日nomadoの様な(というより、殆ど遊牧民ですが、)暮らしをしている私にとって、ケータイを失ってしまっていては全く仕事になりません。

1日たりとも無理や、、

と、起こってしまったことはしょうがないとして、これをリカバリーする最善の方法は一体何かを必死で考えました。

(すぐに)ありました。(笑)

そう言えばiPhoneは無くした時に探せるように、それ専用のアプリってものがあるのでした。

早速やってみよ、という事で電車の中でPCを開き、アプリをダウンロード、起動してみるとあっという間にiPhone君の居場所が地図に表示されました。

しかも、JR山科駅に止まったまま。

電車を降りてすぐさま駅員さんに確認してもらいました。

私、「スミマセン、電車の中に忘れたケータイを山科駅で預かって頂いてるようなんですが、確認してもらえませんか?」

駅員さん、「山科駅ですか、では聞いてみます」

駅員さん、「あの、どうして山科駅にあるとわかったのですか?」

私、「パソコンで追跡が出来るようになっているんです。」

駅員さん、「???・・・、」

     「あの、ケータイの特徴を言ってもらえますか?」

私、「ケータイの画面に、この電話機は紛失しました、こちらに電話して下さい。とメッセージが出ているはずですが、」

駅員さん、「あ、ほんまや、」

と、そんなこんなで無事にiPhone君は私の手元に戻って来たわけですが、紛失してすぐに手元のPCで検索するだけで、所在地の詳細な地図が出て、その建物を航空写真で確かめて駅のどの辺りにあるのかまで分かってしまうことに、便利やなー、と感心する反面、なにか怖いものを感じました。

震災から2年目を迎える少し前ににNHKでビックデーターの活用によって自然災害からの被害を免れるような研究を進めているという番組がありました。

GoogleやTwitterが情報提供をして震災当日の人の動きの膨大なデーターを解析することで、先の震災で甚大な被害が広がってしまった原因を探る、というような趣旨だったかと思います。

その番組を見ているときはピンときませんでしたが、要するにスマフォやPCでインターネットと繋がっている時点で、大量の情報を流し続けているという意味なのです。

ビッグデーターという言葉は最近になって耳にするようになりましたが、主にマーケットリサーチに生かす為の活用を謳っているものが多く見受けられるように感じており、災害時の人命救助に使われるのならいいのですが、ネット上に集まる無意識のデーターを本人達が知らないうちに解析してビジネスに役立てるってどうなんだろ、と若干の疑問を感じていました。

狩猟社会から農耕社会へ、そして産業革命を得て工業化の時代へと大きく変化したのと同じような大きな変革の元に情報化社会へと人類は歩みを進めた、とドラッガー博士が著書に著されてから半世紀近くが経った今、経済のグローバル化はもとより、社会の成り立ちが大きく変わっているのを今更ながら実感した次第です。

まさに私たちが子供時代を過ごした頃とは全く違う、断絶の時代へ踏み込んだのを私たちは今見ているのかも知れません。

そりゃ、親子間の断絶もしょうがないか、、(涙)

怖いような、気持ち悪いような、本当にこんなに便利なことが必要なのか?という疑問さえも頭をよぎりましたが、今はもう少しこの便利な世界での居心地を確かめてみたいと思います。

ま、忘れモノ、落しモノの常習犯の私にはいいのかも知れませんが、、

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住まいが人間に、その肉体と魂と精神に奉仕しないとすれば、一体何の為に建てるか

JUGEMテーマ:住宅 

たしか、朝目覚めたときはいい天気だったはずですが、ふと気付けば先日の日曜日のようにまたもや急に強い風が吹き始め、あっという間に空は真っ黒になりました。
ほんと、最近の急激な天気の変化には驚かされます。
関東では飛行機はおろか橋や道路でも強風の為に通行止めがあったとか、、
原発が止まって、化石燃料をガンガン燃やさなくてはならないからなのか、地球温暖化の話題は最近めっきり聞かなくなりましたが、やはり気候変動が進んできているのでしょうか?
地球は一体どうなって行くのでしょうか、
東日本大震災から2年が過ぎたにもかかわらず、未だ深い傷跡が随所に見られる被災地の映像を見るにつけ、自然のパワーの巨大さと人間のちっぽけさを感じずにはいられません。
自然に対する畏敬の念を持って日々を過ごさなくては、と思う今日この頃です。
朝から工場の増床工事のご相談に向った先のS社長も万が一のリスクを考えて、と防災の対策を兼ねた工事を考えておられました。
すぐに起きるとは思わない。
しかし、いつ起こってもおかしくないと心のどこかで思ってしまうのは神戸で起こった震災での実体験を忘れていないからだと思います。
私たちは当事者として体験した神戸での震災だけではなく、東北で今なおなかなか進まない震災からの復興、放射能汚染で家に帰れることが出来ない人々がいること、そして沢山の尊い命が失われた東日本大震災の教訓を今一度深く心に刻んでおくべきだと、震災から2年を過ぎた現状の映像や報道を見て改めて感じました。
自分たちに出来ること、もう一度良く考えてみたいと思います。
朝の打ち合わせの後はリフォーム工事中の現場に顔を出しました。
我が社のアイドル犬チャックの実家でもあるお客様宅でのリフォーム、いわば親戚?の様なものということで、私が担当させて頂いています。
元々は部屋に畳コーナーを作りたい、というだけのご要望でしたが、折角ですから、としっかり断熱材を充填して、窓には内窓を設置するなど、内容は完全に断熱リフォームと化してしまいました。
おまけに、頼まれてもいないのに(在庫で抱えていた)無垢桧のフローリングを採用してすっかり自然派のテイストにしてしまいました。(笑)
モチロン、お客様に了解は得ておりますが。
住宅の設計、プランニングに対する考え方の指針に『バウビオロギー』という考え方があります。
ドイツを中心に40年程前から世界中に広まって来た概念、もしくは学問であり、現代のエコロジー住宅の基礎となっており、人と自然の健全な在り方についての指針を示しています。
(その考え方を乱暴且つ大まかにまとめてしまうと、)建築計画をするにあたって25の指針があり、それに則って計画を進めるべきだ、いうもので、例え小規模のリフォームであっても該当することがらについてはその指針に照らして考えてみるべきだということです。
「指針その1 建築用地を吟味する。」から始まるその25の指針の中で今回のリフォームプランの当てはまる部分を見てみると、
「指針その5 自然素材を適材適所に」
「指針その7 室内の湿気を吸放湿性のある建材によって調節する」
「指針その8 空気中の汚染物質を建材の吸着性によって無公害化する」
「指針その9 断熱、蓄熱のバランスを」
「指針その13 心地よい室内の匂い、有毒ガスを放出しないこと」
「指針その23 環境問題と製造エネルギー」
「指針その24 限りある資源、貴重な資源の乱開発に歯止めを」
と、住宅の計画に重要な要素が盛りだくさんに盛り込まれています。
規模の大小に関わらず、(少しだけでも)お客様の健康に寄与すること、自然に負荷を与えないことが私たち建築会社の責務だと思いながら提案をしている結果ではありますが。
そんな(頼みもしていない)提案を受け入れ、ご採用下さる顧客に恵まれていることを幸せに思うと共に、その期待に応えるべく、スタッフと力を合わせて責任を全うしたいと心から思う次第です。
S様、いつもありがとうございます。
きっと、快適なお部屋が出来上がると思いますので楽しみにしておいて下さいね。
という訳で、お題目です、
「住まいが人間に、その肉体と魂と精神に奉仕しないとすれば、一体何の為に建てるか」
建築家、フーゴーの残した言葉を今一度。
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聖堂再生

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博多で迎えた朝は素晴らしい青空に恵まれました。
昨日の内容の非常に濃い勉強会で受けた強い刺激の余韻を残しつつ、午前中は建築についての学びの続き、もうすぐ竣工を迎えるザビエル聖堂再生プロジェクトの施工中の工事現場へ特別に見学させて頂けるという幸運に恵まれて、福岡県宗像市へと向いました。
素晴らしい青空のもと、鹿児島から移築され、見事に再生されたザビエル聖堂。
第二次世界大戦の敗戦後すぐに建てられ、50年でその役割を終えて取り壊されることになっていたはずの聖堂は少し大きさを縮小し、現在の建築法に適合する強度を兼ね備えたカタチで見事に再生されていました。
鹿児島大学教授を退任後このプロジェクトに心血を注いでこられた土田氏直々に再生建築についてのレクチャーを頂けるという一生に又と無いような幸運にも恵まれました。
現場では最終の仕上げ工事を左官職人さんが汗を流しておられる横をウロウロして、
伝統的工法による細かなディティールを間近に見せて頂いたり、施工におけるその難しさをお教え頂いたりと、職人出身の私としてはモノづくりの心に火をつけられるような刺激的な時間を過ごしました。
見事に再現されたアーチ天井と意匠。
手作りの難しさ、技術の継承の重要性を再認識する細部の施工についても事細かなご説明を頂きました。
小屋裏まで登らせて頂いて圧倒的な存在感のトラス構造も見せて頂くことも出来ました。
戦後すぐの建築ということで、その当時最先端だったと思われる木造建築の架構を目の当たりにして先達の素晴らしい技術を後世に残したい、と思われた土田氏の想いが少し理解出来た気がしたり、
作業場詰め所に集められた手道具をみてその執念を感じたり、
建築家がその理論を実践する場として非常に難易度の高い実際のモノづくりを手がける意味みたいなものも感じることが出来た気がします。
『真は永遠に新しい』
その詰め所に、なるほど、と唸ってしまうような額が飾っているのをみて建築というものの本質を垣間みたような、、
私財を投げ打ち、十数年という長い年月を費やして一つの古い建物の保存と再生に心血を注いで来られた高名な老教授が私のような片田舎の工務店経営者にも熱心に説明をして下さるその姿を見て、ふと建築家フーゴー・キューケルハウスの言葉を思い出した。
「住まいが人間に、その肉体と精神と魂に奉仕しないとすれば一体何の為に建てるか」
建築の持つ、いや持つべき力について私たちも今一度再認識すべきだと思った次第です。
土田教授、お話を伺えて本当にありがとうございました。
心から感謝申し上げます。
深謝。
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ナイチンゲール、(住宅について)かく語りき。

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快晴の福岡に来ています。
昨日からの寒の戻りの影響がまだ尾を引いているとはいえ、雲一つ無い好天に恵まれて気分はすっかり春。
昨日の強風と雨で空気中のチリも洗い流されて心無しか靄の掛かり方も少ないような・・・
気のせいかも知れませんが。(笑)
博多駅に降り立つと駅前の広場では学生さん達が震災復興支援の募金と共にチャリティーコンサートを行なっていました。
このところのニュースでは震災から2年が経過する、というニュースよりも中国からの大気汚染の話題の方が多く報じられていたような印象もありましたが、こうして日本中のあちこちで未だ終わっていない震災からの復興を風化させない取り組みが若い人たちを中心に行なわれるのはとてもいいことだと思いました。
今も2千人を超える行方不明者の捜索が続いているということですし、未だに数多くの方が避難所での生活を送られているということでまだまだ復興への道程は遥か遠いものとなっております、私たちに出来ることは知れているかも知れませんが、少しでも息の長い支援を心がけたいと思います。
東日本大震災でお亡くなりになられた方に改めて追悼の意を表したいと思います。
昼からは西日本オールアースパートナー会という会合に出席。
オールアース住宅という電磁波の人体に対する負荷を軽減した安心の家づくりを行なっているメンバーさんが関西以西から大勢集まり、最先端の情報の共有や長年の取り組みを公開して頂いたりと、濃密な時間を過ごしました。
休憩もろくに無い過密スケジュールで頭の中はパンパンになってしまいましたが、素晴らしい情報を沢山得ることが出来たということで、社に持ち帰って明日からの実務に生かしていきたいと思います。
こんな取り組みです。→http://www.all-earth.jp
住まいの電磁波対策とは住環境を快適なものにする為に必要不可欠なものであり、海外ではアタリマエに法律で定められていたりします。
諸事情有り、日本だけがその部分から目を逸らし続けて来たのですが、それもそろそろ限界に近づいて来ていると思っています。
今日の会合でも、とある大手住宅メーカーが住まいの電磁波調査に乗り出すという情報提供もありましたので、今はあまり大々的には報道されることも無いこの問題も後数年で誰もが知ることになると思います。
実は国が出している住宅環境への指針でも留意すべき問題として書かれていたりもしますしね、
看護活動にその生涯を捧げたナイチンゲールは健康を損ねる大きな原因に住宅環境を挙げています。
清浄な空気、清浄な水、適切な排水、清潔、陽光の5大要素のどれを欠いても健康ではあり得ないとして、
「建築構造の悪い住居は健康な人を殺す」
とまで言い切っています。
人生の多くの時間を過ごす住宅。
その住宅の作り手として、真摯に向かい合う責任を今一度ヒシヒシと感じる一日となりました。
土田社長はじめ、パートナーの皆様、多くの学びをありがとうございました。
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全ての人に快適な住環境を提供したい! 私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念に掲げ、



3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。

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すみれ便り2015.3月号 春になれば。

JUGEMテーマ:日記・一般
今朝も雲一つない晴天、

うららかないい天気が続きます。 

装いもすっかり軽くなり、とうとう上着無しで出歩くようになって来ました。
梅の花もあちこちで満開となり、桜の開花予想が話題に上る様になってきました。
たった少しだけ、『暖かい』だけでこんなに気分が晴れて、嬉しい気分になれるなんて、なんて単純なんだろう、と、思いつつ、住宅に関わる仕事の中で、『家の中が暖かい』ことに対する価値の提供をもっと積極的にしなければ、とつくづく思いました。
新築住宅の高気密・高断熱化はもちろんなんですが、これからは断熱リフォームに力を入れなければ、と改めて思った次第です。
そういえば、3月23、24日にTOTO西神ショールームで開催されるTDYフェアというイベントで『これからの省エネ・断熱リフォーム』というお題でセミナー講師をすることになっています。
今時の新築住宅と同じようにリフォームでも建物の熱損失を計算して、断熱性能を見える化することで暖かさをコントロールしてリフォームしませんか?という提案をしたいと思います。
暖かな家は省エネの家でもある、というのを分かりやすくご説明したいと思いますので、ご興味のある方は是非遊びにきてください。
そんなご案内を含めて、社内ではバタバタと今月のニュースレターの発送準備をしています。
今回の私のコラムでは、春になって感じたことを書いてます、少し先行して以下に転載しておきます。
***ここから転載***
すみれ便り2015.3月号

待ちに待った春の訪れです。

一昨年から少しくらい健康に留意しようと思い立ち、毎日5分間の筋トレと、1週間に一度のランニングを始めてから、徐々に体重が減り始めて、気がついたら一番体重が重たかった時に比べて15kgも痩せてしまい、今年の冬の寒さは特別骨身に沁みました。

暖かいことって、なんて幸せなんだろう、なんて感じている今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今年は花粉と黄砂に増して中国からの大気汚染物質も風に乗って運ばれているとのことで、体調を崩されている方も多い様です、外出の際は気をつけて対策を講じ、ご自愛頂ければと思います。

春になり、寒かった時に比べて大きく変化することがいくつかあると思いますが、私が一番実感しているのは毎日の掃除です。

すみれでは毎朝朝礼の後、社員全員で社屋の掃除をする習慣があります。

バケツに水を張り、雑巾を絞って拭き掃除を行うのですが、その水の冷たさが緩んだだけでずいぶん掃除が楽しいものに変わりました。毎日おなじ事をするのに、気温が高いだけで、こんなにもやる気がモリモリと出るものだ、と我ながら感心してしまいます。(笑)

2010年から取り組んでいるこの掃除の習慣も6年目を迎え、ずいぶん定着し、自然に行えるようになりましたが、おなじ事を繰り返し続けるとだんだん慣れと共にマンネリ化するようになって来ます。

新鮮名気持ちで継続するには常に何らかの刺激が必要という事で、今年は皆で掃除の時間短縮に取り組んでおりますが、やっぱり忘れてはならないのは何の為に掃除をするのか?という本質的な意味と、それによってもたらされるべき効果ですね。

最近、とあるコラムでトイレ掃除の間接的な効能について分かりやすくまとめたものを見つけたのでご紹介したいと思います。

企業向けに書かれたものですが、家庭でも当てはまることは多いのではないかと思います。

1、リーダーの仕事や会社への思い入れの強さを職場の人々に知ってもらう。

2、人がいやがる仕事でもやっているうちにやりがいを見いだす事が出来る。

3、職場や会社への愛着を高める。

4、トイレを使う人への効果。

5、沈思黙考の効果。

6、効果がはっきりしている活動は誰でもする気になる。効果がはっきりしなくても、それに真剣に取り組もうとする経営者の姿勢が多くの人々の心を打つのである。それに取り組み始めた人々も、報いられないと思っていた活動に取り組むことの清々しさにきづくのである。

私個人としては、沈思黙考の時間というのがぴったりと来ましたが、誰も見ていないトイレ掃除には人としての在り方を磨く要素があると再確認した次第です。

一年で一番掃除が気持ちいい季節ということで、張り切って会社も自宅もトイレをピカピカにしたいと思います。

皆様も是非どうぞ。

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